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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 6851-6900
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METAL CHURCH-The Weight of the World ★★ (2007-02-17 01:37:00)
前作『MASTERPEACE』発表後に早くもオリジナル・ライナップが崩壊。残ったカート・ヴァンダフーフ(G)と
カーク・アーリントン(Ds)が新メンバーを補充する事で何とかバンドの体制を立て直し、
'04年になって漸く発表された仕切り直しの7thアルバム。(実質は再々結成アルバムか?)
新たに加入したVoの歌唱は、デヴィッド・ウェインやマイク・ハウに比べると今ひとつパンチに欠けるものの、
取り敢えず、このバンドには似合いの声質の持ち主なので、聴いていて違和感は全くない。
そうしたメンバー・チェンジによって(主にカートが)気持ち的に若返ったのか、全体的に溌剌とした雰囲気が
漂っていているのが本作の大きな特徴で、前作に比べるとメロディの「押し」が少々弱い気がしないでもないが、
(①なんて元気になり過ぎて「躁」状態に入っちゃってます)、哀愁を帯びたサビ
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ASSASSIN-The Upcoming Terror-Assassin ★★ (2007-02-17 01:17:20)
叙情的なアコギに始まり、
ドラマチックに盛り上がっていくASSASSINのテーマ・ソング。
「戦え!アサシン!」「行け!アサシン!」「殺れ!アサシン!」
という、70年代のロボット・アニメみたいなサビの歌詞が
バカバカしくも最高。
ASSASSIN-The Upcoming Terror ★★ (2007-02-17 01:13:00)
西ドイツはデュッセルドルフ出身の5人組スラッシュ・メタル・バンド、'86年発表の1stアルバム。
ASSASSINといえば、名(迷?)曲“BAKA"を収録した2nd『INTERSTELLER EXPERIENCE』が
スラッシャーの間では有名だけど、このデビュー作だって完成度の高さ…というか、何者にも止められないガムシャラな勢いでは決して負けていない。
音の方は、王道ジャーマン・スラッシュ・メタルとも言える、鋭利なリフ、遮二無二に畳み掛けるリズム、
メロディ無視の濁声絶叫Voが土砂崩れの如く突撃してくるストロング・スタイルで、
その合間を縫うようにピロピロと派手に弾きまくり、要所で印象的なハーモニー・プレイを
キメてみせる、メロディックなツインGが大変素晴しい。
イントロ①に続く高速スラッシュ・チューン②こそは、歌詞のリズムの悪さが気になってイマ
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METAL CHURCH-Masterpeace ★★ (2007-02-15 21:40:00)
いやいや、聴きましょうよ(笑)。'99年発表の6thアルバムにして、待望の復活作・・・の割にイマイチ盛り上がりに欠けたのは、
やはり皆、デヴィッド・ウェインの声の衰えっぷりに「引いて」しまったせいなのか?
まぁ、実際自分も、別人のように落ち込んでしまった彼の声量にはショックを受けたクチなわけだけど、
老いたりとは言えウェインが並以上の実力を有したVoなのは疑いようの無い事実。へヴィ・バラード⑨における
押しと引きを駆使した劇的な歌唱を聴き給えよ、諸君。パワーはともかく、テクニック面での劣化はないので、
今ではもう慣れてしまって普通に聴けるし、そして何より、今作も収録曲のクオリティは十分高い(ように思う)。
軽快に疾走するリズムに、憂いを帯びたキャッチーな歌メロとツインGが乗っかる名曲②、アコギとメロトロンの音色が
哀愁を演出する③、中期以降のME
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EPIDEMIC-Decameron ★★ (2007-02-14 21:54:00)
サンフランシスコ出身の5人組スラッシャー、'92年発表の1stアルバム。
続く2nd『EXIT PARADISE』では、もろ当時の流行から影響を受けたと思しきヘヴィ・サウンドを披露して
壮絶にズッコケさせてくれた彼らだが、このデビュー作の時点では、ベイエリア・スラッシュならではの
キャッチーさとは無縁の、ひたすらスピーディでバイオレントな剃刀の如きスラッシュ・メタルを展開。
時に、そのスピードはデス・メタルの領域にまで達する勢いだが、曲中に巧みに織り込まれた
リフ/リズム・チェンジでしっかりと緩急が演出されているため、楽曲が一本調子に陥る事は無い。
手数の異様に多いDsに引っ張られる形で、ダイナミックに疾走する①④⑧⑨⑩⑪といった
高速スラッシュ・チューンの数々には、謹んで「倍速化したSLAYER」の称号を進呈したい。
曲のテンションを効果
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RISK ★★ (2007-02-14 21:43:00)
70年代に活躍したロック・バンド、FAITHFUL BREATHを前身にドイツで結成。
'88年に1st『THE DAILY HORROR NEWS』でアルバム・デビューを果たす。
'89年に2nd『HELL'S ANIMALS』'90年に3rd『DIRTY SURFACE』、'92年に4th『THE REBORN』を発表と
順調に活動を続けるも、モダン・へヴィネス勢から大きな影響を受けたと思しき
5th『TURPITUDE』で派手にズッコケて、その後は消息不明に。
日本では最後まで地味な存在だった彼らだが、その男臭く勇壮なパワー/スラッシュ・サウンドは、
勢いだけに頼る事無く、ベテランらしい小技が効かせてあったりと、聴き応え十分。
再評価を望みたいところです。
METAL CHURCH-Hanging in the Balance ★★ (2007-02-13 19:58:00)
メジャー・レーベルからドロップアウトし、まさにタイトル通り崖っぷちの状況下で'93年に発表された5thアルバム。
バンドの置かれたシリアスな状況が全く伝わって来ないジャケは酷いが、前作『THE HUMAN FACTOR』の作風を
順当に受け継いだ内容の方は相変わらず素晴しい。本作は『THE HUMAN~』よりも更にメロディ重視路線へと踏み込んだ感じで、
前作同様、リスナーを一発で虜にするようなキラー・チューンこそ収録されていないものの、
キャッチーなメロディに彩られた楽曲の数々は、聴き込んだ分だけ味の出てくるスルメ・チューン(?)ばかりなり。
個人的には、哀愁を帯びたメロディが心地良く疾走する②、中期METAL CHURCHの得意パターンとでも言うべき
ドラマチックな⑤、広島への原爆投下について歌った起伏に富んだ大作⑦、「爽やか」とさえ
表現でき
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REVEREND-Live ★★ (2007-02-12 21:44:00)
ざっとクレジットに目を通しても、何時/何処で収録された音源なのかサッパリ分からない、実も蓋もないタイトルを付けられた'92年発表のライブEP。
デビューEP『REVEREND』から1曲、1st『WORLD WON'T MISS YOU』から3曲、2nd『PLAY GOD』から2曲からなる構成で、概ね納得のいく選曲、良好な客の反応、タイトなバンドの演奏と、いずれの要素も上々で聴き応えは十分。特に、ライブと言えども全く安定感を失わないデヴィッド・ウェインのド迫力のVoパフォーマンスは圧巻です。
ただ、それだけに全6曲、収録時間にして僅か30分弱という内容には物足りなさが残るし、「2、3曲、METAL CHURCH時代の楽曲を収録してくれても良かったんじゃないの?」と文句の1つも付けたくなるのが人情というもの。
まぁ、それもこれも本作が良く出来ているからこそ、なんですが。
THE COMPANY-The Company ★★ (2007-02-12 20:19:00)
HEATHEN消滅後、アメリカのシーンに見切りを付け、ドイツへと渡ったダグ・ピアシーが
地元ミュージシャン達と結成したスラッシュ・メタル・バンド、'95年発表の1stアルバム。
スピーディでメロディアスでドラマチックというHEATHEN的な楽曲を期待すると、叙情性やドラマ性が後退して、
よりアグレッションが強調された感じの作風に肩透かしを食らうのは確実。
リフ&リズムのへヴィさや、マッチョな声質のVoからはモダンな雰囲気も強く漂い、似たり寄ったりの
テンポの楽曲が続く中盤の中弛みっぷりには、「やっぱりHEATHENの要はリー・アルタスだったのね・・・」
と、溜息の1つも吐きたくなるというのが正直なところ。(ダグの流麗なGプレイは随所で確認出来るんだけどね)
しかし、序盤と終盤に配されたスピード・チューンの数々・・・、特に、SE①を経てスラッシーに
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WILD DOGS-Reign of Terror ★★ (2007-02-12 17:00:00)
名手ディーン・カストロノヴォ(DS)が在籍していた事で知られる、LA出身の4人組パワー・メタル・バンド、'87年発表の3rdアルバム。
JUDAS PRIESTを彷彿とさせる劇的なリフが荒々しく疾走する楽曲の数々は、「これぞメタル!」と
思わずガッツポーズ取りたくなる程のカッコ良さに満ち溢れていて最高なのだが、そうした楽曲にキビキビとした
タイトさを付与しているのが、ディーン・カストロノヴォのダイナミックなドラム・プレイ。
手数足数の多さだけでなく、重さとキレをも兼ね備えた彼のドラミングは非常に強力で、しかも、こうしたパワー・プレイを
楽々とこなす一方、現在ではJOURNEYみたいな産業ロック・バンドで、押しと引きを心得た味わい深さを感じさせる
ドラミングを披露しているのだから、この人は本当に凄いドラマーだよなぁ、と。(ついでに歌もメチャ上手いと来たも
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SAVAGE-Loose 'n Lethal-Let It Loose ★★★ (2007-02-11 02:00:24)
ささくれ立ったリフといい、がむしゃらな疾走感といい、
ハイパーに歌いまくるヘタウマVoといい、
「元祖スラッシュ・メタル」的な迫力に満ち溢れた名曲。
天然ボケ的に到達してしまった、
強烈なサウンド・プロダクションも大きな魅力。
SAVAGE-Loose 'n Lethal ★★ (2007-02-11 01:46:00)
イギリスはマンスフィールド出身の4人組N.W.O.B.H.M.バンド、'83年発表の1stアルバム。
とにかく本作は名曲①に尽きる。強烈に歪みまくった(劣悪だが)ド迫力のサウンド・プロダクションのもと、
ささくれ立ったGリフと、がむしゃらに疾走するリズム、そしてハイテンションで歌いまくるヘタウマVoとが
一丸となって突進する様は、あのMETALLICAが初期のライブで頻繁にカヴァーしていたという逸話も納得の、
ハイパーなエネルギーに満ち溢れている。スラッシュ・メタル誕生に大きく貢献したとされるのも頷ける、全スラッシャー必聴の名曲だ。
その①以外の楽曲は、シンプルなロック・チューンが並んでいて拍子抜けしたりもするのだが
(リフのアイデアとGのメロディ・センスは悪くない)、とにかく①のためだけにでも本作は聴くべし。
↑で別の方が仰っている通り、メタル
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UNITED-Bloody but Unbowed-Sniper ★★★ (2007-02-09 23:43:41)
デビュー作のOPを飾る疾走チューン。
スラッシュ・メタルと言うよりはパワー・メタリックな楽曲で、
勇壮なリフ、ちゃんとメロディをなぞって歌うVo、
そして劇的なツイン・リード・ギターが堪らなくカッコイイ。
彼らが如何にJUDAS PRIESTから強い影響を受けていたか、
この名曲を聞くと良く分かる。バンド名は伊達じゃない。
UNITED-Bloody but Unbowed ★★ (2007-02-09 23:37:00)
インディーズのHOWLING BULLから、'90年に発表された1stアルバム。
HOWLING BULLが最初に扱ったアルバムでもある本作は(バンドのメジャー・デビューに伴い、現在は廃盤)、
UNITEDの全アルバム中、最もオーソドックスなスラッシュ・メタルが堪能できる1枚で、
現在の彼らの過激なサウンドに慣れ親しんだファンには、少々物足りなく聴こえるかもしれないが、
①⑤⑥⑧を筆頭に、小気味良い疾走感とキャッチーなリフ、そして構築美を
感じさせるツイン・リード・ギターに彩られた楽曲の数々は、理屈抜きにカッコイイ。
特に、アルバムのOPを飾るスピード・チューン①は、勇壮なリフといい、ちゃんとメロディをなぞって歌うVoといい、
JUDAS PRIESTばりの劇的な高揚感を湛えたツイン・リードといい、ここでしか聴く事の出来ないタイプの名曲。必聴。
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FORTE-Rise Above-Forgiven ★★★ (2007-02-08 21:37:22)
どっしりとした重量感溢れる前半から、
メロディアスなGソロを経て、後半の疾走パートへ・・・という
FORTEの得意パターンを高次元で実践してみせた名曲中の名曲。
楽曲全編を貫く、胸に突き刺さってくるかのような
哀愁を帯びたメロディが絶品。
個人的に、FORTEの楽曲ではこれがベスト1。
FORTE-Rise Above ★★ (2007-02-08 21:29:00)
このバンドには珍しく、メンバー・チェンジなしで'99年に発表された4thアルバム。
(世紀末を記念して、イントロに『ターミネーター2』のスコアを配した③のような楽曲を収録)
前作『DESTRUCTIVE』で感じられた迷いを完全に吹っ切ったのか、今回はのっけから、まるで開き直ったかのように
エンジン全開。過去最高にも思えるサウンド・プロダクションのもと、気持ち良いぐらいザクザクと刻まれるリフ、
強靭なリズム隊、シャウト多用の前作から一転、実力をフルに発揮して歌いまくるVoとが一丸となって
アルバム全編をパワフルに疾走しまくる様は、ひたすらに爽快。1st『STRANGER THAN FICTION』以来の
ピュア・パワー/スラッシュ・メタル・アルバムに仕上がっていて、個人的には嬉しい限り。
特に、メロディをしっかりと聴かせる前半~泣きの入ったGソロ~
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FORTE-Destructive ★★ (2007-02-08 21:10:00)
再びVoにメンバー・チェンジが発生。更に前2作で味のあるBプレイを披露していたオリジナル・メンバーの
レヴ・ジェイムズまで脱退するというトラブルを乗り越えて、'97年に発表された3rdアルバム。
沈黙を余儀なくされた3年間で相当フラストレーションが溜まったのか、本作にはかなり殺伐とした空気が
充満していて、無機的な音作り、重くダークなGリフ、うねりの入ったリズム、歌い上げよりも
シャウトに重点を置いたVoの歌唱・・・と、これまで以上に「怒り」の感情が前面に押し出された作風。
正直、90年代型モダン・メタルからの影響が伺えるスピード/へヴィ・チューンの数々は冴えない印象なれど(②は良い曲)、
代わりに突出しているのが、KeyとメロウなBの隠し味が効いてる⑤や、力強く盛り上がっていく⑧といった、
泣きの入ったバラード・ナンバーの完成度。また、前半の叙
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FORTE-Division ★★ (2007-02-07 21:49:00)
日本デビュー作となった、'94年発表の2ndアルバム。Voにメンバー・チェンジが起きているが、
新Voも前任者同様、しっかりと歌えるタイプなので、大勢には全く影響なし。
デビュー作よりも、更にアグレッシブさが強調された印象の本作が発表された'94年と言えば、
アメリカではモダン・へヴィネスが猛威を振るい始めていた時期。重さを増したリフ・ワークや、
グルーヴィなノリが散見されるリズム面等、その影響は本作にも確かに影を落としてはいるものの、
多少、上っ面の装飾に変化があろうとも、核となるスコット兄弟の曲作りの方向性にブレはない。
スラッシーな疾走感と、メロディの質の高さは相変わらず健在なり。
①②こそモダン・へヴィネス路線の楽曲ゆえ掴みとしては物足りないが、ジェフ・スコットの
メロディックなGソロをフィーチュアした③以降は、タイト且つパワフルな
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FORTE-Stranger Than Fiction-Stranger Than Fiction ★★ (2007-02-07 21:11:30)
イントロのリフを聴いた時点で名曲と分かってしまう
アルバムのタイトル・トラック。
疾走するリフ&リズムに乗って歌われる雄々しい歌メロは、
ジャーマン・メロディック・パワー・メタルのそれを思わせる。
うっすら流れるKeyと弾けるBの隠し味も効いた、
1stアルバムにしか収録されていないタイプの名曲。
FORTE-Stranger Than Fiction ★★ (2007-02-07 20:58:00)
ジェフ(G)とグレッグ(Ds)のスコット兄弟が中心となって、オクラホマ州で結成された
4人組パワー/スラッシュ・メタル・バンド、'92年発表の1stアルバム。
2nd『DIVISION』以降は、幾らかモダンさも感じさせる音楽性へとシフトしていった彼らだが、
このデビュー作の時点では、微笑ましいぐらい混じりっ気なしのピュア・パワー/スラッシュ・サウンドを実践。
アルバム全編を貫くパワフルな疾走感と、そこからもたらされる爽快感の大きさにかけては、
FORTEの作品史上、最高と言えるのではないだろうか。
そのクオリティの高さを支えるのが、アグレッシブにもメロウにも歌えるVoと、ツボを突いたプレイを聴かせるGの存在。
また、随所で印象的なフレーズを閃かせるアクティブなBの活躍も、アルバムの完成度の底上げに大きく貢献している。
聴き始めこそ①のGリフ
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HOLY MOSES-Disorder of the Order-Disorder of the Order ★★ (2007-02-07 20:06:08)
リズミカル且つキャッチーなリフがクセになる
8thアルバムのタイトル・トラック。
ゴリゴリのスラッシュ・チューンだけでなく、
こういう印象的なメロディを持った楽曲も作れる点が
アンディ・クラッセンの凄いところ。
ANACRUSIS-Screams and Whispers ★★ (2007-02-06 21:48:00)
アメリカはミズーリ州出身の4人組スラッシュ・メタル・バンド、'93年発表の4thアルバム。
アグレッシブなリフの刻みや、時折炸裂する猛烈な疾走感に嘗ての面影を残しつつも、
ここでは、独特の浮遊感を湛えたプログレッシブ・ロック風の曲調といい、親しみ易い歌メロを歌い上げたかと思えば、
次の瞬間にはスラッシーなシャウトを響かせるVoといい、安易なジャンル分けを拒否する摩訶不思議なサウンドを展開。
同じミズーリ出身のバンド、AWFUL TRUTH(後のGALACTIC COWBOYS)を、
更にアグレッシブにした感じのサウンド・・・と言えば分かり易いだろうか。
この捉え所のなさに反して、焦点のボケや散漫さが全く感じられないのは、アルバム全編に溢れる
哀感を帯びたメロディが非常に魅力的だから。特に、変幻自在のVo、テクニカル且つメロディアスなツインG、
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ICED EARTH-Burnt Offerings-Dante's Inferno ★★★ (2007-02-05 22:51:23)
ICED EARTHの楽曲は、長ければ長いほど
(もしくは短ければ短いほど)クオリティが上がっていく
傾向が見られるのだが、この深遠かつドラマチック、
十数分という長さを全く気にさせない大作は、その代表格。
序曲的に配置された小曲“THE PIERRED SPIRIT"(これまた名曲)
とセットでお楽しみください。
ICED EARTH-Night of the Stormrider-Angels Holocaust ★★★ (2007-02-05 22:44:28)
やはりICED EARTHと言えばこの曲。
その他の2ndアルバム収録曲も何れも高いクオリティを誇るが、
この超名曲(特にイントロ)のインパクトの前には
霞んでしまう・・・というのが実際のところ。
SADUS-Chemical Exposure ★★ (2007-02-05 21:51:00)
「ベースを抱いた渡り鳥」こと、名手スティーヴ・ディジョルジオが在籍していた事で知られる、
サンフランシスコ出身の5人組スラッシュ・メタル・バンド、'88年発表の1stアルバム。
個人的にSADUSの最高傑作は3rd『A VISIONS OF MISERY』だと思っているのだが、緩急の効いた
ダイナミックなスラッシュ・メタル・アルバムに仕上がっていた『A VISIONS~』に比べると、
本作は如何にもデビュー作らしい荒々しさに彩られた、徹頭徹尾ハイテンションに飛ばしまくる「スピード命!」な内容。
緩急の「か」の字も見当たらないアッパーな姿勢は好印象ながら、②を除く楽曲に強烈な個性が乏しいため(平均クオリティは高い)、
途中で今聴いてるのが何曲目なのか見失ってしまったりもするのだけど(笑)、その辺を差し引いても、
この前のめり感はかなり爽快でクセにな
…続き
WRATHCHILD AMERICA-3-D-Spy ★★ (2007-02-04 21:27:11)
60年代スパイ映画のスコアっぽいノリを持った異色曲ながら
非常にカッコ良く仕上げられている。
聴いてると、指を鳴らしながら勝手に身体が動き出します。
UNITED-Human Zoo-Violence Jack ★★★ (2007-02-04 21:23:37)
2nd『HUMAN ZOO』のOPを飾る高速スラッシュ・チューン。
突っ走るリフのカッコ良さも然ることながら、
インスト・パートで華麗に炸裂する
ツイン・リードの劇的さ加減が辛抱たまらん。
UNITEDでは、この曲が一番好きだな。
SACRIFICE (CANADA)-Soldiers of Misfortune-In Defiance ★★ (2007-02-04 21:18:42)
強烈なリフと疾走感を併せ持つ、
3rd『SOLDIERS OF MISFORTUNE』のハイライト・チューン。
特に、突っ走るDsが気持ち良い事この上なし。
METAL CHURCH-Blessing in Disguise-Fake Healer ★★★ (2007-02-04 21:04:39)
どなたか、この曲のリフを「水戸黄門」に例えている方が
いましたが、上手い!(笑)本当にそんな感じ。
3rd『BLESSING IN DISGUISE』は、マイク・ハウの加入で
曲作りの方向性に変化が見え始めていたが、この曲に関しては
初期の頃を彷彿とさせる、緊張感とヘヴィネスを備えた名曲。
SABBAT (日本)-Evoke ★★ (2007-02-03 19:39:00)
SABBATはSABBATでも、英国ではなく日本は三重県出身のSABBATが'92年に発表した・・・
何枚目のフル・アルバムになるのでしょうか?2枚目ぐらいかな?
個人的にSABBAT初体験がこのアルバムだったという思い入れを抜きにしても、非常に高い完成度を誇る1枚で、
トゥルー・メタル路線への接近も感じられる最近作とは異なり、重く禍々しいリフといい、
邪悪な雰囲気がプンプン漂ってくる楽曲といい、トーマス・G・フィッシャーばりのデス声Voといい、
ここでの彼らは完全にデス/ブラック・メタル路線を(ブラストこそ炸裂しないものの)2ビート主体で突っ走っている。
それでいて、アコギや和音階、ノーマルVoとデス声の対比等を用いて、時に荘厳さすら醸し出す曲展開は丁寧に練り込まれ、
リフやメロディ、ツイン・リードには欧州HMに由来するドラマ性や湿り気がタップ
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LAAZ ROCKIT-Know Your Enemy ★★ (2007-02-03 00:54:00)
サンフランシスコのクランチ軍団が'87年に発表した3rdアルバム。上り調子のバンドの勢いが如実に反映された1枚で、
次作『ANNIHILATION PRINCIPLE』と並んで、LAAZ ROCKITの最高傑作に推すファンも多い力作。
その『ANNIHILATION~』がベイエリア・スラッシュ・メタルの王道を行く内容だったのに対し、
本作はメロディ重視の作風で、リフにしろ、歌メロにしろ、流麗なツイン・リードGにしろ、
ヨーロッパ風味の哀愁や湿り気が多分に含まれていて、叙情的に始まり劇的な盛り上がりをみせる
名曲中の名曲④を筆頭に、パワーで圧倒するのではなく、よりメロディを聴かせようとする姿勢が感じられる。
とは言え、前2作に比べれば格段にスラッシュ・メタル度が高まっているのも間違いないのない事実で、
特に、イントロの「これぞLAAZ ROCKIT
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SKYCLAD-The Wayward Sons of Mother Earth ★★ (2007-02-01 22:43:00)
SKYCLADのアルバムは、3rd『JOHNA'S ARK』以降のモノしか聴いた事がなかったので、後追いで本作('91年発表の1st)を
聴いた時には、疾走チューン①⑦や、バンドのテーマ曲とでも言うべき⑧といった楽曲を筆頭に、
「元々はこんなにスラッシュ色の強いバンドだったのか」と、かなり驚かされた。
何しろマーティン・ウォルキーアの吐き捨て型Voが、全く違和感なくハマっているのだから、
本作のスラッシュ・メタル度の高さが分かろうと言うもの。
バンドのトレードマークである筈のフィドルも、ここではほんの味付け程度の扱いで、代わりにその穴を埋める
ハジけっぷりをみせるのが、スティーブ・ラムゼイの正統派HMテイストを色濃く漂わせたメロディックなG。
特に、リフが走り始めた瞬間にガッチリと掴まれる名曲⑤で聴く事の出来るGプレイは最高に素晴しい。
ま
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HOLY MOSES-World Chaos-Diabolic Plot ★★ (2007-01-31 20:23:12)
ブンブンと唸りを上げるBが印象的な、骨太なミドル・チューン。
スラッシュ・メタル・バンドとしての攻撃性が強調されていく
4th以降、アンディ・クラッセンのGプレイからは
急速に「湿り気」が失われていくのだが、この曲で聴けるソロには
まだ「艶」が感じられ印象に残る。
EXUMER-Rising From the Sea ★★ (2007-01-31 20:16:00)
ドイツ出身の4人組スラッシャーが、'87年に発表した2ndアルバム。
正直な話、アルバム前半は冴えない内容。キレに欠ける演奏で聴かされる楽曲はフックに乏しく、
声質は迫力十分ながら一本調子なパフォーマンスのVoの存在と相俟って、どの曲も似たり寄ったりに聴こえてしまう。
ミドル・パートを組み込んで楽曲に緩急を演出しようとする姿勢は買えるのだが、それが単に
「かったるい」だけの印象で終わってちゃ拙いだろ、と。Gソロの魅力不足も如何ともし難し。
ところが、エンディングに叙情味を持ち込み「おや?」とさせられる⑥辺りから空気が変わり始め、
ハイテンションに突っ走る⑦、ジェットコースターの如くアップダウンを繰り返す⑧、
バイオレントな高速スラッシュ・チューン⑨、本編ラストを激烈に締める⑩・・・と、アルバム後半には
それまでの失点を取り戻すかのようにテン
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WRATHCHILD AMERICA-3-D ★★ (2007-01-30 22:12:00)
デビュー作『CLIMBIN' THE WALLS』は、一風変わったスラッシュ・メタルを聴かせてくれる、なかなかの力作だったが、
'91年発表の本作(2nd)では、その「一風変わった」部分を更に強調。残念ながらスラッシーな勢いは
大幅に薄れてしまったものの、しっかりとした歌唱力を備えたVo、芸達者なツインG、軽快なフットワークで
多彩なリズムを叩き出すリズム隊とが一丸となって構築する楽曲の数々は、かなりユニーク。
前作の路線を引き継ぐ①⑧⑪のような高速スラッシュ・チューンも収録されてはいるが、
いずれも曲展開に一筋縄では行かない捻りが加えられているし、何より、このアルバムの魅力を
端的に物語るのは、60年代のスパイ映画のテーマ曲をスラッシュ風に解釈したかのような、
OH!スウィンギン・ロンドン(意味不明)な②や、VICIOUS RUMORS辺りに通
…続き
HOLY MOSES-Queen of Siam-Necropolis ★★ (2007-01-29 22:49:41)
記念すべき1stアルバムのトップを飾る疾走チューン。
ザビーネ・クラッセンの野獣の如き咆哮は圧巻だが、
それでも今聴くと、やはり若さと青さが感じられて微笑ましい。
曲自体も、ウリ・カッシュ加入前ということで、
それほど常識外れの疾走感はなく、
スリリング且つメロディックに斬り込んで来る
アンディ・クラッセンのGと共に、
そこはかとなく正統派HMテイストが漂う。
WRATH-Insane Society ★★ (2007-01-29 21:00:00)
2nd『NOTHING TO FEAR』のプロデュースを、ロニー・モントローズが手掛けた事で知られる、
イリノイ州シカゴ出身の5人組スラッシャー、'90年発表の3rdアルバム。(邦題は『狂気社会』でしたね)
本作以前の作品は未聴なのだが(1度聴いてみたいんだけど、もう何処にも売ってないんだよなぁ)
このアルバムに関して言えば、如何にも'90年代に入って作られたスラッシュ・メタル・アルバムらしく
スピードはググッと控えめにして、パワフルな演奏とメロディを聴かせる事に主眼を置いた、
硬派なパワーメタルといった感じの仕上がり。勿論、疾走曲がなくなってしまったわけじゃないものの、
そのスピードはスラッシュと言うより、正統派HM寄りのそれだ。
本作から加入した新Voが、ダーティながらかなり歌えるタイプというのもパワーメタル化の印象を
強めている要因の
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HOLY MOSES-The New Machine of Liechtenstein-Near Dark ★★★ (2007-01-29 19:58:43)
歌に入る前のイントロの一捻り、アグレッシブ且つキャッチーなリフ、
痛快に疾走するリズム隊、劇的なフレーズを奏でるツインG、
獣性を控えめに、より「聴かせる」歌唱を披露する
ザビーネ・クラッセンのVo(飽くまで姐御にしては、だが)・・・と、
捨て曲なしの3rdアルバムの中にあっても、頭1つ抜き出た完成度を誇る名曲。
SACRED REICH-Surf Nicaragua-Surf Nicaragua ★★ (2007-01-27 22:52:22)
'89年発表のEPのタイトル・トラック。
高速スラッシュ・チューンとしても一級品だが、
インスト・パートでVENTURESの名曲“WIPE OUT"を引用したりと、
このバンドならではの黒いユーモア・センスも光る逸品。
RISK-The Reborn-Last Warning ★★ (2007-01-27 22:47:24)
シタールを取り入れた妖しげな序曲“ARISE"から繋がる、
10分以上に及ぶアルバム随一の大作。
『THE REBORN』は全体的に地味な仕上がりの作品だったが、
アコギや宗教的な男性コーラス、ナレーションを組み込みながら、
長尺を全くダレる事無く聴かせきるこの曲は、掛け値なしの名曲。
特に、過去のどのアルバムよりも
「聴かせる」フレーズを連発するツインGが素晴しい事この上なし。
RISK-Dirty Surfaces-Bury My Heart ★★ (2007-01-27 22:30:42)
スラッシュ・メタル的な疾走感は残しつつも、
リフにしろ歌メロにしろ、もはや曲の構造自体が
メロディアスでパワー・メタル的・・・という、
3rdアルバムのサウンド・スタイルを象徴する名曲。
重厚且つドラマチックな男性コーラスがACCEPTを思わせる。
RISK-Hell's Animals-Russian Nights ★★ (2007-01-27 22:16:39)
荒々しくもしっかりと歌うVoと、メロディアスなリフ、
聴かせるGソロをフィーチュアした、力強く勇壮な1曲。
個人的には、2ndアルバムのハイライト・チューン。
CASBAH-BELIEVE OR BLEED-WORLD KNOW AS HISTORY ★★★ (2007-01-27 21:21:47)
戦車の突進の如き迫力を感じさせるミドル・チューン。
男の哀愁を発散させながら、しっかり「歌う」Voが素晴しい。
Gが奏でる“移民の歌"チックなフレーズも印象的。
『THE CALLING』と『BELIEVE OR BLEED』の2本のデモ・テープに収録されたが、
個人的には『BELIEVE~』バージョンの方がお気に入り。
ちなみに初期音源集『RUSSIAN ROULETTE』で両方を聴く事が可能。
PYRACANDA-Two Sides Of A Coin-Don't Get Infected ★★ (2007-01-27 21:03:40)
ドラマチックなイントロで「掴み」はOK。
アルバム中、最もスラッシュ・メタルらしい1曲。
PYRACANDA-Two Sides Of A Coin-Welcome To Crablouse City ★★★ (2007-01-27 21:01:55)
物憂げなイントロから一転、スラッシーに疾走を開始。
リズム・チェンジを繰り返しながら盛り上がって行き、
その頂点で劇的なツインGが炸裂・・・と、
PYRACANDAというバンドの魅力を
ギュッと凝縮したかのような超名曲。
朗々とした歌メロは、スラッシュ・メタルというより
メロディック・パワー・メタル的かも。
HOBBS' ANGEL OF DEATH-Hobbs' Satan's Crusade ★★ (2007-01-26 23:18:00)
アルバム・デビュー前に製作した2本のデモ・テープ『ANGEL OF DEATH』と『VIRGIN METAL INVASION FROM DOWNUNDER』を
1つにまとめ、デジタル・リマスターを施してCD化した初期音源集。
流石にリマスターしたとはいえ、デモ音源ゆえ音質的には少々厳しい場面も散見されるが、バンドの音楽的方向性は
この頃からハッキリと定まっていて、SLAYERからの影響が色濃く薫る、ダークでスピーディ且つイーヴルな
スラッシュ・サウンドは、音の悪さを差し引いても遥かに余りある、ハイレベルなカッコ良さを誇る。
全11曲中、よりストレートなサウンドを聴かせる①~⑥が『ANGEL~』から、邪悪なドラマ性や荘厳さを
強調した感じの⑦~⑪が『VIRGIN~』からの音源。ここから後に①②③④⑤⑥⑨⑪がデビュー作に
収録される事になるわけで、
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ANTHRAX-Fistful of Metal-Panic ★★★ (2007-01-25 22:28:16)
劇的なツイン・リードに欧州へヴィ・メタルからの影響が色濃く薫る、
『FISTFUL OF METAL』でしか聴く事の出来ないタイプの名曲。
ATROPHY-Socialized Hate ★★ (2007-01-25 22:24:00)
マニアの間でコレクターズ・アイテムと化していた、ATROPHY'88年発表の1stアルバムが、
リマスターを施されて、デジパック仕様で復刻。
同時に再発された'90年発表の2nd『VIOLENT BY NATURE』では、曲調を広げて、聴かせる姿勢を
積極的に打ち出していた彼らだが、このデビュー作の時点では、音作りにせよ楽曲にせよ演奏にせよ、
より刺々しく尖がったスラッシュ・サウンドを展開。
とは言え、スラッシュ・メタル・ブームの絶頂期とでもいうべき時期にリリースされた作品だけに、
ひたすら初期衝動に任せた突進を繰り返すのではなく、アコギを使ってみたり、リフやリズム、曲展開に
一工夫凝らしてみたりと、有象無象のバンド群と差別化を図るべく、試行錯誤を重ねた跡がハッキリと伺える仕上がり。
その甲斐もあってか、しっかりと練り上げられた収録曲の数々
…続き
CORONER-Mental Vortex-Divine Step (Conspectu Mortis) ★★ (2007-01-24 21:34:23)
難解さが薄れ、即効性の高い楽曲が揃った
『MENTAL VORTEX』というアルバムの魅力を
分かり易く伝える名曲。静と動の対比が美しい。
ATROPHY-Socialized Hate-Socialized Hate ★★ (2007-01-24 21:26:35)
アコギによるイントロの時点でグッと掴まれる、
1stアルバムのハイライト・チューン。
正統派テイストの濃いGが非常に良い感じ。
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