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火薬バカ一代さんのページ
火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 701-750
DRIVE,SHE SAID-Drive, She Said
RAMOS-My Many Sides-All Over Now
RAMOS-My Many Sides
ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes-The Crush
ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes-Heaven to Me
ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes-World in Your Eyes
ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes
RETURN-Return-Mr. President
RETURN-Return
DORO-Force Majeure-Angels With Dirty Faces
DORO-Force Majeure
浜田麻里-MAGICAL MYSTERY “MARI” 浜田麻里 LIVE ’85-DON’T CHANGE YOUR MIND〜SE: SO LONG
浜田麻里-MAGICAL MYSTERY “MARI” 浜田麻里 LIVE ’85
MUNICIPAL WASTE-Hazardous Mutation-Terror Shark
MUNICIPAL WASTE-Hazardous Mutation-Unleash the Bastards
MUNICIPAL WASTE-Hazardous Mutation
MUNICIPAL WASTE-Waste ’Em All-Waste ’Em All
MUNICIPAL WASTE-Waste ’Em All
WHEELS OF FIRE-Begin Again-For You
WHEELS OF FIRE-Begin Again
HITTMAN-Vivas Machina-Mercy
HITTMAN-Vivas Machina-Say a Prayer for Me
HITTMAN-Vivas Machina
THREE MAN ARMY-Three Man Army Two-Irving
THREE MAN ARMY-Three Man Army Two-Polecat Woman
THREE MAN ARMY-Three Man Army Two
RICHARD HARRIS-My Boy-Like Father Like Son
RICHARD HARRIS-My Boy
CHRISTOPHER LEE-Charlemagne: The Omens of Death-Massacre of the Saxons
CHRISTOPHER LEE-Charlemagne: The Omens of Death
SWEET-Level Headed-Love Is Like Oxygen (extended version)
SWEET-Level Headed-Fountain
SWEET-Level Headed
HYBRID ICE-Hybrid Ice-Magdelene
HYBRID ICE-Hybrid Ice
3 (Emerson, Berry & Palmer)-...To the Power of Three-Runaway
3 (Emerson, Berry & Palmer)-...To the Power of Three-Chains
3 (Emerson, Berry & Palmer)-...To the Power of Three
TOKYO BLADE-Dark Revolution-See You Down in Hell
TOKYO BLADE-Dark Revolution
LIONVILLE-Magic is Alive-I'll Never Give My Heart Away
LIONVILLE-Magic is Alive-If You Don't Know Me
LIONVILLE-Magic is Alive
ANVIL-Speed of Sound-No Evil
ANVIL-Speed of Sound
PANTERA-Before We Were Cowboys-Power Metal (Live)
PANTERA-Before We Were Cowboys
HEATHEN-Empire of the Blind-A Fine Red Mist
HEATHEN-Empire of the Blind
LIVING DEATH-Worlds Neuroses-Bastard (At the Bus Stop)
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発言している28曲を連続再生 - Youtube



DRIVE,SHE SAID-Drive, She Said ★★★ (2020-12-21 23:20:10)

半世紀近くに亘り活動を続けるアメリカン・メロハー界の良心、マーク・マンゴールド(Key)が、盟友アル・フレッチ(Vo)と立ち上げたプロジェクト、最早マークのライフ・ワークとさえ言えそうな(の割に余り評価がパッとしないのが痛し痒し)なDRIVE, SHE SAID。本作は彼らが'89年にCBS傘下のIMAGINE RECORDSからリリースしたデビュー・アルバムで、プロデュースはマーク本人が担当。幾つかの楽曲ではアルド・ノヴァの名前も共同プロデューサーとしてクレジットされ、またボブ・キューリックやフィオナ、トニー・ブルーノ、ケニー・アーロンソンらをゲストに迎えレコーディングが行われています。
ここで聴けるのは、「TOUCHがアルバム1枚きりで解散せず、80年代も作品リリースを重ねていたら、多分こんな音を出すようになってたんじゃなかろうか?」と思わされる、ポップで洗練されたメロハー・サ
…続き

RAMOS-My Many Sides-All Over Now ★★★ (2020-12-18 00:53:27)

ブルージーな色合いが強いアルバムの中にあって
アルバムの終盤を〆るこの曲は爽快な曲調にキャッチーな
コーラス、それにジョー・レッタの熱いVoとが相俟って
80年代ポップ・メタル的な味わいを感じさせてくれます。

RAMOS-My Many Sides ★★★ (2020-12-17 01:05:34)

それこそ肩眉を剃り落して山に篭りそうな勢いで(誤ったイメージ)ひたすらJOURNEY型メロディアスHRサウンドを求道し続ける「馬鹿よのう…まさにメロハー馬鹿」なギタリスト、ジョシュ・ラモス。RAMOS名義では『LIVING IN THE LIGHT』(’03年)以来、実に17年ぶりとなる、’20年発表の2ndソロ・アルバムがこちら。
トニー・ハーネル、ダニー・ヴォーン、エリック・マーティン、トニー・ミルズ…著名な実力派シンガー勢をゲストに迎えてレコーディングされている本作でも、当然JOURNEY路線のメロハー・サウンドが聴けるものとばかり思っていましたが、意表を突いて本編の幕開けを飾るのは、イントロからGが派手に弾きまくられ(そもそもSHRAPNELからデビューを飾った人なのでテクニックは十分)、70年代HRばりの豪快さを伴って繰り出される①。アルバム全体としても所謂クラシック・ロ
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ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes-The Crush ★★★ (2020-12-16 00:56:48)

ポジティブなフィーリングを振りまきながら
軽快に駆け抜けていく、これまたジョシュ・ラモス節全開の
爽快なロック・チューン。(ロバート・フライシュマンとの共作)
ニール・ショーン直系の歌心に溢れたGプレイにも耳を惹かれるものあり。

ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes-Heaven to Me ★★★ (2020-12-16 00:51:33)

JOURNEY躍進の切っ掛けとなった、彼らの初期の名曲の幾つかに
共作者として名を連ねているロバート・フライシュマンの
作曲術が冴える哀メロ・チューン。抒情的な導入部から
テンポアップして清涼感を増していく曲展開が秀逸。
要所で飛び出す往時を思わすハイトーンも良いアクセントになっています。

ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes-World in Your Eyes ★★★ (2020-12-16 00:45:18)

アルバムの幕開け役に相応しいハードエッジと
軽快な疾走感を伴ったOPナンバー。
サビメロの爽やかで伸びやかなメロディ展開は
まさしくジョシュ・ラモスの仕事ですなぁと。

ROBERT FLEISCHMAN-World in Your Eyes ★★★ (2020-12-14 23:51:03)

正式加入寸前でJOURNEYフロントマンの座をスティーヴ・ペリーにかっ攫われてしまったロバート・フライシュマン(Vo)。実力はありながらも運に恵まれず90年代は裏方稼業に活動の軸足を移していた彼氏が本家JOURNEY作品のリリースも手掛けているFRONTIERS RECORDSと契約を結び、20数年ぶりに発表した2ndソロ(プロデュースはケリー・ハンセンが担当)。
JOURNEYのヒット曲“お気に召すまま”や名曲“WINDS OF MARCH”に共作者として名を残す等、自身も確かな曲作りの才を有しているのに加えて、本作を語る上で外せないのがジョシュ・ラモス(G)の参戦ですよ。JOURNEYに入り損ねたシンガーと、ことあるごとにJOURNEY愛を詳らかに表明してきたギタリスト、この座組を実現させた時点で本作の勝ちは決まったと。事実、清涼感溢れるコーラスが秀逸なOPナンバー①、ハイトー
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RETURN-Return-Mr. President ★★★ (2020-12-11 00:23:58)

ピアノ好きとしては、物悲し気なピアノのイントロだけで
グッと掴まれてしまいます。寒色のヴァースから
暖色のコーラスへと転じるメロディの移調も絶妙です。
ハスキーなVoの声質もあって初期ミカエル・アンダーソンを
彷彿とさせる哀愁のメロハーの名曲。

RETURN-Return ★★★ (2020-12-09 23:24:18)

これまでリリースしたカタログを悉くヒット・チャート上位に送り込み、本国ノルウェーではトップ・バンドとして確固たる地位を築き上げたRETURN。5th『V』(’92年)を最後に活動を停止していた彼らの再始動となった'05年発表の6thアルバム。
前作『V』では、HR/HMで括ることに若干の躊躇を覚えなくもないアコースティカルなサウンドを聴かせた彼らですが、ブリットポップ風の疾走ナンバーまであったりする今作では(当時のシーンの趨勢もあってか)、だいぶHR色を回復させたサウンドを披露。かといって、安易にダーク&ヘヴィな流行におもねるような真似はせず、あくまでRETURNならではの悲哀に満ちたメロディの魅力はしっかりとキープされ続けています。
抒情味を増幅するハスキー・ボイスという、往時の個性がここでも健在なシンガーの歌唱が映える、重厚にして物憂げなOPナンバー①、雪の夜に灯された暖
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DORO-Force Majeure-Angels With Dirty Faces ★★★ (2020-12-08 23:48:48)

ハードロックのエッジを効かせて躍動する曲調に
ドロがパワフルに歌い上げるキャッチーなメロディが彩りを添える、
硬軟のバランスに優れたメロディック・ロック・ナンバー。
この路線であと1、2枚は聴いてみたかった。

DORO-Force Majeure ★★★ (2020-12-08 00:22:44)

ドロ・ペッシュというと、個人的には今でも「元WARLOCK」の肩書で語ってしまいがちなのですが、既にソロとしての活動期間の方が圧倒的に長い彼女にしてみりゃ「いつまで過去のこと引き摺ってんのさ」ってなもんじゃないでしょうか。
‘89年発表の本作は、マネージャーとのトラブルが原因でWARLOCKというバンド名が使用できなくなったため、初めて「DORO」名義でリリースされた記念すべき1枚で、レコーディングはニューヨークで行われ、バックに名の知れたアメリカ人ミュージシャンを起用(ドラマーはボブ・ロンディネリ)。いきなりPROCOL HARUMの名曲“青い影”のカヴァーで幕が上がる意表を突いた本編の構成等、このアルバムが「ドロ・ペッシュというソロ・アーティスト」の作品であることをガッツリ主張する仕上がりとなっています。
彼女の歌を主役に据え、欧州的な暗さを排してすっきり垢抜けたアレンジ
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浜田麻里-MAGICAL MYSTERY “MARI” 浜田麻里 LIVE ’85-DON’T CHANGE YOUR MIND〜SE: SO LONG ★★★ (2020-12-03 23:55:21)

スタジオ・バージョンも十分凄いのですが、
この時期のライブ・バージョンもまた凄い。
エネルギーが奔流となって溢れ出すような
(それこそ喉手術前のクラウス・マイネばりに)
尻上がりにパワーを増していく歌いっぷりに圧倒されます。

浜田麻里-MAGICAL MYSTERY “MARI” 浜田麻里 LIVE ’85 ★★★ (2020-12-03 00:21:10)

4th『RAINBOW DREAM』発表後、浜田麻里が’85年に行った初の全国ツアーの中から、中野サンプラザと大阪厚生年金会館でのライブの模様を収録する実況録音盤。
セットリストは、1stから3曲、2ndから1曲、3rdから2曲、4thから2曲(うち1曲は映画『ベスト・キッド』主題歌“MOMENT OF THE TRUTH”のカヴァー)という全8曲からなる構成で、初期HM時代を総括するベスト盤としての機能も果たしています。
ブックレットに記載がないので、イントロのアカペラから見事なコーラスを披露する妹さん以外、バック・バンドのメンバー名が不明なのは残念ながら(同タイトルのビデオの方だと分かるのかな)、演奏はすこぶるタイト。そしてやはり、なんといっても本編のヒロインたる浜田麻里嬢の歌声が絶品で、CDでは凄いけど生歌聴いたらガッカリなんてのはよくある話ですが、彼女は完全に別格。現
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MUNICIPAL WASTE-Hazardous Mutation-Terror Shark ★★★ (2020-12-02 01:01:41)

2ndアルバムにおいてメタル度数の高さでは
“UNLEASH THE BASTARD”とタメを張る
本編後半のハイライト・ナンバー。
ここでもダブルで録られたGの奏でるメロディが
硬質且つタイトに畳み掛ける曲調に
勇壮なアクセントを加えてくれています。

MUNICIPAL WASTE-Hazardous Mutation-Unleash the Bastards ★★★ (2020-12-02 00:54:13)

JUDAS PRIESTの『UNLEASHED IN THE EAST』を思わす
タイトル通り、2ndアルバムの中でも1、2を争う
メタル度数の高さで2分間を突っ走る名曲。
Gが奏でる勇壮なメロディも耳に残ります。

MUNICIPAL WASTE-Hazardous Mutation ★★★ (2020-12-01 00:07:41)

METALLICAリスペクトなタイトルが冠された1stフル『WEATE EM ALL』が評判を呼び、英国エクストリーム・ミュージックの老舗レーベルEARACHEとの契約をゲットしたMUNISIPAL WASTEが、'05年に発表した2ndアルバム。
本作から、歴戦の強者たるデイヴ・ウィッテ(Ds)が加入。スパスパと快刀乱麻な彼氏のドラミングを推進剤にして突貫するサウンドは、従来のハードコア/パンク的前のめり感や、思わずグイグイ酒が進むキャッチーな高揚感は堅持しつつ、間断なく刻まれるリフ&リズムは益々切れ味鋭く、ローからハイへ一気に駆け上がる曲展開はダイナミックに…と、これまで以上にヘヴィ・メタリックにビルドアップされています。
モノの数秒で終わってしまうような瞬間風速ナンバーを演る一方で、全体としては楽曲が長尺化。といってもランニング・タイムが1分台から2分台になった程度の差
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MUNICIPAL WASTE-Waste ’Em All-Waste ’Em All ★★★ (2020-11-27 00:38:35)

80年代映画から持ってきたようなイントロに始まり
畳み掛けるVo、前がかりで突進するリズムに鋭利なGリフ、
緩急を飲み込んだ曲展開、そして短いながらもGソロまで
フィーチュアされて、ランニングタイムは1分半ぽっきり。
初期の彼らの魅力を端的に表してくれるアルバム表題曲です。

MUNICIPAL WASTE-Waste ’Em All ★★★ (2020-11-26 00:37:13)

新世代スラッシャーの中でも早い時期から積極的に活動を展開していたヴァージニア州リッチモンド出身4人組、MUNISIPAL WASTEが、数枚のEPの発表やスプリット・アルバムへの参加を経て評判を高めた後、満を持して’03年にSIX WEEKS RECORDSからリリースした1stフル・アルバム。
隠しトラック含めて全16曲を収録し、ランニング・タイムはザックリ短く20分弱。最長でも1分半、中には数秒で終わってしまうような出オチ気味の楽曲まであったりと、彼らのアルバムの中では最も濃厚にショート/シャープ/ショック/なハードコア・テイストが打ち出されています。但し、エッジの立ったリフを細かく刻みまくるGといい、緩急とヘヴィネスを効かさて一気呵成に畳み込んでくるリズムといい、この時点でヘヴィ・メタリックな要素も既にそこここから顔を覗かせており、それがハードコア/パンク系にありがちな「速い
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WHEELS OF FIRE-Begin Again-For You ★★★ (2020-11-24 22:50:51)

ピアノ好きの身としては、ポロポロと奏でられる
ピアノの美しいイントロだけで期待感が高まってしまいますが
哀愁が溢れ出すサビメロの素晴らしさといい、情感迸るGソロといい、
その後のドラマティックな盛り上がりっぷりは
そうしたこちらの性癖(?)にしっかりと応えてくれるものです。

WHEELS OF FIRE-Begin Again ★★★ (2020-11-23 23:49:09)

現WHITESNAKEのミケーレ・ルッピに師事した実力派シンガー、ダヴィデ・バービエリ率いるイタリア出身の5人組HRバンドWHEELS OF FIREが'19年に発表した3rdアルバム。昨年末に帯・解説付の輸入盤がBICKEE MUSICから発売されていたので「年が明けたら買おう」と呑気に構えていたら、それから1~2か月足らずであっという間に廃盤になってしまい慌てましたよ。どう考えても早過ぎるのですが一体どうしたことか。
80年代風味満点の溌剌としたポップ・メタル・アルバムだった1st、より成熟しメロディアスになった2ndときて、本作で披露されているのはちょうど両作の中間ぐらいに位置するメロディック・ロック・サウンド。ポップな中にも哀愁がまぶされたメロディと、この手の音にお似合いの、ちょっと鼻にかかったハイトーンでエネルギッシュに歌いまくるVo、それにコンパクトにまとまった良ソロを
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HITTMAN-Vivas Machina-Mercy ★★★ (2020-11-19 23:47:35)

アルバムの締めに相応しく、豊富なアイデアをブッ込んで
ドラマティックに仕上げられた大作曲。
長尺をダレさせない場面転換多めの曲展開と、多彩な表現力で
それを支えるシンガーの見事な歌唱力に聞き惚れますね。

HITTMAN-Vivas Machina-Say a Prayer for Me ★★★ (2020-11-19 23:42:05)

曲名といい、曲調といい、BON JOVIを意識していることが
ビンビンに伝わってくるメロハー・チューンですが、
ここまで良い曲に仕上げられては文句を言う気も失せるというもの。
本家よりもメロディの湿り気は強めですし、シンガーの確かな歌唱力が
楽曲を歯応えのあるものにしてくれています。

HITTMAN-Vivas Machina ★★★ (2020-11-19 00:11:04)

復活作が評判を呼んでいるニューヨーク出身の5人組が、デビュー作から4年のブランクを経て、’92年にSPV/STEAMHAMMER RECORDSより発表した2ndアルバム。
前作はアメリカのバンドとは思えぬヨーロピアンな風情漂う正統派HMの名作でしたが、プロデューサーにEXTREMEとの仕事で知られるボブ・セント・ジョンを起用した今作では、曲によってはファンキーに跳ねるリズムや、明るくハジけるコーラス・ワークといった、まさしくEXTREMEっぽい要素を導入する等、音楽性が若干拡散。これを「意欲的」と評価するか、「散漫になってしまった」とガッカリするかは聴き手次第といったところでしょうか。
初めて聴いた当時は、印象に残る曲とそうでない曲がハッキリと分かれてしまっている点にテンションが上がりきらず、後者寄りの感想を抱いたりもしましたが、ただ、これまで以上に幅広い表現力を駆使して見
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THREE MAN ARMY-Three Man Army Two-Irving ★★★ (2020-11-17 23:26:19)

どことなくYESの“HEART OF SUNRISE”を思い出したりもする
イントロのマシンガン・リフからしてもろにメタル。
荒れ狂うGに、受けて立つB、緩急の効いた曲展開…
楽器陣の丁々発止の絡みに圧倒されつつ聴き惚れる名曲です。

THREE MAN ARMY-Three Man Army Two-Polecat Woman ★★★ (2020-11-17 23:18:53)

豪快に刻まれるGリフに熱いシャウトといい、
HMのプロトタイプと呼びたくなるハード・ナンバー。
途中から曲の主導権を強引に奪うトニー・ニューマンの
派手なドラミングにも耳を奪われます。

THREE MAN ARMY-Three Man Army Two ★★★ (2020-11-17 01:03:51)

元祖HMギタリストというと真っ先にその名が思い浮かぶアーティストの一人、エイドリアン・ガーヴィッツ(G)が、アメリカからイギリスへ帰国後、兄弟のポール・ガーヴィッツ(B)と共に結成したバンドTHREE MAN ARMY、’72年発表の3rdアルバム。タイトルが『TWO』なのに3rdアルバムとはこれいかに。しかも『3』と名付けられた未発表曲集まで別にあるというのがややこしさに拍車を掛ける。
1stでは複数のセッション・ドラマーが起用されていましたが、今作では(前作同様)名手トニー・ニューマンのみ起用。その効果がてきめんに表れた、名曲“BUTTER QUEEN”に匹敵するメタリックなアグレッションを放射するOPナンバー①を始め、ジェフ・ベックとの活動等で知られるこの腕利きの存在は、サウンドの迫力底上げに大きく貢献してくれています。次曲以降も、ブルージーな泣きが迸る②、疾走感溢れる③、タ
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RICHARD HARRIS-My Boy-Like Father Like Son ★★★ (2020-11-12 23:51:36)

リチャード・ハリスが作詞家のパートナー、
ジョン・ブルームリィと共作で書き下ろした楽曲。
中盤でテンポアップする躍動感溢れる曲調と、
ハリスの聴き手を包み込むような熱唱がマッチして
感動的でスケールの大きな盛り上がりを演出する名曲。
HRバンドがカヴァーしてもハマりそうです。

RICHARD HARRIS-My Boy ★★★ (2020-11-11 23:47:49)

『ワイルドギース』に『ジャガーノート』に『カサンドラクロス』…70年代イギリス製アクション映画には欠かせない俳優だった(晩年は『ハリーポッター』シリーズの初代ダンブルドア校長役で知られる)故リチャード・ハリス。プログレ・バンドのBEGGERS OPERAやドナ・サマー、グレン・キャンベルなんかもカヴァーした名曲“MACARTHUR PARK”を聴いてこの人のシンガーとしてのキャリアに興味を持ったところ、折よく過去のカタログがリイシューされたので、とりあえず購入したのが'71年発表の本3rdソロ・アルバム。
既成曲のカヴァーや書下ろしの新曲が入り混じる本作で聴けるサウンドは、もちろんHR/HMとは相当距離があるポピュラー・ミュージック。ただ、離婚により息子と離れ離れになってしまった父親の「我が子への想い」をコンセプトに据え、詩情豊かに綴られるストーリー仕立ての構成と、ハリスの包容力を
…続き

CHRISTOPHER LEE-Charlemagne: The Omens of Death-Massacre of the Saxons ★★★ (2020-11-10 23:24:19)

アルバムで最もアグレッシブな疾走ナンバー。
カール大帝役を演じるクリストファー・リーの
威厳を湛えた歌声の素晴らしさは勿論のこと、
対話形式でデュエットするゲストVoもなかなかの歌いっぷり。
クレジットがないので誰が歌っているのか判然としないのが残念。

CHRISTOPHER LEE-Charlemagne: The Omens of Death ★★★ (2020-11-10 00:04:37)

ドラキュラ俳優として世界的にブレイクし、近年は『スターウォーズ』『ロード・オブ・ザ・リング』といったヒット作で重厚な存在感を放っていた名優クリストファー・リー。カール大帝の血筋に連なる名門貴族の家系に生まれ、堪能な語学能力を買われて大戦中は特殊部隊に出向、1939年にはフランスで行われたギロチンによる最後の公開処刑を目撃する等、映画以上に波乱万丈な生涯を送った御大が'13年に発表した2枚目のHMソロ・アルバム。
仕切りはカイリー・ミノーグ等との仕事で知られるマルコ・サビューで、「ヨーロッパの父」とも言われるカール大帝の生涯をテーマに据えたコンセプト作なのも前作同様(いくつかの楽曲の編曲はJUDAS PRIESTのリッチー・フォークナーが担当しています)。MANOWAR、RHAPSODYとの共演をきっかけにHR/HM界隈と縁を結んだ御仁ゆえ、本作で披露されているのもドラマティックなシ
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SWEET-Level Headed-Love Is Like Oxygen (extended version) ★★★ (2020-11-05 23:17:17)

邦題は“愛が命”。
7分に及ぶ長尺の中で、次々に表情を変えていく
プログレッシブかつドラマティックな曲展開を有しつつも、
一貫して甘くポップなメロディが楽曲をリードするため
小難しい印象は一切なし。英米チャートでTOP10に食い込む
ヒット・シングルとなったのも納得の名曲です。

SWEET-Level Headed-Fountain ★★★ (2020-11-05 23:09:25)

邦題は“ふたりの誓い”
哀切を湛えて歌われるメロディと、それを引き立てる美麗な
ハーモニー&アコースティック・ギター、そしてエンディングを
盛り上げるハープシコードのクラシカルな響きが辛抱堪らない名曲です。

SWEET-Level Headed ★★★ (2020-11-05 00:24:18)

所属レーベルをRCAからポリドールへと替えたSWEETが'78年に発表した、多分6、7枚目ぐらい?のフル・アルバム。英米のチャートにおいてトップ10に食い込む好成績を残したヒット・シングル“愛が命”を収録し、これを最後に中心メンバーのブライアン・コノリーが脱退して不動の4人組の一角が崩れてしまい、以降は大きなヒットに恵まれぬまま解散へと至ったことから、一般的にSWEET全盛期最後の作品とされる1枚です。
彼らのアルバムは飛び飛びでしか所持していないのですが、本作では『荒廃の街角』(’74年)で開眼したHR路線から趣きを変えて、シャラシャラと乾いた音色で奏でられるアコギの使用比率を上げ、アメリカでの更なる成功を見据えたコマーシャル路線へと方向を軌道修正。そのことはカリフォルニアへの憧れが爽やかに歌い上げられるウェスト/コースト風味のOPナンバー“CALOFORNIA NIGHTS”が
…続き

HYBRID ICE-Hybrid Ice-Magdelene ★★★ (2020-11-04 00:47:42)

BOSTONがカヴァーしたことで、HYBRID ICEの再評価の機運を高める
きっかけともなったSTYX+BOSTONといった趣きも感じられるバラード。
かなり異なるアレンジが施されたBOSTONバージョンと聴き比べてみるのも一興かと。

HYBRID ICE-Hybrid Ice ★★★ (2020-11-03 00:28:23)

結成は60年代まで遡るという「超」の付くベテラン・バンドが、苦節十数年、ようやく'82年に自主制作でリリースした1stアルバム。
長らくHR/HMシーンの片隅に埋もれてしまっていたところ、トム・ショルツのお眼鏡に適いBOSTONが4th『WALK ON』において、本作収録曲“MAGDELENE”をカヴァーした辺りからマニアの間で注目度が高まり、’00年に入ってESCAPE MUSIC(日本盤はプログレ系レーベルとして知られるマーキー/ベル・アンティーク)からCDとしてリイシューされる運びとなりました。
“移民の歌”っぽいGリフと緊張感を湛えたKeyリフが交錯するOPナンバー①こそプログレ・メタル的な感触ですが、CD化に際して追加収録されたこの曲は本編においてはどちらかと言えば例外的存在。次曲以降は、デニス・デ・ヤング似の張りのあるハイトーンVoや、メンバー全員が歌える強みを生
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3 (Emerson, Berry & Palmer)-...To the Power of Three-Runaway ★★★ (2020-10-30 00:57:43)

一度聴けば覚えてしまえそうなキャッチーなコーラスが
印象的なハードポップ・チューン。当然ロバート・ベリーのペンによる。
派手に個性を主張しつつも、軽快に弾む楽曲を高揚感を湛えて盛り上げる
間奏部におけるキース・エマーソンの仕事ぶりにも花丸を差し上げたくなります。

3 (Emerson, Berry & Palmer)-...To the Power of Three-Chains ★★★ (2020-10-30 00:48:39)

ロバート・ベリーの秀逸なメロディ・センスが活かされた
キャッチーなハードポップ・ナンバー。プログレっぽさを求めるリスナーには
噴飯モノかもしれませんが、ここまで開きなってくれればいっそ清々しいというもの。

3 (Emerson, Berry & Palmer)-...To the Power of Three ★★★ (2020-10-29 01:12:30)

EMERSON, LAKE & POWELLがアルバム1枚きりで瓦解。グレッグ・レイクとヨリを戻して目論んだEL&P復活もグレッグの再離脱で頓挫してしまったキース・エマーソン(Key)とカール・パーマー(Ds)が、代打ちとしてGTRのロバート・ベリー(Vo、B、G)をメンバーに加え、EB&Pならぬ「3」名義で'88年に残した唯一のアルバムがこちら。
かなりコマーシャルな方向へ寄せた作風ゆえ、廃盤のCDは再発もかからず長いこと黙殺状態が続く不遇な1枚ですが、個人的にはバリバリ売れ線を意識している割に70年代に刻んだ偉大な足跡や、あるいはミュージシャンとしての拘りが足枷となって、ポップになりきれず、かといってプログレッシブ・ロック物としても生煮えな仕上がりとなってしまった作品よりも、本作の方が聴き直す頻度も好感度も高いぐらいですよ。
特に、この後もALLIANCE等で優れたメロデ
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TOKYO BLADE-Dark Revolution-See You Down in Hell ★★★ (2020-10-28 00:44:11)

鈍色のリフを刻み、憂い湛えたメロディを奏でるG、
早過ぎず遅すぎないリズムが駆け抜け、
その上で煮え切らない声質のVoが翳りを帯びたメロディを拾う…と
濃厚にNWOBHMの息吹を現代に伝えてくれる逸品です。

TOKYO BLADE-Dark Revolution ★★ (2020-10-27 01:16:23)

TOKYO BLADEが’20年に新作をリリースしたとの情報を聞きつけ、「アルバムは『THOUSAND MEN STRONG』(’11年)以来、久々だなぁ」と遅ればせながら購入してみたところ、国内盤の解説を読んでビックリ。何と既に’18年に『THOUSAND~』の次作となるアルバム『UNBROKEN』が発表されている上(しかも当サイトにおいて失恋船長さんがレビュー済み)、いつの間にかデビュー作で歌っていた初代シンガーのアラン・マーシュがバンドに出戻っているじゃありませんか。全然気が付いていませんでしたよ。
…と、ちょっとした浦島太郎状態を味わいつつ聴き始めた本作でしたが、アランの歌声は往年の個性をしっかりキープ・オン・ロッキン。若さに溢れていた前任Voに比べると流石にパワーでは劣る感が否めないものの、その分、力んで歌っても肺から空気が漏れていくようないなたさが如何にもNWOBHMシ
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LIONVILLE-Magic is Alive-I'll Never Give My Heart Away ★★★ (2020-10-23 00:31:14)

冷ややかな哀感を宿したメロディアスHRチューンで、
個人的にはアルバムのハイライト。
零れ落ちるように奏でられるピアノの流麗な調べが
楽曲の絶妙なアクセントとなっています。

LIONVILLE-Magic is Alive-If You Don't Know Me ★★★ (2020-10-23 00:27:17)

心地良く躍動するハードポップ・ナンバー。
仄かな哀愁が薫るフックに富むサビメロが絶品で、
豊かに湧き出すステファノ・ライオネッティの曲作りの
アイデアの泉が、まだまだ枯れる気配がまったくないことに
感心させられますよ、

LIONVILLE-Magic is Alive ★★★ (2020-10-21 22:59:42)

ステファノ・ライオネッティ(G)率いるLIONVILLが、日本では所属先をキングからマーキー/アヴァロンに変えて'20年に発表した4枚目のアルバム。
イタリア系ミュージシャンを中心とする一大メロハー企画SHINIG LINEから派生したため、当初は「豪華なゲスト・ミュージシャンの顔触れが目を惹くメロハー・プロジェクト」的な立ち位置でしたが、ライブ活動を見据えて参加メンバーを固定する等、作を重ねる毎にバンド感が強化。これまでステファノがGと兼任していたKeyパートには専任奏者を加え、曲作りも助っ人は迎えずステファノ自身が一手に担う形で制作された本作においても、そうした方向性が更に推進されています。
となるとぼちぼち収録曲のクオリティ低下が懸念され出す頃合いなれど、すでに4作目を数えてもそういった兆候がまるで見受けられないのだから大したもの。また曲作りにおいてバンド感の重視とライ
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ANVIL-Speed of Sound-No Evil ★★★ (2020-10-20 23:58:12)

ロブ・ライナーの荒ぶるドラミングが主役を張るスピード・ナンバー。
ブラスト・ビートまで飛び出すハッスルぶりにたまげますが、
単に奇をてらっただけでなく、暴風の如く吹き荒れるアグレッシブな楽曲は
アルバムのハイライトに推したいぐらいのカッコ良さを誇っています。

ANVIL-Speed of Sound ★★★ (2020-10-19 23:53:19)

ドキュメンタリー映画で再ブレイクの切っ掛けを掴んだANVIL。それは単に幸運が転がり込んできたのではなく、メタル冬の時代である90年代にも挫けず、また「お、まだやってんかい」ってな無神経な輩(俺ですが)の言葉にも心を折られることなく、ヨーロッパに活路を見い出して地道にアルバム・リリースとツアーを重ねた時期の踏ん張りがあったればこそ。
本作はミュージシャン稼業だけでは家族を養っていけないので、それこそリップス(Vo、G)が給食のおじさんとしても糊口を凌いでいた時期(’99年)に発表された9thアルバム。ここに託されているのは、ダンプカーが屋台や通行人を蹴散らしながら爆走するアクション映画のカーチェイス・シーンを彷彿とさせるパワー・メタルで、ぶっちゃけ『SPEED OF SOUND』という直球極まりないタイトルと、翼とジェット・エンジンを装着した金床(ANVIL)が空飛んでるという底抜
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PANTERA-Before We Were Cowboys-Power Metal (Live) ★★★ (2020-10-16 00:06:14)

4thアルバムのタイトル・トラックで
メタリックなGリフが印象的な正統派パワーメタル・チューン。
スタジオ版もカッコイイのですが、ライブで聴くと
血管がブチきれそうなフィルのハイテンションなVoと
楽器隊のタイトでアグレッシブな演奏が相俟って迫力がマシマシ。
それこそ『PAINKILLER』の世界に本家より先に到達してしまっているような
印象さえ受けるぐらいのものでして。

PANTERA-Before We Were Cowboys ★★★ (2020-10-15 00:51:53)

テリー・グレイズの後任シンガーにフィル・アンセルモを加えたPANTERAが、’88年12月に地元テキサス州ダラスのザ・ベースメント・クラブで行ったライブの模様を収録した実況録音盤が、今頃になってひょっこりリリース。嬉しいじゃありませんか。
セットリストの大半を占めるのは、当時発表されたばかりの4thアルバムにして、1st~3rdともども公式ディスコグラフィーからは抹消済の不遇の名盤『POWER METAL』収録曲。代表作『俗悪』において、その後のヘヴィ・ミュージックの在り方を根底から覆してしまったPANTERAですが、この頃はJUDAS PRIESTからの濃厚な影響を滲ませる正統派パワー・メタルを実践しており、そこに全盛期のロブ・ハルフォードもかくやというハイピッチ・スクリームが鼓膜をつんざくフィルのVo、金属質なリフを刻み鮮烈なソロを焼き付かせるダイムバック・ダレルのG、硬質且つ
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HEATHEN-Empire of the Blind-A Fine Red Mist ★★★ (2020-10-13 23:47:40)

アルバム後半を引き締めるインスト・ナンバー。
当初はインスト曲だと全く気付いていなかったのですが、
というのも2本のGが劇的且つメロディックに曲中を駆け巡って
Voの代わりを十分以上に果たしてくれているから。
クライマックスへ向かってぐいぐいテンションを高めていく
2本のGの絡みに聞き惚れます。

HEATHEN-Empire of the Blind ★★★ (2020-10-12 23:21:26)

復活作となった前作『THE EVOLUSION OF CHAOS』から実に10年のブランクを経て、'20年に発表されたHEATHENの最新アルバム。(通算4作目)
ここまで間が空いてしまったのは、バンドがのんべんだらりと食っちゃ寝していたから…なわけはなく、質量共に80年代を上回るツアーに忙殺されたのと、ジェフ・ハンネマンの急死により空席となったSLAYERのギタリストの座を急遽EXODUSのゲイリー・ホルトが埋めることとなり、その代わりに空席となってしまったEXODUSのギタリストの座をリー・アルタスが埋めるという、スラッシュ・メタル界隈の玉突き衝突的な人材交流の影響でアルバム作りに取り組む時間が作れなかったためだとか。
そうした事情ゆえ今回リーは曲作りにタッチしておらず、代わりに作曲を一手に担ったのは前作からバンドに参加したクラーゲン・ラム(G)。となると出来栄えに関して
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LIVING DEATH-Worlds Neuroses-Bastard (At the Bus Stop) ★★ (2020-10-09 01:00:13)

アメリカのクロスオーバー系スラッシュ・バンドが演りそうな曲調に、
正直「LIVING DEATHらしさ」は薄めと言わざるを得ないのですが
ただ、1曲のスラッシュ・メタル・ナンバーとして評価した場合、
頭を振りたくなるノリの良さと炸裂感を伴う曲調は単純にカッコイイですよ、これが。


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