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火薬バカ一代さんのページ
火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 851-900
THOMAS LARSSON-Freeride
THOMAS LARSSON
BB STEAL-On the Edge-Shot Full of Love
BB STEAL-On the Edge
BB STEAL
THE DEFIANTS-Zokusho-Stay
THE DEFIANTS-Zokusho
WHITE LION-Return of the Pride-Battle at Little Big Horn
WHITE LION-Return of the Pride-Sangre de Cristo
WHITE LION-Return of the Pride
3RD STAGE ALERT-3rd Stage Alert-Superstar
3RD STAGE ALERT-3rd Stage Alert
MARTYR-Live in Japan
CHATEAUX-Firepower-Hero
CHINA-Go All the Way
DORO-True at Heart-I Know You by Heart
DORO-True at Heart
ROUGH CUTT-Wants You-Take a Chance
ROUGH CUTT-Wants You-Don't Settle for Less
ROUGH CUTT-Wants You
DANGER DANGER-Revolve-Rocket to Your Heart
DANGER DANGER-Revolve-Ghost of Love
DANGER DANGER-Revolve
ROUGH CUTT-Rough Cutt-Take Her
ROUGH CUTT-Rough Cutt-Dreamin' Again
ROUGH CUTT-Rough Cutt-Piece of My Heart
ROUGH CUTT-Rough Cutt
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~-Soldiers of War/satan's Empire
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~-Dowm the Road/bitches Sin
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~-Inquisitor/raven
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~
ZIHARD-Life of Passion-Strange Without You
ZIHARD-Life of Passion-Crying in the Midnight
ZIHARD-Life of Passion
ROB MORATTI-Renaissance-Hold on to Love
ROB MORATTI-Renaissance-I Don’t Want to Wait Forever
ROB MORATTI-Renaissance-Best of Me
ROB MORATTI-Renaissance
JIM JIDHED-Full Circle-Now We Cry
JIM JIDHED-Full Circle-I Will Never Leave You Now
JIM JIDHED-Full Circle
AXE-Final Offering-Land of Our Fathers
AXE-Final Offering
TREAT-The Pleasure Principle-Ride Me High
TREAT-The Pleasure Principle
CROSSROADS-The Wild One-War Drags On
CROSSROADS-The Wild One-Mr. Hi Stuff
CROSSROADS
CROSSROADS-The Wild One
BOYSVOICE-BOYSVOICE-Different Noises
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発言している24曲を連続再生 - Youtube



THOMAS LARSSON-Freeride ★★★ (2019-12-17 00:31:27)

トーマス・ラーソンと言えば、北欧メタルファンには「スウェーデンのDEEP PURPLE」ことSIX FEET UNDERのメンバーとして知られ、またドラッグ禍から立ち直ったグレン・ヒューズ復活を満天下に知らしめた名盤『FROM NOW ON…』(’94年)の誕生と、同作発表に伴う来日公演にも立ち会ったギタリスト。本作は彼が'96年に発表した初めてのソロ・アルバムで、日本盤は我らがゼロ・コーポレーションから発売されています。
キャリアがキャリアだけに、当然様式美系なサウンドを期待してしまうのが人情というものですが、意外にも本作に託されているのは、ブルージーな泣きのインスト曲からグルーヴィなロックンロールまで、黒っぽいフィーリング携えた渋めのHRサウンド。グレンがゼロに残したソロ諸作にも通じる方向性で、ヨラン・エドマン、エリック・ヤルマーソンらゲストVoの歌い回しもグレン・ヒューズ風。
…続き

THOMAS LARSSON (2019-12-17 00:26:59)

リッチー・ブラックモア、ウリ・ジョン・ロート、スティーヴ・モーズ、ラリー・カールトンといったミュージシャンに憧れてギタリストの道を歩み始め、18歳の時にSIX FEET UNDERに加入して2枚のアルバムにそのプレイを刻む。
80年代後半から90年代前半にはBALTIMOOREやYEAH BOP STATIONといったバンド/プロジェクトに参加。更にヨラン・エドマン、ジョン・レヴィン、ヘンポ・ヒルデンらとKING SIGURDを結成し、後にここにEUROPEのリズム隊が合流する形で、グレン・ヒューズのバック・バンドが出来上がることになるという。
ジョン・ノーラムの紹介でグレンのソロ『FROM NOW ON…』のレコーディングに関わり、来日公演にも帯同した後、自身初のソロ・アルバム『FREERIDE』を完成させ'96年に日本のみでリリース。'06年には10年ぶりに2ndソロ『H
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BB STEAL-On the Edge-Shot Full of Love ★★★ (2019-12-13 00:06:52)

アルバムにおいては比較的ハード寄りのロック・チューン。
DEF LEPPARDを思わすギターアルペジオと、
風通しの良い爽やかなサビメロが非常に印象に残る逸品に仕上がっています。

BB STEAL-On the Edge ★★★ (2019-12-12 00:26:08)

元BOSSのメンバーや、ヤング兄弟(AC/DC)の甥でもあるドラマーらにより結成されたオーストラリア出身の5人組が、PHONOGRAM RECORDSから'91年に発表した1stアルバム。
いきなりのメジャー・デビュー。DEF LEPPARDのフィル・コリンに見い出され、彼が全10曲中6曲のプロデュースを担当している等、話題性は十分だったにも関わらず今一つパッとした印象のないままフェードアウトしてしまったのは、音楽シーンが端境期を迎えていた’91年という登場時期が悪かったのか、はたまたNWOBHMのマイナー・バンドみたいなバンド名とチープなジャケットが足を引っ張ったせいか。
ミドル・テンポ主体の楽曲、声質がジョー・エリオット似のVoが歌う、適度に哀愁と透明感を漂わすポップなメロディ、キャッチーなサビメロ、それを分厚く包み込むボーカル・ハーモニーetc…と、本作で聴けるのはまさ
…続き

BB STEAL (2019-12-12 00:21:31)

オーストラリア出身で、BOSSで活動していたVoとGや、AC/DCのヤング兄弟の甥にあたるドラマー、ジェイムズ・ヤングら、それなりにキャリアを積んできたメンバー達が、よりワールドワイドな活動を目標に結成。
ツアーでオーストラリアを訪れたDEF LEPPARDのフィル・コリンに気に入られ、プロデュースから技術的な特訓、更には本編へのバックVoとしての参加等、彼の全面的な協力を得てデビューを飾ったことと、もろにDEF LEPPARDを彷彿とさせる華やかなHRサウンドが話題を呼んだ5人組。ちなみにバンド名のBB STEALはBEG BORROW STEALの略だとか。
'91年発表の『ON THE EDGE』1枚きりでバンドは解散したが、後に再結成。'13年には復活アルバムを発表している模様。

THE DEFIANTS-Zokusho-Stay ★★★ (2019-12-10 23:07:35)

躍動感溢れる曲調に弾けるような歌声、
縦横無尽に駆け巡るG、そして爽快且つ
キャッチーなコーラス・ワークに、
DANGER DANGERファンも思わずニッコリな
秀逸なハードポップ・ナンバー。

THE DEFIANTS-Zokusho ★★★ (2019-12-10 00:46:32)

DANGER DANGERにおける曲作りのパートナー、スティーヴ・ウェストが「頑張って作っても売れない(違法ダウンロードされてしまう)」「ライブで求められるのは往年の代表曲ばかり」と、すっかりニュー・アルバムの制作に後ろ向きになってしまったため、新曲作りへの欲求を晴らすべくブルーノ・ラヴェル(B)がロブ・マルセロ(G)、ポール・レイン(Vo)という新旧バンド・メイトを誘ってTHE DEFIANTSを立ち上げたのが'15年のこと。本作はデビュー作から2年のインターバルを経て、’19年に発表された2ndアルバムです。
1stがここ日本で評判を呼んだことへのお礼なのか、漫画風ジャケットや『ZOKUSHO(続章)』なる日本語タイトル等、多分に我が国の市場を意識した要素を入れ込んで来ている本作ですが、サウンドの方にはオリエンタル風味は皆無。前作同様、DANGER DANGERをよりウェットに
…続き

WHITE LION-Return of the Pride-Battle at Little Big Horn ★★★ (2019-12-08 23:21:55)

7分以上の長尺、Bが唸り、Dsが重々しくリズムを刻み、2本のGが勇壮な旋律を高らかに奏で
その上で憂いを帯びたメロディをマイク・トランプが荒れ声で歌い上げるという
何やらエピック・メタルの薫りすら漂ってくる重厚な大作ナンバー

WHITE LION-Return of the Pride-Sangre de Cristo ★★★ (2019-12-08 23:15:28)

荘厳なコーラスに鐘の音が被さる重厚なイントロに
「はて?俺はWHITE LIONのアルバムを聴いている筈なのだが」と
思わずCDジャケットを二度見したくなるハード且つ劇的なOPナンバー。
とはいえ、8分に及ぶ長尺をテンション緩めることなくドラマティックに
語りきる楽曲は、これはこれで非常にカッコイイ。
ヴィト・ブラッタの不在は惜しまれるものの、これ聴くと
新Gの仕事ぶりにケチをつける気には毛頭なりませんよ

WHITE LION-Return of the Pride ★★★ (2019-12-06 01:24:24)

「トランプったらドナルドじゃなくてマイクだろ」…というファンの期待に応え(?)、マイクトランプを中心に再編されたWHITE LIONが’08年に発表した復活の5thアルバム。
名手ヴィト・ブラッタ(G)の不参加は残念極まりないですが、そうは言ってもアルバム・タイトルは『RETURN TO THE PRIDE』ですからね。こりゃ彼らの代表作たる2nd『PRIDE』(’87年)に通じるサウンドが託されているに違いない…と胸ワクで聴き始めてみれば、荘厳なイントロに続いて流れ出して来るのは、Gがハードにうなり、ヘヴィ且つドラマティックに押し出して来る大作ナンバー①。思わず同名異バンドのアルバムを買ってしまったかとジャケットを二度見してしまいましたよ。
この曲に限らず、アルバム全体がかつてない程にヘヴィ・メタリックにストレッチ。無論ポップなノリの良さが感じられる楽曲も散見はされるももの
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3RD STAGE ALERT-3rd Stage Alert-Superstar ★★★ (2019-12-04 23:55:17)

演奏はテクニカルだけど、音符で空間を埋め尽くすSHRAPNELメタルとは異なり、
適度に隙間を設けて疾走する曲調からは、DEEP PURPLEやRAINBOWに通じる
オーセンティックなHRの薫りが漂ってきます。

3RD STAGE ALERT-3rd Stage Alert ★★★ (2019-12-04 00:51:11)

『METAL MASSACRE 2』に参加して知名度を高めたLA出身の5人組が、’85年にMETAL BLADE RECORDSに残したデビュー作にして唯一作の5曲入りEP。当時日本盤もちゃんとリリースされており(同じマネージメントに所属していたALCATRAZZの前座で来日計画もあったとか)、90年代には世界に先んじて日本で初CD化も実現しています。
Dsを叩いているのがマーク・エドワーズ、Bはロン・マレーというSTEELER人脈に連なるバンドで、それが縁でか我らのイングヴェイがプロデュースを担当(『MARCHING OUT』よか余程音質が良くて笑う)。あとKeyをHELLIONのアン・ボレインが弾いていたりと、レコーディングに関わっている面子は結構豪華ですよ。
「インギーが面倒見たバンド」という一点でのみよく知られている彼らですが、出している音は別にネオクラシカル路線では
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MARTYR-Live in Japan ★★ (2019-12-02 22:49:59)

良く言えば知る人ぞ知る、ぶっちゃけるとマイナーな存在のオランダのベテラン・パワー・メタル・アクト、MARTYRの’19年発表のライブ盤が日本発売されていることに驚きましたが、それがここ日本で収録されたものだと知って更にビックリ。来日してたんかい(しかも初来日かと思いきや2度目の来日公演だったという)。CD屋で本作を手に取った時はしげしげと眺めてしまいましたよ。
‘19年2月に大阪で開催されたTRUE THRASH FESTへ参戦した際のライブの模様が収められており、正直、復活以降のアルバムからの選曲が殆どを占める偏ったセットリストは相当に難あり。とてもMARTYR入門盤にはお薦めできません。現役バンドとしての矜持の表われと好意的に解釈するにしても、もうちょいバランスを取れんかったのか、と。
とは言え、未だチェックできていない近作の楽曲も、こうして聴くとパワフルでなかなかにカッ
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CHATEAUX-Firepower-Hero ★★★ (2019-11-30 01:00:02)

久々に聴き直す機会があったのですが、
タイトルも直球なら曲調もストレート。
余計な装飾をまとわず、HMが殆ど骨格だけで
突っ走ってるようなシンプルさに痺れましたよ。
BATTLEAXEっぽい。

CHINA-Go All the Way ★★ (2019-11-29 00:44:21)

2nd『SIGN IN THE SKY』(’89年)のヨーロッパ市場における成功を足掛かりに、アメリカ攻略を目指したCHINAが、シンガーをパトリック・メイソンからエリック・ST・ミカエルズにチェンジ後、EP『狂熱のライブ・イン・ヨーロッパ』のリリースを間に挟んで'91年に発表した3rdアルバム。
前任者と声質が非常に似通っているのでシンガーの交代劇は何ら瑕になっていませんが、それよりも音楽性の変化に対する驚きの方が大きかった本作。これまでの寒色系から一転、暖色系の色使いでまとめられたアートワークのイメージが分かり易く物語る通り、HR的なエッジや、メロディからは欧州風味の哀愁や湿り気が後退し、カラッと明るくポップな曲調でアルバム全体がふんわりとまとめられています。
コーラスは相変わらずキャッチーですし、美しいバラード等、随所で魅力的なメロディも顔を覗かせてくれてはいるものの、
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DORO-True at Heart-I Know You by Heart ★★★ (2019-11-28 00:42:43)

序盤はしっとりと典型的抒情バラード風に始まり、
終盤に向かってズイズイと哀愁濃度を高めていく名曲。
その泣きっぷりからは演歌に通じる侘び寂びを感じてしまいますよ。

DORO-True at Heart ★★★ (2019-11-27 02:20:41)

WARLOCKが空中分解に近い形で解散した後、アメリカに拠点を移したドロ・ペッシュ(Vo)が’91年に発表した、ソロ名義では3枚目となるアルバム。
硬派なWARLOCK時代とは一変。フェミニンなビジュアル、女ロニー成分控えめの歌唱から、アダルティーな歌詞に至るまで、女性ソロ・シンガー然としたイメージを全面に押し出したポップでコマーシャルなメロハー路線はここでも堅持されています。
リリース当時は「何も彼女がこれを演らんでも…」とか思ったものですが、ドロ姐さんにしてみりゃWARLOCK時代は「女にHMは歌えない」と言われ、ソロになったらなったで「昔の方が良かった」とか言われるのだから、「ほんだら、どないせぇちゅうねん」と、さぞかし心中ハラワタが煮えくり返る思いだったこととお察し致します。申し訳ない。
ただ、彼女がメタル・ゴッデス路線へ復帰を果たした現在、ある程度冷静に本作と
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ROUGH CUTT-Wants You-Take a Chance ★★★ (2019-11-26 00:44:22)

横ノリ気味にスタートした曲調が、徐々に熱を帯びて
ドラマティックに盛り上がっていく様に引き込まれる
アルバムのハイライト・ナンバーの一つ。
こういうタメの効いた楽曲を歌わせたら
ポール・ショーティノは絶品ですね。

ROUGH CUTT-Wants You-Don't Settle for Less ★★★ (2019-11-26 00:40:09)

ヘヴィ・メタリックなエッジはやや後退しましたが、
その分、カリフォルニアの青空を思わせる爽快な抜けの良さと
キャッチーに磨き上げられたメロディに思わず心躍ります。
ポップさを増した2ndアルバムの魅力を体現したようなナンバー。

ROUGH CUTT-Wants You ★★ (2019-11-24 23:40:58)

デビュー作発表後、SUPER ROCK ’85に参戦して日本の地を踏んだROUGH CUTT(その時の模様は同タイトルのビデオでも拝めます)が、今度はAEROSMITHやCHEAP TRICK等との仕事で知られるベテラン、ジャック・ダグラスをプロデューサーに迎えてレコーディングを行い、翌’86年に発表した2ndアルバム。
前作収録“CUT YOUR HEART OUT”を彷彿とさせるスピード・ロック①で景気良く本編の幕は上がりますが、アルバム全体としてはゴキゲンなアートワークと開放的な音作りが示す通りに、メタリックなエッジは一歩後退。より明るく、ポップでバラエティ豊かな楽曲が取り揃えられた本作は、前作が不発に終わってしまったことを踏まえ意識的に「LAメタル」らしさの底上げが図られている印象です。(レーベルからのプレッシャーもあった模様)
それでいて散漫にならず、仕上がりに一本
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DANGER DANGER-Revolve-Rocket to Your Heart ★★★ (2019-11-21 23:01:06)

青空へ広がっていくような爽快感に満ちた曲調と
テッドの甘い歌声とロブのGが奏でる切ないメロディの
合わせ技に、いい年こいたオッサンも思わず胸キュンを
誘われてしまう何とも独特な味わいの逸品。秀曲が揃った
アルバム『REVOLVE』の中でも印象に残るナンバーです。

DANGER DANGER-Revolve-Ghost of Love ★★★ (2019-11-21 22:54:34)

美しいハーモニーと、テッド・ポーリーが切なく歌う
哀愁のメロディを纏って駆け抜けていく曲調といい
アルバムにおける配置箇所といい、1st収録の名曲“UNDER THE GUN”を
彷彿とさせるメロディック・ロック・チューン。
流麗なロブ・マルセロのGプレイも楽曲の魅力をもう一段上に
引き上げてくれています。

DANGER DANGER-Revolve ★★★ (2019-11-20 22:46:30)

テッド・ポーリー(Vo)をフロントマンの座に復帰させたDANGER DANGERが、テッド以下、ブルーノ・ラヴェル(B)、スティーヴ・ウェスト(Ds)、ロブ・マルセロ(G)というラインナップで'09年に発表した復活の7thアルバム。
ブルーノとロブの2人が、本作にもゲストVoとして参加している元バンドメイトのポール・レインと共に立ち上げたプロジェクトTHE DEFIANTSのデビュー作の完成度に感心し、慌てて買ったはいいが積んだままにしていたこのアルバムも引っ張り出してきて聴き直したのですが、いや、やっぱり良い曲を書く人達だなぁと、改めて感心させられた次第。
旧作よりも格段に説得力を増したテッドのVoと、ロブのフラッシーなGプレイに華やかに彩られたサウンドは、歳月を重ねたことで嘗てのような溌剌とした躍動感は多少薄らいだ感はあるものの、その分、合唱を誘発するキャッチネス、時に爽
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ROUGH CUTT-Rough Cutt-Take Her ★★★ (2019-11-18 23:46:59)

イントロから小気味良く刻まれるGリフが
トム・アロムのメタリックな音作りと相俟って非常にカッコイイ。
どっしりと重量感に溢れた曲調からは
既にベテラン選手のような貫禄すら感じ取れますよ。

ROUGH CUTT-Rough Cutt-Dreamin' Again ★★★ (2019-11-18 23:36:23)

ポールのエモーショナルな歌声がなければ
成立し得ないドラマティックなバラードですが、
アミア・デラクとクリス・ヘイガーのツインGも
相当に泣かせに来ていて、重厚な曲調を支える
リズム隊ともども、バンドの総合力の高さが
存分に確認できる名曲に仕上がっています。
ここから爆走ナンバー“CUTT YOUR HEART OUT”に
繋げる構成も効果的でした。

ROUGH CUTT-Rough Cutt-Piece of My Heart ★★★ (2019-11-18 23:09:42)

ジャニス・ジョプリンの熱唱で知られる名曲を
ハスキーな声質とソウルフルな歌い回しで
ポール・ショーティノが見事にカヴァー。
重々しくダイナミックに。このバンドらしい
アレンジもハマっています。

ROUGH CUTT-Rough Cutt ★★★ (2019-11-18 00:06:45)

LAメタルの盛り上がりの一翼を担った重要バンドながら、チャート上位を賑わすような大ヒットには恵まれず、クレイグ・ゴールディやクロード・シュネルといった有力メンバーを所属マネージメントのボスだったロニー&ウェンディ夫妻に次々引き抜かれ、口さがない外野からは「DIOの草刈り場」なんて言われたり、またデビュー作のプロデュースを売れっ子テッド・テンプルマンに依頼する予定だったのが、彼の体が空くのを待つうちにレコーディングがどんどん遅延。その結果ブームの旬の時期に乗り遅れてしまったりと、何かと不運なイメージがつきまとうROUGH CUTT、'85年発表の1stアルバム。
トム・アロムが手掛けた金属質なエッジの備わった音作り、バンドの看板声であり、ジャニス・ジョプリンのカヴァー②も余裕のよっちゃんで歌いこなす等、既に抜群の歌唱力を誇るポール・ショーティノの本格派(=ややクドめの)Vo、それに重
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V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~-Soldiers of War/satan's Empire ★★★ (2019-11-14 23:30:29)

7分に及ばんとするダークでドラマティックな大作ナンバー。
SATAN'S EMPIREは本作に参加したきりで消息不明になってしまったため
音源のお宝度はアルバム中最も高いと思われる。
ちなみにこれを書くに当たってバンドについて調べてみたら
何と再結成を遂げて'18年に1stフル・アルバムを発表してことを知って驚きましたよ。

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~-Dowm the Road/bitches Sin ★★★ (2019-11-14 23:25:33)

イアンとピートのトゥーミー兄弟により結成されたBITCHES SINが
'80年に制作した7曲入りデモテープに収められた疾走ナンバー。
煮え切らないVoと印象的なGリフを武器にスピーディに押しまくる様は
まさしくTHE NWOBHM!なカッコ良さ。

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~-Inquisitor/raven ★★★ (2019-11-14 23:15:40)

アルバムには未収録で、RAVENとウド・ダークシュナイダーが競演した
12インチ“BORN TO BE WILD”のB面に提供されていた疾走ナンバー。
元祖スラッシュ・メタル・バンドの評価に相応しいスピード感と
アグレッションをまき散らしながら走り抜ける逸品です。

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~ ★★★ (2019-11-14 01:43:46)

NWOBHMの盛り上がりが頂点に達した’81年。ムーブメントにおける旗艦レーベルの役割を果たしていた英国はニューカッスルに拠点を置くNEAT RECORDSから、カセットテープのみでリリースされたコンピレーション・アルバム。(後にイタリアではLPがリリース)
参加バンドは同レーベルの看板であったRAVENとVENOMを始め、WHITE SPIRIT、BLITZKREIG、FIST、AXE、AXIS、ARAGORN、BITCHES SIN、WARRIOR、SATAN’S EMPIRE等、全11バンド。NWOBHMコンピ盤の代表作たる『METAL FOR MUTHAS』(’80年)に比べるとIRON MAIDEN級の有名どころは見当たらないものの、どのバンドもGリフ主体に荒々しく押し込んでくる、黴臭い地下スタジオで長髪振り乱して演奏している野郎どもの勇姿が思い浮かぶような、「これぞNW
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ZIHARD-Life of Passion-Strange Without You ★★★ (2019-11-11 23:40:33)

大映ドラマばりにベタな泣きが炸裂するバラードですが、そこが良い。
「韓国のバンドはクサいバラードに冴えを発揮する」という
個人的思い込みを補強してくれる名曲です。

ZIHARD-Life of Passion-Crying in the Midnight ★★★ (2019-11-11 23:35:52)

『ECLIPSE』の頃のイングヴェイが演りそうな疾走ナンバー。
Gプレイも多分にイングヴェイ的ではあるものの、
テクニックからメロディの組み立てまで、光るものは十分に感じられます。
歌メロの動きが日本の様式美HMに通じる魅力があって、
「韓国のCONCERTO MOON」と評されたのも納得ですよ。

ZIHARD-Life of Passion ★★★ (2019-11-10 22:47:28)

イングヴェイ・マルムスティーンからの影響大なテクニカル&ネオ・クラシカルなGプレイを閃かせるパク・ヨンス(G)率いるコリアンHMバンドが、母国の先輩バンドBLACK SYNDROMEのメンバーをエンジニアに迎えてレコーディングを行い、’08年に発表した1stアルバム。(日本盤は今はなきサウンド・ホリックからのリリースでした)
「韓国のCONCERTO MOON」との評判に興味を引かれ購入した本作でしたが、実際ここに託されているのは、頭に「超」が付くぐらいコッテコテな様式美HMサウンド。イングヴェイというよりは、寧ろ関西様式美HMの遺伝子が色濃く感じられる仕上がりで、中でもイントロにドラマティックな序曲を配した②や、③⑦⑩といった疾走系の楽曲、あるいはメロディアスなミッド・チューン⑥等は、肩に力の入りまくったハイトーンVoの熱唱ぶりや、その歌メロの持って行き方、G、Key、Voの絡み
…続き

ROB MORATTI-Renaissance-Hold on to Love ★★★ (2019-11-07 23:55:48)

快活に弾む曲調に爽やかな哀メロがトッピングされた
梅雨明けの青空を思わすロック・チューン。
何となく『VITAL SIGNS』を発表した頃のSURVIVORのことを思い出したりも。

ROB MORATTI-Renaissance-I Don’t Want to Wait Forever ★★★ (2019-11-07 23:52:45)

収録各曲のサビメロの組み立ての上手さが光る
アルバム『RENAISSANCE』の中でも、
個人的に特ににグッときた逸品。
洗練された哀愁漂わす曲調にロブの歌声が
心地良くマッチしています。

ROB MORATTI-Renaissance-Best of Me ★★★ (2019-11-07 23:41:33)

聴く者をじんわりと暖めてくれる
どこかノスタルジックな雰囲気も湛えたバラード。
80年代だったらシングル・カットされ話題を呼んでいたに違いない
と思わされる魅力を放っています。

ROB MORATTI-Renaissance ★★★ (2019-11-07 00:40:13)

FINAL FRONTIERやSAGA等での活動を通じ知名度を高めてきたカナディアン・メロディアスHRシーン屈指の実力派シンガー、ロブ・モラッティが、前作『TRANSCENDENT』(’16年)から2年半という順調なペースで発表してくれた3枚目のソロ・アルバム。(MORATTI名義の作品も含めると4枚目になるのかな)
今回もロブと共にメイン・ソングライターを務めているのは、数々のバンド/プロジェクトで活躍するトーベン・エネヴォルドセン(G)と、BLOODBOUND、STREET TALKのフレドリック・バーク(Key)という前作同様の面子。なので本作に託されているのも当然の如く、抒情的なメロディと美しいポップ・フィーリングに彩られたメロハー路線であり、その方向性は従来からビタ一文ブレていません。ロブの甘く鼻に掛かった感じのハイトーンVo――この人の特徴的なハイトーンを聴く度に、レコ
…続き

JIM JIDHED-Full Circle-Now We Cry ★★★ (2019-11-06 00:25:00)

キャッチーなサビメロが素晴らしい。
世が世ならドラマや映画の主題歌に起用されて大ヒット飛ばしていても全くおかしくな
抜群のヒット・ポテンシャルを感じさせてくれるハードポップ。

JIM JIDHED-Full Circle-I Will Never Leave You Now ★★★ (2019-11-06 00:20:41)

ロック然とした躍動感溢れる曲調と、爽やかな哀愁を湛えたメロディ、
声を張っても透明感が失われないジムの伸びやかな歌声とがベストマッチ。
OPナンバーとして良い仕事しまくりの名曲です。

JIM JIDHED-Full Circle ★★★ (2019-11-05 00:20:49)

ALIENのフロントマンとして、そしてソロ・アーティストとして活動するジム・ジッドヘッド(Vo)が'03年に発表した、ソロの方では3枚目となるアルバム。以前に聴いた最新作『PUSH ON THROUGH』(’16年)の出来栄えにいたく感動し、遅ればせながら本作も落穂拾いしてみましたらば、こちらも『PUSH~』に負けず劣らず大変に素晴らしい内容で、思わずホクホク顔ですよ。
今回はRADIOACTIVEで縁を結んだトミー・デナンダーがプロデューサー兼ギタリスト、曲作りの相棒としてレコーディング作業を全面サポート。北欧ハードポップならではのキャッチネスと透明感を湛えた哀メロの充実のみならず、爽快な疾走ナンバーが要所を引き締めるHR然としたエッジも効いたこの作風には、彼の起用がばっちりとハマっています。
本編への期待感をのっけから最高潮に引き上げてくれるOPナンバー①に始まり、ジムの
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AXE-Final Offering-Land of Our Fathers ★★★ (2019-10-31 22:19:15)

哀愁を帯びたボブ・ハリスのVoと美麗なハーモニーを活かして
じっくりと盛り上がっていくアルバム前半のハイライト・ナンバー。
しみじみと泣くボビー・バースのGも実に滋味で美味。

AXE-Final Offering ★★★ (2019-10-30 22:51:22)

70年代後半に結成され、アルバム・リリース毎に人気を高めるもその最中に主要メンバーが不慮の死を遂げ解散。90年代に一度復活を遂げましたが、今度はバンドの要であるボビー・バース(G)がBLACKFOOTにリッキー・メドロックの後任として加入することとなったため、再び長い沈黙期間へと入ってしまっていたAXEが、前作『THE CROWN』(’00年)以来、実に19年ぶりに発表した7枚目のスタジオ・アルバム(’19年)がこちら。
代表作『OFFERING』(’81年)と関連付けたアルバム・タイトルやアートワークを採用して原点回帰の姿勢をアピールする割に、1曲目がいきなり埃っぽい渋めな楽曲なので、「おいおい、BLACKFOOTのメンバーとして活動する内に身も心もサザン・ロック親父になっちゃったのかよ」と一瞬不安を覚えなくもありませんでしたが、重厚なリーダー・トラック②以降は、ボビーの泣きのG
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TREAT-The Pleasure Principle-Ride Me High ★★★ (2019-10-29 23:49:08)

先行シングルとしてもリリースされており、
この曲のみエンジニアをジーン・ボヴワー(CROWN OF THORNS他)が担当。
ハード・ロッキンなエッジと躍動感、キャッチーなコーラスで華やかな雰囲気を演出しつつ
声質自体に憂いを孕んだVoの歌唱が醸し出す切ない哀愁が良いアクセントになっています。

TREAT-The Pleasure Principle ★★★ (2019-10-29 01:16:20)

GREAT KING RATを始め、マイケル・シェンカー、ジョン・ノーラムらとの活動を通じて、今じゃシンガーとしての知名度の方が遥かに高くなったリーフ・スンディンをニュー・ドラマーとして迎え入れたTREATが、'86年に発表した2ndアルバム。
「ポストEUROPE」とも「北欧のBON JOVI」とも評され、TREATが最もポップ寄りの音楽性を志向していた時期の作品ゆえ、彼らのカタログ中でも存在感の薄さは1、2を争いますが、なかなかどうして完成度の高さは立派なもの。憂いを孕んだ声質の魅力はそのままに、歌唱力をいや増したVo、相変わらず絶品に練られたソロを組み立ててくれているG等、メンバー各々の技量の向上はもとより、一層ポップ&キャッチーに磨き上げられたメロディと、フィーチュア度の上がった煌びやかなシンセにより全編が彩られたサウンドは、それまでにあった野暮ったさが払拭され、洗練された
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CROSSROADS-The Wild One-War Drags On ★★★ (2019-10-27 23:53:22)

アルバムの締めを重厚に飾る大作ナンバー。
TANKの超名曲を思い出さずにはいられないタイトルですが、
実際そのイメージ通り、荘厳なマーチング・ドラムに
Voのメタリックな熱唱が乗っかったドラマティックな名曲に仕上がっています。

CROSSROADS-The Wild One-Mr. Hi Stuff ★★★ (2019-10-27 23:46:50)

全体的にアメリカンなテイストが勝る本編にあって
この曲のGリフの刻みっぷりやリズムの疾走感は
紛うかたなき独産HMならではのパワフルさを有しています。
FACT時代をちょっぴり彷彿させなくもないという。

CROSSROADS (2019-10-25 00:11:53)

ACCEPT型パワー・メタル・バンドとしてマニアから愛されたFACTのシンガーだったレーント・フローリック(X'MAS PROJECTとかにも参加していましたね)を中心に結成された、ドイツはニーダーザクセン州出身の5人組HMバンド。
METAL HAMMER誌主催のコンテストで優勝したことを切っ掛けにメジャー・レーベルとの契約をゲットして'91年に1st『THE WILD ONE』でデビュー。翌年2nd『HYPE』を、メジャー・レーベルからドロップ後の’94年に『GASOLINED』を発表。その後まもなく解散。
FACT時代は微笑ましいぐらいウド・ダークシュナイダーへの憧憬丸出しなシャウトを響かせていたシンガーも、ここでは音楽性に合わせてより柔軟な歌声を披露しています。

CROSSROADS-The Wild One ★★★ (2019-10-24 23:15:54)

METAL HAMMER誌主催のコンテストでグランプリを受賞したという、ドイツはニーダーザクセン州出身の5人組が、プロデューサーに売れっ子トニー・プラットを迎えてレコーディングを行い、'91年にEMI RECORDSから発表した1stアルバム。
アンドレアス・マーシャル謹製のジャケットだけ見るとDESTRUCTIONの『ETERNAL DEVASTATION』みたいですし、当時国内盤を買っても解説がついてなかったのでどういう来歴を持つバンドなのかよう分からんかったのですが、とりあえず本作で聴くことが出来るのは、欧風のメロディと、米風のグルーヴが4対6ぐらいの割合でブレンドされたHRサウンド。《ドイツのライブハウスを荒らし回り、日本へ!》の惹句通り、メタリックなシャウトをひり出す少々クドめのVoやキャッチーなコーラス・ワーク等、確かにライブで映えそうな音を出しています。特にヒット・ポ
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BOYSVOICE-BOYSVOICE-Different Noises ★★★ (2019-10-22 23:30:51)

エッジの効いたGと重量感溢れるリズムで
心地良く体を揺すってくれるOPナンバー。
大陸産ポップ・メタルを思わすノリの良さを志向しつつも、
メロディからは隠し切れない哀愁が漂ってきて
良いアクセントになってくれていますよ。


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