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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1251-1300
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CRISIX-Against The Odds-Prince Of Saiyans ★★★ (2019-03-26 23:48:02)
前作収録の“FRIEZA THE TYRANT”に続き、CRISXの「ドラゴンボール」愛が炸裂した逸品。
「サイヤ人の王子」のタイトル通りベジータについて歌っており、
イントロでは劇中曲と台詞(但しスペイン語吹替)も引用。
まぁそれだけだったらネタ曲でしかないのですが、
感心するのは自分のような然して「ドラゴンボール」に思い入れのない人間にも
きっちりと響く格好いいスラッシュ・ソングに仕上げてくれている点ですよ。
CRISIX-Against The Odds ★★ (2019-03-26 01:06:33)
過去3作がいずれもスラッシュ・メタル愛好家の間で好評を博し、確固たる支持基盤を築き上げてきたスペイン出身の5人組スラッシャー、’18年発表の4thアルバム。
勿体ぶった前置きなんぞいらねぇ!とばかりに、いきなりアクセル全開で走り出すOPナンバー①、間髪入れずにブッ込む②、ツインGの暴れっぷりが痛快な③というスピード・ナンバーが小気味良く叩きつけられる冒頭の流れは、本作が高純度なスラッシュ・メタル・アルバムであることの証左。一方で、重厚な④や、ドラマティックに盛り上げる⑨のようなタイプの楽曲も収録する等、これまでに比べ炸裂感を意識的に抑制した感じのサウンドからは、CRISIX作品で初めて「試行錯誤」の形跡がうっすらと顔を覗かせてもいるという。
とはいえ、だからダメなんてことはまるでなく。テンション高くわめき倒すVo、キレ味鋭いリフを間断なく打ち出す2本のG、ハキハキと突っ走るリ
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凱旋MARCH-大行進-大行進 ★★★ (2019-03-24 21:46:37)
「むぅ…、この名曲はまさしく凱旋MARCHの“大行進”!」「知っているのか、雷電?!」
と思わず『男塾』風の会話を交わしたくなる、雄々しくマッシヴ、
バンカラ風味の増量されたACCEPTといった趣きで突進するスピード・ナンバー。
随所で炸裂する応援団風コーラスが楽曲を力強く盛り上げてくれています。
凱旋MARCH-大行進 ★★★ (2019-03-24 21:35:49)
雑誌等でデモテープが高評価を得ていたにも関わらず、メンバーの脱退が相次ぎ解散を余儀なくされたBRAVE BOMBER。「音を聴いてみたかった…」と残念がってたら、リーダーの齋藤正寿(Vo)を中心に新たに凱旋MARCHとしてリ・スタートを切ってくれました。本作はデビューEP(’98年)に続き、'03年に満を持して発表された1stアルバム。
音楽性は齋藤の野太く男臭いVoを軸に、好戦的且つパワフルに刻まれるリフ&リズム、重厚な地響きコーラスとが火の玉となって突き進む非常にオス度の高いパワー・メタル。昔ならACCEPTや2nd~3rd期のMANOWAR、今だったらエピック・バトル・メタル勢を引き合いに出して語りたくなるスタイルなれど、それを軍歌風味で料理してみせたのが、欧米のバンドとは異なる凱旋MARCHならではの強烈な個性になっています。
勇壮な曲調やメロディから「軍歌メタル」と
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VENI DOMINE-Fall Babylon Fall-The Chronicle of the Seven Seals ★★★ (2019-03-23 00:46:18)
一応クリスチャン・メタル・バンドではあるものの、
「神を信じよ」的な説法ではなく、聖書のスペクタクルな側面に
焦点を絞って歌詞を綴り、それが宗教的荘厳さとスケール感、緩急とを
併せ持ったサウンドとドラマティックに噛み合ったのが、
三部構成、20分以上に及ぶこの一大組曲であったという。
ドゥーム・メタル化したQUEENSRYCHE的感触もある名曲。
VENI DOMINE-Fall Babylon Fall ★★★ (2019-03-23 00:29:01)
スウェーデン出身の4人組で、ラテン語で《主よ、我を導き給え》を意味するVENI DOMINEを名乗ったクリスチャン・メタル・バンドが、EDGE RECORDSから'91年に発表したデビュー作。当時、名匠ロドニー・マシューズ謹製の「崩壊するバビロン」を切り取ったスペクタキュラーなアートワークに惹かれて本作の輸入盤を購入した記憶が薄っすらとあるのですが、少し前にぶらっと中古CD屋に立ち寄ったら何と国内盤を発見。「これって日本盤も出てたんだ?」と、ついつい懐かしさに駆られて衝動買いをしてしまったという。
クリスチャン・メタルといっても作風にSTRYPER辺りとの共通点はほぼ無し。ミドル~スロー・テンポを中心に構成された重厚長大な楽曲群はその大半が6~8分台、ラストを〆る三部構成の組曲⑦に至っては20分越えという大作主義っぷり、加えてジェフ・テイトからの影響を伺わせるシンガーの存在も相俟っ
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VENI DOMINE (2019-03-23 00:26:23)
'87年にスウェーデンのソレントゥナにおいて、トルビヨーン(G)とトーマス(Ds)のヴァインショー兄弟を中心に結成。
クリスチャン・メタル・バンドのコンピレーション・アルバム『WHITE METAL WARRIOR』に参加したことで注目を集め、’91年に1st『FALL BABYLON FALL』でデビュー。ロドニー・マシューズが手掛けた美麗なアートワークも話題を呼び(マシューズは前述のコンピ盤のアートワークも担当していた)同作はテイチクから日本盤もリリースされた。
プログレ・メタル的構築美と、ドゥーム・メタリックな重厚感を併せ持ったサウンドを武器に断続的にアルバムを発表していたが、’12年に解散してしまった模様。
JACKAL-Rise-Rise ★★★ (2019-03-20 01:01:59)
やや粗削りながらも、北欧産らしい冷ややかな憂いを湛えたメロディと
静と動を活かしたドラマティックな曲展開を同居させた、
イントロからして名曲の風格漂うこのアルバム表題曲の完成度は
本編の中でも頭一つ抜きん出ている印象です。
JACKAL-Rise ★★ (2019-03-19 00:48:12)
JACKALやNARITA等での活動を通じ、マニア筋から実力派シンガーとして高く評価されたブライアン・リッチ(故人)を擁するスウェーデンの4人組が、'90年にEMI RECORDSから発表した1stアルバム。第2次北欧メタル・ブームを代表する名盤の一つ、’93年発表の2nd『VAGUE VISION』がここ日本でも評判を呼んだことから、当時の所属レーベル、ゼロ・コーポレーションを通じて本作国内盤も発売の運びとなりました。
メジャー・リリースにも関わらず、80年代に作り溜められたデモテープ音源が勝手に流用されてしまったとのことで、音質はイマイチ。サウンドの焦点も定まっているとは言えず、またブライアンの歌唱力もこの時点ではまだまだ青さが感じられる…と、ぶっちゃけ粗削りな作品であることは隠しようもありませんが、でもそこが本作の魅力でもあるという。
全編に亘ってガムシャラに歌いまくる
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AXXIS-Paradise in Flames-Tales of Glory Island ★★★ (2019-03-17 22:16:20)
80年代はアメリカナイズ、90年代はダーク&ヘヴィ、
そして00年代以降はエピカルな要素を増量させることが
欧州HR/HMシーンのトレンドと言えなくもないような?と、
ふと考えさせられた、勇壮且つ劇的に疾走するメロパワ・チューン。
AXXISは初期作しか知らなかったのでその変わりようにビックリですが
いやでも全然悪くない。思わず力瘤るカッコ良さですよ。
AXXIS-Paradise in Flames ★★★ (2019-03-17 22:03:22)
AXXISというと、未だついつい「新人バンド」の括りに入れてしまいそうになるのですが、既に彼らも活動開始から30年を数えるベテランの仲間入りをしているのですから、時間が経つのは早い。
その活動期間を通じて最もポップ寄りな方向性を模索していた時期に発表された2nd『アクシスⅡ 帝国興隆』(’91年)以来、AXXISの作品に触れるのはかなり久々だったので、大仰なイントロ①に続き、女性Voとの掛け合いをフィーチュアして力強く突き進む②がアルバム開幕を告げる’06年発表の本作(9thアルバム)を聴いてびっくり。いつの間にかオペラティックなパワー・メタル路線に鞍替えをしていたとは。何だか同窓会で再会した旧友が、自衛隊に入ってすっかり体育会系のマッチョに様変わりしていたことを思い出しましたよ。関係ねえか。
線の細いバーナード・ワイスのハイトーンVoが、バックのパワフルな演奏に埋没しがちな
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AXXIS-II-Little Look Back ★★★ (2019-03-14 23:17:12)
ポップな躍動感溢れる曲調に、ほんのり欧州風味の哀愁漂う
キャッチーなメロディが乗っかったAXXISの代表曲(ですよね?)
鼓膜に突き刺さるVoのハイトーンは好き嫌いが分かれますが
個人的にこの曲の魅力の一端は、限界ギリギリを攻めているような
このいっぱいいっぱいな歌声に依るところもあるのではないかと思う次第。
AXXIS-II ★★★ (2019-03-14 23:11:36)
デビュー作『KINGDOM OF THE NIGHT』(’90年)が、本国ドイツにおいて発売開始から2週間足らずで2万枚以上を売り上げる大ヒットとなり(ナショナル・チャートに12日間連続でランクインし、国内HR/HMバンドの1stアルバムの売り上げレコードを更新したのだとか)、勢いに乗ったAXXISが'91年に早くも発表したのがこの2ndアルバム。
前回が『暗黒の支配者』で、今回は『帝国興隆』。邦題は相変わらず大仰ですが、追及している音楽性はタイトでスマート&機動力に富むメロディックHRサウンド。寧ろKey奏者の加入で収録曲のバラエティは更なる広がりをみせていて、HELLOWEENを彷彿とさせるメロパワ・メタル調の①②があったかと思えば、レゲエのリズムを取り入れた③や、明るく躍動する④、ノリノリに突っ走る⑩があり、一方で哀愁たっぷりのバラード⑤、重厚だがコーラスは非常にキャッチーな
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FAITHFUL BREATH-Live ★★★ (2019-03-13 23:46:19)
後にRISKへと転生を果たすこととなる、ハイミィ・ミークス(Vo、G)が率いた「早過ぎたヴァイキング・メタル・バンド」こと、ドイツのFAITHFUL BREATHが'86年にNOISE RECORDSから発表し、惜しくも最終作となってしまった実況録音盤。タイトルはズバリ『LIVE』。シンプルでソリッド、飾り気はなくとも熱い心意気が詰まった本作に相応しい単刀直入なタイトルではないでしょうか。
‘85年に行われた欧州ツアーから、複数会場のライブの模様をピックアップ。響き渡る野郎共の野太い歓声とヴァイキング音楽風のSEに導かれ、勇ましくもどこか物悲しい名曲①が重厚に炸裂するOPだけで、こちとら胸のエンジンにボッと火が点りましたよ。但し本編は1曲毎にフェードアウトするぶつ切り構成。そのため盛り上がりに水を差されること夥しいのですが、それでも、タイトル通りの猛々しさで突っ走る②は荒っぽく、ヘ
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SHOTGUN MESSIAH-Violent New Breed ★★ (2019-03-13 00:41:53)
LAを拠点に活動していたSHOTGUN MESSIAHが、故郷スウェーデンへと戻り、新たにVoとGのユニット体制となって'93年に発表した3rdアルバム。
GUNS’N ROSESの流れを汲むスリージーなロックンロールを演っていた前2作に対し、サポート皆無だった所属レーベルに対する鬱憤をブチ撒けたという本作で炸裂するのは、エフェクトで歪められたVo、ザクザク刻まれるスラッシーなGリフ、冷徹な打ち込みリズムに支配されたマシーナリーなインダストリアル・メタル・サウンド。その変貌ぶりときたら、夏休み明けに不良デビューを飾った生徒を発見した担任教師ばりに「一体何があったんだよ…」と呟くレベルですが、後知恵で考えるなら、バンドの中心メンバーで後にマリリン・マンソンのブレーンとして、またドイツのKMFDMのメンバーとしても活躍することとなるティム・スコルド(G)が、いよいよその本領を発揮しただ
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KING KOBRA-II-Hell On Wheels ★★★ (2019-03-12 00:20:25)
カーマイン・アピスの年齢を感じさせない
豪快なドラミングに先導される形で疾走するOPナンバー。
曲作りの際に念頭にあったのは間違いなく名曲“READY TO STRIKE”だと思いますが
ポール・ショーティノの熱唱、勇ましくもキャッチーなコーラス、
アグレッシブに切り込んでくるGと、安易な焼き直し感は皆無。
このレベルの楽曲が生み出せるのならKING KOBRAはまだまだイケル!
と思わせてくれるに十分なカッコ良さですよ。
KING KOBRA-II ★★ (2019-03-12 00:08:28)
忘れた頃に新作を届けてくれる復活KING KOBRAが'13年に発表した5th。だのにタイトルが『Ⅱ』なのはカーマイン・アピスお爺ちゃんがボケちゃったから…ではなく、オリジナル・メンバーが再結集(シンガーを除く)して作った2枚目のアルバムという意味なのだとか。
シンガーは今回もポール・ショーティノ。実力はとうの昔に証明済みの本格派ながら、タイプ的にはブルージーでソウルフルな歌い回しを得意とする人。オリジナルVoのマーク・フリーとは声質から歌唱スタイルまで大きく異なるので、こちとら「ミスキャストだわー」とテンションだだ下がりで、発表当時は購入スルーを決め込んでしまいましたよ。
しかし本作、そうしたこっちの不見識を嘲笑うかの如く出来が良い。ショーティノの資質に合わせたのか、全体的に埃っぽさを増したHRサウンドは、メンバーのパフォーマンスの成熟具合と相俟って実に味わい深く、それでい
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BLACK 'N BLUE-Nasty Nasty-Kiss of Death ★★★ (2019-03-10 23:18:48)
曲名だけで何やら名曲の風格が感じられますが(?)、
事実、硬質なGリフが切れ味鋭く刻まれるイントロに続き
ジェイミー・セント・ジェイムズの威勢のいいシャウトVoと共に
楽曲がアクセル全開で走り始めた途端、聴いてるこっちも
猛然と頭を振らずにはいられないスピード・ナンバーの名曲に仕上がっています。
BLACK 'N BLUE-Nasty Nasty ★★★ (2019-03-10 23:10:58)
前作『WITHOUT LOVE』(’85年)で組んだブルース・フェアバーンが、BON JOVIと共に成功の階段を猛然と駆け上がる光景を見送りつつ、今度はKISSのジーン・シモンズをプロデューサーに起用してBLACK’ N BLUEが'86年に発表した3rdアルバム。
LAメタル・ムーブメントの中核を担うバンドの一つでありながら、なかなかブレイクの切っ掛けを掴めない焦りやプレッシャーが、当時の彼らになかったわけはないと思うのですが、さりとてここで聴くことが出来るサウンドには、バラードを演ってみたり、Keyのフィーチュア度を高めて売れ線に走ってみたりといった小細工は一切なし。まぁ中にはジョナサン・ケイン(JOURNEY)提供のポップでメロディアスな⑥のような異色曲もあったりしますが――でも良い曲ですよ――、元気溌剌なジェイミー・セント・ジェイムズのシャウトVo、躍動感溢れるトミー・セイ
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QUIET RIOT-Terrified ★★ (2019-03-07 23:39:07)
シングル“CUM ON FEEL THE NOISE”とデビュー作『METAL HELTH』(’83年)の大ヒットで一気にHR/HMシーンの頂点へ駆け上がるも、その後MOTLEY CRUE、RATTといった若手LAメタル勢の台頭やケヴィン・ダブロウ(どうでもいいけど受験/進級シーズンには禁句なお名前だ)のビッグマウスぶりが災いして、駆け上がった時と同じ速度で王座から転げ落ちていき80年代末期に解散してしまったQUIET RIOTが復活。ケヴィン・ダブロウ(Vo)、カルロス・カヴァーゾ(G)、フランキー・バネリ(Ds)という『METAL~』参加メンバーが再結集し、彼らのブレイクから丁度10年の節目になる'93年に、この復活第一弾アルバムを発表しました。
デビュー当時の底抜けに明るいロックンロール色が薄まって、時折ブルージーな香り漂う翳りを帯びたシリアスな作風は、メンバーのミュージシャ
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RICHIE ZITO-Avalon-Avalon ★★★ (2019-03-07 00:49:57)
郷愁をそそるサビメロが絶品のアルバム表題曲。
この曲をダニー・ヴォーンに歌わせているのが正に慧眼で
彼のハート・ウォーミングな歌声は間違いなく
楽曲の完成度を更に数段引き上げてくれていますよ。
何気にGソロも素晴らしい。
個人的にはアルバム収録曲中、最も愛している楽曲です。
RICHIE ZITO-Avalon-Nightmare ★★★ (2019-03-07 00:44:37)
リッチー・ジトー自ら奏でる熱を帯びたGの活躍もあって
80年代初頭のHMの名曲的な風格すら感じられる気がしますよ。
エディ・マネーのVoもハマっています。
この人からこういうタイプの楽曲が出てくるとは思っていなかったので
「色々な引出し持ってるなぁ」と、改めて感心することしきりでした。
RICHIE ZITO-Avalon ★★★ (2019-03-06 00:17:54)
80年代のヒット作には欠かせない存在だった名物プロデューサー兼ソングライターのリッチー・ジトーが、久々にHR/HMシーンの第一線に復帰。自らプロデュースとコンポーズ、更にG、B、Keyまで兼任するマルチ・アーティストっぷり全開で立ち上げたメロハー・プロジェクトAVALONが、FRONTIERS RECORDSから'06年に発表した1stアルバム。
ジョー・リン・ターナー、ジェセフ・ウィリアムズ、ジョルジオ・モロダー、エリック・マーティン、リッチー・コッツェン、フィリップ・バードウェルetc…と、豪華なゲストVoを迎え制作されているだけに、きっとゴージャスなポップ・メタル・アルバムに違いない!…と思いきや、淡々と刻まれるGリフに乗せてヒューゴ(ex VALENTAINE)が哀愁のメロディを歌い上げるOPナンバー①を手始めに、プロダクションにしろ楽曲にしろ、意外なぐらい飾り気を抑えたシ
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RICHIE ZITO (2019-03-06 00:16:03)
80年代から90年代前半にかけてのHR/HMシーンを語る上で欠かすことの出来ない重要人物。70年代にセッション・ミュージシャンとして業界入りし、以降、関わる作品を次々に大ヒットに導く名物プロデューサー/コンポーザーとして盤石の地位を築く。関わった作品をいちいち挙げていくとキリがないので割愛。
ただ、意外にも長いキャリアを通じてソロ・アルバムとは縁がなく(多忙過ぎたのか)、’06年にFRONTIERS RECORDSから発表した『AVALON』が、作曲/レコーディング両面で自らが陣頭指揮を執り仕上げた初めての作品なのだとか。
ROXUS-Nightstreet ★★★ (2019-03-05 00:25:52)
ROXETTEとかROXANNEとか、似た名前のバンドが多くて混乱しますが、こちらはオーストラリア出身のKey奏者を含む5人組。本作は彼らが'91年に発表し、本国アルバム・チャートにおいて最高第5位にランクインするヒット作となった1stフル・アルバムです。
いきなりのメジャー・デビュー、プロデュースはINXSやSTEELHEARTとの仕事で知られるマーク・オピッツが担当するというお膳立ての揃いっぷり。更にBURRN!!誌の輸入盤レビューで高評価をゲットし、TDKから出ていた国内盤が中古盤市場じゃ高額で取引されている…なんて話を耳にすると、その内容について弥が上にも期待が膨らみますし、実際ダニー・ヴォーン系のハート・ウォーミングな声質のVo、エネルギッシュ且つ歌心に溢れたG、HR然とした躍動感を楽曲に付与するリズム隊、抒情的なKeyに柔和に彩られたメロハー・サウンドは、そうした高まり
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ROXUS (2019-03-05 00:22:55)
‘87年にメルボルンで結成。BON JOVI、POISON、WARRANTといったバンドの前座を務める等、積極的なライブ活動が評判を集めレコード契約をゲットすると、'89年に2枚のシングル、'90年にEPを発表してデビュー。
'91年リリースの1st『NIGHT STREET』(日本盤は’93年にTDK/WARNERから発売)は豪アルバム・チャート最高第5位にランクイン、シングル・カットされた楽曲群も好成績を残するヒットとなり、ROXUSは翌年直ちに2ndアルバムを制作すべくスタジオ入りするが(プロデューサーはジェフ・パリス)、結局アルバムは完成されることなく、その年の大晦日に最後のライブを行った後、'94年にバンドは解散している。
GIANT-Time to Burn-Lost in Paradise ★★★ (2019-03-03 10:48:44)
名曲“STAY”の後に、この名バラードが続いた時点で、
自分の中で『TIME TO BURN』の名盤評価が確定しましたね。
悲哀に満ちたメロディ、「エモーショナルとはこういうことだ!」
と言わんばかりに、歌とギターに魂込めるダン・ハフの
パフォーマンスに圧倒されてしまいます。
GIANT-Time to Burn-Stay ★★★ (2019-03-03 10:37:30)
抑え気味のヴァースから、パッと花開くようなキャッチーなコーラスへと
繋がる展開が非常に秀逸。曲調はポップで洗練されていますが
そこにダン・ハフの粘っこくエモーショナルなVoとGが乗っかることで
GIANTならではの魅力を放つ名曲が一丁上がり。
バンドがこれをリーダートラックに選んだ気持ちがよくわかります。
GIANT-Time to Burn-Chained ★★★ (2019-03-03 10:32:54)
ほんのりブルージーな薫りも漂わせつつ
7分以上に及ぶドラマティックな曲展開と
中間部で奏でられる神秘的なメロディや
弾きまくるダン・ハフのGプレイ等を聴いていると
GIANT版“STAGAZER”的な形容もチラリと脳裏をよぎります。
GIANT-Time to Burn ★★★ (2019-02-28 22:48:25)
ダン・ハフ(Vo、G)と言えば、歌もギターもエモーショナル、曲作りに冴えを発揮し、現在はロック/カントリー分野で引く手数多のプロデューサーとして名を馳せる傑物。その彼が弟のデヴィッド・ハフ(B)、アラン・パスカ(Key)ら、名うてのセッション・ミュージシャン達と結成したGIANTが、1st『LAST OF THE RUNAWAY』のスマッシュ・ヒット後EPIC RECORDSへと移籍して、'92年に発表した2ndアルバムがこちら。
折からのグランジ・ブームに巻き込まれ、セールス的には不本意な結果に終わってしまったと聞く本作ですが、高度な演奏技術と卓越したアレンジ・センスをキャッチーで分かり易い楽曲作りのためにに惜しみなく注ぎ込んだ、ほんのりブルージーな香り漂うメロディック・ロック・サウンドは、傑作だった前作にだって引けを取らない充実っぷり。
90年代という時節柄、メロディの透
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DAVID GLEN EISLEY-Stranger From the Past-Don't Turn Away ★★★ (2019-02-28 00:15:11)
エモーションとタメの効いた、じっとりと熱を帯びた曲展開に、
デイヴィッドのクドイぐらいにダイナミックな歌唱がよく映えます。
胸を鷲掴みにされるような終盤の怒涛の盛り上がりっぷりを支える
クレイグ・ゴールディのGがここでも良い仕事をしていて、
本作でこの人の再評価ゲージがストップ高ですよ。
DAVID GLEN EISLEY-Stranger From the Past-Sing Brother ★★★ (2019-02-28 00:06:03)
「入魂」という表現がぴったりくる熱唱といい
哀愁の海にどっぷり浸かったメロディの迸りといい
シンガーとして、ソングライターとして、
デイヴィッド・グレン・アイズレーというミュージシャンの
才能を存分に堪能できる名バラード。
クレイグ・ゴールディのエモーショナルなGプレイも実に沁みる。
DAVID GLEN EISLEY-Stranger From the Past ★★★ (2019-02-26 23:53:23)
ジーン・シモンズのお眼鏡に適わずHOUSE OF LORDSに参加し損ねて以降は、関わったバンドや作品が悉くパッとしない結果に終わっていたデイヴィッド・グレン・アイズレー(Vo)。そうした彼に対する冴えないイメージを一変させてくれたのが、盟友クレイグ・ゴールディ(G)、チャック・ライト(Ds)、その他多数のゲスト・ミュージシャンを招いて制作、'00年にFRONTIERS RECORDSから発表されたこの1stソロ・アルバムでした。
1人でG、B、KeyからDsまでこなすマルチ・ミュージシャンとして、神秘的な序曲からパワフルに展開していくOPナンバー①②の流れを始め、抒情メロディと熱い盛り上がりに彩られた楽曲をクリエイトする優れた作曲家/プロデューサーとして、そして何より実力派シンガーとして、本作のデイヴィッドは持てる才能をフル稼働。この人のVoは良く言えば個性的で豪快、悪く言うと脂
…続き
DAVID GLEN EISLEY (2019-02-26 23:51:12)
元メジャー・リーガー(サンフランシスコ・ジャイアンツ所属)という異色の経歴の持ち主で、グレッグ・ジェフリア率いるGIUFFRIAにフロントマンとして参加したことで、一躍その名をHR/HMシーンに知らしめたアメリカ人シンガー。
個性的な歌声のみならず、端正なルックスを活かして俳優としても活動していた時期がある模様。奥様が女優のオリビア・ハッセー(日本だと布施明の元嫁として知られる)で、俳優としての活動はその辺のコネクションも関係していたのかなと。
PRIDE OF LIONS-Immortal-Are You the Same Girl ★★★ (2019-02-26 00:07:06)
澱みなくどこまでも真っ直ぐに響き渡るトビー・ヒッチコックのクリアなハイトーンVoと、
ジム・ピートリックがクリエイトする甘美でエモーショナルな哀メロとが絶妙な
マッチングを聴かせてくれる、感動するしかない名バラード。
ストリングス、泣きのG、ピアノ、そしてトビーの熱唱が
涙のカツアゲを迫る終盤の盛り上がりっぷりと来たらもう…。
フェードアウトで終わってしまうのがちと残念
PRIDE OF LIONS-Immortal-Vital Signs ★★★ (2019-02-26 00:00:30)
SURVIVORのヒット・アルバムを思い起こさせる曲名ですが、
それだけジム・ピートリックも出来栄えに自信を持っているということなのでしょう。
トビー・ヒッチコックの伸びやかなハイトーンVoとハード且つメロディックなGが
疾走するリズムの上で溌剌と動き回る様は実に爽快です。
PRIDE OF LIONS-Immortal ★★★ (2019-02-24 23:55:12)
先頃購入したトビー・ヒッチコックの2ndソロ『THE RECKONING』の出来栄えにいたく感心させられ、久々にPRIDE OF LIONSのカタログを引っ張り出して聴き直してみたところ、購入当初よりも評価がグッと高まったのが’10年発表のこの4thアルバムです。
というか、当時は2、3回流し聴きして「うーん、置きに行ってない?」ぐらいの感想でCD棚に放り込んでしまっておりましたが、今聴くと「これのどこが置きに行ってる出来栄えか?!」と。今更ながら間の抜けた感想を垂れ流していた己の顔面に鉄拳制裁を叩き込み、返す刀でジム・ピートリック先生に詫びを入れたくなってしまったという。
本作に託されているのは前3作の流れを汲む、ポップでありつつハード・ロッキンなエッジもしっかりと効かせた、キャッチー且つ健康的にハジけるメロディックHRサウンド。トビーの張りのあるハイトーンVoが、フック満
…続き
TOBY HITCHCOCK-Reckoning-Serenity ★★★ (2019-02-21 23:48:06)
ポジティブでキャッチーなメロディがスッと胸に沁み込んでくる
NEWMANのスティーヴ・ニューマン提供のポップ・チューン。
この人、曲作りだけでなく泣きを発散するGソロも大変素晴らしく、才人だなぁと。
TOBY HITCHCOCK-Reckoning-Promise Me ★★★ (2019-02-21 23:40:44)
澱みなく真っすぐに伸びていくトビー・ヒッチコックのVoと
爽快感に満ちた曲調が相性バッチリ。
PVが作られていると知った時は、
「やっぱりこの曲をリーダー・トラックに選ぶよねぇ」
と、力強く頷いてしまいましたよ。名曲。
TOBY HITCHCOCK-Reckoning ★★★ (2019-02-21 00:31:52)
ジム・ピートリックに見い出され、PRIDE OF LIONSのフロントマンとしてデビュー。まろやかで雑味のない、さながら良質なワインの如き歌声で「無名シンガーにこんな凄い奴がいたのか!」とメロハー愛好家をビックリドッキリさせたトビー・ヒッチコックが、ダニエル・フローレスをプロデューサーに起用、FRONTIERS RECORDSが擁する腕利きソングライター陣の助力も得て8年ぶりに発表した待望の2ndソロ・アルバム。
エリック・マーテンセン(ECLIPSE)の曲作りの才能とトビーの卓越した歌唱力が、リンゴとハチミツばりに恋をしたバーモントな名盤『MERCURY’S DOWN』はスケールの大きなメロディックHRアルバムでしたが、今作はスケール感やドラマ性は控えめに、その分トビーの歌にフォーカスを絞ってメロハー成分を強めた仕上がり。マジックが働いた結果「掛け算」の産物となった前作に比べると
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XORIGIN-STATE OF THE ART-THE ONE FOR ME ★★★ (2019-02-19 23:29:03)
ハリウッドで活動していたメイン・メンバーの経験が活かされた
湿度低めで爽やかにそよぐハードポップ・チューン。
キラキラと奏でられるKeyが実に心地良いったら
XORIGIN-STATE OF THE ART-CAN'T KEEP RUNNING ★★★ (2019-02-19 23:23:21)
ハードにしてメロディック、スペーシーなスケール感も宿した
XORIGINというプロジェクトが秘めるポテンシャルの大きさを
如実に伝えてくれるドラマティックな逸品。
OPナンバーに打ってつけの名曲ですよ。
XORIGIN-STATE OF THE ART ★★★ (2019-02-19 00:25:09)
ダニエル・フローレス関連作品を集めていく中で行き当たった1枚。オリジン弁当の常連限定シークレット・メニューみたいなバンド名ですが、実際はノルウェー人シンガーのヨハネス・ストールと、スウェーデン人ギタリストのダニエル・パルムクヴィストという、かつてはハリウッドでORANGE CRUSHなるバンドで活動を共にしていた二人のミュージシャンが新たに立ち上げたメロディックHRユニットであり、本作はダニエル・フローレスがプロデュースを務めた’11年発表のデビュー作にあたるアルバムです。
音楽性は、ヨハネスの伸びやかなVoとダニエルのメロディアスなGを両軸に、キラキラなKeyと美麗なハーモニーを随所に散りばめた、JOURNEYやTOTOに通じる(いかにもFRONTIERS RECORDS作品らしい)適度なハードネスとポップネス、涼しげな哀愁とキャッチーさとが同居するメロディアスHRサウンドを実践
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CARE OF NIGHT-Love Equals War-Love Equals War ★★★ (2019-02-18 00:07:38)
神秘的なイントロから、煌びやかに
メロディアスに展開していくアルバム表題曲。
高揚感を伴うポップな曲調がまさにOPナンバーに打ってつけです。
CARE OF NIGHT-Love Equals War ★★★ (2019-02-17 10:28:56)
1st『CONNECTED』(’15年)が雑誌やネット上において高評価を獲得し、非常に幸先の良い日本デビューを飾ることに成功するも、好事魔多し。その後はメンバーの脱退が相次ぎ、4年間もの沈黙を余儀なくされてしまったわけですが、長いブランクをものともせず、この2ndアルバム(’19年)でもポップ&キャッチーに煌めく王道北欧産メロハー・サウンドを追求する一念に揺るぎなし。寧ろ新加入のギタリストが楽器の腕前だけでなく曲作りに関しても豊富なアイデアを持った逸材だったこともあり、収録曲のクオリティから、Keyを活かした技ありのアレンジ、それにパフォーマンスに至るまで、自分たちの長所を素直に伸ばした充実の内容に仕上がっていてホクホク顔ですよ。
神秘的なイントロから高揚感を伴いスタートする①、爽快な躍動感に満ちたアップテンポの②、ピアノの美旋律と、聴かせるGソロにグッとくる③、Voの伸びやかな歌
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CARE OF NIGHT-Connected ★★★ (2019-02-14 23:52:58)
プログレ・メタル・バンドSEVEN TEARSを前身として’09年に結成され、同郷の詩人ブルーノ・K. ウィエルの作品からバンド名を頂きCARE OF NIGHTを名乗ったスウェーデンの5人組が、'16年にRUBICON MUSICから発表した1stアルバム。
OPナンバーは“カサンドラ”。このマッチョな獄長が支配する世紀末世界の大監獄みたいな曲名に反して、神秘的なイントロからフレッシュなコーラス・ワークが響き渡る健康美に満ちた①がアルバム全体の方向性を物語る通り、本作において追求されているのは、甘美でキャッチーなメロディ、クリアなハイトーンで溌剌と歌うVoと美麗なハーモニー、多彩な音色で楽曲をドラマティックに修飾するKey、コンパクトにまとまった魅力的なソロを奏でるGが織りなす、北欧メロディック・ロックの美点を集約したようなサウンド。
特に強力なメロハー・チューンが連続する
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COASTLINE-Coastline-Masterplan ★★★ (2019-02-13 23:54:41)
甘く軽快な曲調にヘレナ嬢の可憐な歌声が映えるハードポップ・ナンバー。
キャッチーに弾むメロディを聴いていると
こちらの荒んだハートもいつしか弾み出すという塩梅で。
COASTLINE-Coastline-Miracle ★★★ (2019-02-13 23:24:24)
緩急を効かせてアルバムの最後を哀愁たっぷり且つハードに締め括る名曲。
切ないフィーリングを発するヘレナ嬢の歌声のみならず、
要所でテクニカル且つ泣きに満ちたメロディを噛ませてくる
Gの活躍ぶりにも耳惹かれます。
COASTLINE-Coastline ★★ (2019-02-13 00:08:28)
紅一点の女性シンガー、ヘレナ・ローゼンタールを擁し、“名前のない馬”や“銀色の髪の少女”等のヒット曲で知られるイギリスのフォーク/ロック・グループAMERICAのアルバム・タイトルからバンド名を拝借して、「COASTLINE」を名乗ったスウェーデンの5人組が、'03年にVINNY RECORDSに残した最初で最後のフル・アルバム。
Keyが軽やかに弾むイントロからして絵に描いたようなメロハー感を醸し出すOPナンバー①や、明るくキャッチーな③が作品全体の方向性を示唆する通り、本作はポップな「歌」を主役に据えたメロディアスHRアルバム。お世辞にも上質とは言い難いプロダクションと、ベタ足気味のリズム・ワークが、本来サウンドが持ち得る筈の躍動感を多少スポイルしている感は否めないものの、ヘレナ嬢の耳に心地よく響く健康的な歌声と、そのVoをメロディアスな演奏で堅実にサポートするG、煌めくKey
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OUTLOUD-We'll Rock You to Hell and Back Again-Tonite ★★★ (2019-02-11 22:57:53)
イントロを駆け抜けるKeyリフだけで「はい、名曲!」とならざるを得ない。
メタリックな疾走ナンバーの1曲目、哀愁のメロディに酔う2曲目と来て
ダメ押しでこの王道メロハー的魅力を放つ名曲が後に続くわけですから
そりゃあ素晴らしいアルバムでないわけがないという。
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