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火薬バカ一代さんのページ
火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1301-1350
VIRGINIA WOLF-Virginia Wolf
NUCLEAR VALDEZ-I Am I-Rising Sun
NUCLEAR VALDEZ-I Am I-Summer
NUCLEAR VALDEZ-I Am I
AOR-The Secrets of L.A.-Back to San Francisco
AOR-The Secrets of L.A.-Deep Whirlpool
AOR-The Secrets of L.A.
LOU GRAMM-Long Hard Look-I'll Know When It's Over
LOU GRAMM-Long Hard Look-True Blue Love
LOU GRAMM-Long Hard Look
PROPHET-Cycle of the Moon-Tomorrow Never Comes
PROPHET-Cycle of the Moon-On the Run
PROPHET-Cycle of the Moon
HOUSE OF LORDS-Sahara-Remember My Name
HOUSE OF LORDS-Sahara-It Ain't Love
HOUSE OF LORDS-Sahara-Sahara
HOUSE OF LORDS-Sahara
TIGERTAILZ-Bezerk-Call of the Wild
TIGERTAILZ-Bezerk-Action City
TIGERTAILZ-Bezerk-Heaven
GUARDIAN-Miracle Mile-Sweet Mystery
TIGERTAILZ-Bezerk
GUARDIAN-Miracle Mile
FROM THE INSIDE-Visions-21st Century
FROM THE INSIDE-Visions-If It's Not Love
FROM THE INSIDE-Visions-Listen to Your Heart
FROM THE INSIDE-Visions
FROM THE INSIDE
LOS ANGELS-Neverland-Confessions of a Broken Heart
LOS ANGELS-Neverland-Tonight Tonight
LOS ANGELS-Neverland-Promises
LOS ANGELS-Neverland
LOS ANGELS
RADIOACTIVE-Taken-Premonition
RADIOACTIVE-Taken
MAVERICK-MAVERICK-MAVERICK
MAVERICK-MAVERICK-ENDLESS SMILE
MAVERICK-MAVERICK
PYG-PYG! Original First Album -Hana Taiyo Ame
Scheherazade-Scheherazade
PYG-PYG! Original First Album -Nanimonai Heya
PYG-PYG! Original First Album
PAGEANT-奈落の舞踏会-仮面の笑顔
PAGEANT-奈落の舞踏会-蜘蛛の館
PAGEANT-奈落の舞踏会
RONDINELLI-Our Cross - Our Sins-It's a Lie
RONDINELLI-Our Cross - Our Sins
GILLAN-On the Rocks
FROM THE FIRE-THIRTY DAYS AND DIRTY NIGHTS
WILDSIDE-Under the Influence-Lad in Sin
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発言している27曲を連続再生 - Youtube



VIRGINIA WOLF-Virginia Wolf ★★★ (2018-12-23 09:46:30)

その昔『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』というハリウッド映画がありましたが、あの作品同様、イギリスの女流作家VIRGINIA WLOOFからバンド名を頂いたのであろうマンチェスター近郊の都市ウォースリー出身の4人組が、'86年にATLANTIC RECORDSから発表した1stアルバム。
Voは、ここ日本ではHEARTLANDのフロントマンとして知られるクリス・ウーズィー。Dsはかのジョン・ボーナムの子息ジェイソン・ボーナム。更にプロデュースはQUEENのロジャー・テイラーが担当と、本作はなかなか豪華な面子でレコーディングされていまして。リズムを敢えて打ち込みっぽく処理した音作りは「80年代ど真ん中」といった趣きで、今聴くと相当に時代を感じさせられてしまいますが、それでも尚、跳ねるエレピが王道ハードポップ感を醸し出す③、サックスをフィーチュアした瀟洒なバラード④、女性コーラス
…続き

NUCLEAR VALDEZ-I Am I-Rising Sun ★★★ (2018-12-21 00:11:16)

Gによるシンプルな泣きメロの反復に
涙ちょちょ切れてしまうラスト・ナンバー。
曲調だけ取り出せば決してバラードではないのですが、
並のバラードじゃ束になって掛かっても太刀打ちできないぐらい
メロディも演奏も泣きまくっています。

NUCLEAR VALDEZ-I Am I-Summer ★★★ (2018-12-21 00:03:19)

NUCLEAR VALDEZ=この曲といっても過言ではない
哀愁のラテン・ロックンロール。
ロックンロールといっても、VoもGもメロディも
下手なバラードより遥かに泣きまくっていますが。
この曲があまりに素晴らし過ぎて、2曲目以降の楽曲を
食ってしまっている印象がある点は痛し痒し。

NUCLEAR VALDEZ-I Am I ★★★ (2018-12-19 10:06:04)

夏がく~れば思い出す~ “涙のサマー” 酷いジャケ~(外盤)♪…と、思わず“夏の思い出”の節付けて歌いたくなる、NUCLEAR VALDEZが’89年に発表した1stアルバム。
親に連れられキューバやドミニカ共和国からのアメリカへと渡ってきたメンバー達により結成されたバンドだけあって、本作に託されているのは彼らのルーツを伺わせるラテン・ロック。とはいえ、踊れや騒げやの陽気なノリではなく、例えばバンド結成の地であるマイアミが、風光明媚な観光都市と貧富の格差が生む犯罪都市としての二つの顔を持ち合わせているのと同様、NUCLEAR VALDEZが聴かせてくれるサウンドも、ラテン・ミュージックのもう一つの側面である「エモーション」と「哀愁」にフォーカスされています。何せ作中最も軽快なノリを伴う③のような楽曲ですら、彼らの手に掛かるとやるせない憂いを湛えて響くのですから相当なものですよ。
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AOR-The Secrets of L.A.-Back to San Francisco ★★★ (2018-12-17 23:47:10)

フレデリック・スラマは見た感じミュージシャンとしての
オーラは限りなくゼロですが(失礼)、実に良い曲を書く人で
ビル・チャップリンのVoをフィーチュアしたこの曲はその好例。
キラキラと跳ねるピアノが効果的に使われているのもポイントです。

AOR-The Secrets of L.A.-Deep Whirlpool ★★★ (2018-12-17 23:43:19)

ファーギー・フレデリクセン関連作品を集める中でゲットしたアルバムでしたが、
適度にキャッチー、適度にハードなこの逸曲は、
まさに彼が歌うに相応しい出来栄えで、アルバムに対する期待値を高める
OPナンバーとしての役割をきっちり果たしてくれています。

AOR-The Secrets of L.A. ★★★ (2018-12-16 23:17:33)

若き日に、英語を学ぶために訪れたロサンゼルスにすっかり魅了されてしまい、以降、自身が制作したアルバムのタイトル全てに「L.A.」の単語をブッ込む等、かの地に対するZOKKON命(LOVE)っぷりをつまびらかに表明し続けるフランス人ミュージシャン、フレデリック・スラマ。その彼が立ち上げたプロジェクト、AORの9作目となるスタジオ・アルバムがこちら(’13年発表)。
メロハー作品請負人ことトミー・デナンダーがフレデリックと共同でプロデュースと曲作りを手掛けた本作は、いかにもカリフォルニアの青い空が似合いそうな(そしてプロジェクト名に違わぬ)ポップにしてキャッチー、且つ爽快なハードポップ・チューンが全編に亘って目白押し。まるでフレデリックの「ミーはロスを愛してるザンス」(誤ったフランス人像)との主張がそのまんま音として表現されているかのようですよ。
惜しむらくは本編に「これぞ!」と
…続き

LOU GRAMM-Long Hard Look-I'll Know When It's Over ★★★ (2018-12-16 01:38:03)

哀愁を帯びたメロディを熱っぽく歌い上げるルー・グラムのVoと、
HR寄りのダイナミズムをもってアルバム後半を盛り上げる
スケールの大きなミッド・チューン。
要所で印象的なGフレーズを差し込んでくるのは
今や大物プロデューサーとして名を馳せるダン・ハフです。

LOU GRAMM-Long Hard Look-True Blue Love ★★★ (2018-12-16 01:32:37)

浮遊感のある爽やかなポップ・チューン。
ルー・グラムの伸び伸びとした歌いっぷりの良さと、
終盤からジワジワと効いてきて、
楽曲をドラマティックに味付けする
Keyの気の利いた仕事ぶりに星3つを進呈。

LOU GRAMM-Long Hard Look ★★★ (2018-12-13 23:39:09)

80年代半ばを過ぎると、FOREIGNER内部ではバンドの方向性を巡ってミック・ジョーンズとルー・グラムの対立が深刻化。ガス抜きの意味合い込みで制作された1stソロ『READY OR NOT』(’87年)が一定の成功を収めたルーの心はますますバンドから離れていき、決定打となったのが’89年に発表されたこの2ndアルバムだったという。(本作リリースの時点で既に彼はFOREIGNERから脱退していたとの説もあり)
主な参加ミュージシャンはルー・グラム以下、ブルース・ターゴン(B)&ヴィヴィアン・キャンベル(G)という後年SHADOW KINGに関わることとなる面々や、実弟のベン・グラム(Ds)、ダン・ハフ(G)といった顔触れ。無論主役はルーのVoであり、シングル・カットされTOP 10ヒットとなったポップな②や、琴の音色をフィーチュアしたオリエンタルなバラード⑦における、ソウルフル且つ
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PROPHET-Cycle of the Moon-Tomorrow Never Comes ★★★ (2018-12-13 00:19:53)

KANSASの“すべては風の中に”と、STYXの“BOAT ON THE RIVER”を
足して2で割ったような印象を受ける物悲しいバラード。
勿論安易なパクリ等ではなく、このバンド独自の魅力を持った名曲として昇華されています。
ラッセル・アルカラのVoの上手さも映えています。

PROPHET-Cycle of the Moon-On the Run ★★★ (2018-12-13 00:18:05)

アルバムとしてはKeyが一歩脇に引いた感がある
『CYCLE OF THE MOON』ですが、この曲では
Vo、Gの向こうを張る大活躍。
結果、前作に収録されていてもおかしくない
濃厚なプログレ・ハード風味漂うドラマティックな
楽曲に仕上がっています。

PROPHET-Cycle of the Moon ★★★ (2018-12-11 22:58:53)

名盤『聖なる予言』(’85年)発表後にディーン・ファザーノが脱退。新Voに、後に自らのバンドARCARAを率いて再び日本デビューを飾ることとなるラッセル・アルカラ(Vo)を加えたPROPHETが、'88年にMEGAFORCE RECORDSから発表した2ndアルバム。
QUIET RIOTとの仕事で有名なスペンサー・プロファーをプロデューサーに起用する人選からも明らかな通り(レーベルにあてがわれた可能性大)、Keyをたっぷりフィーチュアしたプログレ・ハード風味を大きく後退させた今作は、代わりにスコット・メタクサス(G)のGプレイをより前面に押し出した、明朗なポップ・メタル・テイストが大幅増量。憂いに満ちたドラマティックな名曲“STREET SECRETS”からスタートした前作に対し、今回の幕開け役を担うのが開放的なノリを伴うグルーヴィなHRチューン①であることも、そうした方向性を如
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HOUSE OF LORDS-Sahara-Remember My Name ★★★ (2018-12-10 23:35:56)

“IT'S AINT LOVE”とは対照的にしっとり聴かせるバラードで、
シングル・カットされPVが作られたのも納得です。
この曲でもジェイムズ・クリスチャンのソウルフルな歌唱が光っていますよ。
ただこのクオリティでシングル・チャート最高第72位というのは
ちと物足りない。もっと上でもおかしくないのに・・・。

HOUSE OF LORDS-Sahara-It Ain't Love ★★★ (2018-12-10 23:29:23)

ジェイムズ・クリスチャンのパワフルな歌いっぷりと
派手に炸裂するコーラスが大仰な盛り上がりを援護射撃するバラード。
特に2分過ぎ辺りからの盛り上がりっぷりは(良い意味で)息苦しさを覚えるほど。

HOUSE OF LORDS-Sahara-Sahara ★★ (2018-12-10 23:23:29)

タイトルに相応しくどこかミステリアスな空気を身に纏った
重厚にしてドラマティックなミッド・チューン。
トライバルなリズムに乗って雰囲気を盛り上げるイントロ部分では
クリス・インペリテリが客演し高速プレイを閃かせています。
といっても一瞬な上に音量控えめなので「来る」と分かっていないと
聞き逃してしまいそうな贅沢な使い方なのですが。

HOUSE OF LORDS-Sahara ★★ (2018-12-09 00:48:19)

才能と商魂を武器にKISSのジーン・シモンズが立ち上げたレコード会社といえば、目をつけられたアーティスト達が悉く大成できずに終わってしまう不幸の女神チックなレーベルとして一部で有名ですが(?)、幸か不幸かジーンのお眼鏡に適いSIMONS RECORDSからデビューを飾ったのが、グレッグ・ジェフリア(Key)がGIUFRRIA解散後に新たに結成したこのHOUSE OF LORDSであり、本作は彼らが'90年に発表した2ndアルバム。
ジェイムズ・クリスチャン(Vo)を中心に再編された現在のHOUSE OF LORDSが聴かせてくれる、ヨーロピアンな憂いを湛えたメロディックHRサウンドに比べると、この頃の彼らの持ち味は、大味…もとい抜けが良くド派手に繰り広げられる、限りなくGIUFFRIAと同一路線のアリーナ・メタル・サウンドであります。
メロディに泣きや哀愁といった要素は薄く、
…続き

TIGERTAILZ-Bezerk-Call of the Wild ★★★ (2018-12-06 23:44:00)

ワッボーイ!ワッボーイ!
気が付けばコブシ振り上げながら合唱している
爆走ロックンロール・ナンバー。
こういうアグレッシブな楽曲でアルバムを締め括る姿勢は
HMバンドとして非常に信用できますよ。

TIGERTAILZ-Bezerk-Action City ★★★ (2018-12-06 23:42:32)

リフの切れ味は鋭く、Gソロはフラッシー、
そしてサビメロも実にキャッチーと、
本場LAにも負けない、ペカーッと輝くような明るさで
躍動するポップ・メタル・ソング。

TIGERTAILZ-Bezerk-Heaven ★★★ (2018-12-06 23:35:31)

気品を感じさせるピアノの旋律が優美さを演出する
英国のバンドならではの格調とドラマ性を湛えたバラード。
QUEENあたりにルーツを見ることが出来るかもしれませんね。

GUARDIAN-Miracle Mile-Sweet Mystery ★★ (2018-12-05 23:21:18)

気持ち良さげに掻き鳴らされるアコギと軽快に踊るバイオリンが
乾いた哀愁と土の匂いを運んでくるリラックスしたバラード。
ハスキーなシンガーの歌声も曲の雰囲気にマッチしています。

TIGERTAILZ-Bezerk ★★ (2018-12-05 23:08:46)

'87年にデビュー。ケバいルックスとロックンロールを武器に「イギリス初のヘア・メタル・バンド」とも「POISONに対する英国からの回答」とも評されたTIGERTAILZが'90年に発表し、UKチャートTOP40に食い込むスマッシュ・ヒットとなった2ndアルバム。
本作から新Voとしてキム・フッカーが加入しており、このメンバー・チェンジが大正解。テクニック的には決して上手いシンガーではないものの、金属質なシャウトが迫力満点のVoを得て、HMとグラム・ロックという英国の伝統が上手いこと融合を見たサウンドがよりワイルドにビルドアップ。鬼の形相のあんちゃんが睨み効かせるインパクト大なジャケットに相応しく、攻撃的に刻まれるGリフとヘヴィなリズム・セクションが、どこかエキゾチックな雰囲気漂わすストリングスを纏ってズンズン突き進むOPナンバー①の迫力を耳にすれば、「見た目で侮っちゃなんねぇ」とお
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GUARDIAN-Miracle Mile ★★ (2018-12-03 23:44:08)

GUARDIANといえば、ヘヴィ・メタリックな疾走ナンバーから哀愁のバラードまで揃った1st『FIRST WATCH』(’89年)において、STRYPER直系の正統派HMを聴かせてくれたクリスチャン・メタル・シーンの優等生でしたが、国内盤リリースがなかった2nd『FIRE AND LOVE』(’90年)を間に挟み、'93年発表のこの3rdアルバムでは当時HR/HMシーンを席巻していたブルーズ・ロック・ブームに感化されたのか、随分と落ち着いた、茶色いHRサウンドを聴かせるバンドに変貌を遂げていて、初めて聴いた時は面食らってしまいましたよ。(ちなみにプロデュースは、ディノとジョンのエレファンテ兄弟が担当)
美旋律と分厚いVoハーモニーに彩られた正統派クリスチャン・メタルから、アコースティックギターが乾いた空気と土の匂いを運んでくる渋めのブルーズ・ロック路線へ。未だ折に触れては1stを聴
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FROM THE INSIDE-Visions-21st Century ★★★ (2018-12-02 23:45:30)

力強く駆け抜けるメロディック・ロック・ナンバー。
ダニーの熱唱とテクニカルに閃くGソロが得も言われぬ爽快感も運んできてくれます。
このレベルの楽曲がゴロゴロ収録されているのですから
本作がダニー・ヴォーンが関わった作品の中でも1、2を争う傑作と
高評価を受けているのも納得です。

FROM THE INSIDE-Visions-If It's Not Love ★★★ (2018-12-02 23:38:58)

ダニー・ヴォーンの熱い歌声が映える名バラード。
彼がピアノをバックに切々と歌う前半、
楽器隊が加わってエモーショナルに盛り上がる後半、
どちらも涙ちょちょ切れる思いですよ。
日本盤にはアコースティック・バージョンが収録されていることからも
バンド側がこの曲をリーダートラックに位置付けていることが伝わってきます。

FROM THE INSIDE-Visions-Listen to Your Heart ★★★ (2018-12-02 23:32:54)

心地よい疾走感を伴って哀愁のメロディが駆け抜け
聴き手を勇気づけるようなダニー・ヴォーンと
テクニカルなGソロがその上を爽快に舞うアルバムでも
1、2を争う名曲の一つではないかと。

FROM THE INSIDE-Visions ★★★ (2018-12-02 00:54:25)

“FOREVER YOUNG”の名曲ぶりが未だメロディ愛好家の間で語り継がれるアメリカのバンド、TYKETTOのフロントマンだったダニー・ヴォーン。彼が主役を務めるプロジェクトFROM THE INSIDEが’08年に発表した2ndアルバムがこちら。日本盤は当時キングからリリースされたものの既に廃盤で(キングは廃盤になるのが早いね)、現在では中古盤市場で1st共々結構なプレミア価格で取引されていることで知られる1枚であります。
レコーディングはイタリアのメロハー梁山泊FRONTIER RECORDSの仕切りで行われ、プロデューサーにはファブリッツオ・グロッシを起用。更にVEGAで活動するトムとジェームズのマーティン兄弟が曲作りに関与と、「細工は流々、仕上げを御覧じろ」とばかりにお膳立てはほぼ完璧。そうして出来上がった、掴みに持ってこいの①、劇的なバラード③、サビメロの絶妙なメロディ
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FROM THE INSIDE (2018-12-02 00:53:27)

90年代の逆風を受けてTYKETTOが解散した後も地道にシンガーとして活動を続けていた
ダニー・ヴォーン(Vo)が、イタリアのFRONTIER RECORDSから提案を受けて立ち上げたプロジェクト。
「外部ライターが書いたメロディアスHRナンバーをダニーが歌う」という企画意図のもと、
'04年と'08年に2枚のスタジオ・アルバムを発表。但し後者においてはダニーも積極的に曲作りに関与し、
またメンバーも固定されたバンド・スタイルが取られている。(が、これ以降作品のリリースはない)

LOS ANGELS-Neverland-Confessions of a Broken Heart ★★★ (2018-11-30 00:09:37)

お騒がせ女優(?)リンジー・ローハンが'05年に発表したヒット・シングル。
(調べてみるとアメリカよりもオーストラリアでヒットしたようですが)
元々、実の父親に対する恨みつらみを歌ったシリアスでドラマティックな名曲だけあって
それをルッピが歌えばそりゃあ超名曲にならないわけがないという。

LOS ANGELS-Neverland-Tonight Tonight ★★★ (2018-11-29 23:57:33)

冷ややかに奏でられるピアノも印象的な仕事をしている
都会派メロディック・ロック・チューン。
伸びやかで張りがあり、且つ表現力にも優れた
ルッピの絶品Voは、いくら絶賛しても絶賛し足りない
レベルの素晴らしさですよ。

LOS ANGELS-Neverland-Promises ★★★ (2018-11-29 23:52:22)

ピアノに先導される抒情的な導入から
徐々に演奏が盛り上がっていくに従って
歩調を合わせるように熱を帯びていく
ミケーレ・ルッピの歌声が圧巻の一言に尽きますよ

LOS ANGELS-Neverland ★★★ (2018-11-29 00:10:27)

いまやWHITESNAKEのKey奏者でもあるミケーレ・ルッピ(Vo)が、ミュージシャンを志す切っ掛けとなった原点でもあるAOR/産業ロックを追求するべく立ち上げたプロジェクトLOS ANGELES、'09年発表の2ndアルバム。
これまで彼については「メロパワ界の人」と認識していたため、本作に託されているのがメロディアスHRサウンドだったことには意外な思いを禁じ得ませんでした。しかし元来実力派シンガーとして鳴らす御仁だけに異なるジャンルでも見事に歌いこなしている…というか、ルッピのことを熱心にフォローしてきたわけではない身ゆえ、遅ればせながら本作を耳にして初めて「えっ!この人こんなに歌ウマ男だったの?」と衝撃を受けたという。
数々のメロハー・プロジェクトで腕を振るうファブリッツォ・V・グロッシをパートナーに迎え、トミー・デナンダー、ジョージ・リンチ、VEGAのマーティン兄弟
…続き

LOS ANGELS (2018-11-29 00:08:08)

イタリアHR/HMシーンが誇る実力派シンガー、ミケーレ・ルッピが
若い時期に聴いて感銘を受けたAOR的なサウンドを自分なりの解釈で
再構築するべく立ち上げたプロジェクト。
'07年に、リチャード・マークスを始めとする他人のカヴァー曲が
大半を占める企画色強めの1st『LOS ANGELS』でデビュー。
’09年には多彩なゲストを迎えてよりオリジナリティを高めた2nd
『NEVERLAND』も発表している。

RADIOACTIVE-Taken-Premonition ★★★ (2018-11-28 00:05:44)

多彩なゲストが参加しているアルバム『TAKEN』ですが
個人的に同作で一番愛してやまないのは、
ファーギー・フレデリクセンやジム・ピートリックといった
この手の作品じゃお馴染みの面子が関わっている
この哀愁を帯びたアップテンポのメロディック・ロック・チューンだという。
まさに実家のような安心感。

RADIOACTIVE-Taken ★★★ (2018-11-27 00:22:08)

今や北欧メロハー・シーンを代表するプロデューサーの一人となった、トミー・デナンダー(G)が公私にわたり付き合いのあるTOTOへのリスペクトを表明するべく立ち上げたプロジェクトRADIOACTIVE。当初は単発企画だった筈が、予想外の好評を呼んだことからアルバム・リリースを重ね、’08年発表の本作で既に3作目を数えています。
00年代に入りこの手のメロハー・プロジェクト物が乱発され、他所との差別化を図ることが困難になりつつあったご時世においても、RADIOACTIVEは毎度ゲストの豪華さで頭一つ抜きん出ており、今回もTOTOファミリーは勿論、ざっと参加面子の名前を挙げるだけでも、ニール・ショーン、イングヴェイ・マルムスティーン、ブルース・キューリック、ゲイリー・バーデンetc…と、枚挙に暇がないほど。各曲別に主だった参加ミュージシャンの名が記された国内盤解説と首っ引きで本編を楽しむの
…続き

MAVERICK-MAVERICK-MAVERICK ★★★ (2018-11-26 00:22:04)

独産メロパワ・メタルからの影響を伺わせるパワー・チューン。
アルバムの〆に自分たちの名を冠するテーマ曲を持ってきて、
尚且つそれをちゃんと名曲レベルに仕上げていることからも
このバンドの地力の確かさが窺い知れるというものです。

MAVERICK-MAVERICK-ENDLESS SMILE ★★★ (2018-11-26 00:18:45)

アグレッシブで勇ましい曲調と
Voが歌う物悲しい哀愁に満ちたメロディの
コントラストが美味で、聴いていると何やら
負け戦に立ち向かう戦士の姿を幻視してしまいますよ。
アルバムで一番好きな曲かもしれません。

MAVERICK-MAVERICK ★★★ (2018-11-26 00:12:48)

香港やドイツでライブを行い、欧州のレーベルが企画したANVIL、RUNNING WILDといったバンドのトリビュート盤に参加する等、アルバム・デビュー前から積極的に海外での活動にも目を向けていた北海道出身のHMウォリアー、堀田勝彦(Vo、G)率いるMAVERICKが'05年にSPIRITUAL BEASTから発表した1stアルバム。
音楽性の方は徹頭徹尾の正統派HMサウンド。JUDAS PRIESTからの影響を伺わせるツインGを絡ませながら、ACCEPTばりの質実剛健さをもってリフ&リズム&コーラスが突き進む様は、なんだったら「METAL」の5文字をそのまま音楽にしてしまったかのような成分無調整っぷりで微笑ましい限り。暑苦しい(誉め言葉)声質のVoは好き嫌いが分かれそうなタイプですが、堀田の歌うメロディが時折濃厚に発散する昭和風味の哀愁にはグッとくるものがありました。特に、イントロ
…続き

PYG-PYG! Original First Album -Hana Taiyo Ame ★★★ (2018-11-26 00:08:57)

子供の頃に再放送で見た「帰ってきたウルトラマン」の劇中で
流れていたのが印象に残っているのですが、あれはシングル・バージョンなんですよね。
アルバムとシングル、両バージョンを聴くことができるという
ベスト盤を買おうかどうか悩んでいます。

Scheherazade-Scheherazade ★★★ (2018-11-23 08:58:51)

日本プログレッシブ・ロック界のレジェンドとして語り継がれるSCHEHERAZADEが復活。デビューから15年目にしてようやく発表に漕ぎ着けた’92年リリースの1stアルバムがこちら。(3曲入りCDシングルもボーナストラックとして封入)
本作で繰り広げられるのは、基本的にはNOVELAに通じるシンフォニックでドラマティックなお城系プログレ・サウンド。実にクセが強い五十嵐久勝のヴィブラートびんびん物語なハイトーンVoも、勿論変わることなく健在。和製デヴィッド・サーカンプ(PAVLOV’S DOG)的というか、この五十嵐の独特な唱法をどう表現したもんか長年思い悩んでいたのですが、失恋船長さんの「ロックを歌う美輪明宏」という表現に「それだ!」と喉の支えがストンと落ちた気分ですよ。本作で言えば特に②はまさにそんな感じで、確かに好悪が分かれるVoとはいえ、ここまで個性的ならば立派な武器として昇
…続き

PYG-PYG! Original First Album -Nanimonai Heya ★★★ (2018-11-22 00:27:47)

萩原健一作詞、沢田研二作曲の名曲。
ショーケンの激情迸るシャウト、咽び泣く井上堯之のG、
大野克夫が叩きつけるピアノが劇的に絡み合う
クライマックスの盛り上がりっぷりは、
息苦しさを覚えるほどに感動的です。

PYG-PYG! Original First Album ★★★ (2018-11-21 00:42:07)

日本芸能史に燦然と輝くスター、沢田研二(Vo)を始め、萩原健一(Vo)と岸部一徳(B)、数多くのドラマや映画音楽を手掛け作曲家として名を成した井上堯之(G)、大野克夫(Key)ら錚々たる面子により結成され、そしてスーパー・グループの宿命に則り短命に終わってしまったニュー・ロック・バンドが'71年に残した、スタジオ・アルバムとしては唯一の作品。
CD化が実現した際、「GSのトップ・グループでアイドル的人気を誇ったメンバー達が本格派HRを追求するべく新たなバンドを結成」という、まるでLOUDNESSを先取りしたかのような結成経緯と、何より多士済々な顔触れに釣られ完全に興味本位で購入した本作でしたが、ファズの効いたGがかき鳴らされるOPナンバー①が始まった時点で、そのカッコ良さに金属バットで後頭部をフルスイングされたぐらいの衝撃を受けましたよ。
ジュリーとショーケンのツインVoの重
…続き

PAGEANT-奈落の舞踏会-仮面の笑顔 ★★★ (2018-11-19 23:34:46)

シングルとしても発表されたPAGENTの代表曲の一つ。
『奈落の舞踏会』には《LIVE VERSION》と《FLUTE VERSION》の
2曲が収録されており、個人的には後者の方が断然好みであることは言うまでもありません。
リリカルに奏でられるピアノとたゆたうフルート(サックスかと思った)の音色をバックに
時に妖しく、時に優しげに歌い上げる永井のVoに夢見心地で聞き惚れてしまいます。

PAGEANT-奈落の舞踏会-蜘蛛の館 ★★★ (2018-11-19 23:25:52)

'87年に発表されたシングル『仮面の笑顔』に収録されていた
3曲のうちの1曲。(そのロング・バージョン)
作詞・作曲を一手に担い、ダーク且つリリカルなメロディに彩られた
ドラマティックな楽曲の魅力を120%引き出す歌唱をも披露する
永井博子の才気が迸りまくった名曲です。

PAGEANT-奈落の舞踏会 ★★★ (2018-11-19 00:38:31)

独自のサウンドとコンセプトをもって、例えば陰陽座なんかにも影響を与えたという関西出身のプログ・ロック・バンドPAGENTが’87年に発表した、新曲と既発曲のバージョン違い、及びスタジオ・ライブ音源等から構成される8曲入りミニ・アルバム。
実はSABER TIGERの久保田陽子が在籍していたPROVIDENCEと勘違いして購入してしまった作品でして(女性シンガーを擁し、バンド名が「ぱ行」で始まるとこぐらいしか合っていないのに)。でもまぁ折角買ったから…と取り合えず聴いてみたら、その内容のあまりの素晴らしさに「間違えて買って大正解!」と、そのまま愛聴し続けて現在に至るという。
1曲目の“人形地獄”からして、暗く湿ったメロディといい、メリハリの効いた曲展開といい、シンフォニック且つ劇的なサウンドはHR/HMリスナーにも十分アピールしうるドラマ性を有していて、何より耳奪われるのがバン
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RONDINELLI-Our Cross - Our Sins-It's a Lie ★★ (2018-11-18 02:17:53)

開幕早々、ボブ・ロンディネリの猛烈なドラミングからスタート。
本作に賭ける彼の意気込みの程が伝わってくるかのようです。
正直メロディに関してはあと一歩フックが足りていない感はあるのですが
ボブ兄ィのドラミングを追いかけているだけで結構楽しめてしまうという。

RONDINELLI-Our Cross - Our Sins ★★ (2018-11-16 23:29:13)

ボブ(Ds)とテディ(G)のロンディネリ兄弟によるプロジェクトが、トニー・マーティン(Vo)、ニール・マーレイ(B)らの助力を得て’02年に発表した1stアルバム。
メンバーの4分の3が元BLACK SABBATHというこの布陣、アートワークはファンタジックで、歌詞や曲名にはDRAGONやらEVILやらCROSSやらの単語が並ぶ…とくれば、弥が上にも濃厚な様式美HMサウンドへの期待感が高まるわけですが、本作はそうした期待に必ずしも応えてくれる作風ではないので注意が必要です。ここで聴けるのは間違いなく正統派HMであり、面子が面子だけにサバスの『CROSS PURPOSEES』(’94年)を彷彿とさせる楽曲も点在しているものの、メロディの湿り気や楽曲のドラマ性は控えめで、折角のマーティンのVoもこれだと声質のアクのなさがマイナスに作用してしまい、キメ曲不在の本編と相俟って、油断すると右
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GILLAN-On the Rocks ★★★ (2018-11-14 23:26:21)

‘81年6月、バーニー・トーメ(G)脱退5日前に、GILLANがドイツのアーヘンで行ったライブの模様を収めた実況録音盤。中古屋で見かけて「へー、こんなん商品化されてたんだ」と思わず興味に駆られて購入してしまいました。
ライン録りなのか、オーディエンスの歓声が殆ど入っておらず、また本来ショウのOPを飾っていスピード・ナンバー“UNCHAIN YOUR BRAIN”が録音上の不備で未収録という痛恨のミステイクが惜しい作りながら、代表作『FUTURE SHOCK』(’81年)を発表し、脂の乗り切っていた時期のGILLANのライブゆえ、楽曲も演奏も火が出るぐらいにホットでスリリング。「パンク世代のジミ・ヘン」トーメのGは脱退直前とは思えぬテンションの高さですし、何より圧巻なのが、プレイにしろアピアランスにしろ一癖も二癖もある個性派揃いの面子をがっちり従えて、1曲目からキレキレの歌声をブッ込
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FROM THE FIRE-THIRTY DAYS AND DIRTY NIGHTS ★★★ (2018-11-14 00:32:11)

NY出身の5人組が、ジーン・ボヴアー(CROWN OF THORNS)のプロデュースを得て'92年に発表したデビュー作。結構長い間オフィシャルなCDが日本盤しか存在しなかったため、世界中のメロハー・マニアの間で争奪戦が繰り広げたレア・アイテムとして知られる1枚でしたが、現在はYESTERROCKからリマスター盤が再発済み。安価にて容易に購入が可能なのですから良い時代になりましたなぁ。(その昔大枚叩いて中古盤を落札してしまった我が身の嘆きをともかくとすれば)
それはさておき。本作がプレミア価格で取引されていたのは単に「希少盤だったから」という理由だけではなく、その内容の素晴らしさがあったればこそ。本編はRASPBERRIESの名曲“GO ALL THE WAY”のカヴァーを含めて全9曲を収録。捨て曲の類は当然一切なし。特に哀愁のメロディをJ.D.ケリーがエモーショナルに歌い上げ、それ
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WILDSIDE-Under the Influence-Lad in Sin ★★★ (2018-11-12 23:39:53)

お、こんなタイプの楽曲も演ってくれるのか!と
Keyをアクセントに用いたドラマティックな曲展開に
予想外のボーナスを貰った気分になれる
お得なハード・ナンバー。
ここでもGが良い演奏を聴かせてくれていますよ。


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