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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1301-1350
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OUTLOUD-We'll Rock You to Hell and Back Again-We Run ★★★ (2019-02-11 22:52:34)
後の“I WAS SO BLIND”や“FALLING RAIN”といった名曲に代表される、
PRAYING MANTIS辺りに通じるこのバンドの絶品の哀メロ・センスが
これでもか!と堪能できる逸品。2曲目にして早くもアルバムの完成度を
確信させられる名曲です。
OUTLOUD-We'll Rock You to Hell and Back Again ★★★ (2019-02-11 22:43:49)
プロデューサーとして、ミュージシャンとして、様々なバンドに参加してきたキャリアの誇るFIREWINDのKey奏者ボブ・カティオニスが、自身の主催するギター教室の教え子だったトニー・キャッシュ(G)の才能を世に送り出すべく結成したバンドOUTLOUD。本作は彼らがFRONTIERS RECORDSとの契約を得て’09年に発表した1stアルバムです。(邦題はシンプルに『アウトラウド』)
デビュー以来、一貫して健康的な80年代型HRサウンドを追求しているOUTLOUDですが、Keyを活かした産業ロックのムードを増量していく次作以降に比べ、Key以上にGが主役として前面に押し出され、マーク・クロス(Ds)のタイトでパワフルなドラミングが映える、エネルギッシュな疾走ナンバーが本編のOPとEDを〆る今作は、1stアルバムにしてOUTLOUDのカタログ中最も高いメタル度数をマークしているという。
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KHYMERA-Khymera ★★★ (2019-02-08 00:27:06)
イタリアのプログレHMバンドEMPTY TREMORのKey奏者ダニエレ・リヴェラーニが、自身が主導したロック・オペラ・プロジェクトを通じて親交を深めたKANSASのスティーヴ・ウォルシュをシンガーに起用して、FRONTIERS RECORDSのバックアップの下、マイク・スラマーをプロデューサーに、ジョー・ヴァナ(MECCA)、トム・グリフィン(TRILLION)、ビリー・グリアー(STREETS)らをゲストに迎えて立ち上げたプロジェクトが、'03年に発表した1stアルバム。
ジョルジオ・モロダー、ジム・ピートリック、デヴィッド・フォスター、マーク・スピロ、ロビン&ジュディスのランドール母娘等、作曲陣も実力者が顔を揃えていますが、書下ろしの楽曲は殆どなく、本編は他アーティストに提供された既発メロディック・ロック・チューンの再録が中心。「カヴァー・アルバム」とも言える内容…と聞くと「
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TONY OHORA-Escape Into The Sun ★★★ (2019-02-06 23:56:06)
アルコール問題を抱え解雇されたゲイリー・バーデンの後任としてPRAYING MANTISに加わり、ファンの間で名作の誉れ高い『FOREVER IN TIME』(’98年)等、2枚のアルバムに参加。'99年に行われた来日公演にも帯同していた英国人シンガーのトニー・オホーラ(スティーヴ・グリメットの後任としてONSLAUGHTに在籍してい経歴の持ち主)が、PRAYING MANTIS脱退後の'06年に、セラフィノ・ペルジーノの後押しを受けてFRONTIER RECORDSから発表した初めてのソロ・アルバム。
「コリン・ピールの再来」としてマンティス時代から歌唱力には定評のあったシンガーであり、しかも本作には曲作りからレコーディング作業に至るまで、MIDNIGHT SUNやLAST TRIBE、ALLEN/LANDE他の活動で知られるマグナス・カールソンが全面協力。実力者2人がタッグを組
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FIND ME-Wings of Love-Bottom of My Heart ★★★ (2019-02-06 00:15:16)
アレッサンドロ・デル・ベッキオ提供のHRナンバー。
ポジティブなエネルギーを放射するメロディを纏って
アップテンポで駆け抜ける曲調と
ロビー・ラ・ブランクのエネルギッシュな歌唱が
高揚感を大いに盛り上げてくれます。
FIND ME-Wings of Love-On the Outside ★★★ (2019-02-06 00:10:49)
トーマス・ヴィクストロムが提供した楽曲で
ロビー・ラ・ブランクの伸びやかな歌声をフィーチュア、
HR然としたエッジと躍動感を併せ持ち、
何よりメロディのフックの効きっぷり(特にBメロが素晴らしい)に
思わず「たまらん!」と膝を打ちたくなりますよ。
FIND ME-Wings of Love ★★★ (2019-02-06 00:03:11)
「敏腕ミュージシャン/プロデューサー」+「実力派シンガー」÷「腕利きソングライター陣」=「名盤」一丁上がり!というのが、イタリアのFRONTIER RECORDSが編み出した勝利の方程式。まぁ必ずしも上手く機能するとは限らないというのが現実のままならぬところではありますが、スウェーデン出身のミュージシャン/プロデューサー/ソングライターのダニエル・フローレスと、FURYやBLANC FACESの活動で知られるシンガー、ロビー・ラ・ブランクを上記計算式に当てはめて立ち上げられたプロジェクト、FIND MEが’13年に発表したこのデビュー作は、間違いなく大当たりに分類される1枚です。
ロビーの歌の上手さや、G、Keyを始めとする参加ミュージシャン達の的確な仕事っぷりは勿論のこと、特筆すべきは収録曲の出来の良さ。適度にロック然としたエッジを保ちつつ、哀愁とフックの効いたメロディを盛り込ん
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BONRUD-Save Tomorrow ★★★ (2019-02-04 01:19:59)
マサチューセッツ州セント・ポール出身のマルチ・アーティスト、ポール・ボンルード率いるバンドが、ほぼ10年ぶりに発表した2ndアルバム(’12年)。前作がマーキー/アヴァロンから発売された時は「ボンラッド」名義で、レーベルをRUBICON MUSICに替えた今回は「ボンルード」名義でのリリース。アメコミ風のジャケットも前作とはだいぶテイストが異なっていたこともあり、最初目にした時はてっきり別バンドかと思ってしまいました。調べてみるとアーティスト側の意向に沿って正しい発音表記に変更したのだとか?
バンド名とシンガーは変われど基本的音楽性に変更はなし。1stでミキシングを担当して貰っていた大御所キース・オルセンを正式にプロデューサーに迎えレコーディングされているせいか、プロダクションの質は格段の向上を果たしてます。ただその一方、楽曲はヘヴィ・メタリックな重厚感マシマシな仕上がりで、シリア
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HIDDEN-Embalm ~Enbalm After 20 Years~ ★★★ (2019-02-03 00:59:01)
名古屋の和製サタニック・メタル・バンドCROWLEYの1st『WHISPER OF THE EVIL』の再発が昨年最後の驚きだったとするなら、今年最初の驚きは、これまた名古屋出身の5人組HIDDENがメジャー・レーベルから発表する筈が、看板シンガーの脱退(解雇?)を切っ掛けにバンド自体が崩壊してしまい、リリースされぬまま封印の憂き目に遭っていた幻のデビュー作『EMBALM』の「まさか!」の再発で間違いありません。
サウンドの方は、ドンシャリなプロダクション、ザクザク刻まれる奇抜なGリフ、畳み掛けるリズムといったスラッシーな土台の上に、変拍子を織り交ぜた起伏の激しい曲展開、立体的に編まれたハーモニー、インストの小曲を曲間に配した構成や大作主義等、プログレッシブ・ロックからの影響を塗した技巧派パワー・メタル。特にバンドの「核」となる、伸びやかなハイトーンからドスの効いたロウトーンまでパ
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HIDDEN (2019-02-03 00:56:12)
名古屋を拠点に活動していたテクニカル・パワー/スラッシュ・メタル・バンド。数本のデモテープ制作後、’95年にオムニバス盤『MELODICAL RENAISSANCE』に参加。自分が彼らのことを知ったのも『MELODICAL~』が切っ掛けでした。
その後テイチクからアルバム・デビューが噂されたものの、次に入ってきたニュースは「看板シンガー丹羽英章がHIDDENを脱退、VIGILANTEに加入」というもの。それに伴いアルバムはお蔵入りとなってしまい、このダブル・パンチで完全に心が折れたバンドは解散…。
しかしアルバム制作から20年の時を経て、お蔵入りを惜しんだメンバー達の手により新曲の書下ろしや最新機器を用いての編集作業が行われ、同作は『EMBALM ~Enbalm After 20 Years~』のタイトルの下、ようやく陽の目を見ることとなったという。めでたい!
V2-V2-DYING FOR YOUR LOVE ★★★ (2019-02-01 00:03:39)
欧州HR然とした、VoもGもメロディも歌詞も泣きまくっている哀愁のバラード。
ベタといえばベタですが、ツボなんだから仕方ない。
この頃からトミー・ハートの歌の上手さには際立ったものがありますよ。
V2-V2-TOP OF THE WORLD ★★★ (2019-01-31 23:54:42)
キレキレなGリフとトミー・ハートのシャープなハイトーンVoが
メタリックな高揚感を盛り上げるスピード・チューン。
アルバムの〆に疾走ナンバーを持ってくるバンドは信用できますよ。
躍動感溢れるBも何気に良い仕事しています。
V2-V2 ★★★ (2019-01-31 00:02:10)
V2といっても、第二次世界大戦中にドイツ軍が開発した世界初の弾道ミサイル兵器のことではなく、ましてや小室哲哉とYOSHIKIが結成したスーパー・ユニットのことでもなく。現在はFAIR WARNINGのフロントマンとして知られるトミー・ハート(Vo)が在籍していた、ドイツ出身の5人組のこと。彼らは活動期間中に2枚のアルバムを残しており、本作は’88年発表の1stアルバムに当たる作品です。
ヨーロピアンHMならではのウェットなメロディ・ラインやキレのある疾走感と、大陸産ポップ・メタルを思わす分厚く盛られたコーラス・ワークが合体したOPナンバー①が体現する通り、ここで聴けるのは欧米折衷型HRサウンド。お手本として念頭にあったのが80年代前半のSCORPIONSであろうことは想像に難くないですが、若さ迸るこの時期のトミー・ハートの歌唱がどことなくマイケル・スウィートを彷彿とさせることや、サ
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PLASMATICS-Coup d'État-Path of Glory ★★★ (2019-01-29 23:46:36)
ジャケットの戦車を思わせる重厚に刻まれるリフ&リズムの上に、
下卑たシャウトとクリーンな歌唱を交互に繰り出す
ウェンディ姐さんのテンション高めなVoが乗っかった
完全に「メタル」なミッド・チューン。
ブリッジ・パートの切迫感に満ちた展開がクール。
HALLOWEEN-Don't Metal With Evil-Trick or Treat ★★★ (2019-01-29 23:41:00)
'84年に発表されたデビュー・シングルでもある
HALLOWEENの代表曲。Voは少々弱いが
その分、鋭角的に切り込んでくるGリフのカッコ良さが
疾走感溢れる曲調をグイグイと牽引してくれます。
HALLOWEEN-Don't Metal With Evil ★★ (2019-01-29 00:38:27)
HELLOWEENではなくHALLOWEEN、ドイツではなくアメリカはミシガン州デトロイト出身の4人組が、'85年に地元のインディー・レーベルMOTOR CITY METAL RECORDSから発表した1stアルバム。
メンバーの早過ぎた白塗りメイクと、《DETROIT’S HEAVY METAL HORROR SHOW》の肩書が何やら怪しげな雰囲気漂わす本作は、チープなプロダクションから台所事情の苦しさが透けて見えますが、カイ・ハンセンに通じる(やや弱々しい)味わいのハイトーンVoをフィーチュアして、ササクレ立ったアグレッションを放ちながらスピーディに畳み掛けるスラッシュ・メタルの一歩手前…いわゆる「スピード・メタル」に分類されるサウンドは、バンド名同様に4人編成時代のカボチャ軍団に似通う趣きあり。但しメロディに欧州民謡調のクサ味やドラマ成分は控えめで、収録曲のランニング・タイム
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BITCH-A ROSE BY ANY OTHER NAME-SKULLCRUSHER ★★★ (2019-01-27 23:00:50)
ベッツィのVoも、緊迫感を湛えたリフ&リズムも、
パワー/スラッシュ・メタルばりのアグレッションをまき散らす、
(タイトル通り)頭蓋骨をかち割らんばかりの迫力で
畳み掛けるスピード・ナンバー。
バンド名で舐めて掛かるとベッツィ姐さんにクンロク入れられますよ。
BITCH-A ROSE BY ANY OTHER NAME ★★★ (2019-01-27 22:55:28)
ベッツィ(Vo)率いる4人組、その名もBITCH(直球勝負な名前だなぁ)が'89年に発表した、新曲、未発表曲、既発曲のバージョン違い等から構成される6曲入りEP。BITCHの作品で日本盤が発売されたのは本作だけか?
ボンデージ衣装に身を包んだベッツィ嬢のSMの女王様感漂う出で立ちや、今だったら確実にポリコレ案件になりそうな、ショーつうか最早「プレイ」っぽい?過激で卑猥なライブ・パフォーマンス――バンド曰くアリス・クーパーのコンサートにヒントを得たのだとか――が評判を呼んだといった話を聞くと、派手さだけで中身からっぽの色物バンドと思われるかもしれませんが、音の方だって実にパワフル。
「顔はやばいよ、ボディやんな、ボディを」と煽る三原じゅん子の声が聞こえてきそうなベッツィ嬢のスケ番Voに甘ったれた部分はなく、鋭いGリフの刻みや地鳴りの如きリズムの疾走感は、時にパワー/スラッシュ・
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HITTMAN-Hittman-Caught in the Crossfire ★★★ (2019-01-27 00:59:31)
メタリックなGリフの刻みと
タイトな疾走感の心地良さに思わず頭が前後に動く
アルバム中盤のハイライト・ナンバー。
劇的に絡むツイン・リードGにもハッとさせられますね。
HITTMAN-Hittman-Metal Sport ★★★ (2019-01-27 00:48:28)
KEEP IT TRUEフェスでも大合唱を巻き起こしていたアルバムOPナンバー。
泣きの入った声質のハイトーンVoと、劇的なハーモニーを奏でる
ツインGがやはり聴きモノですが、何気にBも良い仕事をしてくれていますね。
PLASMATICS-Coup d'État ★★★ (2019-01-27 00:35:38)
元ストリッパーであり、ステージ上での過激な言動で物議を醸したパンク・ロッカーであり、闘士であり、MOTORHEAD黄金トリオ崩壊の一因であり、最期は48歳で拳銃自殺を遂げた女傑ウェンディ・O・ウィリアムズ(Vo)。彼女が率いたNYのハードコア/パンク・バンドPLASMATICSが’82年に発表した、「馬鹿が戦車でやってくる」を地で行くジャケットが目印の3rdアルバム。
放課後電磁波クラブみたいな恰好でパフォームするウェンディ姐さんの勇姿を初めて雑誌で見た時は、こちとら10代だったにも関わらず「うわー、嬉しくないオッパイ…」とドン引きしたことを思い出します。実際、OPナンバー①はデス/スラッシュ・メタル・バンドのシンガーも裸足で逃げ出しそうな彼女の壮絶なシャウトからスタート。しかし米メジャーのCAPITAL RECORDSとの契約を得て、プロデュースをディーター・ダークスが担ったこと
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HITTMAN-Hittman ★★★ (2019-01-24 23:52:42)
Voは元ANTHRAX、Bは元ATTILA、Dsは元TAKASHIという、凄いんだか凄くないんだか…な面子でレコーディングされた傑作デモ『METAL SPORT』(’85年)がドイツで評判を呼んだことから、同国のSPV/STEAMHAMMER RECORDSとの契約を得て、NY出身の5人組が'88年に発表した1stアルバム。
国内盤は、当時ジャーマン・スラッシャーの作品を次々リリースしていたテイチクのMETAL MANIAからの発売で、その印象もあって結構長いこと彼らはドイツのバンドだと思い込んでいました。哀愁に満ちたメロディを泣きの入ったハイトーンで歌い上げるVoといい、湿った旋律を紡ぎ劇的にハモる2本のGといい、それらを乗せてスピーディに駆け抜けるリズムといい、出している音も欧州風味満点の正統派HMサウンドでしたし。ただNY出身であることを踏まえて聴き直してみると、泣きまくって
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BATTLE BRATT-Battle Bratt-Heat of the Night ★★★ (2019-01-24 00:22:27)
アルバムのハイライト・ナンバーの一つ。
テクニカルなG、力強いリズム、ハイトーンVoが歌う哀愁のメロディ、
曲展開を壮麗に肉付けするコーラス・ハーモニーと、
このバンドの魅力がてんこ盛りに盛られています。
BATTLE BRATT-Battle Bratt-Winds of Change ★★★ (2019-01-24 00:18:44)
これぞメタルという重厚感を身に纏った勇壮なOPナンバー。
曲展開を立体的且つ壮麗に彩るボーカル・ハーモニーも
楽曲に効果的なアクセントを加えてくれています。
BATTLE BRATT-Battle Bratt-Can't Let Your Love Go ★★★ (2019-01-24 00:13:53)
派手に動き回るBと重々しく跳ねるリズムに先導されて
重厚にアルバムを締め括るラスト・ナンバー。
ハイトーンVoが歌うメロディも魅力的で
特に中間部はライブじゃさぞかし盛り上がったことでしょう。
BATTLE BRATT-Battle Bratt ★★★ (2019-01-22 23:27:07)
ニューヨーク出身の4人組が'89年にU.S. METAL RECORDSから発表した1stアルバム(エンジニアとしてVIRGIN STEELEのデヴィッド・ディフェイの名前がクレジット)。ちなみに国内盤はメルダックから「MELDAC METAL MOVEMENT SIRIES」と銘打って、TITAN FORCE、PAGAN、JACK STARR’S BURNING STARR、MERZYという渋い面子の作品と一緒に'91年にリリースされています。
それにしてもジャケットが酷い。漫画家志望の女子中学生に頼み込んで描いて貰ったようなイラストは、本作を愛する身としてもちょっと擁護し難いレベルで、いっそメンバーに、お前らこのイラストのどこにイケる!という勝算を感じたのか、一体これでどんな人達にアピールしようと思ったのか問い詰めたくなるという。しかしジャケのチープさに反して、内容は全然悪くな
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BATTLE BRATT (2019-01-22 23:23:25)
‘84年初頭にリズム隊が音頭を取って結成。NEW RENAISSANCE RECORDSのオムニバス盤『SPEED METAL HELL』(’87年)に楽曲提供する等して名を上げた後、U.S. METAL RECORDSと契約を交わし、'88年にセルフ・プロデュースで1stフル・アルバム『BATTLE BRATT』を発表してデビューを果たす。ちなみに同作のCDはメルダックがリリースした日本盤しか存在していなかった為、中古盤がかなりの高額で取引されていたという。(現在は正式に再発が叶ったため安価での入手が可能)
その後まもなくバンドは音信不通となるも、'05年に結成20周年を記念して復活を遂げ、過去音源を取りまとめたアンソロジー盤や、フル・アルバムも発表している模様。
AVENGER-Killer Elite-Revenge Attack ★★★ (2019-01-21 23:48:33)
音の悪さもなんのその。
イントロのGリフのカッコ良さだけで星3つ進呈は確実。
疾走するリズムの上で湿ったメロディを熱唱する
イアンのVo、劇的に組み立てられたGソロも熱い。
遅れて来たNWOBHMの名曲。
AVENGER-Killer Elite ★★★ (2019-01-21 23:43:40)
元々は「VOICE OF NWOBHM」ことブライアン・ロスにより結成されたバンドでしたが、アルバム・デビュー直後に彼は脱退。その後SATANに加入したロスと入れ替わるように、SATANで歌っていたイアン・スウィフトをリクルートして(METAL CHURCHとREVERENDみたいなシンガーの交代劇)、AVENGERが’85年に発表した2ndアルバム。
一聴して先ずビックリさせられるのが音の悪さ。スピーカーの前に襤褸でも垂らせているのか?と耳を疑うぐらい輪郭の不明瞭なサウンドは、まさにNEAT RECORDSの貫禄。但し楽曲は最高です。のっけからブチかまされるアルバムのハイライトたる名曲①のGリフのカッコ良さにアガらないメタル者がいましょうか。それ以外にも、鋭角的に切り込んでくるGメロディが印象的な③、NWOBHM界隈において指折りの実力派シンガーだったイアンのハイトーンが冴え渡る
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ALDO NOVA-Aldo Nova-Heart to Heart ★★★ (2019-01-20 10:53:42)
バラード“BALL AND CHAIN”の余韻を
ハードなGが断ち切って疾走を開始するイントロの時点で星3つ。
ホットなGソロと涼し気なシンセ、それに哀愁を帯びたメロディを纏って
駆け抜けていくアルバムのハイライト・チューンの一つ。
ALDO NOVA-Aldo Nova-Ball and Chain ★★★ (2019-01-20 10:49:36)
アルド・ノヴァの甘い歌声と泣きのGが映える抒情バラード
この曲単体でも十分素晴らしいのですが、
余韻を残すアウトロから次曲のハードなイントロへ
繋がっていく展開でまた魅力的で倍率ドン、更に倍という。
ALDO NOVA-Aldo Nova ★★★ (2019-01-18 00:10:33)
書き、歌い、弾き、奏で、アルバムのプロデュースまでこなす八面六臂の大活躍。カナダ出身のマルチ・アーティスト、アルド・ノヴァの名を一躍世界に知らしめた’82年発表のデビュー作がこちら。(邦題は『ナイト・ファンタジー』)
アルバムのOPを飾るのは、アルドの活きのいいGプレイと甘い歌声(技量的に評価が割れるのは止む無しながら、歌メロは十分魅力的)、それに柔和なKeyアレンジが映える、全米シングル・チャート最高第8位にランクインを果たしたポップな代表曲“FANTASY”。この曲の後に続くヒットに恵まれなかったため「一発屋」扱いされることも多い彼氏ですが、キャッチーなメロディ満載で贈る本作が“FANTASY”一発に頼りきった内容なのかと言えば、さに非ず。躍動感溢れる③、シリアスなHRチューン⑥、プログレ・ハード風味も入ったドラマティックなバラード⑨、シンセを纏って明るく跳ねる⑩等、何だったら
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BONRUD-BONRUD ★★★ (2019-01-17 00:39:30)
ミネソタ州セント・ポールに生まれ、音楽浸けの青春時代を送ったというポール・ボンラッド。GのみならずBとKeyもこなすマルチ・ミュージシャンたる彼氏が自らの名を冠して立ち上げたプロジェクトが、FRONTIER RECORDSを通じて'04年に発表したデビュー作。
80年代メロディック・ロックを愛し、かのキース・オルセンをミキシング・エンジニアとして招聘しているだけあって、本作に託されているのは(当然の如く)90年代的ヘヴィネス&ダークネスとは一切無縁、まるで炭酸飲料の如くシュワッとハジける喉越し爽やかなメロハー・サウンド。
若干ショボめのプロダクションをものともせず、溌剌と躍動するOPナンバー①、軽快に弾むポップ・チューン④、キャッチーなロックンロール⑩等に代表される、明るく健康的な雰囲気を振りまく楽曲群と、重厚なミッド・チューン②、物悲しい哀愁を醸し出すバラード③、シャープな
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STAN BUSH-Language of the Heart-Language of the Heart ★★★ (2019-01-15 23:51:00)
ピアノをバックに、憂いを湛えた抑え気味のヴァースから
コーラスに向かって解放感を増していく曲展開と
聴き手を「酔わせる」タイプのスタン・ブッシュの芳醇な歌声が
見事にマッチしたアルバムのハイライト・ナンバー。
聞き惚れます。
STAN BUSH-Language of the Heart ★★★ (2019-01-14 09:24:31)
'83年にソロ・デビューを飾ってから(BOULDERのギタリストとして世に出た時からでも構わないのですが)云十年。その間、メロディアス・ロック街道一筋に歩み続けた拘りの姿勢といい、そして残してきた作品の質の高さといい、こういう人こそ正に「職人」の名に相応しい…なアメリカ人シンガー、スタン・ブッシュが’01年に発表した、多分6、7枚目ぐらい?のソロ・アルバム。(企画盤やベスト、故パット・トービーも在籍していたSTAN BUSH & BARRAGE名義のアルバムも含めるともっとか)
素材の良さをそのまま活かしてシンプルにロックするOPチューン①を1コーラス聴いただけで、今回もスタンの伸びやかなVoを中心に据え、聴く者のミュージック・ハートに優しく語り掛けてくるような安心・安定のメロハー・サウンドが徹底されていることが早々に了解できニンマリ。HR/HMで括るには音圧の薄いアコースティック
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MAMA'S BOYS-Growing Up the Hard Way-Last Thing at Night ★★★ (2019-01-12 23:28:22)
“夜に抱かれて”という邦題に相応しく
何となくピロートークでも始まりそうな
アダルトで気怠い哀愁漂うインスト・ナンバー。
パット・マクマナスの泣きのGプレイはやはり絶品ですよ。
MAMA'S BOYS-Growing Up the Hard Way-Waiting for a Miricle ★★★ (2019-01-12 23:26:30)
邦題は“勝利へのミラクル”
格段に上がったKeyのフィーチュア度とキース・マレルのスムースな歌唱のお陰で
気分は洗練されたメロハーといった趣きですが
白血病を患う末弟トミー・マクマナスに対する思いを綴った歌詞といい
骨の太い泣きを伴ったパットのGプレイといい、
一皮剥けばその下にはMAMA'S BOYSらしい熱い血潮が
変わることなく脈打っていることが伝わってくる名曲ですよ。
MAMA'S BOYS-Growing Up the Hard Way ★★★ (2019-01-11 00:18:45)
パット(G)、ジョン(B)、トミー(Ds)のマクマナス三兄弟により結成されたアイルランドの電撃三銃士ことMAMA’S BOYSが、専任シンガーとしてキース・マレル(Vo)を迎え入れて4人編成となり、'87年に発表した5thアルバム。(邦題は『栄光へのハード・ウェイ』)
マネージメントとのトラブルや、末っ子トミーの白血病再発といった苦難を経てリリースに漕ぎ着けた本作で聴けるのは、マイルドな音作り、キースのスムーズで伸びやかな歌唱、脇に下がったリズムに格段にフィーチュア度の高まったKeyの存在といい、HR/HMというよりはガッツリAOR/産業ロックのフィールドに足を踏み入れたサウンド。哀愁のHRナンバー“夢見る逃亡者”に涙した古参ファン諸兄がこれ聴いて肩を落とした気持ちは非常によく分かりますし、自分も彼らの入門盤に本作を薦めることはまずありませんが、それでも個人的に初めて聴いたMAMA
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COSMOS FACTORY-An Old Castle of Transylvania ★★★ (2019-01-10 00:06:01)
60年代末期に結成され、日本のプログレッシブ・ロック・シーン黎明期を駆け抜けた5人組が、’73年にコロムビア・レコードから発表した1stアルバム。
遡ると元々はGSグループとして活動していたそうで、そのせいか歌詞は全て日本語。ファルセットを用いたVoの歌唱スタイルや、歌メロからは歌謡曲テイストが色濃く滲み、「日本語ロック論争」かまびすしい70年代当時はそうしたドメスティックな要素が批判の俎上に乗せられたりもしたそうな。但し、後追いリスナー的には「寧ろそこがいいんじゃない!」と。ムーグ・シンセサイザー、メロトロン、バイオリンというプログレ三種の神器に琴まで加え、時にメランコリックに、時に壮大に紡がれるシンフォニックなサウンドには、欧米のバンドにだって引けを取らないミュージシャン・シップ/楽曲構築力の高さと共に、日本のバンドならではの木目細かいメロディ・センスが注入されていて、こちとら
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COSMOS FACTORY (2019-01-10 00:03:02)
60年代末期からKey奏者の泉つとむを中心にザ・サイレンサーとして
活動していたバンドが、立川直樹のプロデュースを受けてCOSMOS FACTORYと名を改め
'73年に1st『トランシルヴァニアの古城』でレコード・デビュー。
HUMBLE PIEやTHE MOODY BLUESの来日公演の前座を務める傍ら、
'74年に2nd『謎のコスモス号』、'76年に3rd『BLACK HOLE』を発表。
'77年の4th『嵐の乱反射』を最後に解散。
GASTANK-Dead Song-Dead Song ★★★ (2019-01-09 00:02:23)
HEARTFUL MELODY~♪
前曲までは散々コワモテなアグレッションを発散していた
Voや楽器陣が、一転してこの曲では激情むき出しで
エモーショナルに泣かせに掛かる。
そのギャップにやられてしまいましたね。
GASTANK-Dead Song-The Eyes ★★★ (2019-01-08 23:57:18)
主張の強いアタッキーなB、
せかせかと前のめりで性急な疾走感、
歌メロは吐き捨てスタイルながらメロディアスで
Gソロは最高にドラマティック…
初めて聴いた時は「IRON MAIDEN?」と思いましたよ。
アルバムでも1、2を争う名曲ではないでしょうか。
GASTANK-Dead Song-Fastest Dream ★★★ (2019-01-08 23:51:59)
唸りを上げる豪快な暴れっぷりが耳惹くBと
直線的に突っ走るDsというハードコア/パンキッシュなリズムの上に
憂いを帯びた(正統派ヘヴィ・メタリックともいえる)歌メロと
Gソロが乗っかるという取り合わせの妙が非常に美味。
GASTANK-Dead Song ★★★ (2019-01-07 23:54:03)
国内のメタル/パンク・バンドはもとより、X、DEAD END、黒夢といったビジュアル系バンドにも影響を与えたことで知られるGASTUNKが'85年に発表した1stアルバム。
名をGASTANKと改めたメジャー・デビュー後は、急速に楽曲のメロディアス化を推し進めていくこととなる彼らですが、カオティックな序曲①にて立ち上がり破壊的な②へと繋ぐ本作において披露されているのは、ハードコア/パンク成分とHM成分が激しく拮抗するサウンド。であればこそ、シャウトと歌い上げを目まぐるしく使い分けるBAKIのVo、攻撃的にのたうち廻るBABYのB、切れ味鋭くメロディックに駆け巡るTATSUのGといった、各セクションの個性的なパフォーマンスが一層際立ちます。
轟然と唸りを上げるBがリード楽器の役割を担って突っ走る④や⑤といった直線的なアグレッションを撒き散らかす楽曲が存在感を放つ一方、バンドの活
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ZADKIEL-ZADKIEL-Miss Satan ★★★ (2019-01-06 09:13:08)
MOTORHEADの“ACE OF SPADES”とACCEPTの“FAST AS A SHARK”を
足して2で割り、それをVENOMがプレイしているような楽曲・・・
と書けば、血沸き肉躍るこのプロト・スラッシュな名曲のカッコ良さが
幾ばくかでも伝わるでしょうか。
ZADKIEL-ZADKIEL ★★★ (2019-01-06 01:15:42)
遂に復活を果たし、名盤『NO MORE PAIN』のリイシューや新作アルバムの発表等、アクティブな活動を繰り広げているDOOM。その中心メンバーだった故諸田コウ(B)が嘗て在籍していたバンドとして名前だけは知っていても、音源を入手できる機会はないだろうなぁと思っていたZADKIELが、バンド解散後の'86年に残した4曲入りEP『HELL’S BOMBER』が、未発表曲とエンハンスト映像を追加収録した特別仕様(タイトルはシンプルに『ZADKIEL』と改題)で'06年にCD化された時は、そりゃもう驚くやら喜ぶやら。
音の方は「破滅型ロックンロール」とも「日本最初期のスラッシュ・メタル・バンド」とも評されるだけのことはあり、MOTORHEADやVENOMからの影響を伺わせつつ突貫するパワー・メタルをプレイ。刺々しさと埃っぽさを四方八方に巻き散らかすサウンドと、ダビングにダビングを重ねたカ
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CROWLEY-Whisper of the Evil-Woman in a Black Cape ★★★ (2019-01-05 00:36:01)
地獄の釜でぐつぐつと煮立てられているかのような禍々しさと、
全てを振り絞るようなハイトーンVoによる絶唱、妖しくのたうつGによって
生み出されるドラマティックなメロディ、そしてタメにタメてから
終盤で疾走に転じる劇的な曲展開に胸を鷲掴まれてしまう名曲ですよ。
CROWLEY-Whisper of the Evil ★★★ (2019-01-05 00:09:11)
元祖・和製サタニックHMバンドの一つであり、’18年に再録アルバム『NOCTURN』を発表して復活の狼煙を上げた名古屋出身のCROWLEY。暮れにCD屋を覗いたら、彼らが'86年に発表した1st『WHISPER OF THE EVIL』がしれっと再発されて棚に並んでいるじゃありませんか。思わず「?!」と我が目を疑ってしまいましたよ。
内容は1st収録曲①~⑥に加え、’85年発表のEP『THE SCREAM OF DEATH』(’85年)から⑦~⑨、それに’17年に録られた“DESTITUTE SONG”のアンプラグド・バージョン⑩の全10曲を収録。いくら伝説的名盤と謳われても30年も昔の、しかもインディーズ作品。賞味期限切れを起こしている可能性もあるのでは?との疑念は、しかし悪魔降臨を奉じるが如き邪悪なイントロに続き、ハイトーンVoとGリフが鋭角的に切り込んでくるOPナンバー①、ヘ
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KIK TRACEE-No Rules ★★ (2018-12-30 09:00:49)
《ロックンロールの火を放て!女たちはヒステリックな悲鳴とともに下着を濡らし、男どもは興奮でつかみ合いと拳の応酬に身を焦がす》――ってな、飛ばしまくりの帯の惹句を読むと「80年代の作品かな?」と思わずにはいられませんが、実際はSLAUGHTERのディナ・ストラムのプロデュースを受け’91年に発表されているLAの5人組の1stアルバム。(というか唯一作?)
デビュー前からライブハウスで腕を磨き、名を上げ、レコード契約を勝ち取った連中だけに(バンド名も、ある時彼らの強力なライブ・パフォーマンスで狂乱状態に陥った女性ファンを他の客が蹴り出そうとしたことに因む)、逞しい演奏力と多彩な表現力に支えられたロックンロール・サウンドには、理屈抜きで乗せられてしまう(腰に響く)ワイルドなノリの良さが備わっています。ただ、「LIVING CLOURとTHE CULTとGUNS ’N’ ROSESを一つの
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MADAM REY-ブラッディ・ローゼズ ★★★ (2018-12-27 23:44:07)
突如HR/HMシーンに現れた仮面のメタル熟女マダム・レイ。野球解説者/東北楽天イーグルス初代監督、田尾安志の奥方がその正体であることでも各種メディアを賑わしましたが、こちとら「マダム」というからには絶対その正体は、新宿レコード店主のマダム藤原(『パワー・ロック・トゥデイ』リスナーには「皆さん、お待ちしてまぁす」のフレーズでお馴染み)だと睨んでいたのですが。んなわけはねぇか。
って、与太話はともかく。本作は彼女が'09年に発表した2ndアルバムで、脇を固めるのは横関敦(G)、SEX MACHINEGUNSの村井健二郎(B)とHIMAWARI(Ds)、そしてフィンランドの名手ミカ・ユッシラがマスタリング・エンジニアを担当するという布陣。当初はそこはかとなく漂ってくる色物臭にあまり興味を引かれなかったのですが、実際に聴いてみると、NIGHT HAWKSのリーダーである青木秀一、作曲家の川
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