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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 151-200
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SOLEIL MOON-Warrior ★★★ (2024-01-31 22:18:53)
デビュー作『WORLD APART』のリリースが’99年、2nd『ON THE WAY TO EVERYTHING』が’11年、そして本3rdアルバムは’19年発表。22年活動して作ったアルバムが3枚と活動周期がオリンピック級の気の長さを誇る、ラリー・キング(Vo)とジョン・ブラスッチ(Key)によるメロハー・プロジェクトSOLEIL MOON。
メロパワ/スピード・メタルでも演っていそうな、対峙する女剣士と悪い魔法使いが描かれたファンタジックなジャケットと、仰々しい邦題『照律の勇者』(原題はシンプルに『WARRIOR』)を初めて目にした時は「同名異バンドか?」と思ったものですが、間は開けど作風には微塵のブレもなかったのでホッと一安心。ハイトーン型ではなく、中音域をメインにタフさや包容力を感じさせるラリーの聴き手を包み込むような歌声と、ソウルフルなポップ・チューンから壮大なプログレ
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SOLEIL MOON-On the Way to Everything-I'd Die For You ★★★ (2024-01-29 21:19:44)
正確には1stアルバムの楽曲なのですが、2ndにもボートラとして収録。
どこかで聴いたことがあるような…と思ったら、マイケル・キスクの
PLACE VANDOMEが2nd『STREETS OF FIRE』でカヴァーしていましたよ。
あちらも素晴らしい出来栄えでしたが、このオリジナル・バージョンも
負けず劣らず優美にしてドラマティック。胸に迫る名曲です。
SOLEIL MOON-On the Way to Everything ★★★ (2024-01-26 00:04:58)
マイケル・トンプソン・バンドに参加したことで一気に知名度を高めたラリー・キング(Vo)と、クラシック畑出身でセッション・ミュージシャンとして多忙な日々を送るジョン・ブラスッチ(Key)を中心に結成されたSOLEIL MOONが、’13年に発表した2ndアルバムにして日本デビュー作。
マイケル・トンプソン(G)を筆頭に、二人の豊富な人脈を生かして数多くのゲストを招き制作されている本作で聴けるのは、(監修・解説を金澤寿和氏が担当していることからもお察しの通り)大枠としてはエモーショナルなVoを主役に据えたAOR/産業ロック。但し曲によっちゃHR寄りのエッジがきっちりと効かされていますし、ジョン・ブラッチが優れたアレンジャーとしての才を十全に振るう、優美にして壮大なプログレ・ハード調の楽曲もあったりと、バラエティに富むサウンドが楽しめる仕上がりとなっています。それでいて、ラリーの聴き手を
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LOVERBOY-Keep It Up-One-Sided Love Affair ★★★ (2024-01-24 23:48:10)
溌剌としたロックンロール・バンドのイメージが強いLOVERBOYですが
哀愁系の楽曲を書かせてもなかなかのお点前。特にこの曲はマイク・レノが
歌い上げるメロディと、Keyの効果的な援護射撃とが相俟って
グッと胸に沁みる哀メロ・ナンバーに仕上がっています。
CARE OF NIGHT-RECONNECTED ★★★ (2024-01-22 23:22:07)
名盤『CONNECTED』(’15年)を引っ提げてスウェーデンから彗星の如くデビューを飾ったメロディアスHRバンド、CARE OF NIGHT。日本での所属先だったANDER STEIN MUSICの店じまいや、AOR HEAVENからFRONTIERS RECORDSへのレーベル移籍といった紆余曲折を経て、'23年に待望の3rdアルバムを発表してくれました。(とか言いつつリリースされたことを最近まで全然知らなかったのですが…)
『RECONNECTED』というタイトルからして再始動への意気込みがバリバリ伝わってくる本作は、内容の方も帰還の挨拶に相応しい充実っぷり。なぜだかメロハー版“I WANT OUT”と評したくなるGリフを伴って溌剌と走り抜けるOPナンバー①から、熱を帯びたGソロが壮大な曲調を盛り上げるラスト・ナンバー⑪(日本盤はその後1曲ボーナス・トラックがありますけど)に
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LOVERBOY-Keep It Up ★★★ (2024-01-19 00:33:39)
カナダ産HR/HM勢がアメリカへと攻勢を仕掛けた80年代、その先陣を切ったバンドの一つとして知られるLOVERBOYが、ブルース・フェアバーンを共同プロデューサーに迎えてレコーディングを行い、’83年に発表した3rdアルバム。
トリプル・プラチナムを獲得した2nd『GET LUCKY』(’81年)と同じく、全米チャート最高第7位に輝くという堂々たる成績を残した本作は、これまで同様マイク・レノ(Vo)の張りのある歌声と、シンセサイザーを大々的にフィーチュアした明るく健康的なポップ・メタル路線を踏襲。前作の成功を受けてよりコマーシャルな方向に軌道修正を図ったっておかしくないところを、乾いた音色で歯切れ良くリフを刻むGの存在が際立つ、ハードさを増しグッとタイトに引き締まったサウンドを披露してくれているのですから頼もしいじゃないですか。軽過ぎず、さりとて硬過ぎず。この硬軟のバランス感覚は後
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DRIVE-CHARACTERS IN TIME-KAMIKAZE ★★★ (2024-01-16 23:17:16)
パワフルなハイトーンVo、金属質な艶を帯びてリフを刻み
劇的なメロディを奏でるツインG、ドスを効かせて突き進むリズムとが
アグレッシブに畳み掛ける様が、2ndアルバムの頃のVICIOUS RUMORSを
彷彿とさせます。“KAMIKAZE”というタイトル負けしない名曲。
DRIVE-CHARACTERS IN TIME ★★★ (2024-01-15 23:52:05)
テキサス州ヒューストン出身の5人組、DRIVEが’88年にRAMPAGE RECORDSから発表した1stアルバム。雑誌等で取り上げられ高評価を受けていた2nd『DIABLERO』(’92年)は今でも中古盤屋に行くとよく見かけるのですが、このデビュー作はあまり目にする機会がない…というか2作でジャケットの方向性が全然違うので、最初見た時は同じバンドのアルバムだと思いませんでしたね。
そんな、そこはかとなくB級メタル風味を漂わすアートワークとは裏腹に、彼らが出している音は実に堂々たるパワー・メタル・サウンド。若干方向性が拡散した2ndに対し、本作は耳をつんざくハイトーンVo/テクニカルに動き回るツインG/技巧を散らしたアレンジと曲展開によりドラマティックに彩られた楽曲からはQUEENSRYCHEに対する憧憬がてらいなく溢れ出しています。まぁ彼らのフォロワーにありがちな「歌メロがキャッ
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ERIC MARTIN BAND-Sucker for a Pretty Face ★★★ (2024-01-11 00:01:18)
後にTESLAに加入するトロイ・ルケッタ(Ds)や、現Y&Tのジョン・ナイマン(G)らが在籍。地元サンフランシスコの市外局番からバンド名を頂戴して415を名乗った6人組が、レコード会社からの「スター性抜群のフロントマンの存在をもっと前面に押し出した方が売れんじゃね?」との提案を不承不承ながらも承諾し、バンド名をERIC MARTIN BANDと改めて'83年にELEKTRA RECORDSから発表したデビュー作。というか唯一作。
そんなわけでMR. BIGの看板シンガー、エリック・マーティンの本格的なプロ・キャリアの最初の一歩となったことで知られる本作ですが、煌びやかなKeyに彩られた80年代ど真ん中なハードポップ・サウンド(NIGHT RANGERのことを思い出したりも)には、MR. BIG時代に通じるブルージーなエッセンスは殆ど見当たらず。そのことに不満を感じるかっつーとそんな
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HUGO-Inception ★★★ (2024-01-08 22:11:48)
VALENTINE~OPEN SKYZにてプロ・キャリアをスタートし、日本では90年代後半から00年代前半にかけて残した3枚のソロ・アルバムのハイ・クオリティっぷりで認知度を高めたアメリカ人シンガー、ヒューゴ・ヴァレンティ。本作はここ数年音信が途絶えてしまっていた彼がHUGO’S VOYAGE名義で久々の発表してくれた新作アルバムとなります。
だいぶブランクが空いたので、その間に音楽性が変わっていたらどうしよう?との不安はなくもなかったですが、アルバムを飾る美麗なアートワークとバンド・ロゴのテカリ具合、何よりインストの小曲①を経て爽やかな②が軽やかに走り始めた途端、そうした不安は雲散霧消していきました。
「スティーヴ・ペリーのそっくりさん」と評された自身の美声を生かして立ち上げたJOURNEYトリビュート・バンドのメンバーと共にレコーディングが行われているだけあって、ここで披
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LAURA BRANIGAN-Branigan-Living a Lie ★★★ (2024-01-04 23:54:26)
アップテンポの曲調に乗せて軽快に跳ねるKey、哀愁のメロディ、
ローラ・ブラニガンの張りのあるパワフルなVoが映える、
ボニー・タイラーの“HOLDING OUT FOR A HERO”を思い出す名曲。
発表はこっちの方が先ですが。
LAURA BRANIGAN-Branigan ★★★ (2024-01-03 23:08:53)
アメリカはニューヨーク出身の《ブリリアント・レディ》(日本盤帯より)、故ローラ・ブラニガンが’82年にATLANTIC RECORDSから発表した1stアルバム。
彼女の代表作といえば、シンセや打ち込みを多用した80年代ど真ん中なポップ・サウンドを以て世界中で評判を呼んだ3rd『SELF CONTROL』(’84年)ということになるのでしょうが、いきなり“GLORIA”という全米№1ヒット・ソングを生み出している本作も、クオリティ面では決して引けを取りません。つかローラ・ブラニガンのカタログの中で個人的に最も聴き返す頻度が高いのは、大人の色気より若さ全開で溌剌とロックしているこのデビュー作だったりするぐらいでして。(とはいえゴリゴリのHR路線ではなく、飽くまでAOR/ハードポップ範疇内での話ではありますが)。
「西のボニー・タイラー、東のローラ・ブラニガン」と勝手に呼びたくな
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FAKE I.D.-Dreaming Ezekiel-Above And Beyound The Call Of Love ★★★ (2023-12-27 00:49:18)
アルバムのOPを飾るハードポップ・ナンバー。マーク・フリーやVENUS & MRSを
引き合いに出して語られているのを見かけましたが、その気持ち分かるなぁと。
この強力なフックの効いた名曲っぷりで、日本盤が発売されていないことが解せませんよ。
FAKE I.D.-Dreaming Ezekiel ★★★ (2023-12-26 01:02:09)
QUEENSRYCHEの名作『OPRERATION:MINDCRIME』でシスター・メアリー役を担当していた女性シンガー/ソングライターのパメラ・ムーア・バロウと、ヴァン・モリソンの元嫁だという(マジで?)ジャネット・ミントによって立ち上げられたAORプロジェクト、FAKE I.D.が’97年にMTM MUSICに残した唯一のアルバム。(歌っているのは2人ではなくジーン・ミラーなる男性シンガー)
このコンビの仕事といえば、真っ先に思い出されるのは北欧メタル史に燦然と輝く名盤、ALIENのデビュー作で収録曲のほぼ全てを手掛けていたことですが、本作に託されているサウンドもあのアルバムと同一のハードポップ路線。実際“TEARS DON’T PUT THE FIRE”と“GO EASY”のセルフ・カヴァーも収録されていますし。但し“DREAMER”のような北欧様式美系のハード・ナンバーは見
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STAN BUSH & BARRAGE-Heaven-Promises ★★★ (2023-12-22 01:00:21)
リフ&リズムが重厚に刻まれるHRナンバー。それでいてメロディには
しっかりと耳を奪う強力なフックが仕込まれていて、特にスタンの熱唱も
映えるサビメロとブリッジ・パートの組み立てにはこの人の職人技が
炸裂しまくっていますよ。
STAN BUSH & BARRAGE-Heaven ★★★ (2023-12-20 23:45:56)
STAN BUSH & BARRAGEがデビュー作以来、実に11年ぶりに発表した2ndアルバム。(リリースは’98年で、日本盤は’01年に発売)
前作は内容の素晴らしさと希少性が相俟って、国内盤の中古CDが5桁のプレミア価格で取引されているメロディアスHRのお宝盤として知られていますが、本作もクオリティの高さでは全く引けを取りません。元々80年代後半に書かれたものの、発表の機会がないままスタン・ブッシュ(Vo)の手元で眠っていた音源が取りまとめられており、これほどの楽曲が陽の目を見ずに長らく埋もれさせとくなんてメロハー界の損失もいいところ。なのでNOW AND THEN RECORDSが発表に踏み切ってくれて本当に良かった。
楽曲の方向性も書かれた時期も前作とほぼほぼ同一(関わってる面子もお馴染みの顔触れ)。90年代にリリースされたスタンのソロ作に比べると、Keyを抑え気味に
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A.S.A.P.-Silver and Gold-The Lion ★★★ (2023-12-18 23:48:26)
ポップな音作りや煌びやかなアレンジを纏って
軽やかに走り抜けるOPナンバー。エイドリアンが
アルバムで演りたいことが端的に表現されている名曲です。
MASQUERADE-In Disguise-A Lonely Cry ★★★ (2023-12-18 23:42:30)
トニー・ハーネルを思わすハイトーンVoに、テクニカルかつ
エッジの効いたG、涼しげでキャッチーなメロディが軽快に
駆け抜けていく「うーん、TNTっぽい!」な逸品。
MASQUERADE-In Disguise ★★★ (2023-12-13 22:26:54)
往年のTNTを彷彿とさせる北欧メタル・サウンドを引っ提げてゼロ・コーポレーションから鮮烈に日本デビュー。来日公演を行うなど人気を博し、その後は徐々にサウンドをヘヴィ化させつつ合計3枚のアルバムを残して活動を停止したスウェーデンのMASQUERADEが、'04年にひょっこり発表した作品。
活動再開の狼煙となる4thアルバムではなく、未発表曲を取りまとめたレア音源集だったのは少々残念でしたが、内容の素晴らしさはそのガッカリ感を埋めて余りあるもの有り。いつ頃レコーディングされたのかはクレジットがないため判然とせずとも、TNT路線の前半(①~⑦)、ヘヴィネスを増す後半(⑨~⑬)と、その曲調の違いでいつ頃書かれた楽曲なのかはおおよそ類推が可能かと。
当時の流行と自身の個性をすり合わせた後者タイプの楽曲も決して出来は悪くないのですが、やはり1stアルバムを愛聴してきた身としては、本編前半
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A.S.A.P.-Silver and Gold ★★★ (2023-12-12 00:42:13)
IRON MAIDENのエイドリアン・スミス(G)が、7th『第七の予言』(’88年)リリース後の長期休暇中、暇にあかせて嘗てのバンドメイトとレコーディングを行ったところ予想以上の反響を得たため、A.S.A.P.(エイドリアン・スミス・アンド・プロジェクトの略でありAS SOON AS POSIBLEとダブル・ミーニングにもなっている)を名乗って’89年に発表した、彼のIRON MAIDEN脱退の引き金となってしまったことでも知られる曰く付きの作品。
ここで披露されているのは、気の合う仲間とリラックスして作り上げたであろう、Keyをたっぷりとフィーチュアしたハードポップ。低音がまるで効いていない音作り含めて、こりゃIRON MAIDENじゃ出来ませんわなと思わされるサウンドの売れ線志向ぶりで、Voはエイドリアン自らが担当。下手とは言いませんけど(上手くもないが)ブルーズ・ロック歌っ
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BLUE BLUD-The Big Noise-Running Back ★★★ (2023-12-07 23:41:48)
シングルとしてリリースされ、BLUE BLUDの名を一躍知らしめた名曲。
爽やかなハードポップ・チューンだが、アメリカのバンドのように
スカッと突き抜けない曇り具合がやっぱり英国産。Voはあまり上手くは
ないものの、この煮え切らなさが英国っぽさを高めてくれてもいます。
BLUE BLUD-The Big Noise ★★★ (2023-12-07 00:05:59)
'79年結成。当時はアルバム・デビューこそ叶わなかったものの、マニア筋からは愛された(復活を遂げた90年代にはNWOBHM勃興30周年を祝うイベントに参加するため来日も果たしている)TRESPASS。このBLUE BLUDは、TRESPASSの中心メンバーだったマーク(G)とポール(Ds)のサトクリフ兄弟によって結成されたバンドで、デビュー・シングル『RUNNING BACK』の好評を足掛かりにMUSIC FOR NATIONSと契約を交わし、'89年に本1stフル・アルバムをリリースしています。
SHYやPRAYING MANTIS、HERITAGE辺りに通じるいなたい叙情HRを聴かせてくれていたTRESPASS時代に対し、ここでは洗練されたハードポップ・チューン②に代表されるような、キャッチーなリフレインと分厚いボーカル・ハーモニー、全体をミストの如く包み込むKeyを生かしたメ
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RUSS BALLARD-Barnet Dogs-René Didn't Do It ★★★ (2023-12-04 23:33:47)
ラス・バラードのHR路線開幕を宣言するアルバムのOPナンバー。
楽曲を力強くけん引するG、唸りを上げるB、主役たるラスのVoも
HRシンガー然としたシャウトを披露。その一方で、紡がれるメロディには
大味さが全くない辺りは流石腕っこきのソングライターの仕事ですよ。
RUSS BALLARD-Barnet Dogs ★★★ (2023-12-01 00:03:32)
ラス・バラード(Vo)というと、ミュージシャンとしてよりも、RAINBOWがカヴァーした“SINCE YOU BEEN GONE”や“I SURRENDER”等のヒット曲の作者(ソングライター)としての印象が強いのですが、実際は70年代半ばからソロ・キャリアを歩み始めた実績の持ち主。大きなヒットにこそ恵まれなかったものの優れたアルバムを残しており、本作は彼が’80年にリリースした4枚目のアルバムとなります。
自身の楽曲がHRシーンで好意的に受け入れられたことや、英国でのNWOBHMの盛り上がりに触発されたのか、「ラス・バラードご乱心?」と疑うぐらいB級メタル然としたアートワークと、Gリフ主導で走り始める曲調にグッと力の入ったラスのパワフルなシャウトが乗っかったOPナンバー①が物語る通り、ポップ寄りだった前3作に比べ、今回は(メロディのキャッチネスはしっかりと担保しつつ)大幅にハード
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HEART-Heart-What About Love ★★★ (2023-11-29 01:21:42)
個人的にはHEART=この曲というぐらい愛して止まないドラマティックなバラード。
低迷期を脱して、サクセスしたるでぇ!とばかりに熱いパッション迸る
アン・ウィルソンVoが圧巻ですよ。
HEART-Heart ★★★ (2023-11-28 00:15:40)
80年代と一緒に低迷期も迎えていたアン&ナンシーのウィルソン姉妹率いるHEARTが、CAPITAL RECORDSへの移籍、ヒット請負人ロン・ネヴィソンをプロデューサーに招聘、ジム・ヴァランス、ホリー・ナイトといった助っ人外部ライターの登用、あとアルバム・タイトルにバンド名を冠する等、勝負作と位置付けて'85年に送り出したこの6thアルバムは、切れるカードは全て切った甲斐あってHEARTを一気にスターダムに押し上げる起死回生の大ヒット作となりました。
ウィルソン姉妹的には、ルックスにしろ音作りにしろ、殊更にバブリーな華やかさ(80年代っぽさともいえる)が強調され、プロデューサーによって自らのアーティスティックな創造力の発揮を制限されてしまったこの時期に関しては忸怩たる思いがあるようですが、個人的にはこの時期のゴージャスHEARTにこそ寧ろ思い入れがパンパン。以前のHEARTのアルバ
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T3NORS-Naked Soul-Silent Cries ★★★ (2023-11-23 23:58:05)
アレッサンドロ・デル・ヴェッキオ、ピート・アルペンボルグ、
クリスティアン・フィール、フレドリック・バーグといった、
単独でも十分名曲を書き上げられるソングライター達が束になって仕上げた
哀愁のHRナンバー。そりゃあ素晴らしい楽曲にならんわけがない。
3人のハーモニーが映えるコーラスにグッときますね。
T3NORS-Naked Soul ★★★ (2023-11-23 01:08:27)
アレン/ランデとかキスク/サマーヴィルとか、シンガー2人にコンビを組ませてプロジェクト立ち上げるのはFRONTIERS RECORDSのお家芸ですが、本作はそこに更にもう1枚看板を追加。ロビー・ラブランク(FIND ME、BLANC FACES)、トビー・ヒッチコック(PRIDE OF LIONS)、ケント・リッヒ(PERFECT PLAN、GIANT)という、同レーベルが誇る実力派シンガーの共演で贈るメロディアスHRプロジェクト、T3NORSが'22年に発表した1stアルバムとなります。
尤も、例えばメタル・オペラ作品のような各シンガーの異なる個性を強調するためのシアトリカルな大仕掛けが用意されていたりするわけじゃなく、ここで聴けるのは飽くまでAOR志向のシンプルなメロディアスHR。正直、FRONTIERS RECORDS発プロジェクトとしてはよくあるタイプのサウンドな上、3人の
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MODX-Secrets-Clear Before My Eyes ★★★ (2023-11-20 23:25:01)
透明度高めのメロディ、仄かに哀愁を含んだキャッチーなコーラス、
心地良く弾むポップな曲調と、北欧産メロハーの美点全部乗せなOPナンバー。
クセのない歌声のみならず、涼し気な旋律を奏でるGソロでも
主役たるピーター・エリクソンがその才能を存分に発揮しています。
MODX-Secrets ★★★ (2023-11-17 00:37:38)
日本じゃ無名ながら、本国スウェーデンにおいては80年代から着実にキャリアを積んできたというシンガー/ソングライターのピーター・エリクセンによって立ち上げられたAORプロジェクト、その名もMODX(モッドエックスと読む)が'23年に発表した1stアルバム。
まず最初に言わせてもらうと、ジャケットが頂けねえ。主役たるピーター氏をフィーチュアするのは良しとして、なにも悪の組織のアジトに飾られてる肖像画みたいなタッチのイラストにせんでも良かんべえと(指名手配写真じゃないんだから)。エクストリーム・メタルでも演っていそうな響きのプロジェクト名と合わせて、このパッケージが本作に託されている内容を正確に聴き手に伝えてくれるとはとても思えないのですが…。
と思わず苦言が先立つのは、その内容の素晴らしさゆえ。音作りはやや平易ながら、クセのない歌声によって歌われる北欧産らしい爽やかなメロディ、フ
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GREGG ROLIE-Gregg Rolie-Marianne ★★★ (2023-11-15 00:33:58)
思わず体が動く躍動感溢れる曲調に、美しくキャッチーなコーラスがマッチした
ハードポップの名曲。後半で情熱的に炸裂するGソロが、まさに
カルロス・サンタナここにあり!といった趣きでグッときますね。
GREGG ROLIE-Gregg Rolie ★★★ (2023-11-13 23:50:34)
SANTANA時代からニール・ショーンと行動を共にし、初期JOURNEYを支えたVo兼Key奏者のグレッグ・ローリー(最近またJOURNEYに復帰したんでしたっけ?)が、そのJOURNEY脱退後の'85年に発表した1stソロ・アルバム。輸入盤しか存在していないと思っていたら、いつの間にか国内盤の初CD化が実現していた――しかもたった1,000円(税抜)というお手頃なお値段で――ことには吃驚でしたよ。
プロデューサーにケヴィン・ビーミッシュ、盟友のニールやカルロス・サンタナ、バックVoにCHICAGOのジェイソン・シェフやスタン・ブッシュといった面々をゲストに招いて制作された本作で披露されているのは、同時期のJOURNEYを更にAOR方向に推し進めたようなソフティケイトされたサウンド。冒頭3曲がいきなり他人の楽曲のカヴァーという構成や、グレッグは曲によってKeyを弾かず歌のみに専念し
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PERFECT VIEW-Bushidō ★★★ (2023-11-10 00:14:59)
イタリア出身の5人組、PERFECT VIEWが大幅メンバー・チェンジを経て’23年に発表した4thアルバムは、リーダーのフランチェスコ“ジョー”カタルド(G)がリスペクトを捧げる「サムライの生き様」をテーマに据えたコンセプト・アルバム仕様となっております。その名も『BUSHIDO』!
パワー・メタル・バンドならともかく、彼らのようなAOR寄りのメロハー・サウンドを志向してきたバンドがこの手のコンセプト作品を作るのはかなり珍しいのではないでしょうか?なので、てっきり本編の方もメロパワ・メタル化しているものと思いきや、当然これまで以上に重厚感は増強しつつも、メロディを聴かせる作風はしっかりと継承された仕上がり。随所に和風旋律や日本語台詞、ナレーションが散りばめられた構成からは、手間暇かけた作り込みの跡が伺えますし、何よりコンセプトの構築に足元を掬われて、肝心の楽曲の練り込みが疎かにな
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ALL 4 1-The World’s Best Hope-Down Life’s Page ★★★ (2023-11-08 00:09:51)
バラード調に始まり、軽快にテンポアップするメロハー・チューン。
爽やかなメロディの魅力と、テリー・ブロックの衰えを知らぬ
歌唱力が存分に味わえる仕上がりとなっています。
ALL 4 1-The World’s Best Hope ★★★ (2023-11-07 01:21:24)
メタル者的には真っ先にRAVENの名盤のことが頭をよぎるグループ名ですが、当然無関係。こちらは元3のロバート・ベリー(B、Vo)とBOSTONのゲイリー・ピール(G)、それにSTRANGEWAYS、GIANT他のテリー・ブロック(Vo)、MR. BIGの一員としての活動も記憶に新しいマット・スター(Ds)という名の知れたメンバーにより立ち上げられたプロジェクトで、本作は彼らが’17年にFRONTIERS RECORDSから発表したデビュー作となる。
この面子にメロディ愛好家が寄せる期待にしっかりと応えたメロハー・サウンドが実践された一作で、バンドの中核をなすのがロバート&ゲイリーということもあって、その昔ゼロ・コーポレーションから日本デビューも飾っていたALLIANCEのことを何となく思い出したりも。あのプロジェクトの新作としても楽しめる1枚かも…と書こうと思って調べてみたら、現在
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CROSSFADE-Innocent Days-Living it Up ★★★ (2023-11-02 00:19:42)
ヨラン・エドマンのソウルフルなVoの素晴らしさは言わずもがな
メロウでアーバンな雰囲気を盛り上げるピアノ、
少ない音数で多くを語るギターの仕事ぶりもキラリと光る逸品です。
CROSSFADE-Innocent Days ★★★ (2023-10-31 00:39:40)
ヨラン・エドマンをフロントマンに据えたスウェーデン発のメロハー・プロジェクト、CROSSFADEが'23年に発表した4thアルバム。(全6曲収録なので「アルバム」で括るには若干ボリューム不足か?)
彼らの作品を聴くのは、国内盤も発売されたデビュー作『WHITE ON BLUE』(’04年)以来随分と久々なれど、叩きつけるのではなく、聴き手を穏やかに包み込むような音楽性は全く変わっていなかったので一安心。というか“THORN OF LIFE”のような比較的ロック・テイストの感じられる楽曲も収録されていた『WHITE~』に比べると、今回はより一層AOR方面に踏み込んだ仕上がりとの印象あり。
なので、「Mr.北欧ボイス」の存在から様式美HMテイストを求めるリスナーの期待には一切関知してくれない本作ですが、ラーズ・ハルバック(G)&リチャード・ステンストロム(Key)という名うての職
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THE NIGHTS-The Nights-I Wanna Be Your Superhero ★★★ (2023-10-26 01:12:34)
イントロで刻まれるGリフは重たげですが、ハスキーボイスのシンガーが
歌うメロディは愁いを帯びてキャッチー。特に爽快感がハジけるコーラス・パートは
秀逸で、本作の個性が端的に示された名曲に仕上がっているのではないでしょうか。
THE NIGHTS-The Nights ★★★ (2023-10-23 22:58:27)
THE NIGHTSといっても、お笑い芸人のことでなけりゃ、セガサターンの名作ゲームのことでもなく。「RECKLESS LOVEの5人目のメンバー」とも評されるプロデューサー/ソングライターのイルッカ・ヴィルタネン(G)が、新人フロントマンのサミ・ハイド(Vo)と共に立ち上げたプロジェクトのこと。
本作は彼らが'17年にFRONTIERS RECORDSから発表したデビュー作で、イルッカの嗜好的にてっきり80年代ど真ん中の王道ポップ・メタル・サウンドが披露されているものと思いきや、OPナンバー①のイントロから早くも表明されている通り、ザクザクと刻まれるリフ&リズムは案外にメタリックでアグレッシブ。また8分越えのドラマティックな大作⑦が物語る通り、曲によってはプログレ・メタル的な感触も漂ってきたりと、こうしたモダンなハードネスと、北欧のバンドらしい憂愁を湛えたメロディや美麗なボーカル
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BANGALORE CHOIR-On Target-Slippin' Away ★★★ (2023-10-19 00:46:22)
発表がせめて80年代だったならばヒット・チャートを賑わせてもおかしくない
キャッチーなHRナンバー。ライブで演ったらさぞかし盛り上がったであろう
フックの効いたサビメロに胸躍りますよ。
BANGALORE CHOIR-On Target ★★★ (2023-10-17 00:20:24)
ACCEPTの『EAT THE HEAT』(’89年)といえば、すったもんだの末バンドから追い出されたウド、結局これを最後に解散することとなるACCEPTと、制作に関わった誰も幸せにはしてくれなかった問題作ですが(でも内容は良かった)、一番ババ引いたのは間違いなくウドの後任としてACCEPTに加入するも、正当な評価を受けられぬまま解雇の憂き目に遭ったデヴィッド・リース(Vo)だったのではないかと。
その彼氏はアメリカ帰国後、元HURRICANE ALICEのメンバーらと共に自らがリーダーを務めるBANGALORE CHOIRを結成。'92年にワーナーから本作をリリースしてデビューを飾っています(プロデュースはマックス・ノーマンが担当)。ここで披露されているのは抜け良くワイルドなアメリカンHMサウンドで、ACCEPTの呪縛から解き放たれたリースは、ディヴィッド・カヴァデールを彷彿とさ
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WHITE HEART-White Heart-He's Returning ★★★ (2023-10-13 00:47:49)
ポップな高揚感を湛えた曲調に、絶品のグラデーションを描くメロディ、
それにメンバーほぼ全員が歌える強みを生かした華麗なボーカル・ハーモニーに
彩られたドラマティックなアルバムのハイライト・ナンバー。
WHITE HEART屈指の名曲です。
WHITE HEART-White Heart ★★★ (2023-10-11 00:48:16)
近年はプロデューサー業でも腕を振るう、ビリー・スマイリー(G)とマーク・ガースミール(Key)を中心に結成。ダン(G)とデヴィッド(Ds)のハフ兄弟を筆頭に、多彩な音楽ジャンルで活躍するタレントを数多く輩出してきた「ナッシュビルのTOTO」こと名門WHITE HEARTが、’80年に発表した記念すべき1stアルバム。
多作ぶりで知られ、その時々によって音楽性を変化させてきたWHITE HEARTですが、本作で聴けるのは、親しみ易い柔和なメロディ、安定した演奏力を生かしたシャレオツなアレンジ、それに美しいボーカル・ハーモニーに彩られた(良い意味で)典型的なCCM系AORサウンド。ゆえにゴリゴリのメタル者にとっては多少刺激に乏しい内容であることは否定しえないものの、本編開幕を軽やかに飾るキャッチーな①や、高いヒット・ポテンシャルを感じさせるバラード⑤等、フックの効いた楽曲の素晴らしさは
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JOSHUA-Intense Defense-I've Been Waiting ★★★ (2023-10-09 01:09:02)
ロブ・ロックの伸びやかな歌唱と、ジョシュア・ペラヒアの
テクニカルに煌めくGプレイを生かしたハードポップ・チューン。
特にキャッチーでありつつ、ふとした拍子に哀愁も薫る
メロディ展開の妙にジョシュアの非凡な才能が伺えます。
JOSHUA-Intense Defense ★★★ (2023-10-06 00:02:20)
名バラード“NOVEMBER IS GOING AWAY”でメロディ愛好家達から涙をカツアゲしたジョシュア・ペラヒア(G)率いるJOSHUAが、80年代半ばに知己を得たドン・ドッケン&ディーター・ダークスの勧めを受け、LAからドイツへと渡ってレコーディングを行い89年に発表した3rdアルバム。(本作のみ国内盤が「ヨシュア」表記に)
ドイツに拠点を移したからといって今更パワーメタル化する筈もなく。本作で披露されているのは前2作の流れを汲む、煌びやかなKeyと分厚いハーモニーに彩られたメロディアスHR。ジョシュアも得意のアーミングを有用した、キラキラと鱗粉をまき散らすようなGプレイをもってアルバム全編を生き生きと躍動。ロブ・ロック(Vo)という強力な相棒を得たことで、そのサウンドはより一層ブラッシュアップされた印象で、特に爽やか&キャッチーな②、歯切れ良く弾む曲調と哀愁のメロディのコン
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FREE SPRIT-Pale Sister of Light-Pale Sister of Light ★★★ (2023-10-04 23:40:20)
蒸し暑い夜に聴けばスッと体感温度が2、3度下がる
(ような気がする)冷ややかな哀メロが北欧メタル然とした
魅力を主張するアルバム表題曲。甘い声質のVoもこの手の
サウンドにマッチしていますね。
FREE SPRIT-Pale Sister of Light ★★★ (2023-10-03 00:13:00)
アメリカ産タバコの銘柄みたい名前ですが、こちらはフィンランド出身でツインGにKey奏者を擁する6人組。本作は'09年にリリースされた1stアルバムとなります。
世が60年代なら確実にピースフルなフラワー・ロックでも演っていそうなバンド名に反して、彼らが聴かせてくれるのは豊かなボーカル・ハーモニーと冷ややかな哀メロが全編に亘って大盤振る舞いされる、北欧メタル然とした魅力に満ち溢れたサウンド。メンバー全員このバンド以前に目立ったキャリアはなく、豪華なゲストや、FRONTIERS RECORDS作品のような腕利きソングライター勢による助っ人もなし。曲作りもプロデュースも全て自分達でこなすというピカピカの新人バンドっぷりながら、フックの効いた収録曲のクオリティ、わけてもメロディ・センスの冴えには、既に職人顔負けの技前が存分に発揮されています。
哀愁に彩られたサビメロにグッと来るOPナ
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91 SUITE-Back in the Game-Sunrise of Your Love ★★★ (2023-09-27 23:29:06)
オフィシャル・ビデオ・クリップも制作された
爽快感溢れるメロディック・ロック・チューン。
バンドがこの曲をリーダー・トラックに選んだのも
納得の名曲ぶりですよ。
91 SUITE-Back in the Game ★★★ (2023-09-27 00:59:56)
00年代初頭に残した2枚のアルバムがメロディ愛好家から好評を博するも、レコード会社の支援に恵まれず解散を余儀なくされたスパニッシュ・メロハーの雄、91 SUITE。中心メンバーのヘスス・エスピン(Vo)とイヴァン・ゴンザレス(G)は、同バンド解散後に結成されたSECRETでも行動を共にしており、その流れの中で91 SUITEの再結成が実現。挨拶代わりのEP『STARTING ALL OVER』(’19年)リリースを挟んで、'23年に満を持してこの復活アルバム(通算3作目)を発表してくれました。
かつて「スペインのBON JOVI」と評された自らのイメージを確信的に踏襲したようなOPナンバー①のイントロには思わず笑ってしまうも、サビメロから溢れ出す濃いめの哀愁は間違いなくこのバンドならではの味わい。のみならず、さりげなくアコギを取り入れる等、アレンジは歳月を重ねて円熟味を増しており、
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Stephen Crane-Kicks-Headed for a Heartbreak ★★★ (2023-09-25 23:44:00)
小気味良く切り込んでくるGに、リズムの力強さといい
HR/HMで括っても問題ないように思えるカッコ良さ。
(Keyもさりげなく良い仕事してますね)
クールな哀愁を帯びたメロディを歌い上げる
スティーヴン・クレインのVoも勿論◎
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