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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1701-1750
ANTHEM-Ready to Ride
LANCIA-Lancia-Goodbye
LANCIA-Lancia-Sweet Melody
LANCIA-Lancia
LANCIA
DAKOTA-Mr Lucky
DAKOTA-Runaway
DAKOTA-The Last Standing Man
LIZZY BORDEN-Master of Disguise-Psychodrama
LIZZY BORDEN-Master of Disguise
STRAIGHT LINES-Run for Cover-There Are No Secrets
STRAIGHT LINES-Run for Cover-Letting Go
L.A. GUNS-A Fistful of Guns: Anthology 1985-2012-Sex Action (Re-Recorded)
STRAIGHT LINES-Straight Lines-The Things You Didn't Do
STRAIGHT LINES-Straight Lines-Roanne
CHILDREN OF BODOM-Trashed, Lost & Strungout-Follow the Reaper
L.A. GUNS-A Fistful of Guns: Anthology 1985-2012-It's Not True
THRESHOLD-Wounded Land-Paradox
THRESHOLD-Wounded Land
NEVERMORE
RAM JAM-Portrait of the Artist as a Young Ram-Hurricane Ride
RAM JAM-Portrait of the Artist as a Young Ram-Turnpike
RAM JAM-Ram Jam-Black Betty
RAM JAM-Portrait of the Artist as a Young Ram
RAM JAM
HUSTLER-High Street-The Hustler
HUSTLER-High Street-Miranda
HUSTLER-High Street-Piranahas
HUSTLER-High Street
SANDROSE-Sandrose-Vision
SANDROSE-Sandrose
SANDROSE
GOBLIN-Zombi(colonna Sonora Originale Del Film)-Zombi
GOBLIN-Zombi(colonna Sonora Originale Del Film)
Exarsis-New War Order-Human Project
Exarsis-New War Order-Twisted Logic
Exarsis-New War Order
MANDATOR-Perfect Progeny
MANDATOR-Initial Velocity-Posers
MANDATOR-Initial Velocity-Black Rose
MANDATOR-Initial Velocity
POWERLORD-The Awakening-(The Awakening) Powerlord
POWERLORD-The Awakening
POWERLORD
VIPER-Soldiers of Sunrise-Nightmares
VIPER-Soldiers of Sunrise-Soldiers of Sunrise
VIPER-Soldiers of Sunrise-Knights of Destruction
VIPER-Soldiers of Sunrise
Blue Stealer-Take the Dream-Take the Dream
Blue Stealer-Take the Dream-Joker ~聖地へ~
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発言している21曲を連続再生 - Youtube



ANTHEM-Ready to Ride ★★★ (2017-12-29 09:59:41)

バンド自身のプロデュースでレコーディング作業を行い’85年に発表された、初見時に思わず「ダサッ」と呟いてしまった若気の至り感溢れるジャケットと、レーベル面に印刷された《今やパワー・メタル全開!A面に針を落とした瞬間からもうインパクトの連続!成長したアンセムの怒涛のようなサウンドにメタルゾンビも逃げ出す!?》という昭和センス爆発のひょうきん(死語)な叩き文句が目印の5曲入りEP。
長らくCD化が待望され続けたレア・アイテムで、内容は福田洋也(G)のペンによるキャッチー&ワイルドな“READY TO RIDE”と、終盤に繰り出される扇情的なGフレーズにグッとくる疾走ナンバー“SHED”という2曲の新曲に、1st『ANTHEM』収録曲である“STEELER”“ROCK’N ROLL STARS”“LAY DOWN”の英詞バージョンを加えた全5曲からなる構成。新曲・既発曲共に若さ漲るパワー
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LANCIA-Lancia-Goodbye ★★★ (2017-12-29 09:28:17)

スカッと抜けの良いパーティ・メタルがメインのアルバムにおいて
良いアクセントとなっている哀愁のHRナンバー。
本編から浮くことなく、きっちり自分たちらしさを付与して
料理している辺りに、このバンドの地力の高さが感じられます。

LANCIA-Lancia-Sweet Melody ★★★ (2017-12-29 09:23:58)

キャッチーなメロディが溌剌とハジける、
ポップ・メタル・チューン。
思わず「う~ん、あざとい!」と膝を打ってしまいましたよ。
別に批判しているわけじゃなく、それぐらい良い曲であると。
世が世なら大ヒットしていてもおかしくなかったのですが…。

LANCIA-Lancia ★★ (2017-12-27 22:53:57)

'89年に結成されたLA出身の4人組が、AIE RECORDSから’92年に(日本盤はポニー・キャニオンを通じて’93年に)リリースした最初で最後のフル・アルバム。
フロントマンであるポール・ランシアの名前をバンド名に冠しているため、何となくBON JOVIフォロワーの連中なのかと思っていましたが、イントロからDsの派手なフィル・インが炸裂し、エネルギッシュなVo、フラッシーに弾きまくるヴァン・ヘイレン・タイプのG、それに対抗するかの如く躍動するBという、全メンバーが対等に火花を散らして疾走するOPナンバー①が、いきなり挨拶代わりにブチかまされることからも明らかなように、スカッと豪快で抜けの良いパーティ・メタル・サウンドがその持ち味だったという。
90年代当時は、華やかなルックスも含めて完全に時代遅れ扱いされていた音であり、殆ど話題に上ることもありませんでしたが、確かな技量及
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LANCIA (2017-12-27 22:52:52)

バンド名を頂くシンガーのマイク・ランシアと幼馴染のDsを中心に、'89年にLAで結成。メンバーはGITで学び、クレイマーギター主催のコンテストではカート・ジェイムズ(ご存知?)を破って優勝を果たしたというG、ジョーイ・タフォーラの来日公演に帯同していたらしいB等、なかなかの腕利き揃い。ただ既にLAメタルは下火となっており、活動開始からレコード契約を得るまでに3年の歳月を必要とし、'92年にようやくAIE RECORDSからセルフ・タイトルのアルバムでデビューを飾る。
国内盤の解説では「ヨーロッパでチャート急上昇中」と書かれていますが、本国(並びにここ日本)では大きな話題になることもなく、バンドはアルバム1枚を残して消滅した模様。

DAKOTA-Mr Lucky ★★★ (2017-12-26 23:14:04)

ESCAPE MUSICを通じて’95年にリリースされると、BURRN!!誌の輸入盤レビューで高得点を叩き出す等、世のメロハー・マニアの間で評判を呼び、久々にDAKOTAの名前に注目が集まる切っ掛けにもなった1枚。‘86年発表の3rd『LOST TRACKS』は、'84年から’86年頃にかけて書かれた楽曲のデモ・レコーディングに近い音源を集めたアルバムだったそうで、本作はそのうちの一部収録曲を差し替えた上でレコーディングをやり直し、曲順とタイトルを変更してリリースされたお色直し盤(?)なのだとか。
まぁそんな成り立ちはどうあれ、本作には良い曲が山ほど揃っていることは間違いありません。ラジオでオン・エアされるやリクエストが殺到したというヒット・バラード⑩を始め、ここには「手っ取り早くアウトテイクを寄せ集めてみました」的な急造感は皆無。つか、このレベルで残りカスだったら正規アルバムはど
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DAKOTA-Runaway ★★★ (2017-12-25 22:51:47)

CHICAGO人脈に連なるグループで、大きなヒットにこそ恵まれなかったものの、マニア筋からの支持は非常に根強いペンシルベニア出身のDAKOTAが、リッチー・ズィトー、スティーヴ・ポーカロ、ビル・チャップリン、アーニー・ワッツら豪華ゲストを迎えて制作、'84年に発表した彼らの代表作とされる2ndアルバム。(プロデュースはCHICAGOのドラマー、ダニー・セラフィンが担当しています)
セルフ・タイトルのデビュー作のセールス的不振を鑑みてか、今回はグループの前身であるジェリー・G・ルジックとビル・ケリーのデュオ時代から受け継ぐ、抜けの良いウェスト/コースト・ロック風味は残しつつ、より時代にアジャスト。リバーブを深めに掛けた瑞々しいプロダクションに、本作から参加のリック・マンウィーラーが高らかに鳴り響かせるKeyや、シンセB、トリガーを用いダンサンブルなリズム・アレンジ等、全体的にスペーシ
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DAKOTA-The Last Standing Man ★★★ (2017-12-24 10:56:42)

ESCAPE MUSICからリリースされた蔵出し音源集『Mr. LUCKY』が、ここ日本を始め、世界中のメロハー愛好家の間で評判を呼んだことにDAKOTA再評価の機運の高まりを感じ取ったジェリー・G・ルジック(Vo)が、嘗てのバンド・メイト、リック・マンウィーラー(Key)の助力を得て「時は来た。それだけだ」とばかりにDAKOTAを再編。'96年にエイベックス傘下のBAREKNUCKLEから復活アルバムを発表しました。(通算4作目)
のっけの①から、ジェリーのエモーショナルで味わい深いVoと、適度にエッジを効かせて歌うGを活かしたメロディック・ロック・チューンがOPナンバーに相応しい勢いを伴って繰り出され、リックが抒情的に奏でるKeyがしっとりとした哀感を演出する②がその後に続く。そしてインストの小曲③を挟んで始まるのは、どこか中期JOURNEYの名曲“MOTHER, FATHER
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LIZZY BORDEN-Master of Disguise-Psychodrama ★★★ (2017-12-23 10:02:40)

そのまんまなタイトルといい、オーケストラも有用する
シアトリカルなドラマ性と、キャッチーなノリの良さとが
同居した曲調といい、アルバムの方向性を分かり易く伝える
個人的にはアルバムのハイライト的ナンバー。
声質が何となく似ていることもあって、
初期オジー・オズボーンっぽさも感じたり。

LIZZY BORDEN-Master of Disguise ★★ (2017-12-23 09:54:03)

「そしてリジーだけが残った」プロジェクト状態で、多数のゲスト・ミュージシャンを迎えてレコーディング作業が行われ、'89年に発表された4thアルバム。
といっても基本的にリジーが健在ならそれでバンドは問題なく回っていくわけで、ここでプレイされているのは、旧作の延長線上にある正統派HM。但しサウンドの主役たる彼のVoが、ヒステリックなハイトーンを封印して無理のない音域での歌唱(ちょっとオジー風)に終始していること、疾走感を抑えてハーモニー重視の楽曲等とが相俟って、全体から受ける印象はかなりマイルド。KISS+ALICE COOPERなコンセプト・アルバムということで、オーケストラからホーン、クラシカルなメロディの導入、更にはSEや小曲で各曲間を繋いだりと様々な仕掛けが施されていますが、重厚感やドラマ性よりも、ゴージャス感や足取りの軽やかさ(ポップさ)の印象が勝る本作は、むしろ「ミュージ
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STRAIGHT LINES-Run for Cover-There Are No Secrets ★★★ (2017-12-21 23:46:47)

母国カナダのシングル・チャートでTOP10入りを果たす等
STRAIGHT LINESにとって最大のヒット曲となったバラード。
2nd収録のもう1曲のヒット・バラードが、哀しみに満ちた
曲調だったのに対し、こちらは優しく包み込むような
エモーショナルな盛り上がりが感動を呼びます。

STRAIGHT LINES-Run for Cover-Letting Go ★★★ (2017-12-21 23:34:56)

母国カナダのチャートではTOP40に食い込む成績を残したらしいですが
個人的にはもっと上位でもおかしくねーだろ!と思ってしまう
泣きの名バラード。
この手のバンドとしてはVoが少々アクが弱いのですが
線の細さが曲の哀愁を増幅している側面もあるのではないかと。

L.A. GUNS-A Fistful of Guns: Anthology 1985-2012-Sex Action (Re-Recorded) ★★★ (2017-12-20 23:39:27)

「カナダのTOTO」ことSTRAIGHT LINESが'81年に人知れず発表していた2nd。いや、バンドの存在すら最近まで知らなかったくせに「人知れず」も何もねーだろって話ですが。
1st『カナディアン・ロマンス』の完成度に感激し、速攻、世界初CD化が実現した本作も購入。セールス的不振を理由に当時日本盤リリースが見送られている上、『カナディアン~』に比べるとかなりポップな仕上がりとの事前情報をキャッチして、こりゃあもしや退屈な内容なのでは…?という懸念を払拭できずにいたのですが、どうしてどうして。実際は大変素晴らしい出来栄えで万歳三唱・拍手喝采。疑ったりした俺のバカ。
とは言え、サウンドがよりポップになっているのは間違いなく。ドラマティックな名曲“哀しみのステージ”に代表されるような、プログレ・ハード風味が大きく後退してしまった点は残念なれど、その分、楽曲はアレンジや曲展開が
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STRAIGHT LINES-Straight Lines-The Things You Didn't Do ★★★ (2017-12-19 22:50:47)

ストリングスとピアノによる劇的且つ
哀切なイントロだけで「名曲!」と確信しましたよ。
中期STYX辺りにも通じる哀愁のメロディと
スペーシーなアレンジ、ドラマティックな曲展開の
三位一体でおくるアルバムのハイライト・ナンバー。
“哀しみのステージ”なる邦題もグー。

STRAIGHT LINES-Straight Lines-Roanne ★★★ (2017-12-19 22:47:13)

心地良く風切る疾走感に、ピアノとGが涼し気な彩りを加える
ハードネスとメロウネスが適度な融合をみた名曲。
ブリッジ部分の哀愁が滲むVoハーモニーも胸に沁みます。

CHILDREN OF BODOM-Trashed, Lost & Strungout-Follow the Reaper ★★★ (2017-12-19 00:23:12)

カナダのバンクーバーを拠点にスタジオ・ミュージシャンとして活躍していた腕利き連中が結成し、その来歴や志向していた音楽性等から「カナダのTOTO」とも評されたという5人組が、'80年に発表した1stアルバム。(邦題は『カナディアン・ロマンス』)
実際、都会的な哀愁を湛えたメロディを、卓越した演奏テクニックと、プログレ・ハード寄りの凝ったアレンジ、そして歌心に溢れたVoと華やかなハーモニーに包んで届けてくれるスケールの大きなサウンドは、1stや2ndの頃のTOTOを大いに彷彿とさせます。
ノリのいいアップテンポの曲調に、ホットなGとクールなKeyが多彩な彩りを加えるOPナンバー①(邦題は“熱い夜”)、歯切れ良く軽快に跳ねるリズムの上をボーカル・ハーモニーが華麗に舞う②、サビでの盛り上がりっぷりが大いなる感動を呼ぶ③という冒頭3曲は、そうした印象を着実に補強してくれます。

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L.A. GUNS-A Fistful of Guns: Anthology 1985-2012-It's Not True (2017-12-19 00:21:07)

カナダの音楽シーンでスタジオ・ミュージシャンとして活動していたメンバーが結成。CBS/EPICと契約を果たして1st『STRAIGHT LINES』(’80年)でデビューした当時は、ドラマーが二人いるというプログレ・バンドみたいな変則的メンバー構成だった。
キャッチーなメロディを、洗練されたアレンジやテクニカルな演奏に載せて聴かせる音楽性と、セッション畑出身メンバーにより結成されたバンドということで「カナダのTOTO」なる異名を取ったとか。
‘81年発表の2nd『RUN FOR COVER』からは2曲のシングル・ヒットが生まれ、ジュノー賞(カナダのグラミー賞と言われる)にもノミネートされているが、3rdシングルが不発に終わったことでレコード会社がバンドに対する興味を薄れさせ、結果、STRAIGHT LINESは間もなくその活動を停止している。

THRESHOLD-Wounded Land-Paradox ★★★ (2017-12-18 01:17:47)

確かラジオ『POWER ROCK TODAY』でこの曲を聴いて
CDを買いに走った覚えが…。
劇的なイントロで聴き手をぐっと掴み、
声質自体から泣きが滲むVoの熱唱と、
結構ザクザク刻むG、哀メロと静/動の対比が効いた
ドラマティックな曲展開からなる、
ゴッドが高評価を与えたのも納得の名曲ぶり。

THRESHOLD-Wounded Land ★★★ (2017-12-18 00:42:50)

カール・グルーム(G)率いる英国の6人組が'93年に発表したデビュー作で、国内盤は翌'94年に我らがゼロ・コーポレーションからリリースされました。
DREAM THEATERが人気赤丸急上昇中だった当時、ゼロはオランダのプログレ専門レーベルSI MUSICと提携して、それなりの数のプログレ/ポンプ・ロック系作品を発売。試しにその内の何枚かには手を出したりしてみたものですが、血気盛んなボンクラ・メタラーにはどれもイマイチ刺激に乏しく、ピンと来なかったというのが正直なところ。
そんな中にあって、ゴッド(国内盤の解説も書いている)の耳目に留まり、BURRN!!誌レビューでもそこそこの評価を得た本作は、ザクザクと刻まれるエッジの鋭いGリフ、重厚なリズム、壮麗にサウンドを彩るKey、それに独特の「潤い声」が印象的なシンガーの歌唱を駆使してダーク&ドラマティックに繰り広げられる、メタリッ
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NEVERMORE (2017-12-18 00:41:17)

うぇっ?!と思って調べてみたら、心臓発作で亡くなられたんですね…。

RAM JAM-Portrait of the Artist as a Young Ram-Hurricane Ride ★★★ (2017-12-17 00:20:18)

ハードに弾き出されるGリフ主導でグイグイ飛ばしまくる様は
'78年にして完全にHMのスタイルを先取りしています。
曲調的にはRAINBOWの名曲“KILL THE KING”を彷彿とさせますが
様式美的ドラマ性より、土煙蹴立てて突っ走っる埃っぽさが
勝って聴こえる辺りが、アメリカのバンドならではの魅力かと。

RAM JAM-Portrait of the Artist as a Young Ram-Turnpike ★★★ (2017-12-17 00:12:59)

ムーディに歌うVoに、ピアノが醸し出す重厚な抒情性、
プログレ・ハード的ともいえる曲調といい、
アルバムの中では異色な存在感を放つ
(だがそこがいい)名曲です。

RAM JAM-Ram Jam-Black Betty ★★★ (2017-12-17 00:07:04)

英米チャートでスマッシュ・ヒットとなった
RAM JAMのデビュー・シングルですが、
実は演奏している連中はバンドじゃなかったりするという
色々曰くの多い楽曲でありますが
熱くファンキーに弾む前半から、ハードさいや増す後半へと
ダイナミックな曲展開に思わず体が揺れてしまいます。

RAM JAM-Portrait of the Artist as a Young Ram ★★★ (2017-12-14 22:58:19)

全米チャート最高18位、全英チャート最高7位にランクインしたファンキーな名曲“BLACK BETTY”(ジョニー・デップ主演映画『ブロウ』でも印象的な使われ方をしていました)のシングル・ヒットで知られるNYの4人組が、'78年に発表した2ndアルバム。
RAM JAMに関しては“BLACK BETTY”しか知らず、もしかして一発屋?ぐらいにさえ思っていたのですが、国内盤再発を機に本作にも手を出してみたら、いやいやいや、とんでもねぇ。HR/HMリスナーにとっちゃ寧ろこっちの方が重要作じゃねえか!という。
いかにも70年代HR然としたグルーヴを纏った、土の匂い漂わす豪快なロックンロールという基本的ノリは前作を踏襲しつつ、今回は楽曲がよりハード&タイトに引き締まっています。吼えるG、唸るB、轟くDs、その上でハスキー声で熱っぽく歌うVoとがダイナミックに交錯するサウンドは、曲によっ
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RAM JAM (2017-12-14 22:52:16)

60年代に“GREEN TAMBOURINE”で全米№1の座を獲得したLEMON PIPERSのメンバーだったビル・バートレット(G)を中心にニューヨーク・シティで結成。
’77年にシングル“BLACK BETTY”(レッドベリーのカヴァー)が全米チャート17位、全英チャート8位のヒットとなり、デビュー・アルバム『RAM JAM』も全米チャート34位にランクインというまずまずの成績を収める。
しかし、ジミー・サントロ(G)が曲作りの主導権を握り、よりハード且つメタリックなサウンドを聴かせるようになった2nd『PORTRAIT OF THE ARTIST AS A YOUNG RAM』(’78年)は、その出来栄えに反して全く鳴かず飛ばずで、バンドはその後間もなく解散。メンバー達も表舞台から姿を消している。

HUSTLER-High Street-The Hustler ★★★ (2017-12-14 00:01:53)

身体を揺するグルーヴや、女性コーラス、熱を帯びたVoの熱唱といった、
70年代HR然としたダイナミズムと、プログレッシブ・ロック的な
スリリングな楽器陣の掛け合いを伴ってアルバムを締め括る
バンドのテーマ曲(なのか?)に相応しい劇的な逸品。

HUSTLER-High Street-Miranda ★★★ (2017-12-13 23:54:30)

とっぷりと哀愁を湛えたバラード調の前半からテンポ・アップ。
緩急を効かせた曲展開を引っ張る泣きのGと、
オッサン声でうら悲しいメロディを歌い上げるVoの熱演に
グイグイと引き込まれていってしまう名曲です。

HUSTLER-High Street-Piranahas ★★★ (2017-12-12 23:43:07)

「エロ本みてえなバンド名だなぁ」とか舐めてかかったら
攻撃的なGとKeyが緊張感を保って並走するこのハードな楽曲で
バシッと姿勢を正されてしまいましたよ。
DEEP PURPLEやURIAH HEEPにも通じるものを感じる名曲です。

HUSTLER-High Street ★★★ (2017-12-12 23:28:28)

その昔、行きつけの中古CDショップが閉店セールをやった際、遅ればせながら駆け付けてみれば既にめぼしい品は粗方買われてしまっていて、唯一目を引いたのが、イギリス出身のHUSTLERが'74年に発表した、この1stアルバムだったという。
今でこそ「Voは38 SPECIALに参加」とか「Dsは後にSFXを結成」とか、ネット上で彼らに関する情報を集めることが出来ますが、当時は手に取った中古盤に帯がついてなかった為どういった出自の連中なのか分からず、バンド名は輸入エロ雑誌みたいだし、ヒゲ面のメンバーがおどけるジャケットはイケてないし、解説担当のゴッドも初渡英時の思い出話に終始しているだけだしで(でもこれが読み応えあり)、事前のアルバムに対する期待値は高性能レーダーだって探知不可能なぐらいの低空飛行っぷり。
しかし家に持ち帰って聴いてみると、これが実に良かった!軽快に弾むメロディとリズ
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SANDROSE-Sandrose-Vision ★★★ (2017-12-11 23:10:10)

エキゾチックな響きを湛えてかき鳴らされるアコギと
オルガンやメロトロンの幽玄な音色に彩られた曲調は
どちからといえば「静」の魅力を湛えているのですが
その上に乗るローズ嬢のVoは今にも泣き出しそうというか、
感情が溢れ出さんばかりに熱を帯びてソウルフル。
この取り合わせの妙が本曲を名曲たらしめています。

SANDROSE-Sandrose ★★★ (2017-12-10 23:32:01)

紅一点の女性シンガー、ローズ・ポドウォイニーを擁するフレンチ・プログレッシブ・ロック・グループが'72年に残した唯一作。
歌詞は全曲英詞で、サウンドの基軸を成すのは、妖艶な歌唱から感極まったような「泣き」の入った熱唱まで、パンチの効いた歌声が耳惹くローズ嬢のVoと、ジャン・ピエール・アラルサンの繊細さと豪胆さを併せ持つ変幻自在のGワーク。そこに全編を抒情的に包み込むオルガンやメロトロンの幽玄な旋律が絡み、2~3分台の美しい小曲と、10分以上に及ぶドラマティックな大作曲が交互に配置される等、非常に分かり易くKING CRIMSONやGENESIS辺りに通じるプログレ・スタイルが提示されています。フレンチ・バンドらしいメランコリックな泣き――少年漫画や劇画チックな滂沱の如く溢れる熱い滝涙ではなく、キラキラ光りながら零れ落ちていくような少女漫画ライクな感傷的な泣き――のメロディを前面に配
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SANDROSE (2017-12-10 23:28:07)

60年代からキャリアを積んでいたジャン・ピエール・アラルサン(G)が、自身の音楽を追求するべく、それまでの活動を通じて知己を得たミュージシャン達をメンバーに迎えて結成したプログレッシブ・ロック・バンド。特に女性シンガー、ローズ・ポドウォイニーのパンチの効いた歌唱はこのバンド大きな個性。
音楽性の相違やメンバー間の対立もあって、僅か1年足らずでバンド活動には終止符が打たれてしまったものの、彼らが唯一残したアルバム『SANDROSE』は、CATHDRALのリー・ドリアンを始めとする70年代ロック好事家から今も熱烈な支持を受け続けている模様。

GOBLIN-Zombi(colonna Sonora Originale Del Film)-Zombi ★★★ (2017-12-10 01:29:49)

タイトルそのまんまですね。
映画開巻から間もなく、警察が包囲するアパートを舞台に、
不法移民とSWATが繰り広げる銃撃戦に、ゾンビ軍団が乱入する
カオスな名場面を彩るアゲアゲな名曲です。
シーンの緊迫感を高めるだけでなく、
ダリオ・アルジェント監修版が持つ「サバイバル・アクション映画」
としての雰囲気も大いに盛り上げてくれているという。

GOBLIN-Zombi(colonna Sonora Originale Del Film) ★★★ (2017-12-10 01:17:07)

ホラー映画史に燦然と輝く金字塔、故ジョージ・A・ロメロ監督作『ゾンビ』(原題『DAWN OF THE DEAD』)と言えば、米国劇場公開版、ディレクターズ・カット版、そしてダリオ・アルジェント監修版の3パターンを基本に、派生型である日本TV初公開版やら、ドイツのマニアが勝手に作ってしまった最長版やら、無数のバージョン違いが存在していることで知られています。で、お前はどのバージョン派?と問われたならば、コンマ数秒たりとも躊躇うことなく「アルジェント版!」と即答する準備は万端。ロメロが作品に込めた消費社会・文明に対する批評性が薄められているとしてマニア受けはイマイチなれど、カット割りがスピーディ且つアップテンポで、『ゾンビ』のサバイバル・アクション物としての側面がより強調された同バージョンの味付けが、個人的に一番グッときましてね。それに何より、ここにはGOBLINが手掛けた最高にイカした劇伴
…続き

Exarsis-New War Order-Human Project ★★★ (2017-12-08 00:28:15)

前作のタイトル・トラックがここに収録されている理由は不明。
本編の幕引き役に相応しく7分以上に及ぶ大作ですが、
鋭利なリフ、小回りの利くリズム、アッパーなVoが緊迫感を伴い
一塊に突っ走って、勿体ぶった雰囲気が皆無なのがこのバンドらしい。
ただよくよく聴くとVoはハイピッチを活かしてメロディを
歌っていますし、何より劇的にハモりながら駆け抜けて行く
ツインGが、楽曲が持つドラマ性を効果的に高めてくれています。

Exarsis-New War Order-Twisted Logic ★★★ (2017-12-08 00:23:02)

普通、序曲とそれに続く楽曲ってのはシームレスに
繋がって行くもんだと思うのですが、ここでは曲と曲の継ぎ目が
くっきりと露呈していて、「いいんだよ、細けぇことは!」
というノリ一発(雑な)姿勢が微笑ましくて良い。
濁声とハイトーンを使い分けテンション高く迫るVo
Gリフを痙攣気味に刻み倒したかと思えばソロは劇的に響かせるツインG、
それらを乗せてわっせわっせと一心不乱に突っ走るリズムとが畳み掛ける
炸裂感に溢れたOPに打ってつけのスピード・ナンバー。

Exarsis-New War Order ★★★ (2017-12-06 22:16:14)

シンガーを交代して2作目、通算では4作目ともなるスタジオ・アルバム。(’17年発表)
そろそろ中堅バンドの仲間入りというキャリアを積み重ねながらも、バタバタと落ち着きのない、どこかB級感漂うスラッシュ・サウンドは相変わらず。と言ってもこれは貶しているわけじゃなく、寧ろ褒め言葉。演奏はキレキレですし、普通デビュー当時の初期衝動は作を重ねる毎に貫禄や整合性といった要素に上書きされていくものですが、このバンドの場合はラフい音質の下、ハイテンションで歌いまくるVo、マシンガン・リフを間断なく吐き出すG、せかせか忙しないリズム、テンポ良く炸裂する威勢の良い野郎コーラスetc.と、未だ(良い意味で)「スラッシュ小僧」感を保ち続けててくれているのだから貴重ですよ。
イントロ序曲①をブチっと強引に断ち切って②が突っ走り始める、笑っちゃうぐらい荒っぽい導入で掴みはOK。その後も猛然とラッシュを
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MANDATOR-Perfect Progeny ★★ (2017-12-05 23:27:12)

専任シンガーが脱退した穴を、GがVoも兼任する形で埋めて’89年に発表されたMANDATORの2ndアルバム。
演奏に安定感が出て来て、リフやリズムの刻みは一層スラッシュ・メタル然としたものとなり、新Voの歌唱法がかなりジェイムズ・ヘッドフィールドを意識したスタイルだったり、またこれまで以上に曲展開にテクニカルな起伏が仕掛けられていたりと、前作が「IRON MAIDEN影響下のパワー・メタル」だったとするならば、今作におけるサウンドは「METALLICA影響下のスラッシュ・メタル」といったところでしょうか。
収録曲の多くが6~7分台と、大作志向が目立ち始めた本編は、(後にメンバーが反省している通り)豊富なアイデアを上手くまとめきれていない印象で、曲によっては少々ダレるというか、即効性に関しては前作に今一歩及ばない印象が無きにしも非ず。しかしスラッシーな疾走感と、ツインGが紡ぐ
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MANDATOR-Initial Velocity-Posers ★★★ (2017-12-05 00:20:35)

イントロ聴いた時はMETALLICAの“FOR WHOM THE BELL TOLLS”
のカヴァーかと思いましたよ。
イントロ後は、劇的なツイン・リードGを伴ったスラッシーな疾走に転じる、
MADATORの魅力が分かり易く体現された逸品です。

MANDATOR-Initial Velocity-Black Rose ★★★ (2017-12-05 00:12:07)

MYSTO DYSTO時代を思わせるパワー・メタル・ナンバーながら
ササクレたGリフの刻み具合からはスラッシュ臭も漂います。
そんな本曲の主役は間違いなく2本のG。
前半の弾きまくりから、スロウダウンしてじっくり聴かせにかかる
後半まで、縦横無尽、メロディックに駆け巡って曲展開を
ドラマティックに彩ってくれています。

MANDATOR-Initial Velocity ★★★ (2017-12-04 22:51:33)

MYSTO DYSTO名義でアルバム1枚を残したオランダ出身の5人組が、ドイツのインディ・レーベルとの契約を機に、よりワールド・ワイドな活動を視野に入れてバンド名をMANDATORと改名(他にもNIGHTMAREやGOBLINも候補だったそうだが同名バンド多数のためボツった)。’88年に発表した再出発デビュー作がこれ。
トレブリーな音色でガンガン暴れ回る「好きやねん、スティーヴ・ハリス」な新Bの演奏にリードされ突き進む、IRON MAIDENからの影響を根っこに据えた荒っぽいパワー/スピード・メタル…という基本スタイルはMYSTO DYSTO時代から変わりなし。と同時に今作では、彼らの主戦場たる欧州でのスラッシュ・メタル人気の高さを踏まえ、噛み付くようなアグレッション剥き出しに歌うVo、ササクレ感倍増のGリフ、畳み掛けるリズム等々、よりスラッシュ・メタル・テイストの底上げが図られて
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POWERLORD-The Awakening-(The Awakening) Powerlord ★★★ (2017-12-03 23:22:05)

インスト・セクションと歌入りセクションの
2部構成からなるバンドのテーマ曲。(カウント上は1曲)
スラッシーなGリフ、ドスの効いたリズム、様々な歌唱スタイルを
使い分ける実力者っぷりが頼もしいVoとが、
ブルドーザーの如く押し寄せて来るパワフルな曲調が迫力。

POWERLORD-The Awakening ★★★ (2017-12-03 23:10:01)

アメリカでHR/HMシーンの炎が勢いよく燃え上がった’84年に、オクラホマ州オクラホマシティーにて結成されたという4人組が、自主制作で'86年に発表した6曲入りEP。
「POWERLORD」のバンド名に相応しく、本作において叩き付けられるのは、音程のないシャウト(MANOWARのエリック・アダムスの得意技であるアレ)と耳をつんざく強烈なハイトーンを使い分ける実力者っぷりが「アメリカのミュージシャン層の厚さは半端ないな」と感心させられるVo、リフにソロに高圧的に攻めてくるG、地響きを立てて突進するリズム隊等、メンバー全員が青筋浮かべてパフォームする姿が目に浮かぶような、限りなくスラッシュ・メタル寄りのアメリカン・パワー・メタル(このバンド名でハードポップを演っていたら、それはそれで斬新だが)。比較対象として即座に思い浮かぶバンドは初期VICIOUS RUMORSやSAVAGE GRA
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POWERLORD (2017-12-03 23:07:58)

‘84年にオクラホマ州オクラホマシティーにて結成。ちなみにドラマーのボブ・ガーリー(LA出身)はデビュー前のSLAYERやDARK ANGELのライブを助っ人として手伝っていた経験もある実力派。
'86年にバンドが自主制作した6曲入りEP『THE AWAKENING』は、欧米のパワー/スラッシュ・メタル愛好家の間で高い人気を誇り、オリジナルLPは勿論のこと、SHARK RECORDSからリリースされた、POWERLORDとその他2バンドをひとまとめにした雑なスプリット仕様の再発盤CDすら高額なプレミア価格で取引されていたという。(現在はSHADOW KINGDOM RECORDSから単独での再発盤CDがリリース済み)

VIPER-Soldiers of Sunrise-Nightmares ★★★ (2017-12-03 00:16:46)

うーん、メイデン。
メロパワ・メタルというよりもIRON MAIDENやNWOBHMからの
影響がストレートに打ち出されたアグレッシブに畳み掛ける疾走チューン。
サビメロに被さる「オ~オオ~♪」コーラスが
ダサイんだけどカッコ良く、聴く度にアガります。
この感覚的EUROPEの“SEVEN DOORS HOTEL”のコーラスに近い感じか
個人的にはアルバムのハイライトですよ。

VIPER-Soldiers of Sunrise-Soldiers of Sunrise ★★★ (2017-12-03 00:11:30)

長尺を物ともしないドラマティックな曲展開といい、
今にも引っ繰り返りそうで危なっかしいVoといい、
確かに『WALLS OF JERICHO』を発表した頃の
HELLOWEENを彷彿とさせます。
バンドの秘めたポテンシャルを感じさせてくれる、
アルバム表題曲に相応しいエピック・ナンバー。

VIPER-Soldiers of Sunrise-Knights of Destruction ★★★ (2017-12-03 00:07:52)

荒々しく刻まれるGリフ、いっぱいいっぱいで危なっかしい
マトスのVoやDs等、全体的に勢い任せな部分が目立ちますが
いやでもカッコイイ。歌メロの組み立てからは次作で
大きく花開くドラマティックなメロパワメタルの萌芽が聴き取れますし、
マーカス・グロスコフばりに派手に動き回り、疾走感溢れる楽曲を
牽引するピット・パシャレルのBプレイにも耳惹かれます。

VIPER-Soldiers of Sunrise ★★★ (2017-12-03 00:01:31)

ブラジルのHR/HMシーン黎明期をSEPULTURAと共に支えた功労者、VIPERの記念すべきデビュー作。('87年発表)
マニアのハートと涙をカツアゲした必殺の名曲“MOONLIGHT”収録の2nd『THEATER OF FATE』は、アンドレ・マトス(Vo)主導でクラシカルなメロディが大幅増量された、後のANGRAにも通じるメロディック・パワー・メタル作品でしたが、収録曲の殆どが’85年~’86年頃に書かれているという本作で聴かれるのは、エピック・メタル調の「いかにも」なアートワークとイマサンな音質の下、スラッシーなササクレ感を撒き散らすGリフが刻まれ、リズムは若さに任せて疾走に次ぐ疾走を繰り返す、IRON MAIDENやNWOBHMの洗礼を受けた荒々しいパワー・メタル・サウンド。
尤も、バンマス役を担うピット・パシャレル(B)の演奏はスティーヴ・ハリスというよりマーカス
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Blue Stealer-Take the Dream-Take the Dream ★★★ (2017-12-02 00:22:20)

力強くキャッチーなサビのリフレインが秀逸なEP表題曲。
佐々木健介の入場テーマ曲として作曲されていて、
EPには歌入りバージョンとインスト・バージョンの2種類が収録。
前者が「ウィナー・バージョン」で後者が「入場バージョン」とのこと。

冒頭の「TAKE THE DREAM, LIKE THE STORM」のコーラス部分だけ使って
あとはBLOOD STAIN CHILDの“THE WORLD”に繋がって行くバージョンもある。
というかそっちの方が有名か?

Blue Stealer-Take the Dream-Joker ~聖地へ~ ★★★ (2017-12-02 00:09:46)

アグレッシブなGリフと、それに対抗する
山本朋子の力強い歌唱を両軸に突き進む
様式美メタル・チューン。
新日本のプロレスラー、佐々木健介のテーマ曲…
って、売りになるのそれ?とか思ってしまい
正直、スマンカッタ。


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