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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1901-1950
VICTORY-Culture Killed the Native-On the Loose
VICTORY-Culture Killed the Native-So They Run
VICTORY-Culture Killed the Native
HEADHUNTER-Parody of Life-Cursed
HEADHUNTER-Parody of Life-Force of Habit
HEADHUNTER-Parody of Life
WARBRINGER-Woe to the Vanquished-When the Guns Fell Silent
WARBRINGER-Woe to the Vanquished-Divinity of Flesh
WARBRINGER-Woe to the Vanquished
CHATEAUX-Highly Strung-Highly Strung
CHATEAUX-Highly Strung
CHATEAUX-Firepower-White Steel
DIAMOND HEAD-Canterbury-Knight of the Swords
DIAMOND HEAD-Canterbury
CHATEAUX-Firepower-V8 Crash
CHATEAUX-Firepower-Rock n Roll Thunder
CHATEAUX-Firepower
CHATEAUX-Chained and Desperate-Spirit of the Chateaux
CHATEAUX-Chained and Desperate-Straight to the Heart
CHATEAUX-Chained and Desperate
DIAMOND HEAD-Borrowed Time-Am I Evil?
DIAMOND HEAD-Borrowed Time
HOLY SOLDIER-Last Train-Last Train
HOLY SOLDIER-Last Train-Dead End Drive
HOLY SOLDIER-Last Train-Virtue & Vice
HOLY SOLDIER-Last Train
HOLY SOLDIER
PRETTY BOY FLOYD-Leather Boyz With Electric Toyz-48 Hours
PRETTY BOY FLOYD-Leather Boyz With Electric Toyz-Only the Young
PRETTY BOY FLOYD-Leather Boyz With Electric Toyz
SHOK PARIS-Go for the Throat-Chosen Ones
SHOK PARIS-Go for the Throat
SACRED WARRIOR-Master's Command-Holy, Holy, Holy
SACRED WARRIOR-Wicked Generation
SORTILEGE-Sortilège-Sortilège
SORTILEGE-Sortilège-Amazone
SORTILEGE-Sortilège
BLASPHEME-Blaspheme-Excalibur
BLASPHEME-Blaspheme
BLASPHEME
SORTILEGE-Métamorphose-Métamorphose
SORTILEGE-Métamorphose-Majesté
SORTILEGE-Métamorphose
SACRED WARRIOR-Master's Command
SACRED WARRIOR-Rebellion-Black Metal
SACRED WARRIOR-Rebellion-Children of the Light
SACRED WARRIOR-Rebellion
SACRED RITE-Is Nothing Sacred?-I Will Survive
SACRED RITE-Is Nothing Sacred?-As It Was Told
SACRED RITE-Is Nothing Sacred?
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発言している31曲を連続再生 - Youtube



VICTORY-Culture Killed the Native-On the Loose ★★★ (2017-04-25 23:08:32)

ドイツのバンドらしいハードネス、胸打つ哀メロ、合唱を誘う
キャッチーなコーラスとがハイレベルな融合をみた
アルバムのハイライト・ナンバー…というか、
VICTORYの数ある名曲の中でも1、2を争うぐらい
愛して止まない哀愁のHRナンバーですよ。

VICTORY-Culture Killed the Native-So They Run ★★★ (2017-04-25 23:03:42)

フェルナンド・ガルシアのどこか憂いを帯びた熱唱が
楽曲の放つ哀愁を増幅するメロディアスHRナンバー。
Voに負けじと歌うツインGも威力抜群です。

VICTORY-Culture Killed the Native ★★★ (2017-04-24 22:42:22)

現在は敏腕プロデューサーとして名を馳せるトミー・ニュートンを中心に結成されたドイツの5人組が、家庭の事情により脱退したチャーリー・ハーンの後任に、オーディションの末フェルナンド・ガルシア(Vo)を迎え入れて’88年に発表した4thアルバム(邦題は『ネヴァー・サティスファイド』)。ちなみにそのオーディションには、元TYGERS OF PAN TANGのジョナサン・ディヴァリル、THUNDERHEADのテッド・ブレットらが参加していたことはよく知られた話(特にテッドは加入寸前まで行ったらしい)
本作は、エネルギッシュに歌うVoによってもたらされるアリーナ・ロック的スケール感や、合唱を誘う開放的コーラス・ワークに加え、ツインGが奏でる劇的にして湿ったメロディという、アメリカン・ロックと欧州HMの特色を併せ持ったVICTORY流HMサウンドの完成形が提示された名盤です。嘗てはそうした折衷ス
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HEADHUNTER-Parody of Life-Cursed ★★★ (2017-04-23 21:38:33)

DESTRUCTION時代よりも歌心を感じさせるようになった
シュミーアのシャウト(あとBプレイ)から、
ゲスト参加のカイ・ハンセンのGプレイまで
参加ミュージシャンの見せ場を盛り込んでアルバム後半の
山場を飾る、ぐっとくる名曲。

HEADHUNTER-Parody of Life-Force of Habit ★★★ (2017-04-23 21:30:51)

忙しなく駆け巡るスピード・メタリックなGリフのカッコ良さといい
(シュムーデルのGソロも構築美を感じさせて◎)
ウリ・カッシュが怒涛の勢いで刻むビートといい
その上に乗っかるキャッチーなシュミーアのシャウトといい
いずれも本編のハイライトに推したいカッコ良さ。

HEADHUNTER-Parody of Life ★★★ (2017-04-23 21:24:03)

後ろから刺されるような形で、古巣DESTRUCTIONを追ん出されてしまったシュミーアが、燃え盛る怒りを胸に新たに立ち上げたバンドが'90年に発表した1stアルバム。
随所で欧州風味満点のメロディを閃かすギタリストは、元TALON(結構好きなバンドでした)のウヴェ・ホフマンことシュムーデルで、地鳴りのような疾走ビートで畳み掛けるドラマーは名手ヨルグ・マイケル。彼ら腕利き揃いの面子が三位一体となり攻撃的且つスピーディに繰り出すのは、カレ・トラップ謹製の整理された音作りと、狂性を抑制したシュミーアのシャウトとが相俟って(スラッシュ色は然程でもない)、DESTRUCTIONよりぐっと聴き易い印象のパワー・メタル・サウンドという。ちなみに今回のシュミーアの歌唱スタイルは、DESTRUCTION時代に他のメンバーからの「もっと幅広く歌えるようになってくれ」との要望に応えるべく頑張って身に着け
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WARBRINGER-Woe to the Vanquished-When the Guns Fell Silent ★★★ (2017-04-20 22:59:04)

派手な曲展開、もしくはオーケストラ、女性Vo、クリーンVoといった
飛び道具を用いず、Voがひり出す悲嘆に満ちたシャウトと、
2本のGが奏でる慟哭のメロディ、それに重厚な曲調で
10分以上の長尺の緊張感を保ち、聴かせきってしまうその手腕に、
このバンドの確かな成長を見た思いですよ。

WARBRINGER-Woe to the Vanquished-Divinity of Flesh ★★★ (2017-04-20 22:50:32)

鼓膜に突き立つハイピッチシャウトと、
扇情的フレーズを次々繰り出すツインGの
波状攻撃が、デス/ブラック・メタルに通じる
爆発的疾走感に乗せて畳み掛けるスピード・ナンバー。
この後に続く重厚な大作ナンバー“WHEN THE GUNS FELL SILENT”の
存在感を効果的に引き立てる役回りも果たしています。

WARBRINGER-Woe to the Vanquished ★★★ (2017-04-20 00:21:07)

前作『Ⅳ:EMPIRES COLLAPSE』は、WARBRINGER作品で初めて「試行錯誤」を意識させる内容でしたが、この最新5th(’17年)では再びヘヴィ&アグレッシブな方向に焦点を絞り、重く鋭くキレのある剛速球をストライクゾーン目がけて投げ込んで来ています。
スラッシュ・メタルをベースにしつつ、そこにブラック・メタルばりの爆発力、デス・メタルを思わす陰惨なヘヴィネス、プログレ/テクニカル・メタル調の壮絶なダイナミズム渦巻く曲展開をブッ込んだサウンドが、激情迸るシャウトVoと、扇情的なフレーズを次々打ち出すツインGとを伴って、怒涛の如く進撃。
微笑ましさが先立ったデビュー当時から、作を重ねる毎にオールドスクールなスラッシュ・テイストは薄まって来ているのですが、要所を締めるハイスピード・ナンバー①④⑦を手始めに、ここまでイカした「WARBRINGER流HM」を確立されてしま
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CHATEAUX-Highly Strung-Highly Strung ★★★ (2017-04-18 23:36:23)

浮遊するGサウンドによるイントロで引き絞られた緊張感が
一気に解き放たれるように疾走へと転じるOPナンバー。
リヴァープの掛け過ぎで生々しい熱気を削がれてしまった
Voプロダクションは頂けませんが、それを差し引いても
ストレートに疾駆する楽曲のカッコ良さは
OPナンバーに相応しいものがあるのではないかと。

CHATEAUX-Highly Strung ★★★ (2017-04-18 22:53:38)

結構最近までバンド名をどう読むのか知らなかった(辞書引けよ)ティム・ブロウトン率いる英国のHMトリオが’85年に発表し、ラスト作ともなった3rdアルバム。ちなみにバンド名は「シャトー」と読む。お城を意味するフランス語で、日本だと安アパートが時々名乗っていたりするアレですね。
今回もEBONY RECORDSからのリリースですが、前2作に比べるとプロダクションが改善。埃っぽいラフネスやササクレ感が減少し、よりカッチリと整合性を増したサウンドは、NWOBHMというよりは「パワー・メタリック」と表現したくなる厚みと緊張感を獲得。リヴァープ過多なVoの音作りは、折角のクリス・メイソンの熱いシャウトから生々しさを奪っているようで戴けませんが、それでもティム・ブロウトン(G)がクリエイトする徹頭徹尾HM!なパワー・チューンが放つ熱気は相変わらずムンムン。特にエフェクトのかけられたGサウンドがグ
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CHATEAUX-Firepower-White Steel ★★★ (2017-04-17 23:38:01)

スピードは然程でもないのですが、鬼のようなGリフの刻みっぷり
は殆どスラッシュ・メタルの領域に半身を突っ込んでいますね。
それでいて、アグレッシブな曲調を突いてぐぐっとせり上がってくる
Gソロは実に情熱的でエモーショナル。
ティム・ブロウトンの動く姿は見たことがないのですが、
何となく「顔で弾く」タイプのギタリストっぽいなぁと。

DIAMOND HEAD-Canterbury-Knight of the Swords ★★★ (2017-04-17 23:00:33)

本編中唯一のアップテンポの楽曲ではあるものの
目立つのはリフよりもメロディであり、
それを歌い上げるショーン・ハリスの歌の上手さであるという。
マイケル・ムアコックの小説「エルリック・サーガ」に
登場するアリオッチ神にちなむ歌詞と、
邦題“剣の騎士”に相応しい曲調は勇壮で大変素晴らしい。

DIAMOND HEAD-Canterbury ★★ (2017-04-17 00:15:46)

ブライアン・タトラー(G)とショーン・ハリス(Vo)しか映っていない裏ジャケが物語る通り、レコーディング作業中に脱退したリズム隊の代わりはセッション・ミュージシャンで賄い、ほぼプロジェクトの体で’83年に発表された3rdアルバム。
そうした制作経緯や音楽性の変化、それにこれを最後にDIAMOND HEADが自然消滅的に解散していることとが相俟って、彼らの初期3作の中では最も影が薄い1枚であり、個人的にも初めて聴いた時は、冒頭から和やかなポップ・チューンが連続する構成に「うーん、ダメそう」と肩を落としました。…と、ここで心が折れてしまうと本作に対する印象は冴えないもののまま終わってしまいますので、いっそ頭2曲は飛ばしてしまい、エピカルな雰囲気漂わす③辺りから聴き始めることを提案させて頂く次第。すると後に続くのは、ダークなバラード⑤、“剣の騎士”なる邦題を冠された本編のハイライト⑥、エ
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CHATEAUX-Firepower-V8 Crash ★★★ (2017-04-15 08:57:33)

このタイトル聞くと、思わずイモータン・ジョー様に
お祈りのポーズを捧げたくなりますが、それはともかく。
音、悪っ
しかしこの壊滅的プロダクションが
バリバリ刻まれるGリフとリズム、その上に乗る
熱いシャウトの迫力を増しているので、
(レーベルメイトのSAVAGEを思い出します)
これはこれで全然有りだな!と。

CHATEAUX-Firepower-Rock n Roll Thunder ★★★ (2017-04-15 08:50:08)

ササクレた音色で猛然と刻まれるGリフに
メタル魂が燃え上がるスピード・ナンバー。
「ロックンロール」と「サンダー」という
イカした単語二つを合体させたタイトルが物語る通り、
前作よりもストレートで荒々しく、埃っぽくなった
2ndアルバムの作風を象徴するような名曲です。

CHATEAUX-Firepower ★★★ (2017-04-13 23:40:01)

SAVAGEの『LOOSE ‘N LETHAL』を筆頭に、EBONY RECORDS作品のアートワークを数多く手掛けて来たゲイリー・シャープによるSFタッチのイラストが目印の2nd。(’84年)
前作『CHAINED AND DESPERATE』発表後にメンバー・チェンジが発生し、Bのクリス・メイソンがVoを兼ねるトリオ編成へと移行していますが、「小細工?無用!」とばかりにソリッドに突き進む、HM以外の何者でもないサウンドにパワーダウンの兆候は見られません(音の悪さが相変わらずなのは流石EBONY)。どうもCHATEAUXというとスティーヴ・グリメットが参加したデビュー作にばかり注目が集まりがちのような気がしますが、単純な完成度で言えば本作の方が上ではないかと。
レンジの広さは前任者に及ばずとも、熱量の高さじゃ一歩も引けを取らないクリスの歌唱を活かすべく、重厚なタイプの楽曲の
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CHATEAUX-Chained and Desperate-Spirit of the Chateaux ★★ (2017-04-12 23:43:08)

NWOBHMのトリビュート・バンド、ROXXCALIBURが
カヴァーしていた、このバンドのテーマ曲。
重厚なミッド・チューンだけど聴いていて飽きが来ないのは
スティーヴ・グリメットの見事な歌唱力と
ティム・ブロウトン(G)のメロディ・センスの良さのお陰かと。

CHATEAUX-Chained and Desperate-Straight to the Heart ★★★ (2017-04-12 23:15:52)

音質の悪さが却って独特の味になっている
Gリフ主導で鋭角的に疾走する
オーソドックスなHMのカッコ良さが凝縮された名曲。
伸びのあるハイトーンから、曲中で多用される
「ウッ」の掛け声まで、スティーヴ・グリメットが
既に実力派シンガーとしての才能を如何なく発揮してくれています。

CHATEAUX-Chained and Desperate ★★★ (2017-04-12 23:10:39)

'81年、ティム・ブロウトン(G)によって英国のチェルトナムで結成されたSTEALERが、EBONY RECORDSのコンピ盤『METAL MANIAX』への参加を契機にバンド名をCHATEAUX(シャトー)と改めて、'83年に同レーベルから発表した1stアルバム。
デビュー・シングル『FIGHT TO THE LAST』(’82年)ではアレックス・ヒューストン(B)がVoを兼任していましたが、本作でフロントマン役を担うのは誰あろうスティーヴ・グリメット。この翌年にはGRIM REAPERで(やはりEBONY RECORDSから)デビューを飾ることとなる彼氏が何故ここで歌っているのかその理由はよう分かりませんけども、取り敢えずこの頃から既に歌の上手さがズバ抜けていたことはハッキリしています。
音楽性の方もGRIM REAPERと同一のNWOBHM路線…というかアレをもっと野暮
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DIAMOND HEAD-Borrowed Time-Am I Evil? ★★★ (2017-04-11 22:36:55)

METALLICAがカヴァーしていたことと、
ホルストの“惑星”と水戸黄門主題歌を足して2で割ったような
劇的なイントロで知られるDIAMOND HEADの代表曲。
これ聴くと、1stの頃のMETALLICAがいかにこの曲から
多くのインスピレーションを得ていたかがよく分かりますね。

DIAMOND HEAD-Borrowed Time ★★★ (2017-04-11 22:31:43)

メジャーのMCAから発表され、NWOBHMの波に乗って全英チャート第24位に飛び込むヒット作となった2nd(邦題は『偽りの時』)。DIAMOND HEADといえば、ロドニー・マシューズが手掛けた本作の美麗なアートワークが思い浮かぶ人も多いのではないかと。
特異なGリフの数々と攻撃性/疾走感を以て、スラッシュ・メタル誕生に大きく寄与した名盤『LIGHTING TO THE NATION』をこのバンドの最高傑作に推す気満々の我が身ですが、実は初めて彼らの音に触れた時は本作の方がビビッと来ました。というのも、こっちの方が単純にメロディアスで分かり易い内容だったから。あと邦題もカッコ良かったですし。
心底楽しむためにはMETALLICAによる手引きと、NWOBHMやスラッシュ・メタルに対するある程度のリテラシーを要した『LIGHTING~』に比べ、衝動性より完成度の高さが追求された本
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HOLY SOLDIER-Last Train-Last Train ★★★ (2017-04-10 23:00:42)

人生という名の旅を終えた者が乗り込む
最終列車について綴った歌詞と、
物悲しくもドラマティックな曲調、情感たっぷりに熱唱するVo、
哀切に満ちた旋律を紡ぐGの威力とが相俟って
ぐっと胸に迫る仕上がりの名バラード。
国内盤の解説でも指摘されている通り、
アルバムのハイライトですよ。

HOLY SOLDIER-Last Train-Dead End Drive ★★★ (2017-04-10 22:49:55)

エンジン音と共に走り始める、「哀愁のアメリカンHR」を
絵に描いたようなハード・ナンバー。
Voと2本のGが鮮烈に紡ぎ出すメロディには
フックと哀愁が抜かりなく効かせてあって、
このバンドの曲作りの巧みさに感心させられます。

HOLY SOLDIER-Last Train-Virtue & Vice ★★★ (2017-04-10 22:44:48)

リズムを強調した音作りに一瞬ギクッとなるものの
歌が始まればクリスチャン・メタル然とした
泣きのハイトーンVoが歌う哀愁のメロディと
ツボを心得たGに、鮮やかなコーラスが堪能できるので一安心。
OPナンバーに相応しい名曲と言えるのではないでしょうか。

HOLY SOLDIER-Last Train ★★★ (2017-04-09 23:24:55)

カリフォルニア出身の5人組クリスチャン・メタル・バンド、’92年発表の2ndアルバム。
1stからシングル・カットされた楽曲が軒並みヒット・チャートを賑わす等、デビュー早々にしてクリスチャン・ミュージック・シーンでの成功を手中に収めた彼らでしたが、その後メンバー・チェンジに絡むすったもんだに巻き込まれて2年間の沈黙を余儀なくされます。そうこうするうちにシーンにはグランジ/オルタナ・ブームが到来。もしや本作にもその影響があるのでは…と、メンバーの「よりルーズな仕上がり」発言等を見聞きするにつけ危惧していたのですが、実際に聴いてみたらそんなことは全然なかったという。
ボトムを強調した音作りや飾り気の減ったアレンジこそ90年代的ながら、張りのあるハイトーンVo、歌心に溢れたG、美旋律、キャッチーなコーラスを分厚く包むハーモニーといった、前作で聴かせてくれたクリスチャン・メタル然とし
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HOLY SOLDIER (2017-04-09 23:20:45)

‘85年の冬に、カリフォルニア州ロサンゼルスにて弦楽器隊が中心となって結成。バンド名からも察しのつく通り(?)、キリスト教福音派にフォーカスしたクリスチャン・メタル・バンドでもある5人組。
「STRYPERの弟分」という触れ込みで'89年に発表された1st『HOLY SOLDIER』、並びに“STRANGER”を始めとする楽曲群が、翌年のダヴ・アウォード(クリスチャン・ミュージック・シーンで最も権威ある賞)でメタル・アルバム/ソング・オブ・ジ・イヤーを受賞する大成功を収める。
しかし折からのグランジ/オルタナ・ブームが逆風となり、2nd『LAST TRAIN』(’92年)、もろ流行に流された3rd『PROMISE MAN』(’95年)発表後、'97年に解散。
'05年に再結成を果たしたようだが、4thアルバムのリリースには至っていない。

PRETTY BOY FLOYD-Leather Boyz With Electric Toyz-48 Hours ★★★ (2017-04-08 11:01:49)

シリーズ屈指のポンコツ作「ベストキッド3」
(今となってはそんなところが多少愛しくもある)
のサントラに提供されたと聞くノリノリのロックンロール。
映画の粗を隠すかの如く「細けぇことはいいんだよ!」と
躁の気全開で突っ走る楽し気な曲調を聴いていると
「同じアホなら踊らにゃ損、損」な気分にさせられますよ。

PRETTY BOY FLOYD-Leather Boyz With Electric Toyz-Only the Young ★★★ (2017-04-08 10:47:47)

あざとい!
でも素晴らしい!
と思わず膝を打つ名曲。
今となっては感傷的な気分にすらさせられる
甘く爽やかなサビメロが秀逸です。

PRETTY BOY FLOYD-Leather Boyz With Electric Toyz ★★★ (2017-04-08 10:44:20)

自ら「プリティ・ボーイ」と名乗る神経の太さ(いや実際は大恐慌時代のアメリカで暴れ回ったアウトローの通称なんですけどね)や、'89年当時ですら「それはどうか」というデーハーなルックスを前に、自称・荒ぶるメタル益荒男的には「けっ」となってしまい、実際に音に触れるまでかなりの時間を要したPRETTY BOY FLOYDのデビュー作。
しかし、ただ甘いだけでなく存外ワイルドですらあるOPナンバー①のキャッチーな出来栄えが、侮り倒していたこっちの居住まいを「見てくれだけで舐めたらいかんぜよ」と律してくれます。MOTOLEY CRUEやPOISON影響下のロックンロール・サウンドは、すぐにでも口ずさめてしまうメロディや、思わず一緒に歌いたくなるコーラスといった、アリーナ・ロック然としたフック構築に徹底して心が砕かれていて、多少あざとさや合成甘味料的チープネスが無きにしも非ずとはいえ、「だとして
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SHOK PARIS-Go for the Throat-Chosen Ones ★★★ (2017-04-06 23:01:07)

DIOがJUDAS PRIEST風の楽曲を演奏しているような?
パワフルな正統派HMナンバー。
重厚な前半、テンポアップして2本のGがハモリながら
疾走する後半の劇的な盛り上がりは「これぞHM」という
王道のカッコ良さに満ち溢れていますよ。

SHOK PARIS-Go for the Throat ★★★ (2017-04-05 23:22:55)

地元クリーブランド発のコンピ盤『CLEVELAND METALS』(’83年)に、名曲“GO DOWN FIGHTING”を提供したことが縁でAUBURN RECORDSと契約を結んだSHOK PARIS(コンピ盤の選曲を手掛けたのが後にAUBURN RECORDSを設立するティム・スチュワートだったという)が、同レーベル第1弾アーティストとして’84年に発表したデビュー作。
NWOBHMにアメリカンな解釈を施して再構築。威勢の良いコーラスをフィーチュアして、バラードなんぞには目もくれず迫り来るUSメタル・サウンドは、いかにも肉食系のパワーと重厚感が横溢。“TOKYO ROSE”や“ON YOUR FEET”といったキラー・チューンがギラリと光を放っていた次作に比べると、キメ曲不在の本編はやや起伏に乏しいのですが、それを差し引いてもこの完成度の高さは立派ですよ。
本作の武器は
…続き

SACRED WARRIOR-Master's Command-Holy, Holy, Holy ★★★ (2017-04-04 23:03:37)

エピック・メタルをクリスチャン・メタル流に、
というかSTRYPERっぽくアレンジしたような
アルバムのラスト・ナンバー。
凱歌の如く響き渡るコーラスが、雄大にして荘厳なだけでなく
思わず一緒に歌いたくなってしまうキャッチーさを
備えていて印象に残ります。

SACRED WARRIOR-Wicked Generation ★★ (2017-04-04 22:58:16)

シカゴのHMの聖戦士(SACRED WARRIOR)、’90年発表の3rdアルバム。
せっかく前作『MASTER’S COMMAND』でアートワークがHM然としたものにグレードアップしたのに、またしょっぱいデザインのジャケットに逆戻り。しかし内容の方は今回も全くブレることなくQUEENSRYCHE影響下の正統派HM街道を邁進しています。…というかあまりに変化がなさ過ぎて、ぼちぼち「またこれか!」とマンネリを指摘する声もチラホラと聞こえてきそうな感じというか。
通常3作目ともなれば、レコード会社からの「売れる作品を作らんかい」とのプレッシャーや、音楽市場の潮流の変化、もしくはバンド自身の嗜好の変化等から、進むべき方向性について試行錯誤が生じて来そうなものですが、彼らの場合、その信念が揺らいだ形跡はビタいち見当たりません(何せ次作『OBSESSIONS』も同一路線ですから)。よっ
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SORTILEGE-Sortilège-Sortilège ★★★ (2017-04-04 00:06:00)

ソ、ル、ティ、ラァーーーージュ!
どぶ板選挙に身を投じる立候補者か
はたまたナニワ商人ばりにバンド名を連呼するのみのサビメロが
微笑ましくも雄々しく、メタル魂を燃え上がらせてくれまっせ。

SORTILEGE-Sortilège-Amazone ★★★ (2017-04-04 00:01:41)

君ら、メイデン派じゃなくてプリースト派なのね、という
“THE HELLION”~“ELECTIC EYE”を彷彿とさせる
劇的な導入部のみでメタル・ハート鷲掴みなOPナンバー。
攻撃的なツインGのみならず、多少のピッチの甘さなんぞモノともせず
パワフルに歌いまくるVoの存在も眩く光っていますよ。

SORTILEGE-Sortilège ★★★ (2017-04-03 23:38:22)

'81年に結成された(当初はBLOODWAVEと名乗っていたのだとか)フランス・パリ出身の5人組が、DEF LEPPARDとのツアーで前座を務める等して腕を磨いた後、オランダのRAVE-ON RECORDSと契約を結び’83年に発表したセルフ・タイトルのデビューEP。
豊かな声量を活かして歌いまくるハイトーンVo、メロディックに駆け巡るツインGを武器とした切っ先の鋭い正統派HM…という後のアルバム2枚に通じるサウンドの方向性、並びにメンバーの技量の確かさはとっくに確立済み。と同時に、全5曲が「ぐずぐずしてる暇はねえ!」とばかりにタイト且つハードに攻め込んで来るサウンドは、NWOBHMからの影響もクッキリと顔を覗かせていて、その出来栄えは彼らのカタログの中において頭抜けてアグレッシブ。後の作品からそこはかとなく漂う「ジャパメタっぽさ」はここからは感じられませんでした。
疾走ナン
…続き

BLASPHEME-Blaspheme-Excalibur ★★★ (2017-04-02 22:37:08)

メタル者的にはこのタイトルだけで三ツ星を
条件反射で進呈したくなりますが、実際、
アコギ爪弾かれるイントロに始まり、
メロウなBラインとVoの熱唱に導かれ
緩急を効かせて徐々に熱量とドラマ性が蓄積されていく
曲展開はドラマティックで聴き応え十分。
重厚な佇まいが本編ラスト・ナンバーに相応しい名曲です。

BLASPHEME-Blaspheme ★★★ (2017-04-02 08:40:43)

80年代のフレンチ・メタル・シーンを代表するバンドの一つとして、度々その名を挙げられるパリ出身の4人組が、LIZARD RECORDSから'84年に発表したデビュー作。BURRN!!誌創刊号の輸入盤レビュー1発目を飾った(そして酷評されていた)作品でもあるという。
まずレオナルド・ダ・ヴィンチの名画『最後の晩餐』に、メンバーの顔をハメ込んだ洒落の利いたアートワークが非常に秀逸で、さすが芸術の国出身バンドだと(?)。内容に関しては、元気一杯に動き回るBがリード楽器の役割を果たす様からも明らかな通り、IRON MAIDENに多大な影響を受けたと思しき、疾走感と構築感を併せ持った正統派HMサウンドを演っています。ただこの手のバンドにしては肩をイカらせている感じが余りしないというか、ダークネスやアグレッションは控えめ。何だったら③みたいにポップなメロディ・センスも発揮していたりと、適度に「
…続き

BLASPHEME (2017-04-02 08:38:50)

カナダのブラック・メタル・バンド、BLASPHEMYと混同してしまいそうなバンド名なれど、こっちはフランスのパリに拠点を置いて80年代に活動していた4人組正統派HMバンド。
’81年に活動を開始し、彼の地のシーンの盛り上がりを支えた後、'86年に解散。活動期間は5年間とあまり長くなかったが、その間に2枚のスタジオ・アルバムを発表。
‘97年に再結成を遂げ、'10年には久々の新作スタジオ・アルバムを、’14年にはライブ・アルバムを発表する等、現在も活動を継続中の模様。

SORTILEGE-Métamorphose-Métamorphose ★★★ (2017-04-01 09:52:33)

シンガーの歌の上手さが映える
バラード調の序盤からテンポアップして、
泣きのGソロとコーラスを伴いながら疾走する
終盤の盛り上がりは、涙ながらに
万歳三唱したくなるぐらい熱くドラマティック。

SORTILEGE-Métamorphose-Majesté ★★★ (2017-04-01 09:41:22)

エッジの立ったGリフとリズム、
メロディックに弾きまくられるGソロとが
適度なノリの良さを伴って突き進む様からは
これぞ80年代正統派HM!といった魅力が立ち込める。
フランス語で朗々と、且つ力強く歌うハイトーンVoが
一種「高貴な雰囲気」を楽曲に付与していて
このバンドの独自性を際立たせていますよ。

SORTILEGE-Métamorphose ★★★ (2017-04-01 09:31:37)

時は80年代。雑誌等では「フランス語はメタルに合わない」と叩かれる一方、マニア筋からは優れたバンドを数多く輩出する有望なHM鉱脈として信頼を勝ち得ていたフレンチ・メタル・シーン。その中でも1、2を争う人気者だったSORTILEGEが’84年に発表した1stフル・アルバム。ついでにジャケットに描かれた謎のモンスターが浮かべる、こっちを小馬鹿にしたような顔つきに絶品にイラっとさせられる1枚であります。
これまで本作については日本盤も出た英語バージョンにしか触れる機会がなく、先日のリマスター再発を期に漸く原語バージョンを聴くことが出来て、ああ、うん。フランス語版の方が断然良いよ!と。元々シンガーは熱々のシャウトから朗々とした歌い上げまで余裕でこなす実力派でしたけど、聴き比べると、微妙に「置きに行ってる」感無きにしも非ずな英語版に対し、母国語の方は遠慮会釈なしに歌唱がダイナミック。何より、
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SACRED WARRIOR-Master's Command ★★★ (2017-03-30 22:47:27)

シカゴ出身の5人組クリスチャン・メタル・バンド(何せ本作のエグゼクティブ・プロデューサーとしてクレジットされているのは、ジーザス・クライスト様ですから)、HM聖戦士ことSACRED WARRIORが’89年に発表した2ndアルバム。
鋭くエッジの切り立ったGリフと、天を突くハイトーンVoをフィーチュアし、JUDAS PRIEST、初期QUEENSRYCHE直系の光沢を帯びた正統派HM路線を突き進む足取りには今回も迷いなし。不穏な雰囲気醸し出すアートワークが前作から大幅グレードアップを遂げたことと併せて、音楽性の方もより一層ヘヴィ・メタリックに研ぎ澄まされています。
重々しく走り出すOPナンバー①を手始めに、確かな歌唱力を有するVoと劇的且つメロディックに絡むツインGを活かした③、アグレッシブな疾走ナンバー④⑦といった要所に配された楽曲が表す通り、サウンドの基軸は正統派HMにド
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SACRED WARRIOR-Rebellion-Black Metal ★★ (2017-03-29 23:14:38)

タイトルこそ“BLACK METAL”ですが
ハイトーンを駆使して歌いまくるシンガーといい、
緩急の飲み込むドラマティックな曲展開といい、
中身はピッカピカの聖なるオーラを漂わせた
正統派クリスチャン・メタル・ナンバーという。

SACRED WARRIOR-Rebellion-Children of the Light ★★★ (2017-03-29 23:09:19)

いま聴くと、不思議と同時代のジャパメタっぽさも感じられる
(ような気がする)スピード・ナンバー。
ハイトーン・シンガーが拾う歌メロの感じとかね。
とはいえカッコイイことに変わりなく、
スリリングに疾走するGソロもイカしてますよ。

SACRED WARRIOR-Rebellion ★★★ (2017-03-29 23:05:35)

SACRED RITEとかSACRED RICHとか、頭にSACREDと付くバンドが世界中にゴマンといる中、このSACRED WARRIORはシカゴ出身の5人組。本作は彼らが’88年にINTENSE RECORDSからリリースしたデビュー作に当たる作品です。
OPナンバー①のタイトルがいきなり“BLACK METAL”で仰け反らしてくれますが、JUDAS PRIEST譲りの光沢を放つツインGと、ジェフ・テイトからの影響を伺わせるハイトーンVoをフィーチュアした楽曲に暗黒色はゼロ。というか寧ろ「ヘイル・ジーザス」でまとめられた歌詞や、ハードネス/メロウネス/キャッチネスが手堅く編み込まれた高純度の正統派HMサウンドは妙に神々しい輝きを放っていて、これはやはり彼らがクリスチャン・メタル・バンドである所以でしょうかね。(ケン・タンプリン等が在籍していたINTENSE RECORDS所属と
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SACRED RITE-Is Nothing Sacred?-I Will Survive ★★★ (2017-03-28 23:18:02)

アルバム前半のハイライトを飾るドラマティックなバラード。
この曲といい、本編ラストにおかれた“AS IT WAS TOLD…”といい
この3rdはハードな楽曲よりも、泣きのメロディとシンガーの
確かな歌唱力を活かしたメロディアスな楽曲の方が
その完成度の高さが光っている印象です。

SACRED RITE-Is Nothing Sacred?-As It Was Told ★★★ (2017-03-28 23:14:35)

前曲“THE LAST RITES”から組曲形式で繋がる
アルバムのラスト・ナンバー。
全編に物悲しいメロディが溢れ、
それを力むことなく、エモーションを伝えることを優先して
切々と歌い上げるシンガーの歌唱力に聞き惚れてしまいます。
勿論、ドラマティックな楽曲自体も文句なしの出来栄え。

SACRED RITE-Is Nothing Sacred? ★★★ (2017-03-28 23:06:55)

SACRED RITEが'86年に発表し、残念ながら最終作となってしまった3rdアルバム。(御多聞に漏れず後に再結成しますけどね)
マイケル・ウィーラン画伯の『DESTROYING ANGEL』を採用したアートワークの美麗さは、デビュー作『SACRED RITE』のクサレたイラストとは天と地ほどのレベル差で、音質の方も随分と向上しています。しかしその反面、クリーンに整頓された音作りのもと繰り出される1曲目は、大仰な雰囲気の薄れた平凡なアメリカンHMナンバー…。前2作のセールス的不振を受けて彼らもとうとう路線変更か?と、初めて聴いた時は立ち上がり早々にガックリ来た記憶あり。
でもそれはこっちの早合点だったという。2曲目の途中辺りから徐々にメロディの湿度と曲展開のドラマ性が高まり始め、シームレスに繋がる⑦⑧で本編がクライマックスを迎える頃には、その哀愁に満ちたドラマティックなHM
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