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火薬バカ一代さんのページ
火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 201-250
Stephen Crane-Kicks
Ousey/man-Is Anybody Listening-No Second Chances
Ousey/man-Is Anybody Listening
WHITE HEART-Hotline-Keep Fighting the Fight
WHITE HEART-Hotline
TRADIA-Welcome to Paradise-Sweet 16
TRADIA-Welcome to Paradise
PROPHET-Recycled
ROXXI-Drive It to Ya Hard!-Playin' Rough
ROXXI-Drive It to Ya Hard!
GIANT-Promise Land
ZELBO-In My Dreams-Next Flight to Venus
ZELBO-In My Dreams
FAITHFULL-LIGHT THIS CITY-You Won't Get Me Now
FAITHFULL-LIGHT THIS CITY
Carmilla-Live Explosion '88-'89
YNGWIE MALMSTEEN-Live at Budokan
YNGWIE MALMSTEEN-Rising Force:live in Japann'85(dvd)
Dallas-Dallas-This Love
Dallas-Dallas
AIR SUPPLY-Now and Forever-Even the Nights Are Better
AIR SUPPLY-Now and Forever-Taking the Chance
AIR SUPPLY-Now and Forever
Bigg Mouth-Bigg Mouth-Live for Your Life
Bigg Mouth-Bigg Mouth
JOHN LAWTON BAND-Sting In The Tale-Angels They Cry
JOHN LAWTON BAND-Sting In The Tale
CRY OF DAWN-Anthropocene-Edge Of A Broken Heart
KILLER-Thriller-Prisoner of the Night
KILLER-Thriller
CRY OF DAWN-Anthropocene
LIONSHEART-Abyss-How Can I Tell You
LIONSHEART-Abyss
AFTER HOURS-After Hours-You're Never Alone
AFTER HOURS-After Hours
TIM-Tim-Mary Anna
Tim-Tim
ROB MORATTI-Epical-Valerie
ROB MORATTI-Epical
BAD LOSER-Utter Indifference-1945
BAD LOSER-Utter Indifference
MAGIC DANCE-New Eyes-When Nothing's Real
MAGIC DANCE-New Eyes
REVOLUTION SAINTS-Eagle Flight-Need Each Other
REVOLUTION SAINTS-Eagle Flight
SAMSON-Joint Forces-Reach Out to Love
SAMSON-Joint Forces-Tell Me
KHYMERA-Hold Your Ground
SAMSON-Joint Forces
CREYE-Creye-Christina
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発言している22曲を連続再生 - Youtube



Stephen Crane-Kicks ★★★ (2023-09-21 23:45:46)

サザン・ロック・バンドBABYの一員としてデビューを飾り、同バンド解散後はロスを拠点にセッション・ミュージシャンとしてキャリアを築いてきたスティーヴン・クレイン(Vo)。本作は彼が米メジャーのMCA RECORDSとの契約を得て’85年にリリースした1stソロ・アルバムで、いつの間にかCD化されていたことに吃驚ですよ。贅沢いえば国内盤を再発して欲しかったところなんですけども(当時レコードは国内盤も発売された)、日本がCD化大国としてブイブイ言わせてたのはもう20年も昔の話ですからね…。
ともあれ、こうしてこの名盤をCDで聴くことが出来るのは有難い限り。プロデュースはスティーヴ・ルカサーが担当。バックもTOTOのメンバーを始めとする腕利きセッション・ミュージシャンが固めていることからAORのジャンルで語られることの多い本作ですが、各楽器の存在感を強調したエッジの効いた音作り(ゲストに
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Ousey/man-Is Anybody Listening-No Second Chances ★★★ (2023-09-20 22:48:29)

クリス・ウーズィーの情熱的な歌声が映える、愁いを帯びたメロディを
伴って本編ラストを駆け抜けていくアルバムのハイライト・ナンバー。
スティーヴ・マンもGとKeyで楽曲をドラマティックに盛り上げくれていますよ。

Ousey/man-Is Anybody Listening ★★★ (2023-09-18 22:47:25)

HEARTLANDの看板シンガーであるクリス・ウーズィー(Vo)と、古くはMSG、近年では再結成LIONHEARTへの参加等で知られるスティーヴ・マン(G、Key)による夢のプロジェクト、その名もOUSEY/MANが’22年にESCAPE MUSICから発表した1stアルバム。
一応「夢の~」と盛ってはみたものの、正直ご両人とも4番打者的な派手さはないので(失礼)何がなんでもチェックせねば!とまでは思っていなかったというのが正直なところ。しかし実際に聴いてみると、「ブルージーなロックでも演ってんのかなぁ」というこちらの先入観にうっちゃりをかける、Keyをしっかりとアレンジに組み込んだハイクオリティなメロディアスHRが全編に亘って展開されており、良い意味で吃驚させられましたね。
優れた楽曲を歌えばエモーショナルに響き、逆に平凡な楽曲を歌うと重めの声質がフックの乏しさをより一層際
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WHITE HEART-Hotline-Keep Fighting the Fight ★★★ (2023-09-15 01:16:20)

アクション映画の主題歌に起用されていても違和感のない
印象的なKeyリフと張りのある歌声が映えるアルバムのラスト・ナンバー。
本編のエンディングをハード・ナンバーで締め括るバンドは信用できますね。

WHITE HEART-Hotline ★★★ (2023-09-14 00:35:51)

GIANTでの活躍や、プロデューサー業でも知られるダンとデヴィッドのハフ兄弟、数々のグラミー賞に輝くゴードン・ケネディ、トミー・シムズといった腕利きメンバー達が在籍していたことで知られるナッシュビル出身のAORバンド、WHITEHEART。本作はダン・ハフが脱退し、その後任にゴードン・ケネディが加わるという編成替えを経た彼らが'85年に発表した3枚目のフル・アルバムとなります。
ダンの抜けた穴を着実に埋めるゴードンのHR志向と、アメリカにおけるHR/HM人気の爆発的な盛り上がりを推進剤に、本作で披露されるサウンドも過去2作に比べると一気にハードネスが増強。といってもいきなりゴリゴリのメタル・バンドに変貌するはずもなく、AORがハードポップになって程度の差異ではあるものの、躍動感溢れるOPナンバー①、後に続くキャッチーな②という冒頭の畳み掛けが如実に物語る通り、HR/HMリスナーにと
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TRADIA-Welcome to Paradise-Sweet 16 ★★★ (2023-09-12 23:52:03)

一部地域ではラジオのトップ10チャートにランクインする等の
話題を呼んだというバンドの代表曲。デイヴ・ボルドウィンの伸びやかなVo、
適度なハードさとKeyを生かして華麗に舞う叙情メロディのドラマティックな共演は、
それも納得の名曲ぶりを呈していますよ。

TRADIA-Welcome to Paradise ★★★ (2023-09-12 00:39:03)

ニュージャージー出身のKey奏者を含む5人組、TRADIAの2ndアルバムにして、メロディ愛好家からは「知る人ぞ知る名盤」として高評価を受ける1枚。日本盤リリースは’96年ですが、実際のレコーディングはデビュー作『TRADE WIND』(’89年)とほぼ同時期に行われており、正式な2ndアルバムというよりは、お蔵入り音源を集めた未発表曲集というのが正確なところの模様。
尤もそんなことは本作の素晴らしい内容を前にすれば枝葉末節ですよ。発売当時はジャケットから受ける印象と、NEXUS RECORDSからのリリースだったので「プログレ系だろう」とスルーしてしまい、数年後にDEPATUREの3rd『OPEN YOUR MIND』に参加していたデイヴ・ボルドウィンがここでも歌っているとの情報に興味を惹かれて購入したわけですが、本作で聴けるのは飽くまで歌中心に組み上げられたメロハー・サウンド。
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PROPHET-Recycled ★★★ (2023-09-08 00:33:39)

故ディーン・ファザーノやテッド・ポーリーといったタレント達を輩出。現役時代よりむしろ解散後に再評価が進んだバンド、PROPHETが'91年に地元ニュージャージーのインディーズHALYCAN RECORDSに残した3rdアルバムにして最終作。制作費削減の影響で(?)プロデュースはメンバーのスコット・メタクサス(B)自ら手掛けています。
Keyを生かしたプログレ・ハード路線の1st『聖なる予言』(’85年)、アメリカン・ロック色を強めた2nd『CYCLE OF THE MOON』(’88年)ときて、後にNUCLEAR ASSAULTに加入することとなるデイヴ・ディピエトロ(G)を加えツインG編成となった本作では、曲作りの主導権が(前2作のセールス的不振を踏まえてか)スコットからケン・ダブマン(G)に移譲されたことと合わせて、よりギター・オリエンテッドなHR路線へと作風を刷新。曲によって
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ROXXI-Drive It to Ya Hard!-Playin' Rough ★★★ (2023-09-06 00:04:01)

欧州HMからの影響をアメリカンなザックリ感で消化した
まさしく初期型LAメタル・スタイルの逸品。
90年代のアメリカじゃ受けなかったでしょうが
今聴き直しても十分カッコ良いですよ。

ROXXI-Drive It to Ya Hard! ★★★ (2023-09-05 00:35:59)

ボストン出身の4人組ROXXIが、KISSファン・クラブの元会長が興したインディ・レーベルROCK HARDから'90年に発表した1stアルバム。(日本盤リリースは’92年)
‘90年といえばアメリカではグランジ/オルタナ勢によるHR/HMシーン下剋上が進行していた時期。にも拘わらず彼らが披露しているのは、音程に無頓着なシャウト型Vo、合唱を誘うキャッチーなコーラス、分厚く盛られたボーカル・ハーモニー等々に彩られた、どストレートに80年代風味を受け継ぐポップ・メタル・サウンドで、ここまで時流に逆行していたらばこれ1枚きりでバンドが解散してしまったのもむべなるかなと。しかしながらその反逆の意気や良し。《ワイルド・ストリートを突っ走る超合金四輪駆動!》なる、勢いだけはビンビンに伝わってくる帯惹句も最高じゃないですか。
雑誌レビューでは「楽曲がワンパターン」と評されて辛めの点数を頂
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GIANT-Promise Land ★★★ (2023-08-31 00:53:56)

「GIANT復活。10年ぶり3度目」と書くと何となく高校野球っぽい。3rd『Ⅲ』(’00年)発表後、長らくの不在が続いていたダンとデヴィッドのハフ兄弟率いるメロハーの名門GIANTが、'10年にFRONTIERS RECORDSから発表したカムバック作。通算4作目。
プロデューサー業で多忙なダン・ハフは残念ながらパーマネントなメンバーからは身を引いてしまいましたが、曲作りとGプレイで引き続きバンドに貢献。また新メンバーとして加わった、この時期様々なバンド/プロジェクトで歌っていた仕事人テリー・ブロック(Vo)と、元MDDIEVAL STEEL(!)で、現在はWINGERに在籍するジョン・ロス(G)が彼の抜けた穴を埋めて余りあるパフォーマンスを発揮してくれています。(余談ながらこの二人が組んだROTH/BROCK PROJECTの作品もメロディアスHRの好盤でお薦め)
これだけ
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ZELBO-In My Dreams-Next Flight to Venus ★★★ (2023-08-30 01:19:57)

冷ややかな哀メロを纏って駆け抜けていく曲調が
北欧メタルならではの魅力を振りまく逸品。
かっちりと組み立てられたインスト・セクションも
楽曲をよりドラマティックに盛り立ててくれています。

ZELBO-In My Dreams ★★★ (2023-08-28 23:52:57)

前世紀に残した2枚のアルバムが未だ北欧メタル・ファンから愛され続け、ついには先頃(といっても既に6年も前の話になるのか)3rd『AMBITION ROCKS』(’17年)を引っ提げてカムバックを果たしたノルウェーはオスロ出身のDA VINCI。本作はその中心メンバーたるダグ・セルボスカー(Key)が、オーディション番組でその才能を評価されたフローデ・ヴェッセル(Vo)らをメンバーに加えて立ち上げたプロジェクト、その名もZELBOの1stアルバムとなります。’21年リリース
…っておい、それはいいけどDA VINCIは一体どうなっちまったのさ?と突っ込まないわけにはいかぬものの、ここで披露されている、暖かみ満ちたKeyをアレンジの要に据えつつ、哀愁を帯びた美旋律とフック満載で贈るハードポップ・サウンドは、ほぼほぼDA VINCIと同一路線。そりゃダグが全ての曲作りを担っているのだから
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FAITHFULL-LIGHT THIS CITY-You Won't Get Me Now ★★★ (2023-08-25 01:23:39)

愁いを帯びて疾走するHRナンバー。
Voの声質もあってやはり1st~2ndの頃のBON JOVIを
彷彿とさせますが、それが悪いなんてことはある筈もなく
むしろ個人的には最上級の誉め言葉ですよ。

FAITHFULL-LIGHT THIS CITY ★★★ (2023-08-24 00:17:41)

隣国スペインに比べるとHR/HMシーンにおいては今一つ存在感が薄い(失礼)ポルトガル出身で、当時91 SUITE、COASTLINE、AIRLESS等々のメロハー系優良バンドを抱えていたVINNY RECORDSとの契約を得た4人組FAITHFULが'03年に残した1stアルバム。
南欧出身と聞くと、どうしてもクサメロやコブシといったラテン・フレーバーを期待してしまうのが人情ですが、本作にその手のドメスティックな要素は皆無。キャッチーで伸びやかなコーラス・ワークを配し、明るい曲調の中から仄かに滲み出す「切なさ」に胸をくすぐられる秀逸な楽曲が揃ったアルバム前半①~④の流れが示す通り、ここで聴かれるのは哀愁と爽快感がポップにブレンドされたメロディアスHR。BON JOVI似のハスキーボイスを駆使して情熱的に歌い上げるVo、⑨のソロ・パートを始め、ウェットなメロディを一音一音丁寧に紡ぎ出
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Carmilla-Live Explosion '88-'89 ★★ (2023-08-21 23:07:21)

『イカすバンド天国』に出演し、女性メンバーのみで構成された陣容でも注目を集めた4人組HMバンドCARMILLA。終ぞアルバム・デビューを果たすことなく、80年代の国内インディーズ・シーンを駆け抜けた彼女達が、’88年から’89年にかけて残した秘蔵ライブ音源(①~⑦)や、コンピ盤提供曲(⑫~⑭)等を取りまとめて収録した貴重音源集がこちら。
女性メンバーのみと聞くと何やら華やかなサウンドを想像してしまいますが、このバンドが叩きつけてくるのは野郎バンドも裸足で逃げ出す迫力を有するゴリゴリのパワー/スラッシュ・メタル。BLACK SABBATHやSABBLABELLSからの影響を伺わせる白塗りのオカルト・メタルから、より過激なスラッシュ・メタル方向へとサウンドをどんどん先鋭化させていったという彼女達の足跡は、本編ライブ(神楽坂EXPLOSIONで収録)において披露されている楽曲にもガッチリ
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YNGWIE MALMSTEEN-Live at Budokan ★★ (2023-08-17 01:20:26)

8th『THE SEVENTH SIGN』がオリコン・チャートで最高第2位に輝き、トリプル・プラチナムを獲得する等、'94年にイングヴェイ人気はここ日本で頂点に達しました。本作は同年3月16日、その絶好のタイミングを捉えて日本武道館で行われた来日公演の模様が収録されている2枚組実況録音盤。この時のライブがWOWOWで中継されたことは記憶していますが、いつの間にかCD化までされていたとは知らなんだ。そういや、この日は友人と連れ立って武道館まで足を運んだっけなぁと。客席から見てたら、ステージの上でも袖でも誰はばかることなくイングヴェイが新しい嫁さんとイチャコラしまくっていて「ご馳走さん」といった感じでしたが、その後その嫁と泥沼の離婚劇に発展して、ちゃんと「ソウルメイトが聞いて呆れるよ」的なオチを着けてくれる辺りが流石マエストロというか何というか。閑話休題。
中期の傑作として評価の高い『
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YNGWIE MALMSTEEN-Rising Force:live in Japann'85(dvd) ★★★ (2023-08-15 00:23:45)

’85年1月に中野サンプラザで行われた日本公演の模様を収録するライブ盤。当初はVHSでの発売でしたが、時を経てこうしてCD化して頂けたのは既にビデオデッキを所持していない身には…僥倖っ…!なんという僥倖っ…!(って今じゃDVD化もされてるんですけどね)
イングヴェイ作品中でもトップクラスの愛聴盤たる『MARCHING OUT』リリースに伴うツアーゆえ、セットリストにブルーズ/ポップ・チューンの類は皆無。OPがいきなり“I’LL SEE THE LIGHT TONIGHT”で、その後も“DON’T LET IT END”や“ANGUISH AND FEAR”、“I AM A VIKING”そして名曲“DISCIPLES OF HELL”等々、近年じゃライブでの演奏は望むべくもない楽曲の大盤振る舞い。悪評夥しいVHS版の映像加工もCDなら無関係ですし、何より音質に難のあった原曲がライブ
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Dallas-Dallas-This Love ★★★ (2023-08-11 00:25:43)

曲が進むにつれて哀愁の度合いが深まっていく
メロディアスHRナンバーで、熱唱系Voのエモーショナルな
歌声と相俟って、ぐっと惹き込まれる名曲に仕上がっています。

Dallas-Dallas ★★★ (2023-08-09 23:49:16)

Vo、G、B、Ds、Key等、あらゆる楽器をこなすサンフランシスコ出身のマルチ・プレイヤー、ブライアン・ダラスがDALLAS名義で’18年に発表した1stフル・アルバム。
ネックレスじゃらじゃらの裸のあんちゃん(ダラスご本人)が遠い目をして収まっているアートワークを初めて目にした時は、てっきりしっぶいブルーズ・ロックか、はたまたヒップホップでも演ってんじゃないかと思ったもんですが、日本での発売元は当時良質なメロハー作品を数多くリリースしていた信頼のブランドANDER STAIN MUSIC。なので本作で聴けるのもレーベル・カラーに沿った、メロディを大切にしたポップ・メタルなのでご安心を。
レコーディングはほぼ独力で行われており(Dsのみ数曲で助っ人が参加)、デジタル配信のデビューEP収録曲から、以前に別名義でリリースされた楽曲、更には新たに書下ろした新曲まで、取りまとめられた
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AIR SUPPLY-Now and Forever-Even the Nights Are Better ★★★ (2023-08-07 23:31:06)

切なくもどこかノスタルジックな哀愁漂う
AIR SUPPLYの真骨頂というべきヒット・チューン。
後に郷ひろみもカヴァーしてましたよ。

AIR SUPPLY-Now and Forever-Taking the Chance ★★★ (2023-08-07 23:24:37)

甘美なストリングと哀愁のメロディに彩られたバラードながら
曲中に散りばめられたドラマティックなアレンジからは
プログレ・ハードの匂いもふんわり漂う名曲です。

AIR SUPPLY-Now and Forever ★★★ (2023-08-04 00:25:16)

AIR SUPPLYが’82年に発表した7thアルバム。本作からシングル・カットされた“EVEN THE NIGHTS ARE BETTER”(邦題“さよならロンリー・ラヴ”)が期待通り大ヒット、エルヴィス・プレスリー以来となる「7曲連続でシングル・チャートTOP5入り」という偉業をバンドにもたらしています。(アルバム自体もプラチナムを獲得)
但し、創作意欲を満たすべく自作曲の収録を望むバンド・サイドと、手堅いヒット狙って外部ライターの楽曲を持ち込もうとするレコード会社との関係は軋みを上げ始めており、これ以降大きなヒットに恵まれなくなったAIR SUPPLY人気は緩やかに下降線を描いていくこととなるという…。
そんなわけで、絶頂期最後の作品というやや寂しい位置付けを受ける本作ですが、内容は「素ん晴らしい!」の一言に尽きます。アートワークの世界観をそのまま音像化したような、グラ
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Bigg Mouth-Bigg Mouth-Live for Your Life ★★★ (2023-08-02 00:22:06)

アメリカンHM路線を志向する本編においては毛色が異なる
BATTLE BRATT時代を思わせたりもする哀愁を湛えたバラード。
シンガーの実力者ぶりと、マイケルの咽び泣くGがじっくりと
堪能できるドラマティックな名曲です。

Bigg Mouth-Bigg Mouth ★★ (2023-08-01 00:47:53)

「ビッグ・マウス」といえば、QUIET RIOT人気を急落させた故ケヴィン・ダブロウの舌禍のこと…ではなく。個人的に愛して止まない隠れた名バンドBATTLE BRATTのGだったマイケル・モスタートらにより結成されたNY出身の4人組(綴りもBIGじゃなくてBIGG )。本作は彼らが自主制作で'94年に発表した1stアルバムで、翌年ALFA MUSICから日本盤もリリースされています。
BATTLE BRATT時代はQUEENSRYCHEからの影響を伺わせる正統派HMを演っていましたが、本作で聴けるのは恐らくSKID ROW辺りに触発されたであろう90年代仕様のアメリカンHMサウンド。90年代真っ只中とはいえ、切れ味鋭くリフを刻むマイケルのGプレイにも、重量感溢れるリズム・セクション(Dsは後にKEEL~L.A. GUNSを渡り歩くスティーヴ・ライリー)の演奏にもキレがあるのでモダン
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JOHN LAWTON BAND-Sting In The Tale-Angels They Cry ★★★ (2023-07-27 01:18:40)

愁いを帯びたメロディ、きびきびとした曲調、華麗に舞うハーモニー、
ジョン・ロートンの年齢をまるで感じさせない張りのある歌声が
楽曲をドラマティックに盛り上げる本編のハイライト・ナンバー。
テンポアップする終盤にかぶさるロートン先生入魂のシャウトには
メタル魂が燃え上がりますよ。

JOHN LAWTON BAND-Sting In The Tale ★★★ (2023-07-25 00:32:16)

‘21年に急逝された稀代の名シンガー、ジョン・ロートンがJOHN LAWTON BAND名義で’03年に残したスタジオ・アルバムとしては唯一の作品。(ライブ盤はあるのかな)
90年代以降は、クリスマス・シングル用にWHAM!の有名曲“LAST CHRISMAS”をカヴァーしてみたり、ブルージーなアコースティック・アルバムを制作したり、ケン・ヘンズレーとコラボってみたりと、HR/HMとは若干距離のあるマイペースな活動に身を置いていたロートン先生ですが、若手メンバーをバックに従えてレコーディングされた本作では一転、骨太なブリティッシュHRサウンドをパワフルに披露(前年に実現した来日公演も良い刺激になったのかな?と)。エッジの効いたリフ&リズムがズンズン押し出してくるOPナンバー①のイントロが始まった途端、こちとら思わずニンマリ笑顔になってしまいましたよ。
晩年まで衰えとは一切無縁
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CRY OF DAWN-Anthropocene-Edge Of A Broken Heart ★★★ (2023-07-21 00:24:40)

アコースティック・バージョンが収録されていることからも
バンドがこの曲をアルバムのリーダー・トラックの一つに
位置付けていることが分かる美しいバラード。
やはりこの手の楽曲を歌わせるとヨラン・エドマンの歌唱は絶品すね。
トミー・デナンダーのギターも楽曲をエモーショナルに彩ってくれています。

KILLER-Thriller-Prisoner of the Night ★★★ (2023-07-20 01:22:42)

タテノリのロックンロール・ナンバーと共に
KILLERサウンドのもう一つの柱となっている
泣きのメロディを存分に堪能できる劇的なバラード。
イントロから演歌かと思うぐらい哀愁がダダ洩れってますよ。

KILLER-Thriller ★★ (2023-07-19 00:35:18)

「フランス、ベルギー、ブリティッシュ、KILLER(KILLERS)に色々あるけれど~♪」と、『ド根性ガエル』主題歌の節付けて歌いたくなるぐらい同名バンドが多いKILLER。こちらはスイス出身のKILLERが’82年に発表した2ndアルバムです。
ゴキゲンに炸裂するAC/DC直系ロックンロール・サウンドが託された本編と、スプラッター映画のゴア・シーンを抜き出したような凄惨なアートワークの乖離がとんでもなかった1stアルバムに対し、今回のジャケットにはコート&ソフト帽姿でキメたシワクチャ顔面なオッサン怪人のイラストがフィーチュア。思わず「売る気あんのかよ?」とツッコミを入れたくなりますが、内容の方は前作同様にAC/DC路線を迷いなく驀進してくれています。
タテノリの明るいロックンロール・ナンバーと、欧州のバンドらしい泣きに満ちたメロウな楽曲の2タイプを軸に構成された本編は、同郷
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CRY OF DAWN-Anthropocene ★★ (2023-07-13 00:42:18)

様々なバンド/プロジェクトに参加しては衰え知らずの伸びやかな美声を提供し続ける「Mr.北欧ボイス」ことヨラン・エドマンを主役に据えたFRONTIERS RECORDSのプロジェクト、CRY OF DWANが’23年にまさかの2ndアルバムをリリース。1st『CRY OF DWAN』は大変素晴らしい内容でしたけど既に7年前の作品であり、「ああ、1枚きりの単発プロジェクトだったのね」と納得しかけていただけに今回の続編リリースには意表を突かれましたよ。
制作チームの顔触れは一新されており、ブレーン役にはダニエル・フローレスに代わってトミー・デナンダーが就任。それに伴い音楽性の方にも若干の路線変更が見受けられます。例えばKeyの役割が透明感や抒情性の増幅から、華やかさやキャッチネスの演出へと変化していることが物語る通り、北欧メロハー風味よりもAOR/ハードポップ方向へ大きく踏み込んだ仕上が
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LIONSHEART-Abyss-How Can I Tell You ★★★ (2023-07-11 00:58:26)

ブリティッシュHM然とした威厳と重厚感漂わす逸品。
コーラス・パートにおける劇的な盛り上がりをアシストする
スティーヴ・グリメットの見事な歌唱に耳奪われますよ。

LIONSHEART-Abyss ★★★ (2023-07-07 01:11:27)

先日AFTER HOURSの感想を書いていたらふと思い出して聴き直したくなり、CD棚から引っ張り出して来たスティーヴ・グリメット(Vo)率いるLIONSHEARTが’04年に発表した4thアルバム(最終作なのかな)。
3rd『UNDER FIRE』リリース後にバンドは一度解散しており、これは復活作に当たるようなのですが、お世辞にも話題になったとは言い難い…というか「まだやってたの?」「4thアルバムなんてあったか」ってな反応も珍しくはないくらい。いやでもこれが内容は悪くないんですよ。ここまで付き合えば今更様式美系HMナンバーが見当たらないことに不満を感じることはありませんし、寧ろLIONSHEARTにとってはデビュー作の作風こそが例外であったことが了解できているので、本作においては仄かにブルージーな香り漂う、ブリティッシュHMらしい愁いを湛えた収録楽曲の数々を素直に楽しむことが出来
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AFTER HOURS-After Hours-You're Never Alone ★★★ (2023-07-06 00:08:17)

ワイルドに歌いまくる熱唱型のVoと、泣きの入ったメロディを
奏でるGとが劇的かつエモーショナルな盛り上がりを演出する
アルバムのハイライト・ナンバー。

AFTER HOURS-After Hours ★★★ (2023-07-04 00:06:02)

マークとスティーヴのオウワーズ兄弟といえば、故スティーヴ・グリメットが率いたLIONSHEARTの衝撃のデビュー作『獅子の咆哮』(’93年)制作に多大な貢献を果たしながらも、あのアルバムが日本で評判を呼んだ頃には既にバンドを去っていた謎多き双子ミュージシャン。このAFTER HOURSは兄弟がLIONSHEART参加以前に在籍していたバンドで、本作は’89年リリースの2ndアルバム。LIONSHEART人気を当て込んだのか、発表から4年が経過した’93年になって唐突に日本盤の発売が実現しています。(但しその時には既にバンドは解散状態にあった模様)
1st『TAKE OFF』(’88年)ではBON JOVI路線のメロディアスHRを演っていましたが、ここでは80年代末期HR/HMシーンの流行に則り、ブルージーな味わいを飲み込んだ、よりギター・オリエンテッドなサウンドを披露。メジャー制作
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TIM-Tim-Mary Anna ★★★ (2023-06-28 23:36:57)

アルバムのラスト・ナンバー。デニス・デ・ヤングを思わす
トム・グリフィンの張りのあるハイトーンVoや、
エモーションとパッションを叩き込んでくるブルース・ガイチのGといった
タレント揃いのメンバーの強みをあますところなく生かした名曲に仕上がっています。

Tim-Tim ★★★ (2023-06-27 00:28:50)

「俺たちTIM」…と言っても、お笑いコンビのことではなく、こちらのTIM(ティムと読む)は、後にTRILLIONにファーギー・フレデリクセンの後任として参加することなるトム・グリフィン(Vo)や、数多のセッション・ワークで知られるブルース・ガイチ(G)ら、シカゴ周辺で活動していた腕利きスタジオ・ミュージシャン達により結成された5人組のこと。本作は彼らが’83年にレコーディングするも、結局陽の目を見ることなくお蔵入りしていた幻のデビュー作に当たる作品です。トム・グリフィンといえば折角AMBITIONで素晴らしいアルバムをリリースしたのに、その後全く活動状況が伝わって来ず、今何してんだろう?とか思っていたのですが、いつの間にかこんなお宝作品が発掘されていたんですねぇ。
内容の方は、ブルース・ガイチの「シカゴのTOTOになりたかった」との発言が全てを物語る通り、親しみ易いメロディを、メン
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ROB MORATTI-Epical-Valerie ★★★ (2023-06-22 01:11:43)

伸びやかなイントロを聴いただけで期待が膨らみます。
ロブが張りのあるハイトーンで歌い上げる、爽やかさの中にも哀愁が潜んだ
甘酸っぱいメロディに胸キュンを誘われるハードポップ・チューン。

ROB MORATTI-Epical ★★★ (2023-06-20 00:45:17)

「FINAL FRONTIERのフロントマン」の肩書も今は昔。これまでに4枚のアルバムをリリースし、既に作品数においてはFINAL FRONTIER時代を凌駕する等、安定したソロ・キャリアを積み重ねているロブ・モラッティが’22年に発表した新作アルバム。
セルフ・プロデュースにて制作された本作で披露しているのは、『EPICAL』というタイトルに相応しい劇的なシンフォ・メタル…なわけはなく(当たり前)。従来の路線をしっかりと引き継いだ、自身の張り良し/艶良し/伸び良しなハイトーン・ボイスが映えるキャッチーで爽快なメロディアスHRサウンド。前作に引き続いて、近年FRONTIERS RECORDS関連の作品で引っ張りダコなARCTIC RAINのウルリック・ロングヴィスト&ピート・アルペンボルグという腕利きソングライター・コンビのバックアップを受けているだけあって、今回も終始、フックの効
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BAD LOSER-Utter Indifference-1945 ★★★ (2023-06-16 00:31:18)

キャッチーなサビメロが印象的な哀愁のHRナンバー。
アルバムには疾走ナンバーも収録されていますが、
南のVoはこの手のミドル・テンポの楽曲の方が
より一層魅力的に聴き手に迫ってきますね。
楽器陣もきっちりそれぞれの職責を果たして
インスト・セクションをドラマティックに盛り上げてくれています。

BAD LOSER-Utter Indifference ★★★ (2023-06-15 00:28:07)

京都出身の正統派HRバンドBAD LOSERが、'91年にMANDRAKE ROOT RECORDSから発表した1stフル・アルバム。
本作を初めて入手した当時は身近にネット環境なんぞなかったので、このバンドに関する知識はほぼゼロ。なので「HURRY SCUARYタイプだなぁ」とか思いながら聴いていたのですが、タイプも何も、そもそもシンガーが元HURRY SCUARYの南安秀なのだから、そりゃそうだと。彼と、元X-RAYの藤井良明(Key)を中心に結成され、一時期はサポートGとして元TERRA ROSAの鈴木弘美も参加していた…と聞くと、アルバムに対する期待値がグングン高まっていきますし、実際その期待に見事に応えてくれる完成度を誇っています。
南の哀愁を帯びた歌唱を軸に、藤井のKeyをしっかりとアレンジに織り込んだ楽曲は、アップテンポの疾走ナンバーからじっくり聴かせるバラード
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MAGIC DANCE-New Eyes-When Nothing's Real ★★★ (2023-06-13 00:55:36)

伸びやかなVoが歌う上げる北欧メロハーに通じる愁いと透明感を
湛えたメロディにうっとり聞き惚れるアルバムのハイライト・ナンバー。
ロックのエッジもしっかりと効かされていて、ジョン・シーカの
卓越した作曲センスが冴え渡っています。

MAGIC DANCE-New Eyes ★★★ (2023-06-10 00:02:34)

MAGIC DANCEは、ニューヨーク州ロングアイランド出身のマルチ・アーティスト、ジョン・シーカによって立ち上げられたメロハー・プロジェクト。作詞/作曲/プロデュースは勿論、全ての楽器もこなす地道な自主制作体制の活動が実を結びFRONTIERS RECORDSとの契約をゲット、2018年発表の本3rdアルバムで目出度く日本デビューを飾っています。
当時予備知識も何もなく、店頭で見かけてバンド名の響きと美麗なジャケットに惹かれて購入した作品でしたが、いや当たりでした。FRONTIERS RECORDSと気心の知れたミュージシャンのバックアップを得てバンドとしての態勢を整えたジョン・シーカが奏でるのは、リヴァーブを深めにかけた音作りと、クセのない伸びやかな歌声、それに透明感を湛えたキャッチーなメロディが映える、ドリーミンなAOR/ハードポップ・サウンド。その素晴らしさにゃ「ジャケ買い
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REVOLUTION SAINTS-Eagle Flight-Need Each Other ★★★ (2023-06-07 00:27:51)

ディーン・カストロノヴォのエモーショナルなVoと、
アレッサンドロ・デル・ヴェッキオのメロディ・センスとが
絶妙な化学反応を起こした哀愁のメロハー・チューン。
悲哀に満ちたサビメロには辛抱たまらんものがありますよ。
バンドがリーダー・トラックに選んだのも納得です。

REVOLUTION SAINTS-Eagle Flight ★★★ (2023-06-06 01:11:45)

紆余曲折を経て現在は目出度くJOURNEYに復帰を果たした、「歌うドラマー」ディーン・カストロノヴォがVoとDsを兼任して主役を務めるプロジェクトREVOLUTION SAINTS、’23年発表の4thアルバム。
デビュー作からの付き合いだったジャック・ブレイズとダグ・アルドリッチが脱退し、後任にはジェフ・ピルソン&ジョエル・ホークストラが加入。このメンバー・チェンジがアルバム作りにどの程度影響を与えたのか定かではありませんが、ギター・オリエンテッドな作風が志向されていた3rd『RISE』(’20年)に比べると、今回はハッキリとウェットな欧州風味が大増量。ダグのGでハードかつ景気よくスタートをきった前作から一転、ピアノの調べに導かれてしっとり幕が上がる本編OPからして、その作風の違いは鮮明です。
爽快なアメリカン・メロディアスHRテイストが薄れたことを残念に思う向きもあるやも
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SAMSON-Joint Forces-Reach Out to Love ★★★ (2023-05-31 23:41:26)

アルバムの幕引き役を担うドラマティックなバラード。
タメの効いた曲調、ニッキー・ムーアのVoとポール・サムソンの
Gのエモーショナルな歌いっぷり、それにゲスト参戦のコリン・タウンズが
滑らかに奏でるピアノとが風格と深みを演出。
「SAMSON?B級バンドでしょ?」との先入観を吹き飛ばしてくれる名曲ですよ。

SAMSON-Joint Forces-Tell Me ★★★ (2023-05-31 23:33:26)

ブリティッシュHM然とした重厚な曲調を、
ニッキー・ムーアの愁いを帯びた歌声と
ポール・サムソンの泣きのGが援護射撃。
SAMSON侮り難し!となる名曲ですよ。

KHYMERA-Hold Your Ground ★★★ (2023-05-30 01:03:48)

‘03年のデビューから、今年で活動20周年を迎えたFRONTIERS RECORDS発のメロディアスHRプロジェクトKHYMERAが’23年に発表した6thアルバム。
当初プロジェクトの仕切り役はダニエル・フローレスが担っていた筈ですが、いつの間にかその座はPINK CREAM 69のデニス・ワード(Vo)に交代。FRONTIERS関連でいえば、SUNSTORMもレーベルの意向により主役シンガーがジョー・リン・ターナーからロニー・ロメロにぬるっとチェンジしていて、それについてジョーが憤慨しているという記事をどこかで目にした覚えがあるなぁと。果たして「軒を貸したら母屋を取られた」状態の現在のダニエルの心情はいかばかりか?
…などと抜かしつつ、作品の出来さえ良けりゃ誰が制作に関わってるかはさして気にしない無責任リスナーの我が身的には、今作も内容には文句なし。つか、こと完成度に関し
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SAMSON-Joint Forces ★★★ (2023-05-26 01:47:54)

SAMSONというと、NWOBHMの端緒を飾った1st『SURVIVORS』、現IRON MAIDENのブルース・ディッキンソンが歌っていた2nd『魔人襲来』と3rd『魔界戦士』、新Voにニッキー・ムーアを迎えてバンド史上最高セールスを記録した4th『魔界の嵐』辺りまでの活動はフォロー出来ていても、それ以降となると一体どこで何やってたのかさっぱり…というHR/HMリスナーも少なくないかと存じます。(俺のことなんですが)
本作は、元々はポール・サムソン(G)のソロ・アルバムとしてレコーディングが進められていたところ、レーベルからの要請で結局SAMSON名義で’86年にリリースされるに至った作品で、二代目フロントマンのニッキー・ムーアや、GILLANのジョン・マッコイ(B)という元メンバーが集って制作されただけあって、そのサウンドは正しくSAMSON以外の何者でもない、むしろSAMSO
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CREYE-Creye-Christina ★★★ (2023-05-23 21:44:20)

80年代だったらヒットチャートを賑わせてたって不思議ではない
ダンサンブルでキャッチーなハードポップ・チューン。
ソレン・クロンクヴィストとマイケル・パレスの共作曲というのも
納得のクオリティですよ。


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