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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2101-2150
VICTORY-Temples of Gold
HEAVENS EDGE-Heaven's Edge-Bad Reputation
HEAVENS EDGE-Heaven's Edge-Find Another Way
HEAVENS EDGE-Heaven's Edge
EYES-Eyes-Nobody Said It Was Easy
EYES-Eyes
STEELER-Steeler-Serenade
STEELER-Steeler-Hot on Your Heels
STEELER-Steeler
APRIL WINE-Animal Grace-This Could Be the Right One
APRIL WINE-Animal Grace
APRIL WINE-The Nature of the Beast-Crash and Burn
APRIL WINE-The Nature of the Beast-Sign of the Gypsy Queen
APRIL WINE-The Nature of the Beast
EXISTANCE-Breaking The Rock-Honest
EXISTANCE-Breaking The Rock-Heavy Metal Fury
EXISTANCE-Breaking The Rock-Marilyn (Icon of Desire)
EXISTANCE-Breaking The Rock
CEREBUS-Too Late to Pray-Too Late to Pray
CEREBUS-Too Late to Pray-Catch Me If You Can
BOSTON-Boston-Smokin'
CEREBUS-Too Late to Pray
BOSTON-Don't Look Back-A Man I'll Never Be
BURNING POINT-The Blaze-Chaos Rising
DISTURBED-Live At Red Rocks
ANNIHILATOR-Triple Threat
CRISIX-From Blue to Black-T-Terror Era
CRISIX-From Blue to Black
Santa-No hay piedad para los condenados
PANZER-Sábado negro
LUCIFER'S FRIEND-Too Late To Hate-When You're Gone (Live)
LUCIFER'S FRIEND-Too Late To Hate-When Children Cry
LUCIFER'S FRIEND-Too Late To Hate
BURNING POINT-The Blaze
GIRL-Sheer Greed-Hollywood Tease
GIRL-Sheer Greed
BON JOVI-7800° Fahrenheit-Tokyo Road
BON JOVI-7800° Fahrenheit-The Price of Love
BON JOVI-7800° Fahrenheit
NIGHT RANGER-Midnight Madness-When You Close Your Eyes
NIGHT RANGER-Midnight Madness-Why Does Love Have to Change
(You Can Still) Rock in America
NIGHT RANGER-Midnight Madness
NIGHT RANGER-Dawn Patrol-Don't Tell Me You Love Me
NIGHT RANGER-Dawn Patrol
TRIUMPH-King Biscuit Flower Hour Live
TRIUMPH-Stages
BON JOVI-Bon Jovi-Burning for Love
BON JOVI-Bon Jovi-Shot Through the Heart
BON JOVI-Bon Jovi-Runaway
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発言している29曲を連続再生 - Youtube



VICTORY-Temples of Gold ★★★ (2017-03-09 22:40:01)

5th『CULTURE KILLED THE NATIVE』が全世界で25万枚以上のセールスを記録。ツアーも成功裏に終わり、更に“NEVER SATSFIED”のビデオ・クリップがアメリカのMTVでも好評を博する等、バンド史上最大のサクセスの季節を迎えたVICTORYが、その余勢を駆って’90年に発表した6thアルバム。
全盛期謳歌中のバンドの充実具合は、託された音の方にも如実に表れています。持ち前の灼熱のメタル声を駆使して歌いまくるフェルナンド・ガルシアのVoと、それを援護する爽快で抜けの良いコーラス・ワーク、軽くなり過ぎぬようサウンドの重石となるトミー・ニュートン&ハーマン・フランクのGコンビ、そしてソリッドなリズム隊がエネルギッシュに躍進する収録曲には、ライブ映えするアメリカンなノリの良さ、スタジアム・ロック的スケール感に加えて、独産バンドならではエッジの鋭さや、湿り気とドラ
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HEAVENS EDGE-Heaven's Edge-Bad Reputation ★★★ (2017-03-08 22:58:30)

アルバム前半のハイライトが
ポップな“FIND ANOTHER WAY”なら
アルバム後半の山場は、Keyを適宜取り入れつつ
ハードなG主導で熱く激しく盛り上がっていく
この名曲ですよ。

HEAVENS EDGE-Heaven's Edge-Find Another Way ★★★ (2017-03-08 22:54:08)

イントロのハーモニーだけで「これは名曲」と予感させてくれますね。
爽やかな哀愁漂わすメロディ、ポップに弾む曲調、
練られたGソロと、もう数年早く発表してたら大ヒット間違いなしだったのに…
ってか、そもそもバンドはなぜこの曲をシングル・カットしなかったのかと。

HEAVENS EDGE-Heaven's Edge ★★★ (2017-03-08 22:46:38)

マーク・エヴァンス(Vo)とレジー・ウー(G)を中心に結成された、ツインG編成の5人組が’90年に発表した1stアルバム。国内盤の解説はゴッドが書いていたりと、期待の新人としてそれなりに注目を集めた作品だったと記憶しております。
ニール・カーノンが手掛けた硬質な音作りの下、華やかに弾きまくるリードG、エッジの効いたGリフ、安定感のあるボトムを築くリズム隊、その上で熱っぽく歌うVoとが快活にハジけるサウンドは、メンバーのルックスの良さも相俟って「遅れて来たLAメタル・バンド」的雰囲気が漂う。でも実際は東海岸のフィラデルフィア出身だとか。
本編は骨太なロックンロールと、哀愁のメロハーが交互に波状攻撃を仕掛けて来る構成。テクニカルな演奏から生み出される疾走感が痛快この上ない⑦のような楽曲も良いのですが、やはり個人的にグッと来るのは後者の路線。特に世が世なら大ヒット間違いなしだった(
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EYES-Eyes-Nobody Said It Was Easy ★★★ (2017-03-07 22:52:34)

美しいバラード。
アグレッシブなHMナンバーだけでなく
この手の抒情的な楽曲を歌わせても
ジェフ・スコット・ソートは絶品の実力を
発揮してくれますね。

EYES-Eyes ★★ (2017-03-07 22:28:03)

ジェフ・スコット・ソートがフロントマンを務める(ついでに盟友マルセル・ヤコブもヘルプ要員として数曲でBをプレイしている)LAの4人組が、CURB RECORDSとの契約を得て'91年に発表したデビュー作。
熱く歪んだメタル・ボイスで正統派HMを歌わせたら業界屈指と評判のジェフですが、それだけに留まらず、メロハーにもファンクにも対応できる、幅広い柔軟性と表現力の持ち主であることはファンならご承知の通り。土の匂いが薫る活きのいいHRナンバーから、キャッチーなハードポップ、更には美しいバラードまで、バラエティ豊かな楽曲が取り揃えられた本作では、主に彼氏の後者の才能が如何なく発揮されています。BURRN!!誌レビューでの高評価に釣られて購入した当時は、一聴して「ちぇっ、イングヴェイみたいな音楽性じゃねえのか」とガックリした覚えがあるものの(浅はかな…)、しかし折角買ったんだからと繰り返し聴
…続き

STEELER-Steeler-Serenade ★★★ (2017-03-06 23:17:06)

他の楽曲とは明らかに毛色が異なる、
恐らくイングヴェイ作曲の泣きのバラード。
ロン・キールの熱いシャウトと、そこにイングヴェイの
「エモーショナルな速弾き」が絡む終盤の展開は
問答無用で盛り上がります。

STEELER-Steeler-Hot on Your Heels ★★★ (2017-03-06 23:10:25)

イングヴェイの手によるGインストと
ロン・キール作曲のLAメタル・ナンバーが
全く溶け合うことなく強引に同居しているという
「浅草花やしきで聴くクラシックの夕べ」的
ミスマッチ感?が楽しい1曲。

STEELER-Steeler ★★★ (2017-03-06 22:52:53)

マイク・ヴァーニーのプロデュースを受けて、SHRAPNEL RECORDSから’83年に発表されたSTEELERの唯一作。Voはロン・キール(KEEL)、Dsはマーク・エドワーズ(LION)、Bは名曲“ON THE RUN”で知られるSINのリック・フォックス、そしてGは当時スウェーデンから上京したてでスリム&ハンサムだった頃の貴族様と、知名度の高い面子が揃っているのに、不思議なことにこれまで一度も正式に日本盤が発売されたことがないという。
音楽性は、アグレッシブなGリフ主体に攻めて来るLAメタル・スタイル。圧の強いロンのハイトーン・シャウトの印象もあって、やはり初期KEELを思わせます。イングヴェイ加入前に収録曲の大半は完成済みだったそうで、ネオ・クラシカル路線を期待するとスカされますが、しかし我らがマエストロの「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」な唯一無二のGプレイは既に自己主張しまく
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APRIL WINE-Animal Grace-This Could Be the Right One ★★★ (2017-03-05 23:15:33)

SF映画風のヘンテコなPVが印象的なアルバム表題曲。
シングル・カットされて全米最高58位。
シンセを効かせたニューウェーブ風の音作りと
お洒落(当時)なアレンジが施されていますが
仄かな哀愁を帯びたキャッチーなメロディが実に魅力的です。

APRIL WINE-Animal Grace ★★ (2017-03-05 08:04:14)

キャッチーな楽曲と、花火やライティングを用いた派手なライブ・パフォーマンスが話題を呼び、本国カナダはもとより米英でも人気を博したAPRIL WINE。’80年にはドニントンで開催された第1回MONSTERS OF ROCKに、RAINBOW、JUDAS PRIEST、SCORPIONS、SAXON、RIOT、TOUCHと共に出場も果たしている彼らが、‘84年に発表した通算11枚目のスタジオ・アルバム(バンドはこれを最後に一旦解散)。
邦題は『野獣の叫び』。今度こそギンギンにロックなサウンドを聴かせてくれるのでは…との期待が弥が上にも高まりましたが、盤をセットして再生ボタンを押すと流れ出すのは、リバーブを効かせニューウェーブ風の音作りが成されたOPナンバー①。アルバム自体も、MTVの援護射撃を受けてHR/HM人気がメジャー・シーンへと浮上し始めたことを意識したかの如く、荒々しいエッジ
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APRIL WINE-The Nature of the Beast-Crash and Burn ★★★ (2017-03-05 08:01:36)

タイトルからしてHMっぽいですが
実際、トリプルGが暴れ回る疾走感溢れる曲調はかなりハード。
MONSTERS OF ROCK参加経験が、
彼らにこういったタイプの楽曲を書かせたのではないかと。

APRIL WINE-The Nature of the Beast-Sign of the Gypsy Queen ★★★ (2017-03-05 07:59:23)

同じくてっきりオリジナル曲だとばかり。
それぐらい哀愁迸る曲調とAPRIL WINEの個性が
上手いことマッチした名曲です。

APRIL WINE-The Nature of the Beast ★★★ (2017-03-04 08:26:38)

母国カナダでダブル・プラチナム(アルバム・チャート最高第11位)、アメリカでもプラチナ・ディスク(最高第26位)に認定され、またシングル・カットしたバラード“JUST BETWEEN YOU AND ME”がスマッシュ・ヒットを飛ばす等、APRIL WINE史上最大の成功作となった’81年発表の7thアルバム。
トリプルG編成で、オマケに邦題が『野獣』と来たら、そりゃもうギンギンにハードなノリを期待されるやもしれませんが、実際はキャッチーなメロディとコーラスワークを主軸とする、親しみ易いポップなサウンドが繰り広げられます。それでもこのアルバムはAPRIL WINEのカタログの中ではHR/HM寄りに位置付けられる作品の一つであり、それは本作リリースの前年、NWOBHMに沸くイギリスで開催された記念すべき第1回MONSTERS OF ROCKに、彼らが参戦を果たした経験も無関係ではない
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EXISTANCE-Breaking The Rock-Honest ★★★ (2017-03-02 23:33:39)

快活なGリフ(“BARK AT THE MOON”?)と
合唱を誘うキャッチーなコーラスは欧州HMよりも
LAメタルあたりからの影響を伺わせます。
刻み、奏で、ハモる、華やかなツイン・リードGの
活躍が大きな聴き所を作り出す、
アルバムのハイライト・ナンバーの一つ。

EXISTANCE-Breaking The Rock-Heavy Metal Fury ★★★ (2017-03-02 23:27:36)

アコギのイントロで劇的に盛り上げてから
スピーディに疾走を開始する曲展開といい、
ツインGの駆け抜けっぷりといい、
そしてこのタイトル。まさしく
「俺達は正統派HM路線で行く」という
バンドの堅い決意表明が伝わるアルバムのOPナンバーです。

EXISTANCE-Breaking The Rock-Marilyn (Icon of Desire) ★★★ (2017-03-02 23:24:46)

タイトルからも察しがつく通り、女優マリリン・モンローの
謎多き死について歌った疾走ナンバー。
(途中の肉声は本人のものかな?)
ツインGの絡みは明らかにIRON MAIDENからの影響が
見て取れますが、ここまでカッコ良ければ文句もないという。

EXISTANCE-Breaking The Rock ★★★ (2017-03-01 23:43:36)

80年代のフレンチ・メタル・シーンを盛り上げたH-BOMBのシンガー、ディディエ・イザールのご子息ジュリアン・イザール(と聞いて「おお!」と色めき立つ方は、きっと失恋船長さんクラスのメタル・マニア)をフロントマンに擁する5人組が、’16年に発表し日本デビュー作ともなった2ndアルバム。
雷鳴に続く抒情的なアコギのイントロを鋭利なGリフが切り裂き、頭振るのに丁度良い速度でOPナンバー①が疾走を開始。ツイン・リードGもメロディックにハモってみせる、このSAXONライクな楽曲に冠されたタイトルは“HEAVY METAL FURY”…。最早この時点でバンドが高純度の正統派HM路線を志向していることは明白です。
但しジュリアンのふにゃっとしたハイトーンVoが柔和な響きを宿していたり、2本のGが快活に弾き出すリフやソロ、もしくはキャッチーなコーラスの飾り方が、曲によってはLAメタル的とも
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CEREBUS-Too Late to Pray-Too Late to Pray ★★★ (2017-02-28 22:52:39)

音質のせいもあってちょいキレ不足に響きますが
重厚な導入部からどんどんパワーと速度を高めていく
曲展開には文句なしでアガります。

CEREBUS-Too Late to Pray-Catch Me If You Can ★★★ (2017-02-28 22:44:16)

Voと楽器隊が押しまくって直線的に突っ走る
パワー・メタル・ナンバー…と思わせて
中間部とスッと引いてドラマティックに
聴かせてみせる曲展開が技あり。
思わず「おっ」と声が出てしまいました。
泣きのGソロと、直後に続くメイデン風味の
ツインリードGの疾走感も良い。

BOSTON-Boston-Smokin' ★★★ (2017-02-27 23:06:00)

“A Man I'll Never Be”がBOSTON屈指の名バラードなら
こちらはBOSTON屈指のロック・チューン。
ゴキゲンに弾む曲調と、一緒に叫びたくなるシンプルなコーラスに
体が勝手にタテノリを始めます。
そして本曲の肝たるハモンド・オルガン!
プログレ風味のドラマ性と緊迫感を煽る
縦横無尽の仕事っぷりに拍手喝采ですよ。

CEREBUS-Too Late to Pray ★★★ (2017-02-27 22:50:04)

ノースカロライナ州出身の5人組が、NEW RENAISSANCE RECORDSのオムニバス盤『SATAN’S REVENGE』に楽曲提供を行った翌年、’86年に発表したデビュー作がこれ。
OPナンバー①においてBと2本のGが忙しなくハモる様や、クイック且つスリリングに走り抜けるインスト曲⑦が発する構築感、または収録曲の随所に用意された落差の大きな曲展開等、IRON MAIDENからの多大なる影響を感じずにはいられない正統派HMサウンドには、アメリカのバンドらしからぬダークな湿り気が渦を巻いています。(単に垢抜けないだけとも言えますが)
レーベルがレーベルゆえ音質は相当に薄っぺらいものの(ジャケットはNRRのものとしてはかなりマシな方)、しかしレット・フォリスター似の声質のVoをフィーチュアして勇壮に飛ばしまくる①、メロウなイントロからパワフルに展開していく③やアルバム表題曲
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BOSTON-Don't Look Back-A Man I'll Never Be ★★★ (2017-02-26 21:59:24)

イントロはVoとピアノだけ。歌うGのメロディアスな切り込みと、
ブラッド・デルプの伸びやかな熱唱、ハモンド・オルガンの絶妙な
援護射撃による涙ちょちょ切れる終盤の劇的な盛り上げを経て、
再びVoとピアノによるエピローグで静かに締め括られる曲展開は
まるで名作映画の脚本を読むかの如き、起承転結の決まりっぷり。
猛烈にノスタルジーを喚起する、感傷的な哀メロ大盤振る舞いの
名バラードです。卒業式シーズンにはピッタリか?

BURNING POINT-The Blaze-Chaos Rising ★★★ (2017-02-26 21:38:14)

一頃のJUDAS PRIESTを彷彿とさせる疾走ナンバー。
金属的色艶を帯びてパワフルに炸裂する
ニッテ・ヴァロのハイトーンVoも
全盛期のロブ・ハルフォードに肉薄する迫力を誇っていますよ。

DISTURBED-Live At Red Rocks ★★★ (2017-02-26 21:31:04)

コロラド州デンバーのレッドロックス野外円形劇場に、1万人以上の観客を集めて行われたDISTURBEDのライブの模様を収録した実況録音盤。
これまでの彼らのアルバムは、通して1枚聴くと、時に後半で少々ダレを感じてしまうこともあったのですが、ヒット曲・代表曲を織り交ぜ、バンドの20年に及ぶ活動歴を総括するかのようなセットリストが組まれた本作では、流石にそんな感覚を覚える暇はありません。しかもそこに過去6作を連続して全米アルバム・チャート№1の座に輝かす偉業を成し遂げたメンバーの、自信と勢いがオーラの如く立ち昇るパフォーマンスと、バンドに負けじとのっけからメーターが振り切れているファンの熱狂が加わるわけですから、何をか況や。
特に重厚な演奏に乗って歯切れ良く躍動するデイヴィッド・ドレイマンの歌声は本作最大の聴き所。聴く者を猛烈に煽動するリズミックな炸裂感のみならず、サイモン&ガーフ
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ANNIHILATOR-Triple Threat ★★ (2017-02-25 09:25:06)

ANNIHILATORがドイツのBANG YOUR HEAD Fest.に出演した際の模様を収めたライブ盤(Disc-1)とBlue-ray、それにスタジオ収録のアコースティック・セッション(Disc-2)という3要素を1つに取りまとめた作品。タイトルはそれに因み『TRIPLE THRAT』。でも日本盤はBlue-rayが付属してないため、表題に込められた意味がイマイチ伝わり難いという。
とまれ内容は高品質です。まずDisc-1のライブ盤に関しては、メンバー全員テクニシャン揃いゆえ、複雑にして精緻、且つライブならではの白熱具合も存分に伝えてくれるパフォーマンスには何の不安もなし。初期の名曲を中心に構成されたセットリストはフェス仕様ですが、必ずしもANNIHILATOR目当てで集まったわけではない観客すら大合唱させてしまう“W.T.Y.D”や“ALISON HELL”といったキメ曲を
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CRISIX-From Blue to Black-T-Terror Era ★★★ (2017-02-23 23:26:25)

「スポーン」や「マスク」、更には「ドラゴンボール」まで
取り上げて来たCRISIXですが、今回の歌詞のネタは「ターミネーター」。
メカニカルな感触のGリフと切迫感溢れるリズムとが激走する
スラッシュ・ナンバーで、歌詞のみならず曲調の方でも
まさしくタイトな出来栄えだったあの映画のノリがきっちり再現されていて流石。
冒頭とラストに映画のメイン・テーマをちらっと引用するアレンジも◎。

CRISIX-From Blue to Black ★★★ (2017-02-22 23:45:29)

スペイン出身の若手スラッシャー注目株が、所属レコード会社をKAIOWAS RECORDSからLISTENABLE RECORDSに変えて’16年に発表した3rdアルバム。
スラッシャーたるもの3作目ともなりゃ、ボチボチ音楽性を拡散させて大人の階段上ることに興味が向く頃合い。しかし本作の場合は開巻早々から、猛然と畳み込む①、パンキーな②、前半で溜め込んだエネルギーを後半で解放する③…といった具合に、キレもコシもある楽器陣の演奏力と機動力を活かし、スカッと走り抜ける「らしさ」満点のスラッシュ・ナンバーが矢継ぎ早に連打。これを聴くとCRISIXが拡散の道ではなく、持ち前の音楽性を一層収斂させる「スラッシュ・バカ路線」を選択したことが分かって、思わずニッコリ笑顔になってしまうという塩梅。
とは言え、オールドスクールなスラッシュ・メタル・スタイルに軸足を置きつつも、作曲能力には着実な成
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Santa-No hay piedad para los condenados ★★★ (2017-02-21 23:50:40)

長らくCDで探していたスパニッシュ・メタル・アイテム2点を、何の気なしに立ち寄った中古盤屋にてゲット。思わず小躍りしてしまいましたね。1枚はスペインのクサメタル機甲師団PANZERが’87年に残したライブ盤で、もう1枚が「スペインの女ロニー」ことアズセナ・マルティン(Vo)を擁し、DEEP PURPLE~RAINBOW直系の様式美HMを聴かせてくれたSANTAが、’86年に発表していた本2ndアルバムです。
バンドには今回から専任Key奏者が加入。様式美HMバンドとして一層盤石の布陣となっており、本編では早速その強みを活かした曲作りが行われています。Gリフ主体で荒々しく突っ走っていたデビュー作に比べると、曲構成がよりメロディアス&キャッチーに作り込まれ、柔和に弾む②があったかと思えば、メロドラマのテーマ曲みたいに甘く切ない⑤があり、明るく快活な⑨もある…といった具合に、収録曲のバラ
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PANZER-Sábado negro ★★★ (2017-02-20 23:22:34)

PANZERが解散前の’87年に発表した、マドリードのレガネス劇場で収録された実況録音盤。ハッキリ言って音質はかなり悪い。最新技術でレコーディングされた昨今のライブ盤と比べたら月とスッポン、もしくはSHM-CDと西新宿で購入したブート盤ぐらいの差がありますが、しかし、そんなこたぁどーでもよくなるぐらい内容が素晴らしいんですよ、これが。
堂の入った客あしらいと、終始パワーの落ちない巻き舌バリバリの熱唱で会場のボルテージをMAXまで引き上げるVo、火を噴くような速弾きから濃厚な泣きのソロまでこなすG、ソロ・タイムでも観客をノせることを怠らないリズム隊とが、熱気に満ちたパフォーマンスで畳み掛ける正統派HMナンバーの数々。そして何より1曲目から最終曲に至るまで、歌って歌って歌いまくってバンドを強力にサポートする観客(野郎率100%)の存在が、本作を特別印象深い物にしてくれています。

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LUCIFER'S FRIEND-Too Late To Hate-When You're Gone (Live) ★★★ (2017-02-19 22:35:09)

アルバムのボーナス・トラックでもある小粋なバラード。
敢えて初来日公演ラストに演奏されたライブ・バージョンを収録することで、
アルバム本編を(あたかもライブの如く)暖かく締め括る構成がニクイ。
残念ながら私が参加した1/16のライブ音源ではないのですが
耳をすませばメタルけいしょうさんの歓声が聞こえるかもしれません(?)

LUCIFER'S FRIEND-Too Late To Hate-When Children Cry ★★★ (2017-02-19 22:24:05)

リリカルなピアノ、泣きのG、それに愁いを湛えた
ジョン・ロートンのVoとが、劇的なリズムに乗って
ドラマティックに熱を帯びていく様に引き込まれます。
復活作の完成度の高さを物語る名曲ではないかと。

LUCIFER'S FRIEND-Too Late To Hate ★★★ (2017-02-19 22:17:38)

LUCIFER’S FRIEND待望の復活作。昨年行われた彼らの初来日公演を観て、ジョン・ロートン(Vo)の歌唱力が全盛期の張り艶をしっかり保っていることは確認済みでも、新作となりゃ話は別。アルバム制作はとんとご無沙汰だったわけで、「でも仮に退屈な内容だったとしても、何とか良い所を見つけて褒めまくったるでぇ!」と、かなり過保護な気持ちで聴き始めた本作でしたが、結論から申せば、手心なんぞ全く無用な素晴らしい内容でしたよ。
印象的なリフと泣きのソロを弾き出すG、軽快に躍動するリズム隊、随所で流麗な指捌きを披露し楽曲の抒情性とドラマ性を補強するKeyの良い仕事に支えられた、しっとり潤う欧州HRの伝統と格調を伝えてくれるサウンドは、LUCIFER’S FRIENDの最終作でもあった名盤『MEAN MACHINE』(’84年)を良い感じに燻したような滋味溢れる仕上がり。
そんな本作の主
…続き

BURNING POINT-The Blaze ★★★ (2017-02-18 08:53:14)

元BATTLE BEASTの女傑ニッテ・ヴァロ(Vo)が加わった新ラインナップのお披露目を、変則ベスト盤たる前作『BURNING POINT』で済ませたピート・アホネン(G)率いるフィンランドの6人組が、満を持して’16年に発表した最新作。
欧州民謡風のメロディと猛々しい疾走感の組み合わせが、どことなくAT VANCEの名曲“SOLDIER OF TIME”を思わすOPナンバー①を聴けば、勇猛果敢にしてドラマティックなパワー・メタル・スタイルにブレがない(つか今更ブレる筈もない)ことは一聴瞭然。ただ今回はメロスピ的に突っ走ろうが、エピック・メタル然と重厚に迫ろうが、常に楽曲の中心に主役として鎮座ましますのはニッテ・ヴァロの歌声。これは現行BURNIG POINT最大の武器が、嘗て「女スティーヴ・グリメット」とも評された彼女の強力な歌唱であるという自覚の下、メンバーがその歌が最も映え
…続き

GIRL-Sheer Greed-Hollywood Tease ★★★ (2017-02-15 23:50:52)

NWOBHMの鬼っ子的存在だったGIRLのデビュー作に収められた
これまた鬼っ子的存在の名曲。
アルバム全体をNWOBHMで括るには無理がありますが
(またメンバーもそんなことはこれっぽっちも望んでない)
特別速いわけではないものの、疾走感に溢れたメタリックな
リフ&リズムといい、弾きまくるGといい、独特の声質を駆使して
ヘタウマ・シャウトを響かせるVoといい、
この名曲に関しちゃ堂々HMの範疇で語り継げるカッコ良さ。

GIRL-Sheer Greed ★★ (2017-02-15 23:07:51)

「NWOBHM四天王」という肩書と、DEF LEPPRADのフィル・コリン(G)やL.A. GUNSのフィリップ・ルイス(Vo)、後にゼロ・コーポレーションからSHEER GREED名義でアルバムを発表したりしていたジェリー・ラフィー(G)らが嘗て在籍していたバンドという点に興味を引かれて購入に踏み切った、GIRLのデビュー作(’80年発表)。
当時「NWOBHMそのものな音を期待しないように」と散々忠告されていたにも関らず、「またまた、そんな謙遜しちゃってぇ。腐っても四天王なんでしょ?」と全く聞き入れずに購入。その挙句本作で聴かれるラフでスリージーなロックンロール寄りのサウンドに対し、「全然NWOBHMっぽくねぇじゃん!」と勝手に立腹して、速攻で盤を売り払ってしまった青い思い出が蘇ります。そもそもメンバーの面子的に(あとジャケットを飾るアー写のグラマラスなルックスからして)ストレ
…続き

BON JOVI-7800° Fahrenheit-Tokyo Road ★★★ (2017-02-14 23:13:25)

この手の日本ネタの楽曲に目がない身ゆえ
オルゴールの音色に続いて流れ出す
冒頭の拙い“サクラ~、サクラ~🎵”だけで「よし、星3つ!」と。
(ここもジョンが歌ってたら星3つじゃ足りませんでしたよ)
バンドに対する支持を一早く表明してくれた日本のファンへの
迸る感謝の思いを楽曲にしてしまうという、
駆け出し時代のBON JOVIの初々しさも微笑ましい1曲です。

BON JOVI-7800° Fahrenheit-The Price of Love ★★★ (2017-02-14 23:05:28)

哀愁を帯びて歌うリッチーのGが実に沁みる、
1stの作風を真っ直ぐに受け継いだ2ndアルバムのハイライト・ナンバー。
地味めな“恋の切り札”よりもこっちをOPナンバーに
据えれば良かったのに…と初めて聴いた時は思いましたが
バンドがこれをトップに据えなかったのは
2ndが「デビュー作の焼き直し」的なイメージを
持たれることを避けるためだったのかなと。

BON JOVI-7800° Fahrenheit ★★★ (2017-02-14 23:00:06)

哀愁のアメリカンHRの理想形を提示してくれた1st『BON JOVI』と、80年代ポップ・メタルの一つの「型」を創り出し全米チャート8週連続第1位という化物セールスを記録した3rd『SLIPPERY WHEN WET』の間に挟まれ、どうにも印象の薄い’85年発表の2ndアルバム。
Keyが脇へ引いたことでプログレ・ハード的な抒情味が薄れ、代わりにリッチー・サンボラのハードなGの調べが前面に押し出されているものの、メロディのフックは次作のレベルには及んでおらず…といった具合に、いかにも過渡期な作風ゆえ日陰者な扱いを受けるのも致し方なし、か?でも個人的には本作のそうした手探り感というか、若き日のBON JOVIの試行錯誤を感じさせる部分に逆にグッと来ます。
そもそも『SLIPPERY~』のHR/HM史における重要性は認識しても、あの明るくハジけるサウンド自体には然程愛着を覚えない
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NIGHT RANGER-Midnight Madness-When You Close Your Eyes ★★★ (2017-02-13 22:32:16)

ポップで爽やかなサビメロに、しみじみと
「良い曲ですなぁ」と呟いてしまう、
2ndアルバムからシングル・カットされ
スマッシュ・ヒットとなったのも納得の名曲。
個人的には“SISTER CHRISTIAN”よりも断然こっち派ですよ。

NIGHT RANGER-Midnight Madness-Why Does Love Have to Change ★★★ (2017-02-13 22:22:26)

哀愁のメロディを奏でるツインGが軽快且つ印象的に踊る
アップテンポのロック・ナンバー。
音作りを含めてコンパクトにまとめられていて
そこに物足りなさを感じる向きもありましょうが
でもこのキャッチーな聴き易さも十分に魅力的です。

(You Can Still) Rock in America ★★★ (2017-02-13 22:11:58)

スポーツ番組のテーマ曲か、ビールのCMにでも
起用したらさぞかしハマりそうな
喉越し爽やか、後味スッキリな疾走ナンバー。
テクニカルなツインG、ライブで盛り上がらずにはいられない
コーラスを聴いてテンションが上がらないメタル者がいましょうか。

NIGHT RANGER-Midnight Madness ★★★ (2017-02-12 22:18:35)

“SISTER CHRISTIAN”(第5位)と“WHEN YOU CLOSE YOUR EYES”(第14位)という2曲のヒット・シングルを生み出すと共に、200万枚以上を売り上げてダブル・プラチナムに輝いた’83年発表の2ndアルバム。
ツインGがフラッシーなバトルを繰り広げる傍ら、ツインVoは美しいハーモニーを奏で、更にKeyがカラフルな彩りを加えるという、個性的なメンバーの技を存分に活かした贅沢な音楽性はデビュー作のスタイルを順当に継承。一方でHR/HM人気がオーバー・グラウンドへと浮上していく時代背景を反映させたかの如く、プロダクションはより耳ざわり良く、サウンドの方はより明るく華やかに洗練の度合いを高めています。
例えば今回“炎の彼方”ばりの疾走感や、“NIGHT RANGER”で聴かれたような曲展開といったへヴィ・メタリックな要素は抑え気味なれど、その分メロディ
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NIGHT RANGER-Dawn Patrol-Don't Tell Me You Love Me ★★★ (2017-02-12 22:10:40)

デビュー作の1曲目にこんな強力な名曲をぶつけて来るバンド、
人気が出ないわけがない、と。
心地良い疾走感、キャッチーなメロディ、ライブ映えするコーラスに、
タイプの異なるギタリストの見せ場を盛り込んだインスト・パートと
NIGHT RANGERというバンドの強みがこれでもか!と詰まった逸品です。

NIGHT RANGER-Dawn Patrol ★★★ (2017-02-11 10:05:02)

日本先行で人気に火が点いたNIGHT RANGERのデビュー作。(邦題は『緊急指令N.R.』)
オジー・オズボーンとの活動で一躍その名をシーンに知らしめた「アーミングの鬼」ことブラッド・ギルスと、オクトパス奏法を操るジェフ・ワトソンというタイプの異なる2人の若きギター・ヒーローを擁し、更に敏腕ソングライターとしても鳴らすBのジャック・ブレイズ&歌えるドラマー、ケリー・ケイギーによるHR/HMバンドには珍しいツインVo体制。かてて加えてアラン・フィッツジェラルドのキラキラと眩く煌めくKeyに飾り立てられた収録曲は、これ見よがしのテクニック発表会に陥ることなく、躍動感溢れる疾走ナンバーから美しいバラードまで、ハードなエッジとキャッチーなメロディが絶妙な融合を果たしています。キャラの立ったメンバーに優れた楽曲まで揃い、しかもそれが然るべき時期に然るべきプロモーションを受けたならば、そりゃ
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TRIUMPH-King Biscuit Flower Hour Live ★★★ (2017-02-10 00:39:35)

KING BISCUIT FLOWER HOUR放送用に収録された、TRIUMPHが’81年にアメリカのオハイオ州クリーブランドで行ったライブ音源が’97年にCD化。
彼らのライブ盤と言うと『STAGES』がありますが、絶頂期を迎えたバンドの横綱相撲が楽しめるあちらに比べ、栄光を鷲掴むべくガムシャラに突っ走っていた時期のTRIUMPHの姿が生々しく記録されているこちら。ベスト盤的構成のあちらに対し、一本のショウを丸々収録するこちら…といった具合に、同じライブ盤でもその性質は大きく異なっています。
なので本作におけるメンバーのパフォーマンスは、MCも含め全体的にかなり走り気味という。特にシンガーとしてのみならず、ドラマーとしての実力者ぶりも遺憾なく発揮するギル・ムーア(Vo, Ds)の存在が今作の肝。バンド・サウンドの強力な推進剤の役割も担う彼のパワフルなドラミングに呼応するか
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TRIUMPH-Stages ★★★ (2017-02-08 23:10:48)

TRIUMPH初のライブ・アルバム。代表曲、ヒット曲がズラリ並べられた本編は、これまでの彼らの歩みを総括するベスト盤としても機能するよう、バンドが’81~’85年にかけて行った3つのツアーからベスト・テイクを集めて構成。ただそのせいで各曲のEDがフェードアウト処理されてしまっていて、ライブならではの「うねり」を演出しきれていない点は痛し痒し。またスタジオ録音の新曲が収められているのも少々蛇足な感が無きにしも非ずか。(本作をベスト盤として捉えれば不思議でも何でもありませんが)
それでも、豪快なリフ・ワークから繊細なGソロまで滑らかにこなすリック・エメット、ドラムとシンガーの二足の草鞋を履くギル・ムーア、BのみならずKeyでもサウンドのボトムをガッチリ支えるマイク・レヴァインのHRトライアングルによる、トリオ編成とは思えぬ迫力とスケール感を有するパフォーマンス、会場の熱狂に後押しされ、
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BON JOVI-Bon Jovi-Burning for Love ★★★ (2017-02-06 23:29:29)

若い!あと青い!
先の見えない道を精一杯の虚勢を張って駆け抜けて行くような
マイナー調のメロディと疾走感にグッとくる名曲。
大物の風格漂う現在とは大きく異なる
初期BON JOVIだからこそ出し得た味わいではないでしょうか。

BON JOVI-Bon Jovi-Shot Through the Heart ★★★ (2017-02-06 23:23:00)

初期BON JOVIの美点を集約したかの如き名曲。
ハードな曲調に物悲しげなアクセントを加えるピアノの旋律が肝。
例えるなら「雨の日に子犬を拾う昭和の不良」的な。
この曲に限らず1stではデヴィッド・ブライアンのKeyワークが
ピッカピカに輝いていますよ。

BON JOVI-Bon Jovi-Runaway ★★★ (2017-02-06 23:07:23)

大映ドラマにドはまりしていた中学生の時分、
部活の先輩が「これが『乳姉妹』の主題歌の原曲だぞ」と
カセットに録ってくれたのがこの名曲との出会い。
(一緒にボニー・タイラーの“HOLDING OUT FOR A HERO”も録ってくれたっけな)
その時初めて「洋楽」というジャンルを意識したので
ある意味、HR/HMというジャンルに足を踏み入れるきっかけともなった
恩人とも言える名曲ではないかと。


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