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火薬バカ一代さんのページ
火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2351-2400
VIXEN-Vixen-Love Made Me
VIXEN-Vixen
HURRICANE-Over the Edge-Spark in My Heart
HURRICANE-Over the Edge-Over the Edge
HURRICANE-Over the Edge
BANSHEE-Cry in the Night-Cry in the Night
BANSHEE-Cry in the Night-The Stranger
XYZ-Hungry-The Sun Also Rises in Hell
XYZ-Hungry
BANSHEE-Race Against Time
BANSHEE-Cry in the Night
KEEL-Lay Down the Law-Tonight You're Mine
KEEL-Lay Down the Law-Speed Demon
KEEL-Lay Down the Law
DRIVER-M.a.r.s.-You and I
DRIVER-M.a.r.s.
HEXX-Morbid Reality-Spider Jam
HEXX-Morbid Reality-Morbid Reality
HEXX-Morbid Reality
HEXX-Under the Spell-Edge of Death
HEXX-Under the Spell-Hell Riders
HEXX-Under the Spell
HEXX-No Escape-Night Of Pain
HEXX-No Escape-The Other Side
HEXX-No Escape
MERCYFUL FATE-Time-Time
MERCYFUL FATE-Time-Nightmare Be Thy Name
MERCYFUL FATE-Time
ZINATRA-The Great Escape-Love Never Dies
ZINATRA-The Great Escape
SUNBURST-Fragments of Creation-Symbol of Life
SUNBURST-Fragments of Creation-Out of the World
SUNBURST-Fragments of Creation
SUICIDAL ANGELS-Division of Blood-Capital of War
SUICIDAL ANGELS-Division of Blood-Bullet in the Chamber
LIMELIGHT-Limelight-Ashes to Ashes
LIMELIGHT-Limelight-Man of Colours
LIMELIGHT-Limelight-Metal Man
LIMELIGHT-Limelight
SUICIDAL ANGELS-Division of Blood
TREAT-Ghost of Graceland-Endangered
TREAT-Ghost of Graceland
BARON ROJO-Volumen brutal-Resistiré
BARON ROJO-Volumen brutal-Concierto para ellos
BARON ROJO-Volumen brutal
Terminal Redux-Collapse
Terminal Redux-Charging the Void
Terminal Redux
TRANCEMISSION-Back in Trance-Play the Game
TRANCEMISSION-Back in Trance-Power of the Heart
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発言している32曲を連続再生 - Youtube



VIXEN-Vixen-Love Made Me ★★★ (2016-08-01 21:58:16)

80年代に大映ドラマの主題歌に採用されていても
おかしくなさそうな、高いヒット・ポテンシャルを感じさせてくれる名曲。
個人的にはアルバムのハイライトでした。

VIXEN-Vixen ★★ (2016-08-01 00:39:09)

メジャー・レーベルが満を持して送り込んで来た、女性メンバーのみで構成される本格派HRバンドとして人気と評判を集めたVIXEN、'88年発表の1stアルバム。
ゴリゴリのメタル・ゴッデス路線でも、過剰なお色気路線でも、ましてやTHE GREAT KAT様のような色物路線でもない、洗練された見目麗しいルックス、ミュージシャンとしての確かな実力、それに親しみ易いキャッチーな楽曲と、万人にアピールする華やかな雰囲気を身に纏っているのが流石はメジャー仕様。
尤も、あまりに優等生的というか、お膳立てが整い過ぎている点に逆に引っかかってしまい、当初はイマイチ乗りきれなかったんだよな…と。しかし、ラジオだったかテレビだったかで耳目に触れたスマッシュ・ヒット・ナンバー①(全米シングル・チャート最高26位)に惹かれてアルバムを購入してみれば、パンチの弱さはやはり感じつつも、哀愁漂わす③、80年代
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HURRICANE-Over the Edge-Spark in My Heart ★★★ (2016-07-30 00:36:13)

アメリカのバンドというよりもヨーロピアンな湿った風情と
キメがビシバシ入る曲調がプログレ・ハード的な味わいも醸し出す
アルバム後半のハイライト・ナンバー。
劇的な雰囲気を盛り上げる、鐘の音(?)のアレンジが秀逸。

HURRICANE-Over the Edge-Over the Edge ★★★ (2016-07-30 00:32:26)

一聴して度肝を抜かれるのが、ケリー・ハンセンのVoの素晴らしさ。
そりゃこんだけズバ抜けた歌唱力を持っていたら、
120人のオーディションを勝ち抜けますわなと。
そして勿論、LAのバンドらしからぬ(?)
力強くも愁いを帯びたドラマティックな曲展開も胸を打ちます。

HURRICANE-Over the Edge ★★★ (2016-07-28 23:28:42)

ルディ・サーゾの実弟ロバート・サーゾ(G)、カルロス・カヴァーゾの実兄トニー・カヴァーゾ(B)により結成され、後にダグ・アルドリッチ(G)がラインナップに加わったことでも知られるバンドが、デビューEP『TAKE WHAT YOU WANT』(’86年)に続いて'88年にENIGMA RECORDSから発表した1stフル・アルバム。
HURRICANEについては、「LIONのマーク・エドワーズ(Ds)ベネフィット・コンサートに絡むゴタゴタに巻き込まれてしまった不運なバンド」程度の認識で、結構最近まで作品自体はまともに聴いたことがありませんでした(申し訳ない)。「まぁLA出身だし、売れ線のロックンロールでも演ってんのかな~」とか思いつつ、暢気にCDを再生してみたらビックリですよ。120人を超えるオーディション参加者の中から選抜されたというケリー・ハンセン(Vo)の抜群にエモーショナルな
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BANSHEE-Cry in the Night-Cry in the Night ★★★ (2016-07-27 22:52:01)

耳をつんざくハイトーンVoと、
メイデン直系の勇壮なフレージングを閃かせるGとの、
サビメロにおける絶妙な絡みっぷりに
メタル魂が燃え上がるアルバム表題曲。

BANSHEE-Cry in the Night-The Stranger ★★★ (2016-07-27 22:46:44)

7分越えのランニング・タイム、
バラード調に始まり、徐々に盛り上がっていく
ドラマティックな曲展開等、
IRON MAIDENからの顕著な影響が見て取れますが、
同時に、Voの歌いっぷりの良さからGのメロディ・センス、
楽曲の劇的な構築力まで、バンドの地力の高さが
しかと発揮された名曲でもあります。

XYZ-Hungry-The Sun Also Rises in Hell ★★★ (2016-07-27 22:40:13)

攻撃的な曲調のみならず、
“暗黒の太陽”なる邦題までへヴィ・メタリックな
疾走ナンバー。
もう「ニセDOKKEN」とは言わせねぇぜ!という
バンドの気合が感じられますね。

XYZ-Hungry ★★ (2016-07-26 22:42:01)

XYZと言えば、シティハンターを呼び出すために新宿駅の伝言板に書き残すメッセージ…ではなくて、ドン・ドッケンの庇護を受けデビューを飾ったLA出身の4人組のこと。
テリー・ルイス(Vo)の歌唱から楽曲のスタイルまで、その抜きん出たDOKKENソックリさんぶりに毀誉褒貶喧しかった1st『XYZ』の批評に嫌気が差したのか、’91年発表の本2ndアルバムでは、FREEの名曲“FIRE AND WATER”のカヴァーに挑戦してみたり、ツー・バスをフィーチュアしたメタリックな疾走ナンバー⑩を演ってみたりと、よりタフでワイルドなサウンド・スタイルへの方向転換が試みられています。そのせいか、後年ドン先生は「散々面倒みてやったのに恩知らずな連中」とおかんむりでしたが…。
装飾を排した音作りの下、灼熱のシャウトを聴かせてくれるVoに、粘っこく骨太なGプレイ、コシの強いビートを刻むリズム隊と、一層
…続き

BANSHEE-Race Against Time ★★★ (2016-07-24 09:46:04)

ATLANTIC RECORDSとの契約をゲットしたBANSHEEが、MANOWARやMASSなんかとの仕事で知られるジョン・マティアスを共同プロデューサーに迎えてレコーディング作業を行い、'89年に発表した1stフル・アルバム。
自主制作のデビューEPではヨーロピアンHMからの影響が衒いなく打ち出されていましたが、今回はメジャーからのリリースということもあり、軸足は正統派HMに置きつつも、『オズの魔法使い』ネタのミュージック・ビデオ――カンザス出身だから?――がそれなりにMTVで人気を集めた①に代表されるように、曲によってはアリーナ・ロック的スケール感や、合唱を誘うノリの良さを大幅増。腕の立つベーシストの加入によりリズム面の強化が図られたサウンドは、粗削りな部分が抑えられ重量感と整合性がグッと高まりました。
勿論、それで彼ら独自の魅力が薄まったなんてことはなく。勇ましげにギ
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BANSHEE-Cry in the Night ★★★ (2016-07-23 09:13:07)

BANSHEEはカンザス州のカンザス・シティを拠点に、別々のバンドで活動していたシンガーのトミー・リー・フラッドと、ギタリストのテリー・ダンが意気投合したことが切っ掛けとなって結成された4人組で、本作はその彼らが'86年に自主レーベルから発表した6曲入りデビューEP。後に評判の良さを聞きつけたMETAL BLADE RECORDSがバンドと販売契約を結んで再発も行いました。
トミー・リー・フラッドの歌唱スタイルがロニー・J・ディオを彷彿させ(声質自体はさほど似ていませんが)、テリー・ダンがフェイバリット・バンドとしてDIOやIRON MAIDENの名前を挙げ、また彼のギターの光沢を帯びた音作りがJUDAS PRIESTをお手本にしていることからも明らかなように、ここではヨーロピアンHMからの影響を色濃く感じさせるサウンドを実践。
全体的に粗削りな出来栄えとはいえ、大陸産のバン
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KEEL-Lay Down the Law-Tonight You're Mine ★★★ (2016-07-21 23:56:39)

そういやKEELってSHRAPNEL RECORDS所属バンドだったよね
と思い出させてくれる、ロン・キールの筋張ったハイトーンと
弾きまくりのツインGをフィーチュアして
へヴィ・メタリックに疾走するスピード・ナンバー。

KEEL-Lay Down the Law-Speed Demon ★★★ (2016-07-21 23:53:42)

2ndでもリメイクされてましたが、ロン・キールの
金属質なハイトーンVoは、デビュー作収録バージョンの方が
迫力が感じられて好きですね。

KEEL-Lay Down the Law ★★★ (2016-07-20 22:44:31)

「LAメタルの首領」ことロン・キール(Vo)が、STEELER解散後、SHRAPNEL RECORDSのマイク・ヴァーニーの仲介を得てマーク・フェラーリ(G)らと共に結成したバンドのデビュー作('84年発表)。
個人的にKEELと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、代表作『誇り高き挑戦』よりもこっちでして、まぁ主に「オッパイ鷲掴みジャケット」のインパクトのせいなんですが。でも日本盤は出ていないし、なかなかCD化もされないしで、ジャケットは食い入るように眺めていても実際に聴いたことはなかったため(酷)、数年前に再発された時は嬉しかったなぁと。
音楽性は王道LAメタル路線。次作以降ほど洗練されてはおらず、荒々しくエネルギッシュな曲調に乗せて、マークとブライアン・ジェイのGチームが「LAメタルはリフが命!」とばかりに軽快に刻むGリフは、1曲目から実にノリ良くキャッチー。ロンが繰り出すパワ
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DRIVER-M.a.r.s.-You and I ★★★ (2016-07-19 22:37:15)

トニー・マカパインが、ギターのみならず
Key奏者としても良い仕事をしているドラマティックなバラード。
「歌ってくれりゃ誰でも良いよ」的な、歌メロの練り込み不足が
少々気になった本編にあって(まずインストで曲を作った後、
適当な歌メロを押っ付けた感じ?)、この曲はロブ・ロックの
歌唱力が十分に活かされています。

DRIVER-M.a.r.s. ★★ (2016-07-18 08:59:50)

トニー・マカパイン(G)のM、トミー・アルドリッヂ(Ds)のA、ロブ・ロック(Vo)のR、ルディ・サーゾ(B)のSと、各メンバーの頭文字を取ってM.A.R.S.と命名されたHMプロジェクト…と長いこと思い込んでいたので、当サイトの「M」の項目を探していたのですが、そうか、DRIVERが正式名称だったんですよね。そりゃ探しても見つからん筈だわ。
んで、本作は’87年発表のデビュー作。音楽性は、パワフルなハイトーンVo、流麗な速弾きギター、重心低く突進するリズム・セクションetc…と、もう典型的なSHRAPNEL系パワー・メタル。当初はメジャーからのリリースを念頭に置いていたそうですが、どう考えたってこれはSHRAPNEL RECORDSのために誂えた作品としか思えないサウンドですよ。
起伏に乏しい曲調&平易な音作りとが相俟って、仕上がりの単調さは多少気になるところではあるのです
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HEXX-Morbid Reality-Spider Jam ★★★ (2016-07-17 01:34:00)

「スパイダーマン、スパイダーマン🎵」
「ルックアウト!ヒア・カムズ・ザ・スパイダーマ~ン🎵」
と今でも鼻歌で歌ってしまうアニメ版「スパイダーマン」の
テーマ曲のスラッシュ・メタル・カヴァー。
子供の頃、早朝に放送していたのを楽しみに見ていたことを
思い出してしまいましたよ。
思い出込みで星3つを進呈致します。

HEXX-Morbid Reality-Morbid Reality ★★★ (2016-07-17 01:26:23)

物憂げなピアノのイントロをぶち破って
機銃弾よろしく連射されるリフ&リズム、
その上でデス声に片足突っ込んだ咆哮をあげるVoとが
嵐の如く吹き荒れるファスト&ブルータルなOPナンバー。
開き直ったバンドの新たな音楽性を「食らえや!」と
ばかりに突きつけて来きますが、一方でツインGは
相変わらずメロディアス。立派な個性として存在感を主張しています。

HEXX-Morbid Reality ★★ (2016-07-15 23:54:17)

’91年発表の3rdアルバム。既に朧げな記憶を辿ると、確かBURRN!!誌の輸入盤レビューで意外にも酒井編集長が好意的なレビューを寄せていて、この手の音は絶対酷評しそうな人なのに珍しいこともあるもんだと興味をそそられ購入した…んだっけかなぁ?
ハイトーン・シンガー、テクニカルなギター、パワー・メタリックな楽曲etc…と、もろSHRAPNELメタル路線を志向していた前2作のフル・アルバムから一転、レコード会社からのサポートのなさ、一向に軌道に乗らないバンド活動に対するフラストレーションを大爆発させた本作は、「だったらもう好き勝手やってやらぁ!」とファスト&ブルータルな方向に全力スイング。その結果、デス声に片足突っ込んだVo(またしてもシンガーに逃げられたので開き直ってギターのクリント・バウワーが兼任)、猛烈なシュレッド・リフ、ヤケクソ気味に荒れ狂うリズムとが雪崩を打って押し寄せるサウ
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HEXX-Under the Spell-Edge of Death ★★★ (2016-07-14 00:58:29)

スラッシーなGリフ、アップダウンの激しい曲展開、
パワフル且つテクニカルな楽器陣のパフォーマンスと、
それに負けないクドさで歌いまくるハイトーンVo…
2ndアルバムの旨みが凝縮された楽曲と言えるのではないでしょうか。

HEXX-Under the Spell-Hell Riders ★★★ (2016-07-14 00:54:17)

重心低く押し出して来るドスの効いた曲調が
VICIOUS RUMORSを彷彿とさせるOPナンバー。
前任者を遥かに上回るアクの強いハイトーンVoが
楽曲のパワフルさに拍車を掛けてくれています。
 
後にこのシンガーが中間英明と仕事していたなんて
全く気が付きもしませんでしたよ。

HEXX-Under the Spell ★★★ (2016-07-12 22:52:26)

デビュー作『NO ESCAPE』発表から暫くの後、ボスのマイク・ヴァーニーに呼び出されたので「印税の小切手でも貰えるのかな?」と胸ワクで訪ねてみれば、待っていたのは箱一杯に詰められた返品レコードの山。「あんなに頑張って作ったのに…」と激しくショックを受けたバンドは、仕方なくその売れ残りを自分達で買い取ることにしたという。…ってなエピソードに落涙を禁じえなかったHEXX。意気消沈したメンバーの離脱が相次ぐも、何とか踏ん張って新VoとDs、更にはサイドGを加えた5人編成で体制を整えると、再びSHRAPNEL RECORDSから'86年に発表した2ndアルバムがこれ。
前任者以上の暑苦しさで迫り来るハイトーンVo、IRON MAIDEN、JUDAS PRIST由来の劇的且つテクニカルに炸裂するツインGをフィーチュアして、王道SHRAPNELメタル路線を今回も突っ走っていますが、本作制作当
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HEXX-No Escape-Night Of Pain ★★ (2016-07-12 00:22:25)

アクの強いハイトーンをフィーチュアして
3分ちょいのランニング・タイムを
ストレートに押して押して押しまくる曲調は、
SHRAPNELメタルとNWOBHMの中間に位置する感じ
・・・といったところでしょうか。

HEXX-No Escape-The Other Side ★★ (2016-07-12 00:17:11)

朗々歌い上げるハイトーン・シンガーを活かした
勇壮なるHMナンバー。といってもその歌唱は絶賛できるほど
上手かないのですが、とにかく歌いっぷりが自信満々で
妙にクセになる魅力が備わっていることは間違いありません。

HEXX-No Escape ★★ (2016-07-10 22:46:22)

活動開始当初はPARADOXと名乗るも、レコード契約ゲットを期にバンド名をHEXXと改めたカリフォルニア州出身の4人組が、'84年に発表したデビュー作。
個人的にHEXXの音に触れたのは3rd『MORBID REALITY』(’91年)が最初だったので、彼らのことは結構長く「スラッシュ・メタル・バンド」と認識していたのですが、後追いで本作や2nd『UNDER THE SPELL』(’86年)を聴いてビックリ。クドさ全開のハイトーンVoといい、金属質に打ち鳴らされるリフ&リズムから力ずくな曲展開まで、JUDAS PRIESTやIRON MAIDENを肉食系にビルドアップした感じのサウンドといい、スティーヴ・フォンタノ謹製の迫力はあるけど分離の悪いプロダクションといい、まるでSHRAPNELメタル路線じゃありませんか。というか、そもそも彼らはSHRAPNEL RECORDS所属アーティ
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MERCYFUL FATE-Time-Time ★★★ (2016-07-09 00:56:52)

時は殺し、時は癒す、
時は訪れ、時は過ぎゆく・・・
儚く美しげでありながら
どこか背筋に怖気を走らせる冷ややかさも兼ね備えた
至高の名バラード。アルバムのハイライトですね。

MERCYFUL FATE-Time-Nightmare Be Thy Name ★★★ (2016-07-09 00:53:35)

BLACK SABBATH風に蠢くGリフ、
低音から高音まで目まぐるしく行き来するキングの怪奇Vo、
そして讃美歌風の荘厳なコーラスが
シアトリカル且つホラーな雰囲気を醸成する
アルバムのカラーを決定づける名曲でありました。

MERCYFUL FATE-Time ★★★ (2016-07-07 22:34:16)

MERCYFUL FATEの最高傑作と言えば、やはり『MELISSA』『DON’T BREAK THE OATH』といった80年代の作品群の名前がまず真っ先に思い浮かぶわけですが、でも「'95年発表の本再結成2作目も完成度の高さじゃ負けてませんぜ」と、個人的にはコッソリ推して行きたい所存であります。
ここに託されているのは、アルバム・タイトルの『魔の刻』を始め、収録各曲に冠された仰々しい邦題の数々が、全く大袈裟には感じられない暗黒メタル・サウンド。高低差の激しいメロディを独特のファルセット・ボイスを駆使してシアトリカルに歌い上げるキング・ダイアモンドの個性的なVo、時に劇的にハモリつつ、奇怪に蠢くGリフを次々展開させていくハンク・シャーマン&マイケル・デナーのGコンビ、場面転換の多いリズムを阿吽の呼吸で支えるスノーウィ・ショウ(Ds)とシャーリー・ダンジェロ(B)の重厚なパフォーマ
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ZINATRA-The Great Escape-Love Never Dies ★★★ (2016-07-05 22:38:45)

感傷的な曲調といい、ロビーのフレディ・マーキュリーなりきりVoといい
微笑ましいぐらいQUEENへの愛情が滲み出すバラード。
(エモーショナルなGソロも泣ける)
後に自身のソロ・アルバムで華麗に追及されることとなる
「ロビー・ヴァレンタイン・ワールド」の先駆けとなった名曲です。

ZINATRA-The Great Escape ★★ (2016-07-05 20:49:20)

オランダはリンブルフ州ヴェールト出身の5人組…と言うよりも、日本でも人気を博した「オランダの貴公子」ことロビー・ヴァレンタイン(Key、Vo)が短期間ながらも在籍していたバンド、と説明した方がHR/HMリスナーの理解は早い気がするZINATRAが、'90年に発表した2ndアルバムにして最終作。
いかにもロビー様作曲の、華々しくドラマティックなインスト序曲①に導かれて本編の幕は上がりますが、作品全体としてはヨーロピアンなドラマ性や構築感は控えめ。それよりも寧ろ、Keyをふんだんに取り入れ、ポップに洗練されたサウンドはアメリカン・メロハー寄りの仕上がりで、一部では「ハッピー・メタル」と称されたという。ハッピー…。
そんな本作において、ロビー(この頃はROBBYじゃなくてROBBIE表記)と共に曲作りの柱を担っているのが、ソロ・ワークやWARRANT等での活躍で知られる腕利きシンガ
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SUNBURST-Fragments of Creation-Symbol of Life ★★★ (2016-07-03 22:51:51)

ガス・ドラックスの華麗なるピロピロっぷりが炸裂する
劇的なイントロだけで掴みはOK。
どこか神秘的な響きも湛えた抒情的なメロディを
情感豊かに歌い上げるヴァシリス・ジョージオウの熱唱にも
ハート鷲掴みで、個人的にはアルバムのハイライト・ナンバーの一つに
推したいぐらいの名曲ですよ。

SUNBURST-Fragments of Creation-Out of the World ★★★ (2016-07-03 22:43:47)

へヴィでアグレッシブなリフ&リズムが押し寄せる
曲調はNEVERMORE辺りを引き合いに出して語りたくなりますが
このバンドの真価は、確かな歌唱力を誇るシンガーが
憂いをたっぷり含んだメロディをしなやかに歌い上げる
サビメロの猛烈なフックにこそあるのではないかと。
テクニカルなだけでなく、猛烈な泣きをも発散する
ガス・ドラックスのGソロも鮮烈極まりなし。

SUNBURST-Fragments of Creation ★★★ (2016-07-02 02:56:46)

SUICIDAL ANGELSでのガス・ドラックスの働きに感銘を受け、彼が関わるSUNBURSTのデビュー作('16年発表)も衝動買い。いやぁ、良い買い物でしたよ。
本作に託されているのは、テクニカルな演奏が緊張感と神秘的な雰囲気を醸成するプログレ掛かったパワー・メタル。但し、これみよがしの複雑さは控えめ。何より、強靭なリフの刻み、精緻な速弾き、泣きが迸るエモーショナルなフレージングまで華麗にこなしてみせるガス・DのGプレイと、絶品の歌唱力を誇るヴァシリス・ジョージオウ(Vo)が、サウンドに親しみやすい大衆性&劇的なフックを構築。お陰で、プログレ物にさほど入れ込んでいない身でも、胃もたれを起こさずにスルスルと聴き通すことが出来ますよ。
殊に、愁いに満ちたメロディをしなやかに歌い上げるヴァシリスの歌声は特筆モノ。ガス・DのGプレイは一足先にSUISIDAL ANGELSで体験し
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SUICIDAL ANGELS-Division of Blood-Capital of War ★★★ (2016-06-29 23:52:56)

ガリガリ刻まれる凶暴なGリフ、性急に突っ走るリズム、
煽るように畳み込むVo…と、SUICIDAL ANGELS以外の何者でもない
攻撃的曲調に、メロディックなGソロが鮮烈に切り込んで来るという
ガス・ドラックス(G)擁する現編成の強みを如何なく盛り込んだ逸品。

SUICIDAL ANGELS-Division of Blood-Bullet in the Chamber ★★★ (2016-06-29 23:46:26)

Gリフ自体がメロディアスなので、メロディック・デス/ブラック・メタルにも
通じる味わいが、なきにしもあらずなスピード・ナンバー。
ドロドロ感がなく、カリッと乾いた疾走感はやはりスラッシュ・メタルしていますが。
攻撃的な曲調に華を添えるガス・ドラックスのメロディックなGソロも印象的です。

LIMELIGHT-Limelight-Ashes to Ashes ★★★ (2016-06-28 22:05:09)

LIMELIGHT=“ASHES TO ASHES”と言っても
過言ではない、NWOBHN史にその名を刻む逸品。

DARK STARの“LADY OF MARS”、INCUBUSの“HELLEN TO TROY”と並ぶ
三大(NWOBHM限定)「影響元が“DOCTOR,DOCTOR”」な名曲ではないかと。

LIMELIGHT-Limelight-Man of Colours ★★★ (2016-06-28 21:48:45)

8分に及ばんとする重厚な曲展開、哀愁のVoとGが紡ぐ
泣きに満ちたメロディに、全編を物悲しげに包み込む
メロトロンの音色・・・。
LIMELIGHTのプログレッシブ・ロックへの傾倒が
最も強く表れている名曲です。

LIMELIGHT-Limelight-Metal Man ★★★ (2016-06-28 21:43:44)

“METAL MAN”という全くヒネリも何もない曲名に相応しく、
ひたすらストレートに飛ばす疾走ナンバー。
「イギリスのRUSH」と評されたLIMELIGHTですが
ここにはラッシュのラの字も見たりません。
その代わりGリフで押しまくる曲調はNWOBHM度満点。
素晴らしい。

LIMELIGHT-Limelight ★★★ (2016-06-27 22:14:27)

マサ伊藤が「NWOBHM最強のバンドの一つ」と記す、英国はノッティンガムシャー、マンズフィールド出身で、マイクとグレンのスクリムショー兄弟を中心に結成された(活動開始は60年代まで遡るという)トリオ・バンドが、'80年に残した唯一のフル・アルバム。
「イギリスのRUSH」と評されただけあって、RUSH、YESを彷彿とさせる凝った曲展開やヒネリの効いたアレンジ、曲によってはメロトロンをフィーチュアする等、プログレ方面へのアプローチに余念のない本作ですが、軸足は飽くまでメタル側にキープ・オン・ロッキン。疾走感溢れるインスト・パートがスリリングなOPナンバー“GOING HOME”、ビートを効かせたダークな“KNIFE IN YOUR BACK”、タイトルからしてド直球のスピード・ナンバー“METAL MAN”、哀愁塗れの“MAMMA”から悲壮且つ重厚な大作曲“MAN OF COLOUR
…続き

SUICIDAL ANGELS-Division of Blood ★★★ (2016-06-25 23:47:16)

昨年、待望の初来日公演を行ったグリーク・スラッシャー筆頭、SUICIDAL ANGELSが’16年に発表した6thアルバム。
変化球で攻めてきた前作に比べると、今回はのっけからストレートな疾走感が復活。と言っても、ただ単純に従来のスラッシュ・メタル路線へと回帰したわけじゃなく、曲作りにおいてメロディを印象的なアクセントとして用いる術を、前作の寄り道から「お土産」としてしっかり持ち帰っている辺り、実に抜け目がなく感心させられます。
この新たな方向性確立に大きく貢献しているのが、新加入のガス・ドラックス(G)。通称ガス・D…って、ガス・Gのパチモンみたいですが(ロッテに対するロッチ的な)、ガリガリ鼓膜を削るGリフのシュレッディングのみならず、華麗にして構築美溢れるGソロを随所で披露する等、ギタリストとしての実力は本家にも匹敵。楽曲は彼が加入する以前に既に書かれていたそうですが、例
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TREAT-Ghost of Graceland-Endangered ★★★ (2016-06-23 23:48:28)

ドヨンと薄曇りな感じのイントロに始まり、
Keyを効かせつつテンポアップするヴァースを経て、
爽快にハジけるサビメロへと至る、雲間から徐々に
陽の光が差し込んでくるような曲展開が実にお見事。

TREAT-Ghost of Graceland ★★★ (2016-06-23 00:55:32)

昨年行ったフェアウェルツアーが予想を上回る反響を呼んだことから、サクッと解散宣言を撤回したTREATが'16年に発表した復活第2弾アルバム。
ファンがTREATに期待する要素全部盛りの快作だった前作『COUP DE GRACE~最後の一撃』に対し、今回は「一握りのビジネスマンが世界経済を牛耳る」という世相を皮肉ったアートワークが表す通り、全体的にダークな色合いを強めた仕上がり。へヴィなGリフやグルーヴが前面に押し出されているのは、メンバー曰く「長期ツアーの経験が反映された結果」とのことですが、昔からメロディックHRバンドが「ライブ映えする曲作りを心掛けたぜ」なんて言い出すと大抵ロクなことにならないと相場が決まっていて、本作も1曲目の重たげなGリフが聴こえて来た時は「げぇ」と眉を顰めてしまいましたよ。
ところがどっこい。伸びやかなロバート・アーンルンドの歌声、抒情的なKey、美
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BARON ROJO-Volumen brutal-Resistiré ★★★ (2016-06-21 00:03:32)

指摘されるまで気にしてませんでしたが、
言われてみると確かにパープル・エッセンスもちょっと感じられたり。
と言うか、ここのGは明らかにリッチー大好きっ子っぽいですよね。
JUDAS PRIESTの劇的さ、DEEP PURPLE的疾走感を
ラテン・フィルターを通して再構築した感じ?
何はともあれ、スパニッシュ・メタル史に燦然と輝く
名曲であることは間違いありません。

BARON ROJO-Volumen brutal-Concierto para ellos ★★ (2016-06-20 23:54:21)

メンバー的には「ジョン・ロードに参加して貰えたら最高だな!」
だったらしいですが、流石にそれは叶わず、でもイアン・ギラン所有の
スタジオでレコーディングした縁で、代わりにコリン・タウンズ
(当時GILLAN)がゲストでKey弾いてくれたという。
曲調もDEEP PURPLEタイプで非常にイイ。
邦題は“我らがコンサート”だったかな、確か。

BARON ROJO-Volumen brutal ★★★ (2016-06-19 23:34:25)

KERRANG!誌の表紙を飾り、'82年開催のレディング・フェスティバル(この時は日本からBOW WOWも参戦)に出演する等、スパニッシュ・メタルの地位向上に大いなる貢献を果たしたBARON ROJOが、イアン・ギラン所有のKINGSWAY STUDIOでレコーディングを行い、KAMAFLAGE RECORDSから’82年に発表した2ndアルバム。(邦題『炎の貴族』)
メンバーの「ハゲ・デブ・ヒゲ」数え役満なルックスのハンデをモノともせず、現在までに世界中で200万枚以上のセールスを記録していると聞くバンドの代表作だけに、「たかが辺境メタルだろ?」とか舐めたこと抜かす輩には、「ラテン・フィルターで濾過したJUDAS PRIEST」的趣きでコテコテ且つ勇壮に疾走する、スパニッシュ・メタル史に燦然と輝く名曲⑥が、ジャケットに描かれた棘付きメリケンサックばりの正拳突きをお見舞いするぜ!と
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Terminal Redux-Collapse ★★★ (2016-06-19 01:29:09)

もともとメロディ・センスに冴えを感じさせるバンドでしたが
ここではその魅力が全開。Voもキチガイシャウトではなく
訥々とクリーンに歌い上げています。
美しくもどこか不安げな捩れを感じさせる抒情メロディと、
後半に聴き進むに従ってハードネスを増していく劇的な曲展開が、
ちゃんとこのバンドらしさを刻印していて、日和った印象は皆無。
個人的にはアルバムでも1、2を争うぐらい
お気に入りの楽曲になりましたよ。

Terminal Redux-Charging the Void ★★★ (2016-06-19 01:20:02)

数学的アレンジ能力と、体育会系の突進力が、
時に美しい女性コーラスが木霊してくる壮大な宇宙空間で、
四次元殺法コンビよろしく熾烈な空中戦を繰り広げる
(なんじゃそりゃ)、アルバムのOPナンバーにして
VEKTORというバンドの何たるかを端的に物語る名曲。

Terminal Redux ★★★ (2016-06-17 00:14:51)

最新作発表が5年ぶりとか、作品のリリース間隔も既に大物の風格十分な(?)VEKTORの3rdアルバム。
しかも今回は「宇宙」がテーマの壮大なSFコンセプト作とのこと。宇宙と言われても「超広い」「超寒い」「超無重力」程度の知識しか持ち合わせない(バカ)身には、正直ついていけるかどうか不安だったのですが、喉から血を吐く勢いのシャウト、神経症気味に刻まれるGリフとブラストするリズム、脳細胞を引っ掻き回すようなメロディ、プログレばりのアレンジ・センスとが、スペーシーなスケール感を伴って縦横無尽に駆け巡るOPナンバー①だけで、「ああ、良かった。いつものVEKTORだ」と不安は完全に雲散霧消致しました。
曲作りに方程式を用いてそうな理数系楽曲構築術の綿密さ、豪快で前のめりな体育会系突進力に加えて、今回は抒情メロディも大胆に投入することで、これまで以上に収録各曲のドラマ性とダイナミズム演出
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TRANCEMISSION-Back in Trance-Play the Game ★★★ (2016-06-15 23:55:55)

哀愁を放ちながら、全編通じて軽快に踊るGが
後期RAINBOWに通じる疾走感を生み出している、
個人的にはアルバムのハイライト・ナンバー。

TRANCEMISSION-Back in Trance-Power of the Heart ★★★ (2016-06-15 23:46:09)

アコギが爪弾かれるイントロから
既に「演歌の花道」ムード満点な
泣きの名バラード。
こういう濃い哀愁漂わす楽曲を歌わせると
Voのクドイ歌声が実にマッチします。


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