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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 251-300
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CREYE-Creye ★★★ (2023-05-19 01:02:35)
CREYEは、スウェーデンのHRバンドGRAND SLAMのメンバーだったアンドレアス・グルストランド(G)により、当初スタジオ・プロジェクトとして結成。挨拶代わりにリリースしたシングル『NEVER TOO LATE』が評判を呼んだことから、正式にバンドへと昇格を果たした後、FRONTIERS RECORDSと契約を交わして’18年に発表した1stアルバムがこれ。Voを担当しているのが、ジム・ジッドヘッド(ALIEN)のご子息ロビン・ジッドヘッドであることでも注目を集めましたね。
バンマス役をKeyが担っているので、聴き手によっては「軽過ぎる」と感じるやもしれませんが、いかにも北欧産な涼しげな哀愁を宿したメロディ、出しゃばることなく的確に楽曲を盛り立てるアンドレアスのGとに彩られたキャッチーなハードポップ・サウンドは、それを押しても十分に魅力的。ロビン・ジッドヘッドも父親譲りの美声
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BAD ROMANCE-Code of Honor-The House of My Father ★★★ (2023-05-17 00:28:39)
アルバム全体の方向性は90年代のシーンの流行を踏まえた
ブルーズ路線ですが、PVも作られたこの曲からは80年代の
残り香が感じられます。キャッチーなサビから入る曲構成もそれっぽい。
パンチの効いたジョアンナの熱唱も楽曲のフックとなっています。
BAD ROMANCE-Code of Honor ★★★ (2023-05-16 00:52:12)
HR/HMシーンにおける女性アーティスト達の存在感が増していった80年代半ばに一度はソロ・デビューを飾るも、残念ながら鳴かず飛ばずに終わったジョアンナ・ディーン(Vo)。本作は再出発を図った彼女が新たに結成したバンドBAD ROMANCEのデビュー作で、’91年にメジャーのPOLYDORからリリースされています。
80年代らしいポップ・メタルを演っていたソロ時代に対し、CINDERELLA及び彼らが所属するマネージメント会社からの全面バックアップを受けて制作されている本作では、グッと腰を落として、渋みを増したブルージーなHRサウンドを披露。まぁ辛辣な物言いをすれば「新たな流行りに乗っかっただけ」と言えなくもないですが、ジョアンナのしゃがれたハスキー・ボイス(それこそ女トム・キーファーと評したくなる)を生かした熱唱は説得力に満ち溢れ付け、焼刃感なぞ皆無でむしろこの路線にこそベストマッ
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STAN MEISSNER-Windows to Light-Wild and Blue ★★★ (2023-05-13 02:25:55)
リイシューに際して追加収録されたボーナストラックなのですが
CMソングに起用されてもおかしくない、フックの効きまくった
メロディは、オマケ扱いが勿体ないぐらいの魅力を有していますよ。
STAN MEISSNER-Windows to Light ★★★ (2023-05-11 01:41:21)
ソロ・シンガーとしてのみならず、ピーター・フレデットと立ち上げたメロハー・プロジェクトMETROPOLISでの活動、数多のアーティストや映画サントラへの楽曲提供等で知られるカナダ出身のシンガー/ソングライター、スタン・メイズナーがセルフ・プロデュースでレコーディングを行い、’86年に発表した2枚目のソロ・アルバム。
個人的にこの人の作品で初めて聴いたのは、日本盤もリリースされた3rd『UNDERTOW/逆流』(’92年)でしたが、遡って購入した本作もなかなかの出来栄え。というか、母国カナダではシングル・チャートにおいて堂々№1ヒットの座を獲得したというポップ・チューン“ONE CHANCE”を収録するこのアルバムこそが、スタン・メイズナーにとっては代表作ということになるのでしょうか?
本作で聴けるのは、HR/HMとはだいぶ距離のあるAOR/産業ロックですが、伸びやかな歌唱力の
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SARGANT FURY-Still Want More-Don't You Know ★★★ (2023-05-09 23:45:09)
哀愁たっぷりにアルバムの幕を引く名バラード。
アグレッシブな疾走ナンバー“LOOSING CONTROL”から
この曲へと
繋げていく流れもドラマティックで良し。
SARGANT FURY-Still Want More-Loosing Control ★★★ (2023-05-09 23:41:34)
ジャケットだけ見るとメロハー・バンドっぽいですが、
この曲はヘヴィ・メタリックな疾走ナンバー。
なかなかのカミソリっぷりを発揮するGが
楽曲をタイトに引き締めてくれています。
SARGANT FURY-Still Want More ★★★ (2023-05-06 02:16:54)
イギリス人のシンガー、ドイツ人のギタリストとドラマー、それにオランダ人のサイド・ギタリストとベーシストという多国籍な顔触れにより結成され、90年代に3枚のアルバムを残したドイツはハノーファー出身の5人組SARGANT FURY。本作は彼らが共同プロデューサーにトミー・ニュートンを起用してレコーディングを行い、'91年にメジャーのWEA RECORDSから発表した1stアルバム。
一昔前は中古CD屋のワゴンセール・コーナーの常連として、一山いくらで投げ売りされているのをよく見かけた作品でしたが(流石にリリースから30年以上が経過して最近はあまり見かけなくなったかな)、裏を返せば、それだけよく売れた=高く評価されたことの証でもあるわけで、実際本作の内容は中古盤価格に反比例する高いレベルをキープしています。
後に英国のプログ・メタル・バンドTHRESHOLDにも参加することとなる、
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MICHAEL BORMANN-Conspiracy-So This Could Be You ★★★ (2023-05-02 01:16:08)
イントロは仄かにブルージーな色合いも漂うものの、聴き進めるにしたがって
マイケルの熱唱もメロディも憂愁の度合いをどんどん増していく構成に舌鼓(耳か)
を打つ逸品。分厚いコーラスに包まれた終盤の盛り上がりっぷりには
辛抱堪らんものがありますよ。
MICHAEL BORMANN-Conspiracy ★★★ (2023-04-28 01:28:18)
LETTER XやJADED HEART、ZENO、その他様々なバンド/プロジェクトへの関与で知られるドイツ出身の実力派シンガー、マイケル・ボーマンが、元NIGHTWISHのアネット・オルゾン(Vo)らをゲストに招いてセルフ・プロデュースで制作、’06年に発表した2枚目のソロ・アルバム。
グラミー賞の「ロック・アルバム部門」を始めとする多数の部門にノミネートされるほどヨーロッパ方面では大ヒットを飛ばした作品なのに、日本盤の発売はなし。まぁ例え権威ある賞に絡もうとも、つまらない内容だったならばそれも止む無しですが、ここに収められているのはJADED HEARTと方向性を同じくする、非常に日本人好みの哀愁のメロディアスHRサウンドなんすよ。話題性もクオリティも十分なんだから、日本盤出してくれても良かったじゃんねぇと。逆に話題作過ぎて権利料が高騰してしまったのか?
あとヒット作とい
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FIRST SIGNAL-Face Your Fears-Face Your Fears ★★★ (2023-04-26 01:22:00)
リフもリズムもハリーの歌唱も「HMナンバー」と形容可能な
逞しさですが、壮麗なハーモニーに包まれたサビメロのフックの強度が
如実に物語る通り、大味感は皆無。新味とらしさがバランス良く
ブレンドされた名曲に仕上がっています。
FIRST SIGNAL-Face Your Fears ★★★ (2023-04-25 00:54:20)
HAREM SCAREMのハリー・ヘスとFRONTIERS RECORDSの愉快な仲間達によるメロディアスHRプロジェクト、FIRST SIGNALが'23年に発表した最新作。これで早くも5枚目に到達、しかも前作『CLOSER TO THE EDGE』から僅か8ヵ月のブランクでのリリースというハイペースな活動ぶりが、安定した人気の高さとレーベル側がこのプロジェクトに賭ける意気込みのほどを物語っているんじゃないでしょうか。
アレッサンドロ・デル・ヴェッキオを始めとするブレーンの顔触れに大きな変化はないものの、前作が(良くも悪くも)やや煮詰まりの気配を感じさせる仕上がりだったため、リリース間隔の短さと相俟って本作に関しては購入時に若干の懸念を覚えなくもなかったのですが、実際に聴いてみたら、いやこれが全くの杞憂でしたね。Gの存在を前面に押し出し、よりパワフルな歌唱を披露するハリー、アップ
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THE OLD MAN & THE SEA-The Old Man & The Sea-Jingoism ★★★ (2023-04-20 00:24:30)
手数多めに畳み掛けるリズム隊に支えられたスピード感溢れる曲調に乗せて、
トミー・ハンセンが操るハモンド・オルガンと切れ味鋭いギターとが
白熱のバトルを繰り広げる、プロトタイプHMナンバーと評したくなる逸品。
THE OLD MAN & THE SEA-The Old Man & The Sea ★★★ (2023-04-19 00:00:28)
HELLOWEENを始めとするジャーマン・メタル勢、あるいはPRETTY MAIDS、TNTといった北欧メタル勢の作品を数多く手掛けて来たことで知られる名プロデューサー、トミー・ハンセン。その彼がかつてKey奏者として在籍していたデンマーク出身の5人組THE OLD MAN AND THE SEAが、’74年にひっそりと残した唯一のアルバム。
アーネスト・ヘミングウェイの代表作『老人と海』をそのままバンド名&アルバム・タイトルとして冠してしまう肝の太さにゃ「度胸ありますな」と。これで内容が伴っていなかったら赤っ恥もいいところですが、気炎を上げるトミー・ハンセンのハモンド・オルガンを前面に配し、負けじとパワフルに駆動するソリッドなGとヘヴィなリズム隊がハードな彩りを加える、DEEP PURPLE、LED ZEPPELIN、CREAMといった先達からの影響を北欧フィルターを通して濾過吸
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ABOUT US-About Us-Right Now ★★★ (2023-04-18 00:24:58)
アルバムのOPナンバー。キャッチーなメロディ、
モダンなアレンジ、テクニカルな楽器陣の見せ場を
バランス良く盛り込んで仕上げた、このバンドの魅力を
分かり易く伝えてくれる逸品。
ABOUT US-About Us ★★ (2023-04-13 01:04:16)
インドはナガランド州ウォカ出身の5人組、ABOUT USが'22年に発表した1stアルバム。
個人的に日本に紹介されるインド産メタル・バンドというと、何となく「スパイシーな要素を塗したデス/エクストリーム・メタル」的な音を想像してしまうのですが、彼らが聴かせてくれるのは、適度にエッジを効かせつつ、ポップで爽やかなメロディが躍動するメロディアスHR。ドメスティックな色合いはほぼなく、これにはインド人ならぬ日本人もビックリですよ。いやでも数年後には中国を抜いて人口が世界一になる(既になった?)といわれている国ですから、探せばこの手のバンドがいるのも不思議な話じゃないか。
洗練された曲作りのセンスと、メンバーの安定したパフォーマンスに支えられたサウンドは、エスニックな飛び道具に頼らずとも聴き手の耳を捉える確かなクオリティを有しており、メロハー梁山泊FRONTIERS RECORDS
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HEAVENS EDGE-Some Other Place - Some Other Time-Rock Steady ★★★ (2023-04-11 00:06:51)
溌剌とした曲調に、マーク・エヴァンスがパワフルに歌う
憂いを帯びたメロディ、一度聴けば覚えてしまうキャッチーなコーラス、
それにレジー・ウーのフラッシーなGソロに至るまで
「何でこれ1stアルバムに入れなかったの?」というレベルの名曲です。
HEAVENS EDGE-Some Other Place - Some Other Time ★★★ (2023-04-07 01:12:59)
'90年にデビューを飾るも遅きに失し、グランジ/オルタナ・ブームの濁流に飲まれて消えたペンシルベニア州出身の5人組HEAVENS EDGEが、亡くなったドラマーを除くオリジナル・メンバーで再結成してニュー・アルバムをレコーディング中らしい…とのニュースを目にして「そういえばこんな作品もあったっけな」と、最近引っ張り出して聴き直しているのが本作。
こちらは‘98年にMTM MUSICからリリースされた蔵出し音源集で、内容は1st『HEAVENS EDGE』(’90年)の選に漏れた楽曲、ライブでの昔からのレパートリーだった楽曲、それに書下ろしの新曲2曲等で構成。とはいえ「アウトテイクの寄せ集めじゃクオリティは期待出来そうもないかな~」と事前には侮り倒していたのですが、いやこれがしっかりと出来が良いのだから驚かされますし嬉しいじゃありませんか。
中心メンバーたるマーク・エヴァンス(
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SLEEZE BEEZ-Screwed Blued & Tattooed-Stranger Than Paradise ★★★ (2023-04-06 01:09:05)
MTVでも好評を博したというアルバムのリーダー・トラック。
仄かに哀愁漂わすメロディにキャッチーなコーラス、
インスト・パートを印象的に彩るスパニッシュ・ギター等々
欧州風味とアメリカンなノリの良さを併せ持つSLEEZE BEEZという
バンドの魅力を分かり易く伝えてくれる名曲です。
SLEEZE BEEZ-Screwed Blued & Tattooed ★★ (2023-04-04 01:28:45)
90年代半ばにRAVENとのカップリングで来日公演も行っていて(どうにも脈絡の感じられない組み合わせで首を捻った記憶あり)、その時の模様はライブ・アルバムとしてリリースもされているオランダ出身の5人組SLEEZE BEEZ。本作は彼らがプロデューサーにジョン・ソンネヴェルドを起用してメジャーのATLANTIC RECORDSから'90年に発表した1stアルバム…であると長らく信じていたのですが(解説文にもそう記載されていましたし)、実はそれ以前に母国限定で『LOOKS LIKE HELL』なるアルバムを発表しており、正式にはそちらが1st、こっちはワールド・ワイド・デビューの2ndということになる模様。
エッジの立ったG、シンプルに躍動するリズム、勢い重視で歌いまくるVoという元気一杯なメンバーのパフォーマンスに支えられたサウンドは、DEF LEPPARDやAC/DCからの影響を伺
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GRAND-Grand ★★★ (2023-03-31 00:18:25)
ベテラン・シンガーと馴染みのソングライターを組み合わせたプロジェクト(と書くと何やら批判的っぽいですが、いやいや毎回楽しませてもらってますよ)の発足に熱心なFRONTIERS RECORDSとはいえ、勿論新人アーティストの発掘にも余念はなく、新たに同レーベルからデビューを飾ったのが、スウェーデンはストックホルムにて結成されたというこのトリオ、GRAND。本作は彼らがアンダース・ウィゲリウス(WIGELIUS)の協力を得てレコーディングを行い、’22年に発表した1stアルバムに当たる作品です。
バンド名はいまいちパンチに乏しくとも、内容の方は手応え十分。美しいイントロから一気に惹き込まれてしまうOPナンバー①、それにFRONTIERSの眼鏡に適ったという事実からもお察しの通り、彼らが演っているのは透明感の高いVo、煌めくKey、壮麗なハーモニーに彩られたAOR/ハードポップ・サウンド
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REO SPEEDWAGON-Wheels Are Turnin'-Can't Fight This Feeling ★★★ (2023-03-28 01:38:20)
全米シングル・チャートで3週連続第1位の座をキープ。
REO SPEEDWAGONが一発屋ではないことを見事に証明した彼らの代表曲。
飾らず勿体付けず、哀愁のメロディをシンプルに届けてくれるこそ胸を打つ
REO SPEEDWAGONらしいエモーショナルな名曲です。
REO SPEEDWAGON-Wheels Are Turnin'-Wheels Are Turnin' ★★★ (2023-03-28 01:28:50)
本編の締め括り役を担うアルバム表題曲。
エネルギッシュな曲調に哀愁を帯びたメロディ、
ゲイリー・リッチラスの骨太なギターと、負けじと
華やかに繰り出されるニール・ドーティのピアノ・ソロが
(ピアノ好きにとっては)得も言われぬ高揚感を演出する名曲です。
REO SPEEDWAGON-Wheels Are Turnin' ★★★ (2023-03-24 00:20:27)
新人演歌歌手ばりのハード・スケジュールで全米津々浦々をツアーして回った努力が実を結び、9th『禁じられた夜』(’82年)とシングル“涙のレター”のメガヒットでトップ・バンドの地位を確立した苦労人バンドREO SPEEDWAGON、’84年発表の11thアルバム。
件の『禁じられた夜』があまりに売れまくったため、それ以外の作品の影が薄くなってしまった感が無きにしも非ずな彼らなれど、本作だって完成度の高さでは決して引けは取りません。70年代の泥臭さを払拭し、洗練されたメロディアス・ロック路線を引き続き追及しつつ、ゴキゲンに弾むロックンロール①④や、レゲエのリズムを取り入れた③等、前半には比較的明るいノリの楽曲が並ぶため「ああ、そういうバンドね」と思われるやもしれませんが、それは早合点というもの。エネルギッシュな曲調に胸をキュっと締め付けるメロディが絡む④が物語る通り、明るさの中にもどこ
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REO SPEEDWAGON-Good Trouble-I'll Follow You ★★★ (2023-03-23 00:33:10)
仄かな哀愁を湛えたメロディを乗せて躍動する
ロックンロール・ナンバー。ホットに弾きまくる
ゲイリー・リッチラスのGといい、全編通じて流麗に
踊るピアノの活躍っぷりといい、REO SPEEDWAGONの
ハード面の魅力が凝縮された名曲に仕上がっています。
REO SPEEDWAGON-Good Trouble ★★★ (2023-03-21 22:49:39)
最終的には1000万枚を超すセールスを記録した11th『禁じられた夜』(’81年)の特大ヒットで、晴れてトップ・バンドの仲間入りを果たしたREO SPEEDWAGON。通常、ヒット作の後のアルバムというのはマーケティング戦略上、発表までにかなりブランクが空くものですが、彼らは勿体付けることなく直ちにレコーディング作業に取り掛かると、1年1作のローテーションを堅守するかの如く’82年にこの12thアルバムを発表しています。
『禁じられた夜』との連続性を打ち出したアートワークににっこりさせられる本作は、“涙のレター”のヒットを受けて、更にバラード調の楽曲を増量したメロウな作風を追求しそうなもんですが、どっこい。ゲイリー・リッチラスのGを核とする躍動感溢れるロックンロール・スピリッツはここでもしっかりとキープ。と同時に、夏の終わりを意識させるような、懐かしくもどこか物悲しいメロディで楽曲
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HUGO-Fire in the Night-Fire in the Night ★★★ (2023-03-20 23:06:32)
インストの小曲“PRELUDE:4EVER ENDEAVOUR”をイントロ代わりに
爽やかに駆け抜けていくアルバム表題曲。美しく伸びやかなサビメロは
まさしくヒューゴが歌うに相応しい清涼感が漂います。
KEE OF HEARTS-Kee of Hearts-Learn To Love Again ★★★ (2023-03-20 22:57:02)
アレッサンドロ・デル・ヴェッキオの曲作りウマ男っぷりが
存分に発揮された名曲。ラストをハードナンバーで締め括る
アルバムは信用できますね。キー・マルセロのテクニカルな
Gソロも楽曲をスリリングに盛り上げてくれています。
KEE OF HEARTS-Kee of Hearts ★★★ (2023-03-16 00:00:11)
EUROPEのキー・マルセロ(G)+FAIR WARNINGのトミー・ハート(Vo)の組み合わせだからKEE OF HEARTS。FRONTIERS RECORDSのバックアップを受けて立ち上げられたプロジェクトが’16年に発表した唯一作。
このタッグでは’20年にOUT OF THIS WORLD名義でもアルバムをリリース済みで、あちらではキー・マルセロが曲作りを自ら手掛けていたのに対し、本作はレーベル側があらかじめ用意したアレッサンドロ・デル・ヴェッキオを始めとする職人ソングライター勢の手掛けた楽曲に、二人が生命を吹き込むというスタイルが取られています。有体に言えばお仕着せのプロジェクトであるわけですが(それが嫌でOUT OF THIS WORLDを新たに立ち上げたのかな)、とはいえ流石にメロディ職人たちが関与しているだけあって、収録曲はアッパレな完成度の高さ。また泣きのGソロ
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HUGO-Fire in the Night ★★★ (2023-03-14 01:04:29)
スティーヴ・ペリーそっくりの美声と、TENメンバーのバックアップを受けて制作したソロ・アルバムのハイクオリティっぷりがメロディ愛好家の間で評判を呼んだ、VALENTINE~OPEN SKIEZのシンガー、ヒューゴ。ガンで母親を亡くし、ショックでミュージシャン稼業から半ば引退状態にあったという彼が、奥さんの励ましもあって立ち直り、STREET TALK作品へのリハビリ的なゲスト出演等を経て、'04年に発表したカムバック・アルバム(ソロとしては3作目)がこちら。
いきなりフラッシーなGのイントロで本編の幕が上がる構成や、飾り気を抑えてシンプルにまとめたプロダクションが物語る通り、前2作に比べるとグッとハードにロックしている仕上がりなのが今作の特色。透明感と繊細な表現力に冴えを発揮するヒューゴのVoと過度にアグレッシブなサウンドの相性は良好とは思えないので、聴き始めこそ一瞬嫌な予感が脳裏
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DAVID LASLEY-Soldiers on the Moon-Warm As the Wind ★★★ (2023-03-09 01:24:22)
ピアノとストリングスをバックに、女性と聴き紛う
ハイトーン・ボイスを駆使してデヴィッド・ラズリーが
ソウルフルに歌い上げる美しいバラード。幼少時より
ブラック・ミュージックに親しんできたというルーツ含め、
グレン・ヒューズの歌心なんかにグッとくる方には
是非一度お聴き頂きたい名曲です。
DAVID LASLEY-Soldiers on the Moon ★★★ (2023-03-07 00:57:10)
ボズ・スキャッグスの名曲“JOJO”を手掛けたこと等でも知られるミシガン州出身のシンガー/ソングライター、デヴィッド・ラズリーが、日本のPACIFIC COAST HIGHWAY RECORDSと契約を交わして’89年に発表した、ソロ名義では3作目となるアルバム。この文章を書くにあたって「そういえば最近はどんな仕事してるんだろう」と思ってちょっと調べてみたら、何と'21年に病気で急逝されていたと知ってビックリでしたよ…。R.I.P.
先日感想を書いたティム・フィーアンの『CARMELITA』と同じく、本作はCOOL SOUNDからCDが再発されていますが、比較的ロック色が強かったあちらに比べると、こっちはロック色絶無。その大半を、自作曲のセルフ・リメイク及びジャズ/ブルーズ/ポップスのスタンダード・ナンバーのカヴァーが占める本編からは、昭和ドラマのバーやラウンジでの密談/密会シーン
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TIM FEEHAN-Carmalita-Bad Sister ★★★ (2023-03-03 00:50:17)
歯切れ良く踊るGに先導されて突き進む曲調は
「ハードロック・ナンバー」と表して問題ない
カッコ良さ。それでいてメロディのフックにも
しっかりと気が払われている辺りが流石です。
TIM FEEHAN-Carmalita-Carmalita ★★★ (2023-03-03 00:47:34)
躍動感に溢れ、ポップでキャッチー。80年代AORらしい
爽やかな魅力に満ちたアルバム表題曲。
本編の幕開け役を担うのも当然な名曲です。
TIM FEEHAN-Carmalita ★★★ (2023-03-02 00:04:54)
トロピカルな名曲“LEAVING FOR MAUI”を母国カナダで大ヒットさせたことで知られるエドモントン出身のAORグループFOOTLOSE(同名の青春映画とは無関係)。その中心メンバーであり、グループ解散後はデヴィッド・フォスターに才能を認められ全米デビューも飾っているシンガー/ソングライターのティム・フィーアンが、まだ駆け出し時代の’83年に地元のインディ・レーベルからリリースした2ndソロ・アルバム。
国内盤CDのリイシューを中田利樹主宰のCOOL SOUNDが手掛けていることからもお察しの通り、本作で披露されているのは、80年代らしく軽快にシンセを効かせたポップで親しみ易いAORサウンド。この手の作品は心地良く聴ける反面、刺激に乏しくいつの間にか聴き終わってしまっているボンヤリBGMにもなりがちなのですが、本作はティムの溌剌とした歌いっぷりといい、バックを支える楽器陣の存
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NITRATE-Real World-Dangerous ★★★ (2023-02-27 22:34:42)
哀愁を帯びつつ、一度聴けばすぐさま口ずさめる
キャッチーなサビメロの素晴らしさにグッとくる
メロハーの名曲。デンジャラ~ス♪
NITRATE-Real World ★★★ (2023-02-24 00:27:00)
MIDNITE CITYを率いて、これまでに3枚のアルバムをリリース。すっかりメロディ愛好家から篤い信頼を勝ち得ているロブ・ワイルド(G)の参加しているプロジェクトということで興味を惹かれたNITRATE。本作は彼らが’18年に発表した1stアルバムで、日本盤は「令和のゼロ・コーポレーション」ことANDERSTEIN RECORDSからのリリースでした。
マスタリングはHAREM SCAREMのハリー・ヘスが担当、シンガーを務めているのは、あら懐かしい。ロビー・バレンタインも在籍していたZINATRAや、MENNEN等での活動で知られるヨッス・メネンじゃありませんか。その脇をロブ・ワイルド、ニック・ホッグ(G、Key)、ピート・ニューデック(Ds)といった、いずれも80年代型メロハーに関しては一家言ある「書いて良し」「演って良し」な面子が固めるという鉄壁の布陣が敷かれています。
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AUTOGRAPH-Missing Pieces-When I'm Gone ★★★ (2023-02-23 00:24:14)
お蔵入りしてしまったのが残念でならない、
世が世ならヒット・チャートを賑わせていたって不思議ではない
フックの効いたこのバンドらしい名曲です。
AUTOGRAPH-Missing Pieces ★★★ (2023-02-21 00:14:16)
タッピングの名手スティーヴ・リンチ(G)と、ハスキー声が特徴的なスティーヴ・プランケット(Vo)という二人のタレントを擁し、80年代に3枚のアルバムを発表。シングル“TURN UP THE RADIO”をヒット・チャート上位に送り込むも、善戦及ばず解散へと至ったLAの5人組AUTOGRAPHでしたが、マニア筋からの評価は一貫して高く、バンド解散後にUSG RECORDSのヨルグ・ダイジンガー(BONFIRE~SABU)から「未発表曲とかないの?あったらウチからリリースするで」と声を掛けられたことをきっかけに発売が実現した蔵出し音源集がこちら。(日本盤は'94年にテイチクからリリースされています)
内容の方は、これが嬉しくなるぐらいAUTOGRAPHらしさ満点のアメリカンHRサウンドが徹底。それというのも元々は幻に終わった4thアルバム用にレコーディングされたデモテープ収録の楽曲が使
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DAKOTA-Long Road Home-When The Party Is Over ★★★ (2023-02-16 00:25:54)
タイトルからしてアルバムの締め括り役を担うに相応しい
メロディアスHRナンバー。特徴的なリフ&リズムに乗って
奏でられるメロディの絶妙な哀愁ぶりに悶絶させられます。
DAKOTA-Long Road Home ★★★ (2023-02-14 00:53:58)
ジェリー・G・ルジック(Vo)とビル・ケリー(G、Vo)の二人を中心に70年代末に結成され、解散と復活を挟みつつ、メロディ愛好家達の根強い支持を受けてマイペースで活動を続けるメロハー・ユニットDAKOTAが、トミー・デナンダー、ビル・チャップリン、ファブリッツオ・V・グロッシetc…といったメロディアスHRファンにはビビッと来る面子をゲストに迎えてレコーディングを行い、'15年に発表した7th アルバム。
前作『DRRP 6』から13年ぶりのリリース、個人的に彼らのアルバムを購入するのは、'00年に国内盤も発売された5th『LITTLE VICTORIES』以来という同窓会状態だったのですが、哀愁とフックの盛り込まれたキャッチーなメロディ、ジェリーとビルのダブルVoを活かした心和むハーモニーがたっぷりとフィーチュアされたメロハー・サウンドは、空白期間を瞬く間に埋めてくれる変わらない
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Excalibur(frence)-Fils Vengeur-Fils Vengeur ★★★ (2023-02-10 00:15:56)
EXCALIBURの代表曲。リマスターしようが元がデモなので
音質の改善具合はたかが知れていますが、忙しなく刻まれる
Gリフ、ガムシャラに突っ走るリズム、劇的に舞うインスト・パートの
カッコ良さには「それがどうした」と思わされるだけの
魅力が備わっていますよ。
Excalibur(frence)-Fils Vengeur ★★★ (2023-02-06 23:23:23)
バンド名はX-CALIBERでもEXCULIBERでもなくEXCALIBUR(間違い探しか)。80年代初頭のフレンチ・メタル・シーンで頭角を現し、一時はベルギーのMAUSOLEUM RECORDSと正式契約寸前まで漕ぎ着けたらしいですが、主要メンバーの脱退等で活動が軌道に乗らず、結局アルバム・デビューを果たせぬまま解散してしまったという4人組。本作は彼らが残した幻のデモテープ『FILS VENGEUR』(’84年)を始め、貴重なライブ音源等を取りまとめて収録した特別編集盤…なのかな?
フレンチ・メタル熱が盛り上がっていた時期に行きついた作品で、ファンタジックなバンド名とは裏腹に、神秘さの欠片もねぇジャケット・アートワークは海原雄山が「このイラストを書いたのは誰だあ!!」と怒鳴り込んできそうなヘボヘボ具合ですし、元がデモ音源だけにプロダクションのショボさも相当なもんですが、しかしそれ
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TOXIK-Dis Morta ★★★ (2023-02-03 00:44:22)
リアルタイムで活動していた80年代よりも、インターネットを介してその存在が若いスラッシュ・メタル・ファンにも知れ渡った現在の方がより高い評価を受けている気がする、ニューヨーク出身のテクニカル・スラッシュ・レジェンドTOXIKが、旧譜の再発、デモ音源の発掘といった助走を経て、'22年に満を持して発表した復活作。通算3作目。
1st『WORLD CIRCUS』や2nd『THINK THIS』とがそうであったように、今回もシンガーにメンバー・チェンジが発生していますが、歌唱スタイルが前任者達と同タイプなので違和感はまるでなし。鼓膜をつんざくハイピッチ・スクリームを駆使して歌いまくるVoと、SHRAPNELメタル顔負けの勢いで、ジャズ/フュージョン方面からの影響を伺わせるテクニカルなフレーズを猛然と弾き倒すジョシュ・クリスチャンのGを両軸に、テンション高く畳み掛けるテクニカル・メタル・サウ
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喜屋武マリーWITH MEDUSA-First Live ★★★ (2023-01-30 23:11:51)
「オキナワン・ロックの女王」こと喜屋武マリーが、’81年にマリーWITH MEDUSA名義でCBSソニーから発表した1stアルバム。
デビュー作がいきなりのライブ・アルバムですよ。’81年4月に大阪厚生年金会館で行ったパフォーマンスの模様が収録されていて、「初っ端からライブ盤て…予算がなかったの?」と少々不安に思ったりもしますが、ベトナム戦争下の沖縄で、米兵相手に歌唱力に磨きを掛けていったというマリー姐さんの実力は、ライブという実戦の場だからこそ存分にその真価を発揮してくれています。(レコード会社がそれを狙っていたのかどうかは分かりませんが)
セットリストは日本語詞のオリジナル曲と、レオ・セイヤーの“星影のバラード”、BLONDIEがヒットさせた“夢みる№1”といった洋楽アーティストの楽曲のカヴァー半々で構成。英詞の歌い上げはお手の物といった感じですし(MCも寧ろ英語の方が流
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EXCITER-Better Live Than Dead ★★★ (2023-01-26 00:32:14)
スラッシュ・メタルの元祖とも評されるカナダ出身のスピード・メタル・トリオEXCITER。本作は一度の活動停止期間を挟んで6th『KILL AFTER KILL』(’92年)でカムバックを遂げた彼らが'93年に発表した、バンドにとって初めてのライブ・アルバム。活動最盛期の80年代にリリースがなかったのは残念ですが、今となってはダン・ビーラー(Ds、Vo)とジョン・リッチ(B)が揃った状態でのライブ盤を公式に残してくれたことに感謝ですよ。
’91年2月に地元で行った復活ギグの模様が収録されており、セットリストは彼らが最も尖っていた1st~3rdアルバム収録曲のみというかなり偏った構成。でも文句を言うファンはいないんじゃないかな?個人的にも文句はありません。演奏は精緻とは言い難いですし、音質もイマサン。録音レベルが低いのでかなりボリュームを上げて聴いていると、連続再生で別のアーティストの
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METAL CHURCH-Live ★★★ (2023-01-24 01:32:58)
シンプルに『LIVE』と題されたMETAL CHURCHの蔵出し実況録音盤。'86年に2nd『THE DARK』発表後、テキサス州ダラスにて行ったライブの模様が収められており、当時のフロントマンは勿論、故デイヴィッド・ウェイン。90年代末期に復活を果たしたMETAL CHURCHのシンガーの座にウェインが再就任したことに合わせて’99年に国内盤の正式リリースが実現しました。
スラッシュ・メタル・バンドとして尖りまくっていたこの時期の彼らのライブが聴けるのは嬉しい限りで、前掛かりに突き進む①にて荒々しくスタートを切り、DEEP PURPLEの名曲“HIGHWAY STAR”の倍速カヴァー⑩まで全力疾走で走り抜ける本編は、整合性?んなもん知らんわ!とばかりに、とにかく刺々しくてアグレッシブ。同時に⑦⑨といった重厚なヘヴィ・チューンにおいてもゾクゾクする興奮が生み出せる、METAL CH
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SHELL SHOCK-Nothing Solves Nothing ★★★ (2023-01-19 00:09:39)
国内スラッシュ・シーン黎明期から始動し、一度の解散期間を挟んで既にキャリアが35年に到達しているという東京出身の古豪SHELL SHOCKが’22年に発表した6thアルバム。
3rd『FIEL LARM』(’94年)以降は音楽性をどんどん拡散させ、デス・メタル/グラインド・コア/ノイズ/インダストリアル等々、多彩なジャンルを横断するアバンギャルドかつプログレッシブなサウンドを意欲的に追求していましたが、’18年リリースのEP『BEYOND RESSURECTION』で初期の楽曲のセルフ・カヴァーに挑んだのを転機に原点回帰の姿勢を表明するようになり、今回もそのスタイルは継承…というか、全編スピード・ナンバーの固め打ちで攻めて来る本作は、よりハッキリと軸足がスラッシュ・メタル方向に振り戻されたことを物語る仕上がり。
カオティックな曲展開やヒネリの効いたコード進行、複雑精緻なリズム
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ROSE ROSE-Unseen Terror-Death Tormentor ★★★ (2023-01-18 01:10:46)
タイトルが80年代前半の独産スラッシャー風(?)で、そのせいか
ブラスト・ビートを織り交ぜた破天荒な曲調もそれっぽく聴こえてきます。
とてもキャリア云十年のベテランとは思えぬ炸裂っぷりで
本編ラストを飾る最速ナンバー。
ROSE ROSE-Unseen Terror ★★★ (2023-01-17 01:45:21)
伝説のコンピレーション・アルバム『SKULL THRASH ZONE Vol.1』に、X、DOOM、JURASSIC JADE、GROUND ZEROと共に参集したバンドの一つであり、日本におけるクロスオーバー・スラッシュ・メタルの先駆け的存在でもあるROSE ROSEが、'22年に発表した最新アルバム。
全17曲収録、1曲の平均ランニング・タイムが2~3分台とハードコア/パンクの流儀は継承しつつも、日本語詞を交えたシャウト型Voを乗せて突っ走る、ザクザク刻まれるGリフにも、緩急自在のフットワークで聴き手を翻弄するリズムにも、ヘヴィ・メタリックなエッジがズッシリと効いています。さりとてそれがスピード感のスポイルには繋がっておらず、「まずは小手調べ」といった感じのOPナンバー①を皮切りに、キャッチーかつハイスピードな②、テンション高く切り込んでくるGソロが疾走感を増強する④⑭、ツイン
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