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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2751-2800
STORMWIND-Resurrection-Samuraj
STORMWITCH-Walpurgis Night
SWORD-Metalized-F.T.W.
SWORD-Metalized
CIRITH UNGOL-Paradise Lost-Chaos Rising
SAXON-Destiny-Jericho Siren
SAXON-Destiny-S.O.S.
CIRITH UNGOL-Paradise Lost
SAXON-Destiny
ICON-Icon-Rock 'n' Roll Maniac
ICON-Icon
SAINT-Too Late For Living-The Path
SAINT-Too Late For Living-Returning
SAINT-Too Late For Living-Accuser
SAINT-Too Late For Living-Star Pilot
SAINT-Too Late For Living
SAINT
Evil Invaders-Pulses of Pleasure-Master of Illusion
Evil Invaders-Pulses of Pleasure-Stairway to Insanity
Evil Invaders-Pulses of Pleasure
Tachyon-Tachyon
Tachyon
金谷幸久-Cry for the Moon-Dirty But So Beautiful
金谷幸久-Cry for the Moon-Happy Wedding
金谷幸久-Cry for the Moon
TAK MATSUMOTO-Thousand Wave
藤本泰司&フレンズ-My Quest
HARLOT-Room with a View-Spirits
HARLOT-Room with a View-So Much for Happy Endings
INCUBUS(UK)-To the Devil a Daughter
INCUBUS(UK)
HARLOT-Room with a View
FAITHFUL BREATH-Gold 'n' Glory-Gold 'n' Glory
FAITHFUL BREATH-Gold 'n' Glory-A Million Hearts
FAITHFUL BREATH-Gold 'n' Glory-Don't Feel Hate
FAITHFUL BREATH-Gold 'n' Glory
TURBO-Dorosłe dzieci-Szalony Ikar
ALIEN-Shiftin' Gear-In The Dead Of Night
TURBO-Dorosłe dzieci
ALIEN-Shiftin' Gear
KREYSON-Anděl na útěku(Angel on the Run)-Kreyson
KREYSON-Anděl na útěku(Angel on the Run)-Fade Out
KREYSON-Anděl na útěku(Angel on the Run)
REVOLUTION SAINTS-Revolution Saints-You're Not Alone
REVOLUTION SAINTS-Revolution Saints-Here Forever
REVOLUTION SAINTS-Revolution Saints
REVOLUTION SAINTS
Millennium-Millennium-The Devil Rides out
Millennium-Millennium-The Traveller
Millennium-Millennium
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STORMWIND-Resurrection-Samuraj ★★★ (2015-05-11 23:25:55)

SAMURA“I”じゃなくてSAMURA“J”であることに
バンドの拘りが感じられる・・・なんてことは全くなく
単に向こうじゃ「J」が「イ」の発音に該当するだけですかね。
メロディに和風色はありませんが、
憂いを帯びた硬派な曲調はSAMURAI・・・もといSAMURAJっぽい。
その名に恥じぬ良い曲です。

STORMWITCH-Walpurgis Night ★★★ (2015-05-10 22:36:18)

幼馴染のアンディ・ミュック(Vo)とハラルド・スペングラー(G)により結成された5人組が、'84年にGAMA RECORDSから発表した1stアルバム。
当時、レーベルは彼らのことを「ブラック・メタル」として売り出そうとしたそうですが、無論本作にアンチクライスト思想や、VENOM、BATHORYとの共通点は皆無・・・あ、いや。安普請なプロダクションと、ホラー映画を影響源とする歌詞はそれっぽいかもしらん。
ともあれ、この時点ではSTORMWITCHと聞いて想起されるドラマティックな様式美HMテイストは薄め。それよりも鋲とレザーで武装したメンバーのルックスといい、荒い音色で鋭角的に刻まれるGリフ主導で疾走する楽曲といい、そのサウンドはNWOBHMからの影響がストレートに露出しています。
曲作りの中核を担うツインGコンビが奏でるフレーズに、決して巧いわけじゃないけどメタルを歌
…続き

SWORD-Metalized-F.T.W. ★★★ (2015-05-08 23:58:33)

スラッシュ/パワー・メタリックなササクレ感を
撒き散らすGリフのカッコ良さ、喧嘩上等なリズムの迫力、
いかにも80年代らしいフラッシーなGソロ、
そして男臭いシンガーの噛み付くような歌いっぷりと、
(音程を伴わないシャウトがレット・フォリスター似なとこも良い)
いずれの要素にも花丸を差し上げたくなる名曲も名曲。超名曲。
バイクのエンジン音に併せてメイン・リフが刻まれる箇所なんて
何度聴いてもゾクゾクさせられますよ。

SWORD-Metalized ★★★ (2015-05-07 23:49:34)

リック(Vo)とダン(Ds)のヒューズ兄弟により結成された(元々はKISSのトリビュート・バンドだったとか)カナダはケベック州出身の4人組が、地元インディーズのAQUARIUS RECORDSから'86年に発表したデビュー作。
明らかにJUDAS PRIEST影響下の正統派HMを志向しながらも、そのサウンドにドラマ性や構築感の類は希薄。むしろ「やんのかコラ」と派手に土煙蹴立てて暴れ回る無頼漢っぷりこそが本作の魅力かと。
その真髄たるのがOPナンバー①で、飼い慣らされない野生動物の如きワイルドさ漂わすVoに(「メタリックなレット・フォリスター」的趣きあり)、鈍い光沢を放つササクレ・リフを刻みつつソロは華やかにキメてみせるGとが、バキバキにブッ叩かれる全力投球リズムに乗ってパワフルに迫り出してくる、メタル魂滾るこの名曲を聴くためだけにでも本作は購入するべきである!と(極論)。
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CIRITH UNGOL-Paradise Lost-Chaos Rising ★★★ (2015-05-06 22:52:19)

押しと引きのツボを心得たGに
緩急を飲み込んだリズム、
そして荘厳且つ大スケールの曲展開とが
8分以上の長尺をテンション高く引っ張ります。
すっぽ抜けのハイトーンが気になるVoも
ここでは変幻自在な歌唱で楽曲の
ドラマティックな盛り上がりに貢献。
この声あってこそのCIRITH UNGOL!
と思わせてくれますよ。

SAXON-Destiny-Jericho Siren ★★ (2015-05-06 21:46:52)

アルバムのポップ路線にフラストレーションを覚えた
SAXONファンも溜飲を下げるハード・ナンバー。
といっても、やっぱり洗練を感じさせる仕上がりで
初期のバイカーズ・ロック路線とは趣きが異なるのですが。
ちなみにタイトルは、ドイツ軍の急降下爆撃機ユンカースJu87
通称「スツーカ」の固定脚に取り付けられた威嚇用サイレンに因む。

SAXON-Destiny-S.O.S. ★★★ (2015-05-06 21:40:10)

曲名通りにモールス信号のイントロからスタート。
ブリティッシュHMバンドならではの
ハードネスと憂いに満ちたメロディ、
売れ線SAXONらしいKeyをアレンジに自然に
取り入れた洗練を感じさせるキャッチネス。
アルバム『DESTINY』の中において、
二つの要素が最も巧みに融合しているように感じられた
楽曲で、個人的にはアルバムのハイライト。

CIRITH UNGOL-Paradise Lost ★★★ (2015-05-06 10:53:57)

'91年発表の4thアルバムで、個人的に初めて聴いたCIRITH UNGOLの作品がコレ。当時はどういった来歴のバンドか殆ど何も知らぬまま、「雑誌レビューで褒められてたから」という単純極まりない理由で購入。で、シンガーの調子っ外れな歌唱がどうにも受け入れられず、1、2度聴いたきりでCDラックの奥の方へ放り込んでしまいました。
しかし、その後初期作に触れる機会を経て、このバンドの個性(Voの歌唱スタイル含む)をそれなりに咀嚼した上で聴き直したらば、実は独特のチープネスやクサ味、アクの強さが抑えられた分、ドラマティックな曲展開やキャッチーなメロディといった、普遍的な正統派テイストの増強された本作が、彼らのカタログの中でも頭抜けた「取っ付き易さ」(及び完成度の高さ)を有していることが理解できた次第。
IRON MAIDENエキスが筋肉注射された勇壮な④を始めとするアルバム前半もなか
…続き

SAXON-Destiny ★★★ (2015-04-30 23:58:21)

80年代後半に発表されたSAXONのアルバムは、どれもNWOBHM終焉後のイギリスで試行錯誤を重ねたバンドの苦闘の跡がクッキリと刻まれていますが、この'88年発表の10thもまさしくそんな感じ。
ただ本作は、クリストファー・クロスのカヴァー曲①や、煌びやかでキャッチーな③、SAXON版“JUMP”と評したくなる⑧といった、あからさまにヒット狙いの楽曲が「らしくない」と議論を呼ぶ一方、そうした楽曲がダイハードなSAXONファンすら説伏する確かなクオリティを有していた為、「困惑しつつも愛さずにはいられない」という、SAXONのカタログの中でもかなり特異な立ち位置を獲得することに成功した1枚であり、彼らのアルバム全てを揃えてるわけじゃなく、気に入った作品のみを摘み食い的に購入しているような自分にとっちゃ、名曲の宝庫であります。
憂いを帯びた⑤はSAXONの新たな魅力が発現したアルバ
…続き

ICON-Icon-Rock 'n' Roll Maniac ★★★ (2015-04-29 00:12:28)

個人的には1stアルバムで一番好きな楽曲なのですが
まさかの得票数0。
アメリカンな威勢の良さと、ヨーロピアンな
湿り気と重厚感の良いトコ取りな名曲ですよ!

ICON-Icon ★★★ (2015-04-29 00:01:58)

軽薄さを微塵も感じさぬ重厚な正統派HMサウンドが託された、LAメタル異端の名盤として、ARMORED SAINTやMALICEの諸作と共に雑誌等で取り上げられる機会の多い、ICONが'84年に発表したデビュー作。(そういやプロデューサーはマイク・ヴァーニーでしたっけね)
メタリックな光沢を放ちながら、ツインGとリズムとが分厚く押し出してくるOPナンバー①を聴けば、彼らのお手本がJUDAS PRIESTであることは疑いようがありませんが、その一方で、アイラインばっちり/カットTシャツざっくりなメンバーの派手派手なルックス、ギタリストのドヤ顔が目に浮かぶようなテクニカルなプレイ満載のリードG、あと「歌う」よりも「叫ぶ」といった感じの勢い重視なVo等は、バンドの出自が間違いなくLAメタルにあることも物語っていています。
正直、音程に無頓着に喚くVoには聴き疲れを覚えなくもないのです
…続き

SAINT-Too Late For Living-The Path ★★★ (2015-04-28 00:26:25)

爪弾かれるアコギをイントロ代わりに
力強く、壮大に盛り上がっていく曲調が
“METAL GOD”を思い起こさせるエピック・ソング。
どうでもいいことですが、何度聴いてもサビメロは
“ド~スケベ~が~い~た~♪」と歌っているように
空耳してしまいますね。

SAINT-Too Late For Living-Returning ★★★ (2015-04-28 00:19:49)

ロブ・ハルフォード似のシンガーばかりが
俺達の武器じゃないぜ!とばかりに
2ndアルバム・リリース前に加入した新ギタリストが
実力をスパークさせるインスト・ナンバー。
この曲に限らずアルバムの至るところで
フラッシーなGの腕前を閃かせるこのGの加入で
バンドの格は間違いなく数段上がりましたね。

SAINT-Too Late For Living-Accuser ★★★ (2015-04-28 00:14:05)

これまたシンガーのロブ・ハルフォードくりそつな
歌唱に驚かされる疾走ナンバー。
実際のところ声を張ると御大ほどの神々しさは
感じられないのですが、中音域で、抜いた声で
歌っている時の「ロブ・ハルフォー度」の高さは
リッパー、ラルフ・シーパーズ、ジェイムズ・ニールといった
ライバル勢を全く寄せ付けないレベルに達していますよ。

SAINT-Too Late For Living-Star Pilot ★★★ (2015-04-28 00:08:08)

早口Voからエコーの掛かり具合まで、ジョシュ・クレーマー(Vo)の
神罹ったロブ・ハルフォードそっくりさ加減に驚かされる疾走ナンバー。
それだけでなく、ドーナツ化現象が危惧され始めていた
当時の米国HR/HMシーンで、迷わずド直球の正統派HMが貫く楽曲自体も、
『BRITISH STEEL』期のJUDAS PRIESTを思わすカッコ良さで、
非常に良く出来ています。

SAINT-Too Late For Living ★★★ (2015-04-25 11:50:02)

JUDAS PRIESTのソックリさんぶりがマニアの間で語り継がれる、オレゴン州セイラム出身の4人組聖闘士(違う)が'88年に発表した2ndアルバム。
デビュー当初の青銅聖衣から、立派な黄金聖衣へと華麗なる衣替えを果たし「SAINTの最高傑作」と評判を得る本作は、OPナンバー①からしてバイクのエンジン音でスタートする等、いきなりJUDAS PRIEST大好きっ子ぶり全開。特にシンガーの「ロブ・ハルフォー度」の高さは半端なく、レンジの広さは御大ほどじゃありませんが、中音域で歌っている時のソックリさ加減と来たらMALICEもたじろぐレベル。疾走曲②でリズムに対して早口気味に歌メロを追っ付ける所や、③のヴァースを抜いた声で歌ってる箇所なんかロブそのもの。吹き出すと共に感心せずにはいられませんて。
よくよく聴けば、楽曲自体はJP「風」ではあってもそのまんまってわけじゃなく(シングルG
…続き

SAINT (2015-04-25 11:49:29)

'79年に活動を開始し、当初はPOWER FAITHと名乗っていた模様。
SAINTと改名の後、'84年にデビューEP『WARRIORS OF THE SON』、'86年に1stフル『TIME'S END』、そして'88年には代表作とされる2nd『TOO LATE FOR LIVING』を発表し、いずれもクリスチャン・ミュージック・シーンを中心に好評を博するも、間もなく解散。
自分が聴いたことがあるのはこの時期の作品だけなのですが、実際のところバンドは、21世紀を目前に再結成を遂げてからの方が、より積極的に活動している印象あり。
なお、バンド名や歌詞カードに聖書の一節を引用したりすることからも分かる通り、クリスチャン・メタル・バンドである。

Evil Invaders-Pulses of Pleasure-Master of Illusion ★★★ (2015-04-23 23:00:46)

序曲“BLINDED”とセットで劇的に本編の幕を引く、
勢いは抑え気味に、聴かせることに主眼を置いたエピック・ソング。
ツインGが奏でる印象的なメロディを手始めに、
これまたIRON MAIDENからの影響が濃厚に打ち出されていますね。

Evil Invaders-Pulses of Pleasure-Stairway to Insanity ★★★ (2015-04-23 22:54:08)

“BE QUICK OR BE DEAD”か、
はたまた“PURGATORY”かといった趣きの
Gリフでグワシッと掴まれるスピード・メタル・ナンバー。
シャウトだけでなく、ここではきっちりとメロディを
追いかけるVoも楽曲の荒ぶる勇ましさを援護射撃。

Evil Invaders-Pulses of Pleasure ★★★ (2015-04-22 23:34:29)

セルフ・タイトルのデビューEPが絶賛されたベルギーの5人組が、満を持して'15年に発表した1stフル・アルバム。(日本デビュー作でもある)
剃刀Gリフを目まぐるしく刻み倒し、IRON MAIDENへの憧憬も露わに劇的にハモりまくるツインGにグイグイ引っ張られて、ハイピッチVoと、敏捷な機動性を誇るリズム隊を伴い一気呵成に突っ走るサウンドは、NWOTHMの一派に含めるには尖がっていて、スラッシュ・メタルで括るにはメロディアス。さてこの音を何と表現するべきか…と一瞬考え込んでから、あ。「スピード・メタル」でいいじゃんかと。
ただ、字余り気味のテンションで押し込んで来る②のような楽曲にしても、曲展開には緩急やドラマが仕込まれ、Gソロにも尺がたっぷりと取られています。昨今評判のSPEEDTRAPやDEMOLITION TRAINといったプレ・スラッシュ/スピード・メタル勢に比べるとパ
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Tachyon-Tachyon ★★★ (2015-04-21 22:13:49)

MOON DANCER活動停止後、厚見麗(Vo、Key)と沢村拓(G)が、新たにグレッグ・リー(B)、ガイ・シフマン(Ds)のアメリカ人リズム隊と共に結成したTACHYONが、プロデューサーにミッキー・カーチス(!)を迎えて'81年に発表したデビュー作。
ニュー・バンドと言っても、サウンドの基軸となるのはMOON DANCER時代と同じく万華鏡の如く煌く厚見のKeyプレイなので、プログレッシブ・ロックという大枠に変化はなし。ただメンバー全員が平等に曲作りに参画し、よりモダンなアプローチが試みられている収録楽曲からは、初期QUEENばりのドラマ性は大きく後退(ついでに少女漫画的なビジュアルからも卒業)。代わって増強されているのが、トロピカルな②で聴かれる沖縄音階、④に取り入れられたレゲエのグルーヴ、更に⑤を妖しく包み込む中近東テイスト・・・といったワールド・ミュージックな要素。
…続き

Tachyon (2015-04-21 22:12:03)

厚見麗(玲衣)を中心に、MOON DANCERが発展する形で結成された《かっこいいルックスと研ぎ澄まされたスピード感・・・人種・国籍を超えてスーパー・アイドル・ロック・バンド登場!》(帯より抜粋)な日米混合4人組プログレッシヴ・ロック・バンド。
MOON DANCERの方は、リイシューされたCDや中古のアナログ盤を見かける機会もあったりしたのですが、TACHYONの存在はネット環境が身近になるまで知らなかったので(勉強不足でお恥ずかしい限り)、'81年発表の唯一のフル・アルバムが紙ジャケ再発された時には驚かされましたし、この快挙を成し遂げてくれたレコード会社には深々と頭を垂れたくなりましたよ。

金谷幸久-Cry for the Moon-Dirty But So Beautiful ★★★ (2015-04-19 00:50:21)

イントロで溜めを作ってから疾走を開始する
劇的な曲展開、コブシが回る歌メロ、GとKeyの
ドラマティックなコンビネーションetc・・・と、
和製様式美メタルの醍醐味が詰まった本編ハイライト。
悶絶モノの歌メロを堂々歌い上げる
藤本朗の衰え知らずの歌唱力にも脱帽です。

金谷幸久-Cry for the Moon-Happy Wedding ★★★ (2015-04-19 00:44:00)

前曲のインスト・ナンバー“LOVE AND HATE”のエンディングを
ぐぅ~と引っ張ってから、ドカンと炸裂するイントロの
ドラム・パターンが“KILL THE KING”風で笑顔になってしまう
虹色疾走曲。

金谷幸久-Cry for the Moon ★★★ (2015-04-17 22:42:19)

金谷幸久(G)が『EAU ROUGE』以来、実に20年振りに発表した2ndソロ・アルバム。
名曲“AWARENESS OF ONENESS”収録の前作はなかなかの力作でしたが、シンガーにX-RAY~EBONY EYESの藤本朗、Key奏者に元TERRA ROSAの岡垣正志を招いてレコーディングされている今作もまた、「昭和」の薫りがツーンと鼻腔を突く関西風様式美HMサウンドが徹底されており(何せ収録曲の半数近くがEBONY EYESの楽曲のリメイクだ)、クオリティ面でも一歩も引けを取らない出来栄え。
歌謡曲的な歌詞世界、コブシを効かせたシンガーの歌い回し、そしてGとKeyのテクニカル且つコテコテな掛け合いまで、昨今の垢抜けたJ-METAL的洗練とは一切無縁の脂っこい作風は、人によっちゃ胃もたれ起こす危険性ありありですが、個人的には行きつけのラーメン屋レベルでしっくり来る味わい。
…続き

TAK MATSUMOTO-Thousand Wave ★★★ (2015-04-16 22:12:50)

その昔、中古盤が格安価格で投売りされてたのと、「ゲストでLOUDNESSの樋口宗孝がドラム叩いてるんなら、そう酷いことにはならんだろう」と、かなり後ろ向きな理由で購入を決めた、松本孝弘がB'zデビュー前の'88年に発表した1stソロ・アルバム。
でも実際に聴いてみると、これがゲスト云々は関係なしに非常に優れた出来栄え(ゲスト陣の仕事ぶりが作品の質を高めていることも間違いありませんが)。考えてみりゃ本作リリース時点で、既にソングライター/ギタリストとして数々の場数を踏んできた、実力折り紙付きのセッション・ミュージシャンだったわけですからね。
オール・インスト物ながら、スポーツニュースのテーマ曲みたいな②から、松本、樋口、小室哲哉(Key)が三つ巴の楽器バトル繰り広げる火花バチバチな⑦、ホラー/サスペンス映画の劇伴チックな⑩に至るまで、印象的に「歌う」メロディがフィーチュアされた
…続き

藤本泰司&フレンズ-My Quest ★★ (2015-04-14 22:19:25)

藤本泰司(G)が'91年に発表した初のソロ・アルバム。失恋船長さんが既に詳しく名前を挙げられている通り、豪華なゲスト・ミュージシャンの参加が話題になった作品で、こちとら、その顔触れだけで購入を即決させられたぐらいですよ。
んで、この面子が演るに相応しい、さぞかし強力な様式美ないし正統派HMサウンドが聴けるものと、期待と興奮に鼻の穴広げまくって再生ボタンを押してみたら・・・あれ?と。DANCER解散後、新たな方向性を模索している時期だったのか、かつては「和製マイケル・シェンカー」と評された藤本のGプレイにしろ、彼がクリエイトする楽曲にしろ、哀愁や泣き成分は非常に希薄。音質はラフだし、リラックスしまくりな楽曲も、カッチリとまとまった構築感より「気の合う仲間達と気の向くままにレコーディングしてみました」的な楽しげな雰囲気が強く伝わって来る仕上がり。
あまり親しくもない知り合いの誕生
…続き

HARLOT-Room with a View-Spirits ★★★ (2015-04-13 23:14:32)

北欧ハードポップ路線のアルバムの中においては
比較的重厚且つ大スケールに盛り上がっていく
曲調が異彩(ってほどでもないけど)を放つナンバー。
中盤には“Ich bin ein Berliner”の文句で知られる
ケネディ大統領のベルリン演説(だよね?)の音源が引用され
ドラマティックな曲展開に華を添えます。

HARLOT-Room with a View-So Much for Happy Endings ★★★ (2015-04-13 22:40:19)

ポジティブな歌詞から、爽やかなKeyを纏って
ポップに跳ねる曲調、美しいハーモニーに彩られた
キャッチーなサビメロまで、WITCH CROSS時代とは
まるで異なる仕上がりの楽曲ながら
これはこれで全然あり!な北欧ハードポップの名曲。
アルバムのリーダー・トラックではないでしょうか。

INCUBUS(UK)-To the Devil a Daughter ★★★ (2015-04-12 23:06:28)

スティーヴ、デイヴ、ケン・クロフォードの3兄弟を擁してNWOBHM最末期に活動していた英国のバンドが、'84年にGUARDIAN RECORDSに残した唯一のフル・アルバム。
ヘタウマなジャケット、チープな音質、いなたいVoと、後発ながらもNWOBHMの伝統をきっちりと受け継いでいる頼もしき(?)本作ですが、音の方にまでNWOBHMらしい荒々しさや疾走感を期待すると、3兄弟による息の合ったボーカル・ハーモニーに彩られた、時にポップにさえ感じられるウェットでメロディアスな作風に、間違いなくスカされることになりますのでご注意を。
味のある楽曲の連なりが醸成する「雰囲気」によって聴き手を「酔わす」タイプの作品ゆえ、強烈なインパクトを焼き付けられる名曲は見当たりませんが、このバンド最大の武器たる、シケシケな哀愁のメロディをのべつまくなし紡ぎ出すツインGは、印象的にハモリまくるOPナン
…続き

INCUBUS(UK) (2015-04-12 23:01:03)

同名バンドが多数存在するため、別項「INCUBUS」のコメント欄でなくとも混乱しますが(笑)、こっちはイギリスのダラム出身で、デイヴ(Vo、G)、ケン(G)、スティーヴ(Ds)のクロフォード3兄弟と、その友人コリン・エヴァンス(B)によって結成された4人組。
マニアから愛されるGUARDIAN RECORDSと契約を結んだ後、まずはレーベル・メイトのMILLENIUM、SPARTAN WARRIORと共にオムニバス盤『PURE OVERKILL』に楽曲提供をした後、'84年に1st『TO THE DEVIL DAUGHTER』でアルバム・デビューを果たす。
大成出来ぬままNWOBHM史の片隅へフェードアウトしていったバンドですが、ハモリまくるツインGを生かしたサウンドは、(少々垢抜けないながらも)今尚郷愁を掻き立てる輝きが感じられます。

HARLOT-Room with a View ★★★ (2015-04-11 00:26:38)

ROYAL HUNTの母体になったことでも知られるデンマークのWITCH CROSS。そこのシンガーだったアレックス・サヴェージが、新たに(つっても80年代の話ですが)立ち上げたバンドの唯一作。
WITCH CROSS時代は、肩イカらせてNWOBHM風味の荒くれパワー・メタル・ソングを歌っていた彼氏ですが、ここでは打って変わって小洒落た衣装に身を包み、“So Much For Happy Ending~♪”と明るく伸びやかな歌声を披露していて、加藤みどりも「なんということでしょう」と度肝抜かれるレベルの劇的改造ビフォーアフター。
見た目だけに留まらず歌唱力の方も、表現力から何から見(聴)違えるような成長を遂げていますし、何よりも本作に託されている、煌びやかなボーカル・ハーモニーとKeyを惜しみなく注ぎ込んだ、80年代ど真ん中のメロディック・ロック・サウンドは、WITCH CR
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FAITHFUL BREATH-Gold 'n' Glory-Gold 'n' Glory ★★★ (2015-04-09 23:25:26)

ACCEPT辺りに通じる、いかにもドイツ産パワー・メタル然とした
重厚なミッド・チューンですが、サビメロから滲み出す
「戦う漢の哀愁」とでも言うべき憂いを帯びたメロディに
ハッと胸を打たれます。

FAITHFUL BREATH-Gold 'n' Glory-A Million Hearts ★★★ (2015-04-09 23:19:40)

Gが切々と紡ぐメロディにグッとくる男泣きバラード。
巧いだけでは決して醸し出せない「味」を湛えた
ハイミィ・ミークスのオヤジの哀愁を伝える
歌唱も胸に沁みます。

FAITHFUL BREATH-Gold 'n' Glory-Don't Feel Hate ★★★ (2015-04-09 23:11:59)

プログレッシブ・ロックに始まり
ハードブギーを経て、FAITHFUL BREATHが
HMに辿り着いたことを物語る
鋭利にしてキャッチーな5thアルバムOPナンバー。
キメフレーズからソロまで
Gが非常に良い仕事してますね。

FAITHFUL BREATH-Gold 'n' Glory ★★★ (2015-04-08 23:12:13)

人に歴史あり。と言っても、RISKのハイミィ・ミークス(Vo、G)の過去に興味を持つHR/HMファンが日本にどんだけいるのかっつー話ですが。
RISKの前身として知られるFAITHFULL BREATHは、70年代にプログ・ロック・バンドとしてスタートを切るも、アルバムを重ねる毎にアグレッシブに研ぎ澄まされて行き、ウド・ダークシュナイダー&マイケル・ワグナーをプロデューサーに迎えた'84年発表の本作(5th)では、コスプレ姿も勇ましいルックスから雄々しく突き進む楽曲まで、いよいよ立派なヴァイキング・メタル・バンドへと(RUNNING WILDよりも一足お先に)変貌を遂げるに至りました。
まぁジャケットをよく見りゃ、ガレー船の竜は富永一朗先生(お笑いマンガ道場)が描いたような面してたり、船内に張られたテントが紅白模様だったり、そもそも船が空飛んでたりと、アバウト極まりないヴァイ
…続き

TURBO-Dorosłe dzieci-Szalony Ikar ★★★ (2015-04-07 22:43:57)

畳み掛けるようなイントロだけで
鼓動が早まるのを感じます。
あとBが結構派手に動き回ってるのもナイス。
語感の堅いポーランド語が勇壮な曲調に
マッチしていますし、そのVoとツインGとが
ユニゾンしながら疾走する様の何とカッコイイことよ。
でまたそこで紡がれるメロディが
東欧的哀愁を背負っているのがたまらんわけで。

ALIEN-Shiftin' Gear-In The Dead Of Night ★★★ (2015-04-07 22:35:35)

リリシズムが薄れた代わりに
よりスポーティに躍動感を増しつつ、
キャッチーなメロディのフックにも抜かりがないという
2ndアルバム屈指の出来栄えを誇る名曲。

TURBO-Dorosłe dzieci ★★★ (2015-04-06 22:40:30)

ポーリッシュ・メタルの雄、TURBOの記念すべきデビュー作。
'82年発表作品で、東欧出身で、歌詞は全編ポーランド語で、ヒゲ面のメンバーが大ハシャギしてるジャケットも垢抜けない感じで。「どらどら、田舎メタルを楽しませて貰おうかい」等と物凄い上から目線をキープしながら聴き始めたら・・・。OPナンバー①の疾走感溢れるイントロのカッコ良さだけで、さながら、舐めきってたシャーク堀口の猛攻に震え上がる関拳児のような心境に陥ってしまいましたよ。(分かり難い例え)
長い活動期間を通じて音楽性を徐々に変化させて行ったTURBOですが、ここではNWOBHMの流れを汲むJUDAS PRIEST型正統派HMをプレイしており、最初は奇異に響くポーランド語の歌詞も、聴き進む内に堅い語感がこの勇ましげな音楽性にジャストフィット。何よりも東欧調の心寂しいメロディを奏でながら、ビシバシとユニゾンを決めまくる
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ALIEN-Shiftin' Gear ★★ (2015-04-04 00:28:36)

デビュー作『ALIEN』がヒットをかっ飛ばすも、その後は増大するレコード会社からのプレッシャーと過酷なツアーに耐えかね、看板シンガーを始めメンバーの離脱が相次ぎ、崩壊の瀬戸際まで追い詰められていたALIENが、'90年に最後っ屁として放った2ndアルバム。
そのためジャケットにクレジットされているのはトニー・ボルグ(G)と、二代目フロントマンのピート・サンドベリ(Vo)のみで、他のパートはセッション・ミュージシャンを起用。Dsに至ってはドラム・マシンで済ませていることからもバンド内部の混乱した状況が伝わってきますが、内容の方は、これが決して悪くない。
殊に、ピートの甘くウェットな歌声をフィーチュアして溌剌と躍動する⑤は、ALIENの新生面をアピールする魅力的な名曲。この曲に限らず、Keyが後方へ下がり、全体的に逞しさを増した(飽くまで前作比の話ですが)楽曲や音作り等は、ハード
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KREYSON-Anděl na útěku(Angel on the Run)-Kreyson ★★ (2015-04-01 22:51:06)

当時、和田誠氏がDJをしていたラジオ番組で
流されていた記憶がありますが、
確かにキャプテンが好きそうな
ジャーマン・メタル風味のパワー・チューンであります。
ちなみにバンド名のコールから始まるイントロは
ロックン・ロルフのアイデアなのだとか。

KREYSON-Anděl na útěku(Angel on the Run)-Fade Out ★★★ (2015-04-01 22:37:45)

JUDAS PRIESTばりの劇的なイントロの時点で
顔がにやけますが、こういうスピードナンバーを
アルバムのケツに持って来るセンスにも
「よし、合格!」と
駆け寄って肩叩いてやりたくなりますね。

KREYSON-Anděl na útěku(Angel on the Run) ★★ (2015-03-31 21:21:13)

チェコスロバキア出身という物珍しさと、美麗なアートワーク――チェコのお城じゃなくてフランスのシャンボール城だけど――に釣られ購入した、ラン・クレイソン(Vo)率いる5人組が'91年に発表した1stアルバム。(正確には、'90年にチェコ語で制作されたした1stのリレコ作品だとか)
RUNNING WILDの名作『DEATH OR GLORY』に彼が参加した縁で、ロックン・ロルフが共同プロデュースを(あとコーラスとGソロとアルバム解説も)担当していることでちょっぴり話題になった本作は、そのサウンド自体に東欧っぽさは薄め。むしろ、OPにバンドのテーマ曲“KREYSON”を配置するコテコテな構成や、歌い易いコーラス・ワーク等からは、独産バンドの影響がちらつく正統派HMを演っています。あえて東欧テイストを探すならば、作品全体を包み込むどこか透明な空気感と、前述のOPナンバーにて醸し出される、
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REVOLUTION SAINTS-Revolution Saints-You're Not Alone ★★★ (2015-03-29 22:18:24)

国内盤には、ゲスト参加したアーネル・ピネダがリードVoを担当したバージョンと、
ディーンがリードVoを取った2バージョンが収録されている、
“HERE FOREVER”と並んでアルバムのハイライトを演出する名バラード。
ここでもダグ・アルドリッチが、音数に頼らなくてもグッと前に迫り出して来る
Gソロで、ただでさえエモーショナルな曲調に一層感動的な華を添えてくれています。

REVOLUTION SAINTS-Revolution Saints-Here Forever ★★★ (2015-03-29 22:12:23)

ビデオクリップが作られていることからも
バンドのこの曲に対する自信の程が伺える、
悲壮美に彩られた名バラード。
ディーン・カストロノヴォが熱唱するあまりに悲しいサビメロと
それを援護射撃するダグ・アルドリッチのクイクイと
涙腺に沁みこんで来るGプレイに滂沱の如く涙が溢れ出しますよ。

REVOLUTION SAINTS-Revolution Saints ★★★ (2015-03-29 00:16:34)

ファンの間では歌の上手さが語り草になっていたディーン・カストロノヴォ(Ds)が、遂にガッツリとフロントマン役を担ったプロジェクト(ご本人曰く、バンド)のデビュー作。
これまでもJOURNEYのライブやアルバムで、その実力の程を垣間見せて来た彼氏ですが、こうして改めて聴くと本当に上手い。音程が正確とか高い声が出せるとかの基礎能力どころの話ではなく、曲に託されたエモーションを、余すところなく聴き手に届けられるレベルの上手さ。ゲスト参加して③でリードVoを取っているアーネル・ピネダと比較しても何ら遜色がないのだから、完全に「ドラマーの余技」レベルを超えてますよ。
そんなディーンが、FRONTIERS RECORDSお抱えの腕利きライター勢による、会心のメロディック・ロック・ナンバーの数々をエモーショナルに歌い上げるわけですから、もう勝ちは約束されたも同然。事実、胸が潰れんばかりに感
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REVOLUTION SAINTS (2015-03-29 00:12:07)

WILD DOGSの一員としてデビューを飾り、その後数々のバンドを渡り歩き、ニール・ショーンにその才能を認められて現在はJOURNEYに籍を置く名ドラマー。
重さとキレを兼ね備えたパワー・プレイから、主張控えめのAOR/産業ロック向けドラミングまでこなせて、しかも歌唱力は本職顔負けという、歌って踊れる(?)オールラウンド・プレイヤーで、その評判に着目したFRONTIERS RECORDSのバックアップのもと、メロディックHRプロジェクト/バンド、REVOLUSION SAINTSではとうとうフロントマン・デビューまで飾ってしまった。
ただ、最近はパワー全開のドラミングを聴かせてくれる機会はめっきり減ってしまっていて残念。忙しくて断ったというWILD DOGSの再結成には是非参加して欲しかった・・・。

Millennium-Millennium-The Devil Rides out ★★ (2015-03-27 23:31:32)

挑みかかるように刻まれるGリフ&リズムの
コンビネーションがメタル魂を高揚させます。
威勢良く弾きまくる2本のGの援護射撃のもと
後にTORANAGAで活かされるパワー・メタリックな
アグレッションの萌芽を聴き取ることも可能
・・・かも。

Millennium-Millennium-The Traveller ★★★ (2015-03-27 23:21:56)

Gが情感豊かに紡ぎ、Voが切々と歌う哀愁のメロディに泣き
ついでに郷愁をそそる垢抜けない雰囲気でも泣けるという
一粒で二度美味しい名バラード。

Millennium-Millennium ★★★ (2015-03-26 00:09:48)

ラルフ・サントーラ率いるフロリダのメロディック・メタル・バンド・・・ではなく、NWOBHM末期に活動していたUKビリンガム出身の5人組が、'84年に残した唯一作。
シンガーのマーク・ダフィは、後にパワー/スラッシュ・メタル・アクトTORANAGAに加わってメジャー・デビューを飾ることになるのですが、ここではエコーの掛かり具合といい、暗過ぎず/明る過ぎず/ハジけきれない歌メロの拾いっぷりといい、「マイナー・クラスのNWOBHMシンガー」を体現するかのような、ヘタウマ感溢れる絶妙な歌唱を披露していて思わず頬が緩みます。
音楽性の方もそれに倣ってか、印象的にハモりながらドンヨリ湿ったメロディとリフを紡ぐツインGから、早歩きのテンポで進むリズム、そして派手なキメ曲より、コトコト長時間じっくりと煮込んだような、華はないけど味は十分な楽曲の連なりで聴き手を引き込む構成まで、もうド真ん中の
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