この曲を聴け! 

火薬バカ一代さんのページ
火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 3051-3100
MIDAS TOUCH-Presage of Disaster
MIDAS TOUCH
SUICIDAL ANGELS-Divide and Conquer-Control the Twisted Mind
SUICIDAL ANGELS-Divide and Conquer
Evil Invaders-EVIL INVADERS
Evil Invaders
HUNTRESS-Starbound Beast
TAKARA-Taste of Heaven
BALTIMOORE-Double Density-My Kind of Woman
BALTIMOORE-Double Density-My Blue Moon
BALTIMOORE-Double Density
Den of Thieves-Conspiracy-New World
Galleon-Lynx
Galleon
Den of Thieves-Conspiracy
Den of Thieves-Honour Amongst Thieves-Never Look Back
Den of Thieves-Honour Amongst Thieves-Falling out of Love
Den of Thieves-Honour Amongst Thieves-The Fools You Know
Den of Thieves-Honour Amongst Thieves
Den of Thieves
Virtue-We Stand to Fight-We Stand to Fight
ANVIL-Hope in Hell
Virtue-We Stand to Fight-Fool's Gold
Virtue-We Stand to Fight
VIRTUE
Vectom-Rules of Mystery-Der Anfang / Prisoner's Back
Vectom-Rules of Mystery
Vectom-Speed Revolution-Satan's Colours
Vectom-Speed Revolution-Black Viper
Vectom-Speed Revolution-Loudness and Speed
Vectom-Speed Revolution-In Nomine Satanas
Vectom-Speed Revolution
Vectom
PROTECTOR-Urm the Mad
ATTACKER-The Second Coming
Artica-As It Should Be
Artica
ALIEN-Crash
VENUS & MARS-NEW MOON RISING-BLESS A BRAND NEW ANGEL
VENUS & MARS-NEW MOON RISING
Minaton-One Day in Paradise-Down by the Quay
Minaton-One Day in Paradise-Highlife in the Night
Minaton-One Day in Paradise-One Day in Paradise
Minaton-One Day in Paradise
Minaton
TORCH-Torch-Battle Axe
TORCH-Torch-Watcher of the Night
TORCH-Torch-Beauty and the Beast
TORCH-Torch
XT-XT-The Rock In My Life
→PC向けページ
Tweet
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138


発言している21曲を連続再生 - Youtube



MIDAS TOUCH-Presage of Disaster ★★ (2014-02-27 23:13:18)

スウェディッシュ・スラッシャーが'90年に発表した唯一作。
ジャケットには目を惹くトリック・アートを用い、曲間にはSEを配してコンセプト・アルバムの体裁が整えられた本作(もし次作が制作されたなら、このコンセプトが引き継がれる予定だったとか)は、吹き荒れる偏執的リフ/リズム・ワークの嵐と、トリッキーな曲展開で息つく間もなく畳み掛ける、CORONERや後期DEATHROW等が比較対象に挙げられるテクニカル・スラッシュ・サウンドが目白押し。
この手の音は好みからは外れるのですが、にも関わらず不思議と本作をすんなり楽しめたのは、技巧に溺れてスラッシーな尖り具合が損なわれておらず、そして冷ややかでウェットな感触を強く漂わす、北欧出身バンドならではの特性によるところ大。ミステリアス且つドラマティックな④はその好例でしょうかね。
ガナるのも歌うのも中途半端な浮遊するVoが、こうした楽
…続き

MIDAS TOUCH (2014-02-27 23:11:36)

現F.K.U.のパトリック・スポロング(B)や、後にMISERY LOVES CO.を結成するパトリック・ヴィーレン(Vo)らが在籍していたスウェーデンはウプサラ出身の5人組スラッシュ・メタル・バンド。
'85年に結成され、Voの定着に時間を要するものの、'88年に制作したデモ『GROUND ZERO』が高評価を受け、評判を聞きつけたNOISE RECORDSと契約(この時、社長のカール・U・ウォルターバックが自らウプサラまで出張ったという)。
プロデューサーにロイ・ローランドを迎えてレコーディングされた1st『PRESAGE OF DISASTER』(まだ小僧だったシンガーは散々駄目出しを受けたそうで、後に「あのレコーディングは悪夢だった」と述懐している)は'90年に発表。母国を中心に話題を呼ぶも、既にスラッシュというジャンル自体が斜陽期を迎えていたこと、そしてレコード会社
…続き

SUICIDAL ANGELS-Divide and Conquer-Control the Twisted Mind ★★★ (2014-02-26 23:17:45)

意表を突いてバイオリンをフィーチュアした
メランコリックなイントロからスタート。
その後は当然のようにシャープなGリフ主導の
スピード・パートへと転じるわけですが、
前のめりな「爆走」というよりは、
地面をしっかりと踏みしめてタイトに疾走する様相が
これまでの彼らとは少々異なる印象。
緩急を効かせた7分に及ばんとする曲展開や
練られたGソロを聴いていると「ドラマティック」
という表現が思い浮かびます。

SUICIDAL ANGELS-Divide and Conquer ★★★ (2014-02-25 22:45:56)

トップ・ランナーとしてギリシャのスラッシュ・シーンを牽引するSUICIDAL ANGELSが、ギタリストの片割れをパノス・スパノスから元EXARSISのクリス・Tにチェンジして'14年に発表した5thアルバム。
これまで一貫してSLAYERやKREATORの流れを汲む激発型スラッシュ・サウンドを追及してきた彼らですが、5枚目にして変化球を投げ込んで来ました。
密度の濃いモダンな音作りの下、従来作に比べてアグレッションの「発散」と「溜め」がかなり意識的にコントロールされている本作は、軟弱にならない程度に増量されたメロディとの組み合わせで、カミソリの如き切れ味の鋭さ以上に、重厚にしてキャッチーな打撃力が印象に残る作風に。
さり気なくヴァイオリンまで使用されている④⑩は、バンドの試行錯誤の結晶というべき大作ナンバー(前者は6分、後者は8分)で、中でもスラッシーな攻撃力とダイナ
…続き

Evil Invaders-EVIL INVADERS ★★★ (2014-02-24 23:52:22)

ベルギーから現れた期待の新人5人組が'13年に発表したデビューEP。
前評判やジャケットの印象から、てっきりスラッシュ・メタル・バンドだと思っていたのですが、当たらずと言えども遠からず。
熟練職人の刃物捌きのような鋭利にして軽快なリフ・ワークや、スタッカート気味に走り抜けるリズムがスラッシーな攻撃性とスピード感を具現化しつつも、サウンド全体としては、FASTKILLの伊藤昭博似のハイトーンでテンション高くまくし立てるVoがしっかりとメロディを「歌い」、尚且つツイン・リードGがメロディックに、ドラマティックに駆け巡っていることもあって、その印象は「限りなくNWOTHM寄りのスピード・メタル」といった趣き。
特に、MOTORHEAD遺伝子を組み込んでフルスロットルで高速回転するGリフ&Bラインと、起承転結を背負って劇的に疾走する曲展開が血中メタル成分を沸騰させる②と、主張し
…続き

Evil Invaders (2014-02-24 23:51:04)

ベルギーはリンブルグ州モルにおいて、Vo兼Gのジョー・アヌス(凄ぇ名前だな)が結成。
バンド名がRAZORの2ndアルバムから取られていることは想像に難くなく、事実、彼らが演奏しているのはカミソリの如きGリフとリズムがハイテンションに突っ走る、RAZORはもとより、MOTORHEAD、IRON MAIDEN、EXCITER、その他諸々からの影響をちゃんぽんしたスピード/スラッシュ・メタル・サウンド。
'13年発表のセルフ・タイトルの6曲入りデビューEPが高評価を受け、また同作を引っ提げて参加した、地元リンブルグが隔年で開催する音楽コンクール「LIMBOMANIA」では見事優勝。
'14年には早くもTRUE THRASH FESTでの来日公演も決定している等、期待と注目を集める逸材。

HUNTRESS-Starbound Beast ★★ (2014-02-22 00:34:11)

美貌のフロント・ウーマン、ジル・ジェイナス率いるオカルティックHMバンドが'13年に発表した2ndアルバム。
ツアーやメタル・フェス参戦で積み上げた経験値が、如実にクオリティに反映された本作は、迫力と説得力を増したメンバーのパフォーマンスにも支えられ、シアトリカルに練られた曲展開から、2本のGが奏でる煽情的なメロディ、それに逞しさを増したリズムに漲るへヴィネスまで、他の誰でもない、HUNTRESS流HMサウンド確立へと大きく前進。
・・・のわりにイマイチ筆が進まず、感想を書いては消して、消しては書いてを繰り返していたのは、スラッシュ/デス/ブラック・メタルばりの厄いリフ/リズム・ワークや、低音域と高音域を忙しなく行き来するジル嬢の「キング・ダイアモンド唱法」によって醸し出されていた「禍々しさ」や「オカルティックな雰囲気」が大幅減少した楽曲が妙に淡白に響くせいかな?と。

…続き

TAKARA-Taste of Heaven ★★★ (2014-02-20 22:21:20)

筆のノリまくったゼロ・コーポレーションの名調子「だからTAKARA」「おかえりTAKARA」といったCD帯の惹句も思い出深いTAKARA。その彼らが'97年に発表し、BURRN!!誌でも高得点を獲得する等、バンドの最高傑作と評価の高い2ndアルバムがこちら。
キレのあるメロディアスなGプレイに、北欧メタルに通じる透明感と哀愁を宿した楽曲作りに腕前を揮うニール・グロスキー(G)がリーダーの筈なのに、作中においてそれ以上の存在感を発揮しているのは、ジェフ・スコット・ソート(Vo)その人。プロデュース担当のジェフが本作で歌っているのは(当人の弁を借りるなら)「他に適当なシンガーがいなかったから」なのですが、国内盤ライナーに解説文を寄せるわ、肉声インタビューは提供してるわ、トドメに爽やかなハード・ポップ・チューンは伸びやかに、バラードは情熱的に、北欧メタル的様式美ナンバーはパワフルに・・・
…続き

BALTIMOORE-Double Density-My Kind of Woman ★★★ (2014-02-20 10:36:48)

ハード&ヘヴィに生まれ変わったBALTIMOOREの
門出を飾るに相応しいアップテンポのHRナンバー。
ギンギンにDEEP PURPLEしているGとKey、
それに塩っ辛いVoの歌声がロックンロール的ノリの
良さも生み出していますが、土の匂いが全くせず、
全体をひんやりとした空気が包み込んでいる辺りが
やっぱり北欧メタルだなぁ、と。

BALTIMOORE-Double Density-My Blue Moon ★★★ (2014-02-20 10:32:51)

哀愁を帯びたキャッチーなメロディが
Keyを主としたキラキラなアレンジに彩られて
軽やかに吹き抜けていく、絵に描いたような
王道北欧ハードポップ・ソング。

BALTIMOORE-Double Density ★★ (2014-02-18 22:45:12)

名曲“MY BLUE MOON”のヒットで知られる、ビヨルン・ローディン(Vo)率いるスウェーデンのハードポップ・バンドが、新たにブルガリア出身の速弾きギタリスト、ニコロ・コツェフを迎えて、一層ハード&へヴィなサウンドを追及すべく'92年に発表した3rdアルバム。個人的には、ゼロ・コーポレーション内に立ち上げられたHR/HM専門レーベル「MVP」第一弾作品としても記憶に残る1枚です。
軽快に疾走するリズムに乗って、テクニカルなGとKeyが掛け合いを繰り広げ(ニコロ・コツェフが一人二役で担当)、Voが塩っ辛い歌声を響かせるスリリングなOPナンバー①からして、早くもDEEP PURPLEの流れを汲む伝統的北欧メタルの魅力が全開(曲名もDPっぽいぞ)。
但しアルバム全体を見渡すと、ニコロのドラマティックなGプレイを活かしながらも「様式美HM」と表せるようなコチコチの構築感はあまりな
…続き

Den of Thieves-Conspiracy-New World ★★★ (2014-02-16 22:29:45)

VOW WOWの“SHOT IN THE DARK”を思わせる
リフで切り込んでくるKey(ソロも取る)が、
楽曲の持つキャッチーさも高めてくれている、
アルバムのOPを飾るに相応しい疾走ナンバー。

Galleon-Lynx ★★★ (2014-02-15 01:14:38)

大雪の晩にはこいつがキクぜ!・・・と、棚から引っ張り出して聴いていたら、どっぷりとその音世界に浸ってしまい、危うくトリップしかけたスウェーデンのネオ・プログレッシブ・ロック・バンドが'92年に発表した1stアルバム。
総収録時間は70分以上、楽曲の殆どが6~7分越えという大作主義が貫かれたプログレ・テイスト全開な作りですが、例えば14分オーバー/全7章からなる⑤のような壮大な組曲にしても、先ずは北欧ならではの透明感と叙情性ありき。素朴な哀メロを暖かく歌い上げるVo(グレック・レイク風)、アルペジオを多用するGに、キース・エマーソン風味のKeyと軽快なリズム・ワークによって彩られた曲展開からも、派手さ/大仰さは必要最低限に抑制されています。
そうしたポンプ・ロック寄りの作風が、HR/HMファンには刺激乏しく響くやもしれませんが、本編中最もハードな仕上がりの①や、BACK-TIC
…続き

Galleon (2014-02-15 01:12:38)

'81年に、ゴラン(Vo)とダン(Ds)のフォルズ兄弟を中心に結成。
'85年に制作したデモテープが「スウェディッシュ・ロック・チャンピオンシップ」の決勝まで勝ち進む等、着実に認知度と経験値を高め、'91年にはデビュー作のレコーディングを開始。
ところがここでトラブル発生。当時バンドはARAGONと名乗っていたのだが、同名のバンドがオーストラリアにも存在していることが発覚し、バンド名の変更を余儀なくされる。
'92年、名をGALLEONと改め、日本のゼロ・コーポレーションとの契約を得たバンドは、満を持して1st『LINX』を発表。(奇しくもオーストラリアのARAGONもゼロ・コーポレーションから日本デビューを飾っているという)
その後、日本盤がリリースされたのは3rd『KING OF ARAGON』('95年)までだったと記憶していますが、この文章を書くにあたって
…続き

Den of Thieves-Conspiracy ★★★ (2014-02-13 23:39:11)

沈滞する90年代の英国HR/HMシーンにおいて気を吐いたDEN OF THIEVES、'95年発表の2ndアルバムにして(残念ながら)ラスト作。
勢いよく切り込んでくるKeyリフが、どことなくVOW WOWの名曲“SHOT IN THE DARK”を思わす疾走ナンバー①によるOPだけで「よっしゃ、合格!」と膝を打つ本作は、英国声シンガーの熱唱とバックのタイトな演奏を活かして、憂いを帯びたメロディがキャッチーに駆け抜けていく、「華」はないけど聴けば聴くほどに旨味が染み出す燻し銀のブリティッシュHMサウンドが、今回も徹頭徹尾貫かれています。
①③⑦⑩といった疾走曲のカッコ良さに一層の磨きを掛けると共に、ソロを取ったかと思えばリフも刻み、時にはGとバトルを繰り広げたりと、ゲスト参加とは思えぬ八面六臂の活躍を魅せるKeyのフィーチュア度が格段にUP。これにより潤いとドラマ性が増強され
…続き

Den of Thieves-Honour Amongst Thieves-Never Look Back ★★★ (2014-02-12 22:20:54)

ブリティッシュ・ボイスの威力を
遺憾なく発揮したVoの胸を打つ熱唱と
練り上げられたよく歌うGソロに転げ回る、
キャッチーにして哀愁漂うHRナンバー。

Den of Thieves-Honour Amongst Thieves-Falling out of Love ★★★ (2014-02-12 22:15:10)

後半へ聴き進むに従って、効果的に導入された
Keyが叙情性とドラマ性をぐんぐん盛り上げていく
アルバムのハイライト・ナンバーに推薦したい
入魂のバラード。熱の篭ったVoの歌いっぷりに
胸を鷲掴みにされる思いです。

Den of Thieves-Honour Amongst Thieves-The Fools You Know ★★★ (2014-02-12 22:09:28)

不気味なイントロを破って、湿ったGリフと
早過ぎず、遅過ぎもしないリズムが刻まれ、
隙間のない声質のVoがぐっとエモーションを込めて
歌い始めた瞬間、濃厚なブリティッシュ風味に
噎せ返りそうになりましたよ。
Gソロも美味。

Den of Thieves-Honour Amongst Thieves ★★ (2014-02-11 20:42:16)

北アイルランドはベルファスト出身のツインGを擁する5人組が、'94年に発表した1stアルバム。
アイルランドといってもケルト音楽の要素はまるでなく、湿気った質感と適度な疾走感を伴って刻まれるリフ&リズムの上で、凛々しく絡み合う2本のGと、熱唱型のVoとが憂いを湛えたメロディを拾っていくサウンドは、見事なまでに「正調英国産HM」していて嬉しくなりますねぇ
Keyがさりげなく効かされた楽曲は、哀愁に満ち溢れた⑧を筆頭に、いずれも一聴して耳を捉えるキャッチーさも備わっていて、何よりそれを歌うハイトーン・シンガーが、カル・スワン系ブリティッシュ・ボイスの持ち主なのも、このバンドが志す音楽性にピッタリとハマっていて雰囲気を盛り上げてくれます。
厚みに乏しいチープな音質と、初めてのアルバム制作に舞い上がって手持ち曲を全部注ぎ込んじゃいました・・・的な締まりに欠ける構成が足を引っ張り
…続き

Den of Thieves (2014-02-11 20:39:20)

デイヴィッド“ディー”マックニーリー(G)を中心にアイルランドはベルファストにて結成。
そこに後期SWEET SAVAGE(当時はEMERALDを名乗る)で歌っていたジョン“ハーヴ”ハーヴィンソン(Vo)が合流する形でラインナップが整うと、日本のゼロ・コーポレーションと契約を交わし、'94年に1st『HONOUR AMONGST THIEVES』を、'95年には『CONSPIRACY』をリリース。
そこに託された流行とは無縁の高純度ブリティッシュHMサウンドがマニアからは高く評価されたが、時はダーク&へヴィな音が持て囃されていた90年代真っ只中。またゼロ・コーポレーションが音楽事業から撤退してしまった不運も重なり、バンドは解散。
ハーヴは現在はSTORMZONEを率いて元気に活動中。

Virtue-We Stand to Fight-We Stand to Fight ★★★ (2014-02-11 18:26:28)

少々パワー不足のVoさえも味わいに変えて、
メロディアスに舞うツイン・リードGの妙が
ウェット且つドラマティックな曲展開を牽引する
これぞブリティッシュHM!な名曲。
「HM版WISHBONE ASH」と評されたのも納得です。

ANVIL-Hope in Hell ★★ (2014-02-10 22:57:18)

輸入盤が出回り始めてから随分と経つのに、いつまでも国内盤が発売されず「まさか今回は出さないつもりでは・・・」とヤキモキしていたところで、漸く昨年末に国内盤のリリースが実現したANVILの15thアルバム。ちなみにHELLHOUNDのCROSSFIRE氏が思い入れたっぷりの解説文を寄稿していて、これはナイス人選。
映画にも出演していたグレン・ファイヴ(B)が脱退してしまいましたが、最早リップスの熱血VoとGプレイ、ロブ・ライナーの暴れ太鼓さえあればANVILサウンドが成立することは衆目の一致するところであり、今作も「らしさ」は微動だにせず。あと後任ベーシストが元CITIESってのもピッタリな人事過ぎてちょっと笑っちゃいましたよ。
重厚な仕上がりだった前作『JUGGERNAUT OF JUSTICE』の反動か、今回は全体的にシンプルなロックンロール・ナンバー中心の構成が取られてい
…続き

Virtue-We Stand to Fight-Fool's Gold ★★★ (2014-02-10 22:50:10)

「戦いの序曲」といった勇壮さの
JUDAS PRIEST調のイントロを、
滑るように刻まれる劇的なGリフが
切り裂いて疾走し始めた瞬間、
あまりのカッコ良さに膀胱が緩みました。
デモ音源ゆえの音の悪さを遥か彼方へと
吹っ飛ばすこの名曲っぷりはどうしたことか。

Virtue-We Stand to Fight ★★★ (2014-02-08 10:24:23)

80年代半ば、《THE BEST UNSIGNED BAND FROM NWOBHM》と噂されたオックスフォード出身の5人組が、'85年に発表した7インチEP『WE STAND TO FIGHT』と、'87年に制作した3曲入りデモテープ『FOOL'S GOLD』という2つの音源を合体収録するアンソロジー盤。
「幻の~」とか「伝説の~」なんて冠言葉がつく作品は、入手困難期間中に消費期限切れを起こしてる場合も少なくないのですが、コレは間違いなくその例外作品の一つ。一応リマスターされているとは言え、音質の悪さはある程度覚悟せねばなりませんが、しかし本作はそれを押しても楽曲が良い!
疾走するリズムの上で、劇的且つシャープに刻まれるGリフと、青い炎が揺らめくような英国声による熱唱、そして思わず泣きながら握り拳突き上げたくなるフレーズを次々に奏でるツイン・リードGが伸びやかに舞う収録曲は
…続き

VIRTUE (2014-02-08 10:22:18)

NWOBHM華やかなりし'81年、チューダー(Vo)とマット(G)のシェルトン兄弟がイギリス・オックスフォードにおいて結成。
'85年にOTHER RECORDSから発表された7インチEP『WE STAND TO FIGHT』は世界中のマニアを熱狂させたが、インターネット登場以前、そうした評判はメンバーの耳までは届かず、また'87年制作の3曲入りデモ『FOOL'S GOLD』をEPとしてリリースする話もレーベル倒産で立ち消えになる不運、そして何よりNWOBHM自体が終焉を迎えていた時期の悪さが重なって、バンドはアルバム・デビューを果たすことなく解散してしまった。
NWOBHM熱の再燃に伴って、昨今、欧州方面で注目が集まっているバンドですが、チューダー・シェルドンがミュージシャン業から足を洗ってることもあって再結成は難しい様子。
弟のマットは、THE SHOCK(90年代
…続き

Vectom-Rules of Mystery-Der Anfang / Prisoner's Back ★★★ (2014-02-06 22:26:36)

相変わらずスピーディではあるものの、
切迫感が薄まった曲調はパワー・メタル的。
ゆったりとハモるツインGもいかにも
「ジャーマン・メタル」といった趣きです。
メロディアスに歌おうとする(努力の跡は伺える)
Voの歌唱力も、リッキー・ヴァン・ヘルデン(ATTACK)
クラスまでには上達しました。
・・・これを「上達」と言っていいのかどうか分かりませんが。

Vectom-Rules of Mystery ★★ (2014-02-06 22:13:22)

デビュー作『SPEED REVOLUSION』のアートワークと間違い探し状態のジャケットでファンの混乱を誘った(?)、ドイツ・インゴルシュタット出身の4人組が'86年に発表した2ndアルバム。
チープだった音質が幾らか改善され、メロディアスに歌うべく努力するようになったシンガーが「ド下手」から「デビュー直後のカイ・ハンセン」クラスにまで何とかレベルUP(・・・レベルUP?)。またツインGも一層ドラマティックなフレーズを奏でるようになる等、前作に比べてかなりパワーメタル成分が強まりました。
反面、「スピード命!夜露死苦!」といった刹那的な疾走感が緩まってしまった点は痛し痒し。またデビュー作を繰り返し聴き込むうちに音痴なシンガーに耐性が出来てしまったので、半端に上達した本作での彼の歌唱に物足りなさを覚えてしまう始末。慣れってやつは恐ろしい・・・。
とはいえ、別に彼らのサウン
…続き

Vectom-Speed Revolution-Satan's Colours ★★ (2014-02-05 22:39:00)

1stアルバム最速ナンバー。
全セクションが早回しで再生されてるようで
聴く度に笑ってしまいます。その速度についていけず、
「うるせぇなこの野郎!ほっとけボケ!」と
不貞腐れてキレ気味に吐き捨ててる(ような気がする)
Voが最高。

Vectom-Speed Revolution-Black Viper ★★ (2014-02-05 22:34:59)

一生懸命メロディアスに歌い上げようとしている
(その結果、息も絶え絶えな感じになってるのが可笑しい)
Voと、ドラマティックにハモるツインGをフィーチュアした
パワー・メタリックな疾走曲。

Vectom-Speed Revolution-Loudness and Speed ★★★ (2014-02-05 22:32:41)

タイトルまんまの曲ですね。
チリ出身のタンザ嬢率いるDEMONAがカヴァーしたことが
局所的に話題になったような、ならんかったような。
ソフト・ロックは好かん!メタル最高!
ジャック・ダニエルズ旨ぇ!
喧しくてスピーディ、それがVECTOMのやり方!
とバンドの主義信条を高らかに謳い上げる歌詞が
素晴らし過ぎますよ。
レミーみたいなオブリを入れてくるBもカッコイイ。

Vectom-Speed Revolution-In Nomine Satanas ★★ (2014-02-05 22:25:54)

「ほどほど」とか「適当」といった言葉とは全く無縁で、
全てのパートが全力投球で突貫するスピード・ナンバー。
スラッシュとは「鞭打ち」から来てるわけですが、
ここのドラミングはまさしくそれ。バシバシ鞭打ってます。

Vectom-Speed Revolution ★★★ (2014-02-04 22:45:39)

KKKもどきのアートワークを頂く本デビュー作('85年)において、チープな音質のもと繰り広げられるのは、疾走疾走また疾走という、アルバム・タイトルを地で行くスピード・メタル・サウンド。
ガムシャラにブッ叩きまくるDs&激しくのた打つBが形成する性急なリズムに乗って、音程ガン無視のダミ声Voとヒステリックに切り込んでくる2本のGとが、何かに憑かれたように突っ走る様には、「やりたいことに実力は追いついてないけど、足りない分は気合と根性でカバー!」という、(この時代の)ジャーマン・メタル・スピリッツが濃厚に息衝いています。
破れかぶれな暴走を繰り返しながら、飽くまで根っこには正統派HMが植えられている楽曲は初期DEATHROWやS.D.I.なんかに近い印象ですが、良くも悪くもこのバンドを個性的な存在たらしめているのは、清々しいぐらいに音痴なVo。「まぁ楽器兼任ならこんなもんか」と思
…続き

Vectom (2014-02-04 22:44:00)

'83年の結成から'93年の解散まで、10年間の活動期間を全速力で駆け抜けた、ドイツはバイエルン州インゴルシュタット出身の5人組スピード/スラッシュ・メタル・バンド。そのせいで情報が少ない少ない。
'85年にGAMA INTERNATIONALから1st『SPEED REVOLUSION』を、'86年にSCRATCHCORE RECORDSから2nd『RULES OF MYSTERY』をそれぞれ発表しており、これらのアルバムに託された、荒削りだが生き急ぐように突っ走る暴走サウンドは、マニア筋から評価が高い。
ところで、「VECTOM」ってどういう意味なんでしょうね?

PROTECTOR-Urm the Mad ★★★ (2014-02-03 23:30:56)

PROTECTOR復活の報を教えて頂き、久し振りに引っ張り出して聴き直している'89年発表の2ndフル・アルバム。日本では嘗てテイチクからEP『LEVIATHAN'S DESIRE』('90年)とのカップリングで、全20曲、収録時間70分オーバーという、この手の音に興味のない人には拷問みたいな仕様で国内盤がリリースされていましたね。
'94年にオーバードーズにより死去した中心メンバー、ミヒャエル・ヘッセの畳み掛けるドラミングを核に、マーティン・ミシーの咆哮型Voと、痙攣気味に刻まれるGリフが暴風の如く荒れ狂うスラッシュ・サウンドは、『TERRIBLE CERTANITY』を発表した頃のKREATORを彷彿とさせる一方で、押しまくるだけでなく、スロー/ミドル・セクションを有用。例えばアコギが爪弾かれるイントロから段階的にスピードを上げていく⑦のような、いかにもヨーロピアンな湿気ったヘ
…続き

ATTACKER-The Second Coming ★★★ (2014-02-02 21:39:47)

BON JOVIのお膝元ニュージャージーにおいて、そのBON JOVIとは「白馬の王子様」と「類人猿」ぐらいかけ離れたムサ苦しいパワー・サウンドを追及し続けるトゥルー・メタル軍団、ATTACKERが'88年に放った2ndアルバム。(再発盤のジャケットはリバーシブル仕様なんですが、両方ともちっとも嬉しくないクオリティなのがこのバンドならでは)
若ハゲにビール腹という、外見上のハンデを物ともしないストロングな歌唱を轟かせる新Vo、ジョン・レオーネ(故人)の加入により、SHRAPNELメタルにも通じる肉食系USパワーメタル・サウンドが格段にビルドアップ。(エンジニアはアレックス・ペリアラス&ロブ“ワッコ”ハンターで、この顔触れからして既に暑苦しい)
RIOTの“THUNDERSTEEL”を更にマッチョ化したような①や、緩から急へと突貫する③、戦車の如く突き進む⑧といった、ハイピッチ
…続き

Artica-As It Should Be ★★★ (2014-02-01 00:47:55)

年末に手持ちのゼロ・コーポレーション関連作品を整理したのですが、それまで持ってたこと自体を完璧に失念していた、アメリカ出身の5人組が'95年に残した1stアルバム。
影が薄いとは言え、決して低クオリティの作品ではなく(聴き直して今更思い出した)、ちょっぴり掠れ声のハイトーンVoと、シンフォニックなKey、それに分厚いボーカル・ハーモニーに包まれたJOURNEY型AOR/産業ロックのド真ん中を行く哀愁サウンドは、流石に本家に比べるとプロダクションもアレンジも野暮ったい。しかしその分、こっちは楽曲や演奏から発せられる、新人らしい若々しさ弾けるハードネスが売りになっています。
例えばコーラスにしても、JOURNEYのそれが「壮麗さ」を増強してるのに対し、本作の溌剌としたコーラスからはアリーナ・ロックとかポップ・メタル寄りな味わいも感じられ、特に⑤⑧は、単なるJOURNEYフォロワー
…続き

Artica (2014-02-01 00:47:23)

マーク・エイドリアン(G)とロビー・ムーア(Key)、それにジェフ・パリスと活動を共にしていたというロジャー・フィーツ(B)が中心となり、ロサンゼルスで結成。
ラインナップを整え、デモテープの制作、また地元で開催されたバンド・コンテストで1位に輝く等の実績を上げた結果、アルバム・レコーディングのチャンスを掴み、'95年、セルフ・プロデュースでデビュー作『AS IT SHOULD BE』を発表。同作はジャケット・デザインを変更して、日本でもゼロ・コーポレーションからリリースされた。
ちなみに『AS IT~』は日本でしかCD化されなかったため暫くレア・アイテム化していたものの、'05年にめでたくリイシュー。しかもお色直しされた再発盤のジャケットが美麗で良いんだな、これが。

ALIEN-Crash ★★ (2014-01-30 22:10:52)

ALIENのカタログの中ではあまり評価の芳しくない、'95年発表の4thアルバム。
やっぱり“SPOTLIGHT KIDS”ソックリな①が不味かったのか、それとも「キーを変えただけの“LONG LIVE ROCK'N'ROLL”」といった趣きの②が不味かったのか、はたまた“EYE OF THE WORLD”のGソロをまんま頂戴してしまった④が不味かったのか・・・。と言うか、90年代という時代に即したハード・ロッキンなサウンドの構築を目指したものの、出来上がった作品からは元ネタが露骨に透けて見えてしまっていたという、ハード方面に関する彼らの引き出しの少なさが不味かった作品なのかな、と。
一方で、しんみりと心温まるバラード⑤、ポジティブな躍動感を伴って駆け抜けていく⑥、メンバー自ら「80年代のALIEN風味」と太鼓判を押す⑧等、傑作デビュー作でこちらの耳に刷り込まれた「ALIEN
…続き

VENUS & MARS-NEW MOON RISING-BLESS A BRAND NEW ANGEL ★★★ (2014-01-30 22:03:06)

あと10年早く発表されていたなら
アメリカでヒットしてたんじゃないかな~
と想像を掻き立てられる名バラード。
「上手い歌」ってのは、こういう歌唱を言うのですね。

VENUS & MARS-NEW MOON RISING ★★★ (2014-01-29 22:50:58)

マーク・フリーの傑作『LONG WAY FROM LOVE』に“SOMEDAY YOU'LL COME RUNNING”等の秀曲を提供したことで、HR/HMファンにも一躍その名を知らしめた敏腕ソング・ライター、ロビン・ランダルが、シンガーのダイアナ・デウィントと共に結成したポップ・ロック・デュオの日本デビュー作となった'98年発表の2ndアルバム。
憂いを振り撒くダイアナの麗しい歌声と、ロビンのクリエイトする哀愁のメロディが、Keyの煌びやかな味付けのもとキャッチーに躍動する楽曲は、収録全曲が“SOMEDAY~”と同系統のハードポップ路線。
いくら1曲1曲の完成度が高くても流石にこの音楽性で14曲収録はダレるよとか、打ち込みを多用した角のない音作りがHR/HMリスナーには刺激不足とか、色々気になる点もあるっちゃ有りますが、それを差っ引いて尚、マーク・フリーの『LONG~』に収
…続き

Minaton-One Day in Paradise-Down by the Quay ★★★ (2014-01-28 22:32:40)

港町の恋人達の悲恋を切々と歌い上げる
涙なしには聴けないアルバムのハイライト・ナンバー。
Voの独唱に始まり、泣きのGと重厚な演奏&コーラスと
シンフォニックなKeyが加わってドラマティックに
曲展開が盛り上がっても全く薄れない、
いかにも東欧的な侘しげな叙情メロディが美味。

Minaton-One Day in Paradise-Highlife in the Night ★★★ (2014-01-28 22:26:15)

リードBが非常に効果的な疾走ナンバー。
スパニッシュ・タッチで爪弾かれるアコギを
フィーチュアした中間部のドラマティックな
曲展開も含めて、走っていても優美さを失わない曲調が、
どことなく初期ROYAL HUNTを彷彿とさせます。

Minaton-One Day in Paradise-One Day in Paradise ★★★ (2014-01-28 22:21:58)

壮麗なコーラスがQUEEN風味を醸し出すと同時に、
ネディ・ジョン・クロスの舞台俳優としての
才能も発揮された、ミュージカル・テイストも
感じられるシンフォニックなバラード。

Minaton-One Day in Paradise ★★★ (2014-01-27 21:56:25)

ゼロ・コーポレーションからリリースされたカタログを棚にコレクションしてはニヤニヤと悦に入っていたのも今は昔。現在ではかなりの作品を手放してしまったのですが、幾つかは手元に残したままの物もあって、最近よく聴き直しているその中の一つが、ドイツに拠点を置く5人組が'94年に発表したこのデビュー作。
メンバー・ショットを適当にコラージュしただけの冴えないアートワークと、冒頭に配置されたロケンロール・ソング2連発でリスナーの出鼻をいきなり挫く構成は頂けませんが、彼らの本領は、シンフォニックなアレンジと、テクニカルな演奏に支えられた大仰な曲展開が、VALENTINEやMEATLOAF等を彷彿とさせる楽曲が並ぶ4曲目以降に発揮されるので、暫しのご辛抱を。
取り分け本作のユニークネス創出に大きく貢献しているのが、音楽の専門教育を受け、俳優として舞台にも立っているというネディ・ジョン・クロス(
…続き

Minaton (2014-01-27 21:55:53)

兵役中に知り合ったメンバー達によってブルガリアにて結成。活動拠点をドイツへと移し、'94年に1st『ONE DAY IN PARADISE』を自主制作。
当初はバンドのリーダーであるネディ・ジョン・クロスのソロ名義でのリリースだったが、'95年にゼロ・コーポレーションを通じて日本でも同作が発売されるにあたり、MINATONとバンド名義に改める。
「ミナトン」なんて聞くとどうしてもレイ・ハリーハウゼンがクリエイトした牛頭人身の怪物のことを思い出してしまいますが、多分彼らもアレからバンド名を頂戴したんだろうなぁ、と。
尚、MINATONはこれ1枚きりで消滅し、以降ネディ・ジョン・クロスはソロ・アーティストとして活動している模様。

TORCH-Torch-Battle Axe ★★ (2014-01-24 23:39:05)

アクセントとして用いられたアコギが
ミステリアスな雰囲気も醸成し、
アルバムで最も北欧らしさが感じられる
ミッド・ナンバー。
邦題“闘いの刃”に相応しく、ダークで
重厚な曲調に血が騒ぎます。

TORCH-Torch-Watcher of the Night ★★★ (2014-01-24 23:31:16)

帯に書かれた「たいまつ(トーチ)を掲げた5人の戦士達は
勇猛にも戦いを挑んだ!トーチは巨大な炎となって燃え盛る!
ヘヴィ・メタル・キッズ達よ彼らの、このパワー、
スピード感に酔いたまえ!」なる惹句を地で行く疾走曲。
(酔いたまえ!って・・・)
全体を引っ張るキレのあるドラミングも気持ち良いですね。
ちなみに邦題は“暗黒の監視人”

TORCH-Torch-Beauty and the Beast ★★ (2014-01-24 23:22:36)

LAメタル・テイストも感じられる
軽快でノリの良い曲調に、字余り気味の歌詞を
威勢良くねじ込んでくるVoの体毛の濃そうな
ワイルドな歌いっぷりが、何となく
ブルース・ディッキンソンを彷彿とさせます。

TORCH-Torch ★★★ (2014-01-23 22:45:48)

スウェーデン出身の4人組が'83年に発表した、LPサイズで遭遇した日にゃ夢見が悪くなりそうなジャケットがインパクト絶大のデビュー作(邦題は『暗黒からの脱出』)。しかも「北欧伝説の乙女さながらの~」という解説を読むに、コイツこの顔で女(女神様)なのか?!と。言われてみれば妙に唇赤いし、眉毛整えてるし、睫毛長いし、見ようによってはパンプアップした木の実ナナに見えなくもないが・・・。
そんなジャケが表す通り、【北欧メタル】のカテゴリーで語られることの多い作品にも関わらず、ここに託されている音に「泣き」とか「哀愁」「透明感」「クラシカルな美旋律」といったキャッチー・・・いやさ、軟弱な要素は皆無。
剛毅なGリフ主導で疾走する武骨で胸毛モサモサな番長サウンドは、北欧メタルよりもNWOBHMやヴァイキング・メタルに近しく(収録各曲に付けられた大仰な邦題もハマってます)、初めて聴いた時は「垢
…続き

XT-XT-The Rock In My Life ★★★ (2014-01-22 21:18:26)

GソロとKeyソロも盛り込まれたハードな疾走ナンバー。
(音作りがポップなので、とてもそうは聴こえませんが)
「ジ~ザァ~ス!」「ジ~ザァ~ス!」と連呼しているので、
STRYPERがカヴァーしたら案外ハマりそうな名曲。


MyPage