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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 3151-3200
MANTIC RITUAL-Executioner-Murdered to Death
MANTIC RITUAL-Executioner
MANTIC RITUAL
TORANAGA-Righteous Retribution-The Ultimate Act of Betrayal
TORANAGA-Righteous Retribution-Cynical Eyes
TORANAGA-Righteous Retribution
BIBLEBLACK-The Black Swan Epilogue-The Black Swan Epilogue
BIBLEBLACK-The Black Swan Epilogue-Mourning Become Me
BIBLEBLACK-The Black Swan Epilogue
BIBLEBLACK
ESSENCE-Last Night Of Solace-Last Night of Solace
ESSENCE-Last Night Of Solace-Final Eclipse
ESSENCE-Lost in Violence-Lost in Violence
ESSENCE-Lost in Violence-Shades of Black
ESSENCE-Lost in Violence-Unlimited Chaos
CRYSTAL VIPER-Possession-Julia is Possessed
CRYSTAL VIPER-Possession
ESSENCE-Last Night Of Solace
ESSENCE-Lost in Violence
ESSENCE
ARTILLERY-Legions-Global Flatline
ARTILLERY-Legions
Pole Position-Pole Position-Sign
Pole Position-Pole Position
Pole Position
Mandrake Root-TALES OF THE SACRED-Fire Walks with Me
Mandrake Root-TALES OF THE SACRED-The Holy Gate
Mandrake Root-TALES OF THE SACRED-Lonely Man's Day
Mandrake Root-TALES OF THE SACRED
Mandrake Root
ICED EARTH-Plagues of Babylon-Cthulhu
ICED EARTH-Plagues of Babylon
Eastern Orbit-Future Force-Epitaph
Eastern Orbit-Future Force-Time Limit Man
Eastern Orbit-Future Force-Space Strut
Eastern Orbit-Future Force
Eastern Orbit
MIDAS TOUCH-Presage of Disaster-When the Boot Comes Down
MIDAS TOUCH-Presage of Disaster
MIDAS TOUCH
SUICIDAL ANGELS-Divide and Conquer-Control the Twisted Mind
SUICIDAL ANGELS-Divide and Conquer
Evil Invaders-EVIL INVADERS
Evil Invaders
HUNTRESS-Starbound Beast
TAKARA-Taste of Heaven
BALTIMOORE-Double Density-My Kind of Woman
BALTIMOORE-Double Density-My Blue Moon
BALTIMOORE-Double Density
Den of Thieves-Conspiracy-New World
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MANTIC RITUAL-Executioner-Murdered to Death ★★★ (2014-03-31 22:59:14)

親の敵のように執拗に刻まれるGリフから
血気盛んに煽り立てるVo、
それらを乗せてテンション高く突っ走るリズムまで
スラッシャーの血を騒がせる要素満載で贈る
アルバムのハイライト・ナンバー。

MANTIC RITUAL-Executioner ★★★ (2014-03-28 23:26:25)

いつの間にか解散していた、ペンシルベニア州ピッツバーグ出身の4人組の唯一作となった、'09年発表のデビュー作。(プロデュースは元HOLY MOSESのアンディ・クラッセンが担当)
前掛かりで畳み掛けるパンキッシュなリズムに、手数多めに刻まれるGリフと上擦り気味のシャウトが乗っかったスピード/スラッシュ・メタル・サウンドは、『KILL 'EM ALL』発表時のMETALLICAからの多大なるインスピレーションを受けたこと確実。特にVoはデビュー当時のジェイムズ・ヘッドフィールドくりそつの青臭さですが、曲によってはDESTRUCTION調のカミソリ・ナンバーありーの、ANTHRAXばりにスポーティなタテノリ・ナンバーありーので、まぁ要するに、80年代スラッシュ・メタル全般からの影響を咀嚼した作風ということでファイナル・アンサー。
突っ込み気味の演奏で聴き手の焦燥感をガンガン煽り立
…続き

MANTIC RITUAL (2014-03-28 23:24:12)

'04年頃からロサンゼルスを拠点にMELTDOWN名義で活動するも、同名バンドの存在を知り、MANTIC RITUALと改名。
本拠地を故郷ピッツバーグに戻すと、'09年にアンディ・クラッセンをプロデューサーに迎えてデビュー作『EXOCUTIONER』をレコーディング。同作はキング・レコードから日本盤もリリースされた。
しかし徐々にメンバー間で活動に対する思惑のズレが生じ始め、'13年に解散。現在、ギタリストのデイヴ・ポッツとべーシストのベン・マットソンは、以前から親交の深かったカリフォルニアのスラッシュ・メタル・バンド、WARBRINGERの一員として活動中。

TORANAGA-Righteous Retribution-The Ultimate Act of Betrayal ★★★ (2014-03-27 22:15:40)

メランコリックな導入部からパワフルに
テンポアップしていく荒々しくも勇壮な曲展開に
血沸き肉踊る、アルバム屈指の名曲。
好戦的な曲調はスラッシュ・メタル数歩手前
といった趣きですが、それでもドラマティックな
メロディの流れが掻き消されていないのは
やっぱりNWOBHM出身バンド(の転生体)ならでは。

TORANAGA-Righteous Retribution-Cynical Eyes ★★ (2014-03-27 22:07:32)

現代の尺度からすると疾走感自体は
大したことない筈なのに、それでも十分
スピーディに聴こえるのは、野蛮且つ
硬質なパフォーマンスが生み出す
気迫と突進力ゆえでしょうか。

TORANAGA-Righteous Retribution ★★★ (2014-03-26 23:43:36)

「TORANAGA復活」の報を耳にして喜んだHR/HMファンが、果たして日本にどれ程いるかは分かりませんが、少なくとも私は喜びました。しかも本再結成作('13年発表)を聴いてみたら、嬉しいぐらい何も変わってない。スラッシーな荒々しさと、ブリティッシュHMならではの湿気った重厚感を身に纏わせて、パワフルに押し出してくる好戦的な音楽性は勿論のこと、決して上手いシンガーではありませんが、TORANAGAの楽曲を歌うにはこの声しかない!と思わされる、マーク・ダフィの赤錆た金属の如き武骨なVoも、全く衰えることなく健在ですよ。
『マジック:ザ・ギャザリング』や『マーヴェル・ゾンビーズ』でお馴染みのケヴ・ウォーカー画伯の手によるアートワークに相応しい野蛮さでアルバムのOPを蹂躙する②③(①はイントロ)、メランコリックな導入部から勇壮に盛り上がっていく④、雄々しいヴァイキング・メタル風のコーラス
…続き

BIBLEBLACK-The Black Swan Epilogue-The Black Swan Epilogue ★★★ (2014-03-25 22:21:32)

モダンにしてクラシカル、
アバンギャルド且つドラマティック
宗教音楽の如き荘厳さと、深淵を覗き込むような
ダークネスといった、相反する要素を兼ね備えた、
マイク・ウェッドが持てる作曲/編曲能力の
全てを注ぎ込んだかのような渾身の大作ナンバー。

BIBLEBLACK-The Black Swan Epilogue-Mourning Become Me ★★★ (2014-03-25 22:11:04)

疾走パートではスラッシュ・メタル・テイストが
色濃く薫るOPナンバー。
「モダン且つエクストリームになったHEXENHAUS」
といった趣きも。

BIBLEBLACK-The Black Swan Epilogue ★★★ (2014-03-24 21:47:05)

マイク・ウェッド(G)が、ABSTRAKT ALGEBRA時代の僚友サイモン・ヨハンソン(G)と再タッグを組んだバンドのデビュー作。('09年発表)
HEXENHAUSばりのスラッシーな疾走感、MEMENTO MORIに通じる宗教的荘厳さを纏ったへヴィネス、KING DIAMOND/MERCYFUL FATEを彷彿とさせるクセの強いリフ・ワークに、シアトリカルな曲展開、そしてそれらをドラマティックにまとめ上げるマイク・ウェッドの流麗なGプレイ・・・と、本作において繰り広げられるのは、マイクのこれまでの音楽的キャリアを総括するかの如き様相を呈する、一大暗黒メタル絵巻。
かけて加えて、ブラック・メタルの禍々しさ、プログレッシブ・ロックの変態性、全編に敷き詰められたフィーチャリスティックなKeyによるモダンなアレンジの数々までトッピングして、一口に「○○風」とは言わせない、独自の個
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BIBLEBLACK (2014-03-24 21:45:30)

HEXENHAUSに始まり、MEMENTO MORI~ABSTRAKT ALGEBRA~KING DIAMOND~MERCYFUL FATEと、北欧暗黒メタル街道を渡り歩くギタリスト、マイク・ウェッドが、自ら率いるべく'07年に立ち上げたバンド。音楽性から推察するに、バンド名はKING CRIMSONから拝借したのかな?(「BIBLEBLACK」で検索かけると、エロアニメのタイトルばかり引っ掛かるのですが・・・)
'09年、プロデューサーにKING DIAMONDの僚友アンディ・ラロックを起用してレコーディングされたがデビュー作『THE BLACK SWAN EPILOGUE』を発表。同作は日本盤もリリースされたが、その後、表立った活動のニュースは入ってこない。

そういえば先日のKING DIAMONDドタキャン騒動(in LOUD PARK)の時、アンディ・ラロック
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ESSENCE-Last Night Of Solace-Last Night of Solace ★★★ (2014-03-23 22:04:24)

音質の向上はもとより、プログレ・メタルばりの
ストップ&ゴーを飲み込んだ起伏の激しい曲展開、
ブラスト・ビートを織り交ぜつつ突進するリズム、
その上でテクニカルなGがドラマティックに乱舞する
場面のカッコ良さを耳にすれば、バンドが前作から
数段階上のステージに上がったことがよく分かります。

ESSENCE-Last Night Of Solace-Final Eclipse ★★★ (2014-03-23 21:58:27)

回転の速いGリフを刻みつつ華麗に舞う2本のGや、
叙情パートからブラスト・ビートが炸裂する疾走パートまで
落差の大きな劇的な曲展開など、ESSENCEというバンドの
魅力を分かり易く伝えてくれる名曲。

ESSENCE-Lost in Violence-Lost in Violence ★★★ (2014-03-23 00:56:42)

バイオレントな疾走パートから、威勢のいいギャング・コーラス、
Bの独演によるムーディな叙情パート、そしてドラマティックに
盛り上がっていく構築美を湛えた曲展開まで、8分に及ぶ長尺の中に
ESSENCEというバンドの持ち味の全てがぶち込まれた、
アルバム・タイトルを冠されるに相応しい名曲。

ESSENCE-Lost in Violence-Shades of Black ★★★ (2014-03-23 00:52:28)

ハッキリとメロディの流れが確認できる、
スラッシュというよりは正統派ヘヴィ・メタリックな仕上がり。
振り絞るようなVoの絶叫と、慟哭を伴った泣きメロが
胸を締め付ける、バンドの懐の深さを知らしめる名曲です。

ESSENCE-Lost in Violence-Unlimited Chaos ★★ (2014-03-23 00:45:07)

序曲“ALLEGIANCE”と共に
中東風味のメロディが妖しく踊る曲調は
バンドがリスペクトを公言する
ARTILLERYからの影響がハッキリと打ち出されています。
本家に比べると、あんまりアクが感じられませんけどね。

CRYSTAL VIPER-Possession-Julia is Possessed ★★★ (2014-03-21 23:41:14)

叙情的な導入部はIRON MAIDEN調ですが、
勇ましく疾走しながらも、どこか一抹の物悲しさを
漂わすメロディがいかにも東欧的で
楽曲自体はまさにCRYSRTAL VIPER印の名曲に
仕上がっています。

CRYSTAL VIPER-Possession ★★ (2014-03-19 22:53:16)

映画『エクソシスト』を思わせるコンセプト・アルバムということで、パワー・メタル然とした突撃感覚よりも、緩急やドラマティックな曲展開といった、全体の整合性を重視した'14年発表の5th。
同じくコンセプト作だった前作のスタイルを継承しているわけですが、ことサウンドの疾走感に関してはかなり回復基調にあり、何よりも聴く者のメタル魂を震わせ、「彼女が歌えばどんなタイプだろうとも、それがCRYSTAL VIPERの楽曲になる」とさえ思わせてくれる、マルタ・ガブリエル(Vo)のヒロイックな歌唱が、流石の存在感で本編をビシッと引き締めてくれています。
東欧調のどこか物悲しい旋律が、時に叙情的に、時にパワフルに疾駆する③、勇ましくもキャッチーな④、メロディ・センスが際立つ重厚なミッド・チューン⑥⑧等、CRYSTAL VIPERが安心と信頼のパワー・メタル・ブランドであることを証明する秀曲を多
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ESSENCE-Last Night Of Solace ★★★ (2014-03-18 22:42:54)

バンド・コンテスト「ROCK THE NATION AWORD 2012」で最優秀賞を獲得し、その賞品としてワールドワイドなレコード契約を手に入れたESSENCEの日本デビュー作となった、'13年発表の2ndアルバム。
リフ&リズム・チェンジの激しいパワー/スラッシュ・サウンドという基本路線に変化はありませんが、レコーディング環境が整ったことで、ラフな仕上がりだった前作に比べてプロダクションが見違えるように向上。併せて、よりエモーションの乗ったシャウトをヒリ出すようになったVo、一層エクストリーミリーにブラストするDs、その間隙を縫ってこれまで以上にドラマティックなメロディをブッ込んで来るG・・・と、各セクションのスキルが目に見えて鍛え上げられているのは、やはりプロデュースを担当したHYPOCRISYのピーター・テクレンの功績も大きいと思われ。
駆け上がるようなGリフ、叙情メ
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ESSENCE-Lost in Violence ★★★ (2014-03-17 22:07:40)

デス/スラッシュ・メタルに由来する爆発的な突進力、現代メタルの重量感、それに卓越した演奏技術に下支えされた展開激しめのパワー/スラッシュ・サウンドを標榜する、デンマークの4人組が'11年にULTIMATE RECORDSから発表した1st。
僅か12日間で突貫レコーディングされた作品だけあって音質自体はかなりラフ。しかしそれを捻じ伏せるだけの重厚な迫力が全編に漲り、リフ/リズム・チェンジを多用する楽曲は大作主義に寄り添うものの、アルバム全編を貫くタイトな疾走感、そして曲展開に勿体ぶったところがないので「長さ」を意識させられる場面が殆どないという曲作りの巧さも光ります。
姿勢を低く構えて突っ走る③⑤⑩といったバイオレントなスラッシュ・ナンバーから得られるカタルシスにも辛抱堪らんモノがありますが、個人的に痺れたのは、中東風味のエキゾチックなメロディ使いが、彼らが最大限のリスペクト
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ESSENCE (2014-03-17 22:06:09)

デンマークはオールボーにおいて、平均年齢16歳という若いメンバー達によって結成。
'07年制作の自主制作EP『ART IN IMPERFECTION』で獲得した評判を梃子に、'11年には「制作日数僅か12日間」という実にスラッシュ・メタル・バンドらしい手法でレコーディングされた1stフル『LOST IN VIOLENCE』をULTIMATE RECORDSから発表。
更に'12年には、バンド・コンテスト「ROCK THE NATION AWARD 2012」に参加し、数千の応募バンドの中から見事最優秀バンドに輝き、その賞品としてワールドワイドなレコード契約を獲得。
プロデューサーにHYPOCRISYのピーター・テクレンを迎える等、より潤沢なレコーディング環境で制作された2nd『LAST NIGHT OF SOLACE』は'13年に発表され、同作はSPIRITUAL BE
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ARTILLERY-Legions-Global Flatline ★★★ (2014-03-15 01:07:05)

メランコリックな導入部を、
ARTILLERY印の鋭角的なGリフが切り裂いて
疾走を開始する場面には、ここ数作ご無沙汰だった
エキサイトメントが充満していて、
思わずテンションが上がりましたね。

ARTILLERY-Legions ★★ (2014-03-13 21:57:49)

もうVoについてとやかく言うのは止そう・・・と決意した矢先に発生した、よもやのシンガー交代劇を経て'14年に発表された7thアルバム。
「ARTILLERYがやらかした!」と、あまり芳しくない前評判に戦々恐々としながら聴いてみたら、妖しげに踊るアラビックなメロディも、アクの強いGリフも、スラッシーな疾走感も健在で、・・・え?いや全然イケてる作品なんじゃね?と。
確かに、これまで以上にスラッシュ・メタル色は薄まっていますが、それは角ばったVoで歌メロに緊迫感を植え付けていたフレミング・ロンズドルフが脱退した時点からの規定路線と言えますし、このバンドのトレードマークたる中東風味の旋律をフィーチュアした①⑩、切れ味鋭いスピード・ナンバー②、シャープに刻まれるGリフと、タイトな演奏技術に裏打ちされたドラマティックな曲展開に居ても立ってもいられない⑤、バラードリーな劇的さを伴う⑧等、よ
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Pole Position-Pole Position-Sign ★★★ (2014-03-12 21:49:39)

北欧メタル・バンドだけど、国内盤の解説を
藤木氏ではなく川合氏が書いていることに大いに得心が行く
(往年のBURRN!!読者向けの例え)
ド・アメリカンなロック・ナンバー。
アリーナ・ロックばりのスケール感と
キャッチーさを併せ持ったサビメロが素晴らしい。

Pole Position-Pole Position ★★ (2014-03-11 23:29:11)

スウェーデン出身の4人組が'93年に、日本ではゼロ・コーポレーションから発表したデビュー作。
聴きながら目を瞑れば80年代にタイムスリップしそうになる、溌剌としたOPナンバー①とラスト・ナンバー⑪にサンドイッチされた本編は、身体を心地よく揺らすグルーヴィな曲調と、思わず一緒に歌いたくなるキャッチーなコーラスを備えたポップ・メタル・ソングがスシ詰め。
エッジの立ったリズム・プレイから、テクニカルなソロまで派手に弾きまくるギタリスト、それに威勢の良い歌い回しがこの手のサウンドにマッチしている(キンキンした高音域が少々耳障りではありますが)シンガーの存在も、80年代風味に拍車を掛けてくれます。フッキーなサビメロが秀逸な③なんて、アメリカの売れ線バンド群でもそうそう書けそうにない高いヒット・ポテンシャルを感じさせてくれる名曲ですよ。
また、緩急を効かせた⑤、スパニッシュ風味をア
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Pole Position (2014-03-11 23:28:28)

スウェーデンはノルショピンにて、ラース・ボクィスト(G)とダニエル・ゲッセ(Ds)を中心に、80年代後期に結成。
地道なライブ活動が実を結び、自主制作シングルのリリース('91年)を経て、'93年にセルフ・プロデュースの1st『POLE POSITION』を発表してデビュー。
'94年にはEP『CALL』を、'98年には2nd『BIGGER』をそれぞれリリースするもあまり話題にはならず(日本盤も出なかったと記憶する)、バンドは解散。
シンガーのヨナス・ブルムはリチャード・アンダーソン率いるMAJESTICに加入しアルバム1枚を残した後、再びラースと合流。ヨナス・レインゴールドらと共にREPTILIANを立ち上げた。

Mandrake Root-TALES OF THE SACRED-Fire Walks with Me ★★★ (2014-03-10 22:47:31)

“SPOTLIGHT KIDS”を思わせるGリフに、
まるでリッチーなGソロと、ジョン・ロードばりのKeyソロとが
駆け抜ける、アルバム収録曲中、最も高い深紫/虹色指数を
記録する疾走ナンバー。聴いていて顔がにやけますが
それだけでなく、後半にはピアノ・ソロを追加して
北欧様式美メタル色も主張する等、アルバムの
ハイライト・ナンバーに推したいドラマティックな名曲に
仕上がっております。

Mandrake Root-TALES OF THE SACRED-The Holy Gate ★★ (2014-03-10 22:42:23)

“MISTREATED”系の落ち着いた曲調から一転、
インスト・パートになると途端に“STARGAZER”を
彷彿とさせる妖しくもドラマティックな音世界に
突入して俄然盛り上がる、エスニックな雰囲気
漂わす大作ナンバー。

Mandrake Root-TALES OF THE SACRED-Lonely Man's Day ★★★ (2014-03-10 22:37:40)

透明感に満ちた哀愁のメロディを
少々野暮ったい感じのVoが甘く歌い上げる
「ザ・北欧メタル」なバラード。
楽曲自体にRAINBOW/DEEP PURPLE色は
あまりないのですが、間奏パートでのGソロが
「適当に思い付いた叙情メロディを気の向くまま
爪弾くリッチー・ブラックモア」を完全再現していて
驚かされますよ。

Mandrake Root-TALES OF THE SACRED ★★ (2014-03-08 00:56:19)

「名は体を表す」の格言に倣って、DEEP PURPLEからの影響をモロ出しにしたHRサウンドを追求するスウェーデンの5人組が、'94年にゼロ・コーポレーションから発表したデビュー作。
元ネタについては、現BURRN!!編集長が詳細な解説をCDに寄稿しているのでそちらをお読み頂くとして、とにかく本作、メイン・ソングライターであるギタリストの「リッチー・ブラックモアへのなりきり具合」が凄まじい。音色からフレージングまで、御大の生霊を憑依させたかのようなGプレイはイタコ顔負けで、独自性という点では大いに疑問符のつく作品ではありながら、個人的にはここまでやられると、最早立派な「芸」として評価せざるを得ません。
OPナンバーこそ地味ですが、以降は、Key奏者のジョン・ロード・フリークぶりも相当なものと分かる②③、北欧メタルならではの甘いバラード④(この曲における「叙情メロディを適当に爪
…続き

Mandrake Root (2014-03-08 00:54:40)

ウリ川本率いる日本のインディー・レーベル・・・ではなくて、スウェーデンのヴェクショーにて'92年に結成された5人組HRバンド。
'93年リリースの自主制作5曲入りデビューEP『WAVES IN MOTION』に託された、DEEP PURPLE~RAINBOWをパク・・・じゃなくて強い影響を受けたHRサウンドが輸入盤市場で評判を呼び、翌'94年、1stフル『TALES OF THE SACRED』をゼロ・コーポレーションから発表して日本デビューを飾るも、それを最後に消息を絶つ。
尚、バンド末期にドラマーの座を担ったのは、DON DOKKENやJON NORUM、MIDNIGHT SUN等での活動で知られるヘンポ・ヒルデンだったという。

ICED EARTH-Plagues of Babylon-Cthulhu ★★★ (2014-03-06 23:22:07)

クトゥルー神話を題材に取り上げ、
メランコリックな導入部からテンポアップして
荒々しく盛り上がっていくという
ICED EARTHの必勝パターンが炸裂する名曲。
数千、数万のむくつけき野郎共が拳振り上げながら
合唱してる姿が目に浮かぶような、
荘厳にして勇壮なサビメロもいい具合に
メタル魂を鼓舞してくれます。

ICED EARTH-Plagues of Babylon ★★ (2014-03-05 23:51:44)

それなりの歳月ICED EARTHの活動をフォローして来た身として、ジョン・シェイファー(G)の才能を疑ったことは一度としてありませんが、なればこそ不思議なんが、どうしてこの人はコンセプト・アルバムを作らせると収録楽曲が華に欠ける仕上がりになるんかなぁ?と。
テーマ練るのに時間を取られてしまうのか、はたまた、1曲毎ではなくアルバム全体の流れの中でドラマを構築しようとするからなのか・・・理由は色々考えられますが、本作に関して言えば、新加入のステュウ・ブロック(Vo)が、自己紹介代わりにロブ・ハルフォードばりのハイトーンからダンディな低音まで多彩な歌声を披露していた前作に対し、今回はケレンを排して、(ほぼ)中音域一本に絞った歌唱に徹していることも、この落ち着いた作風に少なからず影響を及ぼしている印象あり。
尤も、それでも彼の歌唱の雄々しさに疑問を挟む余地はなく、また頼れる相棒を得
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Eastern Orbit-Future Force-Epitaph ★★★ (2014-03-03 22:33:53)

KING CRIMSONの不朽の名曲“墓碑銘”のカヴァー。
オリジナルに匹敵する出来栄えとは口が裂けても
言えませんが、でも原曲の深遠な静謐さは敢えて
オミットして、よりHR的なアプローチを試みた
攻めの姿勢を感じさせるアレンジは買い。
どうせリスキーな挑戦ですし、カヴァーするなら
これぐらいやった方が聴いていて楽しいですよ。

Eastern Orbit-Future Force-Time Limit Man ★★★ (2014-03-03 22:28:18)

静から動、動から静、そして再び静から動・・・
といった具合に、プログレシッブ・ロック的な
ドラマティックな構築美と、HR然とした疾走感とを
併せ持ったアルバムのハイライト・ナンバー。
触れ幅の大きな曲調を完璧にこなしてみせる
高度なテクニックと表現力を併せ持ったメンバーの
力量に瞠目させられます。

Eastern Orbit-Future Force-Space Strut ★★★ (2014-03-03 22:24:06)

OP曲。スペーシーな響きを湛えつつ
切れ味鋭く暴れ回る中島のKeyを筆頭に、
プログレ・バンドというこちらの先入観を
豪快に粉砕するハードなインスト・ナンバー。
曲中で繰り返される「THE FORCE WITH YOU」の
元ネタは『スターウォーズ』の「理力と共にあらんことを」
でしょうかね?

Eastern Orbit-Future Force ★★★ (2014-03-02 22:49:35)

これまで良い評判は耳にしても「でもプログレ作品なんでしょ?」と、あまり食指が動かずにいたEARSTEN ORBITのデビュー作('82年)を、紙ジャケ再発を機会に購入してみたのですが、これが聴いてビックリ。スペーシー且つ攻撃的に切り込んでくる中島のKeyに、新加入の多田勇(G)とデイヴ伊藤(B)、それに宮永英一のドラミングが嵐のように暴れ回るOPナンバー①の迫力からして度肝を抜くカッコ良さ。余計な先入観を彼方へと吹き飛ばされてしまいましたよ。
「近未来への警鐘」をテーマに据えたトータル・コンセプト作で、アメリカン・プログレ・ハード調の③や、KING CRIMSONの不朽の名曲“EPITAPH”のカヴァーに挑んだ⑨といった楽曲も収録。辣腕ミュージシャン同士の鬩ぎ合いによって生じるスリルや豪快さよりも、Keyがアンサンブルのまとめ役を担った整合性重視の作風は、確かにこれまで以上に中島の
…続き

Eastern Orbit (2014-03-02 22:47:33)

中島優貴(Key)率いるHEAVY METAL ARMYが、より幅広い音楽性を追求すべく、メンバー・チェンジ(ギターがシンキから多田勇に、ベースがチェピート竹田からデイヴ伊藤に交代)を契機にEARSTEN ORBITと改名。
ハードネスは維持しつつも、中島の操るKeyをこれまで以上に前面に押し出し、プログレ・テイストを増強した1st『FUTURE FORCE』を'82年に発表して出直しデビューを飾る。
アルバムのクオリティのみならず、横田基地で収録された『LIVE! JOURENEY TO UTOPIA』('83年)を聴けば明らかなようにライブ・アクトとしての実力も確かだったが、結局、その後間もなくバンドは自然消滅・・・。

MIDAS TOUCH-Presage of Disaster-When the Boot Comes Down ★★★ (2014-03-01 00:07:35)

演奏力の高さゆえ、突っ走った時の爽快感には
堪らんものがあるのですが、それでいてどこか醒めているというか
ヒンヤリとした浮遊感を湛えているのがこのバンドならでは。
静と動の落差の大きな曲展開は、一頃のANNIHILATORを
彷彿とさせたりも。

MIDAS TOUCH-Presage of Disaster ★★ (2014-02-27 23:13:18)

スウェディッシュ・スラッシャーが'90年に発表した唯一作。
ジャケットには目を惹くトリック・アートを用い、曲間にはSEを配してコンセプト・アルバムの体裁が整えられた本作(もし次作が制作されたなら、このコンセプトが引き継がれる予定だったとか)は、吹き荒れる偏執的リフ/リズム・ワークの嵐と、トリッキーな曲展開で息つく間もなく畳み掛ける、CORONERや後期DEATHROW等が比較対象に挙げられるテクニカル・スラッシュ・サウンドが目白押し。
この手の音は好みからは外れるのですが、にも関わらず不思議と本作をすんなり楽しめたのは、技巧に溺れてスラッシーな尖り具合が損なわれておらず、そして冷ややかでウェットな感触を強く漂わす、北欧出身バンドならではの特性によるところ大。ミステリアス且つドラマティックな④はその好例でしょうかね。
ガナるのも歌うのも中途半端な浮遊するVoが、こうした楽
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MIDAS TOUCH (2014-02-27 23:11:36)

現F.K.U.のパトリック・スポロング(B)や、後にMISERY LOVES CO.を結成するパトリック・ヴィーレン(Vo)らが在籍していたスウェーデンはウプサラ出身の5人組スラッシュ・メタル・バンド。
'85年に結成され、Voの定着に時間を要するものの、'88年に制作したデモ『GROUND ZERO』が高評価を受け、評判を聞きつけたNOISE RECORDSと契約(この時、社長のカール・U・ウォルターバックが自らウプサラまで出張ったという)。
プロデューサーにロイ・ローランドを迎えてレコーディングされた1st『PRESAGE OF DISASTER』(まだ小僧だったシンガーは散々駄目出しを受けたそうで、後に「あのレコーディングは悪夢だった」と述懐している)は'90年に発表。母国を中心に話題を呼ぶも、既にスラッシュというジャンル自体が斜陽期を迎えていたこと、そしてレコード会社
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SUICIDAL ANGELS-Divide and Conquer-Control the Twisted Mind ★★★ (2014-02-26 23:17:45)

意表を突いてバイオリンをフィーチュアした
メランコリックなイントロからスタート。
その後は当然のようにシャープなGリフ主導の
スピード・パートへと転じるわけですが、
前のめりな「爆走」というよりは、
地面をしっかりと踏みしめてタイトに疾走する様相が
これまでの彼らとは少々異なる印象。
緩急を効かせた7分に及ばんとする曲展開や
練られたGソロを聴いていると「ドラマティック」
という表現が思い浮かびます。

SUICIDAL ANGELS-Divide and Conquer ★★★ (2014-02-25 22:45:56)

トップ・ランナーとしてギリシャのスラッシュ・シーンを牽引するSUICIDAL ANGELSが、ギタリストの片割れをパノス・スパノスから元EXARSISのクリス・Tにチェンジして'14年に発表した5thアルバム。
これまで一貫してSLAYERやKREATORの流れを汲む激発型スラッシュ・サウンドを追及してきた彼らですが、5枚目にして変化球を投げ込んで来ました。
密度の濃いモダンな音作りの下、従来作に比べてアグレッションの「発散」と「溜め」がかなり意識的にコントロールされている本作は、軟弱にならない程度に増量されたメロディとの組み合わせで、カミソリの如き切れ味の鋭さ以上に、重厚にしてキャッチーな打撃力が印象に残る作風に。
さり気なくヴァイオリンまで使用されている④⑩は、バンドの試行錯誤の結晶というべき大作ナンバー(前者は6分、後者は8分)で、中でもスラッシーな攻撃力とダイナ
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Evil Invaders-EVIL INVADERS ★★★ (2014-02-24 23:52:22)

ベルギーから現れた期待の新人5人組が'13年に発表したデビューEP。
前評判やジャケットの印象から、てっきりスラッシュ・メタル・バンドだと思っていたのですが、当たらずと言えども遠からず。
熟練職人の刃物捌きのような鋭利にして軽快なリフ・ワークや、スタッカート気味に走り抜けるリズムがスラッシーな攻撃性とスピード感を具現化しつつも、サウンド全体としては、FASTKILLの伊藤昭博似のハイトーンでテンション高くまくし立てるVoがしっかりとメロディを「歌い」、尚且つツイン・リードGがメロディックに、ドラマティックに駆け巡っていることもあって、その印象は「限りなくNWOTHM寄りのスピード・メタル」といった趣き。
特に、MOTORHEAD遺伝子を組み込んでフルスロットルで高速回転するGリフ&Bラインと、起承転結を背負って劇的に疾走する曲展開が血中メタル成分を沸騰させる②と、主張し
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Evil Invaders (2014-02-24 23:51:04)

ベルギーはリンブルグ州モルにおいて、Vo兼Gのジョー・アヌス(凄ぇ名前だな)が結成。
バンド名がRAZORの2ndアルバムから取られていることは想像に難くなく、事実、彼らが演奏しているのはカミソリの如きGリフとリズムがハイテンションに突っ走る、RAZORはもとより、MOTORHEAD、IRON MAIDEN、EXCITER、その他諸々からの影響をちゃんぽんしたスピード/スラッシュ・メタル・サウンド。
'13年発表のセルフ・タイトルの6曲入りデビューEPが高評価を受け、また同作を引っ提げて参加した、地元リンブルグが隔年で開催する音楽コンクール「LIMBOMANIA」では見事優勝。
'14年には早くもTRUE THRASH FESTでの来日公演も決定している等、期待と注目を集める逸材。

HUNTRESS-Starbound Beast ★★ (2014-02-22 00:34:11)

美貌のフロント・ウーマン、ジル・ジェイナス率いるオカルティックHMバンドが'13年に発表した2ndアルバム。
ツアーやメタル・フェス参戦で積み上げた経験値が、如実にクオリティに反映された本作は、迫力と説得力を増したメンバーのパフォーマンスにも支えられ、シアトリカルに練られた曲展開から、2本のGが奏でる煽情的なメロディ、それに逞しさを増したリズムに漲るへヴィネスまで、他の誰でもない、HUNTRESS流HMサウンド確立へと大きく前進。
・・・のわりにイマイチ筆が進まず、感想を書いては消して、消しては書いてを繰り返していたのは、スラッシュ/デス/ブラック・メタルばりの厄いリフ/リズム・ワークや、低音域と高音域を忙しなく行き来するジル嬢の「キング・ダイアモンド唱法」によって醸し出されていた「禍々しさ」や「オカルティックな雰囲気」が大幅減少した楽曲が妙に淡白に響くせいかな?と。

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TAKARA-Taste of Heaven ★★★ (2014-02-20 22:21:20)

筆のノリまくったゼロ・コーポレーションの名調子「だからTAKARA」「おかえりTAKARA」といったCD帯の惹句も思い出深いTAKARA。その彼らが'97年に発表し、BURRN!!誌でも高得点を獲得する等、バンドの最高傑作と評価の高い2ndアルバムがこちら。
キレのあるメロディアスなGプレイに、北欧メタルに通じる透明感と哀愁を宿した楽曲作りに腕前を揮うニール・グロスキー(G)がリーダーの筈なのに、作中においてそれ以上の存在感を発揮しているのは、ジェフ・スコット・ソート(Vo)その人。プロデュース担当のジェフが本作で歌っているのは(当人の弁を借りるなら)「他に適当なシンガーがいなかったから」なのですが、国内盤ライナーに解説文を寄せるわ、肉声インタビューは提供してるわ、トドメに爽やかなハード・ポップ・チューンは伸びやかに、バラードは情熱的に、北欧メタル的様式美ナンバーはパワフルに・・・
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BALTIMOORE-Double Density-My Kind of Woman ★★★ (2014-02-20 10:36:48)

ハード&ヘヴィに生まれ変わったBALTIMOOREの
門出を飾るに相応しいアップテンポのHRナンバー。
ギンギンにDEEP PURPLEしているGとKey、
それに塩っ辛いVoの歌声がロックンロール的ノリの
良さも生み出していますが、土の匂いが全くせず、
全体をひんやりとした空気が包み込んでいる辺りが
やっぱり北欧メタルだなぁ、と。

BALTIMOORE-Double Density-My Blue Moon ★★★ (2014-02-20 10:32:51)

哀愁を帯びたキャッチーなメロディが
Keyを主としたキラキラなアレンジに彩られて
軽やかに吹き抜けていく、絵に描いたような
王道北欧ハードポップ・ソング。

BALTIMOORE-Double Density ★★ (2014-02-18 22:45:12)

名曲“MY BLUE MOON”のヒットで知られる、ビヨルン・ローディン(Vo)率いるスウェーデンのハードポップ・バンドが、新たにブルガリア出身の速弾きギタリスト、ニコロ・コツェフを迎えて、一層ハード&へヴィなサウンドを追及すべく'92年に発表した3rdアルバム。個人的には、ゼロ・コーポレーション内に立ち上げられたHR/HM専門レーベル「MVP」第一弾作品としても記憶に残る1枚です。
軽快に疾走するリズムに乗って、テクニカルなGとKeyが掛け合いを繰り広げ(ニコロ・コツェフが一人二役で担当)、Voが塩っ辛い歌声を響かせるスリリングなOPナンバー①からして、早くもDEEP PURPLEの流れを汲む伝統的北欧メタルの魅力が全開(曲名もDPっぽいぞ)。
但しアルバム全体を見渡すと、ニコロのドラマティックなGプレイを活かしながらも「様式美HM」と表せるようなコチコチの構築感はあまりな
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Den of Thieves-Conspiracy-New World ★★★ (2014-02-16 22:29:45)

VOW WOWの“SHOT IN THE DARK”を思わせる
リフで切り込んでくるKey(ソロも取る)が、
楽曲の持つキャッチーさも高めてくれている、
アルバムのOPを飾るに相応しい疾走ナンバー。


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