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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 3201-3250
Exarsis-The Brutal State-Mind Poisoning
KING DIAMOND
Exarsis-The Brutal State
Exarsis-Under Destruction-The Return
Exarsis-Under Destruction-Thrash Is Back
Exarsis-Under Destruction
Exarsis
FUELED BY FIRE-Trapped In Perdition-Rotten Creation
FUELED BY FIRE-Trapped In Perdition-Catastrophe
FUELED BY FIRE-Trapped In Perdition
TORANAGA-Bastard Ballad
SODOM-Epitome of Torture-Into the Skies of War
SODOM-Epitome of Torture-Katjuscha
SODOM-Epitome of Torture-Invocating the Demons
SODOM-Epitome of Torture-My Final Bullet
HAVOK-Unnatural Selection-Under the Gun
HAVOK-Unnatural Selection-I Am the State
SODOM-Epitome of Torture
HAVOK-Unnatural Selection
ANNIHILATOR-Feast-Fight the World
EVILE-Skull-Skull
EVILE-Skull-Underworld
ANNIHILATOR-Feast-Deadlock
ANNIHILATOR-Feast-One Falls, Two Rise
EVILE-Skull
ANNIHILATOR-Feast
RAGING FURY-Black Belt-Black Belt
RAGING FURY-Black Belt-Meifumado
RAGING FURY-Black Belt-Chaos Reigns
RAGING FURY-Black Belt
KATANA-Storms of War-The Samurai Returns
KATANA-Storms of War-Kubilai Khan
KATANA-Storms of War-Wrath of the Emerald Witch
KATANA-Storms of War
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Battle of Metal-Shake down
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Battle of Metal
NARITA-NARITA-So Much for Life
NARITA-NARITA-Stonehenge
NARITA-NARITA
STAN BUSH & BARRAGE-Stan Bush & Barrage-Primitive Lover
STAN BUSH & BARRAGE-Stan Bush & Barrage
FIONA-Heart Like a Gun
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Rest in Peace - Thanks to Cozy -
JACKAL-Vague Visions
SHY-Shy-Pray
SHY-Shy-So Many Tears
SHY-Shy
RENAISSANCE-Grandine Il Vento-The Mystic and the Muse
RENAISSANCE-Grandine Il Vento-Grandine Il Vento
RENAISSANCE-Grandine Il Vento
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発言している30曲を連続再生 - Youtube



Exarsis-The Brutal State-Mind Poisoning ★★★ (2013-10-16 22:16:43)

エンジンふかし過ぎてタイヤが空転するのもなんのその、
アクセルべた踏みで突っ走る突撃スラッシュ・ナンバー。
ハイテンションで叫び倒すVoとメロディアスに疾走する
ツインGも切迫感を煽ってくれます。

KING DIAMOND ★★★ (2013-10-15 23:28:07)

今年のラウド・パークは行くつもりがなかったので
ラインナップをろくに調べてもいなかったのですが、
中古盤屋に貼られていたポスターを見てびっくり。
2日目のトリを務めるのはKING DIAMONDなんですね。
攻めてるなぁ、主催者。
 
ちょっと行きたくなってきましたよ。

Exarsis-The Brutal State ★★★ (2013-10-15 23:16:39)

日本デビュー作ともなった'13年発表の2ndアルバム。
1st『UNDER DESTRUCTION』最大の欠点だった安普請のプロダクションが劇的な改善を遂げ、オーラ0だったジャケット・アートワークもVEKTORやMUNICIAL WASTEとの仕事で知られるアンドレイ・ボウジコフが手掛けることによって大幅グレードアップ。加えて、刺々しくドライでキャッチーなリフ&リズムが「トルクより回転数で勝負!」とばかりに高速で畳み掛ける収録楽曲には、『UNDER~』を凌駕せんとする前のめりな威勢の良さが漲っているのですから素晴らしい。
それと今回、アコギ序曲のしじまをブチ破って猛突進へと転じる②や、本編最高速度を誇る④、それに1st収録の代表曲をより強力にリメイクした⑤といった優れたスラッシュ・ナンバーの数々を聴いて驚かされるのが、Voの著しい成長っぷり。前作では割とありがちなシャウト・ス
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Exarsis-Under Destruction-The Return ★★★ (2013-10-14 20:36:56)

ランニング・タイムは2分台とコンパクトですが、
前のめりな疾走感、キャッチーなノリの良さ、
高揚感を煽る掛け声コーラス、それに印象的なGソロと、
このバンドの魅力が全て凝縮されていると
いっても過言ではない、アルバムのハイライト・ナンバー。

Exarsis-Under Destruction-Thrash Is Back ★★★ (2013-10-14 20:30:54)

タイトルからして若気の至り感炸裂しまくりな、
スラッシュ・メタル・バンドのデビュー作に
収録されるに相応しい逸品。
攻撃的でありながら、ノリ易いキャッチーさも備えた
実にこのバンドらしい仕上がりです。

Exarsis-Under Destruction ★★ (2013-10-12 00:10:15)

ギリシャ出身の5人組スラッシュ・メタル・バンドが、アテネのインディーズATHENS THRASH ATACKから'11年にリリースした自主制作の1stアルバム。
いかにも「身近な知り合いにちゃちゃっと描いて貰いました」感漂うチープなジャケット・アートワークと、ダビングを繰り返した聴き古しのカセットテープの如き劣悪な音質とが、リスナーの聴く意欲を著しく削いでくれますが、それさえ乗り越えられれば(高過ぎるハードルだけれども)、収録曲の出来は非常にハイクオリティで驚かされます。
デモテープでWHIPLASHの名曲“POWER THRASHING DEATH”をカヴァーしていることからもこのバンドの趣味嗜好は明らかで、音程無視のシャウト型Vo、ササクレたGリフ、突っ込み気味のリズムとが「止まったら死ぬ!」とばかりに前のめりな生き様を炸裂させまくったスラッシュ・サウンドは、野生動物ばり
…続き

Exarsis (2013-10-12 00:08:36)

ニュース番組的には財政問題で、HR/HM的には新世代スラッシュ・メタル・バンド勢の台頭で注目を集めるギリシャはキアトにおいて、'09年に結成。
'10年に入り、アレックス(Vo)、クリスP(B)、パナヨティス(G)、クリスT(G)、ジョージ(Ds)というラインナップが揃うとバンド活動が活性化。デモ音源のリリースやスプリット・アルバム『3 WAYS OF THRASHERS』に参加して地歩を固めると、'11年には自主制作した1st『UNDER DESTRUCTION』を、アテネのインディーズATHENS THRASH ATTACKからリリースする。
同作が国内外で評判となったことから、新たにドイツのMDD RECORDSと契約を交わしたバンドは、'13年にはプロデューサーにジョージ・ボコスを迎えて2nd『THE BRUTAL STATE』(2nd)を発表。彼らはこのアルバムで日
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FUELED BY FIRE-Trapped In Perdition-Rotten Creation ★★★ (2013-10-10 23:20:56)

ストレートに突っ走る、実にスラッシュ・メタルらしい
スラッシュ・ソングなんですが、この曲の白眉は
激情を吐き出すかのように2本のGが荒れ狂う
後半のインスト・パートにあり。

FUELED BY FIRE-Trapped In Perdition-Catastrophe ★★★ (2013-10-10 23:15:13)

荒っぽく鋭角的に刻まれる湿度低めの
Gリフに前へ前へと突進するリズムが
「俺たちどうしようもなくスラッシュ・メタル!」
を地で行くOPナンバー。
暴力的な曲調に相反して、劇的な構築美を
感じさせるGソロも美味しいです。

FUELED BY FIRE-Trapped In Perdition ★★★ (2013-10-09 23:29:10)

スラッシュ・メタル・バンドの3枚目のアルバムともなると、ぼちぼち「クリーン・ボイスで歌い上げてみようかな」とか「モダンな要素を取り込もうかな」とか「バラードでも演ってみっかな」といった、音楽的変化に対する欲求が鎌首をもたげ始める頃ですが、このカリフォルニア出身の5人組はそうしたことには一切頓着せず、メロディ無視で激情を吐き出すVo、鑢のように刻み目の粗いGリフと性急なリズムとが、脇目も振らず突進する、極めてオールドスクールなスラッシュ・メタル道を、全身全霊をこめて邁進しております。別に変化に興味がないのではなく、サウンドの幅を広げることよりも、自身のスタイルを一層深く掘り下げることにのみ集中していると言うべきか。
プロデューサーにエリック・ルータンを迎えた成果も、図太さを増したGサウンド、時に禍々しくトグロを巻くへヴィネス演出、そしてアグレッシブな曲調と対比を為すかのように劇的に噴
…続き

TORANAGA-Bastard Ballad ★★★ (2013-10-08 23:02:46)

1stフル『GOD'S GIFT』が再発された際には「すわ、本作も再発か?!」と期待が高まりましたが(俺の中で)、結局スルーされてしまった'88年発表の6曲入りデビューEP。
EPと言っても収録時間は35分以上あり、ボリューム的には同時期のスラッシュ・メタル・アルバムとどっこい。しかも密度も十二分に濃いので「これが1stアルバムでいいじゃん」なんて声もあるぐらい。(俺の中で)
起伏に富むインスト曲③をしっかりこなせるだけのテクニック、それに重く湿気ったドラマ性や構築感といったブリティッシュHMの特性を備えたサウンドは、エンディングが“RIDE THE LIGHTNING”みたいな①を聴けば影響元が容易に想像がつきますが、スラッシュと評するにはスピードは然程でもなく、正統派HMと言うには野蛮で好戦的な彼らの音は「華」や「キャッチーさ」に乏しい。まぁそんなところも英国産らしくて好
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SODOM-Epitome of Torture-Into the Skies of War ★★★ (2013-10-07 23:12:05)

アグレッシブであると同時に、
一緒に歌いたくなるキャッチーさと
ノリの良さも兼ね備えているのが魅力。
ライブで演ったら盛り上がること間違いなし。
個人的にはアルバム中でも1、2を
争うお気に入りの楽曲ですね。

SODOM-Epitome of Torture-Katjuscha ★★★ (2013-10-07 23:09:32)

ヘアバンドの歌・・・では勿論ないですね。
イントロにくっ付けられたロシア民謡“カチューシャ”の
メロディから一転、獰猛に畳み掛ける高速スラッシュ・ナンバー。
名曲。

SODOM-Epitome of Torture-Invocating the Demons ★★★ (2013-10-07 23:01:31)

SODOMらしからぬメロディアスな曲調と
SODOMらしい激烈な疾走パートとが
入れ替わり立ち代り襲い来る、これまた名曲。

SODOM-Epitome of Torture-My Final Bullet ★★★ (2013-10-07 22:55:04)

OPトラックにして、アルバムのハイライト。
猛々しくもサビでは(微妙に)「歌って」いるトムのVo、
イントロからソロ・パートまでドラマティックな
Gワークを披露するバーネマン、それに気持ち良く
タイトに突っ走るマッカのDsと、本作全ての魅力が
凝縮されているといっても過言ではない名曲。

HAVOK-Unnatural Selection-Under the Gun ★★★ (2013-10-06 21:57:47)

かちっとした整合感よりも、
運動中枢を直撃するキャッチーな
ノリの良さが前面に押し出されていて
「え?これがHAVOK?」と初めて聴いた時は
戸惑いましたが、どっちにしても優れた
スラッシュ・ナンバーであることに違いはありません。

HAVOK-Unnatural Selection-I Am the State ★★★ (2013-10-06 21:54:57)

カラッと抜けの良いスラッシュ・サウンドが
これまでと異なる印象を与えますが、
歯切れの良いVoと、キャッチーに疾走する
リフ&リズムからメロディックなGソロまで、
聴いてるだけで暴れだしたくなる名曲です。

SODOM-Epitome of Torture ★★★ (2013-10-05 01:03:32)

前作『IN WAR AND PEACES』に引き続き、プロデューサーにヴァルデマー・ゾリヒタを起用してレコーディング、'13年に発表されたニュー・アルバム。
21世紀のSODOMの土台を支え続けたドラマー、ボビーが脱退し、その後任として元DESPAIRのマッカことマーカス・フライヴァルドが加入。この編成替えは確実に本編に影響を与えていますが、だからといって微塵もクオリティ低下を許さないのがSODOMたる所以です。
心持ちメロディをなぞる場面の増えたトム・エンジェルリッパーの激情シャウト、ヨーロッパ的ダークネスとドラマ性を湛えたバーネマンのGプレイ、そして前任者ほどの破壊力は持ち合わせていない代わりに、タイト且つ疾走感溢れる演奏で楽曲の「キャッチーさ」増強に貢献するマッカのDsと、今回の作風は(良い意味で)メロディアスな方向へと振られており、例えるなら、ここ数作のKREATOR
…続き

HAVOK-Unnatural Selection ★★★ (2013-10-03 22:30:32)

SLAYERとSEPULTURAのカヴァーも収録したEP『POINT OF NO RETURN』でワンクッション置いた後、'13年に発表された3rdフル・アルバム。
ミックスをテリー・デイト、マスタリングをジェイムズ・マーフィが手掛けるという必勝オーダーが組まれ、歯切れ良いVo、ザックザクのGリフ、機動力に富むリズム、フラッシーに花咲くツインGとが威勢良く突っ走る、HAVOK流スラッシュ・メタルの旨味成分がパンパンに詰まった名曲①で幕が上がる本作ですが、聴き進めていくと何やら違和感が。
全体的に音圧が低く、かっちりとした整合性が感じられた前作に比べ、よりメロディアスに「歌っている」Vo、弾むような軽快感を伴って疾走するリズム等、どちらかといえば、カラッと乾いたノリの良さが重視されていることが原因かと。例えるなら、TESTAMENTのアルバムだと思って聴きてみたら、始まったのが
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ANNIHILATOR-Feast-Fight the World ★★★ (2013-10-02 22:52:38)

叙情的なイントロから一転、
アクセルべた踏みで突っ走る展開は
スラッシュ・ナンバーのお約束とも言えますが
ジェフのキレキレな演奏でこれをやられると
やはりテンションが上がります。Gソロも美味。

EVILE-Skull-Skull ★★★ (2013-10-02 22:34:11)

アルバム表題曲にして、EVILEという
バンドの魅力を判りやすく伝えてくれる
起伏に富んだダイナミックなスラッシュ・ナンバー。
しかし、この手の楽曲を歌わせると
マット・ドレイクの歌唱は本当に
ジェイムズ・ヘッドフィールドに似ますね。

EVILE-Skull-Underworld ★★★ (2013-10-02 22:31:23)

OPナンバーに相応しく、情け無用で突進する
アグレッシブなスラッシュ・ソングですが、
初期に比べるとマット・ドレイクの歌唱力が
飛躍的に上達しているので、攻撃的に突っ走っても
どこか貫禄のようなものが漂います。

ANNIHILATOR-Feast-Deadlock ★★ (2013-10-02 22:27:48)

刺々しいGリフから、シャープ気味に吐き捨てる
デイヴのシャウトまで、ここまでSLAYER調の
スラッシュ・ナンバーをジェフ・ウォーターズが
演るのは珍しいような。
彼が手がけている以上は勿論、ちゃんと
ANNIHILATOR印が刻まれていますが。

ANNIHILATOR-Feast-One Falls, Two Rise ★★★ (2013-10-01 23:16:03)

バラード調にスタートして一気に加速した後、
ジェフ・ウォーターズのテクニカルなGプレイが
映えるインスト・セクションを経て、再び叙情的に
締め括られるという、8分以上に及ぶ長尺曲。
落差の効いたドラマティックな曲展開といい、
現行ANNIHILATORの魅力全部入りな名曲です。

EVILE-Skull ★★★ (2013-09-30 23:26:44)

スピーディだが緩急の演出にも気を払い、印象的なツインGのハモリが随所に散りばめられたサウンドは構築感十分なんだけど、劇的/ドラマティックと言える程の華々しさや愛想はないという、「嗚呼、英国産スラッシュ・メタル」の王道を実直に歩むEVILEが、'13年に発表した4thアルバム。
執拗なシュレッド・リフを前面に押し立てて突貫する①③、ダイナミックな曲展開を擁する②⑥⑨のような、このバンドの魅力を体現するスラッシーな楽曲で要所を固める一方で、80年代スラッシュ・メタル愛に満ちた1st、よりへヴィ且つシリアスに表現の幅を広げに掛かった2nd、そして両者の美味しいトコ取りだった3rd・・・と、アルバム毎にサウンドのマイナー・チェンジを試みてきた彼らだけに、今作においても例えば、禍々しさ漂わすミッド・チューン④、デス・メタリックなアグレッションを撒き散らす⑦等、旺盛な前身意欲を感じさせる楽曲も
…続き

ANNIHILATOR-Feast ★★★ (2013-09-27 22:49:16)

前作『ANNIHILATOR』でリーガン・マクニールばりのブルータルなご尊顔を披露していたアリス嬢が、今回はとうとうゾンビ化。一体この娘はどこへ行こうとしているのか・・・と、つい余計な心配をしてしまいたくなる(しないか)アートワークが目印の新作アルバム。
頭3曲で完璧に首根っこを押さえられた前作のテンションの高さに比べると、今回はSLAYERを思わせる剃刀スラッシュ①こそ強力な名曲ですが、以降は「らしさ」を維持しつつも、ファンキーに跳ねる楽曲があったり、ロケンロールな楽曲があったりして、(好みの差はありましょうが)個人的には今ひとつ気分がアガりきらず。精密射撃を行う最新式アサルト・ライフルの如きジェフ・ウォーターズのGプレイは、相変わらずエキサイティングなんですが。
しかし叙情バラード⑥を境に、本編後半は雰囲気が一変。構築美を湛えたGソロが激走する⑦、メロウなイントロを引き裂
…続き

RAGING FURY-Black Belt-Black Belt ★★★ (2013-09-26 23:06:47)

ブラスト・ビートも交えて本編を
猛々しく激烈に締めくくるアルバム表題曲。
イントロの呼吸音が(カンフーや拳法ではなく)
まさしくタイトル通り「空手」で、聴いていると
東映の三角マークが脳裏に浮かんでくるようです。

RAGING FURY-Black Belt-Meifumado ★★★ (2013-09-26 22:59:36)

“冥府魔道”のタイトルと、「子連れ狼、見参!」等の
台詞も盛り込まれた歌詞が示す通り、海外でも高い人気を誇る
時代劇『子連れ狼』に捧げられたスピード・ナンバー。
楽曲が発する尋常ならざるブルータリティからすると、
TV版ではなく映画版がその対象であることは明白で、
そう思って聴くと、だんだんVoの野太い歌声が
若山先生のそれに聴こえてくるような・・・。

RAGING FURY-Black Belt-Chaos Reigns ★★★ (2013-09-26 22:51:01)

鼓膜を引っかくような音色のGリフが
轟然と走り出すOPの迫力だけで
一気に引き込まれてしまう名曲。
ピンと張り詰めた緊迫感を湛えて
メロディアスに切り込んでくるGソロが
またカッコいい。

RAGING FURY-Black Belt ★★★ (2013-09-25 22:22:46)

中川晴夫(G)をリーダーに、近畿圏を中心に活動する古参パワー/スラッシュ・メタル・バンドが、現在では入手困難なデモテープやEPの音源を取りまとめたボーナスCD収録の2枚組仕様で、'13年に発表した2ndフル・アルバム。
歌詞は日本語メインですが、独特の言語感覚で組み立てられたそれらが、却って無国籍感を醸成しているのがユニーク。国産スラッシャー、VIETNAMのハードコアな名曲⑤をカヴァーしたかと思えば、美しい叙情インスト⑦を収録したりと、聴きようによってはスラッシュ・メタルにもパワー・メタルにも聴こえる彼ら独自のサウンドは、ヒステリックに刻み倒されるGリフ/突進力あふれるリズムが、立ち塞がるもの全てを薙ぎ倒して突き進むブルータリティを提示する一方で、特異な声質ながらしっかりとメロディを歌うVoの存在や、流麗に切り込んでくるツインGがドラマティックな構築感をも演出。個人的には、本作に
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KATANA-Storms of War-The Samurai Returns ★★★ (2013-09-23 22:11:51)

タイトルからして「きたきた」となりますが
こういう楽曲を単なる色物に堕とすことなく
きっちりと名曲に仕上げてくるのが、
このバンドの素晴らしいところです。
前がかりのビートで畳み掛けてくる
勇壮なIRON MAIDEタイプの疾走ナンバー。

KATANA-Storms of War-Kubilai Khan ★★★ (2013-09-23 22:00:37)

アルバムのリーダー・トラックと言えそうな大作曲。
「元寇の役」について歌った楽曲といえばGRAND PRIXの
名曲“SAMURAI”を思い出しますが、このバンドの場合は
発想の元ネタはIRON MAIDENのような気がしますね。
「彼らがチンギス・ハーンなら俺らはフビライ・ハーンだ!」みたいな?
いやでも荒々しくもドラマティックで良い曲です。
中盤にもう一捻りあるとなお良かったと思いますが。

KATANA-Storms of War-Wrath of the Emerald Witch ★★★ (2013-09-23 21:54:53)

コブシの回る歌メロは、90年代の最も調子の
良い時のイングヴェイが書きそうな魅力を放つ名曲。
時折ひっくり返りそうになりがら
起伏の激しい歌メロを拾っていくVoを聴いていると
つい手に汗握ってしまいます。

KATANA-Storms of War ★★★ (2013-09-22 23:26:50)

直球なバンド名とジャケット・アートワーク、それに優れた楽曲をもって一部好事家のハートを鷲掴みにしたスウェーデンの5人組が、再びアンディ・ラ・ロックと組んで'12年に発表した2ndアルバム。
「カミカゼ吹き荒ぶ海原を舞台に激突する、巨大サムライ・ゾンビvsモンゴリアン・ウォリアー」という、盛りに盛ったアートワークだけで思わず頬が緩む本作ですが、内容の方もデビュー作同様、NWOTHMらしい、威勢良くハジける正統派HMサウンドが横溢。
少々青臭いVoが歌うメロディがポップな響きも湛えていて、それが独特の味となっていた前作に比べ、初期HELLOWEENタッチの①、コブシの回る歌メロが絶好調時のイングヴェイを彷彿とさせる②、フビライ・ハーンと元寇の役について歌った荒ぶるエピック・ソング③・・・と、今回はシンガーの歌唱が逞しさを増したこともあって、よりソリッドにへヴィ・メタリックな方向へ
…続き

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Battle of Metal-Shake down ★★★ (2013-09-21 22:21:49)

派手派手なリードB、ラウドに突っ走るDs、
パワー・メタリックなGリフの刻みから
メロディックなソロまでこなすGと、
キャラ立ちまくりな楽器陣に比べると
Voのみが明らかに弱いのですが、このいっぱい
いっぱいな感じが楽曲の持つ焦燥感を盛り上げて
くれていて、これはこれで良し!と。
この曲目当てで本作を買っても損のない名曲です。

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Battle of Metal ★★★ (2013-09-20 23:18:14)

MARINO、RAJAS、HURRY SCUARY、SEXUALという、80年代初頭に関西HR/HMシーンにおいて注目を集めた4バンドの初期音源がまとめて聴ける便利なコンピレーション・アルバムですが、でも本作の主役は何と言ってもMARINOで決まりでしょう。
そりゃ、森川邦子のパワフル&キュートな歌声が華麗に花咲くRAJASや、中間英明のテクニカルなGプレイが閃くHURRY SCUARYは素晴しい。SEXUALは・・・SEXUALはメンバーの顔が凄い。強烈。しかし、MARINOの楽曲が放つ火傷しそうな熱さの前には、全てが霞んで聴こえるというのが正直なところ。流石「関西の重戦車」の異名を伊達じゃねえ。
代表曲“IMPACT”は、パンク・ロックばりのエネルギーを迸らせつつも、大谷令文のGソロはマイケル・シェンカー/ゲイリー・ムーアばりの「気」を放っていますし、ここでしか聴くことの
…続き

NARITA-NARITA-So Much for Life ★★★ (2013-09-19 22:59:03)

劇的な構築美を発揮するマック・ガウナの
ネオクラシカルなGソロと共に、楽曲がテンポアップして
疾走を開始する場面のカッコ良さは、
何度聴いてもテンションが上がりますね。

NARITA-NARITA-Stonehenge ★★★ (2013-09-19 22:56:08)

タイトルから察するに、NARITAの前身バンド
(STONEHENGE)時代からのレパートリーだったのかな。
PRAYING MANTISやRIOTを思わせる、どこか
透明感を湛えたツイン・リードGをフィーチュアして
駆け抜けていく、アルバム屈指の名曲です。

NARITA-NARITA ★★★ (2013-09-18 22:49:52)

先頃急逝したJACKALのブライアン・リッチがゲストVoとして参加していたことでも知られる、デンマークの5人組が'92年にドイツのSHARK RECORDSから発表したデビュー作。(邦題は『騒乱のナリタ』)
日本人には馴染み深い「NARITA」なるバンド名と、帯に記された《北欧メタルは生きていた!》という惹句だけでジャケ買い余裕だった本作は、内容の方も、ブライアンの野太いVoにドラマティックなツインGが絡む北欧様式美HMサウンドがスシ詰めで、ジャンル・ファンの期待を裏切らない出来栄え。
ネオ・クラシカルなGプレイが縦横無尽に駆け巡るOPナンバー①を手始めに、技巧派ギタリスト、マック・ガウナの存在にスポットが当たることの多いバンドですが、続くPRAYING MANTISを思わせる伸びやかなツイン・リードGに心躍る③、疾走するインスト・セクションがガッツポーズ物のカッコ良さの⑦、
…続き

STAN BUSH & BARRAGE-Stan Bush & Barrage-Primitive Lover ★★★ (2013-09-17 22:51:14)

確かにこの曲は凄い。
VoとGとリズムが一体となって、クライマックスへ向けて
ハードに盛り上げていく様がカッコイイですね。

STAN BUSH & BARRAGE-Stan Bush & Barrage ★★★ (2013-09-17 07:28:40)

ドラマーとして現MR.BIGのパット・トーピーが参加。更に、後にHOUSE OF LORDSがカヴァーしてスマッシュ・ヒットさせた名バラード“LOVE DON'T LIE”や、アニメ『トランスフォーマー THE MOVIE』のテーマ曲“THE TOUCH”、映画『処刑ライダー』劇中歌として日本でもシングル・カットされた“HEART VS HEART”を収録する等、スタン・ブッシュのカタログの中でも一際多くのトピックを抱え、「代表作」と言ってもあながち的外れではない存在感を放っている、'86年発表の作品。
アメリカン・メロディアスHRという基本的な音楽性を素直に発展させる一方で、よりエネルギッシュなノリの良さが増量されているのは、名義を「STAN BUSH & BARREGE」に変えて、バンドっぽさをアピールしていることと無縁ではありますまい。
それでいて、無理に頑張ってハード
…続き

FIONA-Heart Like a Gun ★★ (2013-09-15 22:59:37)

ボー・ヒルとキース・オルセンの2人がプロデュースを担当。ブラッド・ギルス、キップ・ウィンガー、ドウィージル・ザッパ、デヴィッド・グレン・エイズリーらをゲストに迎えてレコーディング、'89年に発表された3rdアルバム。
売れっ子プロデューサーの全面協力を受けることで「鮮烈さ」は色褪せた代わりに、(良くも悪くも)「商品」としてより完成された2nd『BEYOND THE PALE』の作風を受け継ぐ内容ではありますが、単純に本作の方が自分好みの楽曲が揃っているせいか、『BEYOND~』よりも楽しんで聴くことが出来ました。
米シングル・チャート54位にランクインしたという、キップ・ウィンガーとのデュエット曲②を含むアルバム序盤は「ふーん」ぐらいの心持ちで聴き流していたのですが、暖かみに溢れたバラード④で「おや?」と思わされ、マイク・スラマー共作のロック・ナンバー⑤で「おお」と身を前に乗
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V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Rest in Peace - Thanks to Cozy - ★★★ (2013-09-12 23:03:24)

コージー・パウエル突然の逝去に際しては複数のトリビュート・アルバムがリリースされており、個人的にその決定盤として推したいのが、柴田直人プロデュース、元/現ANTHEMメンバーを中心に、実力派ミュージシャン勢の参加を仰いで制作された本作。
収録曲に関しては結構ベタで、8割方がコージーの代表曲で占められているのですが、これは本作がこれ見よがしにコージー・マニア度を誇示する場ではなく、飽くまで真摯な追悼盤だからこそ。であれば、御大の特徴的なドラミングを聴くことの出来る代表曲の類は絶対に外せません。
そうして選出された楽曲の数々を、適材適所に配置され、リスペクトを込めてパフォームする参加ミュージシャン達がこれまた素晴しい。個性全開の者から、完コピぶりが名人芸の域に達している者まで、いずれも深い思い入れを感じさせる熱演を披露してくれています。
中でも強いインパクトを放つのが(個人
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JACKAL-Vague Visions ★★★ (2013-09-11 22:31:16)

ブライアン・リッチ(Vo)の訃報を知り、久々に引っ張り出して聴き直している、デンマークのJACKALが'93年に発表した2ndアルバム。
レーベルメイトのMASQUERADEと共に'94年には来日公演を行っている彼ら。当時は「クリスマス・ライブ」という趣向に尻込みして足を運ばなかったのですが、後に雑誌でライブ内容が賞賛されているのを読んで「変な見栄張らずに見に行けば良かった」と後悔しまくったことを思い出します(閑話休題)。
そんなJACKALが得意としていたのは、QUEENSRYCHEからの影響を伺わせる、タイトなリズム・ワークに下支えされた展開多めのパワー/へヴィ・メタル。そこに(ありがちなジェフ・テイト型ハイトーンではなく)ブルース・ディッキンソンばりにパワフルなブライアンの歌声と、キンキンに冷えたメロディを奏でる北欧メタル然としたドラマティックな2本のGが乗っかることで
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SHY-Shy-Pray ★★★ (2013-09-10 22:43:00)

アルバム前半のハイライトが“SO MANY TEARS”なら
アルバム後半のハイライトはこの曲で決まり。
歌メロにしろGソロにしろ猛烈な哀愁を背負っていますが
適度にファッショナブルなKeyを用いることで
重さを巧みに緩和しています。

SHY-Shy-So Many Tears ★★★ (2013-09-10 22:37:50)

絶好調時のPRAYING MANTISにも匹敵する
リー・スモールが熱唱するあまりに哀しい歌メロ、
それにスティーヴ・ハリス入魂のGソロが
涙腺にびんびんきますね。
まさしくハイライト。

SHY-Shy ★★★ (2013-09-09 23:05:51)

楽曲を壮麗に肉付けするKeyサウンドを積極的に取り入れつつ、OPナンバー①の重厚なイントロが示す通り、SHYのカタログの中ではかなりハード&へヴィな方向に振られている本作ですが、これだけ全編に亘って哀愁のメロディが大盤振る舞いされていれば、そりゃ大味感なんぞが入り込む余地は絶無ってもんですよ。
力んで歌っても押し付けがましくならない、青い炎が揺らめくような熱唱ぶりが正しく英国シンガー然とした風情漂わす新Vo.リー・スモールの歌声、弾きまくっても、一音一音を丁寧に紡いでも、常に歌心を失わないスティーヴ・ハリスのGプレイとが、それを見事に援護射撃。いつもならイチャモン付けたくなる70分オーバーという長尺に関してもまるで気にならないのは、別に故人に遠慮して・・・等というヌルイ理由からではなく、ただ単純に、捨て曲皆無の本編のハイクオリティさゆえです。
ドラマティックにしてあまりに哀し
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RENAISSANCE-Grandine Il Vento-The Mystic and the Muse ★★★ (2013-09-08 22:06:10)

結成から40年以上を数えるベテラン・プログレ・グループの
作る8分に迫る大作・・・と書くと、何だかマッタリとして
HR/HMファン的には刺激に欠ける楽曲が想起されるやもしれませんが
果たしてこの名曲を聴いてもそんなことが言えるかな?フフフ・・・
などと、思わず上から目線で語りたくなるほど
緩急とメリハリの効いた劇的な名曲。

RENAISSANCE-Grandine Il Vento-Grandine Il Vento ★★★ (2013-09-08 22:01:01)

名作『燃ゆる灰』に入っていても
不思議じゃない出来栄えのアルバム表題曲。
美しいだけでなく、血肉の通ったエモーションの
迸りも感じさせるアニー・ハズラムの歌う、
哀愁に満ち満ちたメロディがとにかく絶品。
静謐なピアノの旋律が更にそれを
効果的に援護射撃しています。

RENAISSANCE-Grandine Il Vento ★★★ (2013-09-07 23:59:23)

脳出血により急逝したマイケル・ダンフォード(G)の遺作でもある、'13年振りに発表されたニュー・アルバム。
のっけから12分超えの長編①で幕が上がる大作主義や、往年の名作『燃ゆる灰』を彷彿とさせる邦題『消ゆる風』(まるでダンフォードに捧げるかのような泣かせるタイトル)が表す通り、本作は意識的に70年代RENAISSANCEサウンドの再現が試みられ、しかも大成功を収めています。
不変の輝きを保つ、アニー・ハズラムのクリスタルなソプラノ・ボイスが歌い上げる哀愁のメロディが「これぞRENAISSANCE!」と感動を呼ぶ③、イアン・アンダーソンのフルートが生き生きと躍動する⑤、RENAISSANCEサウンドの魅力の一端を担う、クラシカルなピアノが流麗に奏でられる⑥、ジョン・ウェットンが濡れ濡れジェントリー・ボイスで参戦する⑦、素朴な美しさのみならず、HR/HMファンにも十分アピールし
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