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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 3751-3800
YNGWIE MALMSTEEN-Trilogy
YNGWIE MALMSTEEN-Marching Out-Don’t Let It End
YNGWIE MALMSTEEN-Marching Out-Anguish and Fear
YNGWIE MALMSTEEN-Marching Out-I Am a Viking
YNGWIE MALMSTEEN-Marching Out-Disciples of Hell
YNGWIE MALMSTEEN-Marching Out
YNGWIE MALMSTEEN-Rising Force-Icarus’ Dream Suite, Op. 4
YNGWIE MALMSTEEN-Rising Force
TANK-War Nation
UFO-Lights Out in Tokyo
STAMPEDE-A SUDDEN IMPULSE-HOMEWARD BOUND
STAMPEDE-A SUDDEN IMPULSE-HARD ROCK HELL
STAMPEDE-A SUDDEN IMPULSE
STAMPEDE-HURRICANE TOWN-LOVE LETTERS
STAMPEDE-HURRICANE TOWN-GIRL
STAMPEDE-HURRICANE TOWN-HURRICANE TOWN
STAMPEDE-HURRICANE TOWN
STAMPEDE-THE OFFICIAL BOOTLEG-DAYS OF WINE AND ROSES
STAMPEDE-THE OFFICIAL BOOTLEG-MOVING ON
STAMPEDE-THE OFFICIAL BOOTLEG-MISSING YOU
STAMPEDE-THE OFFICIAL BOOTLEG
STAMPEDE
BABE RUTH-Babe Ruth-Jack O'Lantern
BABE RUTH-Babe Ruth-The Dutchess of Orleans
BABE RUTH-Babe Ruth-A Fistful of Dollars
BABE RUTH-Babe Ruth
BABE RUTH-First Base-Black Dog
BABE RUTH-First Base-The Mexican
BABE RUTH-First Base-The Runaways
BABE RUTH-First Base
RAINBOW-Stranger in Us All
RAINBOW-Bent Out of Shape
RAINBOW-Straight Between the Eyes
RAINBOW-Difficult to Cure
SNAKE CHARMER-SMOKE AND MIRRORS
RAINBOW-Long Live Rock 'n' Roll-L.A. Connection
RAINBOW-Long Live Rock 'n' Roll
RAINBOW-Rising
RAINBOW-Ritchie Blackmore's Rainbow
RAINBOW-Down to Earth
SILVER MOUNTAIN-Breakin' Chains-Man of No Present Existence
SILVER MOUNTAIN-Breakin' Chains
FORTE-Unholy War-Light to the Blind
FORTE-Unholy War-Unholy War
FORTE-Unholy War-Undying
FORTE-Unholy War-Absolute Power
FORTE-Unholy War
RAY KENNEDY-RAY KENNEDY-YOU OUGHTA KNOW BY NOW
RAY KENNEDY-RAY KENNEDY-MY EVERLASTING LOVE
RAY KENNEDY-RAY KENNEDY
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発言している27曲を連続再生 - Youtube



YNGWIE MALMSTEEN-Trilogy ★★★ (2012-10-23 19:22:21)

'86年発表の3rdアルバム。珍妙なアートワークを見る度に、学校の美術の課題でこのイラストを描いていたメタル好きのクラスメイトのことを思い出さずにはいられないのですが、それはともかく、内容的には珍妙どころか文句の付けようがないクオリティ。
音質の向上といった基礎部分の改善はもとより、キャッチーさを増した楽曲から、ギリギリ限界まで精度を追求し、(劇中歌ならぬ)曲中歌と言うべき高いドラマ性を有するまでに磨き上げられたイングヴェイのGソロ、それに張りよし/伸び良しのマーク・ボールズの歌声に至るまで、本作をマエストロの最高傑作に推す人が多いのにも合点が行くというもの。
Gに対するカウンター・パートのみならず、バッキングでも良い仕事をしているイェンス・ヨハンソンのKeyプレイや、メジャー・キーをアクセントに用いた“FIRE”(Gソロが感動モノ)のような楽曲が物語る通り、前作を分厚く覆っ
…続き

YNGWIE MALMSTEEN-Marching Out-Don’t Let It End ★★★ (2012-10-22 22:58:42)

ジェフ・スコット・ソートの
歌唱がドはまりしている、
物悲しいけどバラードとは異なり、
センチメンタルだけどなんだけど
線の細さをまるで感じさせない
熱く激しく物悲しい名曲。

YNGWIE MALMSTEEN-Marching Out-Anguish and Fear ★★★ (2012-10-22 22:52:17)

イングヴェイのGとイェンスのKeyが真っ向ぶつかり合う
ど直球の様式美HMナンバー。
“序曲1383”とセットでお楽しみ下さい。
次作以降、KeyのGのカウンター・パートとしての役割は
どんどん減っていくことになるので、余計にこの曲の
カッコ良さが際立ちます。

YNGWIE MALMSTEEN-Marching Out-I Am a Viking ★★★ (2012-10-22 22:47:06)

イングヴェイも、所謂「ヴァイキング・メタル」の
ルーツの1つに挙げられるよね、とか思わされる名曲。
ジェフ・スコット・ソートが歌うためにあるような
熱く激しく、それでいて悲しくもあるサビメロを
聴く度に血沸き肉踊ります。
ジェフ&マルセル・ヤコブはTALISMANの来日公演でも
この曲をちらっと披露していましたっけね。

YNGWIE MALMSTEEN-Marching Out-Disciples of Hell ★★★ (2012-10-22 22:37:13)

イングヴェイの全ての名曲の中でも
トップ集団に余裕でランクイン可能な名曲。
サタニックな歌詞といい、作品全体を覆う
禍々しくオーラに、ヴァイキング・メタルに
通じる勇壮且つ劇的な曲調・・・
初期様式美HM路線の最高到達点の
1つではないでしょうか。

YNGWIE MALMSTEEN-Marching Out ★★★ (2012-10-22 22:31:41)

VENOMの『WELCOME TO HELL』がSHM-CD化された際、ファンの方が「何という資源の無駄遣い」と自虐的に書いているのを読んで笑ってしまったのですが、イングヴェイ的には、さしずめこのアルバムがそれに該当する・・・のではないかと。
数年前、リマスター&SHM-CD化に釣られて本作の紙ジャケ盤を買い直したのですが、スピーカーの前にぼろいカーテンが垂らされているような筋金入りの低音質に劇的な改善は見受けられず(多少なりとも良くなってはいますが)、「やっぱ元が悪過ぎるとリマスターにも限界があるよなぁ」と溜息をついた次第。
しかし多くの方々が指摘されている通り、ここに収められた楽曲はメチャ強力。どんどん洗練されていく次作以降に比べ、全編を分厚く覆うダーク且つマイナーな雰囲気と、パワー・メタル的なササクレた攻撃性を孕んだネオクラ・チューンの数々は、いずれも甲乙付け難い名曲揃
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YNGWIE MALMSTEEN-Rising Force-Icarus’ Dream Suite, Op. 4 ★★★ (2012-10-21 17:09:41)

速弾きのみなならず、イングヴェイは
情感豊かにアコギ爪弾かせても
素晴しい腕前を発揮するという事実を
デビュー作にして早くも披露。
冒頭部分だけでご飯のおかわりが
出来ちゃう勢いですよ。

YNGWIE MALMSTEEN-Rising Force ★★★ (2012-10-21 17:06:43)

イングヴェイ・マルムスティーンが1枚看板を背負って、HR/HMシーンに打って出た記念すべき作品なれど、インスト物はあまり嗜まない身ゆえ、彼のカタログの中では比較的手が伸びる率は低め。
正確にはジェフ・スコット・ソートが歌う楽曲も2曲ほど収められてはいるのですが、どちらもイングヴェイなら片手間に書けちゃいそうな小粒な楽曲の上、今でこそ実力派シンガーとして鳴らすソートの歌声もこの頃はかなり青臭い感じで、それが印象の残らなさに拍車を掛けています。尤も、もしこのレベルの楽曲がポッと出の北欧メタル・バンドのデビュー作に収録されていたら、「期待の大型新人登場!」と大騒ぎしたに違いありませんが。
歌入りナンバーの影が薄い理由は他にもあって、その最たるものが、美旋律とネオクラシカルなドラマに彩られたインスト曲のインパクトのデカさ。現在でもライブの重要なレパートリーである“BLACK STAR
…続き

TANK-War Nation ★★ (2012-10-20 00:04:35)

ドゥギー・ホワイト(Vo)が加入して、さてどうなることやらと心配していましたが、取り敢えず順調に新作を発表してくれたので、まずは一安心。
バンドの創設者たるアルジー・ワードが脱退し、彼の歌声が担っていた「傷つき、埃と油塗れになりながらも巨体を軋ませつつ突き進む」TANKのイメージが薄れてしまったことに対し、「こんなのTANKじゃない」との感想を抱く気持ちは分からなくもありません。
しかしながら、荒くれたGリフと男泣きのメロディをクリエイトするミック・タッカー&クリス・エヴァンスの鉄壁のGチームに加えて、ドゥギーという伸びやかに歌えるシンガーを得たことで、よりドラマ性が強化された楽曲の数々がブリティッシュHMとして高い完成度を提示していることは誰の耳にも明らか。
cri0841さんが指摘されている通り、前作収録の“PHOENIX RISING”級のキメ曲が不在の本編は少々
…続き

UFO-Lights Out in Tokyo ★★★ (2012-10-18 21:25:15)

UFOが'92年に行った来日公演の模様を収めたライブ盤。ちなみにラインナップはフィル・モグ(Vo)&ピート・ウェイ(B)に加えて、元STAMPEDEのローレンス・アーチャー(G)、それにPAT TRAVERS BAND他の活躍で知られるクライヴ・エドワーズ(Ds)という面々。
さて。そんな本作最大の聴き所は、久々に実現したブリティッシュ・レジェンドの降臨にアガりまくる観客の熱狂振り。特に往年の名曲が連打される7曲目以降の怒涛の盛り上がりは、マイケル・シェンカーやアンディ・パーカーの不在を埋めて余りある凄まじさで、観客の好反応に終始ご機嫌で熱の篭ったパフォーマンスを披露するメンバー同様、聴いているこっちも昂ぶりまくりです。
そうした中盤~後半戦に比べると、新曲(当時)中心の前半が物足りなく感じられるのも無理からぬことなわけですが、ただ個人的には、寧ろ思った以上に新曲が好リアクシ
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STAMPEDE-A SUDDEN IMPULSE-HOMEWARD BOUND ★★★ (2012-10-17 22:14:11)

抜けよく掻き鳴らされるアコギが
運んでくるアメリカンな開放感と
仄かに哀愁を帯びたメロディと、
ローレンス・アーチャーのGプレイが
絶妙なハーモニーを奏でる、
3rdアルバム屈指の名曲。
リラックスしたリューベン・アーチャーの
歌も美味です。

STAMPEDE-A SUDDEN IMPULSE-HARD ROCK HELL ★★ (2012-10-17 21:59:47)

タイトルからも伝わって来る通り
3rdアルバム中、最もハードにロックしているナンバー。
味わい深い熱唱を聴かせるリューベンと
歌心溢れるフレーズを紡ぐローレンス、
アーチャー親子のブランクを全く感じさせない
パフォーマンスが堪能できます。

STAMPEDE-A SUDDEN IMPULSE ★★ (2012-10-17 19:49:06)

STAMPEDEが'11年に発表した、実に27年ぶりとなる3rdアルバム。
勿論、シンガーはリューベン・アーチャーその人。スケジュールの都合から全面参加とはいかなかったものの、義理の息子ローレンス・アーチャーもギタリストとして、曲作りのパートナーとしてアルバム作りに大きく貢献しています。
1st『THE OFFICIAL BOOTLEG』の如きハード・ロッキンな色合いは望むべくもなく、年齢を重ねたオリジナル・メンバーの外見相応に落ち着きの感じられる、言ってしまえば茶色いサウンドゆえ「STAMPEDEの新たなマスターピース!」とか「入門編にピッタリ!」とか絶賛できる内容ではありません。
ありませんが、還暦をとうに過ぎてなお全く衰えの感じられない、いや寧ろますます燻し銀の魅力を増したリューベンのジェントリーな歌声や、相変わらずエモーショナルに良く歌うローレンスのGプレイが映
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STAMPEDE-HURRICANE TOWN-LOVE LETTERS ★★★ (2012-10-17 19:47:02)

2ndアルバムの方向性を示すかのように
軽快に弾むポップ・チューンながら、
個人的にはアルバムでも1、2を争う名曲ではないかと。
ゲスト参加という枠を逸脱して良い仕事しまくりな
マーク・スタンウェイの高揚感溢れるKeyが
本曲の肝です。

STAMPEDE-HURRICANE TOWN-GIRL ★★ (2012-10-17 19:44:17)

溌剌としたアメリカンなノリも感じられる曲調ながら
ブリッジ部分から滲み出す哀愁と、
華麗且つエモーショナルに歌うローレンス・アーチャーの
Gソロが良いアクセントとなっています。

STAMPEDE-HURRICANE TOWN-HURRICANE TOWN ★★★ (2012-10-17 19:37:57)

デビュー・アルバムにも収録されていましたが、
勿体つけたイントロが装備された分、
こっちのバージョンの方がドラマ性がアップしています。
ゲイリー・ムーアかマイケル・シェンカーか、
といった趣きで泣きまくるローレンス・アーチャーの
Gソロを聴くと、後に彼がUFOに加入した理由も
良く分かります。

STAMPEDE-HURRICANE TOWN ★★ (2012-10-15 22:25:39)

金は出し渋るくせに、アルバム制作にはあれこれと口出したがるPOLYDORの横車によって、英国の曇天を思わせた1st『THE OFFICIAL BOOTLEG』に比べると、(快晴とまではいかないまでも雲間からお日様が覗く程度には)ライト&ポップな方向へとその作風が変化を遂げた'83年発表の2ndアルバム。
ライブならではの熱気と勢いも加味されていた前作と続けて聴くと、和やかさ大幅増の楽曲の変貌振りに驚かれるかもしれません。(両アルバムに収録されている⑥⑧の違いを聴き比べてみるのも一興かと)
尤も、『THE OFFICIAL~』に先んじデビュー・シングルとしてリリースされたキャッチーな名曲“酒と薔薇の日々”や、Keyを上手に取り入れた12インチEPの作風からも明らかな通り、元来ポップ・センスには長けていたバンドゆえ、個人的にはこのサウンド・スタイルも十分「有り」。リューベン・アー
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STAMPEDE-THE OFFICIAL BOOTLEG-DAYS OF WINE AND ROSES ★★★ (2012-10-14 21:23:40)

“酒と薔薇の日々”という秀逸な邦題で知られる名曲。
STAMPEDEのデビュー・シングルでもありました。
ポップ&キャッチーな曲調が、
バンドの優れた作曲センスを伝えてくれます。
個人的にはライブ・バージョンよりも
Keyがたっぷりと取り入れられた
12インチEPバージョンの方が好きですね。

STAMPEDE-THE OFFICIAL BOOTLEG-MOVING ON ★★★ (2012-10-14 21:20:18)

タイトルに相応しく、せかせかと
忙しなく駆け抜けていくHRナンバー。
ここでもハイライトはローレンス・アーチャーの
構築美溢れるGソロ。
また、Voが下手だと聴いてられないタイプの
楽曲なのですが、これを見事に歌いこなす
(NWOBHMのヘタウマ系とは一線を画す)
確かなテクとハートを兼ね備えた
リューベン・アーチャーのVoも白眉。

STAMPEDE-THE OFFICIAL BOOTLEG-MISSING YOU ★★★ (2012-10-14 21:14:44)

劇的なイントロだけでグッと
コブシを握り締めてしまうアルバムOPナンバー。
ローレンス・アーチャーの華やかでドラマティックな
Gプレイが素晴しいったら!
ライブならではのタメを効かせてブリティッシュな
憂いを帯びたメロディを熱唱するリューベン・アーチャーの歌声、
あと攻撃的なコリン・ボイドのBプレイも秀逸。
要するに全部素晴しい名曲ってことですね。

STAMPEDE-THE OFFICIAL BOOTLEG ★★★ (2012-10-13 21:18:23)

こんなタイトルですが、メジャーのPOLYDORから'82年に発表されたれっきとした1stアルバム。
レーベル側が原盤費用をケチったせいでライブ盤でアルバム・デビュー、オマケにバンド側の意に沿わぬ音源を使用されるというダブル・パンチを食らいながらも、マットに沈むどころか、逆に矢吹ジョーばりのクロスカウンターで聴き手をノックダウンするだけの威力を秘めた1枚となっております。
観客の盛り上がりに後押しされて、フィル・モグ的な滋味を感じさせる、くぐもった歌声で憂いを帯びたメロディを熱唱するリューベン・アーチャー(Vo)と、劇的な構築美&泣きを発散するローレンス・アーチャーのGプレイを軸に、生き生きとしてハイエナジーな楽曲の数々は全8曲、いずれもNWOBHMならではの攻撃性と、耳馴染みの良いキャッチネスを兼備した逸品揃い。(派手に動き回るBもナイス)
取り分け、UFOとPRAYI
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STAMPEDE (2012-10-13 21:17:02)

NWOBHMの親子鷹(義理ですが)ことリューベン・アーチャー(Vo)とローレンス・アーチャー(G)が中心となって結成。STAMPEDEというバンド名は、彼らがそれ以前に在籍していたジミー・ベイン率いるWILD HORSESからヒントを得て名付けられたとのこと。
'82年にPOLYDOR RECORDSからシングル“DAYS OF WINE AND ROSES”を発表してデビュー。翌年にはライブ盤兼1stアルバムの『THE OFFICIAL BOOTLEG』を、'83年にはMAGNUMのKey奏者マーク・スタンウェイのセッション参加を仰いでレコーディングされた2ndフル『HURRICANE TOWN』を相次いでリリースするも、結局その他多くのNWOBHM勢同様、最後までレーベル側のサポートに恵まれずバンドは解散。
父・リューベンは堅気の道を選び、息子・ローレンスはその後フィル・
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BABE RUTH-Babe Ruth-Jack O'Lantern ★★★ (2012-10-11 21:31:20)

アッパーなジェニー・ハーンのVo、
賑々しく跳ね回るリフ&リズムと、
ホンキートンク調のピアノが
狂騒的にはしゃぎ回る
寝た子も起きるハイテンションな
ハード・ロックンロール。

BABE RUTH-Babe Ruth-The Dutchess of Orleans ★★★ (2012-10-11 21:22:53)

邦題は“オリアンズの公爵夫人”
『ベルサイユのバラ』でフランスの歴史を勉強した身からすると
“オルレアン公爵夫人”のような気もするのですが。
ともあれ、アルバム中最も濃厚なプログレ・テイストを
伝えるこの曲は、アラン・シャックロックのGと
ジェニー・ハーンのVoが情熱的に泣きまくる
劇的極まりない名曲に仕上がっております。

BABE RUTH-Babe Ruth-A Fistful of Dollars ★★★ (2012-10-10 21:34:32)

1stに続いてマカロニ・ウェスタン
(セルジオ・レオーネの『荒野の用心棒』)の
名曲をカヴァー。前作“THE MEXICAN”はラテン・ロック風の
アレンジで、『夕陽のガンマン』テーマ曲のメロディを
オリジナル曲のブリッジ部分に挿入するスタイルでしたが、
今回は丸々1曲、しかもスピーディ且つアグレッシブに
ハードロックの流儀に則ってカヴァーしているのが特徴です。

BABE RUTH-Babe Ruth ★★★ (2012-10-10 21:24:06)

プログレ・パート担当だったKeyが脇へと下がり大作主義が抑制された代わりに、ジェニー・ハーンのパッショネイトな歌声と、アラン・シャックロックのシャープでエッジの効いたGの存在感が増大。前2作に比べ、よりハード・ロッキンな気骨が全面展開されている'74年発表の3rdアルバム。(邦題は『炎のベーブ・ルース』)
バンドの最高傑作とも評される本作ですが、初めて聴いた時は、Keyの活躍の場の減少と共に楽曲からドラマ性まで薄れてしまっているようで今ひとつノレませんでした。
ただタイトに締まった楽曲の中で、アラン・シャックロックが奏でる熱い泣きメロに関しては不変・・どころか、これまで以上にGサウンドが強調されたことでその威力は倍化。デビュー作に引き続きマカロニ・ウェスタンの名曲(『荒野の用心棒』の“一握りのドルのために)をHRバージョンにビルドアップした③以降、Gが猛烈に咽び泣くカーティス
…続き

BABE RUTH-First Base-Black Dog ★★★ (2012-10-09 22:42:44)

ジェシ・ウィンチェスターのオリジナルは
4分台の侘しげなバラードなのですが、
それを劇的に膨らませてカヴァー。
解説を読むまで完全にBABE RUTHの
オリジナル曲だと思ってましたよ。
ピアノの絡み具合も素晴しいのですが、
何と言っても白眉はアラン・シャックロックのギター。
泣きに泣きを重ねて盛り上げていく終盤の展開には涙、涙・・・。

BABE RUTH-First Base-The Mexican ★★★ (2012-10-09 22:40:59)

エスニックな哀愁を帯びたメロディと
横ノリのリズムに、聴いていると身体が
勝手に動き出すラテン・ロック・ソング。
ブリッジ部分に挿入された、マカロニ・ウェスタンの
名作にしてセルジオ・レオーネ監督の代表作の1つ
『夕陽のガンマン』のテーマ・メロディが
非常に印象的&効果的。

BABE RUTH-First Base-The Runaways ★★★ (2012-10-08 22:22:14)

歌い出しが“炎のたからもの”(「カリオストロの城」のED曲)
っぽいですが、哀切と浮遊感を帯びた曲調はKING CRIMSON風味。
後半、淡々としたフレーズの繰り返しから、徐々に悲哀の感情が
溢れ出すかのように暴走を始めるピアノが胸を掻き毟らんばかりに
感動的で、聴くたびに圧倒されてしまいます。

BABE RUTH-First Base ★★★ (2012-10-08 22:15:23)

アラン・シャックロック(G)が結成し、歌姫ジェニー・ハーンを擁する英国出身のBABE RUTH――日本で例えるなら「王貞治」と名乗るようなもんだろうか?――が、'72年にHARVEST RECORDSから発表した1stアルバム。(邦題は『ベーブ・ルース 一塁占領』)
70年代刑事ドラマのアクション場面に使われそうなホットでエネルギッシュな①で本編の幕が上がり、続く②はアドリブ全開で乱れ打たれるピアノがジャジーな空気も醸し出す悲壮な名バラード。更に、張り詰めたテンションでぶつかり合う楽器陣がスリルとドラマを創出するカヴァー曲③④があったかと思えば、エスニックなフレーバー薫る⑤では、映画『夕陽のガンマン』テーマ曲のメロディを引用する遊び心を発揮・・・と言った具合に、繊細さと豪快さを併せ持った大作主義の下、HRやプログレ、ブルーズ、ジャズにクラシックに民俗音楽と、音楽の垣根を悠々横断して
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RAINBOW-Stranger in Us All ★★★ (2012-10-07 22:05:30)

熱心なファンの皆様におかれましては言いたいことも多々ありましょうが、個人的には、リアルタイムでリリースに立ち会えた最初の(そして恐らく最後の)RAINBOWのアルバムということで、思い入れも一入の1枚。
この作品発表のちょっと前まで、DEEP PURPLEの新作『紫の聖戦』のしょっぱい出来や、来日公演を直前に控えたDEEP PURPLEからの離脱等で猛烈なバッシングを浴びていたにも関わらず、本作をもってその世評をまるっと引っ繰り返してみせたリッチー・ブラックモアという稀代のトリックスターの実力には、腹の底から感服させられました。
ここに収められた楽曲に関しても、鮮やかなスパニッシュGソロにアガりまくる名曲“BLACK MASQERADE”や、ペールギュントの“山の魔王の宮殿にて”をモチーフにした“HALL OF THE MOUNTAIN KING”を筆頭に、「嘗ては凄かった人
…続き

RAINBOW-Bent Out of Shape ★★★ (2012-10-07 01:16:50)

記憶が正しければ、個人的に初めて購入したRAINBOWのアルバムです。HR/HMを聴き始めて間もない頃、ラジオか何かで耳にした“FIRE DANCE”のカッコ良さにハートを射抜かれて本作を速攻購入。暫くは同曲ばかりをリピート再生して他の収録楽曲には目もくれなかったのですが、その後、リッチー・ブラックモア(G)が何者で、RAIBOWがどういったバンドなのかを勉強し(?)改めてアルバム全体と対峙してみたところ、そのあまりのクオリティの高さに再びハートを鷲掴みにされてしまったという。
「歌」を中心に据えて「流れ」で聴かせるメロディアスHR、というスタイルが徹底されているため、最早ここには、その流麗さを壊しかねないドラマティックな様式美HRナンバーの大作が入り込む余地は全くありませんが、代わりに哀愁を帯びたキャッチーなメロディの魅力は過去最高レベルをマーク。
ジョー・リン・ターナーの
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RAINBOW-Straight Between the Eyes ★★★ (2012-10-06 00:22:56)

リッチー・ブラックモア(G)の理想とする音楽を追求するべく、これまで妥協なきメンバー・チェンジと大胆な作風の変化を繰り返してきたRAINBOWでしたが、前作『DIFFICULT TO CURE』で掴んだ音楽的方向性と商業的成績に相当の手応えを感じたのか、'82年発表の本6thアルバムでは「大衆性を増したメロディアスHR」というサウンド・スタイルを、変化させるのではなく、より「掘り下げる」という方法論が選択されています。
『闇からの一撃』というイカした邦題ほどガツンと一撃される名曲(これまでのアルバムには必ずその手の楽曲が1、2曲は存在していた)が見当たらないため、RAIBOWのカタログの中では日陰者の地位に甘んじている(?)作品ですが、個人的には『DIFFICULT~』以上の愛聴盤。
印象的なソロを連発するリッチーのGプレイ等、前作より心持ちハードな方向へと揺り戻された作風を
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RAINBOW-Difficult to Cure ★★★ (2012-10-04 21:05:05)

開巻早々、ラス・バラード作曲のポップ・チューン“I SURRENDER”で先制パンチを浴びせてくる構成からも明らかに、外部ライターを登用して一層のポップ化を推進する等、アメリカ市場での更なる成功を手中に収めんとする野心も露わな作風が、古くからのRAINBOWファンの間では毀誉褒貶相半ばするジョー・リン・ターナー時代の幕開けを飾った、'81年発表の5thアルバム。
尤も、本作で選択された「ポップで洗練されたメロディアスHRサウンド」と、若くてピチピチ(死語)&リッチー・ブラックモアのお眼鏡に適うだけの才能を有するゴールデンボーイの加入が、RAINBOW支持層の裾野拡大に大きく貢献したことは間違いのない事実。
また前任シンガー達に比べると、クセがなく耳馴染みも良いジョーの甘い歌声が、この路線にはぴったりとフィットしています。(それを念頭にシンガー探しが行われたのだから当たり前っち
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SNAKE CHARMER-SMOKE AND MIRRORS ★★ (2012-10-03 22:44:55)

SILVER MOUNTAINで長らくヨナス・ハンソンの相方を務めたペア・スタディン(B)が結成したバンドのデビュー作('93年発表)。
バンド名は勿論RAINBOWの名曲から拝借、アルバムのアートワークもファンタジックな感じで、オマケにイェンス・ヨハンソン(Key)が数曲にゲスト参加しているとの事前情報に「SILVER MOUNTAINみたいな様式美掛かった北欧メタルに違いない」と(勝手に)期待値がグングンと急上昇。それだけに、購入後、実際にアルバムを聴き終えた時は「何じゃそりゃあ!」と、思わずCDをフリスビーの如く全力投擲しそうになってしまいましたよ。
深呼吸して冷静に聴き直してみれば(冷静になるのに数年かかりましたが)、そよ風のように清涼なこのハードポップ・サウンドも案外悪くない・・・いや、かなり良い。ピート・サンドベリの甘い歌声、新人のクセにツボを心得たスヴェン・シィ
…続き

RAINBOW-Long Live Rock 'n' Roll-L.A. Connection ★★ (2012-10-02 23:34:15)

駄曲?いやいや。
ロニー時代のRAIBOWと「L.A.」という言葉は
うなぎと梅干の如き食い合わせの悪さですが
これは結構好きな曲ですよ。
後半で軽快に踊るピアノが
良いアクセントとなっています。

RAINBOW-Long Live Rock 'n' Roll ★★★ (2012-10-02 23:04:45)

リッチー・ブラックモア(G)、ロニー・J・ディオ(Vo)、コージー・パウエル(Ds)による三頭政治の最高到達地点にして、ロニーもコージーも亡き今、永遠に更新される事のない最終到達地点となってしまった'78年発表の3rdアルバム。
CDの帯には「ポップな路線に転身を図った野心作」なんて文句が踊っていますが、いやいや、とんでもない。よしんばラジオを意識した曲作りが為されているにしても、重厚なリッチー、ロニー、コージーのパフォーマンスに彩られた、このミスティックでドラマティックな様式美HRサウンドがポップってことはぁ断じてない。コレがポップってんならグラハム時代やジョー時代のRAINBOWが演ってる音楽はシャンソンか何かですよ。
カルピスの原液みたいだった『RAINBOW RISING』に比べると、本作は、より万人向けに飲み易く(聴き易く)味付けが調節されており、楽曲は高いドラマ性
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RAINBOW-Rising ★★★ (2012-10-01 20:43:24)

最強ドラマー、コージー・パウエルが遂に加入。イカした楽曲を彩る、イカしたGにイカしたVo、イカしたDsとイカしたアートワーク、オマケに『虹を翔る覇者』というイカした邦題まで、あらゆる点において突き抜けたカッコ良さを提示してくる'76年発表の2ndアルバム。
この歴史的名盤に関しては、既に色々な方が色々な賛辞を寄せて下さっているので今更付け加えられることなど余りありません。(でも大好きなアルバムなんで無理矢理にでも語らせて貰うわけですが)
アルバム後半に鎮座まします2篇、重厚長大な“STARGAZER”と、RAINBOW版“BURN”といった趣きの“A LIGHT IN THE BLCAK”は、後々そのエッセンスをフォロワー・バンド群が再利用しまくる名曲中の名曲ですし(特に前者)、やや地味なイメージで語られがちなA面収録曲にしても、スペーシーだったりノリノリだったりキャッチーだ
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RAINBOW-Ritchie Blackmore's Rainbow ★★★ (2012-09-30 20:15:58)

我が愛すべき様式美HMの開祖、RAINBOWが'75年に発表した記念すべきデビュー作ですが、自分がこれを購入したのは彼らのカタログ中一番最後でした。コージー・パウエル参加前の作品であることに加えて、事前に見聞きしてきた情報から、何となくJUDAS PRIESTやUFO、SCORPIONSなんかの1stアルバム同様、こっちがバンドに期待する音楽性とズレた内容のように思えたことがその理由。
尤も実際に聴いてみれば、そこはやはり御大リッチー・ブラックモア&ロニー・J・ディオの組み合わせ。余人には真似できない高品質なHRサウンドを全編に亘って展開し、こちらの危惧を虹の彼方へと吹っ飛ばしてくれたわけですが。
個人的にはDIOの持ち歌なイメージが強い“銀嶺の覇者”、演歌ばりにコブシの効いた“虹をつかもう”、シャープなインスト“STILL I'M SAD”といった代表曲以外にも、フォーキー
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RAINBOW-Down to Earth ★★★ (2012-09-29 00:22:47)

リッチー・ブラックモア(G)以下、グラハム・ボネット(Vo)、コージー・パウエル(Ds)、ロジャー・グローヴァー(B)、ドン・エイリー(Key)という、知名度的には歴代最強の布陣で制作、'79年に発表された4thアルバム。
特異な歌声と、短髪、グラサン、それに勝新ばりのノーパン主義(時にチャックを閉め忘れて息子がコンニチワする仕様)を貫く独特のファッション・センス等、前任者のロニーとは何から何まで異なるグラハムの存在と、更に突き詰められたカラッと抜けの良いアメリカンHR志向が発表当時こそ戸惑いを持って受け止められたものの、現在では(当サイトでの人気の高さからも伺える通り)「RAINBOWならではの魅力を備えた名盤」として高く評価されている本作。
何せ、ロニーとは別ベクトルで暑苦しさMAXのグラハムの青筋声と、骨太なコージーのドラミングが全編を彩る以上は単なるポップ・アルバムに
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SILVER MOUNTAIN-Breakin' Chains-Man of No Present Existence ★★★ (2012-09-27 23:28:09)

自主制作のデビューシングル盤の収録曲をリメイク。
ヨナスのVoが当時と殆ど変わっていなくて笑えます。
彼が繰り出すドラマティックなGソロ(オリジナル版とは異なる)だけで
ご飯おかわり3杯ぐらいはいけそうな素晴しさですが、
ここでメロディが引用されている曲のタイトルが思い出せない。
多分クラシックだと思うんだけど・・・。

SILVER MOUNTAIN-Breakin' Chains ★★ (2012-09-26 00:23:04)

「遂にこの日が!」という感動の涙と、「お前、全然変わってねぇな」という苦笑とで、世界中のSILVER MOUNTAINファンを泣き笑いさせた、'01年発表の復活作(4th)。
一発録りみたいな薄っぺらい音質と、自主制作デビュー・シングルや初期デモ・テープの収録曲のリメイクが半数を占める構成からも明らかなように、本作は確信的に(それこそ笑っちゃうぐらい)1st『SHAKIN' BRAINS』の音世界の再現が試みられており、良くも悪くも全く変わらないヨナス・ハンソンのいなたいVoと、イングヴェイとは一味違うスタイルでネオクラシカル道を追求する彼のGプレイもそうした印象に拍車を掛けてくれています。
完全に「ファン向け」と割り切った(=ファン以外にはとてもじゃないけど薦められない)作風には、いちファンとして喜ぶべきか悲しむべきか複雑な心境ですが、それはそれとして、ここで繰り広げられる
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FORTE-Unholy War-Light to the Blind ★★★ (2012-09-24 21:22:50)

本編中ではやや埋もれがちなBサウンドが
この曲においては目立ちまくっているのは、
起承転結を備えてドラマティックに盛り上がっていく
曲展開がIRON MAIDENのそれを彷彿とさせるからでしょうか。

FORTE-Unholy War-Unholy War ★★★ (2012-09-24 21:20:21)

イントロ“VAE SOULS”を経て、
猛々しくも豪快に刻まれるGリフとリズムが
疾走を開始した途端、全身の血液が沸騰する
「FORTE IS BACK!」なOPナンバー。
パワー/スピード/メロディの三拍子揃った名曲ですよ。

FORTE-Unholy War-Undying ★★★ (2012-09-24 21:17:28)

バラード調に始まり、スピーディ且つ劇的に
盛り上がっていく、旧作にも必ず収録されていた
(ある意味FORTEのお約束とも言える)
ドラマティックな名曲。

FORTE-Unholy War-Absolute Power ★★★ (2012-09-24 21:14:59)

猛烈な勢いで弾き倒すレヴ・ジョーンズの
Bプレイと、スピーディに畳み掛ける曲調、
それに雄々しいテーマ・メロディの波状攻撃に
打ちのめされるパワー・チューン。

FORTE-Unholy War ★★★ (2012-09-23 20:20:54)

オリジナル・メンバーの楽器隊に加えて、3代目フロントマンのデヴィッド・トンプソン(Vo)という布陣で復活を遂げたFORTEが'12年に発表した4thアルバム。
最初このライナップを知った時は「なんだ、Voは(初代シンガーの)ジェイムズ・ランダルじゃないのか」と思わなくもなかったのですが、実際に本編を聴いてみたら、滅法パワフルで男臭いデヴィッドの歌声はジェイムズの不在を補って余りある素晴しさ。それに何より、解散前の音楽性を更にスピーディに、マッシヴに猛々しく鍛え上げたような楽曲群が鼻血モノのカッコ良さで最高なのですよ。
男の哀愁背負った雄々しいフレーズの乱れ撃ちに血が滾るジェフ・スコットのGプレイと、タイトにして破壊力抜群のリズムを叩き付けて来るレヴ・ジョーンズ(B)&グレッグ・スコット(Ds)のコンビ、そこにデヴィッドのパワー全開のVoが加わって攻撃的に畳み掛けるサウンドは、
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RAY KENNEDY-RAY KENNEDY-YOU OUGHTA KNOW BY NOW ★★★ (2012-09-22 00:30:45)

邦題は“ロンリー・ガイ”
アルバムでも1、2を争うぐらい
「ロック」している楽曲で、レイ・ケネディの歌声も
時にグラハム・ボネットばりの青筋ぶりを披露。
華やかに楽曲を彩る秀逸なKeyアレンジには
何度聴いても胸躍らされます。

RAY KENNEDY-RAY KENNEDY-MY EVERLASTING LOVE ★★★ (2012-09-22 00:23:05)

いかにも80年代的な、アーバンでロマンティック、
そしてちょっぴりバブリーな雰囲気が漂って来る
夜のドライブにピッタリな名バラード。
レイ・ケネディのソウルフルな歌声と
スティーヴ・ルカサーの味わい深いGソロにゃ
聞き惚れますよ。

RAY KENNEDY-RAY KENNEDY ★★ (2012-09-20 22:33:06)

60年代からのプロ・キャリアを誇るベテラン・シンガーが、プロデューサーにデヴィッド・フォスターを迎えてレコーディング、'80年にARC RECORDSから発表した2ndソロ・アルバム。
レイ・ケネディに関しては、M.S.G.の一員として来日し、SUPER ROCK '84で古参M.S.G.ファンを「西武球場の悪夢」と戦慄せしめるパフォーマンスを繰り広げた人・・・ぐらいの知識しかなかったのですが、本作を聴いたらそんなネガティブなイメージも一変ですよ。
スティーヴ・ルカサーにジェイ・グレイドンら、TOTO人脈に連なるゲスト・ミュージシャン達の達者な演奏と、レイ・ケネディのソウルフルな歌声に色彩豊かに彩られたこのアルバムには、彼のキャリアの長さと経験の豊かさが克明に刻み込まれており、本編で展開されているポップでお洒落、そして都会的なスマートさを併せ持ったAOR/産業ロック・サウンド
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