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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 4101-4150
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CRASH(KOREA)-To Be Or Not to Be ★★ (2012-06-25 22:49:23)
再びプロデューサーにコリン・リチャードソンを起用してレコーディング作業を行い、'95年に発表された2ndアルバム。(タイトルは『ハムレット』の名台詞?)
「ドメスティックな要素を殆ど感じさせない、疾走感より展開重視のスラッシュ・メタル」という基本的な音楽性はデビュー作同様ですが、最終ミキシングがデス・メタルの聖地として有名なフロリダのMORI SOUNDスタジオで行われているだけあって、デス・メタリックなヘヴィネスがコレまで以上に拡充。また、スラッシーに畳み掛けるような疾走感よりも図太いグルーヴがクローズアップされる等、当時のHR/HMシーンを席巻していた所謂「モダン・ヘヴィネス」からの影響がじわりじわりと滲み出し始めているのも本作の特徴か。
そんな本編をグッとオールドスクール方向に引き戻してくれているのが、収録各曲において湿度高めのメロディを豊かに紡ぎ出すヨーン・ドゥ・ビュ
…続き
CRASH(KOREA)-To Be Or Not to Be-Hate Breed ★★ (2012-06-25 22:48:33)
これまた聴き所はヨーン・ドゥ・ビュンのGソロ。
基本バタ臭いサウンドが持ち味のこのバンドですが、
メロディ・センスからはアジア的な情緒が
確かに感じられます。
CRASH(KOREA)-To Be Or Not to Be-Shadows of Isolation ★★ (2012-06-25 22:46:41)
疾走パートもありますが、それ以上に重たげな空気が勝っていて
スラッシュ的な爽快感は然程でもないのですが、
この曲のハイライトはグッと泣きの入ったGソロで決まり。
アグレッシブな曲調と良い具合なコントラストを描いています。
CRASH(KOREA)-Endless Supply of Pain-Smoke on the Water ★★ (2012-06-24 22:20:09)
言わずと知れたDEEP PURPLEの超有名曲のカヴァー。
(そういえば、この曲目当てでアルバムを購入したんでした)
原曲は非常にシンプルだが、ここではこのバンドらしく
起伏の激しい曲展開とアレンジが加えれていて面白い。
CRASH(KOREA)-Endless Supply of Pain-Pentalty ★★★ (2012-06-24 22:16:49)
アルバムの中では比較的ストレートなノリが
押し出されたスラッシュ・ナンバー。
琴線に触れる泣きを湛えたソロを紡ぐ
ヨーン・ドゥ・ビュンのGプレイに痺れまくりです。
CRASH(KOREA)-Endless Supply of Pain-Scream ★★★ (2012-06-24 22:14:05)
咆哮型のVoに重苦しいプロダクション等、
リリース当時、初めて聴いた時は
「ん?デス・メタル?スラッシュ・メタル?」と
思ったものですが、今聴くと完全にスラッシュですね。
但し、ストレートな疾走感より展開重視の曲調は
いかにも90年代のバンド的。
CRASH(KOREA)-Endless Supply of Pain ★★ (2012-06-24 07:58:12)
サッカー・ワールドカップの日韓共催辺りを契機として、現在では韓流ファンのマダムからネット愛国者の若人まで、幅広い層から(良い意味でも悪い意味でも)関心を集めている韓国ですが、CRASHがデビューを飾った'93年頃の彼の国に対する自分の知識と言えば、ソウル・オリンピックの開催地で、キム・ヨンジャやケイ・ウンスクの出身国であるということぐらいのものでした。(しょうもなさ過ぎる)
そんなわけで、個人的に初めて購入した韓国産HMバンドの作品でもあった本作は、DEEP PURPLEの代表曲“SMOKE AND THE WATER”のユニークなカヴァーの存在が話題になりましたが、SEPULTURAがMETALLICA風の楽曲を演奏しているような(?)オリジナルのスラッシュ・ソングの数々もなかなかに良く出来ています。
プロデューサーにコリン・リチャードソンが招聘されているだけあって音作りに
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BLACKLACE-Get It While It's Hot-Speed of Sound ★★★ (2012-06-23 00:32:18)
何も言う事はありません。
曲名が全てを言い表していますね。
1stアルバムに収録されていても
おかしくない攻撃的な疾走ナンバーですが、
マリアン嬢のVoの上達ぶりは
ここでもしかと刻み込まれています。
BLACKLACE-Get It While It's Hot-I Like to Rock ★★★ (2012-06-23 00:30:39)
LAメタルからの影響を感じさせる
ザックリとしたGリフにキャッチーな躍動感と、
このバンドの従来からの持ち味である
切れ味の鋭さとが上手いこと噛み合った
アルバムのハイライト・ナンバーの1つ。
BLACKLACE-Get It While It's Hot-The Right ★★★ (2012-06-23 00:27:49)
BLACKLACE史上、最高のカッコ良さを誇る名曲ではないでしょうか。
特にマリアン嬢の妖しくも力強く歌声は白眉。
IRON MAIDENテイスト薫るインスト・パートも劇的で良いなぁ。
BLACKLACE-Get It While It's Hot ★★ (2012-06-22 07:13:09)
フロント・ウーマンにマリアン嬢を擁し、イギリスを主戦場に活動していたアメリカの5人組が'84年に発表した2ndアルバム。
NY出身バンドらしい硬質なストリート感覚と、NWOBHMの流儀に則ったダークで荒々しいサウンドのハイブリッドと言うべき正統派HMを聴かせてくれたデビュー作に比べると、今作はLAメタルの盛り上がりに呼応したかのようなハジけたノリも増強されており、随分と垢抜けた印象を受ける(あくまで前作比の話ですが)。例えば、切れ味の鋭さとキャッチーな躍動感とが同居したOPナンバー①はこのアルバムならではの名曲ですし、横ノリの②や、映画『続・夕陽のガンマン』のテーマ曲(だったか)を引用した⑩といった楽曲でアンソニー・フラグニート(B)がリードVoを取っていることも作風の変化を印象付けていますね。
個人的な好みで言えばデビュー作に軍配が上がるとは言え、本作にもスピード・メタリッ
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ACCEPT-Stalingrad-Shadow Soldiers ★★★ (2012-06-20 22:15:32)
イントロのアコギからして「演歌かい!」
っつーぐらい泣き倒していて涙腺が緩みます。
濃厚な哀愁を背負いつつも、メソメソした軟弱さを
微塵も感じさせないあたりがACCEPT印。
ウルフ・ホフマンのGに負けないエモーションを
迸らせるマーク・トニーロの熱唱も胸を打ちますよ。
ACCEPT-Stalingrad-Stalingrad ★★★ (2012-06-20 22:03:54)
地響きコーラスが映える重厚なヘヴィ・ナンバー。
今の彼らなら、もっとドラマティックに
磨き上げられたのでは・・・と思わなくもないですが、
ウルフ・ホフマンの入魂のGソロがとにかく圧巻なので
文句なしの星三つ進呈。
ACCEPT-Stalingrad-Hung Drawn and Quartered ★★★ (2012-06-20 22:01:12)
アルバムのOPをパワフル&雄々しく疾走する
コレ1曲でアルバムが傑作であることを確信させてくれる名曲。
戦う男の哀愁を背負った
ウルフ・ホフマンのGプレイも素晴しい。
ACCEPT-Stalingrad ★★★ (2012-06-20 07:09:50)
ACCEPTの新作アルバムを聴くに当たって、全く不安を感じずに済んだのって一体いつ以来でしょうかね・・・と、ふと考え込んでしまった'12年発表の最新作。
前作『BLOOD OF THE NATIONS』発表に伴う長期ツアーで得た手応えと自信は、しっかりと本作の内容の方にもフィードバックされており、参加2作目にして完全にバンドの「看板」としての存在感と説得力をモノにしたマーク・トニーロの金属質な歌声に、聴く者を鼓舞する雄々しいメロディ、マッチョなリフ&リズムの鉄壁を築く楽器隊、そして厳粛極まりない地響きコーラスとが一体となって、威風堂々と突き進むACCEPT流HMサウンドは相変わらず強力無比。シンガーばりにエモーショナルに歌うウルフ・ホフマンの泣きに満ちたGプレイをフィーチュアする、屈強な疾走ナンバー①と、戦争の激しさと悲しみを歌い上げる戦場の挽歌チックな②を聴いただけで完璧にハート
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URIAH HEEP-Sonic Origami-Change ★★★ (2012-06-19 23:20:35)
名バラード“QUESTION”から間を置かずに
繋がっていく、軽快なロック・チューン。
仄かな叙情性と、ポップで上品な高揚感を
湛えた曲調はプログレ・ハード・テイストも
感じられます。
URIAH HEEP-Sonic Origami-Question ★★★ (2012-06-19 23:17:07)
暖かみに溢れたバー二ー・ショウの歌声といい、
しっとりとした叙情味を伝えるミック・ボックスの
アコギといい、時折閃くフィル・ランゾンの美しい
ピアノの旋律といい、まさしく↑上の方が仰る通り
しみじみと「良い曲だなぁ」と実感するバラード。
間髪入れずに次曲“CHANGE”に繋がる展開も良い。
URIAH HEEP-Sonic Origami-The Golden Palace ★★★ (2012-06-18 23:11:52)
アルバムの幕引き役を担うのに相応しい、
オーケストラをフューチュアした大作曲ですが、
大仰さよりも包み込むような温もりに満ちた曲調が
その魅力。
URIAH HEEP-Sonic Origami-Between Two Worlds ★★★ (2012-06-18 23:09:52)
ドラマティックな曲展開から華麗なボーカル・ハーモニーまで
“AGAINST THE ODDS”と双璧を為す、URIAH HEEPが
90年代に生んだ超名曲の1つ。
但し、あまりにもこの曲が良すぎるため、
以降の本編が少々霞んで聴こえてしまうという
皮肉な結果を引き起こしていたりも。
終盤で入魂の弾きまくりを炸裂させる
ミック・ボックスのGが素晴しいですね。
URIAH HEEP-Sonic Origami ★★★ (2012-06-18 07:04:09)
「折紙」という日本語の組み込まれたユニークな表題が妙に耳に残る'98年発表の19thアルバム。
前作『SEA OF LIGHT』が、ジャケットから何から確信的に70年代URIAH HEEPサウンドの再現が目論まれた傑作だったため、本作は「ラジオ・フレンドリーな楽曲作りを試みた」というミック・ボックス(G)の発言や、70分オーバーの長尺がネックとなって、リリース当時は余り素直に楽しめなかったのですが、今回この文章を書くに当たって改めてじっくりと聴き直してみたら、自分の中で評価がモリモリ急上昇。いや、良いアルバムですよね、これ。
OPを雄々しく飾る①は、G、Vo、Keyの見事な歌いっぷり、劇的な曲展開を支えるリズム隊、そして美しく重厚なボーカル・ハーモニーまで「URIAH HEEP全部入り」な掛け値なしの超名曲ですし、それを開巻の合図とする頭3曲の畳み掛け具合や、ブリティッシュH
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MORNING STAR-Morning Star-SUNSHINE(CHANGIN' OF THE SEASON) ★★★ (2012-06-17 21:03:42)
乾いた音色で掻き鳴らされるアコギが
そよ風のような爽やかさを運んで来てくれる、
カンザス州の長閑な風景が脳裏に浮かぶような名バラード。
MORNING STAR-Morning Star-THROUGH THE NIGHT ★★★ (2012-06-17 21:00:39)
上手いシンガー2人を擁する編成の強みを活かした
美しくも重厚なボーカル・ハーモニーが
活かされたドラマティックな名曲。
確かにアルバム中、最もプログレ・テイストが
色濃い楽曲ですね。
MORNING STAR-Morning Star ★★★ (2012-06-16 23:51:28)
90年代と言えば「HR/HM冬の時代」であると同時に、個人的には「世界初/日本初」を謳い文句に、次々と幻の名盤や希少盤の類がリーズナブルな価格(←ここ重要)でCD化されていった恵まれた時期だったとも記憶しており、このMORNINGSTARが'78年にCOLUMBIA/CBSから発表した1stアルバムも、そうした流れの中で再発が叶った逸品の一つ。
カンザス州出身で、重厚なハーモニーを生み出すツインVo、ツインG、Keyを含む5人編成が奏でる泥臭くて豪快なロックンロール・ソングと、叙情メロディを小粋なアレンジに乗せたメロディアスな楽曲とが交互に配置された本編を聴いていると、同郷の先輩バンドKANSASのことを思い出さずにはいられませんが、最長でも5分、殆どが3分台とコンパクトにまとめられた楽曲はKANSASほどプログレ色が強いわけではなく、もっとオーソドックスなアメリカン・ロック・テイ
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URIAH HEEP-Raging Silence-Blood Red Roses ★★★ (2012-06-16 23:50:32)
過酷なツアーとレコード会社のサポート不足に
嫌気が差してURIAH HEEPを去ったピート・ゴルビーでしたが
バンドとの関係は良好だったようで、
こうして優れた楽曲をアルバム用に提供してくれています。
元々彼が自分用に書き下ろしたナンバーゆえ
「ヒープらしさ」は希薄な仕上がりですが、
良い曲は良い曲。
URIAH HEEP-Raging Silence ★★ (2012-06-15 07:19:35)
バーニー・ショウ(Vo)&フィル・ランゾン(Key)という元GRANDPRIX組が加入し、以降20年に亘って続く磐石の布陣となったURIAH HEEPが'89年に発表した17thアルバム。
西側HRバンドとしては初となるソ連でのライブを成功裡に終わらせた勢いと、また、それに伴う英国でのURIAH HEEP再評価の機運の高まりに乗じて制作された・・・と書くと、何やら初期の作風に立ち返ったアルバムのように思われるかもしれませんが、実際はそんなことはなく、今回も路線としてはポップ・ロック・サウンド。いきなりARGENTのヒット曲のカヴァー①で幕が開く本編も思いっきり腰を砕けさせてくれます。
これといったキメ曲が見当たらず、その昔、購入した事をすっかり忘れて痛恨の2度買いをカマしてしまうぐらい自分の中では影の薄い本作ゆえ、他のURIAH HEEPの傑作群と比較するとどうしても評価が辛
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TOBRUK-Pleasure & Pain-Let Me Out of Here ★★★ (2012-06-14 21:28:20)
アルバムのクライマックス役を担う
ドラマティックな名曲。
琴線に触れるソロを聴かせてくれるG等、
2ndアルバム収録曲中、最も前作の色合いを
濃く残した楽曲ではないでしょうか。
TOBRUK-Pleasure & Pain-No Paradise in Heaven ★★ (2012-06-14 21:26:44)
ギンギンにロックしているアップテンポの
HRナンバーですが、耳に優しい音作りと
垢抜けたKeyの存在は、やはり前作とは
異なる感触を与えてくれます。
TOBRUK-Pleasure & Pain ★★ (2012-06-14 07:16:25)
デビュー作『WILD ON THE RUN』のセールスがパッとしなかったことからEMIと契約を切られてしまったTOBRUKが、新たにFM REVOLVERとディールを交わして'87年に発表した2ndアルバムにして最終作。
1stアルバムは「初期BON JOVIを愛する英国のバンド」的な作風が独特の味となっていましたが、今回は角が取れて丸みを帯びたモダンなプロダクションに、Gが引っ込みKeyが前に出た音作りといい、良くも悪くもBON JOVIっぽさを薄れさせたサウンドは一気に洗練が進んだ仕上がり。
別にポップになったわけではなく、また、隠しきれない英国人テイストも随所で顔を覗かせてはいるのですが、全体的にメロディからヨーロッパ的な憂いや陰りが薄れていて、初めて聴いた時は「あー、こうなっちゃったか」と思った記憶あり。
目立ちまくりのKeyはそれに見合うだけの良い仕事をしてく
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KREATOR-Phantom Antichrist-Until Our Paths Cross Again ★★★ (2012-06-13 22:22:57)
起承転結の決まったドラマティックな曲調が
アルバムのラスト・ナンバーに相応しい盛り上がりを
演出してくれます。(日本盤はこの後にボートラがありますが)
サミ・ユリ・シルニヨの攻撃性と激情が迸るGソロに
ハート鷲掴みですよ。
KREATOR-Phantom Antichrist-Victory Will Come ★★★ (2012-06-13 22:17:06)
タイトルといい、思わず荒ぶる勇ましい曲調といい、
KREATOR流「勝利の凱歌」といった趣きの疾走ナンバー。
インスト・パートで炸裂するツインGの半端じゃない
カッコ良さに胸踊らぬHR/HMファンがいるでしょうか。
KREATOR-Phantom Antichrist-From Flood Into Fire ★★★ (2012-06-12 22:22:42)
1曲目のインスト・ナンバーから、4曲目にあたる
この曲までの流れは「完璧」とさえ言いたくなる隙のなさ。
本作の個性を象徴するような力強くエピカルな曲調が
思わずコブシを振り上げたくなるカッコ良さを放っていて、
(歌っているわけではないのだが)メロディアスに響く
ミレのVoも胸に響きます。
個人的にはアルバムで一番気に入っている曲だったり。
KREATOR-Phantom Antichrist-Death to the World ★★★ (2012-06-12 22:17:56)
『ENEMY OF GODS』や『HORDES OF CHAOS』に
収録されていてもおかしくない、攻撃性とキャッチネスが
巧みな融合をみた、緩急の効いたスラッシュ・ソング。
2本のGがドラマティックに絡み合うインスト・パートは
「美しい」とさえ表現できるほどです。
KREATOR-Phantom Antichrist-Phantom Antichrist ★★★ (2012-06-12 22:13:28)
挑発的な曲名に、切り裂くような
攻撃性や疾走感、それでいて思わず唱和を
誘われるキャッチーなサビメロをも備えた
現行KREATORの魅力の粋が集められた名曲。
まさしく新たなアンセムですね。
ドラマティックなインスト序曲
“MARS MANTRA”と併せてお楽しみ下さい。
KREATOR-Phantom Antichrist ★★★ (2012-06-11 23:22:43)
『VIOLENT REVOLUTION』以降は、ストレートなスラッシュ・アルバムを連発してきたKREATORですが、この13thアルバムでは攻撃性や疾走感を若干抑え気味にして、その代わりにサミ・ユリ・シルニヨの煽情的なGプレイと、全編で狂い咲くミレ・ペトロツァ&サミの劇的なツインGハーモニーの存在を強調した、幾分メロディアスで聴き易い作風に仕上がっているのは、他の方々が指摘されている通り。
カッチリとまとめられた楽曲はパワー・メタリックな感触を孕んでおり、勇壮にしてエピカルな雰囲気漂う④、起承転結が決まったドラマティックな⑥⑩辺りを聴いていると、個人的には5th『COMA OF SOUL』のことを思い出したりも。
尤も、決してメロディアスに歌っているわけじゃないのにエモーションをかきたてられる歌心に溢れたミレのVoや、ヨーロッパ的ダークネスを湛えたメロディのクオリティは、あの
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MUNICIPAL WASTE-The Fatal Feast-Residential Disaster ★★★ (2012-06-10 21:49:32)
アルバムのラストを締め括る
切迫感に満ち溢れた高速スラッシュ・ナンバー。
OPナンバー同様、短いが存在感を主張する
Gソロが組み込まれ、非常に効果を上げています。
MUNICIPAL WASTE-The Fatal Feast-Authority Complex ★★ (2012-06-10 21:46:53)
デイヴ・ウィッテの地鳴りのような
ドラミングが小気味良い高速スラッシュ・ナンバー。
2本のGがハモるIRON MAIDENからの影響が伺える
インスト・パートも良い。
MUNICIPAL WASTE-The Fatal Feast-Idiot Check ★★ (2012-06-10 21:27:20)
チラリと奏でられる正統派へヴィ・メタリックな
フレーズが妙に耳に残るスラッシュ・ソング。
OPのSEに始まり、5曲目におかれたこの曲に至るまでの
アルバム序盤の展開は、流れるように無駄がなく美しい(?)
MUNICIPAL WASTE-The Fatal Feast-New Dead Masters ★★ (2012-06-10 21:17:11)
後半は激烈な疾走へと移りますが、
ブンブン唸るBのイントロからスタートする
前半の躍動感に満ちたミドル・パートも
非常にカッコイイ。
MUNICIPAL WASTE-The Fatal Feast-Repossession ★★★ (2012-06-10 21:15:56)
上げ上げなVo、引っ掛かり気味に忙しなく刻まれるGリフ、
性急なリズムとが、短いながらもGソロをフィーチュアして
一塊に突進する、これぞMUNICIPAL WASTE!な名曲。
歌詞の元ネタは、イギリスらしいシニカルさも塗された
SFアクション映画「レポゼッションメン」か。
MUNICIPAL WASTE-The Fatal Feast ★★★ (2012-06-10 01:30:14)
'10年にはWARBRINGER、TOXIC HOLOCAUSTらと共に待望の初来日公演も行っているクロスオーバー・スラッシャー、'12年発表の5thアルバム。
前作『MASSIVE AGGRESSIVE』は社会問題を取り上げた歌詞にしろ、シリアス風味を増した楽曲にしろ、どちらかと言えばハードコア/パンクの色合いが強く出た内容でしたが、今回はアッパーなVo、切っ先鋭く刻まれるGリフ、そして俊敏なリズム・ワークといい、聴いているだけで居ても立ってもいられなくなる「飲めや騒げや」的陽性なノリが復活。
SF映画調のイントロで幕を開いた後は、最初から最後までファスト&タイトにまとめられた楽曲が「イッキ、イッキ」と連続する本編は、まるで新入生を急性アルコール中毒で病院送りにする何処ぞの大学の新歓コンパの如きテンションの高さ。
個人的には、より正統派へヴィ・メタリックな味付けが為さ
…続き
DR.MASTERMIND-ABUSER ★★★ (2012-06-09 22:48:31)
イントロのスピード・メタリックなGリフから
一気に惹き込まれてしまうスピード・ナンバー。
この手の直線的な楽曲にはDR.MASTERMINDの
野卑のVoも違和感なくはまっていて、
狭い声域の中で一生懸命カッコイイ歌メロを
拾ってくれていてナイスです。
DR.MASTERMIND-THE VILLA(2631) ★★ (2012-06-09 22:46:37)
8分に届かんとする大作ナンバーですが、
前半のパワフルなHMソング・パートと
後半のカート・ジェイムズのネオクラ・ソロ・パートが
乖離しており、何やら独立した2曲を無理矢理1つに
まとめてしまったような印象あり。良くも悪くも
「俺が主役だ!」と言わんばかりのカートの自己主張に満ちた
Gプレイを聴いていると、苦虫を噛み潰したような
ドクターの顔が思い浮かぶようです。
(実際どうだったかは知りませんが)
DR.MASTERMIND-DOMINATION ★★ (2012-06-09 22:41:31)
DR.MASTERMINDの自己紹介から始まるOPナンバー。
スラッシーな疾走曲で、ディーン・カストロノヴォの
タイトで痛快なドラミングが映える映える。
この手の曲を聴くと、ディーンにはまたこんな演奏を
聴かせてくんないかなぁ、と思ってしまいますね。
剛直な曲調に大輪の華を咲かせるカート・ジェイムズの
Gソロも聴き応え十分です。
DR.MASTERMIND-DR.MASTERMIND ★★ (2012-06-09 07:00:27)
オジー・オズボーンとブラッキー・ローレスを足して2で割ったような顔面力を持つ男、Dr. MASTERMINDことマット・マッコート(Vo)率いるトリオ・バンドが'86年に唯一残したフル・アルバム。
首魁マイク・ヴァーニーの肝煎りでレコーディングに参加した速弾ギタリスト、カート・ジェイムズと、マットとはWILD DOGS時代に同じ釜の飯を食った仲間でもある凄腕ドラマー、ディーン・カストロノヴォをバックに従え制作された本作には、団子状の音質といい(エンジニアは勿論スティーヴ・フォンタノ)、パワフルだが大味な楽曲といい、隙あらば弾き倒すGといい、もう典型的なSHRAPNEL流パワー・メタル・サウンドが詰め込まれていて嬉しくなります。
肝心要のマットのVoが、メロディに頓着せずガナリ立てるばかりなのは「しっかりせぇよ、ドクター!」ってな感じですが、その弱点を補うのが鮮烈な輝きを放つカ
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CRYSTAL VIPER-Crimen Excepta-Fire Be My Gates ★★★ (2012-06-08 22:43:07)
これまたKING DIAMONDを思わせる
オルガンの音色からスタートする
アルバム屈指のドラマティカルな大作曲。
ヒロインの強い怒りと悲しみを見事に表現した
マルタ姐さんの熱唱と、慟哭のメロディを伴った
サビメロには胸を打たれずにはいられませんて。
CRYSTAL VIPER-Crimen Excepta-It's Your Omen ★★ (2012-06-08 22:37:52)
CRYSTAL VIPERお得意のスピード・ナンバー・・・
なのですが、KING DIAMOND風のオルガンが
取り入れられているせいか、勇壮さと共に
ダークな雰囲気が漂ってくるのが本作ならではの味。
CRYSTAL VIPER-Crimen Excepta-Crimen Excepta ★★★ (2012-06-08 22:35:34)
シアトリカルな色合いの強い楽曲が揃った
4thアルバムの中でも、本曲は飛び抜けて
そのテイストが濃く感じられるのは、
やはりHELLのデイヴィッド・ボウアーが
大仰な歌唱で華を添えているからか。
IRON MAIDEN風のインスト部分もドラマティックだし、
アルバムの性格を象徴する、まさしく
タイトル・トラックに相応しい1曲かと。
CRYSTAL VIPER-Crimen Excepta-Child of the Flame ★★★ (2012-06-08 22:32:53)
暗黒時代のヨーロッパに放り込まれたような
不安感を煽る、ダークでミステリアスなヘヴィ・ナンバー。
高低差の激しいメロディを歌いこなす
マルタ・ガブリエルのVoはもとより、
ガッツポーズものの劇的さを誇る
ツインGのハモリっぷりにも拍手。
MPIRE OF EVIL-Hell to the Holy-The Snake Pit ★★ (2012-06-07 22:02:51)
埃っぽくダーティでノイジー、
且つエネルギッシュな曲調といい、
“BANG YOUR HEAD”というお馴染みのフレーズや
JUDAS PRIESTからIRON MAIDEN、SCORPIONSに
RAINBOW、ANGEL WITCHまで登場する歌詞といい、
バンドから80年代メタルへの
愛に溢れたトリビュート・ソング。
MPIRE OF EVIL-Hell to the Holy-Hellspawn ★★ (2012-06-07 21:59:32)
地の底から湧き上るようなドスの効いたVo、
イーブル且つ剛直なGリフと、立ち塞がるものを
薙ぎ倒すように突き進むリズムとが土煙立てる
ブルドーザー・サウンドは、まさしくVENOM。
アグレッシブに弾きまくりつつも、ちゃんと
練られた形跡を感じさせるマンタスのGソロも
存在感を発揮。
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