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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 4301-4350
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GENOCIDE NIPPON-Black Sanctuary-A Bullet in the Wrong Heart ★★★ (2012-03-16 21:30:38)
個人的にはアルバムで最も愛聴している名曲。
重たく刻まれるGリフ、特徴的なファルセット・ボイスで
シアトリカルに歌うVo、そして日本人らしい木目細かい
構築感に満ちたドラマティックなGソロ・・・
長尺を全くそうと感じさせない曲展開の妙に痺れます。
GENOCIDE NIPPON-Black Sanctuary ★★ (2012-03-16 07:09:37)
福井県出身の5人組が、'88年に海外のレコード会社から発表した1stフル・アルバム。当時はシンプルに《GENOCIDE》名義のリリースで、BURRN!!誌なんかでは(国内バンドのページではなく)輸入盤レビューのページで取り上げらていて「お、なんかそれってカッコイイ」と思った本作。
オカルト臭が充満するサタニック・メタル・サウンドは、他の方々が仰られている通りSABBRABELLSなんかを想起させますが、個人的に初めて聴いた時に思い出したのは、爬虫類的なファルセットのハイトーンを操るシンガーの存在もあってMERCYFUL FATEとKING DIAMONDでした。あと初期聖飢魔Ⅱをもっとヘヴィ&シリアスにしたような感じもあるかな?
このキング・ダイアモンド風のVoは好き嫌いが分かれるところで、実際、それが理由で雑誌等では批判もされていましたが、70年代HR風バラードの大作④を聴
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WARBRINGER-Worlds Torn Asunder-Echoes From the Void ★★ (2012-03-15 07:12:32)
叙情的なイントロに始まり、
一気にスピードアップ。
中間部にはメロディアスなインスト・パートが
配され、最後は再び激しく盛り上がって〆と
正統派HM的な起承転結が味わえる1曲。
WARBRINGER-Worlds Torn Asunder-Living Weapon ★★★ (2012-03-14 21:44:36)
快活に弾むタテノリのリズムはいかにも
アメリカのスラッシュ・メタル・バンドといった趣きなれど、
メロディの質はヨーロッパ産正統派HMから影響が滲む。
あ、つまりは古き良きベイアリア・スラッシュ・ソングってことか。
音数多めに荒れ狂う新ドラマーが早速存在感を発揮していますよ。
WARBRINGER-Worlds Torn Asunder-Future Ages Gone ★★★ (2012-03-14 21:41:57)
JUDAS PREISTばりの光沢を帯びたGリフ、
IRON MAIDENを思わせるゆったりとしたツインGのハーモニー等、
スラッシュ・メタルとしてのトンガリ具合と共に
オーセンティックなHMテイストも強く感じられる
アルバムでも1、2を争う名曲。
WARBRINGER-Worlds Torn Asunder ★★★ (2012-03-13 23:02:25)
飛躍的な成長を遂げた2nd『WAKING INTO NIGHTMARES』がここ日本でも高く評価され、一昨年5月には初来日も果たしている米産スラッシャーが'11年に発表し、未だ国内盤リリースの気配がない3rdアルバム。仕方ねえから輸入盤買っちゃいましたよ。
『WAKING~』の高評価の原動力ともなった辣腕リズム隊は既にバンドを去ってしまっているが、後任メンバーも同等のテクニシャンなので落胆には当たらず。ただ少々締まりに欠けるドラム・サウンドのせいで、折角の実力が今ひとつ鮮明に伝わって来ない点は勿体ないかな?
噛み付くように憎々しげなシャウトを繰り出すVo、殺傷力を宿して鋭角的に刻まれるGリフ、手数多めで畳み掛けるリズム、それにラフで勢い重視の音作り等、従来の尖がり具合と疾走感はしっかり保持しつつも、前作で垣間見せたマシーナリーなエクストリーム・メタル風味よりも、オールドスクー
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ZAR-Live Your Live Forever-Fire and Ice ★★★ (2012-03-13 22:52:17)
アルバムでも指折りのハード・ナンバー。
ジョン・ロートンが「1stで一番好きな曲」と
その名を挙げるだけあって、実際非常にカッコイイ。
GとKeyがユニゾンを決めるインスト・パートからは
様式美HMっぽさも感じられたり。
REBEL-STARGAZER-WINGS OF FIRE ★★★ (2012-03-12 22:39:45)
アルバムのラストはドラマティックな
大作で〆る。これぞ様式美。
とは言え楽曲はガチガチの様式美路線じゃなく、
適度にスペーシーで隙間の活かされた曲調や
アレンジからは70年代HR風味も伝わってきます。
よく歌うGが心地良いですね。
REBEL-STARGAZER-SURRENDER ★★★ (2012-03-12 22:36:03)
ポロポロポロと、澄んだ音色で零れ落ちるように
ピアノが奏でられるイントロと、そこにジョン・ロートンの
歌声が入って来た瞬間にノックアウト。
泣きまくるロートン先生VoやGソロは勿論のこと、
リリカルなKeyが地味に楽曲の完成度向上に一役買っていますね。
REBEL-STARGAZER-STARGAZER ★★★ (2012-03-12 22:30:30)
シャープ気味に伸びるクラウス・マイネ風の
ハイトーン・シャウトと、ロ二ー・J・ディオばりの
コブシの効きっぷりに痺れる、ジョン・ロートンの
圧巻の歌声が堪能できるOPナンバーにして本編屈指の名曲。
ハードなG、パワフルなDsもグッジョブ。
ZAR-Hard to Beat ★★ (2012-03-11 08:55:41)
時流に感化された4th『THE HOLY RHYTHM OF NATURE』で見事にコケ、フェードアウトしていったZARが'03年にひっそりとリリースしていたラスト作。数年前に中古屋で目にするまで存在すら知らなかった(忘れていた)アルバムなのですが、これってもしかして国内盤も出てたりしたのでしょうか・・・?
トミー・ブロックやジェリー・シェファーの姿は見当たらず、トミー・クラウスがGのみならず数曲ではリードVoも取るなど、殆ど彼のソロ・プロジェクト的な陣容でレコーディングが行われている本作なれど、サウンドに関して言えば、前作での路線変更に伴う失地から僅かながらも立ち直りの気配が確認できる内容ではある・・・ような。
相変わらず、さして面白味の感じられないグルーヴィなヘヴィ・ロック・チューンもチラホラ見受けられますが、アルバムを代表する名曲と言って差し支えない②や、明暗の効いたメ
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UNISONIC-Ignition-I Want Out(live Version) ★★★ (2012-03-11 08:40:11)
先行EP『IGNITION』はこの曲目当てに買いました。
LOUD PARK 11からのテイクで、当日の会場の異様な
盛り上がりっぷりが生々しく捉えられています。
どうせなら“FUTURE WORLD”の方も収録して欲しかったなぁ。
REBEL-STARGAZER ★★★ (2012-03-08 22:36:41)
後にZARを結成する事で知られるトミー・クラウス(G)率いるドイツはシュツットガルト出身のHRバンドが、'82年に残した唯一のフル・アルバム。
本作最大のトピックは、LUCIFER'S FRIEND解散後はソロ活動を行っていたジョン・ロートンがシンガー兼プロデューサーとして参加している事で、当初ロートンはプロデューサーとしてレコーディング作業に携わっていたのだが、バンドのシンガーにあれこれアドバイスを送る内に「やっぱ貴方が歌ってくれよ」と説得され、最終的にシンガーも兼任する事となったそうな。
伊藤政則氏を始め、少なくない人たちが「ロートンの最高傑作といったらコレ!」とその名前を挙げるだけあって、歌心に溢れたGとリリカルなKey、コージー・パウエル型のDs、それに憂いに満ちた叙情メロディとが躍動する高品質なヨーロピアンHRサウンドの完成度には確かに心踊らされます(⑦はARGEN
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ANVIL-Strength of Steel-Cut Loose ★★ (2012-03-07 21:59:12)
正統派へヴィ・メタリックなGリフが
シャープに刻まれる、前作収録の名曲
“FREE AS THE WIND”の流れを汲む
疾走ナンバー。
ANVIL-Strength of Steel-Kiss of Death ★★★ (2012-03-07 21:52:37)
リップスとロブのBLACK SABBATH愛が詰まった
ヘヴィ・ナンバー。
「味」と「勢い」で勝負!みたいな印象が強い
リップスですが、この曲におけるエモーションの乗った
Gプレイと歌唱は、彼が高い能力を備えたミュージシャンで
あることを如実に物語っていますね。
ANVIL-Strength of Steel-Paper General ★★★ (2012-03-07 21:46:30)
“THE HELLION”を思わせる劇的なイントロとアウトロは
JUDAS PRIESTを彷彿。
ドカドカと豪快に打ち鳴らされ、楽曲を引っ張る
ロブ・ライナーの「リードDs」も印象に強烈に印象に残る、
個人的にはアルバムのハイライト・ナンバーたる名曲。
ANVIL-Strength of Steel-Concrete Jungle ★★★ (2012-03-07 21:45:01)
タイトルに相応しいクールさとデンジャーな
緊迫感を背負って、重心低く押し出してくる
ヘヴィ・ナンバー。都会的な憂いを感じさせる
メロディも秀逸。
ANVIL-Strength of Steel ★★★ (2012-03-06 22:32:12)
レコード会社やマネージメントとのトラブルが原因で4年間もの沈黙を余儀なくされたANVILが、心機一転、新たにMETAL BLADE RECORDSと契約を結んで'87年に発表するや、バンド史上初めてビルボード・チャートにランクインを果たす等、(ささやかな規模ながらも)過去最高の成績をマークした4thアルバム。
スピードが抑制され、メロディ重視で組み立てられた作風はスラッシュ/パワー・メタルというより「アメリカンなノリも兼備した正統派HM」といった趣きですが、溌剌としたサウンドは相変わらずパワフルで重量感に溢れ、何よりキャッチー。マッチョなジャケット・アートワーク等も含めて『FIGHTING THE WORLD』を発表した頃のMANOWARに通じる魅力が感じられたりする場面も。
前半にミッド・テンポの楽曲が集中するため聴き始めこそ地味な印象を受けるかもしれませんが、重厚なアルバ
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LIV MOON-Symphonic Moon ★★★ (2012-03-05 23:21:39)
前2作を大きく上回る完成度を提示し、豪奢にして玲瓏なシンフォニック・メタルの世界にどっぷりと浸りきれる'12年発表の3rdフル・アルバム。
壮大なサウンドを微塵も揺るぎなく支えるバカテク楽器陣の援護射撃を受け、旧作に散見されたポップなノリやダンサブルなアレンジが影を潜めた楽曲は、心打つ哀メロや繊細なアレンジの魅力はそのままに、へヴィ・メタリックな疾走感/ダイナミズム/アグレッションが大幅増量。
これまでよりもグッと引き締まり、最初から最後までダレ場なしに聴き通すことが出来るようになったサウンドに乗る、看板娘たるアカネ・リヴ嬢の歌唱能力もさらなる熟達振りを見せ、生と死を象徴する「白LIV」「黒LIV」の艶姿を戴くゴージャスなアートワークに象徴されるよう、今回は十八番の神々しいソプラノ・ボイスのみならず、中~低音域を駆使した妖艶な歌声も積極活用し、楽曲に更なる深みと陰影をもたらし
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加瀬竜哉 (2012-03-04 20:27:00)
加瀬さん、お亡くなりになられたようですね・・・。
『SISTER LEESA』は大好きな作品だったので、
もっとソロ・アルバムが聴いてみたかったなぁ。
STORMWARRIOR-Heathen Warrior ★★ (2012-03-04 20:23:20)
前作『HEADING NORTHE』('08年)がここ日本でも好評を得たSTORMWARRIOR、'11年発表の4thアルバム。
劇的な序曲に導かれてスタートするアルバム表題曲②を皮切りに、上手い/下手の次元を突き抜けて、最早バンドの「看板声」としての評価を確立したラーズ・ラムケのVoと、思わず血沸き肉踊らされずにはいられない雄々しいメロディとが、力強く刻まれるリフ&リズムに乗ってヒロイックに疾走するパワー・メタル・サウンドは、まさしくSTORMWARRIOR以外の何者でもない男臭い仕上がり。
豊富なキャリアを誇り、骨太なBプレイのみならず2ndシンガーとしても存在感を発揮する新メンバー、イェンツ・レオンハルトが本格的に作曲作業に関わるようになった影響か、曲によってはラーズとイェンツのツインVo体制が取られ、またボーカル・ハーモニーも増量される等、これまでよりも楽曲のメロディ
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STORMWARRIOR-At Foreign Shores - Live in Japan ★★ (2012-03-04 09:10:24)
'05年冬、GAMMA RAYの日本ツアーに帯同する形で初来日を果たしたSTORMWARRIORが、その際の東京公演の模様をレコーディングして、翌年に発表した実況録音盤。
1stや2ndアルバムに詰め込まれていた、HELLOWEEN~GAMMA RAY直系のジャーマン・メロパワ・メタルには余り感心した記憶がないのですが、こうしてライブ盤でまとめて聴くと、勇壮にして扇情的なフレーズを次々に紡ぎ出すツインGを筆頭に、良い曲を多々作ってきたバンドであることを再認識させられ、素直に「良いねぇ」と楽しむ事が出来ます。(バンドが成長を遂げたことも大きいのでしょうが)
ライブならではの熱気を孕みつつ突進する歌と演奏は意外なほど(失礼)安定していますし、GAMMA RAYの前座だった彼らに対しても冷淡な態度を取らず、大きな声援を送るナイスな観衆の盛り上がりっぷりも本作の魅力。
MCは簡
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BOW WOW-Glorious Road-忘れかけてたラブソング ★★ (2012-03-02 23:42:37)
浜田省吾とか尾崎豊が演りそうな歌物ロック・ソング。
ここでも印象的且つ哀愁を孕んだフレーズを次々に紡ぎ出す
山本恭司のGプレイが光っています。
BOW WOW-Glorious Road-Search Light ★★★ (2012-03-02 23:39:05)
歌謡ロック風味の曲調は今聴くと少々古臭くも感じられるのですが、
イントロからエンディングまで、とにかく全編に亘って泣きまくる
山本恭司のGプレイが心行くまで堪能できる名曲なので、
その辺の多少の粗には目を瞑ろうって気になるもんです。
BOW WOW-Glorious Road-欲しいのはおまえだけ ★★★ (2012-03-02 23:35:42)
ポップな歌メロにキャッチーなファルセット・コーラス、
BOSTONばりのハンドクラップまで取り入れられちゃって、
予備知識なしに聴いたら先ずBOW WOWの楽曲だとは
思いませんよね、これ。
しかもこれが名曲なんだから凄い。
アメリカのTOUCH辺りを彷彿とさせる
メロディアスHRナンバー。
BOW WOW-Glorious Road-夜になっても遊び続けろ ★★ (2012-03-02 23:31:27)
外部ライターのペンによる時代を感じさせる歌詞や、
力まずスムーズに歌う斉藤光浩のVoからは
シブガキ隊や近藤真彦的な(?)歌謡ロックテイストが
漂いますが、とは言え山本恭司のGは良く歌っていますし、
小気味良くタイトなリズムの気持ち良さも相当なものです。
BOW WOW-Glorious Road ★★★ (2012-03-01 23:04:22)
一度聴いてみたかったSMSレコード時代(所謂「封印時代」)の作品群が遂にCD化。所属事務所主導でポップ路線に舵を切ったとは耳にしていましたが、実際に本作(5th,'80年)を購入してみて、その大胆な変貌ぶりには驚かされましたね。
外部ライターの手による赤面モノの歌詞と爽やかなファルセット・コーラスに彩られた、懐かしいノリに思わず身悶える――それこそ「ザ・ベストテン」辺りで聴いても違和感のなさそうな――歌謡ロック調の収録楽曲の数々が従来のBOW WOWのイメージを大きく覆す本作ですが、とりわけ冒頭3曲においてはそれが顕著に表れており、最初聴いた時はちょっと笑ってしまいましたね(申し訳ない)。これにリアルタイムで接した際のファンの驚愕は想像に難くなく、そりゃメンバーも「あまり振り返りたくない時期」と語るわなー、と。
尤も、最初の衝撃から立ち直って本編を聴き進めると、4曲目“夜にな
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OSTROGOTH-Feelings of Fury-Vlad Strigoï ★★★ (2012-02-29 23:22:12)
従来の好戦的なパワー・メタル・サウンドと、
Keyを取り入れたドラマティックなアレンジとが
無理なく同居しており、個人的には“SAMURAI”と
並んで4thアルバムの一押し曲に挙げたい
疾走ナンバーの名曲。
劇的なフレーズを奏でるツインGも
良い仕事をしてくれています。
OSTROGOTH-Feelings of Fury-What the Hell Is Going On ★★★ (2012-02-29 23:18:58)
強引なリフ/リズム・チェンジからは
IRON MAIDENの影響が透けて見えますが、
肩で風切って威圧してくるような
やさぐれ感溢れる曲調はまさしくOSTROGOTH節。
暑苦しいVoも攻撃的な曲調に
見事にマッチしています。
OSTROGOTH-Feelings of Fury-Love Can Wait ★★★ (2012-02-29 23:14:43)
暑苦しいVoにパワフルな楽器陣と、
演ってることはこれまでとさして
変わらないのですが、Keyを上手く活かして
取っ付き易いキャッチーさを
演出していますね。
パワー一辺倒に陥らない
曲作りの上手さが光る名曲です。
OSTROGOTH-Feelings of Fury-Samourai ★★★ (2012-02-29 23:12:27)
再発CDだとタイトルが“SAMOURAI”になってしまっていて
イマイチ締まりませんが、オラオラ状態で
煽ってくる好戦的な曲調はまさしく「戦士の歌」
といった趣き。
和風メロディが良いアクセントとなっていて、
特に中盤で炸裂するフレーズは、何となく
昔遊んだ「忍者くん」「影の伝説」といった
ファミコンソフトのことを(なぜか)
思い出させてくれて◎です。
OSTROGOTH-Feelings of Fury ★★★ (2012-02-29 07:11:01)
テオドリック大王により建国され、イタリア一帯を統治した「東ゴート王国」の名を戴くベルギーのパワー・メタル・バンドが、'87年にULTRAPRIME RECORDSから発表した4thフル・アルバムにしてラスト作。(CDはお馴染みMAUSOLEUMからのリリース)
シンガーが元CROSSFIREのピーター・デ・ウィントにチェンジし、更に専任Key奏者の加入のみならず、サイドGとBも交代するなど、ドラスティックなメンバー・チェンジを経て発表された本作ですが、音楽性に関しては微塵も変化なし。VENOMに通じるブルドーザー・サウンドが炸裂するOPナンバー②(①はSF調のイントロ)を手始めに、和風メロディをアクセントに用いて「俺はサムラ~イ」と高らかに歌い上げる名曲③、そして「やさぐれたIRON MAIDEN」風味のダイナミックな曲展開で畳み掛ける⑧といった楽曲を聴けば明らかなように、今回も肩
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RAVEN-Destroy All Monsters - Live in Japan ★★ (2012-02-27 23:06:53)
当時のレーベル・メイト、オランダのHRバンド、SLEEZE BEEZEとの組み合わせで、'95年に川崎クラブチッタにて行われた一夜限りの初来日公演の模様を収めた実況録音盤。
『ゴジラ』シリーズ第9弾『怪獣大戦争』の米国公開時の洋題を戴いたアルバム・タイトルからして奮ってる本作ですが、前年リリースの9th『GLOW』がモダン・ヘヴィネス方向に血迷ったRAVEN史上屈指の問題作であったこと、更に当時の彼らが迷走の真っ只中にあったこととが重なり、収録曲の実に半数以上が90年代以降に発表された作品からのチョイスとあっては、「盛り上がりたくとも盛り上がりきれねー」というのが正直な心境。この選曲が足枷となり、買ったはいいけど碌に聴かぬままCD棚に放り込んでおりました。
ただ、流石ライブ・バンドとして名を売ってきた猛者だけに、マーク・ギャラガーの緩急自在のGプレイやジョー・ハッセルヴェンダ
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MEGADETH-Th1rt3en ★★ (2012-02-26 16:28:50)
復活以降は傑作アルバムを連発、恩讐を乗り越えて行われた「BIG 4」ツアーも成功裡に終わらせ、更には盟友のデイヴィッド・エレフソン(B)が戦列復帰を果たす等、精神的にも肉体的にも(首の手術はありましたが)絶好調な状態にあるデイヴ・ムスティン率いるMEGADETHが贈る最新スタジオ作。
スラッシーなスピード感の抑制、ミッド・テンポの楽曲が目立つ本編の構成、90年代の迷走さえも糧へと変えたメロディの練られ具合、それに何より、シンガーとしてのデイヴ・ムスティンの存在感にまず耳奪われる本作を一聴しての感想は、やはり多くの方々同様「『COUNTDOWN TO EXTINCTION』に似てるなー」というものでした。それにしても、キャッチーなのにニヒルで、尖がりつつも歌心を失わない彼の歌唱を聴くに付け「凄いシンガーになったなぁ」との思いを新たにさせられますね。
そんなムスティンの唯一無二の
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ROYAL HUNT-Land of Broken Hearts-Day in Day Out ★★★ (2012-02-26 00:18:44)
1stは先に輸入盤を購入したのですが、
ラジオで耳にしたこの曲のカッコ良さに釣られて
国内盤をまた買い直す羽目になったという意味でも
思い出の1曲。
Keyソロがいいですね。
ROYAL HUNT-Land of Broken Hearts-Heart of the City ★★★ (2012-02-26 00:16:15)
デビュー作で最も愛する名曲。
この曲(の2コーラス目で一瞬ピアノが閃く部分)を
耳にした瞬間、「よし、このバンドの作品はずっとチェックしよう」
と決意させられましたよ。
ROYAL HUNT-1996 ★★★ (2012-02-26 00:10:14)
ROYAL HUNTの日本での人気が頂点に達したのは4th『PARADOX』を発表した時だと思われますが、D.C.クーパー加入第1作『MOVING TARGET』のリリースに伴う日本ツアーの模様をフル・セットで収録したこの2枚組ライブ・アルバムは、上り調子のバンドの勢いとファンの熱気が余すところなく記録されており、聴き応え十分の内容。
次々に繰り出される悲哀とドラマに彩られたハイクオリティな楽曲の数々、それらをエモーショナルに表現する楽器陣の達者な演奏ぶり(女性2人による生のバックコーラスも効果的)にも瞠目させられますが、個人的に耳奪われるのは、やはり何と言ってもROYAL HUNTの音世界に更なる深みと広がりをもたらしたD.C.クーパーの歌唱力。ライブでも表現力に全く鈍りのないその抜群の歌声のみならず、観客を絶妙にエンターテイメントする華のあるステージ・アクションもこの人の大きな
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ROYAL HUNT-Land of Broken Hearts ★★★ (2012-02-25 02:12:45)
'93年に発表されるや「凄い新人バンドが現れた!」と輸入盤市場で話題となり、すぐさま国内盤のリリースも実現したデビュー作。
今では北欧メタル・マニアに留まらぬ幅広い層からの支持されるROYAL HUNTなれど、この頃のサウンドからは現在の彼ら程のスケール感やドラマ性は感じられず、スピーディな様式美HMナンバーにしろ、軽快に弾むシャッフル・チューンにしろ、ストレートに「北欧メタル」している印象の方が強い。スリリング且つ劇的なインスト・パートの充実度に比べ、ヘンリック・ブロックマンの生硬い歌声が弱く感じられる辺りも、いかにも北欧メタル的だ。
尤も、この朴訥としたVoが歌う寒々としたメロディはこれはこれで案外魅力的。また時にクラシカルに、時にシンフォニックに、冷やかな旋律を奏でて楽曲をドラマティックに彩るアンドレ・アンダーセンのKeyワークや荘厳さ漂う美しいコーラス等、後々までこの
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DEMON-The Unexpected Guest-Beyond the Gates ★★ (2012-02-25 00:51:49)
邦題は“地獄のゲート”。物々しいですなぁ。
湿り気やミステリアスな雰囲気を
演出するKeyが隠し味的に用いられた
HRナンバーで、ここでも耳を奪われるのは
やはりデイヴ・ヒルの情熱的な歌声と
レス・ハントが紡ぐ泣きのメロディ。
DEMON-The Unexpected Guest-Have We Been Here Before? ★★★ (2012-02-25 00:45:03)
2ndアルバム後半の山場となる泣きのバラード。
全身全霊を込めて振り絞るように歌うデイヴ・ヒルの絶唱と、
濃厚に咽び泣くレス・ハントの哀愁に満ちた
Gプレイには涙腺を刺激されずにはいられません。
DEMON-The Unexpected Guest-Don't Break the Circle ★★★ (2012-02-23 23:19:22)
和風(?)メロディが聴かれるイントロ“監視”から
繋がっていく、適度な疾走感も伴ったドラマティックな曲展開、
一度聴いただけで「Don'T break the circle~♪」と
合唱せずにはいられないキャッチーな歌メロに、
全編に溢れる泣きのGメロディetc・・・と、この曲には
初期DEMONの魅力がギュギュッと凝縮されていますね。
BLIND GUARDIANのスピード・メタル・バージョンからは
感じられなかった「大英帝国の威厳」が漂って来るあたりも◎
DEMON-The Unexpected Guest ★★★ (2012-02-23 05:30:37)
本邦初登場作となった'82年リリースの2ndアルバム(邦題は『招かれざる客』)。
不気味なアートワークに仰々しい邦題、オカルト趣味を前面に打ち出した歌詞、それでいてダークさやオドロオドロしさは控えめに、ブリティッシュな哀愁を湛えて時にポップな表情さえ見せる楽曲の数々・・・と、デビュー作の作風を忠実に受け継いだHRサウンドは健在。
寧ろ、Keyをアクセントに用いて、よりキャッチーに、よりメロディアスに洗練された収録楽曲のクオリティには確かな向上の跡が見て取れ、中でもその筆頭に上げられるのがOPナンバー“DON'T BREAK THE CIRCLE”。和風メロディを取り入れた怪しげな序曲から繋がる劇的な曲展開、味のあるオヤジ声を駆使して憂いを帯びた歌メロをエネルギッシュに歌い上げるデイヴ・ヒルのVo、エモーショナルな泣きメロ携えて切り込んで来るツインG、そして思わず一緒に歌いたく
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DEMON-Night of the Demon-Father of Time ★★★ (2012-02-22 23:00:54)
1stアルバムでは“NIGHT OF THE DEMON”に
匹敵する名曲ではないでしょうか。
華はないけど、Vo並に歌い、泣く、
レス・ハントのGプレイが存在感を発揮する
哀愁のバラード。
DEMON-Night of the Demon-Into the Nightmare ★★ (2012-02-22 22:56:28)
邦題は“悪夢への誘い”。
シンプルだが非常にキャッチーな
Gメロディが耳に残る逸品。
レス・ハントが紡ぐメロディには
哀愁成分が多く含まれているのですが、
じめじめしていないのでポップな
曲調の躍動感を殺していない点も
素晴しい。
DEMON-Night of the Demon-One Helluva Night ★★ (2012-02-21 22:11:47)
邦題は“恐怖の一夜”ですが、そんな雰囲気は
露とも感じさせぬノリノリの曲調が逆に印象に残りますね。
但し、鋭角的なGリフや、ツインGが奏でる
湿り気を帯びたメロディはいかにもNWOBHM出身バンド
といった趣き。
DEMON-Night of the Demon-Night of the Demon ★★★ (2012-02-21 22:08:13)
デイヴ・ヒルの暑苦し・・・もとい情熱的な歌声と
泣きを含んだツインGがヨーロピアン・メタル然とした
湿り気と怪しげな雰囲気を発散しているが、
同時にどこか楽しげでキャッチーなノリも同居したDEMONは、
「オカルト・メタルでもサタニック・メタルでもなく
《お化け屋敷メタル》である」と評していた人がいましたが
まさに言いえて妙。
DEMON-Night of the Demon ★★ (2012-02-20 23:34:51)
'81年発表の1stフル・アルバム。(邦題は『魔夜』)
BLIND GUARDIANが“DON'T BRAKE THE CIRCLE”をカヴァーした事でこのバンドに興味を持ち、当時折り良くCD化された本作を購入したのですが、BGのカヴァーがバキバキにビルドアップされたスピード・メタル・バージョンであったこと、NWOBHMに属するバンドだし、この名前で、ホラー映画調のジャケット・アートワーク、そしてハッタリの効いた邦題の数々もあって、さぞかしオカルティックでオドロオドロしい(それこそKING DIAMONDみたいな)サウンドが聴けるものとワクワクしながら再生ボタンを押してみたら、始まったのはキャッチーで、時にポップとさえ表現出来そうな展開もみせるハードロック・・・。「期待してたのと違うじゃねぇか!」と勝手に憤慨し、長らく放置プレイの刑に処していたのですが、その後、改めて聴き直してみた
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HEAVENS GATE-Live for Sale! ★★ (2012-02-19 15:55:06)
HEAVENS GATEの日本での人気が頂点に達した瞬間の記録であると同時に、その凋落の始まりの証ともなってしまった、何とも皮肉なライブ・アルバム。
当サイトにおける獲得ポイント数の少なさからも察しが付く通り、バンドの経験不足をもろに露呈してしまった垢抜けないパフォーマンスに対し、手厳しい意見が続出した初来日公演の模様が克明に捉えられていることから余り評判の芳しくない本作ですが、どっこい個人的には「仰る通り。ご尤も」とそれらの意見に全面同意しつつも、どうしても嫌いになれず、今でも機会があれば聴き返している作品であります。
まず第一に楽曲が良い。“LIVIN' IN HYSTERIA”“GATE OF HEAVEN”“IN CONTROL”といった代表曲を筆頭に、ベスト盤状態で次々に繰り出される楽曲はいずれもジャーマン・メタル好きなら一聴の価値がある名曲ばかり。そして第二に挙げ
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GLENN HUGHES-Burning Japan Live ★★★ (2012-02-18 01:46:04)
ドラッグで身を持ち崩して過去の人になりつつあったグレン・ヒューズ、起死回生の一撃となった力作『FROM NOW ON・・・』リリースに伴う日本公演(前座はスウェーデンのFORTUNEでしたっけね)の模様を捉えたライブ・アルバム。
「THE VOICE OF ROCK」コールに導かれ、いきなりド級の名曲“BURN”によって幕が開き「掴みはOK!」となるショウは、当時の最新作『FROM~』からのナンバーを中心に据えつつ、DEEP PURPLE、TRAPEZE、HUGHES/THRALLの名曲も要所に配置される等、その豪勢なセットリストはまさしく「ヒストリー・オブ・グレン・ヒューズ」といった趣き。その上でクスリ断ちに成功し、心身ともに絶好調なグレンが熱の篭ったパフォーマンスを繰り広げてくれるのだから、これで盛り上がらない訳がない。
バックを固める北欧ミュージシャン勢も、テクニカル&
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MALICE-License to Kill-Sinister Double ★★★ (2012-02-16 23:22:38)
いかにもマックス・ノーマン的な
ソリッドな音作りの援護射撃を受けて
良く伸びるハイトーンVoと楽器陣が
一体となって突き進む様が
まさに「メタル!」な2ndアルバムOPナンバー。
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