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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 4351-4400
VOW WOW-Beat of Metal Motion
FLESHGOD APOCALYPSE-Agony
X-RAY-SHOUT!
X-RAY-TRADITION BREAKER
X-RAY-魔天 HARD SECTION
BLIZARD-Hard Times-Cryin' for Your Heart
BLIZARD-Hard Times-Too Late to Love You
BLIZARD-Hard Times-Boy
HOLY MARTYR-Invincible-Zatoichi
HOLY MARTYR-Invincible-Sekigahara
HOLY MARTYR-Invincible-Takeda Shingen
HOLY MARTYR-Invincible-Shichinin no Samurai
HOLY MARTYR-Invincible-Ghost Dog
HOLY MARTYR-Invincible
HOLY MARTYR
小野正利-The Voïce -Stand Proud!-
BLIZARD-Hard Times
BLIZARD-暗黒の警鐘〜KAMIKAZE KILLERS MY TEARS EVAPORATE〜-Fallin' angel (罠に落ちた天使たち)
BLIZARD-暗黒の警鐘〜KAMIKAZE KILLERS MY TEARS EVAPORATE〜-Love Don't Stay
BLIZARD-暗黒の警鐘〜KAMIKAZE KILLERS MY TEARS EVAPORATE〜-Burning Sky
BLIZARD-暗黒の警鐘〜KAMIKAZE KILLERS MY TEARS EVAPORATE〜
GALNERYUS-Phoenix Rising-Future Never Dies
GALNERYUS-Phoenix Rising-No More Tears
GALNERYUS-Phoenix Rising
HURRY SCUARY-Break It up-Nothin' New
HURRY SCUARY-Break It up-Reaching for the Sun
HURRY SCUARY-Break It up
STRYPER
TERRA ROSA
KROKUS
TERRA ROSA-刹那の甘露—SASE—
TERRA ROSA-Honesty
TERRA ROSA-The Endless Basis
HELLOWEEN-Unarmed - Best of 25th Anniversary
ANTHEM-HERALDIC DEVICE-WAYFARING MAN
ANTHEM-HERALDIC DEVICE-THE SIGN
ANTHEM-HERALDIC DEVICE-CODE OF THE SILENCE
ANTHEM-HERALDIC DEVICE
ANTHEM-Black Empire-Emptiness World
ANTHEM-Black Empire-Walk Through the Night
ANTHEM-Black Empire-Go Insane
ANTHEM-Black Empire-Heat of the Night
ANTHEM-Black Empire-Black Empire
ANTHEM-Black Empire
ANTHEM-Immortal-Soul Motor
ANTHEM-Immortal-The Beginning
ANTHEM-Immortal-Mob Groove
ANTHEM-Immortal
ANTHEM-Eternal Warrior-Distress
ANTHEM-Eternal Warrior-Life Goes On
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発言している28曲を連続再生 - Youtube



VOW WOW-Beat of Metal Motion ★★★ (2011-11-07 22:30:32)

BOW WOW改めVOW WOWが'84年に発表したデビュー作。
曲作りにおいてイニシアチブを握るの山本恭司(G)で、バンドの屋台骨をソリッドに支えるのは佐野賢二(B)と新見俊宏(Ds)のリズム隊、ついでに一部楽曲は日本語詞で歌われている等、音楽的な方向性自体はBOW WOW時代(名盤『ASIAN VOLCANO』辺り)とほぼ同一なのに、にも関わらずサウンドのスケール感が以前より一回りも二回りも大きく感じられるのは、新メンバーの人見元基(Vo)と厚見玲衣(Key)の存在がモノを言っているからに他ならない。(・・・多分)
殊にBOW WOWとVOW WOWの差別化という点において、プログレ・ハード・バンドMOONDANCER出身という、厚見の壮麗にしてドラマティックなKeyプレイが果たした貢献は大きく、その加入効果は名曲揃いの頭3曲から早くも覿面に表れている。
そして勿論
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FLESHGOD APOCALYPSE-Agony ★★★ (2011-11-05 01:08:37)

メンバーに専任ピアノ奏者がいるとの情報にピアノ・サウンド愛好家としての食指をそそられ、バンドの事も碌に知らずに衝動的に購入してしまった作品。
で実際聴いてみると、確かに流麗にピアノが閃く場面は多々あるものの、へヴィな演奏にその音が埋もれがちで期待していたほど目立ってはいませんでした。
それでもブルータルなデス声Voと寒々しいメロディを朗々歌い上げるクリーンVo、暴力的に吹き荒れるリフ&リズムの嵐と、壮麗に楽曲を包み込むドラマティックなオーケストレーションetc・・・といった、数々の相反する要素を飲み込んで突進する陰影の濃ゆいシンフォニック・デス・メタル・サウンド(流石イタリア産)は全身が総毛立つ程に劇的で高品質。買って良かった。
そうした本編を個性的に彩るのが、ネオクラシカルな旋律とエモーションに満ちた泣きメロを紡ぐG、胸抉る程の悲壮感を醸し出すクリーンVo(Bが兼任)
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X-RAY-SHOUT! ★★ (2011-11-03 01:04:23)

専任Key奏者として藤山高浩をメンバーに加え5人編成となったX-RAYが(前作『TRADITION BREAKER』との間にEP『OUTSIDER』のリリースを挟んで)、'84年に発表した3rdフル・アルバム。
華やか且つキャッチーなKeyサウンドが加わった結果、X-RAYのカタログ史上、最もライトな内容に仕上がった本作は、殆ど「ハードポップ・ソング」と表現しても差し支えない“ANYDAY!ANYTIME!”のような元気溌剌なノリの楽曲も収録。流石にやり過ぎたと思ったのか、次作『STRIKE BACK』(名盤)では若干の軌道修正が図られHRテイストが再増量されていたが、個人的には“ANYDAY!~”は大好きな曲だし、本作も優れたアルバムとして愛聴させて頂いている次第。
少なからず1stや2ndを覆っていた垢抜けない雰囲気が完全に払拭され、万人にアピールし得るメジャー感を獲得し
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X-RAY-TRADITION BREAKER ★★ (2011-11-01 22:30:50)

デビュー作から僅か半年足らずという短いタイムスパンで制作、発表された2ndフル・アルバム。それにしても、この頃のバンドのアルバム・リリース間隔の短さには驚かされますね。凄まじいまでの生き急ぎっぷりですよ。
PLAYBOY風(?)のモロ出しジャケット・アートワークが物語る通り、当時盛り上がりを見せ始めていたLAメタルからの影響が大胆に取り入れられた本編は、ワイルドでアメリカンなノリの良さが大幅増量。
未だ荒削りな部分を残しつつも、冴え渡る湯浅晋のG、ハイトーンに安定感が出てきた藤本朗のVo、Gばりにメロディアスに歌う臼井孝文のBに、パワフルに暴れ回る高橋和久のDs・・・と、着実な向上を刻むメンバーのパフォーマンスに支えられた楽曲は、一層豪快且つダイナミックな仕上がり具合を聴かせてくれるが、その一方で、湿り気が薄れてしまったサウンドからは少なからず大味感も漂って来ていて、この辺り
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X-RAY-魔天 HARD SECTION ★★ (2011-10-31 22:43:51)

若干17歳の天才ギター・プレイヤー、湯浅晋とハイトーン・シンガー、藤本朗の二枚看板を擁する関西出身のHMバンドが'83年に発表した1stアルバム。(ちなみに本城美沙子がバックVoとしてゲスト参加してます)
次作ではアメリカンな色合いを増量し、3rd以降は専任Key奏者を加えて作風が一気に垢抜けて行った彼らだが、このデビュー作で聴くことが出来るのは、いかにも新人らしい荒々しさと関西のバンドならではのコテコテ感を伴った、まさしくこの時代(80年代前半)の王道を行くジャパメタ・サウンド。思わずコブシが回るアルバム表題曲“HARD SECTION”なんて、このアルバムでしか聴くことが出来ないタイプの楽曲じゃないでしょうか。
エネルギッシュな疾走ナンバーと、どっぷりと哀愁を湛えたミドル・ナンバーの二本立てからなる本編を個性的に彩るのは勿論湯浅のGプレイ。緩急自在のメロディの組み立てが冴
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BLIZARD-Hard Times-Cryin' for Your Heart ★★★ (2011-10-30 00:45:26)

前曲“TOO LATE TO LOVE YOU”と同じく
アコギをフィーチュアした叙情HRナンバーなれど
爽やかな“TOO~”とは逆を行く
物悲しいメロディが胸を締め付ける名曲。
Voも巧みに楽曲の悲哀を増幅していて
デビュー作と聴き比べると歌唱力の向上に
目を(耳か)瞠りますね。

BLIZARD-Hard Times-Too Late to Love You ★★★ (2011-10-30 00:41:11)

乾いた音色で紡がれるアコギによって醸し出される
大陸的な爽やかさと、懐古の情を刺激する
感傷的なメロディが心地良い1曲。

BLIZARD-Hard Times-Boy ★★★ (2011-10-30 00:35:40)

ライブのエンディングを飾るにはピッタリの
エネルギッシュでワイルドな疾走ナンバー。
奔放に弾きまくりつつもメロディの組み立てに
冴えを感じさせる松川のGソロが素晴しいです。

HOLY MARTYR-Invincible-Zatoichi ★★★ (2011-10-29 00:01:45)

ジャケットにもイラストが描かれている事からも、
彼らの思い入れの深さが伺えますね。
実は『座頭市』は(水戸黄門と同じく)かつてアニメ化された事があり、
その主題歌を英語でカバーしたのがこの曲・・・と言われたら
思わず信じてしまいそうになるぐらい、昭和のヒーロー・アニメばりの
勇ましさを誇る疾走ナンバー。

HOLY MARTYR-Invincible-Sekigahara ★★ (2011-10-28 23:57:45)

ラウドに打ち鳴らされるドラムが全体を牽引する、
パワー漲る疾走ナンバーで、メンバー曰く
「先の大震災で被害を受けた日本に捧げた」
楽曲なのだか。嬉しいじゃありませんか。

HOLY MARTYR-Invincible-Takeda Shingen ★★ (2011-10-28 23:55:12)

榎本孝明扮する上杉謙信のアジと鬨の声からスタートするが、
曲名は“武田信玄”という不思議さよ。
とまれ楽曲自体は非常にカッコイイ。
風林火山の旗印の下、破竹の快進撃を続ける武田軍の
攻勢をそのまま楽曲化したかのような、
アグレッシブで好戦的な曲調にメタル魂がメラメラと燃え上がります。

HOLY MARTYR-Invincible-Shichinin no Samurai ★★★ (2011-10-28 23:45:39)

元ネタは言わずと知れた黒澤明の名画『七人の侍』ですね。
和風序曲“THE SOUL OF MY KATANA”からドラマティックに展開し、
タイトルに相応しい勇猛さとヒロイズムを撒き散らしながら疾走する、
IRON MAIDENからの影響も色濃く香る本編のハイライト・ナンバーの一つ。

HOLY MARTYR-Invincible-Ghost Dog ★★★ (2011-10-28 23:41:57)

『葉隠れ』を愛読し、侍にリスペクトを捧げる
黒人ヒットマンの生き様を描いたジム・ジャームッシュ
監督作品『ゴースト・ドッグ』に着想を得ているミドル・チューン。
引っ掛かり気味に展開するキャッチーなサビメロが非常に秀逸で、
個人的にはアルバムで一番のお気に入り。

HOLY MARTYR-Invincible ★★★ (2011-10-27 23:36:16)

勝新太郎(!)が描かれたアートワークと、メンバーの歌舞伎風隈取メイク、それに“7人の侍”“武田信玄”“関が原”“座頭市”etc・・・といった曲名からも察せられる通り、日本の時代劇のエッセンスが大胆に取り入れられたサウンドに苦笑を誘われる方は多い事かと存じますが(俺もちょっと笑った)、どっこい彼らは真剣だ。
時に和風の旋律を絡ませつつ、IRON MAIDENや独産メロパワ・メタルからの影響を根っこに据えて、ヒロイックに疾走する収録楽曲のカッコ良さは実際かなりのものであり、堅苦しい歴史の教材からではなく、エンターテイメントの王様たる映画からの影響がダイレクトに反映された本編は、サウンド・トラックばりのスケール感やドラマ性を有している上に、何よりすこぶるキャッチー。(これは躍動感溢れるリズムを刻むタイトなDsの貢献度大)
侍かぶれの殺し屋の生き様を描いたオフビートなアクション映画に
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HOLY MARTYR (2011-10-27 23:33:50)

バンド名は「ホーリー・マーター」と読む。
90年代半ばにイタリアはミラノにて結成されたパワー・メタル・バンドで、
結成の音頭を取ったリーダーのイエノ・スピガ(G)は、WARLORD、OMEN、
MANILA ROAD、ATTACK、更には日本の凱旋MARCHといったバンドからの
影響を公言する、かなりグッと来るセンスの持ち主。
勇壮な史劇を題材に取り上げた1st『STILL AT WAR』('07年)や
コンセプト作でもあった2nd『HELLENIC WARRIOR SPIRIT』('08年)が
ヨーロッパ圏を中心に好評を博し、日本の歴史(というよりも時代劇)の
要素を曲名や歌詞、そして曲調に大胆に取り入れた'11年発表の3rd『INVINCIBLE』
(邦題は『天下無敵の戦士』)で、満を持して日本デビューを飾った。

小野正利-The Voïce -Stand Proud!- ★★★ (2011-10-26 22:53:49)

HR/HM史に輝く名曲の数々を、国内ミュージシャン達がカヴァーする人気企画『STAND PROUD!』シリーズ第5弾の主役に起用されたのは、現GALNERYUSの小野正利(Vo)。同シリーズでシンガーがメインに据えられたのって今回が初めてじゃなかろうか?
HR/HMファンなら一度は聴いた事があるであろう有名曲中心の無難な選曲で、アレンジに関してもオリジナル・バージョンを尊重しての完コピが基本ゆえ、ぶっちゃけ「小野正利によるカラオケ大会」的なノリが無きにしも非ずな本作ですが、個人的にはこの人のカラオケなら金払ってでも聴きたいぐらいなので全く問題なしですよ。
特に、“LADY OF WINTER”(CRIMSON GLORY)や“TONIGHT I'MFALLING”(TNT)、“LOVEDRIVE”(SCORPIONS)辺りは「歌えばハマるだろうなぁ」とは思っていましたが、実際
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BLIZARD-Hard Times ★★★ (2011-10-25 21:58:41)

アルバムを重ねる毎にマイナー臭を薄れさせ、洗練の度合いを高めていったBLIZARDゆえ、このWARNER MUSIC在籍時代最後の作品となった'86年発表の4thアルバムに至っては、思わず一緒に歌いたくなる明朗なコーラスと、アリーナ・ロック調のスケール感を有するOPナンバー“HARD TIMES”を皮切りに、全編が最初から最後まで、メジャー感溢れる溌剌として爽快なポップ・メタル路線で統一されている。
“SHADE OF BLUE”みたいな、歌謡ロック調の情念揺らめく楽曲が姿を消してしまった点は残念だが、表現力を増し、もはや余裕と貫禄すら感じさせる下山成二郎のVoに、「和製ランディ・ローズ」との評価に相応しい鮮烈な輝きを放つ松川敏也のGプレイ(リズムGの村上孝之も良い仕事してます)、そしてメタリックな重量感とノリ良さを併せ持つリズム隊によって作り出される垢抜けた収録楽曲の質の高さは、
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BLIZARD-暗黒の警鐘〜KAMIKAZE KILLERS MY TEARS EVAPORATE〜-Fallin' angel (罠に落ちた天使たち) ★★★ (2011-10-23 00:08:59)

メンバーが2ndアルバムの自信曲に挙げていると聞きますが、
実際、ゴリゴリのHMに留まらぬ、BLIZARDというバンドが備えた
幅広い音楽的才能が見事に発揮された名曲。
アルバムのOPでも序曲として用いられたポップな浮遊感を湛えた
キャッチーなコーラス・メロディや、スケールの大きな曲展開は
確かにプログレ方面からの影響も感じさせてくれますね。

BLIZARD-暗黒の警鐘〜KAMIKAZE KILLERS MY TEARS EVAPORATE〜-Love Don't Stay ★★★ (2011-10-23 00:05:59)

デビュー作から格段の進歩の跡が伺える
下山成二郎の歌声が主役を張るバラード。
流石、喉を潰すだけ歌い込んだだけの事はあります。

BLIZARD-暗黒の警鐘〜KAMIKAZE KILLERS MY TEARS EVAPORATE〜-Burning Sky ★★ (2011-10-22 23:57:01)

2ndアルバムの中では最も勇ましく
ヘヴィ・メタリックな疾走ナンバー。
鋭く切り込んで来る松川の才気迸るGはもとより、
硬質なBラインもカッコイイっす。

BLIZARD-暗黒の警鐘〜KAMIKAZE KILLERS MY TEARS EVAPORATE〜 ★★ (2011-10-22 23:51:06)

BLIZARDは後期の作品しか知らなかったので、後追いで初期作に触れた時は、ド直球にヘヴィ・メタリックな作風にかなり驚かされた覚えがあります。'84年発表のこの2ndアルバムなんて、日章旗があしらわれたジャケットにタイトルからして『KAMIKAZE KILLER』ですからね。KAMIKAZEでKILLER・・・くっ付けりゃいいってもんじゃない気もしますが、ともかく主張したい事はビンビンに伝わってくるタイトルですよ。
尤も内容に関して言えば、いきなり美しいアカペラ・コーラスで幕が開く事からも分かる通り、早くもガチガチのHM路線からは脱却が図られており、重厚な“THE SECOND DIAMOND”に“DEAD OR ALIVE”、そして勇ましい疾走ナンバー“BURNING SKY”等の硬派なHMソングで要所を引き締めつつも、ボーカル・ハーモニーとメロディの増量がなされた本編は、ミッド
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GALNERYUS-Phoenix Rising-Future Never Dies ★★★ (2011-10-21 23:06:36)

ガチガチにメタリックなハイテク全開のアグレッシブな曲調と
J-POP風味の爽快なポップ・フィーリングを湛えたメロディの
組み合わせがユニークな味わい。
この曲は日本語詞で正解ですね。

GALNERYUS-Phoenix Rising-No More Tears ★★★ (2011-10-21 22:59:40)

この1曲を聴くためだけにでもアルバムを買う価値はあった!
と、思わず聴きながら天を仰ぎ見てしまった絶品のバラード。
“YOU’RE MY ONLY”を数倍ドラマティックにしたような曲調で
日本語詞ゆえ小野の歌唱も一層ダイレクト且つエモーショナルに
迫ってきます。
Gとヴァイオリン、そして小野のVoが泣きまくる余りに切なくも
美しいサビメロに思わず絶句。沁みるわー。

GALNERYUS-Phoenix Rising ★★★ (2011-10-21 22:53:17)

前作『RESUTTRCTION』は非常に楽しませて頂いたアルバムだったのだが、一方でGALNERYUSと小野正利の組み合わせにイマイチ脈絡が感じられなかったため、「1枚限りで終わっちゃうんじゃねぇの?このタッグ」との疑念が拭いきれずにいたのですが、無事、こうして2作目(7th)をリリースしてくれて先ずは一安心。しかも内容の方も前作に劣らぬ高品質さとあっては、最早何も言う事はありません。
ハイテクニックを駆使して縦横無尽に駆け巡る楽器陣、そして屹立する小野のクリアなハイトーンによって生み出される、独特の高揚感と飛翔感を湛えたドラマティックなメロパワ・チューンの数々は相変わらずの素晴しさを誇るが(ハイライトは⑦かな)、今回、それ以上に心打たれたのは日本語詞で歌われる③や⑧といったJ-POP風味も感じられるタイプの楽曲。特に後者は小野のポップ・シンガーとしてのキャリアが存分に活かされた切
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HURRY SCUARY-Break It up-Nothin' New ★★★ (2011-10-20 22:13:01)

バラードの小曲だけど、実はアルバムの中でも
1、2を争うぐらいお気に入りのナンバー。
この曲における南 安秀のマイルドな歌声は素晴しい!
英詞の発音に難があるようですが、
こちとら英語が大の苦手なので無問題。

HURRY SCUARY-Break It up-Reaching for the Sun ★★★ (2011-10-20 22:09:28)

松澤浩明流の“EYE OF THE TIGER”って感じでしょうか。
北欧的な透明感を湛えた哀メロが胸を打ちます。

HURRY SCUARY-Break It up ★★★ (2011-10-20 22:01:35)

TERRA ROSAと並んで、関西圏を代表する様式美HMバンドとして勇名を馳せたHURRY SCUARYが'88年に発表した唯一のフル・アルバム。
映画のサントラとしての役割も背負わされた作品ゆえ、元MAKE UPの天才メロディ・メイカー、故松澤浩明&河野陽吾ら外部から招聘されたライター陣も楽曲を提供しているため本編にコテコテの様式美HM色は薄く(音楽的には間違いなくそっち路線なのだが)、Keyの使い方からコーラスの重ね具合に至るまで、スマートな洗練が施された作風はどちらかと言えば関東出身バンドに近しいノリ。
そういう意味ではバンドの真価が発揮されたアルバムとは言い難いのかもしれないが、とは言え、本作が美旋律と哀メロに満ち溢れた捨て曲皆無の名盤である事は疑う余地のない事実。取り分け、中間英明の華やかにしてドラマティックのGプレイは、劇的なリフ・ワークからフラッシーなGソロまで
…続き

STRYPER (2011-10-18 22:11:47)

“IN GOD WE TRUST”を聴けなかった事だけが残念でしたが
HR/HMシーン屈指の三声ハーモニーの美しさと、
“SOLDIERS UNDER COMMAND”を筆頭とする必殺の名曲の連打の前に、
多少の不満も綺麗さっぱり洗い流されてしまいました。
ライブでもマイケル・スウィートの美声には
全く陰りが感じられませんでしたね。

TERRA ROSA (2011-10-16 21:16:14)

数年前にリユニオンしたという噂を見聞きしましたが
新作発表に至っていないのが残念でなりません。

KROKUS (2011-10-16 21:13:09)

贔屓目抜きで言うなら、フェスという短期決戦の場ゆえ
もうちょいアップテンポの楽曲多めで攻めても
良かったような気はしますよね。
(LOUD PARKのメインの客層にアピールするためにも)
ボブ・ディランのカヴァー演るんなら
“HEADHUNTER”演ってくれよ!と(笑)

TERRA ROSA-刹那の甘露—SASE— ★★ (2011-10-14 21:43:29)

ギタリストを今井芳継にチェンジして'90年に発表するも、残念ながらラスト作となってしまった3rdアルバム。
1stのリマスター盤を買い直したら、解説でウリ川本氏が本作について「TERRA ROSAは作品を重ねる毎に音楽性を拡散させた。特に3rdは×」と批判気味に書いていたが、いやいや、んな事はないでしょう。今回もミステリアス且つ重厚なOPナンバー“刹那の甘露”を手始めに「これが様式美HMでなくて何なのか?」と言いたくなる程バリバリのそっち系路線を猛進していますよ!
・・・というか、自分の中では「TERRA ROSA=和製様式美HMそのもの」という図式が確立しているので、彼らが演った音楽がそのまま様式美HMとして認定されるんですけどね。(猪木/一休さん的に言うなら「踏み出せばその一歩が道となる」みたいな)
前2作に比べると楽曲のクオリティにバラつきが見られる点こそ惜しまれ
…続き

TERRA ROSA-Honesty ★★★ (2011-10-13 23:15:22)

ギタリストを三宅庸介から鈴木広美にチェンジして'88年に発表された2ndアルバム。(正式ドラマーとして元MARINOの板倉淳も加入している)
その新Gの腕前が如何なく発揮されたインスト序曲“ME 262”、それに続く軽快且つ劇的な疾走ナンバー“DO YOU GO AS YOU ARE?”を聴いただけで本編のクオリティの高さは確信出来るが、個人的には、赤尾和重(Vo)の歌唱力が大幅UPしている点が何よりの評価ポイント。
男と聴き紛うばかりの迫力を誇っていた反面(昔彼女の名前を「かずしげ」と間違って読んで、男だと思い込んでいた事は内緒だ)、ドスを効かせようと力み過ぎて音程と表現力に堅さも感じられたデビュー作に比べ、今回は、力強さや歌謡曲ばりのコブシの効き具合はそのままに、歌い回しがよりナチュラルな伸びやかさを獲得しており、収録楽曲のクオリティの底上げに大きく貢献。
“湖底の
…続き

TERRA ROSA-The Endless Basis ★★★ (2011-10-12 23:04:32)

日本が誇る様式美HMの雄・・・というよりも、寧ろ「和製様式美HMそのもの」と言った方が手っ取り早い気すらするTERRA ROSA、'87年発表の1stアルバム。(まずMANDRAKE ROOT RECORDSからリリースされ、その後新たにGやB、Keyの一部等を録り直してジャケットも差し替えた新装盤が、メジャーのKING RECORDSから再リリースされた)
頻発するメンバー・チェンジにもめげることなく、バンドとしてのポテンシャルを高め続けて来た強者だけに、本デビュー作の時点で既に、RAINBOW/DEEP PURPLEからの多大なる影響と、日本の(というか大阪の?)バンド独特のコブシの効いたメロディ・ラインとの組み合わせからなる、劇的且つコテコテな様式美HMサウンドの完成形を耳にすることが出来る。
聴き馴染んだ現在はともかく、昔は赤尾のクドイ歌唱が苦手だったんだけど、足立裕
…続き

HELLOWEEN-Unarmed - Best of 25th Anniversary ★★★ (2011-10-11 22:03:12)

今更購入して聴いてみたのですが、こりゃ素晴しい作品ですね。
70人編成のオーケストラとオペラティックな男女混成コーラスを加えて、元々ドラマティックだった楽曲が一層壮麗且つシンフォニックに蘇った“ THE KEEPER'S TRILOGY(守護神伝3章を一つに編曲したアルバムのリーダー・トラック)や、バラード“FOREVER & ONE”“A TALE THAT WASN'T RIGHT”といった名曲のリアレンジ・バージョンを聴くためだけにでも購入する価値が大いにある本作だが、そうした大仰な仕上がりの楽曲はどちらかと言えば少数派で、本編の大半はアコースティカルだったりバラード調だったりと、肩の力を抜いた軽快なアレンジが施されたナンバーが占めている。
HELLOWEENのコミカルな側面が打ち出された作風には賛否が分かれるやもしれませんが、別にメロディまで能天気になってしまったわけ
…続き

ANTHEM-HERALDIC DEVICE-WAYFARING MAN ★★★ (2011-10-09 02:09:52)

これこれ。こういう坂本英三の熱唱が映える、
劇的且つ胸締め付ける哀愁を帯びた
メロディ展開がないと、ANTHEMのアルバムを
聴いた気がしませんね。

ANTHEM-HERALDIC DEVICE-THE SIGN ★★★ (2011-10-09 02:07:55)

柴田直人のBとKeyがリード楽器の役割を果たす
異色曲だが、その上に乗る硬派な哀愁を帯びた
メロディは紛うかたなきANTHEM印。
アルバムOPナンバーにして、個人的には
本編のハイライト・ソングの一つですね。

ANTHEM-HERALDIC DEVICE-CODE OF THE SILENCE ★★★ (2011-10-09 02:05:05)

アルバム収録曲としても、清水昭男作曲のインスト・ナンバーとしても
ハイライト・ソング級の存在感を放つ名曲。
繰り返される勇壮なテーマ・メロディに、思わずメタル魂が燃え上がります。

ANTHEM-HERALDIC DEVICE ★★ (2011-10-09 02:00:15)

こっちが「新生ANTHEM」だの「復活ANTHEM」だの言っている間に、当のバンドは順調にアルバム・リリースを重ねて本作で早13作目に到達。再結成してからは6枚目のフル・アルバムということで、気が付けば、あと1作で前期ANTHEMの作品数に並ぶところまで来てしまった。随分あっという間な気がするのはバンドの活動がそれだけ順調だった証でしょうね。
で。肝心のアルバムの内容に関しては、ANTHEM以外の何者でもないHMサウンドを展開しつつ、タフネスよりもメロディ重視という11th『IMMORTAL BIND』以降の方向性が今回も堅持されており、また、減少傾向にある昭和歌謡メタル的なクサメロよりも、洗練されたスマートでキャッチーなメロディが多く聴かれる辺りも近作の例に倣う。
それゆえ、柴田直人のB主導で突っ走るOPナンバー“THE SIGN”や、その勢いを引き継いでハジける“CONT
…続き

ANTHEM-Black Empire-Emptiness World ★★ (2011-10-08 01:15:37)

ヘヴィに刻まれるリフ&リズムの上を華麗に舞う
サビメロの、何と哀しくキャッチーなことよ・・・

ANTHEM-Black Empire-Walk Through the Night ★★★ (2011-10-08 01:10:21)

バラード・・・かどうかは聴く人の判断に
委ねられるところでありますが、無性に泣ける
叙情ナンバーの名曲であることは間違いありません。
この手のメロディ歌わせたら、坂本英三の歌声の涙腺破壊力は
半端ないです。

ANTHEM-Black Empire-Go Insane ★★★ (2011-10-08 01:02:25)

イントロのGリフだけで「勝負あり!」となりますが、
実際のところ本曲の主役は図太くタイトな演奏で全体を牽引する
本間大嗣のドラミングのような気がしなくもありません。

ANTHEM-Black Empire-Heat of the Night ★★★ (2011-10-08 00:58:51)

本間大嗣がパワフルに叩き出すリズムが
気持ち良いったらありゃしない。
坂本英三の熱いVoが映える歌メロに
思わずコブシを突き上げたくなるアルバム屈指の名曲。

ANTHEM-Black Empire-Black Empire ★★★ (2011-10-08 00:53:48)

ヴァース部分は“GYPSY WAYS”辺りを想起させる
古き良きANTHEM節なのですが、Keyを巧みに用いて
鮮烈に展開するキャッチーなサビメロは
これまで余り聴かれなかったパターン。
「ならでは」の魅力と新鮮さが同居した名曲ですね。

ANTHEM-Black Empire ★★★ (2011-10-08 00:49:01)

レコーディング終盤、出来上がってきたサウンドに不満が生じたため、クリス・タンガリーディスにミックス作業のやり直しを依頼するというゴタゴタが発生したものの、その甲斐あってか、硬質でタイトなリズムの「鳴り」の良さにかけては過去最高レベルを獲得した、'08年発表の12thアルバム。
時にKeyを交えて、屈強さよりもメロディ重視の姿勢が貫かれた作風は前作『IMMORTAL BIND』と同様だが、所謂「昭和歌謡メタル」的な臭みを伴ったメロディが聴かれる場面は徐々に減少傾向にあり、特にそれは坂本英三(Vo)の歌メロに顕著に表れている。
例えばアルバム表題曲“BLACK EMPIRE”はヴァース部分こそ森川時代を彷彿とさせるANTHEM節なのだが、サビメロに関しては、より洗練されたスマート且つキャッチーな歌い回しでまとめられていて、従来の思わずコブシが回る歌唱は影を潜めている。
尤も
…続き

ANTHEM-Immortal-Soul Motor ★★ (2011-10-06 22:27:19)

MOTORHEADというか、80年代前半のスピード・メタリックな
Gリフに当初は違和感感じまくりでしたが、
聴き込む内に愛着が湧いてきました。
クセになる味がありますよね。

ANTHEM-Immortal-The Beginning ★★★ (2011-10-06 22:24:54)

リフとリズムは図太いが
哀愁を纏って歯切れ良く弾む曲調はキャッチー。
サビが良いねぇ。

ANTHEM-Immortal-Mob Groove ★★★ (2011-10-06 22:17:49)

Keyを巧みに用いて
ミステリアスに浮遊するサビメロが出色。
ちょっとRAINBOWっぽさを感じたりも。
個人的にもアルバムのハイライト・ソングに推したい1曲。

ANTHEM-Immortal ★★★ (2011-10-06 22:13:09)

新生ANTHEMのハード&へヴィな側面を追求したかのような屈強な作風に仕上がっていた10th『ETERNAL WARRIOR』から一転、曲によってはKeyを導入し、キャッチーなメロディ重視の姿勢を打ち出す等、新味を増量して曲調の幅を広げに掛かった'06年発表の11thアルバム。
“ONSLAUGHT”や“LIFE GOES ON”クラスの名曲が見当たらないため、購入当初は「前作には及ばない出来かなぁ」とも思ったものですが、繰り返し聴き込む内にジワジワと楽曲の良さが五臓六腑に浸透し始め、印象が向上。
“IMMOTAL BIND”や“ECHOES IN THE DARK”といったANTHEM印の名曲を手始めに、フック満載のメロディに彩られた捨て曲なしの楽曲群がぎゅう詰めの本作は、トータルの完成度ではラスト2曲が弱かった『ETERNAL~』をも上回るクオリティを有する印象。(その代
…続き

ANTHEM-Eternal Warrior-Distress ★★★ (2011-10-05 22:15:34)

これ清水昭男が作った楽曲だったんですね。
ギタリストのみならず、作曲者としての彼の豊かな才能が
如何なく発揮された、濃厚な哀愁に胸が詰まりそうになる
ヘヴィ且つメランコリックな名曲。

ANTHEM-Eternal Warrior-Life Goes On ★★★ (2011-10-05 22:12:05)

まさに男泣き!
こんな悲壮なメロディを思いつく柴田直人のセンスは脱帽もの。
そして、それをコブシ効かせてエモーショナルに歌い上げる
坂本英三の哀愁背負った歌唱も絶品です。


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