この曲を聴け! 

火薬バカ一代さんのページ
火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 4451-4500
SNOWBLIND-Snowblind
SNOWBLIND
KANSAS-Two for the Show
TOKYO BLADE-Night of the Blade-Someone to Love
TOKYO BLADE-Night of the Blade-Warrior of the Rising Sun
TOKYO BLADE-Night of the Blade-Night of the Blade
TOKYO BLADE-Night of the Blade
SABER TIGER-Decisive
SIXRIDE-TICKET TO RIDE-DEC.
SIXRIDE-TICKET TO RIDE-THAT I WISH
SIXRIDE-TICKET TO RIDE-SIGNAL X
SIXRIDE-TICKET TO RIDE
SABER TIGER-Indignation-Black Eyes
LIONVILLE-LIONVILLE-WITH YOU
LIONVILLE-LIONVILLE
SABER TIGER-Indignation
SABER TIGER-F.U.S.E.-Reflecting the Railway
SABER TIGER-F.U.S.E.-屈辱
SABER TIGER-F.U.S.E.
SABER TIGER-Saber Tiger-Vague Bless You
SABER TIGER-Saber Tiger-Because of My Tears
SABER TIGER-Saber Tiger
SABER TIGER-Brain Drain-Money
SABER TIGER-Brain Drain-Two Dimensional Sky
SABER TIGER-Brain Drain
WHITE SPIRIT-White Spirit-Fool for Gods
WHITE SPIRIT-White Spirit-Midnight Chaser
WHITE SPIRIT-White Spirit
SABER TIGER-Project One-Give Me All Your Love Tonight
SABER TIGER-Project One-Reckless and Young
SABER TIGER-Project One-Hard Wire
SABER TIGER-Project One
KATANA-Heads Will Roll-Quest for Hades
KATANA-Heads Will Roll-Blade of Katana
KATANA-Heads Will Roll-Livin' Without Fear
KATANA-Heads Will Roll-Heart of Tokyo
KATANA-Heads Will Roll
SATANICA-WE ARE SATANS PREACHER-KILL OR LOSE
HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Kamikaze
HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Sugar Loaf Hill
HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Tokyo Napalm Holocaust
SATANICA-WE ARE SATANS PREACHER-EVIL METAL
SATANICA-WE ARE SATANS PREACHER
HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Full Scale War
HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Operation Z
HAIL OF BULLETS-On Divine Winds
HAIL OF BULLETS
SABER TIGER-Timystery-Bad Devotion
SABER TIGER-Timystery
SABER TIGER-Agitation-Nightless Quarters
→PC向けページ
Tweet
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138


発言している22曲を連続再生 - Youtube



SNOWBLIND-Snowblind ★★★ (2011-09-14 07:23:01)

「寒さに凍える小汚いヒゲ面のオッサン」という、バンドが標榜する音楽性との乖離も甚だしいダメジャケがある意味インパクトを放つ、英国出身の5人組HRバンドが'85年にMAUSOLEUMから発表した1stアルバム。
KeyをたっぷりとフィーチュアしたJOURNEYばりに華やかなメロディアスHR路線を志向するも、生来の英国人気質が邪魔するのか、ポップな楽曲を演ってもどこか明るくハジけ切れず、曇天模様を呈するサウンドが彼らの個性。
煮え切らないメロディを歌ういなたいVoと、薄っぺらな音質が「四畳半ハードポップ」とでも評したくなるうらぶれた空気を運んでくるものの、イントロだけで「合格!」となる①や、③のような教科書通りのキャッチーなポップ・チューン、儚げな哀メロを纏って心地良く躍動する②⑦、後にUFOに参加するアンディ・シモンズの、マイケル・シェンカー直系のナイーブな泣きを湛えたGプレイ
…続き

SNOWBLIND (2011-09-13 22:45:51)

英国においてNWOBHM期に活動するも、デモテープとシングルのみを残して解散したHRバンド、SABREを母体に誕生。
Keyを含む5人編成によって生み出されるサウンドは、如何にも英国的な湿り気を帯びたメロハー路線で、ポップなノリとナイーブな泣きが絶妙に溶け合わされたメロディ・センスにはキラリと光るものがあったにも関わらず、然したる結果を残せないまま解散へと至ったのは、美しい音楽性とは100万光年以上かけ離れた「仏頂面のヒゲ親父」が描かれた汚いジャケット・アートワークのせい、とする説が未だに根強く支持されている。
バンド解散後、本作において素晴しいGプレイを披露していたアンディ・シモンズはUFOに参加。Bのジェフ・ギレスピーはMAJESTIC ROCK LEBEL JAPANのA&Rとして活動、現在は日本に住んでいるのだとか。
そのMAJESTIC ROCK LEBELか
…続き

KANSAS-Two for the Show ★★★ (2011-09-12 23:21:31)

音楽雑誌等でライブ・アルバムの特集が組まれたりすると「必聴の名盤」として取り上げられる機会の多い、KANSASが'78年に発表した実況録音版。
70年代後半という最も脂が乗ってた時期のパフォーマンスが収められているだけあって、スティーヴ・ウォルシュの艶やかな歌声を筆頭に、各メンバーの演奏はスタジオ盤を大きく上回るダイナミズムとエネルギッシュな躍動感に満ち溢れ、何より、勢いを駆るこの頃のKANSASはHR/HM史に残る名盤を連発してたので、とにかく収録曲が粒揃い。プログレ・ロック然とした緻密なアレンジや複雑な構成と、強力な哀愁/フック/高いポピュラリティを有するメロディまでも備えた、ドラマティックな名曲が次々に繰り出される様はまさしく圧巻。
ゆえに最初から最後まで全てが聴き所と言っても過言ではない本作なれど、個人的に特にお薦めしたいのは、KANSASの「静」の表現力が如何なく発
…続き

TOKYO BLADE-Night of the Blade-Someone to Love ★★ (2011-09-11 19:04:46)

んん~?IRON MAIDENの“CHILDREN OF THE DAMNED”?
と思わされるが、哀愁に満ちた魅力的な楽曲であることは間違いない。
あと、確かに線の細いVoの歌唱が哀感を高めてしますね。

TOKYO BLADE-Night of the Blade-Warrior of the Rising Sun ★★★ (2011-09-11 19:01:59)

緩急の効いた曲展開はアルバムでも
1、2を争うドラマ性の高さを誇り、
妙にキャッチーなコーラス“サムラ~イ”は
一緒に歌いたくなる抗い難い魅力を有する。
“旭日の闘士”なる大仰な邦題に
名前負けしていない名曲ですね。

TOKYO BLADE-Night of the Blade-Night of the Blade ★★★ (2011-09-11 18:56:50)

TOKYO BLADEといえばこの曲。
NWOBHMらしい荒っぽいGリフ、
ヘタウマVoが歌う雄々しいメロディ、
そしてIRON MAIDENばりにドラマティックに絡む
ツインGとが一丸となって疾走する、いかにも
「80年代前半のHMソング」的な趣き漂う名曲ですね。

TOKYO BLADE-Night of the Blade ★★ (2011-09-11 18:50:18)

復活作『THOUSAND MEN STRONG』が大変素晴しい出来栄えだったので、久し振りに過去作を聴き直したくなり、お盆に帰省した際に実家の収納棚を漁って発掘してきたTOKYO BLADE、'84年発表の2ndアルバム。(邦題は『闇を裂け』)
近年のモダンなHR/HMサウンドに慣れ親しんだリスナーからすると、貧相な音質や垢抜けないシンガーの歌唱なんぞ拙過ぎて聴けたもんじゃないかもしれませんが、雄々しくドラマティックなツインGパートを配し、NWOBHMライクな荒々しさを纏って疾走する名曲“NIGHT OF THE BLADE”を収録するバンドの代表作として、リリース当時はここ日本でもそれなりに高く評価されたアルバムだけあって、収録楽曲のカッコ良さはこれがなかなか侮れたもんじゃありません。
“NIGHT~”以外にも、人によっては失笑モノだろうが、個人的には聴く度に一緒になって「
…続き

SABER TIGER-Decisive ★★ (2011-09-10 01:08:08)

下山武徳(Vo)のみならず田中康治(G)まで復帰を遂げたからなのか、90年代のプログレ・メタル路線と00年代のパワー・メタル路線の丁度中間を行く、アグレッシブにしてスリリングなHMサウンドが全編に亘って展開されている9thアルバム。
ファン的には復活作というだけで無条件に星3つを進呈したいところなれど、客観的に過去作と聴き比べてみた時、本編中盤に並ぶ楽曲の歌メロの弱さが気になった事は指摘しておきたい。
久々のアルバム制作という事で力み過ぎたのか、従来の「更にここで歌メロにもうひと捻り!」がないため、あともう少しで絶頂に達しそうなのに達せない、微妙なもどかしさが残ってしまう。
とは言えその点を除けば、下山の強靭且つエモーショナルな歌声、御大・木下昭仁(G)が田中と共に紡ぐ技巧を凝らしたGリフに流麗なソロ、タフでタイトなリズム、ドラマティックな曲展開に、憂いに満ちたメロディ
…続き

SIXRIDE-TICKET TO RIDE-DEC. ★★★ (2011-09-08 23:12:38)

普通に邦楽チャートで健闘しそうな
ポピュラリティと高揚感を湛えたサビメロ、
そしてそれを全身全霊を込めて歌い上げる
下山の歌声にグッとくる、アルバム後半の
ハイライト・ナンバー。

SIXRIDE-TICKET TO RIDE-THAT I WISH ★★★ (2011-09-07 23:56:53)

パワフルなのに物悲しく
繊細なのに力強い
下山武徳のシンガーとしての成長が
しかと刻まれた名曲。
クライマックスの盛り上がりっぷりは
息が詰まるほど。
歌詞も良いですね。

SIXRIDE-TICKET TO RIDE-SIGNAL X ★★★ (2011-09-06 23:26:37)

ストレート且つヘヴィ・メタリックな疾走ナンバーだが、
SABER TIGERばりにフックの効いた劇的なメロディが
次々に飛び出すため、全く聞き飽きるということがない。
名曲ですね。

SIXRIDE-TICKET TO RIDE ★★★ (2011-09-06 23:24:17)

SABER TIGERを脱退した下山武徳(Vo)が、現JADESTARの青柳慎太郎(G)らと共に結成したバンドのデビュー作。
SABER TIGERで演ってもおかしくないヘヴィ・メタリックな疾走ナンバー③⑧等を収録しつつも(特に⑧は名曲!)、作品全体としては緻密さやドラマ性は程々に、適度に肩の力が抜けたHRサウンドが展開される本作において主役を張るのは、勿論下山のVoだ。
歌詞は全曲が日本語詞で書かれているのだが、これが大正解。もともとパワーのみならず表現力にも定評のあるシンガーだったが、ここでは母国語で歌う事により声から無駄な力みや歪みが消え、歌い回しが一層のナチュラルさとスムーズさを獲得、言葉一つ一つに込められた深い情感がよりダイレクトに伝わって来るようになった。
①④⑩みたいな、じっくりと力強く盛り上がっていくタイプの楽曲における、伸びやかで太い芯の通った彼の歌声
…続き

SABER TIGER-Indignation-Black Eyes ★★★ (2011-09-04 09:25:03)

一瞬たりとも休むことなく動き回る
勤勉な木下のGプレイはもとより、
勇ましく劇的なメロディを堂々と歌い上げる
鈴木のVoが「おぉ」と思わず身を乗り出して
しまうほどにカッコイイ。
このラインナップで作り上げられた
最高の名曲だと思います。

LIONVILLE-LIONVILLE-WITH YOU ★★★ (2011-09-04 09:10:59)

零れ落ちるように奏でられるメロウなピアノ
(生ピアノじゃないのが残念)の旋律が
曲中に漂う哀愁を更に増幅してくれる、
個人的に本編中で最も愛する名曲。
これが聴けただけでも本作を購入した価値が
ありましたね。

LIONVILLE-LIONVILLE ★★★ (2011-09-04 09:03:18)

イタリア出身のマルチ・ミュージシャン、ステファノ・リオネッティが、EDGE OF FOREVERやEDEN'S CURSE等との仕事で知られるプロデューサー兼Key奏者のアレッサンドロ・デル・ヴェッキオの助力を得て立ち上げたメロハー・プロジェクトのデビュー作。
イタリアと言えば、最近だとWHEELS OF FIREの『HOLLYWOOD ROCKS』がポップ・メタルの好盤として話題に上ったが、本作はあれよりも、もっとずっとAOR/産業ロック寄りの瀟洒な音楽性を志向しているものの、完成度の高さでは負けていない。
クセのない歌声で叙情味を帯びたメロディを伸びやかに歌い上げるVoと、心憎いほどにツボを押さえた演奏を聴かせてくれるG&Key、それにマッタリし過ぎぬよう適度に躍動感の効いたリズムがフィーチュアされたメロハー・サウンドは、まさしくメンバーがTOTOやSURVIOVR、GI
…続き

SABER TIGER-Indignation ★★ (2011-09-02 23:59:12)

野太くパワフル。前任者の下山武徳と似通った歌唱スタイルを持つ新Vo、鈴木勝人を加えた新編成でレコーディング、'05年に発表された8thアルバム。
それゆえシンガー交代による違和感は殆どないのだが、デビュー作ということで気負い過ぎたのか、全体的に歌唱が生硬く、スピーカーを食い破らんばかりの勢いで感情を爆発させていた下山に比べると、表現力という点ではやや物足りない。
尤もそれは『BRAIN DRAIN』で我々の前に登場した際の下山とて同様だったわけで、「あと2、3枚もアルバムを作れば解消される事だろう」と思っていたら、鈴木を擁するラインナップでの作品はこれにて打ち止め・・・。残念。
尚、本作は中庸な魅力を放つミドル・チューン“LORD”が幕開けを飾る事からも察せられる通り、アグレッションに関しては7th『F.U.S.E.』より更に減退している印象なのだが、レコーディングに際
…続き

SABER TIGER-F.U.S.E.-Reflecting the Railway ★★★ (2011-09-02 23:43:12)

殺気立った曲調から一瞬空気が変わる、
キャッチーで雄大さ漂うサビメロが秀逸な
ヘヴィ・ナンバー。
感情の振幅の激しい下山の歌声と、
木下のメロディ・センスに唸らされる名曲です。

SABER TIGER-F.U.S.E.-屈辱 ★★ (2011-09-02 23:40:44)

ヘヴィ且つ殺伐とした演奏とドスの効いた下山の歌声が
印象に残るアルバムOPナンバーだが、SABER TIGERらしい
メロディ使いも随所に息衝く。

SABER TIGER-F.U.S.E. ★★ (2011-09-01 23:00:47)

噛み付くように歌う下山武徳のパッション漲るVoと、猛々しいリフの刻みから劇的な構築美を湛えたソロまで、剛柔兼ね備えて流麗に切り込んで来る木下昭仁のGという2本の牙、そしてタフでストロングなリズム隊とが絶妙なフックを効かせつつ猛進する、新生SABER TIGER流メタル・サウンドは健在だが、VoとGとリズムとが激しくぶつかり合って火花を散らしていた前作『SABER TIGER』に比べると、今回はスピードや攻撃性は控えめで若干淡白な作り。
代わりに本編の主役に据えられたのが下山の歌声。グルーヴィなビートやモダンなアレンジの増量で楽曲に適度な隙間(スペース)が生まれた事により、シンガーとして表現力をフルに発揮する機会を与えられた彼氏は、血管がブチ切れそうなパワー全開のシャウトから繊細な表現力に至るまで、アルバム全編に亘ってこれまでの集大成というべき渾身のパフォーマンスを炸裂。下山がここで
…続き

SABER TIGER-Saber Tiger-Vague Bless You ★★★ (2011-09-01 22:59:08)

勇壮にして流麗な木下昭仁のGプレイに拮抗する存在感を放つ
日本屈指のパワー・シャウター、下山武徳を擁する編成での
SABER TIGER流パワー・メタル・サウンドの最高到達地点が
この名曲かな、と。

SABER TIGER-Saber Tiger-Because of My Tears ★★★ (2011-09-01 22:47:24)

下山のアカペラでスタートする構成からも分かる通り、
彼のシンガーとしての著しい成長っぷりが
如実に刻まれた哀愁漂うミドル・チューンの逸品。
この名曲における表現力豊かな歌声を聴くと、
下山がパワー一辺倒のシンガーでないことが
良く分かります。

SABER TIGER-Saber Tiger ★★★ (2011-08-31 21:43:59)

前作『BRAIN DRAIN』が仕切り直しの1枚だったとすると、'01年発表のこの6thアルバムは、新生SABER TIGERがいよいよ本領を発揮した1枚と言えるのかも。
『BRAIN~』は、久保田陽子時代の楽曲を下山武徳が歌っているような感触もあったが、本作で木下昭仁(G)は初手から下山の激情迸るVoを念頭に置き、彼専用にチューンアップされた楽曲をクリエイト。そのタフでストロング、それでいて流麗且つ憂いに満ちたメロディが切っ先鋭く切り込んでくるサウンドは、もはや正統派HMというより「パワーメタル」と表現したくなる輪郭線の太さを誇り、取り分けOPナンバー“VAGUE BLESS YOU”は、パワー/スピード/メロディの3拍子揃った、まさしく新生SABER TIGERの魅力を満天下に知らしめる超ド級の名曲。
DUBLE DEALERやアコースティック・ソロ・アルバムの制作といっ
…続き

SABER TIGER-Brain Drain-Money ★★★ (2011-08-31 21:36:30)

歌メロの素晴しさが際立つ疾走ナンバー。
普通のバンドなら最初のサビメロを思い付いただけで
満足しそうなもんですが、このバンドの場合、そこから更に
一捻りも二捻りも加えてメロディを展開させていくところが凄い。

SABER TIGER-Brain Drain-Two Dimensional Sky ★★★ (2011-08-31 21:31:31)

躍動感溢れるリズムの上でテクニカルに踊るGプレイと、
猛烈な憂いを発散するメロディ・センス、双方に冴えを魅せる
木下御大の実力が如何なく発揮された名曲。
勿論、メロディを魅力を損なうことなくパワフルに
歌い上げる下山武徳のVoも忘れちゃいけません。

SABER TIGER-Brain Drain ★★ (2011-08-30 22:32:59)

日本人離れした声量を誇る不世出のシンガー、下山武徳の力強いな歌声を得て、よりへヴィに、よりアグレッシブにパワーアップを遂げた新編成SABER TIGERが'98年に発表した5thアルバム。
この作品について語ろうとすると、毎度下山の声についてばかり言及してしまうのですが、それはつまり、彼の歌声がそんだけのインパクトを持っていたという事なのだろう。
ただでさえ重厚さを増したサウンドに、更にアクの強い彼のVoが乗ると、最早そのエネルギー量は熱中症を引き起こしかねないレベルのクドさなのだが、それを中和する役割を果たしてくれるのが、木下昭仁(G)の絶品のメロディ・センス。特にアグレッシブながらもきちんとメロディにフックの効いた“TWO DIMENSIONAL SKY”や“MONEY”といった、劇的且つ憂いに満ちた疾走ナンバーはその格好のサンプル的名曲。
初の大舞台ゆえ余裕を欠い
…続き

WHITE SPIRIT-White Spirit-Fool for Gods ★★★ (2011-08-27 22:32:07)

スペーシーでドラマティック。
プログレッシブ・ロックや70年代HRからの影響が
最も色濃く反映された大作ラスト・ナンバー。
作曲センス、劇的極まりないGプレイ等、
ヤニックの才能が如何なく発揮された名曲かと。

WHITE SPIRIT-White Spirit-Midnight Chaser ★★★ (2011-08-27 22:27:51)

アルバム収録曲の中では最もNWOBHMらしい
ハードなGリフをフィーチュアした疾走ナンバー。
中間部のスリリングなKeyソロはDEEP PURPLEの
“HIGHWAY STAR”を思わせますね。

WHITE SPIRIT-White Spirit ★★★ (2011-08-27 22:25:10)

ヤニック・ガーズ(G)のキャリアの原点、英国はニューカッスル出身の5人組HMバンドが唯一残したフル・アルバム。
この頃のヤニックは、ルックスのみならずギタリストとしてもコンポーザーとしても「リッチー・ブラックモアのそっくりさん」として知られ、実際、本作に収録されている楽曲もDEEP PURPLE/RAINBOWからの絶大なる影響をベースに組み立てられているのだが、そこにスピーディなGプレイや、垢抜けないメロディを熱唱するヘタウマVoといった「いかにもNWOBHM」な要素、そしてWHITE SPIRITのもう1人の主役と言うべき、変幻自在の演奏で多彩に楽曲を色付けるメル・ピアソンのKeyサウンドが絡み、せめぎ合う事で、80年代HMと70年代HRの落とし子的味わいを漂わす、このバンド独特の音楽性が形成されている。
ハードなGとスリリングなKeyが火花を散らす①⑤⑥、URAIAH
…続き

SABER TIGER-Project One-Give Me All Your Love Tonight ★★★ (2011-08-26 21:10:07)

バラードって程ではないが、本編収録曲中、
最もメロディアスなラスト・ソング。
木下昭仁の優れたメロディ・センスが
如何なく発揮された名曲で、無理に力む必要がないせいか、
ロン・キールもそれなりに歌いこなしている。

SABER TIGER-Project One-Reckless and Young ★★★ (2011-08-26 21:07:11)

前作『TIMYSTERY』に収録されていてもおかしくない、
重厚で劇的なメタル・チューン。
久保田陽子が歌っていたらもっと素晴しい仕上がりに
なっていただろうと思わなくもないが、ロン・キールも
必要十分な仕事はしてくれているし、何より楽曲自体のカッコ良さが
そうした些細な問題を遥か彼方へ吹き飛ばす。

SABER TIGER-Project One-Hard Wire ★★★ (2011-08-26 21:04:53)

秀逸なサビメロは流石、木下昭仁!といったところ。
ベスト盤『凶獣伝説』で下山武徳が歌い直しているが、
あちらのへヴィ・バージョンよりも、メロディの良さが
しっかりと伝わってくる、本作収録の軽快に疾走する
ロン・キール・バージョンの方が好きだ。

SABER TIGER-Project One ★★ (2011-08-26 21:01:13)

限りなく木下昭仁(G)のソロ作に近い、SABER TIGER、4枚目のフル・アルバム。
元KEELのロン・キールがフロントマンとして迎えられた事でも話題となった本作だが、これまで久保田陽子の艶とパワーを併せ持った歌声に慣れ親しんでいた身にしてみりゃ、その後任Voがワイルドで野太いロン・キールってのはギャップがデカ過ぎた。
実際、テクニックより勢いと個性勝負!な彼氏の歌声と、綿密に構築されたSABER TIGERサウンドの相性はあまり良好とは言えず、無理めな高音域を苦しげに歌っているのを耳にすると、そもそも木下御大はもっと広いレンジを備えたシンガーを想定して曲作りを進めていたんじゃねぇかなぁ?と思ったりも。
それでもそこはベテラン、合わないなりに起伏の激しいメロディを何とか歌いこなしているし、他方、余裕綽々でボトムを支える柴田直人&本間大嗣のヘヴィで躍動感溢れる演奏もアル
…続き

KATANA-Heads Will Roll-Quest for Hades ★★★ (2011-08-22 22:15:11)

アルバムのクライマックスを飾るに相応しい
スケールの大きさとドラマ性を持ち合わせた
7分近くに及ぶ大作ナンバー。
エキゾチックなメロディ使いや劇的な曲展開など、
元ネタは明らかにIRON MAIDENだが、
ここまで完成度高く作り込んでくれたのなら
文句などありません。良い曲です。

KATANA-Heads Will Roll-Blade of Katana ★★ (2011-08-22 22:06:20)

正直、もろメロパワ調のサビメロは苦手なのだが、
曲名といい、日本に関連したキーワードが頻出する歌詞といい、
バンドのテーマソング的1曲。
ライブで演ったら盛り上がること請け合いで、
思わず一緒に重武装して東京に進撃したくなりますね。

KATANA-Heads Will Roll-Livin' Without Fear ★★★ (2011-08-22 22:00:54)

IRON MAIDENばりに威勢良く駆け回るツインG、
ジャーマン・メロディック・パワー・メタルを思わす曲調、
そしてVoが歌う勇ましくもキャッチーなメロディ・・・と、
KATANAというバンドの魅力が判り易く表現された
まさしくOPナンバーに相応しい名曲。

KATANA-Heads Will Roll-Heart of Tokyo ★★★ (2011-08-22 21:58:16)

曲名と歌詞だけで星三つを進呈したいぐらいですが、
実際、小気味良く疾走する楽曲自体も十分にカッコ良く、
決してタイトル負けしていない辺りも評価ポイント。

KATANA-Heads Will Roll ★★★ (2011-08-22 21:55:45)

このバンド名に、サムライが描かれたジャケット、それに“HEART OF TOKYO”なる楽曲を収録する等、日本のHR/HMファンとして無条件に応援せずにはいられない、スウェーデン出身の5人組正統派HMバンドのデビュー作。(プロデュースはアンディ・ラ・ロックが手掛けている)
IRON MAIDENからの多大なる影響をベースに組み立てられ、そこに独産メロパワ・メタルのエッセンスと、新人らしい溌剌としたノリの良さを加えて仕上げられたサウンドは「まさにNWOTHM」といった感じだが、↑上の方も仰られている通り、彼らの場合はVoが歌うキャッチーなメロディが前面に押し出されているのが大きな特徴で、このシンガー、ポップ風味も取り込んだ躍動感溢れる歌メロの構築センスが抜群に冴えており、IRON MAIDENを思わす2本のGが威勢良く駆け回るOPナンバー①に始まり、日本愛を湛えて(?)小気味良く疾走
…続き

SATANICA-WE ARE SATANS PREACHER-KILL OR LOSE ★★★ (2011-08-21 21:21:48)

アルバム後半のハイライト・ナンバーでしょうか。
豪快なドラムに牽引され、ささくれたGリフと
メロディアスなツインGを効果的に用いた
ドラマティックな曲展開とが駆け抜けていく名曲。

HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Kamikaze ★★★ (2011-08-21 17:21:45)

ご存知、神風特別攻撃隊について歌われており、
2本のGが幾度となく奏でるテーマ・メロディが
まるで鎮魂歌の如く重く哀しく響き渡るスピード・ナンバー。
ただ、情緒やエモーションの類がバッサリと
排された歌詞は欧米のバンドならでは。

HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Sugar Loaf Hill ★★ (2011-08-21 17:17:16)

沖縄本島攻略作戦「アイスバーグ」を開始した米軍は、
硫黄島での戦訓を活かし、丘陵地帯に群島のように
構築された反射面陣地に立て篭もった日本軍に
多量の出血を強いられた。曲名はこの時、沖縄戦の
天王山とも言える血みどろの死闘が繰り広げられた
丘の名前より取られている。
楽曲の方も「まさに」といった仕上がり具合。

HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Tokyo Napalm Holocaust ★★★ (2011-08-21 16:57:27)

欧米視点から太平洋戦争を点描している
『ON DIVINE WINDS』だが、この曲に関しては
タイトルが示す通り東京大空襲の非人道性を
冷静な視点で告発。
まるで炎に照らし出されて夜空を不吉に舞う
B-29の巨体の群が目に浮かぶような、
無慈悲で緊迫感に満ちたヘヴィ・ソング。

SATANICA-WE ARE SATANS PREACHER-EVIL METAL ★★★ (2011-08-21 01:23:01)

禍々しく大仰でありながら、思わずコブシ振り上げながら
一緒に歌いたくなってしまう、ライブ映えしそうな
キャッチーさも兼ね備えたOPナンバー。
サ~タ~ニ~カ~

SATANICA-WE ARE SATANS PREACHER ★★ (2011-08-21 01:16:58)

失恋船長さんのレビューを読んで興味を持ち購入した、栃木出身のサタニック・メタル・バンドの3rdアルバム。(邦題は『悪魔の司祭』)
パケ裏のメンバーの白塗り顔は恐ろしげですが、ジャケットを開いてみると、そこにはANVIL(リップス&ロブ・ライナー)との記念写真が嬉しそうに散りばめられており一気に親近感アップ(笑)
実際、ロブ・ライナーばりの手数の多さと豪快さで打ち鳴らされるDsを軸に展開されるサウンドの方も「スラッシュ/パワー/ブラック・メタル誕生前夜のハードコアな正統派HM」と表現したくなるタイプで、陽の当たらぬ地下室の饐えた匂いをプンプンと漂わせたその作風は、MERCYFUL FATEやANGEL WITCHといったNWOBHMのダークサイドに属していたバンド群を彷彿。
特に、パワー全開のDsのみならず、濁声とハイトーンを忙しなく使い分け大仰なメロディを歌い上げるVo
…続き

HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Full Scale War ★★ (2011-08-21 00:25:46)

南方作戦実施中の日本軍の快進撃を
禍々しく好戦的に綴った重厚なデス・メタル・ナンバー。
アルバムの中では一番好きな曲かもしんない。

HAIL OF BULLETS-On Divine Winds-Operation Z ★★ (2011-08-21 00:16:46)

タイトルは真珠湾攻撃を目的とする「ハワイ作戦」
のアメリカ側の呼称より(邦題は“極秘指令Z”)。

ドラマティックなインスト曲“THE EVE OF BATTLE”を
イントロ代わりにスタートするスピーディ且つ
アグレッシブな曲調が、ハワイ上空を飛ぶ零戦の大編隊や
激しい戦闘を想起させるOPナンバー。

HAIL OF BULLETS-On Divine Winds ★★ (2011-08-19 21:42:11)

バンドの事も碌に知らず本作を購入したのは、このアルバムが「大日本帝国の栄枯盛衰」をテーマに据えたコンセプト・アルバムである事に戦争映画ファンとして食指をそそられたからだが、アルバム1枚で太平洋戦争開戦から終戦までを語り切ろうとする欲張りな構成ゆえ、真珠湾攻撃、満州事変、ガダルカナル、飛び石作戦、東京大空襲、沖縄地上戦、そして玉音放送・・・と、主要なポイントは押さえれているものの、総じて展開が駆け足気味で、学校の教科書を流し読みしているかのような食い足りなさが残る。
ただメンバーは百戦錬磨のベテラン揃いだけに曲作りの巧さは確かで、凶悪且つ殺伐としたデス/スラッシュ・サウンドを基本としつつ、シチュエーションに応じて2本のGを効果的に用いたドラマティックなメロディや曲展開を導入する等、収録曲はいずれも良く練られており、特に、ハワイへと向かう零戦の大編隊の如く轟然と突き進む②、東南アジア資
…続き

HAIL OF BULLETS (2011-08-19 21:40:34)

'06年にギタリストのステファン・ゲベティが音頭を取って結成。BOLT THROWERやPESTILENCE、ASPHYX、GOREFESTといったバンドのメンバーが名を連ねるダッチ・デス・メタル・バンド。
元EDGE OF SANITYのダン・スウォノの協力を得て'07年に制作した4曲入りデモテープが高評価を獲得した事で、METAL BLADE RECORDSとの契約を手に入れ、'08年、第二次世界大戦の東部戦線を題材としたコンセプト作『・・・OF FROST AND WAR』でデビュー、これがメディアやメタル・ファンの間で好評を博す。
翌年にはワルシャワ蜂起をテーマにした新曲を含む6曲入りEP『WARSAW RISING』をリリース。
更に本邦初登場となった'11年発表の2ndフル『ON DEVINE WIND』(邦題『吹けよ神風!』)では、太平洋戦争と大日本帝国の
…続き

SABER TIGER-Timystery-Bad Devotion ★★★ (2011-08-19 00:02:44)

プログレ・メタルばりに凝りまくったリフ&リズムと
精緻なアレンジがスリリングに絡み合い、その間隙を縫うように、
久保田陽子のハスキーな歌声と、木下&田中のツインGが紡ぐ
憂いに満ちたドラマティックなメロディが溢れ出す。
各楽器の見せ場が設けられた曲展開など、まさしく失恋船長さんが
仰られている通り、5人編成時代のSABER TIGERの魅力が
凝縮されたような名曲。

SABER TIGER-Timystery ★★★ (2011-08-18 23:50:02)

久保田陽子(Vo)を擁する5人編成SABER TIGERの最高傑作にして最終作となった、'95年発表の3rdアルバム。
緊迫感を孕んで刻まれるテクニカルなリフ&リズム、複雑且つドラマティックな曲展開、徹底的に練り上げられた精緻なアレンジの数々といったプログレ・メタリックな要素を備えながらも、パワーと表現力に富む久保田のVoや、エモーションとテクニックに裏打ちされた木下昭仁のGプレイから豊かに導き出されるメロディが、常に楽曲に強力なフックを与え続けるため理屈っぽさ皆無・・・というSABER TIGER流HMサウンドを継承しつつ、更に今回は、前作『AGITATION』の取っ付き難さの要因とも言えたダークなヘヴィネスやサウンド・プロダクションのチープさが減退&改善。
また大作志向に一定の歯止めが掛かり、曲間を切り詰めて配置された収録曲がテンポ良く切り込んで来る構成ゆえ、ミステリアス
…続き

SABER TIGER-Agitation-Nightless Quarters ★★★ (2011-08-18 02:38:32)

憂いに満ちたメロディを熱唱するVo、
エモーショナルに上り詰めていく2本のG、
メロウなラインを奏でるB、
タメの効いたDs等、各楽器の見せ場が
無駄なく詰め込まれ、11分超という
長尺を全く退屈させる事なく聴かせきる、
ダークでドラマティックなヘヴィ・バラードの名曲。


MyPage