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火薬バカ一代さんのページ
火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 451-500
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-At the Movies the Soundtrack of Your Life Vol.1
PAUL RODGERS-Cut Loose-Rising Sun
PAUL RODGERS-Cut Loose-Live in Peace
PAUL RODGERS-Cut Loose
BLACKFOOT-Medicine Man-Guitar Slingers Song and Dance
BLACKFOOT-Medicine Man-Not Gonna Cry Anymore
BLACKFOOT-Medicine Man
WITCHFYNDE-Lords of Sin / Anthems-Conspiracy
WITCHFYNDE-Lords of Sin / Anthems-Stab in the Back
WITCHFYNDE-Lords of Sin / Anthems
TYTAN-Justice: Served!-The Cradle
TYTAN-Justice: Served!-Reap the Whirlwind
TYTAN-Justice: Served!
DANGER ZONE-Fire Fire
DANGER ZONE-Undying
DOMINOE-Keep in Touch-Let's Talk About Life
DOMINOE-Keep in Touch-Here I Am
DOMINOE-Keep in Touch
Viana-Forever Free-We Will Never Say Goodbye
Viana-Forever Free-Do You Remember
Viana-Forever Free-Forever Free
Viana-Forever Free
TOMMY FUNDERBURK-Anything for You-You Got the Love
TOMMY FUNDERBURK-Anything for You
MYRATH-Hope-My Inner War
MYRATH-Hope
NORTHEN LIGHT-Northen Light-Wherever You Go
NORTHEN LIGHT-Northen Light-Don't Turn Away
NORTHEN LIGHT-Northen Light
ASIA-Aura-Free
ASIA-Aura-The Last Time
ASIA-Aura
ART OF ILLUSION-X Marks the Spot-Let the Games Begin
ART OF ILLUSION-X Marks the Spot-My Loveless Lullaby
ART OF ILLUSION-X Marks the Spot
MARA-Mara-Promises Made to Be Broken
MARA-Mara
KEEL-Streets of Rock & Roll-Come Hell or High Water
KEEL-Streets of Rock & Roll
TREAT-Scratch and Bite-Hidin'
TREAT-Scratch and Bite
O'RYAN-Something Strong-Don't Let It Slip Away
O'RYAN-Something Strong
VAIN-No Respect-Without You
VAIN-No Respect-Who's Watching You
VAIN-No Respect
ALIEN-Into the Future-Children
ALIEN-Into the Future-Into the Future
ALIEN-Into the Future
ROTH BROCK PROJECT-Roth Brock Project-My City
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発言している29曲を連続再生 - Youtube



V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-At the Movies the Soundtrack of Your Life Vol.1 ★★★ (2021-05-24 23:35:10)

PRETTY MAIDSのクリス・レイニー(G)が発起人となり。PRETTY MAIDSの他にSOILWORK、HAMMERFALL、KING DIAMONDらのメンバーを集めて立ち上げられた、80年代を代表するメガヒット映画の主題歌をメロハー・アレンジでカヴァーするプロジェクトのデビュー作。'20年発表。
コロナ蔓延によるロックダウンの影響でツアーに出れず、仕方なく自宅で映画を見ていた時にアイデアを思い付いたそうで、チョイスされているのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ビバリーヒルズ・コップ』『ネバー・エンディング・ストーリー』等々…いずれも映画館やTVの洋画劇場でヘビーローテーションされてきた有名作ばかり。その主題歌ともなれば曲名は知らずとも一度はどこかで耳にしたことがあるお馴染みのメロディ揃いゆえ、懐かしさに思わず頬が緩むというもの。無論ノスタルジーだけに留まらず、改めて
…続き

PAUL RODGERS-Cut Loose-Rising Sun ★★★ (2021-05-20 23:38:48)

ピアノをバックに切々と歌い上げられるエモーショナルなバラード。
歌詞からすると、ポールの奥さん(日本人)に捧げられている楽曲なのかな?と。

PAUL RODGERS-Cut Loose-Live in Peace ★★★ (2021-05-20 23:32:43)

重く、抒情的に揺らめく曲調にポールの熱唱が絡む、
後にTHE FIRMでもリメイクされた名曲。
ピアノとギターをフィーチュアして徐々に温度を上げながら
盛り上がっていく後半を聴いていると
BAD COMPANY時代の名曲“RUN WITH THE PACK”を思い出したりも。

PAUL RODGERS-Cut Loose ★★★ (2021-05-20 00:04:09)

人間関係の悪化により6th『ROUGH DIAMONDS』を最後にBAD COMPANYから脱退したポール・ロジャースが、歌は勿論のこと、プロデュースから作詞作曲、そして全ての楽器を自ら担当して作り上げた、文字通りの「ソロ」アルバム(’83年発表)。ちなみにこの時期のレコーディング・セッションが切っ掛けでジミー・ペイジと親交を深め、後のTHE FIRM結成へと繋がっていくこととなるのですが、それはまた別のお話。
権利関係が複雑なのか何なのかわかりませんが、日本ではリリース当時LPが発売されたきりでその後はCD化の機会にも恵まれず、長らく廃盤のまま放置プレイ状態が続いている扱いの悪さな本作ですが、内容はメチャ強力。
ジャケットを飾るこざっぱりとしたポールの立ち姿が物語る通り、余計な装飾を省き、シンプルかつ骨太に押し出して来るブルージーなロック・サウンドは、熱気溢れるロックンロー
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BLACKFOOT-Medicine Man-Guitar Slingers Song and Dance ★★★ (2021-05-18 22:58:17)

アルバムのハイライトを飾る名曲。哀愁を帯びてドラマティックですが
暗さよりも、乾いた大地にすっくと仁王立ちするような
力強さ、雄大さが勝っている辺り、サザンロック・バンドの面目躍如でしょうか。

BLACKFOOT-Medicine Man-Not Gonna Cry Anymore ★★★ (2021-05-18 22:44:42)

軽快に跳ねるKeyリフを伴って豪快かつグルーヴィに
押し出して来るHRナンバー。仄かに哀愁を帯びたメロディを
パワフルに歌い上げるリッキー・メドロックのVoに痺れます。
音作りはソフトながら、往年のBLACKFOOTテイストが匂い立つ名曲です。

BLACKFOOT-Medicine Man ★★★ (2021-05-17 23:36:57)

男臭くパワフルなサザン・ロック・サウンドがNWOBHMに盛り上がる英国で人気を博し、ライブの名盤『HIGHWAY SONG LIVE』爆誕へと繋がったBLACKFOOTが、LYNYRD SKYNYRDのメンバーでもあるリッキー・メドロック(Vo)を中心に、ほぼ彼のソロ・プロジェクト状態で再編され、'91年に発表した復活作。通算9作目。ボリューム的には帰還の挨拶代わりのEPといった感じではあるのですが、日本盤はボーナストラック2曲が追加収録されているのでアルバムとしての体裁は整っています。
Key奏者としてURIAH HEEPのケン・ヘンズレーをメンバーに加えた活動後期は、洗練されたメロハー色を強めていった彼らですが、本作では原点に立ち返ったようなサウンドを披露。とはいえ70年代作品のような荒々しさや埃っぽさは控えめで、言うなれば後期メロハー路線のフィルターも通してブルージーなHRサ
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WITCHFYNDE-Lords of Sin / Anthems-Conspiracy ★★★ (2021-05-14 00:02:44)

重々しいリズムに重厚な曲調、シームレスで
次曲“RED GARTERS”に繋がっていく曲展開といい。
WITCHFYNDEにつきまとう「オカルト」「サタニック」な
イメージにアルバム中最も忠実と言えそうなラスト・ナンバー。

WITCHFYNDE-Lords of Sin / Anthems-Stab in the Back ★★★ (2021-05-13 23:56:21)

BLACK SABBATHの面影は皆無ですが、歯切れの良いGリフと
シャウトVo、メロディックなGソロをフィーチュアした
正統派HMナンバーとして十分にカッコイイ出来栄え。

WITCHFYNDE-Lords of Sin / Anthems ★★ (2021-05-13 00:18:23)

アフロ頭にコワモテの顔面力で睨みを効かせてくるオッサンのジャケット(ひっくり返しても別の顔に見えるトリックアートかと思ったら違った)が目印の、WITCHFYNDEが'84年に発表した4thアルバム。なおLP発売当時は、ヨーロッパ・ツアーのライブ音源4曲も収録された2枚組仕様でのリリースだったという。
不気味なイントロに導かれて幕が上がる本編ですが、オドロオドロしいアートワークや「NWOBHM」「オカルト」「サタニック」といったWITCHFYNDEについて回るキーワードに惹かれて手を出したリスナーに肩透かしを食らわせる、軽くはないが特段ヘヴィというわけではなく、スローじゃないけどかと言ってスピーディでもないという、シンプルで飾り気のない中庸なHRサウンドは今作でも健在。曲調は重厚ながら新Voの声質もメロディの響きも妙に明るいOPナンバー①が早速物語る通り、ドゥーミーなダークネスを求め
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TYTAN-Justice: Served!-The Cradle ★★★ (2021-05-11 23:38:08)

アルバムをバイキング・メタルばりの劇的で
締め括ってくれるエピック・チューン。
垢抜けないジャケットもヘタウマVoも、
このダークで荒くれた曲調には非常に
マッチしているように感じられますよ。

TYTAN-Justice: Served!-Reap the Whirlwind ★★★ (2021-05-11 23:18:40)

ツインVoとハモンド・オルガンを用いて
重厚に押し寄せるドラマティックなエピック・チューン。
ヘタウマVoが垢抜けない雰囲気を漂わせますが
それが逆に「NWOBHMの隠れた名曲」感を醸し出していなくもないという。

TYTAN-Justice: Served! ★★★ (2021-05-10 23:22:13)

カル・スワン(Vo)を擁し、幻のNWOBHMバンドとして高い人気を誇るTYTANが、元ANGEL WITCHのケヴィン・リドルス(G)を中心にまさかの復活を遂げ、プロデューサーにクリス・タンガリーディスを起用して30数年ぶりに発表した2ndアルバム。
とはいえ、ミュージシャン稼業から足を洗ったカルは当然不参加。今回の再結成の成否は彼を再び引っ張り出せるかどうかにかかっていたわけで、それが果たせなかった時点で大きなハンデを背負ってしまった感は否めず、しかも代わりにリードVoを分け合っている弦楽器隊の3人は、揃いも揃って(カルの美声とはかなり距離がある)オッサン声の持ち主ばかり。B級感漂うアートワークももうちょっと何とかならんかったもんかなぁ。
…と、「TYTAN復活作」に寄せる期待感を踏まえると厳しい評価が口をつく本作ではありますが、1st『ROUGH JUSTISE』と切り離
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DANGER ZONE-Fire Fire ★★★ (2021-05-06 23:09:26)

デジタル配信されたE-Z-Oの代表曲のカヴァーで
2nd『UNDYING』の日本盤にボーナストラックとして収録。
そちらは配信バージョンとも異なる、Keyを活かした
よりドラマティックなアレンジが施されていて
(終盤のGソロも胸に迫るものあり)オリジナル版に
勝るとも劣らぬ仕上がりとなっています。

DANGER ZONE-Undying ★★★ (2021-05-05 23:34:44)

イタリア人ギタリスト、ロベルト・プリオリ率いるDANGER ZONEが'12年に発表した2nd。国内盤は'18年のリリースで、その際にはタイトルを『UNDYING《RELODED》』と改め、GとKeyの録り直し、ミックスやリマスターによるお色直しが図られています。
結成は80年代前半と古く、デビューEP『VICTIM OF TIME』を発表した頃はNWOBHMからの影響も露わな武骨な正統派HMを演っていたそうですが、アメリカを拠点に活動するうちに徐々に音楽性がポップ化。復活第2弾アルバムとなる本作で聴けるのは、Keyによる薄化粧も施されたタイト&キャッチーなメロディック・メタル。
国内盤の発売がANDER STEINからだったので、もっとAOR/産業ロック路線に寄せまくった内容かと思いきや、熱い歌いっぷりが気持ち良いVoにフラッシーなG、エッジと重量感を併せ持ったリフ&リズム
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DOMINOE-Keep in Touch-Let's Talk About Life ★★★ (2021-05-04 23:30:24)

ダンサンブルなビートに軽快なシンセが絡み、
仄かに哀愁を含んだキャッチーなメロディと
明るいコーラスが華を添える、ザ・80年代!
感溢れる逸品。これまたシングル・カットされて
本国では好成績を記録しています。

DOMINOE-Keep in Touch-Here I Am ★★★ (2021-05-04 23:25:29)

Keyによる派手なイントロで興味を引き付け
女性コーラスも配したキャッチーかつ華やかな
サビメロで聴き手をノックアウトする名曲。
シングル・カットされ、本国ドイツではTOP5に
食い込むヒット曲になったのだとか。

DOMINOE-Keep in Touch ★★★ (2021-05-04 00:38:09)

ドイツ出身で、紅一点のKey奏者を含む6人組DOMINOEが'88年に残した1stアルバム。本国ドイツや隣国スイスではかなりのヒットを記録したこともあり、今でも根強い人気を誇る1枚で、帯付の国内盤CDが中古盤屋にて、5桁のプレミア価格で売りに出されているのを見かけたこともあるぐらいですよ。
一昔前の国産RPGのオープニング曲みたいなイントロからスタートする本編で披露されているのは、シンセをふんだんに取り入れて透明感を演出するAOR/産業ロック寄りのメロハー・サウンド。ダンサンブルなビート、角を出来るだけ削りソフティケイトされた音作りは80年代ど真ん中といった趣きで今聴くと多少の古臭さが漂いますし、同ジャンルに属する英米の一線級バンドと比べると、シンガーにはもうワンランク上の歌唱力を求めたくなるというのが正直なところ。決して下手というわけではないのですが…。
しかし、後にプロデ
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Viana-Forever Free-We Will Never Say Goodbye ★★★ (2021-04-29 23:55:42)

ブライトで爽快な曲調に、伸びやかなシンガーの歌唱と
よく歌うGが実にマッチ。アルバムの締め括り役に
本編中最もHR然とした味わいを発するこうした楽曲を
配置するバンドは信用に値します。

Viana-Forever Free-Do You Remember ★★★ (2021-04-29 23:49:11)

物悲しいメロディとドラマティックな曲展開とに彩られた
珠玉のバラード。ブライアン・コールとテリー・ブロックの
デュエットも、楽曲のエモーショナルな盛り上がりを
一層際立たせてくれています。

Viana-Forever Free-Forever Free ★★★ (2021-04-29 23:44:06)

伸びやかなシャウトからスタートする、
OPナンバーに相応しい爽快なエネルギーに
満ち溢れたロック・チューン。
プレ・コーラスからサビメロに至る
絶妙なメロディ展開に星3つです。

Viana-Forever Free ★★★ (2021-04-28 23:09:44)

日本にも同じような名前のプログレ・バンドがいたなとか思いましたが、あちらはヴィエナでこちらはヴィアナ。90年代からキャリアを積むベテランながら、ついぞアルバム・デビューの機会に恵まれなかった、不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまった苦労人、ステファノ・ヴィアナ(G)率いるメロハー・プロジェクトが'19年に発表した2ndアルバム。
プロデューサーのアレッサンドロ・デル・ベッキオがKeyとVoも兼任していた前作に対し、今回はブライアン・コールなる新メンバーを専任Voとして迎えることで、よりバンド感を強化。しかもこのアメリカ人シンガー、ソロ・アルバムのリリース経験もある御仁だけにかなりの実力者。マイルドかつ伸びやかな歌声で、ポップで爽快なメロハー・チューンの魅力を確実に底上げしてくれています。加えて、Voパートのプロデュースをテリー・ブロック(STRANGEWAYS)に依頼するという
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TOMMY FUNDERBURK-Anything for You-You Got the Love ★★★ (2021-04-28 22:43:53)

モダンなフィールも仄かに漂わせつつ
情感豊かな歌声と要所で美しく閃くアコギが
メロディの哀感をグッと際立たせる、
聴く度に「良い曲だなぁ」とため息をつきたくなる逸品です。

TOMMY FUNDERBURK-Anything for You ★★★ (2021-04-26 23:44:19)

AIR PLAYを筆頭に、WHAT IF、BOSTON、COVERDALE/PAGE等々、数多のセッション・ワークで鳴らしてきた実力派シンガー、トミー・ファンダーバーク。どちらかと言えば裏方スタッフ的なイメージもあった彼が、FRONTIERS RECORDSのバックアップの下、プロデューサーにファブリッツォ・V・グロッシを起用して制作、’05年に発表した初のソロ・アルバムがこちら。
FRONTIERS RECORDSのプロジェクトというと、看板として起用されたシンガーは事前に用意された楽曲をただ歌うだけ、というパターンも少なくありません。個人的にはそれが悪いこととは全く思っておらず、腕利きソングライター勢によって優れた楽曲がズラリ揃っていればそれだけアルバムのクオリティは跳ね上がりますし、寧ろそれを押しのけてまで収録した自前の楽曲が退屈だったら目も当てられないですよ。
但し、
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MYRATH-Hope-My Inner War ★★★ (2021-04-23 00:06:26)

アルバムのラストに置かれた8分越えの大作ナンバー。
流麗なピアノが秀逸なアクセントとなっているのが
ピアノ好きの身としては嬉しい限り。
実はアラビア音楽要素は然程でもなかったりするのですが
今聴くとMYRATHの楽曲としては逆にそれが新鮮だったりもするという。

MYRATH-Hope ★★★ (2021-04-21 23:48:29)

チュニジア出身という珍しさでも注目を集め、それだけに留まることなく、確かな実力とそれに裏打ちされた作品のクオリティをもって世界的人気を誇るようになったMYRATHの記念すべきデビュー作。’07年発表。
プロデューサーはADAGIOのKey奏者として知られるケヴィン・コッファート。バンドの人気拡大に大きな貢献を果たしたシンガー、ザヘル・ゾルガディ加入前の作品ゆえ、ここではエリエス・ブシューシャがKeyと兼任でVoも担当しています。いやしかしこれが全然悪くない。SYMPHONY Xのラッセル・アレンを想起させる歌いっぷりはリード・シンガーとしても立派に食っていけるレベルに達していますよ。
曲作りに関しては「複雑にするために複雑にしている」ドヤ顔感のある曲展開はやや未整理で、リズムに関しても比較的ストレートというか、彼ら独特の円を描くような(舞踏のステップを踏むような)リズム・ワー
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NORTHEN LIGHT-Northen Light-Wherever You Go ★★★ (2021-04-21 00:59:13)

故トニー・ミルズがVoを担当するハードポップ・ナンバー。
美しいハーモニーを纏いつつ、哀愁がふわっと匂い立つ
サビメロが絶品の素晴らしさで、トニー・ミルズの起用も
バッチリはまっています。

NORTHEN LIGHT-Northen Light-Don't Turn Away ★★★ (2021-04-21 00:55:52)

トール・タッレとヨルン・ランデの共作曲で、
Voもヨルンが担当。やはりこの人歌が上手い。
ハーモニーが爽やかに舞うポップな曲調に
合わせた伸びやかな歌唱で楽曲をより華やかに
盛り立ててくれています。

NORTHEN LIGHT-Northen Light ★★★ (2021-04-20 00:11:52)

MADISONの隠れた名曲“NORTHEN LIGHTS”を思い出すプロジェクト名だけである程度期待値が高まってしまうメロディック・ロック・プロジェクトの唯一作。'08年発表。
中心人物はノルウェー出身のギタリストでトール・タッレなる人物。まったく聞き覚えのない名前ゆえ、いくらアルバムの評判が良かろうとそれだけなら買おうとは思わなかったのですが、本作を手に取るとまず目に飛び込んでくるのがゲスト・シンガー勢のクレジット。ファーギー・フレデリクセン、トニー・ミルズ、ヨルン・ランデ、ミカエル・アーランドソン、ロブ・モラッティ、ピーター・スンデル、キモ・ブロム…このちょっとした「メロハー・オールスターズ」といった顔触れには、そりゃあ興味をそそられずにはいられませんて。
音楽業界の裏方ソングライターとして、ドラマや映画、CMソング、他アーティストの楽曲を手掛けながら曲作りの腕前を磨いて
…続き

ASIA-Aura-Free ★★★ (2021-04-16 01:02:32)

往年のプログレ風味を仄かに匂わせる
8分越えのドラマティックな大作ナンバー。
疾走パートも組み込まれた曲展開は起伏に富むが、
全体しては静謐なイメージが勝る。
それがまた良し。

ASIA-Aura-The Last Time ★★★ (2021-04-16 00:55:02)

哀愁のメロディにジェントルメンな歌声と美麗なハーモニー、
楽器陣の的確なアシストを得て、聴き手をじんわりと
内側から暖め癒してくれるような、英国産ハードポップ
ならではの魅力を湛えた名曲。

ASIA-Aura ★★★ (2021-04-15 01:34:21)

故ジョン・ウェットンを擁したオリジナル・ラインナップに比べ、ジェフ・ダウンズ(Key)&ジョン・ペイン(Vo、B)主導期のASIAは数段下がる辛めの評価を受けがちで(安易なベスト盤や蔵出し音源集の乱発等、自業自得な面も多分にありましたが)、斯くいう自分も1st~3rdは頻繁に聴き直すのに、4th以降は一体何枚アルバムがリリースされているのかすら正確には把握できていない体たらく。しかしそうした舐めた態度を反省させられる切っ掛けとなったのが、'01年発表の本作の存在でした。
Aに始まりAに終わるタイトルといい、名匠ロジャー・ディーンの手によるアートワークといい、ASIAの様式美を踏襲しつつも最早ここには「3分間のプログレ」と評された頃のスリルは希薄で、楽器陣も飽くまでVoの引き立て役に徹するAOR/産業ロック路線へとシフト完了済み。とはいえペインのシンガーとしての実力に不足は全くありま
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ART OF ILLUSION-X Marks the Spot-Let the Games Begin ★★★ (2021-04-13 23:49:46)

ヒンヤリとした感触の哀メロ、立体的に配置されたコーラス、
ミュージカル風味の曲展開と、HR然としたエッジとキャッチーな
疾走感が相俟って実にアガる名曲に仕上がっています。

ART OF ILLUSION-X Marks the Spot-My Loveless Lullaby ★★★ (2021-04-13 23:25:53)

荘厳な導入部を経てテンポアップ、冷ややかな哀メロを
ラーズの伸びやかな歌声と華麗に舞うコーラス、シアトリカルな曲展開とで
劇的に盛り立てグイグイと聴き手を引き込んで行く「これぞアンダース・リドホルム!」な名曲。
Voがピーター・スンデルだったらGRAND ILLUSIONの楽曲と言っても通用しそうです。

ART OF ILLUSION-X Marks the Spot ★★★ (2021-04-13 01:01:06)

ハイきた、早くも今年ベスト1作品(候補)。GRAND ILLUSIONで一躍注目を集め、現在はデーモン閣下のソロ・アルバム制作に関わったりツアーに同行したりといった活動で知られるマルチ・アーティストのアンダース・リドホルムと、WORK OF ARTやLIONVILLE等で高い評価を得るシンガー、ラーズ・サフサンドがタッグを組んだプロジェクトのデビュー作。
WORK OF ARTとGRAND ILLUSIONの組み合わせだからART OF ILLUSION。安直~と言うなかれ。軽快なイントロで今回はポップ路線に寄せたの?と一瞬不安にさせておいてからの、サビでは立体的なコーラスが壮麗に舞うアレンジの出現で「よっ、待ってました!」とニヤリとさせられる①を始め、曲作りをほぼ一手に担うアンダースの作曲センスと、ラーズの伸びやかでエモーショナルな歌声が理想的なマッチングを果たした本作は、聴き終
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MARA-Mara-Promises Made to Be Broken ★★★ (2021-04-08 23:53:26)

リズミカルな曲調を、煌めくKeyと声を張るほどに哀愁味を増す
マーティ・ファリスの感傷的な歌声が彩るOPナンバー。
心の柔らかい部分を刺激するジェイソン・アノロフのGソロも絶品で、
もっと高く評価されて然るべきギタリストだったのではないでしょうか?と。

MARA-Mara ★★★ (2021-04-07 23:47:30)

90年代に残した2枚の国内盤が中古屋の特価コーナーでひっそりと埃を被っているオハイオ出身のHRバンドMARA。個人的には今でも両作を引っ張り出しては聴き直しているぐらいお気に入りのバンドでして、本作はMARAが'95年に発表した蔵出し音源集に当たる作品です。
カセットのみの流通だった自主制作の1st『BREAKING THE SILENCE』収録曲の内、2nd『POETRY & MOTION』でリメイクされなかった6曲に、未発表曲2曲を加えた全8曲からなる構成。長らく探していた1枚ゆえ、数年前に中古盤屋で発見した時は思わず震えましたよ。まぁその割に1,000円弱で買えちゃって「プレミアついてないんかい!」と、特に誰も欲しがっていない事実に嬉しいような悲しいような複雑な心境に陥りましたが。
ともあれ、漸く聴けた本作はやはり大変素晴らしいメロディアスHRアルバムでしたよ。次作『A
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KEEL-Streets of Rock & Roll-Come Hell or High Water ★★★ (2021-04-07 00:44:32)

落ち着いた曲調が目立つ本編にあっては
溌剌とロックしているアップテンポの疾走ナンバー。
ロン・キールのパワフルな歌声と、彼に負けじと
マーク・フェラーリとブライアン・ジェイの
ツイン・リードGもインスト・パートを
スリリングに盛り上げてくれています。
これをOPナンバーにすれば良かったのに。

KEEL-Streets of Rock & Roll ★★ (2021-04-05 23:51:54)

綺羅星の如きLAメタル勢の中にあって、ビッグ・ヒットには恵まれずともファンからは根強く愛されたロン・キール(Vo)率いるKEELが再結成を遂げて――正確には90年代にも一度復活を果たしているのですが――'10年にFRONTIERS RECORDSから発表した、通算5作目となるスタジオ・アルバム。
レコーディングに名を連ねたのは、リーダーのロン以下、マーク・フェラーリとブライアン・ジェイのGチームに、ドラマーのドワイン・ミラーといった黄金期のメンバー。ケニー・チェイソン(B)は不参加ながら、これだけ主だった面子が揃っていれば不満を漏らすファンはいないじゃないでしょうか。正直、ミッド・チューン2連発による本編の立ち上がりは少々地味で、「素直にスピード・ロック・チューン③で始めときゃいいのに」とか思わなくもなかったですが、印象的なGリフ、分厚いハーモニー、一緒に歌いたくなるコーラスを配し
…続き

TREAT-Scratch and Bite-Hidin' ★★★ (2021-04-02 00:22:12)

1stアルバムにあってはハード寄りに位置するロック・チューン。
ハモンド・オルガンとシンセを効果的に使い分け、
ヴァース~ブリッジ~コーラスと、1曲の中でメロディが明暗の
グラデーションを描いていく様に胸躍ります。

TREAT-Scratch and Bite ★★ (2021-03-31 23:31:32)

デビュー・シングルをヒットさせた勢いを駆り'85年に発表された記念すべき1stアルバム。
こちとら便利なのでつい「北欧のBON JOVI」とか「ポストEUROPE」とか評しがちなTREATですが、BON JOVIやEUROPEが世界的成功を収めるのは'86年以降のこと。なのでこの時期の彼らに関してはクローン/フォロワー・バンドというより、たまたま同時期に同じようなスタイルの音楽性を志していた、というのが適当なのかなぁと。
そんなわけで、アルバムの幕開けを飾るのは能天気なパーティ・ロック・チューン①。音質は薄っぺらいですし、現在は実力派シンガー然とした歌唱を聴かせてくれるロバート・アーンルンドのVoもまだまだ野暮ったかったりと、初めて聴いた当時は正直「買って損こいた…」と頭を抱えそうになってしまったことを告白しておきます。
但し、そうした評価は後に4th『ORGANIZE
…続き

O'RYAN-Something Strong-Don't Let It Slip Away ★★★ (2021-03-30 23:30:34)

オライアンの美声によって歌われる涼し気な哀愁を
帯びたメロディに、サックスとピアノの瀟洒な旋律が
程好くマッチした抒情ナンバー。
下手なシンガーじゃ決して歌いこなせないタイプの名曲ですよ。

O'RYAN-Something Strong ★★★ (2021-03-29 23:31:40)

アイルランド出身のシンガー/ソングライターで、グレン・ヒューズの後任として加入したTRAPEZEや、そのTRAPEZEのメル・ギャレーが立ち上げたロック・オペラ・プロジェクトPHENOMENAへの参加、あるいはイギリスの老舗HRバンドWISHBONE ASH等での活躍で知られるマーヴィン“オライアン”スペンスが、ほぼ自主制作に近い形でレコーディングを行い、自らのレーベルPARACHUTE MUSICから'93年にO’RYAN名義でリリースした1stソロ・アルバム。日本盤はゼロ・コーポレーションからのリリースでした。
当人がマイケル・ボルトンやドン・ヘンリーからの影響を告白する通り、本作で聴けるのはオライアンの透き通るような美声が映える、仄かに哀愁を帯びたポップなメロディを、洗練されたアレンジで包み込んだAOR/産業ロック寄りのサウンド。⑦みたいな快活にロックする楽曲もありつつ、全体
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VAIN-No Respect-Without You ★★★ (2021-03-26 00:10:47)

クセの強い声質に耳を奪われがちですが、
このドラマティックな泣きのバラードにおける
エモーショナルな熱唱を聴けば、ヴェインが
シンガーとして確かな実力を有していることが
お分かり頂けるのではないかと。

VAIN-No Respect-Who's Watching You ★★★ (2021-03-26 00:08:35)

シングル・カットされPVも作られた
アルバムのリーダー・トラック。
軽快に跳ねるキャッチーなメロディ&曲調と
ねっとり絡みつくようなヴェイン独特な歌唱の
コントラストが強い印象を焼き付けます。

VAIN-No Respect ★★★ (2021-03-25 00:21:04)

デイヴィ・ヴェイン(Vo)というと、スラッシュ・ファン的にはDEATH ANGELの1st『ULTRA VIOLENCE』のプロデューサー。あと個人的に真っ先に思い出すのは喜国雅彦の『ROCKOMANGA』で「宣材写真のポーズがいつも大体同じ人」とネタにされていてちょっと笑ってしまったことなのですが、彼が率いたVAINはデビュー前からKERRANG!!誌の表紙を飾る等して注目を集めたニュー・カマーであり、'90年にISLAND RECORDSから発表された本1stアルバムは、そうした前評判に違わぬクオリティを有していました。
ヴェインのキメポーズ同様、ねっとり絡みつくような爬虫類系の歌声に当初あまり好印象が持てず、「ロックンロール系はパス!」と長らく購入スルーを決め込んでいた本作、しかしアルバムの幕開けを飾るのは意外にも軽快に疾走する①。シングル・カットもされた③もキャッチーな名曲
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ALIEN-Into the Future-Children ★★★ (2021-03-23 23:38:32)

ピアノとストリングスをバックに、悲哀に満ちたメロディを
切々と歌い上げるジム・ジッドヘッドのエモーショナルなVoに
聴き惚れる抒情バラード。アルバム全体としては不慣れな
ヘヴィ・チューンを歌いあぐねている場面も散見されるジムですが、
やはりこの手の楽曲を歌わせたら絶品です。

ALIEN-Into the Future-Into the Future ★★★ (2021-03-23 23:30:12)

ジム・ジッドヘッドの独唱による神秘的なイントロで掴みはOK。
リッチー・ブラックモアへの敬愛を感じさせるGプレイと、
ミスティックなメロディに彩られた劇的なアルバム表題曲。

ALIEN-Into the Future ★★ (2021-03-23 01:05:56)

'14年発表の傑作『ETERNITY』で高らかに復活を宣言するも、その後は再び長い沈黙期間に突入してしまったALIEN。なかなか活動が軌道に乗らずヤキモキさせられる彼らが久々に発表した最新アルバムがこちら。
「新たなリスナーにアピールできるような変化を求めていた」とのトニー・ボルグ(G)の発言が物語る通り、OPナンバー①ではダウン・チューニングの施されたヘヴィ・リフが無愛想に刻まれ、続く②はヴァイキング・メタルばりのエピック・チューン。カッコイイことは間違いないけど、ジム・ジッドヘッド(Vo)の繊細な声質にマッチしているかと言えば、無理くり荒れ声を絞り出しているようで、正直…うーむ。
そんなわけで、背筋を冷たい汗がタラリと流れ落ちていく幕開けでしたが、本編は聴き進めるうち徐々に冷ややかな哀感が立ち上り始め、メロディもどんどん煌めきを増していきます。むしろ合間にヘヴィ・ナンバー
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ROTH BROCK PROJECT-Roth Brock Project-My City ★★★ (2021-03-18 23:31:22)

メリハリの効いた曲展開、それを彩る爽やかな哀愁を帯びたメロディと、
テリー・ブロックの伸びやかな歌声とが絶妙なマッチをみた結果、
全盛期のSURVIVORにも肉薄するキャッチーな名曲に仕上がりました。


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