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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 4751-4800
UNITED-Tear of Illusions-My Inner Revenge
UNITED-Tear of Illusions
URIAH HEEP-Equator
GRINDER-Nothing Is Sacred-Superior Being
GRINDER-Nothing Is Sacred-None of the Brighter Days
LAAZ ROCKIT-Nothing$ $acred
GRINDER-Nothing Is Sacred-Hymn for the Isolated
CAPRICORN-Inferno-Camp Blood
CAPRICORN-Inferno
GRINDER-Nothing Is Sacred-Nothing Is Sacred
VICIOUS RUMORS-Razorback Killers
ATOMKRAFT-Conductors of Noize
ATOMKRAFT-Queen of Death-Funeral Pyre
ATOMKRAFT-Queen of Death-Demolition
ATOMKRAFT-Queen of Death-Protector
CAPRICORN-Capricorn-Bomb Eden
CAPRICORN-Capricorn-Mr. Vorhees
ATOMKRAFT-Queen of Death
ATOMKRAFT-Future Warriors-Warzone
ATOMKRAFT-Future Warriors-Total Metal
ATOMKRAFT-Future Warriors
ATOMKRAFT
CAPRICORN-Capricorn
SODOM-In War and Pieces-God Bless You
SODOM-In War and Pieces-In War and Pieces
SODOM-In War and Pieces-Knarrenheinz
SODOM-In War and Pieces
SHAH-P.S.I.H.O.
WRATH-Fit of Anger-Vigilante Killer
WRATH-Fit of Anger
ABATTOIR-Vicious Attack-Screams From the Grave
ABATTOIR-Vicious Attack-Ace of Spades
ABATTOIR-Vicious Attack
GRINDER-Dead End-Total Control
VOLCANO-Mythology
LAZARUS A.D.-Black Rivers Flow
GRINDER-Dead End-The Blade Is Back
GRINDER-Nothing Is Sacred
GRINDER-Dead End-Dead End
GRINDER-Dead End-Agent Orange
OLIVER MAGNUM-Oliver Magnum-Old World Nites
OLIVER MAGNUM-Oliver Magnum-Silent Scream (Prelude to Death)
GRINDER-Dead End
GRINDER
D.A.M-Inside Out-Beneath Closed Eyes
D.A.M-Inside Out-The Innocent One
D.A.M-Inside Out-Appointment With Fear
ARTILLERY-My Blood
EXUMER-Possessed by Fire-Destructive Solution
EXUMER-Possessed by Fire-Possessed by Fire
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UNITED-Tear of Illusions-My Inner Revenge ★★★ (2011-05-07 01:10:04)

劇的な序曲“TEAR OF ILLUSIONS”から
間髪入れずに繋がる激烈スラッシュ・ソング。
引っ掛かり気味に刻まれる鋭利なGリフといい、
性急に疾走するリズムの上を華麗に舞う
飛翔感に満ち溢れたメロディックなツイン・リードGといい、
新世紀の“VIOLENCE JACK”的名曲。
ドスを効かせつつキャッチーな野郎コーラスも良いっす。

UNITED-Tear of Illusions ★★★ (2011-05-07 01:04:26)

1stと2ndは大好きだったが、名作の誉れ高い3rd『N.O.I.Q.』が個人的にはあまりピンと来ない内容だった為、以降十数年、今日に至るまでUNITEDの作品は何となくスルーし続けて来てしまったのだが、久々に彼らの新作を購入してみて、そのあまりの破壊力に頭をガツンと一撃された次第。
2本のGが徹底的に刻みまくる鋭利なGリフ、息つく間もなく畳み掛けるリズム、スリリングに絡み合いながら昇り詰めて行く、メロディックなツインGとが一体となった収録楽曲は、初期作を思い起こさせるストレートなスラッシュ・メタル風味を大幅回復。
無論、あの頃の音楽性をそのまま焼き直しているわけではなく、ボトムの効いた硬質な音作りや、強烈なディストーション・ボイスを炸裂させる一方、ドラマティックな大作⑪ではクリーンな歌い上げも披露する新Voの歌唱スタイル等には現代的な感覚が宿っており、
劇的なインスト
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URIAH HEEP-Equator ★★ (2011-05-06 21:22:30)

URIAH HEEPに「4大ブリティッシュHRバンドとしての風格」を求める人が耳にした日にゃ、ダンサンブルなOPナンバー①が始まった途端、怒りに任せてCDなりLPなりを真っ二つに叩き割るか、フリスビーの如く窓から投擲したくなること請け合いの、'85年発表の16thアルバム。
前作『HEAD FIRST』も、外部ライターとの共作曲を積極登用したポップ寄りの作風だったが、今作では更にその路線が押し進められ、結果出来上がったのは、問題作とされる13th『征服者』が可愛く思えるぐらい、全編がJOURNEYばりのキラキラKeyとお洒落なコーラスに覆われ、AOR/産業ロック方向へと突き抜けたポップ・ロック・アルバム。
但し作り手に妙な迷いがない分、例えば高いヒット・ポテンシャルを感じさせるバラード③、哀愁を帯びたピート・ゴルビーの熱唱が劇的な曲展開を引き立てる⑤⑦、なぜか『宇宙戦艦ヤマト
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GRINDER-Nothing Is Sacred-Superior Being ★★★ (2011-04-29 22:06:27)

重々しい曲調に絡む、メロディアス且つドラマティックな
Bラインがカッコイイったら。
溜めて溜めて、後半で一気に疾走へと転じる曲展開が
もたらすカタルシスには凄まじいもの有り。

GRINDER-Nothing Is Sacred-None of the Brighter Days ★★ (2011-04-29 22:04:10)

エキゾチック且つ勇壮なメロディに心躍る
スラッシュ・メタルというよりは
完全にパワー・メタル風味のミッド・チューン。
ただ、Voの歌い回しやバックの演奏にキレがあるため
鈍重な印象は皆無。

LAAZ ROCKIT-Nothing$ $acred ★★ (2011-04-29 01:44:53)

'91年中に完成していたものの、所属レコード会社の倒産に巻き込まれたため、'92年になって漸くROADRUNNER RECORDSからリリースされた5thアルバム。
当時は、息苦しさを覚えるほど重厚な作風が負担となって、あまり頻繁に聴き返すことはなかったが、HR/HMシーンが過激化の一途を辿った90年代~00年代を経て、今改めて本作と対峙してみると、案外普通にスピーディでパワフルな良質のスラッシュ・メタル・アルバムに聴こえてしまうんですな、これが。
テクニカルなツインGが華麗に乱舞する中、ド迫力で突っ走る高速スラッシュ・ナンバー①④や、バラード調にスタートし、徐々に速度を増しつつ盛り上がっていくドラマティックな⑧といった楽曲は、まさしく良く出来た「LAAZ ROCKIT印」の名曲ですよ。
とは言え、本作が彼らのカタログ中随一のヘヴィさを誇っているのも確かで、マイケル・ロ
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GRINDER-Nothing Is Sacred-Hymn for the Isolated ★★★ (2011-04-28 23:20:53)

美しくもどこか恐ろしげな雰囲気漂うインスト序曲
“DRIFTING FOR 99 SECONDS”を皮切りに、
スパスパと切り裂くように走り出す3rdアルバムOPナンバー。
G、B、Ds、楽器陣のキレのある演奏も特筆ものだが、
個人的に最も感心させられたのはVo。
ドイツ人シンガーとは思えぬ滑らかな英詞の歌いっぷり、
そして聴き手をグイグイと引き込むリズム感の良さが
とにかく際立っている。

CAPRICORN-Inferno-Camp Blood ★★★ (2011-04-27 23:37:07)

このタイトル、そして「キ、キ、キ・・・マ、マ、マ・・・」
(KILL MAMA)のSEからも察しのつく通り、
前作“MR.VOORHEES”に続いて再び収録された
『13日の金曜日』へのトリビュート・ソング。
(本当に好きなのな)
まるでジェイソンに追いかけられているかのような
スリルとサスペンスが味わえる(?)スピード・ナンバーの名曲。

CAPRICORN-Inferno ★★ (2011-04-27 23:31:26)

デビュー作のジャケットと連続性を感じさせるアートワークのみならず、「当初、アルバム・タイトルはシンプルに『CAPRICORN Ⅱ』にしようと思ってた」とメンバー自身が語っている事からも分かる通り、媚びのない濁声Vo、荒々しさとヨーロピアンな美意識を兼ね備えたG、キレ良くパワフルに突貫するリズムetc・・・と、デビュー作で披露したタフ&ソリッドなパワー・メタル・サウンドを忠実に継承した'95年発表の2ndアルバム。
TWISTED SISTERのカヴァー⑨の半端ないハマリっぷりや、ボーナス・トラック⑫の存在もあってロックンロール・テイストが増量されたような気がしなくもないが、まぁ飽くまで「気がする」レベルの話であり、各楽器が弾き出す音の逞しさ、収録楽曲に漲るパワー/ヘヴィネスは前作と同等かそれ以上。
相変わらず、CAPRICORN印のスピード・ナンバー②⑥、捻りを加えつつ盛り上
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GRINDER-Nothing Is Sacred-Nothing Is Sacred ★★★ (2011-04-27 23:17:07)

3rdアルバム表題曲。
スラッシーな切れ味の鋭さと疾走感を保持しつつ、
よりメロディアスに歌うようになったVo、
よりドラマ性を増量したツインGと、
新たな魅力(と方向性)が提示された
同バンド屈指の名曲。

VICIOUS RUMORS-Razorback Killers ★★★ (2011-04-26 22:54:33)

ジェイムズ・リヴェラに代わる新たなフロントマンに、無名の新人ブライアン・アレンを起用して再スタートを切ったVICIOUS RUMORSが、数年ぶりに発表した記念すべき10枚目のスタジオ・アルバム。
いやー、凄い。前作『WARBALL』も、バンドの長い迷走にケリをつけ「VR IS BACK!」を高らかに宣言した力作だったが、本作はそれすらも軽く凌駕する出来栄え。
故カール・アルバートに比肩するポテンシャルを発揮しつつ、そのカールよりも攻撃的な歌唱を轟かせる新Voの加入に伴い、『WARBALL』の弱点だった歌メロのフック不足が解消。また80年代ばりの密度で絡み合うドラマテックなツインGに、マッチョなBとドスの効いたDsからなる強靭なリズム・セクションに支えられ、パワーとメロディが絶妙な融合をみた楽曲の数々は、4th『WELCOME TO THE BALL』以来の充実っぷりを誇って
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ATOMKRAFT-Conductors of Noize ★★ (2011-04-24 19:35:18)

内輪揉めで一時バンドから離れていたト二ー“デモリション”ドーラン(B)が復帰して、'87年に発表された6曲入りミニ・アルバム。
SLAYERやEXODUSら名だたる連中とツアーを共にし、METALLICAの成功に端を発する同時期のスラッシュ・メタル・ムーブメントの盛り上がりに触発されたのか、元々スピーディ&アグレッシブだったサウンド・スタイルがここに来て益々先鋭化。エッジを効かせた音作りに、シャープ気味のシャウトを繰り出すVo、鋭利に刻まれるGリフから、激しくのたうつ野太いBに畳み掛けるように疾駆するDsまで、そのスラッシーな作風はATOMKRAFTのカタログの中でも随一の攻撃性の高さを誇る。
特に、切り裂くような高速スラッシュ・ナンバーが連続する、本編後半(④⑤⑥)の有無を言わせぬ加速感は圧倒的カッコ良さ。
バンドは本作を最後に解散してしまうわけだが、これ聴くと「あと
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ATOMKRAFT-Queen of Death-Funeral Pyre ★★★ (2011-04-24 19:27:20)

メロディアスに歌えるシンガーを得て、
彼らが初めて取り組んだパワー・バラード。
哀愁を帯びた物悲しいメロディを奏でつつ、
威厳も失わないGとBが良い仕事してます。

ATOMKRAFT-Queen of Death-Demolition ★★ (2011-04-24 19:21:19)

3分足らずのランニング・タイムを
ストレートに突っ走るスピード・ナンバー。
生き急ぐような切迫感を伴って
切り込んで来るGリフが秀逸。

ATOMKRAFT-Queen of Death-Protector ★★ (2011-04-24 19:20:13)

ハイテンションなVoとGを押し退けて
楽曲を牽引する豪快なBがクール。
スラッシュ・メタル的なアグレッション漲る
1曲ながら、不思議と「パワー・メタル」と
評したくなる魅力を備えています。

CAPRICORN-Capricorn-Bomb Eden ★★★ (2011-04-24 19:03:35)

1stアルバム中、最もスピーディでアグレッシブな
GRINDER時代(スラッシュ・メタル時代)の面影を
色濃く残した名曲。
アルバムのハイライト・ナンバーですかね。

CAPRICORN-Capricorn-Mr. Vorhees ★★★ (2011-04-24 19:01:47)

邦題は“ミスター・ヴァーアヒース”とよく分からないものに
なっているが、歌詞を読めば分かる通り『13日の金曜日』への
トリビュート・ソング。だから邦題も正しくは
“ミスター・ボーヒーズ”ですかね。
殺気立って刻まれるGリフが、ジェイソンが振り回す
鉈の如き迫力を醸し出す名曲です。

ATOMKRAFT-Queen of Death ★★ (2011-04-23 19:32:07)

制作中に、所属マネージメント会社を巡りバンド内でトラブルが勃発。これに伴い中心メンバーのト二ー“デモリション”ドーランがラインナップから離脱してしまったため、彼に代わるフロントマンとして元AVENGERのイアン“デイヴィソン”スウィフト、新BにD.C.RAGEことダーレン・クックを迎え入れて4人編成でレコーディング作業が進められ、'86年にリリースされた5曲入りEP。(但しト二ーも数曲でBをプレイしている)
荒々しく猛るEP表題曲“QUEEN OF DEATH”、ハイテンション且つ攻撃的な疾走曲“PROTECTOR”“DEMOLITION”を聴けば一聴瞭然、基本的にはデビュー作『FUTURE WARRIORS』の延長線上にある、スピーディでアグレッシブなパワー/スラッシュ・メタル・サウンドを演っているわけだが、よりメロディアスに歌える専任シンガーが加入した事で、ドラマティックに盛り
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ATOMKRAFT-Future Warriors-Warzone ★★★ (2011-04-23 18:49:36)

1stアルバム収録曲中、最もアグレッシブなスピード・ナンバー。
ト二ーの濁声Voに小気味良く回転するシャープなGリフ、
それと豪快に炸裂するリズムとが、戦場のSEを伴って突進する、
タイトル通りの攻撃性と狂気が横溢する名曲。

ATOMKRAFT-Future Warriors-Total Metal ★★★ (2011-04-23 18:41:21)

ATOMKRAFTの名を一躍メタル・シーンに知らしめた
'83年発表のデモテープのタイトル・トラックでもあった名曲。
ト二ー・ドーランの埃っぽいBに牽引される形で、
荒っぽく刻まれるリフとリズムが轟然と突進する
プロトタイプ・スラッシュ・メタル的雰囲気を漂わす
スピード・ナンバー。スティーヴ・ホワイトが紡ぐ、
勇壮且つドラマティックなGソロが最高にカッコイイ。

ATOMKRAFT-Future Warriors ★★★ (2011-04-22 23:57:44)

過小評価に泣く(俺の中で)中期VENOMのフロントマンを務めていた事で知られる、デモリション・マンことト二ー・ドーランが'79年に結成し、今の日本じゃちょっと洒落にならないバンド名、ATOMKRAFT(ドイツ語で「原子力」の意)を名乗ったパワー/スラッシュ・メタル・バンドが'85年に発表した1stアルバム。
埃っぽい音色で豪快に動き回るリードBに引っ張られ、勢い重視で喚き倒す濁声ヘタウマVoに、荒っぽく刻まれるリフ&リズムとが、トリオ編成とは思えぬ喧しさで突っ走る「元祖スラッシュ・メタル」的サウンドを武器に、VENOM、RAVEN、WARFAREに続く「NEAT RECORDS暴走軍団」構成員として気勢を上げた彼ら。
あらゆる意味で突き抜けまくっていた上記3バンドのクレイジーさに比べると、ずっとマトモであるがゆえに強烈なインパクトには欠けるが、スピードやパワーのみならず、ドラ
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ATOMKRAFT (2011-04-22 21:07:17)

ATOMKRAFT!
VENOMと言えばクロノス時代よりデモリション・マン時代を
愛する我が身には決して外せないバンドです。

彼らの作品はいずれも未CD化のようですが、'04年に企画盤
『TOTAL METAL・THE NEAT ANTHOLGY』がリリースされています。
これがデビュー作からミニ・アルバム、EP、初期デモ音源や
再結成後にレコーディングされた新曲まで余さず収録された、
個人的に非常に重宝している1枚であります。

CAPRICORN-Capricorn ★★★ (2011-04-20 08:49:45)

大成こそ出来なかったが、コアなスラッシュ・メタル・ファンからは未だ高い評価を受けるフランクフルト出身の4人組スラッシャーGRINDERが、CAPRICORNと改名してトリオ編成で再スタートを切った後、'94年に発表したセルフ・タイトルのデビュー作。
ロックロール系の括りに入れられる事の多い彼らだが、実際に演ってるのはMETAL CHURCHやVICIOUS RUMORSといったバンドの名前が思い浮かぶパワフルなパワー・メタルで、基本的にはGRINDER時代と大差ないサウンド。
但しそれをスラッシュ・スピードではなく、グッと腰を落として、よりメロディアスに、より重厚に演っているのが本作(と言うかこのバンド)の特徴で、中でも、ステファン・アーノルドのタイトで切れのあるドラミングを推進力に、エイドリアン・ハーンの男気背負ったヤサグレVoと、猛々しいリフの刻みからドラマティックなソロ
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SODOM-In War and Pieces-God Bless You ★★ (2011-04-16 19:56:39)

歌詞の内容は例に漏れず物騒なのだが、
メランコリックなメロディが物悲しげな雰囲気を演出。
トムの凶悪な濁声もどこか感傷的に響く
思わず「バラード」と表現したくなる
ヘヴィなスロー・ナンバー。

SODOM-In War and Pieces-In War and Pieces ★★★ (2011-04-16 18:25:18)

前作『SODOM』と同じくアコギによる幕開け。
どっこい、「あー、はいはい。あんな感じなわけね」という
こっちの予想は裏切り、期待は裏切らない
後半の疾走パートにテンション急上昇。
アルバムの完成度の高さを確信させるに十分な
名曲なんじゃないでしょうか。

SODOM-In War and Pieces-Knarrenheinz ★★★ (2011-04-16 18:23:24)

SODOMにしか作り出せない実にSODOMらしい名曲。
彼らがここまでストレートなスラッシュ・ソングを
書いたのは結構久し振りのような。
何遍聴いても、イントロだけで血沸き肉踊りますね。

SODOM-In War and Pieces ★★★ (2011-04-16 18:19:44)

間に企画盤のリリースを挟んだとは言え、まさか5年も待たされる事になるとは思わなんだ、SODOM待望の新作アルバム。
指揮官たるトム・エンジェルリパーの舌鋒鋭い怒号の下、激情を撒き散らかしながら荒れ狂うオールドスクールな楽曲の数々を、モダンでクールなサウンド・プロダクションが包み込み(ヴァルデマー・ゾリヒタ謹製)、北欧メロデスにも通じる、ヨーロピアンHMならではのヘヴィネスとダークネスで味付けされた本作は、基本的には前作『SODOM』の作風を継承。
但し、アコギに始まる重厚な前半から一転、後半は苛烈な疾走パートへと転じる①、SLAYERばりの刺々しさを誇る②、メランコリックなメロディを有用した③、ダイナミックに畳み掛けて来る④・・・といった具合に、収録楽曲の疾走感は大幅な回復傾向にあり、中でも、SODOMの看板キャラである「クナレンハインツ」について歌った⑩は、機銃弾の如く降り
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SHAH-P.S.I.H.O. ★★ (2011-04-12 20:25:37)

DESTRUCTIONを彷彿とさせるスラッシュ・メタル・サウンドがマニア筋から高く評価され、中古盤も高値で取引されている1st『BEWARE』('89年)に比べ、全くと言っていいほど話を聞く機会がない(中古盤も安い)、ロシアン・スラッシャー筆頭、SHAHが'94年に発表した4thアルバムにしてラスト作。
まぁ正直な話、メロディアスに歌うVoに長尺化が押し進められた楽曲、疾走感が失われグルーヴ重視のビートを叩き出すリズム隊・・・と、90年代の流行に色目を使った内容を聴けばそれもむべなるかなと言った感じなのだが、ところが、最近久し振りに引っ張り出して聴き直してみたら、これが案外に楽しめる事に気付かされた。
音作りや演奏はしっかりとしていること、Gが結構頑張って耳に残るフレーズを紡いでくれていること、そして時代が一回りして、この手の音すらオールドスクールに聴こえるようになったこと等
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WRATH-Fit of Anger-Vigilante Killer ★★ (2011-04-10 22:27:36)

すわIRON MAIDENか?というシャープで
キャッチーなGリフと、劇的にハモるツインGが
駆け抜けて行くデビュー作のハイライト・ナンバー。
これでVoがもっとまともに歌えていりゃあなぁ。

WRATH-Fit of Anger ★★ (2011-04-10 00:30:54)

'82年、イリノイ州はシカゴにおいてマイク・ナイルッカネン(G)とゲイリー・モディカ(B)を中心に結成された5人組パワー/スラッシュ・メタル・バンドが、'86年にGREENWORLD傘下のKING KLASSIC RECORDSから発表した1stアルバム。・・・と言っても、バンド的にはデモテープ用音源を無断で商品化された上に、ろくすっぽプロモーションもしてくれぬ内にレコード会社自体が倒産する等、本作に関しては余り良い思い出がないらしいが・・・。
それでも中身の方はなかなかの聴き応え。野卑なVoや荒々しいGリフの刻みはスラッシュ・メタル的なれど、スピードよりも展開重視の楽曲は正統派HM然としたドラマ性を湛え(要するにパワー・メタルってことか)、特にドラマティックなユニゾン・プレイを駆使してサウンドの中核を成すツインGコンビの仕事振りは、このバンド最大の弱点であるVoの非力さを補って余
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ABATTOIR-Vicious Attack-Screams From the Grave ★★★ (2011-04-09 02:00:34)

『METAL MASSACRE Ⅳ』に提供したところ、
ラジオにてヘヴィ・ローテンションされ
バンドの知名度向上に一役買ったという名曲。
実際、正統派HMとMOTORHEADがガップリ
四つに組んだような荒々しくもスピーディな
曲調は非常にカッコイイ。

ABATTOIR-Vicious Attack-Ace of Spades ★★★ (2011-04-09 01:38:36)

上手いVo(元HERETICのマイク・トレス)を加えて
JUDAS PRIEST/IRON MAIDEN型のパワー/スラッシュ・メタルを
演っていた2ndに対し、1stではMOTORHEADに通じる
破天荒さを備えたハードコアHMをプレイ。
で、実際にMOTORHEADの代表曲であるところの本曲を
カヴァーしているわけだが、これが見事なハマリっぷりで
他のオリジナル曲の存在が霞む霞む。

ABATTOIR-Vicious Attack ★★ (2011-04-09 01:28:23)

AGENT STEELのジョン・サイリース(Vo)、EVILDEADのフォアン・ガルシア(G)を含むラインナップでレコーディングされ、『METAL MASSACRE Ⅳ』に提供した名曲“SCREAM FOR THE GRAVE”が評判を呼んでCOMBAT RECORDSとの契約を手に入れたABATTOIRが、Voを現ANGER AS ARTのスティーヴ・ゲインズに変えて'85年に発表した1stアルバム。
自分は2nd『THE ONLE SAFE PLACE』を先に聴き、そのJUDAS PRIESTやIRON MAIDENを更に攻撃的にしたかのようなパワー/スラッシュ・サウンドに感銘を受け、後に遡って本作を購入したのだが、ある程度ドラマティックな整合性も感じさせてくれた『THE ONLY~』に対し、こっちはMOTORHEADに通じる破天荒なノリが全編に渡って炸裂。「ハードコアHM」と
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GRINDER-Dead End-Total Control ★★★ (2011-04-09 01:12:49)

鋭角的に刻まれるエッジの効いたGリフのカッコ良さ、
タイトに駆動するリズム、抜群のリズム感で畳み掛けるVo等、
個人的に、2ndアルバム後半のハイライト・チューンと
位置付けている名曲。
一緒に叫びたくなる雄々しさを備えた
野郎コーラスもナイス。

VOLCANO-Mythology ★★★ (2011-04-07 22:58:45)

アニメ番組の劇中歌を手掛けたり、特撮ヒーロー物のトリビュート・アルバムを作ったりと、近年は課外活動に勤しんでいた屍忌蛇(G)率いるVOLCANOが久々に発表した3rdアルバム。
2nd『DAVI』のリリースからかなり間が空いてしまったが(EP『VIPER'S PATH』の発表すら'05年だ)、スラッシュ・メタルや北欧メロデスを彷彿とさせるスピーディでブルータルなリズムの上で、金属的色艶と硬質感を湛えたNOVの歌声と、エモーショナルに咽び泣く屍忌蛇のGとが渦を巻く、唯一無二のVOLCANO流HMサウンドは不変。流石にデビュー作『VIOLENT』程のインパクトはないものの、妙に窮屈に感じられた『DAVI』よりはずっとキャッチーで、肩の力が抜けた聴き易い仕上がり。
ピアノによる流麗なイントロから爆発的な疾走へと転じるOPナンバー①や、その勢いをバイオレントに受け継ぐ②、アコギを有用
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LAZARUS A.D.-Black Rivers Flow ★★ (2011-04-05 23:50:20)

もともと、良くも悪くも「スラッシュ・メタル馬鹿」という感じはなく、ある程度モダンな要素も飲み込んだサウンドを身上としているバンドだったが、本作はその「モダン」部分を更に拡大。前掛かりな疾走感が薄れた代わりに、図太いヘヴィネスとメロディが増量されており、Voの歌唱法も、ストレートなシャウト型からスクリームとメロディアスな歌い上げを使い分ける、所謂メタルコア・スタイルへと変化を遂げている。
「自信満々に演ってるけど、これって90年代に、流行におもねったスラッシュ・メタル・バンドが散々俺らを失望させた音だよオイ」と、思わず苦言の一つも呈したくなる作風だが、グッと文句を堪えて本作を聴き込んでみると、これが存外楽しめる。
タイトに組み上げられた⑥⑧等の楽曲が如実に示す通り、キャッチーなGリフ作りの腕前が健在である点や、2本のGが奏でるメロディが前作以上のドラマ性を有している点もその要因
…続き

GRINDER-Dead End-The Blade Is Back ★★★ (2011-04-04 21:04:59)

1st収録曲“FRENZIED HATRED”の続編で
キレのある演奏が生み出す疾走感は半端じゃない。
それでいてキャッチーなのも良い。
歌もシャウトもいける器用なVo、
エッジの効いたリフの刻みからメロディアスなリード・パートまで
無駄なくこなすG、硬質な音色で全体を牽引するB、
ジャストなタテノリ・ビートをキビキビと叩き出すDsなど、
メンバーも全員良い仕事しまくってます。

GRINDER-Nothing Is Sacred ★★★ (2011-04-04 19:50:59)

専任Bが加わり5人編成となったGRINDERが、'91年にNOISE RECORDSから発表した3rdアルバム。
まるでホラー映画の一場面を切り取ったかのような、おぞましくも詩的な美しさすら漂うアンドレアス・マーシャル画伯の手によるジャケット・アートワークも秀逸な本作は、タイトでキレのある演奏から生み出される、痛快でキャッチーなスラッシュ・メタルという基本ラインに変わりはないが、今回は各楽器間に隙間の設けられた音作りがスラッシュというよりもオーソドックスなHR的。
また、これまで以上にメロディと緩急を重視して組み立てられた楽曲は、よりパワー・メタリックな色合いを強めていて、エイドリアン・ハーン(Vo)がしっかりと「歌う」重厚な⑤、グルーヴィな横ノリ・ナンバー⑧、パンキッシュな⑩辺りの楽曲は、このアルバムならではの味わいと言えるかも。
但し、前2作同様、鋭利なカミソリの如
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GRINDER-Dead End-Dead End ★★★ (2011-04-03 21:00:17)

鋭利なリフの刻みから緊迫感を演出するリード・パートまで
緻密にこなすGコンビと、シャウトだけでなくしっかりと
メロディを歌うことも出来るVoが楽曲を牽引。
聴き終えて「え?6分もあったの?」と気付くぐらい
長さを全く感じさせない名曲。

GRINDER-Dead End-Agent Orange ★★★ (2011-04-03 20:38:04)

SODOMの名曲を思わせるタイトルだが、実際、同レベルの名曲。
行進のリズムに併せてBがハジかれるイントロだけで体がウズウズしてしまいます。
ハイテンションに畳み掛けて来るVo、キレのあるGリフも最高だが、
何と言ってもこの曲の肝はステファン・アーノルドのタイトなドラミング。
もー気持ちいいったら。

OLIVER MAGNUM-Oliver Magnum-Old World Nites ★★ (2011-04-03 17:47:13)

『METAL MASSACRE IX』にも提供された
OLIVER MAGNUMの代表曲の一つ。多分。
実際、鋭角的刻まれるGリフやスピーディな曲調、
朗々と歌うVo、いずれもカッコイイ。
ただドラムがね・・・。

OLIVER MAGNUM-Oliver Magnum-Silent Scream (Prelude to Death) ★★★ (2011-04-03 17:41:58)

VOの堂々たる歌いっぷり、
静と動を取り入れた劇的な曲展開、
アクティブなBのランニングから
センス良くまとめられたGソロ、
ライブで盛り上がりそうなシンガロング・パート等、
アルバムを締め括るに相応しい大作ナンバー。

GRINDER-Dead End ★★★ (2011-04-03 09:09:11)

ドイツの4人組スラッシャーが、デビュー作に引き続き名手カレ・トラップをプロデューサーに迎えてレコーディング作業を行い、'89年に発表した2ndアルバム。
アンドレアス・マーシャルが手掛けた美しくも不気味なアートワークはデス・メタル調なれど、本作で披露されているのは、シニカルな声質(哄笑が良く似合う)と抜群のリズム感を武器に切り込んで来るVoと、鋭利なGリフを小気味良く刻むG、痛快且つリズミックに疾駆するB&Dsとが一分の隙もなく畳み掛けて来る、キャッチーでタイト極まりないスラッシュ・メタル。
ドイツというよりはアメリカ寄り・・・それもベイエリアではなくNY派を思わせる硬質感とノリの良さを兼ね備えた作風ながら、Voが歌うメロディやGが紡ぎ出す翳りを湛えた旋律には、ヨーロピアンな美意識とドラマ性が宿る。
スピードで一点突破を狙う多くのジャーマン・スラッシュ勢に比べると、その
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GRINDER (2011-04-02 23:14:43)

'86年にドイツはフランクフルトにて誕生。JUDAS PRIESTの名曲からバンド名を頂き、GRINDERを名乗る。
2本のデモテープ『SCARED TO DEATH』と『SIREN』を制作した後、METAL HAMMER誌の元編集長チャーリー・リンが興したNO REMORSE RECORDSと契約を結び、エイドリアン・ハーン(Vo、B)、ラリオ(G)、アンディ・ユルゲン(G)、ステファン・アーノルド(Ds、現GRAVE DIGGER)というラインナップで1st『DAWN FOR THE LIVING』('88年)、2nd『DEAD END』('89年)、EP『THE 1st EP』('90年)をリリースし、そのタイトなスラッシュ・サウンドが評判を呼ぶ。また'90年の5月にはトルコのインスタンブールでライブを行い、「初めてトルコでライブを行った外国のHMバンド」の称号も手に入れてい
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D.A.M-Inside Out-Beneath Closed Eyes ★★ (2011-04-02 13:07:52)

アクセントとしてKeyを導入したアレンジ、
しっかりと歌うVo、徐々に速度を上げつつ
盛り上がっていく曲展開etc・・・と
2ndアルバムをドラマティックに締め括る
6分以上に及ぶ大作ナンバー。
B独演のインスト曲“INSIDE OUTRO”とセットでどうぞ。

D.A.M-Inside Out-The Innocent One ★★★ (2011-04-02 13:02:56)

ブンブン鳴りまくるBに引っ張られる形で
ノリよく疾走するアッパーなスラッシュ・ソング。
それでいて、Gが紡ぎ出すメロディや
緩急の効いた曲展開には
英国バンドらしいドラマ性が宿る。

D.A.M-Inside Out-Appointment With Fear ★★★ (2011-04-02 13:00:08)

尖がりつつもキャッチーでメロディアスな
Gリフと歌メロ、そして縦に刻まれるリズムが
心地良く疾走する2ndアルバム屈指の名曲。

ARTILLERY-My Blood ★★ (2011-04-01 23:31:27)

メンバー・チェンジもなく、僅か2年のブランクという、(このバンドにしては)順調なペースで制作された最新6thアルバム。
傑作との高評価を得た前作『WHEN DEATH COMES』は、個人的には3rd『BY INHERITANCE』路線のドラマティック且つエキセントリックな楽曲と、前任フレミング・ロンズドルフに比べ、余りに普通過ぎる新Vo.ソーレン“ニコ”アダムセンの歌唱スタイルとの齟齬が気になる内容だったのだが(完成度は高かったと思う)、今回は同一シンガーとの2枚目の作品ということで、メンバーが新Voの資質を正確に見定め、より彼向きの楽曲を多数手掛けているため、『WHEN~』よりも素直に楽しむ事が出来ましたよ。
乱高下する特異なGリフとメロディが、スラッシュ・ビートに乗って疾走する④⑨は紛うかたなき名曲だし、一層のメロディ面の強化が図られた③⑤⑩は、ソーレンの器用な歌い回し
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EXUMER-Possessed by Fire-Destructive Solution ★★★ (2011-03-31 22:38:43)

執拗なGリフの刻みっぷりと強引に走りまくるDs、
それに喉よ裂けよとばかりに喚き倒すVoが
ヤケクソ気味に突貫するアルバム屈指の名曲。
SLAYER型のキチガイGソロから一転、
美しいメロディを叙情的に紡ぎ出す
Gの振れ幅の大きい良い仕事っぷりがギラリと光っていますね。

EXUMER-Possessed by Fire-Possessed by Fire ★★ (2011-03-31 22:33:15)

不穏なイントロを突いて、喧しく鳴りまくる
Gリフとリズム、そして「とにかく力一杯叫んでます!」感溢れる
Voとが、後は野となれ山となれってな感じで疾走するOPナンバー。
押し出しの強いサビが結構カッコ良い。
曲間には禍々しい雰囲気を演出するミドル・パートも組み込まれているが
息も絶え絶えなVoのパフォーマンスにちょっと笑ってしまう。


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