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ヤングラジオさんの発言一覧(評価・コメント) 51-100
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BLIND GUARDIAN-Beyond the Red Mirror ★ (2015-01-31 21:16:24)
これを、どう解釈すればいいのだろうか、心は複雑である......。
個人的に非常に楽しみにしていた待望の新作は、その評価に悩む内容に仕上がっている。
サウンドから言えば、楽曲にフックが乏しく平坦な印象が最後まで続いてしまう。
オーケストラやクワイアを大胆に起用した事が裏目に出ていて、ギターやドラムまたはVo.等の本来攻撃的に前面に出ていて欲しいという、彼らに期待するものがことごとく裏切られ、キャッチーさが少なく変化に乏しい楽曲が続くことで、退屈な印象を増長させている感じがする。
この作品を聞いて僕が先ず感じたのは、誰か第三者的意見を言える者がいなかったのかという疑問である。
どんなに中身の濃い内容であろうが、立派なコンセプト・アルバムであろうが、これではその魅力が半減してしてしまっている。
この内容が故に起こった現象なのか、それとも従来
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BLIND GUARDIAN-Tokyo Tales ★★ (2009-03-26 15:14:00)
彼らの良さは、この手のサウンドを信条とするバンドの追随を許さない所にある。
アルバムとアルバムのインターバルが長い所に不満は感じるものの、サウンドの芯には全くブレがないのが最大の良さである。
初期のナンバーで固められたこのライブなんて、僕にとっては感動極まりない。
90年代の初期~中期の彼らの人気は、ここ日本ですさまじいものがあった。
その熱気や勢いを、当時を知らないファンの方に、このライブを聞いて感じていただきたい。
熱いですよ。
BON JOVI-Burning Bridges ★ (2015-09-07 19:17:14)
BON JOVIに限らず、あらゆる物事を裏側から見つめれば、当然その印象は変わってくる。
果たして、それが良い事なのか悪い事なのかは、正直分からない。
BON JOVIは変わってしまった......というのは、簡単である。
でも、それは本当なのだろうか......。
他人の意見やメディアの情報に、流されてはいないだろうか。
作品の評価に、それらの要素を組み込み過ぎる事には、僕は反対である。
とは言っても、この作品を聞いてBON JOVIらしいとは、とても言えない内容である。
B!誌が、あえてクロス・レヴューにしている事情からもわかるように、中途半端な作品である。
契約消化の為の作品......という事情を抜きにしても、アウトトラックの寄せ集め的な感覚が強く、
故に一枚の作品としての色が無い。
要は、これをファン・
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BON JOVI-Crush ★★ (2009-09-08 14:27:00)
この作品に多少なりの違和感を感じているファンは、時代性という要素を意識的に取り入れた作風になってる所に原因があるように思う。
大物バンドでさえ、方向性を見失った90年代中期~の音楽シーンを経て、一体どこへ行けばいいのか.......ジョンは悩んだはずである。
その一つの答えが、時代性を取り入れるという事ではなかったのだろうか。
今時の人を起用し、制作されたアルバム。
1曲1曲は独立し、単体の楽曲の寄せ集め的な作品。
でも、よく考えてもらいたい。
開き直った最近の状態がいいのか、新たな道を探し続ける挑戦的な姿勢の方がいいのか...........。
僕は、この作品嫌いではない。
それは、ボン・ジョヴィらしさがそこに立派に存在するからである.....。
時代順に聞いていけばわかるが、彼らの作品の流れには突然変異は存在しない。
いつも
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BON JOVI-One Wild Night: Live 1985-2001 ★★ (2009-03-13 16:00:00)
いつか、もっと質の高いライブ盤を出して欲しい。
購入してから随分経つが、そんなに聞いてないからCDは新品に近い。
そんなことより、僕はいろいろなアーティストのライブを観てるけど、その中でもボン・ジョヴィのライブは、印象に残るものが多い。
ヒット曲の多さは勿論、いい曲が多い事に、いつも改めて思い知らされる。
やっぱり生で一度は見る価値がある、アーティストである。
全盛期は過ぎたが、でもその存在感は未だに大きい。
最近の作品は落ち着いた物が多いけど、彼らはやっぱりHRバンドである。
BON JOVI-Slippery When Wet ★★ (2008-12-02 17:19:00)
当時も今も、BON JOVIみたいな音楽を演奏しているバンドは数多く存在するが、彼らと肩を並べるバンドに僕は未だに出会っていない。
彼らの良さは、数限りなくある。
このアルバムは、初動こそ鈍かったがシングル・ヒットとの相乗効果で、結果的にモンスター・ヒットを記録した。
ブルース・フェアバーンと言えば、僕はボン・ジョヴィの名前が先ず思い浮かぶ。
サウンド・プロダクションの良さとブルース・フェアバーンの印象が、個人的には強烈に残る作品である。
全体のバランスも良く、完成度も文句のつけようが無い。
BON JOVI-The Circle ★★ (2009-11-07 17:13:00)
例えば、エアロスミスのような選択肢もあったハズである。
売れっ子を起用し、ダイナミックな仕掛けを施したアルバム......。
しかし、BON JOVIはいつの時代も等身大なのである。
器用そうで不器用なバンド、BON JOVIらしく何の仕掛けもないサウンド。
アレンジにこそ、鋭角的なハードさが多少復活しているが、楽曲は今の彼らそのものの内容である。
BON JOVIに、ベテランバンドという肩書は似合わないけど、やっぱりいい意味でもそうでない意味でも、彼らも歳をとったのである。
自分達だけで創造できるハードさの限界が、このサウンドなのかもしれない。
ジョンが、かなり意識的に変化を求めない限り、基本の部分は変わらないだろうと僕は思っていたので、個人的には想像通りのサウンドであった。
メリハリが少ない.....確かに当たっていると思う。
ど
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BON JOVI-This House Is Not for Sale ★★ (2017-01-11 21:03:28)
僕が選んだ、2016年のベスト・アルバムの10枚には、この作品入っていない。
(その枠を20枚ぐらいにすれば、入るかもしれないけど。)
そうは言っても、「ハヴ・ア・ナイス・デイ」を最後に、それ以降の作品は入ってないけどね。
大物でありながら、コンスタントに新作をリリースしてくれるジョンには、本当に頭が下がる思いである。
そして、その内容も毎回それなりに仕上げてくるその実力の高さにも、感服する。
この新作も、いつもの感じではあるけれど、その空気感にはスッキリしたものがある。
楽曲には統一性があり、ここ数作品の中では、一番その平均値が高い。
もはや、今の彼らに期待できるものは、ここに集約されていると言っても過言ではない出来で、満足度は正直高い。
もし彼らがもう少し若ければ、違った見方でその評価も変わってくるとは思うけど、
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BON JOVI-What About Now ★★★ (2013-03-15 15:48:19)
いつものスタッフによって制作された事実からして、変わりようが無いと僕は思っていたけど、まあ予想通りの内容の新作である。
彼らに過去の作品のようなハードさを求めるなら、「Crush」の時か「Have a Nice Day」の時しかチャンスは無かったと僕は思っているので、この楽曲、このサウンドは個人的には納得である。
「Lost Highway」、「The Circle」そしてこの新作は、アレンジこそ多少違うけど、前半に比較的シングル向きの楽曲を集める構成や楽曲そのものにも、あまり変化はない。
恐らくジョンにとって、今のスタッフは余程居心地が良いんだろうなというのは、何となくわかる事だし、この作風もCDが売れない今の音楽シーンや、シングルヒットがアルバムのセールスにあまり反映されない事を考えれば、致し方のないことだと僕は思う。
逆に言えば、もし80年代後半のよ
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BOREALIS-Fall from Grace ★★ (2017-12-22 21:26:03)
世間であまり注目されていないバンドにも、面白いバンドはいる。
決して今でも物凄く出来がいいとは思っていないし、単純に誰も発言していないから取り上げてみた。
僕は1stと、この2ndを持っているけど、当時もこの2ndだけは何処か引っかかった印象はある。
それは、やっぱりサウンドの独自性にある。
要素としては、メタルコアありメロデスありモダンさもありプログレっぽい所もある。
だけど、どれも中途半端であり、どのファン層にも訴えにくい。
今の時代、ファン層のターゲットは絞り込んだ方が得策である。
でないと、スタートさえ切りづらいのが現状である。
逆説的になるけど、だからこそ魅力的なのである。
楽曲の出来も、どこか煮え切らない。
だけど、僕は案外好きである。
個性は大事である。
自分だけの名盤......をあら
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BREAKING BENJAMIN-Dark Before Dawn ★★★ (2015-07-05 07:43:35)
活動休止期間があったにも関わらず、ビルボードでは初登場No.1である。
約6年振りとなった新作だけど、中身は何も変わっていなくて、安定した内容に仕上がっている。
この路線では圧倒的な支持があるバンドだけど、時代も変わりトレンドではなくなっている現状でも、同じような路線のバンドが苦戦する中、このバンドの支持率の高さと楽曲のレベルの高さを証明する結果となっている。
このサウンドは、やっぱり貴重だね。
ベンジャミンさえいればバンドは存続する。
それが良いのか悪いのか分からないけど、DISTURBED同様、嬉しいバンドの復帰である。
BREAKING BENJAMIN-Dear Agony ★★ (2009-10-11 07:43:00)
アメリカでは、安定した人気がある彼らの新作。
路線的には従来と全く変わらず、ファンに期待に答える充実の出来である。
楽曲の出来も良く、個人的は結構お気に入りである。
それにしても、楽曲の出来がいいね。
こういう適度にメロディアスで、適度にロックしているバンドが、今アメリカでは人気があるけど、楽曲志向のファンの方には一聴していただきたい作品である。
それにしても変わらないね、このバンド。そこがいいんだけど。
BRING ME THE HORIZON-Suicide Season ★★ (2009-03-15 13:24:00)
前作は購入していないが、サウンドはかなり分厚くなったハズである。
HR/HMファンに、どの程度支持されるのか注目していたが、やはりこの手のジャンルのファンという枠内に留まっているようである。
若くて将来性もあるバンドというのが、最大の注目ポイントである。
この手とあえて言うけど、楽曲にはフックと押し引きがあり、ひとクセある所がいい。
コアがコアでなくなった今のシーンにおいては、表のど真ん中なのかもしれない。
80年代HR/HMサウンドのファンの自分ではあるけど、確かになんか魅力を感じるバンドである。
このジャンルのファンの方なら、必聴ですよ。
BUCKCHERRY-Black Butterfly ★★ (2008-10-05 07:32:00)
前作収録の「クレイジー・ビッチ」路線を芯においた彼らの新作である。
僕は前作のレヴューでも書いたけど、こういう空間の多いサウンド及び楽曲の方が、彼らにはチャンスがあると思っていたので、この出来には納得である。
コンテンポラリー色を強めた事に、軟弱になったとか、売れ線に走ったとか、文句の言葉も聞かれそうだけど、このバンドが今後あらゆる意味で成功をつかみたいなら、この路線で僕は良いと個人的には思う。
楽曲はキャッチーだし、粒ぞろいである。僕は余裕で合格点である。
BUCKCHERRY-Confessions ★★★ (2013-02-20 12:03:02)
いくら世間で評価が高かろうが、メディアの評価が高かろうが、個人的にはそれが自分自身の評価に影響を及ぼす事は先ず無い。
逆に言えば、世間で評価されていない自分だけの名盤も数多く存在するし、その逆も数えたらキリがないくらい存在する。
作品の正当な評価とは、アーティストに変に肩入れする事でもなく、変に世間の空気を読む事でもなく、アーティストに敬意を表しながらも、各自が素直な意見を述べる事ではないだろうか。
勿論、そこにはある程度の節度が必要であるし、客観性も必要である。
この新作、基本的には何にも変わっていない。
音楽性自体も、「15」以降のスタイルをキープしている。
コンセプト・アルバムだからといって、身構える必要は無いし、難しさも特に無い。
だけどこの作品、楽曲的には、かなり新鮮さがある。
1曲1曲が作りこまれていて、単純にフックが多
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BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2010-02-28 17:08:00)
新作からのリーダートラックを聞きましたが、なかなか良かったです。
この1曲を聞く限り、どちらかというと「THE POISON」に近い感じがして期待大です。
僕が、前作に不満を持ったのは作風であり、楽曲の出来がどうのこうのというよりも、妙に落ち着いて小さくまとまった感じが一番嫌でした。
今回はアレンジからして、かなりアグレッシブです。
良い意味で、期待を裏切って欲しいです。
BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2012-03-07 15:45:55)
音楽的方向性という意味では、まだ確立していない彼らだけど、今ではそこが逆に魅力だったりする。
メンバー的には納得していない2ndでさえ名盤だし、過渡期である3rdもまた名盤だったりする。
方向性に迷っているという表現よりも、模索しているという表現の方があっている。
1stをいかに超えるのか......それをどうやって超えるのか......彼らが真剣だからこそ、その着地点が決まっていないというのが、僕の見方である。
現在レコーディング中である、新作の中身が非常に気になる。
大きなシフトチェンジであっていい。
その方が、良い出来になるような気がする。
楽曲をきっちりまとめない方が、彼らには合っている。
BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2012-10-11 20:35:49)
マット・タック中心のプロジェクト、AXEWOUNDの「VULTURES」を聞いた。
僕は、BFMVの音楽的方向性はまだ確立していないと書いているけど、それがこういった行動にも表れている気がする。
結局、マットが喉を痛めた事に、全ての始まりがあると僕は思っているけど、もしマットが喉を痛めなければ、この発想も生まれなかったのかも知れない。
また、BFMVの音楽性は今と少し変わっている気がする。
1st「THE POISON」に比べ、2ndや3rdは少し落ち着いた作風になっている。
もし、あの件がなければ、もっとアグレッシブな作風になっていたのではないか。
また全く同じ方向性であったとしても、もっと攻撃的になっていた気がする。
このアルバムを聞いて、僕は少しホッとしている。
結論を端的に言えば、これはBFMVにはあまり影響がないと
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BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2012-11-27 20:59:37)
新作からのリーダートラックのオンエアも始まり、さあ、いよいよかあ~という感じである。
僕はここ数年、メタルコアと呼ばれるジャンルに力を入れて聞いてきた。
はっきり言うけど、このジャンルにも「なんだこれ」というバンドがたくさん居る。
レヴュー等で高い評価を獲得し、実際アルバムを聞いてなかなかというバンドでも、ライブを見てガッカリというバンドも少なくない。
でも、このジャンルからしか、次世代を担えるバンドは登場しないのではないかという強い思いから、ある意味ガマンをしながら、良いバンドを探してきた。
個人的には、BFMVには過剰とも言える期待感がある。
バンドには、成長する時間が必要である。
この過程に於いて、ファンの力が必要不可欠となる。
だから、ファンの正直な評価というか、見守る姿勢が大事だと僕は思っている。
後追いで聞
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BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2013-08-04 18:35:54)
最新作である「Temper Temper」で、僕は更なるステップアップを期待していた。
恐らくそれは、バンド自身も同じ気持ちであったハズである。
もし、彼らが今のポジションでも良いと言うのなら、この作品満点に近い完成度である。
この「Temper Temper」の最大の弱点は、失敗を恐れた所にあると僕は思う。
楽曲自体の出来は、全然悪くない。
むしろ、良いのである。
では、どこが問題なのか。
バンドが成長する過程で、ある程度その枠を超えてくる冒険心が必要となる。
同じ路線でも、良い曲が書けるという才能をマットは見せつけている。
マットという男の頭の良さや器用さ、そしてソングライティング能力が返って邪魔をしているのである。
1st~4thまで、彼らの作品に失敗はない。
敢えて、路線を変えないバンドが僕は大好き
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BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2013-12-04 21:14:12)
びっくりした。
今年、新作が発売されたにも関わらず、早くも新曲のリリースである。
これが、一体何を意味するのだろうか。
楽曲的には、「Temper Temper」収録曲と印象はあまり変わらない。
出来自体も、僕はそんなにいい出来だとは思わない。
だけど、何かを変えたいという意識は、ひしひしと伝わってくる。
なんで、この意気込みで「Temper Temper」を作れなかったのだろうか。
この意識があれば、アルバムの質感は全く違ったものになっていたハズである。
全ては、こんなにも早く新曲をリリースしようとしたのか、その理由に鍵がある。
良い意味なら、いいんだけど.....。
もし、マットが「Temper Temper」のリアクションが悪かったと感じていて、新曲のリリースに踏み切ったのなら、プロデューサーは起用した方が
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BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2015-02-11 06:39:09)
先日、ベースのジェイソン・ジェイムズの脱退が発表された。
まあ、マットさえいればBFMVは存続するんだろうと思ってはいるけれど、ちょっと複雑である。
新作のレコーディングは開始されているハズである。
アグレッシブさを増すと言われている新作なのに、スクリームを同時に担当していたジェイソンの脱退は何を意味するんだろうか。
もし、音楽的な方向性の違いが関係しているとすれば、少し心配である。
マットがAXEWOUNDをやった頃から、いつかは何かが起こるんだろうなと思ってはいたけれど、ジェイソンの脱退は非常に残念である。
マットの独壇場さが増し過ぎるのはあまり良くないと僕は思っているので、今回の件が悪い方向に向かわない事を祈るばかりである。
今でもUKあたりから出てくる新人には、彼らの影響を感じさせるバンドが多いので、新作ではもう一度世間をあっと言
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BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2015-05-20 15:59:34)
8月に発売予定の新作から、新曲が公開されている。
個人的には、なるほどねこうきたのかという感覚なんだけど、正直に言えば感触はあまり良くない。
それは、楽曲の出来が良いとか悪いというよりも、BFMVをどう変えたいのか、また今後どういう舵取りしていくのかが分かりにくい為である。
勿論、たった1曲だけでは判断出来ないし、この曲が新作においてどういうポジションでどういう役割を果たしているかがわからないので、それは早合点なのかも知れない。
僕は、フルモデルチェンジをするくらいの方が、結果的には上手くいくと思っていて、それはマットの実力を認めているからでもあり、停滞ぎみの今のポジションを打開するには、例え失敗してもいいと考えている。
方法論としては、コアに突き進むのもアリだし、一般的にらしくないと思われるような変化でも、良いのではないだろうか。
中途半端に
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BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2015-07-05 08:18:15)
新作から公開されている「No Way Out」と「You Want a Battle?」を比較した時、僕は「You Want a Battle?」の方が気に入った。
どちらも彼らの典型的なパターンと言える楽曲なんだけど、この曲を聞いたことで新作への期待感が復活した。
変化......それが例え少しであっても、あった方が良い。
大いなる変化に、期待したい。
BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2015-08-16 06:24:04)
最新作「Venom」の出来は、半端ない。
僕は、1st「The Poison」を08年に再評価してから、前作「Temper Temper」が発売されるまで、ずっと好きなバンドのベスト5に彼らは入っていた。
だけど、前作「Temper Temper」で感じた落胆さは半端なく、僕の中で明らかな下降線を辿っていた状況で、この作品で駄目ならもう難しいだろうなと感じていた。
だけど、不思議なもので力のあるバンドには、必ずこういった起死回生の一発がやってくるのである。
プロデューサーを、ドン・ギルモアからコリン・リチャードソンに戻したくらいでは、正直足りないんじゃないかなと思っていたけど、やっぱりこのバンドのポテンシャルは凄かったとしか言いようが無い作品を叩きつけてきた事には、本当に驚いた。
前作で感じた不満要素を全て爽快に吹き飛ばしたこの新作に、まだま
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BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2015-10-19 18:25:54)
最新作「Venom」の年間ベスト・アルバムは、僕の中では既に確定している。
この作品を越えるには、少なくとも彼らと同じくらいの活動履歴が必要となる。
よって新人では、絶対に無理である。
僕は新作が出るまで、彼らの作品の出来は徐々に下降線を辿っており、自分の中では半分終わったバンドという位置づけになっていた。
アーティストというのは、基本頑固であり、人の意見に耳を貸さないものである。
極端に言えば、マット自身が意識的に変わろうとしない限り、彼らに未来は無いと僕はずっと思っていた。それ以外に方法はないというのが、僕の意見であった。
1stに立ち返る........。
これは、決して簡単な事ではない。
プライドが高ければ高いほど、実力があればあるほど、そのハードルは逆に高くなる。
ある意味、それは進化や成長とは正反対の意味を
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BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2018-04-02 20:37:09)
ようやく、新作から新曲が公開された。
違和感を感じさせる曲を、敢えて先行公開した感じが強くて、その真意を早く知りたい。
狙っている所は、アメリカのロックチャートなんだろうか...。
モダンさを強調したいのか、従来の路線から一歩踏み出したいのか、注目である。
この1曲を聞く限りでは、新たな一歩という感じがする。
でも、4thの時の違和感とは違う手応えがある。
BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2018-04-28 15:47:56)
僕は、恐らく人よりもドラムに重きを置いている気がする。
だからどんなに上手い人が後任として加入しようが、メンバーチェンジには否定的である。
あまりにも技術的に未熟な人は、別だけど......。
質感というか、リズムの違和感は、ある意味別のバンドに変えてしまう程大きいものがある。
ムースの脱退は、勿論ショックだった。
その影響が出ないハズはないのである。
「ピース・オブ・ミー」を聞きながら、ええっとなった。
一聴すると、何処に向かっているのかわからないし、煮え切らない感が強い。
環境が変わり、新たなスタートというよりも、マット自身が飽きてしまって別の道に踏み込んだ感が強い。
それが裏目に出る可能性もあるけど、チャレンジ精神は重要である。
個人的には、心配はしていない。
BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2018-05-19 19:45:26)
はて、困った事になったぞ。
新作からの3曲目の公開に、戸惑いを隠せないファンもきっと多いハズである。
僕がなるほどねと納得できたのは、前作で一つの区切りが付いたという事と無縁ではない。
恐らくマット自身も、そう思えるほどの手ごたえがあったのではないか。
(セールス的な事ではなく)
言い換えれば、前作は集大成であり、ファンへのサービスという側面もあった気がする。
だからこその、新たな道の選択ではないのか。
一般のファンが望むヘヴィさやアグレッシブさは、ひとまず置いておいて、新たな事をしたいという感覚が強く伝わる新曲である。
今後この路線でいくとは思えないけど、従来のファンはどう評価するのだろう...。
酷評される可能性もあるけどね。
BULLET FOR MY VALENTINE-Bullet for My Valentine ★★ (2010-06-09 07:03:00)
彼らの楽曲の中でも、ベスト10に入るほど好きな「ノー・コントロール」「ジャスト・アナザー・スター」を収録。
ミニ・アルバムという位置づけだが、この作品だけでもバンドとしてのポテンシャルが半端でない事を証明している点は、凄い。
恐らくこの時点で既に、メタルコア・デスコア・エモコアファンの心をしっかり捉えていたと思うが、それらのバンドと比較して突出しているのは、根底にメロディーがしっかりしている80年代バンドのサウンドがあるため、楽曲が面白いし、HR/HMバンドとしての普遍的な魅力が豊富にある所である。
作り込まなくて、この完成度........バンドとしての潜在能力の高さを証明する、名盤である。
BULLET FOR MY VALENTINE-Fever ★★ (2010-04-26 18:25:00)
自分の中では、現在トップ5に入る程好きなバンドの新作である。
実は、前作の楽曲自体の出来は、決して悪くなかった。と、言うより良かった。
それを前提にしなければ、この新作の評価は難しくなる。
「ポイズン」のアグレッションさやタメを復活させながら、楽曲そのものは前作に近い。
メンバーの発言通りの、前作と前々作の中間をいく作風である。
その先にあるものとは、一体何なのか......を、考えながらこの数日、僕は繰り返し聞いてきた。
この新作で、彼らは今後の方向性を明確にしている。
「ポイズン」は、名作である。が、それは、もう過去なのである。
やっぱり彼らの根底にあるのは、今アメリカで流行りのエモコアやメタルコア路線ではなく、80年代を基点としたHR/HMである事が十分に分かった気がする。
どうしても、「ポイズン」のイメージが強いから、その印象
…続き
BULLET FOR MY VALENTINE-Fever ★★ (2010-05-05 07:32:00)
もはやバンドから放たれるオーラは、完全にトップクラスである。
ライブに強みを持ちながら、アルバム作りには全力をたたき込んでくる。
その姿勢が、眩しすぎる。
今後のHR/HMシーンを、牽引していくべきバンドである。
僕は、この作品で彼らに完全にハマった気がする。
現在はラフさを前提にするバンドが多い。
そのラフさを、彼らは良しとしない。
このバンドの良さは、ある意味時代を逆行している所にある。
サウンドは現代風でありながら、その本質はいい意味で古臭い。
こういうバンドが売れなければ、今後のHR/HMシーンに未来は無い。
そう言い切れるバンドにまで、彼らは成長している。
僕は⑥~の後半が、特に好きである。
BULLET FOR MY VALENTINE-Gravity ★★★ (2018-07-02 19:22:22)
もう何度も聞いてみた。
1回目の視聴で判断がつかない作品、僕の場合実はそんなに多くない。
だけど。2回目の視聴で気が付いた。
悪くない......いや、いいね。
先行で発表された3曲を聞いても、正直あまり不安はなかった、不思議なくらい......。
でもそれは、前作が集大成的な仕上がりであり、マット自身も納得していた事と無縁ではない。
もし、前作がなく「テンパー・テンパー」の次がこの新作であったなら、無論納得はしない。
若干飽きたという感覚と新たな事をしたい......。
丁度いいタイミングで、こうなっただけという感覚が強い。
それにしても、聞き方によってはフルモデルチェンジに近い作風である。
だから賛否両論あって、むしろ否定的な意見の方が多い。
でも楽曲の出来は総じて良く、⑦~⑩の流れなんて鳥肌ものである
…続き
BULLET FOR MY VALENTINE-Scream Aim Fire ★★ (2010-04-09 18:01:00)
待望の新作が、もうすぐ発売である。
この作品、僕はあまり良い評価をしていないけど、実はその年のベスト・アルバム10枚の中には選んでいたりする。
当時のアルバム制作時の事を考えた場合、実はよく頑張ったなあ~と褒める事は出来たんだけど、彼らに対する期待感から考えた場合、どうしても「何かの型」にはまろうとしている姿勢が、僕にはどうしても納得できなかった。
楽曲を客観的に聞いた場合、実は平均レベルは名作である前作に劣ってはいない気がする。
しかし、違和感は確かにある。
それは単純にサウンドやVo.の質感の変化という事ではなく、小さくまとまるというか、自分達の個性......言い換えれば、自分達らしさからの脱却の様に、僕の目には映った。
自分らしさ......を、どう考えるのかは自由だけど、何かを犠牲にしてまで、若いバンドが意識して変化を必要とするのか.....
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BULLET FOR MY VALENTINE-Scream Aim Fire-End of Days ★★★ (2010-04-26 18:38:30)
個人的には、彼らの中でもトップ3に入るぐらい好きな曲。
ライブで聞いた方が、断然いい。
BULLET FOR MY VALENTINE-Temper Temper ★★ (2013-02-09 18:45:58)
前作から、約3年ぶりの新作である。
個人的には、3rdより2nd、2ndより1stが好きである。
この新作、評価が非常に難しい。
楽曲自体は、前作よりも変化があって面白いと思う。
スピードを抑えめにして、空間やシンプルさを大事にした作風で、バンド自身が変化をつけようとした意図が伝わる内容に仕上がっている。
これを煮詰めすぎると、前作までの楽曲に近づいてしまうので、ある意味ラフさを残した楽曲には新鮮さがある。
でも........しかし、である。
僕は新作のポイントを、1stをいかに超えるのか.......それを、どうやって超えるのかに置いていた。
その為の大きなシフトチェンジは、あってもいいと思っていたし、フルモデルチェンジもOK!という認識だった。
結果としては、これでは全然足りない気がする。
確かに、楽曲には
…続き
BULLET FOR MY VALENTINE-Temper Temper ★★ (2013-03-22 17:58:50)
新作「TEMPER TEMPER」は、予想通り従来のファンからは厳しい意見が多かった。
それは、ある程度マットは予想出来ていたのかも知れない。
BURRN!では、バンド側がアリーナ・ロック・バンドになりたいのだという見方をしていたけれど、もしそうなら、このやり方は間違っている気がする。
バンドがファンに媚びる必要性は、全く無い。
ファンが何を望んでいるかなんて、考えなくてもいい。
しかし、である。
確かに、彼らがこれまで出した4枚のアルバムの変遷を辿れば、そういう見方そのものは当たっている気がする。
だけど、僕はそれよりもマットは「BFMVらしさ」というものを、常に深く考えていた気がする。
「BFMVらしさの確立」に、かなり力点を置いてきた気がする。
しかし、この「らしさ」の捉え方というのは、実はやっかいで時にバンドが
…続き
BULLET FOR MY VALENTINE-The Poison - Live at Brixton ★★ (2010-06-05 21:07:00)
最近、自分は何故か彼らの作品ばかりを聞いている。
「POISON」を境に、彼らの音楽性は多少変化している。
どちらが好きと聞かれれば、正直に言えば初期の方である。
初期の2枚には、ボーナストラックの出来といい、個人的に言えば驚異的な出来の楽曲がズラリと並んでいる。
この作品も、何度となくリピートしている。
彼らのライブには、熱いものが多数存在している。
例えば、⑨⑪なんかは個人的にはかなりお気に入りである。
彼らの楽曲は、ライブで聞いた方が圧倒的に良いと思えるものがほとんどである。
ファンなら、絶対に押さえておくべき作品である。
BULLET FOR MY VALENTINE-Venom ★★★ (2015-08-15 19:42:33)
結論から言えば、起死回生の一発である。
正直に言って、ここまでの作品を作ってきたことにビックリしている。
彼らの、曲作りにおけるレベルの高さは1stから感じてるし、それは全ての作品に感じてるけど、尻つぼみ状態に感じていた1st~4thの流れを振り返ってみても、全く予想できなかった程ギアを上げてきた作品であり、前作で強く感じた停滞感を一気に払拭する程、バンドの底力を証明する完成度に仕上げてきている。
僕は、1stが好きである。
その1stをいかに超えるのかが、このバンドの課題であるとずっと思ってきたけど、その答えがここにある。
先行で聞いた2曲よりも、単純に心を揺さぶられる曲が多く、単にアグレッシブさが復活したとか初期の頃に近いからという理由ではなく、本当に心が熱くなる瞬間が数多く訪れるのが、本作の最大の特徴かも知れない。
前作とは、対極
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BULLET FOR MY VALENTINE-Venom ★★★ (2015-08-20 18:40:42)
前作からの大きな変更点としては、ポップな要素の排除にある。
だけど、メロディには前作とは違ったキャッチーさがある。
まあ、そこがソングライターとしての実力の高さであり、このバンドの魅力である気がする。
僕は、前作である「Temper Temper」を初めて聞いた時、アグレッシブやヘヴィさが正直足りないなと思った。
もし、あの楽曲で勝負したいなら、シリアスさやダークさ、アルバム全体を通しての緊張感を残さないと、今まで彼らの作品を聞いてきたファンにとっては、軟弱さが目立つし、ポップ過ぎて散漫な印象ばかりが残ってしまい、バンド側が損をしてしまうなと感じた。
楽曲自体は良く出来ているし、変化を持たせようとした意図も十分に伝わる。
また、彼らは作品毎にカラーを持たせているけど、それさえもマイナス効果になっている気がした。
僕が感じるこの作品
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BULLET FOR MY VALENTINE-Venom-Playing God ★★★ (2015-08-25 18:49:08)
僕にとって、この新作の評価を高めている要因の一つが、ボーナストラックの出来の良さにある。
この曲だって、ちょっとアレンジを変えてヘヴィに仕上げれば、本編に収録できたハズである。
だけど、徹底的にポップな要素を排除する考えであれば、この曲は収録できない。
また、11曲で本編は十分であるという考え方もある。
ポップな要素は、前作にもあったし、その前にもあった。
だけど、この曲を含め新作のボーナストラックには、一味違う感覚がある。
楽曲作りにおいて、一番大事な要素は、何なのか。
それを、思い出したというか、原点に帰ったというか、とにかく大きな意識改革がなければ、こういう仕上がりにはならない。
今後、ポップな楽曲を作ったとしても、こういう仕上がりなら、大歓迎である。
楽曲に面白みが増したというか、今後の可能性を示したという意味でも、⑫
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Black Veil Brides-Vale ★★★ (2018-01-25 15:36:12)
そのバンドの特徴をどこに置くのかは個人の自由であるだろうから、変化をどう捉えるのかも勿論自由である。
彼らは、少しずつではあるけどマイナーチェンジを繰り返してきていると僕は思っているので、今回もその例に漏れず多少の変化がある。
また、その変化の質は、今のアメリカのバンドと同じものである。
楽曲は、確かにポップになった感もあるけど、僕はそれ以上に深くなったというかシリアスさが増したと感じる。
過去の作品と比較しても地味だし、メリハリにも乏しい。
だけど、楽曲の出来は総じて良く、このバンドの魅力は全く衰えていない。
内容の詳細は書かないけど、じっくりと聞きながらも何か心に響いてくるタイプの作品である。
楽曲こそが、大事である。
Black Veil Brides-Wretched and Divine: The Story of the Wild Ones ★★ (2015-04-26 15:37:21)
今現在、ここ日本での人気がどれくらいあるのか全く掴めないBVBの3rdである。
特殊なビジュアルでデヴューを果たし、それが一体得をしていたのか損をしていたのかさえも分かりづらかったけど、やっている音楽はアメリカのバンドらしく、ゴッタ煮ではありながらもスケールのでかいアリーナ・ロックである。
AVENGED SEVENFOLDとの共通点も多く、またいかにもアメリカという印象が強く、楽曲自体にも適度なキャッチーさはあるので、もっと人気が出てもいい気が単純にする。
こういったバンドでさえイマイチ盛り上がれないという、今の日本のHR/HMシーンの停滞はなんか歯がゆいけど、今現在のアメリカン・ハードロックが好きな人には十分合格点の出来ではないだろうか。
もう一つ、楽曲が上の段階に行けば尚いいんだけど、マイナー・チェンジを繰り返しながらも早いペースで新作を出すというや
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Blood of the Nations ★★★ (2012-05-23 15:08:04)
音楽関係者にも、圧倒的支持を得た作品である。
再結成......というのはファンにとっては嬉しいけど、再結成後の作品の出来が、全盛期に匹敵するという現象は、残念ながら滅多に存在しないのが現状である。
再結成という意味や意義を、真剣に考えているバンドが実は少ないのではないか。
今の自分達がやりたいのは、「これなんだ」と言われても、音楽的方向性がどうであろうと、楽曲の出来が全盛期のレベルに達していないのがほとんどである。
このアルバムを聞いて、正直驚いた。
Blood of the Nations ★★★ (2012-05-23 15:19:21)
予想を遥かに超える、楽曲の充実度である。
単純に楽曲の出来が良い。
全盛期の要素も残しながら、新たな魅力が加わり、昔を全く知らない方にも十分にアピール出来る完成度なのである。
これなら、文句の言葉なんて浮かばない。
音楽的には、比較的オーソドックスなHMである。
なのに、楽曲にはパワーがある。
恐るべし........である。
今の新人バンドに欠けているものが、たくさん入っているアルバムである。
これは、いい。
CAIN'S OFFERING-Gather the Faithful ★★ (2009-08-09 06:05:00)
突出した楽曲はあまりないけど、だからといって出来は悪くないと思う。
これまであまり強く語られる事はなかったけど、実はコティペルトの声というか歌というかは、かなり魅力的であり、この声が作品の魅力をアップしているという事実を忘れてはならないと思う。
楽曲に個性は乏しいが、この手のファンの方には十分アピールできる完成度である。
僕の予想よりは、かなり良かった。
ヤニのやる気が伝わる、良盤である。
CAIN'S OFFERING-Stormcrow ★★★ (2015-05-07 19:49:23)
前作から、約5年半振りの新作である。
僕は前作を突出した楽曲は無いものの、コティペルトのVo.を生かした良盤であると発言しているけど、
その考えは今も変わっていない。
この新作、分かりやすく言えばSTRATOVARIUS+SONATA ARCTICAになっており、前作とは異なりファンが容易に想像できるサウンドへと変貌している。
前作は、その色が薄いのが逆に新鮮味を与えていたと思うけど、今作はもろそのままといった感じである。
こうなってくると、楽曲にどのくらい魅力があるのかが大事になってくると思うけど、良い意味で大仰さが増してメリハリもはっきりしていて、単純に一回りスケールアップした感じになっている。
楽曲によっては、もろSTRATOVARIUSになっていて、一体誰の作品を聞いているのか錯覚してしまう程である。
ただ、もう少しだけキャッ
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CATHEDRAL-Guessing Game ★★ (2012-01-15 14:45:41)
ポップなHRを聞いているからレベルが低いとか、プログレを聞いてるからレベルが高いなんて事は、全く無い。
このアルバム僕は好きだけど、万人に受け入れられるサウンドでない事は、誰が聞いても感じる事であろう。
こういったサウンドには、サイケデリックという言葉が昔から使われているが、一言で表現するならやはりそうなってしまう。
僕は彼らの大ファンという訳ではないけど、ある雑誌の記事で気になったので買ってみた。
これを毎日聞くのは正直辛いが、結構お気に入りの作品となった。
何がいい?どこがいい?と聞かれても、これは表現に困ってしまう。
こういった作品は、評論家の間では評価が高く、世間では今イチという結果が多いけど、新たなジャンルを開拓するぞといった好奇心旺盛なファンの方には、ぜひお勧めしたいバンドの一つである。
CATHEDRAL-The Garden of Unearthly Delights ★★ (2009-05-14 17:20:00)
彼らの作品のなかで、これが一番好きな作品ではないし、最高傑作とも呼びたくはないけど、らしさという点では全くブレてはいないですね。
HR初心者にいきなり、このバンドを勧めたりはできないけど、この存在感というかバンドの持つオーラは個性際立つし、一度は体験してもいいバンドである。
楽曲の出来も良く、彼らのなかでは聞きやすい作品なので、カテドラル入門盤としては、案外いいかもしれない。
僕は、たまにしか彼らの作品は聞かないけど、でも何故か定期的に聴いている気がする。
CHICAGO-Twenty 1 ★★ (2015-03-04 22:46:27)
当時を思い出せば、このアルバムなんかはあまりヒットはしなかったけど、「19」同様何度となく繰り返し聞いていた記憶がある。
楽曲の出来に多少バラツキはあるものの、僕は彼らの作品の中でもトップ3に入るぐらい好きである。
とにかくこの頃は、FM雑誌等でチャートを見るのが楽しみで、CD店にいくのも楽しくて仕方なかった。
個人的なベスト・トラックは、①②⑤⑦等。
中でも②が一番かな。
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