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ヤングラジオさんの発言一覧(評価・コメント) 101-150
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CHILDREN OF BODOM-Are You Dead Yet?
CHILDREN OF BODOM-Blooddrunk
CHILDREN OF BODOM-Halo of Blood
CHILDREN OF BODOM-I Worship Chaos
CHILDREN OF BODOM-Relentless Reckless Forever
CHIMAIRA-Resurrection
CHIMAIRA-The Infection
CONFESS-Haunters
CRAZY LIXX-New Religion
CREED-Full Circle
DARK LUNACY-The Diarist
DAUGHTRY
DAUGHTRY-Leave This Town
DEF LEPPARD-Def Leppard
DEF LEPPARD-Hysteria
DEF LEPPARD-Pyromania
DEF LEPPARD-Songs From the Sparkle Lounge
DESTROPHY-Destrophy
DISARMONIA MUNDI-Fragments of D-Generation-Red Clouds
DISARMONIA MUNDI-The Isolation Game
DISTURBED
DISTURBED
DISTURBED
DISTURBED
DISTURBED
DISTURBED
DISTURBED
DISTURBED
DISTURBED-Asylum
DISTURBED-Asylum
DISTURBED-Immortalized
DISTURBED-Immortalized
DISTURBED-Immortalized-Save Our Last Goodbye
DISTURBED-Indestructible
DISTURBED-Indestructible
DOKKEN-Back for the Attack
DOKKEN-Beast From the East
DOKKEN-Best of Dokken
DOKKEN-Lightning Strikes Again
DREAM THEATER-A Dramatic Turn of Events
DREAM THEATER-A Dramatic Turn of Events
DREAM THEATER-A Dramatic Turn of Events
DREAM THEATER-Black Clouds & Silver Linings
DREAM THEATER-Black Clouds & Silver Linings
DREAM THEATER-Dream Theater
DREAM THEATER-Dream Theater
DREAM THEATER-Dream Theater-Behind the Veil
DREAM THEATER-The Astonishing
DREAMTIDE-Here Comes the Flood-Sundance
EUROPE

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発言している4曲を連続再生 - Youtube



CHILDREN OF BODOM-Are You Dead Yet? ★★ (2010-03-01 16:18:00)

この作品、僕は今でもよく聞いている。
確かに初期の頃のいい意味でのマイナー臭さが減り、叙情性も減ったのかも知れない。
それが好きであった人にとっては、モダンさばかりに目がいく作風かもしれない。
でも、良い点もたくさんある。
サウンド全体のチープさは全く無くなり、堂々と存在感を主張できる重く激しいサウンドへと進化している。
メロディックデスと呼ばれるバンドの一流と比較しても、決して負けない重厚さがある。
モダン化はしているけれど、楽曲自体の出来はよく、突然変異でない点も僕は好感が持てる。
バンドが大きくなっていく過程で、必然的に起きる良い意味でのメジャー化である。
個人的には、最高傑作と呼べる内容で、①や⑤なんて格好良すぎる。
らしさは、十分詰まっている。

CHILDREN OF BODOM-Blooddrunk ★★ (2010-03-01 17:29:00)

正直に言うと、僕はこのアルバム発売日に買ってからそんなに聞いてない。
音楽性としては、揺り戻し現象はあるし、確かに前作と前々作の中間という表現も当たっている感じではある。
僕の場合は、楽曲にキャッチーさを求める割合が高いので、そのキャッチーさという点では、少々足りない気がする。
でも例えば、ネタ切れとかソングライターとしての力量が減ったなんて僕は思わない。
これは、ある意味バンド側がどこに力点を置くかによって変わる範囲内だと思うので、そういう心配は全く無い。
元々、力のあるバンドである。
バンドへの期待度が高いから、評価が厳しくなるわけで、厳しい意見が目立つというのは、裏を返せば認めている証拠なのである。
60点だろうが、100点だろうが、僕の場合は自分の評価に全く影響しない。

CHILDREN OF BODOM-Halo of Blood ★★★ (2013-06-02 18:53:53)

通算8枚目のオリジナルアルバム。
前作「Relentless~」は、メロディにキャッチーさが比較的たくさんあり、個人的には結構お気に入りの作品になった。
彼らの作品で言えば、やはり5枚目の「Are You~」と前作の7thが最もアメリカナイズされた作品という事になるだろうけど、それを言い換えればキャッチーさが盛り込まれた作品という事になる。

僕が彼らの作品を好きなのは、一風変わったメロディであったり、先を読ませない独特のリフ展開であったりする。
彼らをメロディック・デスと定義したとしても、そのジャンルの中でも似たようなバンドを見つけるのが難しい。
この個性こそが魅力であり、個人的には他のバンドに比べキャッチーさを求める割合は少ない。

この新作、キャッチーさだけを見れば、5thや7thには劣っている気がする。
でも、見方を変えれば、
…続き

CHILDREN OF BODOM-I Worship Chaos ★★ (2015-10-20 18:49:58)

コンスタントに新作をリリースしてくれる彼らだけど、これが通算9枚目のオリジナル・アルバムとなる。
もうこれくらいのキャリアになると、劇的な何かを期待するのは正直難しくなる。
元々作品毎に、音楽性を意識的に変えるバンドでもないので、自ずと狭いフィールドで戦わなければならないタイプのバンドという事になる。
また、こういったバンドは、常にマンネリズムとの戦いも余儀なくされる。

僕は、彼らに特別な感情を抱いた事は一度もない。
なのに、何故追っかけているのかと言えば、やっぱり彼らにはそれだけの魅力があり、個性があるからである。
新作を作れば、ある一定基準は必ず超えてくるその安定感は、もっと評価されてもいいのではないだろうか。

この新作、個人的にはよく出来ていると思う。
新鮮味もあり、特に①~⑤の前半はキャッチーさもあり強力である。
…続き

CHILDREN OF BODOM-Relentless Reckless Forever ★★★ (2012-01-27 19:48:46)

個人的には4th以降のファンであり、4thと5thを同じぐらい気に入り、前作の評価はイマイチというファンの一人である。
この作品、6th同様に1曲1曲のインパクトには欠ける感覚はあるものの、前作以上に楽曲はよく練られていると思う。
サウンドだけ捉えれば、4thの次もしくは前に来ててもいい感じがするけれど、楽曲を総合的に見れば、やはり今までの流れがあってこその仕上がりになっていると僕は思う。

よく言われる事だけど、彼らはモダンな路線で売れたから昔に戻さない訳ではなく、それは自然な流れというか、バンド自身が望んだものであるから、戻らないのだと僕は思う。
結果的に売れようが売れまいが、それはあくまでも結果であって、アレキシ自身の考え方にそれは全く影響しないと僕は分析する。
この新作の作風だって、実はどうしようとか考えは特に無く、前作までの揺り戻しや楽曲をい
…続き

CHIMAIRA-Resurrection ★★ (2009-02-19 18:15:00)

ここ数年の、アメリカン・ニューメタルど真中のサウンドだと思うが、これがなかなか良い。
このバンドは装飾が少なく、この手のサウンドの標準となると思うが、あくまで真面目なサウンドが妙に心地良かったりする。
客観的に見て彼らの作品の中でも、トップクラスの仕上がりである。
やる気というのは、一見だけでは見えにくいものだけど、実はアルバムの緊張感や威圧感に自然と現れるという好例の作品かも知れない。
新作がもうすぐだけど、楽しみである。

CHIMAIRA-The Infection ★★ (2009-05-04 16:31:00)

個人的な感覚で言えば、前作のアグレッションさが僕は好きだった。
怒涛の展開力と威圧感に圧倒された、力作だった。
この新作、出来そのものは悪くないし、らしさも健在である。
しかし、ミドルテンポのうねるナンバーが中心の為、そこにどうしても物足りなさを感じるのも事実である。
アメリカでは固定ファンも多く、安定した人気もあるが、前作にあった危機迫る緊迫感の後退は、やはり少しさみしい感じがする。
でも点数つければ、80点ぐらいは十分にある。

CONFESS-Haunters ★★ (2017-06-12 16:36:01)

スウェーデン発の80年代タイプのバンドというと、僕なんかはもっとR&R色が強いサウンドをイメージするけど、意外にもポップ色が強く、いい意味で当時のアメリカンに近い内容である。
これがもっとメジャー寄りになってしまうと、逆に面白くなくなるんだけど、このバンドは音作りに関しても当時に寄せていて、計算では作れないマイナー感も相まって、この手が好きなファンには良い評価を受けそうな気がする。

80年代には腐る程いたタイプと言えばそれまでだけど、楽曲はなかなか面白い。
僕が点数を付ければ、83点ぐらいだけど、点数以上の魅力はある。
発売が当時なら、隠れた名盤となり得たかもね。

CRAZY LIXX-New Religion ★★★ (2017-05-24 20:45:52)

一時期、この手の80年代的なハード・ポップをメインに据えたバンドが多く登場したけど、その中では間違いなく1,2番目に好きだったバンドである。
僕は、もしこの作品が80年代に発売されていたらどうだったか......という視点で聞くことが多いけど、セールス的には大成功とまではいかなかったのかもしれないけど、1枚の作品としては当時の作品と比較しても全く遜色ない出来栄えである。

楽曲はアメリカンであり、適度にウエット感もあり、サウンドの質感が本当に80年代に近い。
ここに当時の売れっ子プロデューサーを起用して、それなりに仕上げていれば、もしかしたら80年代でも通用したのでは......という期待感が持てるほど、完成度は高い。
分厚めのコーラスは、やっぱりゴージャスでいいね。

僕は、今でも定期的に聞いてます。

CREED-Full Circle ★★ (2010-02-16 17:56:00)

アルター・ブリッジとの比較論で言えば、もう両者にそんな大差はない。
再結成作とは思えない程の、完璧に近い完成度である。
コンテンポラリー色が強く、ドートリーやニッケルバック等と肩を並べるキャッチーさが楽曲にある。
特徴の一つであったダークな要素は減ったが、その分楽曲に躍動感が増大し、結果的にアメリカン・ラウド・ロック作品としては、すごい完成度に仕上がった。
シングル向きの楽曲をバランス良く配置し、構成にも抜け目はない。
それにしても、これはいい。
再結成作品なら、これぐらいの完成度で作ってみろよ、と他のバンドに言いたくなるくらい楽曲の出来はいい。
やはり、このバンドのソングライター陣は強力である。

DARK LUNACY-The Diarist ★★ (2009-04-22 17:02:00)

僕は、ゴシック聞くと身構えてしまう癖がある。
HR/HMというジャンルの中でも、どちらかというと苦手な方に入ってしまう。
しかし、好きなバンドも数は少ないが存在する。
このバンドも多分にその要素を含んではいるけど、それらを無視してもメロディック・デスの一枚としては、この作品非常に出来がいい。
哀愁の旋律たっぷりで、かなり琴線を刺激してくる充実の内容である。
この手が苦手な人にも、十分理解できるドラマティックなサウンドは、一聴の価値はある。
これは、いい。メロデスが好きな人は、必聴である。

DAUGHTRY ★★ (2012-03-02 15:07:52)

新作「BREAK THE SPELL」が、BURRN!で厳しい評価を受けていたけど、僕は発売日に購入した。
まあ点数なんか別にどうでもいい事だし、2ndも個人的にはお気に入りだったので、当然そういう流れになったけど、実際聞いた時、その点数の意味が少し分かる気がした。

1stは楽曲的に見れば、一番キャッチーであり、産業ロックと呼べるくらいのクオリティーの高い作品であった。
でもHR/HM色は薄く、豪華なスタッフ陣の制作によるPOP路線であり、極論を言えばAORに近い作品であると僕は感じた。
そして2ndは、サウンドに力強さを持たせ、ロックファンの心を掴みにいった作品だと感じた。
でも基本的なものは、1stとあまり変わっていなかった。

この新作は、HR/HMファンの立場から聞いた場合、一番HR的な要素が薄い。
しかも、楽曲を個別に聞い
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DAUGHTRY-Leave This Town ★★ (2009-07-31 16:49:00)

CDが売れなくなっているこの時代、前作はアメリカで大ヒットを記録した。
コンテンポラリー色が強く、良く出来た楽曲、まあ当然の結果であった気もする。
この新作も、楽曲は実によく練られている。
前作よりも元気がよく、ロック色を強くした作風、僕は新作の方が好きである。
1曲目に敢えてロック・チャートを意識した楽曲を持ってきたり、サウンドの質感を少し変えてみたり、この新作も全くスキは無い。
前作を気に入った人は勿論の事、アメリカン・ラウド・ロック好きな人も十分気に入る完成度である。
それにしても、安定感があるね。クリス恐るべしである

DEF LEPPARD-Def Leppard ★★ (2015-11-11 05:27:17)

今の彼らに、一体何を求めたらいいのだろうか....。
前作は約6年振り、そして今作は約7年半振りである。

こんな時代だから、作品と作品のインターバルが長めになるのは、ある意味仕方がない。
だけど、自分達の損得を最優先にせず、コンスタントに新作を発表してくれるアーティストが、僕は好きである。
現役感.....これは案外重要であって、それは新作を出す事が一番の効果をもたらしてくれる。
もし、彼らがほとんど曲作りを行っていなかったとすれば、その割には良く出来ているとも言える。
だけど、やっぱり一枚の作品として捉えれば、全体として何か訴えてくるものがない。
楽曲を単体で聴けば、そんなに悪くない感じはするけれど、あの全盛期を見てきたものからすれば、物足りないという言い方も勿論出来る。

結局、どうなのかと聞かれれば、点数で追えば84点で
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DEF LEPPARD-Hysteria (2012-10-17 09:03:38)

当時この作品をオンタイムで初めて聞いたときでさえ、こんな作品簡単には作れないだろうなと思った。
HR/HMを聞き始めてそんなに時間が経過していない僕でも、これは凄いと単純に思ったくらいである。
サウンドのきめ細かさや楽曲の丁寧な仕上げ方等、困難がありながらも前作を更に越えてくるバンドの底力に、当時圧倒されたのを覚えている。

実は次作にも困難があったが、それでも作りこんでくる姿勢に感動したし、作品自体の完成度が全く落ちないその総合力の高さに、さすがデフ・レパードと唸ったのも事実である。

作りこむ......CDが売れなくなって、一番に感じる事は、この作りこむという要素をないがしろにしているバンドが多くなっている事である。
どんなに良い作品作ったって、所詮売れないだろ......というバンド側の気持ちも痛いほどわかるけど、だからどうした.....
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DEF LEPPARD-Pyromania ★★ (2009-03-25 10:10:00)

次作からは、アメリカン的な要素を強くするが、この作品まではまだブリティッシュ的な泣きの要素が多く残っていた。
楽曲はキャッチーであるが、「ヒステリア」以降の作品と比較すると、全く違うポップさがこの作品までにはあった。
ある意味、能天気な良さがアメリカンの良さとすれば、この良さとは全く違う良さである。
セールス的にも成功した作品になったが、それは時代の風と単純に楽曲の良さがもたらしたものである。
この作品が好きな人とは、ボン・ジョヴィで言えば、2ndまでが好きな人と言えるかもしれない。
僕はこの作品にある、いい意味での古臭さが好きである。

DEF LEPPARD-Songs From the Sparkle Lounge ★★ (2008-05-04 05:25:00)

よくこういったサイトで、何故否定的な意見を載せるんだという意見を目にするけど、それはそのアーティストが好きだからそうなるわけで、どうでもいいバンドであれば、僕は発言する気にさえならない。
僕がデフ・レパードというバンドに最も期待するのは、楽曲の質の高さであり、徹底的に楽曲を磨いていくというその姿勢にある。
今回の新作の楽曲に、僕は魅力を感じない。楽曲の雰囲気や輪郭は、従来とあまり変わりない。しかし、訴えてくるものが無いのである。
そこが逆に、僕にとっては大きなマイナスポイントになる。それなら、作風そのものを変えてもいいだろうし、思い切ったモダン・ロックへのアプローチもできたのではないのか・・・・・・・・。
自分が購入した作品を、悪く言うのは気が引けるけど、ファンだから正直な意見を言いたい。「らしさ」に僕は、徹底的にこだわる・・・・・・。5150さんの意見に、賛成で
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DESTROPHY-Destrophy ★★ (2012-02-14 16:54:21)

一言で言えば、何でもありのサウンドである。
楽曲によっては、デスコア風味ありラスマス風味あり、またアメリカン・メタル風味ありと良い意味でも悪い意味でも、つかみどころがないバンドである。
まあ基本は今風のサウンドで、正統派とは程遠いエモっぽくポップなバンドである。

しかし、これがなかなか良いのである。
泣きの要素が隠し味的に散りばめられていて、ありきたりの楽曲にアクセントとなり、そこが強いセールスポイントとなっている。
特に⑥なんかは、涙腺をかなり刺激してくる。

でも、こういったアルバムは計算しては作れない。
結局はこのバランス感覚が絶妙なんだけど、これは偶然できたという感覚が強い。
だから、続けるのが難しい。
新作も出ているようだけど、どんな内容かは知らない。
どの部分を強調しているのかわからないけど、先ずこの延
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DISARMONIA MUNDI-Fragments of D-Generation-Red Clouds ★★★ (2010-01-16 21:33:27)

このアルバムの冒頭3曲は、バラエティーに富んでるけど、とにかく強力。
ある意味、理想的な流れであり、ドラマティック。
この3曲で僕は、彼らの大ファンになった。

DISARMONIA MUNDI-The Isolation Game ★★ (2009-12-04 13:59:00)

このアーティストの良い点は、迷いが全く無い所にある。
やりたい音楽性が明確であり、またそこに妙な計算が無いため、何か爽快感さえ感じてしまう潔さがある。
バランス感覚を意識するあまり、アルバムに浮いた楽曲を収録するバンドも結構多かったりするが、彼らはそんな事は全くなく、いつもの統一感は健在である。
バリエーション豊富でありながら、楽曲も充実していた2ndと単純に比較すると、イマイチと評価されそうな気もするが、2nd、3rd、そしてこの新作と、安定した楽曲のレベルは、さすがの一言である。
個人的には、85点ぐらいは付けたいね。
僕は、結構聞いてます。

DISTURBED ★★ (2009-05-05 21:31:00)

僕は、彼らをデヴュー以来応援してるけど、それは楽曲の良さだったり、ライブにおいて証明される実力の高さが要因だったりする。
それともう一つ、彼らは実に器用なバンドであることも、僕は重要視している。
ラウド・ロックにもなりうるし、正統派のHRバンドにもなりうる、その秘めたる可能性と実力の高さが、なんとも魅力なのである。
最新作が、最も一般のHR/HMファンにはアピールできると思うが、新作においてコンテポラリー色を最大限に発揮した彼らには、一度HR/HMを意識した作品を是非作ってもらいたい。
彼らのセンスがあれば、かなりの作品が作れそうな気がする。
意識的にインストパートを盛り込んでも面白いし、大作の楽曲も作れるハズである。
可能性.........僕は4thにおいて、それを再確認した。
ラウド・ロックバンドという枠には、収まりきれないバンドである。

DISTURBED ★★ (2010-06-21 16:41:00)

新作からの、リーダートラックのオンエアが始まった。
非常に彼ららしい楽曲であり、文句はないのだが、どこかで聞いたフレーズ(過去の楽曲から)が多用され、正直に言えば新鮮味には乏しい、厳しい言い方だけど...でも、いい出来ではあると思う。
この1曲だけで考えるのはアレだけど、楽曲に変化をつける姿勢は、前作よりも前々作に近いのではないか。
嬉しい事としては、インストパートの面白さがある。
これが、アルバム全体にあれば最高である。
正統派HRに、どれだけ近づくのか......個人的希望だけど......新作が楽しみである。

DISTURBED ★★ (2010-08-19 20:08:00)

2ndシングルのオンエアが始まった。
新作の方向性を示す楽曲は、この曲ではないだろうかという直感がした。
新作は、またもや最高傑作であるという気がする。
作品を出す度に、このバンド最高傑作に仕上げてくる。
方向性を全く変えずに、この安定感とレベルの高さは、現役バンドでは間違いなくトップクラスである。
このバンド、やっぱり凄い!

DISTURBED ★★ (2011-11-12 21:49:56)

Bサイド集である新作「ロスト・チルドレン」が発売になった。
このバンドの最大の強みは楽曲の出来の高さであり、このボーナス・トラックやアウト・トラック中心の作品を聞いてても、それを改めて実感する事が出来る。

シングルになった①は、ファンの間では人気の高い曲だが、もう何年も前の楽曲である。
僕も好きだが、それなら最新作からの楽曲にすればいいのに・・・・・。

このバンドのポテンシャルの高さを証明する作品ではある。
何故本編からもれたのという楽曲も多く、しかもバリエーションにも富んでいる。
やっぱり、いいよ。このバンド。
僕は大好きである。

DISTURBED ★★ (2012-02-14 17:41:35)

現在オリジナル最新作である「アサイラム」を初めて聞いたとき、彼らにとって頂点を極めたアルバムだと僕は思った。
このメンバーで、この音楽性......これを超えるには.......僕は、今でも答えが出せない。

彼らは方向性を変えずにコンセプトを変えずに、最高傑作を出し続けた。
特に3rdからの怒涛の前進力には、目を見張るものがあった。
僕の予想は毎回見事に裏切られ、彼らは方向性を全く変えないという、一番難しい方法論で名作を誕生させてきたのである。

現在彼らは無期限の活動停止中である。
そこにどんな理由があるのか、正式なアナウンスは無い。
だけど、メンバーの言動やBサイド集の発売等でも、何となくの予想はつく。
それが単純な理由ならいいけど、僕はそうでない気がする。

音楽ビジネスを含めた今という時代背景、そして全てを
…続き

DISTURBED ★★ (2013-04-11 08:09:45)

ドレイマンのプロジェクト「DEVICE」の作品が発売になった。
本人が語っていたように、インダス系のサウンドであり、HR/HMではない。
でも、だからと言ってDISTURBEDと全く違うかと言えば、そうでもない。
まあ、彼らの1stに一番近いとも言えるけど、楽曲の本質はやっぱり違う気がする。

DISTURBEDの楽曲作りの中心は、ドレイマンではない。
1stと5thはちょっと作風は違うけど、どちらが好きかと問われれば、僕は5thと答える。
DISTURBEDの場合、作品を重ねる毎に、より純粋なHR/HMに近づいている。
僕は一時期、もしドレイマンがVo.でなかったら、より自分の好きなHR/HMに近づけるのでは、と考えたりしてたけど、やっぱりドレイマンがVo.でなければ、この唯一無二のサウンドは作り出せないという結論にたどり着いた。

…続き

DISTURBED ★★ (2013-08-03 16:38:31)

ドレイマンの「DEVICE」に対抗するかの如く、ダン・ドネガン率いる「FIGHT OR FLIGHT」のアルバムが発売になった。

ダンがどこまで本気なのか分からないが、このサウンドは「DISTURBED」よりもHR色は薄い。
例えば、どのバンドに近いかと聞かれれば、僕は「BREAKING BENJAMIN」と答えるだろう。
個人的には、どんなサウンドを作るのかに密かに注目していたけど、ある意味意表を突かれた格好である。
アメリカのチャートをこまめに見ている人なら気が付くと思うけど、これはもう5~6年前にアメリカのロック・チャートで主流だった典型的なポスト・グランジ路線であり、僕なんかは少し懐かしい感じがした。

これを、何故今.......まあ、こんなサウンドも出来るんだぞという腕試し的な感じで作ったのならいいけど、まさかこれを本気で続けるとで
…続き

DISTURBED ★★ (2015-06-25 22:33:46)

先日、活動再開と新作の発売が正式に発表された。
新曲も公開されていて、彼らがようやく戻ってくる。
これは、楽しみで仕方ない。

DISTURBED-Asylum ★★ (2010-09-01 15:46:00)

このバンド、基本的にデビュー以来音楽性にほとんど変化は無い。
特に前作、前々作とこの新作は、3部作と呼べるくらい似ている。
僕は、正統派HR/HMにどれだけ近づくのかに期待していたが、彼らはそんな必要はないと問答無用の新作を叩き出してきた。
それにしても、新作を出す度に最高傑作に仕上げてくるこの実力の高さは、一体何なのだろう。
音楽性を全く変えないで、レベルアップすることは想像以上に難しいハズである。
楽曲は切れ味鋭く、リズムはよりマニアック的になっている。
前々作のように楽曲は単体でもかなり魅力的で、しかも前作の統一性を維持するこのしたたかさである。
練りに練った楽曲がズラリと並ぶ、間違いない最高傑作である。
ファンの期待に120%で答える、強力盤である。
これは、いい。

DISTURBED-Asylum ★★ (2010-09-13 21:49:00)

予想通り、ビルボードでは初登場No.1である。
CDが売れない時代においても、固定ファンの多さ、コアなファンの多さを証明する結果である。
それにしても、このバンド、作品を出すごとにパワーアップしている。
僕は1stを初めて聞いたとき、これは凄いバンドが出てきたなと思った。
音楽性は、当時の流行りの要素を含んでいた為に、ニューメタルだのなんだの言われ、それらのバンドと同じ扱いだったけど、アルバムの完成度の高さは、それらのバンドの中では群を抜いていたし、何より根本となる部分が全く違っていた気がする。
実は前作とこの新作、アルバムの構成や楽曲の質は全く同じである。
メタリック感やソリッド感は増しているが、全く同じなのである。
外部のプロデューサーが必要無い理由は、やりたい事が明確である事と下手に邪魔されたくないという強い意志と無関係ではないハズである。
…続き

DISTURBED-Immortalized (2015-08-22 21:54:11)

活動休止期間を経て、前作から約5年振り通算6枚目のオリジナル・アルバムである。
最近では5年ぐらいのインターバルは割とある事なので、単に新作が5年振りに出ただけと考えても良さそうなんだけど、そうはいかない事情がこの新作の中身にある。

僕は、前作で1st~続いた彼らの集大成、言い換えれば一つの完成型を見た感じがした。
前作「Asylum」には危ないとも言える緊張感があり、こういった作品の後には必ず何かが起こるものである。
まさかそれが、活動停止に繋がるとは思わなかったけど、それぐらいの中身の濃さはあった気がする。

僕は、中途半端な妥協のある再出発なら、このまま終わってもいいという考え方をずっと持っていたけど、正直この新作を聞いて複雑な気持ちになった。
生みの苦しみを味わう、前作の延長線上のような作品にならない事は分かっていたけど、僕にとっ
…続き

DISTURBED-Immortalized (2015-08-29 16:22:21)

最初に聞いた時の感覚は、僕にとって大事である。
僕は新譜のレヴューは、できるだけ早く書こうと決めている。
それには幾つか理由があるけど、その為には新譜を発売日には購入しなければならず、しかもそれを何度か実際に聞かなければならない。
繰り返し聞いたことによって、最初の感想と異なってくる場合もある。
だけど僕の場合、その感覚が180°変わるのは年に1枚あるかないかぐらいである。

別に早めに答えを出す必要は無いんだけど、それは自分の感覚を鍛える意味でやっている部分もある。
時には、判断に困る作品もあったりする。
良いのか悪いのか......難しい。
普通や平均的といった評価を、僕はできるだけしないようにしている。
それは、ある意味逃げの手だと考えているからである。


この新作、何度か聞いているうちに悪くないんじゃ
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DISTURBED-Immortalized-Save Our Last Goodbye ★★ (2015-09-16 15:13:29)

この作品の中でも、一番好きなナンバー。
⑥⑧なんかも結構好きで、中盤の出来には納得できるものがある。

でも、僕はこの新作に良い評価をしていない。
それには理由があって、自分なりの評価方法で考えれば、肯定できないという事になる。
決して、内容が悪いという事でもなく、らしくないという訳でもない。

表現の仕方を変えれば、良い評価をしている作品よりも、聞いている回数は多かったりする。
僕の場合、良い評価をしていても、あんまり聞かなかったりすることもあるし、この作品のように逆に評価は高くなくても、リピート率が高いこともある。
それは、ひっかかる要素がどれくらいあるかに関係していて、そういう意味ではクセになる要素は多い。
恐らく僕はこのサイトでも一番推しているだろうし、好きなバンドである事になんら変わりはない。

DISTURBED-Indestructible ★★ (2008-06-04 16:52:00)

前作から、3年弱振りの新作の登場である。メンバーの口から言われていたダーク、そしてヘヴィであるという、新作のキーワードの真意は...........。
結論から言えば、過去のどのアルバムとも少し違う。強いて言えば、前作の3rdに近いかなという印象である。
1stで見せた衝撃性、2ndで見せた楽曲のキャッチーさ、3rdで見せたトータルバランスの質の高さから言えば、新作は一聴しただけでは、すごく地味に感じるはずである。特徴を見つけるのが、難しいのである。
でも楽曲のレベルは、確かに高いしトータルの完成度としてもかなり高い。また彼らの作品の中では、一番統一感のある作品に仕上がっているのも事実である。
でも、どちらかと言うと、玄人受けする作風にファンはどう判断するのだろうか.......注目である。
「怒り」を封じ込めた作品.......思ったよりもサウンドは重くな
…続き

DISTURBED-Indestructible ★★ (2008-06-11 06:36:00)

もうサウンドからは、貫禄さえ漂うバンドである。
「やっぱり重要なのは個性である」と、このディスターブドなんかを聞いてると強く感じる事である。奇をてらわない事が、案外重要でありながら、それを計算していない所が素晴らしいと、僕は思う。
楽曲の質の高さはもちろん、一枚のアルバムとしての構成力は過去最高である。
特に⑥~の怒涛の展開力が、僕は好きである。

DOKKEN-Back for the Attack ★★ (2009-03-31 17:30:00)

もし、僕が今まで聞いたHR/HM作品の中で10枚を選ぶとすれば、この作品はその中に入ってくるかもしれない。
それは、この作品と似たような作品に全く出会っていない事に、起因する。
似たようなサウンド、似たような楽曲に巡り合えない........。
もう何度聞いたか分からないけど、今でも心が熱くなる作品である。
ドッケン、この作品までの彼らはやっぱり凄かった。

DOKKEN-Beast From the East ★★ (2009-03-10 18:20:00)

再結成後の作品が、それ以前の全盛期と比較して、悪い意味でいかにケタが違うのかが、一発でわかるライブ盤である。
音質や選曲なんて関係ない。
聞いてるだけで、熱くなれる........これぞ、HR/HMの醍醐味である。
似たようなバンドを探しても、見つからない........ドッケンもその代表格である。
ライブ盤の中でも、よく聞いた作品である。
理屈抜きで、いい。

DOKKEN-Best of Dokken ★★★ (2016-09-07 17:40:37)

ベスト盤は好きではないけど、選曲的にも悪くないし、当時の雰囲気を感じたいが為に、たまに引っ張り出す。
今でも彼らの作品は、定期的に聞いている。
やっぱり4枚目までの作品の出来は良く、また似たような作品に巡り会えないという理由からも貴重である。

セールスだけが、バンドのステータスを決めるわけではない。
彼らよりビッグなバンドは巨万といる。
だけど、このコーラスワークはそこらへんのバンドでは味わえない。
個性は、大事である。
楽曲は、いまだ色あせていない......。

DOKKEN-Lightning Strikes Again ★★ (2008-05-24 17:37:00)

こういった作品は、見方によっては褒めることもできるし、否定することもできるという微妙な内容の作品である。
銘菓ひよこさんが言うように、確かに再結成第一弾の作品なら結構素直に評価できたのかもしれない。僕はなんだかんだ言って、オリジナル作品は結局全部持っていたりする。正直、再始動後の作品はあまり好きではない.......けど、いつかはきっと・・・・・・という期待感で、いつも迷いながらも購入してきた......。
そういう意味では、再始動後の作品の中では圧倒的に好きな作品である。サビのメロディーの弱さは少し気にはなるけど、あのドッケンが4割ぐらいは戻ってきているのも事実である。
こういう作品が作れるのなら、何故もっと早く・・・・・・・という、やっかみも言いたくなるけど、ファンの方には是非聞いてもらいたい作品である。
銘菓ひよこさんの意見は鋭いね。同感。

DREAM THEATER-A Dramatic Turn of Events (2011-09-27 19:18:27)

まだ2回しか聞いていないから、感想が変わるかもしれないけど.....。

結局、音楽性自体は何にも変わらなかった。
これでは、マイキー脱退の影響など、そんなに感じなかった人も多かったに違いない。
雑誌等で書かれているように、逆に一体感が生まれて良かったと感じている人も多いであろう。

だけど、僕にはポートノイの脱退がかなりマイナスと出た感じがする。
ポートノイは、先ずコンポーザーである。
彼が不在で、アルバムの出来に影響が出ないハズがない。
一番の問題は、メロディが弱くなっていることである。
それは、楽曲のキャッチーさに関わってくる事でもある。
彼らの楽曲は、複雑だけど、ある意味キャッチーで、心に残りやすいというのが魅力の一つであった。
その部分に、僕は今までとは何か違う違和感を感じた。
他のバンドの追随を許さ
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DREAM THEATER-A Dramatic Turn of Events (2011-10-02 07:23:09)

あれから数日が経ち、聞き込んだ事により、かなり評価は上がってきた.......。

彼らは、完全に悟りを開いている。
だから、マイキーが脱退しても、音楽性は全く変わっていない。
でも彼らは、新作が出る度に、マイナーチェンジを繰り返してきた。
芯はブレないが、多少の変化を必ず起こしてきたのである。
でも、今回は少し違う。
前作と全く変わっていないのである。
これは、彼らの歴史上初の出来事かもしれない。

僕は前作を高く評価している。
ある意味前作が、最近の彼らが目指す終着点に近いのではないかと、直感でそう感じたくらいである。
だから、新作も作風が変わらなかったのかも知れない。

メロディーが弱く感じたのは、恐らくメロディーの起伏が抑えられているからだと思う。
楽曲的には、レベルはほとんど落ちていない。
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DREAM THEATER-A Dramatic Turn of Events (2012-01-17 20:43:13)

この作品、ドラムスが抑えられているから、新鮮には聞こえる。
ここ数作は確かにドラムが目立ちすぎというか、前面に出すぎという感覚はあった。
でも、それはバンド内で十分解決出来る事柄である。
大事な部分をないがしろにして、コミュニケーションを放棄してしまっていた事実が、奇しくもこの新作で浮き彫りとなった。

どれくらいの人が2ndのような作品を、今でも期待しているのだろうか?
僕は、そんなに多くないと思っている。
勘違いをしてもらいたくない。
彼らは2ndのパート2みたいな作品を目指さなかったから、偉大でありファンを惹きつけてきたのである。
有能なアーティストなら、絶対にそういう発想にならないのである。

彼らは、過去を否定していない。
マイキーがいなくなって良かったという意見を多く見かけるけど、大きな問題点があるのなら
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DREAM THEATER-Black Clouds & Silver Linings ★★ (2009-06-24 18:01:00)

バンド自身が変化を求めていないので、「トレイン・オブ~」から続いている最近の音楽性自体には、何の変化もない。
またベテランと呼べるキャリアになってきた為に、新鮮味を見つけ出すのも正直難しい。
これをマンネリと捉えようが、そう捉えなかろうが、今の彼らには何の影響も及ぼさないであろう。
もうそれぐらい、彼らは己の道を歩んでいるのである........。
もうCDが売れようが売れまいが、彼らにはあまり関係がないようである。
コマーシャル性なんかまるで無い。ファンの事も、無視である。
これを、どう捉えてもいいと僕は思う。
彼らは、好きな音楽をただやっているだけなのである。
音楽的に、ドリーム・シアターに近いバンドは、たくさんいる。
しかし、ここまで強い信念で、しかも音楽的に迷いの無いバンドはいないであろう。
過大評価は必要無いが、過小評
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DREAM THEATER-Black Clouds & Silver Linings ★★ (2011-09-20 15:22:54)

曲数が少なかろうが、楽曲の出来が良ければ何の問題も無い。
新作が出たことで聞き直してみたが、やっぱり完成度は高い。
己を貫くアーティストらしい、純度100%の内容である。

彼らに近いバンドは、探せば存在するが、そういったバンドの追随を許さない所が先ず凄い。
音楽性を全く変えないというのは、実は飽きの感覚を生みやすい。
それらの不満要素をふり払う為には、楽曲のレベルを常に高く保つ必要性がある。
全く変わらなければ、ファンは必ず不満を抱くものである。
だから、彼らのようなバンドというのは、変わらないようでいて、実は進化しているのである。

楽曲のレベルが落ちないから、彼らは一流なのである。
ソングライターとしての才能があっても、良い曲を書き続けるのは、決して簡単な事ではない。

DREAM THEATER-Dream Theater (2013-09-19 17:42:27)

僕は空気を読めないし、そもそもそれを読もうという意識が無い。
でも、だからと言って、皆が誉めているからという理由で、敢えてそれを否定するというような偏屈的意識は無い。
個人的には、アーティストを応援する事と、作品に対する評価は全く別物であり、例え酷評していたとしても、本人的にはそれなりに言葉を選んでいるつもりではいる。

今年に入って、ショップで予約をして購入したアルバムはたった2枚しかない。
その内の1枚が、このアルバムである。

巷では、アルバムタイトルからも予想できる新生ドリーム・シアターの出発作とか、マンジーニが曲作りから全面参加した作品であるとか、マンネリ感の払拭に成功しているとか、いろいろな意味でのポートノイ批判とか、そういった意見が多いけど、僕は、先ず楽曲のつまらなさに目がいったし、むしろ前作で危惧していた心配事が浮き彫りになった感
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DREAM THEATER-Dream Theater (2013-09-22 17:09:04)

何度か繰り返し聞いてはみたけど、僕の印象が変わる事はなかった。
結局僕はマイキー脱退の真実を、未だに受け入れられないでいるのかも知れない。

バンドに対する貢献度は、実は見えにくかったりする。
そのバンドのファンであり、その言動をオンタイムで見てくれば、それは自ずと分かったりすると思うけど、マイキーの場合、ドリーム・シアターにおけるソングライターとかドラマーというよりも、僕はリーダーであり中心人物であるという認識が強くて、もっと素直に言えば、この人が抜けてはドリーム・シアターは成り立たないというレベルの認識であった。

僕にとってドリーム・シアターというバンドは、今現在HR/HMというジャンルにおいて、トップクラスに位置するバンドであり、その期待感はアイアン・メイデンやメタリカ以上のものがある。
そんなバンドの頭脳が抜けて、良い事なんかあるハズが
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DREAM THEATER-Dream Theater-Behind the Veil ★★★ (2016-01-30 20:16:24)

僕はこの作品に関してあまり良い評価をしていないけれど、アルバムの後半に関しては結構好きだったりする。
この手のタイプの楽曲なら今後も期待出来そうだけど、でもやっぱり彼らにはいろいろなバリエーションの作品を期待したいから、今後の事を見据えての辛口な評価となった。

彼らは、一般的に最高傑作と呼ばれる2ndの続編みたいな作品や、それと同じような作品を敢えて作らなかったから、僕は彼らをより好きになったし、新作が楽しみで仕方がない存在となった。
予想をしても当たらない......この感覚は意外に大事であるし、そのバンド自身にそれだけの力量が求められるので、これは一部のバンドに限られる現象でもある。

新作はまだ聞いていないけど、その辺りをバンド自身がどう考えているのか見極めたいと思う。
このバンドに、予定調和は必要ない。

DREAM THEATER-The Astonishing (2016-02-06 19:37:39)

まあ数回は聞いてみたけど、例えばB!誌のレヴューを参考にすると、僕の意見は広瀬さんの言葉でほぼ語りつくされる。
ラッシュは、彼らと多くの共通点を持ちながら、日本でいまいちブレイクできなかったけど、結局その要因はこういうことでしょと、ひねくれた自分にはそう表現したくなる作風である。
この作品の良さが全く分からないわけではないけれど、HR/HM色が薄く強弱に乏しいこの新作には、全く熱くなれない自分がいる。

また、重さや激しさを望まないファンも居るにはいるだろうけど、多くのファンはそうではないと思うので、そういう意味でも評価に難しい作品である。
分かりやすさ......それは、決して=単純という事ではないけれど、彼らにはもっとシンプルな所で勝負してもらいたい。
複雑だけど分かりやすいという、彼らのひとつの長所が殺されているように僕には感じる。

DREAMTIDE-Here Comes the Flood-Sundance ★★ (2017-01-29 17:57:49)

このバンド、FAIR WARNINGと比較した場合、やっぱり本家には及ばない。
それは楽曲然り、全てにおいてである。
久々に聞いたけど、その印象は当時と全く変わっていないし、この曲がその中でも一番好きな楽曲であるというところも同じである。

あれから、16年以上も経っているという事実も感慨深い。
いかに、FAIR WARNINGの音楽が素晴らしいのかが、逆説的に理解できる。
当時は、わくわくしながらCDショップに買いに行った記憶がある。

EUROPE (2012-04-30 07:45:38)

最新作「bag of bones」を聞いた。
再結成から、もう4作目である。
作風的には、ここ2作品の流れを引き継いでいる。

振り返ってみると、再結成第一弾「start from the dark」が、最も以前の彼らに近く、メロディーが豊富であった。
しかし、作風を重ねるごとに、僕の熱は冷めていった気がする。
少なくとも彼らは、「start~」ぐらいの感じの楽曲は書けるのである。

今の彼らのやりたいことを優先するのは、決して悪い事ではない。
でも、彼らにしか出来ない事もあるハズである。
何故ファンが再結成を強く望んだのか......これを、もっと大事に考えても良かったのではないか。
キャッチーな楽曲は、誰にでも書けるものではない。
魅力的なメロディは、そう簡単に生まれるものではないのである。

最新作
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