この曲を聴け! 

ヤングラジオさんのページ
ヤングラジオさんの発言一覧(評価・コメント) 201-250
→PC向けページ
Tweet
ILL NINO
ILL NINO-Till Death, La Familia
IMPELLITTERI
IMPELLITTERI-Answer to the Master
IMPELLITTERI-Venom
IMPELLITTERI-Wicked Maiden
IN FLAMES
IN FLAMES
IN FLAMES
IN FLAMES
IN FLAMES
IN FLAMES
IN FLAMES
IN FLAMES
IN FLAMES
IN FLAMES-A Sense of Purpose
IN FLAMES-Battles
IN FLAMES-Battles
IN FLAMES-Battles-Like Sand
IN FLAMES-Clayman
IN FLAMES-Come Clarity
IN FLAMES-Siren Charms
IN FLAMES-Sounds of a Playground Fading
IN FLAMES-Sounds of a Playground Fading
INSOMNIUM-Above the Weeping World
IRON MAIDEN
IRON MAIDEN-A Matter of Life and Death
IRON MAIDEN-A Matter of Life and Death
IRON MAIDEN-A Matter of Life and Death-Brighter Than a Thousand Suns
IRON MAIDEN-The Book of Souls
IRON MAIDEN-The Final Frontier
IT DIES TODAY-Sirens
JAMES LABRIE-Impermanent Resonance
JAMES LABRIE-Static Impulse
JON BON JOVI-Destination Anywhere
JOURNEY-Arrival
JUDAS PRIEST
JUDAS PRIEST-Nostradamus
JUDAS PRIEST-Nostradamus
JUDAS PRIEST-Nostradamus-Revelations
JUDAS PRIEST-Redeemer of Souls
KALMAH-12 Gauge
KAMELOT-Haven
KREATOR-Gods of Violence
KREATOR-Hordes of Chaos
KREATOR-Phantom Antichrist
KREATOR-Phantom Antichrist-Death to the World
L.A. GUNS-Black List-One More Reason to Die
LAMB OF GOD-VII: Sturm und Drang
LAMB OF GOD-VII: Sturm und Drang-512

 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9


発言している6曲を連続再生 - Youtube



ILL NINO ★★★ (2012-07-11 06:48:23)

アルバム「Dead New World」の出来は良かった。
あの独特なvo.とパーカッションを多用したサウンド、音楽的方向性には何の変化もない。
ではどこが違うとかと言えば、それは単純に楽曲の出来の良さである。

この作品今まで以上に、いろいろな要素が加わっている。
自分たちの個性だけに頼るのではなく、今の音楽シーンの流行りの要素を加えながら、HRの普遍的な魅力も同時に加味するという力の入れ方である。
その結果、楽曲にはキャッチーさが加わり、サウンドには深さが増大している。
 
僕は彼らの最高傑作であると断言したい。
コアに走らなくても、魅力的な作品は作れるのである。

個性的でありながら、楽曲の出来もいい
こういう作品が、あまり注目されていない事が、なんか寂しい。
僕は新作を、密かに楽しみにしている。

ILL NINO-Till Death, La Familia ★★★ (2014-07-28 21:00:38)

前作から約2年振り、通算7枚目のオリジナルアルバム。
個人的には、前々作にあたる「Dead New World」が非常に気に入っていて、前作「Epidemia」も実は即行購入してるんだけど、ヘヴィさばかりが目立ってあまり気に入らなかった。

この新作、質感で言えば前々作と前作の中間といった感じだけど、キャッチーさが復活していて、ヘヴィではあるけれど楽曲の出来も悪くないと僕は感じる。
もう「Confession」の頃のような、ポップさは少なくなっているけれど、メタルコアでもありオルタナ・メタルでもある多様性のあるサウンドには磨きがかかり格好よく、個人的には今の彼らの方が好きである。
それにしても、コンスタントに新作を発売する姿勢や内容の安定感は、もっと評価されてもいい気がする。
今や日本なんかより、海外での評価が高い点は、なんか寂しいね。

IMPELLITTERI ★★ (2009-02-06 18:59:00)

最近は予約してCDを購入するなんて、年間でも数枚しかない。でも、久々に予約した。
僕はまだ、新作からの音源は1曲も聞いてない。楽しみに、待っておこうと思う。
やっぱり、ロブでしょ。インペリテリは。
やってくれるでしょ。

IMPELLITTERI-Answer to the Master ★★ (2009-03-06 17:54:00)

一枚の作品としては、「スクリーミング~」の方が圧倒的に、完成度は高い。
しかし、楽曲を個別に見ていけば、あの名作の楽曲を上回る楽曲が多数収録されていたりするから、ファンなら侮れない作品である。
特に前半のテンションの高さは、圧巻である。
この作品もバラエティーには富んでいるが、芯はしっかりしているので、散漫さは全く感じさせない。
もしかしたら、新作もこういうバラエティーさだったら、良かったのかも知れない。
意外にコメント数が少ないが、僕は2番目に好きな作品である。
ある意味、この狭いフィールドこそが、彼らの最大の武器ではないのか......。

IMPELLITTERI-Venom ★★ (2015-03-12 20:58:50)

前作から、約6年振りの新作である。
僕は、前作を意欲作であり力作だと思っている。
ダイナミックなプロダクションを含め、サウンドには躍動感があり、そこはかなり気に入っていた。

結論から言えば、この新作、僕は結構好きである。
彼らは、元々狭いフィールドの中で戦っているバンドであり、その中でも疑似バンド達を圧倒できる力があるのだから、もっと開き直って焦点を絞れば良い作品が出来ると思っていたけど、この作品ある意味名作である「Screaming Symphony」と同じ香りがする。
前作から一転、幅を狭めてきた感覚が強く、過去の楽曲のフレーズも多く登場し、それは嬉しい誤算でもある。

そうはいっても、ハードルは上げ過ぎないで欲しい。
少なくとも「Screaming Symphony」から、もう20年が経とうとしているのである。
今やれる
…続き

IMPELLITTERI-Wicked Maiden ★★ (2009-03-06 17:21:00)

クリスのインタビュー記事を読めば、このサウンドの鍵がわかるハズである。
ロブが復帰し、僕もかなり期待していたが、残念ながらあの「スクリーミング~」路線ではなかった。
クリスは、ある意味正直すぎる人である。
雰囲気的には、ファンの期待する昔のあの音楽性を軸に置きながら、音楽性は拡散化の傾向という最近の姿に、変更はない.........。
もし、あの「スクリーミング~」路線でいいんだと、完全に開き直っていたならば、名作が誕生した可能性は正直高い。
意欲作であるというのは、サウンドの躍動感に十分感じる事ができる。
だから、もったいない.........。
5分5分という良いとこどり.........という考え方は、結果的に煮え切らない作品になるという、典型的な例なのかも知れない。厳しい言い方だけど。
でも、ロブのVo.やクリスのギターは決して悪く
…続き

IN FLAMES (2014-07-10 19:57:11)

今年に入ってもう半分以上が過ぎたけど、2014年断トツに聞いているのが、このIN FLAMESである。
新譜も予約しているし、11月16日にも参戦予定である。
個人的には、イェスパーの脱退が未だに尾を引いている部分はあるんだけど、「SOUNDS OF~」の出来には実は感動していて、メインソングライターを失いながら、ここまでの完成度を誇れるバンドの底力やモチベーションの高さに、バンドの事をますます好きになっている次第である。

新作の内容が凄く気になっているんだけど、公開されている新曲はまだ聞いていないし、聞くつもりもない。
路線が前作の延長線上である事はなんとなく予想できるけど、戻すのかそれとも進むのか、はたまた現状維持なのか......その加減具合に僕は注目している。
待ちに待った新作リリースで、来日公演、まだまだマイブームは終わりそうにない。

IN FLAMES (2014-10-12 04:09:53)

予想通りというか、新作である「Siren Charms」の一般的な評価は、決して高くはない。
だけど、自分的には現メンバーでのやれる事を考えた場合、結構頑張った結果であると思う。
イェスパーが担っていた部分...というのは、やっぱり他の人では真似さえ難しいのではないだろうか。
ファストでキャッチーなリフや楽曲は、努力をしたからといってそうそう簡単に生まれるものではない。
メンバーでさえ天才的と語っていた、イェスパーのリフメイカーとしての力やソングライティング力を失ったから、こういう路線になった訳であり、それでも何とか一つの形にしてくるバンドとしての力を僕は大いに評価したい。

もう、かつての楽曲は期待できないのかも知れない。
だけど、今の彼らも十分魅力的である。

IN FLAMES (2014-11-04 21:05:20)

正直に言えば、イェスパーが創めたThe Resistanceの1stとイェスパーが居なくなってから発売したIn Flamesの作品を改めて聞いてみて感じるのは、両者共残念ながらIn Flamesの全盛期の作品を越えるような作品を期待できそうもないという寂しい現実である。

バンドというのは、実に難しいものである。
なんとかならないものだろうか.......。
化学反応があったからこそ、中期以降の彼らには魅力的なオリジナリティがあったのに......。
そうは言っても、これだけは何ともならないだろうね。

圧倒的に、彼らの作品を聞きまくった2014年。
そして感じたのは、何とも言えない寂しさと悔しさである......。

IN FLAMES (2014-11-21 21:56:44)

KNOTFESTに関する感想を書こうと思っても、なかなかそういう気分になれなかった。
個人的には最も注目していたバンドだったけど、いろいろ考えた結果やっぱりこのままでは駄目なんじゃないかという結論に至った。
セットリストに関しては、限られた時間での演奏と考えれば、新生をアピールするのは当然の事であり、問題は感じなかった。
彼らとしては、今現在の自分達をアピールしたいわけであり、クラシックツアー的な内容を避けたのは至極当然であった気がする。

だけど、ライブで聞いた時に感じたイェスパー脱退後の楽曲に感じるマイナス部分は大きく、これをどうにか改善しない限り彼らの今後はかなり心配な気がした。
無意識としてでも、過去を残そうとした「SOUNDS OF~」までが限界であり、それを意図して越えてしまった新作の方向性をもう一度検討してもいいのではないかと、個人的には
…続き

IN FLAMES (2016-08-20 19:31:36)

僕は、ダニエルのドラムが好きだった。
上手い下手とか、手数が多い少ないとか、そういった理由ではなく、単純に相性というか自分の好みであった。

僕にとって、ドラムというのは凄く重要な要素であり、例えどんなに上手い人が後任として入ろうが、結果として質感が変わってしまっては、楽曲の魅力が大きく減ってしまう事となる。
別に後任の人にダニエルの物まねは望まないけど、このバンドにとっては想像以上に重要なポイントなので、慎重にやって欲しい。

新作は今年か来年かわからないけど、楽曲的には前々作あたりの作風を期待したい。
それなら、実現可能だろうし...。

IN FLAMES (2016-08-27 20:55:19)

年内に発売予定の新作から、2曲が公開されている。
「これくらい思い切った方がいい......。」
「まあ、やっぱりこうなるよね。」

振り返れば前作は、生みの苦しみを味わう新機軸に特化した作風だった。
逆に前々作は、極端に言えば似たような楽曲が多かったので、それらを解消すべく前作は、バラエティーに富んだ楽曲で構成されていた。

従来型の前々作、新型の前作、どっちを選択するのかに興味があったけど、どうやら彼らは従来の路線に戻した感じである。
とは言っても、表面の質感は今までと違っていて、それは新しいかも知れない。

前作は、作りこんだ力作でもあり一枚のアルバムとしての完成度も高かった。
だけど、窮屈な感じは従来の良さが殺されているように、僕には感じた。
別に目新しい事を、無理してやる必要はない。
音楽的な幅が広け
…続き

IN FLAMES (2016-12-01 07:45:30)

今度は、ベースのピーター・イワースの脱退である。
自分にとっての黄金期を支えてきたメンバーの、相次ぐ脱退劇に正直心がついていけない。
キャリアが長くなれば、避けれは通れない問題ではあるけど、勿論個人には事情があるし...。
まあ、結局は残った2人のバンドになってしまったんだなと、裏読みもできる訳だけど、そんな事は抜きにして、個人的には「これでいいんだと」と割り切れた矢先の悲しい出来事である。

音楽性が維持できれば、別に問題ないんじゃね.......と簡単に割り切れるのは、そのバンド自体に思い入れが少ない事を表しており、そのバンドの音楽性にしか関心がない事を証明している。

でも、だからといって、これらに正解となる答えはない。
だからこそ、心境は複雑である。

IN FLAMES (2016-12-02 17:58:51)

>枯林さん

確かに、こういった事は全てのバンドに起こりうることであって、どんなにファンが強く望もうが、それを防ぐのは不可能な気がする。
仕事だと割り切ってくれたら......なんて考えられるのは、結局は第三者だからである。

事の発端は、バンド的にも音楽性的にも一番変化があった、イェスパーの脱退にあるとは思うけど、音楽性の変化やバンド内のパワーバランスの変化等には、結局はこういった結果が待っているのだと思う。
民主主義は理想だけど、バンド活動には弊害もあるから、タチが悪い。

原因は、複数あるだろうしね。
どうにも寂しいね、やっぱり......。

IN FLAMES (2017-11-19 21:07:31)

カヴァーを収録したEPがリリースされた。
僕はアルバム「Battles」を、恐らく古くからのファンの中では高く評価していると思うけど、それは決してこの路線を全面的に支持した訳ではない。
それは、前の路線を再現できないのなら、無理に昔に固執する必要はなく新たな方向性を探した方が、このバンドの今後には良いと思ったからである。
でも、そうは言っても正直オルタナ路線に完全に舵を切って欲しくない。

そんな中、リリースされたEPである。
何故EPとして、リリースするのか......。
案外、些細なことが重要である。
もっと、アグレッシブに行くべきではないだろうか......。
僕は、違う気がする。

IN FLAMES-A Sense of Purpose ★★★ (2012-01-21 15:08:40)

名作である前作と比較しても、楽曲の出来から言えば負けない程レベルが高い作品である。
異様な緊張感や鋭角的な要素こそ前作に劣るものの、トータルとしては相変わらず良い出来である。

このバンドは、遊びを決して入れない。
そこが僕には堪らない魅力となっている。
もっとリラックスすれば、と言いたくなるくらい、ハイテンションでいつも突っ走るのである。
僕は毎年、その年を振り返る目的で、その年のベストテンを選出してるけど、「REROUTE~」からこの作品まで、全ての作品がその中に入っている。
個人的には、好きなバンド程評価は厳しくなるけど、それでも当たり前のように上位にランクインしている。

それにしても、もっと評価してもらいたいバンドである。
この作品、ボーナストラックもいい出来である。

IN FLAMES-Battles ★★★ (2016-11-11 17:43:24)

音楽的方向性は違えどメタリカ等と同様に、彼らは各年代(90年代・00年代・10年代)によって、音楽性に変化がある。
もはや、当初のメロディック・デスの面影は無く、完全にオルタナティヴ・メタルへと開き直った感が強い新作である。

僕は、前作の質の高さを認めつつも、内向的すぎる方向性には賛成できなかった。
それが、思い切ったシフト・チェンジの結果ならまだ納得できたけど、らしさを置いてきぼりにして、どこか煮え切らない難解さを増そうとする姿勢は、違うんじゃないかと結論付けた。
このまま自然に進んではいけない、絶対に.......。

この新作、大まかに言えば従来の路線に戻っている。
しかし、新たな試みもあり新鮮さもある。
楽曲は、素直に単純には流れないものが多い。
また、ここからこう流れてほしいという手前で、完結になっているものもある。
…続き

IN FLAMES-Battles ★★★ (2016-11-22 19:44:31)

イェスパーが抜けてから、彼らの音楽性は変わらざるを得なかったハズである。
アーティストによっては、例えメインのソングライターが抜けようが、新たなソングライターを加入させて、違和感を感じさせない仕上がりに仕上げてくる事もある。
それでも多少の違和感はあるし、それに気が付きにくいという事は、逆に言えばそのバンドに強烈な個性や魅力が無かった事になる。
イェスパーが抜けた後、どうするのか......。
今までの路線を踏襲するのか、それともこの際思い切った舵取りをするのか......。
多少なりとも、その点はずっと考えてきたと僕は分析する。

だけど、ようやくそのショックからバンド自身もファンも完全に割り切れた感じがする。
「出来る事をやる。」
無理をせず、背伸びせず、それでいて変化を恐れない。
いい意味での開き直り......。

…続き

IN FLAMES-Battles-Like Sand ★★★ (2016-12-23 20:37:48)

新作の中では、一番のお気に入り。

結局、2016年のベスト・アルバムは、この曲を収録したこの作品になった。
実は、彼らの作品をベスト1に選んだのも、初めてである。
強力な作品が無いという、相対的な結果からこうなったけど、勿論いろいろな意味があっての事ではあるけど......。

ちょっと前に出たライブ盤の出来もよく、僕にとっては奇跡的な復活となった。
よくぞ、踏ん張ってくれた。

IN FLAMES-Clayman ★★★ (2014-06-21 17:13:14)

振り返ってみると、90年代の中期~後期という時代は、大物バンドまでもが自分達らしさの否定に走るどん底の時代だった。
勿論、その時代にも頑張っているバンドはいたけど、いかんせんそれは小粒のバンドであった。
僕は、新譜を購入するのが正直怖かった。
今ほど情報の無い時代で、やっぱり買わなきゃその内容は分からない。
例え、雑誌等の評判が良くなくても、実際に自分の耳で確かめなければ、それが本当かどうかは分からない。
そして、思い切って購入したとしても、そのほとんどで裏切られるのである。
自分の好きなバンドが時流に流されたような作品を発表する度、僕はHR/HMを聞くのを何度も止めようと思った。
新譜を全く購入しない期間が、約8ヶ月続いたのもこの時期である。

その時代に、救世主として現れたのがメロディック・デスであり、その代表格がIN FLAME
…続き

IN FLAMES-Come Clarity ★★★ (2017-04-20 22:43:31)

僕はこの作品の、⑦~⑩の流れが大好きである。
このバンドの凄さは、ライブでもほぼ演奏されない楽曲の中にも名曲が多く、しかもそれがシングル以上に格好良かったりする。
楽曲は疾走しながらも、メロディックであり、普通では考え付かない展開で進行していく。
例え優れたソングライターが、彼らを物まねしようにも、その再現はかなり難しいハズである。
それくらいの個性があり、魅力がある。

残念ながら、今のメンバーでは到底作ることが出来ない楽曲群は、強力である。
このメンツの凄さが、集約されている。

IN FLAMES-Siren Charms ★★ (2014-09-11 14:54:48)

IN FLAMESの作品に、突然変異は存在しない。
前作から、約3年ぶりの新作も、これまで彼らが培ってきたらしさの上に存在する内容に仕上がっている。

イェスパー在籍時の集大成は、「Come Clarity」だと思うけど、次作「A Sense Of Purpose」には、まだイェスパーの香りが存在していた。しかし、楽曲を個別に見ていけば、明らかに変化の兆候はあった。
でも、それが例えイェスパーの貢献度の低さからくるものだったとしても、楽曲を総合的に練り上げる事で、リフや楽曲の弱さを上手くカバー出来ていたように思う。
そして、前作「Sounds Of A Playground Feding」では、イェスパーの不在が心配されたけど、彼らの総合力の高さを改めて示した作品になった。
確かに、「Reroute To Remain」から顕著だった、ファストでありキ
…続き

IN FLAMES-Sounds of a Playground Fading (2012-01-20 19:02:30)

一流アーティストには、一聴すれば「これだよ、これ!」といった特徴がある。
それは簡単に出来るものでもないし、ある程度の歴史も必要となってくる。

メインソングライターの脱退の影響は........どう出るのだろうか。
個人的には、不安の方が大きかったけど........。

いろいろなサイトを覗けば、いろいろな意見が見れるハズである。
しかし、この作品の評価は似たようなものが多く、またどこかで見たようなものが多く、案外その評価も高かった事に少し驚いた。

サウンドから言えば、かなりの違和感がある内容である。
特に前半は、一聴すれば彼らだと分かる、あの分かりやすい楽曲ではない。
また後半も、今までの雰囲気は残すものの、どちらかと言えば新しい楽曲になっている。
元々実力のあるアーティストであるから、勿論駄作と呼ぶような仕
…続き

IN FLAMES-Sounds of a Playground Fading (2014-06-09 15:39:08)

9月に発売予定である、新作からの新曲が公開されている。
楽しみで仕方がないけど、その前に振り返る目的でこの作品を聞き直してみた。

僕は、この作品の前作にあたる「A SENCE OF PURPOSE」が彼らの作品の中で1、2位を争うぐらい気にいっている。
初期のようなイェーテボリスタイルのメロディック・デスメタルとは、もう違う音楽性になってはいるけれど、毎回アルバム作りには手を抜かず、物事にあくまで真面目に取り組むそのスタイルを含め、今でも彼らはお気に入りバンドの一つになっている。
曲作りの中心が、イェスパーとビヨーンであった事は間違いないと思うけど、その片割れであるイェスパーが脱退したにも関わらず、相変わらずの完成度を誇るその実力は相当なものがある。
また、散漫にならず、まとめ上げてくるその総合力の高さには当時もビックリした事を覚えている。

…続き

INSOMNIUM-Above the Weeping World ★★ (2009-05-12 17:41:00)

日本よりも、海外での人気の方が高い彼らだけど、完成度から言えば、この手の人気バンドと比較しても全く遜色は無い。
こういうあまり注目されていないバンドの中にも、しっかりしたバンドはいるわけで、そこがHR/HMというジャンルの底力でもある。
楽曲もいいし、演奏も悪くない。この手のファンなら、要チェックである。

IRON MAIDEN ★★ (2009-04-19 09:33:00)

これだけ多くの歴史的な名曲、名作を残すHR/HMバンドはいない。
HR/HMの歴史上、NO.1のバンドである。
ブルースが復帰してからの、オリジナル3作品のレベルの高さが半端ではない。
活動を停止しない、新作を作り続ける姿勢、そして決して驕らない精神性、そのどれもがまぶしすぎる。
これがバンドの価値を、2倍にも3倍にもした要因である。
大作志向の楽曲を書かせたら、右に出るものはいない。
優れたソングライター集団という点も、マニアの心を惹きつける。
英国の誇りである。

IRON MAIDEN-A Matter of Life and Death ★★ (2008-10-05 07:49:00)

この作品は、名作である。楽曲作りの上手さが、炸裂している。

IRON MAIDEN-A Matter of Life and Death ★★ (2009-06-25 19:32:00)

発売されて何年も経っているけど、未だに僕はこの作品をよく聴いている。
新作も出さずに、昔の遺産だけで適当に演奏し、特定の狭い狭いファンのためだけに活動しているバンドなんて、クソ喰らえである。
時代が細分化しようが、ジャンルが細分化しようが、アイアン・メイデンは、ジャンルを超えて、今でも基本になりうるバンドである。

IRON MAIDEN-A Matter of Life and Death-Brighter Than a Thousand Suns ★★★ (2009-11-09 14:21:46)

アイアン・メイデンというバンドの底力とセンスを、この1曲だけでも十分に感じる事ができるハズである。
この曲は3曲目に登場するが、1曲の中にもドラマがあり、その前後の楽曲との流れにもドラマがあり、もう完璧である。
こういった楽曲を、ベテランである彼らが、あっさり発表できる才能には、限界がないのかもしれない。
僕は、彼らがHR/HMシーンの歴史上、No.1のバンドであると断言する。

IRON MAIDEN-The Book of Souls ★★★ (2015-09-08 20:29:18)

ブルースが復帰した後で言えば、「A Matter Of Life~」が一番好きで、「The Final Frontier」が一番好きではない。
実は、この2作には大作志向という共通点があり、ランニングタイムも長い。
約5年振りとなるこの新作も2枚組であり、それらをしのぐ長さで90分を超える。

振り返ってみれば、前作はプログレ色が強すぎて、難解な曲が多く、リピート回数も極端に少なかった。
それは正直に言えば、楽曲そのものに魅力が乏しかった為であり、作風自体に問題はなかった。
またこれは、「A Matter Of Life~」というコンセプト作を作った後という事が影響していて、ある意味仕方がない事なのかなと個人的には思っていた。
元々、複数の有能なソングライターを擁するバンドであるから、今後には何の心配も無かった。

この新作、前作は一
…続き

IRON MAIDEN-The Final Frontier ★★ (2010-09-21 18:17:00)

ブルースが復帰して出した3枚のアルバムの出来は、すごく良かった。
あの快進撃には、ある意味文句のつけようがなかった......。
だからこそ出来た、この新作というのが僕の見方である。
BURRN!の10月号における広瀬氏の見方と重なる部分も多いが、この新作やけに攻撃的なのである。
ベテランなのに、守りにはいらない姿勢も凄いが、守りにはいらなくてもいい今のポジションを利用しての更なる攻撃性とでも言おうか.........。
とにかく、このバンドやっぱり凄いのである。
この新作、好き嫌いで言うと個人的にはブルース復帰後の作品の中でも、一番下ではある......皆さんの意見とは、少し違うけど......。
でも、だからと言って、アイデアが枯渇したとか、ソングライティングのレベルが落ちたとかは、全く思わない。
むしろ、懐の深さを逆に感じる。

…続き

IT DIES TODAY-Sirens ★★ (2008-05-03 17:47:00)

この手のサウンドが好きな人であればOK!な作品だろうし、あまり聞かない人にとってはNO!な作品である。
メロディーは比較的キャッチーだし、メタルコアの中でも聞きやすいバンドの一つである。ありがちなサウンドだけど、僕は結構好きなバンドである。久々に聞いたが、なかなか良かった。例えるなら、アメリカのメタルチャートで人気があるタイプのバンドかな・・・・・・・。

JAMES LABRIE-Impermanent Resonance ★★ (2014-01-11 18:05:42)

僕は、前作を高く評価している。
例えば、Dream Theaterの最新作と前作「Static Impulse」を比較した場合、個人的にはソロ作の前作の方に軍配が上がる程、気に入っている。
その前作を、超えることは出来るのか。

個人的な感覚で言えば、残念ながらその前作を越えてはいない。
でも決して、出来が悪い訳ではなく、路線自体も前作の延長線上である。
また、アルバム全体の統一性で言えばこの作品の方が上であるだろうし、整合感も上である。

ただ、各楽曲のドラマティックさやいい意味でのバラエティさは、前作の方が圧倒的に上である。
メロデスにラブリエ.......ある意味、アンバランスの美学とでも言おうか、その絶対的要素が減っている点が、個人的には物足りない残念な点である。
まとまる......のは良い事なんだけど、敢えてまとまら
…続き

JAMES LABRIE-Static Impulse ★★ (2013-08-30 20:16:35)

この作品、個人的にはついで買いであったし、あまり期待もしていなかったけど、当時はまあまあ聞いていた作品である。
ドリーム・シアターにおける彼の過小評価には、僕は苦言を呈したいけど、彼が想像以上に魅力的なVo.であるのかを再認識するには、いい作品である。

ソイルワークやイン・フレイムスに共通するメロディック・デスを基本に置きながら、そこに印象的なラブリエのノーマル・ボイスが乗っかってくるという、ある意味アンバランスな感覚こそがこの作品の最大の魅力であり、エモっぽさもありながら個性的なサウンドが構築されている。
一歩間違えばダサくなりそうな作風を、楽曲の出来がカヴァーしているし、バックを固めるメンバーも実に個性的である。
もしかしたら、このメンツで本格的に活動してもいいのではと感じさせる程、楽曲の出来はいい。
当時の評価は先ず先ずだったと思うけど、案外ノ
…続き

JON BON JOVI-Destination Anywhere ★★ (2009-03-20 12:27:00)

中古店でよく見かけるけど、今改めて聞くとなかなかの作品だと僕は思います。
ただ、当時聞いた時は、時代背景の問題もあり、ボン・ジョヴィの今後がちょっと心配だという人が多かった気がする。
キャッチーなメロディーを期待すると少々肩透かしではあるが、楽曲にはツボがあり、やはりソングライターとしての実力の高さを証明する内容である。
若いファンよりも、彼らをオンタイムで見てきたファンの方にこそ、今聞いていただきたい作品である。
今こそ、評価される作品である。

JOURNEY-Arrival ★★ (2009-10-15 17:28:00)

どの時代に彼らの作品を聞き始めたのかによって、評価というのは変わってくるとは思うけど、単純に何の先入観もなしで聴けば、爽快なアメリカン・ロック作品であると僕は思う。
楽曲の質としては、決して新人バンドには書けない円熟味があるし、アメリカン産業ロックが好きであれば、合格点はつけられる完成度であると思う。
やっぱりソングライティングに力のあるバンドらしく、楽曲にはちゃんとツボがある。
全盛期の楽曲と単純に比較すれば、それは正直物足りないけど、よくガンバっている方だと僕は思うけど.....妙なモダンさが無い点は、ファンなら評価できるハズ。

JUDAS PRIEST ★★ (2008-06-14 19:24:00)

新作からまだ1曲しか聞いていないけど、今度の新作は考える音楽になりそうである。政則氏が心配している若いファンがついてこられるかという問題だけど、僕は心配無用だと思う。
予定調和の作品が、世の中には万延している。バンド自身が、マーケティングしたようなありきたりな作品に、僕は正直うんざりしている。CDが売れなくなった原因は、インターネットの普及だけが問題ではないような気がする。
たった1曲だけど、これはかなりのインパクトがあった。「ペインキラー」路線のサウンドをファンが期待していると知りながら、彼らはその一歩、二歩先を進んでいるのである。
音楽を聞かなくても、力作であることは想像できる。楽しみでしかたない。
前作がやっぱり、バンドをいい方向に向かわせたように思う.....。

JUDAS PRIEST-Nostradamus ★★ (2008-07-07 18:32:00)

作品に対する賛否両論はあって当たり前のことなので、どちらが正解という答えは勿論ないわけだけど、僕はこの意気込みは高く評価したいですね。
この時代に、2枚組でコンセプト・アルバム・・・・・・・・・セールスの事を考えた時、これはどう考えてもプラスにはならない・・・・・・・なのに、何故こういった作品を作るのか・・・・・・・前を見てるからこそ、こういった作品が作れるんですよ。
振り返れば、前作はバンドにとってオマージュ的作品だった。
次はどういった作品を作ればいいのか・・・・・・・・・・。
なかなか新作を出さない大物バンドが、今の時代多すぎる。どうせ出したって、売れないだろ・・・・・・・・といった声が、実はそこには隠れている。
それなら興行して、ゆっくり適当に作品つくるか・・・・・・・という結論に、現代は結びつきやすい。
コンセプト・アルバム・・・・・・クイー
…続き

JUDAS PRIEST-Nostradamus ★★ (2014-07-14 17:36:32)

大雑把に言えば又は見方によっては、はたまた音楽性から言えば、「Painkiller」と対極に位置する作品という言い方も出来るのかも知れないけど、どちらが彼ららしいかと聞かれれば、そのどちらも彼ららしいと僕は答えるだろう。
あのタイミングでしか、この作品は作れなかったハズである。

彼らがまだ若くて、今後も新作がコンスタントに発売されるという期待感があって、それで尚このような作品が2作品続いたのなら文句の一つも言いたくなる人の気持ちは理解できるけど、彼らはもう若くはないのである。
やる気があっての2枚組コンセプト・アルバム.......楽曲も良く出来ていて、ドラマティックさで言えば、彼らの作品の中でも上位にくる内容である。
作りこまないといけないという意味では、こういった作品は簡単には作れない。
当然、時間もかかるし、手間も掛かるのである。
そうい
…続き

JUDAS PRIEST-Nostradamus-Revelations ★★★ (2008-11-21 19:02:27)

今この時代に、こういった作品を作れる実力を改めて凄いと思った。この作品で感動できない人とは、僕は馬が合わないだろう。
安易な選択(楽してアルバム作ろうとか、時流に迎合しちゃえとか)をしがちなバンドすべてに、この作品を聞かしたい。
感動は、おさまらない。

JUDAS PRIEST-Redeemer of Souls ★★ (2014-09-15 18:22:28)

全く個人的な意見で言えば、僕の「Angel~」に対する高い評価というのは、ロブが復帰して最初のアルバムという事で、各楽曲に対する個別の評価の高さというよりも、アルバムの作風が今後の方向性を示していて、それがもう一度本線に戻るという意味合いをかなり含んでいて、それに対する高評価となった。

バンド自身が自分達をどう捉えてどう考えているのか、というのは僕にとってはすごく大事で、だからこそ「らしさ」というものに強いこだわりがある。
でも、その「らしさ」の基準は人によって違うわけだから、僕と正反対の意見があっても全く構わない。
そもそも僕は、他の人に同意を求めて書いている訳でもないし、そのアーティストなり作品なりが好きであるから書いているだけであり、だからこそ時には厳しい表現になる。

このアルバムを聞いて「買って損した.....」という感覚は、全く湧かなかっ
…続き

KALMAH-12 Gauge ★★ (2010-03-09 18:49:00)

自分よりも熱いHR/HMファンの友人の一人が、強烈に薦めてきた作品である。
まず、音の圧力がすごい。
楽曲もアグレッシブで、ブラック的な雰囲気とゴシック的な雰囲気を程良く含みつつ、徹底的にブルータリティーで突っ走る、一聴しただけでわかりやすい格好良さがある作品である。
それにしても、楽曲がいい。
海外では既にコアなファンが多いバンドだけど、日本でもこれは大ブレイクしそうな気がする。
これは、いいよ。

KAMELOT-Haven ★★★ (2015-07-07 19:12:32)

彼らの作品は何枚か持ってはいるけれど、質の高さは認めるものの、プログレ色が強く聞く時に集中力を要するため、どうしても何度も繰り返して聞く機会があまりなかった。
久しぶりに彼らの作品を購入したのにも特別な理由はないけれど、結構良い作品だと感じた。

僕の感覚では、良い意味でもっと分かりにくくてシンフォニック色が強い印象だったけど、この作品に関して言えば、簡潔にまとめられていて単純に聞きやすくなっていると感じた。
世間には、もっとシンフォニック色が強いバンドやプログレッシブ色が強いバンド、またはドラマティックなバンドはたくさん居るかも知れない。
だけど、それらを絶妙なバランス感覚で演奏できるバンドは少ないハズである。

こんなバンドだったけ.....勿論良い意味でだけど、なんか昔の作品も聞きたくなった。
聞きやすくなる......この現象をあま
…続き

KREATOR-Gods of Violence ★★★ (2017-01-27 19:00:51)

個人的には、17年できる限り発言数を伸ばそうと思っているんだけれど、これがなかなか進まない。
新譜に限らないのであれば、それは意外に簡単なのかも知れないけど.....。
僕はこのサイトでしか発言をしていないし、それを変えるつもりもないけどね。

前評判も高かった彼らの、およそ5年ぶりの新作である。
僕は前作がかなり気に入っていて、結構聞いた記憶がある。
その前作を超えられるのか......。

前作を聞いた時も感じたんだけど、音楽的質感がアクセプトにすごく似ている。
この新作、前作以上にメロディックであるため、よりそれを強く感じる。
もはやスラッシュ・メタルというよりも、正統派HMと言った方がしっくりくる感じである。
楽曲の出来も良く、サウンドには威圧感があり、同時に荘厳さもある。
展開を多く仕込み、目まぐるしく状況
…続き

KREATOR-Hordes of Chaos ★★ (2009-02-08 18:21:00)

時代性なんて全く無視である。
僕は昔、スラッシュメタルばかりを狂ったように聞いていた時があった。
その当時と比べると、最近はそんなには聞いていないと思う。
でも、このバンド......個人的には、特別好きという感覚はなかったが、意外にもほとんどの作品を持っていた事に、最近気がついた。
こういったバンド、僕の場合、実は結構多っかたりする。
この作品も、実にいい出来である。変則スラッシュではないが、なんかこういった作品も、僕は好きである。

KREATOR-Phantom Antichrist ★★★ (2012-06-09 22:32:32)

メロディーの豊富さから言えば、彼らの歴史上トップクラスではないだろうか。
クリーターが、ここまでわかりやすいキャッチーな感覚を前面に出してきた事に少し驚いたけど、それは僕にとっては当然プラスの効果でしかない。

KREATOR-Phantom Antichrist-Death to the World ★★★ (2017-02-01 21:23:26)

この曲なんかは、スラッシュ・メタルの理想形ではないだろうか。
扇情力が半端ない。
変則スラッシュではないけれど、ちゃんと変化もあり、楽曲が面白く強力である。
このバンド、演奏力もあり、硬派である所もカッコイイ。

L.A. GUNS-Black List-One More Reason to Die ★★★ (2017-12-15 21:15:49)

アメリカで長い間猛威を振るってきたメタルコアというジャンルにも、ここ数年勢いが無くなってきている。
そこそこ知名度もあり、良いアルバムを作ってきたバンドでさえ、活動を続けるのが難しくなってきている。

そんな中、今僕がかなり気に入っているのがこのバンドである。
1stもかなり聞き込んだけど、この2ndはそれを上回る出来である。
やっている音楽は、想像できるメタルコアど真ん中である。
目新しさなんてないけれど、これがホントに良いのである。

AILD程メロディーは豊富ではないけれど、共通点も多く何といっても心に響いてくる楽曲が特徴である。
今このご時世で、堂々王道路線で勝負してくる度胸は大したものである。
貴重な存在である。

LAMB OF GOD-VII: Sturm und Drang ★★★ (2015-09-22 11:34:53)

今でも定期的に聞いているのは、「As the Palaces Burn」ぐらいであり、最近のハード・コア色が強すぎるというか、コア路線まっしぐらという方向性にイマイチ魅力を感じていなかった自分にとっては、劇的な変貌に感じる。
ちなみに前作は購入していないし、ここ数作品はあまり印象にも残っていない。

勿論、前作や前々作の路線が好きな人は多いだろうし、それこそがこのバンドらしさという感じはする。
でも、バラエティに富んでいて、各楽曲に面白みが増したこの新作は、僕にとっては最高傑作だと感じる。
この新作、恐らく彼らの歴史の中で、前作からの変化が一番大きい作品ではないだろうか。
聴く人によっては、迫力が足りないとかオリジナリティが足りないと感じるかも知れない。
だけど、僕は良い意味で聴きやすくなった楽曲には、新たな魅力が加わったと感じている。

…続き

LAMB OF GOD-VII: Sturm und Drang-512 ★★★ (2015-09-27 21:56:46)

今年下半期の、僕にとっての大物バンドのリリースラッシュは、現在進行中である。
その中でも、かなり上位に位置しているこの新作の中でも、一番好きな曲である。
ドラマティックであり、サウンドに隠された威圧感は、以前のそれとは異質である。
PVも劇的であり、サウンドに込められた迫りくる恐怖感は、新たな魅力でもある。
新作は、楽曲の面白さで言えば、間違いなく過去最高である。


MyPage