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ヤングラジオさんの発言一覧(評価・コメント) 251-300
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LAMB OF GOD-Wrath
LAST AUTUMN'S DREAM-Hunting Shadows
LILLIAN AXE
LILLIAN AXE-Psychoschizophrenia
LOSTPROPHETS-Weapons
LOUDNESS-SOLDIER OF FORTUNE
LUNA SEA-PERIOD ~THE BEST SELECTION~
MEGADETH
MEGADETH
MEGADETH
MEGADETH
MEGADETH-Dystopia
MEGADETH-Dystopia
MEGADETH-Dystopia-Look Who's Talking
MEGADETH-Endgame
MEGADETH-Endgame
MEGADETH-Risk
MEGADETH-Super Collider
MEGADETH-Th1rt3en
MEGADETH-Th1rt3en
MESHUGGAH-obZen
METAL CHURCH-This Present Wasteland
METALLICA
METALLICA
METALLICA-Death Magnetic
METALLICA-Death Magnetic
METALLICA-Hardwired… to Self‐Destruct
METALLICA-Hardwired… to Self‐Destruct-Confusion
METALLICA-Metallica
METALLICA-Reload
MIKE TRAMP-Maybe Tomorrow
MORS PRINCIPIUM EST-Dawn of the 5th Era
MORS PRINCIPIUM EST-Liberation = Termination
MOTLEY CRUE
MOTLEY CRUE-Saints of Los Angeles
MR. BIG-Bump Ahead
MR. BIG-Defying Gravity
MR. BIG-What If...
MR. BIG-…The Stories We Could Tell
MYRATH-Legacy
NICKELBACK-Dark Horse
NICKELBACK-Feed the Machine
NICKELBACK-No Fixed Address
NOCTURNAL RITES-Phoenix
OPETH-Ghost Reveries
OUTRAGE-Outrage(2009)
OUTRAGE-Outrage(2009)
OVERKILL-The Electric Age
OVERKILL-The Grinding Wheel
OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz

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LAMB OF GOD-Wrath ★★ (2009-03-10 17:45:00)

音楽的な方向性はあまり変わっていないと思うけど、なんか質感というか感触としては、全く別のバンドという気がする。
コア路線まっしぐらで、サウンドから感じる威圧感は過去最高である。
アメリカでの人気はこの手では既にトップクラスであるが、新たなコアなファンの獲得にも成功しそうである。
迫力が凄い。
特に、アルバム前半から中盤への流れが、好きである。

LAST AUTUMN'S DREAM-Hunting Shadows ★★ (2008-11-24 09:26:00)

音楽性にあまり変化がないバンドの為、楽曲の出来のみが明暗を分けることになるが、過去の作品と比較した場合、少し物足りなさを感じる出来である。
バンド名を聞いて想像できるサウンドなので安定感はあるが、そこがマンネリという現象を生みやすい原因かも知れない。
もう少しフックを多用しなければ、右から左に流れていきそうなので、何かそろそろ変化があってもいい気がする。
音楽的方向性は好きだが、何か工夫が欲しいかな。

LILLIAN AXE ★★ (2009-07-13 14:31:00)

昔、「ポエティック・ジャスティス」を買って初めて聞いた時、感動したのを思い出した。
CDショップに何度も電話し、入荷したら是非取り置きしておいてくださいと念を押し、電話があったその日急いで買いに行ったことを思い出した。
あの頃の自分は、今にして思えば、何かにとりつかれていたのかと思うぐらい、音楽に熱中していた。
最新作を買って何度か聞いたけど、イマイチだった。
あの感動できたリリアン・アクスは、やっぱり4thまでだったのかもしれない。
あの昔の空気感は、ここには全く存在しなかった......。

LILLIAN AXE-Psychoschizophrenia ★★ (2009-07-15 15:35:00)

彼らは再始動後、3枚のオリジナル作品を発表している。
再始動しながら、新作を全く出さないバンドよりはよっぽどマシではあるが、このアルバムまでの完成度と比較すると、聴き劣りしてしまうというのが正直な感想である。
しかも、その出来は段々と下降線をたどっている様な気がする。
ソングライティングにおける才能は、まだまだ健在だと思うから、何か釈然としない感覚が残ってしまうのである。
時流の要素を含みながら、この完成度は圧巻でもある。
2ndもいいし、3rdもいいけど、この4thも案外いいのである。

LOSTPROPHETS-Weapons ★★ (2012-06-11 16:33:35)

実は、密かに好きなバンドの新作である。
この手のタイプでは、圧倒的に好きかもしれない。
それは、音楽に対して真剣さを強く感じるからである。

前作は、やる気が空回りして分かりやすさの後退という現象を生んでしまったけど、それでも意欲作という感じは十分伝わる作品であった。
この新作、出だしの2曲が非常にカッコイイ。
キャッチーさも復活して、単純に良い出来だと思う。

このちょっと変わった歌メロは、やっぱ魅力的だね。
うん、個性的だ。

LOUDNESS-SOLDIER OF FORTUNE ★★ (2008-08-11 20:39:00)

日本発という狭い肩書きが必要無い、彼らの力作である。最近で例えるなら、エリックを起用したTMGと発想は似ていて、Vo.の説得力を最大限に利用した、ツボを押さえた楽曲がズラリと並ぶ良作である。
日本発に関しては、僕も一部のバンドしか好きでないけど、そういった人達にも胸を張ってお勧めできる作品である。
なんか懐かしい......久々に聞いたけど、やっぱりいいね。

LUNA SEA-PERIOD ~THE BEST SELECTION~ ★★ (2008-05-17 20:21:00)

このバンドの楽曲は、どこか洋楽に近い。またマイナーコードによる楽曲もあり、HR/HMファンにも通用する泣きも存在する。
僕はこのバンドの楽曲が好きだった。メロウになろうがハードになろうが、ツボを押さえた楽曲のレベルは相当高いと僕は思う。たまに聞きたくなる・・・・・・作品である。

MEGADETH ★★ (2009-09-06 06:49:00)

ここ2作品の出来が非常に良かったので、新作が楽しみである。
ある一時期のバンド内の混迷状態から考えると、今のデイヴ自身に迷いは全くない。
だから、らしさ全開の作品が続いている。
今の時代、CDは売れない。
だけど、そんな事は別にいい.........と、良い意味で開きなおっているアーティストとそうでないアーティストの格差が、実に顕著に作品の出来に反映されている。
ここまでらしさを貫く、こだわりの強さを僕は高く評価したい。
新作が、らしい作品であることは約束されている。

MEGADETH ★★ (2011-11-02 22:30:56)

新作に対する評価は、僕の知る限り良いものが決して多くはありません。
だけど、帰ってきたクーカイさんが仰っている様に、繰り返し聞いていると、何かしらの発見があるのも事実で、実は楽曲そのものは悪くない、言い換えれば案外出来も悪くないと僕は思います。

第一印象は、音数の多さが楽曲の輪郭を不明確にしていて、確かに印象に残りにくい感じがします。
またメロディの変化の少なさと演奏のバリエーションの少なさが、アルバムに平坦な感覚を生みだし、これもマイナスな印象を生み出している感じがします。

しかし、ですよ。
楽曲そのものは実は強力で、過去の作品と比較しても、全く劣ってはいないのです。
このバンドの最大の強みである、楽曲のレベルの高さはこの新作でも健在です。
世間の評価や他人の評価は、全く気にする必要は無いです。

裏を返せば、かなり
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MEGADETH ★★ (2011-12-27 19:48:40)

新作が発売された事もあるが、今年、聞いた回数が一番多いアーティストがこのメガデスである。
物事の背景や時代背景、彼らが歩んだ歴史を考えながら、何度も繰り返し聞いてきた。

実は今年に購入した作品、例年と比較してもそんなに変わっていない。
だけど購入しても、一回聞けば十分といった作品が多く、印象にもあまり残っていない。
当然すぐに、CDラック行きである。
音楽に充てる時間は、確かに昔と比較すれば減ってはいるけど、まだまだ聞いている自信はある。
音源も昔に比べれば、かなり増えたハズである。

しかし、実際聞いているのは、ホンの少しのアーティストだけである。
こんなに新譜が発売されているのに、繰り返し聞きたくなる作品は一握りもないのが現状である。

メガデス、僕の中では年々その評価が高くなってきている。
初期なんかよ
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MEGADETH ★★ (2015-03-29 07:54:04)

昨年、ショーンとクリスの脱退が発表されたけど、彼らが関わった3作品の出来そのものは、そんなに悪くないと僕は思っている。
だけど、相性という視点から捉えれば、メガデス言い換えればデイブ・ムステインという男とはあまり良くないと思っていた。
それは、彼らの実力が足りないとかそういう事ではなく、もっと大胆さがあってもいいというか、我を通すというか、まあデイブの意見もかなりありそうだけど、自分がメガデスというバンドの歴史を変えていくというぐらいの、意気込みを見せてもらいたかったという気がする。
メガデスはデイブのバンドだから......と言ってしまえばそれまでだけど、その限られた範囲の中でも、もっと大胆に挑戦してもらいたかったという気がする。

あと、ソングライターでもありプロデューサーでもあるジョニー・Kとの相性も微妙で、個人的には好きな人なんだけど、また彼が関わっ
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MEGADETH-Dystopia ★★★ (2016-01-23 22:34:22)

前作から、約2年半ぶりの新作である。

結局は、マーティーやニック・メンザがもたらしたものと同じ効果を生むための、キコとクリス・アドラーの起用だった事が、サウンドを聞けば分かる。
言い方を変えれば、4th~6th辺りの再現を試みているから、この人選だったとも言えるのかも知れない。

僕は、クリス・ブロデリックが居た3枚の作品の出来自体は、今でも決して悪くないと思っていて、特に前作と前々作はミキシングが違っていたならば、もっと違った感触になっていた気がする。
確かにポップになりすぎていて、シリアスさや緊張感に欠ける作風は、昔からのコアなファンからすれば、物足りなく感じたに違いない。

この新作、前作や前々作で感じた弱点が、上手く巧みにカバーされている。
キコに関しては、非常に賢い人という印象だったけど、その通りの器用さを感じるし、クリス
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MEGADETH-Dystopia ★★★ (2016-01-26 18:17:39)

今の音楽シーンに、かつての80年代のような勢いはない。
アーティストが、必死で名作と呼ばれるような作品を作ったとしても、HR/HMバンドの場合、その売り上げはたかがしれている。
よって、現代ではそこに何のおいしさも感じないだろうし、逆にリスクは伴う。
全く無名の新人ならいざ知らず、ある程度のキャリアや代表作を数多く持つ彼らのようなバンドが、新作を出す意味や意義を真剣に考えた時、それを躊躇したとしても何の不思議さも無い。

適当に......という言葉は決して発しないだろうけど、私利私欲を最優先に考えながら、それを上手くごまかしてファンの為と言いながら、惰性で活動しているバンドも実は多かったりする。

活動を停止しない.......それを現代風に言えば、創作活動を停止しない事である。
言い方を変えれば、新作を出すという事である。
ライブ
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MEGADETH-Dystopia-Look Who's Talking ★★★ (2017-05-14 06:12:52)

あくまでも個人的な感覚だけど、メガデスの一番の凄さは楽曲の平均的なクオリティが常に高い所にある。
特に、デイヴの衰えを知らないソングライティング力は、特筆すべきものがある。
その実力たるや、僕の中ではもうずっとトップに君臨する程である。
元々の楽曲の出来は良いのだから、それなりのメンツでそれなりの意図で作れば凄い作品が出来る
である。

このアルバムの楽曲なんて、どれもが質が高い。
しかも、まだまだ伸びしろを残してである。

これくらいのキャリアがありながら、停滞感を感じさせないバンドなんて稀である。
今でも新作に対する期待感は、底をつかない。
また、ボーナストラックにも名曲が存在するバンドの代表格でもある。

MEGADETH-Endgame ★★ (2009-09-11 15:45:00)

彼らの作品の中で、個人的にらしくないと思う作品は、「クリプティック~」と「リスク」であったりするけど、その後に出た「ザ・ワールド~」からの3作品は、僕の中では第2期黄金期と呼べるぐらいの、充実した内容の作品が続いていた。
「らしさ」の意味を決して勘違いしない所が、メガデスいやデイヴの強みである。
この新作、僕は初めて聞いた時、なるほどねというのが最初の感想であった。
3作続いた、楽曲におけるメロディーのキャッチーさや面白みには重点を置かず、あくまでもトータルとして一気に聞かせようとする姿勢は、これまでの3作品とは一味違っている。
また、1曲1曲単体ではなくアルバム一枚で表現しようとする姿勢も、「カウントダウン~」頃の作風に近い。
非常にらしい作品である。
最近のキャッチーなメロディーのメガデスはちょっと.......と、思っていたファンを振り向かせる、
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MEGADETH-Endgame ★★ (2009-09-14 15:46:00)

今現在、勢いがあるどんなバンドのサウンドと比較しても、負ける気がしない格好良さである。
まさか、ここまでの作品を作ってくるとは、誰が予想できたであろうか。
これは、素直に凄い作品である。
また、聴き手をグイグイ引っ張り込む力に満ちた作品である。
これは、きっと他のアーティストからも高い評価を受けるであろう。
来たねメガデス.......頂点が完全に見えた.......。

MEGADETH-Risk (2012-01-30 18:54:47)

ポップという言葉がキーワードになっているが、決してポップではない作品。
ポップという言葉の解釈は、人それぞれだろうけど、僕はポップという言葉は適当ではない気がする。
ポップというキーワードは、当時の本人達のインタビュー記事の内容から来ているんだと思うけど、一体何がしたいのかが分からない内容である。
僕はマーティーが居た頃のメガデスが好きだけど、それは言わば前半で、もうこの頃になると完全に裏目に出たとしか言いようがない迷走ぶりである。
当時のHR/HMシーンの時代背景もあり、これでメガデスも終わったかな.......と思ったぐらいの違和感である。

僕は、この作品久々に全部聞いた。
当時を思い出したくないとか、さまざまな理由でこのアルバム僕の中では封印してきた。
よくぞ、ここから復活したものである。
デイブの凄さを、あらためて強く感じた
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MEGADETH-Super Collider ★★★ (2013-06-09 12:44:54)

「お前ら、新作(新曲)聞きたいだろ!」
ファンの気持ちを考えず、比較的大物でありながら、新作を出さずに昔の遺産で興行のみという安全策で活動しているバンド達を嘲笑う、御大の新作の登場である。
アルバムが売れない、こんな時代でもコンスタントに新作を出してくれる、デイヴという男は実にファン想いである。

何度か聞いてみたし、インタヴュー記事を読んだりもしたけど、この作品の目指している方向性は「Criptic~」ではなく、やっぱり「Countdown~」のような気がする。
でも、それは所謂パート2という事ではなく、全体的な質感という意味においてである。
「Countdown~」の最大の特徴は「空間を残す」という事と、「楽曲にアクセントをつけるリズム、テンポの変化の付け方」にあると思う。

弾き過ぎず、変化をつけるというのは、案外難しい。
僕は
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MEGADETH-Th1rt3en ★★ (2011-10-26 20:41:26)

前作である「エンドゲーム」は、突出した楽曲が無くても総合的に評価すれば、かなりの完成度であったと僕は思う。
彼らも、今や歴史が長いバンドとなった。
これくらいの歴史となると、当然マンネリという嫌な言葉が浮かんでくる。
しかし、メガデスに限って言えば、楽曲の面白さやメンバー交代によるサウンド、作風の変化もあり、その言葉は見事に当てはまらない。
HR/HMバンドの中でも、比較的狭い音楽範囲の中で、これだけ良い曲を書き続ける事ができる凄さをもっと評価してもらいたい。
次作が予想しづらいバンドなんて、これくらいのキャリアがあるバンドの中でも、かなり貴重な存在である。

待望の新作は、はっきり言って過去のどの作品とも違う。
「ワールド~」から3作続いたキャッチーな路線でもなく、前作ともやはり違っている。
簡単に言えば、モダン化という言葉が浮かん
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MEGADETH-Th1rt3en ★★ (2011-10-29 21:59:14)

個人的には、これを簡単に駄作という一言で片づけてもらいたくない。

確かに、メロディが少ないしキャッチーさも足りないかも知れない。
似たような楽曲が多く、変化にも乏しく、ヘヴィさばかりが目立つのも事実ではある。
極端に言ってしまえば、他のバンドにデイヴが入って歌っているという印象さえある。

この数日、僕はこの作品が、過去のどの作品に近いのかを考えていた・・・・・・・。
また、もしメンバーが違っていたならば、どのような作品に仕上がっていたのだろうかとも考えていた。

僕は前作は「ラスト・イン・ピース」に近く、新作は「カウントダウン~」に近いと結論づけた。
僕が考える全盛期のメンバーは、マーティーとメンザがいた頃で、作品で言えば「ラスト~」「カウントダウン~」「ユースアネイジア」である。
実は、この3作品は作風が全く違う。
…続き

MESHUGGAH-obZen ★★ (2009-03-02 16:50:00)

僕は、彼らの音源を3枚しか持っていないし、たまに聴く程度なんだけど、こんなサウンドだったっけ.......というのが、最初の感想だった。
いい意味で聴きやすくなったというか、整合感はかなり増した気がする。
この手が苦手という人にも、入門盤として案外いいかも知れない。
エクストリーム・メタルという言葉がよく使われるけど、この独特な世界観はやっぱりいい。
音楽は、幅広く聞いた方がいい。

METAL CHURCH-This Present Wasteland ★★ (2009-02-15 16:22:00)

あの昔のMETAL CHURCHを期待すると、違和感を感じるかも知れないけど、単なる一枚の作品として向き合えば、全然悪くないというのが僕の感想である。
確かにVo.の声質と質感がブルース・ディッキンソンに似ているから、アイアン・メイデン的に聞こえる部分もある。でもアイアン・メイデンよりも、ブルースのソロ作品が好きな人の方にこそ、訴えかける要素が多い感じがする。
個人的には、男臭いサウンドを未だに演奏してくれている所が、なんか嬉しかった。
今このバンドのファンは少ないだろうけど、金銭的に余裕がある方は挑戦してもいいかも知れない。
うん、悪くはない。

METALLICA ★★ (2008-09-10 05:26:00)

CDそのものが売れなくなってきているのは、何も日本だけのことではないが、BURRN!の指摘通り、市場としての日本もそのパワーを完全に失ってしまっている。
あの90年代の暗黒の時代でも、ファンはずっと耐えしのいできた。日本のHR/HMファンだけは、別格・・・・・・この言葉も、今は何の説得力をもたなくなってしまっている.........寂しい現実である。
ファンはどこへ行ってしまったのだろうか・・・・・・・。
メタリカの新作が、どこまでファンを取り戻せるのか・・・・注目である。
メタリカ以上に、今の日本の市場に影響力を持つバンドはいない。
僕は2曲だけ聞いたけど、日本のファンが期待するものとは少し違う気がした。全部聞かないとわからないが、良い意味で期待を裏切る作品であって欲しい。最後の切り札の登場である。もう後は無い・・・・・・・。

METALLICA ★★ (2013-03-19 20:16:32)

新作は、一体いつになったら出るのだろう.......と考えながら、アルバム「DEATH MAGNETIC」を、最近よく聞いている。
興行中心でしか、アーティストに生き延びる術は無い。
そんなことは分かっているけど、やっぱり現役最強HR/HMバンドだけに、その意地というかその力をもっと見せつけるべきではないだろうか。
こんな時代だからこその、新作で。
興行における凄さは、もう嫌という程見せつけているんだから.......。

結果として「DEATH MAGNETIC」は、結構お気に入りの作品になった。
音作りとアレンジだけでも改善すれば、もっと評価が高かった気がする。
楽曲自体は、かなり強力だと僕は思う。
「DEATH MAGNETIC」が発売された時、4年ぐらいは次の新作出ないんだろうな、と思っていたけど、もうとっくに過ぎてるしね。

METALLICA-Death Magnetic ★★ (2008-09-11 21:09:00)

日本のHR/HMシーンにとって、最後の切り札の登場である。
振り返れば、メタリカというバンドは常に予想を裏切るバンドであった。変化し続けるという意味においても、彼らは同じ路線を続けなかった。
この新作は、過去のどの作品ともやはり違っている。一番近いのは、「セイント・アンガー」だと思うが、「マスター~」や「ブラック・アルバム」や「アンド~」の要素も割合は少ないが含んでいる様に思う。
まだ3回しか聞いていないけど、僕の率直な感想は、とっつきにくい作品だなあという事である。どの言葉が一番あてはまるのか悩んだけど、僕はとっつきにくいという言葉を選んだ。
①②③あたりの前半はインパクトもあり、結構好きだけど、後半の楽曲にはあまりキャッチーさがないので、正直印象に残りにくかった。
この作品で、彼らは完全に開き直ったという印象を、僕は受けた。今、バンドのやりたいものが、こ
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METALLICA-Death Magnetic ★★ (2008-09-21 20:31:00)

「ロード」が発売されたとき、僕はメタリカというバンドは常に世間の予想を裏切る、ある意味ひねくれたバンドだと強く思った。
予想をしても当たらない・・・・・・・・・メタリカの新作の方向性を予想するのは、難しい・・・・・・きっと、それは彼らが意識して、そうしているからだと僕は思っていた。
しかし・・・・・・・・である。見方を変えてみた時、僕は気がついた・・・・・・。
実は彼らには、逆に何の計算も無いことに・・・・・・・・。
彼らの作品には、その時代の空気感が強く反映されている。言い方を変えれば、時流のエッセンスが「無意識」に取り入れられてる。「だから、同じ路線が続かないのである。」
この新作、実は前作の「セイント・アンガー」にすごく似ている。「セイント・アンガー」の楽曲から、コマーシャル性を排除し、原曲のアグレッシブさを残し、敢えてコンパクトにしなければ、こうなっ
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METALLICA-Hardwired… to Self‐Destruct (2016-11-20 07:18:41)

あんまり、こういう言い方は好きではないけれど、今現在アーティストにとって新作を作る意味や意義、前作とのインターバルが8年という歳月をどう考えるのかとか、今の彼らにとって出来る事は何なのかとか、作品の内容とは直接関係がない要素が当然気にはなってくる。
僕は今でも彼らのファンだけど、盲目的なファンではない。

結論から言えば、僕の評価は高くない。
僕の意見は、B!誌における大野さんの意見に限りなく近い。
この新作、今の彼らが自由に何の圧力も受けずに曲作りを行ったならばこうなるといった感じで、あまり新鮮味がないし、楽曲に変化が乏しい。
これは今の音楽シーンにも関係することなので、致し方が無いのかもしれないけど、20年でオリジナルが3枚という実績から考えても、なんか腑に落ちない感覚が残る。

僕はその3枚の中では、「デス・マグネティック」が一番好き
…続き

METALLICA-Hardwired… to Self‐Destruct-Confusion ★★★ (2016-12-20 15:09:00)

この新作の中では、一番のお気に入り。

僕はこの新作に良い評価をしていないけれど、アルバムを最初から聞いてきて、ディスク2のこの曲までの感じは、実は悪くないという印象がある。
でも、それは「聞きやすい」という理由からくるものであり、そこには聞き流せば......という条件が付いてくる。
深く考えずに、BGM的に聞くのであれば、そんなに悪くないのかも知れない。

しかし、である。
ひねりがない、案外さらっと流れていく楽曲には、物足りなさがある。
「前作ほどのツギハギ感はない」という言葉をいろいろなサイトのレビューでよく見かけるけど、(B!誌で前田氏も言っていたけど、)それは決して悪い事だけではないハズである。
ツギハギ感は、楽曲を磨いていく過程で起こる現象でもあり、アーティストの懸命さが伺えるものでもあり、したり顔で否定的な意味で、簡単
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METALLICA-Metallica (2017-02-23 18:49:19)

この作品の発売当時を冷静に振り返ってみると、僕がまず思ったのはサウンド・プロダクションの良さと楽曲のかっちり具合であった。
作品の出来自体は良いと思ったけど、僕は前作や前々作が凄く気に入っていたので、それらは超えていないなという感じだった。

あれから25年以上が経過したけど、僕の感想は当時とほとんど変わっていない。
彼らは、デビュー作から33年が経過してるけど、意外にもオリジナルは10作品しか残していない。
その中で順位を付ければ、この作品個人的には真ん中よりも下に位置する。
それは相対的なものではあるけど、91年のベスト・アルバムの10枚にも僕は選んでいない。

もしこの作品が記録的なセールスを残さなかったならば、彼らの歴史は随分変わったのではないだろうか.......。
何故、メタリカは偉大なのだろうか......。
その
…続き

METALLICA-Reload ★★ (2009-11-17 19:17:00)

守るべきものが無かった(意識する必要が無かった)80年代とは、全く違う環境で「ロード」と共に制作された作品。
バンドの巨大化と通称「ブラックアルバム」がモンスターヒットを記録した事により、彼らには守るべきものを真剣に考えなければならなくなったのである。
僕は楽曲的にも好きな作品であったりするけど、この頃の音楽シーンやバンドの背景を考えると、この頃が彼らにとって一番考えるという作業を真剣にしなければならない時期であったのかもしれない。
メタリカというバンドは、意外に計算が無いバンドであることに比較的最近気がついたが、だからこそ貴重であり、この作風なのである。
時流のエッセンスは、自然にサウンドに投影されてはいるけれど、それはいつもの事だし、今冷静に聞けば、実に彼ららしい方法論で出来た作品であると僕は思う。
前進し続けるというよりも、逆に言えばその場で留まれない
…続き

MIKE TRAMP-Maybe Tomorrow ★★★ (2017-04-10 21:03:57)

僕は、マイクのファンだからずっと追いかけてるけど、恐らくこの作品を購入する人もきっと同じなんだろうな。
彼がソロ名義で出した作品は、ホワイト・ライオン時代のようにHR/HM色は強くなく、またサウンドから感じるバンド色も薄い。
しかも、多少の質感の違いはあれど、まあどれも似たような感じである。

この新作、僕の感じで言えば、ソロ作品の中では一番好きである。
楽曲は比較的キャッチーだし、なんせアルバムに流れる空気感がいい。
どこか吹っ切れた感じもあり、新鮮味がある。

楽曲は欧州的であり、アメリカンでもあり、それはホワイト・ライオンにも共通する部分である。
でも、サウンドは全然違うけどね......。

僕は、結構聞いてます。

MORS PRINCIPIUM EST-Dawn of the 5th Era ★★ (2015-01-04 07:05:19)

メンバーが多少入れ替わろうが音楽性もほとんど変わらず、しかも安定したレベルをキープするという、そういう意味ではもっと評価されてもいいバンドの代表格である。
この手のクラスで所謂、典型的なメロディック・デスをやっているバンドは現状皆無なので、結構貴重な存在感である。
ちなみに僕は、昨年のベスト・アルバムの10枚に選出している。

贅沢な注文を言えば、もう一つ楽曲に磨きがかかれば、個性も出るし一皮むけると思うんだけど、やっぱりそれは贅沢すぎるかなという気がする。
このバンドの強みは、アルバムの統一感にあり、故におやっと思うような楽曲が無い所にある。

安定感と統一感.......これはもっと評価されてもいいと僕は思う。

MORS PRINCIPIUM EST-Liberation = Termination ★★ (2009-10-17 16:34:00)

日本での知名度がどれくらいなのか知らないけど、海外ではこの手が好きなコアなファンからは圧倒的な支持を得ているバンドである。
2ndを推す声が多いけど、個人的には整合感で圧倒するこの作品である。
サウンド的にはイン・フレイムス辺りと共通点が多く、楽曲の良さやサウンド・プロダクションの良さも手伝い、この手のトップクラスの人たちと肩を並べられる作品である。
メロディック・デスが好きな人で、まだ聞いたことが無い人がいたら、聞く価値は十分にありますよ。
トータルタイムも短く、一気に聞けます。

MOTLEY CRUE ★★ (2008-05-06 07:02:00)

ようやく発売される新作からの1stシングルのオンエアが始まっている。ちなみに、アメリカでのオンエアは好調である。
路線は、あの昔のモトリーらしい路線である。でも僕は、なんか作風だけを昔に戻した感じがして、なんか違うんじゃないかと感じた。
まだ1曲だけなのでわからないけど、なんか心配である。この1曲だけなら、ベスト収録の新曲の方が圧倒的に良いと僕は感じた。
でも、新作楽しみである。

MOTLEY CRUE-Saints of Los Angeles ★★ (2008-06-24 22:07:00)

この方向性を誰が決めたのかが、非常に興味深い。思い返せば、ベスト盤収録の新曲の出来は良かった。誰の楽曲だろうが、クオリティーは高かったように思う。
それらの楽曲とのリンクはあるのか........僕はこの点に注目していたが、この新作は全く別物と考えてよさそうである。
確信犯的に、音楽的方向性は一本筋が通っている。彼らの場合、作品ごとのカラーが明確だった。そういう意味では、統一性があり狙いは明確である。
今の彼らにできる事........を考えたとき、ある意味自分の意見を殺しながら、メロディーのキャッチーさを残した努力は評価できると僕は思う。正しく、ファンのためのアルバムである。
一見地味だし、過去の作品と比較すると物足りない部分は多分にあるけど、思ってたよりは楽曲は練られていた。ファンのためのアルバム......個人的には85点かな。周りのスタッフにとっては、自信
…続き

MR. BIG-Bump Ahead ★★ (2009-02-10 22:08:00)

彼らの作品で、どれが一番好きかと問われれば、2ndと僕は答えるが、順番をつければ2nd、1st、3rdそして4thとなる。
スーパーユニットは長くは続かない......という嫌な言葉が、当時も浮かんでいたが、このメンツは客観的に言っても豪華なメンバーである。
楽曲もコア過ぎず、ポップ過ぎないという、玄人集団ならではのバランス感覚によって成り立っている楽曲が多い。
1st、2nd以外でお勧めは、やはりこの作品かなという気がする。
再結成は、すごく嬉しいが、早く新作が聞きたいというのが、本音である。
マジック・・・・・・・やっぱり、4人が揃うと華がある。

MR. BIG-Defying Gravity ★★ (2017-07-16 17:49:18)

「What If...」に対する高評価は、楽曲の出来の良さは勿論であるけど、とにかくエキサイティングでスリリングな所にあった気がする。
それと単純に比較すれば、落ち着きのある隙間のあるサウンドが、ある意味シンプルでチープさを感じさせるサウンド・プロダクションと相まって、マイナスな印象を与えがちである。

だけど、僕個人で言えば、少なくとも前作よりは遥かに良いし、結構好きである。
典型的と呼べる楽曲は少ないし、従来のわかりやすさが少ない分、イマイチという評価を受けそうだけど、楽曲はバラエティーに富んでいて面白いし、新鮮味がある。
らしさという点でも、他のバンドでは再現できそうにないので、十分あると思う。

ただこのバンドに興味がない人には、難しいかなという気もする。
正直、HR/HM色は薄い。
だけど、ロックが持つ普遍的な魅力には溢れて
…続き

MR. BIG-What If... ★★★ (2013-11-10 15:31:11)

発売当時は、あまり音楽に集中していない時期だったので、まあまあかなという印象だけ残った。
長い、短いに関わらず、僕にはこういう音楽をあまり聞かないという時期が不定期で訪れる。

実は最近、こういう普通のHR/HMをよく聞いている。
00年代以降、ラウド・ロックやメタルコア等の、ど真ん中ではないHRを聞く機会が増えた。
それは、有望な新人がなかなか登場しない従来のHR/HMでは、とても満足できない状態に陥った為であり、僕にとっては必然の流れであった気がする。
しかし、そのシーンにも限界を感じてきたため、戻ってきているというのが現状である。

この作品、2ndの様にポップではないし、キャッチーさも正直少ない。
だけど、楽曲には躍動感があり、全曲スリリングである。
やっぱり、このメンツでしかマジックは起こらないのである。
ヒット
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MR. BIG-…The Stories We Could Tell ★★ (2014-10-04 20:32:06)

それを職業としているライターやスタッフの方には、本音を書けない事情というものがある。
インターネット等の普及もあり、今となってはその辺りは十分理解されているとは思うけど、レヴューにしたって点数なんかよりコメントの方が大事であって、更に言えば行間を読むという作業も、実は重要であったりする。
僕はアルバムのレヴューをする時、情報等はあまり入れず、出来るだけ加点方式で考えるようにしている。
これを減点方式で考えてしまうと、あれもこれも気になるし、周りの情報にかなり影響を受けてしまう。
僕はもう結構な年数HR/HMを聞いているので、その前後の流れなんかは自然に頭に入っているので、ライナーノーツやインタビュー等の情報は、あまり参考にしない。
そうは言っても、人によっては鋭い考え方をもっていたり、冷静に客観的に分析していたりもするので、人間性を知る手段には利用しているか
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MYRATH-Legacy ★★★ (2017-01-09 10:35:01)

この手の作品を積極的に聞かない人にも、大きな衝撃を与えたという意味においても、16年この作品を高く評価したHR/HMファンは予想以上に多かった気がする。
よく言われるように、オーファンド・ランドやキャメロットに音楽性は近いと思うけど、僕は広義的に捉えて今回ドリーム・シアターを比較対象とする。

ドリーム・シアターは16年に新作を出した。
だけど、僕は全く好きになれなかった。
実際、購入後2回しか聞いていないし、今後聞かないのかもしれない。

実はドリーム・シアターの方が、このバンドよりも遥かに高度な事をやっている。
なのに、この作品の方が、圧倒的に心を揺さぶる。
それは、何故なのだろうか......。
こういった嬉しい誤算的作品は、たまに出てくるけど、いつも思うことは、音楽にとって何が大事であるかという事である。
計算で作
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NICKELBACK-Dark Horse ★★ (2009-01-21 07:18:00)

基本的には、これまでの路線の延長線上にある作品である。マット・ランジを起用したのは、恐らく多少の変化を求めただけなので、軸は結果としても全くブレてはいない。
個人的にはサウンド・プロダクションの質感以外は、特に何にも変わっていない気がする。
音楽的方向性を全く変えずにこの安定感は、バンドがすでに大物バンドに成長した証しでもある。
比較的あっさりした感じがあるのも、多少の変化を求めた結果からくるものだと思うので、心配は全く無用である。
この安定感こそ、圧巻である。

NICKELBACK-Feed the Machine (2017-07-05 21:31:29)

前作は、実験的な要素が若干強かったので、本来の姿に戻ったと分析するのは間違いではない。
だけど、変化を恐れずチャレンジする事は、決して悪いことではない。
結局は、結果がイマイチというか、楽曲の出来自体がよくなかったのが問題であって、チャレンジそのものはむしろ僕は好意的に受け止めていた。

僕が思う最高傑作は5thであり、それ以降では「ヒア・アンド・ナウ」が一番好きであるが、大きな流れで言えば出来自体は緩やかな下降線をたどっている気がする。
彼らのやっている音楽性はごまかしが効かないし、輝かしい実績がある以上、求めるハードルはあまり下られない事情がある。
音楽性がほどんど変わらないバンドの苦しさは、楽曲の出来を常に高く保ち続けなければならない点にある。
だからこそ、その打開策がチャレンジなのである。
チャレンジしたけど結果変わらなかったのと、
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NICKELBACK-No Fixed Address (2014-12-08 15:02:59)

音楽性を全く変えないバンド......GODSMACKの新作の所でも書いたけど、それを自分達がどれだけ意識しているのか分からないけど、このバンドも例に漏れず何も変わっていない。
所謂ポスト・グランジにジャンル分けされるバンドにもこの傾向が強いけど、楽曲の出来が落ちない限りに置いては、僕はずっと好意的に受け止めてきた。

1曲1曲のインパクトについては、バンドの歴史が長くなれば当然薄れてくる。
音楽性が変わっていないのに、常にインパクトを残すのは無理な話でもある。

僕はこういったバンドの新作を聞く時、自分なりのチェックポイントがある。
それに当てはめると、この新作僕の評価はあまり高くない。
もしこれを無名の新人が出したとしたら評価は変わってくるけど、敢えて言うならば中盤の出来が少し弱いのといつものダイナミックな音作りで弱さをごまかしているよ
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NOCTURNAL RITES-Phoenix ★★ (2017-09-25 21:15:55)

前作から、約10年ぶりの新作である
いくらメインのソングライターが抜けたとはいえ、バンドにいかなる事情があったにせよ、ファンの立場から考えれば10年は待たせすぎである。
現役感はやっぱり大事であり、個人的にはあまりワクワク感はなかった。

単刀直入に言えば、前作の延長線上である。
だけど、質感はかなり違っていて、ヘヴィさが増してサウンドは重くなっている。
楽曲自体は、意外にもブランクを感じさせない仕上がりであり、らしさも継承されている。
一枚の作品としてもトータルバランスが良かった前作には劣るものの、多くのファンの予想ラインは超えてきている気がする。
特に④~の展開には、これはこれでいいんじゃないかと納得できる要素が多いと思う。

「らしさ」は十分にある。
これを変わってしまったと捉えるのもアリだし、変っていないと捉えるの
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OPETH-Ghost Reveries ★★ (2012-01-16 19:50:12)

彼らが日本でどのくらい人気があるのか?正直、分からない。
音楽性は複雑であり、ジャンル分けでさえ難しい........。
聞き込みが必要なアーティストではあると思うけど、難解すぎて僕の場合は、その実体になかなかたどり着けないのが現状である。
何回聞いても、その凄さの核心に到達できないでいる。

個性は、何より大事である。
それは意図して仕掛けるというよりも、結果的にそうなったという方が実は好ましい。
本来、いろいろな意味で分かりやすいアーティストの人気が衰え、こういった難しいアーティストの方が人気があることに、僕は何か不安感を覚える。

このバンドは、確かに個性的である。
複雑だから、人気があるのかも知れない。
だけど、もっとわかりやすくて、キャッチーなバンドはたくさん居る。
そういったバンドが、もっと注目された方が
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OUTRAGE-Outrage(2009) ★★ (2010-02-01 19:21:00)

時代錯誤も甚だしい内容である、いい意味で。
単純に昔に戻ろうとしたわけではないので、そこには新鮮さがあり、妙な計算がない所が、作品の凄みに輝きを増している。
楽曲もわかりやすく、故に印象に残りやすい。
変に小細工をすると、焦点ボケを生みやすいが、この作品にはそれが全くない。
あの昔の彼らが、パワーアップして戻ってきたという印象である。
これは、いいね。
なんとなくベイエリア風味もあり、僕は好きですね。

OUTRAGE-Outrage(2009) ★★ (2010-03-06 21:12:00)

日本発という感覚を意識しないで済むから、日本のバンドをあまり好んで聞かない自分でさえ、彼らのアルバムは結構持っていたりする。
彼らもワールドワイドで活躍するバンド同様、一時期はモダンさを感じさせる音楽性であったが、これも他のバンド同様、音楽シーンの復活と共に見事に蘇生していった。
楽曲の充実度から言えば、僕は最高傑作と断言したい。
自然に身を任せるという方法論からは誕生しない、芯を据える事から生まれるタイプの名作である。
バンド自身であってもいいし、周りのスタッフの助言であってもいいけど、やっぱり何か明確な芯を持つことの重要性を強く感じる作風である。
ある意味、海外のバンドを追いつけ追い越せで追っかけていた彼らが、ここにきて一歩前に出た感覚である。
①そして⑩と、最初と最後が特に強烈である。

OVERKILL-The Electric Age ★★ (2012-04-21 17:32:25)

歴史が長いバンドだと、逆に初心者にはとっつきにくくなる傾向がある。
どの作品を聞けばいいのか、どれくらいの作品を聞けば全貌が掴めるのか、とか考えていると、結局面倒くさくなるという結論に結びつく可能性がある。

僕は半分以上彼らの作品を持っているけど、かと言って特別に思い入れのあるバンドではなかったりする。
これを冷静に考えてみると、作品の出来の良さでつまりは購入している訳で、僕にとっては安定感のあるバンドである。

この新作も実にらしい作品である。
楽曲的には前作の方が好みだけど、完成度はやっぱり高いバンドである。
コンスタントに新作を発表している点でも、貴重なバンドである。
典型的なベイエリアサウンドなんかと比較しても、負けない格好良さと威圧感がある。
まあ前作の方が、楽曲的にはキャッチーだけどね。

OVERKILL-The Grinding Wheel ★★★ (2017-02-11 22:04:56)

ベテランバンドの余裕感は、一体どこからくるのだろうか。
決して結論ありきで、逆算で導き出しているわけではないんだけど....。
音楽性が似ている若いバンドも探せばいるんだけど、やっぱり何かが違うのである。
アルバムが売れなくなって久しく、アーティストにとっては難しい時代なんだろうけど、決して悪いことばかりではない気がする。
その一つが、このような良い現象を生んでいるのではないだろうか。

この新作、僕は好きである。
なんせ楽曲にひねりがあって、面白い。
スラッシュ・メタルのファンでなくても、十分に楽しめる内容に仕上がっている。
ストレートに疾走するよりも、僕はこちらの方が好みである。

今の時代、変に時流を読む必要はないし、周りからのプレッシャーも強くないハズである。
勿論、根底となる実力があってこその話しだけど、バ
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OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz ★★ (2009-03-30 16:01:00)

そりゃね、やっぱり初期のオジーの作品はいいよ。
僕はこの作品、先輩から借りて後追いで聞いたけど、その時はあんまり実感として名作という感じはしなかった。
だけどその後、たくさんのアーティストの作品を聞き、改めてオジーの全作品を聞いた時、これはやっぱりすごい作品という事に気がついた。
ランディがいかに凄いかなんて今更語る気がしないけど、オジーの曲で10曲選ぶとすれば、この作品から一体何曲が選ばれるのだろうか。
90年代以降のオジーは認めないというファンも多いけど、僕はどの時代も好きである。
楽曲がいい。


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