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ヤングラジオさんの発言一覧(評価・コメント) 1-50
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9MM PARABELLUM BULLET
9mm Parabellum Bullet
A Different Kind of Truth
AC/DC-The Razors Edge
ACCEPT-Blood of the Nations
ACCEPT-Blood of the Nations
ACCEPT-Stalingrad
ACCEPT-The Rise of Chaos
ADELITAS WAY-Adelitas Way
ADRENALINE MOB
AEROSMITH
ALICE COOPER-Hey Stoopid
ALL THAT REMAINS-A War You Cannot Win
ALL THAT REMAINS-Madness
ALL THAT REMAINS-Madness-Never Sorry
ALL THAT REMAINS-The Order of Things
ALTER BRIDGE
ALTER BRIDGE-AB III
ALTER BRIDGE-Blackbird
ALTER BRIDGE-Fortress
ALTER BRIDGE-The Last Hero
ALTER BRIDGE-The Last Hero-My Champion
AMARANTHE-Amaranthe
ANDI DERIS-Million Dollar Haircuts On Ten Cent Heads
ANGRA-Secret Garden
ANTERIOR-This Age of Silence
ANTHRAX-For All Kings
ANTHRAX-Worship Music
ARCH ENEMY-War Eternal
ARCH ENEMY-Will to Power
ARMORED SAINT-Win Hands Down
AS I LAY DYING
AS I LAY DYING
AS I LAY DYING
AS I LAY DYING-Awakened
AT THE GATES-At War With Reality
AT VANCE-Only Human
AVENGED SEVENFOLD
AVENGED SEVENFOLD
AVENGED SEVENFOLD
AVENGED SEVENFOLD
AVENGED SEVENFOLD-City of Evil-Bat Country
AVENGED SEVENFOLD-Hail to the King
AVENGED SEVENFOLD-Hail to the King
AVENGED SEVENFOLD-Nightmare
BAD MOON RISING-Bad Moon Rising
BLACKWELDER-Survival of the Fittest
BLESSTHEFALL-Awakening
BLIND GUARDIAN
BLIND GUARDIAN-At the Edge of Time

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発言している3曲を連続再生 - Youtube



9MM PARABELLUM BULLET ★★ (2010-01-10 17:44:00)

日本のバンドにはあまり興味が無いけど、このバンドは友人から勧められて、たまに聴いてきた。
新曲は、このバンドの魅力が出ていて、マイナー調の変則リズムは、なかなか魅力的である。
うーん、いいかも。

9mm Parabellum Bullet ★★ (2010-01-10 17:44:00)

日本のバンドにはあまり興味が無いけど、このバンドは友人から勧められて、たまに聴いてきた。
新曲は、このバンドの魅力が出ていて、マイナー調の変則リズムは、なかなか魅力的である。
うーん、いいかも。

A Different Kind of Truth ★★ (2012-02-11 06:19:36)

先行シングルが、恐らくアルバムの中で一番キャッチーなんだろうなあ~と思っていたので、個人的には予想通りの作風だった。
「1984」~「BALANCE」までの、キャッチーな彼らを期待すると、物足りないという感想が聞かれそうだけど、なんせ長すぎるブランクがあった事を考えれば、僕にとっては合格点である。
サミーがVo.であれば、作風は多少違っていたのかな、と考えさせるほど楽曲はデイヴ寄りである。

もう少しシングル向けの楽曲があれば、誰しも納得という感じになったと思うけど、それは高望みかも知れない。
それにしても、新譜が聴けたという事だけで僕は単純に嬉しい。
彼らには、少しでも多く今後のHR/HMシーンを活性化してもらいたい。

AC/DC-The Razors Edge ★★ (2010-02-12 15:32:00)

彼らの作品の中でも、比較的キャッチーな要素を多く含むので、僕は3番目に好きな作品である。
客観的に聴いても、5枚選ぶとすれば、必ず入ってくる作品だと思うので、お勧めである。
でも、このバンドの凄さはライブにあるので、一度は映像で確かめてもらいたい。
贅肉を極限まで削ぎ落したロックで、僕は苦手なタイプなんだけど、AC/DCの場合は別格かなという気がする。
楽曲もツブ揃いで、僕は定期的によく聴きますね。

ACCEPT-Blood of the Nations ★★★ (2012-05-23 15:08:04)

音楽関係者にも、圧倒的支持を得た作品である。
再結成......というのはファンにとっては嬉しいけど、再結成後の作品の出来が、全盛期に匹敵するという現象は、残念ながら滅多に存在しないのが現状である。
再結成という意味や意義を、真剣に考えているバンドが実は少ないのではないか。
今の自分達がやりたいのは、「これなんだ」と言われても、音楽的方向性がどうであろうと、楽曲の出来が全盛期のレベルに達していないのがほとんどである。

このアルバムを聞いて、正直驚いた。

ACCEPT-Blood of the Nations ★★★ (2012-05-23 15:19:21)

予想を遥かに超える、楽曲の充実度である。
単純に楽曲の出来が良い。
全盛期の要素も残しながら、新たな魅力が加わり、昔を全く知らない方にも十分にアピール出来る完成度なのである。

これなら、文句の言葉なんて浮かばない。
音楽的には、比較的オーソドックスなHMである。
なのに、楽曲にはパワーがある。
恐るべし........である。

今の新人バンドに欠けているものが、たくさん入っているアルバムである。
これは、いい。

ACCEPT-Stalingrad ★★★ (2014-08-16 12:02:52)

前作との比較で言えば、キャッチーさが増大し、整合性も高くなった印象が強い復活第2作である。
正統派でありながらも、楽曲はポップだし、ギターソロも豊富で非常に聴きやすい内容に仕上がっている。
らしさという点においても、昔からのファンを納得させる展開が多く、楽曲はとにかくキャッチーである。
ファンが、彼らに期待するものが多く詰め込まれているという点でも、ある意味理想型の一つである。

僕は、この年のベストアルバム10枚の内の一つに選んでいる。
特に変わった事をしなくても、名作は生まれるのである。

ACCEPT-The Rise of Chaos ★★★ (2017-09-17 19:30:58)

僕の意見は、ほぼ火薬バカ一代さんと一緒であり、客観的に言ってもかなり鋭い分析だと思う。

マーク加入後の作品は、路線も全く変わらないのでマンネリ感を生みそうだけど、とにかく楽曲の出来がよく僕はそれを感じたことは一度も無い。
マンネリに関しては、同じ路線を続けながら徐々に質が落ちていった時に感じるものであり、そう感じないということは、そういう意味でも楽曲の出来の良さが逆説的に証明されている。

彼らはベテランであり、大きな変化は必要がないと思う。
比較的自由な環境でアルバムを制作できる今の時代を考えても、本人たちがそれを望まないのであれば、安定したクオリティーを発揮できる今の路線で、僕は大正解であると思う。

この出来で、文句の言葉なんて浮かばない。
非常にいい出来である。
個人的には、②がベストトラックかな。

ADELITAS WAY-Adelitas Way ★★ (2015-02-28 20:18:38)

こういった知名度があまり高くない、オルタナティヴ・メタルに分類されるバンドというのは、日本では一体どういった層の人に支持があるのだろうか。
例えばこのバンドの場合、CDを聞くという範囲なら、SHINEDOWNやDAUGHTRY等のファン、産業ロックが好きな人、又は広義的にアメリカン・ロックが好きな人には訴えかけるものがあると思うけど、それをどういった形で紹介することが出来るのかを考えた時、どのメディアでも中心になれないこういったバンドは、必然的に苦戦を強いられる事になる。
勿論、ライブ等において発揮される確実な実力があれば話は別だけど、極端な言い方をすれば、楽曲だけがいいバンドというのは、今の時代でも十分魅力的なんだけど、日本の場合難しい立場となる。

このアルバムなんかは、有能なソングライターが関わっている事もあって、おとなしい作風ながら良く出来ている。

…続き

ADRENALINE MOB ★★ (2014-03-09 12:27:56)

精力的に活動するラッセル・アレンとドリーム・シアターを脱退したマイキーが合流して、一体どんな音楽をやるのかに注目が集まった彼らのデヴューアルバム、12年発売である。

プログレっぽい作品に期待が集まったけど、ここで聞かれるのはモダンさを重視した今風のラウド・ロックである。
そうは言っても基本はオーセンティックなHR/HMなので、客観的に見ればそれらの中間ぐらいの位置である。
マイキーがソングライティングに関わっていない事は明白で、楽曲にしろ演奏にしろ特別にその存在感は感じない。
突出した楽曲は無いし、何か特別な事をやっている訳ではないけれど、一枚のアルバムとしての完成度は予想よりも全然高い。ここら辺に強者達の実力を垣間見ることが出来るわけで、決して自分の期待を裏切る事は無かった。

今風.....この部分は今後もきっと保たれるハズである。

…続き

AEROSMITH (2012-11-11 21:03:10)

新作を購入した。
彼らの場合、さまざまな事情や背後関係があり、それを考慮するとしないでは、彼らに対する見方は大きく変わってくる。
彼らの苦悩を考えると、こういったサイトでさえ発言するのも僕は億劫になる。

オリジナルとしては、本当に久々の新作である。
正直に言うと、90年代と違い、僕にとって彼らはもはや中心的存在ではない。
当然、HR/HMシーンにも世代交代が必要である。
ベテランには、ベテランとして頑張ってもらいたい。
が、それがいつまでも、注目され過ぎている現状を見る限り、その世代交代は残念ながら上手くはいっていない気がする。

各ベスト盤に収録されていた当時の新曲と比較してもわかりやすいが、もはやあの勢いはない。
だけど、どのサイトでも絶賛の意見が多い。
あの路線でない事に、ファンは寂しさを感じないのであろうか
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ALICE COOPER-Hey Stoopid ★★★ (2013-12-31 21:12:21)

この1週間は、ほとんど音楽を聴く時間がなかった。
新譜も買ったけど、開封すら出来ていない。
まあ、そんな事はどうでもいいけどね....。

この作品、僕の中での評価は高く、91年発売の作品とは思えない完成度の高さを誇る。
80年代後半~90年代初頭にかけては、HR/HMが一大ムーブメントになった影響もあり、オーバープロデュース的な作品も多かった。
中には結果的に、アーティストの魅力を半減させたような、作品も多かった。

しかし、この作品の様に、この時代だからこそ出来た名盤もあり、そういった意味でも貴重な時代ではあった。
どんな優れたアーティストであっても、今この完成度を再現するのは難しい。
それは、売れっ子ソングライターやプロデューサー、豪華なゲスト陣、予算や時間が十分にないと、ここまでの完成度に結びつかないからである。

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ALL THAT REMAINS-A War You Cannot Win ★★ (2014-01-14 21:38:25)

恐らく従来のファンからは、軟弱になったとかポップ過ぎるといった批判的な意見が聞こえそうな、12年発売の通算6枚目の作品である。

例えば③⑤⑧等に代表される、従来のメタルコア路線でない楽曲に不満を抱く気持ちは分からなくもないけど、自分的にはそこが逆に魅力的に感じてしまうのが正直な感想である。
特に⑧、この曲なんかはメタルコアでもなんでもなくて、普通のHRなんだけど、僕はこの1曲の為にアルバムを買った程気に入っており、このバンドのメロディアスな部分が上手く出てて、この路線でもいいのではと、個人的には思ってしまう程である。
元々このバンドは、メロディアスな楽曲を書ける実力があるのに、なんでもっとこういったキャッチーな路線に舵取りをしないのか不思議に思っていたけど、今後は是非キャッチーな要素をもっと増やしてもらいたい。

クリーンパートが多すぎる......
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ALL THAT REMAINS-Madness ★★★ (2017-05-06 18:16:06)

音楽性の変化には、無意識なものと意識的なものがある。
また、メンバーチェンジ等による不可避的な変化もあったりする。
しかもそれは、100対0のような比率になる事はなく、前作や前々作からの繋がりというか、そういう大きな流れからも考える必要がある。

この新作、前作や前々作が気に入っていた自分にとっては、違和感ありありの内容に仕上がっている。
正直、90年代に嫌という程経験した「なんで、変わってしまったんだ」という感覚に近いものがある。
メンバーのコメントを見るまでもなく、この変貌ぶりは意識的に仕掛けないと起きない変化でもある。

個人的には、楽曲の質が伴っていれば、変化には比較的寛大である。
しかし、意識的なものが強すぎると、力が入りすぎる余り得てしてこういう結果になりやすい。
だけど、メロディック的でありポップな作品が2作品続い
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ALL THAT REMAINS-Madness-Never Sorry ★★★ (2017-05-11 21:06:51)

新作の中では、一番好きな曲である。
アメリカのシーンを見ていると、彼らに限らずメタルコアからオルタナティヴ・メタルへと変貌を遂げるバンドがここ数年多い。
完全でなくても、典型的なメタルコアからの脱却を試みているバンドは実に多い。

それを、どう受けとめるのか...。
そのバンドの「らしさ」をどこに置くのかは、重要である。
変化の本質が、どこにあるのかを考えるのは大事である。

この曲なんて、彼らとしては異質ではあるけど、僕は好きである。
楽曲至上主義は、続いている。

ALL THAT REMAINS-The Order of Things ★★ (2015-02-27 18:36:55)

僕は前作を高く評価したけど、この新作もその流れを汲む内容に仕上がっている。
そもそも、ポップさを増すことの何が悪いというのか.....クリーンVo.の増大や楽曲にキャッチーさが増した事によって、新たな魅力が加わり、他のバンドとの差別化が明確になった。
恐らく、3rdにあたる「Fall Of Ideals」が一番メタルコアとしてのカッコ良さが出ていて、一般のHR/HMファンには受けがいいと思うけど、それとはまた違った良さが生まれている。
勿論、それらの要素も残ってはいるけど、よりメロディを前面に出した楽曲には新鮮さがある。

僕は、「Over Come」と「For We Are~」の出来はイマイチと感じていて、このバンドもここまでか......と正直思っていたんだけど、前作、そしてこの新作で見事に復活した気がする。
やっぱり楽曲には、キャッチーさが必要だ
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ALTER BRIDGE ★★★ (2016-05-23 18:53:24)

マーク・トレモンティの、通算3枚目のソロ作品を聞いてみた。
僕は、この人のソングライターとしての実力を高く評価していて、ソロ作品も全て持っている。

この新作も、非常にらしい作品であり、トレモンティ節が炸裂している。
個人的には間違いなく最高傑作であると思うし、なんせ楽曲の出来がいい。
勿論、過去2作品の延長線上の内容ではあるけれど、サウンドはヘヴィであり現アルター・ブリッジとの共通点も多い。
アルター・ブリッジのテクニカルな部分が好きな人は勿論だけど、比較的シンプルなので骨太のロックが好きな人
にもアピール出来るかもしれない。

これはいい。
単純にカッコいい。

ALTER BRIDGE-AB III ★★★ (2011-12-23 04:51:07)

このバンドのアルバムを聞いていると、楽曲作りの上手さを先ず感じてしまう。
とにかく、ツボをつかむ感覚に長けているから、楽曲にはキャッチーさがあり、非常に聞きやすい。
こういった人たちというのは、無意識でもそういった楽曲が書けるから、いつの時代でも非常に大きな武器となる。

僕は3枚とも持ってるけど、この安定感は抜群である。
クリードといいこのバンドといい、やっぱり凄いソングライター陣である。
比較的地味な作りなんだけど、よく出来てますよ、この作品も。

ALTER BRIDGE-Blackbird ★★★ (2014-04-23 16:30:42)

1stよりも地味な印象にはなっているけど、最新作に至るまでの成長の過程において、このバンドの基礎はこの2ndでかっちり固まったと断言できる程、完成度が高い作品である。
楽曲といいその演奏能力といい、そこら辺のバンドには再現できないその質の高さは、既にこの2ndで確立している。
また、楽曲の骨格がしっかりしていて、それでいて単純ではないその巧妙さ、上手さがこのバンドの最大の特徴でもある。
彼らは4枚のアルバムを発表しているけど、実はこの2ndが最高傑作ではないかという気さえする。

キャッチーさだけではない、その渋さが個人的にはたまならい魅力である。
このバンドの総合力の高さは、もっと注目されてもいい気がする。
個人的には③~⑤が好きである。

ALTER BRIDGE-Fortress ★★★ (2013-09-30 17:22:01)

HR/HMファンの間では、マイルズ・ケネディが属するバンドという認識が強いだろうけど、個人的にはCREEDのメンバーによる別プロジェクトという認識が強いバンドの新作である。

はっきり言って、今のCREEDとALTER BRIDGEの音楽性には、そんなに差が無いと僕は思っているけど、強いて違いを挙げるとすれば、CREEDはポップスチャートでも戦えるキャッチーさがあり、一方ALTER BRIDGEは、あくまでもロックチャートを主戦場とする仕上げ方にしている。
結局、両者を使い分ける事が出来る器用さが、メインソングライターであるトレモンティの強みであり、このバンドの強みである気がする。

とにかく、このバンド曲作りが抜群に上手い。
例えば、前作で言えば「Isolation」今作で言えば「Addicted To Pain」みたいなメロディがキャッチーでシング
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ALTER BRIDGE-The Last Hero ★★★ (2016-10-11 15:23:46)

トレモンティは、この新作を2ndと4thの中間と表現しているようだけど、個人的には2nd~4thまでの延長線上にありながら、1stにおけるスケールの大きさやキャッチーさを取り入れた集大成的な仕上がりになっていると思う。
言い方を変えれば、アリーナ・ロックへの傾倒が強い作品とも言えるし、テクニカルな部分を一旦置いておいて、ナショナル・チャートで戦える程の質の高い楽曲で構成された作品とも言える。

とにかく、スケールがでかい。
このバンドのコンポーザーとしての実力の高さを証明する内容であり、楽曲にはパワーがある。
またコンテンポラリー色も強く、1曲たりとも捨て曲はない。
個人的には、ダークでありヘヴィでありエモーショナルである③や⑥が好きだけど、それもいいアクセントになっている。

1stシングルを聞いた時、ちょっと弱すぎないかと新作の出来が心
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ALTER BRIDGE-The Last Hero-My Champion ★★ (2017-04-30 04:27:13)

こういう普通っぽい曲を、簡単に作れる才能があれば、きっと曲作りも楽しいだろうなと感じさせる一曲である。
例え簡単でなくても、難しそうに感じさせない余裕感がある。
このバンドの今の完成度の高さを、代表する楽曲でもあり、メジャー感を前面に出してもらしさを失わない、その器用さはかなり貴重である。

AMARANTHE-Amaranthe ★★ (2013-05-15 14:48:01)

恐らく基本はポップな楽曲なんだろうけど、アレンジは近未来的な部分があり、同時にメロデスやメタルコア的な要素を盛り込んでくる不思議なサウンドである。
個人的にはskilletがデスっぽく、ヘヴィにアレンジされたらこうなるといった感じなんだけど、楽曲はあくまでもドラマティックに作られているので、聞いていて心地いい。
僕の場合、この手ではこれ以上サウンドが軽くなると興味はわかないんだけど、そういう意味でも絶妙なバランス感覚で成り立っている音楽である。
楽曲の基本は、ポップなので、こういうサウンドがあまり得意でない人にもアピールできる魅力はあると思う。

所々にしか出てこないけど、ソイルワーク的な部分が個人的には好きである。

ANDI DERIS-Million Dollar Haircuts On Ten Cent Heads ★★★ (2013-12-09 15:26:12)

ソロ作品としては、本当に久々の新作である。
思い返せば、1stはPink Cream 69時代のポップ色が強く、それはファンが望んだ路線でもあり、評判もなかなか良かった。
そして2ndは、時流に流されたような作風で、個人的には問題外の内容だった。
CDは持っているけど、僕はもう10年以上聞いていない。

そして、この新作である。
あの2ndの悪夢を考えれば、僕には購入するのに相当ハードルが高い作品だった。
購入する理由......それは、アンディが好きであり、コンポーザーしての実力を認めているからという以外には何もない。
僕は、アンディは、実に器用な人だと思っている。
ソングライターとしての実力も、かなり高いし、その幅も広い。
基本は、Helloween用のアウトテイクというのは、想像しやすい。
事あるごとに、アンディはH
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ANGRA-Secret Garden ★★ (2014-12-22 21:40:56)

もう昔の典型的なアングラらしさというものは、結果として存在しないレベルになっている。
そのらしさという要素が希薄になったからという理由だけではないと思うけど、あのバンドにもあのバンドにも似ている要素が強調されていて、そこが妙に引っかかる。
また1曲1曲は、リフしかりメロディラインしかり仕掛けも多く、やたら展開が多い構成になっている。
でも楽曲自体の出来は決して悪くなく、過去のアングラらしさに拘らなければ、聴き応えは十分ある。

しかし、問題点もある。
確かに1曲1曲を単体で聴けば悪くはないけれど、アルバムの流れで聞くと、どうしても散漫な印象が残ってしまう。
これは統一性の無さから生まれるものであり、せっかくドラマティックな楽曲が多く収録されているのに、それが印象として残りづらくなっている点はかなり勿体ない気がする。

こういう作風にな
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ANTERIOR-This Age of Silence ★★ (2012-12-12 07:05:40)

僕は、BFMVの「POISON」でさえ、発売後2年以上経ってからやっとその凄さを理解したんだけど、その時にBFMVに近いバンドは居ないかなあと思って探した時、出会ったのがこのバンドだった。
BFMVにちょっと近いバンドというのは結構いるんだけど、彼らと同等に魅力のあるバンドというのは、実はそんなに多くない。
その中でも、彼らに最も近く楽曲的に魅力のあるバンドの最右翼が彼らだった。

⑤なんて、まさにその路線である。
その他の楽曲も、ギターが前面に出てるので、一般のHR/HMファンにもアピールする魅力がある。
しかし、それでも彼らは解散したのである。

実は、こういう所に僕は危機感を感じてしまう。
彼らのようなバンドさえ、長く活動できないのは何故なんだろう。
CDセールスは、全体的に確かに落ちてきている。
しかし、元来固定フ
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ANTHRAX-For All Kings ★★ (2016-03-10 17:48:36)

元々、なんでもありというスタンスを取っていたバンドである、という事を忘れていなければ、まあ彼ららしい作品という位置付けでいいと思う。
勿論、初期のような感じではないし、前作とも少し質感は違っている。

もはや単純に「スラッシュ・メタル」というには無理な部分が多く、モダンさを取り入れながらも、基本は普遍的なHR/HMであると言えるではないだろうか。

楽曲は、単純に流れない。
これをどう捉えるのか。
もしジョーイがヴォーカルでなければ、楽曲自体は少し弱いのかなという感じがするものの、それも今に始まった事ではないので、個人的には真ん中より少し上といった評価である。

でもジョナサンは、想像以上に楽曲に新鮮味を与えているので、それはかなりのプラスポイントではある。

僕は前半が好きだけど、後半のオルタナ感も決して悪くない。
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ANTHRAX-Worship Music ★★ (2012-01-23 16:07:37)

音楽面以外で、このバンドには言いたい事がいっぱいあるけど.......。
それは、やっぱり次回にしようかな。

オリジナルとしては、8年ぶりという長いブランクがあったけど、少なくとも前作よりは典型的ならしさは復活したように思う。
前作は、往年の彼らの姿を期待すれば、少々物足りなかったのかも知れない。
あの楽曲ではないし、比較的ポップすぎたきらいもある。
でも、アルバム後半の失速加減はひどかったけど、前半部分は楽曲的には面白くキャッチーな要素も結構あり、個人的には嫌いではなかった。

この新作、前作のようにアルバム後半にかけて失速するような事はない。
平均的に楽曲は、良くできているし、サウンドも分厚く統一感もある。
全盛期のような楽曲では勿論ないけど、モダンさばかりが目立った90年代のアルバムと比較すれば、僕はこの新作の方が好きで
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ARCH ENEMY-War Eternal ★★★ (2014-06-07 17:37:20)

前作から約3年振り、通算9枚目のオリジナルアルバム。
アンジェラのVo.については、常に賛否両論あったけど、それより何より音楽性自体に若干の路線変更があり、それが個人的には彼らの魅力の半減に繋がっていた。
ヨハンが居た初期3枚というのは、とにかく煽情力が半端なく感情に訴えかける曲作りが成されていたように思う。
それが、アンジェラ加入後初の作品である「Wages Of Sin」には、前作からの流れとして継承された部分はあったけど、それ以降の作品にはそういった部分に力点を置かない曲作りが成されていたように僕は感じる。
初期3枚と4枚目~8枚目というのは、Vo.のチェンジも重なり、感触としては全く違うものになっていた感覚がある。
典型的なメロディック・デスから正統派HMの要素を強く主張するメロディック・デスへのチェンジと、僕の目には映った。

前作は購
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ARCH ENEMY-Will to Power ★★★ (2017-09-17 18:59:07)

約3年ぶりの新作だけど、大まかに言えば前作からの延長線上にあり楽曲はよく練られている。
扇情力が高く、とにかくドラマティックな楽曲で構成されていた前作と比較すれば、一見淡白に聞こえるかもしれないけど、それは前作からの揺り戻しでもあり、若干キャッチーさが増したことがもたらす結果とも言える。
意気込み的なことで言えば、メンバーチェンジがあった前作の方が強かったハズだけど、この新作も実はいい出来である。

分かりやすさが増した事を、どう評価するのかがポイントになりそうだけど、個人的にはそれがマイナスに感じることはなかった。
前作同様、アルバムのラストを締めくくる⑩~の出来もよく、それが作品の引き締めに一役買っている。

僕は、結構好きですよ。
シャーリーの分析は鋭いね。

ARMORED SAINT-Win Hands Down ★★ (2015-07-12 17:29:49)

結局、哀愁を含んだ(それ程多くはないと思うけど)アメリカン・パワーメタルが好きかどうか、又はアンスラックスにも在籍したジョン・ブッシュのVo.が好きかどうかが、この作品の評価に影響を与えそうな気がする。
僕はジョンが大好きなので、この作品の良さが理解できるけど、もしこの作品がジョンでなかったならばと考えた時、ちょっと評価に悩みそうな内容でもある。

時流に関係しないオールド的な部分が多い所や男気くさい部分は、HR/HMを長く聞いて来られた方には懐かしくもありプラス部分にはなると思うけど、やたら装飾部分が多い所やごった煮色が強い所はややもするとマイナス評価になりかねないと思う。
正統派.....結局はこの部分が根幹にはあるので、ギリギリそれらの散漫になりかねない要素を一歩手前で持ちこたえている感じがするけど、うーん難しい作品であることは間違いない。


…続き

AS I LAY DYING ★★★ (2012-09-25 14:19:04)

メタルコアバンドの中でも、トップクラスの人気を誇る彼ら。
日本では、他のバンドの方が人気があったりするが、とにかく海外ではここ数年トップクラスである事は間違いない。
等身大でありながら、楽曲作りにも手を抜かず、それでいてライブにも全力を叩き込んでくる。
彼らは、実に健全な方法でファンを獲得してきた。
その自信は見事にバンドとしての成長に、磨きをかけている。

メタルコアというジャンルで括ってしまえば、そのフィールドは狭くなってしまうが、このバンドの最大の特徴はそのジャンル以外のファンが多いという事実である。
メタルコアばかりを聞いているコアなファンの支持もありながら、それでいて変に自分たちを変えようとしないそのスタンスにも好感が持てる。

とにかく、そこら辺のメタルコアバンドとはどこか違う風格がある。
比較的謙虚でありながら、フ
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AS I LAY DYING ★★★ (2012-09-29 15:53:18)

メタルコアと言っても、その幅は意外に広かったりする。
一般的に認識されているHR/HMバンドのサウンドに近いバンドも居れば、ハードコアに近く、またブレイクダウンばかりでメロディーがあまりないバンドも居る。

やはり日本のHRファンには、前者の方が人気であるが、このバンドも実は前者なのである。
このバンド、メロディーも比較的豊富にあるし、安易にブレイクダウンに逃げない楽曲の作り方も魅力である。

企画物である「Decas」には3曲の新曲が収められているが、この3曲が実に彼らの懐の広さを証明しているのである。
彼ら流に言えば、違ったタイプの3曲を収録しただけであって、特別なものではないらしいが、こういった所にこそバンドとしての力量が表現されるし、ポテンシャルの高さが証明されるのである。

新作も発売されたが、楽しみである。
じっくり
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AS I LAY DYING ★★★ (2014-06-18 17:00:32)

バンドの顔であるティム・ランベシス逮捕の件は、衝撃的であり残念で仕方がなかった。
それよりも更にショックだったのは、その後の彼の言動である。
何故そういう行動を取るのか、本当に理解に苦しむ残念な行為だった。

活動停止と言えども、復活はありえないと言える程のわだかまりを残す結果となった。
残ったメンバーで、新たなVo.を入れて8月にニュー・アルバムが発売されるけど、個人的にはそちらを応援していきたいと思う。
メタルコアの中でも、一目置かれる立場のバンドだっただけに、今回の件は非常に残念である。

AS I LAY DYING-Awakened ★★★ (2012-11-10 20:10:15)

企画物であった「Decas」に収録されていた新曲3曲とのリンクはあるのか、に注目していたけど、結局予想通りリンクは無かったようである。
実はこの3曲、僕は非常に気に入っていた。
このバンドの懐の広さを証明する出来栄えで、やっぱりいいバンドだなと再認識させてくれたものである。

この新作やっぱり一本、筋が通っているから、統一感がある。
彼らの場合、作品毎に若干違いはあるものの、僕の中では基本あまり変わらないバンドである。
例え、世間で自分たちがどう評価されようが、時流がどう変わろうが全く関係ない、ブレないその芯の強さが実に魅力的である。
コアにも走らない、だけどポップにも走らない。
媚びる感覚が全くないバンドである。

クリーンVo.の比重が、多少増えてはいるものの、やっぱりブレないバンドである。
安定感がある。

AT THE GATES-At War With Reality ★★ (2014-12-01 21:17:26)

B!誌のレヴューで政則氏が、メロディック・デス・メタルの現在進行形の姿と書いていたけど、なるほどなと思った。
更に付け加えるとすれば、AT THE GATESというバンドの現在進行形でもあるのではないか、とも思った。
メンバー自身がどのくらい意識して作ったのか分からないけど、もしバンドがずっと存続していて2014年にアルバムを出したとしたら、きっとこういった作品になったのではないかという視点から書かれたような内容である。

全体としても、前作にあった典型的なイエテポリスタイルのメロディック・デス色は薄く、どちらかと言えばモダンなデスラッシュ路線であり、普通のモダンなHM/HRとも言えなくもない。
また、判りやすさや即効性があまり無い分、聴き手には集中力が必要であり、全体を捉えるのが難しい作品でもある。

個人的にはバンドの真面目さが生んだ力作であ
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AT VANCE-Only Human ★★★ (2017-02-01 17:46:25)

僕個人の感覚で言えば、90年代半ばから続いたHR/HMシーンの低迷は、01年ぐらいに一度復活した。
とは言っても、そこには今でいうオルタナティヴ・メタル勢やポスト・グランジ勢を巻き込んだ形での、という条件が付く。
80年代には、シーンの細分化なんて考える必要がなかった。
ベテランや中堅のバランスも良く、そこに有望な新人も登場する。
今では考えられない、充実したシーンであった。

本来、こういったど真ん中の音楽性のバンドが、ベテランであれ中堅であれ新人であれ、もっと頑張っていたならば、そもそもここまでシーンが細分化されたり、低迷しなかったハズである。

このアルバム、当時はよく聞いていたけど、久々に聞いた。
時間が経っても、やっぱり良いものはいい。
コアがコアでないシーンは、やっぱりおかしいのである。

AVENGED SEVENFOLD (2011-10-16 05:09:42)

「NOT READY TO DIE」は、最高である。
ビデオゲーム用に書き下ろされたナンバーではあるが、実質的にはこれが彼らの新たなスタートとなる。
昨年発売された「NIGHTMARE」は、ある意味賛否を生んだのかも知れない。
それは、作風に少し変化があった為であるが、この新曲を聞けばこの流れが間違いでなかった事がわかるハズである。

レブを失い、マイクをサポートに呼んで、「NIGHTMARE」は完成した。
ある意味、方向性が見えにくい作風に、ファンは不安を抱いたのかも知れない。
しかし、この作品があったからこそ、この新曲は生まれたのである。
実に彼ららしいナンバーである。
しかも、今まで以上に楽曲は強力である。
バンドは着実に、大物への階段を昇りつつある。
それにしても、楽曲がいい。

AVENGED SEVENFOLD (2013-08-08 18:54:39)

新作からのタイトルトラックを聞いてみたけど、これは賛否分かれるだろうなという印象である。
僕が思うに、前々作から変化の兆候はあったし、それは前作「Nightmare」でも同じ考えだったと思うけど、ザ・レヴが亡くなった影響で、「Nightmare」はむしろ逆に、従来の自分達に戻った様な作風になった。
これは、マイクのドラムスにも象徴されていて、出来るだけ従来の彼ららしさを壊さないように徹していた事も少し影響している。

もし、ザ・レヴが存在していたとしても、彼らは変化する方向性にはあったとは思う。
ただ、ザ・レヴのドラムスはかなり個性的で、曲作りという点でも重要な要素を担っていたので、それは他人では真似がしにくい訳で、そう考えると全く同じ変化でも、その幅は結果的に大きくなってしまうのではないだろうか。
本来なら、前作というワンクッションがあったハズである
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AVENGED SEVENFOLD (2016-02-14 07:16:06)

思い返せば、マイキーをヘルプに使って「Nightmare」は完成した。そして、新メンバーのエレンを迎え入れ「Hail To the King」を完成させた。
僕の認識では、「Nightmare」の高評価に対して、「Hail To the King」の評価は、高くなかったというより酷いものだったと記憶している。

後だしジャンケンになってしまうけど、マイキーはある意味やっかいな人ではあるけど、上手く利用する形でも良かったので、「Hail To the King」の制作まで引っ張ても良かった気がする。
マイキーはアイデアも豊富であるし、場合によっては意外に自分を消すことができる万能型でもあるし、器用な人でキャリアも豊富なので、知恵を借りても良かった気がする。
ここら辺にも、バンドの難しさや歯がゆさを感じたりするけど、それだけレヴの存在感が大きかった訳であり、新ド
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AVENGED SEVENFOLD (2016-10-30 19:29:13)

突然、新作がリリースされた。
これがどういった経過を経て発売されたのか知らないし、敢えて調べてもいないから、何の情報もない。
あるのは、音源のみである。

先入観は、得てして作品の純粋な評価の邪魔をする......。

先ず言いたいのは、どう考えてもこの作風は、ファンの支持を得にくいという事である。
なのに、何でこういった作品を作るのか......。

僕は前作を聞いた時、もしかしたら今後迷走するかもしれないなと思った。
それは、今後の方向性が全く見えなかった事に起因する。
作品の出来の良し悪しよりも、転機を迎えたバンドにとっては、こちらの方が重要となる。

楽曲には、分かりやすさが総じて少ない。
キャッチーさも、少ない。
だけど、聞き応えという点では、前作とは比較にならないものがある。
難解
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AVENGED SEVENFOLD-City of Evil-Bat Country ★★★ (2008-11-17 19:32:25)

この曲は、最高。くどい展開が、逆に良い。

AVENGED SEVENFOLD-Hail to the King ★★ (2013-08-28 05:42:50)

前作から約3年振りの新作の登場である。
先行シングルである②を聞いた時、これは賛否分かれるだろうなと思ったけど、それ以上に評価が難しい内容に仕上がっている。
アルバム全体の質感で言えば、確かに違和感を感じるんだけど、僕は前作で感じたメタリカやアイアン・メイデン的要素が強くなっただけで、作品の変遷で言えば当然の流れであり、ある意味納得できる作風であると思う。
実は、前作で彼らが目指して形がこのような作風であり、やっぱり変化の道を選択していた事実を確認する事ができる新作でもある。

個人的にどう評価するのか、正直迷う。
結論から言えば、僕の評価は悪くない。点数で言えば、85点ぐらいである。
楽曲におけるサビの弱さやメロディの起伏の少なさ、特徴が無さすぎるドラムス、あっさりし過ぎるアルバム構成等、マイナス的要素を探すのは簡単なんだけど、統一性を重視した
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AVENGED SEVENFOLD-Hail to the King ★★ (2013-10-30 16:27:39)

マシーン・ヘッドのロブの発言の真意がどうであれ、それはある程度HR/HMを聞き続けている人なら、誰しもが感じた事ではなかったであろうか。
確かに、あれもこれも似ているし、そう言いたくなる人の気持ちもわからなくもない。

だけど、彼らはレブを失っている。
バンドの特徴的部分の中心を失っているのだから、その点は考慮してもらいたい。
しかも、アルバムの変遷で考えれば、この作風は決して突然変異ではない。
楽曲の出来も、悪くはない。

個人的には、これが決して最終目標地点ではない気がする。
この新作は、彼らがリスタートするための準備的な作品であると僕は思う。
だから、今後彼らがどういった道を選択するのか、想像しづらい。
元に戻すのか、進化の速度を速めるのか、先は全く読めない。
もしかしたら、迷走するのかもしれない.......
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AVENGED SEVENFOLD-Nightmare ★★ (2010-08-07 20:21:00)

先行シングルである①を聞いたとき、正直新作の出来が不安だった。
何か煮え切らないというか、最大公約数的雰囲気を持つナンバーに、ホントに大丈夫かと心配になった。
最初の視聴の感想は、決して良くなかったが、繰り返し聴いているうちに、これは凄い作品ではないか..............という感想になってきた。
最初は、メタリカやアイアン・メイデン、そしてドリーム・シアター的な要素を強く出しているナンバーがある為、そこが妙に引っかかる。
しかし、逆に言えばそれこそが、この新作の中心であり、メンバーが変化を求めた結果であるように思う。
全体的にはダークであり、雰囲気も重苦しい。
またバラエティーには富んでいるし、作りっぱなし的な作風でもあるけど、散漫さは何故かあまり感じさせない。
それよりも、隠れたメロディーが絶妙であったり、彼らの懐の深さが強烈に印象に残
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BAD MOON RISING-Bad Moon Rising ★★ (2008-05-04 21:00:00)

LIONを経過してこのバンドということになるが、ここまでのいきさつを知っていると、楽な気持ちでこの作品に接することが難しい・・・・・・・・。
LIONの方が泣きの要素は強いが、この作品には言葉で表現しづらい世界が存在する。半分は名曲と呼ぶにふさわしい出来である。
報われなかったバンドの一つとしても有名であるが、カルやダグの苦悩がなんとなく伝わる陰の名作かもしれない。

BLACKWELDER-Survival of the Fittest ★★ (2015-07-15 17:38:53)

2015年の上半期は、例年に比べてもアルバムの購入枚数が少ない。
それは自分にとって魅力的な作品が少ないのが理由であり、この傾向は年々加速度を増している気がする。
この作品もどうなんだろうと思いつつ、予算的には余っているので購入してみた。

最近のPRIMAL FEARの充実感がなければ、あまり興味は湧かなかったのかもしれない。
ラルフ・シーパースは魅力的なVo.であるけど、GAMMA RAYに関してはカイのVo.でも僕は十分だとずっと思っているので、やっぱり今のPRIMAL FEARの充実感が興味を抱いた最大の理由である。

よくあるプロジェクト作品の一つと言ってしまえばそれまでだけど、メンツから想像できるようにサウンドは良い意味で多国籍になっており、ヨーロピアン+アメリカンで、まあそこが一番のアピールポイントだとは思うけど、バラエティーに富ん
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BLESSTHEFALL-Awakening ★★ (2015-07-12 18:09:25)

ポストハードコアというと、HR/HMファンという立場から言えば、近いようで遠い存在だし遠くて実は近い存在だと思うけど、アメリカのロックシーンをず~と見ている者からすれば、この手しか元気がない訳で、なんだこれといったアマチュアに限りなく近いバンドも多い中、たまにこれは.....といったバンドに出会ったりする。

僕は、このバンドが特別に好きという訳ではないけど、新作がもうすぐであるし、あらゆる意味で中間には居るバンドだと思うので、紹介してみた。
この手には、この手の音楽の良さがある。
アメリカの音楽シーンには、ここ数年何の動きも無いと思うけど、相変わらず若者には支持があるジャンルである。

BLIND GUARDIAN (2015-01-26 18:43:26)

こういった突き詰めていく事によって音楽を創造するタイプのバンドというのは、キャリアが長くなってくると、どうしてもいろいろとこねくり回し過ぎて難解な作風になる事が多い。
ファンとしては、あの全盛期の比較的シンプルな作風を期待したとしても、アーティストにとってそれは成長というよりも停滞や後退を意味する事になるわけで、これが簡単な問題ではない事を僕はこれまでさまざまなアーティストによって嫌と言うほど味わってきた気がする。
自分たちのやりたい事を封印して、ファンが期待するものを作る事が本当に良い事なのかどうかに関しても、受け取り方は人それぞれであって、やっぱりそれもバランス感覚が重要な気がする。

前作から約4年半振りとなる新作が発売されるけど、それが難しくなりすぎていない事を願うばかりである。
情報を全く入れていないので予想は難しいけど、前作が良かっただけに期待感
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BLIND GUARDIAN-At the Edge of Time ★★ (2010-09-18 20:11:00)

僕は、前作を高く評価した。
でも、点数を付ければ正直70点ぐらいであった。
それは、どういう事かと言うと、分かりやすい彼らが戻ってきたという点のプラス評価と楽曲自体はバラツキもあり、今ひとつというマイナス評価があったからである。
でも、今後の事を考えると、これは絶対に良い方向に向かうと思ったので、この路線は間違いではないという点を考慮しての高評価と、僕の場合そうなった。
アーティストだって迷う........完璧である必要性なんて無い......どの方向性が正解なんて答えも無いし、ファンがアーティストに振り回されるのは、運命なのである。
この新作、確かにわかりにくいブラガに戻っている。
せっかく、前作で戻ってきたのに......と、感じたファンもいるだろう。
でも、6thや7thにあった消化不良的な感覚を僕は感じなかった。
むしろ、統一性も
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