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ヤングラジオさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 251-300
DREAM THEATER-Black Clouds & Silver Linings
STRATOVARIUS-Elysium
YNGWIE MALMSTEEN-Perpetual Flame
IRON MAIDEN-The Final Frontier
STONESOUR-Audio Secrecy
BLIND GUARDIAN-At the Edge of Time
DISTURBED-Asylum
AVENGED SEVENFOLD-Nightmare
OZZY OSBOURNE-Scream
SOILWORK-The Panic Broadcast
SHINEDOWN-The Sound of Madness
BULLET FOR MY VALENTINE-Bullet for My Valentine
BULLET FOR MY VALENTINE-The Poison - Live at Brixton
BULLET FOR MY VALENTINE-Scream Aim Fire-End of Days
BULLET FOR MY VALENTINE-Fever
BULLET FOR MY VALENTINE-Scream Aim Fire
HEATHEN-The Evolution of Chaos
KALMAH-12 Gauge
CHILDREN OF BODOM-Blooddrunk
CHILDREN OF BODOM-Are You Dead Yet?
ROYAL HUNT-X
PRETTY MAIDS-Sin-Decade
CREED-Full Circle
FATES WARNING-Parallels
VAN HALEN-Balance
AC/DC-The Razors Edge
TESTAMENT-The Best of Testament
OZZY OSBOURNE-Ozzmosis
SCORPIONS-Face the Heat
SCORPIONS-Crazy World
OUTRAGE-Outrage(2009)
SKILLET-Awake
DISARMONIA MUNDI-Fragments of D-Generation-Red Clouds
9MM PARABELLUM BULLET
QUEENSRYCHE-American Soldier-At 30,000 ft.
TESLA-Into the Now
SLAYER-World Painted Blood
EUROPE-The Final Countdown
EUROPE-Last Look at Eden
DISARMONIA MUNDI-The Isolation Game
METALLICA-Reload
IRON MAIDEN-A Matter of Life and Death-Brighter Than a Thousand Suns
BON JOVI-The Circle
ROYAL HUNT-Moving Target
MORS PRINCIPIUM EST-Liberation = Termination
JOURNEY-Arrival
BREAKING BENJAMIN-Dear Agony
EUROPE-Out of This World
MEGADETH-Endgame
BON JOVI-Crush
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発言している4曲を連続再生 - Youtube



DREAM THEATER-Black Clouds & Silver Linings ★★ (2011-09-20 15:22:54)

曲数が少なかろうが、楽曲の出来が良ければ何の問題も無い。
新作が出たことで聞き直してみたが、やっぱり完成度は高い。
己を貫くアーティストらしい、純度100%の内容である。

彼らに近いバンドは、探せば存在するが、そういったバンドの追随を許さない所が先ず凄い。
音楽性を全く変えないというのは、実は飽きの感覚を生みやすい。
それらの不満要素をふり払う為には、楽曲のレベルを常に高く保つ必要性がある。
全く変わらなければ、ファンは必ず不満を抱くものである。
だから、彼らのようなバンドというのは、変わらないようでいて、実は進化しているのである。

楽曲のレベルが落ちないから、彼らは一流なのである。
ソングライターとしての才能があっても、良い曲を書き続けるのは、決して簡単な事ではない。

STRATOVARIUS-Elysium ★★★ (2011-09-15 18:37:43)

メインソングライターを失った前作が、決してネガティブな内容でなかった事を、僕は高く評価した。
楽曲の出来そのものよりも、これが一番重要だと思っていたので、前作は合格点どころかその遥か上の出来であったように思う。

この新作、うがった見方をすれば、自分たちの過去へのオマージュとも言えなくもない。
でも、それは違う気がする。

ここに表現されているのは、前作の流れを汲んだあくまで新生のSTRATOVARIUSである。
ファンの為だけでもなく、逆に自分達だけの為でもないという考えの基に制作された、実に優しさを感じる作風である。

お金の為だけに活動しているバンドも最近数多いが、そんな考えでは決して出来ない爽快感がここにある。
一時期の低迷が嘘のような、完全復活である。
是非、再評価して頂きたいバンドである。

YNGWIE MALMSTEEN-Perpetual Flame (2010-12-13 18:41:39)

もう新作が出ても、想像できる範囲内での作風にはなっているし、発売日が待ち遠しくてたまらないアーティストではなくなってはいるけれど、何故か新作が出ると買ってしまっているという、僕にとっては不思議な立ち位置にいるイングヴェイ。
でも絶対に、ある一定基準はクリアしているというその実力の高さに、僕は今でも魅力を感じているのであろう。
視聴なんかしないし、必要がないアーティストなんて、今のシーンでもそう多くは居ない。
やっぱり、彼は偉大だな~と、単純に思う。

肝心の内容は、まあいつもの感じかなあ~。
ただ前作の反省なのか、収録曲数の減少と、前作より陽の部分が多いという点は、前作に対する揺り戻し現象なのかも。
ただリッパーの声は、やっぱり合ってはいない気がする。
彼の特徴を押さえなければ、楽曲に合わない時点で、相性は良くない気がする。
それでも
…続き

IRON MAIDEN-The Final Frontier ★★ (2010-09-21 18:17:00)

ブルースが復帰して出した3枚のアルバムの出来は、すごく良かった。
あの快進撃には、ある意味文句のつけようがなかった......。
だからこそ出来た、この新作というのが僕の見方である。
BURRN!の10月号における広瀬氏の見方と重なる部分も多いが、この新作やけに攻撃的なのである。
ベテランなのに、守りにはいらない姿勢も凄いが、守りにはいらなくてもいい今のポジションを利用しての更なる攻撃性とでも言おうか.........。
とにかく、このバンドやっぱり凄いのである。
この新作、好き嫌いで言うと個人的にはブルース復帰後の作品の中でも、一番下ではある......皆さんの意見とは、少し違うけど......。
でも、だからと言って、アイデアが枯渇したとか、ソングライティングのレベルが落ちたとかは、全く思わない。
むしろ、懐の深さを逆に感じる。

…続き

STONESOUR-Audio Secrecy ★★ (2010-09-21 16:19:00)

あえてSLIPKNOTとの比較はしないけど、この作品僕はオマケで買った様な感じなんだけど(全く視聴もせず)、これは嬉しい誤算かもしれない。
1stは持ってるけど、あまり印象に残っていないし、そんなに聴いていない。
今アメリカのチャートで主流のロックをラウドロックとするなら、勿論ど真ん中に近い。
適度にロックで適度にポップであり、メロディーはキャッチーである。
また甘味になり過ぎず、一般のロックファンにもアピールできる質の高い楽曲がズラリと並ぶ。
特に前半はシングル向きの楽曲が並び、このバンドのソングライターとしての実力が見事に発揮されている。
うん、これはいい。
楽曲の出来が、いい。
現代の王道アメリカン・ロックアルバムである。

BLIND GUARDIAN-At the Edge of Time ★★ (2010-09-18 20:11:00)

僕は、前作を高く評価した。
でも、点数を付ければ正直70点ぐらいであった。
それは、どういう事かと言うと、分かりやすい彼らが戻ってきたという点のプラス評価と楽曲自体はバラツキもあり、今ひとつというマイナス評価があったからである。
でも、今後の事を考えると、これは絶対に良い方向に向かうと思ったので、この路線は間違いではないという点を考慮しての高評価と、僕の場合そうなった。
アーティストだって迷う........完璧である必要性なんて無い......どの方向性が正解なんて答えも無いし、ファンがアーティストに振り回されるのは、運命なのである。
この新作、確かにわかりにくいブラガに戻っている。
せっかく、前作で戻ってきたのに......と、感じたファンもいるだろう。
でも、6thや7thにあった消化不良的な感覚を僕は感じなかった。
むしろ、統一性も
…続き

DISTURBED-Asylum ★★ (2010-09-13 21:49:00)

予想通り、ビルボードでは初登場No.1である。
CDが売れない時代においても、固定ファンの多さ、コアなファンの多さを証明する結果である。
それにしても、このバンド、作品を出すごとにパワーアップしている。
僕は1stを初めて聞いたとき、これは凄いバンドが出てきたなと思った。
音楽性は、当時の流行りの要素を含んでいた為に、ニューメタルだのなんだの言われ、それらのバンドと同じ扱いだったけど、アルバムの完成度の高さは、それらのバンドの中では群を抜いていたし、何より根本となる部分が全く違っていた気がする。
実は前作とこの新作、アルバムの構成や楽曲の質は全く同じである。
メタリック感やソリッド感は増しているが、全く同じなのである。
外部のプロデューサーが必要無い理由は、やりたい事が明確である事と下手に邪魔されたくないという強い意志と無関係ではないハズである。
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AVENGED SEVENFOLD-Nightmare ★★ (2010-08-07 20:21:00)

先行シングルである①を聞いたとき、正直新作の出来が不安だった。
何か煮え切らないというか、最大公約数的雰囲気を持つナンバーに、ホントに大丈夫かと心配になった。
最初の視聴の感想は、決して良くなかったが、繰り返し聴いているうちに、これは凄い作品ではないか..............という感想になってきた。
最初は、メタリカやアイアン・メイデン、そしてドリーム・シアター的な要素を強く出しているナンバーがある為、そこが妙に引っかかる。
しかし、逆に言えばそれこそが、この新作の中心であり、メンバーが変化を求めた結果であるように思う。
全体的にはダークであり、雰囲気も重苦しい。
またバラエティーには富んでいるし、作りっぱなし的な作風でもあるけど、散漫さは何故かあまり感じさせない。
それよりも、隠れたメロディーが絶妙であったり、彼らの懐の深さが強烈に印象に残
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OZZY OSBOURNE-Scream ★★ (2010-07-19 06:16:00)

ガス・Gの加入により新鮮味はあるけれど、基本としては前作の延長戦上にある新作である。
それにしても、楽曲がいい。
ミドルテンポに比重を置きながら、楽曲にはツボがあり、キャッチーであるという最近の作風に変化はない。
でも、細部に渡ってアレンジにしろ丁寧に作られていて、プロデューサーでもあるケヴィンとの相性の良さが前作以上に強く出ている内容である。
これは、いいね。
とにかく、一枚の作品としても、出来はすごくいい。
アルバムの構成や流れも完璧に近い、オジー恐るべし!

SOILWORK-The Panic Broadcast ★★ (2010-07-18 05:18:00)

簡単に言ってしまえば、良い意味で元に戻った新作である。
ソングライターが元に戻れば、そうなることは予想できる訳で、そういう意味では想像できる範囲内でのギャップが少ない内容である。
確かに前作は、ソングライターの変更により、ミドルテンポが中心で、アグレッシブなサウンドを求めるファンには物足りなかったかのも知れない。
でも僕は、前作が意外に好きだった。
らしさは多少減ったが、楽曲の出来自体は悪くなかった気がする。
バリエーションの増加と変化のある作風には、新鮮味があったのも事実である。
この新作、ファンが「これだよね、ソイルワークは」と言えるらしさが復活している。
前作に比べ、キャッチーさが減ったのは残念だけど、コアでヘヴィな要素は増大している。

聴き込みが、多少必要かもしれない。
僕は、繰り返し聞く事によって、評価が上がってきた
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SHINEDOWN-The Sound of Madness ★★ (2010-06-14 15:19:00)

2年前に発売されながら、未だにシングルカットされた曲がヒットしている彼らの最高傑作である。
同系統のバンドで言えば、ニックルバックやドートリー辺りになると思うが、この作品はそれらのバンドと比較しても、決して負けない強力な楽曲がズラリと並ぶ驚異の完成度である。
メロディーにもツボがあり、適度にキャッチーで適度にロックという、ラウドロックバンドとしてはある意味、理想形でもある。
③は大ヒットを記録し、今ミディアムナンバーの曲を書かせたら、ニッケルバックをも上回る勢いがある。
それにしても、この完成度はすごいよ。
80年代のHR/HMサウンドが好きな人や、ニッケルバックあたりが好きな人にもお薦め。

BULLET FOR MY VALENTINE-Bullet for My Valentine ★★ (2010-06-09 07:03:00)

彼らの楽曲の中でも、ベスト10に入るほど好きな「ノー・コントロール」「ジャスト・アナザー・スター」を収録。
ミニ・アルバムという位置づけだが、この作品だけでもバンドとしてのポテンシャルが半端でない事を証明している点は、凄い。
恐らくこの時点で既に、メタルコア・デスコア・エモコアファンの心をしっかり捉えていたと思うが、それらのバンドと比較して突出しているのは、根底にメロディーがしっかりしている80年代バンドのサウンドがあるため、楽曲が面白いし、HR/HMバンドとしての普遍的な魅力が豊富にある所である。
作り込まなくて、この完成度........バンドとしての潜在能力の高さを証明する、名盤である。

BULLET FOR MY VALENTINE-The Poison - Live at Brixton ★★ (2010-06-05 21:07:00)

最近、自分は何故か彼らの作品ばかりを聞いている。
「POISON」を境に、彼らの音楽性は多少変化している。
どちらが好きと聞かれれば、正直に言えば初期の方である。
初期の2枚には、ボーナストラックの出来といい、個人的に言えば驚異的な出来の楽曲がズラリと並んでいる。
この作品も、何度となくリピートしている。
彼らのライブには、熱いものが多数存在している。
例えば、⑨⑪なんかは個人的にはかなりお気に入りである。
彼らの楽曲は、ライブで聞いた方が圧倒的に良いと思えるものがほとんどである。
ファンなら、絶対に押さえておくべき作品である。

BULLET FOR MY VALENTINE-Scream Aim Fire-End of Days ★★★ (2010-04-26 18:38:30)

個人的には、彼らの中でもトップ3に入るぐらい好きな曲。
ライブで聞いた方が、断然いい。

BULLET FOR MY VALENTINE-Fever ★★ (2010-04-26 18:25:00)

自分の中では、現在トップ5に入る程好きなバンドの新作である。
実は、前作の楽曲自体の出来は、決して悪くなかった。と、言うより良かった。
それを前提にしなければ、この新作の評価は難しくなる。
「ポイズン」のアグレッションさやタメを復活させながら、楽曲そのものは前作に近い。
メンバーの発言通りの、前作と前々作の中間をいく作風である。
その先にあるものとは、一体何なのか......を、考えながらこの数日、僕は繰り返し聞いてきた。
この新作で、彼らは今後の方向性を明確にしている。
「ポイズン」は、名作である。が、それは、もう過去なのである。
やっぱり彼らの根底にあるのは、今アメリカで流行りのエモコアやメタルコア路線ではなく、80年代を基点としたHR/HMである事が十分に分かった気がする。
どうしても、「ポイズン」のイメージが強いから、その印象
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BULLET FOR MY VALENTINE-Scream Aim Fire ★★ (2010-04-09 18:01:00)

待望の新作が、もうすぐ発売である。
この作品、僕はあまり良い評価をしていないけど、実はその年のベスト・アルバム10枚の中には選んでいたりする。
当時のアルバム制作時の事を考えた場合、実はよく頑張ったなあ~と褒める事は出来たんだけど、彼らに対する期待感から考えた場合、どうしても「何かの型」にはまろうとしている姿勢が、僕にはどうしても納得できなかった。
楽曲を客観的に聞いた場合、実は平均レベルは名作である前作に劣ってはいない気がする。
しかし、違和感は確かにある。
それは単純にサウンドやVo.の質感の変化という事ではなく、小さくまとまるというか、自分達の個性......言い換えれば、自分達らしさからの脱却の様に、僕の目には映った。
自分らしさ......を、どう考えるのかは自由だけど、何かを犠牲にしてまで、若いバンドが意識して変化を必要とするのか.....
…続き

HEATHEN-The Evolution of Chaos ★★ (2010-03-25 14:41:00)

ベイエリアと言えば、僕の中ではある意味B級的な雰囲気と、しつこい展開力が魅力的だったりするんだけど、この作品にはその要素がありながら、安っぽく仕上がっていない点が良いと思う。
ARTILLERYとの類似点もあるし、それは言いかえれば典型的なベイエリアサウンドだとも言えると思うけど、なんか昔を感じさせながら、サウンドは現代風の重さがありと、楽曲の良さも含めなかなかの出来だと僕も思う。
個人的には③がベストトラックで、こういうお決まりの展開がもう2曲ぐらいあれば最高だったけど、硬派な要素が多い分、多くのHR/HMファンにアピール出来る魅力はあると思う。
それにしても、久々でこの完成度は、ホントにすごいバンドである。

KALMAH-12 Gauge ★★ (2010-03-09 18:49:00)

自分よりも熱いHR/HMファンの友人の一人が、強烈に薦めてきた作品である。
まず、音の圧力がすごい。
楽曲もアグレッシブで、ブラック的な雰囲気とゴシック的な雰囲気を程良く含みつつ、徹底的にブルータリティーで突っ走る、一聴しただけでわかりやすい格好良さがある作品である。
それにしても、楽曲がいい。
海外では既にコアなファンが多いバンドだけど、日本でもこれは大ブレイクしそうな気がする。
これは、いいよ。

CHILDREN OF BODOM-Blooddrunk ★★ (2010-03-01 17:29:00)

正直に言うと、僕はこのアルバム発売日に買ってからそんなに聞いてない。
音楽性としては、揺り戻し現象はあるし、確かに前作と前々作の中間という表現も当たっている感じではある。
僕の場合は、楽曲にキャッチーさを求める割合が高いので、そのキャッチーさという点では、少々足りない気がする。
でも例えば、ネタ切れとかソングライターとしての力量が減ったなんて僕は思わない。
これは、ある意味バンド側がどこに力点を置くかによって変わる範囲内だと思うので、そういう心配は全く無い。
元々、力のあるバンドである。
バンドへの期待度が高いから、評価が厳しくなるわけで、厳しい意見が目立つというのは、裏を返せば認めている証拠なのである。
60点だろうが、100点だろうが、僕の場合は自分の評価に全く影響しない。

CHILDREN OF BODOM-Are You Dead Yet? ★★ (2010-03-01 16:18:00)

この作品、僕は今でもよく聞いている。
確かに初期の頃のいい意味でのマイナー臭さが減り、叙情性も減ったのかも知れない。
それが好きであった人にとっては、モダンさばかりに目がいく作風かもしれない。
でも、良い点もたくさんある。
サウンド全体のチープさは全く無くなり、堂々と存在感を主張できる重く激しいサウンドへと進化している。
メロディックデスと呼ばれるバンドの一流と比較しても、決して負けない重厚さがある。
モダン化はしているけれど、楽曲自体の出来はよく、突然変異でない点も僕は好感が持てる。
バンドが大きくなっていく過程で、必然的に起きる良い意味でのメジャー化である。
個人的には、最高傑作と呼べる内容で、①や⑤なんて格好良すぎる。
らしさは、十分詰まっている。

ROYAL HUNT-X ★★ (2010-02-26 17:30:00)

僕は前作で、ようやく本来の姿に戻ってきたという感じがした。
楽曲的に見れば、もうひとつというか、正直に言えば弱いと思ったけど、方向性としては良い方向に向かっていると感じた。
この新作は、恐らくそんな悪くはないだろう...という予想のもと購入した。
まあ、オリジナルは全部持ってるし......。
70年代的という言葉は、特に気にする必要はない。
これをわかりやすく解釈すれば、初期のような雰囲気に戻すという事で、前々作まで続いた近代的アレンジからの脱却という言葉に表現できる。
楽曲的には、最近の彼らに最も近く、個人的に好きな初期2枚や「FEAR」みたいではない。
しかし、集大成的な要素も多分に含むので、彼ららしい良さが所々に感じる事ができる。
個人的には、前作、前々作、前々々作よりも好きである。
もう少し、メロディに泣きがあっても良かった
…続き

PRETTY MAIDS-Sin-Decade ★★ (2010-02-25 16:06:00)

僕も客観的に言えば、この作品が最高傑作という気がする。
主観的に言えば変わってくるけど、楽曲の出来はよく、日本での人気のピークもこの頃である。
とにかく、楽曲作りの上手いバンドであるため、メロディはキャッチーだし、適度にポップであり適度に硬派である所がいい。
この2面性のバランス感覚が、とにかく絶妙である。サウンドにも個性があり、過小評価されていたバンドの代表格でもある。
この作品なんて、個人的には何回聞いたことか......。
こういったバンドは、他にいそうでいないんだよね......。

CREED-Full Circle ★★ (2010-02-16 17:56:00)

アルター・ブリッジとの比較論で言えば、もう両者にそんな大差はない。
再結成作とは思えない程の、完璧に近い完成度である。
コンテンポラリー色が強く、ドートリーやニッケルバック等と肩を並べるキャッチーさが楽曲にある。
特徴の一つであったダークな要素は減ったが、その分楽曲に躍動感が増大し、結果的にアメリカン・ラウド・ロック作品としては、すごい完成度に仕上がった。
シングル向きの楽曲をバランス良く配置し、構成にも抜け目はない。
それにしても、これはいい。
再結成作品なら、これぐらいの完成度で作ってみろよ、と他のバンドに言いたくなるくらい楽曲の出来はいい。
やはり、このバンドのソングライター陣は強力である。

FATES WARNING-Parallels ★★ (2010-02-15 15:19:00)

クイーズライクを好きになって、~みたいなバンドを探そうとしたとき、真っ先に挙がってきそうなバンドである。
だけど、やっぱり良い意味でもそうでない意味でも、地味という言葉がピッタリはまってしまい、案外HR/HMファンからは正当な評価がされていない気もする。
楽曲は総じて渋く、曲にツボはきちんとあるが、ポップさキャッチーさには欠けるきらいはある。でも、クイーンズライクのようなバンドが好きであれば、十分この良さはわかるハズである。
個人的に今持っている音源は、これを含めて3作品だけど、そのなかでも一番お気に入りである。
もう少し、何か決定打があればいいんだけど...。

VAN HALEN-Balance ★★ (2010-02-12 17:56:00)

このバンドの良さは、空間の使い方の上手な所である。
音を詰め込みすぎないので、楽曲の輪郭がすごくはっきりしているのが特徴である。
また意外にシンプルであるために、ごまかしが効かないタイプのサウンドである。
それにしても、ここまでアメリカンを意識させてくれるバンドはいないね、良い意味で。
このアルバム、個人的には評価があまり高くないけど、それはその他のアルバムが強力すぎるからで、こんな楽曲はそこらへんの新人バンドには絶対書けないと思う。
デイブの個性は魅力的だけど、やっぱりサミーのVo.はいいね。
ちなみに、日本ではバカ売れしたアルバムである。
ここ10年ぐらいの停滞は、ホントもったいない........。

AC/DC-The Razors Edge ★★ (2010-02-12 15:32:00)

彼らの作品の中でも、比較的キャッチーな要素を多く含むので、僕は3番目に好きな作品である。
客観的に聴いても、5枚選ぶとすれば、必ず入ってくる作品だと思うので、お勧めである。
でも、このバンドの凄さはライブにあるので、一度は映像で確かめてもらいたい。
贅肉を極限まで削ぎ落したロックで、僕は苦手なタイプなんだけど、AC/DCの場合は別格かなという気がする。
楽曲もツブ揃いで、僕は定期的によく聴きますね。

TESTAMENT-The Best of Testament ★★ (2010-02-11 17:40:00)

彼らもベスト盤が何種類も発売されてるけど、その中でも自分はこれが好きですね。
選曲が良いとか悪いとかは、個人によってかなり変わってくると思うけど、これを聴いて何も感じないなら、その人はテスタメントとは縁が無かったと考えるべきであろう。
そういう意味では、入門的には良い作品である。
A級なんだけど、B級の匂いもあるというか、その曖昧なポジションが逆に好きというファンが多いバンドでもある。
どこか歌謡曲的というか、哀愁のメロディというか日本人の琴線をかなり刺激してくるスラッシュメタルという点では、貴重な存在である。

OZZY OSBOURNE-Ozzmosis ★★ (2010-02-11 17:05:00)

例え本人が嫌いだろうが、ベイホーンプロデュースの加工されたサウンドが、強烈に印象の残る作品である。
90年代以降の作品をあまり好きでないファンも多いと思うけど、楽曲はどの作品も実は練られていて、安定感という点では抜群という気が僕はする。
ミドルテンポのうねるナンバーが中心だけど、一枚の作品としてもかなり出来は良い気がする。
確かにメンバーは豪華だし、楽曲はきっちりまとまっているし、僕はリピート回数が結構多い作品です。

SCORPIONS-Face the Heat ★★ (2010-02-09 17:15:00)

ヘヴィな「エイリアン・ネイション」を1曲目にもってきた事が、逆にマイナスに働いているかもしれない作品である。
それは、1曲目の印象が強すぎるからである。
時代背景を考えれば、市場も変わり始めた頃で、ある意味その影響がミックス等に表れている。
しかし、個別に楽曲を見ていけば、出来は悪くなく、アレンジも細かくされていたりする。
強いて文句を言えば、後半の楽曲が多少弱く、キャッチーさという点でも、多少足りないかも知れない。
でも、バラードの出来は良く、前作同様アメリカンの要素を多く含む作品である。
安定感のあるバンドらしく、一定基準は軽くクリアしている。

SCORPIONS-Crazy World ★★ (2010-02-07 13:47:00)

この作品に関しては、当時の売れっ子の力を大胆に取り入れた為、よりアメリカナイズされた乾いたポップな楽曲によって構成されている。
それでも、らしさを失わず、一枚の作品としても完成度は高い。
1曲1曲を単体として聴いても、キャッチーさがあるので、印象に残りやすいナンバーばかりである。
線で捉えれば、歴史上浮いた作品ではあるけど、楽曲の力強さはトップクラスである。
2曲のバラードも出来が良く、いい意味で80年代の香りがする作品である。

OUTRAGE-Outrage(2009) ★★ (2010-02-01 19:21:00)

時代錯誤も甚だしい内容である、いい意味で。
単純に昔に戻ろうとしたわけではないので、そこには新鮮さがあり、妙な計算がない所が、作品の凄みに輝きを増している。
楽曲もわかりやすく、故に印象に残りやすい。
変に小細工をすると、焦点ボケを生みやすいが、この作品にはそれが全くない。
あの昔の彼らが、パワーアップして戻ってきたという印象である。
これは、いいね。
なんとなくベイエリア風味もあり、僕は好きですね。

SKILLET-Awake ★★ (2010-01-30 22:37:00)

クリスチャン・ロックバンドとしては、圧倒的な人気を誇る彼らの新作。
また、コアな熱狂的ファンが多いバンドとしても有名である。
楽曲はあくまでもドラマティックで、ツボを押しまくるタイプのバンドである。
僕は前作を、その年のベストアルバムに選んだけど、今でもかなり聴いていたりする。
その前作に、どこまで迫れるのか.....に、個人的には注目していたけど、やはりこのバンドは抜け目が無い。
楽曲を個別に見ていけば、前作の楽曲を超える楽曲も多数収録されていたりする。
個人的なお気に入りは、①④⑥等。
それにしても、ここまでドラマティックな楽曲を書ける才能は、圧巻である。
楽曲の出来が、とにかくいい。
僕は前作の方が好きだけど、この新作もかなりの出来である。

DISARMONIA MUNDI-Fragments of D-Generation-Red Clouds ★★★ (2010-01-16 21:33:27)

このアルバムの冒頭3曲は、バラエティーに富んでるけど、とにかく強力。
ある意味、理想的な流れであり、ドラマティック。
この3曲で僕は、彼らの大ファンになった。

9MM PARABELLUM BULLET ★★ (2010-01-10 17:44:00)

日本のバンドにはあまり興味が無いけど、このバンドは友人から勧められて、たまに聴いてきた。
新曲は、このバンドの魅力が出ていて、マイナー調の変則リズムは、なかなか魅力的である。
うーん、いいかも。

QUEENSRYCHE-American Soldier-At 30,000 ft. ★★ (2010-01-09 20:30:13)

ホント、このアルバム、僕は好きですね。
この曲も、ドラマティック。
とにかく、渋い。何もかもが渋い!
クイーンズライクに漂う哀愁は、他のバンドとは全く異質かな。

TESLA-Into the Now ★★ (2009-12-13 07:43:00)

2nd「グレイト~」は、名作であった。
でも彼らの場合、曲作りが上手いので、時代性を含もうが、どの作品にもらしさは楽曲に組み込まれている。
この作品、僕は結構好きで、今でもよく聴いている。
カヴァーアルバムといい、この作品といい、音楽に対する純粋さが作品に滲み出ている所が好きである。
この作品なんか、時代に埋もれた名作といっても過言ではない気がする。
曲作りのセンスは、ピカイチのバンドである。

SLAYER-World Painted Blood ★★ (2009-12-09 06:44:00)

彼らの場合、モダンさを取り入れたりすることはあるけれど、基本的には芯がぶれないバンドであるために、常に安心感がある。
どの作品を聞いても、それなりに説得力があり、ハズレ的な作品もない。
僕の場合、彼らに変化を期待していないので、この作品も期待通りの内容である。
細分化が進みながらも、複雑になりつつあるHR/HMシーンにおいても、一聴すれば彼らだと分かる、このわかりやすい個性こそがスレイヤーの強みである。
楽曲もいいし、皆さんの高い評価も納得である。

EUROPE-The Final Countdown ★★ (2009-12-05 21:56:00)

捨て曲無しというレベルではなく、全ての楽曲が名曲というレベルである。
メロディはキャッチーであり、印象的なナンバーばかりである。
これぞ、このバンドの最高傑作である。
売れたからとか、「ファイナル~」が収録されているからとか、そんな事は全く関係ない。
ギターソロが適材適所で決まる、楽曲に無駄が無い完璧に近い作品である。
こんな作品を作れるアーティストなんか、そうは登場しないよ。
個人的には②⑤⑥⑧⑩が好きだけど、当時は鬼のように聞いていた気がする。
このバンドの魅力が、一番出ている作品である。

EUROPE-Last Look at Eden ★★ (2009-12-05 21:16:00)

再結成後の作品に僕はあまり良い評価をしていないけど、長いブランクがあったにも関わらず、毎回それなりの作品を作ってくるその実力は、一方で凄いと思っていたりする。
この新作も、ある意味前作の流れをくんでいて、あの昔の彼らでは無い。
だからという理由ではなく、せっかく彼らはポップでキャッチーな楽曲を書けるソングライターとしての実力があるのだから、時流とか考えずにもっとメロディを大切にして欲しいと思うのである。
所々に彼ららしい泣きやフレーズが出てくる。
それは、再結成後の作品に共通している事である。
でも、楽曲の個性化に乏しく、なんとなく流れてしまう作風には正直物足りなさを覚えてしまうも事実である。
例えば、②みたいなヘヴィな楽曲でアルバム全体を統一してくれてもいい。
そうすれば、作品に統一性が生まれ、印象もまた変わってくる。
ここ2作品に共通す
…続き

DISARMONIA MUNDI-The Isolation Game ★★ (2009-12-04 13:59:00)

このアーティストの良い点は、迷いが全く無い所にある。
やりたい音楽性が明確であり、またそこに妙な計算が無いため、何か爽快感さえ感じてしまう潔さがある。
バランス感覚を意識するあまり、アルバムに浮いた楽曲を収録するバンドも結構多かったりするが、彼らはそんな事は全くなく、いつもの統一感は健在である。
バリエーション豊富でありながら、楽曲も充実していた2ndと単純に比較すると、イマイチと評価されそうな気もするが、2nd、3rd、そしてこの新作と、安定した楽曲のレベルは、さすがの一言である。
個人的には、85点ぐらいは付けたいね。
僕は、結構聞いてます。

METALLICA-Reload ★★ (2009-11-17 19:17:00)

守るべきものが無かった(意識する必要が無かった)80年代とは、全く違う環境で「ロード」と共に制作された作品。
バンドの巨大化と通称「ブラックアルバム」がモンスターヒットを記録した事により、彼らには守るべきものを真剣に考えなければならなくなったのである。
僕は楽曲的にも好きな作品であったりするけど、この頃の音楽シーンやバンドの背景を考えると、この頃が彼らにとって一番考えるという作業を真剣にしなければならない時期であったのかもしれない。
メタリカというバンドは、意外に計算が無いバンドであることに比較的最近気がついたが、だからこそ貴重であり、この作風なのである。
時流のエッセンスは、自然にサウンドに投影されてはいるけれど、それはいつもの事だし、今冷静に聞けば、実に彼ららしい方法論で出来た作品であると僕は思う。
前進し続けるというよりも、逆に言えばその場で留まれない
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IRON MAIDEN-A Matter of Life and Death-Brighter Than a Thousand Suns ★★★ (2009-11-09 14:21:46)

アイアン・メイデンというバンドの底力とセンスを、この1曲だけでも十分に感じる事ができるハズである。
この曲は3曲目に登場するが、1曲の中にもドラマがあり、その前後の楽曲との流れにもドラマがあり、もう完璧である。
こういった楽曲を、ベテランである彼らが、あっさり発表できる才能には、限界がないのかもしれない。
僕は、彼らがHR/HMシーンの歴史上、No.1のバンドであると断言する。

BON JOVI-The Circle ★★ (2009-11-07 17:13:00)

例えば、エアロスミスのような選択肢もあったハズである。
売れっ子を起用し、ダイナミックな仕掛けを施したアルバム......。
しかし、BON JOVIはいつの時代も等身大なのである。
器用そうで不器用なバンド、BON JOVIらしく何の仕掛けもないサウンド。
アレンジにこそ、鋭角的なハードさが多少復活しているが、楽曲は今の彼らそのものの内容である。
BON JOVIに、ベテランバンドという肩書は似合わないけど、やっぱりいい意味でもそうでない意味でも、彼らも歳をとったのである。
自分達だけで創造できるハードさの限界が、このサウンドなのかもしれない。
ジョンが、かなり意識的に変化を求めない限り、基本の部分は変わらないだろうと僕は思っていたので、個人的には想像通りのサウンドであった。
メリハリが少ない.....確かに当たっていると思う。

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ROYAL HUNT-Moving Target ★★ (2009-10-26 17:37:00)

北欧のバンドというと、突然変異のように名作を作ったかと思えば、突然音楽性を変えてファンを裏切るという行為も少なくない。
安定性という点では、なんとも不安定というのが、昔からの僕の印象ではある。
だからこそ、こういったバンドは貴重でもあるし、頼りがいがあるのである。
僕は「FEAR」までの作品は、どれも好きである。
作品にみなぎる緊張感と透明感は、他のバンドを圧倒している。
当時から、こういったサウンドのバンドは、いそうであまりいなかった。
現に、今似たようなバンドを探しても見つからない。
こういう奇をてらわないで、個性のあるバンドが、僕は好きである。
メロディック・デスやデスラッシュ系、エクストリームメタル系には80点ぐらいの作品は腐るほど存在する。
似たようなサウンドがやたら多い事に、そのジャンルが好きな自分でさえ気がつく。

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MORS PRINCIPIUM EST-Liberation = Termination ★★ (2009-10-17 16:34:00)

日本での知名度がどれくらいなのか知らないけど、海外ではこの手が好きなコアなファンからは圧倒的な支持を得ているバンドである。
2ndを推す声が多いけど、個人的には整合感で圧倒するこの作品である。
サウンド的にはイン・フレイムス辺りと共通点が多く、楽曲の良さやサウンド・プロダクションの良さも手伝い、この手のトップクラスの人たちと肩を並べられる作品である。
メロディック・デスが好きな人で、まだ聞いたことが無い人がいたら、聞く価値は十分にありますよ。
トータルタイムも短く、一気に聞けます。

JOURNEY-Arrival ★★ (2009-10-15 17:28:00)

どの時代に彼らの作品を聞き始めたのかによって、評価というのは変わってくるとは思うけど、単純に何の先入観もなしで聴けば、爽快なアメリカン・ロック作品であると僕は思う。
楽曲の質としては、決して新人バンドには書けない円熟味があるし、アメリカン産業ロックが好きであれば、合格点はつけられる完成度であると思う。
やっぱりソングライティングに力のあるバンドらしく、楽曲にはちゃんとツボがある。
全盛期の楽曲と単純に比較すれば、それは正直物足りないけど、よくガンバっている方だと僕は思うけど.....妙なモダンさが無い点は、ファンなら評価できるハズ。

BREAKING BENJAMIN-Dear Agony ★★ (2009-10-11 07:43:00)

アメリカでは、安定した人気がある彼らの新作。
路線的には従来と全く変わらず、ファンに期待に答える充実の出来である。
楽曲の出来も良く、個人的は結構お気に入りである。
それにしても、楽曲の出来がいいね。
こういう適度にメロディアスで、適度にロックしているバンドが、今アメリカでは人気があるけど、楽曲志向のファンの方には一聴していただきたい作品である。
それにしても変わらないね、このバンド。そこがいいんだけど。

EUROPE-Out of This World ★★ (2009-10-05 17:54:00)

作品毎の毛色は違えど、デヴュー作から5枚目の作品までの楽曲は、実は1曲1曲を単体で聞いてもかなりのインパクトがあった。
例えばTVのBGMなんかで流れても、自然に耳に残るナンバーばかりであった。
ヨーロッパというバンドの最大の強みは、1曲1曲個々の楽曲の完成度の高さにあったと思う。
新作がもうすぐ発売されるが、もうこの頃のような楽曲のインパクトは無いであろう。
この作品、ポップでありアレンジはHR/HM的ではないが、ヨーロッパというバンドのソングライティング力を確かめるには、いい作品である。
印象深い、良い曲を単純に多く残している。
その実績は、もっと評価されるべきである。

MEGADETH-Endgame ★★ (2009-09-14 15:46:00)

今現在、勢いがあるどんなバンドのサウンドと比較しても、負ける気がしない格好良さである。
まさか、ここまでの作品を作ってくるとは、誰が予想できたであろうか。
これは、素直に凄い作品である。
また、聴き手をグイグイ引っ張り込む力に満ちた作品である。
これは、きっと他のアーティストからも高い評価を受けるであろう。
来たねメガデス.......頂点が完全に見えた.......。

BON JOVI-Crush ★★ (2009-09-08 14:27:00)

この作品に多少なりの違和感を感じているファンは、時代性という要素を意識的に取り入れた作風になってる所に原因があるように思う。
大物バンドでさえ、方向性を見失った90年代中期~の音楽シーンを経て、一体どこへ行けばいいのか.......ジョンは悩んだはずである。
その一つの答えが、時代性を取り入れるという事ではなかったのだろうか。
今時の人を起用し、制作されたアルバム。
1曲1曲は独立し、単体の楽曲の寄せ集め的な作品。
でも、よく考えてもらいたい。
開き直った最近の状態がいいのか、新たな道を探し続ける挑戦的な姿勢の方がいいのか...........。
僕は、この作品嫌いではない。
それは、ボン・ジョヴィらしさがそこに立派に存在するからである.....。
時代順に聞いていけばわかるが、彼らの作品の流れには突然変異は存在しない。
いつも
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