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ヤングラジオさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1-50
BULLET FOR MY VALENTINE-Gravity
WAGE WAR-Blueprints
WAGE WAR-Deadweight
SHINEDOWN-Attention Attention
GODSMACK-When Legends Rise
RIOT V-Armor of Light
BULLET FOR MY VALENTINE
THREE DAYS GRACE-Outsider-Nothing to Lose but You
THREE DAYS GRACE-Outsider
ROYAL HUNT-Cast in Stone
Black Veil Brides-Vale
PANTERA-Reinventing the Steel
BOREALIS-Fall from Grace
L.A. GUNS-Black List-One More Reason to Die
FAIR WARNING-Fair Warning
TRIVIUM-The Sin and the Sentence
THEOCRACY-Ghost Ship
TRIVIUM-The Sin and the Sentence-The Wretchedness Inside
EUROPE-Walk the Earth
NOCTURNAL RITES-Phoenix
ACCEPT-The Rise of Chaos
ARCH ENEMY-Will to Power
EUROPE-Prisoners in Paradise-Prisoners in Paradise
FIREHOUSE-Firehouse-Shake & Tumble
TNT-Realized Fantasies-Hard to Say Goodbye
MR. BIG-Defying Gravity
STONESOUR-Hydrograd-Hydrograd
NICKELBACK-Feed the Machine
STONESOUR-Hydrograd
CONFESS-Haunters
RATT
YNGWIE MALMSTEEN-Magnum Opus-Tomorrow's Gone
CRAZY LIXX-New Religion
PAPA ROACH-Crooked Teeth
MEGADETH-Dystopia-Look Who's Talking
ALL THAT REMAINS-Madness-Never Sorry
HAREM SCAREM-United
ALL THAT REMAINS-Madness
ALTER BRIDGE-The Last Hero-My Champion
IN FLAMES-Come Clarity
ROYAL HUNT-Paradox
MIKE TRAMP-Maybe Tomorrow
METALLICA-Metallica
OVERKILL-The Grinding Wheel
KREATOR-Phantom Antichrist-Death to the World
VEILED IN SCARLET-Lament
AT VANCE-Only Human
DREAMTIDE-Here Comes the Flood-Sundance
KREATOR-Gods of Violence
BON JOVI-This House Is Not for Sale
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発言している13曲を連続再生 - Youtube



BULLET FOR MY VALENTINE-Gravity ★★★ (2018-07-02 19:22:22)

もう何度も聞いてみた。
1回目の視聴で判断がつかない作品、僕の場合実はそんなに多くない。
だけど。2回目の視聴で気が付いた。
悪くない......いや、いいね。

先行で発表された3曲を聞いても、正直あまり不安はなかった、不思議なくらい......。
でもそれは、前作が集大成的な仕上がりであり、マット自身も納得していた事と無縁ではない。
もし、前作がなく「テンパー・テンパー」の次がこの新作であったなら、無論納得はしない。
若干飽きたという感覚と新たな事をしたい......。
丁度いいタイミングで、こうなっただけという感覚が強い。

それにしても、聞き方によってはフルモデルチェンジに近い作風である。
だから賛否両論あって、むしろ否定的な意見の方が多い。
でも楽曲の出来は総じて良く、⑦~⑩の流れなんて鳥肌ものである
…続き

WAGE WAR-Blueprints ★★★ (2018-05-19 20:12:08)

昨年ぐらいまでは、僕はこの手のバンドを手厚く聞いてきた。
でも、正直これだと言える作品に出会う確率は極めて低い。
勿論、中には琴線にふれてくるバンドもいる。
だけど、それを細かく紹介する気はない。
そのなかでも、僕はこのバンドが圧倒的に好きである。

この1stも、心を熱くする楽曲がズラリと並んでいる。
理屈ではない。
演奏能力とか、キャリアなんて関係ない。
イモくさかろうが、そんな事はどうでもいい。
とにかく、楽曲がいい。

WAGE WAR-Deadweight ★★★ (2018-05-12 21:04:06)

アメリカで長い間猛威を振るってきたメタルコアというジャンルにも、ここ数年勢いが無くなってきている。
そこそこ知名度もあり、良いアルバムを作ってきたバンドでさえ、活動を続けるのが難しくなってきている。

そんな中、今僕がかなり気に入っているのがこのバンドである。
1stもかなり聞き込んだけど、この2ndはそれを上回る出来である。
やっている音楽は、想像できるメタルコアど真ん中である。
目新しさなんてないけれど、これがホントに良いのである。

AILD程メロディーは豊富ではないけれど、共通点も多く何といっても心に響いてくる楽曲が特徴である。
今このご時世で、堂々王道路線で勝負してくる度胸は大したものである。
貴重な存在である。

個人的には、昨年のベスト・アルバムの第2位である。

SHINEDOWN-Attention Attention ★★★ (2018-05-06 11:41:04)

大雑把に言えば、HR/HMという要素は4thあたりから薄くなっている彼らの新作。
前作と比べれば多少の揺り戻し感があるものの、もはやメインストリームの王道を行くバンドに変貌している。
これはこの手のバンドの流行りでもあるし、自然の変化に近い気がする。

そりゃあ、僕なんかは3rdあたりに戻してもらいたい気持ちが強いし、ポップな面よりもロックな面を強調してもらいたい。
だけど、楽曲自体は良く出来ているし、前作よりも強力である。
勿論、一般のHR/HMファンにも通じる楽曲のレベルの高さはあるし、最低限のロック的アプローチはある。
ワイドに活躍しようとすればまあこうなるわけで、言い方を変えれば、トップ40もののファンにも通じるソングライティング能力があるという事でもある。

これは、これでいい。
マイナーチェンジを繰り返しながらも、キ
…続き

GODSMACK-When Legends Rise ★★★ (2018-05-03 19:53:16)

元々、作品と作品のインターバルが長いバンドだけど、今回も約4年ぶりの新作である。
音楽性も楽曲自体も変わらないバンドだけど、今作は音作りがワイドでライブ感が強いので、新鮮味がある。
いつもよりダイナミックさがあり、いい意味でラフさを残しているので、いつもと感覚が違うというか、心に響いてくる部分が単純に多い。

僕はずっと追いかけているけど、これはいいね。
いつもと、どこが違うのか......ファンの方なら分かるハズである。
久々にスケール感を、感じた気がする。
プロダクションの違いは、大きいね。
⑥が一番好きかな。

RIOT V-Armor of Light ★★★ (2018-05-03 19:19:57)

ここまで徹底してやってくれると、爽快である。
ファンが期待しているものを再現する事が果たして良いことなのかと問われれば、その答えは一概には言えない。
勿論、バランスは大事である。
アーティスト自身が本当にやりたいことなのかがポイントだとは思うけど、今の時代ある意味予定調和だとしても、そのクオリティが低くなければ十分だと僕は思う。
モチベーションを高く保つ事が難しくなっているこの時代、狙ってでもこのクオリティを保てるバンドとしての力量は作品の好き嫌いを問わず、高く評価されて良いと思う。

圧巻である。
「サンダースティール」が好きな人は、必聴である。
今でも衰えないこのソングライティング力は、すごいね。
実力のあるアーティストが焦点を絞れば、やっぱりそれなりの出来になるのである。

BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2018-04-28 15:47:56)

僕は、恐らく人よりもドラムに重きを置いている気がする。
だからどんなに上手い人が後任として加入しようが、メンバーチェンジには否定的である。
あまりにも技術的に未熟な人は、別だけど......。
質感というか、リズムの違和感は、ある意味別のバンドに変えてしまう程大きいものがある。

ムースの脱退は、勿論ショックだった。
その影響が出ないハズはないのである。

「ピース・オブ・ミー」を聞きながら、ええっとなった。
一聴すると、何処に向かっているのかわからないし、煮え切らない感が強い。
環境が変わり、新たなスタートというよりも、マット自身が飽きてしまって別の道に踏み込んだ感が強い。
それが裏目に出る可能性もあるけど、チャレンジ精神は重要である。
個人的には、心配はしていない。

THREE DAYS GRACE-Outsider-Nothing to Lose but You ★★★ (2018-03-15 21:35:36)

アルバムの中では、一番好きな曲。
落ち込んでいる時に、僕は彼らの作品を聞きたくなる。
この作品で、個人的にはグッと持ち直した感覚がある。

何処か切なく、やっぱり夜に聞きたくなるアーティストである。

THREE DAYS GRACE-Outsider ★★★ (2018-03-09 20:39:36)

敢えて言葉を選べば、良い意味でこじんまりとまとまっている作品である。
今の時代、シングルヒットにどんな意味が...どんな価値があるのだろうか...。
それを考えた結果ではないだろうけど、彼らのマイナーでありダークな良さが前面に出た内容である。

楽曲的には、シングルとしては弱いかもしれない。
また、アルバムはらしさに力点を置きながら、マイナー臭を強調した楽曲で構成されている。
これを、弱いと感じるファンも多いだろうけど、僕は前作よりも断然好きである。

彼らには、いろいろな魅力があるけど、何と言っても曲作りの上手さは流石としか言いようがない。
今の時代、ファンにとっては決して悪い事ばかりではない。
非常に「らしい」作品である。

ROYAL HUNT-Cast in Stone ★★ (2018-03-03 20:49:05)

現在の音楽シーンを冷静に分析すると、過剰な期待はアーティストにとって酷である。
そうは言っても、個人的な最低限というハードルを必要以上に下げる必要はない。

Ⅾ.Ⅽ.復活後としては、もう4枚目である。
僕個人の意見で言えば、路線を変えず一定のレベルを常にキープした作品を作り続けてくれる彼らには、感謝の気持ちしかない。
例え、少々楽曲の質が落ちようが、それがオヤッというレベルに落ちてない限りにおいては、それで十分である。
この路線は、そのくらい貴重なのである。

確かに、楽曲は少し弱いかな。
でも、全然合格点である。
僕にとっては、今でも貴重なアーティストである。

Black Veil Brides-Vale ★★★ (2018-01-25 15:36:12)

そのバンドの特徴をどこに置くのかは個人の自由であるだろうから、変化をどう捉えるのかも勿論自由である。
彼らは、少しずつではあるけどマイナーチェンジを繰り返してきていると僕は思っているので、今回もその例に漏れず多少の変化がある。
また、その変化の質は、今のアメリカのバンドと同じものである。

楽曲は、確かにポップになった感もあるけど、僕はそれ以上に深くなったというかシリアスさが増したと感じる。
過去の作品と比較しても地味だし、メリハリにも乏しい。
だけど、楽曲の出来は総じて良く、このバンドの魅力は全く衰えていない。

内容の詳細は書かないけど、じっくりと聞きながらも何か心に響いてくるタイプの作品である。
楽曲こそが、大事である。

PANTERA-Reinventing the Steel ★★★ (2018-01-13 20:55:45)

当時を振り返ってみると、90年代のグランジ・オルタナブームは過ぎ去った感はあっても、とてもシーンが80年代的に戻った感はなく、ヘヴィ・ロックというメロディーを置き去りにした音楽が流行っていたぐらいだった気がする。
一部のバンドを除けば、所謂普通のHR/HMバンドの作品には元気がなく、だからこそ僕はこの年のベスト・アルバムにディスターブドの1stを選んでいる。

この作品が、例え昨年に発売されていたとしても僕の評価は高く、ベスト・アルバムの10枚には選んでいたと思う。
結局、良い作品というのは、どんな時代に発売されようが、時流に乗ろうが乗らまいがそんな事関係ないのである。
時代を変えたバンドの一つであると思うけど、本物は説得力が違う。
僕は、好きな作品である。

BOREALIS-Fall from Grace ★★ (2017-12-22 21:26:03)

世間であまり注目されていないバンドにも、面白いバンドはいる。
決して今でも物凄く出来がいいとは思っていないし、単純に誰も発言していないから取り上げてみた。

僕は1stと、この2ndを持っているけど、当時もこの2ndだけは何処か引っかかった印象はある。
それは、やっぱりサウンドの独自性にある。
要素としては、メタルコアありメロデスありモダンさもありプログレっぽい所もある。
だけど、どれも中途半端であり、どのファン層にも訴えにくい。
今の時代、ファン層のターゲットは絞り込んだ方が得策である。
でないと、スタートさえ切りづらいのが現状である。
逆説的になるけど、だからこそ魅力的なのである。

楽曲の出来も、どこか煮え切らない。
だけど、僕は案外好きである。
個性は大事である。
自分だけの名盤......をあら
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L.A. GUNS-Black List-One More Reason to Die ★★★ (2017-12-15 21:15:49)

アメリカで長い間猛威を振るってきたメタルコアというジャンルにも、ここ数年勢いが無くなってきている。
そこそこ知名度もあり、良いアルバムを作ってきたバンドでさえ、活動を続けるのが難しくなってきている。

そんな中、今僕がかなり気に入っているのがこのバンドである。
1stもかなり聞き込んだけど、この2ndはそれを上回る出来である。
やっている音楽は、想像できるメタルコアど真ん中である。
目新しさなんてないけれど、これがホントに良いのである。

AILD程メロディーは豊富ではないけれど、共通点も多く何といっても心に響いてくる楽曲が特徴である。
今このご時世で、堂々王道路線で勝負してくる度胸は大したものである。
貴重な存在である。

FAIR WARNING-Fair Warning (2017-11-19 14:13:05)

トミー・ハート参加のKee Of Heartsの作品を聞いてみた。
出来自体はまあまあといった感じで、その中でも印象に残ったのは②③であったりする。
この2曲に共通するのは哀愁度が強いといった点で、この作品の中では決してメインの要素ではない。
という事は、やっぱりトミーのVo.が冴えるのは、フェア・ウォーニングのサウンドなんだなと改めて感じた。

という事で、この作品久々に聞いてみた。
⑤のイントロが流れると、今でも胸が締め付けられる。
とにかく⑤~の展開は完璧である。
発売から25年が経過しているけど、もう何度聞いたのかも分からない。
だけど、今でも全く飽きるという感覚は生まれない。

楽曲の展開はスマートであり、シンプルである。
アーティストの1stアルバムに現れるマジックが、ここに存在している。
名作は、
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TRIVIUM-The Sin and the Sentence ★★★ (2017-11-03 15:56:49)

恐らく、僕が選ぶ17年のベスト・アルバムは、この作品になりそうである。

集大成という言葉は、音楽的なことは勿論、それ以外の部分にも当てはまる。
彼らは、今の時代には珍しくファンを常に置き去りにしてきた。
「ついてこれない奴は、ついてこなくてもいい」という姿勢は、貫くのが案外難しい。
そこには、当然リスクを伴う。
ファンは大事であるけれども、絶対に迎合はしない......。
この強い信念の下、彼らは自分達のやりたいこと、やるべき事を優先してきた。
その結果が、この新作に表れている。
特に⑧~⑩なんて3部作と呼べる程、今現在の彼らが強く反映されている。

個人的には、コア色が強い後半が特に好きである。
前々作も年間のベスト・アルバムに選んだけど、それとは別の良さがある。

THEOCRACY-Ghost Ship ★★★ (2017-10-29 16:11:22)

発売は昨年で、購入は17年に入ってからだけど、実は好きなアーティストであったりする。

アメリカ発でやっているのはメロディックなパワーメタルだから、まあ珍しいといえばそうなんだろうけど、このバンドの一番の面白さは型にハマっていない所にある。
制約がないから、良い意味でオヤッといった展開の曲が多く、不思議な魅力がある。
アメリカンらしいストロングさもあり、ヨーロッパのバンドにはないダイナミックさがある。

弱点をあげれば決定打と言える楽曲が無いといった答えになるのかも知れないけど、それこそがこのバンドの魅力でもある。
突出した曲がなくても、アルバム一枚で聞けば、十分な説得力がある。
統一性もあり、衝撃度で言えば、17年でもかなり上位にきた作品である。

ベストトラックは③④。
個性は大事であり、ターゲットはキャッチーなバンド
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TRIVIUM-The Sin and the Sentence-The Wretchedness Inside ★★★ (2017-10-26 21:03:23)

この新作の中では、1番好きな楽曲。

今の時代、先は全く見えない。
前に進んでも、そこに何かがあるという保証なんて一つもない。
必死で頑張っても、報われないのがオチである。
だけど、だから何なんだ......。

このバンドの前進力は、実に頼もしい。
いろいろな意味で、ズルをしているバンドが多い中、手を抜かないその姿勢はまぶしすぎる。
貴重である。

EUROPE-Walk the Earth ★★★ (2017-10-22 14:25:17)

B!誌での比較的高い評価が気になった、彼らの最新作である。
僕は、再始動後の作品があまり好きではないけど、この新作を聞いてなるほどなと思った。

基本的なものは、最近の延長線上にありガラッと変わった印象はない。
だけど、単純に楽曲の面白さとメロディーの豊富さがもたらす効果は抜群で、故にジョーイのヴォーカルが輝きを増す。
また、モダンさの排除やアナログに拘った効果も抜群で、作品に新鮮味をもたらしている。
元々コンポーザーとしての実力が高いバンドであるから、上手く焦点を絞ればそれが自然と作品の完成度に結びつく。

先行で公開された①をpvで初めて見た時、その格好良さに衝撃を受けた。
それが裏切られないようにと心配していたけど、これは嬉しい誤算である。

結局はメロディーなのである。
これがあるから、相乗効果が現れるのであ
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NOCTURNAL RITES-Phoenix ★★ (2017-09-25 21:15:55)

前作から、約10年ぶりの新作である
いくらメインのソングライターが抜けたとはいえ、バンドにいかなる事情があったにせよ、ファンの立場から考えれば10年は待たせすぎである。
現役感はやっぱり大事であり、個人的にはあまりワクワク感はなかった。

単刀直入に言えば、前作の延長線上である。
だけど、質感はかなり違っていて、ヘヴィさが増してサウンドは重くなっている。
楽曲自体は、意外にもブランクを感じさせない仕上がりであり、らしさも継承されている。
一枚の作品としてもトータルバランスが良かった前作には劣るものの、多くのファンの予想ラインは超えてきている気がする。
特に④~の展開には、これはこれでいいんじゃないかと納得できる要素が多いと思う。

「らしさ」は十分にある。
これを変わってしまったと捉えるのもアリだし、変っていないと捉えるの
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ACCEPT-The Rise of Chaos ★★★ (2017-09-17 19:30:58)

僕の意見は、ほぼ火薬バカ一代さんと一緒であり、客観的に言ってもかなり鋭い分析だと思う。

マーク加入後の作品は、路線も全く変わらないのでマンネリ感を生みそうだけど、とにかく楽曲の出来がよく僕はそれを感じたことは一度も無い。
マンネリに関しては、同じ路線を続けながら徐々に質が落ちていった時に感じるものであり、そう感じないということは、そういう意味でも楽曲の出来の良さが逆説的に証明されている。

彼らはベテランであり、大きな変化は必要がないと思う。
比較的自由な環境でアルバムを制作できる今の時代を考えても、本人たちがそれを望まないのであれば、安定したクオリティーを発揮できる今の路線で、僕は大正解であると思う。

この出来で、文句の言葉なんて浮かばない。
非常にいい出来である。
個人的には、②がベストトラックかな。

ARCH ENEMY-Will to Power ★★★ (2017-09-17 18:59:07)

約3年ぶりの新作だけど、大まかに言えば前作からの延長線上にあり楽曲はよく練られている。
扇情力が高く、とにかくドラマティックな楽曲で構成されていた前作と比較すれば、一見淡白に聞こえるかもしれないけど、それは前作からの揺り戻しでもあり、若干キャッチーさが増したことがもたらす結果とも言える。
意気込み的なことで言えば、メンバーチェンジがあった前作の方が強かったハズだけど、この新作も実はいい出来である。

分かりやすさが増した事を、どう評価するのかがポイントになりそうだけど、個人的にはそれがマイナスに感じることはなかった。
前作同様、アルバムのラストを締めくくる⑩~の出来もよく、それが作品の引き締めに一役買っている。

僕は、結構好きですよ。
シャーリーの分析は鋭いね。

EUROPE-Prisoners in Paradise-Prisoners in Paradise ★★★ (2017-07-29 22:13:50)

2nd、3rd、4th、5thと彼らの作品を流れで聞くと、結構作風も違うしセールス的なものも勿論違う。
だけど、僕はどの作品も当時から好きだった。
少なくとも、日本のファンには好意的に受け止められていた気がする。

結局大事なのは楽曲の出来であり、そこさえ押さえていれば、ファンはついていく気がする。
だからこそ、ファンは再結成をずっと待っていたのである。

やっぱり、この作品ではこの曲である。

FIREHOUSE-Firehouse-Shake & Tumble ★★★ (2017-07-29 21:51:37)

この1stには、彼らを代表する名曲が数多く収録されているけど、それ以外の楽曲の平均的なレベルの高さがこの作品を名盤にさせたのである。
個人的には、その中でもこの曲や⑧が好きだった。
僕にとっては、思い出深いバンドであり、スキッド・ロウの1st同様当時の時代感を強く感じさせる作品である。

今聞いても、熱くなれる躍動感がこの作品にはある。

TNT-Realized Fantasies-Hard to Say Goodbye ★★★ (2017-07-29 21:22:06)

世間でよく言われる一風変わった曲というのは、努力の結果生まれるというよりも、むしろひらめき型の天才タイプのソングライターが書いている場合が多い。
前作で言えば、②⑥タイプの楽曲があるから僕はこのバンドが好きだった。
とにかく、この作品の中では圧倒的に好きな楽曲である。

この作品の①②は、今でもよく聞いている。

MR. BIG-Defying Gravity ★★ (2017-07-16 17:49:18)

「What If...」に対する高評価は、楽曲の出来の良さは勿論であるけど、とにかくエキサイティングでスリリングな所にあった気がする。
それと単純に比較すれば、落ち着きのある隙間のあるサウンドが、ある意味シンプルでチープさを感じさせるサウンド・プロダクションと相まって、マイナスな印象を与えがちである。

だけど、僕個人で言えば、少なくとも前作よりは遥かに良いし、結構好きである。
典型的と呼べる楽曲は少ないし、従来のわかりやすさが少ない分、イマイチという評価を受けそうだけど、楽曲はバラエティーに富んでいて面白いし、新鮮味がある。
らしさという点でも、他のバンドでは再現できそうにないので、十分あると思う。

ただこのバンドに興味がない人には、難しいかなという気もする。
正直、HR/HM色は薄い。
だけど、ロックが持つ普遍的な魅力には溢れて
…続き

STONESOUR-Hydrograd-Hydrograd ★★★ (2017-07-07 21:22:50)

新作の中では、1番好きな曲である。

前作や前々作、ましてやそれ以前とも作風が違うのが、今作の最大の特徴かも知れない。
それ故に、メンバーチェンジの影響をあまり感じさせない。
僕は彼らのサウンドを特徴付けている重要なポイントを、ロイのドラムに置いている。
この新作でも、実に彼の特徴的なものが良く出ている。
決して単純ではない点が、怪しさ溢れる楽曲群の中で、光輝いている。

サウンド・プロダクションから言えば、僕は前作や前々作の方が好きだけど、ライブ感は確かに感じる作風である。
この新作、楽曲の平均値がホントに高い。
ベスト・アルバムの候補である。

NICKELBACK-Feed the Machine (2017-07-05 21:31:29)

前作は、実験的な要素が若干強かったので、本来の姿に戻ったと分析するのは間違いではない。
だけど、変化を恐れずチャレンジする事は、決して悪いことではない。
結局は、結果がイマイチというか、楽曲の出来自体がよくなかったのが問題であって、チャレンジそのものはむしろ僕は好意的に受け止めていた。

僕が思う最高傑作は5thであり、それ以降では「ヒア・アンド・ナウ」が一番好きであるが、大きな流れで言えば出来自体は緩やかな下降線をたどっている気がする。
彼らのやっている音楽性はごまかしが効かないし、輝かしい実績がある以上、求めるハードルはあまり下られない事情がある。
音楽性がほどんど変わらないバンドの苦しさは、楽曲の出来を常に高く保ち続けなければならない点にある。
だからこそ、その打開策がチャレンジなのである。
チャレンジしたけど結果変わらなかったのと、
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STONESOUR-Hydrograd ★★★ (2017-07-05 20:41:33)

個人的な感覚で言えば、順当な変化であり進化であり、成長であると思う。

前作と前々作はコンセプト・アルバムであったけど、所謂オルタナティヴ・メタルから正統派HR/HMへと変貌を遂げた作品であった。
この新作、分かりやすく言えば、集大成的な内容であり、より正統派というか普遍的な要素を強めた作品に仕上がっている。
僕は、前作や前々作の揺り戻しが働いて、もっとヘヴィでストレートな楽曲が占める作品になると予想していたけど、見事にハズれた結果となった。
どこかマイナー臭くメランコリックでもあり、いい意味でクセのある楽曲によって構成されている。
でもキャッチーさがきちんとあるので、楽曲自体はバラエティーに富んでいて面白い。
肩の力を抜きながら、楽曲の出来そのもので勝負にきている感じである。

聞き応えのある作品である。
個人的なお気に入りは
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CONFESS-Haunters ★★ (2017-06-12 16:36:01)

スウェーデン発の80年代タイプのバンドというと、僕なんかはもっとR&R色が強いサウンドをイメージするけど、意外にもポップ色が強く、いい意味で当時のアメリカンに近い内容である。
これがもっとメジャー寄りになってしまうと、逆に面白くなくなるんだけど、このバンドは音作りに関しても当時に寄せていて、計算では作れないマイナー感も相まって、この手が好きなファンには良い評価を受けそうな気がする。

80年代には腐る程いたタイプと言えばそれまでだけど、楽曲はなかなか面白い。
僕が点数を付ければ、83点ぐらいだけど、点数以上の魅力はある。
発売が当時なら、隠れた名盤となり得たかもね。

RATT ★★ (2017-06-07 13:24:26)

スティーヴン・パーシーのソロ作「スマッシュ」を聞いた。
ラットをはじめ、彼が関わった作品は、ほぼ持っているハズである。
ラットとは似て非なるものという意識さえ持っていれば、この作品の評価は悪くない気がする。

ある一時期を除けば、彼のやっている音楽性はほぼ変っていない。
それは本家のラットとも、距離をそんなに置かないものである。
内容はいつもの感じと言えばそんな感じなんだけど、出来自体は予想を超えてくるハズである。
意外といえば言葉は良くないけど、楽曲はまとまっている。
勿論ラットのような派手さも無いし、ダイナミックさもないけど、ソロ作を追っかけるぐらいのファンであれば、十分合格点であるように思う。

これは、これでいいと僕は思う。

YNGWIE MALMSTEEN-Magnum Opus-Tomorrow's Gone ★★★ (2017-05-24 21:19:34)

当時、僕はこのアルバムを発売日1日前に買って、カーステレオで初めて聞いた記憶がある。
その時の感想も何故かハッキリ覚えていて、イマイチだけどギリギリセーフだと思った。
この作品発売当時は、まだまだ日本ではHR/HM熱が高かったと記憶している。

今にして思えば、この出来で文句を言うのは......という気もするけど、当時日本では彼はトップクラスの人気者であった。
その中でも、当時一番好きだったのがこの曲である。
あれから、もう20年以上が経過している。

CRAZY LIXX-New Religion ★★★ (2017-05-24 20:45:52)

一時期、この手の80年代的なハード・ポップをメインに据えたバンドが多く登場したけど、その中では間違いなく1,2番目に好きだったバンドである。
僕は、もしこの作品が80年代に発売されていたらどうだったか......という視点で聞くことが多いけど、セールス的には大成功とまではいかなかったのかもしれないけど、1枚の作品としては当時の作品と比較しても全く遜色ない出来栄えである。

楽曲はアメリカンであり、適度にウエット感もあり、サウンドの質感が本当に80年代に近い。
ここに当時の売れっ子プロデューサーを起用して、それなりに仕上げていれば、もしかしたら80年代でも通用したのでは......という期待感が持てるほど、完成度は高い。
分厚めのコーラスは、やっぱりゴージャスでいいね。

僕は、今でも定期的に聞いてます。

PAPA ROACH-Crooked Teeth ★★★ (2017-05-21 18:31:27)

僕は「原点回帰」という感覚を、そのバンドが絶好調の時にはあまり感じない。
原点回帰という言葉を、レビューでよく見かけるけど、実際に聞いてみると少しニュアンスが違う気がした。
個人的な感覚では、1stを除けば「ラブヘイトトラジディ」以外の作品は全て好きであり、作品の質も高いように思う。

彼らは常にその時代のエッセンスを、作品の中に取り入れている。
この新作にそれが直接的に当てはまるとは思えないけど、今の停滞した本国のロックシーンを考えれば、変化を求めたのも理解しやすい。
また、メロディックな作品が2作続いた事を考えても、仕掛けてくるバンドらしく攻撃的な作風となっている。

それにしても、このバンド器用である。
「らしさ」を失わず、それでいて変化を恐れないし、キャッチーさがきちんと盛り込まれている。
ここまで大胆な事をやりながら、
…続き

MEGADETH-Dystopia-Look Who's Talking ★★★ (2017-05-14 06:12:52)

あくまでも個人的な感覚だけど、メガデスの一番の凄さは楽曲の平均的なクオリティが常に高い所にある。
特に、デイヴの衰えを知らないソングライティング力は、特筆すべきものがある。
その実力たるや、僕の中ではもうずっとトップに君臨する程である。
元々の楽曲の出来は良いのだから、それなりのメンツでそれなりの意図で作れば凄い作品が出来る
である。

このアルバムの楽曲なんて、どれもが質が高い。
しかも、まだまだ伸びしろを残してである。

これくらいのキャリアがありながら、停滞感を感じさせないバンドなんて稀である。
今でも新作に対する期待感は、底をつかない。
また、ボーナストラックにも名曲が存在するバンドの代表格でもある。

ALL THAT REMAINS-Madness-Never Sorry ★★★ (2017-05-11 21:06:51)

新作の中では、一番好きな曲である。
アメリカのシーンを見ていると、彼らに限らずメタルコアからオルタナティヴ・メタルへと変貌を遂げるバンドがここ数年多い。
完全でなくても、典型的なメタルコアからの脱却を試みているバンドは実に多い。

それを、どう受けとめるのか...。
そのバンドの「らしさ」をどこに置くのかは、重要である。
変化の本質が、どこにあるのかを考えるのは大事である。

この曲なんて、彼らとしては異質ではあるけど、僕は好きである。
楽曲至上主義は、続いている。

HAREM SCAREM-United ★★★ (2017-05-11 20:35:57)

恐らく、多くのファンが求めるこのバンドの理想形に、限りなく近い内容の新作である。
ある意味、名作と呼ばれる2ndよりも楽曲の平均値は高いかも知れない。
分厚いコーラスを多用したサウンドはダイナミックだし、なんせ彼らにずっと欠けていた躍動感が復活した事が何より嬉しい。

楽曲は、2ndのようにストレートには展開しない。
でも、それは単純に2ndの再現を試みていない事を表しており、故に僕の評価が高い理由でもある。
楽曲はよく練られているし、同時に集大成的な要素を多分に含んでいる。
決してダークではないけれど、3rdの良さが分かる人にもアピール出来る内容であると思う。

もしこれで評価されないなら、バンドは何処へ向かっていけば良いのだろう。
僕は、結構お気に入りである。
焦点を絞れば、名作は生まれるのである。

ALL THAT REMAINS-Madness ★★★ (2017-05-06 18:16:06)

音楽性の変化には、無意識なものと意識的なものがある。
また、メンバーチェンジ等による不可避的な変化もあったりする。
しかもそれは、100対0のような比率になる事はなく、前作や前々作からの繋がりというか、そういう大きな流れからも考える必要がある。

この新作、前作や前々作が気に入っていた自分にとっては、違和感ありありの内容に仕上がっている。
正直、90年代に嫌という程経験した「なんで、変わってしまったんだ」という感覚に近いものがある。
メンバーのコメントを見るまでもなく、この変貌ぶりは意識的に仕掛けないと起きない変化でもある。

個人的には、楽曲の質が伴っていれば、変化には比較的寛大である。
しかし、意識的なものが強すぎると、力が入りすぎる余り得てしてこういう結果になりやすい。
だけど、メロディック的でありポップな作品が2作品続い
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ALTER BRIDGE-The Last Hero-My Champion ★★ (2017-04-30 04:27:13)

こういう普通っぽい曲を、簡単に作れる才能があれば、きっと曲作りも楽しいだろうなと感じさせる一曲である。
例え簡単でなくても、難しそうに感じさせない余裕感がある。
このバンドの今の完成度の高さを、代表する楽曲でもあり、メジャー感を前面に出してもらしさを失わない、その器用さはかなり貴重である。

IN FLAMES-Come Clarity ★★★ (2017-04-20 22:43:31)

僕はこの作品の、⑦~⑩の流れが大好きである。
このバンドの凄さは、ライブでもほぼ演奏されない楽曲の中にも名曲が多く、しかもそれがシングル以上に格好良かったりする。
楽曲は疾走しながらも、メロディックであり、普通では考え付かない展開で進行していく。
例え優れたソングライターが、彼らを物まねしようにも、その再現はかなり難しいハズである。
それくらいの個性があり、魅力がある。

残念ながら、今のメンバーでは到底作ることが出来ない楽曲群は、強力である。
このメンツの凄さが、集約されている。

ROYAL HUNT-Paradox (2017-04-19 05:23:25)

もし自分が時代を問わず、HR/HMというジャンルの中で10枚を選ぶとすれば、この作品は間違いなく入ってくる。
それぐらい気に入っているし、いつ聞いても何度聞いても精神が高揚する感覚が今でもある。
世間的に言えば、彼らより偉大なアーティストはいっぱいいる。
セールス的に見ても、それは同じである。

でも、そんな事は大事なことではない。
個人の感覚は、変わる事もあるけど、基本そんなには変わらないものである。

僕は80年代から、ずっとHR/HMを聞いてきた。
それは音楽性は勿論、このジャンルこそが、時流に流されない拘りの強さを最も強く感じたからである。
また、バンド内の人間模様も危うさを含みながらも、ある意味魅力となっている。

アルバムを最初から聞いてきて、本編最後を締めくくる⑧のイントロが流れて来た時、何とも言い難い
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MIKE TRAMP-Maybe Tomorrow ★★★ (2017-04-10 21:03:57)

僕は、マイクのファンだからずっと追いかけてるけど、恐らくこの作品を購入する人もきっと同じなんだろうな。
彼がソロ名義で出した作品は、ホワイト・ライオン時代のようにHR/HM色は強くなく、またサウンドから感じるバンド色も薄い。
しかも、多少の質感の違いはあれど、まあどれも似たような感じである。

この新作、僕の感じで言えば、ソロ作品の中では一番好きである。
楽曲は比較的キャッチーだし、なんせアルバムに流れる空気感がいい。
どこか吹っ切れた感じもあり、新鮮味がある。

楽曲は欧州的であり、アメリカンでもあり、それはホワイト・ライオンにも共通する部分である。
でも、サウンドは全然違うけどね......。

僕は、結構聞いてます。

METALLICA-Metallica (2017-02-23 18:49:19)

この作品の発売当時を冷静に振り返ってみると、僕がまず思ったのはサウンド・プロダクションの良さと楽曲のかっちり具合であった。
作品の出来自体は良いと思ったけど、僕は前作や前々作が凄く気に入っていたので、それらは超えていないなという感じだった。

あれから25年以上が経過したけど、僕の感想は当時とほとんど変わっていない。
彼らは、デビュー作から33年が経過してるけど、意外にもオリジナルは10作品しか残していない。
その中で順位を付ければ、この作品個人的には真ん中よりも下に位置する。
それは相対的なものではあるけど、91年のベスト・アルバムの10枚にも僕は選んでいない。

もしこの作品が記録的なセールスを残さなかったならば、彼らの歴史は随分変わったのではないだろうか.......。
何故、メタリカは偉大なのだろうか......。
その
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OVERKILL-The Grinding Wheel ★★★ (2017-02-11 22:04:56)

ベテランバンドの余裕感は、一体どこからくるのだろうか。
決して結論ありきで、逆算で導き出しているわけではないんだけど....。
音楽性が似ている若いバンドも探せばいるんだけど、やっぱり何かが違うのである。
アルバムが売れなくなって久しく、アーティストにとっては難しい時代なんだろうけど、決して悪いことばかりではない気がする。
その一つが、このような良い現象を生んでいるのではないだろうか。

この新作、僕は好きである。
なんせ楽曲にひねりがあって、面白い。
スラッシュ・メタルのファンでなくても、十分に楽しめる内容に仕上がっている。
ストレートに疾走するよりも、僕はこちらの方が好みである。

今の時代、変に時流を読む必要はないし、周りからのプレッシャーも強くないハズである。
勿論、根底となる実力があってこその話しだけど、バ
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KREATOR-Phantom Antichrist-Death to the World ★★★ (2017-02-01 21:23:26)

この曲なんかは、スラッシュ・メタルの理想形ではないだろうか。
扇情力が半端ない。
変則スラッシュではないけれど、ちゃんと変化もあり、楽曲が面白く強力である。
このバンド、演奏力もあり、硬派である所もカッコイイ。

VEILED IN SCARLET-Lament ★★★ (2017-02-01 18:20:13)

僕は、今でもメロディック・デスが好きである。
だけど、日本のバンドはあまり聞いていない。
それは、ジャンルを問わずだけど......。
それでも、好きなバンドはいる。

それにしても、このミニ・アルバム非常に出来がいい。
ドラマティックであり、琴線をかなり刺激してくる。

日本発......なんて言葉は不要である。
音楽で熱くなりたいなら、聞くしかない。
選択の余地はない。

AT VANCE-Only Human ★★★ (2017-02-01 17:46:25)

僕個人の感覚で言えば、90年代半ばから続いたHR/HMシーンの低迷は、01年ぐらいに一度復活した。
とは言っても、そこには今でいうオルタナティヴ・メタル勢やポスト・グランジ勢を巻き込んだ形での、という条件が付く。
80年代には、シーンの細分化なんて考える必要がなかった。
ベテランや中堅のバランスも良く、そこに有望な新人も登場する。
今では考えられない、充実したシーンであった。

本来、こういったど真ん中の音楽性のバンドが、ベテランであれ中堅であれ新人であれ、もっと頑張っていたならば、そもそもここまでシーンが細分化されたり、低迷しなかったハズである。

このアルバム、当時はよく聞いていたけど、久々に聞いた。
時間が経っても、やっぱり良いものはいい。
コアがコアでないシーンは、やっぱりおかしいのである。

DREAMTIDE-Here Comes the Flood-Sundance ★★ (2017-01-29 17:57:49)

このバンド、FAIR WARNINGと比較した場合、やっぱり本家には及ばない。
それは楽曲然り、全てにおいてである。
久々に聞いたけど、その印象は当時と全く変わっていないし、この曲がその中でも一番好きな楽曲であるというところも同じである。

あれから、16年以上も経っているという事実も感慨深い。
いかに、FAIR WARNINGの音楽が素晴らしいのかが、逆説的に理解できる。
当時は、わくわくしながらCDショップに買いに行った記憶がある。

KREATOR-Gods of Violence ★★★ (2017-01-27 19:00:51)

個人的には、17年できる限り発言数を伸ばそうと思っているんだけれど、これがなかなか進まない。
新譜に限らないのであれば、それは意外に簡単なのかも知れないけど.....。
僕はこのサイトでしか発言をしていないし、それを変えるつもりもないけどね。

前評判も高かった彼らの、およそ5年ぶりの新作である。
僕は前作がかなり気に入っていて、結構聞いた記憶がある。
その前作を超えられるのか......。

前作を聞いた時も感じたんだけど、音楽的質感がアクセプトにすごく似ている。
この新作、前作以上にメロディックであるため、よりそれを強く感じる。
もはやスラッシュ・メタルというよりも、正統派HMと言った方がしっくりくる感じである。
楽曲の出来も良く、サウンドには威圧感があり、同時に荘厳さもある。
展開を多く仕込み、目まぐるしく状況
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BON JOVI-This House Is Not for Sale ★★ (2017-01-11 21:03:28)

僕が選んだ、2016年のベスト・アルバムの10枚には、この作品入っていない。
(その枠を20枚ぐらいにすれば、入るかもしれないけど。)
そうは言っても、「ハヴ・ア・ナイス・デイ」を最後に、それ以降の作品は入ってないけどね。

大物でありながら、コンスタントに新作をリリースしてくれるジョンには、本当に頭が下がる思いである。
そして、その内容も毎回それなりに仕上げてくるその実力の高さにも、感服する。

この新作も、いつもの感じではあるけれど、その空気感にはスッキリしたものがある。
楽曲には統一性があり、ここ数作品の中では、一番その平均値が高い。
もはや、今の彼らに期待できるものは、ここに集約されていると言っても過言ではない出来で、満足度は正直高い。

もし彼らがもう少し若ければ、違った見方でその評価も変わってくるとは思うけど、
…続き


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