この曲を聴け!
k.s.m.2さんのページ
k.s.m.2さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 251-300
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7
FATES WARNING-Parallels ★★ (2006-06-19 12:56:00)
データ的な面を補足。
『No Exit』『Perfect Symmetry』に続く、レイ・アルダー参加の3枚目、
バンドとしては6thのはずです。
『Awake』以降のケヴィン・ムーアの指向性がこちらに集束すればよかった
と思うのですが。F.WARNINGの面々も迷走してるからなぁ……。
SHAKRA-Moving Force ★★ (2006-06-02 14:57:00)
『Power Ride』の前作にあたるらしい2nd。日本版では1st『Shakra』収録の
「The Devil in Me」のアコースティック・バージョンがボーナス収録です。
印象としては、渋いSOUL DOCTOR。
voはトミー・ハートを少し骨太にした感じで、特にアクの無いGに、ツボを押さえた
リズム・セクション。そしてゴツい割に哀愁漂うメロ。
……確かに、ここまで直球では売れないかもしれません。
GOTTHARDはもう少しポップ、というか耳に残り易いので。
SHAKRAにはどこか、前トリオ期のRAGEのエッセンスのようなものが混じっている
為にこう感じるのでしょうか。
余談ですが、『Power~』は「B!」誌で藤木88点。普段“ハードロック"言うしか
能の無いセー●クはこういうバンドの後押しはしないのね……
RAINBOW-Live in Germany 1976 ★★ (2006-05-29 00:02:00)
一覧のアルバム数が増えすぎて見難いので、ここに書き込みます。
コージーのソロがある(個人的には、Drの音だけで4分続くのは
楽しむのに邪魔。「1812」入りのバージョンなら良かったのに)、
音源が同じ筈なのに「Kill the King」のロニーの声がイマイチ
綺麗に聴こえない、と『On Stage』に比べて不満点もあるアルバム
でしたが(選曲ではこちらに軍配)。
……出ましたね完全版。VAPの『Deutschland Tournee 1976』の
ことですが。リマスターもされていて有難い。
各曲については、ライヴならではの即興と迫力が増した(やたらと
クドくなったとも言う:笑)、と書けば十分ですね、リストは少し
上でSTPさんが書いて下さっていますし。
RAINBOW-Stranger in Us All ★★ (2006-05-28 23:37:00)
少し上(4/21)のanthemさんが全て書かれているので、私として
は、内容について何も言えなくなってしまいましたが(笑)
最近のBLACKMORE'S NIGHTの傾向を見ていると、このアルバム
の路線に戻ってきてくれるのではないか、と淡い期待が生まれる
のも事実。
年齢や時代のテンションの影響もあるので、比較するのは間抜け
ですが、『Long Live Rock'n'Roll(バビロンの城門)』から
こういう方向に来ていてくれたら……私としては嬉しいのですが、
セールスがかなり落ちたかな(爆)
RAINBOW-Ritchie Blackmore's Rainbow ★★ (2006-05-28 23:24:00)
『Bent Out of Shape(ストリート・オブ・ドリームス)』と比べて
書き込みが1/3とは……。
「Smoke on the Water」のイントロが深紫の定番なら「16世紀」の
リフはファンタジーHRの定番だろうし、「Pictures of Home」と
「Temple of the King」の対照も楽しめると思うのですが。
全体に湿っぽい雰囲気なのが許せれば、名盤ではないかと。
「Black Sheep of the Family」が若干浮いているとか、「Still
I'm Sad」がインストだ(『Stranger in Us All』のドゥギー・
ホワイトvo.版の方が印象が強い)とか、文句はありますが。
TOOL-10,000 Days ★★ (2006-05-23 16:05:00)
癒し系な音ですねぇ……。ベンベンとヘヴィロックな音を鳴らしてはいますが。
①「Vicarious」のvoは『Test for Echo』の頃のRUSHに似ている気もします。
歌詞はネットで検索した限りでは、いかにもアメリカで受けそうな雰囲気ですし、
予想よりも随分聴き易い音(というか、BGMにして寛ぐのに妙に向いた印象)なので、
ただの「本来の(=現代で要求されうる)一貫性を備えたKING CRIMSON」といった
風情。
かなり崇められているらしいので、NINE INCH NAILSを悪趣味にしたような歌詞
でMESHUGGAH『Catch 33』みたいな音だったらどうしようと思っていたのですが、
普通に「かっちり」した音楽で安心しました(……どうやら、この新作からの傾向
のようですが)。ただ、ちゃんと聴こうとすると、インスト曲が長
…続き
KOTOKO-Short Circuit Ⅱ-Princess Brave! ★★ (2006-05-15 05:02:27)
珍しく打ち込みではない(ように聴こえる)曲。
GとDrは生でしょうか?
歌詞は見事にRPG(姫様が剣ブン回して竜とか
魔女とか倒してます)。
曲調も含めて、HIGHLORDがカヴァーしても
違和感ゼロです。というか、ロリータ風味な
声出せるvo呼んで演ってほしい。Gソロの追加
してくれると尚良し。
個人的には、2番のヴァース前半の単音リフが
好みです。Baも一応ちゃんと仕事してるみたい
だし。
KOTOKO-Love a Riddle-Love a Riddle ★★★ (2006-05-15 04:20:25)
曲が長いですが。
コンピレーションの曲と違い、提供先の余計な暗さに
影響されなくて済んだからか、平和に恰好良いので、
好きです。
今思うと「地に還る」と組にしても良い曲?
KOTOKO ★★ (2006-05-15 03:51:00)
KANSASを探していて偶然発見。何故にこの人が……?
ライヴ版だと、原曲に比べて打ち込み色の減退(バンド
色の増強)があるので、そういう方向で一枚くらいリリ
ースしてくれないものでしょうかねぇ。
それ以前に『SHORT CIRCUIT』系の曲は通常リリースの
気配が薄いので、そちらの方が問題ですが。
SEX MACHINEGUNS-MADE IN USA ★★ (2006-05-11 23:31:00)
音質に関しては、前作との比較ではともかく、ジャケ
のように埃っぽい印象で、絶賛する気にはならない処。
元ネタ楽曲が結構古そう('80年代なのでは?)なので、
合ってはいると思いますが。
内容は、偉大なるオマージュ。
……としか言えません(笑)
これはこれで、もう芸風として納得できます。
METALLICA風味というより、一曲ずつに明確な元ネタ
楽曲がある感触です。②「JUNK FOOD」は『St.Anger』
のMETALLICAを、歌いまわしまで含めて再現、とか。
……それで【カップ・ラーメン喰いてぇ】とか歌われる
方の腹筋の心配もしてください安藤さん。
歌詞にしても、(特にサビで)言葉の響きまで含めて
お題バンド(の英語詞)に似て聞こえるように作って
ある雰囲気です。いつか聴いた曲がどうしよう
…続き
陰陽座-鳳翼麟瞳 ★★ (2006-02-28 23:41:00)
SABBATHからJUDASに……なるほど。
そのせいなのか、スピード曲が妙に健康的(な割に、
無理に妖気を抑えたような印象でノリ切れない)、
バラード系のメロディの種が尽きてきた印象(これ
一枚でなく、『夢幻~』『臥竜~』まで通して)、
と、どうも“アルバムとしての完成度"は別にして
ネガティブな要素を煮詰めてしまった感があります。
アニメ主題歌みたいな「妖花~」と、これは文句の
出ない「叢原火」が印象に強い、という時点で、私
から見れば“編集の失敗"に思えるアルバムです。
単体で聴けば、「鳳翼天翔」も好きですけれど。
陰陽座-陰陽珠玉 ★★ (2006-02-28 23:31:00)
シングル曲が色々纏めて手に入るのはお得な印象です。
「醒」「あおぎりの丘」「蛍」「卍」「悪路王」と。
元来繋がっていた「桜花の理」が単体で聴けるのも。
確かに最大の違和感は、2nd『百鬼繚乱』の曲がミックス違い
なのか、各楽器の音量バランスが妙なことですね。弦楽隊の
音量が大き過ぎる印象。
「鳳翼」「黒塚」「義経」と、明確に定義した組曲を全て
ちゃんと繋げて収録しているのだから、ついでに「静ヶ沼」
「歪む月」と「不知火」「牛鬼祀り」も繋げて入れてくれても
良かったかもしれませんが……。
とは言え逆に、ここまで巧く繋がるか、と曲順に唸る場面も
あるので、めくじらを立てることではないですね。
まぁ、お得なのでよろしく、という作品ですか。
……私は何故かアルバム全部持ってますけど。
ELVENKING-The Winter Wake ★★ (2006-02-25 18:47:00)
この3rdで日本デビューだそうで。ジャケ買いしました。
走る替わりにリールらしき舞曲のリズムを多用したWUTHERING
HEIGHTSというイメージです。舞曲とはいっても、私好みの三拍
子ではないのですが、これはこれで味があります。
コンセプトのせいかKORPIKLAANIよりは物語調で、「Bard's Song」
辺りのBLIND GUARDIANが進歩の方向を間違えて(笑)いたら、
こんな曲を書くようになっていたのかもしれませんね。
それにしても、ULTIMATIUMの『New Dawn』並に怪しいvoは、
もう少し力量を上げた方が良いのでは……?これでマイケル・
キスク系が歌ったら完璧な“クサメタル"になってしまうので
しょうが、声質(は合っていそう)とは別にパワー不足の感。
囁く部分では、声
…続き
TIME REQUIEM-Optical Illusion ★★ (2006-02-23 22:44:00)
初書き込みとは。とうとうリスナーが居なくなってしまったのでしょうか(笑)
「BURRN!」レビューの通り、以前の“メイン・メロディがどれか悩む程には
近年のDREAM THATER的に複雑な、key版イングヴェイ"というカラーが一気に
薄まり、“SYMPHONY XにかぶれたKAMELOT"の様な音になりました。もしか
すると“疲れずに聞けるWUTHERING HEIGHTS"?
たま~に登場する疾走部分の歌メロだけがイングヴェイちっくなままなので、
そういうパートに違和感が生じてしまいましたね。かと言って、他の部分で
キラー・リフや印象深いコーラスがある訳でもないので、どうにも中途半端
な印象です。悪いアルバムではないと思いますが、これをわざわざ国内版で
出す意味は、少々疑問かもしれません。
以前のカラーのままな⑥「Creat
…続き
SLAYER-God Hates Us All ★★ (2006-01-21 03:12:00)
……これが日本版の状態良で、中古\500だった理由が知りたい。です。
3rd『Reign in Blood』が「Angel~」以外飽きて通しでは聴けず、
6th『Diabolus~』が遅すぎて嫌(アートワークに引いたのも一因)、
というファンの風上にも置いて貰えなさそうな身で聴いて、一聴でやられ
ました。
(ちなみに、ヘヴィロック系は大抵苦手です。参考までに)
この位のテンポや構成の方が、スピード感や邪悪さが良く出て素敵なのでは。
歌詞も(今回ばかりは)見事に気に入りましたし。
ただ、折角だからアートワークの釘の穴、左ページは反転させた方が(笑)
ただ、今作で(色々な意味での)バランスを奇跡的に実現してしまった感が
あるので、バンドとしてフォローするかというと、結構微妙。
DRAGONFORCE-Inhuman Rampage ★★ (2006-01-21 03:00:00)
これを聴くと、2nd(『Sonic~』)が「あまり躁でない作品」だったように感じます。
2ndを聴いた時に1st(『Valley~』)に「デビュー故の甘さ」があるのに気付いたのと同様。
それだけ「成長」している、ということなのでしょう。
2nd寄りの旋律の中で展開される「HELLOWEEN『Keepers~Pt.2』同様の明るさ」が今作の肝?
ギター・ソロが「何を弾いているかが耳に残る」程度にメロディアスになったのが好印象。
音色がピロピロしているのは、もう個性だと思って黙認です。
各曲が似ている、というのは(個人的には同意しかねますが)DEF LEPPARDの『Hysteria』
みたいなものということで……慣れればそれが良いのですよ。
細かい要素。
それにしても、②「Revolution Deathsquad」のイントロが。いや良
…続き
The Perfect Element, Part I ★★ (2005-12-19 14:11:00)
リリースは知っていて、当時は見送ったアルバム。今だから書けますが、4th『RL』が
無かったら、本格的に触れることはなかったのではないかと。
具体的なことは上の書き込みの数々に譲るとして。
コンセプトの選び方やアートワークの陳腐さ(あくまで「幾分」のレベルですが)、
若干インダストリアル寄りの音質、など、“生々しさに寄った円やかさ"を含み始めた
バンドのカラーが初めて出た故の、試行錯誤の産物に感じます。
美しさと痛々しさの界面をどう加工するか、という好みの問題で片付くことなのです
が、敢えて酷評。ちなみに、一番耳馴染みが良かったのは「In the Flesh」でした。
PAIN OF SALVATION-12:5 ★★ (2005-12-19 13:57:00)
タイトルの意味が分からないのが唯弐の難点。もう一つは「This Heart of Mine」で、
私の好きな“I believe this heart of mine~"の部分が割愛されていること。
お気に入りは「Oblivion Ocean」。上で美雪さんも書かれていますね。これのお陰で
1st『Entropia』を買う気になりました。
「Ashes」が長調にアレンジされていたり、それまでの曲に異なった繋がりを与えたり
と、ライヴ盤ならではの調理の仕方が見事。
音作りにおいて(時に過剰な感のある)尖った感触が無いので、1stや3rd『Perfect Element pt.1』の楽曲が聞き易くなったのも好感触。
まぁ、このバンドですし。……毎度ながら凄い。
NEVERMORE-This Godless Endeavor ★★ (2005-10-27 13:22:00)
国内版入手しました。ライヴ・テイク二曲追加でした。
ちょこちょことレビューを見て周った限り、①“Born"の人気は高そうですが、私にはあまり響きませんでした。ヴァースがザクザク刻むだけで、ウォーレルの巧者ぶりを無駄遣いしている気がしまして。
全体的にも、速くなったSANCTUARYというべきか、今となっては少々懐古趣味に過ぎるスラッシュに戻った感があります。前作『Enemies~』の、明るさとwickedな展開の入り混じった感触が大好きなので、悪くはないけれど物足りない印象。
前作のリミックス版(入手していませんが)を出すほどにメンバーが入れ込んでいるらしいA.スニープの音作りも、特に魅力的でもなく(Gのリード・ブレイクは確かにクリアですが)、彼等がわざわざ取り入れるべき要素ではないと私見。
原点に戻った部分や、バンドの歴史を鑑みての価値、アル
…続き
SINNER-There Will Be Execution ★★ (2005-10-06 00:25:00)
ACCEPTはベスト盤(だと思います。『No Substitutes』)で知っていますが、ANTHEMが事実上未体験なので、その立場で。
「正統派」と書かれる音に何を期待していいか、よく悩む性分なのですが、この作品はなかなか良いと感じました。voメロが普通に歌っていてテンポが爆走しない「オールド・スラッシュ」なのかな……という印象です。作品を掻き集めるバンドかどうかは分かりませんが、一家にどれか一枚くらいはあってもいいのかも。
ただ、冒頭3曲はともかく、以降が冴えない曲の連続ではありますね。⑤「Finalizer」、⑦「God Raises the Dead」は時々聴きたくなりますが、通して聴くのはBGM用の時だけです。
METALLICAカヴァーは無難な出来ということで。もう少し雰囲気を出してほしかった気もしますが、曲が『“Black Album"』からですし、相手が
…続き
CARDIANT-Midday Moon ★★ (2005-09-16 00:12:00)
入ってましたか、このバンド。
ジャケ&タイトル買いしました。こういう綺麗なジャケットで買うと痛い目を
見るとは分かっていたのですが、今度はそうでもなく。メロ・パワってこういう
音だったなぁ、と感じました。
“インスト~疾走"でもなく、G抜きの自然体の刻みで始まる冒頭からして好印象。
voが控えめな声質だからか、Gが特に旋律で自己主張するわけでもない(作詞/曲
者なのに)からか、一聴して耳に残るのは歌メロでした。
全体にスピード・メタルよりもロック調のリズムですが、それをあくまで冷涼な
雰囲気で聴かせるのは、音色を使い分けながら常に鳴っているkeyの仕事の良さ、
でしょうか。
これといって人気が出そうにはないけれど、聴いていて落ち着く若者作のメタル。
……ULTIMATIUMみたい。あそこまで音程が怪しくないですが。
…続き
CHILDREN OF BODOM-Hate Crew Deathroll ★★ (2005-09-15 23:42:00)
試聴して、突然変わった?と思った作品。今から見れば、3rd『Follow~』の
段階で、変化の兆しのようなものが出てはいたようですが。
今時になる直前のヘヴィ・ロック。そんな印象です。
MARDUKやVADERの暴力性、CRYPTOPSYやNILEの偏執性、EMPERORやNAGLFARの
ダークさ、MORBID ANGELなどの独特な世界の見え方、といった(シリアスな?)
味を求めるのは無理ですが(DISSECTION辺りのメロディ風味は、ここにきて
少しだけ顕現した気がする)、欧州的で現代的な(帯の文句はそういうことだ
と思う)バッド・ボーイズ・ロックンロールとして聴くことで、誰でも楽しめる
音かもしれません。
自身でカヴァーしていますが、RAMONESやANDREW W.K.のような感じ、あくまで
呑んだくれな若者のパーテ
…続き
CARCASS-Heartwork ★★ (2005-09-15 21:49:00)
>ローランDEATHさん、ドラゴン先生さん
お二方とも同感です。
音については上の方々のコメントを読めばよいとして。
結局これも、歴史的意義が幾分かを占める名盤、なのだと思います。
瞬間風速でしか作れない名作、というか。結局は、“そうした作品"を
産めたこと自体が、CARCASSというバンドの非凡性の現れなのでしょう。
初期の方向性を続けていれば、違う歴史もあったのかもしれないと思う
と、少し淋しくはありますが、あのゴア路線にシーンが席捲されたら
それはそれで嫌なので……。
歌詞が現世的になる直前で踏み止まっていることを含め、ぎりぎり一般人
の領域に出てきた作品ですね。
CARCASS-Best of Carcass ★★ (2005-09-15 21:32:00)
日本版の方ですよね?(『Wake~』も所持)
『Heartwork』からの曲も押さえるところは押さえていますし(タイトル
曲が無い『Wake~』は謎。歌詞も良いのに)、初期の曲もそれなりの量
聴けるので、私には有難かったです。
それで、何に驚くかと言えば、普通に聴ける初期の曲の質。
意外と構成がしっかりしているように感じたのは、私の耳の粗末さ故でしょうか?
歌詞を読むと物凄いですが、どうせ辞書が無いとさっぱり分からないので、
対訳を見なければ大丈夫かと。
ついでに、邦題のセンスに脱帽。邦題だの対訳だのは大抵ネタ以上のものには
ならないものですが、CARCASSの場合は何故かぴったり。……翻訳者が変態さん
だったのだろうか?
CHILDREN OF BODOM-Are You Dead Yet? ★★ (2005-09-15 21:19:00)
爆走しなくなりましたねぇ(前作『Hate~』の冒頭「~24/7」で、
良い意味で笑ったので)。
鈍色の金属トーン。SHADOWS FALLやKILLSWITCH ENDAGEの感触に
近づいた感があります。それが嫌かと言うとそうでもなく、2ndの
ネオクラ混じりのチープな躁加減(←褒めてます)が苦手な私には、
かなり聴き易くなりました。ただ、バランスが良い分パンチ力不足
と言われる可能性も孕んできたんだろうなぁ……。
ボーナスのカヴァー曲に関しては「反逆のアイドル(Rebel Yell)」が
強烈過ぎて、今回は結構普通に思えます。邦題が強烈ではないから?
……いっそ「ウマグマ」とかどうでしょう。もしくは「悪夢の最終兵器」。
流石にCARCASSの1stから、というのは怖いので。
DARK TRANQUILLITY-The Gallery ★★ (2005-09-14 17:44:00)
“メロデス"のメロディが“そのまま民族音楽色"だった頃の名盤、だと思います。歌詞やアートワークの雰囲気も北の風景ですし。
ベタな旋律だと言えばその通りなのでしょうが、必然としてこの時代にしか作り得なかった作風であり、それ故の(遺産としての)名作としてしまってもよい作品でしょう。
IN FLAMESの『Jester~』(『Whoracle』も?)と同様のアプローチなので、後はデス声の好みと曲展開の趣味で選べばよいのではないでしょうか。
蛇足。先駆者だからなのか、同系統(狭義)の現存バンドよりも、voの使い方が飽きのこないものになっている気がします。曲も展開含みで、テンポやメイン・メロディの変化を追うのが楽しく、個人的には近年の作より彩り多い作品に感じます。
……これで、今の彼等がメジャー感全開の作品を作っていれば、この頃の作品が好きな私としては文句が言い易いのですが
…続き
MORBID ANGEL-Formulas Fatal to the Flesh ★★ (2005-09-14 17:11:00)
音については上の方々が述べているので、歌詞のことについて追加します。
vo不在で製作されたからなのか、どうやら詞もトレイが手掛けたようで(クレジットにもTreyの名しか書いてない)、『H』までの6枚の中で唯一、呪文だらけでクトゥルフ一色の世界が繰り広げられています。裏ジャケにも(歌詞で御馴染みの?)「偉大なる3竦み」というやつが出ていますし。
異界に棲むバンドだけに、こういう部分での自己主張が過剰なのは、私の目には好ましく映ります。
それにしても、ブックレットの「Great Incantation of the Living Continuum」と「The Living Continuum」は楽曲化されないのでしょうか。前者は大変な長さになりそうですが、是非聴いてみたいものです。
こもったスティーブの声は、非人間的で、これで良いのではないかと。楽器陣の篭もりの方が
…続き
MARDUK-Plague Angel ★★ (2005-09-13 23:21:00)
名声を知ったのが前作『World~』発売時なので、完全な後追いで購入しました。
飛ばしてるなー、とは思います。これはこれで恰好良い。
ただ、若干GやDrの音が軽い、というかパタパタして聴こえるのに不満が残りました。予算に問題があるバンドではないのだろうから、これはメンバーもしくはプロデューサーの好みなのでしょうか?
CRYPTOPSYの様に何を演奏しているのか付いて行くだけでも大変、というわけでもなく、EMPERORやMORBID ANGELの様にまともに聴いていると何処かに連れて行かれるわけでもないので、さらっと聴くには最適です。とはいえ、激しさ故にBGMにするには向かず、かといってミドル・テンポの曲は(私には)単調に聴こえて飽きるので、どうも楽しみ方が判然としない印象があるのも本音です。30分間飛ばして終わってくれるアルバムだったら、こうした感想は持たなかったと思い
…続き
CRYPTOPSY-Whisper Supremacy ★★ (2005-09-13 22:54:00)
国内版が出た当初から評判は知っていて、買ったのは中古で偶然見かけたからで、更に2年ほど放置。まぁよくあることですが。
②「Cold~」のせいなのか、これだけ細切れ(に聴こえてしまうが、初~中期METALLICAのようにリフを切り貼りしてるんでしょう、多分)でノリ難いリズムなのに、聴き易く感じてしまう不思議。整合性とデスのデスたる喧しさ・強引さを両立したという点で、普遍的に名盤なのでしょう。
ゴア系のようにドロドロしていないので、気持ち悪いイメージが苦手な向き(私もそう)にも入る易いですし(DEW-SCENTEDのインタビューではないですが、どうして血塗れなのが好きなんででしょうかねぇ、この界隈のバンド達は)。
だからといって「じゃぁ、もう一枚買ってみるか」とはなりませんでしたが。VADER『Litany』、DIMMU BORGIR『Puritanical~』、DEW-S
…続き
MORBID ANGEL-Gateways to Annihilation ★★ (2005-09-13 13:15:00)
中古屋ではよく束になっていますね。その割に高いけど。
速い曲は「To the Victor the Spoils」「God of the Forsaken」だけですが、あのモコモコしたGの音で速くされると何を弾いているのかわからなくなるので、むしろこの位のバランスで良いのかもしれません。
ただ、ピートのDrはクリアに響いているので、この点は大きく評価できます。
全体に遅い分、瘴気めいた雰囲気がアルバム全体に漂い、聴いてきて気持ち悪くなってきました。善からぬ呪(まじな)いをかけられているような気分になれます。
……これでいいのか。M.ANGELの作品だし。
始めの2トラックの間、延々と続く蛙の声(なのかよ本当に)だけでも、それは実感できるかと。
歌詞やメンバー・ショットに異教(クトゥルフ?)な雰囲気が出ているのも、神秘的で良いですね。露骨な悪魔崇拝をする
…続き
CHILDREN OF BODOM-Hatebreeder ★★ (2005-09-12 22:32:00)
>
http://www.xametal.net/2ch/hatebreeder.swf無駄ということはないですよ。私はこれの御陰で、2nd以降がとりあえず聞けるようになりました。
と個人的には冷淡ですが、知人へのメタル布教のトドメになったのがこのアルバムでした。
SONATA ARCTICAやNIGHTWISHが好きな人、元ネタのクラシック曲のタイトル等がすぐ思い出せる人には、薦めてみるのが良い作品かもしれません。メロディの質は近年の作とは異質なので、既にバンドの代表作ではなくなりつつある?
CHILDREN OF BODOM-Something Wild ★★ (2005-09-12 22:15:00)
このバンドが何とかデス・メタルに留まっている唯一のアルバムだと思います(そのせいか、後の作品は早々に飽きが)。「Deadnight~」の途中のパートで笑いを堪えられなくなったり、「Red~pt.2」のアレンジ・センスに驚いたりと、聴き所は色々。
ただ、アレキシの技巧に関しては、未だによく分かっていません。プレイヤーとしてどう弾いているかを聴きとることが基本的に出来ないリスナー故なのかもしれませんが、Gのフレーズが耳に残らないんです。
初期SINERGYの様に顔ぶれの話題性だけで保っていた普通のバンドだ、とは思わないですが、かといって以降の作を自分で購入する気には、ついぞならず……。ブラックメタルという呼称も、MAYHEMやBURZUM、INCANTATIONといったバンドのカテゴライズからして疑問が残ります。
MESHUGGAH-Nothing ★★ (2005-09-12 21:05:00)
このバンドがおかしいのはいつものことなので。
アートワークが綺麗ですねぇ。始めから買うことは決めていたのですが、ジャケ買いの色彩まで加わってしまいました。ただ、歌詞が書いてない(日本盤だと、ライナーがある付属ブックレットに刷られている)のは、難と言えば難。
重い。遅い。複雑。
3rd『Chaosphere』の曲では「Neurotica」「The Exquisite Machinery of Torture」に近いでしょうか。
楽器をやっているから巧ければ聴く、という人以外にどう薦めていいのか、とうとう分からない作品を作ってしまいました。あーあ。
それにしても、ライナーの中で、曲名はおろか曲の長さまでも間違って書かれているのはどうなのか。対訳が見事に間違っている場合(多いですよね)と同じく、こうした付属の文が価格に計上されているなら、是非とも返してもら
…続き
SYMPHONY X-Prelude to the Millennium: Essentials of Symphony ★★ (2005-09-12 20:20:00)
ZEROコーポが消えた今でも売っているのでしょうか?なベスト盤。
以前は1st『Symphony X』収録の「Masquerade」のリテイク(ラッセルvo)版が聴ける、という旨みがありましたが、『The Odyssey』にボーナス収録されてしまったので、完全に初心者向けの作品かもしれません。
人気のあるスピード曲、長い組曲、バラードとして際立つ曲、とバンドの歴史の一応の俯瞰ができるので、興味はあるけれど音を知らない方は是非。そうじゃない方は、全部集める方向で(何)
DISMEMBER-Death Metal ★★ (2005-09-12 19:32:00)
単純なデスで、ブルータル系ではなくスラッシュ(若干ベイエリア寄り?)系なアルバム。貸されたものなので、他の作品は未聴なのですが。
……アホっぽいです。歌詞もリフも(まぁ、感情移入してしまう方もあるかもしれませんが、そういう方は外人部隊へどうぞ、ということで……)。故にか忘れられない作品で、中古で見かけて保護してしまいました。
のめり込むには(私にとっては)色々と足りないので、軽快なリズムで爽快さを求める向きにお薦め、でしょうか。
ARCH ENEMY-Black Earth ★★ (2005-09-12 19:07:00)
>Kamikoさん
いえ、このアルバムは確かに聴き易いですよ(笑)リマスターではない(筈。日本盤)ので、音はゴリゴリしていますが、悪い音ではないと思いますし。系統としては、NEVERMOREの『Enemies of Reality』(オリジナル、つまりケリー・グレイによる版)の音に近い気がします。
ライナーにしろリスナーの評価にしろ"メロデスではなく、デスとメロディアスなギターの融合"とよく言われますが、十分メロデスの範疇に入るのではないかと思います。この作品ではヨハンは完全なデス声ではなく(これも良い。完全デスだと、曲展開と相俟って飽きそう)、ギターもリードより曲中のメロディが目立つように感じるからでしょうか。もっと弾いてくれていいのに。
むしろ推すべき点は、2nd『Stigmata』よりもアルバム全体の流れが綺麗(日本ボーナス含む)なこと、3rd
…続き
CATHEDRAL-The Serpent's Gold ★★ (2005-09-09 09:51:00)
買いましたよー。ドゥームはどうも合わないだろう(音の埃っぽさが。妙に歌詞が現代的だとつまらないし(プログレ系もか))と思ってSLEEPしか持っていなかった初心者ですが。
代表曲が一気に俯瞰できるので有難かったです。
その前に買った『Endtyme』はほとんどラックで眠っていますが、こちらでは気に入ったのが1st収録の曲ばかり。同じ"ドゥームの真髄"と呼ばれるアルバムでも、受ける印象はかなり違うものですね。
WUTHERING HEIGHTS-Far From the Madding Crowd ★★ (2005-09-08 19:44:00)
日本デビュー自体は知っていたのにスルーしていたバンドですが、ここでの評価が高いので購入してみました。
ASTRAL DOORSで声は知っていましたが、本当にロニー様ですねぇ。二種類の声色の両方が、若干パワーに欠ける感があるのは、キャリアの浅さ故でしょうか?
それにしても、これをプログレ風というのは、個人的には違和感が大きいです。思いついたフレーズを何でも繋げていった結果、テンポとリズムのチェンジが異様に頻繁な長い曲が出来た、といった風情なので。別にKeepersの系譜の末端であるから嫌だ、というつもりはありませんが。
同じ拍が1分続かない構成は、もはや組曲とも言えないフラグメントぶり……落ち着かないのは確かです。まぁ、昔のプログレ・ロックのアルバムだと、一曲が2分以内のものをインストを挟んで繋げていってアルバム一枚、みたいな作品も多いですが。
それで嫌いな作品かと
…続き
OPETH-Still Day Beneath the Sun ★★ (2005-09-07 23:41:00)
USAのみのシングルだそうです。EU版『Blackwater Park』の限定版ディスク2としても聴けますが、そちらでは歌詞が付いていないんですよね、残念。(シングル版に付属しているかは未確認)
『Damnation』の先駆け、というのも変な言い方ですが、アコースティック風味・デス声無しの、穏やかで儚い曲が聴けます。「Patterns in the Ivy」のpart2も収録。
要らないデモ・バージョンやリミックスを入れたりするくらいなら、こういう曲を日本盤ボーナスにして欲しい、と思うのは贅沢でしょうか。
OPETH-Ghost Reveries ★★ (2005-09-07 23:31:00)
美しく、そして禍々しい。若干メジャーな色合いを過剰に身に付けた感はありますが(「Ghost of Perdition」どうしてこのオープニングで、ラストがこれですか(^^;)、これまでの素直な延長線に乗った作品ですね。
ジャケ買いの線もありだと思いますが、内ジャケ等は『Still Life』の表に死の埃を掛けたような内容なので、EMPERORの2nd(『Anthems~』)や同3rd(『IX~』)の雰囲気です。SENTENCEDの『Cold~』のような絵柄を期待する向きは、すこしだけご注意。
MORBID ANGEL-Domination ★★ (2005-09-07 23:02:00)
懐かしのデス・メタル初体験アルバム。今となっては輸入盤中古で1000円切りましたか……。
「Dominate」は当時(EXODUSとANTHRAXでメタルに入門した頃)からキャッチーだと感じていましたが、改めて聴くと、全編かなり聴きやすい部類に入るように感じます。篭った音とデヴィッドのvoのせいか、そこはかとない瘴気は常に出ていますが。
サンクス・リストの最後を見ないとラヴクラフト風味に気付けない(歌詞に呪文が無いですし)せいもあるのでしょうか?知って聴けば別ですが(ジャケットの雰囲気も良いので……夢劇『I&W』、SYMPHONY X『Olympus』の人だしなぁ)。
それにしても、このバンドを起用したアニメーション……出来たら見てみたい。恐いですが。
FATES WARNING-Parallels-Life in Still Water ★★ (2005-09-05 11:00:40)
どうしてこれが無いかなぁ(笑)
2曲目です。ちょっとだけ有る変(偏?)拍子といい、疎外感のある歌詞といい、良い曲だと思うのですが。
意外とRADIONHEAD好きに受けたりして……?
FATES WARNING-Awaken the Guardian ★★ (2005-09-05 10:50:00)
目が回ります。……褒め言葉に聞こえませんねぇ。
タイトルからしてそうですが、ファンタジーと言うべきか、何とも不可思議な世界に連れて行ってくれます。歌詞も、普通の辞書で見つからない単語が並んだりしますし。
ここまでの3作(『On the Night of Brocken』『Spectre Within』)はvoが違うこともあって、Q~と並べるのは(毎度ながら)違和感があります。
この路線で10年続けたら、命運が違った、かもしれませんね。別に今のFWも嫌いではないですが。
SHADOW GALLERY-Legacy ★★ (2005-09-05 10:37:00)
リリースからやたら経って、珍しく中古で見かけたので入手。ついでに2nd『Carved~』も聴き直してみました。
このバンド、意外とメタルしてたんですね。どうもセピア色の甘さ(ポップス寄り?)を感じてしまうので気付いていませんでしたが、「Cliffhanger」シリーズ(まだ1と2しか無いですが)を筆頭に、派手に楽器が鳴っているタイプの曲としても楽しめる作品。
セルフ・カバーと言えば言えそうですね。
でも、同じシリーズの楽曲を違うカラーのアルバムに立て続けに入れられると姑息な続編主義に思えて仕方が無いので(RUSHのように、あまりに大量に作品がある場合はともかく)、続編を入れる以上それなりに似通った作風にして欲しい。ので、この2ndと4thの関係は吉かと。
それにしても、結尾の曲はまた長いですね。「The Ivory Gate of Dreams」ですか(笑)
SHADOW GALLERY-Room V ★★ (2005-09-05 10:11:00)
頭2曲の時点で「何か拾って食べた?」とCDに訊いてしまった最新作。
どことなく焦点のぼやけた、淡色の絵画のような音作りをしてこそのバンドだと思うので、いかにもHR/HM的な音の重さやガチッとした構成を狙われると、どうも私の好みにはフィットしてくれません。
ゴチャゴチャ詰め込んで呑み込み難い作品を作るようになってしまった夢劇と比べると、すっきりしてはいるのですが……贅沢なコメントでしょうか。
LAST TRIBE-The Ritual ★★ (2005-09-05 10:00:00)
妙に評価が高いですね……。驚きました。
いや、悪い作品だとは思いませんが。いかにジャケットと帯の文句が謎でも。
「Spellbound」「Blood on Your Hands」「Black Widow」以外は、飽きさせなくなったVISION DIVINEという印象で、取り立てて言うべきこともないかと。これを単なる興味以外でわざわざ選んで買うべきリスナー層があるのか疑問でしたが、上の書き込みからすると、そうでもないようですね。
曲単体の評価も高い「BW」について少し。
構成が凄いです。違う曲を3つ繋げたような強引さながら、それで成立している辺りが。リリース当時のメタル仲間に聴かせたら、一様に笑いは取れましたが……。これを"正統派"と銘打って良いのでしょうか?
DOUBLE-DEALER-Fate & Destiny ★★ (2005-09-01 05:14:00)
CONCERTO MOONもそうですが、人によって随分評価が違いますね。私は好きな立場からのコメントで。ちなみに、SIXRIDEは未聴です。島のG目当てで手を出したバンドなので。
メンバーが抜け易いとかSABER TIGERの分裂の余波を喰らった(?)とか島がモー●ング娘。のファンだとか、言い立てると埃の出そうな事情はあるにせよ、纏まった良い作品だと思います。1stはCRYSTAL CLEARのリメイク曲とボーナスのインスト以外は聴き所に悩む作品で、2nd『Deride~』は音質の悪さがあまりに酷かったので、それらを解消しただけとも言えそうですが。
所謂様式系の走る曲が(少なく一聴の印象では)無くなったのと、2ndに比べて曲調が一本調子(というか王道だけ)になったのを吉と見るかどうかが、評価の一応の分かれ目になるのでしょうか。
島のGソロに関しては、『Gate~
…続き
SENTENCED-The Funeral Album ★★ (2005-07-19 02:00:00)
輸入盤の三面開き(でいいのかな)パッケージを中古で見つけたので、日本盤を待てずに買ってしまいました。ボートラは『Ever-flost』のc/wだと勝手に予想して無視です(笑)。
これで散るのは美しいですね。凄絶さでは"Lay thorns on my grave!"で散ったEMPERORには劣りますが。
内容から見ると、"当たり前のロック・バンドに"なるギリギリ手前で踏みとどまった感があるので、その意味でも引き際を心得た作品(と解散)ではないかと。
ただし、年月や経験による洗練を除けば、『Crimson』には何とか並べるとしても『Cold White Light』を越えるとは言い難いように感じます。元より本人達にそんな気が無かったのではないかとも思いますが……。散漫さを無くせた分だけ即効性が消えた『Frozen』といった感触。
それにしても、良いと思える曲はちゃん
…続き
陰陽座-臥龍點睛 ★★ (2005-06-27 23:16:00)
ロックですねー。売りが"熱さ"でも"重さ"でもないので、それ以上の形容が思いつきませんが……。強いて言えば"淡さ"でしょうか?水墨画の世界。
私見では歴代アルバムで評価ニ位です。(一位は2nd『百鬼繚乱』)
何故かと言えば、全体を貫く色と流れが美味しいから。2ndは邪悪で(広義→)IRON MAIDENなメタルでしたが、今回はミドルテンポでじわじわ押し、曲調は歌謡ロック。
『夢幻~』は中盤でずるずる重くなる感じが少々辛いですし、『鳳翼~』は内容がちぐはぐ(「叢原火」のクールなおどろおどろしさと、女性故かパワーの不足を感じてしまう「鳳翼天翔」、刺々しくて聊か不快な「麒麟」、綺麗なのは認めるけれどシングル・オンリーにするべきに思う「星の宿り」)に感じられたので、こういう評価に。
「義経」集大成も、シングルまでは予算を廻せない私には嬉しい限りです。
アニメソングっ
…続き
MIND ODDYSEY-KEEP IT ALL TURNING ★★ (2005-06-26 03:03:00)
↑そういう意見もあるんですね。発売からかなり経ってから、メタル入門の一枚として聴いたせいかもしれませんが、いまだに良いアルバムだと思います。
HELLOWEENとの共通点は出身国くらいで、色としては四人編成時代までのRAGEにむしろ近いのでは?その後の動向は首を傾げるものではありますが。あまり"ジャーマン"の名称に拘って期待を持つのもどうかと……。
「Fire in the Sky」はB級の垢抜けなさを感じるので、本当に"初心者向けの疾走曲"だと思いますが、冒頭の二曲の暗いポップさや、「Stranger in the City」の若干アメリカ寄りな曲調は捨てがたく、これはこれで(世に言うレベルの)名盤には含められると思います。
名声なども加味して考えると、中古で安ければお薦め、といったところでしょうか。実際、よく中古で見かけますし(笑)
MyPage