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k.s.m.2さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 301-350
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MAJESTIC-Trinity Overture ★★ (2005-06-26 02:53:00)
所謂メロスピ好みの方にとっては名曲の多いバンドだと思うのですが、書き込み少ないですねぇ。
TIME REQUIEMでの長編展開主義も好きですが、MAJESTICでのコンパクトな仕上がりも捨てがたいので、このスタイルをやめてしまったのは勿体無い気がします。インギーのパクリとよく言われますが、インギーと違って終始アメリカンにならないで済んでいるので、ネオクラな曲の純粋培養が聴けるという特色は重要ではないでしょうか。それ以外にも、こうしたメロディをKeyの音でお腹一杯聴けるバンドは(私の知る限り)他に無いので、その意味でも好みです。
vo.が同じ、歌詞などの雰囲気も同じ(つまりリチャードの独裁が確立した作品)なので、TIME REQUIEMのファンの方は是非。……何か違う?
WITHIN TEMPTATION-Mother Earth ★★ (2005-06-26 02:44:00)
以前からよく話題にはなるバンドだったので、輸入盤のくせに(しかもコピー・コントロールCD)高いのを我慢して、ようやく購入しました(GUNからの再発版です)。Timoのソロ・アルバム『Hymn to Life』にシャロンがゲスト参加していたので、そこで声を知ったのもきっかけですが。
KING DIAMOND女性版。……じゃないですか?曲はあちらは暗黒様式美、こちらはシンフォニック歌物で、全く毛色の異なるものですが。
ハイトーンで様々な色を見せ、かつ一種おどろおどろしい怖さを発散するvo.のせいで、そう思えてなりません。買ってみて後悔はしないですね。
曲調に関しては、NIGHTWISHよりも、初期THEATRE OF TRAGEDYに似た感じを受けます。誰にでもウケる音ではないから日本盤が出ない、のかもしれません。
余談:四曲のボーナストラックについて。
元祖(
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DREAM THEATER-Octavarium ★★ (2005-06-26 02:27:00)
"何をやろうが聴き手がついて行かなければいけないバンド"の風格が、ようやく作品と交わったアルバム。(武道館ライヴDVDはその印象がありましたが、スタジオ盤とは自ずからフィールドが違うので)
歌詞がひがみっぽくなくなった、同じく時事問題への言及が直接的には見えなくなった、職人芸なインスト・パートの比率が下がった、と語るべきことは色々ありそうですが、それらは置いておくとして(夢劇についてなら誰でも考えるでしょうし)。
今作の最大の目玉は、音楽作品として大切な"流れてくる音が心地好いのに流されていたら、いつの間にかCDが終わっていた"感覚がちゃんとあること、ですね。この快感は『Awake』以降ほとんど消えていた感があるので、まず満足です。
(熟考したという)曲順や、曲の中での部分が"こうであるべき"な滑らかな流れと共に繰り出されてくるのも、個人的には評価が高いです。
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NILE-Annihilation of the Wicked ★★ (2005-06-19 22:40:00)
良いですねぇNILE。私にとってはMORBID ANGELよりCANNIBAL CORPSEよりNAPALM DEATHよりブル・デスの象徴なので、今作の予想以上の出来に満足です。
幾分雰囲気作りに寄った感のある2nd『Black~』、デスメタルとしての直情性を重んじた曲調の為か叙事詩的な部分が多少遊離していた3rd『~Shrines』と比して、独特のメロディが曲と分かちがたく噛み合った作品になりました。
以前の作品で登場した旋律らしきパートが数箇所あるように思いましたが、アルバム一枚を通して一気に聴かせる力の下では些細な問題。組曲形式のトラックは事実上無くなりましたが、7分を越える長編が3曲あり、ボリューム面でも不足はありません。
歌詞は相変わらずエジプトの歴史書(の宗教統治や残酷さを象徴する場面)やラヴクラフトの著作を元にしたもので、毎度の本人解説もしっかり
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陰陽座-甲賀忍法帖 ★★ (2005-05-29 19:55:00)
曲から浮かぶ情景がアルバム毎にかなり変わってきたバンドですが、ここまで来てしまいましたね。
本当のアニメ主題歌になったせいか(「妖花忍法帖」でそういう感触が出てきた)、歌謡曲調というか、おどろおどろしさの薄い、清廉な雰囲気のある曲に仕上がっています。
ミドルテンポながら勢いはあり、妖花・涅槃に続くシリーズとして良い位置に嵌まる曲でもあります。所々に"らしい"フレーズも散見できるので、賞賛に値する出来ではあるかと。アルバムでの曲順を想像してみると、3か4曲目に合いそうで、次回作が楽しみです。
カップリングの「卍」は「舞頚」に似ていますが、冒頭はデス声ではなく、瞬火の歌がSEX MACHINEGUNの「WIND」に近い印象。間口が広いバンドとは言え、部分的に(所謂IRON MAIDEN系列の)メタルから離れた曲だけに、自分でベストMDを組んだらまず外すんだろうな……
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MESHUGGAH-Catch Thirtythree ★★ (2005-05-12 15:09:00)
ライナーノーツ辺りにも書いてあることですが、前作『I』の路線を更に進めた大作。その影響なのか、いきなり静かなパートを挿入するような展開も無理がなくなり、全体は長くなったのに聴きやすさが増したように感じます。
音質の影響なのか『Nothing』に似た印象も弱くなく、2nd『Destroy~』当時の直接的なスラッシュ・メタル的色彩は成りを潜めましたね。
トーマス・ハーケの歌詞は相変わらずで、2ndから聴き続けてきた身としてはそろそろ飽きてきたようにも思います(笑)が、抽象的で、また"チャプター"と言いながら3行ずつしか無いような短いものなので、言葉のみから組み立てられるイメージを楽しむには良い作品でしょうか。
DISSECTION-Storm of the Light's Bane ★★ (2005-04-16 01:52:00)
Usher-to-the-ETHERさん:「Feathers Fell」って、日本盤の真中に挟まれる形でボーナス収録しているアレですか?短くて囁きvo.の。同じく「Son of the Mourning」は1st『The Somberlain』の日本盤に入っていたような……。
言うべきことは上の方々に任せるとして。ギター単音の印象的なメロとギターソロが減ったのは雰囲気の好みから痛いですが、その分"夜の季節(もはや"冬"ですらない)"の感触がひしひしと伝わってくるので、それも良しです。歌詞の詩的な味も増しましたし、ドラマティックな構成も良い。名盤ですね。
それにしても、新作の先行CDが"女神カーリ"って……どうしたんでしょうかジョンさん……。
DISSECTION-The Somberlain ★★ (2005-04-16 01:46:00)
言うべきことは言い尽くされていますね。
私見では、曲の長さはむしろプラスです。というより、これは長いと感じません(笑:あくまで好みの問題でしょうが)。アコースティックな音や単音で扇情的なメロディを奏でるギター、デスメタルという名前そのものの邪悪さを発散する楽曲、と、良い素材が揃っています。個人的には、各曲の完成度の面で2nd『Storm~』に軍配が上がってしまうのですが、だからといってこの作品の価値が下がるわけでもなく。
最近のメロデスは"冬"の感触が無い、とお嘆きの方に、バンドごとでお薦めです。……私だけですか?
CONCERTO MOON-Destruction and Creation ★★ (2005-04-16 01:39:00)
初聴きには最適かと。ただし、「Unstill~」のギターソロの味が変わってしまっていたり、元々あった雰囲気が無くなっていたりするところも少なくないので、私自身は尾崎時代のベストも自分で作って聴いています。
選曲も名義もベスト盤なのに、バンドの歴史の問題で全然本当のベストではない、という不思議な作品かもしれません。声の好み、曲調の好み、雰囲気の好みをどう組み合わせるかによって聴くべき作品がころころ変わるバンドなので、買う際は慎重にどうぞ……。
CONCERTO MOON-Fragments of the Moon ★★ (2005-04-16 01:34:00)
↑確かに……ただ、雇われ感(感じます)を別にすると、尾崎がいてこそ、という要因以外の変化が大きい気もします。リメイクについては、そのCDのコーナーで。
歌詞も含めてですが、物語的なドラマチックさ(例として「End of the Century」……タイトルうろ覚え、このアルバムの長編曲です)はこのアルバムでしか味わえないものだと思います。お金に余裕があってC.Moonの曲が好きならば買いましょう。再発版のボーナスのライブテイクも美味しいですし。イングウェイはいまいち雰囲気が合わない、という方にもお薦めできます。
それにしても、どう間違えばこの作品に"宗教音楽"というジャンル名を付けられるのかが、少し知りたいです(笑)。オリジナル版の中古品にそういう札がついていたのですが。メタル専門店ではないのですが、店としても街としてもメタルに馴染みは深いところなのに……。
CONCERTO MOON-From Father to Son ★★ (2005-04-16 01:26:00)
ジャケットの馬鹿野郎~!(外盤の差し替えジャケの綺麗さに驚いての感想)
としか文句が出ません。『Fragment~』が不完全作とは単純には思えないので語弊がありますが、普通に聴くには今作の方が聴きやすいアルバムではないかと。ラスト3曲の落とし込み方は、バンド史上最大の流れの良さを誇ります。尾崎のvo.も(このアルバムまでは)よく合っていますし。
あぁ、あと一つ文句がありました。タイトル曲のサビ、ラストの歌詞が(泣)。「Concerto Moon」でも気になる個所がありましたが、英語の品詞の勉強しようよ島!尾崎の声だとそんなに鮮明に聴こえないのがまだ救いですが……。
余談ですが、メタル経験者への布教では効果はなかなかのものでした。王道だからかな?
CONCERTO MOON-After the Double Cross ★★ (2005-04-16 01:17:00)
初期のファンタジックなカラーはジャケにしか残っていませんね。音の方も、充実はしていますが、このバンドの単調さ(イングウェイ云々でなく)を楽しめる人にしか向かない、言い方によってはマニア向けで間口の狭い作品に思えます。
ただ、それで嫌いかと言えば、vo.交代後の作品では(『Destruction~』はベストなので別にして)一番馴染み易さとハードな感触が合わさった良作、と捉えています。ギターのメロディも初期とは結構変わったので、以前と同じ感覚で楽しむことはできませんが、相変わらず気持ち良いソロをかましているので問題無しです(笑)。
……ダメだ、結局好きな視点からしか語れない……インギー型と言われながら類似バンドが(私の知識のあるメジャーな範囲で)思いつかないことだけでも、誉める価値はあると思います。はい。
CONCERTO MOON-Rain Forest ★★ (2005-04-16 01:09:00)
贔屓バンドなのに書き込むのを忘れていました……。
このアルバムは、酷い話「Half~」と「Unstill Night」を聴く為にある気がしてなりません。通して聴くとそれぞれの曲が楽しめるのですが、尾崎のvo.が合わない曲(「Time to Die」が好(?)例)もあり、またアルバム後半でダレる感は拭えません。先行ミニ『Time~』の収録曲が美味しいのもあって、正直入れ替えて欲しいです。
外盤(フランスの?)では↑の先行が"2 in 1"になっていてお得なので、輸入盤店が近くにある方はそちらを探すのも良いかと。ジャケはRHAPSODYの『Power~』みたいなものに差し替えられていますが。
SEX MACHINEGUNS-Barbe-Q★マイケル ★★ (2005-04-05 03:34:00)
「とうちゃん」「愛こそ」「Fire」「みどり」が揃っているので文句は無いです。2ndよりは通して聴き易いですし。ただ、ライブ版を見る限り、やっている曲が私の好みと綺麗に反対なので、この先迷走しないかな……と心配ではありました。これは結局杞憂だったようですが、一枚くらい、完全王道だけでしかも飽きないアルバムを作ってくれないかな、と淡い期待が残ります。
SEX MACHINEGUNS-IGNITION ★★ (2005-04-05 03:28:00)
勢いが無い……なるほど、言われてみればそうですね。
尤も私としては、好きな曲の存在がある故のお気に入りだったこれまでの三枚と違い、アルバムの流れが充実しているので、この作品に文句はありません。1stはメタルと言えばメタル一色ですが、"この曲がここに無くても……"と思う曲があったので、独自性を頭から見せたことによるインパクトの高さ以外では凡庸、とも言えますし。
それに、「暴走ロック」を聴いて"とうとう「Highway Star」まで戻ったか"と笑えるのも、これはこれでメタルの原点なのでは?古すぎますが(笑)
SHADOW GALLERY-Carved in Stone ★★ (2005-04-05 03:16:00)
所謂プログレ・メタル好きしか読まないだろうことを見越して(笑)コメントすれば、メタリックさが無くなり、スピードを出さないARTENSIONの要素を加味した、SYMPHONY X『V』、という形容はどうでしょう?
歌詞の世界観は『Tales~』『Somewhere~』でのBLIND GUARDIANの雰囲気も感じますが。夢劇と並べて語れない最大の点は、このファンタジックさではないかと思います。輪郭を掴み難い音像で構成されたアルバムなので、じわじわ染み込んでくるまでローテーションさせる作品にしか成り得ないでしょうが、逆にCAIRO辺りと比べるとポップな感触もあり、バランス感覚は大したもの。夕焼けカラーの物語を楽しみたい方はどうぞ。
MERCYFUL FATE-Don't Break the Oath ★★ (2005-04-05 03:07:00)
正当にお耽美になった感じが強いです。"I deny Jesus Christ"なんて歌っている時点で本格的に悪魔なんですが、かと言ってKING DIAMOND名義での作品ほど物語に引き込まれる印象は無く、良く言えば何処でも通る名作、悪く言えばいまいち怖くなく纏まり過ぎた作風、かと。
ちなみに、購入したのはリマスター版の日本盤です。KING DIAMONDの方は、最近輸入店で外盤のリマスター版を見た記憶がありますが……M.F.の方は出ていないのでしょうか?
vo.の個性は、要は慣れかもしれませんね。気分が作品に合う時に初聴きすれば一発でいけますし(笑)。考えてみると、彼に限らず、味で鳴らしたヴォーカリストは多かれ少なかれ異常な要素を技にしている気がします。
MERCYFUL FATE-Return of the Vampire: The Rare and Unreleased ★★ (2005-04-05 02:57:00)
初発見がこのCDで、迷わず購入。
音は多少悪いですが、耳につく程ではなく、King Diamond氏の叫びが後に買ったアルバム以上に荒っぽく強烈で、こちらの方が好きです。オリジナル作にしても、そんなに音が良いわけでもないですし。
ただ、デモだけに歌詞のついていない曲が多く、あっても合っているのか怪しいのが残念。「On a Night of Full Moon」(「Desecration of Souls」の原曲)などこちらの方が好きなのですが……どなたか、歌詞情報をお持ちでしたら、知りたいです。
JUDAS PRIEST-Angel of Retribution ★★ (2005-03-31 02:52:00)
ものすごく不思議なアルバムに思えます。
私は『Point of Entry』以前の作品は知らず(『Starbox』でいくつか聴きましたが「Breaking the Law」が未だに好きになれず……「You've Got Another Thing Comin'」も)、通して聴けるJP作品は『Painkiller』だけ、という、とてもファンとは言えない人間ですが、『Angel~』でのこの声を聴いて何故か、これがJPだ、と確信させられたので。
思うに、これは“おじいちゃんが初めて全ての引き出しを開けて見せた"作品なのではないでしょうか?酷い例えですが、HALFORDで昔杵柄に留まらない余生を楽しんでいた元組長が、唯一残った若メンバーのスコットの体力で、遺書代わりの最後の華を咲かせた、という感じの。
『Brave~』で“戻った上での今の作品"を作ったI.MAIDENと違って、
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LANA LANE-Lady Macbeth ★★ (2005-03-31 02:03:00)
再書き込みです。CDのエリク・ノーランダーのライナーを読みつつ聴き込んでの追加事項。参加ミュージシャンに関しては上のベリーさんが語ってくださっているのでそちらで……。
ひたすら重い作品です。
音の重さに関しては、「そこにもし貴方が居たら」読者を劇中の人物としての視点に引きずり込む手法の具現化、と捉えるのが妥当かと。
歌詞の重さはそのまま、マクベス夫人の個人的視点で物語を描くために三ヶ月読み込んだことの成果でしょう。
今までの10年でやっていないことはロック・オペラを作ること、ラナが選ぶテーマは文学であるべきであること、出来事を順に見ていくのではなく場面に観客を取り込むこと。自ら設定したテーマを見事に作品に封じきりましたね。
女性voや空気感重視、という要素で食わず嫌いをしているダイ・ハードなメタル好きの諸氏にもお薦めです。私見では、DREAM THEATER
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KAMELOT-The Black Halo ★★ (2005-03-27 15:59:00)
シャグラットが居る曲を始め、平均的には歌メロが中途半端な印象ですが、劇において全場面で涙腺緩むわけもないのと同じこと、必然的なものなので、欠点ではないですね。
ただ、KAMELOTに求められるものを出し切ったアルバムか、という点での不満感だけは拭えません。コンセプト・アルバムが非常によく似合うバンドなので、匙加減は微妙なのでしょうが……。それもあって『Karma』がいまいち、『Epica』で一流のフックを持つようになった、という意見を持っているので、今度はファンを増やす方向に働ける作品ではないかと思います。夢劇場のファンとか。
次はこのアルバムでのインパクトを「Moonlight」のような美しい情景だけに向けた作品が聴いてみたいです。とはいえ、一連の作品での歌詞の書き方からして、そう上手くはいかないかもしれませんが……。どうせなら、中世風でこてこてのラブストーリーを書いてみる
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RAGE-Soundchaser ★★ (2005-03-27 15:37:00)
このサイトのレビューで熱く扱われているので買いました。……文句無かったです。「Secrets~」「Human Metal」の歌メロで初めは飽きる、というのが欠点に感じましたが、「Defenders~」「Flesh~」があるのでそれで帳消しです(笑)。
リフ・オリエンテッドでありながら深い曲が並んでいる感触で、良質なクラシック音楽的フィーリングがあるように思います。メタルの耳に馴染み易く、更に聴き込みが楽しめる作品を作るようになったという意味で、現編成はバンド史上最強でしょう。
大学生さん:
「Human Metal」の歌詞は、主を失ったSoundchaserが現生人類の手で甦らされたシーンの歌ではないかと。まぁ、ヘヴィメタル万歳、というダブル・ミーニングもあるのかもしれませんが、アホみたいというのはちょっと。折角のストーリー・アルバムなら、物語の意味を考える楽しみもあ
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RAGE-Reflections of a Shadow ★★ (2005-03-27 15:22:00)
『Trapped!』の評価の割に、こちらは書き込みが少ないですね。タイトル曲はRAGEのフェイバリットの一つで、またこのマンニ時代の作としては『Missing Link』と並んで曲が粒揃い(質や傾向は違いますが)なので、不思議な気がします。安く見かけたら入手するのが吉かと。ただ結局、スピードとハイトーンvoをメインに求めることをしない限り、入門者には現編成の三枚で十分、と思ってしまいますが……。
RAGE-Thirteen ★★ (2005-03-27 15:17:00)
『Black in Mind』以降の歌メロ路線の終着点。そんな印象です。幽霊が見えるようになったら世界がこう見えるのだろう、という情景に、ピーヴィーの声が表現力不足でついていけていない気もするのですが。良い作品だと思いますが、少々早く出しすぎた異端作だったのかもしれません。そう言いつつ、RAGEのアルバムとしては『Welcome~』に次ぐ冒頭展開の妙を感じます。この路線はもう出ないでしょうから、折角なのでファンの方は聴きましょう。
RAGE-Welcome to the Other Side ★★ (2005-03-27 15:11:00)
本当に評価が低いですね。私もここのサイトで『Soundchaser』のレビューを見てから最近の作品を集めだした口なので豪そうなことは言えませんが……。
発売直後に試聴した時はフックが無いように感じましたが、この地味さとキャッチーさのバランスが絶妙だったのですね。現時点での新メンバー三作の中で、一番ゴシカルな作品なので、『Black in Mind』『Ghost』路線の完成形として、もっと評価されても良いのではないかと。「Sent by the Devil」「Waiting for the Moon」の歌詞が好きな方も是非。
PRAYING MANTIS-Forever in Time ★★ (2005-03-27 15:05:00)
ライブを見てから買うことになった唯一のバンドだからか、トニー・オホーラのvoの印象が強く、その点で他の作品より頭一つ抜けていると感じます。分かりやすくありがちそうなメロディや歌詞も、歳のせいか渋みを増しているようで、私好みですし。
あまり青春に幸せな思い出の無い方は『A Cry~』よりこちらからどうぞ、というのはダメですか?
IN FLAMES-Lunar Strain ★★ (2005-03-27 14:59:00)
私はIN FLAMES自体は苦手なのですが、ミカエル目当てで聴いてみました。リマスター前の盤なので16曲通して聴くことになりましたが、どうやら楽曲の色に関しても、『Subterranean』とでは結構異なりますね。
『Lunar~』本編は疾走の無いDTの『Of Chaos & Eternal Night』といった印象を受けました。その意味では私にとって当たり作。音の悪さも、NAGLFARの1st『Vittra』あたりで慣れていたので、特に気にはなりませんでしたし。
『Sub~』は異様に暗いIFで驚きました。こんな時代もあったのですね。リフ以外でのギターの自己主張も最近に比べて強い気がしますし、これはこれで好きです。ただ、メジャー感を増したIFから入ったファンにとってはどうなんでしょうか……。
IRON SAVIOR-Condition Red ★★ (2005-03-27 14:54:00)
試聴してみてドライ過ぎる印象が強かったので随分長いこと買わずにいたのですが、やはりカイが抜けていましたね。
いかにも金属な曲・音が揃っているので魅力的ではある作品ですが、2nd『Unification』にあったような「映画作っちゃったぜ」という感じの何処とない明るさが消えてしまったため、いまいちはまり切れないです。voに関してはピート一色で正解だと思うのですが、もう少し柔らかなところも欲しかった、かな。
IRON SAVIOR-Unification ★★ (2005-03-27 14:46:00)
1stはアマチュアっぽさが抜けていない感が強く、3rd以降は鉄っぽさを増しすぎた感があるので、このアルバムが一番好きです。ボーナストラックだったと思いますが、ベタな選曲のBLACK SABBATH「Neon Night」も良いですし。
とっつき易いし曲の質も平均的に高いし、所謂"ジャーマン・メタル"の教科書的作品ではないでしょうか?
GALNERYUS-Advance to the Fall ★★ (2005-03-27 01:38:00)
1stより複雑になっていますか?何やら分かり難い……それが欠点には思えないですが。
同色で違うトーンの二枚が並んだ、というか、変わらないのに同じに聴こえない、違う筈なのに安心して聴ける、というか。このまま段々メジャーになってくれれば本望です。
ただ、音色の影響か、やや重なり過ぎた音像に感じられますし、voが弱く聴こえる感もあります。些末事に過ぎないにせよ、印象としては言及すべきでしょうから、ここは敢えて。
YES-Open Your Eyes ★★ (2005-03-27 01:19:00)
同じく、悪評高いとは知りませんでした……。ハードポップだからでしょうか?
初めてYES(というかあのvo)を違和感無く聴けた一枚でもあり、YESとしてどうか(プログレとして?)はともかく、思い入れも好みもあるのですが。これの御蔭で昔拒否反応を起こした『Close~』『Fragile』を好きになれましたし。
DREAM THEATER-When Dream and Day Unite ★★ (2005-03-27 01:03:00)
SHADOW GALLERYは唯一所持の2nd(ですよね?『Carved in Stone』)がかなり好きですが、萌えはしないかと(笑)。
……真面目に書きます。
聴いたのが夢劇『I&W』『Awake』『Falling~』の後、METALLICAは『~Justice~』を除く5枚の後、RUSHも三枚聴いた後だったので、RUSHmeetsMETALLICAぶりの見事さに思わず微笑んでしまいました。こう言うと安易ですが、そこからこれだけの要素が出てくるものだとは。後の時代にはない感覚満載(共通点はケヴィンの歌詞くらい?)で、若いながらも構築へのこだわりとその結実は十分で、良いアルバムです。お陰で、私が夢劇と言えば1~3だったり。
ただ、ジャケットは買う気を減退させますね……音質は1st相応に悪いですし。
DREAM THEATER-Images and Words ★★ (2005-03-27 00:46:00)
上の沢山の書き込みではどうやらあまり触れられていないので。
アートワーク、歌詞まで含めて、生々しさを時に損ないかねないとしても"完璧に構成された美しさ"を目指し、そして成功した唯一のアルバムであるが故に特別視する、というのを絶賛の根拠に挙げてはいかがでしょうか?この意味で、YESやCAMELといったプログレ・バンドが創ってきた"創作芸術としての幻想"をメタルのフィールドで極めた作品だと思うのですが。(ついでに、HELLOWEENの『Keepers~Ⅱ』の絶賛の理由も同様だと考えています。)
テーマ設定や音色の実験性はそれはそれで新鮮ですし、先人への敬意作も結構ですが、これ無しにはあと一度の大化けは無いのではないかと。
私の好みを付け加えると、打ちのめされた気分の時には『Awake』、ハイになりたい時にはLTE『2』の方が余程合うので、単純に名作かどうかで評価するなら『
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DREAM THEATER-Train of Thought ★★ (2005-03-27 00:19:00)
前作で(あくまで私の中で)見事に失墜した権威をちゃんと取り戻した作品なのですが、これがマスト・アイテムかと問われれば否定的な意見しか書けない気がします。先頃の"武道館ライブ・アルバム"の凄さをひしひしと感じたため、余計に(←ファンを自認する方以外は、こちらから買ってみるのが順当ではないでしょうか?)。
ここ数年の夢劇は、とりあえず何でも誉められうる程にビッグになったからか、「ついていける人の為のアルバム」を出しているように感じられて、何だか複雑な気分です。
前作『Six~』はテーマ・音色ともに一般受けしそうではありましたが、あくまで(多分)1メタラーでしかない私には夢劇史上最高(言葉が変ですが)に聴き難い。今度は音色の面で重くギターも弾きまくりで馴染み易いのに、(ライブでは仕方ないとして)「This Dying Soul」で強制的に『Six~』を思い出させたり、METALLI
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MESHUGGAH-Chaosphere ★★ (2005-03-26 22:20:00)
始めは地味な作品に思えましたが、じっくり聴くと沈み込めるアルバムですね。ただ、「Elastic」の長~い最終音符(ノイズ除く)はちょっと。それ以外では名盤。モダンヘヴィ系好きな方にも馴染み易そうです。
所持が外版なので、日本盤ボーナスの「Unanything」がかなり気になります。静かなインストらしいのであくまでオマケなのでしょうが。『Rare Trax』に入れてくれればなぁ……。
MESHUGGAH-I ★★ (2005-03-26 22:16:00)
『Nothing』が『Chaosphere』より更に狂った(誉め言葉。クレジットからすると曲作りの主導権がバンド内で移動したようなのが多少気がかりですが)内容に感じられた分、『I』を初めて聴いた印象は「普通だ!」でした。レギュラー作の中で『Contradictions~』のみ未入手なので初期の音と比較できず、原点回帰したのかな?と思いましたが、そうでもないようですね。
相変わらずMESHUGGAHで。
難点は国内発売されていなさそうなこと。ファンしか買わないだろうCDでも、流通しないのは辛い……。そして、そろそろライブ作出してくれないでしょうか。
MESHUGGAH-Destroy Erase Improve ★★ (2005-03-26 22:02:00)
メタル歴の初期(デス声以前にMETALLICAのジェイムズが駄目だった頃)に薦められて買い、以来ずっと聴いています。なかなか乗れないリズムながらとっつき易かったので。
メトロノームの狂ったスラッシュとしか形容できないですが、「Destroy Irase Improve」「Vanished」は普通の疾走好きにも向く曲では……?
歌詞はフォロワーがわらわら生まれそうな内容だし、OzzFestのコンピにも入ったし、ブレイクしないでしょうかね。……無理か。『I』があれだったし。
四月に新譜が出るそうなので、また期待。
WINTERSUN-Wintersun ★★ (2005-03-26 21:44:00)
入ってましたかこのバンド。言うべきことは言い尽くされているので、私はキングレコードありがとう、とだけ。考えて見ると、メロデス ブラガなんて音楽性で二番煎じ感が無いだけで、十分凄いかもしれません。
3拍子で走る展開が所々にあるのが私好み。長さに関しては、BLIND GUARDIANの「Somewhere Far Beyond」をメタル歴初期から気に入っていたからか、全く厳しくないです(笑)。
LANA LANE-Project Shangri-La ★★ (2005-03-26 01:47:00)
↑ARTENSIONですか。私見では、似ているとは言えなくとも、求めるべきものに共通点のある組み合わせに思えます。同時期ということは、単純にジャケットの雰囲気の類似で間違われたのかもしれませんが……(笑)。
『Garden~』や『~Illusion』(やライナーでの薦め)のように、"ハードロック"であることを譲らない姿勢で聴くなら別ですが、やや焦点のぼやけた感のある作りに不満が出なければ、十分にラナの作品として代表させても良いのではないでしょうか。一発殴られるような曲がなくトータルで、という聴き方も、作品の色に合うと思いますし。
……それにしても、ファンだったつもりはないのにCDが10枚も手元にある現状が多少不思議です。中古でよく見かけるからでしょうか。
LANA LANE-Secrets of Astrology ★★ (2005-03-26 01:37:00)
初聴きでは「今度はジャーマン?」と思ってしまいました。音色も他の作品と多少違いますし。
メタル派の方にはこのアルバムから薦めるのも手ではないですか?
メロディという意味でも「アシュラ」がラナの個人的トップ5入りする曲なこと、「Raining」は緩くなく激しくなくキャッチーなこと、などから、特に弱みもないですし。
ただ、一般に広めることを狙うなら、『Winter Sessions』には敵わないのかな……。あちらはしっとりした味が良いですから。全体的にメロウさが魅力なアーティストではありますが、その中に含む色が多いので、オリジナル・アルバムは意外と癒し系好きには薦め難いように思います。
CONCERTO MOON-The End of the Beginning, Live in Tokyo ★★ (2005-03-16 04:40:00)
どうしてこのライブ・アルバムがコメント無いですか……?
尾崎の立場が幾分可哀想ですが、「King of the Judas」「Unstill Night」のこのバージョンは一聴の価値があると思います。主に島の暴走ぶり(誉めてます)を。
ただ、今の曲調を知っていて聴くと、随分感じが違いますが。
SEX MACHINEGUNS-SEX MACHINEGUN ★★ (2005-03-16 04:16:00)
ばい(by)さん:あくまで個人的な意見ですが……。↓
・まず、作品に対してそれだけの挑戦をしているということ自体、ちゃんと聴いていると言ってしまっていいのではないかと(失礼に聞こえたら、御免なさい)。所謂プログレ・メタルや"メッセージ系"の現代的バンドならば頼まれなくても分析するリスナーは多いですが、何せマシンガンズですから。その上で、以下、聴き方の提案(のようなもの)を書きます。
・案1:とりあえず、音楽の面で一番好きな曲を決めて聴きこみ、それで感じたものを自分の中で整理してみる。(私の例:「Burn」「American Z」「頬白鮫の悲劇」)ただし、私自身は際どい歌詞と真面目な曲の取り合わせは"そうあるべきもの"として受け止めてしまったので、こちらの手は余り使いませんでしたが。
・案2:アルバム全体なり複数枚のCDなりを通して聴いて、自分の経験から歌詞の状況が思い浮
…続き
SEX MACHINEGUNS-HEAVY METAL THUNDER ★★ (2005-03-16 03:44:00)
SHARKさん:やはり元ネタありですか。時たま聞き覚えのあるフレーズが出てくるので、幾つか邪推していたのですが。余談ですが、バンド・ロゴがPRAYING MANTISに見えた私は捻くれ者でしょうか?
全体に、今までのマシンガンズのパーツ(抽象的にも具体的にも)を集めて、それらを骨太なメタルの様式のもとに纏め上げた、という感のアルバムですね。Voの声色が結構多様だったり、現代的("このご時世"の流れは置いておくとして)な曲構成もあったりするので、単純にオーセンティックなメタルだ、と言い切れる内容ではないと思いますが。何にせよ、通して聴くことが楽しいアルバム、という意味では、5枚中での最高作ではないかと私見します(二位は『Ignition』、三位は『Sex Mashinegun』)。
他に、歌詞の練りが確実に増してきた気がします。1stの直球路線も好きですが、キャリアを積んだバン
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DREAM THEATER-Six Degrees of Inner Turbulence ★★ (2005-03-06 04:24:00)
すぐ上のヤング・ラジオさん:
同感です。本当に。
Disk1の1以外を「オフィシャル・ブートレグだ!」と言って発売し、『Train~』に
「Glass~」と「6degrees~」を入れてくれれば、文句無しの「聴けない奴はついて
こなくていい」と言っている作品、として捉えられたのですが。『Falling~』でも
感じましたが、"感情をそのままぶちまける"のではなく"緻密に作り上げることで
理解させる"ことを得意としていそうなバンドなのに、慢心なりプライベートな苦労
なりでそれをおざなりにしてしまったのではないかと。"過去作は所詮過去の話"だと
ばかりに実験性を取り入れるにしろ、自身のカラーに対する矜持をテクニック以外にも
持っていてほしい……と思うのは失礼なんでしょうか?
METALLICA-Reload ★★ (2005-03-06 03:48:00)
METALLICA史上では『And~』だけが未だに馴染みきれない……逆に、6,7(今作)ともに
問題作だとも思えないです。
イントロの効果音ちっくなエフェクトが長い曲があるので、そこだけは少々聴き難いですが、
他のやさぐれ具合はメタリカそのもの。これを「らしくない」と言ってしまうのなら、
『Master~』から見た1stの立場も危ういくらいだと思うのですが……。
どのアルバムも彼らでしか作れない作品だろうし、文句無しにかっこいいから良いんですよ。
方法論としてこの音が広まってしまうと、少々複雑な気分にならざるを得ないですが、それだけ
万人向けのロックなのかもしれませんね。
OPETH-Still Life ★★ (2005-03-06 03:28:00)
言うべきことはもう上に書き尽くされていますね。ストーリーアルバムなのに楽曲の
多彩さを欠かず、長いのに一気に聴ける、とだけ言い足します。
『Blackwater Park』とセットで、"一枚の絵巻"と"小品(十分長いですが)を集めた
画集"、という位置付けで楽しむのもよいのではないでしょうか。どちらも多分に絵画的
な作品ですから。
ANTHRAX-Persistence of Time ★★ (2005-03-06 03:18:00)
スラッシュ初体験にして、初聴きではまりました。懐かしいです。それとは別にしても、
重さ、聴き易さ、激しさ、複雑さの合わさった名盤。時々、妙に低評価がされているのを
見かけますが、どうしてなんでしょう?MEGADETHの『Rust~』が評価されるなら(私も好
きですが)……。
Voについては、むしろベラドナが居てこそ作れたアルバムなのではないかと。ベラドナ
本人には辛かった方向性だろうと思いますが、正統派ハイトーンを操るにはジョンは少し
力量不足だと思うので(いい声だとは思いますが、高音が苦しそうに聴こえて……)。こ
の意味では、馴染みやすいスラッシュという特色は、別の形で残っていた気がします。正
統派になりきる前の、緊張感の高みに登った分水嶺なのかもしれませんね。
DRAGONFORCE-Sonic Firestorm ★★ (2005-02-09 02:23:00)
メタラァさん:曲の好み、右に同じです。
ミドル・テンポの曲は、あまり入れると(良くも悪くも)評判のバンドの特徴が薄くなる気がするので、ソロ前の展開とかでやってくれれば十分かな、と思いますが。
速さとメロディが話題によく出ていますが、リフのインパクトで引っ張るという形の良さもある気がします。こう言うとBLIND GUARDIANの「Somewhere Far Beyond」(のバージョンダウン版)みたいに聞こえそうですが。
変わらない=安心できる、なわけですし、"速いのが聴きたいだけ"でいいじゃないですか。むしろ、早く雑誌とかでの扱いが小さくなって、好きな人しか聴かないバンドになってくれないかなぁと思っています(笑:余計な比較をされなくて済みますから)。
それから、歌詞はそんなに躁でもないのでは? むしろ、2ndのジャケのように荒廃した雰囲気もありますし。
で
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DRAGONFORCE-Valley of the Damned ★★ (2005-02-09 01:23:00)
ここまで盛り上がっているとは思いませんでした(苦笑)。私は「速さだけ」というのは初期のSONATA ARCTICAが持ち上げられた理由だと思っているので、圧倒的にDRAGONFORCE派ですが(「Blank File」とか。やかましいポップスに聴こえるんです・・・CHILDREN OF BODOM(例:「Deadnight Warrior」)やLAST TRIBE(例:「Black Widow」)の各1stのように笑えませんし)。
Xの『Vanishing~』と同様に、バンドとしての力は危なっかしいけれど、曲はこれでいいのだと思える作品です。曲が長いのも好感度大。リフなどについて曲ごとの違いが少ない気がしたり、gソロがこけおどしかも?と疑いたくなったりしますが、冒頭の曲だけ速くて後は過剰に爽やかなだけ、とか、メタルっぽいのに曲は単純な構成(しかも3分台で終わり)、とかいったアルバム
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SYMPHONY X-Twilight in Olympus ★★ (2005-02-09 00:42:00)
SLAYERさん、同感です。と言いつつ私は『V』の完成度を褒め称えましたが・・・。
Drについての不満感は確かにありますが、特に指摘しなければいけない程でもなく、作品毎の誤差範囲(2nd『Damnation~』の音質とか)に含めてよいのではないかと。一聴では6,7曲目が地味に聴こえるかもしれませんが、少なくとも1~5の暗さを伴う華やかさは、3rd『Divine~』の全体を通した流れには期待できない深遠さと相俟って、より飽きのこない作風を実現してくれたと思っています。
以上、「Out of the Ashes」「Witching Hour」は単純すぎる、と思っている贅沢なリスナーの私見でした。「Smoke & Mirrors」「Through the Looking Glass」はベスト『Prelude~』に入っていることですし、ベストで「Of Sins & Shadows」「
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