いまこの人がギターを全く弾けなくなっていることが悲しい。
でも、HPを見る限り、今も思考は明快で、病気であることをむしろ積極的にとらえているところをみると、本当に素晴らしい人間だな、と心を振るわされる。
ギターに関していえば、ウリ・ジョン・ロートばりの細やかなこだわりのあるサウンドを出す、天才肌のギタリスト。サウンドのカラフルさに関して言えばスティーヴ・ヴァイに匹敵するし、クラシックもフリージャズも十分理論的に通過して消化しているのが刺激的。
Perspectiveでは「人間の声に目覚めた」ということでメロディを歌うヴォーカルを入れたりしているが、またそれがほんと素晴らしいのですよ・・・。
あと、オフトラックやデモ等を集めたCDの中にも、HM/HRをはるかに凌駕した、たまらなく魅力的なリックがあったりするので、ギタリストは必聴です。
同意者:
BLVBoogie的にHM/HRアーティストとして初めて購入したアルバム。
でも、とてもポップになった酷評されたアルバムらしい。
しかし全体に良いメロディに溢れていると思うし、ブラッドの名演「Sentimental Street」や「I Need a Woman」、Jeffの名演「Goodbye」「4 in the Morning」を聴くことができる。
アルバム全体を眺めた、ヒットポテンシャルという意味で完成度が非常に高いので、お勧めしたい。
曲にあっていて、コンパクトなよいギターソロの研究をしたい人にもお勧めできる。
同意者:
さばいば