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ヤング・ラジオさんの発言一覧(評価・コメント) 451-500
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MEGADETH-Peace Sells... But Who's Buying?
MEGADETH-Rude Awakening
MEGADETH-Rust in Peace
MEGADETH-The System Has Failed
MEGADETH-The System Has Failed
MEGADETH-The System Has Failed
MEGADETH-The World Needs a Hero
MEGADETH-United Abominations
MEGADETH-Youthanasia
METALLICA
METALLICA
METALLICA
METALLICA
METALLICA-Garage Inc.
METALLICA-Kill 'em All
METALLICA-Live Shit: Binge & Purge
METALLICA-Load
METALLICA-Master of Puppets
METALLICA-Master of Puppets
METALLICA-Metallica
METALLICA-Ride the Lightning
METALLICA-St. Anger
METALLICA-St. Anger
METALLICA-St. Anger
METALLICA-St. Anger
METALLICA-St. Anger
METALLICA-St. Anger
METALLICA-St. Anger
METALLICA-St. Anger
METALLICA-St. Anger
METALLICA-St. Anger
METALLICA-St. Anger
METALLICA-…and Justice for All
METALLICA-…and Justice for All
METALLICA-…and Justice for All-Dyers Eve
MIKE TRAMP-Capricorn
MIND ODDYSEY-KEEP IT ALL TURNING
MORTAL SIN-Mayhemic Destruction
MOTLEY CRUE
MOTLEY CRUE
MOTLEY CRUE-Carnival of Sins
MOTLEY CRUE-Decade of Decadence '81-'91
MOTLEY CRUE-Dr. Feelgood
MOTLEY CRUE-Mötley Crüe
MOTLEY CRUE-New Tattoo
MOTLEY CRUE-Red, White & Crüe
MOTLEY CRUE-Shout at the Devil
MOTLEY CRUE-Supersonic and Demonic Relics
MOTLEY CRUE-Theatre of Pain
MR. BIG

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MEGADETH-Peace Sells... But Who's Buying? ★★ (2003-12-12 23:01:00)

スラッシュからよりメロディックな路線に彼らは変化を遂げるのだが、この頃のメガデスファンは一種異様な雰囲気があった。僕の周りにもたくさんいたが、当時彼らのファンはかなり熱狂的であった。まさに彼らは、ファンにとって神であった......。昔のファンがこの頃のサウンドが大好きな気持ちがわかる。このサウンドは、やはり彼らにしか出せないものである。①と②だけでもいいから、聞いた事が無い人は是非聞いていただきたい。後期の彼らとは、また違った良さがあるはずである。僕も初めてこのアルバムを聞いたときは、かなりショックを受けた。なんなんだ、これは......と。メガデスファンなら、避けて通れない作品である。

MEGADETH-Rude Awakening ★★ (2005-09-11 22:54:00)

この作品を聞いて感じる事は、メガデスというバンドのソングライティングにおけるレベルの高さである。作品によるバラツキが少なく、常に安定したレベルの楽曲を作り続けたバンドの強みを凄く感じる。デイヴのメタリカをも上回るソングライターとしての実力を、もっと評価して欲しい。
メガデスはやはり偉大である。デイヴがいる限り、メガデス健在である。

MEGADETH-Rust in Peace ★★ (2004-12-03 22:35:00)

もう①からノックアウトである。この作品でメガデスに、はまった人はきっと多いであろう。リフの格好よさや、切れ味鋭い演奏能力といい、当時僕はメガデスはいい意味で別のバンドに生まれ変わったのだと思った。完成度も高く楽曲もよく出来ているし、メロディーもいいし初心者はこの作品から聞くといいかも知れない。それにしても今聞いても全然格好いい!新作の雰囲気は、実はこの作品のテンションの高さに近いかも知れない.....。

MEGADETH-The System Has Failed ★★ (2004-09-27 23:36:00)

内容的には、「ユースアネイジア」の次に来るべきアルバムだったのでは.....というのが僕の感想である。この新作が単純に再出発の意味合いで完成されたものではないという事実を、どう解釈すればいいのか気持ちは複雑である......。民主主義は重要である....が、そのバランス感覚を一定に保つことは容易ではない。僕はデイヴ・ムステインの気持ちがよく判る。苦悩はサウンドに投影されている.......。楽曲は作りこんだというより、作りっぱなし的な色合いが強い。それでもクオリティーは、全く落ちてないどころか、逆に鋭角的に心に突き刺さってくる.....。少なくともここ2作よりは、はるかによい。恐ろしい程、サウンドには怒りと寂しさが漂っている....。

MEGADETH-The System Has Failed ★★ (2004-11-07 22:28:00)

80年代中期という時代にHR/HMを聞き始めて、20年という月日が流れた。僕はCDショップによく顔を出す。もちろん中古CD店も同様である。ショップの方から今の若いHR/HMファンは、とにかく昔を遡らないという話をよく聞く......。アングラの新譜は確かに良かった。しかし、そう言ってる若いファンの半分は彼らの作品でさえ全部聞いてなかったりするのである.....。そんなことは別に関係ないだろ!という考えも理解できない訳ではないが、やはり個人的には大きな疑問を感じずにはいられない....。
このメガデスの新作は、久々に背筋がゾクゾクっとする衝撃があった....。ここ数作の煮え切らない作品の原因がどこにあるかぐらいは、20年もHR/HMを聞いていれば自然にわかる。デイブ・ムステインという男の性格や考え方........まずこれがわからないと、この新作の濃さにたどり着けない........
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MEGADETH-The System Has Failed ★★ (2004-11-24 22:26:00)

デイヴ・ムステインは実は冷静な男である。感情的な部分もあるが、冷静である.....。メタリカの「セイント・アンガー」に対しては賛否分かれたが、内容はともかく彼らの意気込みを否定するファンは案外少なかった気がする.......。
ファンがメガデスに期待するもの..............、デイヴは間違いなくこんな事は一切考えていなっかたはずである。サウンドに漲る異様な緊張感.......全てを威圧する孤独感..........これを計算して作る事は絶対に出来ない.....。この新作、やはり訴えかけるものが今までとは明らかに違う。サウンドに潜む鋭角的な感覚が、心にグサッときて僕は胸が苦しくなる........。僕は間違いなくこの作品を、今年のベスト・アルバムに選ぶであろう。深すぎて苦しい....。

MEGADETH-The World Needs a Hero ★★ (2006-05-31 08:20:00)

実は、最近この作品をよく聞いている。彼らの作品にハズレなしである。この作品はデイブがこれまでのイライラを解消するかの如く、らしさに磨きをかけた楽曲がズラリと並でいる。
何故メンバーチェンジが起こるのか.......デイヴは寂しい人間なのである。メガデスはデビューから、音楽性はほとんど変わっていない。なのに、生き残った。世間がグランジだろうが、オルタナだろうが、ミクスチャーだろうが、メタルコアだろうが、全く関係ない。
頑固一徹である。この作品世間では、低評価だが楽曲はいい。後半にこそポイントがある。デイヴは、男の美学である。

MEGADETH-United Abominations ★★ (2007-05-10 17:10:00)

僕はHR/HMを聞く前に、ポップス等のいわゆるトップ40モノをよく聞いていた時期があった。それらを聴き始めて3~4年が経過すると、新作を聞く場合は前作をいかに上回るかという視点で聴くようになっていった。
80年代の後期から実は、トップ40モノの作品は、クオリティーが落ちていった.....。音楽的な方向性はあまり変わっていないにも関わらず、楽曲の出来が落ちていったのである。
HR/HMシーンの停滞は90年代の初期~中期なので、それよりも先にその現象は起きていた。好きなアーティストが総崩れ状態になっていく中で、僕は自然にHR/HMに流れていったのである.....。
この新作、楽曲的には前作と大して変わりはないように思う。前作も集大成的な内容であったが、今作も集大成的な内容になっている。まあ最大の違いは、鋭角的な要素が減ったという部分だけである。言い換えれば、前作は作りっぱな
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MEGADETH-Youthanasia ★★ (2003-08-20 23:34:00)

メタリカ同様、個人的にはすごく好きなバンドである。また、語りたくなる男気あふれるバンドである。確かにトータル・バランスから言えば、「カウントダウン~」が最高傑作かも知れないが、個人的にはこの「ユースアネイジア」である。メロディーに拘る人ほど、結構この作品にハマル気がする。メタリカが新作によって再評価されるなら、メガデスもこの際再評価すべきではないだろうか?90年代に限って言えば、メタリカよりもこのメガデスの方が、日本のHR/HMファンを引っ張ってきたはずである。僕はこの作品の流れがすごく好きである。やっぱり、いいよメガデスも.....。下手にくだらないバンドの新作聴くよりも、よっぽどいいね。

METALLICA ★★ (2003-06-11 00:10:00)

「メタリカは変わった」というのが、90年代以降のメタリカ・ファンの合言葉であった気がする。「時流との格闘」が90年代の彼らの、最大のテーマであった気がする。新作が何故ここまで出なかったのか?それこそが、彼らの苦悩を表している。「戦略放棄」した新作がセールス的に成功するのか?の予想は、大変難しい。しかし一つだけ言えるのは、もはや彼らは完全にセールスや時流に背を向けたということである。待ちに待ったアンダーグランドの帝王の復活である。シングル向きの楽曲もなければ、妙に計算された所も無い。それにしても、圧倒的な威圧感である。凄すぎて、頭が割れそうである。

METALLICA ★★ (2003-07-23 22:44:00)

発売から約1ヶ月半が経過したが、今でも当然ヘヴィ・ローテーションである。このアルバム、やはりすごい存在感である。「ロード」が発売された時、ファンの多くは「メタリカは変わった」と言った。それは音楽評論家も然りである。彼らの新作が今後のシーンの流れを変えると、「ロード」発売当時は彼らに対しては相当注目度が高かった。この新作「セイント・アンガー」は、それに比べると注目度は低かった気がする。もはや多くのファンの間では、終わったバンドとして認知されていた気がする.........。1stシングルである②を初めて聴いたとき、不安だった。いまいちかな?と思った。しかし、まさかの裏切りであった。それは、勿論いい意味での裏切りである。個人的には、名作「マスター・オブ・パペッツ」をもしのぐ出来であると思う。ファンの方に勘違いしてもらいたくないのは、完璧である必要は絶対にないという事である。この作品に妙な計算
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METALLICA ★★ (2004-02-08 00:23:00)

僕は昨年のベスト・アルバムに、メタリカとドリーム・シアターとアイアン・メイデンを選んだ。この3作品には、「自分らしさを徹底的に貫いた」という一つの共通点がある。時代や時流をものの見事に無視し、セールスなんてどうでもいいと開き直り、ファンがどう思おうと関係なく自分達がやりたいようにやるという、強い信念のもとに、この3作品は完成されている。方法論は微妙に異なるが、その意欲や意気込みは他のバンドの追随を全く許していない。理屈ではない世界が、そこに展開しているのである......。
僕は、こういった作品をずっと待っていたのである。特にメタリカの場合は、今のアメリカのロック界でモダン・ロック勢と、対等もしくはそれ以上に戦える唯一のHR/HMバンドである。バック・ナンバーは今でも好調に売れている。その影響力が、小さいわけがない。だからメタリカには、今後もシーンを引っ張っていってもらわないといけ
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METALLICA ★★ (2006-05-07 08:33:00)

今のHR/HMシーンで、やはり頂点に立つのは彼らだろう。逆に言えば、未だに彼らに頼らざるを得ないのはなんとも歯がゆいが、これだけの実績はそう簡単に作れるものではないから、当然といえば当然なのかもしれない........。
同じ作風は続けないという一種の拘りからなのか、それとも自然にそうなるのか、新作の作風を予想するのは難しい.....。新作の作風を当てられる人を見てみたい。彼等ほど、予想するのが難しいバンドはいない........。実はここも、彼らの魅力なのである......。

METALLICA-Garage Inc. ★★ (2004-01-21 22:31:00)

当時の段階で、既発のカヴァーと新録のカヴァーを収めた超豪華2枚組である。メタリカの場合カヴァーの仕方が独特なので、メタルファンならオリジナルよりメタリカ・ヴァージョンの方が圧倒的に気に入るはずである。オリジナルよりアレンジは当然ヘヴィではあるが、楽曲そのものは案外忠実にコピーされているから凄いとしか言いようが無い。オリジナルに対するリスペクトの気持ちが楽曲の隅々に感じる事ができ、オリジナルを知ってようがいまいが力むことなく楽しむ事が出来る好盤である。それにしても、特筆すべきはその選曲のセンスである。思わずニンマリするような選曲に、他のアーティストの曲数埋め合わせの為のカヴァー等とは全く違う、音楽に対する敬意の気持ちを感じることが出来る。カヴァーがカヴァーに聞こえない選曲のセンスにこそ、メタリカというバンドの意地と誇りを感じる事が出来る。

METALLICA-Kill 'em All ★★ (2003-12-05 22:27:00)

彼らの原点は、ここにありである。演奏は荒いし音もチープだけど、そんなことはどうでもいいと、この作品を聞けば思うはずである。この作品も、もう数え切れないくらいは聞いている。「ロード」「リロード」だって軽く100回以上は聞いているわけだから、本当に何回聴いたかわからない.....。1曲目が終わったらあのイントロで.....というように、流れは完璧に頭に入っている。今のメタリカでは考えられない、勢いまかせの部分が逆に僕は大好きである。実は後追いでこの作品を聞いたわけであるが、それでも充分すぎるインパクトがあった。各楽曲の詰めは甘い部分が多いけど、それもまた良しである.....。

METALLICA-Live Shit: Binge & Purge ★★ (2003-11-07 23:24:00)

メタリカが何故アンダーグランドの帝王と呼ばれていたのかが、これを見れば一発でわかるはずである。とにかく鳥肌を超えて、全身がどうにかなりそうである。再発記念でコメントしようと思ったが、彼らの凄さはライブにありである。ブート物もたくさん出ているが、一般のファンならこれ一枚で十分すぎるぐらいに凄さは認識できるはずである。とにかく彼らのライブは、学校や会社を休んでもいいから、一回は生で見るべきである。昔見たときは、とにかくライブ会場が一種異様な雰囲気で、こう言ったら他のバンドには失礼であるが、全然迫力が違っていた。その違いを確認するためにも、一度は足を運んでもらいたい。勢いが最もあった頃のライブである。想像して頂きたい......凄すぎて内容はコメントできない.....。

METALLICA-Load ★★ (2003-11-17 23:07:00)

若い世代のファンにとっては、このアルバムによって初めてメタリカに出会ったという人も少なくないであろう。また、昔からのコアなファンにとっては、このアルバムで完全にメタリカは終わってしまったという感想を抱いた人が少なくないであろう......。このアルバムは一つの分岐点として、とらえれがちである。しかし、このアルバムは決して突然変異で生まれたわけではなく、彼らの歴史の流れから考えて避けて通れない位置に存在したアルバムである事に、後になってファンは思い知らされるのである......。確かに「マスター・オブ~」までのファンにとっては、この内容は少々きつい....。賛否両論出て、当たり前である...。でもいずれにせよ、彼らは新しいファン層を常に開拓してきたのである......。メタリカの凄みは、やはりこの点に集約されている...。アメリカでは、いまだにバック・ナンバーが好調に売れている。結局ファン
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METALLICA-Master of Puppets ★★ (2004-01-09 21:05:00)

アルバムの発売時期が、この作品の凄みを表している。誰もがポップな時流に乗ったビッグ・プロダクションなサウンドを目指していた時代に、まるでそれに反抗するかのようにコアなサウンドに突き進んでいった彼らに、男の美学を感じたファンも少なくないはずである。ライブにおいて、その凄みを増すナンバーが数多く収録され、アンダーグランドの帝王が時代に逆らう形で完成させた作品でもある。それにしても緩急のバランスが最高で、欧州的な泣きがそれに拍車をかけ最終的に作品全体をドラマティックに盛り上げる構成は、圧巻の一言に尽きる。しかし、このアルバムをベストに挙げとけば、メタリカの真のファンのような風潮には少し苦言を呈したい。

METALLICA-Master of Puppets ★★ (2005-03-13 22:53:00)

個人的な感覚で言えば、アルバムの前半よりも後半にこそ、この作品の凄さが表れている。僕は有名なナンバーが続く①~④よりも、⑤~の展開の方が圧倒的に好きである。ファンが抱く理想のメタリカが、ここに存在している。
それにしても楽曲は抜群に良く、演奏も非常に良い。この作品が出た頃は、まだ誰もメタリカに注目していなかった。僕の記憶では、ノーマークに近かったと思う。まさかここまでの存在になるとは、誰も予想していなかっただろう。
バックナンバーが好調に売れ続けるメタリカ......。アメリカにおいては、HR/HMバンドとしては最後の砦である。まだまだいい意味で、驚かせてもらいたい。

METALLICA-Metallica ★★ (2003-12-18 23:01:00)

この作品が発売された時、おそらく誰もセールス面でここまで成功するとは思わなかったであろう。時代性の要素は含んでいるが、この作品が発売された時は決してこのサウンドは、売れ線ではなかった。結果として、その後フォロワーがたくさん出てきたために誤解を受けているが、結局彼らが音楽シーンの流れを変えたのである。希望的観測も含んではいるが、「セイント・アンガー」はこれからのシーンの流れを占う重要な作品である。どう変わるのか予想は難しいが、若いバンドがメタリカを見て単純に格好良いと思ってくれれば、かなり劇的な変化も期待できる。実はアメリカでもアルバム全体のセールスは、下降線をたどっている。特にHR/HMバンドにとっては、逆風である。しかし、力のあるバンドは地味ながらも検討している。実力のないバンドは淘汰されているのが現状である。これからが、ある意味見ものである。若いバンド対ベテランバンドの、意地の対決で
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METALLICA-Ride the Lightning ★★ (2003-11-08 00:08:00)

楽曲の充実度から言えば、彼らの作品の中でもトップクラスであることは間違いない。僕はこのアルバムで初めてメタリカに出会ったが、僕は当時ポップなHRが好きであったのでこの頃は大して好きではなかった。彼らの凄さは、後の4thアルバム「...アンド・ジャスティス~」が発売された後、あらためて彼らの歴史を振り返った時に初めて気がついたのである。2ndにして、この完成度は並ではない.....。確かに3rdも大好きではあるが、衝撃度はこちらの方が上だと、個人的には思う。内容は今更触れないが、2ndにしてこの完成度は....何度も言うが並ではない....。

METALLICA-St. Anger ★★ (2003-06-09 20:46:00)

単なるバンドとしての原点回帰であるのだが、ようやく本来の彼らが戻ってきたというのが僕の意見である。思い返せば「ロード」「リロード」の彼らは、時流を意識しすぎていたように思う。でも、それは仕方がなかった。通称「ブラック・アルバム」の予想を超える大ヒットは、明らかにバンドに悪影響を与えていた。「時代とどう向かいあうのか」だけに力点が置かれ、自分達がやりたい事をとても表現しているようには思えなかった。劇的と言えば、かなりの変貌である。でもコアなファンには、嬉しすぎる内容ではないだろうか?攻めまくるメタリカ。待ちに待ったメタリカではないか?しかし、凄い。リフの嵐である。時流を無視したメタリカ。アンダーグランドの帝王の復活である。

METALLICA-St. Anger ★★ (2003-06-26 22:30:00)

やはりというか、良くも悪くも大反響である。僕なんか他のアルバムなんて聞く暇ないから、ほとんど毎日このアルバムを聞いている。それにしても、これは単純に凄い。体が自然に動いてしまうし、一度聞き始めると完全に引き込まれるし、曲の長さなんて全く気にならない。完璧である必要がどこにあるのか???「完璧じゃないから、この作品は良いのである。」僕は、音のバランスなんか全く気にならない。そんな所に着眼できる人は、きっと単純に音楽が好きでないんだろうね。こんなに本能剥き出しの作品は、ほんと久々である。やっぱり、すごいねメタリカは。

METALLICA-St. Anger ★★ (2003-06-30 21:53:00)

人にはそれぞれ感性があり、だから....誰の意見が正解なんて、たぶん答えは無いと思う。しかし、音楽にはそれぞれ背景があって、ミュージシャンにも生きてきた過程がある。このアルバムの素晴らしさが、何処にあるのか....。それは、たぶん音楽以外の部分にもかなりあると思う。僕は「ロード」「リロード」が出た時も、どちらかというと彼らを支持してきた。それは常に進化し続ける姿勢と、妥協無き精神性に心を打たれたからである。口で言うのは簡単である。実行するのはその何倍も難しい。彼らはここ10年ずっと時代や時流を横目で見てきた。しかし、今回はそれを全く無視している。ここが重要である。絶対に、彼らが生きてきた過程を見て欲しい.....。80年代から本当の意味で生き残っているのは、彼らぐらいである。このサウンドは、計算しては作れない.....僕は断言する。

METALLICA-St. Anger ★★ (2003-08-26 22:25:00)

もう何度目だろうか、書き込むの・・・・。やっぱりこのアルバム、他のアルバムと存在感が全く違うんだな。しかも圧倒的に.....。発売から約3ヶ月が経ちながら、今でも自分の中ではエアプレイ率No.1を誇っている。間違いなく今年のベスト・アルバムである。何度も繰り返し聴いてみて曲の展開を覚えてくると、また良さが増してくるというモンスター的作品である。それにしても、これは歴史を変える作品だね。時代の節目に必ず登場する、シーンの流れを変えるターニング・ポイントとなる作品である。「守りに入るなら、攻めるしかない。」逆説的だけど、当たり前の理論でもある。

METALLICA-St. Anger ★★ (2003-10-01 00:16:00)

メタリカには、さまざまな選択肢があったはずである。つまりは、ファンの間で人気が高い「マスター・オブ・パペッツ」の頃のサウンドに戻すとか、よりハード・コア路線に突き進むとか、いっぱい選択肢があったはずである。僕はメタリカは、ある意味ひねくれたバンドだと思っている。新作の方向性をいつも予想しているが、「リロード」以外は当たった事がない。勿論、この新作も大ハズレである。でも予想を裏切り続けるメタリカに、何故かいつも納得させらている。実はここが、彼らの最大の強みでもある。この作品を初めて聴いたとき、過去のどの作品とも違うなと思った.......。でも、これはいつも新作を聞く度に感じたことでもある。彼らは常に進化し続ける姿勢を忘れてはいない。だから、同じ路線が2度続くことがない。妥協なき精神性........。彼らは、常に自分達の我を貫いている。決してファンや市場に媚びるバンドではない。やっぱり、
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METALLICA-St. Anger ★★ (2003-11-27 22:12:00)

もう何度目なんだろうか、書き込むの・・・・・。メタリカも年を取った.....そして、僕も歳を取ったのである....。正直に告白すれば、全盛期の彼らを見ているファンにとって、このアルバムにもの足りなさを感じるのも、ある意味正直な意見かもしれない....。でも、自分も年を取った事を考えてみて欲しい、、、、、そうすると、いかに彼らが凄いのかが再認識できるはずである。実にメタリカらしい方法論で、また逆にらしくない方法論で「セイント・アンガー」は完成されている....。難しい表現であるが、端的に言えば何をしても彼ららしいという結論に結びつくから不思議である。ライブをみてライブを聞いて、レコードよりもいいと思ったのは、メタリカが初めてだったかもしれない....。ライブで度肝を抜かれたのも、彼らが初めてだった気がする.....。それくらい、彼らのライブは強烈に印象に残っている。今でも存在感は、別格であ
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METALLICA-St. Anger ★★ (2003-12-11 21:50:00)

ベスト・アルバムにも投票したけど、正直に言えばこの作品が今年のベスト・アルバムです。

METALLICA-St. Anger ★★ (2003-12-15 22:39:00)

「セイント・アンガー」は、歴史を変えたアルバムである。音楽に対する既存の価値観を崩壊させてくれただけでも凄いことだが、本当に久々に聞き手をねじ伏せるアルバムに出会った気がする。時としてアーティストは、自分の殻に閉じこもってしまいがちになる。そして、知らず知らずのうちに、出口の見えない迷宮に迷い込むのである....。
このアルバムを聞いて時流に迎合したとか、モダンになったと思う人がいたら、僕は真っ向その意見を否定する。僕は今アメリカで流行っているモダン・ロック勢の作品は、メジャーなバンドならほとんど聞いている。またメタル専門のラジオ局で上位にくるアーティストも同様である。しかし、こんな音を出しているバンドはいないし、似たような楽曲さえはっきり言って聞いたことが無い。
CDよりDVDの方が良いと言っている人がほとんどだが、あたりまえである。本来は、こうでないとHR/HMバンドとは
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METALLICA-St. Anger ★★ (2003-12-24 23:19:00)

政則氏がよくキーワードとして、メタリカの名前を挙げる。何故メタリカなのか?何故メタリカでなければならないのか?メタリカがキーワードとなって、もう何年経つであろう.....。その本当の意味が、最近になってようやく少し判った気がする......。何故メタリカなのか?こう言ったらオーバーに聞こえるかも知れないが....でも、そう聞こえてもいい。彼らに歴史を変える意識なんて、はっきり言ってないと思う。そんな打算は、彼らには無い。しかし、結果として「セイント・アンガー」は、僕の音楽に対する接し方を根底から覆す歴史的作品となった。僕は90年代中期以降、ずっと80年代を追い求めていた。あの時代、あのサウンドを心のどこかでずっと追い求めていたのである。「歴史は繰り返す」というキーワードのもと、ある意味見果てぬ夢をずっと見続けていたのである。歴史は繰り返すが、決して同じ場所には戻らないのである....。何
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METALLICA-St. Anger ★★ (2004-03-04 01:12:00)

ばい(by)さんの意見は、なかなか参考になりました。メタリカというバンドは、確かに歴史があるから重みがあるのは事実だし、でも「セイント・アンガー」で彼らが提示してきた音楽は、ある意味自分達の過去を無視した形で完成されたものであるから、その捉え方が非常に難しいと思います。僕なんかは、インタビューの内容なんてあまり参考にしないし、人の意見で購入の是非を決めるようなことも先ずありません。信じるのは自分の耳だけです。だから、お金をドブに捨てるような行為も正直多いです。でもこれがあったからこそ、自分なりの感性が出来たと思っています。今アメリカで流行っているロックは、HR/HMではないのだろうか......?新しいロックを一向に認めようとしない、日本のファンは視野が狭すぎはしないだろうか..?この答えだって、自分なりの意見があるし、人の意見もあまり参考にしません。「マスター・オブ・パペッツ」こそ、メ
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METALLICA-St. Anger ★★ (2004-12-07 22:49:00)

僕は今でも定期的に聴いている。何故か聞きたくなるのである。結局は、くだらないバンドの作品を100作品聞くよりも、メタリカのようなバンドの作品を100回聞いた方が精神的にも心地良い事を今年、強く痛感した......。

METALLICA-…and Justice for All ★★ (2003-07-26 22:00:00)

この作品は、ミュージシャンからも評価が高いことで知られている。時代背景を思い出していただきたい。この作品はポップなHR/HMが流行っていた時代に発売されている。なのに、音楽性はコア路線まっしぐらで、楽曲は複雑であり、ある意味プログレッシブでもある。まさに時代に逆行するメタリカが、ここに存在する。決して時代に流されることなく、あくまでも自我を貫いていたアンダーグランドの帝王と呼ばれていた、バンドの凄みがここにある。楽曲はコマーシャルではない。しかし、元々持っていた楽曲の作り方の上手さが手伝って、案外聴きやすい作品に仕上がっている。通称「ブラックアルバム」よりも、この作品の方が今後のミュージシャンの方向性に刺激を与えたのではないかと、個人的には思っている。これを聴かずに、彼らは語れない。彼らの歴史の上でも、重要な作品である。

METALLICA-…and Justice for All ★★ (2005-02-08 22:43:00)

僕はこのアルバムで、彼らのファンになった、2nd、3rdともオンタイムで聞いてはいたが、凄さに気づいたのはこの作品をきっかけにしている。楽曲は複雑である。コマーシャル性もほとんどない。しかし聞き手を威圧する空気には、満ちあふれている。前作で成功のきっかけや手ごたえはあったにもかかわらず、作風はコア路線まっしぐらで守りの姿勢なんてこれっぽっちもない。世間で何が売れようが、そんなことは全く関係ないという姿勢は、今になって思えば自信の表れだったのかもしれない。それにしても、この攻撃的な姿勢が大好きである。楽曲もすごくいい。

METALLICA-…and Justice for All-Dyers Eve ★★★ (2005-02-08 23:06:22)

比較的地味な存在の曲だが、個人的はかなり好きですね。ラストをしめくくる必殺チェーンです。

MIKE TRAMP-Capricorn ★★ (2007-06-16 18:40:00)

ソロ作を何枚か出しているけど、その中では一番ポップでありお勧めである。アレンジもシンプルだし、ホワイト・ライオンのように、メロディーがキャッチーではないが、そのセンスは健在である。優秀なメロディーメイカーである彼の実力は、かなり高い。さわやかですよ。

MIND ODDYSEY-KEEP IT ALL TURNING ★★ (2003-11-09 08:01:00)

当時マニアの間ではポストハロウィンにも成りえるぐらい期待感の高かった、グレシャス・バイオレンスが母体となっているバンドのデビュー盤である。デモの段階では、かなり僕も期待していた。しかし何時まで経ってもアルバムが発売されず、忘れた頃にバンド名が変わりこの作品が発売されたのを覚えている。正直、ガッカリした。ギターは後退しプロダクションもポップな感じになり、彼らの良さが半減していたのである。デモ段階の曲も収録されているが、それ以外の曲の質が悪すぎる。ジャーマン系は先が読めない......。突然変異のように名作を作ったかと思えば、こういうガッカリ感を感じる事があまりにも多すぎる。マニアの方は覚えていると思うが、本当に期待感が大きかっただけに残念で仕方がない....。⑤に関しても、デモの方がはるかにいい....。

MORTAL SIN-Mayhemic Destruction ★★ (2004-06-22 22:59:00)

確かに名盤とは言いにくい.....。雑誌等で、たまにスラッシュの名盤として扱われていることがあるが、高価なお金を出してまで聴く必要は、よほどのファンでない限り無い。でも当時は、この作品かなり好きだった。大胆なリズムチェンジはないし、これだといえる楽曲も少ないが、80年代のスラッシュが好きで好きで.....という人には一聴の価値のある作品である。最近の作品よりは、はるかに良い。

MOTLEY CRUE ★★ (2005-01-03 13:26:00)

ベスト盤からの先行シングル「If I Die Tomorrow」を聴きながら、なにか考えさせられた。確かにこの楽曲は、100%オリジナルの新曲ではないが、やればできるじゃないかというモトリーらしさもあるモダンな楽曲なのである。この路線でよかったのに.......。現在の彼らに期待するものは、はっきり言ってない。あのまま進んでくれたら......今やこの言葉にも、なんの説得力も無い。オリジナルの再結成は、嬉しい。でも、だからこそ悔しい......。アメリカでのオンエアも絶好調である。この路線で良かったのに........。

MOTLEY CRUE ★★ (2005-02-13 21:36:00)

ベスト盤収録の新曲3曲を聴いたが、「If I Die Tomorrow」以外はいまいちピンとこなかった。この際ヒットメーカーの力を借りてでも、売れっ子ソングライターの力を借りてでも、強力な楽曲にして欲しかった。「Sick Love Song」なんかは、もう少しサビを練って欲しかった.....。ビルボード初登場6位というのは、なかなかの出だしではあるが、あっという間に圏外に落ちていかないか心配である。「If I Die Tomorrow」がチャートの上位にいる内に、次のシングルをカットするという戦略を実現する為にも、強力な楽曲にして欲しかった。

MOTLEY CRUE-Carnival of Sins ★★ (2006-11-20 18:25:00)

特に「ドクター~」までのモトリークルーの楽曲は、格段に良い。だから何度聞いても飽きない。4人の個性がここまで均等に強いバンドというのは、なかなか存在しないが、やっぱりこの4人だよなと、このDVDなんか見てるとそう思う。
早く新作が聞きたい。外部のソングライターと組むのも良しだし、とにかく良い新曲が聞きたい。ほんとに盛り上がるいい曲が多いのが、最大の強みかも。

MOTLEY CRUE-Decade of Decadence '81-'91 ★★ (2003-12-04 23:49:00)

ベスト盤はあまり好きではないが、この作品は今でもよく聞いている。ファンの方には申し訳ないが、僕の中でのモトリーは「DR.FEELGOOD」までである。収録曲数には当然限界があるから、選曲については多少不満はあるが、モトリー・クルーというバンドを手っ取り早く知るためにはお薦めの一枚である。またいろいろなベスト盤が発売されているが、個人的に大好きな「プライマル・スクリーム」が収録されていてバランスもいい、このベストがベストの中でもお薦めである。とにかく良い物は何年経ってもいいね.....。とにかくモトリー・クルーは自分にとって、かっこよくて仕方なかった存在である。曲もいいし、本当に大好きなバンドだった。最近の彼らにはファンの一人として苦言を呈したい....。もう企画物はうんざりである。いつまで昔の遺産で食っていくつもりなんだろうか?ファンの方の意見が聞きたい...。

MOTLEY CRUE-Dr. Feelgood ★★ (2003-12-05 00:09:00)

僕はこの作品を発売日の一日前に買ったが、もう一発で好きになった作品である。「ガールズ~」もなかなかの出来だったが、それをはるかに上回る完成度に当時は軽く100回以上は聞いた記憶はある。とにかくこの作品で、ボブ・ロックは有名になった....。そして彼らも、一回り大きな存在になった....。当時が懐かしい...。この作品までの彼らの作品は、とにかく全部大好きである。最高のサウンド・プロダクションである。コメントは必要がない、超名盤である。

MOTLEY CRUE-Mötley Crüe ★★ (2003-08-27 22:31:00)

久々に聴いたけど、やっぱりいいねこのアルバムは。結局ヴィンスが戻っても駄目だったという一つの結論が出た「ニュー・タトゥー」と比較しても、この作品の方がはるかにいい。サウンド・プロダクションが良いし、曲も結構練られていて、隠れた名盤のような気がする。結局「ニュー・タトゥー」は、何が大事かという事を深く考えずに、安易に路線だけを昔に戻そうとするから失敗したのである。一度ピークを迎えたバンドが蘇生するには、いくつかの条件が必要になるが、バンドとしての意気込みも全然感じられなかったし、「ニュー・タトゥー」では完全に裏切られた思いでいっぱいである。でも、ジョン・コラビはいい仕事してるね。いい曲多いよ、このアルバム。

MOTLEY CRUE-New Tattoo ★★ (2005-01-18 00:08:00)

デフ・レパードが問題作である「スラング」から、従来路線の「ユーフォリア」に路線を戻した時と、実は状況がよく似ている。やっぱり自分達らしさは、こうなんだと完全に開き直れなかった分、デフレパードとは少し結果が異なった。らしさとは一体何なのか.......。もし前作「ジェネレーション~」がセールス的に成功していたならば........このような内容にはならなかったはずである。路線だけ戻しても.....楽曲が悪ければ何にもならない。市場を考える事は重要ではあるが、アーティスト自身がビジネスマン化しすぎるのも問題である。僕はこの作品から、何も感じなかった。単に楽曲が弱いという問題ではない....。

MOTLEY CRUE-Red, White & Crüe ★★ (2005-07-18 23:36:00)

こういった金もうけの企画物(勿論、ベスト盤も含む)には、はっきり言ってうんざりである。適度にマイナーなバージョンを入れるやりかたにも、うんざりである。収録曲はいつもの感じだし、単に3~4曲入りのミニ・アルバムでよかったのではないだろうか?
友人に借りて視聴したが、それは購入するほどの価値が無いと判断したからである。ホントの復活ならば、オリジナル・アルバムですべきである。何故「ニュータトゥー」が失敗したのかも、全く考えていないようだし.......先は決して明るくないね。ファンだから、苦言も言いたくなる.....。

MOTLEY CRUE-Shout at the Devil ★★ (2005-08-15 21:50:00)

ある意味一番モトリーらしいアルバムではないだろうか?楽曲は、非常に硬派である。装飾もあまり無いが、楽曲のセンスはピカイチである。「ドクター~」までの作品はどれもが名盤である。この作品には、いい意味での若さがあふれている。

MOTLEY CRUE-Supersonic and Demonic Relics ★★ (2004-06-25 22:50:00)

アウトトラックやミニ・アルバム収録の楽曲をかき集めた企画物だけど、案外これはいい。やっぱり昔に作った曲の方がいい.....という事は、最近の作品の出来が悪いという事である。「ニュー・タトゥー」の最大の失敗は、自分達らしさを安易に取り戻そうとした所にある。ファンの為といえば聞こえは良いが、中身の薄い内容にはたとえファンであっても納得できない。やはり的確な助言ができる人が、こういったバンドには必要不可欠である。

MOTLEY CRUE-Theatre of Pain ★★ (2005-01-19 23:36:00)

当時も今も評価は決して高くないが、僕はこの作品好きである。「ジェネレーション~」や「ニュータトゥー」と比較すれば分かりやすいが、サウンドに妙な計算が存在しない。過去を否定せず時代を意識しすぎていないという点では、前作からの流れや次作への流れが明確である。実はこれが重要である。突然変異の裏には、必ず何かが存在する。一流には、突然変異が存在しない.....。楽曲も悪くないし、この作品は過小評価されている気がする。

MR. BIG ★★ (2004-08-03 22:50:00)

2ndアルバムの爽快感は、やはりバンドとしてのまとまりがなせる業であった事に、後で気づかされるのである。このバンドのサウンドを聞いてると、たまに息苦しくなる時がある。人間関係というキーワードは、どこの世界にも存在し大きな影を落としている。正義が必ず勝つのであれば、問題解決は案外早い気がする。しかし、この問題は想像以上に根が深い。プライドを簡単に捨てれる人間なんて、そんなに存在しない。何が民主主義なのか?閉鎖的な空間で、この問題に明確な答えを出せる者なんているのだろうか?再結成は、不可能ではないと僕は思う。でもそこには、個人の損得無しで本気で動いてくれる第三者の存在が必要不可欠である。


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