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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 801-850
AMORPHIS-Skyforger
BARREN EARTH-The Devil's Resolve
BARREN EARTH-Curse of the Red River
OPETH-Watershed-The Lotus Eater
OPETH-Watershed
OPETH-Damnation
OPETH-Deliverance
Blackwater Park-The Leper Affinity
OPETH-Blackwater Park
OPETH-Ghost Reveries
ENSLAVED-Ruun-Ruun
ENSLAVED-Ruun-Path to Vanir
ENSLAVED-Ruun
ENSLAVED-RIITIIR-Forsaken
ENSLAVED-RIITIIR-Storm of Memories
ENSLAVED-RIITIIR-Materal
ORPHANED LAND-All Is One-All Is One
FREAK KITCHEN-Move
ENSLAVED-RIITIIR-Roots of the Mountain
ENSLAVED-RIITIIR-Death in the Eyes of Dawn
ENSLAVED-RIITIIR-Thoughts Like Hammers
LULLACRY-Vol. 4-Perfect Tonight
LULLACRY-Vol. 4-Stranger in You
LULLACRY-Vol. 4
LULLACRY-Crucify My Heart-Alright Tonight
LULLACRY-Crucify My Heart
REDEMPTION-This Mortal Coil-Path of the Whirlwind
MY DYING BRIDE-Turn Loose the Swans
MY DYING BRIDE-The Angel and the Dark River
YNGWIE MALMSTEEN-The Seventh Sign-Hairtrigger
YNGWIE MALMSTEEN-The Seventh Sign-I Don't Know
RAMMSTEIN-Reise, Reise-Amerika
PORCUPINE TREE-Deadwing-Shallow
PORCUPINE TREE-Deadwing
ENSLAVED-RIITIIR-Riitiir
KATATONIA-Viva Emptiness
KATATONIA-The Great Cold Distance-Deliberation
KATATONIA-Night Is the New Day-The Longest Year
KATATONIA-Last Fair Deal Gone Down
KATATONIA-Dead End Kings-Lethean
KATATONIA-Dead End Kings-The Parting
KATATONIA-Dead End Kings-Dead Letters
KATATONIA-Last Fair Deal Gone Down-Tonight's Music
KATATONIA-Last Fair Deal Gone Down-Sweet Nurse
KATATONIA-Last Fair Deal Gone Down-We Must Bury You
IRON MAIDEN-The X Factor-Lord of the Flies
IRON MAIDEN-The X Factor-Sign of the Cross
KATATONIA-Dead End Kings
IRON MAIDEN-The X Factor-Man on the Edge
IRON MAIDEN-The X Factor
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AMORPHIS-Skyforger ★★ (2014-02-13 01:50:19)

9th。ややダークで耽美な作風だった前作から一転、音作りも含めその前のEclipseに近い雰囲気が戻ってきた。より力強くエモーショナルに歌いあげるトミのVoやアップテンポ調の曲が挟まることでメリハリがつき、前作の難点を克服してAMORPHIS流のメランコリックな悲壮感に満ちたサウンドを打ち出す。ただメロディに磨きをかけた一方でデス度合いは控えめになり、その点でやや物足りなさが残る。5のような迫真の獰猛さがもう少し他の曲でも明確に盛り込まれたほうが劇的な起伏がついてよくなると思う。

BARREN EARTH-The Devil's Resolve ★★ (2014-02-13 00:33:39)

MASTODONなどを手がけたポール・ロマノ氏による不気味なアートワークが印象的な2nd。硬質さが強めだった前作よりもレトロにくすんだ音作りになって微妙にプログレ度が増した感じがするものの基本的には前作とほぼ同路線。混沌渦巻くアンダーグラウンドな世界観はOPETHを大いに彷彿させつつも、キャスパーのKeyを筆頭としたメランコリックなメロディのアレンジが強めでAMORPHISベースであることを主張しているところがいい。前作が気に入ればマストバイだが、良くも悪くも変化が少ないので衝撃度は前作に譲るか。

日本盤はアルバム未収録の2曲とEP「Our Twilight」からの2曲を加えた計4曲ものボーナストラック入りでかなりお買い得なのでおすすめ。

BARREN EARTH-Curse of the Red River ★★★ (2014-02-12 23:16:39)

AMORPHISやMOONSORROWなどフィンランド・メタル界のツワモノが集う豪華プロジェクトの1stデビュー作。時折民俗調のメランコリーを交えた70年代ルーツの混沌プログレッシヴ・デスを展開し、多く指摘されるようにおおまかなサウンドとしてはOPETHとAMORPHISの中庸を行く感じ。叙情的なGワークを見せるサミ・ウリ・シルニオ(KREATOR,WALTARI)の活躍だけでなくキャスパー・マーティンソン(元AMORPHIS)によるヴィンテージ感溢れるKeyも重苦しさの中に彩を添えており、聴き所の一つになっている。日本盤が出てもおかしくないほどの完成度の高さだ。

OPETH-Watershed-The Lotus Eater ★★★ (2014-02-09 21:05:43)

長閑でマッタリしたイントロから一転ブラスト炸裂(それに美麗なクリーンVoを乗っけるセンスに脱帽!)、極悪パートへ叩き落す極端な落差に撃沈。メロウなセクションを挟んだ中盤からはジャジーなインストという意外な展開を見せ、アレンジの多彩さが垣間見える。

OPETH-Watershed ★★ (2014-02-07 01:24:24)

GとDs奏者が交代し新たな布陣で挑む9th。ヴィンテージ的なプログレ・デスという基本的なサウンドはそのままに、Keyのフィーチャー度合いが増したことや女性Voの導入などこれまでとは違う側面もちらほら。以前のような複雑さは控えめにブルータルな凶暴さとメロウな美麗さのコントラストもハッキリとしていて前作以上に聴きやすさが増した一方、不条理な暗黒性が後退しているのでそこで賛否が分かれるところかも。以前の作品ほどの衝撃はないものの、この混沌と幽玄美が交差するサウンドは相変わらず引き寄せられる。

OPETH-Damnation ★★★ (2014-02-07 01:11:15)

前作「Deliverance」とは対の関係をなす7th。メロトロンの本格的な導入に加えアナログ的な丸みと暖かい聴き心地をもたらす音作り、そしてデスVoやメタルサウンドの撤廃によってまるでCAMELやPORCUPINE TREEを思わせるブリティッシュな香り漂う上質な抒情プログレに仕上がったのが最大の特徴で、OPETHとしては異色の変化球作品。3や7など曲によっては今まではサブウェポン的な扱いの多かったアコGがメインとなる場面も。

前作では凄惨極まるグロウルを轟かせていたミカエルも今作では一切咆哮せず一貫して甘く慈愛に満ちた美麗クリーンVoで歌っている。ほんのりと大人の色気を覗かせる美声は思わず溜息を漏らしてしまうほどに素晴らしく、通して聴いているとメロウなサウンドと相まって耳がトロけそうになる。基本的に穏やかさが中心になっているが1のミドルセクションのように時折覗かせる不協
…続き

OPETH-Deliverance ★★ (2014-02-07 00:43:07)

前作から短めなインターバルを挟んでリリースされた6th。轟々と響く2バス連打の頻度上昇や分厚い音圧と確かにダーク・ヘヴィな側面を強く押し出した作品なのだが、実際のところはそこまで極端にブルータルさに特化したわけでもなく(メロウな表情も頻度は少なめだけどちゃんと登場するし・・・)、今までよりは幾分ヘヴィだけど基本部分は変わらずいつもどおりのOPETHといった感じ。ミカエルの咆哮もますます醜悪なエグさに磨きが掛かっていてたまらなく、また自身の操る情緒溢れるリードGワークも注目どころ。

Blackwater Park-The Leper Affinity ★★★ (2014-02-07 00:31:26)

執拗に繰り出される不安な気持ちを駆り立てるような音階のリフが感覚を狂わせ、無意識のうちにグイグイと深みに引き込まれる。長丁場ながらも淀みのない展開が見事。

OPETH-Blackwater Park ★★★ (2014-02-07 00:27:03)

亡霊がおぼろげに佇む薄暗い霧の立ち込める朽ち果てた死の森と、その足元に広がる毒々しく黒ずんだ澱み。トラヴィス・スミスによる薄気味悪くも壮麗なアートワークの世界観を見事に描写した、"黒水公園"という愛称でも親しまれる(?)傑作の5th。

じりじりと神経を捻るフレージングの繰り返しでどこまでも執念深く追い込まれるような感覚に陥るリフワークを筆頭に渦巻く混沌の暗黒プログレの躍動感、ふと訪れるひと時の安らぎのようなアコGの静寂を巧みに組み込む音楽性は前作と同様だが、静動の落差をより強調したダイナミクスと淀みなく進むテンポの良さ、技巧的なアンサンブルが引き立つ端整な音作りと美点が軒並み向上。PORCUPINE TREEのスティーヴン・ウィルソン氏によるプロデュース効果で一層洗練された薄暗く霧深いヴェールに包まれた幽玄美に心をつかまれること間違いなし。頭からラストまで7~10分超の大曲
…続き

OPETH-Ghost Reveries ★★★ (2014-02-06 23:59:02)

「Roadrunner」レーベルへの移籍後の第一弾となる8th。Key奏者が正式に加入したことでメロトロンやハモンドも多く聴かれ、⑥などに顕著なようにヴィンテージ・プログレ方面へのアプローチが強くなったが禍々しくも美しい暗黒世界はしっかりと健在。美と醜の二重人格的な極端さが素敵なミカエルのVoに関しては今までどおり文句なしで、魅惑的なクリーンVoパートが若干多く聴かれるところは個人的にはうれしいポイント。メロディも比較的掴み易くなっていて以前よりも聴きやすくなった気がする。

ENSLAVED-Ruun-Ruun ★★★ (2014-02-06 23:05:37)

やや無表情気味に語るようなクリーンVoが随所で顔を出す、禍々しくもどこかスピリチュアルな空気を湛えたスロー曲。かなりプログレッシヴな雰囲気が強め。

ENSLAVED-Ruun-Path to Vanir ★★ (2014-02-06 23:00:41)

グラトル氏の粗暴な咆哮が響き渡る荒涼としたミドルナンバー。うっすらと冷気を帯びた静寂パートでの無常感が印象的。

ENSLAVED-Ruun ★★ (2014-02-06 17:18:44)

最新作が気に入ったので遡って聴いてみた。現編成になっての第二弾となる9thで全体的に4分台、長くても6分強とややコンパクト目な纏まり。近年の作品ほどプログレ度合いは強く押し出されていないためペイガニズム溢れる邪気やアグレッションが支配的だが、時折覗かせる浮遊感を湛えた静けさ、Keyやおぼろげなクリーン歌唱が醸す独特のアトモスフェリックな空気にハッとさせられる。

ENSLAVED-RIITIIR-Forsaken ★★★ (2014-01-18 23:51:50)

冷たく霧がかった空気に包まれたイントロに導かれ、勢いのあるテンポで突き進みながら最後はまさかのアンビエントなポスト・メタル的な幕引きで意表をつくアヴァンギャルドな長編大作。深い余韻を残して静かに引いていくエンディングの美しさに溜息が漏れる。

ENSLAVED-RIITIIR-Storm of Memories ★★ (2014-01-18 23:42:44)

グリグリ捻られて感覚が麻痺しそうなリフレインが3分ほど続き、それから本編に突入する長尺ナンバー。割と淡々としたミドル曲だがトレモロやブラストが炸裂する粗暴さと幻惑的なメロウさが支配する酩酊空間が交互に現れては表情豊かに彩る。

ENSLAVED-RIITIIR-Materal ★★ (2014-01-18 23:28:30)

不気味な儀式を思わせるトライバル調のリズムで進行する7分台の曲で、転調こそは控えめだが色々と表情を変えてくるのでダレない。中盤以降の情緒溢れるGソロとゆったりと歌いあげるようなエルブランの美声が映える独唱パートが特に印象づけられる。

ORPHANED LAND-All Is One-All Is One ★★★ (2014-01-18 22:43:02)

この上ない神々しさに包まれた7拍子のOPトラック。平和を願うポジティブな光に浄化されるような雰囲気。

FREAK KITCHEN-Move ★★ (2014-01-18 22:34:18)

天才(奇才?)ギタリストマティアス”IA”エクルンド率いる3ピースバンドの4th。マティアス自身が歌う(これが上手い!)キャッチーなメロディ満載のヘヴィ・ロックだが、遠慮なくブッ込む変拍子やら常人には理解不能のギミック炸裂のGと相当ヘンテコな個性を発揮。特にこの色々な意味でぶっ飛んだGソロは必聴モノ。個性はさすがだがアルバム全体を通して丸々ヘヴィネス一色でややダレを感じるところが唯一の難点で、毛色の異なる雰囲気がもうちょっとあればメリハリがついてよくなると思う。

ENSLAVED-RIITIIR-Roots of the Mountain ★★★ (2014-01-18 22:14:26)

最もアグレッシヴでブルータルな勢いを感じさせつつ解き放たれるように広がる美しく高揚感のあるコーラスパートのスケール感に圧倒される、変化球に富んだ長尺ナンバー。中盤に差し掛かってきたあたりで切り込むアイス・デイルのGソロが悶絶級に素晴らしい!

ENSLAVED-RIITIIR-Death in the Eyes of Dawn ★★★ (2014-01-18 21:56:54)

北欧トラッド・フォークな趣の土着性がサイケ空間にゆらゆらと漂う、何とも形容のし難い雰囲気を放つ曲。歌心をこめた叙情的なクリーンVoパートの求心力はかなりのもの。メロウなGソロから突如カオティックな急降下を繰り出す展開もなかなかスリルがあってカッコいい!

ENSLAVED-RIITIIR-Thoughts Like Hammers ★★★ (2014-01-18 21:49:41)

重苦しくドゥーミーな空気をまといながら邪悪な咆哮と荘厳なクリーンVoパートの対比などが静と動のダイナミックな展開とともに複雑に繰り出される、OPにして圧巻の大作ナンバー。アナログ的ながらも古臭さを感じさせないメロトロン風の音色を奏でる鍵盤も存在感抜群で、楽曲の持つスケールをより一層高める効果を果たしている。

LULLACRY-Vol. 4-Perfect Tonight ★★★ (2014-01-18 21:41:12)

まさにライヴを思わせるような臨場感あふれるサウンドとノリが魅力的。聴いているだけで自ずとヘドバンを誘われる感覚だ。

LULLACRY-Vol. 4-Stranger in You ★★★ (2014-01-18 21:37:04)

何とも悩ましく甘ったるい歌いまわしが好き者にはたまらないであろう、極上のキャッチーメロがダイナミックに炸裂するコーラスにKOされる必殺曲。

LULLACRY-Vol. 4 ★★★ (2014-01-18 21:33:27)

タイトルどおりの4th。前作と同路線ながらもさらに完成度の高い一品に仕上がっている。ターニャ嬢のVoは特にハジけており、ワルっぽさの滲む歌いまわしに小悪魔的な魅力をのぞかせる。元気のいいR&Rナンバーを中心にサクサク聴けるテンポのよさは前作同様で、パワフルでラウドな音圧で迫る生々しいサウンドも相まって変なタルさを感じさせない気持ちよさがナイス。

LULLACRY-Crucify My Heart-Alright Tonight ★★★ (2014-01-18 21:20:54)

アルバム一発目として十分なキャッチーさとインパクトを持つ、ひたすら元気一杯にドライブするノリノリOPチューン。

LULLACRY-Crucify My Heart ★★ (2014-01-18 21:16:39)

3rd。Voがターニャ・ライニオ嬢にチェンジしたが基本的な路線に変化なし、CHARONの女性Voバージョンといった感じのほどほどにメランコリック&キャッチーなサウンドを炸裂。ターニャのVoも前任者とそんなに変わらない印象で、どことなく相川七瀬に似た感じのキュートで溌剌とした歌声で魅了。ゴスというほどシケた雰囲気ではなく普通に女性Voハードロックといった親しみやすい音なので聴きやすい。タフなヘヴィネスでしっかりとメタリックな主張を忘れないGもいい仕事している。

REDEMPTION-This Mortal Coil-Path of the Whirlwind ★★ (2014-01-13 00:09:54)

SLAYERを彷彿させるような不穏な粘質リフになだれ込むようなDsと、メロディアスさを抑え目にかなりダークなメタル度合いの強めなOPトラック。折角のカッコよさなのだから歌メロにも主張が欲しかったところ。

MY DYING BRIDE-Turn Loose the Swans ★★★ (2014-01-12 23:53:59)

これぞ究極の絶望・鬱の世界といえる2nd。いきなり葬式かと錯覚してしまいそうなOPトラックの1から沈み具合はすさまじく全編ドゥーミーで重厚な大作スローナンバーという統一感のある流れで、じっくりとこの上ない悲哀と虚しさに満ちた深い淵へと引きずり込んでいく。失意に嘆くような普通声とあらゆる負の感情を吐き出す醜悪グロウルの二刀流をこなすVoの存在も深い絶望へ誘っているかのようで、これらと相まってますます希望の欠片など見えない閉塞的な圧迫感に打ちのめされる。死にたくなるような鬱気分に浸るには最高の一枚。

MY DYING BRIDE-The Angel and the Dark River ★★ (2014-01-12 23:29:26)

3rd。前作の徹底した陰鬱ムードを引き継ぎつつ、デスヴォイスを封印して嘆くような普通声(ただしかなりクセが強め)が主体になったこと、そしてヴァイオリンのフィーチャー度が上がった結果ストレートな絶望感は若干和らぎ、その代わりどこか虚しい妖しさが漂うような感触になった。ひたすら出口のない迷路をさまよい続ける感覚に陥るような濃ゆい虚無感に浸りつつ、そのムードを台無しにすることなくそれでいて絶妙な起伏のつけ方も単なる雰囲気モノに留めない工夫となっていて効果的。

YNGWIE MALMSTEEN-The Seventh Sign-Hairtrigger ★★ (2014-01-04 23:24:00)

ワイルドに唸るリフがカッコいい。マイク・テラーナの硬質なドラムワークもナイス。

YNGWIE MALMSTEEN-The Seventh Sign-I Don't Know ★★ (2014-01-04 23:21:03)

お馴染みのジミヘン系統のブルージーなロック・ナンバーだが、なかなかポップな聴きやすさがあっていい。

RAMMSTEIN-Reise, Reise-Amerika ★★★ (2014-01-04 23:14:18)

異様なまでに中毒的なキャッチーさのあるコーラスは歌いたくなること請け合い。アメリカ賛美?否、その真逆をいく皮肉満載の歌詞も強烈。

PORCUPINE TREE-Deadwing-Shallow ★★★ (2014-01-04 22:51:35)

攻撃性を剥き出すかのようにグランジーに歪んだリフの迫力に圧倒。エフェクトで曇らせたVoも相まってモダンなヘヴィ・ロックのような雰囲気。

PORCUPINE TREE-Deadwing ★★★ (2014-01-04 22:48:32)

OPETHの名作Blackwater Parkのプロデュースに携わったことでも知られるスティーヴン・ウィルソン率いるバンドの8thにして日本デビュー。時にグランジ/オルタナ的なまでに荒々しく攻撃性に満ちた硬質サウンドとメロトロンやエレクトロニクスによるゆらゆら漂うような酩酊を誘うサイケデリックでおぼろげなメロウさが織り成すネオ・プログレを展開し、その対比にぐいぐいと引き込まれる。現代的なサウンドアプローチで古典的なプログレをアップデートしたような趣が魅力的だ。

ENSLAVED-RIITIIR-Riitiir ★★★ (2014-01-04 21:27:41)

手数の多いドラムワークとともに神経を捻るようなリフがなだれ込む、アルバム中最も短い(といっても5分半ぐらいはあるが)タイトルトラック。奇怪なリフだけでなく多重録音による荘厳な響きの詠唱パート、中盤からの転調と聴き所は他の曲に劣らない。

KATATONIA-Viva Emptiness ★★ (2014-01-01 00:34:51)

モノトーンのジャケの寂寥感がバンドのイメージにぴったりな6th。基本的に今までどおりなのだがややソフトだった前作よりもサウンドが格段に分厚くヘヴィでハードになり、3rd以降の作品の中でもかなり攻撃的な雰囲気だ。いつになくガツガツと攻めるリフやドラムスが主張していく感覚はかっこいいが、そのぶん憂鬱なメロウさがやや後退気味なのでこの点はやや好みが分かれるところかも。

KATATONIA-The Great Cold Distance-Deliberation ★★ (2014-01-01 00:22:55)

結構ハードなバッキングに対して終始淡々としたVoメロディ。即効性は決して高くないが病み付きになる。

KATATONIA-Night Is the New Day-The Longest Year ★★★ (2014-01-01 00:17:47)

静かなムードから躍動感のあるバンドサウンドへのダイナミックな移行がかっこいい。バッキングで微妙に塗されているエレクトロ風味もなかなかの隠し味。

KATATONIA-Last Fair Deal Gone Down ★★ (2013-12-30 22:47:08)

5th。専任メンバーを迎えて本格的なバンド体制になったことで前作以上に音像がタイトになり、明らかにグレードアップした。憂鬱な気持ちを一杯一杯に抱えているような根暗Voといい、ほのかに湿っぽい暗さを帯びたGメロによる内省的で沈鬱な雰囲気は何度も聴いていると気分が沈みこんでいきそうだ。これ以降の作品と比較するとちょっと深みに欠ける印象だが、3や4などはなかなかいい曲。

KATATONIA-Dead End Kings-Lethean ★★★ (2013-12-28 00:53:25)

タイトなリズムに乗りメランコリックに彩るミドルナンバー。後半にはKATATONIAにしては珍しくGソロも登場し、さりげなく意外性も見せる。

KATATONIA-Dead End Kings-The Parting ★★ (2013-12-28 00:47:59)

今までに無いほどに強くなったシンフォニックなアレンジに賛否が分かれるかもしれないが、この悲しくもマイルドな心地よさがたまらない。

KATATONIA-Dead End Kings-Dead Letters ★★ (2013-12-28 00:42:16)

アルバム本編を締める曲で、これまでの流れの中ではやや異色なぐらいにヘヴィで従来のKATATONIAらしい感じがする。アグレッシヴなリフ攻めとメロウなパートが行き交う展開もスリルがあっていい。

KATATONIA-Last Fair Deal Gone Down-Tonight's Music ★★★ (2013-12-28 00:37:51)

ふわふわと虚しく漂うような沈鬱ムード。聴いているだけで気力が消え失せるようなこの虚無感はすごい。

KATATONIA-Last Fair Deal Gone Down-Sweet Nurse ★★ (2013-12-28 00:29:58)

他の曲と比べて比較的ライトな感じであるが、それでも明るくなりきれていないところがKATATONIAらしいところ。

KATATONIA-Last Fair Deal Gone Down-We Must Bury You ★★ (2013-12-28 00:27:21)

苦悩と救いようのない悲しさに満ちた歌詞の重たさに気分は一層ダウン。3分に満たない短い曲ながらも強烈。

IRON MAIDEN-The X Factor-Lord of the Flies ★★ (2013-12-26 19:46:01)

アルバムの中では比較的シンプルな部類に入る、ややアップテンポな曲。飛び抜けているわけではないものの、Voラインがなかなかキャッチーで好印象。

IRON MAIDEN-The X Factor-Sign of the Cross ★★★ (2013-12-26 19:40:42)

OPからいきなりこの手か、と思わされる10分超の力の入った大作ナンバー。案の定ブレイズの平坦なVoに違和感アリだが、それすら忘れてしまうほどのドラマティックな展開の数々はかなりの悶絶ポイント。

KATATONIA-Dead End Kings ★★ (2013-12-26 19:21:40)

個人的にトラヴィス氏の作品の中でも最高のデザインだと思う退廃ジャケがすばらしい9thで、メンバーチェンジを経ての今作は前作の流れをある程度汲みつつも変化が見られる。具体的にはサウンド自体が硬質でやや軽めになったことでヘヴィネスやダークさがぐっと薄れ、さらに前作ではピンポイントで組み込まれていたアンビエントなエレクトロニクス/ストリングスのアレンジを、時にはバンドサウンドすら追いやるほどに全面的に押し出したことも相まって暗黒耽美成分はかなり抑え目に。ハッキリ言ってしまえば現代的なオルタナ~ポスト・ロック寄りのアプローチが強めなのが特徴で、最近のANATHEMAをちょっと暗めにしたような感じかも。

この思い切った作風の転換に賛否が分かれるかもしれないが、穏やかなムードとヨナスの癒しヴォイスとの相乗効果が醸す独特のアンニュイな聴き心地は相変わらず健在。確かに決め手に欠ける印象は否
…続き

IRON MAIDEN-The X Factor-Man on the Edge ★★★ (2013-12-23 23:01:35)

今のMAIDEN以上にスピーディでアグレッシヴな勢いに満ちた疾走ナンバー。ブレイズもこういう曲なら全然問題なくハマっていていい。

IRON MAIDEN-The X Factor ★★ (2013-12-23 22:58:17)

ブルースが脱退し元WOLFSBANEのブレイズ・ベイリーが加入するも、肝心の歌唱力がアレだのモミアゲ(?)だの散々な言われ様だった問題作の10th。半ば怖いもの見たさ感覚で聴いてみると、ブレイズのノッペリしたVoは確かにシリアスな大作曲にはミスマッチだし全体的にパッとしない暗めな雰囲気もそれを助長しているような気もするのだが、意外にもそこまで印象は悪くない(少なくとも冒頭の3曲は普通にいい曲だと思えた)。ここに来てぐっとプログレ寄りになった楽曲も、パターンというか表情や色合いが似通っているのが難点だがなかなかの聴き応え。さすがに名作というには難しいが、十分佳作といえる範囲かと。


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