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ハルディンさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1-50
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SOLAR FAKE-Frontiers-Under the Skies ★★ (2018-07-03 00:24:20)
初っ端からノリ良くメランコリックに聴かせるOP曲で、所々入るピアノが美味しい。スヴェンの低音声で歌われる滑らかに流れるような美メロに酔いしれる。
SOLAR FAKE-Frontiers ★★★ (2018-07-03 00:13:23)
3年ほどのスパンを置いて制作された2作目。前作と同様にスヴェンが自らプロデュース/アレンジ/エンジニア関係の全てをこなしている。
デビュー作と同じく前2バンドとは全く方向性の異なるエレクトロ/フューチャーポップ路線を展開しており、ミッドテンポの②や⑩のようにやや実験的な印象のダークでダウナーな雰囲気を一部引き継ぎつつも、VNV NATIONとのツアー経験に触発されたのかサウンドの厚みが増してEBM色の濃い曲を主軸にアッパーなノリのハイテンポの曲が増え、全体的にノリの良いキャッチーさが増強。前作からのフォローアップとして申し分のない仕上がり。
躍動感溢れるドラムビートによる肉体的なノリとキャッチーさが耳に叩き込まれるポップチューンの③、折り重なるトランシーなシンセの美メロと物憂げなVoラインのドリーミーな聴き心地が中毒になる極上フューチャーポップ曲の④、一際歪み
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SOLAR FAKE-Broken Grid ★★ (2018-07-02 23:58:18)
ZERAPHINEでの活動の傍らで2006年頃に発足しバンド活動がやや一段楽した所で満を持してデビューを果たすジャーマン・ゴシック業界を代表するイケメン・フロントマン、スヴェン・フリードリッヒによるサイド・プロジェクトSOLAR FAKEの1stアルバム。
メインバンドのZERAPHINEやその前のDREADFUL SHADOWSと音楽性のベクトルこそ若干異なれども一貫して質の高いゴシック・メタル/ロックサウンドを作り上げてきたスヴェンが新たに手がけるのは、COVENANTや初期VNV NATION等を思わせる薄暗く憂いを湛えたEBM/フューチャーポップと上記バンドとは全く異なるスタイル。EBM特有の厚みのあるダンサブル&キャッチーなグルーヴとDREADFUL SHADOWS時代から脈々と受け継がれる耽美メロが融合し、美しくメランコリックに酔わせつつも時には②や⑥のようにダ
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VNV NATION-Matter+Form-Chrome ★★★ (2018-05-13 23:47:40)
インダストリアルなサウンドに埋もれることなく主張するメロディの小刻みよいキャッチーさ、よりアタックを強めてグルーヴィーに揺らすDsと進歩したVNVサウンドを見せ付けるOPナンバー。問答無用にテンションがあがりまくりで最高。
VNV NATION-Empires-Fragments ★★ (2018-05-13 23:24:24)
緊迫した空気に満ちたダークで硬派なEBMナンバー。メロディアスな曲がメインの本作の中では異色だが、バンドのルーツを垣間見える。
VNV NATION-Empires-Standing ★★★ (2018-05-13 23:21:31)
リードシンセのスペーシーなメロディを主軸に4つ打ちDsの踊れるグルーヴ、控えめながらも哀愁に満ちたVoライン。これぞフューチャー・ポップの王道というべき曲。
VNV NATION-Empires-Saviour ★★★ (2018-05-13 23:16:07)
本作中最長の7分ほどに及ぶトランシーなインストナンバー。中ほどに差し掛かってきた辺りからぐっと音数が増えて盛り上がってくる所がポイント。ちなみにボーカル入りバージョンもあり。
VNV NATION-Automatic-Space & Time ★★ (2018-05-13 23:08:38)
Pad音の煌びやかなリードメロディに導かれ、ひたすらポジティブなムードに浄化される極上のオープニングトラック。これを聴くと元気が湧いてくる。
SOLAR FAKE-Reasons to Kill-Face Me ★★ (2018-04-24 01:52:17)
抜けが良く低音の利いた4つ打ちのグルーヴが心地よいテクノ/ハウス寄りの曲。淡々とクールな面持ちのヴァースから一転ハーシュVoで荒々しく攻撃的に攻めるコーラスのわかりやすい対比でダイナミックに聴かせるのもいい。
SOLAR FAKE-Frontiers-Such a Shame ★★ (2018-04-24 01:22:06)
UKニューロマ/シンセポップグループのTALK TALKのカヴァー曲。原曲に忠実だがこのバンドらしくEBMやトランス的なアレンジを施して現代的でノリノリな仕上がり。
SOLAR FAKE-Another Manic Episode-All the Things You Say ★★★ (2018-04-24 01:12:54)
重厚なエレクトロサウンドが織り成す徹頭徹尾メランコリックな美メロの洪水ぶりに悶絶する、スヴェンの魅力を存分に引き出した必殺ナンバー。
SCREAM SILENCE-Aphelia-My Tenebrous Illusion ★★ (2018-04-24 00:58:37)
シンセは少し控えめにしてGサウンドをいくぶん強調したゴシックロックナンバー。HIMとTHE CUREの中間みたいな雰囲気かも。
SCREAM SILENCE-Saviourine-Beloved Sweet Curse ★★★ (2018-04-24 00:37:09)
これもCreedと同じくキャッチーでアップテンポ目の曲調で、アルバム後半で光るキラー曲。煌びやかなシンセで彩るイントロから引き込まれる。
DREADFUL SHADOWS-Beyond the Maze-Fall ★★ (2018-04-24 00:30:17)
音が軽めなのが気になるが、翳りを帯びたメロディの滑らかさと躍動感溢れるノリで聴かせるアップテンポ曲。所々ヴァイオリンが絡んでくるのもいいスパイス。
DREADFUL SHADOWS-Buried Again-Everlasting Words ★★★ (2018-04-24 00:27:01)
荒涼としたバッキングに乗せる妖しげにうねるエキゾチックなリフ使いが印象的なミドルナンバー。淡々としつつも時には荒々しく吼え、悲壮感たっぷりに歌い上げるスヴェンのエモーショナルなVoがダイナミックに盛り上げてくれる点がGOOD!
DARKANE-Insanity-Third ★★★ (2018-04-24 00:19:17)
ピーターの超絶ドラム捌きが存分に堪能できるキレッキレの突進力がとにかく気持ち良い、スラッシーなスピードナンバー。たまらん!
DARKANE-Insanity-Calamitas ★★ (2018-04-24 00:15:28)
Calamitas(Calamity=災厄)というタイトルの如く美しくも不穏な空気に満ちた、シンフォニックなイントロダクション。期待を煽るに十分。
RICK ASTLEY-Whenever You Need Somebody-Together Forever ★★★ (2018-01-20 20:41:07)
癖のない爽やかなポップさといい感じに踊れるディスコビートが中毒的なリピートを誘発。やたらソウルフルなリックのVoも結構ツボる。
SCREAM SILENCE-Elegy-The Sign ★★ (2018-01-19 23:56:23)
前作のOP曲とほぼ同様のパターンながらも、クラシカルな美麗さを増強してメロウな味わいを強化した仕上がり。妖しくねちっこく歌い上げるVoも相変わらずお耽美でよろしい。
PARADISE LOST-Shades of God-As I Die ★★★ (2018-01-19 23:41:28)
妖しく揺らめくアルペジオの耽美さが印象的な、ゴシック/デス期の名曲。鬱々とした空気に木霊するニックの悲痛な叫びが強烈。
SOLAR FAKE-Broken Grid-Here I Stand ★★★ (2017-12-29 22:41:26)
「Empires」の頃のVNV NATIONを彷彿させる、哀愁エレクトロニック・ポップナンバー。ほんのり心地よい倦怠美メロに酔いしれながら踊りたくなる良曲。
SOLAR FAKE-Frontiers-Why Did I Raise the Fire ★★ (2017-12-29 22:34:27)
COVENANTを思わせるマシーナリーかつ退廃的なムードが支配する、インダストリアル色強めのミドルナンバ-。荒々しく歪んだスクリームが轟くコーラスが激しい怒りを剥き出す。
DARK TRANQUILLITY-The Gallery-Silence, and the Firmament Withdrew ★★ (2017-12-28 23:32:10)
情緒溢れるリフのメロディが印象的なミドルナンバー。2分半ほどの短さなので聴いているとあっさり終わってしまうが、工夫を凝らしすぎたりして間延びするよりはいいと思う。
SOLAR FAKE-Another Manic Episode-I Don't Want You in Here ★★★ (2017-06-10 23:23:13)
アッパーなノリが続いたところでクールダウンを誘う曲で、ダブステップ調の重厚なグルーヴとメランコリックな浮遊感が見事に調和している。仄暗いメロディを淡々と歌うスヴェンの美声が心地よく響く。
SOLAR FAKE-Frontiers-Where Are You ★★ (2017-06-10 23:07:57)
ZERAPHINE時代の名残を強く感じさせるメランコリック・ナンバー。ピアノの主旋律や切々と歌いあげるメロディから哀愁ダダ漏れ。
SOLAR FAKE-Frontiers-More Than This ★★★ (2017-06-10 23:01:05)
淡く覆うトランシーな美メロと湿っぽく退廃的なVoの対比がとにかく癖になり、耳から離れなくなるキャッチーなリードトラック。派手な音色で盛り上げる所でも必要以上にやかましくすることなく、情緒を大事にしている点が好印象。
CAMOUFLAGE-Voices & Images-The Great Commandment ★★★ (2017-06-10 03:07:05)
80年代中期のDEPECHE MODEが好きな人におすすめ。ほんのりゴスな哀愁メロ満載の王道エレポップナンバー。
HIM-Deep Shadows and Brilliant Highlights-Heartache Every Moment ★★ (2017-02-28 23:20:45)
十八番というべきメランコリックなムード炸裂。頭から終わりまでとめどなく流れ込むメロディの切なさに胸が締め付けられる。
HIM-Deep Shadows and Brilliant Highlights-Salt in Our Wounds ★★★ (2017-02-28 23:17:27)
ポロロンと鳴るカンテレやパーカッションが入り混じる洒落たイントロが印象的なOP曲。メロディのキャッチーさだけでなくGソロの流麗さもポイント高し。
END OF YOU-Mimesis-GoldenEye ★★ (2017-02-28 21:36:14)
ティナ・ターナーのカヴァー曲で、原曲は映画007シリーズの「ゴールデンアイ」の主題歌としても有名。エレクトロニックな味付けをふんだんに塗して原曲とは一味違うクールなムードに。選曲&アレンジのセンスが渋い点がGOOD。
DREAMSCAPE-Very ★★ (2017-02-28 19:40:39)
VANDEN PLASと並ぶ活動暦の長いドイツのプログレッシヴ・メタルのベテランの2ndで、かつては日本盤もリリースされた。Awake期のDREAM THEATERからドライなグランジ色をいくらか差し引いた、ひねくれたメロディラインや少々モダンなエッジのサウンド。Gサウンドはゴリゴリと野太く結構ダーク目な雰囲気がメインだが、VANDEN PLASと同様に欧州産ならではの叙情メロディが映える湿り気を帯びた暗さになっている点がよい。VoはDTのラブリエよりはRUSHのゲディ・リーに似たタイプで、甘口ながらも幾らかクセのあるハイトーンヴォイスを操る。
Dsの手数の多さ故に微妙に落ち着きのないサウンドが耳に障るなど難点もあるが、ベテランならではの安定感とサウンドの品質はなかなか良好。キャッチーさがもう少し加わればなおランクが上がりそう。
ZERAPHINE-Traumaworld-Be My Rain ★★★ (2017-02-28 19:17:15)
ちょっとだけDREADFUL SHADOWS時代を思い出させるシブいバリトン声がかっこいい。テクノ調のシンセが目立つPV版のアレンジの方が好み。
SCREAM SILENCE-Elegy-Curious Changes ★★★ (2017-02-28 18:48:50)
バンドサウンドは最低限に抑えてドリーミーなシンセサイザーを中心に据えゆったりと漂うスローテンポ曲。この上なくナルシスティックに甘く歌い上げるハーディのディープなVoと相まって耳がとろけそうになる。
SCREAM SILENCE-Elegy-Living in the Rose ★★ (2017-02-28 18:40:04)
UKニューウェーヴ/ポストパンクの大御所、NEW MODEL ARMYのカヴァー曲。原曲の気だるいムードはそのままにバンドの持ち味である甘くロマンティックな味わいがプラスされた美味しい仕上がり。
TEARS FOR FEARS-Songs From the Big Chair-Shout ★★★ (2017-02-28 18:18:58)
ポップス離れした重厚なサウンドと雄大なスケール感に圧倒される名曲。終盤のGソロもなかなか盛り上がる。
NOCTURNAL RITES-The Sacred Talisman-The Journey Through Time ★★ (2017-02-28 17:10:23)
何となくMANOWAR風味な感じのヒロイックなメロディで聴かせる、日本盤ボートラのどっしりミドルナンバー。疾走系の曲ではないものの、本編に負けず劣らずのクサメロ満載。
SCREAM SILENCE-Elegy ★★ (2017-02-28 03:10:39)
4作目。前作のシンセポップ路線を引き続き展開していて、アップテンポのハードな曲調が減ったのとサウンドの質感がより軽めな感触になった他に繊細なアルペジオを奏でるGメロディの増加や煌びやかなシンセサイザーのピコピコサウンド、そしてゲストミュージシャンによる生ストリングスの導入とますますメロウ化に拍車の掛かった仕上がり。ここまでくるとロック色すら薄く感じるほどではあるが、まさに耽美ゴスの極地を行くかの如くトロけそうになる程に甘~いVoの妖艶な魅力、丁寧に紡ぎだされる哀愁のメロディの澄みきった美しさが以前よりも際立っており、聴けば聴くほど底なし沼にハマるが如くその虜になってしまう。
良くも悪くも路線の変化が少ないのとメロディ作りが割りとシンプルでアレンジがあっさりめな点は変わらずなのだが、それでもなお病み付きリピートを誘うサウンドである。欲を言えばAPOCALYPTICAを思わせる
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ZERAPHINE-Still-Still ★★ (2017-02-28 02:41:13)
OPのツカミとしては上々の軽快なメロディックロックナンバーで、さらに垢抜けた音作りからも進歩が見える。中性的な顔立ちが美しいスヴェンのお耽美ゴス・ルック(髪型が個性的だけどそれも含めて良いw)を存分に堪能できるPVもなかなかよろしい。
ZERAPHINE-Kalte Sonne ★★ (2017-02-28 02:02:04)
解散したDREADFUL SHADOWSの元メンバーであるスヴェン・フリードリヒ(Vo, programming)とノーマン・セルビグ(G)の二人によって新たに結成されたバンド、ZERAPHINEのデビュー作で2002年リリース。音楽性そのものはDS時代からはあまりかけ離れないがこちらはゴスがかったオルタナティブロックといった印象で、デジタリーな打ち込みシンセによるほんのりサイバー的な味付けやクセのない都会的なメロディアスさと相まって元々さほど強くなかったメタル色はより薄まっている。とは言ってもDSの最終作「The Cycle」の時点でこういったサウンド傾向が強かったしその路線の延長上という感じで聴けば自然な変化として馴染める。
その童顔からは想像付かぬほどの渋い低音ヴォイスで淡々と歌うスヴェンのVoも健在で、DS時代よりもメロディがほんの少し明るめではあるもののゴス特有の
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DREADFUL SHADOWS-The Cycle-New Day ★★ (2017-02-28 01:29:12)
元気のいい軽快でアップテンポなノリにぐいぐい引っ張られるが、それでも明快な盛り上がりのないメロディの暗さのおかげで浮いた雰囲気になっていない。こっちの方がOP向きかと思う。
DREADFUL SHADOWS-The Cycle-Futility ★ (2017-02-28 01:26:07)
硬質なDsの跳ねるグルーブとヘヴィなGリフによるリズミックな曲調が特徴のスローテンポ曲。アルバムのOP&シングルカットにしてはちょっと地味かも。
DREADFUL SHADOWS-Beyond the Maze-The Drowning Sun ★★★ (2017-02-28 01:16:46)
ヴァイオリンの儚げなメロディがゆらゆらとたゆたうアップテンポ目の曲。悲しみを背負うような男の哀愁ヴォイスで聴かせるコーラスメロも美しい。
DREADFUL SHADOWS-Beyond the Maze-The Soil ★★★ (2017-02-28 01:12:15)
物凄い勢いで生気を持っていかれそうな、MY DYING BRIDEに匹敵せんばかりの葬式ムードな鬱曲。こういうのは勿論好きだ。
DREADFUL SHADOWS-Buried Again ★★ (2017-02-28 01:03:14)
ドイツはベルリン産ゴシック・メタルバンドの2nd。荒々しくノイジーなGサウンドをかき鳴らしつつオーケストレーション系のシンセやクリーントーンのアルペジオのメロウなフレーズを散りばめ、スローテンポ中心ながらも2や6、7といった比較的躍動感のある曲調を配したゴシックサウンドを展開。比較対象はPARADISE LOSTやTIAMATあたりかと思われるが、ドゥームというよりはむしろダークウェーヴ系に通ずる感触の冷たくダウナーなメロディ使い、デヴィッド・ボウイやアンドリュー・エルドリッチを思わせるアンニュイな雰囲気の低音ヴォイスを操るスヴェン・フリードリヒのVoスタイルと、音の質感はしっかりメタルでありながらも古きよき80'sニューウェーヴ/ゴスロックに強く根ざしたスタイルなのが特徴的。パラロス等のメタル勢がいわばゴス寄りのメタルならこちらはメタル寄りのゴスといった感じで、むしろ似たようなルーツを
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SCREAM SILENCE-Saviourine-Creed ★★ (2017-02-23 02:25:19)
妖しさとキャッチーさの絶妙なバランスで聴かせるシングルカット曲。どことなくDEPECHE MODEのEnjoy The Silenceを思い出させる曲調がツボ。
SCREAM SILENCE-The 2nd-Suppressed Again ★★ (2017-02-23 02:14:00)
力強くドラマティックなオーケストレーションで彩るOPナンバーで、前作からチープさを薄めて厚みを増した音像で再構築したような印象を与える。二段構え型コーラスパートの只ならぬ悲壮感に心を掴まれる。
SCREAM SILENCE-Seven Tears-Timid Try ★★★ (2017-02-21 21:31:06)
哀愁ダダ漏れなピアノの躍動感溢れる響きが心を射抜くロックナンバー。切々と歌い上げるメロディも湿度高めでジワジワと染み入る。
SCREAM SILENCE-Seven Tears ★★ (2017-02-21 21:26:03)
3rd。本作も前作とさほど大差のないズブズブと沈みこむ耽美でメロウなゴシックサウンドだが、変化した点を挙げるならば繊細なピアノやピコピコのエレクトロニクスを多く取り入れた全面に押し出した結果Gサウンドを始めヘヴィさがぐっと減退。前2作まであった中世的なムードの重厚なメタル色が消えて全盛期のHIMにDEPECHE MODEを足したようなイメージのニューウェーヴ/シンセポップ志向強めの哀愁ゴスロック路線へと本格的に鞍替えしている。しかしよりストレートに耽美ゴス色を映し出したシンプルな音作りに徹した分、もの悲しくも甘いメロディの魅力がより浮き彫りになっているので個人的には歓迎すべき変化。
前作では所々暗すぎるかなと思っていたメロディラインが気持ち明るめになって全体的に風通しの良い感触になったのも良い点で、力みが抜けてより自然体のディープヴォイスで甘く歌い上げるハーディ氏のVoの繊
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SCREAM SILENCE-Aphelia-Kerosene ★★★ (2017-02-21 20:57:34)
エレクトロニックなサウンドを大胆に投下してインダストリアル寄りに接近した、ダークで妖艶なミドル曲。吐息混じりでネットリと歌い上げるハーディの低音Voが最高にエロチックで濡れる。
SCREAM SILENCE-The 2nd ★★ (2017-02-21 20:00:00)
ドイツはベルリン出身のゴシックロック/メタルバンドの2作目。メディーバルな情緒を湛えた荘厳なオーケストレーションやエレクトロニックなシンセに彩られた、同郷のDREADFUL SHADOWSにも似たダークウェーヴ系のゴシックを前作と同様に展開。サウンド志向がエレクトロ・ポップ寄りになっていく本作以降の作品と比較してそこそこヘヴィ目な音作りなのでメタル耳でも十分対応できる。ミドル~スローテンポの曲調をメインに徹頭徹尾悲しくも甘美なロマンスに満ちたサウンドはメランコリック・ゴス好きの心にクリーンヒットすること間違いなしで、個人的にはなかなかの掘り出し物な逸品。
ヴィレ(HIM)を思わせるややクセの強めなお耽美ナルシストなVoに好き嫌い分かれそうだが、いかにもゴスのイメージに合っていてよいと思う。官能的なベルベットヴォイスでとことん心地よく酔わせてくれるのがたまらない。
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