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はっちゃんさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 151-200
IRON MAIDEN-Seventh Son of a Seventh Son-Infinite Dreams
IRON MAIDEN-Seventh Son of a Seventh Son-The Evil That Men Do
IRON MAIDEN-Seventh Son of a Seventh Son-Moonchild
IRON MAIDEN-No Prayer for the Dying-Mother Russia
IRON MAIDEN-No Prayer for the Dying-Public Enema Number One
IRON MAIDEN-No Prayer for the Dying-Hooks in You
IRON MAIDEN-No Prayer for the Dying
IRON MAIDEN-Seventh Son of a Seventh Son
MAY BLITZ-May Blitz
BUFFALO-Volcanic Rock
LULLACRY-Crucify My Heart
CATHEDRAL-Supernatural Birth Machine
IRON MAIDEN-Rock in Rio-The Trooper
IRON MAIDEN-Rock in Rio-Hallowed Be Thy Name
IRON MAIDEN-A Real Live One
IRON MAIDEN-The History of Iron Maiden, Part 1: The Early Days
IRON MAIDEN-Rock in Rio
JOHNNY THUNDERS
THE MAMAS & THE PAPAS-If You Can Believe Your Eyes and Ears-California Dreamin'
BILLY JOEL
KAJA GOO GOO-WHITE FEATHERS-TOO SHY
CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL-Pendulum-Have You Ever Seen the Rain?
ORCHID
ORCHID-Capricorn
SCORPIONS
RAMMSTEIN-Herzeleid
MOTLEY CRUE-Shout at the Devil
BRUCE DICKINSON-The Chemical Wedding
UTOPIA-Adventures in Utopia-Set Me Free
UTOPIA-Adventures in Utopia-The Road to Utopia
UTOPIA-Adventures in Utopia-Caravan
UTOPIA-Adventures in Utopia-Last of the New Wave Riders
UTOPIA-Adventures in Utopia
ANDROMEDA (1969)-Andromeda
ARCH ENEMY
RAMMSTEIN-Mutter
PANTERA-Vulgar Display of Power
PATTI SMITH
PATTI SMITH-Easter
OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz
ASIA-Alpha
UTOPIA-Deface the Music-Always Late
UTOPIA-Deface the Music-I Just Want to Touch You
UTOPIA-Deface the Music
UTOPIA
CAROLE KING-Tapestry
THE CRANBERRIES-Bury the Hatchet-Animal Instinct
THE CRANBERRIES-Bury the Hatchet
THE CRANBERRIES
Bôa-The Race of a Thousand Camels
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発言している18曲を連続再生 - Youtube



IRON MAIDEN-Seventh Son of a Seventh Son-Infinite Dreams ★★★ (2012-08-18 14:59:48)

もの凄い哀愁。

メリハリの聴いたバッキングに鳥肌が立ちます。
メロディーの質では、アルバム随一かも。

IRON MAIDEN-Seventh Son of a Seventh Son-The Evil That Men Do ★★★ (2012-08-18 14:56:01)

僕も「Aces high」より好き。

弾きまくらないソロも渋くてカッコいい。
完成度の高いナンバー。

IRON MAIDEN-Seventh Son of a Seventh Son-Moonchild ★★★ (2012-08-18 14:51:33)

アコギに続いてギターシンセが紡ぎだすイントロ
一転して疾走する、怪しくてカッコいい曲。
印象的なサビが脳内で何度もリピートします。

IRON MAIDEN-No Prayer for the Dying-Mother Russia ★★★ (2012-08-18 14:46:15)

アルバム中では長い部類に入るけど、彼らにしてはコンパクト。

壮大でドラマチックなのに、よくコンパクトにまとめたなぁ。
まるで外見は大きいが中身は小柄なマトリョーシカのようです。

IRON MAIDEN-No Prayer for the Dying-Public Enema Number One ★★★ (2012-08-18 14:40:30)

有無を言わせぬカッコよさ。

こんなにカッコいいのに評価されない名曲。
コンパクトなMAIDENもいい。

IRON MAIDEN-No Prayer for the Dying-Hooks in You ★★★ (2012-08-18 14:36:24)

確かにMSGの某曲にそっくりですね。

しかしサビは爽快感たっぷり。炭酸飲料のようです。
アルバム中でも異彩を放ってますね。

IRON MAIDEN-No Prayer for the Dying ★★★ (2012-08-18 14:29:43)

失敗作でもなければ駄作でもありません。

リリース当初から賛否両論あったので、ここでの評価も頷けるものがありますが、個人的には
MAIDENらしい佳作だと思います。擁護する訳ではありませんが、前作、前々作が構築美にあふれる
作り込まれたアルバムだったのに対し、本作はシンプルな勢いを活かしライヴ感をプッシュした
ということで、ファンは裏切られたと思ったのでしょう。

しかし、聴きようによっては初期の荒々しさに通じるものがあると思います。もちろん往時の
殺気立ったエネルギーはありませんが、プリミティヴなパワーは感じられます。
このような作風も彼らのパーソナリティのひとつと考えると、懐の深いバンドだなぁって思います。

ヤニックのプレイに関しては、ちょっとデイヴのプレイに酷似していて、この時点ではあまり
彼の個性が見えませ
…続き

IRON MAIDEN-Seventh Son of a Seventh Son ★★★ (2012-08-18 13:47:37)

ドラマティックな構成のコンセプトアルバム。

エッジィなサウンドは控え目ながらもコンセプトに沿ったストーリーの出来、構築美はMAIDENの
作品のなかでもトップクラス。展開に次ぐ展開の激しさはよくプログレ的だと形容されますが、
個人的には、演劇的に感じましたね。
6人編成になった現在の彼らの方向性は、すでにここに結実していたように思います。

ディアノ時代の2枚こそがMAIDEN 、というのも解かりますが、このプログレッシヴな要素を
前面に押し出した本作のような方向もまたMAIDENなのです。
多重人格的にこれらの要素が入り乱れるのが彼らの素晴らしいところですね。

サウンドにもう少しエッジがあればもっと評価が高くなっていたかもしれません。
そこが惜しまれます。とはいえMAIDENの作品中、5指には間違い無く入るでし
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MAY BLITZ-May Blitz ★★★ (2012-08-13 22:48:57)

ゴリラ女のジャケで有名。

不気味で摩訶不思議、しかもヘヴィ。70年という時代がこのサウンドをもたらしたのでしょう。
HRはHRですが、何者にも似ていないという驚異のオリジナリティです。ホント例えようが無い。
なんだか真綿でじわじわ締めつけられるような、呼吸しづらいような、そんなイメージといえば
伝わるでしょうか。

ジャズをバックボーンにしたトニー・ニューマンのプレイは超絶テクニカルです。多分この人
ジャズ・ドラムの巨人、バディ・リッチに影響されてるんじゃないかなぁ。
尋常じゃない手ワザはJBG在籍時には披露できなかったんでしょうね。

これは僕の見解なんですが、ギターの歪みに関しては歪まないアンプを使用していた可能性が
高いような気がします。当時すでにマーシャルの1959という100Wのスタック・アンプが存在して
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BUFFALO-Volcanic Rock ★★★ (2012-08-13 21:22:59)

うおぉ野蛮だぞ!

AC/DC以前にこのBUFFALOがオーストラリアにはいたんです。
73年にリリースされた2ndアルバムが本作なんですが、とにかく荒々しい事この上ない音。
ブリティッシュHRに思いっきり影響されたサウンドは、名は態を表すの格言どおり猪突猛進タイプ。
「SUNRISE (COME MY WAY)」は文字どおり唸りをあげて突進するバッファローの如きナンバー。
サバスばりにヘヴィな「FREEDOM」なんかはまるでアルバムタイトルのようにドロドロの溶岩の
ような熱さまで孕んだ”漢”ドゥームとでもいうべきでしょうね。
ここまで品の無いハード・ロックをブチかまされると脱帽を通り越して脱毛しそうな勢いですよ。
当時のメインストリームに乗れなかったこういうHRは今こそ再評価されるべきだと思いますね。

しかし、なんだろ
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LULLACRY-Crucify My Heart ★★★ (2012-08-13 19:49:36)

うひゃー!久々のホームランだ!!

何でも、昨今は「嬢メタル」ブームに乗って女性フロントマンを売りにしたバンドがぞくぞくと
登場しているみたいだけど、その多くはゴスかシンフォかってところに偏っているような気が
しないでもない。

しかし、このLULLACRYの音楽性は超メロディアスHR。これでもかっ!てくらいメロディアス。
北欧らしく時には荒涼感や透明感を感じさせてくれるのも非常にヨイ。
どの曲もメランコリックなメロディが素晴らしく、サビに至るまでに何度も泣き笑いだ。
ちょっとジャンルは違うが同じフィンランド出身の大先輩であるHANOI ROCKSの方法論に
近いものを感じてしまった。メランコリックなメロディに同質のテイストがあると思うなぁ。
HRだからといって決して軽くソフトなサウンドではなく、時代に呼応したロー・レンジ
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CATHEDRAL-Supernatural Birth Machine ★★★ (2012-08-09 20:22:11)

♪わおわおわぁぁ~お♪ ベタなシャウトにシビれます。

僕はCATHEDRALにドゥーミーさを求めている訳ではないので、この方向性を支持しますね。
むしろ僕が彼らに求める「プリミティヴな初期HR」からの影響が色濃いこのアルバム、いまだに
飽きません。ドゥーミーな曲もモチロン好きですが、それだけではないのがこのバンドの凄い所。
なんかジャンルとしてのサイケデリックではなくバンドのセンスがサイケデリックに限りなく
近いような気がします。

ストーナーとかスラッジ・コアってカテゴリーはなんかメディアのデッチ上げっぽくて
どうもイマイチ信用ならないのですが(マニアの方ゴメンナサイ)、個人的にCATHEDRALは
ハードロックバンドだと思うのです。それも、ツェッペリンやパープルが敷いたレールから
わざわざ脱線して裏街道をひっそり疾駆
…続き

IRON MAIDEN-Rock in Rio-The Trooper ★★★ (2012-08-09 19:22:58)

僕がMAIDENの楽曲の中で一番好きな曲。

ユニオンジャックを振りまくるブルースがカッコ良すぎます。
ロンドン・オリンピックの中継の度にユニオンジャックが映りこむので
必然的に脳内でこの曲のイントロがスタートするのです。

IRON MAIDEN-Rock in Rio-Hallowed Be Thy Name ★★★ (2012-08-09 19:16:01)

ライヴ・ヴァージョンとしては過去最高の出来ではないでしょうか。

復帰後のブルースってフェィクに逃げることなく、しっかり歌いきるようになった事で
以前より凄みを増してますね。冒頭のロング・トーンに脱帽です。

IRON MAIDEN-A Real Live One ★★★ (2012-08-09 18:54:42)

ビミョーな位置にあることは確かです。

ブルースが脱退直前の時期のパフォーマンスなので、全盛期に較べるとどうしても文句を言いたく
なってしまいますね。まず、ドニントンより声が出ていないし、フェイクが多すぎる。
本気を出した時のブルースの凄まじさを知っているだけに、この作品での彼のヴォーカルは
なんとも歯がゆい。

セットリストが被ってるのは、あまり気になりません。ライヴ作品って多少なりとも重複が
あるのがまた楽しめる要素のひとつだと思うから。概ね良い選曲だと思います。
ブルースはちょっとアレですが彼以外のメンバーのプレイはアグレッシヴでエキサイティングです。
この頃って、結構ヤニックに引っ張られてる感があるんだよなぁ。

音質が良くないのは、「ROCK IN RIO」を除いて、もはやMAIDENのライヴ作品ではお約束
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IRON MAIDEN-The History of Iron Maiden, Part 1: The Early Days ★★★ (2012-08-09 18:10:33)

ハジける若さ大爆発!!

今でこそ、デスメタルやブラックメタルで「ブルータル」という形容がフツーに使われますが
IRON MAIDENの存在が全てのブルータルなHMバンドに対しヒント与えたのは間違いありません。
初期の彼らは、伝統と良識を重んじる英国民にとってはバンド名を聞いただけで眉をしかめてしまう
ほど忌まわしいインパクトに満ちていたことでしょう。

そんなMAIDENのバンド結成からメンバー交代の変遷、当事者による貴重なエピソードなど、
ファンならば興味深い内容に釘付けになること受け合いです。
数ある目玉のひとつである未発表映像で、動くディアノを初めてみました。感動しましたね。

あと皆さんがおっしゃるとおりハマースミスでのパフォーマンスは素晴らしい!
コイツを聴いたら悶絶者が続出でしょうね。


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IRON MAIDEN-Rock in Rio ★★★ (2012-08-09 17:09:41)

フェンシング仕込みのブルースのフィジカルの高さに驚けッ!

激しく動きまくるパフォーマーとして有名なブルース。この時期、40代だというのに
飛んだり跳ねたり走ったりと、夏休みの子供のような元気よさ。アンタはスーパーボールか!?
しかもこれだけ動き回っても圧倒的にブレない歌唱力は凄まじいとしか言えません。
そして何よりスゴイのが25万人ものオーディエンスを完璧にコントロールする「客あしらい」。
フロントマンとして要求される全てのファクターを兼ね備えた「鬼シンガー」それがブルース。

バンドのプレイ、パフォーマンスもオフィシャルのライヴ作品の中ではダントツに素晴らしいです。
やはり観客からのレスポンスがバンドをノセるというのは事実で、このインターアクションが
ライヴの出来を左右する大きな鍵となりますがMAIDENの場合、どこの国でも
…続き

JOHNNY THUNDERS ★★★ (2012-08-09 14:41:01)

彼が生前に来日した際ライヴを見に行ったんだけど、酔っていたのかキマっていたのか
なんとも覇気も生気も感じられないステージに、友人と共に憤慨した思い出がある。
それからしばらくして突然飛び込んできた訃報。

唖然とした。ついこの前に本人を見たばかり。薬物のオーバードーズ。信じられなかった。
あの生命力の感じられないパフォーマンスを振り返ると合点がいく…のだが、早すぎるよジョニー。

THE MAMAS & THE PAPAS-If You Can Believe Your Eyes and Ears-California Dreamin' ★★★ (2012-07-25 14:34:46)

僕は子供のころからテレビやラジオで流れた曲で気に入ったものがあればその特徴やわずかな
情報をメモっていた。我ながら変な子供だと思うが、この曲もバッチリとメモに残っている。
思い出して引用してみる。

「コダック・フィルムのコマーシャル。外人」

この15秒たらずのナノ・レベルの情報をもとに音源にたどり着くまで10年以上かかった。
そりゃそうだろう。こんなもの情報とは言えないぞ。

いい曲にめぐり合うために労を惜しんではいけない。とネット社会の今だから自戒の意味で
書き込んでみた。

BILLY JOEL ★★★ (2012-07-25 14:16:49)

確か、ATTILAってHRバンドでキ○ガイみたいに奇天烈なオルガンを弾いてます。
MOUNTAINのレスリー・ウエストともバンドやってたみたいだし、わりとロックな人です、ビリー。

KAJA GOO GOO-WHITE FEATHERS-TOO SHY ★★ (2012-07-25 14:05:19)

当時、東京の高校へ進学した友達が夏休みに帰省してきた。「WHITE FEATHERS」を携えて。
これが都会のヤングが聴く音楽なのかと感心しつつも、軟派なニュー・ロマンティクスには
軽く反発していた。

僕は女子の関心を引くためだけに「TOO SHY」だけをダビングした。

………情けない。

CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL-Pendulum-Have You Ever Seen the Rain? ★★★ (2012-07-25 13:41:48)

サザンの桑田圭佑がKUWATA BANDでカヴァーしてたのが印象的でした。

邦題「雨を見たかい」の「雨」とはヴェトナム戦争での米軍の焼夷弾がバラバラと
空から降ってくる様を表しているらしいです。

そんなこととは知らず、僕は能天気にカラオケで歌ったりしてました……罪深い。

ORCHID ★★★ (2012-07-25 12:46:20)

米国はサンフランシスコ出身のドゥーミーなハード・ロックバンド。

一言で表すならば、強烈な時代錯誤。
このテのサウンドのマニアが世界中に存在していることは理解していますが、まさか彼らが
昨年デビューしたばかりの新人だとはにわかには理解できませんでしたよ。
それほどまでに、60年代末期から70年代初頭にかけてのプレ・ハード・ロック期のサウンド。
怪しさと衝動が満載です。

当時を知り尚且つ現役のヴェテラン・リスナーの方々にとっては垂涎のロックだと思います。
モチロン10代、20代の若いリスナーもドゥーム、ストーナー、サイケとして楽しめる。
僕のようなその中間にいるような人間でもおおいに魅了されました。

しばらくは、このバンドのチェックに精を出すことになりそうです。

ORCHID-Capricorn ★★★ (2012-07-25 12:21:23)

見事なサバスっぷり!!

しかも徹底した’70sHRへのオマージュは、彼らの素性を知らないで聴くと間違いなく当時の
バンドと勘違いするはず。洗練とは程遠い下品で汚いHRは、厳密に言うと68~73年あたりの
まだまだルール無用がまかり通っていた時代のHRを思い起こさせます。
この天然の粗暴な感じはFIRE BIRDやSPIRITUAL BEGGARSなんかの猛者でも敵わないのでは?
ドゥームやストーナーとして分類される事もあるようですが、コレ間違いなくハード・ロック。
拒んでもじわじわと鼓膜に侵入してくるかのような不穏で陰鬱なサウンドは強引に例えるならば
勿論BLACK SABBATH。そして無軌道さはATOMIC ROOSTERとかBUFFALO、BUDGIEなんかの雰囲気に
近いような感じがしますね。

薄くトレモロをか
…続き

SCORPIONS ★★ (2012-07-24 23:18:26)

80年代の未発表曲ですか!!!
僕は70年代のウリ在籍時より、マティアス在籍時の80年代の方が好きなので、これは楽しみです。
できれば「LOVE AT FIRST STING」のようなサウンドでやってくれたら尚嬉しいんですけどね。
プロデューサーもディーター・ダークスだったらもっと良かったんだけど、聴いたことのない
音源が聴けるというだけでも贅沢な話ですね。

RAMMSTEIN-Herzeleid ★★★ (2012-07-24 22:26:53)

この1stの時点でバンドのパーソナリティが確立されているっていうのは凄い。

さほどインダストリアルな感じはないけど、飛び道具のサンプリングサウンドはガンガンきてます。
90年代半ばにオーケストラ・ヒットを使うことはある意味恥ずかしい音になってしまうのですが、
彼らの場合、逆に新鮮に響きますね。やはりヘヴィなバックがあってこそのウワモノ効果。
しかも強烈にグルーヴィ。気持ちいいですよ。コレは。

後にどんどん濃くなる重厚で大仰な要素もここではまだ聴くことはできませんが、ある意味
スッキリとして聴きやすいのがこのアルバム。ドイツ語の耳慣れない響きがかなり面白くて
NHK教育のドイツ語講座を毎週見てしまいました。

MOTLEY CRUE-Shout at the Devil ★★ (2012-07-24 21:54:26)

「LAメタル」を代表する「ブリティッシュメタル」。

ものすごく変な言い回しだけど、このアルバムは明るくポップなイメージである「LAメタル」の
代表格である彼らが作った最高の「ブリティッシュメタル」。
次作では思いっきり能天気なアメリカンになってしまうんだけど、本作はJUDAS PRIESTに影響を
受けたかのようなダークでメタリックな作風。オリジナル盤のジャケットは黒地に逆ペンタグラムを
デザインしたもので、メンバーのルックスも含めてサタニックであることを押し出してました。
(歌詞の内容はそんなに悪魔っぽくはないのですが)

個人的にはLAメタルは苦手な部類なのですが、このアルバムだけはよく聴きますね。

BRUCE DICKINSON-The Chemical Wedding ★★★ (2012-07-24 20:49:52)

テーマ、その世界観、楽曲、演奏…作品としてパーフェクト。

錬金術というのはアーティストにとって非常に魅力的な題材らしく、古くはTHIRD EAR BANDや、
BÖCなんかが取り上げてました。ブルースもこの作品を作るにあたって相当勉強したらしいです。
このストイックな姿勢がパイロットの資格をも取得させてしまうんでしょうね。

まずサウンドのへヴィなことにビックリ。純度の極めて高い鉄球を背負わされているような重さが
コンセプトに非常にマッチしているのですが、ブルースの声がダウン・チューニングにも意外なほど
相性の良さを披露していることが確認できます。
そして、アルバム全体を覆う黒い霧のようなダークネス。これは錬金術の持つ怪しさ、胡散臭さを
表現するにはダークにならざるを得ないという事の証明でもあります。
神秘的ではあります
…続き

UTOPIA-Adventures in Utopia-Set Me Free ★★★ (2012-07-15 00:51:25)

ベースのカシムが歌う超ポップ・ソング。

この人、「新時代のポール・マッカートニー」なんて呼ばれてたんだよなぁ。

この曲もコーラスがとにかく印象的。大好きな曲です。

UTOPIA-Adventures in Utopia-The Road to Utopia ★★★ (2012-07-15 00:46:24)

アルバムのハイライト・ナンバー。

緊張感みなぎるイントロから一転してポップになるトッドらしい展開にニヤリ。
トッドの歌唱もスティーヴィー・ワンダー丸出しのフェイクがいかしてます。

UTOPIA-Adventures in Utopia-Caravan ★★★ (2012-07-15 00:41:06)

キーボードのロジャーがVoを務めるクールなナンバー。

コーラスがいかにもトッド・ラングレンで嬉しくなりますね。

UTOPIA-Adventures in Utopia-Last of the New Wave Riders ★★★ (2012-07-15 00:36:37)

トッドとカシムのツイン・ヴォーカル。

アルバム中、もっともへヴィな曲。若干のUKテイストも感じられます。
トッドのギターもカッコイイ。

UTOPIA-Adventures in Utopia ★★★ (2012-07-15 00:26:18)

ユートピアの中でも一番好きなアルバム。

これを聴けばユートピアというバンドが80%解かります。
(残り20%は少々難解なアヴァンギャルド性)

とにかくロックでポップ。カッコよくて楽しい。これが新機軸を打ち出したユートピアの新たな
方向性。前作「Oops! Wrong Planet」から始まったこの路線、さらにブラッシュアップされて
トッドを含めたメンバー全員が八面六臂の大活躍。
このバンド、メンバー全員がリード・ヴォーカルを執れるのが最大の強みで、特にベースの
カシム・サルトンは歌の上手さではトッドと同等と言ってもいいでしょう。
シングル「Set Me Free」でもVoはカシム。

とにかく楽曲が一番充実しているのがこのアルバムなのです。この見事なバランス感覚は、やはり
トッドの敏腕プロデューサーとしての
…続き

ANDROMEDA (1969)-Andromeda ★★★ (2012-07-14 21:12:45)

その名も「アンドロメダ」。大風呂敷を広げましたね。

アトミック・ルースターつながりであまり期待せずに購入したんですが、なかなか凄いです。コレ。
なんと言っても時代は69年ですからね。お手本になるようなバンドなんぞ皆無。しいて言えば
ZEPやジミヘンといったライバルたちがすでに存在していましたが、どちらにも似ていません。

↑BUBBLE GUM さんがおっしゃるとおりガンの1stに近い雰囲気はありますが、プログレとも言える
組曲風の大作がこのアンドロメダの個性なんだと思います。
リフやキメのフレーズにアイアンメイデンっぽいニュアンスがあって、凄くカッコイイんだけども
ビミョーにダサい。これは重要です。
あとベースが動きまくりです。これもメイデンぽいですが、こっちの方が左手が忙しい。
ガンの1stを聴いた時も当時の英国ロッ
…続き

ARCH ENEMY (2012-07-14 13:53:21)

SPIRITUAL BEGGARSが割と気に入っているので、未聴のコッチも聴いてみようかなと思うのですが
アンジェラはそんなにダメなのでしょうか?
客観的にその辺を語れる方、現行ラインナップのお勧めを教えてください。

RAMMSTEIN-Mutter ★★★ (2012-07-14 12:31:23)

ドイツのロックは世界一ィィィィィィィィ!!!

以外にも彼ら、世界進出にあたってドイツ語で歌う事に疑問を感じ、英語で表現しようかという
案が浮上してきたらしいのです。それを踏み止まらせたのはナント同郷の大先輩にしてジャーマン
ロックの開拓者、スコーピオンズのルドルフ・シェンカー!!

彼曰く「君たちはこのままでいい。ドイツ語で歌うんだ」

自分たち蠍団は母国語ではなく英語で歌っているというのにも関わらず、なんという無責任(笑
しかし、それでフッきれたのかドイツ語でワールド・ワイドデビューした彼らの以降の活躍ぶりは
皆様ご存知のとおり。すごいぞルドルフ!

このバンドのデジタル・コアな部分が好きな僕にとって、本作はメタル寄りになっていて驚いた。
こっちの方向性も嫌いじゃありません。やっぱり大仰な重厚感というのはゲ
…続き

PANTERA-Vulgar Display of Power ★★★ (2012-07-14 10:45:17)

そっかぁ、20年かぁ。

”HEAVY METAL” 重くて金属感のある音楽。文字通りの曲を提示したのが90年代のパンテラだ。
前作でのスタイルを推し進め、あらゆる部分でロー・レンジに力点を置いた、まさにHEAVY METAL。
個人的にスピードよりグルーヴを求めてしまうので、コレはかなり聴いた。
前作と共にHMが進むべき一つの方向を指し示した作品ではあるが、まさかトレンドとなってしまう程
フォロワーが増殖するとは、主犯である当の本人たちも思っていなかったのではないだろうか。

キャリアがあるだけに、オーセンティックな部分もチラチラと顔を覗かせるのだが、それが適度な
キャッチーさとなりへヴィネス一辺倒ではない懐の深さを見せ付ける。
思うに、こういうグルーヴ重視のバンドはイギリスおよびヨーロッパからは現れなかったと思う。
H
…続き

PATTI SMITH ★★★ (2012-07-14 04:38:29)

オリジナル・パンクの一人に数えられる彼女。

デビュー前はN.Yアンダーグラウンド・シーンでポエトリー・リーディングを行っていたという。
平行してドローイングもパフォーマンスとして表現していたというから、このヒト相当に
アーティスティックな側面を持ち合わせている。

N.Yパンクにはロンドン・パンクのように「アナーキー&デストロイ」なスローガンこそ無いが、
ヴェルヴェッツから続くアートを含んだカウンター・カルチャーとしての存在が先鋭的な人たちの
間で面白がられてたんだと思う。

今の彼女はN.Yパンクという枠の中で語られる事は稀になったが、考える女性、行動する女性として
フェミニストにとってはグウの音も出ない存在になっているのが痛快だ。

PATTI SMITH-Easter ★★★ (2012-07-14 04:07:14)

女王、三たび降臨。

3rdである本作の目玉は何と言っても、ブルース・スプリングスティーンとの共作ナンバー
「because the night」。物悲しいピアノの旋律でスタートするこの曲、一変してどんどん
力強くドラマティックに盛り上がってゆくのだけど、胸を抉り取らんばかりの哀切は、決して
N.Yパンクのカテゴリーに収まりきるものではない。
スプリングスティーン自身もライヴで取り上げているが、正直言って歌声から伝わってくる情念、
そして力強さでは圧倒的にパティに軍配。

”ゴッド・マザー・オブ・パンク”の面目躍如たる「Rock 'N' Roll Nigger」での激唱は
スノビズム漂うアート志向のバンドが多い一連のN.Yパンクの中でもとりわけ凄まじい。
そりゃ「ナチュラル・ボーン・キラー」のサントラに、いの一番で指名され
…続き

OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz (2012-07-13 23:17:56)

オリジナル盤は書き込み済みなので、リマスターの方を。

僕も↑の夢想家・I さん同様、差し替えには納得できませんね。楽曲自体は素晴らしいけど
この騒動の背景にあるものを考えるとなんだか悲しくなります。
そして、もっと納得できないのがリマスターというふれこみにも拘らず明らかにリミックスが
施された「MR. CROWLEY」には愕然としました。ランディのソロ・パートにどう考えても
やりすぎのリヴァーブがかかっていて、素晴らしいランディのプレイが台無し!!

さらに腹立たしいのがボーナス・トラックとして「YOU LOOKIN' AT ME LOOKIN' AT YOU」を
収録したこと。なんで佳曲を小出しにするかなぁ。「THE OTHER SIDE OF OZZ」をCD化すれば
ランディ在籍時の未発表曲がほぼ全て聴けるのに。

…続き

ASIA-Alpha ★★★ (2012-07-13 18:04:43)

このアルバムに出会えて本当によかった。

何人かの皆さんが綴ってらっしゃるように、この作品は人生の大切な時期、多感な10代のライフ・
ステージのBGMとして色褪せることなく輝いている。
正直、冷静なレヴューなどは出来ない。僕にとってもコレは「青春」のアルバムだからだ。
書いていて恥ずかしくなってきたが、事実だからしょうがない。

1st「ASIA」は、楽曲にある意味メンバーの履歴書が見え隠れしている部分があった。
この作品は、そうした要素を徹底的に排除し、クリエイティヴ面、演奏面でも高い技術を持った
職人たちが、持てる全ての能力を『ポップ』へと注いだ傑作である。
聴き飛ばしてしまうような曲は1曲たりとも、無い。
エンジニアリングも兼ねるマイク・ストーンのプロデュース・ワークも見事で、このキラキラした
サウンド・テクス
…続き

UTOPIA-Deface the Music-Always Late ★★★ (2012-07-05 04:53:56)

邦題「マックスウェルズ・シルバー・ハンマー・イズ・オールウェイズ・レイト」

ポップで楽しいナンバー。大好き!

UTOPIA-Deface the Music-I Just Want to Touch You ★★★ (2012-07-05 04:48:17)

邦題「抱きしめたいぜ」

見事なビートルっぷり!!本家に専任キーボードプレイヤーはいないけどね。

UTOPIA-Deface the Music ★★★ (2012-07-05 04:30:02)

ぎゃははー!大爆笑です、この作品。

邦題「ミート・ザ・ユートピア」!!
そうです。このアルバムはあたかもビートルズが使いそうなコード、メロディ、アレンジを駆使し
作り上げられた遊び心満載の作品なのです。格曲の邦題にもそれが表れてますね。
「抱きしめたいぜ」とか「ホワイル・マイ・ロンリネス・ジェントリー・ウィープ」やら
「ドライヴ・マイ・カー・トゥ・ホーム」挙句に「エヴリバディ・フィールズ・フォーエヴァー」!

メロディやコード進行を巧みに入れ替えたりして、違う旋律なのにビートルズに聴こえるという
面白さ。これ、製作中はきっと楽しかったんだろうなぁ。
ビートルズの事をあまり聴いたことのない人でも楽しめると思います。ビートルズのファンは
それ以上に楽しめると思います。

UTOPIA ★★★ (2012-07-05 04:00:08)

トッド・ラングレンがソロ名義とは違う音楽性をやる為のバンド。

初期2作品は大作主義を貫いたプログレッシヴな作風。しかしアメリカンなので叙情はありません。
いわゆる「プログレ」とは違い、アヴァンギャルド風味が強いかも。この作風は2作品で終わり、
次作からはポップ・フィールたっぷりの分かりやすいロックになります。

僕はこの分かりやすいロック路線のユートピアが大好きです。ややもするとトッドの個人名義の
作品より好きかもしれません。かなり前に札幌公演がありチケットを取っていたにもかかわらず
仕事の都合で行くことが出来ませんでした。今でも悔やまれます。

CAROLE KING-Tapestry ★★★ (2012-07-05 03:41:05)

名曲目白押し!

このアルバムからカヴァーされる曲のなんと多いことか。
メロディの良さに加えて歌詞も素晴らしい。ソングライターとしてのキャロルが頂点に達した
作品です。冒頭を飾る「I feel the earth move」のジャジィでブルージーな雰囲気、そして
「You've got a friend 」の優しくもせつない感じ。ピアノをメイン楽器とするSSWの中でも
レオン・ラッセル、ランディ・ニューマン等とは違い、洗練された音使いは入り込みやすいです。

なんとなく疲れている時にはこのアルバムを手に取っていることが多いのです。

THE CRANBERRIES-Bury the Hatchet-Animal Instinct ★★★ (2012-07-05 02:58:10)

PVが涙を誘う。

母親になったドロレスの思いが反映されているんだろうか。

THE CRANBERRIES-Bury the Hatchet ★★★ (2012-07-05 02:52:30)

4作目のアルバム。

アイルランドのバンドってロックの中でもとりわけ深みを感じさせるバンドが多いと思う。
そして何かしらの主張が込められている。考えさせられるロック。
アルバム・リリースを重ねてもそのイデオロギーが揺らぐことのないクランベリーズ。

ロック色の濃い作品となった本作でも静かなる主張は聴こえてくる。「Zombie」ほど激しい主張を
持った曲は今回は無いが、人としての力強さはひしひしと感じる。
「Promises」や「Delilah」を聴くと「Loud And Clear」や「Just My Imagination」との
振り幅の大きさに、ドロレスの一聴してソレと判るヴォーカルが無ければ同じバンドの曲とは
思えないかもしれない。

新たな方向性を見出した「Animal Instinct」はキャッチーなパトス
…続き

THE CRANBERRIES ★★★ (2012-07-05 01:57:41)

11年振りに新作「Roses」発表!!

まだゲットしてないけど楽しみ!!

Bôa-The Race of a Thousand Camels ★★★ (2012-07-05 01:14:46)

ロック史に名を残す偉大な父親を持つ兄妹。

いわゆる二世バンドではあるけど、やっている音楽は父親であるポール・ロジャースの嗜好とは
まったく無関係。でもアルバム全体の雰囲気は紛れもない英国。
この作品を聴いていてなんだか何処かで聴いたことがあるような気がしていたんだけど、あれだ!
クランベリーズのサウンドに似ているんだ!ジャスミンのヴォーカルと浮遊感のある楽曲の感じは
クランベリーズの雰囲気にそっくりだ。パクリとか物真似の類じゃなくて雰囲気が近いんだ。

ということは僕の好みの音楽である。それが判ってからヘビーローテーションになった。

寝る前に聴いてもいいし、晴天の野外で聴いてもいい。シチュエーションを選ばない、と言うか
あたかもシチュエーションに合わせてくれるような、そんなアルバム。
一度ライヴを体験してみたいバ
…続き


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