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酒とバラの日々さんのページ
酒とバラの日々さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 901-936
PEARL JAM-Ten
U2-The Joshua Tree
MR. BIG-Bump Ahead
POISON-Poison's Greatest Hits
MEGADETH-Youthanasia
CINDERELLA-Heartbreak Station
EUROPE-Out of This World
PRINCE-The Gold Experience
JUDAS PRIEST-Painkiller
IRON MAIDEN-Live at Donington
QUEENSRYCHE-Operation: Mindcrime
PET SHOP BOYS-Very
YNGWIE MALMSTEEN-Inspiration
WHITESNAKE-Whitesnake
DEF LEPPARD-Hysteria
MEAT LOAF-Bat Out of Hell-Bat Out of Hell
MOTLEY CRUE-Generation Swine
PINK FLOYD-The Wall
PINK FLOYD-The Division Bell
BLACK SABBATH-Reunion
OZZY OSBOURNE-No More Tears
GUNS N' ROSES-Use Your Illusion I
DAVID LEE ROTH-Eat 'Em and Smile
MEAT LOAF-Bat Out of Hell II: Back Into Hell
AEROSMITH-Just Push Play
AEROSMITH-Get a Grip
THUNDER-Laughing on Judgement Day
METALLICA-Reload
METALLICA-Load
BON JOVI-New Jersey
BON JOVI-Keep the Faith
BON JOVI-These Days
U2-The Unforgettable Fire-The Unforgettable Fire
THE JAM-Snap!-Beat Surrender
THE JAM-Snap!-Going Underground
GARY MOORE-Live Blues
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PEARL JAM-Ten ★★ (2004-01-31 23:09:00)

デビューアルバムであり、グランジという音楽の金字塔的な作品。個人的には高校の頃、メロディアスハードばかり聴いていた自分を
それ以外の音楽へと向かわせてくれるキッカケとなったアルバム。…というのもうなずける話でクーカイさんのおっしゃる通り、
このアルバムは彼らのアルバムの中で一番HR/HM寄りなアルバム。もっとも分厚い音像だし。
それと、ニルヴァーナと比較されることの多いパール・ジャムだけど、彼らの方がより伝統的なハードロックに近い音楽性といえると思う。
「イーヴン・フロウ」「ワンス」「アライヴ」「ブラック」「ジェレミー」といった楽曲は後々のライヴでも重要なナンバーとなる。名曲。
セカンド以降のアルバムと比べると、今作は「ウェット」というか「濃密」な印象がある。エディー・ヴェダーのボーカルもとてもエモーショナル。
楽曲もどれも「聴かせる」ものばかりで、と
…続き

U2-The Joshua Tree ★★ (2004-01-31 22:33:00)

もしこれからU2を聴かれようとされる方はこの「ヨシュア・トゥリー」や80年代のベスト、あるいは2000年の「ALL THAT YOU CAN'T LEAVE BEHIND」
から聴かれてはいかがでしょうか??
…本作は87年発表、U2の大ベストセラーです。後半は結構地味な曲が多かったりするんですが、代表曲/名曲がいっぱい入っています。
「I STILL HAVEN'T WHAT I'M LOOKING FOR(終わりなき旅)」と「WITH OR WITHOUT YOU」は全米1位。
「WHERE THE STREETS HAVE NO NAME(約束の地)」と「IN GOD'S COUNTRY(神の国)」もヒット。
「約束の地」はベスト盤だとオープニングがかなり割愛されているのでこのオリジナルの方が魅力的です。
ヘヴィなギターサウンドでレーガン政権のア
…続き

MR. BIG-Bump Ahead ★★ (2004-01-31 22:13:00)

「リーン・イントゥ・イット」からハードロック色が一歩後退して、かなり耳当たりが良くなってきた感じです。
このあと「ヘイ・マン」ではハードロックなのかAORなのか分からないほど、ロック色が後退してしまうことを考えると、
この作品からその兆候はあったみたいです。
でもいずれにしろ、とても聞きやすいハードロックアルバムであることに変わりはないと思います。
前作よりも音圧は高くなっているし、このアルバムの方が耳あたりが良い。
個人的にいい曲だと思うのが「プライス・ユー・ガッタ・ペイ」。2曲目にミドルテンポ、という意味では、
前作の「アライヴ・アンド・キッキン」に相当する楽曲だが、間奏部分のブルースハープがカッコいい。
ところで「コロラド・ブルドッグ」ってコピーできる人っているんですかね?
自分も高校の頃、前作の「ダディー・ブラザー…」と「コロラド…
…続き

POISON-Poison's Greatest Hits ★★ (2004-01-31 21:56:00)

ベスト盤を挙げるのは反則かもしれないんですけど、このベスト盤はお買い得だと思います。音質は向上してるし、
ヒットシングルを一気に聴けるし、ブルース・サラセーノ(でしたっけ?)が参加している当時の新曲も聴くことができる…
どんなに揶揄されようとも、これだけのヒットシングルを飛ばしてきたポイズンのポップセンスはやっぱりスゴイです。
あとリッチー・コッツェンがギターを弾く「STAND」も名曲。渋い。

MEGADETH-Youthanasia ★★ (2004-01-31 21:43:00)

あまり最高傑作に推されることがないのですが、個人的にはメガデスのアルバムの中で一番好きですねー。
それ以前のメガデスの音楽性と比べると、哀愁漂う雰囲気やメロディが強調されていることなど結構異色な作品のように思えますが、
そこが心地よくて何度でも聞きたくなってしまう作品です。素晴らしいメロディ・センスを持ってますね、彼らは。
ジャケットもなんか好きだしね。よーく見ればおっそろしい光景なんですけど、ハッキリした色彩で好みです。
1曲目「審判の日」から4曲目の「トゥー・ル・モンド」までの4曲はメガデスの楽曲の中でも1,2を争うと思うのですが…

CINDERELLA-Heartbreak Station ★★ (2004-01-31 21:28:00)

彼らのアルバムの中で一番好きな作品です。シンデレラのアルバムはどれも傑作ぞろいですけど…
トム・キーファーの声って本当に良い声ですよね…ブルージーな曲はよりブルージーに、タイトル曲のような曲では哀愁を醸し出す。
それにしても「HEARTBREAK STATION」は素晴らしい名曲だと思います。さびしげな歌詞とあいまって思わず切ない気分になります…
デビュー盤に特に顕著だった80年代的な華やかさは消えましたが、装飾を取り払ってブルーズを前面に押し出した結果、トムの声が生きる好盤に。

EUROPE-Out of This World ★★ (2004-01-31 19:48:00)

「駄作とされているけど実は名盤」という話になると必ず名前が挙がるのがヨーロッパ「アウト・オブ・ディス・ワールド」です。
後追いで聴いた身からすると、80年代後期のハードロック・アルバムというのはどれもコマーシャルでポップですが、
この「アウト・オブ…」はそのロックのコマーシャル化、ポップ化の行き着いた終着駅みたいな作品。
耳あたりの良さ、ゴージャスなプロダクション、スウィートなメロディ、華麗なギターソロを極限まで追求した結果誕生した、ある意味究極のアルバムだと思います。
ヨーロッパの最高傑作と言い切るのはためらってしまうけど、でもこれはこれでいい作品です。決して駄作ではない。

PRINCE-The Gold Experience ★★ (2004-01-31 19:18:00)

80年代のプリンスはよりエキセントリックな少ない音数の作品を発表していましたが、95年発表のこの「ゴールド・エクスペリエンス」は
非常にカラフルでポップ、それに良い意味で大衆的な作品なのでハードロックを中心に聴いてきた人にも耳馴染みがいいと思います。
特に好きなのは当時ヒットした「モースト・ビューティフル・ガール」というバラードなんですが、とても美しい!!!
ほかにも「ゴールド」「アイ・ヘイト・ユー」「ドルフィン」はメロディーが綺麗だし、「Pコントロール」「エンドルフィンマシーン」もポップでカッコいい。
たぶん中古CD屋にお求め安い値段で置いてあるので、興味のある人は聴いてみてください。

JUDAS PRIEST-Painkiller ★★ (2004-01-31 18:41:00)

「ジャギュレイター」でやっとリアルタイムな自分としては、彼らのアルバムの中で「ペインキラー」こそが文句なしに「カッコイイ!」と思える1枚でした。
プリーストがペインキラーで提示したヘヴィネスは、その後に登場する新世代のメタルバンドに充分対抗しうるだけの攻撃性、説得力を持つものだし、
彼ら新世代のバンドたちにはどう逆立ちしても表現できない、英国ブリティッシュメタルたる様式美がこのペインキラーにはある。
激烈さと美しさが最高のレベルでブレンドされた奇跡の1枚。

IRON MAIDEN-Live at Donington ★★ (2004-01-31 18:24:00)

アイアン・メイデンはスタジオ盤を聞いただけだと「ショボイ音だなー」という感想しか持ってもらえないかもしれないけど、
ライヴ盤を聴いたほうが魅力が分かりやすいバンドだと思います。
このライヴ・アルバム、何百回聴いたか分からない。
でもそれに耐えうる内容だと思います。ブルース時代の総決算たるセットリストだし、
舞台が「モンスターズ・オブ・ロック」だけあって観客の反応も最高だし、ブルースの歌もバンドの演奏も非のつけどころがない。

QUEENSRYCHE-Operation: Mindcrime ★★ (2004-01-31 17:58:00)

このアルバムに関してはもう語る言葉はないですね。ヘヴィメタルという音楽を代表する名盤だと思います。
まさに「構築美の極致」といえるアルバムでしょう。彼らの後年のアルバムがいつまでもこのアルバムと比較されてしまうのは彼らにとって酷なこと。
個人的には、いつまでも「スプレッディング・ザ・ディジーズ」みたいな曲を期待するのはムリがあると思います。
…このアルバムのライヴ盤「ライヴクライム」も是非聴いてほしいです。このアルバムを聴き込んだ人ほど魅力を感じるライヴ盤です。

PET SHOP BOYS-Very ★★ (2004-01-31 17:43:00)

ガンマ・レイがアルバム「パワープラント」で「イッツ・ア・シン」をカヴァーしたペット・ショップ・ボーイズです。
もちろんハードロックではないです。エレクトロ・ポップとでもいいましょうか?ニューウェーヴっぽいニールのボーカルはゲイリー・バーデン以上にヘロヘロ。
でも、哀愁のメロディーの奏でるニール・テナントのへなへな声は琴線に触れるものがあります。ともかくメロディが綺麗。
アルバムの最後に収録されている「ゴー・ウェスト」はヴィレッジ・ピープルのカヴァーですけど、これは誰しも知っている曲なんじゃないかなと思います。
イギリスでサッカーの応援するときによく流れる歌らしいですが、何かとよく耳にするメロディです。
「ヴェリー」はペット・ショップ・ボーイズのアルバムの中でも比較的明るめな1枚ですが、ペットショップボーイズ特有の哀愁のある泣きのメロディ、ポップセンスは健在で
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YNGWIE MALMSTEEN-Inspiration ★★ (2004-01-31 17:20:00)

自分がこのアルバムに関して気に入っているのは、イングヴェイ印ともいえる「北欧様式美メタル」ではなく、
あくまでブリティッシュ・ハードロックに代表されるようなオーセンティックなフォーマットの上で、イングヴェイのギターが聴けるということです。
こういう作品って他にあるようでないんですよね…決して、メロディに傾きすぎた上滑りな作品になっていなくて、
きちんと上質のバンド・グルーヴで貫かれているアルバムというか…
パガニーニとかバロック音楽からの影響というのが彼のオリジナリティを決定的なものにしていますが、
あくまでも彼のルーツはジミ・ヘンドリクスであり、彼の姉に買ってもらったディープ・パープルのアルバム「FIREBALL」であると思います。
彼のギタープレイの根っこにあるのは原始的なハードロックスタイルというか…
「SPANISH CASTLE MAG
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WHITESNAKE-Whitesnake ★★ (2004-01-31 17:04:00)

デイヴィッド・カヴァーデイル、ジョン・サイクス…それぞれのパフォーマンスはもちろん、楽曲、プロダクション、
そしてヘアスタイルに至るまですべてゴージャス!
地味渋なブリティッシュ・ロック・バンドだった、それまでのホワイトスネイクはどこ吹く風、
一夜にしてアメリカを席巻するゴージャス・バンドに衣替えした、バンド史上最も重要なターニングポイント作。
アメリカでの成功に魂を売ったといえばそうかもしれないけど、ここまで完成度の高いアルバムを作ってしまうと、そんな批判も吹っ飛んでしまう。
もっともその後ホワイトスネイクは、さすがに行き過ぎた「スリップ・オブ・ザ・タング」を最後に迷走状態になってしまうけど。
…ちなみにUK盤は日本盤と曲順が違う上に、「ルッキング・フォー・ラヴ」「ブレイク・マイ・ハート・アゲイン」という名曲中の名曲が収録されています。
この2
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DEF LEPPARD-Hysteria ★★ (2004-01-31 16:42:00)

80年代のヘヴィメタルを代表するアルバムで超がつくほどのベストセラー。
前作「パイロマニア」がブリティッシュ・ヘヴィメタルのテイストが存分に感じられる名盤であったのに対して、
今作ではメカニカルさだったり、作りこまれた感じがある。この4年間の間にリック・アレンが片足を失ってしまったからだ。
でも素晴らしい楽曲がズラリと並ぶ、この「ヒステリア」はその類まれな完成度からいってもデフ・レパードの最高傑作だと思う。
なにせ執拗な「レコーディングの鬼」と化した彼らの完璧主義の産物であり、
精巧なプロダクションと分厚いコーラスに陰影のある英国的な風味が加わり、少しの隙もない。
ヒットシングルの数だけ挙げても相当なものであり、このアルバムでデフ・レパードは世界を制覇した。

MEAT LOAF-Bat Out of Hell-Bat Out of Hell ★★★ (2004-01-31 16:05:08)

3000万枚ものセールスを記録しいるモンスターアルバムのタイトルトラックで、
ミートローフの代名詞的な楽曲。いまのライヴでもラストに演奏されるハイライト・ナンバー。
大作だが、次から次へとひたすらドラマチックに展開するロック史上に残る傑作。
ヘヴィメタルが好きという人は気に入る人が多いのでは。もうワーグナー級。

MOTLEY CRUE-Generation Swine ★★ (2004-01-31 09:17:00)

ヴィンス復帰後第1作。でも過去に彼が在籍していたときのモトリー・クルーではない。
でもこの時代にリリースするアルバムとしてはこれ以上のものはないと思います。あまり人気のないアルバムらしいけど、聴きどころは多いです。
「FIND MYSELF」や「GENERATION SWINE」は有無を言わせないカッコ良さがあると思うし、
「AFRAID」もコーラスのメロディがすごくポップで、彼らのポップセンスと時代の音が合致した名曲だと思う。
アルバム1枚通して、インダストリアルやら何やらがゴッタ煮で整合性など何もないし、曲によっては???なんてのもあったけど、
まだ時代と自分たちらしさのバランスは保てていたように思います。
方向性はこれでよかったはず。にもかかわらず誰にそそのかされたかは知らないけど、
次作の「NEW TATTOO」でモトリー・クルーは初めて
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PINK FLOYD-The Wall ★★ (2004-01-31 09:00:00)

1979年発表のロック史に残るコンセプト・アルバム。アメリカの売り上げだけでも2300万枚を超える超大ベストセラーでもある。
このアルバムでの主役はロジャー・ウォーターズであり、デイヴ・ギルモアはギター職人と化している。
従来よりプログレ的な音像は影を潜めて、分かりやすくなった幻想的なメロディもいいのだが、
このアルバムの魅力の大半を占めているのはロジャーの提示した歌詞をもとにしたアルバム・コンセプトだ。
一言でいえば「他者との間に築いてしまった壁」ということなのだが、ロジャーいわく「コミュニケーションすることの重要性」のことを言っているらしい。
たぶんアルバムを聞き流しただけではそれほど良い作品とは思わないのではないだろうか?かく言う自分もそうだったので…
あくまで歌詞やアルバム全体の文脈の中で聴かなければ、???というような楽曲も多いのでは?(特に
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PINK FLOYD-The Division Bell ★★ (2004-01-31 08:40:00)

思想的な支柱だったロジャー・ウォーターズが脱退してからというもの、
デイヴ・ギルモア主体のピンク・フロイドはただ昔の栄光のサウンドの外観をなぞっただけの「フロイドもどき」と揶揄されることも多かった。
たしかにこのアルバムにはロジャー時代のような差し迫った緊張感も鋭さも無い。
でも、純音楽的に聴けばギルモアのギターはもちろん、幻想的な雰囲気、奇跡的に美しいメロディと非常に素晴らしい内容だ。
特にラストの「ハイ・ホープス」の荘厳な雰囲気、それと天にも昇るようなギルモアのギターの美しさといったら…

BLACK SABBATH-Reunion ★★ (2004-01-31 08:28:00)

正直言ってこの「リユニオン」を聴くまではオジー時代のサバスは音が古いからなのか、それほど好きという訳ではなくて、むしろロニーの「ヘヴンアンドヘル」やトニーマーティンの「TYR」の方が聴きやすくて良いと思っていました。
でもこの「リユニオン」を聴いて考えが変わりました。やっぱりオジーが在籍していたブラックサバスは唯一無比の個性を誇るスゴイバンドだったんだなーと。
この全編を貫くグルーヴィー感と重量感、それとオドロオドロしさは、間違ってもロニーやコージーパウエルのものではなく、オジー・トニー・ギーザー・ビルの4人でしか出せない音なんだと思います。
オジー脱退後にサバスが他のヴォーカリストとオジー時代の曲をやってもしっくりこなかったのは当然か。
しかもこのライヴアルバムは2枚組の分量、それも今の音で聴けるんだからこれはお買い得。

OZZY OSBOURNE-No More Tears ★★ (2004-01-31 07:59:00)

オジーの代表作のひとつであり、90年代ヘヴィメタルの名盤といってもいいと思う。
デビューアルバムの「ブリザード・オブ・オズ」を除けばオジーのアルバムの中で一番聴きこんでいる1枚。
音楽性は基本的には、「ノー・レスト・フォー・ザ・ウィックト」のザックのヘヴィなギターを前面に押し出した作風の延長線上にあると思いますが、
「ノー・モア・ティアーズ」ではそれプラス、90年代的な音と感性、内省的な雰囲気もある、
当時のオジーの引退宣言ともあいまって感情移入できるアルバムだと思います。
それにしてもこのアルバムが名盤として取り上げられることってほとんど無いですよね?すごくカッコイイアルバムだと思いますけど…

GUNS N' ROSES-Use Your Illusion I ★★ (2004-01-31 00:47:00)

個人的にはロックの歴史的な名盤とされる「アペタイト」より「ユーズ・ユア・イリュージョン」を聴くことのほうが多いかも。
「曲数を半分にして1枚のアルバムとして出すように要求されたんだけど、
曲のストックを全部使い切って、次作からまたまっさらな状態で曲作りをしたい、
として全部無理やり詰め込んで2枚組にした」っていう豪快なエピソードがすごく好きなので。
キーボードが入ったとか、大作バラードが多いとかいろいろ批判されるポイントはあるんだろうけど、
「ノーヴェンバーレイン」なんて屈指の名曲だし、曲のヴァリエーションが多いので飽きがこない。大衆化したかというばそうなんだろうだけど。

DAVID LEE ROTH-Eat 'Em and Smile ★★ (2004-01-31 00:28:00)

「アメリカン・エンターテイメント」の王道を行くアルバム。デイヴは天性のエンターテイナーですね。計算を感じない。
創造力を無限にかき立てる超バカテクミュージシャンたちをバックに、デイヴ・リー・ロスのエンターテインメント根性が炸裂しまくった快作。
サミー・ヘイガー時代以降のヴァン・ヘイレンがどちらかといえば曲重視、産業ロック的で落ち着いた指向を見せていくのを見ると、
やはり芸人根性丸出しのデイヴとは袂を分かつしかなかったのかなー、と思う。
またデイヴとウルトラバカテクなバックとの相性がバッチリなのも面白い。最高。

MEAT LOAF-Bat Out of Hell II: Back Into Hell ★★ (2004-01-31 00:02:00)

1977年発表のオバケ・アルバム「バット・アウト・オブ・ヘル」の続編。
1993年発表で作曲はジム・スタインマン、プロデュースはトッド・ラングレン。例によって欧米で大ヒットを記録してしまう。
アメリカでは冷遇されていた時代もあるんですが、ヨーロッパではずっとその人気は根強かったみたいですね…
欧米で「ワーストな曲ランキング」というのをやると、毎回のようにミートローフの曲がランクインされます…
最近あったその種のランキングでは今作からの大ヒット曲「愛のためにすべてを捧ぐ」が堂々とランクインしてました。
そんなに嫌いならどうしてこんなに売れるんだ?と思ってしまうのですが…
もっとも好き嫌いの激しそうなミュージシャンではあると思います。悪趣味といえるまでにドラマチックさを極限まで押し進めた音楽性。
欧米でここまでこの巨漢シンガーのアルバムが売れまくると
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AEROSMITH-Just Push Play ★★ (2004-01-30 23:47:00)

個人的にエアロスミスの傑作のひとつだと思うのですが、あまり評判は高くないみたい。
タイトル・トラックの「ジャスト・プッシュ・プレイ」などで現代のリズムを導入してるのがアルバムの新機軸。
でもアルバム「パンプ」以降のエアロスミスはもう無敵ですねー。アメリカン・ロックの王者にずっと君臨してる。
再結成以降は外部ライターも使いながら、どのアルバムも商業的に成功させているように見えるけど、
本来のロックのエッジを取り戻しながら、時代時代の最新の音をアルバムに取り込んでいる。
キャリア、ウン十年のベテランバンドなのに、この若々しさはスゴいですね。
スティーヴン・タイラーなんか未だに「ア●ダチ」するらしいし。(関係ないけど…)
「ビヨンド・ビューティフル」のスケール感のあるグルーヴ感がスゴい。「ジェイデッド」はこれ以上ないってぐらいの名曲だしね。

AEROSMITH-Get a Grip ★★ (2004-01-30 23:34:00)

ポップで明快な楽曲がズラリと並んでいて、聴いていると気持ちが高揚してくるアルバム。
エアロスミスがいまだにアメリカン・ロックの王者として君臨してるのは、この圧倒的な「陽気さ」によるんじゃないかなーと思います。
アメリカン娯楽ロックンロールです。もちろん音楽的に素晴らしいのは言うまでもないことですけど…
再結成後の「ブルース・フェアバーン3部作」(?)のトリを務めるにふさわしい、この時点における集大成的な内容。
「ナイン・ライヴス」は今作から少し軌道修正していて、少し尖っている感じがするし。
シングルカットしなかった曲の中でもいい曲が多いです。「ゲット・ア・グリップ」「フィーヴァー」「フレッシュ」とか…

THUNDER-Laughing on Judgement Day ★★ (2004-01-30 23:16:00)

アルバム収録時間が70分以上と、1枚通して聴くにはちょっと長すぎる感もあるけど、いいアルバムです。
キャッチーさということでいえば前作に軍配があがるかもしれませんが、今作はさらにブリティッシュ・ロックの真髄(?)に近づいたともいうべきな味わい深さがある。
特に大作だけど、ダニーのエモーショナルな歌が光る「EMPTY CITY」などはブリティッシュ・ロックの歴史に残る名曲といってもいいと思います。
他にも、ダニーの力強くソウルフルなヴォーカルがいい「DOES IT FEEL LIKE LOVE ?」、
ホーンの入った、ポップで躍動感のある「EVERYBODY WANTS HER」、郷愁のバラード「A BETTER MAN」、
力強く躍動感のある「LIKE A SATELLITE」、物悲しい旋律の「TODAY WORLD STOPPED TURNING」などなど
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METALLICA-Reload ★★ (2004-01-30 22:56:00)

「LOAD」とともに好きなアルバムです。もともとは一緒の素材だったものを、シンプルでグルーヴ主体のものを「LOAD」、
アップテンポでロックテイストなものを「RELOAD」に振り分けたとどこかに書かれていたような気がするけど、
わざわざ鍛錬を積んだという強靭なリズムセクションがボトムを支え、そこにグルーヴィーなギターワークと、
以前よりメロディを歌い上げるようになったジェイムズのヴォーカル、という音楽性は前作とほとんど同じです。
ただ、「LOAD」のほうが楽曲のヴァラエティに富んでおり、本作の方はロックテイストな楽曲が多いだけに、
悪く言えば一本調子な印象がないわけでもない。
楽曲は前作同様充実していて、特に「LOW MAN'S LYRIC」は彼らにとって新機軸な楽曲であり、名曲だと思います。
そしてラストの「FIXXXER」はブラック・サバス風
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METALLICA-Load ★★ (2004-01-30 22:30:00)

昔からのファンから総スカンを食った賛否両論の1枚。でも自分にとっては彼らの作品の中で1,2を争うぐらいに好きな作品。
そもそも「BLACK ALBUM」からメタリカを聴き始めた自分にとっては、少しは抵抗があったにせよ、わりとすんなりと好きになったアルバムでした。
速さはないですが、余裕たっぷりにグルーヴィーかつメロディの立った懐の深い楽曲、そして明らかに向上した演奏能力。
メインストリームに擦り寄ったというより、レイドバックした普遍的な米国ロックに接近したといってもいい内容で、
そういうのが好きな自分としては願ったり叶ったりなアルバム。メタリカファンとしては失格かもしれないですけど。
先入観なしに聴けば、とても完成度が高く聴きやすい作品だと思うし、仮に彼らが大衆に迎合しようとしていたとしても、
ブラック・アルバムからリロードにいたるまでのこの路線は、彼
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BON JOVI-New Jersey ★★ (2004-01-30 22:14:00)

「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」で一夜にしてスターバンドとなり、まさにアメリカンドリームを体現してしまったボン・ジョヴィが、
プレッシャーに悩まされながらもまたまた大ヒットさせてしまったベストセラー。
聴いていてとても若々しい印象を受けます。80年代というジェットコースターみたいな時代の中で、
若さに任せて思いっきりありったけのエネルギーを振りしぼって作り出した、そんな作品のように感じます。
前作の「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」がいかにもな80年代パーティー・ロック路線だったのに対して、
この「ニュー・ジャージー」では少し枯れたというか、土臭さというか、もっと言ってしまえばジョンの敬愛する
ブルース・スプリングスティーンのような色合いを感じます。
1995年の「ジーズ・デイズ」でこの「土臭さの追求」は見事に花開くことになるのですが、その萌芽
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BON JOVI-Keep the Faith ★★ (2004-01-30 22:01:00)

「KEEP THE FAITH」というタイトルにもある通り、バンドの崩壊からもう1度始めようというポジティヴなエネルギーにあふれたアルバムですが、
「DRY COUNTY」などのように年輪を感じさせる抑制された、シリアスな楽曲が登場するのはこのアルバム以降。
より普遍的なアメリカン・ロックに近づいた音楽性だと思うし、80年代の大ヒット作に見られたような若さゆえのドンチャン騒ぎはあまり見られない。
「I BELIEVE」や「DRY COUNTY」のビデオはとても90年代的で、80年代のフワフワ髪とパイロがドカンドカンと爆発するビデオとは非常に対照的。
それ以前の勢いに任せていたボン・ジョヴィにはない、内省的で心に染みるような魅力を出すようになるのもこのアルバムからだと思います。

BON JOVI-These Days ★★ (2004-01-30 21:45:00)

彼らのアルバムの中で一番好きな1枚です。80年代のような「追い風」は吹かなくなりましたが、
にも関わらずこんなに素晴らしいアルバムを作り上げたというのは、間違いなくボン・ジョヴィというバンドが
素晴らしい曲を書ける、普遍的なバンドだということでしょう。
歌詞とか曲調における「円熟」さは前作「キープ・ザ・フェイス」から感じられるようになったけど、
本当にこの「ジーズ・デイズ」はどこへ出してもヒケをとらない、成熟した大人のロックです。
「ウォンテッド・デッド・オア・アライヴ」、またはアルバム「ニュージャージー」で見られた彼らのアメリカン・ロックバンドとしての
土臭さが非常に洗練された表現として昇華されたアルバムでもあります。歌詞の方も自身の内面と向き合ったり、アメリカ人にとって
重要な「宗教」と向き合ってみたり…とかなりシリアスな感じです。それもこの
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U2-The Unforgettable Fire-The Unforgettable Fire ★★★ (2004-01-30 21:30:48)

個人的にU2の曲の中で一番好き。
ドラマチックな曲展開と哀愁がたまらなくいい。

THE JAM-Snap!-Beat Surrender ★★★ (2004-01-30 21:25:20)

ジャムが最後の最後に出した名曲。この曲はオリジナル・アルバムに収録されていません。
ジャムの音楽性は、初期のパンクっぽい音から、R&Bに影響を受けた音へと移行していくのですが、
この「ビート・サレンダー」はまさにその影響を強く受けた名曲。次のスタイル・カウンシルに通じる音楽。
ともかく「カッコいい」の一言に尽きます。クール!!!

THE JAM-Snap!-Going Underground ★★★ (2004-01-30 21:22:50)

ジャムの、というより英国ロックの歴史に残る超名曲。オリジナル・アルバムにはこの曲、収録されていません。
「グレイテスト・ヒッツ」か「SNAP」(こちらは廃盤みたいですが)に収録されています。
発表した時期としては中期あたりになるんでしょうか…かなりメロディアスな曲です。
切れ味鋭い「ジャッ!!ジャッ!!」というギターサウンドに、悶絶モノのメロディアスで哀愁の旋律。

GARY MOORE-Live Blues ★★ (2003-10-23 00:04:00)

ゲイリー・ムーアは評価されなさすぎだと思います。もっと一般的な評価も高くてもいいのではないでしょうか?
少なくともこのライヴアルバムを聴いていると、クラプトンほどの評価を得ていないのがすごく不思議に感じられるほど。
やっぱり80年代のヘヴィメタル路線のほうが印象に残ってしまっていたんでしょうか?
図太いトーンでエネルギッシュに荒々しく弾き倒すプレイも、抑制されたトーンでの繊細な表現も、どちらも聴き入ってしまいます…
90年代前半のブルース路線の集大成のようなこのアルバムでのギターは時代とは無縁の普遍的なものだと思います。
「ストーリー・オブ・ザ・ブルース」でのソロは感動の極致。至福のライヴ盤!!


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