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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 1401-1450
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Leprous-Coal
Leprous-Melodies of Atonement-Self‐Satisfied Lullaby
Leprous-The Congregation
Leprous-The Congregation-Red
Leprous-The Congregation-The Price
Love to Love
MACABRE-Gloom
MACHINE HEAD-Burn My Eyes-Blood for Blood
MACHINE HEAD-Supercharger-White-Knuckle Blackout!
MACHINE HEAD-The Blackening
MACHINE HEAD-The Burning Red-From This Day
MACHINE HEAD-The More Things Change...
MACHINE HEAD-The More Things Change...-Spine
MACHINE HEAD-The More Things Change...-Ten Ton Hammer
MACHINE HEAD-Øf Kingdøm and Crøwn
MACHINE HEAD-Øf Kingdøm and Crøwn-Bloodshot
MACHINE HEAD-Øf Kingdøm and Crøwn-Slaughter the Martyr
MADBALL-Demonstrating My Style-Hardcore Still Lives!
MADONNA-Music
MAGELLAN-Hour of Restoration
MAGMA-Live
MAGMA-Udu Wudu
MAGNITUDE 9-Reality in Focus
MAGNITUDE 9-Reality in Focus-No Turning Back
MAGNUM-Breath of Life-Everyday
MAGNUM-Chase the Dragon-Sacred Hour
MAGNUM-Kingdom of Madness
MAHAVISHNU ORCHESTRA-Apocalypse
MAHAVISHNU ORCHESTRA-Birds of Fire-One Word
MAHAVISHNU ORCHESTRA-The Inner Mounting Flame
MAJESTIC-Trinity Overture-Resurrection
MAJESTY-Keep It True-Son of Metal
MAKE UP-BORN TO BE HARD-Just My Heart
MAKE UP-GLORY DAYS〜MAKE‐UP BEST COLLECTION-ペガサス幻想
MAKE UP-Howling Will-SALVATION ARMY
MALICE MIZER-merveilles-Le ciel
MANDRAKE-UNRELEASED MATERIALS VOL.1
MANIGANCE-Ange ou démon
MANOWAR-Fighting the World
MANOWAR-Gods of War
MANOWAR-Gods of War-Sleipnir
MANOWAR-Kings of Metal-Kings of Metal
MANOWAR-Louder Than Hell-The Gods Made Heavy Metal
MANOWAR-The Triumph of Steel
MARDUK-World Funeral
MARDUK-World Funeral-Cloven Hoof
MARILLION-Brave-Runaway
MARILLION-Seasons End
MARILYN MANSON-Antichrist Superstar
MARILYN MANSON-Antichrist Superstar-Tourniquet

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Leprous-Coal ★★★ (2021-02-28 19:40:18)

'13年発表の3rdアルバムです('06年の自主制作盤『AEOLIA』を含めれば4作目)。
前作までは合間に入るブラック・メタル的咆哮や攻撃性を盛り込んだ幅広い音楽性が特徴的ながら、基本的には一般的「プログレ・メタル」の範疇に入るバンドという印象でした。ところが、日本盤デビューとなった今作では完全に個性が確立されています。
ジャケのアートワークから暗黒世界の住人であることを主張しつつ美意識のあるバンドであることを露にした上で、ブラック由来の攻撃性も捨て去らずにゴシック的耽美性を大幅増量し、同時に真の”プログレ”たることを証明するかのように一曲ごとに実験を推し進めます。
エイナル・スーヴェルグ(vo,key)の姉の夫であるイーサーンも、ブラック・メタルに留まらずにプログレッシヴな音楽を追求していますが、教え子たる彼らは今作で完全にこのバンドならではの進歩的メタルを形作るこ
…続き

Leprous-Melodies of Atonement-Self‐Satisfied Lullaby ★★★ (2024-10-20 22:42:50)

今年のベスト・チューン候補です。ジワジワはまってきました。美しい。
ジャンル分けとかもう無理に決まっているので、ただ子守歌もどきってことで。
そこらのメタルよりよほど過激ですが。

Leprous-The Congregation ★★★ (2021-03-06 16:49:21)

'15年発表の4thアルバムです。2010年代のプログレ・メタルの中で余裕で五指に入る出来ではないかと思える大傑作です。
(1)「The Price」のPV(スタイリッシュな映像も素晴らしい!)を1回視聴しただけで、虜になりました。なんという新鮮さ! BIFFY CLYROの4thやHELMETの1stを初めて聴いた時にも似たこの衝撃。リズムの工夫だけでも音楽の印象はこれだけ変わるのだなという認識の書き換えに驚かされる1枚です。
5thと6thも名盤と言える出来ですが、彼らの最高傑作はこれだと思っています。とにかく前進/実験を徹底しています。
この作品の肝は、「間」「キレ」「ズレ」「ループ」です。
反復フレーズがもたらすトランス感覚を巧く活かしつつ、バンド全体がシンクロしたリズムの刻みと計算しつくされた音の引き算(休符)を効果的に用いて意外性とグルーヴを生み出し、
…続き

Leprous-The Congregation-Red ★★ (2021-03-06 17:18:56)

エレクトロニカ系の音づくりが面白い曲。でもこれ、プログラミングじゃなく演奏でしょうね。見事な換骨奪胎。
機械のような正確なリズムながらも、ぎこちないズレを感じさせるひねくれたフレーズが、まさに「現代のバンド」です。
でもって、変なだけでなく、暗く妖しく美しい。
ソングライティング能力の非凡さ、そして自分たちの強みを自覚している点が頼もしいなぁ。

Leprous-The Congregation-The Price ★★★ (2021-03-06 17:01:51)

こんなおしゃれなヘッドバンギング、見たことないw
メンバーみんなで頭を振ったり振らなかったり。ヘドバンだけでもPVが面白いです。あんまりみんなおそろいで、おそ松くん達がヘドバンしてるみたい。
まあそういうネタ感はおいといて、印象度抜群のリフと独特の「タメ」が、なんともたまりません。
タメのあるリズムが印象的な名曲、例えば「We Will Rock You」「Immigrant Song」「Back in Black」にも比肩し得るんじゃないかなんて言ったらさすがに暴言でしょうか。
叙情的で美しい歌メロも、蕩けます。

Love to Love ★★★ (2007-11-02 01:00:36)

最初に好きになったUFOの曲なので、思い入れがあります。
ドラマティックな、超名曲。別世界に連れて行ってくれます。
ギターも良いですが、キーボードも素晴らしい。

MACABRE-Gloom ★★ (2008-02-17 14:34:00)

シカゴ出身の悪趣味マーダー・メタル・バンド、'89年発表の1stフルです(あるいは過去音源の寄せ集め?)。
ハードコア/グラインドコア色の濃いテクニカル・デスメタルといった印象ですが、変態度が高く、ユニークな音です。10年後のデビューだったら、カオティック・ハードコアと分類されていたでしょうね。ある意味プログレッシヴ。
歌詞やアートワークの悪趣味さには辟易しますが、演奏技術や個性は一級品です。

MACHINE HEAD-Burn My Eyes-Blood for Blood ★★ (2007-08-19 23:12:00)

インダストリアル系のバンドが使いそうなイントロが徐々に緊張感を高め、掛け声が入って一気に弾けるところがかっこいいいです。
間奏後の疾走感は、確かにたまりませんね。

MACHINE HEAD-Supercharger-White-Knuckle Blackout! ★★ (2008-11-22 00:01:41)

スマートにこういう曲を聴かせてくれるセンスの良さがさすがです。
途中で入るキュイーンっていう音がめっちゃ好き。

MACHINE HEAD-The Blackening ★★ (2016-06-11 21:33:17)

MACHINE HEADには長らくヘヴィ・グルーヴ系のバンドとしての激烈さ、それも極北にあたるモノを求めていたので、このアルバムを聴いたときにはメロディアス過ぎる作風にどうにも違和感をぬぐえなかったのですが、最近ようやくこのダークでメランコリックな世界を楽しめるようになってきました。
メタルの表も裏も知った上で、90'sヘヴィネスにスラッシュやメタルコアの要素を巧みに取り入れ、融合させた模範作。ある意味メタルの理想形の一つだと思えます。
捨て曲もなく、長尺曲を長く感じさせない点を含め、本当にメタル巧者の実力を味わわせてくれる、稀有な逸品です。本物が本気を出せばどれほど凄いか、納得できました。
ちょっとした音使いとヴォーカルの持って行き方に泣ける。いやあ、巧い。そして旨い。

MACHINE HEAD-The Burning Red-From This Day ★★ (2008-11-22 00:08:14)

ノリノリです。でも決して軽くない。
うまい曲。

MACHINE HEAD-The More Things Change... ★★ (2006-04-16 18:34:00)

1stに比べると、スピード感がちょっと減少し、その分ヘヴィさが少し増した感じでしょうか。キャッチーさには欠けるかもしれませんが、迫力があります。
90'sヘヴィネスの代表バンドではあるのだけど、個人的にはいまひとつ突き抜け感に欠けるバンドというイメージ。でもなんかジワジワ効いてくるんです。
1曲毎のインパクトはそれほどないんですが、ヘヴィでダークで硬派な雰囲気で全体に統一感がありつつ、実はけっこう多彩な楽曲を聴かせてくれます。
>GEORGEさん
日本盤ボーナスで「THE POSSIBILITY OF LIFE'S DESTRUCTION」をカヴァーしています。
潔く疾走していてかっこいいし、サウンド的にはもちろん原曲よりヘヴィです。個人的にはやはり元のDISCHARGEの方がリアルで強烈に感じますが。

MACHINE HEAD-The More Things Change...-Spine ★★ (2023-04-09 20:55:49)

まあ地味な曲扱いなんでしょーが、やっぱり曲作りが巧いんですよねー。
展開が案外多彩で、今聴いても古臭さやダサさを感じず、ひたすら快感。けっこう叙情的なところも良いなあ。
ヘヴィ・メタルに疾走やメロディアスさではなくヘヴィネスを求める人にはおすすめデス。

MACHINE HEAD-The More Things Change...-Ten Ton Hammer ★★★ (2023-04-09 20:46:46)

買った当時は「なかなか良いな」などと思って聴いていたわけですが、あれから二十数年経てば思い入れ込みで、「歴史的名盤の神曲」に思えてしまうから不思議。
「重く、激しい曲」を求めて生み出された、'90年代ヘヴィ・グルーヴを体現した名曲です。青春の一曲。

MACHINE HEAD-Øf Kingdøm and Crøwn ★★★ (2023-04-09 20:27:31)

'22年発表の10thアルバムです。今まで彼らの1番好きなアルバムはずっと2ndだったのですが、これほどの傑作を叩きつけられると、これが最高傑作だろうなと素直に納得しちゃいました。
コンセプト・アルバムで、荒廃した未来世界でAresとErosという人物の織り成す物語。勧善懲悪ものではなく対立する二人がそれぞれ正義を信じて残虐な行いをするという点に、『進撃の巨人』の影響があるとか。
メロディはたっぷりで歌もギターも泣きまくりで悲壮感に満ちていますが、激しさも妥協なし。最初から最後まで陰鬱でヒリヒリしていて、緊張感が保たれています。重くて速い曲も十分で、バランスが非常に良いヘヴィ・メタル。
ギターはなんとDECAPITATEDのヴォッグが新加入。今後さらにデス・メタル風味が増量されると面白そう。
繰り返し聴いていますが、長い曲がちっとも退屈ではなく、溜めて溜めて爆発さ
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MACHINE HEAD-Øf Kingdøm and Crøwn-Bloodshot ★★ (2022-12-29 22:07:43)

「WHITE-KNUCKLE BLACKOUT!」のキュイーンも好きでしたが、この曲のキュイーンも好きです。
押しと引きのバランスが絶妙。色んな要素が入っていますが、どれもこれも効果的です。かっこいい。

MACHINE HEAD-Øf Kingdøm and Crøwn-Slaughter the Martyr ★★★ (2023-04-09 20:41:48)

始まりはバラードかと思うような悲痛な曲調なのですが、途中で激発して展開していく慟哭の1曲目。
Erosが恋人のAmethystを殺されて復讐に走るさまを表した曲でしょうか。
ロブの歌、表現力が段違いに増しているなー。

MADBALL-Demonstrating My Style-Hardcore Still Lives! (2008-11-22 00:21:01)

曲名を叫んで終わりという、ストレート極まりないメッセージ・ソング。
うーん、潔い。

MADONNA-Music ★★ (2016-06-26 21:11:05)

夢のように美しかった前作とはうって変わって、刺々しくヘヴィなアルバム。エレクロ・ビートを用いている点では共通しているのですが、『Ray of Light』が「暗い=美しい」だったのに対し、今作は「暗い=怖い」という感じ。
まずジャケに騙されました。爽やかでカントリー風なアルバムかなと思ったら、ドぎついビートに、ダウナーな楽曲。ギターが入ってカントリー風なメロディの曲ですらも、生々しい刺々しさの方を強く感じます。(次作は、ダークさも厳つさもジャケのイメージ通り)
このギャップと、前進や変化を恐れない貪欲な姿勢に圧倒され、「マドンナ」という存在への軽視や偏見が拭い去られ、ファンになりました。
お気に入りの楽曲を選ぼうにも、どこを切っても刺激的で、切り捨てるところがありません。1曲毎に様々な実験が繰り広げられていて、当時としての最先端であることは勿論、現在の耳で聴いても強烈。
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MAGELLAN-Hour of Restoration ★★ (2006-08-23 20:48:00)

もうプログレど真ん中な感じで、適度にハードで特に癖もなくて聴きやすいので、プログレッシヴ・ロック(メタルではなく)入門に適したアルバムだと思います。
(1)「MAGNA CARTA」はレーベル名からきた曲名かなと軽く考えていたら、もろに歌詞がそのものずばりなイギリス大憲章についてで、驚きました。何たるセンス。
曲にはYESの影響がかなり出ていますが、様々なバンドの影響を混ぜ込んで、「平均的な普通のプログレ」みたいなものをつくり出している印象です。
メロディもとっつきやすく、歌もしっかり目立っているので、退屈せずに聴けます。
進歩的でも革新的でもないですが、こういうのもやっぱり良いですね。

MAGMA-Live ★★ (2005-12-19 23:43:00)

フランスのプログレ怪獣マグマの、1975年6月1日~5日のライヴを収録したアルバムらしいです。
プログレと言っても中身はジャズ・ロックで、なんと言うかまあ、色々な意味で強烈な音楽です。
宗教的熱狂にも似た異様なテンションが漲る演奏は、けっこうヘヴィで、メタル耳にも心地良いかも(メロディは全然メタル的ではないです。念のため)。
1曲目の「KOHNTAHK」の後半と、ラストの「MEKANIK ZAIN」だけでもお腹一杯になれます。
リーダーのクリスチャン・ヴァンデのドラムや、ベルナール・パガノッティの轟音ベースも凄まじいですが、当時17歳とは信じ難いディディエ・ロックウッドのヴァイオリンには言葉もありません。なんじゃこりゃ。ロックウッドはフランスのジャズ界じゃ大御所になってるみたいですね。早熟すぎだよ。
基本はインストで、歌と言っても不気味なコーラスがコバイア語
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MAGMA-Udu Wudu ★★ (2016-06-26 21:58:21)

1曲目から明るくも怪しい歌入りジャズ・ロックで軽快にスタートしながら、徐々に不穏さを増し、中盤から後半はベースの重くうねる音に翻弄されつつ硬直状態で聴き入るしかない怪作。
ジョン・コルトレーンの影響をどう咀嚼すればこういうものができあがるのか謎ですが、スリリングなロックとして、今でも現役でかっこいー。
特に反復の魔力を用いつつもテンションの高さで一切冗長さを感じさせない大曲(6)「De Futura」は、時代を超えて衝撃的。

MAGNITUDE 9-Reality in Focus ★★ (2008-04-23 23:55:00)

'01年発表の2ndアルバムです。
速弾きバカテク・ギターに、力強くもメロディアスなヴォーカルという組み合わせの、テクニカル・メタルです。
シンフォニーXが好きな人なら気に入るんじゃないでしょうか。オリジナリティーはともかく、レベルは確かに高いバンドだと思います。
売れないのはバンド名のせいもあったりして(地震は嫌ですからね)。
メイデンの「イカロスの飛翔」と、レインボウの「銀嶺の覇者」をカバーしています。前者は良いですね。

MAGNITUDE 9-Reality in Focus-No Turning Back (2008-04-23 23:59:36)

リフと歌メロがキャッチーで、とっつきやすい曲です。
ギターも弾きまくってるけど、曲の邪魔になっていません。

MAGNUM-Breath of Life-Everyday (2007-07-31 01:12:33)

どうということもない普通のメロディアス・ロックなのに、ボブ・カトレイが歌うと何故か胸が熱くなってきます。
けっこうアレンジは凝っているし、ギターソロも良いですが、やはりこの歌声が曲の魅力を引き上げていますね。
ハード・ロック・ファンには物足りないかもしれませんが、穏やかな雰囲気も素晴らしいです。

MAGNUM-Chase the Dragon-Sacred Hour ★★★ (2016-06-11 21:27:15)

胸が震えるような感動を味わえる1曲です。
少し時代を感じさせる変てこな音使いも残っているのですが、そんなことがどうでもよくなるくらい圧倒的な名曲。

MAGNUM-Kingdom of Madness ★★ (2016-06-11 21:21:29)

初めて聴いたアルバムが『BREATH OF LIFE』で、大人しいバンドだと思っていたので、この作品のはっちゃけぶりには耳を疑いました。
ちょっと待て、何が起こっているんだ? と、思わずジャケを見直したくらい。実にエネルギッシュで瑞々しい。
珍妙な音使いやクレイジーなコーラスが随所で炸裂し、実験的でとっ散らかった印象もあるけれど、ドラマティックで胸熱なメロディも盛り込んで、色々な意味で興奮できます。
4曲目の表題曲が皆さんおっしゃるようにインパクト大ですが、後半6~9曲目の充実っぷりも特筆ものです。

MAHAVISHNU ORCHESTRA-Apocalypse ★★ (2016-11-26 23:27:59)

こんなジャズ・ロックとオーケストラとの共演なんて、よく許されたなーというのが、正直な印象です。よくやってくれました、コロンビア!
しかもマイケル・ティルソン・トーマス(ジャズの素養あり)指揮のロンドン響(応用力のあるプロ集団でインド音楽との共演経験もあり)との組み合わせというところに、レコード会社の本気を感じます(プロデューサーのジョージ・マーティン人脈かもしれませんが)。
普通のオケと指揮者では、こういうアイディアの実現は難しそう。プログレ隆盛期の'70年代という時代も良かったんでしょうね。
第1期の激烈さには及びませんが、目指している方向性も違うので、問題ありません。ジャン=リュック・ポンティにナラダ・マイケル・ウォルデンなんていうメンバーに、文句などあろうはずもありません。
チック・コリアの奥さんのゲイル・モランの歌声が聴けるのも貴重です。
基本的には
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MAHAVISHNU ORCHESTRA-Birds of Fire-One Word ★★ (2007-02-17 23:01:54)

ドラム、やりすぎです。何ですかこの音数は!
しかしこの曲、けっこうメンバー全員に見せ場があって、ベースもいっぱい目立ってて良いですね。
終盤の「さあ皆でユニゾンだ!」みたいなノリも好きです。
でもとにかくビリー・コブハム!

MAHAVISHNU ORCHESTRA-The Inner Mounting Flame ★★ (2007-02-04 23:57:00)

2ndが最高傑作と言われることが多いですが、ロック・リスナーに最初にすすめるなら、まずはこの1stです。ジェフ・ベックの『WIRED』なんかが気に入った人は是非。
ド派手なキメ技の連発、難解な高速フレーズをユニゾンで突っ走らせるとんでもないギターとヴァイオリン、そしてドラム。あれです、MR.BIGの「COLORADO BULLDOG」のイントロみたいなのを延々と何十分も聴き続けるようなものです。
もうこのアルバムは好きで好きでたまらなくて、何度聴いたことやら。
ジャズが苦手な人でも、何も問題ありません。へヴィ・メタル以上に過激にロックしています。

MAJESTIC-Trinity Overture-Resurrection ★★ (2008-04-30 23:27:51)

珍しくブルージーな風味もある、ミドル・テンポのハード・ロック曲。
暑苦しいくらいのヴォーカルが、完全に主役となっています。

MAJESTY-Keep It True-Son of Metal (2017-04-29 23:12:55)

歌が入った途端にずっこけてしまう、完全にネタとしか思えない曲です。コーラスも演奏もショボいな~。
が、ミョーに愛嬌があり、なんだか癖になりそうなところが怖い。メタル愛だけは伝わってきます。

MAKE UP-BORN TO BE HARD-Just My Heart ★★ (2008-09-06 23:11:59)

ベタベタな泣きのバラード。
下手なバンドがやったら気恥ずかしくなりますが、しみじみ浸らせてくれます。

MAKE UP-GLORY DAYS〜MAKE‐UP BEST COLLECTION-ペガサス幻想 ★★★ (2008-09-06 23:19:33)

HM/HRにのめり込むようになった要因のひとつは、間違いなくこの曲です。
燃えたなぁ……。

MAKE UP-Howling Will-SALVATION ARMY ★★ (2008-09-06 23:03:42)

日本語のメロディアス・ハード・ロックとして、非常に完成度の高い曲だと思います。
熱さと哀愁のバランスが素晴らしい。

MALICE MIZER-merveilles-Le ciel ★★ (2008-09-01 23:06:42)

いかにも耽美ヴィジュアル系というか、昔のLUNA SEA等にも通じるような雰囲気があって、お気に入り。
メロディが泣けますね。

MANDRAKE-UNRELEASED MATERIALS VOL.1 ★★ (2016-06-26 21:47:47)

震撼しました。ヤバすぎ。
もともと平沢進、P-MODELに衝撃を受け、遡って聴いたわけですが、あまりの凄まじさに開いた口がふさがりません。
'73~'79年に平沢進が在籍したプログレッシヴ・ロック・バンド(うち3名が解散後P-MODEL結成)で、1枚もアルバムを残さなかったマンドレイクの、未発表音源集その1です。
音質的には様々な時期のもの(含ライヴ)が入り混じっていて玉石混淆ですが、楽曲の質となれば超絶。ナニコレ、完全に'70年代の世界トップ・レヴェルじゃん。
いま聴いても古びていないどころか、かっこよすぎ。イエスよりも前に「錯乱の扉」という曲を発表し、世界に類のないストレンジ劇的ロックを構築しています。
(1)「飾り窓の出来事」なんて現在の耳にも新鮮/激熱。本物のプログレです。

MANIGANCE-Ange ou démon ★★ (2006-02-08 00:14:00)

フランス語で歌われるメタルは初めて聴いた(一部歌詞だけフランス語っていうのはあったけど)のですが、あまり違和感ないんですね。
でもバラードの(6)「FLEURS DU MAL」なんかはフランス語ならではの味もちょこっと感じられて、面白いです。
(5)「ANGE OU DEMON」というキラー・チューンもあるし、全体的に高品質のメタル作品で、これは素晴らしい。

MANOWAR-Fighting the World ★★ (2016-06-26 20:58:10)

買ったことすら忘れていて、最近段ボール箱の底から発掘しました。潔癖なメタルマニアの頃に買って、QUEENみたいな「Carry On」のあたりでCDを止めて心の中で踏み砕き、火にくべていたのかもしれません。
冗談はさておき、久々に聴き返したら後半のピュア・メタルっぷり、特にラスト3曲の畳みかけにヤられました。
時代を感じさせる乾いてスカスカな軽い音づくりが、けっこう今聴くとツボだったりします。古き良きアメリカンHR/HMの音。それをこんな大仰なメタル曲に採用するなんて、面白い。いや、真面目に好きです。

MANOWAR-Gods of War ★★ (2016-06-26 20:43:56)

まず女性店員には差し出しにくい(家族に見せられない)踏み絵アートワークに、どんな羞恥プレイですかと問い質したくなります。さすがのMANOWARクオリティです。
大仰なオープニングのインストが終わったら今度はナレーションで引き延ばされ、なかなか激しくメタルを轟かせてくれない焦らしっぷりもさすが。
でもこれって、時代劇大作映画を楽しむのと同じ感覚で聴くと楽しいですね。そこは疾走曲でしょってタイミングで重々しく語っちゃう間の悪さも含め、愛すべきドラマティック・ワールドが展開されています。
北欧神話を大真面目に取り上げ、仰々しくこってりと謳い上げるテーマ設定といい、彼らの辞書に妥協とかほどほどという文字はありません。
正直ナレーションやSEが多いこともあり、全部通して繰り返し聴くには根性が要り、ついついお気に入り曲を飛ばし聴きしてしまうのですが、たまに余裕のある時に通し聴
…続き

MANOWAR-Gods of War-Sleipnir ★★ (2016-06-26 20:48:13)

このアルバムでは一番のお気に入りです。さすがのMANOWAR節。
耳に染みついて離れないレインボウブリッジに、拳を振り上げずにいられません。

MANOWAR-Kings of Metal-Kings of Metal ★★★ (2007-03-03 00:01:16)

歌詞があまりに凄すぎますがこれがギャグでなくジョークでなく信念と情熱を傾けてつくられた時に全てを超越した何かしらのメタル的歴史の1頁と言うかまあとにかく名曲なわけです、はい。
カラオケで歌おうとして失敗しました。こんなのエリックにしか歌えない。

MANOWAR-Louder Than Hell-The Gods Made Heavy Metal (2017-04-09 23:55:27)

数あるメタル賛歌の中でも、歌詞のインパクトでは最強レベルですね。大好きです。

MANOWAR-The Triumph of Steel ★★ (2005-10-23 17:33:00)

マノウォーと言うと、まずこのアルバムが思い浮かびます。ジャケのアートワーク、楽曲、全編に漂う雰囲気、どこを切ってもこれぞマノウォー。
冒頭から30分近い組曲「ACHILLES, AGONY AND ECSTASY」で幕を開けるので、好き嫌いが分かれるようですが、このくらい大仰な方が、彼ららしくて良いです。
小学生のとき、ギリシャ神話やホメーロスの「イーリアス」「オデュッセイア」が大好きだったので、歌詞世界も楽しめます。
夢想家・I さんの案のように、この1曲目を1枚分にして、2枚組アルバムにしてたら、なお嬉しかったかも。
けっこう音が隙間だらけでスカスカな上に軽いので、最初は違和感を感じたんですが、オーケストラの音を入れて重厚にしたドラマティック・メタルを聴き慣れた今となっては、剥き出しのバンド・サウンドで大曲にチャレンジする精神が逆に眩しいです。
もちろん
…続き

MARDUK-World Funeral ★★ (2005-11-12 20:34:00)

体調の悪いとき、精神的に弱っている時は聴けません。吐き気がするほど暴虐なブラック・メタル。
やっぱりブラックって、音自体のヘヴィさ以上に怖いなぁ。
よっぽどむしゃくしゃしている時しか聴きませんが、このくらいやってもらえば満足です。

MARDUK-World Funeral-Cloven Hoof (2007-03-25 23:55:47)

歌メロの一部がどうしても「アルプス一万尺」に聴こえてしまいます。
「ラ~ンラランランランランランラン♪」って歌いたくなる。
HELLOWEENの「EAGLE FLY FREE」も最初の部分に似てますが、「アルプス一万尺」って、メタルと相性が良いとか??
いや、曲は強烈なブラック・メタルです。当然ですが。

MARILLION-Brave-Runaway ★★★ (2008-04-23 23:20:21)

本当に切ない曲です。優しく悲しい。
壊れてしまいそうなくらい美しいメロディと、繊細な歌、演奏。
今にも切れそうな細い糸でつなぎ止めているような必死さを感じます。

MARILLION-Seasons End ★★ (2006-07-24 23:49:00)

「名盤」と呼ばれる作品としては『BRAVE』や『MISPLACED CHILDHOOD』が挙がると思うんですが、曲の好み度合いで、このアルバムをよく聴きます。
特に(2)「EASTER」は大好きなんですが、ただ終盤で出てくるパートだけ余計に感じてしまって……せっかく曲にひたっていたのに、気分が壊れてしまって嫌なのです。
同じように感じる曲だと、スタレビの「木蓮の涙」のラストのところとかが雰囲気ぶち壊しで……って、関係ないですね。
(9)「THE SPACE...」の美しさ、悲しさも、涙を誘います。

MARILYN MANSON-Antichrist Superstar ★★ (2006-05-23 23:39:00)

なんか、蠅とか蛆とか汚物とか腐臭なんて言葉が浮かんで来ます。音づくりが「しっかり分かってやってる」バンドだからこそなんでしょうか。
もうちょっと激しくて曲数が少ない方が好みなんですが、イメージにはマッチしてて良いです。
悪魔的イメージのエンターテイメントで、親には嫌われるけど実は曲はキャッチーでとっつきやすいっていうのは、KISSとかオジーとかアリス・クーパーの正統的後継者みたいなものかもしれません。
まさしくロックですね。

MARILYN MANSON-Antichrist Superstar-Tourniquet ★★ (2009-01-22 00:05:57)

初っ端のリフだけでもう、引き込まれちゃいます。
醜悪だけど、切なくなるような曲。


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