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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1951-2000
PAIN OF SALVATION-12:5
PAIN OF SALVATION-Remedy Lane
MATTIAS IA EKLUNDH-Freak Guitar
UFO-Lights Out
NAPALM DEATH-Enemy of the Music Business
NASHVILLE PUSSY-Say Something Nasty
SPIRAL ARCHITECT-A Sceptic's Universe
PAINKILLER-Buried Secrets
PRAXIS-Sacrifist
JACULA-Tardo Pede in Magiam Versus
MAGMA-Live
PRETTY MAIDS-Sin-Decade
OVERKILL-W.F.O.
KILLING JOKE-What's THIS For...!
NOCTURNUS-Thresholds
NEUROSIS-Pain of Mind
THE MARS VOLTA-De‐Loused in the Comatorium
ROADRUNNER UNITED-The All-Star Sessions
DARK MOOR-The Hall of the Olden Dreams
LOVE/HATE-Wasted in America
OLD MAN'S CHILD-Ill-Natured Spiritual Invasion
STEVE VAI-Alien Love Secrets
DISCHARGE-Hear Nothing See Nothing Say Nothing
POISON-Open Up and Say... Ahh!
DANNY DANZI-Somewhere Lost in Time
TANK-Honour & Blood
SILVERTIDE-Show and Tell
MESHUGGAH-Destroy Erase Improve
MEAT LOAF-Bat Out of Hell
PEARL JAM-Vitalogy
RED HOT CHILI PEPPERS-Mother's Milk
LINKIN PARK-Hybrid Theory
IN FLAMES-Whoracle
HAREM SCAREM-Rubber
VAN HALEN-For Unlawful Carnal Knowledge
THE DARKNESS-Permission to Land
KREATOR-Cause for Conflict
PAUL GILBERT-King of Clubs
IMPELLITTERI-Eye of the Hurricane
YNGWIE MALMSTEEN-Alchemy
TYTAN-Rough Justice
EVANESCENCE-Fallen
MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself
NUCLEAR ASSAULT-Survive
KANSAS-Two for the Show
HIGH ON FIRE-Blessed Black Wings
SENTENCED-Shadows of the Past
HELLCHILD-Wish
MARDUK-World Funeral
THE DILLINGER ESCAPE PLAN-Calculating Infinity
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発言している2曲を連続再生 - Youtube



PAIN OF SALVATION-12:5 ★★ (2005-12-23 12:45:00)

アコースティック・ライヴということで事前に抱いていたイメージを、ほとんど全て吹き飛ばされました。やはり常に想像の斜め上を行くバンドです。
しかし、演奏力やアレンジ能力もさすがの一言ですが、このコーラス・ワークのとんでもなさは何なんでしょう。いやいやいや、有り得ないですからこんなの。実際のライヴそのままなんだとしたら、この人たちはおかしいです。
メインのダニエル・ギルデンロウの歌声も、色っぽ過ぎるくらいの艶を帯びていて、惚れ直しました。
アコースティックなので、改めて美しいメロディの曲ばかりだなというのも再確認でき、またキーボードのフレドリック・ハーマンソンの重要性がよく分かります。どこまで作曲に関わっているかは分かりませんが、感性はやっぱり素晴らしいものがある人だと思います。
しかし(9)「OBLIVION OCEAN」、(10)「UNDERTOW」という超絶哀愁
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PAIN OF SALVATION-Remedy Lane ★★ (2005-12-21 23:44:00)

雑誌とかでこのアルバムが、ポップになったとか明るくなったという風に評されているのを読むと、「どこが?」と思ってしまいます。
私にとっては、あまりにも痛々しく辛いアルバムなので、気軽には聴けません。特に子供が無事に生まれるまでの1年近くは、1度も聴けませんでした。
↑で美雪さんもおっしゃってますが、絶望的に暗いとはいえ多少なりとも客観的だった過去作に比べて、主観的な問題を取り上げているために、悲痛度合いが尋常じゃありません。
まあ、実際に流産などの場合、辛いのは男より女性の方だと思うので、歌詞を読んでいると、「あんたもうちょっとしっかりしろよ」と思っちゃったりしますが。
「A TRACE OF BLOOD」「THIS HEART OF MINE(I PLEDGE)」「UNDERTOW」あたりは涙なしには聴けません。
それだけに日本盤ボーナスの「THORN CL
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MATTIAS IA EKLUNDH-Freak Guitar ★★ (2005-12-21 23:09:00)

曲数が多くて、色々なタイプの曲が楽しめるのがお得です。リモコンだのバイブだのまでも使って、新たなギターの可能性を探り続ける人だから、テクニックばかりのギタリストとは違う魅力があります。
久々に聴き返したら、以前思っていたほど変態的ではなく、意外にちゃんとした曲が多いように感じました。でもやっぱり楽しい。
変態って、ミュージシャンには褒め言葉ですよね。うーん、変態。

UFO-Lights Out ★★ (2005-12-21 22:50:00)

このアルバムは、ラジオで聴いた「LOVE TO LOVE」にノックアウトされて買い求めました。この曲のキーボード・リフがたまりません。
アルバム全体としては色々なタイプの曲があって、「泣き」だけ期待すると肩透かしかもしれないけれど、それでもこのアルバムを聴いていると、「泣き」のメロディに染め上げられてしまいます。

NAPALM DEATH-Enemy of the Music Business ★★ (2005-12-20 22:29:00)

初期のグラインド・コアも、デス・メタル化した時も、モダン化した時も、いつだって良い作品をつくってたとは思いますが、この作品にはもう、やられました。最高に気持ち良い。
どっちの方がヘヴィだとか速いとかテクニカルだとか野蛮だとかそういうことはまあさておき、単純にスカッとさせてくれる快感度合いが桁違いに素晴らしかったです。
日本盤ボーナスもカヴァー・ミニが丸々収録と嬉しいことをしてくれて、正直「過去のバンド」と思っていたナパーム・デスに、心底惚れ直した作品です。

NASHVILLE PUSSY-Say Something Nasty ★★ (2005-12-20 22:13:00)

えー、1stのジャケはちょっと買うのに勇気がいるので、チキンなわたくしめはとりあえずこのアルバムから。
セクシーなおねぇさま方の色っぽさが感じ取れるのをかすかに期待して買ったら、むくつけきおじさま方の汗臭い空気しか感じられませんでした(泣)。
しかし、十分に魅力的なロケンロー作品であり、特に個性とかはないけれど最初から最後まで楽しめます。
暑いロックが聴きたい時に手が伸びる作品です。

SPIRAL ARCHITECT-A Sceptic's Universe ★★ (2005-12-20 22:02:00)

ノルウェー出身のテクニカル・メタル・バンドの、2000年発表のデビュー・アルバムです。
CDの帯なんかでCYNICと比較されていたので、ヴォーカルは濁声だと思い込んでいたら、普通の声でちょっとがっかりしちゃいました。-27℃さんも指摘されてますが、確かにもうちょっと変態なヴォーカルの方が似合うバンドです。いや、けっこう器用で悪くはないんですが。
でもこの浮遊感のある歌メロ、何かに似てるなと思ってたら、ちょっとPSYCHOTIC WALTZに雰囲気が近いかも。
展開が激しく、各楽器に集中して聴くと、目眩がしてきます。複雑でテクニカルな曲が好きな人なら気に入るんじゃないでしょうか。

PAINKILLER-Buried Secrets ★★ (2005-12-20 21:18:00)

1stは、ジャケがあまりにも…だったので、買う気になれませんでした。これもよく見ると怖いですが。
kamikoさんの「高貴なセレブSM」という表現が不思議に合っていておかしいですね。最初は苦痛なんだけど、徐々に快楽に変わっていくわけです。
ただのノイズのようでいて、実はけっこう洗練されているのかも。サックスって、けっこう暴力的な楽器なんですね、と思わず感心してしまいます。
理解はしていませんが、楽しんで聴けます。

PRAXIS-Sacrifist ★★ (2005-12-20 21:01:00)

ビル・ラズウェルの前衛プロジェクトの'93年発表の2ndアルバムです。1st、3rdと比べると、激しさは一番でしょうか。とっつきやすさは1stの方が上ですが、メンバーが豪華なのでこっちの方がおすすめです。
ミック・ハリスの激速ドラムだの山塚アイのえぐいシャウト、ジョン・ゾーンの生み出すノイズが鼓膜に痛いです。
プログレにファンクやダブ、メタルにハードコアにフリー・ジャズ、何でもありの世界です。バケットヘッドやボアダムスやペインキラーとかが好きな人には楽しい作品のはず。

JACULA-Tardo Pede in Magiam Versus ★★ (2005-12-20 00:45:00)

イタリアの暗黒プログレ(?)バンドの'75年発表のアルバムです。邦題『サバトの宴』。
B級デス・メタル・バンドにしか見えない屍肉喰らいジャケがインパクト強すぎです。ブラック・サバスの1stに匹敵する不気味さ。
中身はまるでホラー映画のサントラです。夜に1人で聴いていると怖いです。パイプ・オルガンによる荘厳かつ威圧的な演奏と、女性ヴォーカルのイタリア語の呪文のような詠唱や呟きが、おどろおどろしいです。
初めて聴いたのは友人の当時高校生の弟くんのコレクションからだったんですが、一発でインパクトにやられました。なんで彼はこんなもの持ってるんだ?とびっくり。「こりゃ買わなきゃ」と思ったあたり、当時の私も相当キワモノ好きだったのかなぁ。
あまり一般にはすすめられませんが、ブラック・メタルとかゴシックが好きな人は気に入るかもしれません。

MAGMA-Live ★★ (2005-12-19 23:43:00)

フランスのプログレ怪獣マグマの、1975年6月1日~5日のライヴを収録したアルバムらしいです。
プログレと言っても中身はジャズ・ロックで、なんと言うかまあ、色々な意味で強烈な音楽です。
宗教的熱狂にも似た異様なテンションが漲る演奏は、けっこうヘヴィで、メタル耳にも心地良いかも(メロディは全然メタル的ではないです。念のため)。
1曲目の「KOHNTAHK」の後半と、ラストの「MEKANIK ZAIN」だけでもお腹一杯になれます。
リーダーのクリスチャン・ヴァンデのドラムや、ベルナール・パガノッティの轟音ベースも凄まじいですが、当時17歳とは信じ難いディディエ・ロックウッドのヴァイオリンには言葉もありません。なんじゃこりゃ。ロックウッドはフランスのジャズ界じゃ大御所になってるみたいですね。早熟すぎだよ。
基本はインストで、歌と言っても不気味なコーラスがコバイア語
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PRETTY MAIDS-Sin-Decade ★★ (2005-12-15 23:21:00)

ラジオで聴いた「PLEASE DON'T LEAVE ME」があまりに素晴らしくて、翌日すぐに買いに行きました。
そしたらもう、1曲目から最後まで、どこもかしこも良い曲ばっかりで、バンド名の先入観から買わずにいたことを反省しました。「こんなすごいメタル・バンドがいたのか!」って思いました。
いつの間にか彼らのアルバムは10枚くらい買ってましたが、何枚か聴くと、どれも高品質ではあるけれど、ちょっとワン・パターンで物足りなく感じちゃうんですよね…。でもこのアルバムはいつ聴いても興奮させられます。
硬軟取り混ぜ、ミドル・テンポの曲も疾走曲も、メタルもハード・ロックも良いとこ取りの、メロディアスな良い曲が詰まった名盤です。

OVERKILL-W.F.O. ★★ (2005-12-15 22:45:00)

このアルバムで惚れました。
頭が痛くなりそうなくらいにゴリゴリブリブリベキベキなD.D.ヴァーニのベース音がちょーかっこいーです。クリス・スクワイアがスラッシュ・メタルをやったらこんな風になるかなとか思っちゃいました。
あー、また耳が痛くなってきた。強烈。

KILLING JOKE-What's THIS For...! ★★ (2005-12-15 22:25:00)

'81年の作品ですが、いま聴いても過激です。
ダンサブルなリズムでも、ダウナーな雰囲気が怖いです。
不思議なセンスのアートワークも謎で良いです。
意外にちゃんとギターが目立ってて、ロックしてます。ポスト・パンク/ニュー・ウェーヴ系のバンドだったんでしたっけ?
インダストリアル系が好きな人にはおすすめできますが、メタル耳にはあまり馴染まないかも。
執拗な反復リズムの呪縛と、醒めたようで脅迫的なテンションが、夜中に聴いてると妙にホラーな感じ。

NOCTURNUS-Thresholds ★★ (2005-12-14 22:51:00)

宇宙戦艦とか軌道要塞みたいなのが描かれたSFジャケにつられて買ってしまいました。
↑で言われてる通り、宇宙っぽいキーボード/シンセの味付けがいい味出してます。銃撃戦のSEなんかも、なんかビーム出てる?っていう変な音で楽しいデス。
けっこうキラキラ・キーボードな部分は、今のメロスピ・メロデス系好きにも受けるかも。
歌詞も凝っててグー。しかしアシモフやセーガンはまだしも、アレイスター・クロウリーの影響もって……どんなストーリーなんだか。

NEUROSIS-Pain of Mind ★★ (2005-12-14 22:38:00)

'87年発表の1stアルバムです。
後の彼らの作品からは想像できないほど、まっとうにハードコアしてます。
速い曲が多いですが、ドゥーミーなリフも、精神にくる重さもあるのが、やっぱりNEUROSISです。
爆走曲でさえ、スカッとするよりも、何かドロドロしたものを強く感じます。アルバム・タイトルからして、重いし。
音も悪く、キャッチーさには欠けますが、それでも強く心に訴えかけるもののある、ヘヴィな作品です。

THE MARS VOLTA-De‐Loused in the Comatorium ★★ (2005-12-14 22:23:00)

AT THE DRIVE-INには、ずいぶん衝撃を受けていたので、このアルバムもワクワクしながら聴きました。
楽曲の複雑さやテクニカルさ、変態的な味つけ、ユニークなジャケもインパクトありますが、実は叙情性こそが最大の魅力かも。美しいメロディが多く、切なくなります。
セドリック・ビクスラーの歌から感じられる切迫感は、相変わらず感情を揺さぶって、冷静には聴かせてくれません。
歌詞も読んでみたいな~。付いてないのが残念。
SYSTEM OF A DOWNとか好きな人は、このバンドも気に入るんじゃないかと思います。別に似てるわけではないですが、ヴォーカルの奔放さや、演奏のテンションの高さ、強烈な個性を発揮しているところなどは共通するものが感じられます。

ROADRUNNER UNITED-The All-Star Sessions ★★ (2005-12-13 20:26:00)

いやもう、鼻血もののメンバーがズラリとそろって、「このメンバーでそのままバンドやってよ」って組み合わせが次々と…ロードランナー、ありがとございまーす。
みんなバラバラな面子だけに、当然のように様々なタイプの曲が続いてかかるんですが、意外にアルバムとしての統一感も損なわれていなかったり。
欲を言えばもうちょっとメタルの新しい可能性を発掘するような先鋭性も期待してましたが、良い曲が多く、しっかり楽しめました。
けっこうデス・メタル調の曲が多かったのは嬉しい誤算です。
ロバート・フリンはMACHINE HEADよりも、もっとエクストリームなバンドをやった方が良いんじゃないかと思えました。断然こっちの方が興奮できる。
あとTRIVIUMは聴いたことありませんでしたが、マシュー・ヒーフィーのギター・ソロがずいぶん良かったので、聴いてみたくなりました。
おまけDV
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DARK MOOR-The Hall of the Olden Dreams ★★ (2005-11-25 21:32:00)

ものすごいクッサクサなメタルを期待して買ったら、思ったよりはあっさりした感じで、少し拍子抜けしました。
でも十分にメロディアスで、何より聴きやすいのが魅力的。HAMMERFALLやSINERGYを聴いた時に近いような印象を受けました。
女性ヴォーカルならではの味とかスペインならではの味というのがもう少しあると、もっと嬉しかったかも。

LOVE/HATE-Wasted in America ★★ (2005-11-25 21:14:00)

あまり一回聴いて大好きになるって感じではないんですが、繰り返し聴いているうちに熱気に引き込まれる、エネルギッシュなアメリカン・ハード・ロックです。
グルーヴィな曲がいっぱいで、ライヴはさぞかっこよかったんだろうと思わせる作品です。
さすが下積みが長かっただけに、バンドの一体感、演奏力は申し分ありません。
訳の分からないハイテンションぶりの感じられる(6)「HAPPY HOUR」がお気に入りです。

OLD MAN'S CHILD-Ill-Natured Spiritual Invasion ★★ (2005-11-23 21:14:00)

日本デビュー作となる3rdフルです。
メタルでしか有り得ない、トゲトゲ甲冑戦士のアートワークで、ジャケ買いしたくなってしまいます。
ブラック・メタルとしては、あまり邪悪さを感じさせず、気軽に聴ける感じです。メロデス、メロスピが好きな人にアピールできそう。その辺はDIMMU BORGIRと近い雰囲気でしょうか。
メンバーはグルダーことトーマス・ルーネ・アンダーセンがヴォーカル、ギター、ベース、シンセを操り、ドラムだけはジーン・ホグラン(DARK ANGEL、DEATH、S.Y.L.等)が担当しています。バンドって言うよりグルダーのプロジェクトですね。
クサクサのシンフォ・アレンジや、ヨーロッパの舞踏曲っぽいキーボードのフレーズとかが、耳を惹きます。もうちょっと迫力あっても良いかなとも思いますが。
ジーン・ホグランのドラム目当てで買うのもありでしょう。

STEVE VAI-Alien Love Secrets ★★ (2005-11-23 20:58:00)

このアルバムは、ギター・テクニックにそれほど興味がない人でも楽しめる、一般にアピールできる魅力を持った作品だと思います。
長男のジュリアン君のかわいい声を大胆に使った「YA-YO-GAKK(ヤー・ヨー・ガー 愛しのばぶ・ばぶ・ファイヤー)」は、洋楽ロックなんか好きじゃなくても楽しめます。
日本盤ボーナス・トラックの「SAN-SAN-NANA-BYOSHI(三・三・七拍子)」も、聴いてて楽しいです。
聴く人を退屈させないユーモアのセンスが、スティーヴ・ヴァイというアーティストの強みですね。

DISCHARGE-Hear Nothing See Nothing Say Nothing ★★ (2005-11-23 20:33:00)

イギリスのハードコア・バンドの'82年発表のフル・アルバムとしては1stです。
ANTHRAXが「PROTEST AND SURVIVE」を、METALLICAが「FREE SPEECH FOR THE DUMB」をカヴァーしてたりするので、メタラーの間でも知名度が高いはず。私もカヴァーを最初に聴きました。
無駄を削ぎ落としたような、装飾のないストレートなハードコア・サウンドは、いま聴いても強烈です。
アルバム・タイトルとジャケのモノクロ・アートワークから漂う緊張感も、イメージを増幅させますね。
反戦・反暴力のメッセージを乗せた歌詞を、シンプルで暴力的な演奏と共に送り出す。
精神的に、かなりヘヴィな作品です。

POISON-Open Up and Say... Ahh! ★★ (2005-11-22 21:27:00)

妄想をかきたてる邦題に一票。ジャケはちょっと…。
明るく楽しくエッチい曲が多く入ってるのが良いですね。たまにこういう健全なロックを聴きたくなります。
(4)「GOOD LOVE」とか(6)「LOOK BUT YOU CAN'T TOUCH」のおバカな雰囲気が好きです。

DANNY DANZI-Somewhere Lost in Time ★★ (2005-11-22 21:05:00)

アメリカのマルチ・プレイヤー、ダニー・ダンジーの'99年発表の1stアルバムです。
ヴォーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードを自分自身でこなしているというから、とんでもない。歌も演奏も上手いです。
音楽性の方は、爽やかで哀愁もたっぷりのメロディアス・ハード・ロックで、楽曲のクオリティもかなり高いです。
'80年代にバンドとして出てきていたら、バカ売れしててもおかしくないですね。
ジャケのアートワーク以外は文句のつけようがない出来。

TANK-Honour & Blood ★★ (2005-11-22 20:51:00)

ずっとMOTORHEADとの比較とか、男の哀愁あふれる名盤という評価を目にして期待していたので、初めて聴いた時は、「あれ、こんなもの?」と、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
なんかヴォーカルが気合不足に感じたり、勢いが足りなく感じられて、あまり好きになれませんでした。
それが何回も繰り返し聴いていたら、いきなりかっこよく感じられてきて、今では高評価の理由が分かってきました。
なるほど、男の哀愁って、渋いんですね。

SILVERTIDE-Show and Tell ★★ (2005-11-22 20:40:00)

全然新人の作品っていう感じがしない、完成度の高い作品です。
勢いで突っ走るばかりの衝動ロックではなくて、かっこいいけど渋い魅力を持った作品。でも十分にエネルギッシュ。
リズム隊の心地よいグルーヴといい、ヴォーカルの歌いまわしといい、ギターのさりげないセンスの良さといい、余裕さえ感じさせる巧みさに痺れます。
昨年のうちは「良いな」くらいの印象だったんですが、聴いてるうちにどんどんはまってきて、「最高!」に変わってきました。
(5)「BLUE JEANS」の早口ヴォーカルとか、大好きです。

MESHUGGAH-Destroy Erase Improve ★★ (2005-11-21 21:55:00)

2ndフル・アルバムです。
初めて聴いた時は、それまで聴いたことのない特異な曲の数々に驚かされました。
リズムやメロディの異様さは、ちょっと類似のバンドを思いつけないオリジナリティがあります。
ヘヴィで硬質な音づくりに、ちょっとインダストリアルっぽい音も加わり、曲は不思議にキャッチーだったりもして、飽きずに聴けます。
いつ聴いても新鮮なアルバム。

MEAT LOAF-Bat Out of Hell ★★ (2005-11-21 21:06:00)

Ⅱの方から先に聴きましたが、やはり甲乙つけがたい出来です。
「ロック・オペラ」という言葉で真っ先にイメージするのは、QUEENでもTHE WHOでもSAVATAGEでもプログレ連中でもなく、まずMEAT LOAFです。
大仰で劇的で下世話で、ロックしてます。クラシックのオペラだって高尚かと思いきや低俗で大衆的な内容でもあったりするわけで、これぞロック・オペラ。
いま聴いても音も十分良いし、かったるさもなく、まさしく普遍的な魅力を持った作品です。

PEARL JAM-Vitalogy ★★ (2005-11-21 20:39:00)

ドロドロした情念に纏わりつかれる、色々な意味でヘヴィな作品です。聴いていて、とても苦しくなる。
ブックレットの凝りに凝ったつくりといい、プログレのコンセプト・アルバムを髣髴とさせる、アーティスティックなこだわりが濃厚に出ています。
ロックを聴いてスカッとしたいとか、美しいメロディに感動したいと思って手を出すと、あまり楽しめないかもしれません。でもグランジだから聴かないとか言って敬遠するのはもったいない、ロックの傑作。
スカッと暴れられるような曲もあるにはあるんですが、実験的でとっつきにくい曲も多いです。
諷刺も効いていて、でも激しい感情も隠れているような、鬱屈して複雑な作品。
(13)「IMMORTALITY」を聴くと、胸が締めつけられます。

RED HOT CHILI PEPPERS-Mother's Milk ★★ (2005-11-19 20:17:00)

後の哀愁を含んだ、普遍的ロックに近づいた作品も良いけれど、お馬鹿さ、ノリの良さ、ほど良い攻撃性の、三拍子そろったミクスチャー・ロックである本作が、最も楽しめます。
ちょうどジェームス・ブラウンでファンクが好きになった頃に購入して、こりゃ楽しい!って聴いてました。

LINKIN PARK-Hybrid Theory ★★ (2005-11-19 20:06:00)

発売当時は、ミクスチャー系ではずいぶんと軟弱だな~なんて思っていたんですが、聴いてるうちにジワジワとはまってきました。
雨後の筍のように、あるいはボウフラのように湧いてきた彼らのフォロワーを考えると、やっぱり頭ひとつ抜けてセンスが良いです。
後でHYとかオレンジレンジとかを聴いて、ああ、リンキン・パークって日本人好みなんだなぁと、つくづく思いました。
全体的な出来では2ndの方が上かなと思いますが、キラー・チューンの目立ち方から、インパクトは1stが上ですね。

IN FLAMES-Whoracle ★★ (2005-11-19 19:57:00)

メロデスとしての彼らの作品では、このアルバムが一番好きです。いや、今のところの全作品で一番好き。メロデスを脱却した最近の作品も良いですが。
疾走曲よりもミドル・テンポの曲の方が、彼ら独特の哀メロが映えると思います。
いま聴くと洗練度合いはいまひとつですが、ちょっと垢抜けないところも味わいになっています。

HAREM SCAREM-Rubber ★★ (2005-11-19 19:44:00)

ひよこちゃんジャケが可愛いです。
良質のポップ・ロックがいっぱいで、2ndに思い入れの薄い身としては、こういう作品も抵抗なく楽しめます。
ただし、メロディや雰囲気が良いのに、歌詞が惨めで暗いのはマイナス。こんなジャケだったら、歌詞の内容もハッピーでないと。

VAN HALEN-For Unlawful Carnal Knowledge ★★ (2005-11-19 19:32:00)

最初にライヴ盤を買って、そこで聴いた「POUNDCAKE」や「JUDGEMENT DAY」に衝撃を受けて買ったアルバムでした。メタル耳には一番とっつきやすいアルバムかも。
「彼女のつくるパウンドケーキが美味しいんだ」みたいな歌詞でこんなヘヴィな曲を聴かせてくれるなんて、なんて楽しいバンドなんだろうって、一発でファンになっちゃいました。
個人的にヴァン・ヘイレンをイメージする時は、1stとこのアルバムが真っ先に頭に浮かびます。

THE DARKNESS-Permission to Land ★★ (2005-11-19 19:19:00)

うーん、ジャケやキャラが気持ち悪くて、しばらく敬遠していたんですが、やっぱり聴かず嫌いはいけませんね。楽しい。
ヴォーカルに関しては、ヴィジュアル系やプログレなんかで変態ヴォーカルを聴き慣れていたので、意外にまともだなって印象でした。
ロックってやっぱり訳の分からないテンションや勢いが感じ取れて、身体がついつい反応しちゃうようなのが良いなーと思える作品。
キャラが立ってるだけじゃなくて、ちゃんと楽曲で勝負できるところも好印象。アルバム通してご機嫌です。

KREATOR-Cause for Conflict ★★ (2005-11-18 22:45:00)

あまりスラッシュ的疾走感というのが感じられない曲が多いですが、速くて重いのは確かです。これはこれで、かっこいいモダン・スラッシュ。けっこう独特です。
歌詞はシリアスで、ハードコアっぽいです。音もストイックな感じがハードコアっぽいかも。
ジョー・カンゲロッシのドラムは、ノリが少し従来のKREATORっぽくないかもしれませんが、ちょっと機械的で音数が多くて、かっこいいです。最初はドラムばっかり印象に残ったくらい。
このアルバムの冷徹な雰囲気、けっこう好きです。怒ってるけど冷静っていうのが、かえって怖いというようなイメージ。

PAUL GILBERT-King of Clubs ★★ (2005-11-18 22:12:00)

MR.BIG脱退後、'97年発表の1stソロ・アルバムです。MR.BIGの時はバンドとして好きだったし、RACER Xは大好きってわけでもなかったので、このアルバムからポール・ギルバートが好きになりました。
基本的にはギター・ポップとかパワー・ポップと言われる感じの、キャッチーで明快なロック・ソング中心にやってます。
そこにクラシックの曲や、速弾きギター延々20分なんていう無茶な曲が混ぜてあるので、まあアルバムとしちゃ散漫なんですが、とにかくギターを弾くのが大好きでたまらないという雰囲気が全編にあふれていて、楽しいです。
このポップ・センスはやっぱりMR.BIGでは活かし切れないので、脱退は悲しかったけど納得でした。
次作以降のアルバムに比べると、曲がまだ甘いかなとも思うけど、(2)「VINYL」、(7)「BUMBLEBEE」あたりはお気に入り。

IMPELLITTERI-Eye of the Hurricane ★★ (2005-11-18 22:02:00)

コンパクトな佳曲がけっこうバランス良く収録されている、完成度の高いアルバムです。
いつもいつもワン・パターンと批判される彼らですが、このくらいのヴァラエティがあると、飽きなくて良いですね。
ロブ・ロックの歌メロとクリス・インペリテリのギターの組み合わせは、いつもながら相性抜群です。
速弾きばかり注目されることが多いですが、リフや歌メロの良さこそがこのバンドの魅力だと思います。グラハムよりはロブの方が歌メロが好き。

YNGWIE MALMSTEEN-Alchemy ★★ (2005-11-18 21:50:00)

イングヴェイって、ポップでコンパクトな曲をつくる人っていう感じよりも、傍若無人にギターを弾きまくる人っていうイメージの方が個人的に強いので、このアルバムはイメージにぴったり。
ポップな曲なのにガナリ系ヴォーカルとか、練りこまれたクラシカルで綺麗なメロディなのに荒いギタープレイと酷い音質っていうアルバムは、あまり好きになれません。
このアルバムの場合は、指癖中心の速弾きインプロヴァイズばっかりでコマーシャルさが足りないけれど、そこがかえって楽曲のタイプとちょうどいいバランスになっていて、イングヴェイのアルバムでは1、2を争うくらい好きです。
マーク・ボ-ルズの強烈なハイ・トーンも、ギターに負けず、曲調にも合ってて良いです。

TYTAN-Rough Justice ★★ (2005-11-15 21:24:00)

ずっと幻の名盤としての評価ばかり聞いていて、かなり期待が膨れ上がっていたので、ついにCD化されたのが嬉しかったです。
英国の湿り気を感じさせるカル・スワンの歌声は、やはり良い味出してますね。
NWOBHMとしてはずいぶんと貫禄を感じさせる整った楽曲が多くて、高品質。これなら名盤評価もわかります。
ヴァラエティ豊かで佳曲ぞろいですが、特に(1)「BLIND MEN & FOOLS」や(10)「FOREVER GONE」は一撃必殺って感じで、一発で虜にされてしまいます。

EVANESCENCE-Fallen ★★ (2005-11-14 21:31:00)

言われなきゃ宇多田ヒカルっぽい声だとは思わなかったけれど、一度意識してしまうと、毎回そう聴こえてしまうようになっちゃいました。どっちが好きかと言われると、宇多田ヒカルの方が好きなんですが。
元々女性ヴォーカルものは哀愁が強いものばかり聴いていたので、特にゴシックっぽい印象は持ちませんでしたが、歌ものとして普通に良いですね。
最初は後半が退屈に感じていたんですが、久々に聴いたら後半の曲の方が泣けました。

MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself ★★ (2005-11-14 21:15:00)

アメリカ的なさわやかさを持った、メロディアスなハード・ロック・アルバムです。ポップな良い曲がそろってます。
私は後追いのため、マイケル・シェンカー個人に対する思い入れがそれほどないので、この作品が最も好き。もちろん初期作も良いんですが。
マッコーリー期って、あまり人気ないみたいですが、メロディは良いし、哀愁もちゃんとあるし、歌は十分上手いし、文句なしの出来です。

NUCLEAR ASSAULT-Survive ★★ (2005-11-14 20:49:00)

このアルバムは帯の煽り文句に惹かれて買いました。
「ウルトラ・ファースト・リズムにハイ・ピッチ・ヴォーカルとスピット・ファイヤ・ツインギター!」なんて書かれてたら、手を出しちゃいますよ。
まるでショート・カット・グラインドみたいに数秒で終わる曲もあり、楽しい連中だな~と思って聴いてました。歌詞は反戦や人種差別について歌ってたり、けっこうシリアスなんですが。
「F#」は特にかっこいいハイテンション疾走スラッシュ。

KANSAS-Two for the Show ★★ (2005-11-14 20:14:00)

素晴らしいプログレ・ハードが聴けるライヴ盤です。本当にベスト盤としても聴けますね。
アメリカのバンドであるためか、優雅で叙情性も強いのに明るい雰囲気なのも良いです。
ヴァイオリンの美しい音色にはもうメロメロ。
「CARRY ON WAYWARD SON」だけは、スタジオ版のきれいなコーラスの方が良いかなと思いますが、全体的には大満足の出来。
特にアルバム後半の盛り上がりは感動的です。

HIGH ON FIRE-Blessed Black Wings ★★ (2005-11-13 20:28:00)

SLEEPの強烈なドゥームも素晴らしかったですが、こっちの轟音ロックも凄いですね。
骨太で野蛮で重量級な音が、全てをなぎ倒して暴走するような感じ。
JUDAS PRIESTの「RAPID FIRE」のカヴァー目当てで買ったんですが、親父臭い濃厚なサウンドに当てられてしまいました。
洗練された音に飽きて、ちょっと獰猛な音が聴きたくなった時に手を伸ばしたくなる作品です。

SENTENCED-Shadows of the Past ★★ (2005-11-12 21:05:00)

『DOWN』以降のメランコリック路線や、メロディック・デスの超名盤『AMOK』なんかと比べると、普通にデス・メタルなこの1stは、あまり人気がないみたいですね。
まあ、影が薄いのも当然だとは思いますが、2ndよりは好きです。
今となっては暴虐性もさほどではないですが、北欧らしい冷たい空気や、いかにもデス・メタル的な邪悪な雰囲気は、けっこう楽しめます。

HELLCHILD-Wish ★★ (2005-11-12 20:44:00)

元はデス・メタルだったようですが、このアルバムでは、もはや単純にデス・メタルとは言い難い音楽になっています。
ミドル~スロー・テンポのヘヴィな曲が中心になり、決してメロディアスではないですが、悲哀が強く感じられる音で、個性的です。
ヴォーカルは強烈なデス声ですが、エモーショナルで、感情の伝わる歌です。ギターの音もヘヴィだけど湿り気を帯びた艶のある音。リズム・パターンもけっこう凝っています。
日本のバンドですが、クオリティは十分世界レヴェルで独自性もあるので、感情のこもった激烈音楽が好きな人にはおすすめできます。

MARDUK-World Funeral ★★ (2005-11-12 20:34:00)

体調の悪いとき、精神的に弱っている時は聴けません。吐き気がするほど暴虐なブラック・メタル。
やっぱりブラックって、音自体のヘヴィさ以上に怖いなぁ。
よっぽどむしゃくしゃしている時しか聴きませんが、このくらいやってもらえば満足です。

THE DILLINGER ESCAPE PLAN-Calculating Infinity ★★ (2005-11-12 20:19:00)

これ1枚でしばらくお腹一杯になれる、カオティック・ハードコアの名盤です。
テクニカルで複雑かつ激烈な演奏と、絶叫ヴォーカルの組み合わせ。張り詰めたテンションが全編に漲っています。歌詞以外は本当に素晴らしい。
テクニカル・デスとかプログレ・メタルが好きな人にはおすすめできます。
あと人力ドラムンベースやアンビエントみたいなのも聴かせてくれるので、インダストリアル/テクノやデジタル・ハードコアあたりが好きな人も楽しめると思います。


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