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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 2101-2150
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KORN-Life Is Peachy ★★ (2005-10-23 20:16:00)
KORNは私の音楽嗜好や価値観を、その強烈な音楽で大きく変貌させてくれたバンドなので、個人的にかなり思い入れがあります。
音楽の表現手段、歌に込める感情にも、制限、限界はないのだと教えてもらい、より自由に音楽を楽しめるようになりました。
どのアルバムも魅力的ですが、特にこの2ndアルバムと1stは大好きです。一時期、心の平静を得るために手放せませんでした。
1曲目の怨念スキャット「TWIST」は、インパクト絶大です。しかも後に同じような曲を演らないのも素晴らしい。
ヒップホップ・ミクスチャーの類が苦手な人でも、直接感情に訴えるジョナサンの歌には、感じるものがあると思います。
ヘヴィな音楽を求めるなら、このアルバムが1番即効性があって、最初に聴くのに良いかも。精神的に重いものなら、1stか4thですね。
MANOWAR-The Triumph of Steel ★★ (2005-10-23 17:33:00)
マノウォーと言うと、まずこのアルバムが思い浮かびます。ジャケのアートワーク、楽曲、全編に漂う雰囲気、どこを切ってもこれぞマノウォー。
冒頭から30分近い組曲「ACHILLES, AGONY AND ECSTASY」で幕を開けるので、好き嫌いが分かれるようですが、このくらい大仰な方が、彼ららしくて良いです。
小学生のとき、ギリシャ神話やホメーロスの「イーリアス」「オデュッセイア」が大好きだったので、歌詞世界も楽しめます。
夢想家・I さんの案のように、この1曲目を1枚分にして、2枚組アルバムにしてたら、なお嬉しかったかも。
けっこう音が隙間だらけでスカスカな上に軽いので、最初は違和感を感じたんですが、オーケストラの音を入れて重厚にしたドラマティック・メタルを聴き慣れた今となっては、剥き出しのバンド・サウンドで大曲にチャレンジする精神が逆に眩しいです。
もちろん
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BLIND GUARDIAN-Battalions of Fear ★★ (2005-10-23 17:19:00)
デビュー・アルバムの1曲目に7分半もの曲を持ってくるなんて、お茶目なバンドです。
若さと勢い溢れる楽曲の数々にヘヴィ・メタルへの愛情があふれていて、聴いていて嬉しくなります。
カイ・ハンセンがヴォーカルだった時代のHELLOWEENをレベル・アップさせた感じかな。でもブラガならではの味も既にありますね。
吐き捨て型ヴォーカル、刻みの激しいリフ、つんのめるようなギター・ソロ、アタックの強い疾走ドラム・・・ほとんどスラッシュ・メタルです。(2)「GUARDIAN OF THE BLIND」なんて、もろにスラッシュしてます。
荒削りだけど、これはこれで好きだなー。
THE WILDHEARTS-P.H.U.Q. ★★ (2005-10-21 20:57:00)
1曲目の「I WANNA GO WHERE THE PEOPLE GO」は耳に残ってしょうがない、強烈キャッチーな名曲です。この曲が入ってる分、他のアルバムより聴く頻度が高いかも。
その他の曲もそれぞれポップなメロディで、音は適度にノイジーでハードにロックしてて、気持ちいいです。
メタル好きよりも、パンキッシュなロックを好んで聴く人に受けるバンドでしょうね。この手の音楽はもうちょっと疾走感があって、曲数がもっと少ない方が好みなんですが、それは贅沢というものでしょうか。
ボーナストラックの2曲もしっかりポップで楽しめるのは、好感度高いです。
PRONG-Rude Awakening ★★ (2005-10-21 20:31:00)
'96年発表の5枚目のフル・アルバムです。1作毎に進化し続ける彼らのこと、今作でも更なる変化を遂げています。
前作と比べ、メタル色が後退し、インダストリアル色が濃い曲調。エレクトロニック・ボディ・ミュージックにも近いような、ダンサブルな反復リズムが目立ちます。
その辺はKILLING JOKEからの影響だったりするんでしょうか。まあ、彼らは元からテクノ/インダストリアル方面にも手を伸ばしていたようですが。
更には(3)「RUDE AWAKENING」ではトミー・ヴィクターが吐き捨てるだけでなく、しっかり歌っていたり。
メタル耳にはちょっと辛いかもしれないけど、このアルバムもPRONGらしい傑作です。
PRONG-Cleansing ★★ (2005-10-21 20:13:00)
'94年('93年?)発表の、フル・アルバムとしては4枚目です。
フォークと目玉(これは魚?)なジャケが妙に怖いです。そう言えば彼らのバンド名は、フォークの刃を意味してるんでしたっけ?
前作『PROVE YOU WRONG』で加入したベースのトロイが脱退し、KILLING JOKEのポール・レイヴンがヘルプで参加。
前作と比べ、サウンド(特にギターの音)が劇的に変化し、しかも曲毎にけっこうカラーが違います。超高密度な重低音、まさにモダンなヘヴィネスっていう音。こういうのを「ヘヴィ・メタル」という言葉に当てはめたい。
歪み切っている音なのに不思議に整合感も感じたりします。クーカイさんの「頭蓋骨内壁をゴシゴシこすられるような」という表現が何だかしっくりくるような、奇妙な感触です。
どんなにヘヴィにしても、実験的で幅広い曲を演っても、相変わらずのPRONG節的キャ
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PRONG-Prove You Wrong ★★ (2005-10-21 19:39:00)
'91年発表の3rdフル・アルバムです(4作目)。
ベースのマイク・カークランドが脱退し、元FLOTSAM & JETSAMのトロイ・グレゴリーが加入しています。
メンバー・チェンジの影響か、いきなりベースがベキベキガキガキな音に変化し、前作『BEG TO DIFFER』に比べ、躍動感が増しています。
やっぱりPRONGってリズム、グルーヴ感が面白いバンドだ。
3週間でつくった前作に比べて、音も迫力を増し、重低音がより効いているのも嬉しい(とはいえ前作の音もあれはあれで好き)。トリオ編成とは思えないくらい。
インダストリアル的要素も前作より増し、(1)「IRRELEVANT THOUGHTS」はキュイーンって音がかっこいーインダストリアル・メタル。
このアルバムで聴けるヘヴィ・グルーヴって、PANTERAより先いってたかも。今聴いても刺激的。曲もヴァラ
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PRONG-Beg to Differ ★★ (2005-10-21 19:15:00)
いわゆる90'sヘヴィネスの旗手のひとつに数えられるであろう個性派バンド、プロングの'90年発表の2ndフル・アルバム(通算3作目)にして、メジャー・デビュー作です。
後のアルバムで聴けるインダストリアルっぽさはほとんどなく、ハードコアとスラッシュ・メタルの要素が融合した感じの音楽になってます。
疾走曲は少なく、ミドル~アップ・テンポの楽曲が主です。余分な贅肉を削ぎ落としたような、ストイックな音づくりが気持ち良い。
吐き捨て型のどこか醒めたようなヴォーカル、かっちりした重いギター・リフ(たまにソロも入ります)、タイトなリズム隊。このアルバムの音、一番近さを感じるのは、ヘルメットのサウンドですね。
メロディアスではないし、スカッと爆走するわけでもないのに、全くダレずに聴けるのは、ドラムのタメの効いた演奏があまりに気持ち良いのと、リフが不思議にキャッチーなせいでしょう
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BLACK LABEL SOCIETY-Sonic Brew ★★ (2005-10-20 21:34:00)
初っ端「BORED TO TEARS」冒頭の、ボボボボボ、ギチギチって感じの歪んだ重低音だけでもう、ヤラれました。
気持ち良いくらいにワイルドでヘヴィです。
でも豪快一辺倒なアルバムって訳でもなく、けっこう哀愁や渋みもあります。
欲を言えば(8)「LOW DOWN」みたいなノリの曲をもうちょっと増やして欲しかったけど、十分かっこいーです。
FREEDOM CALL-Crystal Empire ★★ (2005-10-20 21:02:00)
初めて聴いた時に感じたのは、爽快感でした。
北欧メロスピの持つクラシカルな哀愁よりも、初期のGAMMA RAYやHELLOWEENで聴けた、明るく爽やかなジャーマン・メタル(メンバーがメンバーだけに当然か)。しかもこれ21世紀になってからの発売・・・逆に新鮮でした。
ヴォーカルの細いハイトーンとか、いかにもな楽曲とか、それこそ「お子様メタル」って馬鹿にされちゃうのかもしれないけど、メタルが好きなんだっていう気持ちがストレートに伝わって来るようで、感動しました。
たまに無性にこういうヘヴィ・メタルが恋しくなります。
NINE INCH NAILS-The Downward Spiral ★★ (2005-10-20 20:23:00)
よく『BROKEN』が一番激しいって言われますが、このアルバムの方がずっと過激に聴こえます。
単純に激音の部分も強烈ですが、静かなパート、曲も、緊張感が漲っていて、気が抜けない。
精神的にもかなり重く、ダークなので、気分を選ぶアルバムです。これが売れるっていうんだから、みんなストレス溜まってるんですね。
あんまり関係ないけど、トレントって「自閉症の王子様」って呼ばれてるんでしょうか?
自閉症って先天的な障害で、単に自分の殻に閉じこもるとか、人と付き合うのが苦手な人ということじゃないから、あまり適切な例えじゃないかも。
YES-Fragile ★★ (2005-10-20 19:55:00)
聴き始めて最初の何回かは、バンドの曲とソロ作が入り混じった構成に、散漫さや荒さを感じていたのですが、慣れたらほとんど気にならなくなりました。
かえって堅苦しさがなく、気軽に楽しめて何回もリピートしちゃいます。
イエスはこのアルバムが一番好きです。曲なら「HEART OF THE SUNRISE」が最高。ジャケのアートワークも素晴らしい。
MUSEO ROSENBACH-Zarathustra ★★ (2005-10-20 19:30:00)
ニーチェの哲学叙事詩「ツァラトゥストラはかく語りき」にインスパイアされた、コンセプト・アルバムです(対訳がついてないのが惜しい)。
ムゼオ・ローゼンバッハの残した唯一のアルバムらしいですが、こんな傑作をつくって解散とは、もったいない。
エモーショナルなイタリア的メロディ、神秘的なメロトロンの音色、攻撃的な曲調と叙情性のコントラスト。プログレ好きにはたまらないアルバムでしょう。
イタリア語で歌われるロック/ポップスの持つ独特の響きって、大好きです。
TIM CHRISTENSEN-Honeyburst ★★ (2005-10-20 19:15:00)
重苦しく、張り詰めた感じのした前作に比べると、少し余裕が出てきたような感じがします。決して明るくはならないけれど、ちょっとポジティヴになった印象。
ティム・クリステンセン独自のメロディ・センスは、相変わらず魅力的です。
内ジャケのティムの写真が、すっかりおじさん化しててちょっとショック。
メロトロンなんかをさりげなく使い、ちょっと懐古的な音使いをしているのが味わい深いです。
「RIGHT NEXT TO THE RIGHT ONE」は結婚式の定番曲になってるみたいですが、個人的にこの歌詞じゃ結婚式では使いたくないなぁ・・・。でも良い曲です。
今作はティムが大半の楽器を自分で演奏してたりする影響か、ずいぶん落ち着いた雰囲気ですが、次作はもうちょっと開放的でハッピーな曲も聴きたいです。ティムの新しい面を引き出してくれるようなメンバーが加わらないかな。
GARY MOORE-Dirty Fingers ★★ (2005-10-19 22:26:00)
「HIROSHIMA」のチャーリー・ハーンの熱い(暑苦しい)シャウトがたまりません。歌詞はどシリアスで、曲調とちょっと違和感を感じますが。
アニマルズのカヴァー「Don't Let Me Be Misunderstood」が流れると、「だーれのせいでもありゃしないー♪」という歌詞が浮かんできて笑ってしまいます。
ラストの「REST IN PEACE」は、歌詞もメロディも悲しすぎます。
ゲイリー・ムーアのギターは、攻撃性も繊細な表現も持ち合わせて、やっぱり素晴らしい。
THE SINS OF THY BELOVED-Lake of Sorrow ★★ (2005-10-19 22:10:00)
ここまでヴァイオリンを使ったゴシック・メタルは他に聴いたことがないです。
暗い音楽とヴァイオリンの絡みが聴きたいときに手が伸びます。
ゴシック・メタルは、暗鬱で美しいものが好きなので、安っぽいキーボードのピロピロした音なんかが目立つと興醒めなんですが、この作品はバッチリ。
あくまで荘厳で悲しみに満ち、重々しい暗黒メタルです。
鬱々とした濁声と、美しい女声との絡みも、雰囲気出してます。(でも歌詞カードの歌詞は短過ぎて、本当はなんと歌っているのか気になる)
ヴァイオリンの美しい調べを聴くためだけに買っても損はないです。
TIM CHRISTENSEN-Secrets On Parade ★★ (2005-10-19 21:10:00)
DIZZY MIZZ LIZZY解散後の、'00年発表の1stソロ・アルバムです。
当たり前だけど、メロディや歌声はまさしくあのDMLそのままで、癖の強さは健在です。
バンドの解散や自身の失恋の影響からか、内省的で陰鬱な感じで、DMLにあった躍動感は希薄なので、そこら辺は聴き手を選びそうです。まあ、何曲かは弾むリズムのロック・ナンバーもあるんですが。
ティム・クリステンセンのつくる哀愁のメロディが大好きという人にはおすすめ。
儚いまでの優しさを感じさせる(4)「LOVE IS MATTER OF...」、(12)「KINGS GARDEN」の切なさには降参です。失恋した時にこんな曲を聴いたら泣いちゃいますね
TRIBE OF GYPSIES-Revolucion 13 ★★ (2005-10-18 00:12:00)
ロイ・Z率いるラテン系ロック・バンドの、'98年発表の2ndフル・アルバムです(通算3作目)。
今や大物メタル・バンドのプロデューサーとしてばかり有名ですが、彼のプロデュースしたメタル・アルバムが、(例外もあるけど)なぜか小さくまとまって面白味に欠けるように聴こえてしまう私には、メタルとかけ離れたこのTRIBE OF GYPSIESの作品の方が、よっぽど奔放で魅力的。
音楽性は、ラテン・ミュージックを軸に、様々な音楽要素を取り入れた、ミクスチャー・ロックです。サンタナとか好きな人にはツボだと思います。
普通のHM/HRとはかなり趣が異なるので、ちょっととっつきにくいかもしれません。しかしソウルフル、スピリチュアルという言葉がよく似合う感情移入の激しい音楽は、聴けば聴くほどに胸に染みてきます。
1stの方が勢いがあって熱いですが、このアルバムの方が叙情性が増し、より
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人間椅子-怪人二十面相 ★★ (2005-10-17 22:12:00)
怪人二十面相と言うと、なぜか夏休みの図書室が思い浮かびます。
タイトルに惹かれて、手にとってしまいました。
ちょびっとエッチなジャケにドキドキしますが、小林少年が怖すぎる・・・。中のコスプレも無理ありすぎです・・・。
人間椅子はこれで初めて聴いたんですが、おどろおどろしいドゥームっぽさ、そこはかとないプログレ風味、文学的歌詞、微妙なポップさ加減、とぼけたようなヴォーカルと、ほんと個性的な和風ハード・ロックって感じですね。粘着質のリフが癖になりそう。
笑えるんだけど、怖い。筋肉少女帯を聴いた時にも似た、びみょーな気持ちになりました。
「亜麻色のスカーフ」の「シャーナーナーヘイヘヘーイ♪」が妙に頭にこびりつきます。
WISHBONE ASH-Argus ★★ (2005-10-17 21:27:00)
夢想家・I さんのシチュエーション、良いですね~。ああ、なんか切ない。いま夜に聴いてたら、ちょっと寂しくなりすぎてしまいました・・・。
そう言えば、アートワークの舞台は夕方だったかなと思って確かめたら、裏ジャケにUFOが・・・・・・初めて気づきました。イメージが壊れるなぁ。
この作品、泣きまた泣きの美しいツインギターと儚い歌声が絶品で、いつ聴いても部屋の空気が哀愁に染め抜かれてしまいます。
アルバム一番好きな曲は「WARRIOR」ですが、ライヴ・ヴァージョンを先に聴いてしまったので、少し物足りなく感じてしまうのが、ちょっと残念。
英国風味満点の、叙情的名盤ですね。
坂本英三-メタル一直線 ★★ (2005-10-16 21:28:00)
シャウトで始まるジャーマン風メタル(サビはドイツ語で自己紹介)「GUTEN TAG」で、爽やかにスタート。
2曲目はなんとMANOWARの「METAL DAZE」が!
英三さんによる和訳も素敵ですが、エリックへの敬意あふれるシャウトが超かっこいーです。
このアルバム、他にRIOTの「HEAVY METAL MACHINE」、JOHN SYKES(と言うより PRETTY MAIDSヴァージョン)の「PLEASE DON'T LEAVE ME」もカヴァーしています。
演歌並みに情念を撒き散らすバラードや、「大衆酒場」という疾走メタルも入り、もう完全にごった煮状態の作品。
でもあのキャラクターだから、不思議に違和感なく聴けたりして。楽しいです。
ZENO-Zeno ★★ (2005-10-15 23:16:00)
↑でH・Wさんや、じあんびーさんが指摘されているように、『LISTEN TO THE LIGHT』と比べると、マイケル・フレクシグのヴォーカルが全然違います。向こうを先に聴いて、「ちょっとなぁ・・・」と思っていた私も、このアルバムを後から聴いて、やっと好きになりました。
ヴォーカルの印象が良くなると、不思議に曲やギターの印象まで良くなったり。暖かさを感じるジーノのギターは、実に人間的で魅力的。
(8)「HEART ON THE WING」と(10)「SENT BY HEAVEN」がお気に入りです。
LED ZEPPELIN-Bbc Sessions ★★ (2005-10-15 22:29:00)
最初、有名バンドだからとりあえず聴いておくか、と、ベスト盤『リマスターズ』を購入。良さが分からず、なんかレッド・ツェッペリンって退屈だなぁなどと、舐めた事を考えてました。
その後、たまたま中古で安かったのでこのライヴ盤を購入・・・ぶっ飛ばされました。
迫力がスタジオ録音と、全然違う。音の隙間から噴出するエネルギーに圧倒され、本当にすごいバンドだったんだなぁと、初めて実感できました。
'70年代のハード・ロックを見直すきっかけになった、印象深いアルバムです。
WARRANT-Cherry Pie ★★ (2005-10-15 21:47:00)
ジャケのいかにもなおねぇさん、いけないアルバム・タイトルから100人中99人が想像するのは、能天気なパーティー・ロックのはず。
陽気に弾けた1曲目の「CHERRY PIE」を聴いて、「おお、まさしく!!」と、ガッツ・ポーズしたのも束の間・・・・・・・・・続いて流れてきた曲の大半は、美しい哀愁のメロディに彩られた、意外に硬派なハード・ロックでした。
これはこれで高品質なんですが、ジャケのイメージから期待したものとは、あまりにかけ離れていて、ちょっとがっかりした記憶があります。
OZZY OSBOURNE-Ozzmosis ★★ (2005-10-15 21:26:00)
私にとって、初めてのオジーの作品でした。何枚か比べて、一番かっこよかったのでジャケ買い。
メタルを聴き始めて間もない少年には、メロディが素晴らしい、最高の曲が詰まったアルバムでした。
その後、これ以前のアルバムを全部買って聴きましたが、やっぱり『オズモシス』が最高傑作だと思っています。
オジーの歌メロは過去数作を聴くとマンネリ気味だったんですが、この作品ではプロデューサーの影響か、けっこう新味があり、聴いてて飽きません(難しくてライヴでは歌いこなせないとかいう話も・・・)。
全体的にメロディアスな哀愁曲が多いんですが、ザックのリフは無茶苦茶ヘヴィだったりして、必要以上にポップすぎないのも良いです。
「PERRY MASON」は、オジーの曲の中で一番好き。以前NHK(BSかな?)で放送されてた海外ドラマ『新弁護士ペリー・メイスン』大好きでした。
RAGE-The Missing Link ★★ (2005-10-15 21:00:00)
RAGEって、本当に独特の味があって、面白いバンドです。
典型的なジャーマン/メロスピに飽きた頃、このバンドに手を出すと、新鮮な驚きが得られるんじゃないでしょうか。
メロディ/パワー/スピードというHMの分かりやすい魅力はしっかり持ち合わせながら、リフや歌メロが非常に個性的。
まだ5枚しか聴いていませんが、RAGEらしいアクの強さがしっかり感じられて、名曲「REFUGE」が収録されたこのアルバムが、一番印象的で、好きです。
GARY MOORE-Still Got the Blues ★★ (2005-10-15 20:37:00)
タイトル通り、ブルース色の濃い作品です。いやー、渋い。
確か、アメリカでヒットして、一番売れたアルバムでしたっけ?
普通に部屋でCDをかけていたら、4曲目の表題曲が流れ出したとたん、嫁さんが「何これ?」と反応しました。いきなり哀愁に染まった曲が始まったので、びっくりしたみたいです。にわかに雲が厚くなり、周囲が暗くなったので、2人で笑ってしまった。でも天候をも変えそうなくらい、雰囲気をまとったギターですね。
(8)「AS THE YEARS GO PASSING BY」なんか「与作みたい」って言われました。言われてみれば、こういう音楽と演歌とは、共通するものがあるかも。
MR. BIG-Bump Ahead ★★ (2005-10-14 22:49:00)
MR.BIGのアルバムの中で、一番好きな作品です。
1st、2ndと比べて評価が低いみたいなんですが、私にとってはこの3rdが、良い曲が最も多く入った、穴のないアルバムです。
緊張感あふれる(でも遊び心のある)スピード・ナンバー「COLORADO BULLDOG」で始まり、リズミカルで楽しい「THE PRICE YOU GOTTA PAY」に続き、美しいバラード「PROMISE HER THE MOON」へ・・・。曲の流れにも隙がないです。
哀愁漂うかっこいいハード・ロック・ナンバー(7)「THE WHOLE WORLD'S GONNA KNOW」なんかは、彼らにしては異色かもしれないけど、名曲。
暖かいバラード(8)「NOTHING BUT LOVE」は、MR.BIGで1,2を争うくらいに好きな曲。
アルバム全体に流れる音楽を楽しむ雰囲気が、とてもやさしい
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GARY MOORE-Run for Cover ★★ (2005-10-14 22:20:00)
買う前に、「散漫な凡作」という評価を先に聞いていたために、あまり聴かなくなってしまったアルバムでした。
最初に聴いた時、名曲と評判の「OUT IN THE FIELDS」も、サビが煮え切らないと言うか、気合が足りなく感じられたせいもあります。
しばらく時間を置いて聴き直したら、それはもう名曲ぞろいで、素晴らしい作品でした。散漫と言うより、多彩で懐の広いアルバムと捉えたいです。
GARY MOORE-After Hours ★★ (2005-10-14 21:54:00)
'92年発表の、ブルージーな曲がお腹いっぱい味わえるアルバムです。
HM/HRを期待して聴くと、ちょっと辛いかもしれません。
曇りの日、秋から冬の季節なんかに聴きたくなります。
数年前までは、アイリッシュ・メロディの入ったハード・ロックを演るゲイリーが大好きだったんですが、最近はやたらと渋い曲が聴きたくなります。
結局私は、ゲイリー・ムーアのギターと歌さえ聴ければ、どのアルバムも好きになってしまうようです。
EXTREME NOISE TERROR-Damage 381 ★★ (2005-10-13 22:12:00)
気持ちよくスカッと聴けるグラインドコアです。あとハードコアに、ちょこっとメタルも混ざった感じ。
ノイジーで乾いた音づくりも、音楽性に合ってます。
曲数もこの手の音楽にしては少なく、飽きる間もなく終わるのが潔いです。
I MOTHER EARTH-Dig ★★ (2005-10-13 20:41:00)
最初に買った時は、あまり良さが分からずに、しばらく眠ったままになってました。
数年経って聴き返したら、かっこいいのなんのって。キザイア・ジョーンズとかズボンズとかを好きになった後だったから、すんなり入り込めました。
特にファンキーでパーカッシヴな曲は強烈で、(3)「RAIN WILL FALL」とか(10)「BASKETBALL」には、自然に身体が動き出します。
ダウナーでサイケっぽい曲もあり、かなり幅が広い音楽性ですが、そういうところも魅力的。
サンタナとかトライブ・オブ・ジプシーズなんかが好きな人にはおすすめです。昔のレッチリが好きな人にも良いかも。
音楽性は違うけど、何となく雰囲気がウォリアー・ソウルやジェーンズ・アディクションを聴いた時と似通った印象です。グルーヴィだけどひねくれてるせいかな?
BURNING POINT-Feeding the Flames ★★ (2005-10-13 18:51:00)
フィンランドのバンドの'03年発表の2ndアルバムです。
ジャケットのマッチョなイラストが全てを物語る、熱いメロディック・パワー・メタルが聴けます。
正直、このバンドならではの個性とかはあまり感じませんが、メタルの美味しいところが詰まった、いいアルバムだと思います。
メロスピ/ジャーマン的な疾走曲、ミドル・テンポの雄々しい曲、しっとりしたパワー・バラードと、曲調もヴァラエティ豊かです。
ヴォーカルが力強い太い声なので軟弱さはなく、それでいてメロディはしっかりしているので、安心して聴けます。
DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD)-Strapping Young Lad-Last Minute ★★ (2005-10-08 23:52:49)
激しいメロデスみたいなリフと、悲痛な絶叫が胸を打ちます。
歌詞が痛々しいです。
デヴィン・タウンゼントからこんな曲が聴けるとは思わなかった。
DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD)-Strapping Young Lad ★★ (2005-10-08 23:42:00)
一聴して、「あれ、なんか変わった」と思いました。
↑で指摘されてるように、「人間味が出てきた」というのが、最大の特徴でしょうか。
これまではデヴィンの音楽を聴いて、すごいなーと思うことはあっても、興奮も感動も一歩引いたところで眺めているような感覚があったんですが、このアルバムは素直に情動が伝わってきます。
(10)「BRING ON THE YOUNG」なんて、かなり露骨に感情をぶちまけています。どんなに激しくしてもコントロールを逸脱しない印象だったデヴィンが、ずいぶんとエモーショナルに。
他の曲も、かなりギター・リフがデス・メタルっぽくてドロドロしたものを感じさせたり、音をあまり重ねすぎないでくれるので、ドラムがよく聴こえたり、絶叫もより生々しいです。
SYL名義の前2作があまり好きでない人も、この3rdなら気に入るかもしれません。
私が聴いたデヴィ
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UNITED-Infectious Hazard ★★ (2005-10-08 22:41:00)
スラッシュ・メタル・バンド、UNITEDの6thフル・アルバムです。
日本のスラッシュ・シーンについてあまり詳しいわけではない(他にOUTRAGEしか聴いたことない)んですが、これはかなりのハイ・クォリティです。
前に3rdの『N.O.I.Q』は聴いていたんですが、その時は「まあまあかな」ぐらいの感想でした。
このアルバムは元DEATH FILEのヴォーカル、湯浅正俊さんが加入したということで興味を持ったんですが、いや~、かっこいい。
硬質でヘヴィな音づくり、疾走感溢れる切れ味鋭い演奏、迫力満点の獰猛な咆哮。強烈なスラッシュ・メタルです。
「ヴォーカルがデス声なのはちょっと・・・」というスラッシャーもいると思いますが、SEPULTURAでのマックス・カヴァレラのヴォーカルあたりが大丈夫なら十分聴ける、ドスの効いた叫び、みたいな印象です。(DEATH FILE
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UNITED ★★ (2005-10-08 21:29:00)
>666-xxxさん
UNITEDのライヴ、行ったことないので正確なことは分からないんですが、以前BURRN!誌のライヴ・レポで、JUDAS PRIESTの「UNITED」を流してるようなことが書いてあった気がします。
でも歌詞は「ユナーイテッド、ユナーイテッド、ユナーイテッド、ウィスタァーンド~♪」みたいな感じだから、違う曲かもしれません。
GOLDBRICK-Goldbrick ★★ (2005-10-08 18:48:00)
メロディアスでキャッチーなハード・ロックが詰まった、普通に良いアルバムですね。
森川さんの発音も、最初は気になったけど、聴いてるうちにあまり違和感を感じなくなりました。
ギターもしっかり曲に溶け込んでて、邪魔にならないのが良い。
お気に入りは哀愁の歌メロが秀逸な(9)「SWEET PAIN」ですが、どの曲も佳曲と言っていいレベルで、気持ち良く何度もリピートして聴いてしまいます。
日本でこの手のハード・ロックをやるバンドって、かなり貴重なんじゃないでしょうか。
SKID ROW (UK)-34 Hours ★★ (2005-10-08 18:30:00)
以前、アメリカのスキッド・ロウの作品と間違えて買いそうになりました。そういう人がたぶん他にも何人かいるはず。結局その後で、ゲイリー・ムーア目当てで買ったわけですが。
曲が組曲風になってたりして、最初の印象は「プログレっぽいな」でした。
ジャズやブルーズの影響が強くて、音も時代を感じさせるので、メタル耳には辛いかもしれません。
1曲目の「魔女の夜/あくる朝」の雰囲気が好きです。
LOCUST-PLAGUE SOUNDSCAPES ★★ (2005-10-07 23:24:00)
帯のジャンル分けが「虫コア」になってる(笑)。「23曲21分の狂喜」
基本はハードコア/グラインドコアで、ビヨ~ンモヨモヨチュルルルーンキィーンピヨヨヨヨみたいなエレクトロニクス効果音が入ります。
ある意味プログレでまさしくパンク。遊びなのか本気なのか、微妙な線です。
ヴォーカルもなんか変態的に叫ぶことを楽しんでる感じです。
変な音が聴きたい人におすすめです。
SCARS-SCARS ★★ (2005-10-07 21:15:00)
ゲイリー・ムーアが、SKUNK ANANSIEのキャス・ルイス(b)とPRIMAL SCREAMのダリン・ムーニー(ds)の2人と組んで、'02年に出したアルバムです。
メンバー的に、けっこうモダンになりそうなものですが、意外に渋いブルーズ・ロックが大半です。
まあ、「WASN'T BORN IN CHICAGO」なんかはリズム・トラックが現代風ですが。
しっかりエネルギッシュだし、ザラついた太い音が気持ち良いです。プロデュースのクリス・タンガリーデスって、やっぱりハードなギターの音を録るの上手いんだなぁ。
あまりメロディアスではないですが、最近はまって繰り返し聴いてます。
雰囲気が良いんですよね。秋に合うのかな。
VALENSIA-K.o.s.m.o.s ★★ (2005-10-01 18:13:00)
オランダの貴公子の2ndアルバムです。
ヴァレンシアと言えば、1st『ガイア』ばかりが評価され、このアルバムは今やほとんど話題にもなりません。
しかし、私が聴いた限りでは、ヴァレンシアの作品の中で、本作がぶっちぎりで哀愁と美しいメロディに溢れた傑作だと思っています。
様々な音楽要素を取り込みつつ、繊細な声の質感を活かし、一本筋の通ったメロディアス・ロックを聴かせてくれます。
とかくクイーンのパクリ、フォロワー扱いされる彼ですが、クイーンの影響はあっても、しっかり独自のヴァレンシア・ミュージックを演っています。
少なくともこのアルバムに関しては、クイーンの傑作群以上に好きで、よく聴いてます。
ヴァレンシアの他のアルバム、ヴァレンタインとのコラボを聴いてピンと来なかった人(私みたいに)は、このアルバムならもしかすると気に入るかもしれません。
TERRA NOVA-MAKE MY DAY ★★ (2005-10-01 17:26:00)
前2作と比べると、明るい曲が増えて、かなりポップなアルバムです。
毎回同じ感じだと飽きるので、ちょっと雰囲気が違うこの3rdも好きです。
頭からもう、ごきげんな(1)「LOVESICK」、(2)「MAKE MY DAY」の2曲でノックアウトされます。
インストゥルメンタルの(5)「ANOMALY」や、歌詞がファンタジックでアコーディオンが入ったワルツ調の(10)「I WILL BE THERE」なんかには驚かされますが、良いアクセントになってます。
ラストにちょこっとおまけでかかるゴースト・トラック「GIVE IT ALL WE GOT」も楽しげで良いです。
なんか他のアルバムに比べると評価が低いようですが、毛色が多少違えど、これもまたテラ・ノヴァらしい高品質の作品です。
FEAR FACTORY-Transgression-Moment of Impact ★ (2005-09-30 23:11:39)
アルバム本編ラストに、最も強烈な曲を持ってきました。
最初から最後まで激しさが持続します。
曲の幅は広げても、決して軟弱にはならないという意志の表れのよう。
FEAR FACTORY-Transgression-New Promise ★ (2005-09-30 23:03:11)
わわわ、FEAR FACTORYが愛を歌ってる?
しんみりしたバラードから、いきなりテンション上がります。
かなり異色な曲。
この「苦痛からの解放」って、「永遠に何も感じない状態」にすることだったら嫌だな・・・。
FEAR FACTORY-Transgression-Supernova ★ (2005-09-30 22:53:14)
恐らくFEAR FACTORY史上、最もポップな曲。
いきなり爽やか~な感じでずっこけました。
でもこんな曲でもやっぱりFF印は健在で、面白いです。
FEAR FACTORY-Transgression-Echo of My Scream ★★ (2005-09-30 22:48:48)
静かで美しいバラードです。
モノクロの世界。冷たい廃墟で孤独に最期を待つようなイメージ。
FEAR FACTORY-Transgression-Contagion ★★ (2005-09-30 22:33:11)
バートンの歌への感情移入が激しいのか、哀しみが強く伝わってくるような気がします。
でも最初の「ハァッ!」はいらなかったかも。
この曲もヘヴィです。
FEAR FACTORY-Transgression-Spinal Compression ★★ (2005-09-30 22:17:13)
重苦しいまでにヘヴィな曲です。
初期に通じる攻撃性が漲ってます。
FEAR FACTORY-Transgression-Transgression ★ (2005-09-30 22:09:58)
無慈悲な激重リフで突進します。
振り絞るような憎しみの叫びが強烈。
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