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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 401-450
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KATE BUSH-The Dreaming ★★★ (2016-11-05 00:48:06)
好きな作品なのかと問われると悩みますが、傑作かと問われれば議論の余地もなくそうだと即答できます。
男には作り得ない、ジャンルも何もかもを飛び越えて情念を放つ、本能の音楽。美しくもあるけれども、あまりに闇が深くて精神的に辛くなります。
私の中ではジョニ・ミッチェルやビョークを聴くときと似た感覚の、しかし比較を超越した絶対的な音楽。抗うこともできないけれども、毎日聴きたいものではありません。
(他のアルバムはまだ矢野顕子やフェイ・ウォンあたりと似た感覚でも聴けますが、これは無理)
事前情報一切なしで聴いても、一聴目にして身体が凍りつき、最後まで聴かずにはいられないと思います。音楽が現実を超えて夢に結びつくものであることを知らしめる名盤です。
PETER GABRIEL-Peter Gabriel Ⅳ ★★ (2016-11-05 00:13:06)
1~4枚目までは同じ『PETER GABRIEL』というタイトルで出されているソロ作のうち、'82年発表の4thアルバムです。ちなみに私は、番号のないセルフタイトルのCDだから1stだろうと勘違いして買いました。
それまでジェネシスの諸作品や『SO』や『US』といったアルバムを聴いて、ピーター・ゲイブリエルはあんまりピンと来ないなーと思っていました。しかしこのアルバムが中古で安かったのでダメもとで聴いてみたところ、ガツンとやられました。
(1)「The Rhythm of the Heat」のトライバル・リズムの躍動感や緊迫感あふれるアレンジ、(2)「San Jacinto」の効果的なシンセや感動的な歌メロには初聴時からノックアウトされました。
ワールドミュージックへの傾倒や当時最先端のシンセサイザーの導入という要素が強く表れた実験的作風でありながらも、メロディとのバラ
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STING-The Soul Cages ★★ (2016-11-04 23:56:54)
20年ほど前にこのアルバムを買った当時は、彼の他のアルバムで取り入れられたジャズの要素やラテン音楽の魅力が理解できず、私にとってスティングは馴染めない曲の多い「難しい」ミュージシャンでした。
でも、このアルバムだけは切ないメロディが多かったせいもあり、すんなり好きになって、よく聴きました。
特にノーザンブリアン・パイプス(バグパイプと区別つきません)を用いたアイリッシュ・メロディの哀愁あふれる(1)「ISLAND OF SOULS」には、歌詞も含めて泣かされます。(8)「THE SOUL CAGES」でも曲の一部が繰り返されるあたりからも、この曲はアルバムの中で重要な位置を占めていると思いますが、実に印象深いオープニングです。
コンセプト・アルバムではないようですが、繰り返し出てくる魂・父と子・船・海・川・空・星・王国・檻・自由といった歌詞の題材に共通性があり、有機的な
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THE POLICE-Synchronicity ★★ (2016-10-30 00:47:33)
以前はおしゃれでポップな音楽のように感じて聴いていたのですが、改めて聴き直してみたら、1曲毎に実験を繰り返しているような音楽性の幅広さに唖然としました。
先にスティングのファンになって、後追いで聴いたせいもあるかもしれませんが、有名曲ばかり飛ばし聴きするような接し方をしていました。
最近、以前は古臭く感じていた'80年代の音楽を新鮮に感じるようになっているのですが、この時期に聴き直してよかった。シンプルなようでいてとても深い音楽です。
メロディも臭すぎず、メロディアスながらも抑制が効いているところが実にかっこいい。そしてリズムが、いま聴いても風変わりで、面白いです。
TALKING HEADS-Remain in Light ★★★ (2016-10-30 00:25:06)
実に奇妙な音楽です。アフリカン・リズムを取り入れているのでしょうが、楽器の組み合わせ方や音色、コーラスの重ね方やメロデイのせいか、あまり民族音楽的な印象は受けません。
複雑で性急なのに整合感もあり、物凄い熱量と醒めた視線を同居させたような、歪んだ雑種ロック。なんだこりゃ。
先に『NAKED』を聴いていて、あちらはこれほど変てこじゃなかったので油断して聴いて、度肝を抜かれました。
どことなく都会的で機械的・近未来的な音楽に聞こえますが、ポリリズムの組み合わせ方のセンスが独特で、集中して聴くと頭が混乱します。
デイヴィッド・バーンとブライアン・イーノのアルバム『MY LIFE IN THE BUSH OF GHOSTS』も、同じようにひねくれていて頭が疲れますが、こちらの方が変態というか、おかしな感じに洗練されて、かえってグロテスクに感じます。
ノリノリで楽しむ
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PUBLIC IMAGE LIMITED-The Flowers of Romance-Francis Massacre ★ (2016-10-30 00:00:35)
しっちゃかめっちゃかな演奏に、ぶっ飛んだ歌。
まとめる気なんてさらさらありませんといった感じの、前衛的な疾走曲。メタル耳にはこれが一番激しくて快感かも。
とはいえ、整合感があってテンポもゆっくりなほかの曲も、同じくらい前衛的に響くのが、このアルバムの面白いところです。
PUBLIC IMAGE LIMITED-The Flowers of Romance ★★ (2016-10-29 23:54:44)
長らく手に取っていなかったのですが、最近ヘヴィ・ローテーションなアルバムです。何度聴いても新鮮。
無機的なドラムのリズムとエキセントリックというか神経症的なヴォーカルに、どうにもわけのわからない歌詞。アラビア的なものまで取り入れているところも(イスラム教徒の人には怒られそうな感じですが)エキゾチック。
日本盤解説でTALKING HEADSやTHE POP GROUPと比較されていますが、レゲエやアフリカ音楽や東洋音楽の影響を白人が取り入れたら別物の何か前衛的なものになっちゃいました的なところは共通しているように思えます。
ベースが脱退したのが逆に功を奏したのか、普通の感覚とは違う異形のロックになっています。ポスト・パンク/ニューウェイヴに分類されるのでしょうが、ジャンルに囚われない独自性を持った、過激でプログレッシヴな音楽です。
リズムが主体なのに踊れないし、無
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MYRATH-Tales of the Sands ★★ (2016-09-25 21:54:33)
アフリカ出身バンドと聞くと真っ先にパーカッシヴなトライバル・リズム主体のメタルを想像してしまう想像力貧困な身ですが、これだけアラブ風なジャケであれば間違えようもありません。
北アフリカはイスラム/アラブ圏なんだという当たり前のことを失念しちゃいけませんね。
音楽性に関しては、↑の皆さんの解説に付け加えることはありません。どうしても変わり種や斬新さを求めてしまう自分への戒めもありつつ、メタルの進化やグローバルな広がりを見守って行くことの喜びも感じます。
この手のバンドの中でも特にメタル成分とアラビア音楽の折衷具合がほどよく、メタル耳にも程よく刺激的かつ新鮮なところが非常に好みです。でも、もっとやれそうだという期待も大きいバンドです。
ORPHANED LAND-All Is One-All Is One ★★ (2016-09-25 21:30:43)
演奏技術や編曲的にはとても凝っているのでしょうが、1リスナーとして聴くと「すごく分かりやすい」曲。
アラビア音階の魅力的なメロディに重厚なコーラス、グイグイ引き込む曲展開、ポジティヴなメッセージ。
メタルもロックも嫌いな人だって、この曲は楽しめるし、共感できると思います。
ORPHANED LAND-All Is One ★★ (2016-09-25 21:10:00)
'13年発表の5thフル・アルバムです。
同じ神を信仰し同じ聖地を持ちながら(あるいは持つゆえに)殺しあうイスラム教/ユダヤ教/キリスト教の融和を説くこのバンドのメッセージには感銘を受けますし、ノーベル平和賞云々という話が出るのも頷けます。
今作では40人にも及ぶミュージシャンを起用しているらしく、コーラス隊とストリングスが壮大に盛り上げる前代未聞のエスニック・シンフォ・メタルを創り出しています。
正直に言えば整合感の増した本作よりも前作までの方がメタル音楽として魅力的に感じるのですが、より普遍性を身につけつつ、危険を冒して挑戦を続ける姿勢には頭が下がります。
たぶんこれ、メタラー以外にも普通に魅力的な音楽になっているように感じます。普段ロックを聴かない人でも楽しめそう。
歌詞に関しても救世主的な戦士の物語を扱ったコンセプト・アルバムである前作より生々しく現
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KINGSTON WALL-II-We Cannot Move ★ (2016-09-11 21:39:37)
アラビア~んな雰囲気あふれる妖しさ満点のリフが始まった途端に、心を鷲づかみにされます。
インパクトだけではなく、リズム隊やコーラスも細かいところに工夫があって、飽きずに聴ける佳曲です。
KINGSTON WALL-II ★★ (2016-09-11 21:21:38)
アラビア風味をはじめ、色々とエキゾチックなメロディが聴ける異色作ですが、アレンジが洗練されおり、スッキリ整ったサウンドで、非常に聴きやすいです。
多彩な音楽性ながら、曲間がけっこうつながっていたりして、アルバムとしての流れや統一感は重視されている感じ。歌詞はさほどアラビアっぽくありません。
ORPHANED LANDやMYRATHが好きな人におすすめできます。でも私が聴いた時に真っ先に思い浮かんだのは、『THE OUTER LIMITS』の頃のVOIVODでした。
なんとなくリズム展開や音づくり、コーラスの浮遊感等に共通点を感じます。まー、泣きのギターがたくさん入るところなどは全然別物ですが。
メタル度は低く、'60~'70年代のハード・ロックやプログレに近い感じで、インスト・パートはフュージョンっぽくもあります。
こういうのがフィンランドから出てきたという
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KAMELOT-The Fourth Legacy-Can You Remember ★★ (2016-09-11 21:01:46)
何の気なしに聞き流していたら、日本語が入っていて驚かされました。
こういうファン・サービスって、嬉しくなります。生でこんな風に歌ってもらったら、泣いてしまいそう。
普通にメロディも良くて、曲だけでも好きになりますが。
KAMELOT-The Fourth Legacy ★★ (2016-09-11 20:55:24)
以前はメタルとしてしか意識していなかったのですが、最近聴き直したら、レインボウやディオで聴けたエスニックなメロディを活かした様式美HR的な要素も強いんだなーと、改めて感じて、↑のかつおさんの分析に共感しました。
カーンの歌の粘着度合いや没入度も、少しディオっぽいかも。もちろん、カーンやKamelotの独自性は十二分に発揮され、オリジナリティあふれるアルバムとして完成されていますが。
全体的に静と動のコントラストが見事で、全編を哀愁が覆っているところが、好みにマッチし過ぎです。フルートが尺八っぽく聞こえる「Desert Reign」から「Nights of Arabia」へのドラマティックな流れなんて、たまりません。
KAMELOT-Karma ★★★ (2016-09-11 20:34:05)
リオ五輪の日本シンクロ演技(乾&三井ペア)での「Karma」「The Spell」(と「Ghost Opera」)使用をきっかけに、改めて聴き直したのですが、やはりこの雰囲気たっぷりの哀メロ満載メタルには陶然としてしまいます。
歌も演奏もただただ美しく、ねっとり濃厚に艶っぽく奏でられる、メロディック・メタルの最高峰。いつ聴いてもうっとりします。
全アルバムを聴いたわけではありませんが、メロディとサウンドのバランスという点で、今のところこのアルバムが一番好きです。
B'Z-LOOSE-ザ・ルーズ ★ (2016-09-11 20:18:37)
今年の夏は例年よりは比較的多く休みを取ることができたのですが、その反動で、休み明けに学生時代の夏休みやモラトリアム期間が恋しく思い出されました。
そんなわけでこの曲の見逃してくれよ的な歌詞にぐっと来たのが先月後半で、久々に繰り返し聴いていました。
こんなテーマであっけらかんと曲を作ってしまえるセンスが好きです。
SEX MACHINEGUNS-Barbe-Q★マイケル-とうちゃん ★ (2016-09-11 20:09:06)
最近なんか、身につまされた曲です。
最初はもちろんあの曲にそっくりということでふざけた印象が強かったのですが、歌詞にちょっとずつ共感が深まり、応援ソングとして聴いています(冷静に考えると寂しい)。
アルバムの流れでは次曲と一緒に聴くと、さらに切なくなります。
LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅱ-Moby Dick ★★ (2016-07-24 00:20:35)
繰り返し聴くにつれ、荒れ狂う巨大な何かの存在を感じさせるド迫力のドラミングに圧倒されました。
ライヴ・ヴァージョンも強烈で、恐怖すら感じます。「燃焼」とか「灼熱」という言葉の浮かぶ、熱すぎる演奏です。
現在のドラマーの方が技術的には凄いのでしょうが、こういうのを聴くと、情念の音楽に与える影響を考えさせられます。
MASTODON-Leviathan ★★ (2016-07-24 00:07:35)
乾いたヘヴィな音像から、まず最初にイメージしたのは、海、鯨よりも土煙を挙げて爆走する重騎兵隊でした。
ただし、このうねり、のたうつ音楽の巨大さは、聴き込むうちに白鯨の圧倒的で理不尽な暴威を思わせ、徐々に違和感を感じなくなりました。
いずれにせよ、このバンドの音が想起させるのは(他のアルバム含め)超自然とも言うべき巨大な抗いがたいモノの存在です。
後の間口の広い音楽性も好きなのですが、LOUD PARK生で聴いた時の衝撃を最もストレートに感じさせてくれるのは、このアルバムです。
THE MARS VOLTA-Frances the Mute ★★ (2016-07-23 23:45:00)
刺激の強さはたぶん、このアルバムが1番という感じがします。ほかのアルバムは抒情性や面白みも感じられるんだけれど、これは最後まで刺々しい。
1枚通して聴けば疲労困憊するし、歌詞もサウンドも怖い。ほどほどを求める人には向かず、過剰を希求するロック・リスナーには名盤。
私はこれを年に何度も聴きたいとは思えない軟弱なリスナーですが、これほどの熱量を放射する音楽を無視することもできません。
似たような印象を受ける音楽は、凛として時雨やBLANKEY JET CITYかな。声質の印象や歌詞の刺々しさで同じように感じるのですが、あれらも普段は聴きたくないです。でもたまには必要。
実験性や複雑さ、ジャンルの融合具合をプログレとして楽しむこともできると思いますが、「エモーショナル」という要素こそが彼らを聴く上で常に中心に感じられます。情念の濃さに辟易する、苛烈極まりない一枚です。
MASSIVE ATTACK-Mezzanine ★★ (2016-07-23 23:35:51)
複数のROCK雑誌で評価が高く、またクワガタジャケから、激しいデジ・ロックなんだろーなーと類推して買った過去が懐かしい。
当然、BPM遅めでまったりした音楽性に付いて行けず、当時は速攻でラックの肥やしと化しました。
しかし、アンビエントやダブ、ヒップホップに慣れ親しんでから聴くと、この極上低音サウンドの快楽には抗えません。
スルメ盤として、未だにふつーに現役盤です。トリップホップなんて死語なのかもしれませんが、時代を超えて気持ち良いです。
MARVIN GAYE-What's Going On ★★★ (2016-07-23 23:10:38)
R&Bやソウルといった系統の楽曲を聴く際には、ファンキーなノりや泣き泣きのバラード、激しいシャウトなどを期待してしまうため、時代を切り拓いたコンセプト・アルバムとしての本作を初めて聴いた時には、あまりの柔和さに拍子抜けしたというのが正直なところです。
しかし、当時の常識を突き破るアルバム作りの姿勢や、真摯なメッセージを表現するにあたってなぜこのようなソフトな音楽性を選択したのかを考えると、熱さ・峻烈さに眩暈を覚えるほどです。そして実際、時代を超えて多くの人々に衝撃を与え続けています。
なんて美しい、そしてなんて慈愛にあふれた音楽でしょうか。対立と冷笑と憎悪をあおる今の時代にこそ新鮮で過激なメッセージ音楽であり、音楽がいかに多くのものを伝え得るかを教えてくれる作品です。
MATCHING MOLE-Matching Mole ★★ (2016-07-23 22:43:44)
ジャケがかわいらしく、序盤がポップな歌ものなので安心して聴いていると、徐々にうねうねぐにょぐにょしてきて、やはり前衛/プログレなのですね、と納得します。
全体的にひねくれたユーモアを感じさせ、独特のゆらぎ感が癖になるアルバムです。あまり突き刺さる激しさはなく、酔っぱらって聴くと気持ちいーです。
松任谷由実-DA・DI・DA ★★★ (2016-07-23 22:31:05)
'85年発表の17thアルバムです。1stが'73年で、この時点で17枚目っていう多作ぶりがもう規格外。
ユーミンのアルバムの中でも存在感は地味な方だと思います。有名曲は「シンデレラ・エクスプレス」「青春のリグレット」くらいでしょうか。あとはシングルの「メトロポリスの片隅で」かな。
しかし何度聴いても寸分の隙も無い、圧倒的完成度を誇る超名盤です。1曲目で耳が釘付けになり、3曲目までで曲調の幅広さに翻弄され、中ダレどころか最後の最後まで想定を超えたハイ・クオリティなメロディの連発に度肝を抜かれます。
どんなにつまらないアルバムでも、このアルバムの収録曲のうちのどれか1曲でも収録されていたなら、手放すなんて考えられない。そんなレベルです。(実際に特定の1曲のためだけに所有し続けているアルバムは何枚もあります)
自分がもしミュージシャン志望であれば、こんなものを聴いてし
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MAGMA-Udu Wudu ★★ (2016-06-26 21:58:21)
1曲目から明るくも怪しい歌入りジャズ・ロックで軽快にスタートしながら、徐々に不穏さを増し、中盤から後半はベースの重くうねる音に翻弄されつつ硬直状態で聴き入るしかない怪作。
ジョン・コルトレーンの影響をどう咀嚼すればこういうものができあがるのか謎ですが、スリリングなロックとして、今でも現役でかっこいー。
特に反復の魔力を用いつつもテンションの高さで一切冗長さを感じさせない大曲(6)「De Futura」は、時代を超えて衝撃的。
MANDRAKE-UNRELEASED MATERIALS VOL.1 ★★ (2016-06-26 21:47:47)
震撼しました。ヤバすぎ。
もともと平沢進、P-MODELに衝撃を受け、遡って聴いたわけですが、あまりの凄まじさに開いた口がふさがりません。
'73~'79年に平沢進が在籍したプログレッシヴ・ロック・バンド(うち3名が解散後P-MODEL結成)で、1枚もアルバムを残さなかったマンドレイクの、未発表音源集その1です。
音質的には様々な時期のもの(含ライヴ)が入り混じっていて玉石混淆ですが、楽曲の質となれば超絶。ナニコレ、完全に'70年代の世界トップ・レヴェルじゃん。
いま聴いても古びていないどころか、かっこよすぎ。イエスよりも前に「錯乱の扉」という曲を発表し、世界に類のないストレンジ劇的ロックを構築しています。
(1)「飾り窓の出来事」なんて現在の耳にも新鮮/激熱。本物のプログレです。
MAXWELL-Embrya ★★ (2016-06-26 21:34:26)
こういった系統のジャンル分けには詳しくないのですが、ネオ・ソウルとかニュー・クラシック・ソウルとかに分類されるようですね。
ゆったりしたBPMに生々しくも重低音の効いたサウンド、やたら色っぽい歌声と心地よいゆらぎ感に酔い痴れるこのアルバムのもたらす安息効果には、お世話になっています。
同系統ではエリカ・バドゥなんかも大好物。ディアンジェロも後追いでけっこうはまりそう。バックの音だけでも快感。
MADONNA-Music ★★ (2016-06-26 21:11:05)
夢のように美しかった前作とはうって変わって、刺々しくヘヴィなアルバム。エレクロ・ビートを用いている点では共通しているのですが、『Ray of Light』が「暗い=美しい」だったのに対し、今作は「暗い=怖い」という感じ。
まずジャケに騙されました。爽やかでカントリー風なアルバムかなと思ったら、ドぎついビートに、ダウナーな楽曲。ギターが入ってカントリー風なメロディの曲ですらも、生々しい刺々しさの方を強く感じます。(次作は、ダークさも厳つさもジャケのイメージ通り)
このギャップと、前進や変化を恐れない貪欲な姿勢に圧倒され、「マドンナ」という存在への軽視や偏見が拭い去られ、ファンになりました。
お気に入りの楽曲を選ぼうにも、どこを切っても刺激的で、切り捨てるところがありません。1曲毎に様々な実験が繰り広げられていて、当時としての最先端であることは勿論、現在の耳で聴いても強烈。
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MANOWAR-Fighting the World ★★ (2016-06-26 20:58:10)
買ったことすら忘れていて、最近段ボール箱の底から発掘しました。潔癖なメタルマニアの頃に買って、QUEENみたいな「Carry On」のあたりでCDを止めて心の中で踏み砕き、火にくべていたのかもしれません。
冗談はさておき、久々に聴き返したら後半のピュア・メタルっぷり、特にラスト3曲の畳みかけにヤられました。
時代を感じさせる乾いてスカスカな軽い音づくりが、けっこう今聴くとツボだったりします。古き良きアメリカンHR/HMの音。それをこんな大仰なメタル曲に採用するなんて、面白い。いや、真面目に好きです。
MANOWAR-Gods of War-Sleipnir ★★ (2016-06-26 20:48:13)
このアルバムでは一番のお気に入りです。さすがのMANOWAR節。
耳に染みついて離れないレインボウブリッジに、拳を振り上げずにいられません。
MANOWAR-Gods of War ★★ (2016-06-26 20:43:56)
まず女性店員には差し出しにくい(家族に見せられない)踏み絵アートワークに、どんな羞恥プレイですかと問い質したくなります。さすがのMANOWARクオリティです。
大仰なオープニングのインストが終わったら今度はナレーションで引き延ばされ、なかなか激しくメタルを轟かせてくれない焦らしっぷりもさすが。
でもこれって、時代劇大作映画を楽しむのと同じ感覚で聴くと楽しいですね。そこは疾走曲でしょってタイミングで重々しく語っちゃう間の悪さも含め、愛すべきドラマティック・ワールドが展開されています。
北欧神話を大真面目に取り上げ、仰々しくこってりと謳い上げるテーマ設定といい、彼らの辞書に妥協とかほどほどという文字はありません。
正直ナレーションやSEが多いこともあり、全部通して繰り返し聴くには根性が要り、ついついお気に入り曲を飛ばし聴きしてしまうのですが、たまに余裕のある時に通し聴
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MACHINE HEAD-The Blackening ★★ (2016-06-11 21:33:17)
MACHINE HEADには長らくヘヴィ・グルーヴ系のバンドとしての激烈さ、それも極北にあたるモノを求めていたので、このアルバムを聴いたときにはメロディアス過ぎる作風にどうにも違和感をぬぐえなかったのですが、最近ようやくこのダークでメランコリックな世界を楽しめるようになってきました。
メタルの表も裏も知った上で、90'sヘヴィネスにスラッシュやメタルコアの要素を巧みに取り入れ、融合させた模範作。ある意味メタルの理想形の一つだと思えます。
捨て曲もなく、長尺曲を長く感じさせない点を含め、本当にメタル巧者の実力を味わわせてくれる、稀有な逸品です。本物が本気を出せばどれほど凄いか、納得できました。
ちょっとした音使いとヴォーカルの持って行き方に泣ける。いやあ、巧い。そして旨い。
MAGNUM-Chase the Dragon-Sacred Hour ★★★ (2016-06-11 21:27:15)
胸が震えるような感動を味わえる1曲です。
少し時代を感じさせる変てこな音使いも残っているのですが、そんなことがどうでもよくなるくらい圧倒的な名曲。
MAGNUM-Kingdom of Madness ★★ (2016-06-11 21:21:29)
初めて聴いたアルバムが『BREATH OF LIFE』で、大人しいバンドだと思っていたので、この作品のはっちゃけぶりには耳を疑いました。
ちょっと待て、何が起こっているんだ? と、思わずジャケを見直したくらい。実にエネルギッシュで瑞々しい。
珍妙な音使いやクレイジーなコーラスが随所で炸裂し、実験的でとっ散らかった印象もあるけれど、ドラマティックで胸熱なメロディも盛り込んで、色々な意味で興奮できます。
4曲目の表題曲が皆さんおっしゃるようにインパクト大ですが、後半6~9曲目の充実っぷりも特筆ものです。
MARILYN MANSON-Mechanical Animals ★★ (2016-06-11 20:50:16)
一時は激烈さの限界を求めるメタル原理主義者だったこともあり、最初は全然ピンとこなかったのですが、改めて聴き返すと全体的に曲が良く、固定的イメージや先入観を忘れて聴けば刺激的な快作です。
ジャケを含め、荒々しいメタルとは別路線なのですが、そこにこそ個性と過激さが表れていると思います。
メロディもリズムも親しみやすく、小難しいこと抜きにノリノリで聴けます。(歌詞は暗いかもしれませんが)
MARILYN MANSON-Holy Wood (In the Shadow of the Valley of Death) ★★ (2016-06-11 20:27:44)
今日は朝からこのアルバムを聴きつつ行動していたのですが、何度も色々としくじってしまい、落ち込みかけました。
しかしこの作品全編に漂う退廃的雰囲気が、失敗しても、ダメ人間でも良いじゃないかと語りかけてきているようで、不思議にポジティヴに考えて乗り切ることができました。
攻撃性と爛れ具合が絶妙のバランスで、曲数が多い割にストレスも少なく、良い意味でダラダラ聴きに最適。
ダメ人間音楽の傑作デス。
MR. BIG-…The Stories We Could Tell ★★ (2016-06-05 02:30:49)
お、メロディアスになったな、というのが第一印象です。明るくてさわやかな、アメリカン・ハード・ロックの王道。
無理にポップな要素を削って渋くしていた印象のあった時期や、過去最高にヘヴィに感じた前作を経ての、肩の力が抜けた佳作といった感想。
夢中になって聴く名盤ではないけれど、ふと手を伸ばしたくなる心地よいアルバムです。
THE ROLLING STONES-Undercover ★★ (2016-06-05 02:17:18)
ジャケ、歌詞、サウンドのいずれも煽情的なアルバム。
金太郎飴のように評されることもあるバンドですが、前進/実験も厭わなかったことは、この1枚でも分かります。
リズミカルで、押せ押せで、いま聴いても相当尖っています。
Revolver-Eleanor Rigby ★★★ (2016-06-05 01:40:56)
メロディのインパクトにやられ、初聴時からぞっこんだった曲です。
弦楽八重奏であるとか、そういうアレンジの奇抜さは全く分からず、歌詞のインパクトも知らず、それでもこの物悲しく美しいメロディだけでノックアウトされました。
Revolver ★★ (2016-06-05 01:32:35)
初期のキャッチーでコンパクトな曲が好きで、小難しくなってゆく前作あたりからの作風がいまひとつ苦手だったのですが、なんだかこのアルバムを最近聴き直して、改めてこのバンドの多様性に新たな魅力を覚えつつあります。
以前は「Eleanor Rigby」が最高に好きで、あとはほとんど聴かないもしくは聞き流し状態だったのですが、今ではアルバム通して、どこを切っても面白く感じます。
20代の時に初ボーナスでビートルズのアルバム・ボックスを大人買いしたのに、40歳近くなってやっと良さがわかってきた、自分の感性の鈍感さに呆れます。
以前は整合感のあるきちっとした音楽が好きで、'50~'60年代のロックの、ごちゃごちゃした演奏が苦手だったんですよね。今はかなりこういう昔のロックに免疫ができ、楽しめるようになりました。
RETURN TO FOREVER-Light as a Feather ★★ (2016-06-05 00:28:47)
RTFとしての2枚目で、第1期の最終作です。
前作よりも都会的でスピーディーな印象。ラテン風味は健在ですが、洗練された分、1stにあった神秘性は薄れたかも。でも前作は眠くなるという疾走好きなリスナーには、こちらの方がとっつきやすそう。(メタル耳的には速さと激しさを兼ね備えた第2期の方が良いですが。)
チックの曲としては最も有名であろう「Spain」が入っている重要作。ラテン/スパニッシュ風味が前面に出ていて、軽やかでテクニカルで、哀愁も帯びていて、ドラマティック。
Chick Corea-Return to Forever ★★★ (2016-06-05 00:17:04)
名義としてはチック・コリアのソロ作ですが、バンドとしてのReturn to Foreverにとっての1stアルバムとしてもカウントされます。
ジャズらしくない、けれども音楽のイメージを増幅させる効果的なカモメ・ジャケから、通称「カモメ(のチック)」と言われるらしいです。
極太うどん野郎さんのおっしゃる通り、ジャンルを問わず幅広いリスナーに受け入れられる魅力を持った作品。
4曲(メドレーを分ければ5曲)で1枚ということで、1曲が長すぎると尻込みされそうですが、永遠への回帰を謳うこのアルバムは、時間を忘れさせてくれます。
神秘的でラテン風味(ブラジルも含む?)なメロディ、エレピとフルートの音色の温かさ、妖しく超俗的な歌声・・・実はけっこう過激で怖いようなところもあるのに、トータルで感じるのは南国の楽園の穏やかさ。なんて不思議。
いつ聴いても、全く古さを感じさせま
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Chick Corea-Now He Sings, Now He Sobs ★★★ (2016-05-07 18:24:44)
例えばバド・パウエルやビル・エヴァンス、ソニー・クラークあたりを聴いて、アコースティックの「ピアノ・トリオ」なるもののイメージを固めていたとして、似たようなものを想像してこのアルバムを聴けば、ぶっ飛ぶこと間違いなしです。
この目くるめくスピード感、奔放で枠にはまりきらないエネルギーは、既存のピアノ・トリオの概念をすっかり塗り替えてしまいます。
過激で変幻自在なリズムと瑞々しいピアノのメロディの、奇跡的なバランスによる両立。
ミロスラフ・ヴィトウス(ベース)とロイ・ヘインズ(ドラムス)の圧倒的なパフォーマンスと拮抗する迫力を保ちつつも、チック・コリアが奏でるメロディが清涼感を生み出し、何とも言えず気持ちいいのです。
『A.R.C.』(フリー・ジャズ要素強)や『Akoustic Band』(整合感強)もピアノ・トリオですが、問答無用で興奮させてくれるのは、断然こちら。
MILES DAVIS-Filles de Kilimanjaro ★★ (2016-05-07 17:55:46)
私にとっては、トニー・ウィリアムスのドラムスを聴くためのアルバムです。『Nefertiti』でも目立ちまくってましたが、こちらの方が摩訶不思議。
アコースティック期からエレクトリック期への移行時期で、メンバーも楽器も興味深い組み合わせなのですが、とにかくドラムスが面白すぎます。
曲としては落ち着いた部類のものが多くを占めるのに、「なぜこの曲にこのドラミング?」という奇怪千万なリズムに耳がくぎ付けになります。地味なのに派手。
過渡期の実験作ということもあるのでしょうが、ギャップが激しすぎて、1秒先の展開が読めません。天才と変態の紙一重という印象。
スクエアプッシャーでも聴いてるみたい。ドラムスだけ取り出してリミックスしたら、面白いブレイクビーツができそうだなー、なんて思います。
MILES DAVIS-Kind of Blue ★★★ (2016-05-07 17:27:37)
ハード・バップ期やエレクトリック期を先に聴いていたので、初聴時はあまりの大人しさに耳を疑いました。
ロング・セラーとなって、トータル1000万枚以上売れたらしく、ジャズの定番のようになっていますが、ジャズとしてはかなり異端な作品ではないでしょうか。当時における斬新さのみならず、以後にもあまり類がないという点でも。
この後のマイルス作品はもちろん、ジョン・コルトレーンやビル・エヴァンス、ハービー・ハンコックあたりの諸作品を聴くと、「ああ、それまでのジャズとは違うんだな」とはなりますが、皆それぞれ違う表現をしているため、このアルバムと同じような作品が増えたわけではない気がします。(強いて言えば、エヴァンスだけがこの空気感を持ち続けたかも。)
ハード・バップからモード・ジャズへの移行という点での革新性がよく言及されますが、モードに則った曲もそうでない曲も、うまくカラーを合わせ
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MILES DAVIS-'Round About Midnight ★★★ (2016-05-07 16:57:28)
ウィスキーをあおりながら、夜にかっこつけてジャズでも聴いてみるかーというような時に手を伸ばしたくなるイメージの作品。
このジャケ、出だしのトランペットの音色、あー、大人な気分。
でも2曲目はいきなり勢いよくかっ飛ばすので、しんみり落ち着いた気分は吹き飛んでしまうのでした・・・。
タイトルやジャケから辛気臭そうと思うかもしれませんが、実はけっこうエネルギッシュで溌剌としています。
曲調も多彩で、モダン・ジャズのおいしいところの詰まった、歴史的名盤。
同じクインテットでのアルバムでは、『Cookin'』『Relaxin'』に並ぶくらい好きです。
MILES DAVIS-Bags' Groove ★★ (2016-05-07 16:28:11)
表題曲の出だしを聴いただけで、「ああ、これこれ」と思います。テーマ・メロディが印象的で、ミルト・ジャクソンのヴィブラフォンがとても心地よく、和みます。モダン・ジャズ・カルテットでのヴァージョンよりも好き。
「Airegin」や「Oleo」も、2年後のマラソン・セッション時の録音よりもゆとりが感じられます。
休日の午後に部屋を片付けてゆっくり読書なんぞする時に、かけたくなるアルバム。
ケンカ・セッションの伝説で有名で、緊張感に満ちた強烈なアルバムという評判ですが、私には大人の余裕の感じられる、落ち着いたリズムのメロディアスな作品という位置づけです。
MILES DAVIS-You're Under Arrest ★★ (2016-04-10 23:35:15)
黒ずくめの男が物騒なものを持ってにらみつけてくるジャケからハードな内容を予想して買うとずっこける、けっこうポップなアルバムです。
スティングが語りで参加したり、マイケル・ジャクソンやシンディ・ローパーのカヴァーが入っていたりと、一般音楽ファンには入り込みやすい作品じゃないでしょうか。
こういうのも楽しいです。
MILES DAVIS-Star People ★★ (2016-04-10 23:16:35)
ロック/メタル耳に最も即効性がありそうなスタジオ盤は、これな気がします。
'69年から'75年あたりまでのエレクトリック期における混沌暗黒ファンクの方がそりゃ強烈ですが、曲が長すぎたり難解すぎたりして、とっつきにくいので。
'81年に6年ぶりに復活してからの3作目、'83年発表の本作は、全体にすっきりしたサウンドで、エレキ・ベースやギターが目立ち、ジャズ未経験者でも問題なく聴けそうです。
いや、1曲目「Come Get It」なんて、完全にプログレもしくはジャズ・ロックです。マーカス・ミラーのチョッパー・ベースが煽りまくりの疾走曲。
ゆったりした曲でもブルージーにむせび泣いているところなんかは、ハード・ロックのブルージーなバラードと同様の感覚で聴けます。
'70年代に比べれば整合感が増し、言ってみれば普通のフュージョンになったようなもので、この時期を退化・堕
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MILES DAVIS-Agharta ★★★ (2016-04-09 02:07:16)
'74年までの、『Get Up With It』や『Dark Magus』を聴くと、まだ'70年頃からの「得体のしれない異形音楽」感がありありと残っていますが、この'75年ライヴの吹っ切れ具合はどうでしょうか。
御大がボロボロに燃え尽きて引退する直前のこの演奏には、前年までの作品と比べると、段違いに整合感が感じられ、圧倒的にわかりやすくなっています。
まず一聴して、ギター・リフが、ちゃんとロケンローしてます。ギター・ソロまであります。トランペットやサックスのソロも、断片的なノイズではなく、まさしくジャズのそれに戻っています。メロディアスで熱い!
ファンク要素もばっちりで、ちゃんとノることができ、踊れます。
これが成長か後退かは評価の分かれるところでしょうが、一つの到達点として貴重な記録だと思います。
横尾忠則のアートワークも素晴らしい。ジャケ買いでも後悔しま
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