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BLACKMORE'S NIGHT-Shadow of the Moon
BLACKMORE'S NIGHT-The Village Lanterne
BLIND MELON-Blind Melon
BLIND MELON-Soup
BLUE MURDER-Blue Murder
BLUE MURDER-Nothin' But Trouble
BLUE OYSTER CULT
BLUE OYSTER CULT-A Long Day's Night
BLUE OYSTER CULT-A Long Day's Night
BLUE OYSTER CULT-A Long Day's Night
BLUE OYSTER CULT-A Long Day's Night
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-(Don't Fear) The Reaper
BLUE OYSTER CULT-Career of Evil
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus
BLUE OYSTER CULT-Curse of the Hidden Mirror
BLUE OYSTER CULT-Extraterrestrial Live
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Burnin' for You
BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid
BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid
BLUE OYSTER CULT-Imaginos
BLUE OYSTER CULT-Mirrors
BLUE OYSTER CULT-On Your Feet or on Your Knees
BLUE OYSTER CULT-Secret Treaties-Astronomy
BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night
BLUR-13
BLUR-Blur
BLUR-Bustin' Dronin'
BLUR-Leisure
BLUR-Leisure-There's No Other Way
BLUR-Modern Life Is Rubbish
BLUR-Modern Life Is Rubbish-For Tomorrow
BLUR-Parklife
BLUR-The Great Escape
BLUR-Think Tank
BON JOVI-Bounce
BON JOVI-Crush
BON JOVI-Have a Nice Day
BOSTON-Boston-Foreplay / Long Time
BRIDES OF DESTRUCTION-Here Come the Brides
BRIDES OF DESTRUCTION-Runaway Brides
BRUCE DICKINSON-Accident of Birth
BRUCE DICKINSON-Alive in Studio A
BRUCE DICKINSON-Balls to Picasso
BRUCE DICKINSON-Scream for Me Brazil
BRUCE DICKINSON-Tyranny of Souls
BRYAN ADAMS-18 Til I Die
BUCKCHERRY-15
BULLET FOR MY VALENTINE-Bullet for My Valentine
BULLET FOR MY VALENTINE-The Poison

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発言している6曲を連続再生 - Youtube



BLACKMORE'S NIGHT-Shadow of the Moon ★★ (2006-03-05 22:47:00)

たまに、無性に聴きたくなる。
キャンディスのVo.はこの1stではまだ若干頼りなさげな部分があるが、基本的に癒し系なので十分。まあ及第点。
ROCKじゃあないが、こういうのも良いよね。

BLACKMORE'S NIGHT-The Village Lanterne ★★ (2006-03-05 22:41:00)

1st以来、久々に購入した。
別に嫌いなわけでなく、敬遠していたわけでもないのだが、いつでも聴きたいという音楽ではないので・・・。
私はリッチ-のファンだが、基本的にこのバンドはキャンディスのVo.を聴かせるためのものだと理解しているので、キャンディスの歌を聴きたい時に聴いている。リッチ-のギターは・・・。う~ん。やっぱりエレキを狂ったように弾き倒しているほうが好きだなあ。まだ・・・。
そういう意味でENYAに接するようにつかず離れずだったのだが、本作はエレキギターの割合が増えて、凄く嬉しい。もちろん内容は良い。
Vo.への拘りが強く、どんなに上手くても飽きるとポイのリッチ-が、随分長く一緒にやっているという見地からも、キャンディスのVo.はもっと評価されて良いと思う。

BLIND MELON-Blind Melon ★★ (2005-06-11 01:50:00)

'92年発表。1stアルバム。
RO誌がこのバンドの登場を絶賛していたことを懐かしく思う。
しかし誰もアルバムについて書き込んでいないところを見ると、あまりHRバンドであるとの認識をされていないのかもしれない。
確かに今現在あらためて聴いてみても、ジャンル分けをしようとすると戸惑ってしまう音ではある。しかもデヴュー当時はHR/HMはほとんど死んだも同然と喧伝されていた。どんなに馬鹿なレコード会社の担当でも、このバンドをHRバンドですと売ることはしなかったろう。だが逆に当時流行りのグランジロックやミクスチャーロックの仲間として売ることも出来なかったわけで、売る側も迷走したような経緯はあった。
でも、まあHRバンドの仲間に入れても良いかな?という気はする。最も音像的に近似性を強く感じるのはTHE BLACK CROWESであろうか。どことなくZEPPELINを彷彿とさ
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BLIND MELON-Soup ★★ (2005-06-11 02:01:00)

'95年発表。2ndアルバム。
どうなのだろう。本作は1stほど売れていないのではないだろうか。
しかし私は、「聴けば気分はニュー・オリンズ」な本作がしみじみと好きだ。
Voのシャノンのエキセントリックな面もしっかりこの「スープ」の隠し味になっているし。
1stに較べると地味な印象を受けるかもしれないが、完成度は高いと思う。1stが気に入った人はトライしてみたら良い。1stとはまた違う感じで、ますますHRっぽくなくなっているような気がするが、その音楽は本物だ。

BLUE MURDER-Blue Murder ★★ (2001-12-28 00:14:00)

'80年代末期に結成された3つの"スーパーバンド"のうちの一つがこのBLUE MURDERである。
HRのダイナミズムを、時にオリエンタルなフレーズや繊細なプレイをまじえながら表現したBADLANDSや、超絶技巧派集団がフックのある楽曲にこだわってアルバムを作るとどうなるか、というのを思い知らせてくれたMR.BIGの作品が逆立ちしてもかなわないのが、本作『BLUE MURDER』の完成度の高さであった。
とにかく楽曲が粒ぞろいで、しかもひたすらサイクスのギター、フランクリンのベースが気持ちいい作りとなっている。個人的には'80年代後半から現在に至るまでの間に発表された、全HRアルバムの中でも10本の指に数えられる傑作ではないかと思っている。
2ndも力作だったのに、活動が続かず消滅してしまったのはいかにも残念だ。

BLUE MURDER-Nothin' But Trouble ★★ (2001-12-29 00:25:00)

'93年発表。2nd。
購入当初は、「随分ぬるいつくりだなー」と思った。1stに聴こえた独特の湿りや陰影が失せ、やたらと明るいつくりになっている気がした。
しかし、改めて聴き返してみると・・・。やっぱこれも名作だよ。③なんかサイクス節全開だし。⑦も良い。勢いのある①は勿論、Voを変えての⑥、それに⑨も名曲だろう。
こう考えると、本当にかえすがえすも惜しいな。2ndで空中分解してしまったのは。ドラムは上手い人なら誰でもいいから、トニー=フランクリンと再結成してくれないかな。BLUE MURDER。

BLUE OYSTER CULT ★★ (2002-06-03 23:25:00)

>ぎゃははははははははははは。ひ~っ。C3さん。勘弁です。
ネット見ててこんなに笑ったのは初めてです。そりゃあ、背筋も凍りますわな(笑)。100枚勝手に発注されてはねえ。消費税抜きで25万円だもんなあ。
99枚を私に送りつけるのは勘弁して下さい(笑)。仕事やめて行商に出るようですから(笑)。
しかし駄目ですね、日本クラ○ンも。RAGEの新譜もここから出てますから、3年後くらいにふと欲しくなった時に「100枚からつくります」と言われかねませんなあ。
そうそう、少しバンドについて語らねば。
BOCの売りは、端的に言うと以下のとおりです。
①技巧派
②ポップセンス有り
③メロディアスな楽曲多数。
④と思えばゴリゴリした質感の疾走系の曲も多数あり。
⑤歌詞にオカルト、ゴシックホラー、SFからの影響が大。
代表曲はみなさんご存知の、
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BLUE OYSTER CULT-A Long Day's Night ★★ (2002-12-15 18:24:00)

AZさんはじめまして。この書き込みはまことにタイムリー。ちょっと教えて下さい。
私も昨日このCDの存在を知ったのですが(まだ購入しておらず未聴なのです)、これは過去のライヴ盤から抜粋して構成したライヴベストだと理解してよろしいのでしょうか。CDのパッケージに貼ってあるシールに、"30周年記念、ライヴベスト"てなことが英語で書いて有ったような気がしたのですが。しかし、『HEAVEN FORBID』収録曲がちらりと見えたので、「ムムム・・・」と悩んでいます。
もし新収録のライヴ盤であるなら、私も速攻で購入しようと思います。ちなみに私が見たCDには、通常盤とDVDが追加されたものと2種類ありました。

BLUE OYSTER CULT-A Long Day's Night ★★ (2002-12-15 22:15:00)

AZさん、早速教えてくださって有難う御座います。
ガーン。買っておけば良かった・・・。いや、もう早速入手の手はずを整えます。レヴューはその後ということで・・・。
本当に、本当に有難う御座いました。またわからないことがあったら教えて下さい。

BLUE OYSTER CULT-A Long Day's Night ★★ (2002-12-21 22:36:00)

まず、訂正とお詫びを。
12月15日の書き込みでの「通常盤とDVDが追加されたものと2種類ありました」というのは、完全に私の勘違いです。ごめんなさい。値段が異なるものが2枚あり、そのうちの1枚(値段の高い方)に「DVD」と見えた為、うっかり映像をボーナストラック的に収めたCDと思い込んでしまいました。今日購入し、よくよく見てみると「DVDも発売するよん」と書いてありました。まったくお恥ずかしい。重ね重ねお詫び申し上げます。
それで内容はというと、AZさんがすでにお書きになっているように素晴らしいものとなっています。BOCはもともとライヴには定評があるので、そういう意味では安心して聴けるのですが、バックダーマが気持ち良さそうにギターを弾きたおしているし、ボトムも上手い人がしっかりツボを押さえているので、ライヴならではのスリリングな演奏を味わうこともできます。
収録曲も、代
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BLUE OYSTER CULT-A Long Day's Night ★★ (2004-07-28 23:27:00)

実はCDと同時にDVDも買ってました。
これが目茶苦茶格好良い。メンバー全員堂々たる「おっさん」なのに、上手い人が揃っているということはこんなにも格好良いことなのか。最近こればっかり見ています。
エリックの独特なアクションはコミカルでありながら妙に格好良いし、バックダーマのギターを弾く姿は最高である。アランの顔がちと怖いが、この3人がギターを持って並ぶ姿は圧巻だ。
ボトムを支える2人は若干目立たないが、それでも堅実なプレイは惚れ惚れとする。ミランダさん元気。ボブ太りすぎ。
見飽きない作品。

BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-(Don't Fear) The Reaper ★★★ (2001-06-25 22:04:25)

私はLIVE盤の『SOME ENCHANTED EVENING』のヴァージョンが好きです。
哀愁を帯びた曲調で、へこんでいるときに聴くと胸が締め付けられますなあ。
でも「死神」って邦題はどうかと思う。

BLUE OYSTER CULT-Career of Evil ★★ (2002-12-20 22:41:00)

'90年発表。ベストアルバム。
実のところ、本ベストアルバムはBOCの全カタログ中で最もお薦めしてはいけない代物である可能性が高い。
以下にその理由を列記する。
①最も有名な代表曲を収録していない。
②ライヴヴァージョンとオリジナルヴァージョンがごちゃまぜ。
さて、①についてだが、皆さんはBOCの代表曲を3曲挙げよ言われたら、頭にどの曲名が浮かぶだろうか。「ASTRONOMY」と「BURNING FOR YOU」はかなり高い確率で挙がってくることだろうと思うが、実はこの2曲が収録されていない。オリジナルアルバムでは対の存在となっている「FLAMING TELEPATHS」が収録されているのに、何故か「ASTRONOMY」はカットされているのである。もうこの事実だけで、ベストアルバムとしては致命的であろう。いや、そもそもベストアルバムとは言えないのではないか。
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BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus ★★ (2003-06-03 06:21:00)

'80年発表。架空の恐竜(?)であるカルトサウルス・エレクタスをアートワークの主題にし、ナメクジの大親分かつろくろ首のご先祖的な雄姿を視覚化しつつ、タマゴの化石や頭蓋骨をでっち上げた楽しさ溢れる1枚。
音的には『FIRE OF UNKNOWN ORIGIN』の前作にあたるため、『FIRE・・・』と共通するキャッチーなメロディを持つ楽曲が主体となる。'80年代初頭の作品なので、あの妙に安っぽいシンセサウンドが若干時代を感じさせるのだが、メロディとアレンジがいかにもBOCなので逆に「味」となっている。
1曲目の「BLACK BLADE」の作詞はマイクル=ムアコックが担当。この人はかの異色ヒロイック・ファンタシーの名作であるエルリック・サーガの作者。「BLACK BLADE」(黒き剣)とは主人公エルリックの愛剣かつ忌むべき存在であるストームブリンガーのことである。要するにSF作家に
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BLUE OYSTER CULT-Curse of the Hidden Mirror ★★ (2001-09-23 22:47:00)

2001年発表。
前作はBOCの世紀末ヴァージョンだった。音づくりは新しく若々しさに満ちており、それでいてBOCらしさを濃厚に主張した名作であった。
そして、本作である。てっきり前作と同じ路線を行くのかと思いきや・・・。少し戻りましたね。'70年代に。一歩進んで二歩下がるというか・・・。下手すると『IMAGINOS』より雰囲気が古いぞ。しかもちょっと地味だ。
でもこれで良いのだと思う。
'70年代のHRが好きな人は是非、聴いてみて欲しい。少し泥臭くてちょっぴりキャッチーで、ガツンとハードなHRが聴けます。いや、今時のギタリストでこんな風にソロを弾いている人いないよね。早弾きなのに味があるという。
傑作ではないんだけれど、好きな人にはたまらないという作品です。オカルト路線のジャケットも秀逸。彼らにはこのままAC/DCのような存在を目指して頑張ってもらいたいな。

BLUE OYSTER CULT-Extraterrestrial Live ★★ (2001-10-08 22:45:00)

'82年発表。ライヴ盤としては3枚目・・・だっけ?
『FIRE OF UNKNOWN ORIGIN』発表後のライヴなので、「BURNIN' FOR YOU」を含む名曲の数々が聴けます。
初期の頃の楽曲も代表的なものはおさえてあるし、下手なベスト盤(また、BOCには下手なベスト盤多いんだよ・・・。いや。持ってるんだけどさ・・・。『CAREER OF EVIL』・・・)を買うよりよっぽど良いでしょう。
楽曲自体も初期の頃のものは、オリジナル収録を聴くと少しテンポが遅かったりするけど、ライヴではややアップテンポで演奏にも熱が入っているので格好よさが増しています。例えば「DOMINANCE AND SUBMISSION」とか。
鉛筆によるジャケットアートも、BOCワールドの魅力を余さず表現。いやあ。たまらんです。

BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin ★★ (2001-06-27 23:25:00)

実はこのアルバムは輸入盤のCDの他、日本盤のアナログも持っている。
何故か。ジャケットが秀逸だからだ。怖い。
己が額に魔術的記号を刻印した、13人の魔女。BOCのオカルト趣味もここに極まれリというところだろう。
内容はというと、どちらかと言えばキーボードを前面に押し出したポップなHRだ。が、しかしこのキーボードが曲者で、全く甘ったるさを感じさせず、逆に冷たいものを背すじに感じさせる鬼気迫るものがある。冷めた狂気。深淵。虚空。
お薦めは②で、3年位前のFEN(現在はAFNっていいましたっけ?)では良くかかっていた。'81年発表なのだがいまだにその人気は高いのだ。
せっかく帯付き解説付きのアナログがあるのだから、少しそれにも触れよう。解説は伊藤政則さん。作品の背景にあるオカルトについてまで語った力の入った解説。
帯も凄いぞ。「吹き荒れるヘヴィ・メタル・サウ
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BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Burnin' for You ★★★ (2001-06-25 22:13:36)

これも、「(DON'T FEAR)THE REAPER」と双璧をなす、哀愁漂うBOCの超名曲。少しPOPだけどそれがまた良い。
淡々と歌うVoがGのドラマティックなプレイと対照的で、逆に際立たせている。

BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid ★★ (2001-10-08 10:22:00)

'98年発表。
BOCの最盛期('70年代中ごろから'80年代初頭までか?)のアルバムというのは、それぞれが一つの時代をつくり上げてきた重みをもつ。だが「全曲捨て曲なし」と言い切れるような作品は意外と少ないように思う。
'90年代も終わりに発表された本作は、"アルバム単位"で見たときに実は最も完成度が高いような気がする。スピード感溢れるハードな楽曲が満載。短めの収録時間もGOOD。ベテランがくりだした渾身の一撃。傑作。

BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid ★★ (2002-02-18 18:42:00)

C3さん、それマジですか!?・・・。100枚から発注生産の注文って、その店員さんも親切なんだかどうなんだか・・・。はやぁーっ。新譜でゲットしたいと思ったら100人聴きたい人を探さなあかんちゅーことですか。なんとも嘆かわしい話です。そうですか。こりゃ新譜も日本盤が出ないはずだわ。いいバンドなんだけどなあ。

BLUE OYSTER CULT-Imaginos ★★ (2002-12-21 00:36:00)

'88年発表。BOCがクトゥルー神話にがっぷり組んで世に放った、最高のコンセプトアルバムである。
全体のムードとしては、'80年代半ばの低迷期を吹き飛ばすかのような重厚なつくりになっている。どの曲もBOCらしい少しひねくれたポップセンスが伺えるハードロックだが、中でも④は気に入っている。加えて⑥であの名曲「ASTRONOMY」をテンポアップし、ビートをきかせてリメイクしているのが興味深い。なかなか格好良いのだ。やはり良いメロディを持つ名曲というのは、いかなるアレンジを施しても名曲たりえるのだと感心した次第である。
この作品が復活の起爆剤にならなかったのが、なんとも惜しい。間違いなく傑作である。

BLUE OYSTER CULT-Mirrors ★★ (2004-07-29 16:00:00)

'79年発表。パンクロックの台頭により、恐竜扱いされたバンドの少しもがいている姿が本作に透けて見える。
とはいえ、しげさんが書かれているとおり①はライヴで聴いても素晴らしい。アルバム冒頭を飾るにふさわしいBOCらしい名曲である。もちろん③の出来のよさは言うまでもない。
他の曲の中には一部BOC特有の毒気が足らない物も見受けられる。普通のAORとしては出来は良いのだが。いずれにせよとりあえず捨て曲は無い。
駄作ではない。良質な作品と評価したい。

BLUE OYSTER CULT-On Your Feet or on Your Knees ★★ (2004-07-29 15:47:00)

'75年発表。4作目。ライヴ盤としては1枚目。
上のお二人も語っておられるが、これを聴いてBOCにはまらなければ、それは嘘というものだろう。
マグマが噴出しているかのごとく、熱く、混沌として、制御できないエネルギーの放出の様はただただ心地良い。
HRファンなら一度は聴いておくべきだ。

BLUE OYSTER CULT-Secret Treaties-Astronomy ★★★ (2001-06-25 22:23:07)

BOCで哀愁漂う曲といえば、これも忘れてはならない。少し前に、METALLICAもカヴァーしていたっけ。
ただし、この曲はH.P.ラヴクラフトが創造したク・リトル・リトル神話(BY荒俣宏)に触発されたものなので、少し恐かったりする。
ちなみに'88年の『IMAGINOS』に別ヴァージョンを収録。

BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night ★★ (2004-07-28 23:17:00)

'83年発表。
前半はキーボードの割合が多く、ギターはおとなしめの印象を受けるが、後半はハードでギターが派手な曲が多くなる。
「ニューヨークの冷めた狂気」というのがやはり一番しっくりくる音作りで、楽曲の質は押しなべて高い。①のリフは「BOC印」がばっちり押され、「やっぱこれこれ」という感じ。歌メロのサビもキャッチー。⑦はBOCのテーマソング?⑨で終わるのがなんとも言えず美しい。
必殺の1曲はないかもしれないが、全曲好きだ。そういう意味で名盤。

BLUR-13 ★★ (2005-09-25 00:04:00)

ERORINさんには真に申し訳ないのですが、すみません、書き込みが止まらなくなってしまいました。
本作は'99年発表。6thアルバムです。
個人的にこの時期非常に苦しい思いをして生きていましたので、思い出深いアルバムです。
前作はそのあまりの暗鬱さに、今でも冷静に聴くことが難しいのですが(といっても嫌いではなく、むしろ好きなのですが)、今作はいきなり1曲目「TENDER」に救われました。
TENDER
さあ、ほら、こっちだ。乗り越えよう。
来いよ。来いって。こっちだよ。
俺達が持っているもので最も尊いのが、愛だ。
俺はあの感触を待っている。
待っているんだ。あの感じを。
あの感じが訪れるのを。
この曲を作る前に、デーモンは恋人のジャスティンと別れたらしいのですが、それをこんなに優しく、感動的な楽曲に仕上げたのは恐れ入るアー
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BLUR-Blur ★★ (2005-09-25 22:47:00)

'97年発表。5thアルバム。
「ブリット・ポップは死んだ」と宣言したデーモンが作ったのが、このアルバムでした。
4thまでに確立したポップロック的手法をかなぐり捨て、その当時流行っていたノイズロック的手法による楽曲で構成された本作は、大きく方向転換したにも関わらず、批評でもセールス的にも結構な評価を得ます。私も、2nd・3rdの頃の方が好きですが、本作の質の高さは認めたいと思います。ザラッとした質感で、ギターもきっちり主張しており、それでいてポップな部分も残っています。
ただ、当時、個人的に色々な面でドツボにはまっていたため、私は本作を素直な気持ちで聴くことがなかなか出来ません。
「BEETLEBUM」
このクズ
若造
お前の女はイカスが
お前は何だ?
クズ
女はお前の親指をしゃぶり
お前をいい気分にさせるが
お前
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BLUR-Bustin' Dronin' ★★ (2005-09-25 22:30:00)

'98年発表。日本独占発売。
日本独占発売?その経緯はよくわからないのですが、まあ、シングルに収録されていた素材を中心に日本編集盤をつくったということです。
1枚目はリミックス集で、『BLUR』からの楽曲を色んな人たちにリミックスしてもらっています。ウィリアム=オービット、エイドリアン=シャーウッド、モービー、サーストン=ムーア、ジョン=マッケンタイアがリミキサーとして名を連ねていますが、私が知っているのはサーストン(SONIC YOUTH)とモービーだけでした。
基本的には各々の得意な手法で楽曲を料理しているのですが、デジタルグルーヴィーな調理法が主体です。『BLUR』がピンとこなかった人は手を出さない方がよいかも。原曲の変貌具合をいかに楽しむかが主なポイントだからです。
2枚目はピール・エイカーズのスタジオライヴが6曲まとめられていますが、ベースが入ると途端に
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BLUR-Leisure ★★ (2005-09-25 00:32:00)

'91年発表。1stアルバム。
正直、私個人としては「POPSCENE」を発表し、2ndで化けてからの彼等により愛着を感じるのですが、本作にも良い楽曲があります。1曲目の「SHE'S SO HIGH」も良いのですが、2曲目の「THERE'S NO OTHER WAY」と3曲目の「BANG」がお気に入りですね。
特に「THERE'S NO OTHER WAY」はヴィデオ・クリップも少し笑えますね。歌詞が全く関係無い内容なのだけれど、シュールです。「BANG」は歌詞の内容が少し深い・・ような気がします。気のせいかもしれません(笑)。

BLUR-Leisure-There's No Other Way (2005-10-16 22:48:12)

この曲のヴィデオ・クリップは最高ですね。
なんだか凄く可笑しいです。
内容はメンバーがどこかの家族の一員となって食事しているだけなんですけど。
食物の量が半端じゃないし、登場するお父さんのバックが何故かジャーンってな感じで発光するし、デーモンはカメラ目線で飯食っているし(歌っているし)、デザートのパイがまたでかくて、それを持ってくるお母さん共々、やっぱり「ジャーン」と発光するし・・・。
ぜひ見ろとは言いませんが、見る機会があったら笑ってください。
あ、そうそう。曲は軽快な良質ギターポップで、結構好きです。

BLUR-Modern Life Is Rubbish ★★ (2005-09-24 23:13:00)

まずはERORINさんに感謝。
追加してくださって有難う御座います。私も書き込みさせてください。
この間、追加しようと思ったら、基準から外れてしまい、どんなバンドも追加出来なくなってしまっていたのでした。
それで、BLURです。
正直なところ、バンドとしてはOASISより好きでした。
過去形なのは、最近の路線が少し好みではないからです。
この2ndは最も好きな作品です。
なによりブリティッシュ・ロックの薫りがプンプンする。
楽曲では1曲目「FOR TOMORROW」、7曲目「CHEMICAL WORLD」が特に好きです。なんて言うか、いい年したおっさんが書くのもどうかとは思いますが、聴くと切なくなります。
他の楽曲も質は高く、似たような曲調のものが多少ありますが、上手く並べられているので飽きずに聴けます。なにより私はその似たような曲調
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BLUR-Modern Life Is Rubbish-For Tomorrow ★★ (2005-10-16 22:40:09)

私もこの曲が大好きです。
本当の名曲はジャンルはどうあれ、聴くと別世界に連れて行ってくれます。この曲は勿論ロンドンに連れて行ってくれます。
ブリティッシュならではの湿り具合、哀しげな感じ、少し皮肉で、それでいてわずかばかりの希望も見いだせるこの曲は、名曲です。

BLUR-Parklife ★★ (2005-09-24 23:26:00)

'94年発表。3rdアルバム。
おそらく、本作をBLURの最高傑作に推す人は多いのではないでしょうか。
私は前作の方が好みですが、本作もかなり良い楽曲が収録されています。
好きなのは3曲目の「END OF A CENTURY」、4曲目の「PARKLIFE」、15曲目の「THIS IS A LOW」などです。
ただし、本作からGの割合が急速に減少していったため、後にギタリストが脱退してしまいます。本作発表後の来日公演をクラブチッタ川崎で観ましたが、ライヴはロックでしたね。
余談ですが、男の観客が少なかったため、後ろの女の子達がブーブー言っていたのには申し訳ないことをしました。そりゃあ、でかいのが前にいるとねえ。今は大人だから多分後ろで観てるでしょうね。

BLUR-The Great Escape ★★ (2005-09-24 23:41:00)

'95年発表。4作目。
このあたりから、「あれ?ちょっとやりすぎなんじゃあ・・・」と思いはじめました。
ロック的エッジはますます減退してしまい、多分ギタリストもかなり居ずらくなっていたのではないでしょうか。その鬱憤が5thで爆発するのですが・・・。
個人的にはバンド本人が3rdのころの自分達のパロディを作ったように思えました。それもかなりディフォルメしたものを。という訳で、作風は完全にポップです。
しかし完成度は非常に高い。ある意味「ブリット・ポップ」とカテゴライズされた彼等のキャリアはここにピークを迎えます。
本作発表後の来日公演を、武道館で観ました。前回がクラブチッタ川崎だったのが、武道館です。この時のライヴが、後にライヴ盤として発表されます。スケールが大きくなったことのみ覚えており、ライヴの様子がいまいち思い出せません。チッタのライヴのほうが当然ながら
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BLUR-Think Tank ★★ (2005-09-25 00:22:00)

'03年発表。7thアルバム。
デーモンのマリ・ミュージック探訪の旅が少し影響しているのでしょうか。
私は初めて聴いた時に、ピーター=ガブリエルのワールドミュージック的アレンジを施された楽曲を想起しました。はっきり言って、またもや新境地の開拓です。
本作からギタリストが脱退してしまった為、3人で製作しています。やはり、ギターオリエンテッドなアルバムを2作続けても、デーモンとグレアムの間に生じた溝は埋まらなかったのでしょう。
この作品の段階で、BLURとOASISのどちらが私の好みに近いかと尋ねられると、OASISの方が好みです。ただ、BLURはこれからも新譜が出ると購入するでしょうね。2ndや3rdの頃の再来を待っているのではなく、なにかRUSH的な進化する集団になったのが、最近の彼等だと考えているからです。

BON JOVI-Bounce ★★ (2002-09-16 05:34:00)

'02年発表。スタジオ作として通算8作目。
前作『CRUSH』の作風に対しては、出来の良さは認めるがどうも個人的に納得がいかなかったので(理由はほぼこたろうさんと同じ)、本作に対しては並々ならぬ期待と不安を抱いて発売を待っていた。
はっきり言う。本作は傑作である。
なによりハードな曲がまた戻ってきたのが嬉しい。しかもそれらはどれもガッチリとフックを持つ名曲・佳曲である。①・②は歌詞の内容もメロディも文句のつけようがない名曲で、⑦・⑪も素晴らしい。また、バラードも充実しており、要所要所で作品の流れにきっちりとアクセントを付けている。一度聴き始めると、あっという間に最後まで聴いてしまう。これはアルバムトータルでの完成度の高さを物語っている。
本作の製作に臨み、彼等が作ろうとしたものは一言で言うと「9/11の事件から1年経つ今、人々を勇気づけ、元気づける作品」だったそう
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BON JOVI-Crush ★★ (2002-08-19 23:51:00)

今回の遠出で持っていった(同じく持参したのはRAINBOWとDEF LEPPARD、U2)。購入当初も、「う~ん・・・。ちょっと渋いなあ」と、評価は後回しにしていたのだが、今回はじっくり聴けると思い、持っていった。
でも、やっぱり渋すぎる。渋いのが悪いとは言わない。泥臭いのもかまわない。しかしおとなし過ぎやしないか。
確かに『THESE DAYS』で本格的に追求し始めた路線が、ほぼ彼バンドの理想に近い形で具現化されている。成功はしているのだ。だが、それで良いのだろうか。
私は、このバンドのことは「ポップ職人」だと思っている。タイプは違うが同様のバンドとしてはAEROSMITH、DEF LEPPARDなどが挙げられる。しかし、今挙げた2つのバンドとBON JOVIとの決定的違いは、良い曲に対する貪欲さにややかける点である。「そこそこ良い曲」で満足してはいないだろうか。「I
…続き

BON JOVI-Have a Nice Day ★★ (2005-09-21 22:45:00)

今も聴きながら書き込んでいますが、かなりの名作だと思います。
1曲目のシングルカット曲も、焼きなおしっていうよりは同系統の楽曲で雰囲気の異なる曲をよく書いたなってかんじです。
1曲目でぐっと掴み、2曲目以降も良い曲を絶妙の配置で聴くことができます。
『BOUNCE』はゴリゴリ感が好きだったけれど、本作は4thに見られたような自由奔放さが戻ってきて、それも非常に好きですね。一聴してすんなり好きになり、二聴目以降も新たな旨みがどんどん見つかるというか。
重ねて書きますが、名盤。えらい。よく作った。

BOSTON-Boston-Foreplay / Long Time ★★ (2002-12-21 00:12:38)

BOSTONには多くの良い曲があるが、この曲は最高である。一番好きだ。
なによりも「FOREPLAY」の部分。痺れる。プログレハードバンドとしての面目躍如たるものがある。そして続く「LONG TIME」。「FOREPLAY」で物凄く深遠なものを垣間見た気がしたので、何を歌っているのかと思いきや・・・。
「長い付き合いだった。
俺は行くぜ 」
家出する男の歌だった・・・。
だが、これもまたポップで明るくてカラッとしていて良いのだ。
まあ、いろんな意味で最高の一曲。

BRIDES OF DESTRUCTION-Here Come the Brides ★★ (2003-12-29 16:27:00)

これ、いいよぉ~。
確かに一撃必殺の大傑作ってなわけではないけれど、じわじわ利いてくる良作だね。
冒頭のスピードナンバーが気に入れば、もうBODの虜でしょう。
Voのロンドンはかなりの個性派。1曲目の東洋音階風で微妙に難しいメロディも、まったく危なげない。良いパフォーマーだと思う。
ニッキーのコメントでは、なんだかこのバンドに関してはしゃかりきになって働くつもりはないようなことを言っていたけれど、是非ライヴをやるべきだし、馬車馬のように働くべきだと思う。
頂点取れんじゃないの?下手するともう一度。

BRIDES OF DESTRUCTION-Runaway Brides ★★ (2005-10-10 21:52:00)

完成度が高いかと問われる。高くないと答える。
名曲ばかりが収録されているかと問われる。違うと答える。
嫌いなのかと問われる。
大好きだと答える。
ニッキー不在の2ndだ。音楽性はとっちらかっており、1stのような統一感はない。
狙っているのはVELVET REVOLVERと同様のところで、パンクやハードコア、'70年代・'80年代HRを起源とするラフなハードロックに、ちょっぴりモダンな味付けをしたものである。ただし、VRと比較するとかなり荒削りだ。
傑作ではない。しかし私はこの手の音楽に弱い。ツボにはまる曲が少なからずあった。ジンジャーが絡んだものにもそうでないものにも。
完成度は高くない。だが、この荒々しさも魅力だ。
私はこのバンドを支持する。ぜひとも継続的な活動を活発なものとして欲しい。

BRUCE DICKINSON-Accident of Birth ★★ (2002-03-11 23:05:00)

'97年発表。ロブ=ハルフォードにとっての『RESURRECTION』と同様の位置付けができると思う。いわゆる復活作である。ただ、ブルースの場合は決して駄作は発表してこなかったので、このアルバムでHMのフィールドに"帰ってきた"時には嬉しい反面「無念だったろうな・・・」と少し同情を覚えた。
しかしそれは余計なお世話だった。今のブルースはMAIDENにいることをこの上なく楽しんでいるようだし、HMが嫌になってMAIDENから抜けたのではないことが明白だ。
さて、本作である。徹頭徹尾HM。しかも相棒にエイドリアン=スミスを呼んでいる。鬼に金棒とは正にこのことだ。MAIDEN時代からこの2人が書いた曲はキャッチーでハードでスピーディーな名曲が多い。なかでも聴き所は6曲目の「ROAD TO HELL」。やった本人も「あまりにMAIDENっぽかったので収録するかどうか迷った」と言ってい
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BRUCE DICKINSON-Alive in Studio A ★★ (2002-03-11 22:53:00)

'95年発表の2枚組みライヴアルバム。1枚目はスタジオライヴ、2枚目はマーキーで収録されたもの。よって1枚目は既発の曲をこの当時固まっていた"新バックバンド"(後日SKUNKWORKSに発展)によって再演・再録したという趣き。ライヴの面白さは断然2枚目のほうが上。
次作の『SKUNKWORKS』は曲がいまいちだった。だが、演奏的にはそれほど悪くなかったことを本作を聴いて思う。
本ライヴでの演奏はどちらかというとHM起源の演奏ではなく、ヘヴィロックやオルタナティヴに影響を受けたものだ。だがそれがかえって曲に新しい生命を吹き込んだような気がする。同様な内容のCDが2枚で少々価格的に高めだが、買って損はなかったと思わせられた力作。

BRUCE DICKINSON-Balls to Picasso ★★ (2002-03-11 22:41:00)

'94年発表。ソロ2作目。
この人の場合何がえらいかって歌が上手いこともさることながら、格好良いフックやリフを"知っている"ということが偉い。従って本作も当然のことながら佳曲、名曲が多い。特にのけぞったのは⑤と⑨。⑤は引きずるように重いリフながらもキャッチー。⑨はとにかくリフが格好良い。しびれる。もちろん①や⑥、⑩も忘れてはならない。聴きどころ満載の名作。

BRUCE DICKINSON-Scream for Me Brazil ★★ (2002-03-11 23:19:00)

'99年発表。ライヴアルバム。すでにライヴアルバムをものにしていた彼らだが、本作の布陣は完璧である。エイドリアン=スミスにロイ=Z。
ライヴ盤を買うのは何故か?オリジナルヴァージョンでは聴けないプラスαを期待して買うわけだが、本作はそういう意味で期待を裏切らない。私は正直なところ『THE CHEMICAL WEDDING』は嫌いではないのだがあまりにも重すぎ、暗すぎたため少々苦手だった。しかし、本作での『THE CHEMICAL~』収録曲はなんと素晴らしく格好良いことか・・・。
全ての曲がヴァージョンアップしている、ライヴアルバムのお手本のような作品。

BRUCE DICKINSON-Tyranny of Souls ★★ (2005-06-23 22:39:00)

気づいたら7年振りのスタジオ作だって。うひゃあ。
ブルースはここのところアートワークの趣味が良いよねえ。前作でウィリアム=ブレイクを使ったときも「おおお・・」と思ったけれど。今度はメムリンクだって。「THE MOUTH OF LEVIATHAN」って書いてあるから、「レヴィヤタン(リヴァイアサン)の口」っていうのが絵の題名みたいだね。レヴィヤタンは大魚の姿をした悪霊(悪魔)とされているから、曲名を書いたバックカヴァー(で良いのか?)であんぐりと口をあけて人々を飲み込もうとしているのがそれだと思う。
内容については、素晴らしいの一言。これまでに発表した諸作品の中でも最高峰に位置すると思う。①から②への流れも良いし、とりあえず聴き始めたら止まらなくなる。②と⑤と⑦が今は特に好きだな。他のも今後大いに気に入る可能性が高い。
でも、上でヤング・ラジオさんが言っていることもわかる
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BRYAN ADAMS-18 Til I Die ★★ (2005-03-26 23:45:00)

前作はもろLEPPSだったが、楽曲の質の高さと結構HRちっくな曲の存在で愛聴していた。
それに較べ本作は購入当初ものすごく地味に思えたため、あまり聴きこむことをしなかった。
しかし、ここにきてまた引っ張り出して聴いている。しかもひんぱんに聴いている。
結構良い作品だ。というのが今の感想。前作より土っぽく、それでいてフックを持った楽曲。落ち着いた感じもまた良し。こういうのも良くなってきたねえ。

BUCKCHERRY-15 ★★ (2005-10-10 22:04:00)

3rd。
復活作。
実はこのバンドのことは2ndで見限っていた。
ロックに聴こえなかったからである。2ndは何度聴いてもロック寄りのファンパンクに聴こえて仕方がなかった。ファンパンクは嫌いではない。だが、ファンパンクが聴きたければそっちの方のバンドを聴く。
今回の作品で心に訴えるものがないなら、もうこのバンドを聴くのはよそうと思っていた。
だが、良い。多少やんちゃなストーンズみたいに思えた。バンドの本質が非常にわかりやすく捉えられる。思わず2nd、1stも改めて聴きなおした。あの苦手だった2ndがすんなり聴け、しかも結構楽しめた。目の霞みがとれた気分だ。さっぱりした。
自らの最も得意とするものを、気持ちよく聴き手に提出したという意味において、本作は良盤である。これが彼等の最高傑作だとはまだ思えないが、非常に楽しめる、良いアルバムだ。

BULLET FOR MY VALENTINE-Bullet for My Valentine ★★ (2005-10-10 22:17:00)

某誌のサンプルCDに収録されていた新曲が結構格好良かったので、とりあえずこの日本編集盤を買ってみた。
というのは、B!誌のインタヴューでメイデンをリスペクトし、自らをHMバンドと公言する姿勢に非常に好感を覚えたからだ。
本盤収録の楽曲はどれもなかなかの仕上がりで、ますます好感度が高まった。だが、新作収録の楽曲の方が良く出来ていると思った。
1stは必ず買う。

BULLET FOR MY VALENTINE-The Poison ★★ (2005-10-29 22:18:00)

買いました。予告したとおり。
インストゥルメンタル主体の楽曲構成で、ツインリードのハーモニーが印象的なのはメイデン直系と言って良いと思います。
本作を評価する際のポイントとして、サンプルCDで聴いた「SUFFOCATING UNDER WORDS OF SORROW(WHAT CAN I DO)」を超えるか、もしくは同レベルの楽曲が何曲収録されているのかが最も気になるところでした。
大丈夫。合格です。
冒頭のイントロがもうかなり美味しく、②もなかなか格好良い曲で、③はミニアルバムでお馴染み、④で少し雰囲気を変え、⑤で再び疾走、⑥以降、後半になると更に良くなります。
メイデンのリズム隊がスラッシュメタル仕様になったような感じで、⑤を初めて聴いた時に感じたエモコア・メロコアの影響や、曲調がロックンロールだというのは間違っていたことを確認しました。これはHMです。
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