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クーカイさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 351-400
THE BLACK CROWES-Amorica
THE BLACK CROWES-Live at the Greek
BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid
HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project
MD.45-The Craving
LOADED-Dark Days
SLASH'S SNAKEPIT-Ain't Life Grand
ALICE COOPER-The Last Temptation
SAXON-Solid Ball of Rock
KINGDOM COME-Kingdom Come
CORONER-Mental Vortex
WARRANT-Cherry Pie
DEEP PURPLE-Scandinavian Nights
DEEP PURPLE-Live at the California Jam
TREVOR RABIN-Can't Look Away
GLENN HUGHES-Feel
BLUE MURDER-Nothin' But Trouble
U2
MR. BIG-Mr. Big
BLUE MURDER-Blue Murder
BADLANDS-Badlands
DEEP PURPLE
STYX-Cornerstone
IRON MAIDEN-Live After Death
WARRANT-Dog Eat Dog
VOIVOD-Nothingface
THE CULT-Sonic Temple
PINK FLOYD-Delicate Sound of Thunder
SINNER-The Best of Sinner -noise Years-
SAXON-Killing Ground
W.A.S.P.-WASP
GRAVE DIGGER-The Grave Digger
DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD)-Cooked on Phonics
YES
YES-Magnification
DIO-Strange Highways
PINK FLOYD-Animals
PINK FLOYD-P·u·l·s·e
CINDERELLA-Still Climbing
SLIPKNOT-Iowa
MEGADETH-Peace Sells... But Who's Buying?-Wake Up Dead
MANOWAR-Louder Than Hell
KANSAS-Live at the Whisky
KANSAS-Always Never the Same
BLUE OYSTER CULT-Extraterrestrial Live
SAXON-Unleash the Beast
RUSH-Hemispheres
URIAH HEEP-The Magician's Birthday-The Magician's Birthday
BLUE OYSTER CULT-Curse of the Hidden Mirror
STONE TEMPLE PILOTS-Shangri‐La Dee Da
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発言している2曲を連続再生 - Youtube



THE BLACK CROWES-Amorica ★★ (2002-03-04 23:16:00)

'94年発表。3rd。
これを聴いて思った。2ndって目茶苦茶キャッチーだったんだな、と。
この3rdはかなり泥臭く、彼等の出てきたところ、出自を強烈にアピールしている。2ndほどひんぱんには聴かないけれど、やっぱり格好良い。ジャケットアートがちょっと下品。

THE BLACK CROWES-Live at the Greek ★★ (2002-03-04 23:11:00)

'00年発表。正確にはJIMMY PAGE&THE BLACK CROWES名義。
いやあ、選曲が渋い。「ZEPっていえば4枚目のA面までが好きですね」という人には少々きつい選曲かもしれないが、なかなか格好良い。クリスのVoも良い味出している。なんといっても各人が非常に気持ちよさそうにプレイしているのが最大の魅力。ああ。生で見たかった・・・

BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid ★★ (2002-02-18 18:42:00)

C3さん、それマジですか!?・・・。100枚から発注生産の注文って、その店員さんも親切なんだかどうなんだか・・・。はやぁーっ。新譜でゲットしたいと思ったら100人聴きたい人を探さなあかんちゅーことですか。なんとも嘆かわしい話です。そうですか。こりゃ新譜も日本盤が出ないはずだわ。いいバンドなんだけどなあ。

HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project ★★ (2002-02-13 20:15:00)

祈、継続的活動。1プラス1で2以上のものが作り出されている。この2人には明らかにケミストリーが存在している。
音像はRAINBOWよりDP色の方が濃い。名作『BURN』の楽曲に用いられたフレーズがひょっこり顔を出すなど、思わずニヤリとさせられる。また、即効性で致死量のスピードナンバーの存在は大きい。痒いところに手が届くアルバムである。
興奮しすぎて何を書いているのかわからなくなってきたが、まだ聴いていない人は是非聴いてください。

MD.45-The Craving ★★ (2002-01-22 22:46:00)

'96年発表。MEGADETHのデイヴ=ムステインと、知る人ぞ知るドリンキング・ビア・ハードコアバンドFEARのVoリー=ヴィングのプロジェクト。
正直なところ"MEGADETHのデイヴ"のギターを期待すると肩透かしをくらう。楽曲もHMというよりはハードコア。しかし、気持ちよくギターを弾いている姿が目に浮かぶデイヴのプレイはなかなか格好良い。単なるガス抜き以上のものを提供してくれている。
発表当時のインタヴューでVoのリーが「MD.45のこたあいいから、FEARの話をしようぜ!」的なのりでインタヴューに応じていたのが笑えた。全くしょうもない親父だ(笑)。

LOADED-Dark Days ★★ (2002-01-22 22:29:00)

2001年発表。元GN'Rのダフ=マッケイガンのバンドの1st。
スラッシュのバンドが体現したのがグルーヴィなROCKだとしたら、ダフが目指したのは突進するROCK。小気味良く繰り出される、PUNKやHARDCORE起源のスピーディーな楽曲は、ただただ気持ちが良い。
本人も自信作の1曲目「SEATTLEHEAD」はGN'R在籍時の狂騒を回顧。名曲。

SLASH'S SNAKEPIT-Ain't Life Grand ★★ (2002-01-22 22:21:00)

2000年の発表。SLASH'S SNAKEPITとしては2作目。
1stのあまりの地味さに本作もどうかと思ったが、バッチリ、スケールアップに成功。この手の音楽の中ではかなり格好良いことをやっている。
個人的には④と⑫が名曲。特に⑫の格好よさは只事ではない。次作ではもっとこういう曲を増やしてほしい。

ALICE COOPER-The Last Temptation ★★ (2002-01-14 20:59:00)

'94年発表。私が購入したのは「日本のみの生産限定スペシャル・パッケージ」というやつで、5曲入りライヴCD('91年のライヴ)とニール・ゲイマンのコミックが付いている。
売り文句に「巨大なコンセプト・アルバム」とあるように、本作は"見世物小屋"、"クリープショウ"をモチーフにしたコンセプト・アルバムである。ただ、作品のスケールは巨大でもなんでもなく、むしろ小粒だがなかなか良い曲がそろっている小曲集という趣き。
結構佳曲が並んでいるが、なかでも出色の出来なのは6曲目の「STOLEN PRAYER」。哀愁を帯びた曲調なのだが、徐々に盛り上がり感動的なラストに至るこの曲は名曲である。

SAXON-Solid Ball of Rock ★★ (2002-01-14 16:37:00)

'91年の作品(HIGASHIさん、HIGASHIさん。これ通算何作目ですか?教えて下さい)。
本作のキーワードはタイトルにも表れているとおり、"ROCK"である。HMというよりHR、そんな音像の楽曲が並ぶが、うーん。さすがSAXON。どこを切ってもSAXONらしい、ノリが良くしっかりしたメロディーが詰まった作品である。
本作を聴いてふと思ったのだが、SAXONってAC/DCに似ている。自分達のフォームをがっちり創り上げているし、周囲の「今、何が受けている」の声もほとんど気にしていないところが(あと、ノリの良い楽曲が並ぶところね)。
ただ、本作で残念な点が一点だけ。それはアートワーク。CDケース裏面の"SAXON玉"が落ちてくる絵は・・・。あのー、これメンバー自身かメンバーの子供が描きでもしたのでしょうか・・・。ちょっとトホホな出来なんですけれど・・・。

KINGDOM COME-Kingdom Come ★★ (2002-01-14 16:18:00)

凄え!凄いよこれ。
これも最近中古盤屋で見つけて、先日はじめて聴いたんだけれど、いやあ・・・。
本作が出た当時、ゲイリー=ムーアとかオジーがさあ、"LED CLONES"って苛めてたり、バッシングも相当なものだったんだけれど・・・。こりゃ苛められるわ。まんまZEPだもの。これさ、「ZEPがHRにこだわって新作作りました」ってアナウンスされたら信じちゃうよ。俺。
特にびっくりしたのは6曲目。ははは。これ本当に「KASHMIR」そっくりだったのね・・・。
しかし。しかしである。ここまで歌い方も声質も似ていて、曲もいかにもZEPが今風(あくまでも発表当時'88年頃のという意味で)のHRをやったら、こんなふうだろうなと思わせるようなもので、しかも出来が良いのなら・・・。これはこれで凄いんじゃない?素直に「名盤だ!」と言い切れない部分があるのは事実だけれど、聴いて損はないね
…続き

CORONER-Mental Vortex ★★ (2002-01-14 15:52:00)

'91年発表。スイスの3人組による4作目。
これも、最近マイブームになっている"昔、気になっていたバンドの作品を中古盤で・・・"のうちの1枚。リフがザクザクしていて、リズムチェンジが頻繁にあり、展開が複雑・・・。個人的にはかなり好きな音楽。
ただ、惜しむらくは曲が無愛想なんだよね。淡々としているというか、あともう少しフックのある楽曲を書いていたら、MEGADETHになれたかもしれないのに・・・。でも、十分個性的。中古盤屋で見つけて、少し得した気分。

WARRANT-Cherry Pie ★★ (2002-01-14 15:40:00)

最近、"昔、気になっていたんだけど、購入するまでには至らなかった"バンドの作品を、中古盤屋であさってるんだけれど、この2ndはなかなか良いです。ロリポップ・メタルな1st(これも結構良いんだけれど)の印象が強かったので、ベタPOPな作品かと思っていたら、あにはからんや、結構エッヂの立ったHR。お見逸れいたしました。
これで、1stから3rdまでを聴いたことになるんだけれど、個人的には3rdが一番好きで、次にこの2ndが気に入りました。当時はかなりバッシング受けていたけれど、こういう良い作品を残しているのだから、実力はあったんでしょう。今になって思えば、なんか可哀想な気もするね。

DEEP PURPLE-Scandinavian Nights ★★ (2002-01-12 02:09:00)

'70年のスウェーデンはストックホルムでのライヴを収録したもの。マシーンヘッド発表前なので、Mk1の頃の曲やROLLING STONESのカヴァーなども演奏されている。しかし、どエライ迫力!インプロヴィゼーションの嵐!2枚組なのに収録されているのは7曲!(まあ、CDフル収録ではないけれど)
『LIVE IN JAPAN』は最高だけどさ、このライヴ盤もなかなか捨てがたい。荒削り、破天荒、みんな若えもんなあ!

DEEP PURPLE-Live at the California Jam ★★ (2002-01-12 01:59:00)

悪いが今回に限っては、このCDをお薦めできない。音、悪すぎんだろ!これ!
とはいうものの、もともとレコードにして売ることを前提としていないので、仕方がないと言えば仕方がないのである。トホホ。
リッチーがぶち切れてアンプまで燃やした"あのライヴ"ってところに価値を見出す他は、MkⅢのメンバーでの「SMOKE ON THE WATER」と「SPACE TRUCKIN'」が聴けるというのもまあ面白いところか・・・。でも、もし興味を持った人がいるなら、CDはやめて映像作品の方を買ってください。まだ売っているかどうか知らないけど・・・。

TREVOR RABIN-Can't Look Away ★★ (2002-01-12 01:46:00)

'89年発表。当時、同じ時期に発売されていたのがABWH(クリス=スクワイア抜きYES)の『ABWH』だった。『ABWH』の方は購入して、この『CAN'T LOOK AWAY』はレンタルで借り、テープに落として聴いていた。どちらが好きか?と訊かれると、うーん。迷うな。ただ、ポップ職人としてのトレヴァー=ラヴィンが堪能できるという意味で、本作は名作と言って良いだろう。
特に好きなのは⑥から⑧にかけて。特に⑧のサビはキャッチーでありながら哀愁も感じさせるという秀逸なもの。また、こういうソロ作品を作ってくれないかな。映画音楽もいいけどさ。
ちなみに、テープで聴いているのはもったいないので結局CDを買いなおしました。

GLENN HUGHES-Feel ★★ (2001-12-29 00:32:00)

'95年発表。ソロ復活後2作目。
これ、はっきり言ってHR/HMではありません。でも、何故かたまに無性に聴きたくなるんだよねえ。①と⑤が面白い。ソウルフルなロックを聴きたければ、是非。

BLUE MURDER-Nothin' But Trouble ★★ (2001-12-29 00:25:00)

'93年発表。2nd。
購入当初は、「随分ぬるいつくりだなー」と思った。1stに聴こえた独特の湿りや陰影が失せ、やたらと明るいつくりになっている気がした。
しかし、改めて聴き返してみると・・・。やっぱこれも名作だよ。③なんかサイクス節全開だし。⑦も良い。勢いのある①は勿論、Voを変えての⑥、それに⑨も名曲だろう。
こう考えると、本当にかえすがえすも惜しいな。2ndで空中分解してしまったのは。ドラムは上手い人なら誰でもいいから、トニー=フランクリンと再結成してくれないかな。BLUE MURDER。

U2 ★★ (2001-12-28 23:16:00)

「夜の火に照らされベドウィンが見える。
曙光に照らされ油田が見える。
オリーヴの葉を口にした鳩が降り立つ
洪水のひいた後は全ての色が鮮明だ」
U2はHRバンドか?
否。
しかし、ボノは現代最高の詩人の一人だ。
それは間違いない。

MR. BIG-Mr. Big ★★ (2001-12-28 00:31:00)

'80年代末期に誕生した"スーパーバンド"の中でも、最もテクニカルなプレイヤーが集まったのが、このMR.BIGだった。しかもブルースを基盤に置いたHRをやるという・・・。FREEのスーパーチャージャー・ヴァージョンか?一体どんなものを聴かせてくれるのだろうか?当時個人的に最も期待していたのが、このバンドだった。
しかし。どうもビリーが狙っていたものを他のメンバーが理解していなかったのではないか?そんな気がしてならない。勿論、個々の楽曲の出来は申し分ない。だが、正直なところ楽曲の基盤にあるのはあくまでもアメリカンなHRで、ブルースは軽く振られたコショー程度だったように思えてならないのだ。
このような個人的な肩透かし感を別にすると、本作は間違いなく傑作である。①、⑥、⑧、⑨、⑩は名曲。これを聴かずして死ぬなかれである。
ちなみに2nd以降はますますブルースっぽさが消え、私の
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BLUE MURDER-Blue Murder ★★ (2001-12-28 00:14:00)

'80年代末期に結成された3つの"スーパーバンド"のうちの一つがこのBLUE MURDERである。
HRのダイナミズムを、時にオリエンタルなフレーズや繊細なプレイをまじえながら表現したBADLANDSや、超絶技巧派集団がフックのある楽曲にこだわってアルバムを作るとどうなるか、というのを思い知らせてくれたMR.BIGの作品が逆立ちしてもかなわないのが、本作『BLUE MURDER』の完成度の高さであった。
とにかく楽曲が粒ぞろいで、しかもひたすらサイクスのギター、フランクリンのベースが気持ちいい作りとなっている。個人的には'80年代後半から現在に至るまでの間に発表された、全HRアルバムの中でも10本の指に数えられる傑作ではないかと思っている。
2ndも力作だったのに、活動が続かず消滅してしまったのはいかにも残念だ。

BADLANDS-Badlands ★★ (2001-12-27 23:59:00)

'80年代末期、スーパーグループと呼ばれるバンドが3つも誕生し、相次いで作品を発表した。そのうちの1つがこの『BADLANDS』である。
BADLANDSはOZZY OSBOURNEバンドにいたギタリスト、ジェイク=E=リーが結成したバンドで、ヴォーカルはBLACK SABBATHでも歌ったことのあるレイ=ギランだった。
他の2つの"スーパーバンド"と比較すると、メンバーがジェイク以外地味な感があり、またアルバムの内容も他の2つのものと較べると、荒削りすぎるきらいがある。しかし、その"荒削り"なところが大きな魅力であったことも事実で、発売当時はMR.BIGより良く聴いていた。稀代のリフ・メイカーである、ジェイクの才能が随所にギラリと光っており、HR特有のダイナミズムが思う存分味わえる好盤である。

DEEP PURPLE ★★ (2001-12-27 23:35:00)

私もDEEP PURPLEのファンをやっていて久しくなりますが、勿論柴が2匹さんのキャリアにはかないません。なにせ、同時代的に初めて聴いたDPのアルバムが、MkⅤの復活作『PERFECT STRANGERS』だったもんで。
そんな私は、柴が2匹さん分類ではどの辺に位置しているファンなのかというと、とりあえず「2」ですかねえ。MkⅠの頃のアルバムと、MkⅣのアルバムは1枚も持っていないしねえ。要するにリッチーが居て、しかも全盛期の頃の作品が好きなんですなあ。
しかし、「2」のファンも細分が可能で、「リッチーの存在が全てだ」というファンと、「実は他のメンバーにも好きなのが居るぞ」というファンの2つに細分できると思います。当然私は後者です。イアン=ギランが好きなんですね。
やはり、最も思い入れが深いのは、DPがHRマシーンに大化けしたMkⅡの頃です。で、この頃のDPのVIPは
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STYX-Cornerstone ★★ (2001-12-16 22:38:00)

'79年発表。名曲「BABE」、「BOAT ON THE RIVER」を含む。アメリカン・プログレ・ハードものとしては、これが最後の作品であろう。本作の次に発表されたのが、爆発的なヒットとなった『PARADISE THEATER』だが、『PARADISE~』以降はコンセプト作は作ってもすでにプログレ・ハードではなくなっている。
同じアメリカン・プログレ・ハード・バンドであるKANSASも、プログレ・ハードからの転向を同じ時期に試みていたが、KANSASの方は上手くいかなかった。STYXは見事に成功したわけだが、それも束の間、ライヴ・アルバム『CAUGHT IN THE ACT』発表後、分裂・解散状態になってしまう。
'70年代の手法を用いて最高のものをつくりあげ、'80年代型STYX快進撃の布石としたという意味でも、本作の存在は大きい。
ただ、現時点でのKANSASとS
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IRON MAIDEN-Live After Death ★★ (2001-12-16 22:20:00)

'85年発表。'85年3月のカリフォルニアでのショウを収録したもの。
実はメイデンにはまったのはこのアルバムからだった。リリース直後に購入したメタルの師である親友Kからダビングさせてもらい、繰り返し聴くうちに虜になっていった。というわけで、実はメイデンの全カタログ中でも、もっとも思い入れが深い作品である。メイデンにはライヴ・アルバムが多いが、その中でも一番のものは?と訊かれれば、ちょっと迷ってこれを推す(ドニントンのライヴも音質に問題はあるが捨てがたいのだ)。
でもなあ。俺が持っているのはCD1枚になっている昔のやつなんだよねえ。だからCD屋に行く度、凄い迷う。2枚組新ヴァージョンのものを買おうかどうか。しかし追加収録されたCD2の楽曲は昔テープに落として聴きまくっていたわけだから、内容は知っているし・・・。
というわけで、いまだにCD1枚のものをたまーに聴いているわけ
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WARRANT-Dog Eat Dog ★★ (2001-12-16 22:01:00)

3rdアルバム。ファンの間では評価が低いのだろうか?やたらと中古盤屋で目にするし。
俺は1stとこれしか聴いていないのだけれど、個人的にはかなり好きな作品。彼等一流のキャッチーさを残しつつも、ストロングスタイルの侠気溢れる格好良いHRに仕上がっている。バラードも織り込みつつ全体の構成に気を使っており、特に後半部分での緊張感は何度聴いても感心させられる。
素直な気持ちで評価を下せば、"名盤"だと思う。

VOIVOD-Nothingface ★★ (2001-12-07 23:20:00)

'89年の作品。これでVOIVODは化けた。3曲目にPINK FLOYDの「ASTRONOMY DOMINE」のカヴァーを配すことで、自らの目指すところを強烈にアピールしている。プログレッシヴで、テクニカルで、妙な具合にポップで、スラッシーなサウンドがここに誕生した。
この作品と、『ANGEL RAT』、『THE OUTER LIMITS』の3作品ははっきり言ってがっちりと独自の世界を築き上げており、傑作と言いきれよう。

THE CULT-Sonic Temple ★★ (2001-12-07 23:07:00)

実は売っちまっただよ・・・。中古盤屋に・・・。仕事がら自費で資料を買ったりすることが多くて、金にちょっと困ってついつい・・・。魔がさしたっつーか、他に売っておくべきCDがあっただろうと思うんだけどね。
売っておいてなんだけど、良いアルバムです。どこかちょっと湿った、なんか少し屈折した、それでも爽快で痛快なHRが聴けるアルバム。だった・・・。
他に売った後ですげえ後悔したのがもう1枚ある。THE CULTと畑は全く違うけど、REVERENDっていうバンド(METAL CHURCHのVoだった人が作ったバンド)の『PRAY GOD』というアルバム。曲名は忘れたんだけど1曲すげえ格好良い曲があったんだよなあ。なんで売っちゃうかねえ、我ながら。全く。

PINK FLOYD-Delicate Sound of Thunder ★★ (2001-12-02 06:58:00)

'88年発表の2枚組ライヴ盤。もうアルバムのアートワークと、タイトルだけで十分名作の域に達していると思う。内容は『A MOMENTARY LAPSE OF REASON』発表後のライヴなので、1枚目はほとんど『A MOMENTARY~』からの曲で構成されている。2枚目は「吹けよ風、呼べよ嵐」で始まり、「RUN LIKE HELL」で幕を閉じる。その間は往年の名曲が6曲。当時はライヴ・ヴァージョンのベスト盤として活用していた。
PFはロジャー=ウォーターズ脱退以降の活動については、思想的・イデオロギー的に死んだ脱殻のような存在との指摘もされたが、このライヴ盤を聴いているとそんなことはどうでも良くなってくる。PFが同時代的なバンドとしてしっかり生きていることを実感させてくれる。
しかし気になるのは邦題。『光』って・・・。見たまんまだろう、そりゃ・・・。確か『THE DIVISIO
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SINNER-The Best of Sinner -noise Years- ★★ (2001-12-01 02:39:00)

'94年発売の日本独自編集ベスト盤。
古い曲の中にはギターの音がモヤモヤして少しイライラするものもあるが、それを除けばスピーディーかつメロディックな正統派HMのオンパレードだ。ひたすら気持ちいいぞ。

SAXON-Killing Ground ★★ (2001-12-01 02:29:00)

ははは。実は俺もこのアルバムは予約して買った。同時購入はGRAVE DIGGERの新作。HIGASHIさんの言うとおり、『UNLEASHED THE BEAST』と比較するとほんの少しインパクトに欠けるか・・・。
しかし、個人的にはもう全然OK。名盤として愛聴させてもらう。GRAVE DIGGERのところでも述べたが、なんせこういうHMは貴重である。朱鷺を保護するのと同程度の注意をはらわないと絶滅するのではないかとも思う。
ちなみにアルバムのアートワークにとりあげられたのは、サットン・フーの墳墓から出土した兜。墳墓に葬られたのは7世紀のアングル人の王とのこと。なんせ"SAXON"だから。

W.A.S.P.-WASP ★★ (2001-12-01 01:24:00)

'84年発表の1st。「人を見かけで判断しちゃいけません」というのが正しいことだとわかる良い見本。見かけはバッチくてお馬鹿だが、音は大層格好良いHR。今聴いてもほとんど古臭さを感じさせない。時代を感じさせないというのは名盤であることの証であると思う。どうせ聴くなら'98年に出されたリミックス盤を。「ANIMAL(FUCK LIKE A BEAST)」が1曲目に据えられ、他にボーナス曲2曲も入ってお得。

GRAVE DIGGER-The Grave Digger ★★ (2001-12-01 01:14:00)

今聴き終えたばかりなのだが、それに彼らの作品を聴くのはこれが初めてなのだが、・・・惚れた。とにかくこの疾走感といい、骨太、剛直な正統派ぶりといい、こういうのが聴きたかったんだよ!と声を大にして言いたい。
新しいバンドにも良いのはあるけどさ、正直言って飢えてる。こういう普通の昔ながらのHMに。とにかく気持ちいい。しばらくの間愛聴できそうだな。

DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD)-Cooked on Phonics ★★ (2001-11-24 19:38:00)

'96年発表の、"PUNKY BRUSTER"名義のアルバム。
CDの裏面を見ると「メタル?俺達が?!?!4歳の頃からハードコアを聴いてるぜ...」とある。で、実際に聴いてみると・・・。とあるクラブでライヴに出てきたのはCRYPTIC CORONERというデス・メタルバンド。デス声で客を煽るが失笑をかってたりする。それにもめげず演奏を始めると直後に弦が切れてしまい演奏不可に。その場しのぎでメロコアっぽいドラムビートをたたきだし、そののりでギターもベースも単純かつ明るいリフで同調。デス・メタルバンドがメロコアバンドになっちゃいました。という内容。
バンド名をPUNKY BRUSTERに変え、馬鹿売れしはじめるのだが元はメタル者。激しい葛藤もあるという・・・。
洒落のわからん人は聴かない方が良いかも。全編爆笑のメロコア・アルバム。メロコアバンドにはメタルは出来ないが、メタル
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YES ★★ (2001-11-23 23:17:00)

『FRAGILE』と『CLOSE TO THE EDGE』を聴くといつも思うのだけれど、やっぱりYESの楽曲の背骨にあたる部分っていうのはクリス=スクワイアのベースなんだろうな。
「ROUNDABOUT」のベースプレイを初めて聴いたときは、そのメロディアスでスピード感のあるプレイに圧倒された。かと思えば「CLOSE TO THE EDGE」では、一聴するとものすごく単純なフレーズなんだけれど、ベースが他の全ての楽器(Voも含む)の音を繋ぎとめている。この曲は各プレイヤーの演奏のテンポが合わず、楽曲自体がバラバラに崩壊してしまうのではないかという危機感を感じさせるのが凄くスリリングで魅力的。最初に聴いた時はこのような曲が存在すること自体が信じられなかった。
しかし、このようなクリスのベースプレイを際立たせているのは、やはりあくの強い他のメンバーの存在であることも事実。特に、唯一
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YES-Magnification ★★ (2001-11-23 20:13:00)

2001年発表。
オーケストラとの共演ということなのだが、そのオーケストラが完全にキーボードの替わりとして機能させられているという点が、いかにもYES。そしてとても痛快。
聴いて笑いが止まらなかった。3曲目が特に好き。

DIO-Strange Highways ★★ (2001-11-23 20:01:00)

'93年発表。Gがトレイシー=Gに変わり、DIOらしからぬモダン・ヘヴィネス路線に転向したという点で、本作を嫌っている人は多いと思う。確かに全盛期の作品と比較すると内容に厳しさを感じるが、個人的には1曲目がKING CRIMSONの「21st CENTURY SCHIZOID MAN」に似ている点を除けば、実は復活作の『MAGICA』より好き。

PINK FLOYD-Animals ★★ (2001-11-23 19:44:00)

「よぉ、豚の旦那。あんたちょっと妙な感じだな」
工場の上に浮かぶ巨大な豚もシュール。
プログレッシヴ・ロックと聞くと、「技巧派が揃って難解な音楽をやっている」というふうに思われる方もいるかもしれない。しかしPFを聴けば、構成が複雑ではなく、テクニカルであることを全面に出さなくとも"プログレッシヴ"にロックしていることを思い知らされる。
脳の深奥に直結し、自身の内面から人類全体の集合無意識の海へと飛び込んでいくような、遊離感と感覚の跳躍を喚起する音楽がここにある。

PINK FLOYD-P·u·l·s·e ★★ (2001-11-23 19:23:00)

'95年発表のライヴ盤。2枚組なのだが、本作の売りはなんといっても『THE DARK SIDE OF THE MOON』がライヴ・ヴァージョンで完全収録(DISK2)されていることである。
ちなみに1枚目は、比較的新しい曲の中に代表曲がちらほら見えるという構成なのだが、その中に「ASTRONOMY DOMINE」が・・・。シド=バレット作のこの曲、好きなのだが結構怖かったりする。
いずれにせよ、PFの魅力を堪能できる作品。パッケージに点滅するLEDが付いているのはご愛嬌。私は速攻で電池を抜き取った。

CINDERELLA-Still Climbing ★★ (2001-11-16 12:49:00)

いやあ、遅ればせながら今自分の中にシンデレラブームが到来している。
『NIGHT SONGS』のところで「良いバンドだったよねえ」なんて総括かましてしまったけど、あんときゃまだこれを聴いていなかった。本当にいいバンドじゃん、このバンド!
本作はグランジの嵐が吹き荒れる中('94年)発表されており、あまり話題にならなかった。だが、先日隣町のCD屋にこれと『LIVE AT THE KEYCLUB』があったので購入した。・・・これが良い・・・。両方とも。
気に入ったのはタイトルトラックと、その次の「FREEWHEELIN」。特に「FREE~」のドライヴ感はたまらん。この人たち今どうしているんだろ。知っている人がいたら教えて下さい。個人的には祈・復活。

SLIPKNOT-Iowa ★★ (2001-10-10 00:47:00)

最初に聴いた時は、正直駄目かと思った。
3曲目が始まるときには寝てるっていうパターンが何度あったことか。
でも、さっき初めて全曲聴きとおしたんだけど、いいじゃん。これ。
④、⑤、⑧、⑩なんかは良いフックやメロディ持っているし。あんなに眠かった③も格好良い。⑥も結構いけてる。
⑭を聴き終えた時のなんとも言えない後味の悪さは、映画の『SEVEN』や『地獄の黙示録』を見終えた時の印象を思い出すなあ。
うん。この人たちは本物かも。

MEGADETH-Peace Sells... But Who's Buying?-Wake Up Dead ★★★ (2001-10-08 23:26:42)

「起きたら死体!、起きたら死体!」
死んでいたら目が覚めないんじゃないの?なんていうツッコミは野暮。
とにかく格好良い。こんな格好良い曲そう無いよ!

MANOWAR-Louder Than Hell ★★ (2001-10-08 23:20:00)

その昔はまるでパロディーバンドのような扱いをされ、笑われていたこともあったっけ。
でも理屈ぬきで、本当に「これぞMETAL」でしょう。彼らの存在は。
MANOWARのアルバムはどれを聴いても格好良いけど、'96年発表の本作が個人的には一番気に入っている。
今一番新譜を待ち望んでいるバンド。早く出ないかな。

KANSAS-Live at the Whisky ★★ (2001-10-08 23:11:00)

'94年発表。ライヴ盤。
当然、曲目などは名ライヴ盤『TWO FOR THE SHOW』とだぶる物が多く、往年のオリジナルメンバー達の名演と比較すると、若干見劣りがすることもしょうがないことだろう。
だがしかし。本アルバム発表当時のKANSASは、「おいおい、まだいたのかよ」とでも言われるような存在であった。バンドのキャリアは死んだと思われ、正真正銘のダイナソーバンドと思われていた。
そんな中、個人的にはリリースして活動状況を知らせてくれただけでも非常に嬉しかった一枚。
当時は現在のような状況など、夢に見ることすら叶わなかった。本当に。夢のようだよ今は。

KANSAS-Always Never the Same ★★ (2001-10-08 22:55:00)

'98年発表。
オリジナルメンバー再集結の契機となった作品。であるとともに、ロンドン・シンフォニー・オーケストラと共演を果たした企画盤。
もともとメンバーにヴァイオリニストを含んでいるぐらいだから、楽曲自体のオーケストラとの相性が良いのは言うまでもないこと。
カヴァー曲を含む名曲の数々がスケール感を増して楽しめるという、ただただ幸福な一枚。

BLUE OYSTER CULT-Extraterrestrial Live ★★ (2001-10-08 22:45:00)

'82年発表。ライヴ盤としては3枚目・・・だっけ?
『FIRE OF UNKNOWN ORIGIN』発表後のライヴなので、「BURNIN' FOR YOU」を含む名曲の数々が聴けます。
初期の頃の楽曲も代表的なものはおさえてあるし、下手なベスト盤(また、BOCには下手なベスト盤多いんだよ・・・。いや。持ってるんだけどさ・・・。『CAREER OF EVIL』・・・)を買うよりよっぽど良いでしょう。
楽曲自体も初期の頃のものは、オリジナル収録を聴くと少しテンポが遅かったりするけど、ライヴではややアップテンポで演奏にも熱が入っているので格好よさが増しています。例えば「DOMINANCE AND SUBMISSION」とか。
鉛筆によるジャケットアートも、BOCワールドの魅力を余さず表現。いやあ。たまらんです。

SAXON-Unleash the Beast ★★ (2001-10-08 10:08:00)

まったくそのとおり。HIGASHIさんの意見を全面的に支持します。
過剰なまでにヘヴィなもの、徹底的にダークなもの、激烈にハードなものもいいけれど、やっぱりどうしても"普通の"HR/HMが聴きたくなったとき、その飢えを満たしてくれるのが本作のような作品。
HR/HMの空洞化も極限まで進み、何が核であったかを忘れてしまいそうな昨今。SAXONのようなバンドが現役で"コア"を示してくれたのが嬉しい一枚。
ちなみに僕はキャッチーな「MINISTRY OF FOOLS」も大好きです。

RUSH-Hemispheres ★★ (2001-09-25 17:43:00)

'78年発表。7作目。
傑作『2112』で花ひらいた大作志向も、本作において極まった。
1曲目「CYGNUS X-1 BOOKⅡ HEMISPHERES」は約18分、6部構成の大作。前作に収録された「CYGNUS X-1」の続編である。
白鳥座Ⅹー1と名づけられているブラックホールへ突入したロシナンテ号だが、その探索の旅の目的は実は・・・。ぜひ、訳詩とともに聴いて欲しい。プログレッシヴかつハードな楽曲が紡ぐ物語は、宇宙の神秘にとどまらず人間の精神世界までも言及している。まぎれもなく'70年代後半のHRシーンが到達した最高峰といえよう。
本作の"売り"は1曲目だけではない。
続く2曲のコンパクトな楽曲は、彼等独特のポップセンスが堪能できる名曲である。それはあきらかに次作における大ブレイクを予兆するものだ。
加えて最終曲(4曲目)は「YYZ」と双璧をなすイ
…続き

URIAH HEEP-The Magician's Birthday-The Magician's Birthday ★★ (2001-09-23 22:58:01)

アルバムのタイトルトラック。展開が少しプログレッシヴなドラマティックな楽曲。
途中の「ハッピーバースデイ トゥー ユー」のくだりがお茶目。

BLUE OYSTER CULT-Curse of the Hidden Mirror ★★ (2001-09-23 22:47:00)

2001年発表。
前作はBOCの世紀末ヴァージョンだった。音づくりは新しく若々しさに満ちており、それでいてBOCらしさを濃厚に主張した名作であった。
そして、本作である。てっきり前作と同じ路線を行くのかと思いきや・・・。少し戻りましたね。'70年代に。一歩進んで二歩下がるというか・・・。下手すると『IMAGINOS』より雰囲気が古いぞ。しかもちょっと地味だ。
でもこれで良いのだと思う。
'70年代のHRが好きな人は是非、聴いてみて欲しい。少し泥臭くてちょっぴりキャッチーで、ガツンとハードなHRが聴けます。いや、今時のギタリストでこんな風にソロを弾いている人いないよね。早弾きなのに味があるという。
傑作ではないんだけれど、好きな人にはたまらないという作品です。オカルト路線のジャケットも秀逸。彼らにはこのままAC/DCのような存在を目指して頑張ってもらいたいな。

STONE TEMPLE PILOTS-Shangri‐La Dee Da ★★ (2001-09-23 22:27:00)

2001年発表。5作目。
ここ日本では、彼らの一般的な認識としては"グランジの残党"ぐらいにしか思われていないのではなかろうか。しかしそれは必ずしも誤りではないが、大正解というわけでもない。
「単なるロックバンド」それが彼らだと思う。しかも極上のキャッチーなフックをもつHRを聴かせてくれるバンド。
彼らを"純正"なHR・HMバンドとは認めない人も多いだろう。確かに、彼らの全楽曲がHR・HMにカテゴライズできるかと聞かれれば、「否」と答えるべきだと思う。しかし、全体の少なくとも半分弱はHRの方法論が用いられているし、出来がいい。「グランジだから」と聴かないでいるのは損というものだ。
さて、本作は久々に良好な制作環境の元でつくられており、全体を包む明るいトーンが何とも微笑ましい。①から④まではキャッチーなHRで、流れのテンポも良い。また、彼らの魅力の一つでもある抒情的
…続き


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