野崎さんの発言一覧(評価・コメント) 1951-2000

個人的ランキング
1:芋虫 2:大団円 3:みなしごのシャッフル
「芋虫」のイントロのギターは感動のあまり、すぐにコピーしました。

歌詞、悲しいと言うより「まあいいや」って印象があります。
ラストへ向けての展開も、更に遣る瀬無い・・・

最初に「オシャレですね～」って思った。
現代人の切なさを歌っている。人間椅子っぽくはないけど、なんかいい。
虚ろで乾いたリズムに、無常のギターが。歌詞もいいですしね。名曲。

「虚しく淀む肉欲」は、かなり良い歌詞だと思う。
ちゃんとボトルネック習得しようと決めました・・・

個人的には中間の和嶋氏のヴォリューム奏法がかなり気に入ってる。尋常じゃなく重い。
「ヤーヤドー!」の迫力は、人間の物じゃないな・・・・・・

なんか白い病室でおっさんが
「夏休ミダー夏休ミダー」と叫んでる絵が
浮かんでしまうんですが・・・・でもかっこいい曲ですよ。

ムショのならず者、って馬鹿っぽいノリが楽しいです。
「どんどん増えるぜ」ですからね。このリフよく弾きます。

イントロのベースが鳴り響き、妖しげな演奏
続いて、まさに「北欧の古城」の厳粛な雰囲気
一転して軽やかなリフ、が、どこか粘り気がある
そしてどこまでも邪悪なリフ、最後は再び最初の演奏で締め
・・・・凄いなほんと

不気味と言うよりは、暗い街でのドタバタ、サイレント・コメディ。「大発明」とか「大暴れ」とか。
でも「夜と悪夢の帰納法」はベタな匂いがしつつカッコいい。
「帰納法」、に遺言状放送の「非ユークリッド幾何学模様」と同じ物を感じた。
中間のオート・ワウが人間椅子にしては新鮮です。ペダルを踏み踏みが常なので。

このあまりに分かりやす過ぎる探偵像。
コミカルさを狙ったものだけど、どうもカッコよく感じてしまうなあ。

個人的ランキング
1:見知らぬ世界 2:そして素晴らしき時間旅行 3:涅槃桜
最初は、爽やかな歌詞が多くて「和嶋さんッ!?」って思ったけど
人間椅子が爽やかな曲をやるからこそ、滲み出てくる物があると最近気づいた。
それにしても、「エデンの少女」ええわ～。

気の触れた女の子がテーマだそうで。
ヘヴィな音で、世と対峙できぬ少女を。
ただ下手なだけと思うが(すいません!)不安定な歌が
見事、不安感を表していると思うんです。好きな曲。

「地獄と極楽～大阪の夢編～」で聴けたのが凄く嬉しかった。
とにかく勢いの良い曲なので、自然と首が動きだします。

不協和音なイントロ。
前半のベースに絡みつく、効果音的ギター、ドラム。
ギターソロの音。「食べたい～」の盛り上がり。
かっこええわ～。

ライブで聴いて改めて良い曲だと思った
メインリフいいし、トレモロもいい味出してる
テルミン風のエフェクターが特にいい、てゆうかあれ欲しい
ラストのリフもまたいい

B級ホラーでありそうな歌詞に笑うかどうかは人それぞれ。
曲は結構正統的なヘヴィ・メタルの趣きあります。
確かTANKを意識したとか言ってたような・・・・・
人喰い戦車に偽り無しの猛攻ぶりです。

最初はヘヴィで、お祭りなリフにサバスの「LORD OF THIS WORLD」を思った。
魅惑のお嬢様をひたすら讃美する前半は重いながら、結構ノリがいいんですが
馬鹿な下男が「我慢でけへん!」となってからの後半が更に更にヘヴィに。
サバス直系のどす黒いリフがカッコよすぎる。

ヘヴィさとポップさがいい感じに混ざった曲。「心寂しくていたたまれなくて春の宵は朧に更ける」が好き。

妄想しがちな男の、この世の終わりに対する叫び(妄想科学で電波を送ってるそうです)。和嶋さんの切羽詰った感じのセリフがかなりイっちゃてる男を表してます。

ある種プログレッシブですか?
ワウの言葉(関取呼ぶやつ)「おおー!」ってなります。
リフも結構良いと思うんですが。

人間椅子の曲の中でもかなり黒い曲。ワウでのギターと宗教的な歌詞がこの曲の重さ、暗さをより一層引き出している。
くどいエンディングには悶絶する。しかし、ワウのうねりっぷりが本当に絶妙です。

鈴木氏の一本調子な歌とギターの絡みが良い。土着的な曲。中間の展開部が面白い。詩の世界も奥が深い。

タイトルは鏡花から。雰囲気もそれっぽい。
人間椅子知らない人でも、この曲聴けば圧倒されるはず。
「日本的」を、おどろおどろで示すのでなく、耽美に魅せる事で示した傑作。
歌詞からして
「生まれぬ前の妹の声わらわの恋の証とて
生首載せよ蓮華台されば来世は夫婦雛」等など。
前半の哀愁と言うよりは、幽玄の、池の辺に佇むような夢幻。不安なアコギが残り
歪んだギターは唸りを上げてヒタ進む。後半の和嶋さんの歌の狂気様は凄すぎる。
これも完璧な曲の一つです。

無表情な歌い方とリフが憂鬱な感じを表現している。
アコギのソロが良いな。大正な薄暗さが心地良い。

1:「新生」2:「痴人の愛」3:「夜間飛行」
重さを前に出してる曲よりも、「新生」が衝撃でした。
またしてもやってくれた!と前回の「相剋の家」並みに。
全然違うタイプの曲なんですが。

日頃思っている負の感情を書いたという歌詞は結構現実的。
相槌うちたくなりますね・・・
曲調はNWOBHMを意識したとか。

プログレ的な要素がうまい具合に作用してる、最高。
今までのポジティブな曲の中で一番完成度が高いと思った。
展開後の暖かみのある歌は本当に落ち着く。
「鬱屈」があったから、空がまた格別に晴れ渡るんですね。

いかにもHMな、キビキビしたリフが意外だった。
前にライブで聞いたときには、もう少し音に広がりが感じ取れたもので。

インパクトの在りすぎるイントロにまずやられた
そして緊張感漂う歌と演奏、物憂げなアルペジオ
突如本能を剥き出した様な展開、堕ちゆくエンディング
人間椅子聴いててよかった～

今までの宇宙シリーズにはなかったダイナミックさがいい
穏やかな静寂から突如、爆発する所とか興奮する
次のライブでやってくれへんかな～

中間の水戸黄門みたいな歌がクセになって、ついつい口ずさんでしまう。
最後の虚ろな「なじかは知らねど心寒い」がいい。

個人的ランキング
1:相剋の家 2:東洋の魔女 3:恐山
もう11枚もアルバムを出してきたのに
まだこんな歴史的名曲(相剋の家)が創れるとは・・・

ラモーンズはわかんないですけど
ベンチャーズの「レッツゴー」って曲思い浮かべます。
ライブだと手拍子まで入るし。
なんにせよ、生々しい音が、ひたすらかっこいいです。シンプル!

ライブで「鬼が～」の前のどろどろした部分で
鈴木さんの奇声が物凄く高くて(サイレン並み)格好良かった。