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vuoyさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 51-100
THE ROOTS-Things Fall Apart-The Next Movement
THE ROOTS-Things Fall Apart
THE ROOTS
STINA NORDENSTAM-And She Closed Her Eyes-Little Star
STINA NORDENSTAM-And She Closed Her Eyes-Viewed From the Spire
STINA NORDENSTAM-And She Closed Her Eyes
STINA NORDENSTAM
FRANK ZAPPA-Fillmore East - June, 1971-The Little House I Used to Live in
FRANK ZAPPA-Fillmore East - June, 1971
FAUST-So Far-It's a Rainy Day, Sunshine Girl
FAUST-So Far
FAUST
COMMON-Like Water for Chocolate-The Light
COMMON-Like Water for Chocolate-The 6th Sense
COMMON-Like Water for Chocolate
COMMON
FELA KUTI-Zombie-Zombie
FELA KUTI-Zombie
FELA KUTI
SERGE GAINSBOURG-Histoire de Melody Nelson-Valse de Melody
SERGE GAINSBOURG-Histoire de Melody Nelson-En Melody
SERGE GAINSBOURG-Histoire de Melody Nelson
SERGE GAINSBOURG
チャン・ギハと顔たち(チャンギハワ・オルグルドゥル)-チャン・ギハと顔たち-何をそんなに驚いている(ムォル・クロッケ・ノルレ)
チャン・ギハと顔たち(チャンギハワ・オルグルドゥル)-チャン・ギハと顔たち-いわゆるそういう仲(クロッコ・クロン・サイ)
チャン・ギハと顔たち(チャンギハワ・オルグルドゥル)-チャン・ギハと顔たち
チャン・ギハと顔たち(チャンギハワ・オルグルドゥル)
MAXWELL-Embrya-Luxury:Cococure
MAXWELL-Embrya
JOÃO GILBERTO
D'ANGELO-Voodoo-Feel Like Makin' Love
MOONRIDERS-カメラ=万年筆
MOONRIDERS
THROBBING GRISTLE-D.o.a. the Third and Final Report of Throbbing Gristle-Hamburger Lady
THROBBING GRISTLE-D.o.a. the Third and Final Report of Throbbing Gristle
THROBBING GRISTLE
KATE RUSBY-Sleepless
KATE RUSBY
MESSIAEN-FêTE DES BELLES EAUX (Ensemble d'Ondes de Montreal)-FêTE DES BELLES EAUX
MESSIAEN-FêTE DES BELLES EAUX (Ensemble d'Ondes de Montreal)
OUTKAST-Stankonia-B.O.B.
OUTKAST
A TRIBE CALLED QUEST-The Low End Theory
D'ANGELO-Voodoo
D'ANGELO
BARTOK
cali≠gari-第7実験室
想い出波止場-大阪・ラ
BURZUM-Hvis lyset tar oss
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THE ROOTS-Things Fall Apart-The Next Movement ★★★ (2012-05-03 22:43:36)

ずんぐりむっくりしたベースと乾いたスネアが催眠的なグルーヴを紡ぐ中、
ブラック・ソウトの生真面目なラップや、メロウなエレピが絡み合い、
ダークでありながらもどこかポップな印象を与える名曲です

THE ROOTS-Things Fall Apart ★★★ (2012-05-03 22:41:17)

1999年発表の4th
クエストラヴが"Voodoo / D'Angelo"のレコーディングセッションに参加し、
触発されて作り上げた作品とのことです(なのに"Voodoo"より一年早く発表されてるw)

今までの「ジャズHIPHOP」からは少し離れ、
ダークでアンダーグラウンドな感触を有した作風になっています

THE ROOTS ★★★ (2012-05-03 22:36:57)

「生演奏でのHIPHOP」を売りにした"HIPHOPバンド"The Roots
現代ブラックミュージックシーンで、トップクラスのドラマーであるとされる
アミール・クエストラヴ(Amir ?uestlove)を筆頭に、
濃ゆいグルーヴを魅せつけてくれる名バンドです

STINA NORDENSTAM-And She Closed Her Eyes-Little Star ★★★ (2012-05-01 22:45:30)

北欧の寒々しい空気感と、フォーキーな音像
そこにスティーナのロリ声が加わることでコレ以上ないほどに
幻想的で浮遊感の強い楽曲が出来上がっています

クライマックスのサックスのフレーズを聴くとまるで天にも昇る心地です

STINA NORDENSTAM-And She Closed Her Eyes-Viewed From the Spire ★★★ (2012-05-01 22:43:09)

虚ろなフォークナンバーであるM-1からシームレスにつながり、
一気に世界が広がるような感覚を覚える楽曲

エレピ/シンセの幻想的な音が全編通して印象的ですし、
サビのちょっとのブレイクのあとに入る優しげな管も良し

地味に名曲です

STINA NORDENSTAM-And She Closed Her Eyes ★★★ (2012-05-01 22:40:40)

1994年発表の2nd
前作のコンテンポラリーなジャズ路線はやや抑えめに
フォーキーな音使いを取り入れた名作です

STINA NORDENSTAM ★★★ (2012-05-01 22:39:04)

スウェーデン出身のSSW
ジャズやフォーク、オルタナ(特にグランジ)にエレクトロニカなど、
様々な音楽ジャンルを次々と身にまといながら、
北欧らしい幻想的な音楽を構築する才女
ロリ声が特徴的(笑)

ちなみにかのジム・オルークは彼女の大ファンで、
プロデュースさせて欲しいとまで頼み込んだそうですが、
ツレなく袖にされたそうな(笑)

FRANK ZAPPA-Fillmore East - June, 1971-The Little House I Used to Live in ★★★ (2012-05-01 22:34:34)

"Burnt Weeny Sandwich"所収の楽曲の短縮ライヴver

ロックバンド色強いタートル・マザーズの演奏により、
楽曲そのもののもつプログレッシヴな構造が丸裸になってます

なにより、フロエディの「エインズレー・ダンバー!」という呼び声のあとに入る、
ダンバーの激烈ドラムソロがかっこよすぎて失神しそう!

FRANK ZAPPA-Fillmore East - June, 1971 ★★★ (2012-05-01 22:30:36)

まさかの未登録…
とはいえ、ちょっと人を選ぶ内容なので仕方がない気もします

タートルズからの凄腕ヴォーカリストFlo & Eddieを迎えた、
"Chunga's Revenge"に続くタートル・マザーズ期二作目

ほとんどのパートはフロエディ(とナレーターのザッパ)によるコントなのですが、
オチなどの部分でバンドが鋭いキメを挿入してくるので言葉が分からなくても楽しめます

…まぁ、コントのネタはグルーピーとヤるだのヒット曲のあるオレと寝ようぜだのという
くだらない内容なので分からなくて吉かもしれません(笑)

FAUST-So Far-It's a Rainy Day, Sunshine Girl ★★★ (2012-05-01 22:19:15)

ヤル気が全く感じられない単調なハンマービートと
ペラッペラのファズギター、
そして「今日は雨だよ、お天気娘さん」などという意味不明の一節を
あてもなく歌い続けるメンバー達…

すごくポップで聴きやすいのですが、
いわゆる「フツーのポップス」ではありません
聴いているとだんだん頭のネジが外れてくるというか…
まぁ要はサイケだサイケ!

FAUST-So Far ★★★ (2012-05-01 22:15:00)

とりあえず聴くならこれからがいいんじゃないでしょうか
メンバーたちが「曲の作り方を学んでから作ったアルバム」なんて言う通り、
(一応)楽曲としての体裁が整っていますので、
少なくとも1stのコラージュの嵐よりはずっと聴きやすいとおもいます

…まぁ聴いているときっと「これってポップ・ミュージック…か?」と
頭に「?」が浮かぶことは間違い無いですが、そうなったあなたはもうファウストの術中です(笑)

FAUST ★★★ (2012-05-01 22:12:33)

プログレと迷いましたが、フォロワーなんか見る限りこちらかな、と思います

ダダイスム溢れるサウンドを緻密にコラージュすることで、
聴き手の感覚を脱臼させる「ポップの模造品」を作り上げる稀有なバンドです

COMMON-Like Water for Chocolate-The Light ★★★ (2012-05-01 22:07:46)

Bobby Caldwellの名曲"Open Your Eyes"を
惜しげも無くループさせる大ネタ使いが冴えるJ Dillaによる名曲

こういう落ち着いた楽曲にコモンのラップは映えますねぇ

COMMON-Like Water for Chocolate-The 6th Sense ★★★ (2012-05-01 22:04:24)

DJプレミアによるジャジーかつ幻想的なトラック&鬼のスクラッチと、
ビラールによるソウルフルなフックが実に印象的

コモンもギル・スコット・ヘロンの有名な一節
"The Revolution will not be Televised"
(「革命はテレビ放送なんてされないだろう」)
の引用から始まり、グルーブの間隙を縫う鋭いラップを聴かせてくれます

COMMON-Like Water for Chocolate ★★★ (2012-05-01 22:00:44)

2000年発表の4th

D'Angeloや今は亡きJ Dilla、The Rootsの?uestloveなどが所属していた
ミュージシャン共同体「ソウルクエリアンズ」(コモンも一員でした)のサポートを
全面に受け製作されました

HIPHOPの催眠的な構造とR&B/ソウルのソウルネスをシームレスにつないだ、
HIPHOP作品の中でも特に芸術的な作品だと思います

勿論、晦渋なトラックの上をスムースに転がる、
コモンの知性的なラップがあってこその作品なのは間違い無いです

最初の一枚にはちょっと厳しいかもですが、
コモンの真髄はこの作品にあると思ってます!

COMMON ★★★ (2012-05-01 21:55:29)

以前はCommon Senseと名乗ってました

1stではやんちゃだったようですが(未聴)、
2nd以降はとても落ち着いた、知性的なラップを聴かせてくれます

ラッパーの良し悪しって、まだ分からないところが結構あるのですが
個人的には一番好きなラッパーです

FELA KUTI-Zombie-Zombie ★★★ (2012-05-01 21:35:09)

各楽器が紡ぐリズムがポリリズミックに交じり合い、複雑でありながらも
痛快なほどに本能に訴えかけるポリ・グルーヴ(なんだそれ)を構築します

フェラ・クティのまるで怒号のような歌声も素晴らしい!

FELA KUTI-Zombie ★★★ (2012-05-01 21:33:42)

とりあえずフェラ・クティはこれからどうぞ
荒れ狂うグルーヴが存分に堪能できます

FELA KUTI ★★★ (2012-05-01 21:32:31)

ナイジェリアの「戦うミュージシャン」にして
アフロ・ビートの第一人者

ジャズと、James Brownのファンクグルーヴをヒントに、
土着的でありながらもどこかハイソなセンス漂う
ファイティング・ミュージックを作り上げました

ナイジェリア政府に音楽で真っ向から対立し、投獄されたり、
また、その中で母を亡くすという壮絶な人生を歩みましたが、
亡くなるまで「戦うミュージシャン」であったその姿勢には敬服します

SERGE GAINSBOURG-Histoire de Melody Nelson-Valse de Melody ★★★ (2012-05-01 21:29:24)

英語で言えば"Waltz of Melody"になるのかな?

ロック色強いアルバムの中で
アレンジャー、ジャン=クロード・ヴァニエによる
オーケストレーションを中心に据えた異色曲

割りと真っ当なワルツですがどこか漂う淫靡な感覚はやっぱゲンズブールならではですね(笑)

SERGE GAINSBOURG-Histoire de Melody Nelson-En Melody ★★★ (2012-05-01 21:26:31)

アルバム中独特の雰囲気を放つインスト作品

タイトなドラムとベースが作り出す力強いグルーヴの上を、
ノイジーなファズ・ギターがかけずり回ります

この強力なグルーヴ、現在ではレアグルーヴの一つとして、
世のDJ達の絶好のネタになっている模様

…ところで、PVのジェーンの変な踊りはどうにかならなかったのか…

SERGE GAINSBOURG-Histoire de Melody Nelson ★★★ (2012-05-01 21:22:59)

「メロディ・ネルソンの物語」というタイトルの通り、
セルジュがメロディという(架空の)女性と出会い恋に落ち、
彼女が飛行機事故で亡くなるまでを描いた、1971年発表のコンセプト・アルバム
(ちなみにメロディ役はジェーン・バーキン)

ロックやファンクを大々的に取り入れた骨太な音作りを、
強力な相方ジャン=クロード・ヴァニエによる
可憐なオーケストレーションが彩る名作です

SERGE GAINSBOURG ★★★ (2012-05-01 21:17:54)

フランス一の伊達男セルジュ・ゲンズブール
シャンソン歌手として58年にデビュー後、
退廃的なエロスを武器に(笑)魅力的な音楽をいくつも作り出しました

女性遍歴もかなりのものですが、
ロックやファンク、レゲエなど時流の音を巧みに取り入れ、
フレンチ・ポップス界に一石を投じ続けた素晴らしいミュージシャンです

チャン・ギハと顔たち(チャンギハワ・オルグルドゥル)-チャン・ギハと顔たち-何をそんなに驚いている(ムォル・クロッケ・ノルレ) ★★★ (2012-04-30 22:42:17)

アルバムのオープニングナンバーであり、
非常に粘り気のあるファンク・ロックナンバーに仕上がっています

ワウワウなHRギターと、コレまたワウの掛かったシンセ、
重心低めのリズム隊とが、まるでお手本のようなファンクグルーヴを形成してます

挑発的に歌うチャン・ギハの声を聴けば、
彼がいかに「ロック・スター」を演じきっているかが分かると思います

チャン・ギハと顔たち(チャンギハワ・オルグルドゥル)-チャン・ギハと顔たち-いわゆるそういう仲(クロッコ・クロン・サイ) ★★★ (2012-04-30 22:37:05)

人を喰ったようなシンセサウンドが特徴的なダンス・ロック・ナンバー

…とは言え、そこまでカッコつけたような雰囲気がないのは
昨今のそういったバンドへの皮肉も込められている…というのはちょっと深読みですね、はい

一度聴いたら頭からこびりついて離れない歌メロと、
シュールなPVが印象的です

チャン・ギハと顔たち(チャンギハワ・オルグルドゥル)-チャン・ギハと顔たち ★★★ (2012-04-30 22:30:42)

2011年発表のセルフタイトルド・アルバムにして2nd。
ジャケットのサイケデリックかつカラフルな雰囲気からも分かる通り、
韓国フォーク/ロックを中心としながらも海外のロックサウンドや、
日本のNWサウンドなどを取り入れることで、洗練されたポップ/ロックを作り上げてます

チャン・ギハと顔たち(チャンギハワ・オルグルドゥル) ★★★ (2012-04-30 22:26:14)

いわゆるTVで見るようなK-POPアイドル達とは性質が違うので
ここに入れるべきかは迷ったのですが、まぁいいだろということで

2009年の1stの頃から随分と話題になっていたようですが、
2011年の2ndは本当に素晴らしかった

日本の軟弱なインディーバンドよりずっと無骨でストレートなロックサウンド、
そしてフロントマンチャン・ギハの、ロックスター然とした立ち居振る舞い、
いや、ほんと素晴らしいバンドですよ

MAXWELL-Embrya-Luxury:Cococure ★★★ (2012-04-30 22:19:44)

弦楽器の麗しいピチカートが印象的なバラードナンバー
マクスウェルの言葉遊びじみた歌詞と"You're My Mother"などという一節が、
彼の中の幼さ/マザコンな部分も感じさせ、それと同時に彼の相対している女性(恋人?)の
母性すら強く想起させます

MAXWELL-Embrya ★★★ (2012-04-30 22:17:07)

ズブズブのダビーなベースと、
薄い膜を隔てて聴こえてくるようなオーケストラとが、
タイトル通りまさに「子宮」の中でたゆたっているような安心感を感じさせてくれる、
現代のMarvin Gayeによるスピリチュアル・ダブ・ファンク

JOÃO GILBERTO ★★★ (2012-04-30 22:11:22)

「ボサノヴァの法王」とも呼ばれる、ボサノヴァの創始者の一人

サンバグルーヴをギター一本で体現する「バチーダ」なる奏法を編み出し、
作詞のモライス、作曲のジョビンとともに、ボサノヴァ黎明期を支えました

個人的には初期3作の、ジョアン本人のギターと歌に、
控えめのバンド&オーケストラが密やかに絡んでいく雰囲気が好みです

D'ANGELO-Voodoo-Feel Like Makin' Love ★★★ (2012-04-30 22:02:45)

Roberta Flackの名曲のカヴァー
重心低めの、ゆったりとしたグルーヴに
管楽器やハンドクラップが気怠く絡み、
夢見心地なシンセサイザーが過不足なく隙間を埋めていく、
スピリチュアル・ファンクなナンバー

抑制の聴いたDのヴォーカルが素晴らしい

MOONRIDERS-カメラ=万年筆 ★★★ (2012-04-30 20:12:14)

1980年発表の5th

70年代後半、パンク・ムーヴメントの瓦解と前後してUKロック界で注目され出した
ダブ(レゲエから生まれた編集手法)の音の魅力に取りつかれたライダースの作った、
彼らのキャリアの中でも一番の問題作

ギター・ベース・ドラムという、基本的なバンドサウンドを骨格とし、
シンセサウンドやダブによる残響の強調/ループ処理、掃除機(笑)などのノイズ
が所狭しと駆け巡る、あっというまの35分間

…でも最後の曲'大人は判ってくれない'の後に収録された'大都会交響楽'は
きっとThe Beatlesの'Sgt. Pepper's Innner Groove'へのオマージュに間違いないでしょう
(This Heatかもしれないけど(笑))

ライダースのエッセンス(の一部)がたっぷり詰まった名作!

MOONRIDERS ★★★ (2012-04-30 20:03:41)

前進のスワンプ・ロック/フォーク・ロックバンド「はちみつぱい」まで入れると
40年近く活動していることになる、邦ロック界きっての裏・名バンド(笑)

どこまでも弄れながら、どうしようもなくロマンチックなおっさん達の歩みは、
どこをどう切り取っても素晴らしい

時期によって大きく音楽性が変わるので十分リサーチしてから入ったほうがいいかもしれないし、
こんなバンド聴こうと思うなんてよっぽどの物好きなのは間違いないので、
適当に気になった作品にぶちあたった方がいいかもしれない(笑)

2011年末より無期限活動休止中なのが惜しまれます

THROBBING GRISTLE-D.o.a. the Third and Final Report of Throbbing Gristle-Hamburger Lady ★★★ (2012-04-30 19:58:28)

心臓の鼓動のようなリズムトラックが単調に刻まれるなか、
不気味なうねりを上げながら蠢くノイズが這いずり回ります

その上で歌われるのは、全身大火傷で死の淵にある女性を
「ハンバーガー女」と嘲笑う言葉

意味不明かつ、底知れぬ意地の悪さを感じさせる悪意に
嫌悪感を覚える方も多いかもしれませんが、
これ中毒性高いんですよね…

THROBBING GRISTLE-D.o.a. the Third and Final Report of Throbbing Gristle ★★★ (2012-04-30 19:54:52)

TGによる最終報告
タイトルは収録曲にもある「Dead on Arrival(到着時死亡)」の略記

前作に比べると楽曲としての構造がはっきりしたものが多く、
(というか前作は曲というか即興パフォーマンスに
 適当なタイトルをつけただけとしか思えない部分も多数あった)
随分と聴きやすくなっています

しかし、彼らの「気味の悪い」部分は全く弱まることなく、
むしろ楽曲構造がはっきりしてきたことでなお「気味が悪く」、
むしろ「気持ち悪さ」すら孕むようになっています

でも何度も聴いちゃうんですよね
物凄い中毒性です

THROBBING GRISTLE ★★★ (2012-04-30 19:40:02)

元祖インダストリアル・ミュージック

"Industrial Music for Industrial People"
"Music from Death Factory"

を標榜し、インダストリアルの礎を作り上げました

今聴くとややポップに聴こえますし、音自体はもっと激しいミュージシャンも多くいますが、
どうにも咀嚼しきれない心地悪さ、気味悪さをこのバンド以上に表現でき、
なおかつ物凄い中毒性を持つことのできたバンド/ミュージシャンはいないように思います

KATE RUSBY-Sleepless ★★★ (2012-04-30 17:44:27)

99年発表の2nd
全体的に落ち着いた楽曲が多く、またピアノの印象的な配置により
全体通して内省的な雰囲気が強めの作品です

KATE RUSBY ★★★ (2012-04-30 17:40:55)

現代UKフォーク界の歌姫
コケティッシュで愛らしい歌声と、
トラッドのメロディーを
シンプルかつタイトで、ソツのないアレンジメントに落としこむなど、
ミュージシャンとしての実力は間違いないと思います

MESSIAEN-FêTE DES BELLES EAUX (Ensemble d'Ondes de Montreal)-FêTE DES BELLES EAUX ★★★ (2012-04-30 17:29:31)

1937年のパリ万博のために依頼され作曲した作品とのこと

無調でありながらどこか軽快で、妖しげな舞踏曲にも感じられる「花火」パートと
ゆったりと推移する音響が非常に瞑想的なアンビエンスを生成する「水」パートを
繰り返すことで楽曲は進んでいきます

オンド・マルトノ自体貴重な楽器であり、
その六重奏(!)ということで、演奏/録音ともになかなか難しいものであるようですが、
非常に神秘的で美しい楽曲ですので、一聴をオススメします

MESSIAEN-FêTE DES BELLES EAUX (Ensemble d'Ondes de Montreal) ★★★ (2012-04-30 17:14:48)

2008年に、電子楽器オンド・マルトノ発明80周年と
メシアン生誕100周年を記念して録音されたアルバム

表題曲'Fête des belles eaux(美しき水の祭典)'は勿論、
同時収録の'未刊の音楽帖'、
およびラヴェルの'弦楽四重奏 第一楽章(オンド・マルトノ編曲ver)'のいずれもが
神秘的で美しい、名演と言っても差支えのない出来だと思います

OUTKAST-Stankonia-B.O.B. ★★★ (2012-04-30 17:05:10)

Bombs Over baghdad

高速化し、まるでドラムン・ベースとかしたベース・ミュージック的リズム、
エディ・ヘイゼル(ex:Funkadelic)の如きブルーズ/ファンク・ギター、
HIPHOPのスクラッチ、デトロイト・テクノの「いなたい」シンセリフ、
ゴスペル・クワイア…

古今東西様々なブラックポップが数分の中に詰め込まれ、時には不協和なノイズを生成しつつも
楽曲をものすごい推進力で引っ張っていきます

まさに「ブラック・ポップのユートピア」とも言える楽曲で、
PV(特に後半)もおそらくその辺を意識した作りになっていると思います

この力強さはなんか聴いてて涙が出てくるんですよね…
とにもかくにも素晴らしい楽曲です

OUTKAST ★★★ (2012-04-30 17:00:43)

「HIPHIOP界のThe Beatles」は言い得て妙

90年代初期~半ばに現れ、東と西に二分されていたHIPHOP勢力図を一変させた
ムーヴメント「ダーティ・サウス」の看板ミュージシャンです

ラップやサンプリングだけにこだわらず、様々な音楽スタイルを飲み込み、
一緒くたにして吐き出すそのセンスには脱帽。
ことセルフ・プロデュース力がついてきた3rd"AQUEMINI"以降、
向かうところ敵なし状態が続いている気がします

A TRIBE CALLED QUEST-The Low End Theory ★★★ (2012-04-30 16:56:54)

ジャジーなループを駆使しながらも、
アフリカへの回帰願望を感じさせるトライバルな音作りが癖になります

まだまだ若く青臭いティップとファイフのラップも良し!

HIPHOP史に名を残し続ける名作です

D'ANGELO-Voodoo ★★★ (2012-04-30 16:53:51)

2000年発表

12年前の作品でありながら、
いまだポピュラーミュージック界で10本の指に入るレベルの名作と言えると思います

何度も聴くことで
Sly & the Family Stoneの"暴動"から引き継いだ密室的なサウンド・プロダクション、
Marvin Gayeのスピリチュアル感覚、レアグルーブ/フュージョンミュージシャンの持つ軽やかさなど、
様々な要素を溶かし込めながら作られているのが分かってくると思いますが、
なにより素晴らしいのはJames Brownの生み出したファンクグルーヴを
HIPHOPネイティヴ世代ならではの感性でもって更新したことです
ミニマルで酩酊的なループと、各楽器の微妙な「ズレ」がこれ以上ないほどに中毒的なグルーヴを生み出し、
さらにそれを80分弱の間維持し続けるという…

…続き

D'ANGELO ★★★ (2012-04-30 16:47:01)

ネオソウル以降のブラック・ポップの流れを作った張本人であり、
幅広い人脈と類まれなるソングライティング能力、
そして天性のグルーヴ感覚を有した、間違いなく現代No.1のR&B/ソウル/HIPHOPミュージシャン

こと2000年作の"Voodoo"はめくるめくグルーヴの桃源郷とでも言うべき、素晴らしい作品です

BARTOK ★★★ (2012-04-30 16:43:31)

東欧の民族音楽収集/研究活動の影響と推測される、
一風変わった神秘的な和声や、躍動感のあるリズムが良いです

ゲオルグ・ショルティ指揮の"管弦楽のための協奏曲"なんか
ダイナミックかつドラマティックで良かったです

cali≠gari-第7実験室 ★★★ (2012-03-25 17:48:29)

桜井青、石井秀仁ともにニューウェーヴに強く影響を受けているためか、
いわゆる「ヴィジュアル系」の特徴となるようなメタルっぽいサウンドは皆無。

Number Girlのパロディとニューウェーヴの掛け合わせや、
アンビエント、ジャズ歌謡などなんでもござれな好盤

想い出波止場-大阪・ラ ★★★ (2012-01-31 22:52:56)

2004年の作品とはいえ、未だ「山本精一の音楽活動の総括」という
言葉がピッタリな内容だと思います。

羅針盤的な「うた」と「言葉」と「サイケデリア」や
ROVOや後期Boredomsで見られたスペイシーなトランス感覚、
そしてこの人の本質といえる「意味不明さ」あるいは「カオス」

全てがマーブル模様を描いて溶け合い、大きな音宇宙を形成。
ここに今一度「大音楽」は成った!

BURZUM-Hvis lyset tar oss ★★★ (2012-01-31 22:49:11)

劣悪な録音環境ゆえ、だらしなく垂れ流されるギター・ノイズ、
その中から陽炎のように、あるいは蜃気楼のように立ち現れるギターリフやソロ。

喉の奥から搾り出すように漏れる、悲痛なうめき声。
非常に荒涼とした世界観が魅力的です。

最終曲'Tomhet'のストーリーテリングな性質を包含したアンビエンスも素晴らしいの一言!
ブラックメタル初心者でもとっつきやすい作品ではないでしょうか。

MY BLOODY VALENTINE ★★★ (2012-01-31 22:44:42)

サイケデリアを90s(時代的には80s後半でしょうが)に見事に蘇生させた名バンド。
ディストーションとフィードバックノイズの海を甘美なウィスパーヴォイスが漂う"Loveless"は
文句なしの名盤ですね。

とりあえずケヴィン・シールズはとっとと仕事してリマスターを…


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