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ダイアスパーさんの発言一覧(評価・コメント) 101-150
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HELLOWEEN-Gambling With the Devil-Paint a New World ★★★ (2011-03-07 18:02:48)
この異様な切迫感というか、生き急いでいる感じは初期ハロウィンには無かった要素ですよね。なにがあったんだー!ってくらい緊急事態な感じというか(笑)ユーモアのカケラもない、本物のヘヴィメタルを聴きたい人にはお勧めの一曲だな!
HELLOWEEN-Rabbit Don't Come Easy ★★★ (2011-03-07 17:57:18)
みんなに聞きたいんだけど、このアルバムって「メロスピ」かなぁ?僕には全くの正統派か、パワーメタルにしか聞こえないんだけど??メロスピと呼ぶには流麗さより荒々しさが前面に出すぎているし、アンディのVoもハイトーンではなく、もっとブルータルで力強い中音域の正統派シンガーという感じになっていると思う。
僕はもともとメロスピの狂信的な信者ではあったけれど、このジャンルの線の細さに疑問を感じていたのも事実で、同時にパワー系や漢メタル系の攻撃的で男らしいジャンルにも手を出してきた。
そうした耳から聴けばこの作品はかなりの好盤だと思う。ハロウィンならではのメロディに、攻撃的で荒々しいサウンドが組み合わさって、有無を言わさぬ突進力と、ねじ伏せるような強引さがいい。
僕にとってジャーマンメタルとは、男が男であることを証明する、「破壊の中の美と哀愁」である。この作品
…続き
HELLOWEEN-Rabbit Don't Come Easy-Liar ★★★ (2011-03-07 18:05:49)
この曲のブレイクの暴虐ぶりにはぶっ飛んだ。ハロウィンもここまで攻撃的になっかぁー!という驚きと共に、僕の考えるヘヴィメタルの理想形に近づいたなという感じがする。
徹底したメロディ派には間違いなく「いらない子」な曲だろうけど、ヘヴィメタルのマッチョイズムを愛する人には、むしろハロウィンというブランドを超えて愛せる曲じゃないかと!!
HELSTAR-A Distant Thunder ★★ (2011-07-12 01:14:20)
火薬バカ一代さんのおっしゃるとおり、⑧のWinds Of Warは超名曲だと思います。様式美的で非常に練られた曲構成と、盛り上がる瞬間の圧倒的なカオスっぷりに度肝を抜かれます。
この曲だけはヘヴィメタル史上に残る傑作だと僕は思います!!
HELSTAR-A Distant Thunder-Winds of War ★★★ (2011-07-12 01:15:58)
この曲は圧倒的だと思います。曲の構成、骨組みがしっかりしていて、各パートそれぞれのメロディにフックがあり、盛り上がるサビ部分の攻撃力・突進力たるや数ある80年代メタルの中でも屈指のものがあると思います。
超名曲に認定します!!
ICON-Icon ★★ (2011-04-24 22:53:38)
いわゆるLAメタル的な能天気で明るい音楽性ではありません。これはもう完全に正統派メタルと言って良いんじゃないでしょうか。硬質なリフに吐き捨てるようなドスの効いたヴォーカルがカッコイイです。
プロダクションは非常に80年代らしい哀愁漂う感じに加工されていますが、何せ音楽性が硬派なので、メロハー風味に傾くこともなく、全うな正統派って感じに仕上がってます。
IRON BUTTERFLY-In-A-Gadda-Da-Vida-In-a-Gadda-da-Vida ★★★ (2011-12-18 05:15:26)
これが300万枚も売れた時代ってすげえ。
JOE BATAAN ★★★ (2013-05-13 01:48:31)
フィリピンとアメリカの黒人の間のハーフとして生まれたが、ラテン音楽に傾倒し、サルサとソウル・ミュージックを独自に混合した音楽性に到達。「ブーガルー」の旗手として一挙に有名になった。
その圧巻のグルーヴとオリジナリティは、現在でも全く古びていない。
ラテン音楽としては珍しく、英語で歌う楽曲も多いため、サルサのみならずソウルのファンにも馴染みが深いだろう。
60年代から活動しているが、近年は来日も多く、日本のファンの間で人気を博している。
JOE BATAAN-Salsoul ★★★ (2013-05-13 01:49:41)
ラテン/ソウル音楽史上屈指の名盤。そのタイトルのとおり、サルサとソウルの融合を目指した独自の音楽性の評価は高い。
JOSE ALBERTO EL CANARIO ★★★ (2013-05-13 01:27:47)
ドミニカ出身だが、プエルト・リコ→ニューヨークと移住しながら、サルサ音楽の旗手として活躍。
メロディアスな歌モノとしての音楽性と、ダンス音楽としての鉄壁のグルーヴを完璧に融合させたその音楽性は、まさにサルサの永遠のクラシック。
最近のアメリカのサルサ・シーンは非常に「歌モノ」化が激しく、歌い手主体でグルーヴが後ろに引っ込んでいるような音楽が多いような気がするが、この巨人のトラックにそうした心配は無用。
明るく、楽しく、時に哀愁。絶妙のバランスで繰り出されるサルサ史上稀に見る名曲の数々は、いつまで聴いていても飽きない。
KROKUS ★★ (2011-03-28 14:01:42)
知名度と実力のギャップが激しいバンドだが、これが全くの正統派メタルかと言うと「???」となってしまう。確かにプリーストそのまんまとしか思えないリフとか展開はあるけど、プリーストの中のバイカーっぽい要素だけ抜き出したような感じがする。
そして、もう確信を持ってZZトップそっくりな音楽性だと思う(笑)。でも実力はあるよ。明るくカッ飛ばすアメリカン・ハードロックが好きな人には超お勧め。
MANDRAKE ★★★ (2012-10-13 07:15:51)
このバンドがメジャー・デビューできなかった、あるいはしなかったのは、明らかにプログレというジャンルが日本国内で受け入れられる素地が無かったからだが、それにしても、ここまでやった後で諦めたというところに平沢進という男の業の深さがあると言えないだろうか。
ともかく冒頭の一曲「飾り窓の出来事」に尽きる。これを聴かずして日本のロックの歴史を語るなかれと言いたいほどに凄まじい気迫の篭った作品だ。
MANDRAKE-UNRELEASED MATERIALS VOL.1 ★★★ (2012-10-13 07:21:40)
「テクノ御三家」としてYMOのパチモンのような扱いで登場したバンドのうちの一つ、Pモデルの前身は世界的に見ても稀有なほどのクオリティの楽曲を作り上げた生粋のプログレッシブ・ロック・バンドだった!!!
その事実は僅かにコアなPモデルのファン、あるいは平沢進を師匠と呼び習わす馬の骨どもにのみ知られていたことだったが、本作のCDリリースによって、ついに世にその真実を問うことが可能となった。
震撼せよ!震撼せよ!! ここに日本のプログレ史に燦然と輝く至上のオーパーツの存在を宣言する!!!
MANDRAKE-UNRELEASED MATERIALS VOL.1-飾り窓の出来事 ★★★ (2012-10-13 07:17:59)
すさまじいアグレッション、疾走感、そして複雑な展開とわずかに東洋的な歌メロ・・・平沢進はデビュー後も徹底的にトンガっていたが、デビュー前にはもっともっとトンガっていたことが分かる。
初めて聴いたときは文字通り脳天に雷が直撃し、全身が痺れたようなって硬直した!!!なんだこの音は、これが70年代日本のロックバンドだと・・・!??
MANIA ★★ (2011-12-21 02:22:20)
B級もB級、バンド名通りのマニア向けとも言うべきバンドです。ミニアルバムではメロスピ、1stフルレンスではスラッシュめいたなんか良く分からんクソメタルという、ジャンルまであやふやなところはさもありなん。
でも、こんなバンドでも一曲くらいは名曲らしきものを出してたりするところが、メロスピ・バブル時代の恐ろしさ(笑)。その一曲を紹介するだけのために、とりあえず項目、追加しときますよ!!
MANIA-WIZARD OF THE LOST KINGDOM ★★ (2011-12-21 02:24:59)
確かデビューミニアルバムだと思います。これがフルレンス・アルバムになると、早くもメロディが枯渇したか、中途半端なスラッシュ風のクソ田舎メタルになって脳死してしまうというのがB級らしくてウケるところですが、この作品では一応、基調はメロスピになってます。
まあはっきりと「イイ!」といえる曲は一曲しかないですが、初期メロスピのあの空気が好きで好きでしょうがない人には一聴くらいはしてほしい作品ではあります。
しかしジャケットの凄まじいダサさは…(笑)
MANIA-WIZARD OF THE LOST KINGDOM-WIZARD OF THE LOST KINGDOM ★★ (2011-12-21 02:27:03)
メロの部分では疾走するんだかしないんだが、色々ゴニョゴニョと小細工をしておいて、サビではまっとうといえば余りにもまっとうでバカ正直なメロスピに変化するという、いらないフェイク感を味わわせてくれる名曲です。
メロスピ・バブル時代の輝かしき落し物ですね。
MANUEL GOTTSCHING ★★★ (2012-10-13 07:06:13)
ジャーマン・プログレのジャーマン・プログレらしい部分を全方位的に網羅し、その上さらに完成度においても絶対的にトップだったのは、何をさしおいてもこのマニュエル・ゴッチング氏でありましょう。
現代音楽をルーツに持つミニマルの系譜を継いだ電子音楽によって、デトロイトテクノより十年も前に現在のテクノの原型を作ったのみならず、卓越したギターテクによって、バンドとしてのロック音楽にも革命をもたらした。彼こそまさに天才でありましょう。
MANUEL GOTTSCHING-E2-E4 ★★★ (2012-10-13 07:10:35)
この作品が現実には1980年の時点で完成していたという事実の衝撃には、本当に唸らされるものがある。それがウソではないことは、アシュラのSun Rainという曲に、既にその萌芽があることから分かる(この作品は1976年発表だ)。
現代のテクノ・ミュージックの原型であるという言い方ももちろんできるほどにオーパーツめいた作品ではあるが、それ以上にこの清涼感のある天上的なサイケ感はどうだ。ジャーマン・プログレのこうした方向性は、下手をすれば80年代のデトロイトや、90年代初頭のアンビエント・テクノさえ飛び越えて、2000年代直前のエレクトロニカにまで影響を与えているのではないか。
僕にはそう思えてならない!!必聴あるのみ!!!!!!!
MANUEL GOTTSCHING-E2-E4-E2-e4 ★★★ (2013-05-13 02:00:52)
明け方の街を散歩しながら聞けば、どこまでも思索が広がり、帰ってこれなくなる。音楽史の上でどのように革新的か、という議論を全く差し置いたとしても充分に通用する、この名曲にはかける言葉みつからない。
MEAN STREAK-Declaration of War-Sons of Metal ★★★ (2011-07-22 18:37:39)
冒頭のはオマージュでしょう(笑)
イントロ以外には出てきませんから。
音楽性から言ってもこの連中、ラウドネス好きそうだし(笑)
METALUCIFER-Heavy Metal Drill ★★★ (2011-04-01 16:06:16)
夢想家さんのおっしゃるとおり、マジメなバンドで、NWOBHM大好き人間の集団であることは聴いた瞬間に分かります(笑)。よくぞここまで似せられるなとニヤついてしまうくらい、完璧にNWOBHMです。逆に言うと80年代後半のメタル全盛のリバーブ音や、90年代の洗練されたメロスピ・スラッシュ・デスなどの要素は全くありません! 徹頭徹尾、愚直なまでに哀愁の正統派で突っ切る痛快で明快な作品です!
METALUCIFER-Heavy Metal Drill-Heavy Metal Drill ★★★ (2011-04-01 16:08:47)
いや、これはもはやジューダスではない。これはAngel Witchであり、Cloven Hoofであり、StormwitchでThorでGrim Reaperなんじゃぁないかぁっ!!
要するに「NWOBHM」!!!
それに尽きる名曲!!
MOEBIUS-PLANK-NEUMEIER-Zero Set ★★ (2013-04-08 21:08:41)
まあドラムが生なんで、さすがにハコでは無理かと思うけど、それが逆に特異性になっていて、今聞いても個性的という感じがする。ジャケットもかっこいいね。
MONOLAKE ★★★ (2011-12-21 03:55:19)
個人的に21世紀のKraftwerk的な立ち位置だと思っているミニマル・テクノの巨人です。固定メンバーはロバート・ヘンケのみですが、相方が途中で交代しています。ソロ名義とも使い分けているので、一応ユニットってことで合ってると思います。
MONOLAKE-Cinemascope ★★★ (2011-12-21 04:00:25)
Monolakeの最高傑作と思われる作品。微かなクリックだけが聞こえる静謐の中に、都市の鳴動をスキャンしたフィールド・レコーディングがひたひたと流れる様は、さながら現代の「ブレード・ランナー」型サウンドスケープか。
ジャケット絵どおりの寒々しくも美しい音響空間が絶品です。
MONOLAKE-Cinemascope-Television Tower ★★★ (2011-12-21 04:01:45)
ミニマル・テクノをエレクトロニカ寄りに接近させた音楽性、その頂点に座するのがこの名トラックではないだろうか?
夜の都会を一人で散歩しながら、耳を傾けよう。
MONOLAKE-Hongkong ★★★ (2011-12-21 04:06:07)
香港を題材とした作品。フィールド・レコーディングがとらえるのは、猥雑な土壌を感じさせるラジオのお喋りなどなのだが、それらですらMonolakeの手にかかると、閉じた箱庭的な雰囲気のある近未来のアトモスフィアの一部として再構成されてしまう。
MONOLAKE-Momentum ★★★ (2011-12-21 04:09:27)
孤高の天才、ロバート・ヘンケが今回挑むのは、現代文明の象徴である機械たちの内部世界。鋼鉄製の内臓が緻密に時を刻み、赤錆の散り舞い落ちる音が通奏低音として聞き取れるギリギリの繊細さの中でグルーヴを生み出す…。
MONOLAKE-Polygon_Cities ★★★ (2011-12-21 04:14:46)
コンピューターが作り出す立体構造物が事象の臨界地点まで延々と立ち並ぶ都市…それがPolygon City。突如出現した地平が重層化を繰り返し、聞くものに音のグリッドを幻視させる…。
今回はフィールド・レコーディングをほとんど取り入れず、生っぽいシンセ音のみで真っ向から勝負を挑んでくる本格的テクノ・アルバムだ。ここでもMonolakeの構築する世界観は磐石で、一切揺るぐことがない。
MONOLAKE-Silence ★★★ (2011-12-21 04:21:26)
今回Monolakeが挑むのは、厳寒の大地の音楽。凍てつく大地を雹が打つ、しんしんと降る雪の中で、静寂は破られることなく、延々と地平線まで続いていく…。
例え大自然の中でも、機械文明を生きる我々人類の頭の中に響き続ける、あの懐かしい近未来のグルーヴは死ぬことはない。
OBSESSION-Carnival of Lies ★★ (2011-12-16 05:37:08)
アルバム全体の中で名曲と言えるのが二曲と、過去の名曲のリメイクがオマケでついてくる程度の作品ですが、やっぱりヴェセーラは上手いと思いますね。声量とかはそりゃあ若い頃に比べれば落ちるとは思いますが、あの余裕を持った焦らないタイム感が好きですね。バンドもバッキングで上下にうねりまくる感じが、初期のObsession時代から変わっていなくて、そういう部分では安心して聞ける正統派メタルじゃないでしょうか。
OLIVER MAGNUM-Oliver Magnum-Trapped ★★★ (2011-12-21 02:42:47)
このバンドの音楽性は正統派と言っていいけれども、ヴォーカル・スタイルはどこかLAメタル的な荒っぽいリズム重視のものがあったと思います。しかし、この曲だけはしっかりとしたメロディを追っています。
非常に完成度の高い名曲だと思いますね。一聴してマイナー臭さが全くない!
ORQUESTA DE LA LUZ ★★★ (2013-05-13 01:14:46)
日本のラテン音楽史上最大の世界的成功を収めた、正真正銘のサルサ・バンド。
日本初のサルサ・バンドであるOrquesta Del Solを前身とし、実力派のメンバーが集まって結成された。1stアルバムはビルボードのラテン音楽チャートで実に11週連続で一位を記録。世界ツアーも盛況で、2ndはプラチナム、3rdはゴールド認定、4thはついにグラミー賞にもノミネートされ、もはや「日本発」という色物的な受け取られ方さえ過去のものとしてしまった。
その音楽性はまさに王道!オールド・スクール・サルサのド真ん中とも言うべき、明るく詩情あふれるメロディのみならず、ノリノリで正確な演奏技術も相当なもの。
NYでのライブではティト・プエンテやオスカル・デ・レオンなどのサルサ界の巨匠がゲスト出演し、もはやその影響力は完全なる世界レベル。
ORQUESTA DE LA LUZ-Salsa caliente del Japón ★★★ (2013-05-13 01:20:05)
ビルボード・ラテン・チャート11週連続一位の金字塔を打ち立てた大ヒット作。明るくノリノリで踊れる、王道サルサの真髄が楽しめる。
ORQUESTA DE LA LUZ-Salsa caliente del Japón-Salsa caliente del Japón ★★★ (2013-05-13 01:18:59)
ラテン世界で大ヒットを記録した、知られざる日本のバンドの代表曲。この曲は本当に有名で、20年前のラテン音楽に興味がある人なら、一度は聞いたことがあるはず。
OZ ★★★ (2011-07-24 22:28:33)
追加ありがとうございます ^^
NWOBHMの隠れた名バンドだと思います。ドイツのStormwarriorがTurn The Cross Upside Downをカバーしていて、その曲が異様にかっこよかったので集めました。
このバンドの面白さは、歌メロに独特のシアトリカルな雰囲気がある部分でしょうか。一聴した感じでは典型的なNWOBHMに聞こえるかもしれませんが、聞き込むうちに彼ら独自のセンス、世界観のようなものが感じ取れると思います。
特に2ndアルバムに収録された "Stop Believin'" という曲は名曲だと思います。
OZ-Fire in the Brain ★ (2011-12-16 05:26:49)
さて、ちょっぴり意見の分かれたバンド紹介(笑)。しかしこのバンドを知っている人が他にも居て嬉しかった!
それはともかく、このアルバムは2枚目。全体の楽曲の完成度は…という感じだけれども、なんとなく全体の雰囲気に独自のものを感じる。なんとなく(笑)。どこが?と聴かれると本当に返答に困る。
ただの一曲、ピンとくる曲があって、それがアルバム全体の印象を決めている感じもする。あんまり説明になってなくてすいません。
OZ-Fire in the Brain-Stop Believin' ★★★ (2011-12-16 05:31:15)
さて、アルバム全体の完成度はパッとしないものの、この非常にリフのハッキリした一曲だけは非常に印象に残った。正統派のお手本のような展開を持つ素晴らしい曲だと思う。
メロ、ブリッジ、サビとそれぞれ別のリフが用意されているけれど、どれも非常に耳に心地よく残る感じで、カッコイイ曲だと思います。
P-MODEL ★★★ (2013-04-08 21:13:11)
90年に二度目の再結成をして以降は、以前の前衛ニューウェーヴ志向は完全に消え去り、電子音バリバリの文字通りの「テクノポップ」になっていった。
平沢ソロが一気に作風を固めていくにつれて、Pモデルの音楽性もよりメロディアスで複合的な要素を持つようになり、完成度が一気にアップしたように思う。
しかしこれだけの神曲を連発しながら、チャートアクションではほぼ完全無視を決め込まれていたとは、なんたるオーパーツか。
デビュー以来三十数年、今やっとオーバーグラウンドに再び顔を出した平沢。この機会にP-MODELの輝かしい変態テクノの歴史も掘り返すべし。
P-MODEL-P-Model-Speed Tube ★★★ (2013-04-12 03:42:16)
アルバムの冒頭を飾る圧巻のハイスピード・チューン。終盤のロングトーンが人間の領域を超えている。
この曲を友人に聞かせたら、「これ、凄い。まじ、凄い」しか言わなかった。
P-MODEL-音楽産業廃棄物-Moon Plant Ii ★★★ (2013-04-12 03:36:44)
ゆっくりしたペースで、これだけ人を惹きつけるリフとリズム。さすがと言うしかない。一時期この曲が延々と頭の中を回ってしまって困った。
P-MODEL-音楽産業廃棄物-論理空軍 ★★★ (2013-04-12 03:38:09)
プログレ直伝の余りにも有り得ない進行が凄い神曲。ただの実験曲に終わらず、エンターテインメントとしてしっかりとしたカタルシスを持っているところはさすが。
P-MODEL-電子悲劇~enola~ ★★★ (2011-12-21 05:28:08)
このアルバム、ヘヴィメタルのリスナーの耳に実はかなり親和性のある音楽性だと思う。攻撃的で耳に残りやすいシンセリフもそうだが、J-POPにありがちな気弱さが全くなく、徹頭徹尾感情移入を拒否するような冷徹な世界観が貫かれている点が最も印象的。
P-MODELのアルバムは全て持っているが、この作品は特にロックファン、メタルファンに聴いて欲しいと思える作品。
P-MODEL-電子悲劇~enola~-Spiritus ★★★ (2011-12-21 05:29:34)
リフがかっこいい疾走曲。まるでメタルのようだ(笑)。しかしこれだけ派手にぶちかましながら、P-MODELとしての個性を微塵も失っていないとは驚異的だ。
PERSUADER-The Hunter ★★★ (2012-10-13 08:54:27)
ブラインド・ガーディアンの完コピ・バンドとして、本家のドラマー、トーメン・スタッシュまで加入して作り上げられたSavage Circusの前身とも言うべきこのバンド。
ハンズィ・キアシュに激似だったSavage Circus時代とは全く違う金切りハイトーン・ヴォイスで大爆走する痛快なメロディック・パワー・メタル作品だ。突進型の音楽性で、音程の上下が少ないため、ある種のメロディック・スラッシュという受け取り方も充分に可能だろう。
ともかく爆発的な加速力、テンションの乗り方は、往年のAngel Dustを思わせる若気の至り感。疾走系パワー・メタルの王道とも言うべき作品だ。
PERSUADER-The Hunter-The Hunter ★★★ (2012-10-13 08:56:52)
ハンズィに似せていないときのこのVoは、当たり前だが全然ハンズィには似ていないが、いかんせん楽曲がある時期のブラガに思いっきり影響されまくっているので、やっぱりどこかブラガっぽい感じもしないでもない。
で、それは置いといてこのアホのような疾走感はどうだ。メロスピ、メロパワのファンにも、大爆走B級スラッシュ好きにもそこそこアピールしそうなヤケクソ具合も感じるし、疾走系のメタルが好きな人なら一聴の価値がある楽曲に仕上がっている。
PETER GABRIEL-So ★★★ (2013-09-11 09:27:38)
時代を考えると、この音の良さはちょっと事件だったんじゃないかと思う。それくらい、時代を超越したクオリティを誇るアルバムだと思う。
捨て曲がなく、バラエティに富んだ構成で、ヒット作として準備万端で制作されたことが分かる。
一見ひねくれて見えるけれど、根はどこまでも誠実なピーター・ガブリエルのキャラクターが、しっかりと作品を一つの印象に纏め上げている。
ワールド・ミュージックの影響が深いけれど、音色的には徹底した白っぽさで統一されていて、その二律背反の緊張感が、独自の音楽性に到達していると思う。
日本ではその作風や出自の分かりにくさから、ほとんど評価されてこなかったピーガブだけど、この作品は間違いなくロック・ポップスの歴史に残る大名盤だと思う。
PETER GABRIEL-Up ★★★ (2013-09-11 09:37:06)
10年という長すぎる充電期間を経て発表された作品だが、その作風はもはや孤高の境地といった感じで、内省的で沈潜した雰囲気を感じる楽曲ばかりだ。
しかし、思い切った冒険と、聴きやすいポップネスの間のバランス感覚は相変わらず絶妙で、同時に最先端の音に対する飽くなき追求という点でも衰えていない。
この作品はチャートアクションでは健闘したものの、全体的には満足に売れなかったらしい。しかし、この作品の圧倒的な「名盤感」は一体なんなのだろう。一つ一つ、徹底的に選び抜かれた音色と、その組み合わせ。全盛期を過ぎて、逆にこのアーティストの本当の末恐ろしさが分かってきたような気すらする。
そして、この音の中に確かに過去の作品との共通項を見出すことができるという点が、何よりも凄いことだと思う。この作品によって、過去の作品に対する印象も確実に違ってくる。
こ
…続き
PHANTOM-Cyberchrist-Preying With the Mantis ★★★ (2011-12-20 01:47:49)
確かに素晴らしいバンドです。ひとつ間違ったら、今でいうHibria的な扱いを受けていたんじゃないかってくらい、演奏にもヴォーカルにも圧倒的なポテンシャルがありました。
しかし、歌メロ全体に何か人を燃え立たせるような哀愁やフックが足りないのも事実。その点、この曲は強力なリフに全てを託したようなシンプルな構成ながら、よく出来ていると思います。
サビの大絶叫に魂が震えます!これぞヘヴィメタル!!
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