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2001年宇宙の旅
3 INCHES OF BLOOD
3 INCHES OF BLOOD-Advance and Vanquish
3 INCHES OF BLOOD-Advance and Vanquish-Wykydtron
AC/DC-Back in Black-Rock and Roll Ain't Noise Pollution
ACCEPT
ACCEPT-Blood of the Nations-Rolling Thunder
ACCEPT-Metal Heart-Midnight Mover
ACCUSER
ALTARIA
ANGEL DUST-Into the Dark Past-I'll Come Back
ANGUS-Warrior of the World
ANVIL-Forged in Fire
ANVIL-Forged in Fire-Free as the Wind
ANVIL-Plugged in Permanent
ANVIL-Plugged in Permanent-Five Knuckle Shuffle
ANVIL-Speed of Sound-No Evil
AQUARIA
AQUARIA-Shambala-Liberty
ASH RA TEMPEL-New Age of Earth
ASH RA TEMPEL-New Age of Earth-Sunrain
ASTRAL DOORS
ASTRAL DOORS-Astralism
ASTRAL DOORS-Evil Is Forever
ASTRAL DOORS-Evil Is Forever-Bride of Christ
ATLAIN
ATLAIN-G.o.e.
ATTACK
ATTACK-Revitalize
ATTACK-Revitalize-Death Rider
AVENGER
AVENGER-Killer Elite
AXEL RUDI PELL-Wild Obsession
AXXIS-Paradise in Flames
BACK TO THE FUTURE
BENGAL TIGERS-Metal Fetish
BLACK SABBATH-Heaven and Hell
BLACK TIDE
BLACK TIDE-Light From Above-Warriors of Time
BLITZKRIEG-A Time of Changes-Blitzkrieg
BOB MARLEY
BOB MARLEY-Burnin'
BOB MARLEY-Catch a Fire
BOB MARLEY-Confrontation
BOB MARLEY-Exodus
BOB MARLEY-Kaya
BOB MARLEY-Natty Dread
BOB MARLEY-Rastaman Vibration
BOB MARLEY-Survival
BOB MARLEY-Uprising

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発言している14曲を連続再生 - Youtube



2001年宇宙の旅 ★★★ (2013-05-19 11:38:00)

言わずと知れた映画史上最高の作品。SF映画のエポックでありながら、後の世のどんな作品よりも哲学的で遠大な世界観を持っているところが凄い。結局この映画を超えるSF映画は未だ登場していないと、僕は思う。

60年代の作品とは思えない映像の美しさも特筆すべきもので、特に後半のディスカバリー号の冒険譚の部分は、色彩感覚や特撮技術の素晴らしさも去ることながら、レンズの選択や役者の顔に至るまで、現代の作品に非常に近い洗練が徹底されている。

余りにも抽象的なラストには賛否両論が激しいが、いずれにしても誰の記憶にもはっきりと残る異常なインパクトを持ったシークエンスである。

美術館で抽象絵画や彫刻を楽しむ感覚で見ることも可能であるし、それこそアーサー・C・クラークの小説のように、深遠なSFを体験する意味でも楽しめる、完璧な完成度を持った名作だと思う。

3 INCHES OF BLOOD ★★★ (2011-04-24 23:44:33)

出オチ感が凄まじいバンドです。確かに正統派っぽい演奏ですが、ヴォーカルはまるっきり正統派ではないです。申し訳ありませんが、キング・ダイアモンドにもロブ・ハルフォードにも全く聞こえません。

予想ですが、このバンドは恐らくオーバーキルのフォロワーなんだと思います。ヴォーカルのスタイルは特に似ていると思います。

3 INCHES OF BLOOD-Advance and Vanquish ★★★ (2011-04-24 23:48:41)

ヴォーカルは一度聞いたら絶対忘れられない声ですね。ダットサンズとオーバーキルを足した感じです。バックの演奏は哀愁の正統派なんですが、ヴォーカル・スタイルと歌メロにまるっきり哀愁が無いという。しかし意外とコレが合うんですね。僕としては「アリ」です!!

この凄まじい出オチ感はある意味、新機軸じゃないでしょうか。古き良き正統派とはまた違った音だと僕には思えます。

3 INCHES OF BLOOD-Advance and Vanquish-Wykydtron ★★★ (2011-04-25 00:20:12)

メイデンやジューダスの影響は正直、ほとんど感じない。もっと破壊力に特化した現代型のパワーメタルだと思う。ジューダスのような哀愁の要素はないし、メイデンのようなグルーヴもない。

ここにあるのは、ともかく前へ前へと突進する破壊衝動だけだと思う。

AC/DC-Back in Black-Rock and Roll Ain't Noise Pollution ★★★ (2011-04-14 22:37:53)

ロックンロールは汚染じゃない!
ロックンロールはただのロックンロールだ!

ってところで思わず笑ってしまった。
真っ直ぐですばらしい魂を持った曲。

ACCEPT ★★★ (2011-03-05 03:25:08)

 ヘヴィメタルの頑固一徹で愚直な側面を徹底的に前面に押し出した作風だと思う。だからウドの声は当然あれで良いと思う。聴きやすいとかじゃなく、いつでも限界・全力で歌っているように聞こえる声だから。
 それからウドの顔も好き。一般的に見たら美男子の要素皆無。出来の悪い地蔵みたいな顔だけど、これほどヘヴィメタル的なキャラクターって他にいるだろうか(笑)。

 そしてライブの異常とも思えるほどのパワー!
 もともと完成度の高いが楽曲がさらに荒々しく、想像しうる最高のレベルのハイテンションで演奏されている!アクセプトこそヘヴィメタルの王者、ゲルマン民族の、いや全世界のメタラーの誇りじゃないか!!

ACCEPT-Blood of the Nations-Rolling Thunder ★★★ (2011-03-05 03:36:33)

この曲はかっこよすぎる!
上手いのに、無骨でドイツ人的な猪突猛進さも兼ね備えたトーニロのヴォーカルスタイルが最も炸裂している曲じゃないだろうか。

なんせ発音がいい!
「ロリン・タンダー!!!!!!!」って(笑)

余りのかっこよさにウンコちびること確実の名曲!!

ACCEPT-Metal Heart-Midnight Mover ★★ (2011-04-14 22:39:14)

非常に80年代らしい曲だと思う。この時代のメタルは明るくてスカっと抜ける感じがあっていい。

ACCUSER ★★★ (2011-11-26 08:38:12)

リフのセンスと独特の叩きつけて伸ばすようなタイム感が凄く良い。脳の下側の痒い部分をゴリゴリとこすられるような快感がある音。

個性的で凄く良いバンドだったと思う。

ALTARIA (2011-04-23 23:29:39)

んー曲も良いし、アレンジもプレイもいいけどヴォーカルが下手ですね。発声はいいけど、音程が一曲のうち何回も外れる。これは痛い。

せめてテンションで押し切るような強引さがあればいいけど、じっくり聞かせるミドルテンポのメロディアス・ハードでこの歌唱力はキツい。

ANGEL DUST-Into the Dark Past-I'll Come Back ★★★ (2011-12-17 02:02:04)

これはほんとすごい曲ですね!歌詞も含め、ヴォーカルの音を外さないギリギリのヤケクソ感が最高(笑)。演奏の爆発的な疾走感、アグレッションに圧倒されます。

しかし、攻撃的とは言ってもスラッシュメタルのような暴虐性はあまりなく、一方で正統派のような哀愁は皆無、メロスピのような透明感も全くなし、というジャンル分類厨を困惑させるようなちょうど「中間」の音が逆にヘヴィメタルの王道を体言しているようで非常に好感が持てます。

ANGUS-Warrior of the World ★★★ (2011-10-09 22:54:54)

まるっきりスラッシュではなくなった2nd。
非常に完成度の高い正統派メタルとなっています。メロディがはっきりしていて、それを歌い上げる実力のあるVoが良いですね。演奏は怒りに任せた激しさよりも勇壮さに重点を置いている感じです(でもメロハー的な大人しい哀愁みたいのはないです。そういう意味では完全にメタルです。)

正統派ならではのバランス感覚に秀でた好盤だと思います。捨て曲がまったくありません!

ANVIL-Forged in Fire ★★ (2011-04-24 23:30:03)

4曲目辺りから気合が入ってくる、というか吹っ切れるアルバムという印象。それでもラストまで気迫の大爆走で痛快にカッ飛ばしてくれます。アルバム全体の印象としては捨て曲がなくはないが、アンヴィルらしい個性が良く出た曲が多く収録されている好盤です。

ANVIL-Forged in Fire-Free as the Wind ★★ (2011-04-24 23:31:18)

正統派とは言えども、このリフの個性はなかなか凄いと思う。他のバンドのどっかで聞いたような感じがしないリフってなかなか作れないもんだよ?

ANVIL-Plugged in Permanent ★★★ (2011-08-13 23:51:10)

こいつぁとんでもなくかっこいいアルバムだ!

かなりスラッシュメタル化した音楽性にシフトしたが、それでもメロディアスでノリの良いヴォーカル・スタイルは、言葉を吐き捨てるばかりの凡百のスラッシャー達とは一線を画す。

そして何より、使い込まれた筋肉のような、ツボを突いたリフのセンスが耳に心地よい。そしてドラムはいつもどおり超人的に上手い!(この人はほんと、知名度のあるバンドに入っていたらスターになっていたと思う)

アンヴィル史上最もアグレッシブなアルバム!捨て曲なし!

ANVIL-Plugged in Permanent-Five Knuckle Shuffle ★★★ (2011-08-13 23:53:08)

非常にスラッシュ的なノリを感じる曲だが、どこかパーティ的なパッと発散するようなノリがあるところがアンヴィルらしい。

ずたばたどかどか、徹底的に騒々しい狂人のようなドラミングも爆撃のように脳髄を刺激する。かっこいい!!

ANVIL-Speed of Sound-No Evil ★★ (2011-12-18 09:14:13)

変態的な展開に思わず唖然とさせられる曲です。のんびりミドルで始まったかと思うと、唐突にグシャグシャの大爆走(笑)。あまりのハイテンションぶりに、しまいには失笑が漏れるほど。意表を突かれるという意味で個性的な曲だと思います。

AQUARIA ★★★ (2012-12-30 09:07:43)

凄いバンドです。素直に夢中になれる素晴らしい楽曲。

そして適度に予想を裏切ってくる曲展開などの小技のサジ加減もにくいですね。メロスピ好きなら聴いておいて損はないバンドだと思います。

AQUARIA-Shambala-Liberty ★★★ (2012-12-30 09:05:29)

バンド名のなんとなくB級っぽい感じを見て、あんまり期待せず聞いてみたら、こいつはすげえ掘り出し物!

演奏やVoも上手いですが、何よりサウンドがしっかりしていて、ドラマティックこの上ない。曲は複雑な展開も見せますが、ふわっと不安定になった直後に、ガッツポーズ必至のウルトラ王道フレーズを叩き込んできたりなど、聞き手の心理を知り尽くしているかのような仕事ぶりに思わず拍手!

メロスピ好きなら聴いておいて間違いない名曲だと思います。

ASH RA TEMPEL-New Age of Earth ★★★ (2012-10-13 08:36:13)

冒頭の一曲で、ともかく全員が宇宙の彼方へと吹っ飛ばされる永遠の名盤。

ただ音がオーパーツ級に先進的であるだけでも凄いのに、さらにここにたち現れるサイケ感は、もはや全時代のロックを見渡しても比肩すべきものがないほど個性的なものではないか。

ロック史上最高の名盤の一つとして名前を挙げたい作品。

ASH RA TEMPEL-New Age of Earth-Sunrain ★★★ (2012-10-13 08:38:03)

時代を先取りしすぎて宇宙の彼方へとぶっ飛んで行く桃源郷のごとき音世界。もはや完璧すぎて何も言うことが思いつかないレベルの名曲。

ウルトラ・サイケ・・・

そうウルトラ・サイケなんだよ うああぁぁ

ASTRAL DOORS ★★★ (2011-04-25 01:16:18)

パトリック・ヨハンソンの強靭無比なヴォーカルは、確かにディオ風であるのに、何かそれだけではない、プラスアルファを感じさせる、まさに個性派の声だと思う。正統派の音なのに、どこかドゥーミーな荘厳さを感じさせるのだ。

ディオもそうであったように、実力派のヴォーカリストとはその声質に合った質の高いソング・ライティングに支えられて初めて、そのエネルギーを解き放つことができる。

このバンドにはそれだけの作曲能力がある。どの曲もフックがあり、さまざまなタイプの曲を自分流にまとめるクレバーさもある。正統派ヘヴィメタルの未来を見るようなバンドだと思う。

ASTRAL DOORS-Astralism ★★★ (2011-04-27 23:30:51)

今どき珍しい、完全にヴォーカルで引っ張るタイプのこのバンド、このアルバムでもその方向性が明確。覚えやすいサビに、壮大なギター・アレンジ、そして思わずプッツンしてしまいそうなほど爆発的な声量で脅迫的なハイテンションを表現するヴォーカル。

いやー凄い凄い。全くこれはタダモノではない!!

ASTRAL DOORS-Evil Is Forever ★★★ (2011-04-25 00:33:20)

確かにディオ大先生にそっくりな声!!!

しかし、ディオ自身もそうだったように、自分の声に合った質の高いソング・ライティングと同期して初めて発揮されるのが本来の歌唱力というもの。その点、このアルバムでバンドが見せるソングライティング能力はズバ抜けて素晴らしい。

今時ミドルテンポでここまで聞かせられる正統派メタルバンドがどれだけいるだろうか。これは本当に名盤だと思う!!

ASTRAL DOORS-Evil Is Forever-Bride of Christ ★★★ (2011-08-19 19:07:51)

Astral Doorsの代表曲だと思う。

演奏はそつないが、曲が良いため、正統派で案外ひねりのない音楽性が逆に真正面から勝負する気迫に転化していて素晴らしい。

それを可能たらしめるのは、何と言ってもニルス・パトリック・ヨハンソンの凄まじい歌唱。ディオに声質が似ているだけでなく、楽曲のイメージを完璧に支配する叩き潰すような強引さ、「俺が主役だ!」という感じですね。

余りの迫力に震えが来るほど凄まじいヴォーカルです!

ATLAIN ★★ (2011-12-14 07:22:08)

物凄く暴力的な曲はアルバムの中に一曲くらいしかなくて、後は一定の速度で延々と疾走する不思議な音楽性のバンドです。

同じような曲ばかり並んでいるんですが、これがずっと聴いていると妙なトランス状態に誘われます。メタル聴いてる人なら誰もが記憶にある、メタル連続摂取一時間を超えた辺りでやってくる「脳の下側をこすられるような不思議な快感」これです!

このバンドはそういう聞き方で楽しむのが一番だと思います。

ATLAIN-G.o.e. ★★ (2011-12-14 07:24:50)

ドイツのバンドらしいですが、この曲調にはNWOBHMの魂が息づいていますね!といってもドラムもさほどドカスカしてはいないし、ギターの音もモッサリしてなくてクリアですので、もっとクレバーな部類に入るかもしれませんが。

なんにしても正統派らしい素晴らしい作品ですね!

ATTACK ★★★ (2013-03-02 23:16:06)

いやちょっと待て、ヘリコンよりはかなりマシなバンドのような気がするんだが、気のせいか? …気のせいかも。

まあ~、あんまりと言えばあんまりなB級要素が満載のバンドですが、何より曲が書けるんですよね。コンセプトに技術が追いついていないだけで、基本的に「良いヘヴィメタルとは何か」が良く分かってる人だと思うわけです。

だからちょっとくらいヘタクソでも我慢して聞けるし、何度か聴いてるとかっこよく聞こえてきたりもするんだと思いますYO!

ATTACK-Revitalize ★★★ (2013-03-03 01:44:38)

ちなみに本作の後に一枚だけ出して姿を消したリッキー・ヴァン・ヘルデンですが、どうもYoutubeに自分の楽曲をアップロードしているっぽいです。アカウントは、まんまRickyvanHeldenです。履歴を見ると7ヶ月前にもアップロードしているので、とりあえず生きてはいます(笑)。

コメント欄でファンの質問にも少しだけ答えたりしているっぽいので、近況が気になる方がいたら、覗いて見ては?

…いないか。

ATTACK-Revitalize-Death Rider ★★★ (2013-04-14 04:43:33)

いやー、まさに「曲は書ける」というAttackの特色を全力で現したような曲ですね。じっくり盛り上がる構成もいいし、全面的に哀愁を巡らせた旋律も完璧、さらに正統派に必要な攻撃性も適度に盛られていて、サビもまた非常に覚えやすく、かっこいいです!

Heavens Gate同様、曲は書けるけどそれ以外はヘタレってイメージありますが、この曲だけ聴いたら、結構凄いバンドだと思う人も多いのでは?

AVENGER ★★★ (2011-12-16 04:56:43)

のちにSatanに加入するブライアン・ロスが以前在籍していたNWOBHMバンド。1stアルバムはそのブライアンのVoで、初期のパワーメタル風の正統派を演奏しています。ほとんどが疾走曲で、ブライアン特有の早口で疾走感のある演奏が楽しめます。

しかし、本当に凄いのはこのAvengerとSatanがお互いにヴォーカリストを交換し、Ian Swiftが加入して発表されたアンソロジーKiller Elite。このアルバムはなぜかヴォーカル以外の録音状態が非常に悪いんだけど、以前と比べて楽曲の完成度が以上にアップしている。

英国らしい哀愁のツインリードに、NWOBHM特有のドカスカドラムで大爆走!メロディも非常に煮え切らない、完璧なまでのNWOBHM!!多くの人が想像する「ヘヴィ・メタル・サウンド」そのまんまとも思える、素晴らしい正統派の大伽藍!!

この素晴
…続き

AVENGER-Killer Elite ★★★ (2011-12-16 05:00:13)

Avengerが、Satanとヴォーカルを交換して作り散らかした正統派メタルの隠れ名盤。NWOBHM特有のヤケクソめいた激情がほとばしる、凄まじい迫力のヘヴィメタルだ!キックの音は今みたいにクリアではないが、それでもドカスカとやかましく鳴り響くスネアの音はまぎれもない大英帝国の印!!

捨て曲全くなし!超おすすめ!!

AXEL RUDI PELL-Wild Obsession ★★★ (2011-04-01 15:58:59)

80年代らしさの塊のような音楽性のアルバムだと思う。クッサいメロディに、リバーブの効いたドラム、そして哀愁たっぷりのヴォーカル。楽曲のレベルは総じて高く、ギターソロも後のアルバムほどモタったりはしていない。音質はさほど良くはないが、それがまた楽曲に独特の風情を与えていて良い。これは名盤と呼んでも差し支えないレベルの作品だと思う。もちろん、ヘヴィネスが炸裂するスピードチューンもいくつか入っているので、正統派好きにも十分アピールすると思う。

AXXIS-Paradise in Flames ★★★ (2011-02-09 02:35:58)

 初期の作風から路線変更し、完全にメロディック・スピード・メタルと化したAxxisのアルバム。プロダクション過剰とも言えるほどの、畳み掛けるようなアレンジと、多彩な音色で楽しませてくれる。曲もメロディアスで耳に残りやすいものが多い。
 クサメタル好きにもお勧めできる。非常にエンターテインメント性に富んだてんこ盛りの「娯楽作」だと思う。

BACK TO THE FUTURE ★★★ (2013-08-14 18:15:20)

当時は最先端だったヴァン・ヘイレン。色んな意味で80年代のアメリカ文化の底抜けの明るさを凝縮したような映画だと思う。タイムパラドックスがどんどん積み重なって、シリーズが進むごとに複雑になっていくストーリーだけど、ともかくこのポップさとお約束のギャグ、当時は最先端だったチープな特撮の微笑ましさで、一気に楽しんで見られる。現在でも、アメリカ映画界が生んだ最高の娯楽映画のうちの一つだと思う。

BENGAL TIGERS-Metal Fetish ★★★ (2011-12-16 05:43:08)

リフ中心で、ギターの音がそんなに分厚くないので、人によってはハードロック扱いかもしれませんが、グルーヴよりも直線的な疾走感が感じられ、ギターソロも割りとしつこいのでメタルと感じる人もいるかもしれません。

スコーンと何か一本ネジが抜けたようなシンプルな音作りの中に、ロックのダイナミズムがむき出しで収められているような、そんな荒削りな感覚が魅力です。飛びぬけた名曲がない代わりに捨て曲が全く無く、アルバム一枚一気に聴きとおせる安定感が素晴らしい。

売れるわけがない音楽性かもしれませんが、レインボーとか好きな人には聴いてもらいたい作品ですね。

BLACK SABBATH-Heaven and Hell ★★★ (2011-05-04 21:51:05)

 ディオの凄いところは、HR/HM史上に屹立する天才的ギタリスト達と作業を共にしながらも、生み出す作品の色を「ディオ色」に完全に染め上げてしまう圧倒的な個性と、それに整合性を与える技術的な上手さだと思う。

 この作品でも、ブラック・サバスの篭ったダークなギター・サウンドは残っているが、グルーヴ感は完全にディオの作品と言って良い代物。歌はもう今更言うまでもないが、天才的に上手い。
 天才と天才がぶつかって、名作が生まれる。その最も良い例が、レインボーのライジングであり、ディオのラスト・イン・ラインであり、このブラック・サバスのヘブン・アンド・ヘルなんじゃないだろうか。

BLACK TIDE ★★ (2011-04-23 23:46:36)

このバンドは基本的にLAメタル的な明るいロックンロールに正統派的な演奏が融合した音楽性だと思います。たまにメロディまで完全に正統派メタルになってる曲もありますが、曲数の多いアルバムの中の3~4曲程度です。

完成度はまあまあという感じ。歌も演奏も上手いですが、曲がもう少しフックがあってもいいかなという感じ。

BLACK TIDE-Light From Above-Warriors of Time ★★ (2011-04-23 23:51:28)

このバンドは基本的に歌メロには一切哀愁が無いんですが、この曲だけは別ですね。良い曲だと思います。かっこいい。

BLITZKRIEG-A Time of Changes-Blitzkrieg ★★★ (2011-12-17 01:45:54)

リフのセンスが良いですね。今聞くとドロ臭いというかイモ臭いんだけど、その臭みがなんとも言えずヘヴィメタルっぽくてかっこいい。ドシドシと重量感のあるドラムも気持ちいい。名曲だと思います。

BOB MARLEY ★★★ (2011-12-21 04:25:02)

メタル以外は音楽じゃないと思っていた高校二年生の僕に、本物の魂の歌声でひと打ちしてくれた偉大な存在!

Hit me with music!

これが本物の生命の躍動か!生きとし生けるもの全てが持つ感情の一つ一つに語りかける、優しくも気高い名曲の数々。言葉も出ないほど素晴らしい。

Bob Marleyの音楽に出会えて本当に良かった。

BOB MARLEY-Burnin' ★★★ (2011-12-21 04:28:58)

1stアルバムに続いて、少し重苦しい印象の曲も含まれているが、徐々に被害者意識の呪縛から逃れ、自分の権利を自分で主張する力強さが芽生えてきた印象。

楽曲の一つ一つがキラ星のように輝いている。ボブ、ピーター、バニーの三頭政治時代の最も充実したアルバムだと思う。

BOB MARLEY-Catch a Fire ★★★ (2013-05-19 12:10:43)

ウェイラーズの記念全てメジャー1stアルバム。派手さのないドロドロとした音で、日々の不満をとつとつと語るような作風だが、その染み入るような音楽の魅力は何者にも代えがたい。

自由の象徴として世界を背負って戦い始める以前の、素朴な一人の青年であった時代のボブ・マーリーの、等身大の魅力が詰まった佳作だと思う。

また、ピーター・トッシュがメイン・ヴォーカルをとった作品にも名曲が多い。

BOB MARLEY-Confrontation ★★★ (2011-12-21 04:34:10)

ボブの死後に残された音源を編纂して発表されたアルバム。それだけに今までの作品のようなトータル・アルバムとしての個性はないが、それでも一曲一曲に込められた魂の叫び、ルーツ・レゲエの根源的な躍動感は全く衰えていない。

(ボブ本人の意思かは定かではないが)来るべき80年代を見据えたシンセ・サウンドなども取り入れられ、良い意味でイモ臭さがとれて爽快で透明な空気を感じるアルバムに仕上がった。

もちろん、ゴリゴリ特濃のルーツ・ロックの名曲もしっかり収録されているのでご心配なく!!!

BOB MARLEY-Exodus ★★★ (2011-12-21 04:41:49)

ボブのポップ・サイドを集約したようなアルバムではないだろうか。全てがシングル・カット可能なほどの耳に残りやすい印象的なメロディで溢れている。

アップテンポで攻撃的なナンバーから、チルアウト向けのやさしいラブ・ソング、童謡のように耳馴染みの良い典型的なレゲエ・ナンバーまで、至れり尽くせりの娯楽作だ。

BOB MARLEY-Kaya ★★★ (2013-05-19 12:17:29)

レイド・バックした雰囲気が全編に漂う作品だが、ガンジャの影響を感じさせるサイケ感が、音に独自の個性を与えている。

人として生きることの素朴な素晴らしさを、箱庭的な世界観の中で実直に表現した名作だと思う。

他の作品のような暗黒のグルーヴは存在しないが、時にはリラックスして聴けるこうした作品も素晴らしいと思う。

BOB MARLEY-Natty Dread ★★★ (2013-05-19 12:14:26)

ボブ・マーリーの作品の中では比較的特色が薄く、これといったトータルな印象のない作品だが、その分、生のままの才能がむき出しになっている作品だと思う。これはボブの作品というよりはレゲエ・ミュージック全体の名盤として捉えたほうが近いだろう。

楽曲のレベルは総じて高いが、あまり深刻にならず、純粋に娯楽作として楽しむことができるアルバムだと思う。

BOB MARLEY-Rastaman Vibration ★★★ (2012-10-13 09:19:11)

1976年発表。アイランド・レコードから発表されたオリジナル・アルバムとしては四枚目となる本作は、トータル・アルバムとしての完成度が非常に高い。個人的にこのアルバムから先の音楽性こそがボブの音楽の真骨頂だと思う。

チャート・アクションにおいても最も健闘し、全米チャート8位に達した。

ボブのチルアウトな側面、攻撃的な側面、ルード・ボーイとしての側面、優しさ、そして厭世的な側面まで、まさに人の感情の持つ多面性を全て取り込んだかのような音楽世界は、レゲエ万華鏡とも言うべき美しさに満ちている。

全ての作品が、人生の、そして世界の核心を真っ直ぐに突いている。まさに圧巻の名盤!!

BOB MARLEY-Survival ★★★ (2013-05-19 12:07:41)

ボブの政治的で攻撃的な側面が特に際立つ作品。リゾート的なレゲエを希望する人はこの作品は買わないほうがいい。

ルーツ・レゲエ特有の真っ黒いビートで鋭角な音が選ばれているが、その中にもどこかアンニュイでとぼけた味わいも残るところが、ボブ・マーリーの優しさなのかもしれない。

批評精神に満ちた歌詞の奥深さには感じ入るものがある。楽曲のクオリティは総じて高く、他の作品と同様、全くの名盤と言えると思う。

BOB MARLEY-Uprising ★★★ (2011-12-21 04:46:16)

ボブ・マーリー生前最後のアルバム。自らの死期を悟っていたとはまさか言うまいが、最後の力を振り絞って挑んだと思えるほど充実したアルバムだ。最後にして最高傑作と言っても過言ではないだろう。

本当に一曲の捨て曲もないばかりか、一曲一曲が人の一生を変えうるほどのパワーを持って迫ってくる。キャリア随一の攻撃的なスピード・ナンバーも収録され、痛烈な文明批判を炸裂させている。

全方位無敵ともいえる才能が爆発している、大衆音楽史上に残る大名盤といえるだろう。


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