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ダイアスパーさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1-50
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WARLOCK-Hellbound-Earthshaker Rock ★★★ (2014-03-19 22:18:37)
THE80年代!って感じの真っ当なヘヴィメタルですね。Bang your head! Bang your head!なーんて歌詞がピッタリはまる物凄い迫力のヴォーカルがイイ!ドロ・ペッシュこそ本物のメタルクイーンだと思いますね。
DORO ★★★ (2014-03-19 22:11:42)
確かに楽曲が良いかというと、そーでもない感じなんだけど、圧倒的なカリスマ性がある人ですね。年齢を重ねてなおその傾向が強まっている感じがする。女性のメタル・ヴォーカルはどうしてもパワー不足だったりで、ある種客寄せパンダになってしまう人も多いと思うんだけど、ドロ・ペッシュに関しては完全に自分の世界を確立している。
女性らしさも残しつつ、しっかりとドスの効いたヘヴィメタルらしい歌い方ができるのが凄い。若い頃の浜田麻里よりも、ちゃんとしたメタル声をしてると思う。やらされてる感が全くない。
普通にパツキン巨乳美人なんだけど、メタル・ファッションが堂に入ってるというか、もはやこのユニセックスな雰囲気が、ひとつの様式美になってますね。
商業的な全盛期はWarlock時代の最後のアルバムで、シングルは「All We Are」が一番売れたみたいなんだけど、今でも変
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Dealer ★★★ (2013-11-07 22:53:35)
1980年結成、イギリスのグローセスター出身のNWOBHMのバンドです。1987年に1stアルバムのFirst Strikeを発表するまででも苦節7年だが、いきなり分裂。13年後の2000年に再びアルバムをリリースし、1stアルバム収録曲の再録も収録するが、全体の雰囲気は初期の正統派の臭いが消えうせ、もはやメタルですらない。
だが1stアルバムの男らしい攻撃的な正統派の音楽性は、80年代のヘヴィメタルのファンなら一聴の価値があるはず。
イエロー・マジック・オーケストラ (YMO)-テクノドン (Technodon) ★★★ (2013-09-12 05:25:39)
確かに物凄く地味な作風で、「現象」としてのYMOの再結成盤としては、ファンの期待に答えられなかったのも、仕方が無い部分がある。しかし、中古屋のワゴンに大量に並んでいるのを100円で買って聴くにはもったいないほどの良作でもあると思う。
落ち着いた大人のグルーヴの中にも確実に、あのシュールとサイケデリックが封印されている。作った本人達がひたすらに嫌悪するのは、何より当時の人間関係がまだ修復不全だったからで、音の方には一切の妥協がないように思われる。
いわゆるスルメ盤ですね。二十年経って、やっぱり名作だったと思う。
イエロー・マジック・オーケストラ (YMO) ★★★ (2013-09-12 05:18:12)
音楽グループなんだけど、なんとなく「現象」って感じがする三人。圧倒的な情報量と、シュールすぎるノリで、一気に畳み掛けてくる物凄いパワー。今の音楽ファンでも充分に虜になれるはず。
世界の音楽の歴史の中でも、本当に特異点というか、個性という点でズバ抜けたものを持っていたグループだと思います。結果的には大ブームを巻き起こし、莫大なセールスを記録したわけだけれど、本来ならこの人たちの存在感は「アングラ」として括られてもおかしくないタイプのものだと思う。
ひねくれていて、おちゃめで、飄々としていて、ときどきヤケに手厳しくて、ぶっ壊れているのに、物凄く厳格でもある。音楽性のみならず、存在も含めてサイケデリックの極致を突っ走った怪物的なグループだと思います。
イエロー・マジック・オーケストラ (YMO)-イエロー・マジック・オーケストラ (Yellow Magic Orchestra)(US盤) ★★★ (2013-09-12 05:07:23)
サイバーパンク発祥以前の作品だけど、サイバーパンクな雰囲気をもったアルバムですね。インパクトのあるジャケットの絵も、やや無個性なオリジナル盤よりも、そうした雰囲気をよく体現していると思う。
アレンジは細野にしてみると、あんまり納得が行っていないみたいだけど、こっちのほうが好きという人もいて、なかなかフクザツ。
結果的にはアメリカで結構売れて(ビルボード最高81位)、日本での逆輸入ブームの切欠としては、上々のスタートを切れた作品ではないかと。
PETER GABRIEL-Up ★★★ (2013-09-11 09:37:06)
10年という長すぎる充電期間を経て発表された作品だが、その作風はもはや孤高の境地といった感じで、内省的で沈潜した雰囲気を感じる楽曲ばかりだ。
しかし、思い切った冒険と、聴きやすいポップネスの間のバランス感覚は相変わらず絶妙で、同時に最先端の音に対する飽くなき追求という点でも衰えていない。
この作品はチャートアクションでは健闘したものの、全体的には満足に売れなかったらしい。しかし、この作品の圧倒的な「名盤感」は一体なんなのだろう。一つ一つ、徹底的に選び抜かれた音色と、その組み合わせ。全盛期を過ぎて、逆にこのアーティストの本当の末恐ろしさが分かってきたような気すらする。
そして、この音の中に確かに過去の作品との共通項を見出すことができるという点が、何よりも凄いことだと思う。この作品によって、過去の作品に対する印象も確実に違ってくる。
こ
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PETER GABRIEL-So ★★★ (2013-09-11 09:27:38)
時代を考えると、この音の良さはちょっと事件だったんじゃないかと思う。それくらい、時代を超越したクオリティを誇るアルバムだと思う。
捨て曲がなく、バラエティに富んだ構成で、ヒット作として準備万端で制作されたことが分かる。
一見ひねくれて見えるけれど、根はどこまでも誠実なピーター・ガブリエルのキャラクターが、しっかりと作品を一つの印象に纏め上げている。
ワールド・ミュージックの影響が深いけれど、音色的には徹底した白っぽさで統一されていて、その二律背反の緊張感が、独自の音楽性に到達していると思う。
日本ではその作風や出自の分かりにくさから、ほとんど評価されてこなかったピーガブだけど、この作品は間違いなくロック・ポップスの歴史に残る大名盤だと思う。
悪魔のいけにえ ★★★ (2013-08-14 18:29:48)
1974年公開のアメリカ映画。予算はわずか8万ドル、当時の基準で言っても、とても商業映画とは思えない、極限の低予算映画である。しかし、これがデビュー作である監督のトビー・フーパーの才気と、撮影現場の劣悪な環境、それに起因するスタッフ・出演者の真に迫った精神異常が作品にそのまま反映され、映画史上稀に見る「本物のキ●ガイ映画」が誕生した。
ワゴン車に乗って旅をする、ヒッピー風の若者の一団が、テキサスのド田舎に住む狂人一家の手にかかって、次々と虐殺されるというストーリー。しかし後のB級ホラーに定番のスプラッター描写は、わずかに2カット程度しか存在しない。
狂いまくったデザインセンスや色彩感覚、徹底してリアルな演技(いや、これは演技じゃないのかもしれない・・・)、不快すぎる情景カットに、ぶつ切りで意味不明な音楽など、様々な方法を駆使して、「映画史上最も怖い」と評される
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BACK TO THE FUTURE ★★★ (2013-08-14 18:15:20)
当時は最先端だったヴァン・ヘイレン。色んな意味で80年代のアメリカ文化の底抜けの明るさを凝縮したような映画だと思う。タイムパラドックスがどんどん積み重なって、シリーズが進むごとに複雑になっていくストーリーだけど、ともかくこのポップさとお約束のギャグ、当時は最先端だったチープな特撮の微笑ましさで、一気に楽しんで見られる。現在でも、アメリカ映画界が生んだ最高の娯楽映画のうちの一つだと思う。
平沢進-配線上のアリア ★★ (2013-06-08 22:15:42)
初期の実験的な電子音楽系の楽曲が集められたアルバム。どっかで聴いたよなシンセ・ポップが並んでいるが、あくまでもアングラ的なジャーマン・プログレへの接続を感じさせる音に拘っている点に好感が持てる。
よく歴史を勉強しているのである。
HELDON-Interface ★★ (2013-06-08 22:12:33)
70年代にこのテクノ感というと、どうしてもジャーマン・プログレかと思ってしまうが、フランスにもこのようなバンドが存在していたわけで、そもそもこういうサウンド自体がオーパーツではないのかもしれない。
ジャーマン的なサイケ感はやや抑え目ではあるが、これはこれでやはり楽しく聴ける。
高橋幸宏-Neuromantic-Something in the Air ★★★ (2013-06-08 21:57:50)
80年代ニューウェーヴの理想形とも言うべき名曲。YMOでの高橋楽曲と言うと、どこか歌謡曲風味が抜けていない、メロディの点では三人の中では最も垢抜けない部類に入るのだが、逆にアレンジのニューウェーヴっぽさは一番で、その冷たい手触りが、うまいこと中和している。
そのバランス感覚が、ソロの代表作のラストトラックである、この楽曲にもよく出ている。
細野晴臣-Cochin Moon ★★★ (2013-06-08 21:53:33)
YMO前夜の1978年に、横尾忠則との連名で発表されたアルバム。
ジャーマン・プログレからの影響が強烈な、サイケ風味に溢れた楽曲で構成されている。
異形の音楽を追求し続けてきた細野が、完全に自己の経験則自体を捨てるという選択肢に走ったことがうかがい知れる。
ある意味ではYMOに到達するために必要なアルバムだったのかもしれない。
今聴いても音の衝撃度は変わっていない。
細野晴臣-S-F-X-Alternative 3 ★★★ (2013-06-08 21:48:30)
この楽曲の持つ先進性は、今の耳で聴いても素直に凄いと思えるものだと思う。
このアルバムは時代から考えると信じられないほど先進的な楽曲で満ちているが、どこか無邪気に遊んだ結果というような、良い意味の自由度が詰めの甘さとして残ってしまっている部分もある。
しかしこの楽曲に限っては批判する部分が見当たらない。
細野晴臣 ★★★ (2013-06-08 21:45:55)
なんか文句でもあんのかコラ
イエロー・マジック・オーケストラ (YMO)-BGM ★★★ (2013-06-08 21:44:33)
いかに攻撃的な楽曲を意図的に集めたバンドとは言え、それはやはりポップソングとして成立しうる範囲での話・・・と高をくくっていた自分に真の驚きを与えてくれた楽曲。
こういう異常なトラックを(ドラムにディレイを使用したとは言え)平然と仕込んでくるあたりにYMOというバンドの恐ろしさがあると思う。
ちなみにYoutubeには長いこと原曲がアップロードされず、フラストレーションがたまって、結局自分でアップした(笑)
イエロー・マジック・オーケストラ (YMO)-After Service ★★★ (2013-05-19 12:40:40)
「つかみどころのない暗さ」に賛否が分かれたということだそうだが、「つかみどころのない暗さ」以外のことに興味がない僕にとっては、当然のように理想のアルバム(笑)。
YMOの全盛期の音の方が、僕にとっては違和感バリバリで、「洋楽好きなリスナー達が、どうしてこんなJ-POPみたいなメロディのフュージョンに、揃ってハマったんだろう?」と思っていた。
しかしこの作品辺りから本格的にこのバンドの業の深さが分かり始めて、逆に遡ることで全体の作品を評価できるようになった。
何はともあれこの作品の暗黒具合と、自由奔放な実験精神、そしてそれを超えるほどの異常なほどの自信は凄まじいものがある。
ニューウェーヴの攻撃的な側面だけが凝縮されたような、猛烈にとんがった名作だと思う。
BUENA VISTA SOCIAL CLUB-Buena Vista Social Club ★★★ (2013-05-19 12:25:56)
この作品の正式な名義はRy Cooder & The Cuban Musiciansなのだが、もはやこのタイトルのほうが正式名義として流通してしまっている。
ルーツ・ミュージック特有の「最初の一音から持っていかれる」感じが強烈な作品。これは久しぶりにとんでもない傑作が登場した。
彼らはボブ・マーリーなどが登場するよりも以前から活動していた、正真正銘のベテラン達なのであるから、この使い込まれた味のある歌声も故なるかな。
BOB MARLEY-Kaya ★★★ (2013-05-19 12:17:29)
レイド・バックした雰囲気が全編に漂う作品だが、ガンジャの影響を感じさせるサイケ感が、音に独自の個性を与えている。
人として生きることの素朴な素晴らしさを、箱庭的な世界観の中で実直に表現した名作だと思う。
他の作品のような暗黒のグルーヴは存在しないが、時にはリラックスして聴けるこうした作品も素晴らしいと思う。
BOB MARLEY-Natty Dread ★★★ (2013-05-19 12:14:26)
ボブ・マーリーの作品の中では比較的特色が薄く、これといったトータルな印象のない作品だが、その分、生のままの才能がむき出しになっている作品だと思う。これはボブの作品というよりはレゲエ・ミュージック全体の名盤として捉えたほうが近いだろう。
楽曲のレベルは総じて高いが、あまり深刻にならず、純粋に娯楽作として楽しむことができるアルバムだと思う。
BOB MARLEY-Catch a Fire ★★★ (2013-05-19 12:10:43)
ウェイラーズの記念全てメジャー1stアルバム。派手さのないドロドロとした音で、日々の不満をとつとつと語るような作風だが、その染み入るような音楽の魅力は何者にも代えがたい。
自由の象徴として世界を背負って戦い始める以前の、素朴な一人の青年であった時代のボブ・マーリーの、等身大の魅力が詰まった佳作だと思う。
また、ピーター・トッシュがメイン・ヴォーカルをとった作品にも名曲が多い。
BOB MARLEY-Survival ★★★ (2013-05-19 12:07:41)
ボブの政治的で攻撃的な側面が特に際立つ作品。リゾート的なレゲエを希望する人はこの作品は買わないほうがいい。
ルーツ・レゲエ特有の真っ黒いビートで鋭角な音が選ばれているが、その中にもどこかアンニュイでとぼけた味わいも残るところが、ボブ・マーリーの優しさなのかもしれない。
批評精神に満ちた歌詞の奥深さには感じ入るものがある。楽曲のクオリティは総じて高く、他の作品と同様、全くの名盤と言えると思う。
ブルース・ブラザース ★★★ (2013-05-19 11:51:13)
やたらと深刻ぶった批評筋のオールタイム・ランキングには、コメディ映画はほとんど登ってこない。しかしこの作品に限っては、最初から最後まで圧巻の「名作感」がみなぎっていると言っても過言ではない。
アメリカのルーツ・ミュージックの大御所たちを多数迎えた、汗臭く泥臭いグルーヴが全編を支配し、その楽しさと問答無用の迫力はまさに「アメリカってすげぇ!」の一言。
ジェームス・ブラウン、ジョン・リー・フッカー、キャブ・キャロウェイ、レイ・チャールズなどがノリノリの演奏を繰り広げてくれるが、特に中盤で登場するアレサ・フランクリンが歌う「Think」の爆発的な迫力には唖然とさせられる。
終盤のバカバカしいカーチェイスと、重力の法則を無視したようなメチャクチャな台数のカークラッシュなどは、1980年という時代を考えれば凄まじい代物。数々の楽しいゲスト出演者などを見つけ
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メイド・イン・ホンコン ★★★ (2013-05-19 11:43:26)
1997年、インディーズ不毛の地と呼ばれた香港に、一つの傑作が誕生した。主演は路上でスカウトされて本作に主演し、現在でも数々の香港映画に出演するスターとなったサム・リー。
この作品は、香港の貧困層における少年達の典型的な悲劇を描いている。しかし、そこには社会学的な冷徹な視野ばかりが存在しているわけではなく、飽くまでも青春の群像劇として登場人物の心理に寄り添っている。
奔放に躍動する主人公達の肉体と裏腹に、そのにわか作りの共同体が、最初から崩壊の色、いわば儚さを備えているところが切ない。公開当時はティーンエイジャーの間で大きな話題を呼び、大ヒットを記録した作品だが、現在では忘れられているのが悲しい。
個人的には映画史上に残る名作だと思う。
2001年宇宙の旅 ★★★ (2013-05-19 11:38:00)
言わずと知れた映画史上最高の作品。SF映画のエポックでありながら、後の世のどんな作品よりも哲学的で遠大な世界観を持っているところが凄い。結局この映画を超えるSF映画は未だ登場していないと、僕は思う。
60年代の作品とは思えない映像の美しさも特筆すべきもので、特に後半のディスカバリー号の冒険譚の部分は、色彩感覚や特撮技術の素晴らしさも去ることながら、レンズの選択や役者の顔に至るまで、現代の作品に非常に近い洗練が徹底されている。
余りにも抽象的なラストには賛否両論が激しいが、いずれにしても誰の記憶にもはっきりと残る異常なインパクトを持ったシークエンスである。
美術館で抽象絵画や彫刻を楽しむ感覚で見ることも可能であるし、それこそアーサー・C・クラークの小説のように、深遠なSFを体験する意味でも楽しめる、完璧な完成度を持った名作だと思う。
平沢進-このゆびとまれ-地球ネコ ★★★ (2013-05-16 06:55:03)
一部の少年少女にトラウマを植え付けたと評判の必殺曲(笑)。ボックス・セット「HALDYN DOME」に収録されたバージョンでは、平沢自身がヴォーカルを取っている。
ちなみに自動リンク動画では「夢の島思念公園」と「地球ネコ」がマッシュアップされたものが紹介されているが、この二曲が似ているのは偶然ではない。
「夢の島思念公園」は今敏監督のアニメシリーズ「妄想代理人」の主題歌として平沢に発注されたものだが、今監督自身が「地球ネコっぽい曲を希望」したらしい。
周知の事実だとは思うが、今敏監督は平沢進の大ファンで、自作映画の主題歌とサントラを何度か依頼している。
平沢進-Blue Limbo-Ride the Blue Limbo ★★★ (2013-05-15 07:26:48)
大和久CG神によるPVが完全にイッてしまわれていて笑えるが、曲は文句なしのクオリティ、平沢印とも言うべき完璧なメロディ・構成・アレンジ・変態性に大満足。
MANUEL GOTTSCHING-E2-E4-E2-e4 ★★★ (2013-05-13 02:00:52)
明け方の街を散歩しながら聞けば、どこまでも思索が広がり、帰ってこれなくなる。音楽史の上でどのように革新的か、という議論を全く差し置いたとしても充分に通用する、この名曲にはかける言葉みつからない。
FELA KUTI ★★★ (2013-05-13 01:54:32)
アフリカン・サイケの臭いもソコハカとなく漂う野生的ビートで、世界的に見ても独自の音楽性に到達したアフロ・ビートの開拓者。
そのパンキッシュな思想性と、わが道を往く音楽性はカッコイイの一言。
DENGUE FEVER ★★★ (2013-05-13 01:52:21)
カンボジア人の女性ヴォーカルを擁し、伝統的なカンボジア音楽とガレージ・リバイバルのUKロックの融合を目指したアメリカのバンド。
そのカオス的なコンセプトと裏腹に、音楽的な整合性は鉄壁のもので、非常に聞きやすい。
JOE BATAAN-Salsoul ★★★ (2013-05-13 01:49:41)
ラテン/ソウル音楽史上屈指の名盤。そのタイトルのとおり、サルサとソウルの融合を目指した独自の音楽性の評価は高い。
JOE BATAAN ★★★ (2013-05-13 01:48:31)
フィリピンとアメリカの黒人の間のハーフとして生まれたが、ラテン音楽に傾倒し、サルサとソウル・ミュージックを独自に混合した音楽性に到達。「ブーガルー」の旗手として一挙に有名になった。
その圧巻のグルーヴとオリジナリティは、現在でも全く古びていない。
ラテン音楽としては珍しく、英語で歌う楽曲も多いため、サルサのみならずソウルのファンにも馴染みが深いだろう。
60年代から活動しているが、近年は来日も多く、日本のファンの間で人気を博している。
CELIA CRUZ ★★★ (2013-05-13 01:40:06)
キューバ生まれのサルサ界のスーパー・スター。ラテン世界で彼女の名前を知らない人はいない。70年代にはファニア・オールスターズとも共演し、その驚愕の声量と発狂寸前のグルーヴ感で世界中にサルサ・ブームを巻き起こした(全盛期のファニア・レコードの副社長でもあった)。
50年代に活動をスタートし、キューバ革命後はアメリカに亡命した。
2008年に没するまで現役を続け、晩年にはデジタル・ビートを取り入れた現代的サルサにも挑戦。おなじみ「AZUCA!」の掛け声と共に、聞く人のテンションを一瞬で最高地点まで導く、衝撃の歌唱力には追随するものがない。
彼女の葬式には実に7万人を超えるラティーノ達が参列した。
TITO PUENTE ★★★ (2013-05-13 01:33:00)
50年代に日本を含む世界中で吹き荒れたマンボ・ブーム期を経て、70年代のファニア・オールスターズによるサルサ旋風の時期にいたるまで、絶大な影響を与え続けたティンバレス奏者のパイオニア。
ジュリアード出身の音楽エキスパートであり、サルサに必要な全ての楽器を演奏できるマルチ・プレイヤーでもあるが、何より彼の本職は爆発的なグルーヴを生み出すパーカッションの花形、ティンバレス。
強面の見た目とは正反対の、明るくチャーミングな笑顔で、自身の信じるサルサを追求し続けた一生は伝説的なレベルのもの。
JOSE ALBERTO EL CANARIO ★★★ (2013-05-13 01:27:47)
ドミニカ出身だが、プエルト・リコ→ニューヨークと移住しながら、サルサ音楽の旗手として活躍。
メロディアスな歌モノとしての音楽性と、ダンス音楽としての鉄壁のグルーヴを完璧に融合させたその音楽性は、まさにサルサの永遠のクラシック。
最近のアメリカのサルサ・シーンは非常に「歌モノ」化が激しく、歌い手主体でグルーヴが後ろに引っ込んでいるような音楽が多いような気がするが、この巨人のトラックにそうした心配は無用。
明るく、楽しく、時に哀愁。絶妙のバランスで繰り出されるサルサ史上稀に見る名曲の数々は、いつまで聴いていても飽きない。
ORQUESTA DE LA LUZ-Salsa caliente del Japón ★★★ (2013-05-13 01:20:05)
ビルボード・ラテン・チャート11週連続一位の金字塔を打ち立てた大ヒット作。明るくノリノリで踊れる、王道サルサの真髄が楽しめる。
ORQUESTA DE LA LUZ-Salsa caliente del Japón-Salsa caliente del Japón ★★★ (2013-05-13 01:18:59)
ラテン世界で大ヒットを記録した、知られざる日本のバンドの代表曲。この曲は本当に有名で、20年前のラテン音楽に興味がある人なら、一度は聞いたことがあるはず。
ORQUESTA DE LA LUZ ★★★ (2013-05-13 01:14:46)
日本のラテン音楽史上最大の世界的成功を収めた、正真正銘のサルサ・バンド。
日本初のサルサ・バンドであるOrquesta Del Solを前身とし、実力派のメンバーが集まって結成された。1stアルバムはビルボードのラテン音楽チャートで実に11週連続で一位を記録。世界ツアーも盛況で、2ndはプラチナム、3rdはゴールド認定、4thはついにグラミー賞にもノミネートされ、もはや「日本発」という色物的な受け取られ方さえ過去のものとしてしまった。
その音楽性はまさに王道!オールド・スクール・サルサのド真ん中とも言うべき、明るく詩情あふれるメロディのみならず、ノリノリで正確な演奏技術も相当なもの。
NYでのライブではティト・プエンテやオスカル・デ・レオンなどのサルサ界の巨匠がゲスト出演し、もはやその影響力は完全なる世界レベル。
ATTACK-Revitalize-Death Rider ★★★ (2013-04-14 04:43:33)
いやー、まさに「曲は書ける」というAttackの特色を全力で現したような曲ですね。じっくり盛り上がる構成もいいし、全面的に哀愁を巡らせた旋律も完璧、さらに正統派に必要な攻撃性も適度に盛られていて、サビもまた非常に覚えやすく、かっこいいです!
Heavens Gate同様、曲は書けるけどそれ以外はヘタレってイメージありますが、この曲だけ聴いたら、結構凄いバンドだと思う人も多いのでは?
渡辺香津美 ★★★ (2013-04-13 04:51:36)
YMOの最初の世界ツアーのサポートギタリストとしても、鬼のようなギターテクニックを披露していましたね。テクノバンドとしてのYMOが認知されていなかった当時のアメリカでは、田舎の方の会場では渡辺のギターソロが一番盛り上がったなんて会場もあったようです。初期YMOのフュージョン的な音作りにはピッタリでしょう。
ただし同ツアーを収録したライブアルバム「公的抑圧」では、音楽会社の大人の事情で渡辺のギターチャンネルは全部カットされています。
後に発売された「フェイカーホリック」というライブ盤には、収録されているのでそちらを聴きましょう。
山下達郎 ★★★ (2013-04-13 04:46:42)
バブル的なJ-POPの作者と認知されていますが、実際のところ「レコーディングの魔術師」という呼称が似合いそうな感じ。
ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンからの絶対的な影響の下に、現代的に作りこまれた箱庭的な音世界を構築しています。
特徴的過ぎる声質から好き嫌いは分かれると思いますが、大人の都会派音楽マニアのみなさんは、意外と聴いてみるといいかも。
ストレイテナー ★★ (2013-04-13 04:41:43)
洋楽対応の楽曲を作るグループだと思います。一方でJ-POP的な頑固なメロディ志向も持ち合わせているので非常に評価が混乱するところですが、90年代のブリティッシュ・ロックが好きな人なら、一定の評価を与えることができるでしょう。
ただし、洋楽聴きなれた耳からすると個性は無いです。
平沢進-Sim City-環太平洋擬装網 ★★★ (2013-04-12 04:02:51)
うつくしいけど、ちょっとこわいめいきょく
平沢進-Sim City-Kingdom ★★★ (2013-04-12 03:59:45)
Switched On Lotusのバージョンの方が好きな感じもするが、いずれにしても名曲。初期Pに通じるような独特のリズムのメロからは想像もつかないような、圧巻のサビへ突如として展開する名曲。
ライブではいきなりサビから歌うのでびっくりする。
平沢進-ビストロン-二重展望3 ★★★ (2013-04-12 03:55:22)
ほぼインストの導入曲だが、一瞬にして平沢の世界に引き込まれる凄まじいトラック。
平沢進-ビストロン-巡航プシクラオン ★★★ (2013-04-12 03:54:23)
平沢ソロのイメージも強い名曲。イントロから炸裂する東洋音階のリフが耳に残って離れない。
平沢進-ビストロン-暗黒πドゥアイ ★★★ (2013-04-12 03:53:32)
Bメロの開放感が圧倒的な作品。サビの偽装ソプラノの強烈な印象も忘れがたい。
平沢進-ビストロン-Big Brother ★★★ (2013-04-12 03:52:28)
凄まじい音数で圧倒する、情報量過多な異形の音塊。
どこか平沢自身の佇まいにも通じる独裁者の姿が幻視できる。
平沢進-ビストロン ★★★ (2013-04-12 03:50:48)
平沢に一人でPやらせた結果がこれだよ!という圧巻のテンションで暴走する超絶作。
90年代のPモデルの文脈に沿った作風で貫かれているが、アレンジはハイテンションの極限に到達し、メロディはPモデルよりずっと豊かだと思う。
小西の楽曲に垣間見えるような「正常さ」が皆無で、徹頭徹尾、平沢の危険な世界観が貫かれている。
ソロアルバムの大人しさに慣れている人にこそ聞いてもらいたい、名作中の名作だと思う。
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