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netalさんの発言一覧(評価・コメント) 301-350
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Focus-Veil of Maya
GAMMA RAY-Land of the Free
GORGUTS
GORGUTS
GORGUTS
GORGUTS-Obscura
GORGUTS-Obscura-Clouded
GRAVEWORM-As the Angels Reach the Beauty
GRAVEWORM-As the Angels Reach the Beauty-A Dreaming Beauty
GREY HEAVEN FALL-Black Wisdom
GRIM FUNERAL-Abdication Under Funeral Dirge
Heartwork
Hvis lyset tar oss
Hvis lyset tar oss-Det som en gang var
Hvis lyset tar oss-Hvis lyset tar oss
Hvis lyset tar oss-Inn i slottet fra drømmen
Hvis lyset tar oss-Tomhet
Hymn to the Immortal Wind
Hymn to the Immortal Wind
IMMORTAL-At the Heart of Winter
IMMORTAL-At the Heart of Winter-Withstand the Fall of Time
IMMORTAL-Pure Holocaust
IMMORTAL-Sons of Northern Darkness
IN FLAMES-The Jester Race
IN FLAMES-The Jester Race-December Flower
IN FLAMES-The Jester Race-Moonshield
IN FLAMES-Whoracle
IN FLAMES-Whoracle-The Hive
INSOMNIUM-Above the Weeping World
IRON MAIDEN-The Number of the Beast
ISIS-Panopticon
ISIS-Panopticon-Grinning Mouths
ISIS-Panopticon-So Did We
Iii
Images and Words
Images and Words-Metropolis, Part I: The Miracle and the Sleeper
In Their Darkened Shrines
In the Court of the Crimson King
In the Court of the Crimson King-21st Century Schizoid Man (including Mirrors)
In the Court of the Crimson King-Epitaph (including March for No Reason and Tomorrow and Tomorrow)
In the Court of the Crimson King-I Talk to the Wind
In the Court of the Crimson King-Moonchild (including The Dream and The Illusion)
In the Court of the Crimson King-The Court of the Crimson King (including The Return of the Fire Witch and The Dance of the Puppets)
JAKOB-Solace
JUDAS PRIEST-Painkiller
JUDAS PRIEST-Screaming for Vengeance-Electric Eye
Jesus Saves
Jumalten aika
KATHARSIS-VVorldVVithoutEnd
KEEP OF KALESSIN-Armada

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Focus-Veil of Maya ★★★ (2013-05-29 20:44:09)

唯一無二の神秘性と浮遊感が何とも形容し難い雰囲気を醸し出していて素晴らしい。
アルバムのしょっぱなから彼ら特有の世界に存分に浸れる。

GAMMA RAY-Land of the Free ★★ (2016-05-04 22:25:15)

自分をパワーメタルに導いた作品。
ヴォーカルの上手さはHelloween等、ど定番すら数曲試聴した程度の身にはよく分からないが、
キャッチーで良いリフやメロディが満載の優れたアルバムである事だけは疑い様が無いと思う。
賛否あるヴォーカルも、個人的には、曲にマッチしているため、何の違和感も無かった。

気に入り度…89/100

おすすめ…Rebellion In Dreamland

GORGUTS ★★ (2015-04-03 20:05:57)

間も無く変態テクデスの金字塔たる3rd『Obscura』が再発ですね!
以前は廃盤だったわけですが、予約した奴が届くのが楽しみです。

GORGUTS ★★ (2015-04-08 19:43:49)

>>GODさん
早速のレヴューお疲れ様です。
自分はマーケットプレイスの一番安い所(海外)で買ったので、届くのはまだ先になりそう…

GORGUTS ★★ (2015-04-11 12:29:47)

>>4
いつ届くか分からないのは確かですね~
まあ、別に急ぎで手に入れなければならんものでもないですし、多少は割り切って気長に待ちます。

GORGUTS-Obscura ★★ (2015-06-01 19:38:11)

スピードや手数ではCryptopsy等のバカテク勢に及ばぬものの、理解不能な展開やタイミングで繰り出される病的にうねり乱高下するリフや退廃的なメロディが実に気持ち悪い。
間違った方法で悟りを開いてみようとしたら精神が半壊してしまったかのようなサウンドで、
Meshuggahが精密過ぎるオーバーテクノロジーな機械の如き変態さだとすれば、こちらはより生々しい有機的な気持ち悪さである。
そんな音を60分以上聴かされるものだから、こっちの脳までおかしくなりそうであり、多分理性で全容を把握しようとするのは不可能であろう。
また、アヴァンギャルド/テクニカルデスというと、安易でありきたりなシンセやネオクラギターに頼るバンドも少なくない中、
殆どリフとリズムワーク、不気味なリードだけでテクニカルさに留まらない変態性やグロテスクさを創出している点も個人的に気に入った点である
…続き

GORGUTS-Obscura-Clouded ★★ (2015-10-07 19:45:20)

ダウナーな雰囲気が9分半も続く、アルバム中最も精神に来る曲。
寝不足状態で聴くと、余りのドロドロ感を頭が拒絶し、寝る事確実である(実体験)。

GRAVEWORM-As the Angels Reach the Beauty (2012-06-08 15:32:46)

イタリアのシンフォニックブラック/ゴシックメタルバンドの2nd。1999年。

シンセ及びストリングスのメロディが泣きまくっており、アルバム全体を通し、濃密で耽美な雰囲気を味わえる。ヴォーカルの悲痛感溢れる叫びも聴きどころ。
ただ時々メロディがキャッチーになってしまい、耽美性を少し減じてしまっているのは個人的にマイナスポイント。
その部分もより耽美的であればなお良かったとは思うが、全体としてみれば良い作品であることに変わりはない。

おすすめ…A Dreaming Beauty

GRAVEWORM-As the Angels Reach the Beauty-A Dreaming Beauty ★★ (2012-11-15 18:33:43)

メロディの泣きっぷりが凄い……
エンディングの金切り声と泣きメロを聴く度にぞくぞくさせられる。

GREY HEAVEN FALL-Black Wisdom ★★★ (2016-05-06 23:29:18)

不協和音を用いた、カオティックかつ知的な雰囲気漂うブラック…と、DSOのフォロワー的な部分を持つアルバムだが、宗教臭さは殆どない。
代わりに、ドスの効いた咆哮ヴォーカルや不気味に蠢くマッシヴなリフを用いるなど、有機的かつ頽廃的な雰囲気をも醸し出しており、
個人的にはこの手のブラックの中で特に圧倒された作品である。

また、曲のドラマティックさも素晴らしい。
4曲が9分弱~12分弱と長めだが、前述の要素のみならず、
②におけるドゥーミーなパートから泣きのギターソロに移行する所等、適宜アクセントを付けつつ展開してくれるので、だれる所が殆ど無い。
DSOの発展系ブラックの中でもトップクラスのアルバムではないだろうか。

気に入り度…95/100

おすすめ…Spirit Of Opression

GRIM FUNERAL-Abdication Under Funeral Dirge ★★★ (2015-01-03 23:26:38)

スペインはバルセロナの独りブラック。2013年の2nd。

5曲中4曲が15分以上、葬式ブラック等々の触込みから、聴く前はNorttみたいなのを想像していたが、以外にも比較的「まとも」で高品質なデプレブラックである。
単調かつ執拗なリフによる時間感覚を失わせるようなトリップ感と、
慣れない人には苦痛極まりない長尺具合(①20分②16分③25分④15分)によりリスナーの精神と希望を削りにかかる。
出口無き洞窟を独り彷徨う様な、心身共に救いのない世界にいるというよりは、身体は健在なのに精神が明らかにあるべき状態でない様な感じだろうか。

長尺による催眠じみた感じも良いが、何より素晴らしいのが、儚く、しかし存分にメランコリックなギターである。
特に、所々に入る全てを死に向かわす様な、エコーのかかったような美しさと憂鬱さ極まるギターメロが堪らない。
…続き

Heartwork ★★★ (2012-10-29 19:04:53)

リフがアルバムの中でも抜群にかっこいい。
が、それ以上に最後のサビのところの泣きのリードギターが最高だ。
いつ聴いても鳥肌が立ってしまう。

Hvis lyset tar oss ★★★ (2013-05-27 14:11:02)

邪悪であるとか寒々しいとか、ブラックの負の側面を表す言葉はいくつもある。
だがこのアルバムは、ポジティヴだとかネガティヴだとかそういう次元を超え、希望や喜びが概念ごと消え失せた世界、光無き闇、虚無感といったものしか感じない。
いくつかのフレーズを繰り返すだけという単調極まりない内容だが、
ミニマルでありながら恐ろしいほどに幻想的な闇に包まれたギターリフとシンセのフレーズ、そしてCountの泣き叫びが、闇と無のみが存在するある種美しい世界を作り上げている。
あまりの虚無感に、聴いていて精神を内側からえぐられる感触さえ覚えた。

②や③はWeakling辺りに通ずる要素を感じるが、その手のブラックに強い影響を与えた事を思わせる。
…この作品を作った時Countの精神状態は極限までイっちゃってたのかもしれないなぁ、などと思ってしまう、そんな作品である
…続き

Hvis lyset tar oss-Det som en gang var ★★★ (2013-07-13 23:54:10)

「What Once Was」
チープな音質、ギターノイズ、抑揚無きリズム、そして何よりエグ過ぎるシンセの音色が生気を根こそぎ奪う名曲。
一線を超え切った、完全なる無の境地を見た気がする…

Hvis lyset tar oss-Hvis lyset tar oss ★★ (2014-10-29 01:20:21)

「If The Light Takes Us」
怨念を彷彿とさせる陰湿かつ執拗なギターが聴いていて(良い意味で)嫌になる。
一番「まともな」ブラックらしい曲。

Hvis lyset tar oss-Inn i slottet fra drømmen ★★ (2014-10-29 01:20:59)

「In The Castle Of The Dream」
②に続く陰湿で「まともな」ブラック。
後半の物哀しい旋律が何とも美しい。

Hvis lyset tar oss-Tomhet ★★★ (2014-02-17 23:25:18)

「Emptiness」
生命はおろか、物質的存在が全て消え失せ霊魂のみが残る世界…
言葉や存在を超越した世界を感じる名アンビエントである。

Hymn to the Immortal Wind ★★★ (2015-06-29 19:08:23)

日本のポストロックの5th。
前作の名曲『Moonlight』等でも披露された、ポストロックとオーケストラの融合という方法論を更に推し進めた作品。
最早曲によってはオーケストラの一部としてポストロックのツールが使われているといってもよいのだが、単独のフレーズは勿論、その相乗効果までも実に素晴らしい。
硬めながらも残響によって儚く美麗なギターによる、静寂の中絶妙な繊細さを醸すトレモロやアルペジオ等の響き、そして感情を昂揚に掻立てる轟音リフと、
ここだけでも既に前作に勝るとも劣らぬというのに、
正規メンバー含めて総勢32名のオーケストラによる壮大なメロディがそれに加わり、ロック史上でも最高レヴェルの壮大さではないかとも思える。
それらが紡ぐ、「魂とそこに刻まれた記憶や願いの永遠性」の物語には久しぶりに鳥肌が立つ程の感動を覚えてしまった位。


…続き

Hymn to the Immortal Wind ★★★ (2015-08-02 00:13:06)

なお、コンセプトは次の通りだと思われる。
 「とある少年と少女は、戦争によって厳しく荒廃した冬を生きる事を余儀なくされていた。しかし、他者に痛めつけられながらも、ある小さなしかし強く生きる木を見て、永く変わらぬものの存在を確信する。二人はその木の周りに小石で目印を付けて自分たちの思い出を託し、再会を願いながら、海へと身を投げた。(2.、3.)
 輪廻転生を経て、二人は新たなる生を受けた。勿論二人に明確な面識はないが、魂の奥底に刻まれた記憶が互いを全くの他人と感じさせず、ある日一瞬だけ視線を交わした時、喜びを感じずにはいられなかった。(4.)
 男は、何度も夢を見る中で、少年と少女が海底で横たわる姿を見る。そこで男は、嘗て少年と少女が再開を誓った地に立つ木の絵を見る。すると男はそこに何かを感じ、彼女との再会を願い、長い旅を決心する。(5.)
  木の夢を見た暫く後、
…続き

IMMORTAL-At the Heart of Winter (2012-12-21 22:45:11)

ベースはブラックだが、メロデス、スラッシュ、正統派メタル然としたリフを積極的に取り入れた作風となっている。
そのおかげでメロディックで展開にも富んでおり、ブラックにしてはかなり聴きやすく、音質も悪くない。
ブラックらしい、邪悪さを伴うような寒々しさや荘厳さといった要素は少ないが、普通のメタルとして聴けば中々高品質である。
真性ブラックが苦手な人でもメロデスが聴けるのであれば大丈夫だと思う。

おすすめ…Withstand The Fall Of Time

IMMORTAL-At the Heart of Winter-Withstand the Fall of Time ★★ (2013-07-05 14:10:09)

ブラストに載せた寒々しいトレモロリフ、正統派/スラッシュ的なかっこいいリフを上手くマッチさせた良曲。

IMMORTAL-Pure Holocaust ★★★ (2015-07-22 19:55:42)

これを聴く以前、自分は5th『At The Heart Of Winter』しか聴いておらず、
ブラックとメロデスに近い要素を取り入れたリフの質は高いものの、冗長な部分が多い印象を持っていた。
一方で、こちらは1曲最長5分半とコンパクトであり、かつ迸る寒気はその比で無い純然たるブリザードブラックであった。
DissectionやThe Legion等に比べるとストレートな寒さは劣るが、
このアルバムの場合は、恐怖により精神全体を暗黒に叩き音とすような邪悪さを加味しており、全体的な精神の侵食度は何ら遜色は無い。

リフが全体的に素晴らしいのは言うまでも無く、
真性ブラックにマッチした雪崩込む様なドラム、邪悪なメロディとの相乗効果により恐怖を煽る粘度の高いAbbathのヴォーカル等、他の要素も良い。
取分け素晴らしいのが、①等に現れる、リフ以上
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IMMORTAL-Sons of Northern Darkness ★★ (2015-07-24 22:18:29)

2ndで見せたようなブラックらしい寒々しさは大分消え、
代わりにデス的なうねりやスラッシーで猛烈、シャープな刻み、そして硬質なドラムで全てを薙ぎ倒すアグレッションと爽快感を味わえる作風となり、
デス成分強めのメロデスと言ってよいパートも少なくない。
ブラック要素としてトレモロが多少残ってはいるが、刻みリフと結合させたような使い方をしていて、適度な禍々しさを放ちつつも爽快感を全く損ねていない。
また、5thに比べれば曲の長さが多少短くなり、リフのシャープネスを洗練させた事もあり、冗長さが減っているのも好印象。

Keep Of Kalessin等とは違う作風でシャープさを大胆に取り入れた良質なブラック。
メジャーなメタルに接近した後期Immortalの完成形と言っても良いのでは。

気に入り度…90/100

おすすめ…On
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IN FLAMES-The Jester Race ★★★ (2012-12-22 13:37:12)

イエテボリスタイルのメロデスを築き上げた作品の中でも、
正統派メタル的な勇壮或いは流麗なメロディを大胆に取り入れるという、今では当たり前となったスタイルを完成させたという意味で最も王道であり、
メロデスのあるべき姿の一つと言えるアルバムではないかと思う。
リフとツインリードに込められた慟哭の旋律の数々、そして必殺の流麗でドラマティックなギターソロは何時聴いても悶絶もの。
特に6.の1:26~2:09に亘る神がかったギターソロはメタル史上屈指の名演である。

ちなみに、自分が持っている旧国内盤のオリジナルは原盤と曲順が違う。
本当はあってはならない事だが、このアルバムは例外で、旧国内盤の方が良いと思う。
Dead Eternityの疾走イントロの衝撃や、美しいワルツMoonshield、The Jester's Danceからの強烈なDece
…続き

IN FLAMES-The Jester Race-December Flower ★★★ (2013-03-19 23:13:37)

1:26からのギターソロ、これに尽きる。
師走の花(雪の詩的表現か?)の如く、実に華麗で美しく、ドラマティック。
勿論慟哭リフもたまらない。

IN FLAMES-The Jester Race-Moonshield ★★ (2012-12-18 01:40:49)

ワルツのリズムによって際立っている慟哭のメロディが美しい。
もっとポイントが多くてもいいはず。

IN FLAMES-Whoracle (2013-03-21 19:53:43)

基本的にはメロデスを代表する名盤の前作と同路線で、正統派メタル的なアプローチで哀愁メロを惜しげもなく放ってくる。
しいて前作との違いを上げるとすれば、正統派要素がやや強くなったことだろうか。
いずれにせよ2ndが好きな人にとってはクルものがあるだろう。

おすすめ…The Hive

IN FLAMES-Whoracle-The Hive ★★ (2013-04-28 17:57:18)

Jesperお得意のドラマティックな泣きのギターソロが素晴らしい。
そのギターソロに至るまでも、疾走する叙情リフからサビで落としてから突入するニクい展開。

INSOMNIUM-Above the Weeping World (2013-06-08 21:06:39)

フィンランドのメロデスの3rd。2006年。

初期In Flamesらの築いた正統派メロデスを忠実にやっており、それに土着的な雰囲気を仄かに醸し出すメロディを取り入れたスタイル。
曲展開の荒さ等気になるところはいくつかあるが、全体としては中々良質なメロデスであり、メロデスファンは聴いて損はないかと思う。

おすすめ…Mortal Share

IRON MAIDEN-The Number of the Beast ★★★ (2013-03-22 23:20:05)

Clive Burrへの追悼を込めて…

つんのめりそうな疾走感満点のリズム隊に、ノリが良く時に勇壮な時に叙情的なリフとメロディ、そしてBruceのパワフルなヴォーカル。いずれも高品質である。
確今の基準からすればやってること自体は真新しいものでもなく、個人的にダレるところもある。
が、正統派メタルの最高峰とされる作品を、30年以上前既に完成させていたのは凄いと言わざるをえない。

気に入り度…91点

おすすめ…Hallowed Be Thy Name

ISIS-Panopticon ★★ (2013-03-23 17:57:28)

轟音リフとクリーンギターの浮遊感あるメロディによる、独特で抽象的な世界観が印象的である。
クリーンパートでは、 清浄だが儚く捉え所のないサウンドが中心となっていて、精神を支配されて感情が抜け落ちたかの様な人間の空虚を象徴している。
一方で轟音が社会の見えざる闇みたいなものを想起させ、アルバム全体が空虚と化した人の精神や社会を表現している様に思われる。

曲展開の方は、淡々としたスロー~ミドルのインスト中心で、同じフレーズの反復又は僅かにフレーズが変化していくパートが殆どである。
その為か、私の場合睡眠不足で聴いていると確実に催眠効果をもたらしてしまうのだが、世界観がよく作り込まれており、問題無し。
むしろもっと浸っていたい陶酔感を感じさせるという点では、ミニマルなフレーズを繰り返すのがプラスになっていると思う。
手数は少ないが溜めの効いたドラム(
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ISIS-Panopticon-Grinning Mouths ★★ (2013-06-09 20:15:19)

随所で鳴り響くメロディックなベースが印象的。

ISIS-Panopticon-So Did We ★★ (2013-04-30 18:42:16)

ヘヴィな轟音リフとクリーンなギターメロディを巧みに使い分けた独自の世界観が映える曲。
曲名と共に抽象的だが美しい雰囲気を味わえる。

Iii ★★★ (2015-12-07 20:06:09)

禍々しさ極まるリフと呪詛染みたがなりを放ち続けるMkMのヴォーカルを主体とするフレンチブラック。
DSOの3rdのような厚みがありドスの効いた音質であるが、あちらの様に宗教的で冷涼な雰囲気というよりかは蠢く毒沼の様な生々しい邪悪さを演出している印象。

それとの対照をなすカルティックなスロー・ミドルのウェイトも高いが、
そこでも邪悪さの余韻を残しつつ、次なる悪の到来への準備と言わんばかりの陰鬱さを演出しており、邪悪さを減じる事は無い。
加えて、音響までもが更なる恐怖を予感させるように巧みに用いられ、全てがフレンチブラック好きならまず納得できるクオリティと邪悪さを演出している。
激烈なリフ捌きによるストレートな邪悪さだけでなく、連鎖的にやってくる陰鬱さをも味わえる優れたフレンチブラックである。

気に入り度…93/100

おすす
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Images and Words ★★ (2012-12-15 13:47:23)

重厚なメタルサウンドとプログレッシヴさ、メロディいずれも高品質である。
流石にだれるところが無いとまでは言わないが、複雑な曲展開や変拍子、超絶技巧に関して過不足無く仕上げている点も良い。
これらのバランスが優れているおかげで、過度な難解さを感じさせることなく楽曲を聴かせている。
プログレメタル基本の1枚として十分なクオリティがあると思う。

気に入り度…82/100

おすすめ…Metropolis, Pt. 1: The Miracle And The Sleeper

Images and Words-Metropolis, Part I: The Miracle and the Sleeper ★★★ (2013-03-03 02:15:02)

中盤のカオティックパートや曲展開の必要性・必然性はあまりないかなとは思うが、メロディ、リフ共に良い。
ただ、変拍子使いまくりの曲を難なく演奏しきるテクニックは流石。8分の12だの8分の9だの本当に目まぐるしい…
(追記)久しぶりに聴いたら、中盤のカオティックパートに改めて圧倒された。あるべきパートですわ…

In Their Darkened Shrines ★★★ (2015-08-08 19:23:57)

淀みの無い豪速ブラスト、ロール&ツーバスが凄まじく、先ず耳を惹くところである。
驚異の手数を誇るタムロール等、個人的にはデスメタルの理想のドラミングの一つだと思う。
一方で、アラビックメロディの組み込まれたテクニカルなリフやギターソロ、11分以上ある⑤等で聴ける引き摺る様な禍々しいリフ、
呪詛的なヴォーカル、果ては神秘的なシンセまで、ブルータルな中にも適度な聴かせ所もある。
終始驚異のアンサンブルを味わえる爆走曲①②⑥から中近東の妖しさたっぷりな③⑤⑦まで、曲のアイディアも豊富。

敢えて一言あるとすれば、⑨~⑫に組曲としての纏まりを感じない事位で、他は紛れも無くエスニックなエクストリームメタルの代表的作品と言えるアルバムである。

気に入り度…91/100

おすすめ…The Bressed Dead

In the Court of the Crimson King ★★★ (2013-12-19 22:03:34)

変顔ジャケットのせいで、最初は変態的な音楽だと予想してしまいそうになるが、①以外はそんな事はなく、むしろメロディやムードに重点を置いている。
当時リアルタイムで聴いたならともかく、40年以上経った今では先鋭的な所はない。
しかし、完全な後追いの自分にとっては、(当時としては)先鋭的な音楽性はもとより、メロディやムードの素晴らしさ故にプログレの金字塔として聳え続けているのだと思う。

自分が生まれる20年以上も前の作品、しかも1stとは思えない程洗練されていて良い意味で古さを感じない。
収録曲はたった5曲、だが5曲全てが強烈な個性を持っており、それでいて曲単位で見てもアルバム全体を通して見ても無駄が殆どない。

気に入り度…92/100

おすすめ…Epitaph

In the Court of the Crimson King-21st Century Schizoid Man (including Mirrors) ★★ (2014-05-30 17:13:10)

ジャジーで脱力感も漂う変態曲。
中盤の楽器陣のユニゾンが圧巻。

In the Court of the Crimson King-Epitaph (including March for No Reason and Tomorrow and Tomorrow) ★★★ (2014-03-13 22:42:54)

恐ろしいほどに渋く物悲しいメロトロンとアコギが感動的な神曲。
特に、ヴォリュームが上がりながら迫るメロトロン、それが砕け静寂の中アコギが響くという3:50からの展開はあらゆる音楽の中でも最高の瞬間だと思う。

In the Court of the Crimson King-I Talk to the Wind ★★ (2014-05-30 17:16:37)

フォーキッシュなメロディが心地良い。
特にフルートの優しげな音色に癒される。

In the Court of the Crimson King-Moonchild (including The Dream and The Illusion) ★★ (2014-05-30 17:28:03)

長いインプロヴィゼーションが印象的な曲。
2:20辺りまでの叙情的な歌で魅せ、以降約10分に亘る幻想的なインプロが楽しめる。

In the Court of the Crimson King-The Court of the Crimson King (including The Return of the Fire Witch and The Dance of the Puppets) ★★ (2014-05-30 17:28:37)

叙情的なアコギとメロトロンで魅せる曲。
荘厳でシアトリカルな雰囲気が強いように思う。

JAKOB-Solace ★★ (2015-03-12 16:58:02)

ニュージーランドのポストロックの3rd。

一言で言えば、王道だがハイレヴェルなインスト・ポストロック。
シンセにも似た音色のギターによる揺蕩うような心地良い単音メロディが素晴らしく、催眠効果のある幻想世界を作り出している。
また、一聴幻想を壊しかねない焦燥感や躍動感を煽りながらも、逆にそれが聴き手の幻想に新たな光と彩りをもたらすリズムワークが絡むのも印象的。
弾ませ過ぎな所も一部あるが、別世界への切望に駆られ、暗闇の中の微かな光の方へと走っていくようであり、全体的にはそこが更なる強みとなっているように思う。
IsisやToolがポストロック化した感じでもある。
割と王道的でオリジナリティはあまりないかもしれないが、ポストロック或いは周辺ジャンルが好きな人の多くに受け入れられるであろう良盤である。

気に入り度…84/100

…続き

JUDAS PRIEST-Painkiller (2013-03-23 21:45:47)

硬質で攻撃的なリフで疾走するというヘヴィメタルの基本を最も体現したアルバムの一つである(当時隆盛を誇ったスラッシュのような刻みリフも多少あるが。)
最早自分がこれ以上語るまでもない、メタルゴッドの最高傑作。

おすすめ…Painkiller

JUDAS PRIEST-Screaming for Vengeance-Electric Eye ★★ (2012-02-11 15:36:12)

ヘヴィメタル史上最高のオープニングの一つ!

Jesus Saves ★★★ (2012-05-12 14:19:23)

何よりヴォーカルが滅茶苦茶速い。機関銃ヴォーカルとでも言うべきか。
この曲のテンションと早口はなかなか真似できないだろう。
徐々に疾走感を増していく展開も冴えている。

Jumalten aika ★★★ (2016-05-21 18:04:28)

勇壮な、或いは哀愁漂うリフの反復を主体とし、そこに華麗なシンセが乗ったり、壮大なクワイアを乗せたりなど、
5曲で約67分という長さを気にさせないドラマティックなヴァイキングメタル。
聴き通すのはある程度大変だが、聴けばそこは正に神話の世界である。

また、ペイガンブラック色が強まった印象を強く受け、Satyriconの2ndを若干想起させるところも。
Moonsorrowのアルバムを聴いたのは、勇壮さを前面に押し出した『Kivenkantaja』以来だが、それとはまた違った世界を見せてくれる。

気に入り度…93/100

おすすめ…Ihmisen Aika (Kumarrus Pimeyteen)

KATHARSIS-VVorldVVithoutEnd ★★ (2014-11-16 20:56:08)

全てを地獄の業火に飲み込み、至る所荒廃のみが残る世界に変えてしまうような破滅的なリフ&旋律の嵐が凄まじく、
混沌或いは邪悪といった様相が音のあらゆる所から迫ってくる真性ブラック。
「まともに」リフを展開していったり、印象的なフレーズを聴かたりといった要素のあまり無い、
瓦解寸前といっても過言ではない曲展開に関しては少々聴き疲れを感じる所もあるが、
破滅的雰囲気を更に引き立たせてもいて十分許容範囲である。
加えてエフェクトの強くかかった狂気のヴォーカルやブラックにしてはある方の十分な音圧もやはり破滅的な雰囲気を高めていてグッド。
また、⑥の悪魔の軍勢の行進曲の如き荘厳さ邪悪さを高めていくパート等、印象的なフレーズを聴かせたりまともな曲展開で進行したりするパートもハイレヴェルである。

破滅とかそんなワードを何度も言ってしまったが、そう言いたく
…続き

KEEP OF KALESSIN-Armada ★★★ (2013-03-25 01:07:44)

リフがあまりにも素晴らしい…
ブラックらしい荘厳でメロディックなトレモロリフに加え、スラッシュ・デス的な高速刻みリフも多用されており、いずれも超高品質。
他のブラックとは一線を画す緻密で猛烈なリフ捌きが実に心地良く、リフの良さに関して、今まで聴いてきたメタルの中でも最高クラスである。
あまりのリフの素晴らしさに、初めて聴いた際、最終曲Armadaを聴き終えた時に涙腺が緩んでいるのを感じてしまった。
リフのシャープさを引き立たせるドラムも凄腕で、ブラストもバスドラ連打も非常に速く、かつ音の粒が揃っており、これまた素晴らしい。
音質も良い意味でブラックらしからぬクリアさで、ギターリフを引き立たせる理想の音質である。

確かに真正ブラックではない。が、この作品を聴けばそんなことはどうでもいいことだと感じるはず。
ブラックメタラーだけでなく、(ほと
…続き


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